JP5329943B2 - 複合シート搬送工程における搬送軌道の制御方法及び制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のシートがラップ部を介して接合された複合シートの搬送軌道の制御方法及び複合シートの搬送軌道制御装置、並びに吸収性物品の製造方法に関する。
複数の帯状のシートがラップ部を介して接合された複合シートをその長手方向に沿って搬送するときの搬送軌道の制御方法に関する従来技術として、下記特許文献1に記載の技術が知られている。この技術は、搬送されてくる複合シートにおけるラップ部と非ラップ部との境界部を検出し、検出された該境界部の基準位置からのずれに基づいて、前記複合シートの搬送軌道を該境界部の検出位置の上流において制御し、所望の搬送ラインの中心位置と左右の境界部の中心位置とが一致するようにして前記複合シートの安定的な搬送を図っている。このような技術は、複合シートを構成するシート幅がロットにより変動しても、前記複合シートの左右の境界部の中心位置を所望の搬送ラインの中心位置に制御することができ、使い捨ておむつや生理用ナプキン等の吸収性物品の製造工程においても適用される。
特開2006−282372号公報
しかし、上述の技術を用いても、搬送軌道の制御位置よりも下流において、複合シートと他の部材(例えば別のシート、吸収体など)とを重ね合せ、パターン形状を付与する場合、パターン形状を付与する前の搬送状態の影響で前記複合シートの搬送軌道がずれると、前記複合シートの境界部の位置とパターン形状部との位置関係がずれてしまう。例えば、複合シートの左右の境界部の中心位置とパターン形状部の中心位置とがずれてしまう。そのため、製品の外観に悪影響を及ぼすことがある。更に複合シートの非ラップ部にパターン形状を付与する加工ラインの場合にも、前記のずれが大きくなると、複合シートにおけるパターン形状の中心位置のずれでラップ部にもパターン形状を付与してしまい、製品が例えば吸収性物品等の場合には品質に悪影響を及ぼすことがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、付与されるパターン形状に対して複合シートの境界位置を高精度に位置決めしながら搬送することができる複合シート搬送工程における搬送軌道の制御方法を提供することを目的とする。また本発明はこの制御方法を実施するのに好適な制御装置を提供することに関する。
本発明はまた、外観や品質のよい吸収性物品を安定して製造する方法を提供することに関する。
本発明は、主シートに副シートがラップ部を介して接合された複合シートを搬送しつつ、その下流側でさらに他の部材と重ね合せてパターン形状を付与する複合シート搬送工程における搬送軌道の制御方法であって、搬送されてくる前記複合シートにおけるラップ部と非ラップ部との境界部を検出し、該境界部の基準位置からのずれ量(本発明において特に断わらない限り「ずれ量」とは、ずれの大きさだけでなく方向をも含む意味である。)に基づいて前記複合シートの搬送軌道を制御する上流側工程と、さらに前記他の部材と前記複合シートとを重ねた後、前記のパターン形状を付与された前記複合シートの前記境界部とパターン形状部を検出し、該境界部と該パターン形状部の間隔に基づいて前記上流側の基準位置を補正し、この補正した基準位置を前記境界部の新たな基準位置として搬送軌道を制御してパターン形状を付与する下流側工程とを有する複合シート搬送工程における搬送軌道の制御方法を提供するものである。
また本発明は、上記本発明の複合シート搬送工程における搬送軌道の制御方法を実施するのに好適な制御装置であって、複合シート搬送工程における搬送軌道の制御方法を実施するための制御装置であって、搬送されてくる前記複合シートの主シートと副シートとのラップ部と非ラップ部との境界部の位置を検出する第1の検出手段と、パターン成形工程部の下流に配され前記複合シートの境界部の位置と前記のパターン形状部の位置を検出する第2の検出手段と、前記複合シートの搬送軌道における前記第1の検出手段の上流に配され該搬送軌道を変更する軌道変更手段と、前記第1の検出手段で検出された前記境界部の位置より該境界部の基準位置からのずれ量の算出、及び前記第2の検出手段で検出された境界部の位置と前記パターン形状部の位置よりその間隔を算出しその間隔に基づく境界部の前記基準位置の補正、並びに前記ずれ量及び前記基準位置の補正により前記軌道変更手段を作動させて前記複合シートの搬送軌道の制御、を行う軌道制御手段とを備える、複合シートの搬送軌道の制御装置を提供するものである。
