JP5335281B2 - 供給管の逆止め弁を備えた胃バンド - Google Patents

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Description

開示の内容
〔発明の背景〕
1.発明の分野
本発明は、胃バンド、および関連する付属品に関する。より具体的には、本発明は、胃バンドと共に使用するための供給管の逆止め弁に関する。
2.関連技術の説明
病的肥満は、深刻な医学的症状である。実際に、病的肥満は、アメリカ合衆国や他の国において非常に広まっており、その傾向は、悪い方向に向かっているように思われる。病的肥満と関連した合併症としては、平均余命を著しく縮める、高血圧症、糖尿病、冠動脈疾患、発作、うっ血性心不全症、多くの整形外科的問題、および、肺機能不全が挙げられる。このことを念頭に置いた上で、かつ、当業者であれば確実に理解するであろうが、病的肥満と関連した金銭的および物理的なコストは、相当なものである。実際に、肥満と関連したコストは、アメリカ合衆国のみでも1000億ドルを超えると推定される。
肥満を治療するために様々な外科的処置が開発された。最も一般的に現在行われている処置は、ルーY胃バイパス術(Roux-en-Y gastric bypass)(RYGB)である。この処置は非常に複雑であり、一般的には病的肥満を示す人々を治療するために利用されている。他の形態の肥満症手術としては、フォビ嚢(Fobi pouch)、胆膵路転換手術(bilio-pancreatic diversion)、および、胃形成術(gastroplastic)、または「胃ステープル留め(stomach stapling)」が挙げられる。加えて、胃を通る食物の通過を制限し、満腹感に影響を与える植え込み可能な装置が知られている。
これら処置の多くは侵襲性が高いことを鑑みて、低外傷性および低侵襲性の処置を開発する努力がなされてきた。胃バンド法は、これら方法のうちの1つである。胃バンド法は、胃の大きさを減少させることにより食物摂取量を制限しようとする胃縮小手術の1種である。RYGBおよび他の胃縮小処置とは対照的に、胃バンド法は、十二指腸または空腸の中の消化管の解剖学的構造の変更を必要としない。
1980年代初頭から、胃バンドは、病的肥満に対する胃バイパスおよび他の不可逆的な外科的減量治療の有効な代替手段となっている。幾つかの代替の処置が、胃バンド法の下で実施されている。あるバンド技術は胃リングを用い、他のバンド技術ではバンドを用い、あるバンド技術では胃ステープルを用い、さらに他の処置では、リング、バンド、およびステープルの組み合わせを用いる。これらの処置の中で、最も一般的に行われているのは、垂直遮断胃形成術(vertical banded gastroplasty)(VBG)、シラスティックリング胃形成術(SRG)、および、調節可能なシラスティック胃バンド法(AGB)である。
一般に、胃バンドは、患者の胃の上方部分の周りに巻き付けられ、胃の通常の内径よりも小さな小孔を形成する。この小孔は、胃の上方部分から下方消化部分に流れる食物を制限する。小孔が適当な大きさである場合、胃の上方部分内に保持された食物は、過食を妨げる満腹感をもたらす。
実際には、胃バンドは胃の後ろに挿入され、胃バンドの端部は連結されて胃の周りで装置を締める。しかしながら、バルーン型胃バンドが使用される場合、バルーンは、胃の適切な圧縮を確実にするために膨張されなければならない。バルーンの膨張は一般的に、流体注入ポート、例えば当業界で一般に利用されるような速度ポート(velocity port)にバルーンを連結することにより達成される。しかし、バルーン、供給管、および流体源の取り付けは、ときには複雑になる場合もある。特に、現行の低圧胃バンド製品では、体内に胃バンドを挿入する前に、外科医は、胃バンドを空にし、供給管に結び目を作って、処置の間、胃バンドが空の状態を維持しなければならない。処置が完了した後、外科医は供給管から結び目を切り離す。ロック用コネクタが、供給管の上にスライドし、その後、供給管は、流体注入ポートの逆とげ付き付属品(barbed fitting)の上まで押される。ロック用コネクタは次に流体注入ポートまでスライドし、流体注入ポートにロックして、供給管および流体注入ポートが手術後に体内で分離するのを妨げる。当業者であれば確実に認識されるように、これは困難な処置であり、したがって、バルーン型胃バンドが胃に当てられ、かつ流体注入ポートに固定されるように改善されることが必要とされている。本発明は、このような問題を克服するための機構を提供する。
