JP5341880B2 - 受信機の送信ダイバーシティのためのパラメトリック共分散評価 - Google Patents

受信機の送信ダイバーシティのためのパラメトリック共分散評価 Download PDF

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Description

本発明は、一般的に無線通信システムに関し、特に送信ダイバーシティを用いる無線通信システムにおける共分散評価のためのパラメトリックシステム及び方法に関する。
スペクトラム拡散通信システムは技術的によく知られ、広く活用されている。スペクトラム拡散システム―例えばIS−95、IS−2000(cdma2000)、及びWCDMA―に適切な受信機のクラスは、リニアインターフェイスホワイトニング(LIW)受信機である。LIW受信機は、信号エネルギーを集めることに加え、干渉を抑制する。LIW受信機の1つの形は、トランスバーサルチップ等化器であり;もう1つの形は、G−Rake受信機である。Rake受信機は、その熊手のような外見がその名の由来であり、複数の並列の受信機のフィンガが、受信マルチパス信号における複数の信号イメージを受信するために使用される。重み付けされたRake合成器においてそのフィンガの出力をコヒーレントに合成することにより、従来のRake受信機はマルチパス受信を使用して受信信号の信号対干渉及び雑音比(SINR)を改善することが可能である。
一般化Rake(G−Rake)受信機は、合成重み(combining weight)の生成をさらに高度にすることにより、従来のRake受信機以上に干渉抑制性能を改善する。
LIW受信機は、3GPPのRAN4において規定されるように、WCDMAのダウンリンクのためのタイプII受信機についての要件を満たす。これら要件は、基地局における単一の送信アンテナを前提として策定された。一方、WCDMAは2つの送信ダイバーシティモードを定義している。
2004年3月12日に出願され、本出願の譲受人に譲渡された米国特許出願第2005/0201447号公報、METHOD AND APPARATUS FOR PARAMETER ESTIMATION IN A GENERALIZED RAKE RECEIVERは、参照によりその内容がここに取り入れられるものであり、送信ダイバーシティシステムにおけるG−Rake受信機についてのソリューションを開示する。ソリューションは、G−Rakeの合成重みを形成するために使用される障害共分散行列の評価へのパラメトリックなアプローチを記述する。パラメトリックなアプローチは、各送信アンテナについての別々の項を含む項の合計として障害共分散を評価する。
このソリューションは、開ループの送信ダイバーシティモードについてよく動作する。開ループモードにおいては、異なるシンボルは異なるアンテナから送信されるため、特定のシンボル期間における各送信アンテナに起因する障害には相関がない。一方、閉ループモードにおいては、移動端末が位相オフセットを特定し、特定の位相オフセットと共に同じシンボルが一次アンテナ及び同時に二次アンテナにより送信される。この場合、各送信アンテナに起因する障害は非常に相関がある。この相関は、干渉抑制、従って受信機の性能を改善するために利用され得る。
ここで説明され請求される1つ以上の実施形態によれば、Rakeのフィンガ間又は等化器のタップ間の障害の相関が主要な要素となる、閉ループ送信ダイバーシティについてのG−Rake及びチップ等化のパラメトリックな形式が提供される。閉ループ送信ダイバーシティシステムにおいて、基地局は、2つ以上のアンテナから、それらアンテナのうちの1つにおける予決定された組の相対位相オフセットの1つを使用して、信号を送信する。障害又はデータ共分散のパラメトリック評価は、可能性のある各位相オフセットについての項を含む項を合計することにより実行される。その項は、フィッティングパラメータにより重み付けされる。フィッティングパラメータは、測定された障害又はデータ共分散に障害又はデータ共分散評価をフィッティングすることにより一体的に求められる。別の観点において、異なる送信アンテナのパイロットチャネル間における特別な関係を利用することにより測定された障害共分散は形成される。
1つの実施形態は、少なくとも一次及び二次送信アンテナから送信され受信された情報信号を処理する方法に関する。少なくとも一次及び二次送信アンテナから送信されたスペクトラム拡散情報信号は受信され、上記第2のアンテナは、上記一次アンテナに対する既知の複数の位相オフセットのうちの1つにおいて上記信号を送信する。障害又はデータ共分散は、上記二次アンテナの複数の相対送信位相に対応する項の和として評価され、各共分散項は、対応するフィッティングパラメータによりスケーリングされる。受信された上記情報信号と関連付けられる障害又はデータ共分散が測定される。測定された上記障害共分散に応じて、上記フィッティングパラメータの値が一体的に評価される。受信された上記情報信号についての受信信号障害共分散は、上記フィッティングパラメータの上記評価された値を上記障害共分散項へ適用することにより評価される。