さらに本発明は、搬送しながら、吸収性物品の構成材料である第一のシートと第二のシートとをラップ部を介して接合して複合シートを形成し、かつ、搬送経路の下流側で他の部材と前記複合シートとを重ね合せてパターン形成する吸収性物品の製造方法であって、搬送されてくる前記複合シートにおけるラップ部と非ラップ部との境界部を検出し、該境界部の基準位置からのずれ量に応じて前記複合シートの搬送軌道を該境界部の検出位置の上流側で制御し、下流側で前記他の部材と前記複合シートとを重ねてパターン形状を付与した前記複合シートの前記境界部とパターン形状部を検出し、該境界部と前記パターン形状部との間隔に基づいて前記上流側境界部の基準位置を補正し、この補正した基準位置を前記境界部の新たな基準位置として搬送軌道を制御する吸収性物品の製造方法を提供するものである。
本発明によれば、パターン形状付与前の搬送状態の影響にかかわらず、パターン付与後の複合シートの境界部とパターン形状部を検出して複合シートの搬送軌道を制御するため、パターン形状に対して複合シートの境界位置を高精度に位置決めしながら搬送することができる。
以下、本発明に係る複合シートの搬送軌道の制御方法に用いる制御装置を、その好ましい実施形態に基づいて、図1を主体に、適宜図2〜4を参照して説明する。なお、図面において同符号は同じものを意味する。
図1は、本発明の複合シートの搬送軌道の制御装置(以下、単に制御装置ともいう。)を、使い捨ておむつや生理用ナプキン等の吸収性物品に用いられる複合シートの搬送に適用した一実施形態を模式的に示す斜視図である。図1では、複合シートを吸収性物品の表面シートおよび側部シートとして用いている。
図1において、符号1は制御装置、10は複合シートを示している。この実施形態の制御装置1は、コンベアー12で搬送される吸収体13に上方から合流するように搬送される複合シート10の搬送軌道を制御するものである。複合シート10は、中央に配される表面シート(主シート)101の長手方向両側部にラップ部10A(図2(a)参照)を介して側部シート(副シート)102がそれぞれ接合されている。
制御装置1は、長手方向に搬送されてくる複合シート10の境界部100を検出する第1の検出手段2と、複合シート10の境界部100と後述のパターン形状部11の所定の凹部111(いずれも図4(b)参照)を検出する第2の検出手段3と、複合シート10の搬送軌道における第1の検出手段2の上流に配され該搬送軌道を変更する軌道変更手段4と、第1の検出手段2で検出された境界部100より基準位置からのずれ量を求め該ずれ量基づいて軌道変更手段4を作動させて複合シート10の搬送軌道を制御する軌道制御手段5と、表示・設定手段6とを備えている。ここでいう複合シートの境界部100は、複合シートのラップ部10Aの内側(図2(a)参照)であり、以降の説明でも同じである。
第1の検出手段2は、複合シート10のラップ部10A及び非ラップ部10B(図2(a)参照)を所定の画角で撮像する第1のCCD(電荷結合素子)カメラ(第1の撮像機)21と、複合シート10の第1のCCDカメラ21による撮像部分を裏側から照らす第1の照明器22と、第1のCCDカメラ21で撮像された画像データを受け取って画像処理を行い境界部100の位置を検出する画像処理装置23とを備えている。
第2の検出手段3は、複合シート10のラップ部10A及び非ラップ部10Bと後述のパターン形状部11を所定の画角で撮像する第2のCCDカメラ(第2の撮像機)31と、複合シートと他の部材(シート、吸収体など)の第2のCCDカメラ31による撮像部分を裏側から照らす第2の照明器32と、第2のCCDカメラ31で撮像された画像データを受け取って画像処理を行い境界部100の位置と凹部111の位置を検出する画像処理装置33とを備えている。
軌道変更手段4は、複合シート10が巻き掛けられた軌道制御変更部41と、軌道変更器41の位置を制御する制御モーター42とを備えている。軌道変更器41は、フレーム411に所定間隔を置いて支持された二本のフリーロール412を備えている。軌道変更手段4は、制御モーター42により、複合シート10の長手方向に対して軌道変更器41の向きを変えることで、複合シート10の搬送軌道を修正する。具体的には、制御モーター42の出力軸がフレーム411に連結され、制御モーター42の駆動により、フレーム411が前記出力軸まわりに角度調整され、これによって軌道変更器41の向きを変える。