〔発明の概要〕
したがって、バルーン型胃バンドを提供することが本発明の目的である。この胃バンドは、予め決められた場所で胃の周囲を囲むように成形され、かつ寸法が決められたバルーンを含む。バルーンは、長さ方向に延びる本体を含む。供給管が、バルーンの内部キャビティと流体連通するために、バルーンに固定されており、この供給管は、バルーンを出入りする流体の流れを制御する弁を含む。
弁が逆止め弁である、胃バンドを提供することも、本発明の別の目的である。
逆止め弁がボール逆止め弁である、胃バンドを提供することも、本発明の目的である。
ボール逆止め弁がバネで付勢されている、胃バンドを提供することは、本発明のさらなる目的である。
バルーンと流体連通するためにバルーンに選択的に取り付けられるように成形され、かつ寸法が決められた流体注入ポートを含む、胃バンドを提供することは、本発明のさらに別の目的である。
流体注入ポートへ供給管を取り付ける前に、弁が供給管から取り外されることができる、胃バンドを提供することは、本発明のさらなる目的である。
流体注入ポートが、弁に選択的に取り付けられるように成形され、かつ寸法が決められている、胃バンドを提供することも、本発明の別の目的である。
流体注入ポートからバルーンへ流体が流れるように逆止め弁を開くために、流体注入ポートが、弁に選択的に係合する中央の逆とげ(central barb)を含む、胃バンドを提供することも、本発明の目的である。
弁がバネで付勢されている、胃バンドを提供することも、本発明の別の目的である。
弁がバネで付勢されたボール逆止め弁であり、中央の逆とげが、流体注入ポートからバルーンへ流体を流すように弁を開くためにボールに選択的に係合する、胃バンドを提供することは、本発明のさらなる目的である。
本発明の他の目的および利点は、添付の図面と共に見れば、本発明の特定の実施形態を説明している以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
〔好ましい実施形態の説明〕
本発明の詳細な実施形態が本明細書に開示される。しかしながら、開示される実施形態は本発明の単なる例示であり、様々な形態で実施することができるということが理解されるべきである。したがって、本明細書に開示される詳細は、限定するものとして解釈すべきではなく、単に、本発明の製造方法および/または利用方法を当業者に教示するための基として、解釈すべきである。
図1〜図7を参照すると、バルーン型胃バンド10が、本発明の好適な実施形態に従って開示されている。胃バンド10は一般に、補強ベルト12で構成され、この補強ベルト12には、細長いバルーン14が固定されている。ベルト12は、第1の端部16、および第2の端部18を含み、患者の胃24の周りに取り付けられると、第1の端部16には第1のラッチ部材20が、第2の端部18には第2のラッチ部材22が、それぞれ固定される。好適な実施形態によれば、第1のラッチ部材20、および第2のラッチ部材22は、選択的に係合するように成形され、かつ寸法が決められており、また、2005年7月15日に出願された、所有者が共通の米国特許出願第11/182,072号(名称「胃バンドのためのラッチ装置(Latching Device for Gastric Band)」)に開示されたものと同じであり、この米国特許出願は、参照することにより本明細書に組み込まれる。