別の実施形態は、送信ダイバーシティ無線通信システムにおける移動端末における使用のための無線通信受信機に関する。上記受信機は、複数の相対位相オフセットのうちの1つを伴って一次アンテナ及び二次アンテナから同時に送信され受信された対象信号を提供するように構成される無線フロントエンド回路を含む。上記受信機は、1つ以上の合成された信号を受信された上記対象信号の逆拡散から生成するように構成される受信機回路をさらに含む。上記受信機回路は、上記二次アンテナにおいて可能性のある各位相オフセットに関連付けられる共分散を計算すること;上記受信信号から共分散を測定すること、計算された上記共分散項及び測定された共分散に応じて、フィッティングパラメータの値を一体的に評価すること;並びに上記対象信号についての受信信号共分散を、上記フィッティングパラメータの上記評価された値をパラメトリック共分散モデル項へ適用することにより評価すること;により合成重みを計算するように構成される。
送信ダイバーシティを用いる無線通信システムの機能ブロック図である。 送信ダイバーシティにおけるシンボルレベルのLIW受信機の機能ブロック図である。 送信ダイバーシティにおけるチップレベルのLIW受信機の機能ブロック図である。 送信ダイバーシティシステムにおける対象の受信信号のデータ又は干渉共分散を評価するパラメトリックな方法のフロー図である。
図1は、送信ダイバーシティを用いる無線通信システム100を示している。無線アクセスネットワーク(RAN)102内において、基地局コントローラ(BSC)104は、BTS(Base Transceiver Stations)としても技術的に知られる複数の無線基地局(RBS)106を制御する。BSC104及びRBS106は共に“基地局”を含む。図1に示されているように、セクタに分割され得るセルと呼ばれる地理的エリア内における加入者移動端末112に、各基地局は無線通信サービスを提供する。BSC104は、公衆交換電話網(PSTN)又はインターネットなどといった、1つ以上の外部ネットワーク116に接続されているコアネットワーク(CN)114との間で通信する。
各基地局は、少なくとも(ネットワーク100の構成に応じてセル単位又はセクタ単位のいずれかの)一次送信アンテナ108及び二次送信アンテナ110を含む。基地局は、両方のアンテナ108、110から同じ情報信号を送信する。二次アンテナ110上を送信される信号は、一次アンテナ108上を送信される信号に対して重み付けされ、ここで送信重みは位相オフセットのみを含んでもよく、又はより一般的に位相及び振幅の両方を有する複素量を含んでもよい。用いられる位相シフトは、移動端末112からのフィードバックにより決定され、故に閉ループ送信ダイバーシティシステムを形成する。1つの限定ではない例として、WCDMA標準においては、二次アンテナの相対位相(θ)は45度、135度、225度、若しくは315度、又はラジアンで次のようになる。
Figure 0005341880
本発明の実施形態はこの標準に関してここで説明されるが、本発明はそのように限定されず、ここで開示され請求される本発明の概念は、幅広い送信ダイバーシティシステムに有利に適用され得る。一般に、2つの送信アンテナにおいて異なるフィルタを適用することが可能であり、それにより異なる位相、振幅、及び遅延の特性を取り入れることができる。アンテナ重みの異なる複素数の値により2つの送信アンテナが特性化されるよう、通常シングルタップのフィルタが共通の遅延をもって用いられる。
情報信号に加えて、基地局は、各送信アンテナ108、110からパイロットチャネルを送信する。パイロットチャネルは、一連のパイロットシンボルを含む。一次送信アンテナ108について、QPSKパイロットシンボルs(k)のシーケンスは、特定のロングコードによりスクランブルされるリンクされた256個のウォルシュ符号を使用して送信される。WCDMA標準において、パイロットシンボルは次の同一の値をとる。
Figure 0005341880
1999年12月21日にBottomley他に発行され、本出願の譲受人に譲渡された米国特許第6,005,887号、DESPREADING OF DIRECT SEQUENCE SPREAD SPECTRUM COMMUNICATIONS SIGNALSは、参照によりその内容がここに取り入れられるものであり、そこで説明されているように、そのサンプルは、純粋な実数又は純粋な虚数として処理され得る。
二次送信アンテナ110について、同一のウォルシュ符号及び同一のスクランブルコートが使用される。一方、パイロットシンボルの値はシーケンスMにより変更され、M(k)が送信される。例えば、全フレームのスロット0におけるシーケンスMは、次により与えられる。
