JP5335300B2 - コードブッシング - Google Patents

コードブッシング Download PDF

Info

Publication number
JP5335300B2
JP5335300B2 JP2008166317A JP2008166317A JP5335300B2 JP 5335300 B2 JP5335300 B2 JP 5335300B2 JP 2008166317 A JP2008166317 A JP 2008166317A JP 2008166317 A JP2008166317 A JP 2008166317A JP 5335300 B2 JP5335300 B2 JP 5335300B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
bushing
outer bushing
small diameter
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008166317A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010009876A (ja
Inventor
本 幸 男 坂
城 和 久 大
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Combi Corp
Original Assignee
Combi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Combi Corp filed Critical Combi Corp
Priority to JP2008166317A priority Critical patent/JP5335300B2/ja
Publication of JP2010009876A publication Critical patent/JP2010009876A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5335300B2 publication Critical patent/JP5335300B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)

Description

本発明は、電気製品に用いられるコードを保護するとともに、電気製品本体に装着されるコードブッシングに係り、とりわけ屈曲疲労によるコードの破断を防止し、コードの耐久性を向上させることが可能なコードブッシングに関する。
一般に電気製品には、この電気製品に対して電気を供給するためのコードが取り付けられている。しかしながら、電気製品の種類によっては、過酷な使用環境で用いられるものもあり、とりわけ電気製品本体付近におけるコードの屈曲回数が極めて多い電気製品も存在する。このような電気製品に取り付けられるコードは、屈曲疲労によって断線するまでの寿命が短く、断線するたびにコードを交換修理する必要が生じる。
また電気製品本体には、コードを保護するとともに電気製品本体に取り付けるためのコードブッシングが設けられている。しかしながら、従来のコードブッシングを用いた場合、コードブッシング内でのコードの断線を防止することはできるが、コードブッシングの外側端部近傍でコードが極端に曲げられて曲率半径が小さくなってしまうため、この場所でコードが断線しやすいという問題がある。
特開昭58−222597号公報
特許文献1には、フランジ部とフランジ部外周に取り付けられた筒部とを有するコードブッシングが開示されている。しかしながら、このコードブッシングは、フランジ部と筒部との間に間隙が無く、互いに密着している。このため、結果的にフランジ部周辺でコードの曲率半径が小さくなってしまい、この場所でコードが屈曲疲労して断線するという問題が残されている。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、従来のコードブッシングと比較して耐久性を向上させ、コードの屈曲疲労による断線を防止することが可能なコードブッシングを提供することを目的とする。
本発明は、電気製品に用いられるコードを保護するとともに、電気製品本体に装着されるコードブッシングにおいて、コードを挟持して保護するとともに電気製品本体内側に位置する内側ブッシングと、内側ブッシングに外側から係合するとともに、電気製品本体外側に位置する外側ブッシングとを備え、内側ブッシングは、内方に位置するとともにコードに当接するフランジと、フランジから外側ブッシング側へ延びるとともにコードに当接するコード保護部とを有し、コード保護部の外面に、外側ブッシング側に向けて小径となる段部が設けられて、コード保護部が大径部と小径部とに区画され、外側ブッシングは、内側ブッシングのフランジに当接する一端部を有し、外側ブッシングは、大径部に嵌合するとともに、小径部との間に全周にわたり間隙が形成され、外側ブッシングの他端部側には、外側ブッシングの弾力性を高める蛇腹部が形成され、外側ブッシングの蛇腹部とコードとの間にも、全周にわたり間隙が形成されていることを特徴とするコードブッシングである。
本発明は、外側ブッシングに、電気製品本体の縁に嵌め込まれる溝が設けられていることを特徴とするコードブッシングである。
本発明によれば、外側ブッシングと小径部との間に間隙が形成されているので、コードを屈曲させた場合であっても、コードに応力が集中して曲率半径が極端に小さくなる特定の箇所が存在しない。これにより、コードの屈曲疲労に対する耐久性を向上させ、屈曲疲労によるコードの断線を防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図1乃至図4を参照して説明する。