好適な実施形態によれば、ベルト12、およびバルーン14は、2006年3月1日に出願された、所有者が共通の米国特許出願第11/364,343号(名称「予め湾曲された胃バンド(Precurved Gastric Band)」)に開示されたとおりに構成されており、この米国特許出願は、参照することにより本明細書に組み込まれる。一般に、ベルト12、およびバルーン14は、オーバーモールド、もしくは後に続く接着結合を伴う別個の成型のいずれかによって、それぞれ連結されうる。好適な実施形態によれば、また、当業者であれば確実に理解されるように、バルーン14、およびベルト12は、胃バンドのこれら別個の構成要素の連結を結果として生じるようにバルーン14およびベルト12を固定する、接着結合、共成型(comolding)、オーバーモールド、もしくは機械的接続(例えば連結スリーブ)のいずれかにより一体に固定されてもよい。
前述した点を考慮して、本出願の好適な実施形態に従って採用されるバルーン14は、エラストマー材料で構成される。このバルーン14の設計に起因して、バルーン14は、胃バンドの調整中に満たされた場合にバルーン14に大きな歪みを生じるようには膨張も拡張もしない。むしろ、バルーン14は、比較的低い圧力の下、大量の流体を収容するように構成されている。このように、バルーン14は、適用中に流体を収容するが、従来のようにバルーン14の壁部に沿って歪みを生じるようには膨張も拡張もしない。言い換えれば、バルーン14が、胃の最大限の制約を達成するために推奨される容量までいっぱいに満たされた場合に、バルーン材料が拡張することはない。その代わりに、バルーン14は、その理論上の総容量(すなわち、最大充填容量(maximum fill volume))のうちいくらかの割合まで満たされる。バルーン14は、その最大充填容量近くまですら満たされないので、バルーンは低圧のままであり、胃が剛性のバルーンに一致するのではなく、バルーン14が胃に一致することが可能になる。
本発明の好適な実施形態に従って、バルーン14は、約10cc〜約18ccの間、好ましくは12ccの最大容量を備えて設計されるが、バルーンは、本発明に従って機能するように十分に満たされて、約9cc〜約12cc、好ましくは11ccで最小の小孔のサイズ(stoma size)を達成するであろう。機能するために適切に満たされた場合に最大限の収容力に達しない(not at its capacity)バルーン14を設けることによって、バルーン14の柔らかさおよび適合性は改善される。本発明の好適な実施形態に従って特定の容量が開示されるが、充填容量は、本発明の趣旨から逸脱することなく変えられてよいことを当業者は理解されるであろう。
当業者であれば確実に理解されるであろうが、供給管26を用いて、胃バンド10のバルーン14の内部キャビティ28を、流体注入ポート30、例えば速度ポートと接続する。遠隔流体注入ポート30と共に供給管26を用いることにより、予め決められた方法でバルーン14の膨張および収縮を制御することができる。外科医は、胃バンド10のロックおよび/または他の操作の間に管材料(tubing)が視覚的な障害物になることを望まないので、供給管26の正確な位置は重要である。加えて、いったん胃バンド10の設置が完了したら、供給管26は、周囲組織に対する刺激(例えば、肝臓または脾臓を直接突き刺すこと)を引き起こしてはならない。外科医は、後方胃トンネル(retro-gastric tunnel)を通して供給管26を引っ張ることも望まない。これは、組織が損傷を受けているかどうかを外科医が容易に見ることができないからである。供給管26はまた、胃バンド10の操作のための安全な把持場所の役目を果たすことができなければならず、供給管26は、胃バンド10への接合部でよじれてはならないし、また流体の流れを妨げてもならず、供給管の場所は、小さなトロカールを胃バンド10が通過することを容易にしなければならない。好適な実施形態に従って、供給管26は、2006年3月1日に出願された、所有者が共通の米国特許出願第11/364,362号(名称「胃バンド(Gastric Band)」)に開示されるようにバルーン14に接続され、この米国特許出願は、参照することにより本明細書に組み込まれる。