Figure 0005341880
故に、それぞれ2つのシンボル期間(512チップ)の持続時間の間中、一次アンテナ108及び二次アンテナ110からのパイロット信号は直交する。これは、(重なり合わないシンボル期間として参照される)長さ512のスーパーシンボル(supersymbols)を使用する2つのパイロットチャネルとして見ることができる。一方、256チップの各組は、重なり合う(overlapping)パイロットシンボル期間に対応する。
一般に、一次及び二次アンテナ上のパイロットに割り当てられる基地局の電力は、異なり得る。これを反映するため、電力割当てパラメータγ(0)及びγ(1)が導入される。これらの量は、一次及び二次アンテナ上のパイロットに割り当てられる総パイロット電力の割合をそれぞれ表す、0と1との間の値をとる。パイロット電力の割当てが等しい特別の場合について、γ(0)=γ(1)=0.5である。
典型的にパイロット電力割当てパラメータは正確な復調のために受信機により必要とされる。受信機がこれらパラメータの知識を取得するための1つの方法は、ダウンリンク制御シグナリングを通じて行うことである。例えばUMTS標準のリリース6において、一次アンテナ上の絶対パイロット電力(absolute pilot power)は、より高いレイヤのシグナリングを通じてユーザ機器(UE)へシグナリングされる。そのシグナリングは、二次アンテナ上の絶対パイロット電力も同様に含むよう増強され得る。これら2つの量から、UEは容易に割当て割合(fractional allocations)γ(0)及びγ(1)を取得することができる。2006年12月5日に出願され、本出願の譲受人に譲渡された米国特許出願第11/566,756号、METHOD AND APPARATUS FOR SUPPRESSING INTERFERENCE BASED ON CHANNELIZATION CODE POWER ESTIMATION WITH BIAS REMOVALは、参照によりその内容がここに取り入れられるものであり、そこで概要が示されている、符号−電力(code-power)評価アプローチを通じて行うことが、これらパラメータを取得する別の方法である。このアプローチを使って、各パイロットに割り当てられる電力がUEにおいて評価され、そこからUEは容易に割当て割合γ(0)及びγ(1)を取得し得る。
2つの主要なタイプのLIW受信機のアーキテクチャがある。1つは、図2にブロック図の形で示されている、G−Rake受信機200を含む、最大尤度評価を典型的に使用するシンボルレベルの等化器である。無線プロセッサ202は、基地局における一次及び二次アンテナ108、110から送信され、受信された情報信号からチップサンプルを生成する。チップサンプルは、フィンガ配置回路(finger placement circuit)204に提供され、通常マルチパス遅延を含む“フィンガ遅延(finger delays)”を決定し、これを使用して相関ユニット206において受信信号を逆拡散する。フィンガ遅延は、合成重みを計算する重み計算器208にも提供され、これを使用してソフト値(soft values)を生成するための合成器210において逆拡散値を合成する。
もう1つのタイプのLIW受信機は、図3においてブロック図の形で示されているように、最小平均二乗誤差(MMSE)のトランスバーサルチップ等化器300を典型的に含む、チップレベルの等化器である。無線プロセッサ302は、基地局における一次及び二次アンテナ108、110から送信され、受信された情報信号からチップサンプルを生成する。チップサンプルは、タップ配置回路(tap placement circuit)304に提供され、これがマルチパス遅延に関連するタップ遅延(tap delays)を有限インパルス応答(FIR)フィルタ306について決定する。選択されたタップ遅延は、FIRフィルタ306についてのフィルタ係数(又は重み)を計算する重み計算器308にも提供される。FIRフィルタ306はチップサンプルをフィルタリングし、シンボル評価(symbol estimates)を生成するための相関器310により逆拡散される信号を生成する。
両方のタイプのLIW受信機200、300は、共分散行列の評価に依存する。最大尤度(G−Rake)処理の場合、共分散行列は障害共分散行列である。MMSE処理の場合、それはデータ共分散行列である。ここで説明される実施形態によれば、例えば二次アンテナ110において可能性のある各位相オフセットについての項を含む各干渉源をモデル化する項を合計することにより、障害又はデータ共分散のパラメトリックモデルが作成される。その項は、フィッティングパラメータにより重み付けされる。そのフィッティングパラメータは、測定された障害又はデータ共分散に共分散評価をフィッティングすることにより一体的に求められる。便宜上、この処理をG−Rake受信機及び障害共分散行列に関連して説明する。一方、チップ等化器の場合のデータ共分散行列の使用についてもその内容は同様である。