軌道制御手段5は、シーケンサー51とコントローラー52とを備えている。シーケンサー51は、画像処理装置23で検出された境界部100の位置データと格納されている基準位置データから、境界部100の基準位置からのずれ量を算出し、このずれ量に応じたアナログ信号をコントローラー52へ出力する。また、シーケンサー51は、画像処理装置33で検出された境界部100の位置データと凹部111の位置データよりその間隔を算出し、この間隔からパターン形状部11に対する境界部100のずれ量を求め、基準位置の補正量を演算する。この間隔に基づいて得た補正量で前述の格納されている基準位置データを補正(補正された基準位置は、新たな基準位置データとなる。)する。コントローラー52は、シーケンサー51から出力されるアナログ信号に基づいて制御モーター42を駆動し、軌道変更器41の向きを制御する。
表示・設定手段6は、画像処理装置23と画像処理装置33で処理された画像を表示する画面を備えるとともにシーケンサー51の設定を行う設定装置を備えている。
前述の制御装置1を用いた複合シートの搬送軌道の制御方法の好ましい実施形態を、図1〜図9を参照して吸収性物品の製造工程を例にとって説明する。
最初に、搬送されてくる複合シート10におけるラップ部10Aと非ラップ部10Bとの境界部100を検出し、境界部100の基準位置からのずれ量に基づいて複合シート10の搬送軌道を制御する上流側工程について説明する。
ここで、上流側工程とは、主シートに副シートがラップ部を介して接合された複合シートが搬送されてくるときの、前記複合シートにおけるラップ部と非ラップ部との境界部を検出し、該境界部の基準位置からのずれ量に基づいて前記複合シートの搬送軌道を制御する工程をいい、後述の下流側工程とは、上記の上流側工程で前記他の部材と前記複合シートとを重ねた後、前記のパターン形状を付与された前記複合シートの前記境界部とパターン形状部を検出し、該境界部と該パターン形状部の間隔に基づいて前記上流側の基準位置を補正し、この補正した基準位置を前記境界部の新たな基準位置として搬送軌道を制御してパターン形状を付与する工程をいう。
この実施形態の制御方法においては、先ず、図1に示すように、複合シート10の搬送経路に制御装置1を配置する。そして、図1に示すように軌道変更手段4よりも上流において表面シート101及び側部シート102が接合されてから搬送されてくる複合シート10におけるラップ部10Aと非ラップ部10Bとの境界部100(図2(a)参照)を第1の検出手段2で検出する。より具体的には、軌道制御ロール41を経て送られてくる複合シート10のラップ部10Aと非ラップ部10Bを含む撮像部分を裏側から第1の照明器22で照らした状態で、当該撮像部分の表面を第1のCCDカメラ21で撮像する。
表面シート101及び側部シート102の材質には、従来から吸収性物品に用いられているシートを特に制限なく用いることができる。
この実施形態において前記複合シートの主シートと副シートともに連続シートである場合を例に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。一方のシートは、所定の長さに切断したシートの場合でもよく、この切断したシートは、その長手方向と連続するシートの搬送方向とを必ずしも一致させる必要はない。また、複合シートに部材を重ね合わせて製造する製品、例えば吸収性物品の外形と搬送方向との関係は特に限定するものではない。
表面シート101と側部シート102の接合方法には特に制限はないが、ラップ部10Aの密着による境界部100の安定検出を考慮するとホットメルト等の接着剤またはヒートシールによる接合が好ましい。
境界部100の検出は、第1のCCDカメラ21で撮像されたラップ部10A及び非ラップ部10Bの画像データに基づいて画像処理装置23で行われる。より具体的には、図2(a)のように、所定の画角で撮像された撮像領域14(複合シート10の幅方向位置X、長手方向位置Y)が、第1のCCDカメラ21の画素数分の画素データ(0〜255階調)で表される。これは、例えば図2(b)に示すように撮像領域14のY方向任意の1画素に対する撮像領域14内のX方向の画素データがグラフで表される。図2(b)においては、対応の図2(a)の、画像として暗いラップ部10Aの画素データの数値は小さく、非ラップ部10Bはラップ部10Aの画素データの数値よりも大きい。このような撮像領域に対し、境界部100を検出するために特定の検査領域を設ける。本実施形態では、図2(a)に示したように、このような検査領域を二つの境界部に対応して左側検査領域140、右側検査領域141として設ける。