前述のとおり、現行の低圧胃バンド製品は、体内へ挿入する前に、外科医が胃バンドを空にし、供給管に結び目を作り、処置の間、胃バンドの空の状態を維持することを必要とする。処置が完了した後、外科医は供給管から結び目を切り離す。ロック用コネクタが供給管の上にスライドし、次に供給管は、流体注入ポートの逆とげ付き付属品の上まで押される。ロック用コネクタは、その後、流体注入ポートまでスライドし、流体注入ポートにロックして供給管および流体注入ポートが手術後に体内で分離するのを妨げる。
結び目を作ること、および切り離すことの必要性は、供給管26の端部62において逆止め弁32を組み込むことによって、本発明に従って取り除かれる。その時は、供給管26の端部に結び目を作らなければならない代わりに、外科医は、注射器58を取り付け、逆止め弁32を介して胃バンド10を空にすることを必要とするにすぎない。逆止め弁32は、処置の間中、胃バンド10が空の状態を維持する助けとなる。
より詳細には、図2〜図7を参照すると、胃バンド10は、供給管26の近位端部44において一体に形成された逆止め弁32を含む。好適な実施形態に従って、ロック用コネクタ46は、雄のルアーロック(male Luer lock)であり、この雄のルアーロックは、以下により詳細に説明する方法で流体注入ポート30に取り付けられるように、逆止め弁32と一体化されている。したがって、実際に、外科医は注射器58で胃バンド10を空にすることができ、逆止め弁32は、処置の間中、空の状態が維持されることを確実にする。いったん主要な処置が完了したら、外科医は、流体注入ポート30にロックするように、逆止め弁32の第1の端部(もしくは結合端部)34にあるロック用コネクタ46を使用する。この機能は、流体注入ポート30が注射器58と同じ形態を有することを必要とし、それゆえ、逆止め弁32上の雄のルアーロック、すなわちロック用コネクタ46は、注射器58、および流体注入ポート30の双方と適合性がある。加えて、図4を参照すると、流体注入ポート30は、逆とげ(barb)60を備え、この逆とげ60は、逆止め弁32が流体注入ポート30の所定の位置にロックされると、逆止め弁32を開いた状態に保ち、かつ、流体が流体注入ポート30を出入りして(双方向に)自由に流れることを可能にする。これにより、手術後の胃バンドの調節中に、供給管26の開放性が確実となることが保証される。
より詳細には、胃バンド10が供給管26を介して流体注入ポート30に接続されているところが示されている図4および図5を参照すると、供給管26は、胃バンド10のバルーン14に流体の制御された供給をもたらす流体注入ポート30に接続されている。改善された充填(Improved filling)は、供給管26と流体注入ポート30との間に逆止め弁32を組み込むことにより達成される。好適な実施形態によれば、逆止め弁32は、第1の端部34、および第2の端部36を含む。(流体注入ポート30からバルーン14への流体の流れに基づいて言及したように)逆止め弁32の第1の端部34は、投入用端部(input end)38を含み、逆止め弁32の第2の端部36は、放出用端部(output end)40を含む。第1の端部34は、流体注入ポート30の出口42と接続するように構成され、第2の端部36は、供給管26の近位端部44と接続するように構成される。
逆止め弁32は、供給管26が加圧された流体注入ポート30に固定される前に、胃バンド10が空にされている間、胃バンド10へ流体が流れることを防ぐために、第1の端部34から第2の端部36の方向に、流体が逆止め弁32を通って流れるのを防ぐように構成されると共に、供給管26に取り付けられた胃バンド10を空にすることを可能にするように、第2の端部36から第1の端部34に流体が流れることを可能にする。最終的には、逆止め弁32は、胃バンド10が胃の周りに固定されていて、かつ供給管26がまだ流体注入ポート30に固定されていない間に、バルーン14の中に流体が流れることを防ぐように構成される。
しかしながら、前述したとおり、いったん胃バンド10のバルーン14が空にされると、供給管26の近位端部44、特に逆止め弁32の第1の端部34は、流体注入ポート30に連結され、バルーン14はいつでも膨張することができる状態になる。流体注入ポート30から逆止め弁32を通ってバルーン14へ達する流体の流れをもたらすためには、逆止め弁32は開かれていなければならない。したがって、中央の逆とげ60は、流体注入ポート30の出口42に設けられる。逆とげ60は、流体注入ポート30からバルーン14への流体の流れを可能にするように、逆止め弁32に係合して逆止め弁32を開くように成形され、かつ寸法が決められる。