図4に共分散を評価する方法が示されている。受信信号障害相関のパラメトリックモデル項が提供される(ブロック402)。モデルは、例えば送信ダイバーシティシステムにおける障害共分散のパラメトリックモデルを含み得る:
Figure 0005341880
ここで、
g^(以下、“x^”は、xの上に^を表す。)は、一次送信アンテナ108に関連付けられるチャネル評価(中間応答);
g^は、二次送信アンテナ110に関連付けられるチャネル評価(中間応答);
αは、一次アンテナ108のみから送信される自セルの信号に関連付けられるフィッティングパラメータ;
αは、二次アンテナ110のみから送信される自セルの信号に関連付けられるフィッティングパラメータ;
βは、他の項においてモデル化されていない白色雑音及び干渉に関連付けられるフィッティングパラメータ;
λは、相対位相θを伴う送信ダイバーシティにおけるユーザに関連付けられるフィッティングパラメータ;
R(g^)は、一次アンテナ108のみから送信される自セルの信号についての正規化された障害共分散モデル項;及び
(g^,g^)は、相対位相θを伴う送信ダイバーシティにおけるユーザについての正規化された障害共分散モデル項である。
項R(g^)は、上で参照した特許出願第2005/0201447号公報において定義されており、パルス波形の自己相関関数及び中間応答のチャネル評価に依存する。この行列における要素は、フィンガの組に対応する。例えば、(遅延d及び受信アンテナaに関連付けられる)フィンガ1並びに(遅延d及び受信アンテナaに関連付けられる)フィンガ2について、対応する行列要素は次により与えられる
Figure 0005341880
ここで、
Lは、パスの数;
(m,a)は、送信アンテナ0及び受信アンテナa及びパス遅延τに関連付けられる中間応答のチャネル評価;
(τ)は、チップのパルス波形の自己相関関数である。
1つの実施形態において、無限和はテーブル参照を使用して計算され得る。2004年3月、IEEE Communications Letters, volume 8, pages 138-14,“Closed form for infinite sum in bandlimited CDMA”は参照によりその内容がここに取り入れられるものであり、そこでJatunov及びMadisettiにより開示されているように、参照テーブルは閉形式(close-form)の表現を使用して生成することができる。2006年6月30日に出願され、本出願の譲受人に譲渡された同時係属出願中の米国特許出願第11/479,483号、EFFICIENT COMPUTATION OF INTERFERENCE MATRIX FOR PARAMETRIC G-RAKEは、参照によりその内容がここに取り入れられるものであり、そこで周波数領域の処理を使用する効率的な形式の計算が説明されている。
式(1)は、4つの可能性のある送信相対位相の総和を含む。この項は、同じシンボルが2つの送信アンテナ108、110上においてスクランブルされた同じウォルシュ符号上を送信されているという事実を説明している。R(g^)と同様に、R(g^,g^)における要素は、チップのパルス波形の自己相関関数及び中間応答のチャネル評価に依存する。R(g^)とは違い、これらは1つより多くの送信アンテナ及び相対送信位相に関連付けられる中間応答のチャネル評価に依存する。特に、R(g^,g^)の要素は次により与えられる。
Figure 0005341880
ここで、c^は、相対送信位相θに対応する仮想的な中間チャネル応答評価である。注記:処理重み(シンボルレベルの受信機における合成重み又はチップレベルの受信機におけるフィルタ重み)を形成する際、仮想的な中間チャネル応答と同様に仮想的なネットチャネル応答が必要となる。係数に含まれる
Figure 0005341880
は、一次及び二次送信アンテナの間のパイロット電力割当ての均衡がとれていない可能性があるという事実を補う。それにより、パイロット電力の不均衡が存在する中で、評価される仮想チャネルは送信信号により経験する実際の仮想チャネルに適合されることが確保される。ここでは電力の比に基づく単一のスケーリング係数が使用される一方、他の補償手法が可能である。例えば、各チャネル評価は関連するパイロット振幅の逆数によりスケーリングされ得る。
上で議論されたように、パラメトリックモデルは、MMSE処理についてのパラメトリックデータ共分散評価に等しく適用される。この場合、無限和の項がm=0を除外しないという点において、式(2)はわずかに変化する。