そして、図3(a)及び図3(b)に示されるように、これら両検査領域140、141のY方向の任意の1画素に対する両検査領域140、141のX方向の画素データを求め、両検査領域140、141のY方向幅の画素数に相当する数のグラフ(図3(a)及び図3(b)は、その中の一つ)を積算平均化した上で微分し、その微分結果の最大最小値が±100%となるようにデータ変換すると、図3(c)及び図3(d)のようになる。そして、境界部100を特定するために設定されたしきい値に基づいて境界部100のX方向の位置データを求める。制御装置1では、このような境界部の位置データの算出を画像処理装置23の処理時間おきに行う。この位置データ算出において制御の応答性を高めるためには、できるだけ短時間で位置データを検出して更新するのが好ましく、最短の画像処理時間とするのが特に好ましい。
なお、上記のしきい値は境界部以外のラップ部位及び非ラップ部位における検出明度のバラツキによる外乱要因を排除するように、画素データの微分値がしきい値より大きくなった位置を前記境界部の位置として取り込むように設定してある。
本実施形態では上記の方法で得られた境界部100の位置が、基準位置に対してどの程度ずれているか求めるため、複合シートの搬送軌道の制御を開始する前には、予め複合シートの境界部の基準位置を設定する。複合シートには、左側の境界部と右側の境界部があり、左側境界部の基準位置と右側境界部の基準位置をそれぞれ設定する。具体的には、左側境界部の基準位置と右側境界部の基準位置との間隔(以下、単に吸収面幅ともいう)は、製品寸法として予め決まっているため、搬送ラインの中心位置から吸収面幅の1/2(半分)を搬送軌道に対して垂直方向(前記X方向と同じ方向)且つ左側へ移動した位置が左側境界部の基準位置であり、搬送ラインの中心位置から吸収面幅の1/2を搬送軌道に対して垂直方向且つ右側へ移動した位置が右側境界部の基準位置である。左側境界部の基準位置と右側境界部の基準位置の搬送軌道に対して垂直方向に1/2が左右の基準位置の中心であり、搬送ラインの中心位置でもある。
左側境界部の基準位置と右側境界部の基準位置は、搬送軌道の制御を開始する前に、表示・設定手段6を用いて設定する。表示・設定手段6で設定された左側の基準位置と右側の基準位置は、シーケンサー51に送信されて格納される。
本実施形態では上記の方法で得られた境界部100の位置が基準位置に対してずれた場合にこれを軌道修正するがこれを図2(a)に対応して図8(a)、(b)、(c)に示し、次に説明する。
左側検査領域140及び右側検査領域141(図2(a)参照)で検出された境界部100の位置データは、シーケンサー51に送信される。シーケンサー51では、境界部100の基準位置からのずれ量を、左側検査領域140及び右側検査領域141で検出された境界部100の位置データと、表示・設定手段6で予め設定された左側境界部及び右側境界部の基準位置データとから求める。具体的には、左側検査領域140で検出された境界部100の位置データと左側境界部の基準位置データとの差を算出して左側基準位置からのずれ量を求め、右側検査領域141で検出された境界部100の位置データと右側境界部の基準位置データとの差を算出して右側基準位置からのずれ量を求める(図8(a)参照)。これらの基準位置からのずれ量は、コントローラー52に応じたアナログ信号に変換される。
コントローラー52は、左側基準位置からのずれ量と右側基準位置からのずれ量をシーケンサー51からアナログ信号で受け取る。コントローラー52では、左側基準位置からのずれ量と右側基準位置からのずれ量を平均化(加算して2で割る)し、この平均化された基準位置からのずれ量に基づいて、制御モーター42を作動させ、また、この平均化されたずれ量に基づいて複合シート10の長手方向に対して軌道変更器41の向きを変えて、複合シート10の搬送軌道を制御し、複合シート10を図2(a)のX方向に移動させて、左側の境界部100を左側基準位置に、右側の境界部100を右側基準位置に、それぞれ一致させる(図8(b)参照)。なお、シートの伸張や歪等により両側の基準位置に各境界部が一致できない場合には、左側基準位置からの左側境界部100のずれ量と右側基準位置からの右側境界部100のずれ量(ずれの方向は左側と右側では逆)が均等になるよう(図8(c)参照)、複合シート10の搬送軌道を制御する。
次に、他の部材である吸収体13と複合シート10とを重ねた後、パターン形状を付与された複合シート10の境界部100とパターン形状部11を検出し、境界部100とパターン形状部11の間隔に基づいて上流側の基準位置を補正し、この補正した基準位置を境界部100の新たな基準位置として搬送軌道を制御してパターン形状を付与する下流側工程について、図1及び図4〜図9を参照して説明する。