本発明の逆止め弁32は、様々な既知の弁構造を採用してよい。弁構造は、ボール逆止め弁、蝶形弁、仕切り弁、真空逃し弁などであってよいことが企図されるが、もちろん、他の既知の弁構造が、本発明の趣旨から逸脱することなく提供されてもよい。図4、図5、図6、および図7に示されるように、逆止め弁32は、ボール型逆止め弁であり、したがって、この逆止め弁32は、中央のボール52を含み、この中央のボール52は、逆止め弁32の第1の端部34と逆止め弁32の第2の端部36との間で複数のレール54に沿って案内される。ボール52は、バネ64により第1の端部34に向かって付勢される。第1の端部34に向かって十分に付勢されると、ボール52は、第1の端部34から第2の端部36に向かう流体の流れを妨げるように、弁座56に係合する。逆止め弁の第2の端部36の方向にボール52を押す中央の逆とげ60、もしくは注射器58の針70に起因して、ボール52が弁座56から離れて位置されると、レール54により支持された中央のボール52が逆止め弁32の第2の端部36に向かって動かされた状態で、流体が流体注入ポート30から供給管26まで押し進められるときに、またはバルーン14を空にする際の注射器58の作用により流体がバルーン14からくみ出されるときに、レール54は、中央のボール52の周りで流体が流れることを可能にする。好適な逆止め弁構造が本明細書に開示されているが、様々な構造が、本発明の趣旨から逸脱することなく採用されうることを当業者は理解するであろう。
本発明の好適な実施形態によれば、逆止め弁32の第1の端部34は、雄のルアーロック46を備えており、この雄のルアーロック46は、流体注入ポート30の出口42に形成された雌のルアーロック48と選択的に接続するように成形され、かつ寸法が決められている。ルアーロックの構造は、本発明の好適な実施形態に従って開示されているが、他の接続構造が、本発明の趣旨から逸脱することなく採用されてよいことを、当業者は理解するであろう。同様に、注射器58は、空にする段階の間の取り付けのための雌のルアーロック66を備える。
逆止め弁32の第2の端部36に関しては、(不図示の)逆とげ付き突出部(barbed projection)を備えており、この逆とげ付き突出部は、バルーン14の内部キャビティ28へと通じる供給管26の近位端部44内部で摩擦係合するように成形され、かつ寸法が決められている。逆止め弁32の第1の端部34と同様に、様々な接続構造が当業者に知られており、種々の接続構造が、本発明の趣旨から逸脱することなく、供給管の近位端部を逆止め弁の第2の端部に接続するのに適用されてよい。
前述したような逆止め弁32を、胃バンド10のバルーン14に流体を供給するラインに組み込むことによって、バルーン14は、供給管26を流体注入ポート30に取り付ける前に外科医が供給管26をクランプすることを必要とせずに、容易に空にされることができる。これにより、効率が改善され、胃バンド適用処置の間に行われなければならない段階が最小限に抑えられる。加えて、逆止め弁32は、胃バンド10内の圧力の量を測定するために圧力センサー50を備えている。
本発明の胃バンド10は、以下のように利用される。逆止め弁32の第1の端部34に注射器58を固定し、注射器58の針70がボール52を弁座56から離して、かつ逆止め弁32の第2の端部36に向かって動かし、プランジャー72が動くとバルーン14からの流体がすべてバルーン14の外にくみ出されて、逆止め弁32を通って注射器58の中に入ることにより、まず胃バンド10のバルーン14が空にされる。いったんバルーンを空にし終えたら、胃バンド10は、従来の方法で患者の胃の周りに固定される。その後、供給管26の近位端部44、特に逆止め弁32の第1の端部34は、流体注入ポート30に固定される。流体注入ポート30の出口42が逆止め弁32の第1の端部34に取り付けられると、中央の逆とげ60は、ボール52に係合してこのボール52を弁座56から離し、かつ逆止め弁32の第2の端部36に向かって動かす。この位置で、流体は、逆止め弁32を通って流体注入ポート30からバルーン14へと自由に流れることができる。