データ又は干渉共分散が次に測定される(図4、ブロック404)。データ共分散は、y(m)で示される逆拡散値のベクトル(フィンガごとの要素)を使用して測定することができ、ここでmは時間のインデックスである。ベクトルは、パイロットシンボル、データシンボル、又はその両方に対応し得る。種々の拡散係数が使用される場合、いくつかの追加的なスケーリングが必要となり得る。測定されたデータ共分散は、単純にベクトルの外積の和、すなわち次のようになる。
Figure 0005341880
米国特許出願第2005/0201447号において議論されているように、この測定は、いくらかの時間間隔にわたって実行され、場合によって指数フィルタリングを使用してさらに平滑化され得る。パケットデータシステムのバーストという特質のため、測定はパケットの送信時間間隔(TTI)又はTTI(例えば、WCDMAのタイムスロット)の何分の1かに有利に一致し得る。障害共分散は、共通パイロットシンボルを使用し及び共分散測定(covariance measurement)を形成して、測定され得る。出願第2005/0201447号公報において説明されているように、これは各送信アンテナ108、110についてのパイロットチャネルを2つ使用し及びその結果を平均又は加算して、実行することができる。特に、
Figure 0005341880
ここで
(m)は、送信アンテナiに関連付けられるパイロットスーパーシンボル(長さ512);
y ̄p,i(m)(以下、“x ̄”は、xの上に ̄を表す。)は、送信アンテナi上の共通パイロットチャネルに関連付けられるスーパーシンボルの逆拡散されたベクトル(拡散係数512を用いて逆拡散);
h^は、送信アンテナiに関連付けられるネット応答のチャネル評価である。
ここで、y ̄p,0(m)は、長さ512の全て1の逆拡散シーケンスを使用して取得され、一方y ̄p,1(m)は、(1,1,1・・・,1,1,−1,−1,・・・,−1)という形式の逆拡散シーケンス、すなわち、256個の1の次に256個の−1が続くシーケンス、を使用して取得される。なお、スーパーシンボルは、偶数値のm(奇数値はスキップされる)を用いてインデックス付けされ、それにより、スーパーシンボルmは、長さ256のシンボルm/2、及びm/2+1に対応する。一次送信アンテナ108(0)について、スーパーシンボルは単純に次のようになる
Figure 0005341880
二次送信アンテナ110(1)について、スーパーシンボルの値は次のようになる。
Figure 0005341880
より効率的にするために、スーパーシンボルの逆拡散されたベクトルは、拡散係数256に関連付けられる逆拡散されたベクトルを使用して次のように形成することができる。
Figure 0005341880
ネット応答のチャネル評価がどのように定義されるかに応じて、2による除算は省略されてもよい。これらの和及び差は、後述されるようにチャネル評価においても同様に使用することができることに留意する。
また、測定された障害共分散は、長さ256の逆拡散値を直接伴って働くことにより、次を使用して取得され得る。
Figure 0005341880
ここで、y(k)は、長さ256の逆拡散されたパイロットシンボル値である。
は+1又は−1であるため、括弧内の項は単純にチャネル評価の和及び差である。ネット応答のチャネル評価は、次のような相関に基づくアプローチを使用して取得することができる。
Figure 0005341880
ここでNは、偶数個の長さ256のパイロットシンボルである(例えば10)。また、上述の部分和はチャネル評価のために使用することができる、すなわち、
Figure 0005341880
測定されたデータ又は障害共分散がひとたび取得されると、パラメトリック共分散モデルにおけるフィッティングパラメータは、モデル項の重み付けされた和を測定された共分散にフィッティングすることにより決定され得る(図4、ブロック406)。米国特許出願第2005/0201447号において説明されているように、2つの実数値の式として複素量を有する式を扱うことで、最小二乗又は他のフィッティングアプローチを使用することができる。2005年9月2日に出願され、本出願の譲受人に譲渡された米国特許出願第2006/0007990号公報、METHOD AND APPARATUS FOR SCALING PARAMETER ESTIMATION IN PARAMETRIC GENERALIZED RAKE RECEIVERSは、参照によりその内容がここに取り入れられるものであり、そこで説明されているように、他のクリッピング手続に加えて、ゼロでの値のクリッピングが使用され得る。一時的なチャネル状態の影響を減らすために、米国特許出願第2005/0201447号において説明されているように、フィッティングパラメータの瞬間的な値は追加的に平滑化又はフィルタリングされ得る。フィッティングパラメータのいくつかは、除外(ゼロにプリセット)され得ることに留意する。例えば、送信ダイバーシティにおける目的ユーザ又は主要ユーザのみをモデル化するために、λのうち1つを除いた全てがゼロにセットされ得る。一般に、フィッティングパラメータは過剰決定された(overdetermined)セットを形成するため、いくつかのパラメータはゼロにプリセットされる必要がある。例えば、λ及びλはゼロにプリセットされ得る。これらの対応する送信ダイバーシティモード上にエネルギーが存在し得る場合でも、それは残りのフィッティングパラメータにおいて捕捉されるであろう。