図1に示すように、複合シート10と吸収体13が複合シート10の下流側で合流して吸収体13の上面に複合シート10が重ねられる。この場合、吸収体13は複合シート10の幅方向中央位置、つまり表面シート101の中心位置に重なるように搬送されてくる。この状態でパターン成形手段7によって複合シート10の上面から吸収体13にかけてパターン成形されて両者が接合される。具体的には、パターン成形手段7は、パターン形状突部73を周面に有する上軸ヒートロール71と、この上軸ヒートロール71に圧接して回転する下軸ヒートロール72とを有し複合シート10は吸収体13とともに上軸、下軸両ヒートロール71,72間に挟み込まれてパターン形状部11が形成される。パターン形状部11は表面シート101の範囲内に形成され、ラップ部10Aにはかからないように、後述する如く複合シート10の軌道が制御される。
次に、パターン成形手段7の下流において、図4に示すように複合シート10の境界部100とパターン形状部11の凹部111(図4(b)参照、検査領域内のパターン形状部をいう)を第2の検出手段3で検出する。具体的には、複合シート10におけるラップ部10Aと非ラップ部10Bとの境界部100(図4(a)参照)及びパターン形状部11における凹部111を含む撮像部分を裏側から第2の照明器32で照らした状態で当該撮像部分の表面を第2のCCDカメラ31で撮像する。
この際、境界部100の検出は、第2のCCDカメラ31で撮像されたラップ部10A及び非ラップ部10Bの画像データに基づいて画像処理装置33で行われる。具体的には、所定の画角で撮像された撮像領域15において、図4(a)に示すように二つの境界部を検出するために左側検査領域150、右側検査領域151を設け、前述した図2(a)の左側検査領域140、右側検査領域141の場合と同様にして、図5(a)〜(d)に示す境界部100の位置データを求めることができる。
また、凹部111の検出は、第2のCCDカメラ31で撮像されたパターン形状部11における凹部111の画像データに基づいて画像処理装置33で行われる。具体的には、図4(a)及び(b)のように、所定の画角で撮像された撮像領域15(複合シート10の幅方向位置X、長さ方向位置Y)が、第2のCCDカメラ31の画素数分のデータ(0〜255階調)で表され、例えば画像として暗い吸収体13(複合シート10を含む)の画素データの数値は小さく、画像として明るいパターン形状部11の画素データの数値は大きい。このような撮像領域に対し、凹部111を検出するために特定の検査領域を設ける。
本実施形態では、図4(a),(b)に示したように、パターン形状部11に対して左側検査領域152、右側検査領域153を設ける。次に、図6(a)及び図6(b)に示されるような、これら両検査領域152、153のY方向任意の1画素に対する両検査領域152、153のX方向の画素データを求め、両検査領域152、153のY方向幅の画素数に相当する数のグラフ(図6(a)及び図6(b)は、その中の一つ)を積算平均化すると図6(c)及び図6(d)になる。更に、図6(c)及び図6(d)のグラフを微分し、図6(e)及び図6(f)に示されるように、微分結果の最大最小値が±100%となるようにデータ変換する。そして、凹部111を特定するために設定されたしきい値に基づいて凹部111のX方向の位置データを求める。制御装置1では、このような凹部の位置データの算出を製品1個おきに行う。
次に、左側検査領域150及び右側検査領域151で検出された境界部100の位置データと、左側検査領域152及び右側検査領域153で検出された凹部111の位置データは、画像処理装置33から軌道制御手段5のシーケンサー51に送信される。シーケンサー51では、左側検査領域152で検出された凹部111の位置データと左側検査領域150で検出された境界部100の位置データとの差を算出して左側の凹部と境界部の間隔11A(図4(b)参照)を求め、右側検査領域151で検出された境界部100の位置データと左側検査領域153で検出された凹部111の位置データとの差を算出して右側の凹部と境界部の間隔11B(図4(b)参照)を求める。左側の凹部と境界部の間隔11Aと、右側の凹部と境界部の間隔11Bとの差を算出して2で割れば、パターン形状部11に対する左右の境界部100のずれ量を求めることができる。つまり、複合シート10がどの程度ずれているのかを求めることができる。
また、シーケンサー51では、左側のパターン形状部と左側の境界部の間隔11Aと、右側のパターン形状部と右側の境界部の間隔11Bより、前記パターン形状部11の凹部111に対する境界部100のずれの方向を判定することができる。
具体的には、左側の凹部111と左側の境界部の間隔11Aが、右側の凹部111と右側の境界部の間隔11Bよりも大きい場合は、凹部111に対して境界部100が左側にずれている。また、左側の凹部111と左側の境界部の間隔11Aが、右側の凹部111と右側の境界部の間隔11Bよりも小さい場合は、凹部111に対して境界部100が右側にずれている。