図1は、本実施の形態によるコードブッシングを示す平面図であり、図2は、本実施の形態によるコードブッシングを示す側面図である。図3は、本実施の形態によるコードブッシングを示す水平断面図であり、図4は、本実施の形態によるコードブッシングを示す垂直断面図である。
まず、図1乃至図4により本実施の形態によるコードブッシングの概略について説明する。図1乃至図4に示すコードブッシング10は、電気製品に用いられるコード30を保護するとともに、電気製品本体35に装着されるものである。
コードブッシング10は、コード30を挟持して保護するとともに電気製品本体35の内側に位置する内側ブッシング11と、内側ブッシング11に外側から係合するとともに、電気製品本体35の外側に位置する筒形状の外側ブッシング12とを備えている。これら内側ブッシング11および外側ブッシング12は、いずれも弾力性のある合成樹脂からなることが好ましい。
図3および図4に示すように、内側ブッシング11は、内方に位置するとともにコード30に当接するフランジ13と、フランジ13から外側ブッシング12側(すなわち図3および図4の右側)へ延びるとともにコード30に当接するコード保護部14とを有している。
このうちコード保護部14の外面には、外側ブッシング12側に向けて小径となる段部15が設けられており、これによりコード保護部14は、大径部16と小径部17とに区画されている。すなわちコード保護部14の大径部16は小径部17より大きい径を有し、フランジ13は小径部17より更に大きい径を有する。
他方、外側ブッシング12は、内側ブッシング11のフランジ13に当接する一端部12aを有している。また外側ブッシング12のうち一端部12a近傍には、全周にわたり環状の溝20が形成されている。さらに外側ブッシング12の他端部12b側には、外側ブッシング12の弾力性を高める蛇腹部18が形成されている。
図3および図4に示すように、外側ブッシング12は、一端部12a側でコード保護部14の大径部16に嵌合している。さらに外側ブッシング12とコード保護部14の小径部17との間に、全周にわたり間隙19が形成されている。また外側ブッシング12の蛇腹部18とコード30との間にも、全周にわたり間隙21が形成されている。
なお、外側ブッシング12とコード保護部14の小径部17との間に間隙19が形成されていれば良く、コード保護部14の大径部16および小径部17の外周形状は問わない。例えば、大径部16および小径部17の外周形状は、円形状、楕円形状、または矩形形状からなっていても良い。
ところで、電気製品本体35は、凹部32が形成されるとともに電気製品の筐体を構成する縁31と、電気製品本体35底面から突出する一対の突起33とを有している。そして、上述した外側ブッシング12の溝20を電気製品本体35の縁31の凹部32内に嵌め込むことにより、外側ブッシング12は、コード30の長手方向に沿って前後に動かないように規制される。他方、内側ブッシング11のフランジ13は、電気製品本体35の一対の突起33に当接するとともに、外側ブッシング12の一端部12aに当接している。これにより、内側ブッシング11も、コード30の長手方向に沿って前後に動かないように規制されている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。具体的には、コード30が電気製品本体35に対して屈曲される際の作用について述べる。
図3および図4において、コード30が電気製品本体35に対して屈曲される場合を想定する(図4の仮想線参照)。この場合、コード30のうち電気製品本体35の外方に位置する部分が電気製品本体35に対して移動するが、コード30のうち電気製品本体35の内方に位置する部分は相対的に電気製品本体35に対して移動しない。
すなわちコード30は、まず外側ブッシング12の他端部12b内周に当接し、これにより外側ブッシング12は、コード30の屈曲方向に沿って曲げられる。この際、外側ブッシング12が弾力性を有するとともに、外側ブッシング12の蛇腹部18とコード30との間に間隙21が形成されているので、コード30が特定の箇所(例えば他端部12b近傍)のみで屈曲することがなく、この場所でコード30の曲率半径が小さくなることはない。
一方、電気製品本体35の縁31近傍において、コード30が屈曲することに伴って、フランジ13のコード保護部14が屈曲される。この場合、コード保護部14が大径部16と小径部17とに区画されるとともに、外側ブッシング12とコード保護部14の小径部17との間に間隙19が形成されているので、コード保護部14の小径部17がコード30の屈曲方向に沿って曲げられる。このことにより、コード30が特定の箇所(例えば小径部17の近傍)のみで屈曲することがなく、この場所でコード30の曲率半径が小さくなることはない。
このように、本実施の形態によれば、外側ブッシング12と小径部17との間に間隙19が形成されているので、コード30を屈曲させた場合であっても、コード30に、応力が集中して曲率半径が極端に小さくなる特定の箇所が存在しない。すなわちコード30に加わる屈曲応力をコード30に沿って分散させている。このことにより、コード30の屈曲疲労に対する耐久性を向上させ、屈曲疲労によるコード30の断線を防止することができる。
本発明の一実施の形態によるコードブッシングを示す平面図。 本発明の一実施の形態によるコードブッシングを示す側面図。 本発明の一実施の形態によるコードブッシングを示す水平断面図。 本発明の一実施の形態によるコードブッシングを示す垂直断面図。
符号の説明
10 コードブッシング
11 内側ブッシング
12 外側ブッシング
13 フランジ
14 コード保護部
15 段部
16 大径部
17 小径部
18 蛇腹部
19 間隙
20 溝
21 間隙
30 コード
31 縁
32 凹部
33 突起
35 電気製品本体