代替的実施形態によれば、逆止め弁は、供給管が流体注入ポートに直接接続されうるように、バルーンから流体を排出した後で供給管から切り取られてもよい。
本発明の様々な好適な実施形態によれば、チューブの異なる設置が、2006年3月1日に出願された、所有者が共通の米国特許出願第11/364,362号(名称「胃バンド(Gastric Band)」)に開示されているように用いられてもよく、この米国特許出願は、参照することにより本明細書に組み込まれる。
本発明は胃バンドと共に使用するように記載しているが、当業者であれば、本発明を他のタイプの移植用バンドに等しく適用できることを理解できよう。例えば、バンドは、大便失禁の治療に用いることができる。このようなバンドは、米国特許第6,461,292号明細書に開示されている。バンドは尿失禁の治療に用いることもできる。このようなバンドは、米国特許出願公開第2003/0105385号明細書に開示されている。バンドはまた、胸焼けおよび/または胃酸の逆流の治療に用いることもできる。このようなバンドは、米国特許第6,470,892号明細書に開示されている。バンドはまた、インポテンスの治療に用いることもできる。このようなバンドは、米国特許出願公開第2003/0114729号明細書に開示されている。
好適な実施形態を図示および説明してきたが、このような開示によって本発明を限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明の精神および範囲内に含まれる全ての変更形態および代替の構造を包含するものであることを理解されたい。
〔実施の態様〕
(1) バルーン型胃バンドにおいて、
予め決められた場所で胃の周囲を囲むように成形され、かつ寸法が決められたバルーンであって、前記バルーンは、長さ方向に延びる本体を含む、バルーンと、
前記バルーンの内部キャビティと流体連通するために前記バルーンに固定された供給管であって、前記供給管は、前記バルーンを出入りする流体の流れを制御する弁を含む、供給管と、
を含む、バルーン型胃バンド。
(2) 実施態様1に記載のバルーン型胃バンドにおいて、
前記弁は、逆止め弁である、バルーン型胃バンド。
(3) 実施態様2に記載のバルーン型胃バンドにおいて、
前記逆止め弁は、ボール逆止め弁である、バルーン型胃バンド。
(4) 実施態様3に記載のバルーン型胃バンドにおいて、
前記ボール逆止め弁は、バネで付勢されている、バルーン型胃バンド。
(5) 実施態様1に記載のバルーン型胃バンドにおいて、
前記バルーンと流体連通するために前記バルーンに選択的に取り付けられるように成形され、かつ寸法が決められた、流体注入ポート、
をさらに含む、バルーン型胃バンド。
(6) 実施態様5に記載のバルーン型胃バンドにおいて、
前記弁は、前記流体注入ポートに前記供給管を取り付ける前に、前記供給管から取り外されることができる、バルーン型胃バンド。
(7) 実施態様5に記載のバルーン型胃バンドにおいて、
前記流体注入ポートは、前記弁に選択的に取り付けられるように成形され、かつ寸法が決められている、バルーン型胃バンド。
(8) 実施態様7に記載のバルーン型胃バンドにおいて、
前記流体注入ポートは、前記流体注入ポートから前記バルーンへ流体が流れるように前記逆止め弁を開くために前記弁と選択的に係合する中央の逆とげを含む、バルーン型胃バンド。
(9) 実施態様8に記載のバルーン型胃バンドにおいて、
前記弁は、バネで付勢されている、バルーン型胃バンド。
(10) 実施態様8に記載のバルーン型胃バンドにおいて、
前記弁は、バネで付勢されたボール逆止め弁であり、
前記中央の逆とげは、前記流体注入ポートから前記バルーンへ流体が流れるように前記弁を開くためにボールに選択的に係合する、バルーン型胃バンド。
(11) バルーン型胃バンドのための供給管であって、前記バルーン型胃バンドは、予め決められた場所で胃の周囲を囲むように成形され、かつ寸法が決められたバルーンを含む、供給管において、