測定された共分散からひとたびフィッティングパラメータ(例えば、α、β、λ)が決定されると、共分散評価を生成するためにこれらはパラメトリック共分散モデル項に適用される(ブロック408)。変化するチャネル状態及び干渉プロファイルに共分散評価を動的に適応させるため、WCDMAのタイムスロットごとというように、周期的にそのプロセスは繰り返される(ブロック410)
パラメトリック共分散評価は、複数の手法で使用され得る(ブロック412)。例えば、いくつかの手法のうちいずれかにおいて、それを使用して対象の受信信号を復調することができる。米国特許出願第2005/0201447号、及び2004年10月6日に出願され、本出願の譲受人に譲渡され、参照によりその内容がここに取り入れられる、同時係属出願中の米国特許出願第2005/0078742号、APPARATUS METHODS AND COMPUTER PROGRAM PRODUCTS FOR DELAY SELECTION IN A SPREAD-SPECTRUM RECEIVER、において説明されているように、共分散評価を使用して、シンボルレベル又はチップレベルの等化器についての処理重みを形成することができる。米国特許出願第10/959,923号において説明されているように、これらの処理重みはトラフィックシンボルの復調のためにも又はフィンガ選択若しくはタップ配置についての基準としても使用され得る。シンボルレベルの受信機について米国特許出願第2005/0201447号において説明されているように、及びチップレベルの受信機について米国特許出願第2006/0067383号公報において説明されているように、パラメトリック共分散評価を使用して、SINR評価を形成することもできる。
自セルの干渉に関してここで説明されているが、他セルの干渉をモデル化するためのモデル項を使用して本発明を適用してもよい。米国特許出願第2005/0201447号において説明されているように、例えば干渉する主要な基地局ごとの単一の他セルの共分散項が式(1)に追加されてもよい。加えて、又は代わりに、他セルにおいて使用されている送信ダイバーシティについての計算に、複数の共分散項が追加されてもよい。米国特許出願第2005/0201447号において説明されているように、ソフトハンドオフが処理されてもよい。ダウンリンク受信に関してここで説明されているが、アップリンクにおいても同様に本発明を適用してもよい。
本発明の実施形態は、WCDMAシステムにおけるタイプII受信機についての2つの主要なアーキテクチャであるシンボルレベル(G−Rake)及びチップレベル(チップ等化器)の両方のLIW受信機について改善された干渉抑制を提供する。
本発明は、その特定の特徴、観点、及び実施形態に関してここで説明されているが、多数の変形、修正、及び他の実施形態が本発明の範囲内において広く存在し得る。従って、全ての変形、修正、及び実施形態は本発明の範囲内に存在すると見なされるべきであることは明らかであろう。故に本発明の実施形態は全ての観点において実例となり限定的でないものとして理解されるべきであり、添付の特許請求の範囲の意味及び均等物の範囲内に現れる全ての変形例はここに包含されると意図される。

Claims (15)

  1. 少なくとも一次及び二次送信アンテナから送信され受信された情報信号を処理する方法であって:
    少なくとも一次及び二次送信アンテナから送信されたスペクトラム拡散情報信号を受信し、前記二次アンテナは、前記一次アンテナに対する既知の複数のアンテナ重みのうちの1つを用いて前記信号を送信することと;
    前記二次アンテナの相対的な前記複数のアンテナ重みに対応する障害又はデータ共分散項を計算することと;
    受信された前記情報信号と関連付けられる障害又はデータ共分散を測定することと;
    測定された前記障害又はデータ共分散及び計算された前記障害又はデータ共分散項に応じて、フィッティングパラメータの値を一体的に評価することと;
    受信された前記情報信号についての受信信号障害又はデータ共分散を、前記フィッティングパラメータの前記評価された値を前記障害又はデータ共分散項へ適用することにより評価することと;
    を含む方法。
  2. 障害又はデータ共分散項を計算することは、前記一次アンテナに対応する項を合計することをさらに含み、前記一次アンテナに対応する前記項は、パルス波形の自己相関関数及び中間応答のチャネル評価に依存する、請求項1に記載の方法。