次に、シーケンサー51では、パターン形状部11と境界部100の間隔11Aおよび11Bに基づいて求められたずれ量およびずれの方向に応じて、左側境界部100及び右側境界部100のそれぞれの基準位置データを補正する。例えば、パターン形状部11に対して複合シート10の境界部100が右側に5mm(前述の算出されたずれ量)ずれている場合、左側境界部100及び右側境界部100のそれぞれの基準位置を、ずれた方向の反対方向である左側に5mm補正する。または、軌道変更手段4の応答性や複合シート10の性質等を考慮して、ずれ量5mmよりも小さい3mmを補正量としてもよい。このように第2のCCDカメラ31で撮像された画像データに基づいて画像処理33で検出し、且つ送信された境界部100と凹部111(パターン形状部11)の位置データから、シーケンサー51では、境界部100と凹部111(パターン形状部11)の間隔を算出し、その間隔に基づいて得た補正量で格納されている基準位置データを補正する。補正された基準位置は、新たな基準位置データとして格納される。
このように、シーケンサー51に格納された基準位置について、補正された基準位置を新たな基準位置にすると、第1の検出手段2で検出された左側検査領域140及び右側検査領域141の境界部100と左側境界部及び右側境界部の基準位置との間にはそれぞれ基準位置の補正量に相当するずれが発生する。前述したように、境界部100の基準位置からのずれ(左側基準位置からのずれと右側基準位置からのずれ)は、シーケンサー51でアナログ信号に変換され、コントローラー52に送信される。コントローラー52では、境界部100の左側基準位置からのずれと右側基準位置からのずれを平均化(加算して2で割る)し、この平均化された基準位置からのずれ量に基づいて、制御モーター42を作動させ、この平均化されたずれ量に応じて複合シート10の長手方向に対して軌道変更器41の向きを変えて、複合シート10の搬送軌道制御し、複合シート10を図4(a)のX方向に移動させる。これにより、パターン形状付与後のパターン形状部11に対する境界部100のずれをなくすことができる。
複合シートの搬送軌道は、第1の検出手段2を用いて画像処理装置23の処理時間(撮像してから検査が終了するまでの時間)おきに境界部100の位置データを検出し、基準位置データとの差を算出して制御しているため、搬送軌道の制御の応答性は高い。しかし、複合シート10は、他の部材、即ち吸収体13と合流してからパターン成形手段7までの間で搬送状態の影響により、図4(a)のX方向のいずれかの方向にずれたままになる場合があるため、搬送軌道を補正する必要がある。このため、上述のように、第2の検出手段3を用いて境界部100と凹部111を検出して境界部100とパターン形状部11の間隔を求め、この間隔に基づいてパターン形状部11に対する境界部100のずれ量を得て、基準位置データを補正すれば、搬送軌道を修正することができる。
即ち、パターン形状部11に対する境界部100のずれ量に応じて境界部100の基準位置を補正し、この補正した基準位置を新たな基準位置として第1の検出手段2で境界部100のずれを検出し、このずれをなくするように搬送軌道を修正する。この境界部100の基準位置の補正は、搬送軌道の基準位置を変更するものであり、制御として低応答が望ましく、1000個の凹部111に対する境界部100のずれ量を求めて平均化あるいは移動平均したデータを用いるのがよい。これにより、パターン形状付与前の搬送状態の影響により、複合シートの境界部100はパターン形状部11に対してずれたままになることはなく、パターン形状に対して複合シートの境界位置を高精度に位置決めしながら搬送することができる。
この後の工程は、図示しないが、更に下流側において、搬送方向に断続している吸収体13と吸収体13との間の位置で複合シート10を幅方向に切断して吸収性物品とする。この場合、1つの実施形態によれば、前記側部シート102の側方部分を吸収体13の裏側へ折り畳み、また、裏面シート(図示せず)を前記表面シート101に重なるように前記吸収体13の裏面側に張着し、かつ長手方向両端側で前記表面シート101、前記側部シート102及び前記裏面シートを接着して図7に例示するような吸収性物品16を完成させる。
本実施形態の制御装置1及びこれを用いた複合シートの搬送軌道の制御方法によれば、以下の作用効果が奏される。
複合シートの境界部と凹部を二次元で検出するため、複合シートを構成している各シートや合流する吸収体(あるいはシート)の厚みの変動や材料むらの影響を抑えることができる。よって、パターン形状の位置に対して当該複合シートの位置を高精度に位置決めしながら搬送することができる。