Claims (2)

  1. 電気製品に用いられるコードを保護するとともに、電気製品本体に装着されるコードブッシングにおいて、
    コードを挟持して保護するとともに電気製品本体内側に位置する内側ブッシングと、
    内側ブッシングに外側から係合するとともに、電気製品本体外側に位置する外側ブッシングとを備え、
    内側ブッシングは、内方に位置するとともにコードに当接するフランジと、フランジから外側ブッシング側へ延びるとともにコードに当接するコード保護部とを有し、
    コード保護部の外面に、外側ブッシング側に向けて小径となる段部が設けられて、コード保護部が大径部と小径部とに区画され、
    外側ブッシングは、内側ブッシングのフランジに当接する一端部を有し、
    外側ブッシングは、大径部に嵌合するとともに、小径部との間に全周にわたり間隙が形成され
    外側ブッシングの他端部側には、外側ブッシングの弾力性を高める蛇腹部が形成され、
    外側ブッシングの蛇腹部とコードとの間にも、全周にわたり間隙が形成されていることを特徴とするコードブッシング。
  2. 外側ブッシングに、電気製品本体の縁に嵌め込まれる溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコードブッシング。
JP2008166317A 2008-06-25 2008-06-25 コードブッシング Active JP5335300B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008166317A JP5335300B2 (ja) 2008-06-25 2008-06-25 コードブッシング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008166317A JP5335300B2 (ja) 2008-06-25 2008-06-25 コードブッシング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010009876A JP2010009876A (ja) 2010-01-14
JP5335300B2 true JP5335300B2 (ja) 2013-11-06

Family

ID=41590122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008166317A Active JP5335300B2 (ja) 2008-06-25 2008-06-25 コードブッシング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5335300B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102426933A (zh) * 2011-12-23 2012-04-25 彩虹集团公司 一种染料敏化太阳能电池的密封结构

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614334Y2 (ja) * 1989-08-08 1994-04-13 矢崎総業株式会社 グロメット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010009876A (ja) 2010-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1990868B1 (en) Electrical connector
JP6633824B2 (ja) コネクタ
JP7295000B2 (ja) 光コネクタアダプタ用キャップおよび光コネクタアセンブリ
WO2016013429A1 (ja) グロメット
JP5335300B2 (ja) コードブッシング
EP2722555B1 (en) Sleeve support module for transmission line
WO2016029885A2 (zh) "8"字型弹性接触件及使用该接触件的电连接器
JP5090055B2 (ja) コネクタ
US10280826B2 (en) Insulator
CN110701304B (zh) 密封垫
JP6011997B2 (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP6353680B2 (ja) コネクタ
CN103875132B (zh) 防水连接器
JP6582188B2 (ja) ノイズ対策部材
KR101479060B1 (ko) 배터리결합장치
WO2013094289A1 (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP2014235786A (ja) コネクタ
CN208831467U (zh) 一种垫圈
JP7222325B2 (ja) コネクタ
JP7371560B2 (ja) ゴム栓
KR20130075118A (ko) 소음 절감 및 브러쉬의 안정된 자세유지를 위한 브러쉬홀더 장치
JP3147688U (ja) フレキシブルチューブの固定構造
JP2013254580A (ja) 電線カバー
JP5641314B2 (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP2015183787A (ja) 旋回軸受のシール構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130416

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130731

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5335300

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250