  3. 障害又はデータ共分散項を計算することは雑音に対応する項を計算すること、干渉している送信アンテナにそれぞれ対応する1つ以上の項を計算すること、前記二次アンテナのみから送信される信号に対応する項を計算すること、のうち少なくとも1つをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 障害又はデータ共分散項を計算することは、前記二次アンテナのみから送信される信号に対応する項を計算することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 障害又はデータ共分散を測定することは、受信された前記情報信号に関連付けられる共通パイロットシンボルを使用して共分散測定を形成すること、前記一次及び二次アンテナから送信される信号に対応する重なり合うパイロット逆拡散値を形成すること、並びにパイロット逆拡散値の差の合計を形成することを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 評価された前記受信信号障害又はデータ共分散を使用して、対象の前記受信信号を復調することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 評価された前記受信信号障害共分散を使用して、シンボルレベルの等化器における処理遅延を選択すること、又は評価された前記受信信号データ共分散を使用して、チップレベルの等化器における処理遅延を選択すること、をさらに含む、請求項に記載の方法。
  8. 評価された前記受信信号障害共分散を使用して、シンボルレベルの等化器における合成重みを形成すること、又は評価された前記受信信号データ共分散を使用して、チップレベルの等化器におけるフィルタ重みを形成すること、をさらに含む、請求項に記載の方法。
  9. 評価された前記受信信号障害共分散を使用して、シンボルレベルの等化器におけるSINR評価を形成すること、又は評価された前記受信信号データ共分散を使用して、チップレベルの等化器におけるSINR評価を形成すること、をさらに含む、請求項に記載の方法。
  10. 障害又はデータ共分散項を計算することは、制御シグナリングから取得される、又は前記受信信号から評価されるパイロット電力割当て情報を使用することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 送信ダイバーシティ無線通信システムにおける移動端末における使用のための無線通信受信機であって:
    複数の相対位相オフセットのうちの1つを伴って一次アンテナ及び二次アンテナから同時に送信され受信される対象信号を提供するように構成される無線フロントエンド回路と;
    処理重みをチップサンプル及び逆拡散値のうちの1つに適用することにより、1つ以上のシンボル評価を生成するように構成される受信機回路と;
    を備え、
    前記受信機回路は:
    前記二次アンテナにおいて可能性のある各位相オフセットに関連付けられる共分散を計算すること;
    障害又はデータ共分散を測定すること;
    測定され及び計算された前記共分散に応じて、フィッティングパラメータの値を一体的に評価すること;並びに
    前記対象信号についての受信信号共分散を、前記フィッティングパラメータの前記評価された値をパラメトリック共分散モデル項へ適用することにより評価すること;
    により処理重みを計算するように構成される、
    受信機。
  12. 前記受信機回路は前記一次アンテナに関連付けられる共分散、又は雑音に関連付けられる共分散のうち少なくとも1つを計算するようにさらに構成される、請求項11に記載の受信機。
  13. 前記共分散を計算することは、1つ以上の共分散行列を形成することを含み、当該共分散行列の要素は、一次及び二次アンテナからのパイロット信号に対応するチャネル評価から決定される、請求項11に記載の受信機。
  14. 測定され及び計算された前記共分散に応じて、フィッティングパラメータの値を一体的に評価することは、フィッティングパラメータの最小二乗適合を実行して、前記一次アンテナ、前記二次アンテナの各位相オフセット、及び雑音に関連付けられる共分散行列の重み付けされた和を、測定された前記共分散に近接的に適合させること、を含む、請求項11に記載の受信機。
  15. 障害又はデータ共分散を測定することは、2つ以上の送信信号に対応する重なり合うパイロット逆拡散値を形成すること、チャネル評価において使用するために、パイロット逆拡散値の差の合計を形成すること、及び障害共分散測定において使用するために、パイロット逆拡散値の差の合計を形成することを含む、請求項11に記載の受信機。
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