また、境界部として二つの側部シート102の端部を検出しているので、この制御方法を吸収性物品の製造に適用すれば、複合シート10の側部シート102間の表面シート101の露出幅、即ち吸収性物品の吸収面の幅の検査も容易かつ正確に行うことができる。
さらに、画像処理装置23、33の画像をモニタしながら、表示・設定手段6を介して信号変換機能を有するシーケンサー51の設定を変更することで、複合シート10の搬送位置を変えることができる。
本発明の複合シートの搬送軌道の制御方法及び装置は、前記実施形態に制限されない。前記実施形態の制御装置1及び制御方法では、第1,第2の検出手段として光学式の撮像機(カメラ)を用いたが、これらの検出手段は、二次元的であってもよいし、一次元(ラインセンサー)であってもよい。
前記実施形態の制御装置1では、第1,第2のCCDカメラ21、31に対して画像処理装置23、33を用いたが、これらのCCDカメラ21、31に対して画像処理装置が1台であっても良い。
また、前記実施形態の制御装置1では、第1の照明器22と第2の照明器32を透過照明として用いたが、撮像表面を照らす反射照明であってもよい。
さらに前記実施形態の制御装置1では、シーケンサー51とコントローラー52とを用いたが、これらの機能を備えた一つのコントローラーに置き換えることもできる。
上述の実施の形態の説明において、左右境界部100と各基準位置からそれぞれのずれ量を求めたが、左右の基準位置の中心から左右境界部100のそれぞれのずれ量を求めてもよい。
本発明は、前記実施形態におけるような、吸収性物品に用いられる複合シートの搬送軌道の制御以外の複合シートの搬送軌道の制御にも適用することができることは勿論であり、このような他の形態のものも本発明に含まれることは明らかである。他の実施形態としては、他の部材を複合シートと重ね合せて行うパターン付与を製品によって前記のような非ラップ部ではなく、ラップ部に対して行う態様をとってもよい。
また、副シートである側部シート102は帯状に連続せずに、間欠に主シート101である表面シートに配置且つ接合されていてもよい(図9参照)。
本発明の複合シートの搬送軌道の制御装置の一実施形態を模式的に示す斜視図である。 第1の検出手段による境界部の検知方法を説明するための模式図であり、(a)は複合シートにおける撮像部分の平面図、(b)は、撮像部分の画素データの一例を示す図である。 第1の検出手段による境界部の検知方法を説明するための模式図であり、(a)及び(b)は検査領域内の画素データの一例を示す図、(c)及び(d)は検査領域内の画素データを微分した結果を示す図である。 第2の検出手段による境界部と凹部の検知方法を説明するための模式図であり、(a)は複合シートと吸収体における撮像部分の平面図、(b)は、(a)を一部拡大した図である。 第2の検出手段による境界部の検知方法を説明するための模式図であり、(a)及び(b)は検査領域内の画素データの一例を示す図、(c)及び(d)は検査領域内の画素データを微分した結果を示す図である。 第2の検出手段による凹部の検知方法を説明するための模式図であり、(a)及び(b)は検査領域内の画素データの一例を示す図、(c)及び(d)は検査領域内の画素データを平均化した結果を示す図、(e)及び(f)は検査領域内の画素データを微分した結果を示す図である。 本発明の実施形態に係る製造方法によって製造された吸収性物品の一例を示す平面図である。 複合シートの境界位置と基準位置を説明するための模式図であり、(a)は複合シートの境界位置が基準位置からずれた場合の一例を示す図、(b)は複合シートの境界位置と基準位置は一致している場合を示す図である。(c)は複合シートに伸張や歪み等があったときの複合シートの搬送軌道の制御方法を説明する図である。 間欠の副シートが主シートに配置且つ接合された場合の一例を示す図である。
符号の説明
1 複合シートの搬送軌道の制御装置
2 第1の検出手段
21 第1のCCDカメラ(第1の撮像機)
22 第1の照明器
23 画像処理装置
3 第2の検出手段
31 第2のCCDカメラ(第2の撮像機)
32 第2の照明器
33 画像処理装置
4 軌道変更手段
41 軌道変更器
411 フレーム
412 フリーロール
42 制御モーター
5 軌道制御手段
51 シーケンサー
52 コントローラー
6 表示・設定手段
7 パターン成形手段
71 上軸ヒートロール
72 下軸ヒートロール
73 パターン形状突部
10 複合シート
100 境界部
101 表面シート(主シート)
102 側部シート(副シート)