前記バルーンの内部キャビティと流体連通するために前記胃バンドの前記バルーンに取り付けられるように構成された供給管であって、前記供給管は、前記バルーンを出入りする流体の流れを制御する弁を含む、供給管と、
流体源を提供するために前記供給管に選択的に取り付けられるように成形され、かつ寸法が決められた、流体注入ポートと、
を含む、供給管。
(12) 実施態様11に記載の供給管において、
前記弁は、逆止め弁である、供給管。
(13) 実施態様12に記載の供給管において、
前記逆止め弁は、ボール逆止め弁である、供給管。
(14) 実施態様13に記載の供給管において、
前記ボール逆止め弁は、バネで付勢されている、供給管。
(15) 実施態様11に記載の供給管において、
前記弁は、前記流体注入ポートに前記供給管を取り付ける前に、前記供給管から取り外されることができる、供給管。
(16) 実施態様11に記載の供給管において、
前記流体注入ポートは、前記弁に選択的に取り付けられるように成形され、かつ寸法が決められている、供給管。
(17) 実施態様16に記載の供給管において、
前記流体注入ポートは、前記流体注入ポートから前記バルーンへ流体が流れるように前記逆止め弁を開くために前記弁に選択的に係合する中央の逆とげを含む、供給管。
(18) 実施態様17に記載の供給管において、
前記弁は、バネで付勢されている、供給管。
(19) 実施態様17に記載の供給管において、
前記弁は、バネで付勢されたボール逆止め弁であり、
前記中央の逆とげは、前記流体注入ポートから前記バルーンへ流体が流れるように前記弁を開くためにボールに選択的に係合する、供給管。
患者の胃の周りに固定された、本発明に従ったバルーン型胃バンドの斜視図である。 流体注入ポートに固定された供給管の遠位端部の斜視図である。 流体注入ポートから引き離された供給管の遠位端部の斜視図である。 本発明に従った供給管/流体注入ポートの断面図である。 本発明に従った供給管/流体注入ポートの断面図である。 流体注入ポートに固定されていない供給管の断面図である。 胃バンドのバルーンを空にするのに使用される注射器に固定された供給管の断面図である。

Claims (2)

  1. バルーン型胃バンドにおいて、
    予め決められた場所で胃の周囲を囲むように成形され、かつ寸法が決められたバルーンであって、前記バルーンは、長さ方向に延びる本体を含む、バルーンと、
    前記バルーンの内部キャビティと流体連通するために前記バルーンに固定された供給管であって、前記供給管は、前記バルーンを出入りする流体の流れを制御する弁を含む、供給管と、
    を含む、バルーン型胃バンドであって、
    前記バルーン型胃バンドは、前記バルーンと流体連通するために前記バルーンに選択的に取り付けられるように成形され、かつ寸法が決められた、流体注入ポート、を更に含み、
    前記流体注入ポートは、前記弁に選択的に取り付けられるように成形され、かつ寸法が決められており、
    前記流体注入ポートは、前記流体注入ポートから前記バルーンへ流体が流れるように前記弁を開くために前記弁と選択的に係合する中央の逆とげを含んでおり、
    前記弁は、バネで付勢されたボール逆止め弁であり、
    前記中央の逆とげは、前記流体注入ポートから前記バルーンへ流体が流れるように前記弁を開くためにボールに選択的に係合し、
    前記バルブは、前記供給管と前記流体注入ポートとの間の前記バルーンへの流体の流れを妨げるように構成されており、前記バルブは、前記供給管が前記流体注入ポートに連結される前に前記バルーンへの流体の流れを妨げ、かつ、前記供給管が前記流体注入ポートに連結された後に前記バルーンへの流体の流れを許容するように構成されている、
    バルーン型胃バンド
  2. 請求項に記載のバルーン型胃バンドにおいて、
    前記弁は、前記流体注入ポートに前記供給管を取り付ける前に、前記供給管から取り外されることができる、バルーン型胃バンド。
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