10A ラップ部
10B 非ラップ部
11 パターン形状部
111 凹部(検査領域内のパターン形状)
11A 左側境界部100と左側凹部111の間隔
11B 右側境界部100と右側凹部111の間隔
12 コンベアー
13 吸収体
14 撮像領域
140 左側検査領域
141 右側検査領域
15 撮像領域
150 複合シートの左側検査領域
151 複合シートの右側検査領域
152 パターン形状の左側検査領域
153 パターン形状の右側検査領域
16 吸収性物品

Claims (7)

  1. 主シートに副シートがラップ部を介して接合された複合シートを搬送しつつ、その下流側でさらに他の部材と重ね合せてパターン形状を付与する複合シート搬送工程における搬送軌道の制御方法であって、
    搬送されてくる前記複合シートにおけるラップ部と非ラップ部との境界部を検出し、該境界部の基準位置からのずれ量に基づいて前記複合シートの搬送軌道を制御する上流側工程と、
    さらに前記他の部材と前記複合シートとを重ね、該重ねた状態でパターン成形手段によって前記複合シートの上面から前記他の部材にかけてパターン成形されて両者が接合された後、前記のパターン形状を付与された前記複合シートの前記境界部とパターン形状部を検出し、該境界部と該パターン形状部の間隔に基づいて前記上流側の基準位置を補正し、この補正した基準位置を前記境界部の新たな基準位置として搬送軌道を制御してパターン形状を付与する下流側工程とを有する複合シート搬送工程における搬送軌道の制御方法。
  2. 前記上流側工程は、前記ラップ部及び前記非ラップ部を撮像して得られた画像データに基づいて前記境界部を検出する請求項1記載の複合シート搬送工程における搬送軌道の制御方法。
  3. 前記下流側工程は、パターン形状を付与された後の複合シートを撮像して得られた画像データに基づいて前記境界部と前記パターン形状部を検出する請求項1記載の複合シート搬送工程における搬送軌道の制御方法。
  4. 複合シート搬送工程における搬送軌道の制御方法を実施するための制御装置であって、
    搬送されてくる前記複合シートの主シートと副シートとのラップ部と非ラップ部との境界部の位置を検出する第1の検出手段と、
    前記複合シートと他の部材とを重ねた状態でパターン成形手段によって前記複合シートの上面から前記他の部材にかけてパターン成形されて両者が接合されるパターン成形工程部の下流に配され前記複合シートの境界部の位置と前記パターン成形されたパターン形状部の位置を検出する第2の検出手段と、
    前記複合シートの搬送軌道における前記第1の検出手段の上流に配され該搬送軌道を変更する軌道変更手段と、
    前記第1の検出手段で検出された前記境界部の位置より該境界部の基準位置からのずれ量の算出、及び前記第2の検出手段で検出された境界部の位置と前記パターン形状部の位置よりその間隔を算出しその間隔に基づく境界部の前記基準位置の補正、並びに前記ずれ量及び前記基準位置の補正により前記軌道変更手段を作動させて前記複合シートの搬送軌道の制御、を行う軌道制御手段とを備える、
    複合シートの搬送軌道の制御装置。
  5. 前記第1の検出手段は、前記複合シートを撮像する第1の撮像機と、前記第1の撮像機による撮像部分を照らす第1の照明器とを備えている請求項4記載の複合シートの搬送軌道の制御装置。
  6. 前記第2の検出手段は、前記複合シートと前記パターン形状部を撮像する第2の撮像機と、前記第2の撮像機による撮像部分を照らす第2の照明器とを備えている請求項4記載の複合シートの搬送軌道の制御装置。
  7. 搬送しながら、吸収性物品の構成材料である第一のシートと第二のシートとをラップ部を介して接合して複合シートを形成し、かつ、搬送経路の下流側で他の部材と前記複合シートとを重ね合せてパターン形成する吸収性物品の製造方法であって、
    搬送されてくる前記複合シートにおけるラップ部と非ラップ部との境界部を検出し、該境界部の基準位置からのずれ量に基づいて前記複合シートの搬送軌道を該境界部の検出位置の上流側で制御し、下流側で前記他の部材と前記複合シートとを重ねて、該重ねた状態でパターン成形手段によって前記複合シートの上面から前記他の部材にかけてパターン成形されて両者が接合されてパターン形状を付与した前記複合シートの前記境界部とパターン形状部を検出し、該境界部と前記パターン形状部との間隔に基づいて前記上流側境界部の基準位置を補正し、この補正した基準位置を前記境界部の新たな基準位置として搬送軌道を制御する吸収性物品の製造方法。
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