JP5326959B2 - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置および通信方法に関する。
無線で接続できる端末同士で構成され、無線LAN(Local Area Network:構内通信網)のアクセスポイントなどがなくても通信を行うことができるアドホックネットワークが検討されている。
たとえば、複数の端末を包含するアドホック網において送信元端末と宛先端末との間で少なくとも一つの中継端末を介してパケットを送受する無線通信システムであって、前記送信元端末が、前記宛先端末に向けて経路要求パケットをブロードキャストし、前記中継端末が、自己の利用可能帯域および自己のアドレスを前記経路要求パケットに追記し、その追記後の経路要求パケットをブロードキャストし、前記宛先端末が、前記経路要求パケットに追記された利用可能帯域に基づいて前記送信元端末との間でパケットを送受するための経路を選択し、この選択した経路を前記送信元端末に通知し、さらに、前記送信元端末が、前記宛先端末から通知された経路を前記宛先端末との間でパケットを送受するための経路として設定する技術が開示されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
また、無線端末A〜無線端末C〜無線端末Eの第1の通信経路と、無線端末A〜無線端末C〜無線端末Gの第2の通信経路とが形成されている状況において無線端末Aと無線端末Hとの間に通信経路を構築する場合、無線端末Dでは、高負荷の無線端末Cからの経路要求メッセージが低負荷の無線端末Fからの経路要求メッセージよりも先に受信されるが、低負荷の無線端末Fからの経路要求メッセージが選択される。これによって、無線端末A〜無線端末C〜無線端末D〜無線端末Hとなる最短ホップ数の経路ではなく、無線端末A〜無線端末B〜無線端末F〜無線端末D〜無線端末Hとなり、ホップ数は1つ多いが処理負荷の高い無線端末Cを外した通信経路が確立される技術が開示されている(たとえば、下記特許文献2参照。)。
特開2005−347850号公報 特開2006−211375号公報
しかしながら、上述した従来技術では、アドホックネットワークにおいてはフェージングなどでネットワークの状態が時々刻々と変動するため、安定した通信を行うことができないという問題がある。また、ネットワークの状態変動に追従して最適な経路を選択できるように経路探索を頻繁に行うと、無線リソースを圧迫するという問題がある。
本発明の一側面では、ネットワークの状態変動に対する耐性を向上させることを目的とする。
第1の案では、自装置が属するアドホックネットワークの他の通信装置までの経路ごとの無線コストを取得する取得部と、前記取得部によって異なる時間に取得された複数の前記経路ごとの無線コストを蓄積する蓄積部と、前記蓄積部によって蓄積された複数の前記経路ごとの無線コストにおける前記経路同士の時間相関に基づいて前記経路ごとの優先順位を決定する決定部と、前記決定部によって決定された優先順位が高い経路ほど優先的に用いて前記他の通信装置と通信を行う通信部と、を備える通信装置を用いることとする。
好ましくは、前記決定部は、優先順位を未決定の経路のうちの、優先順位を決定済みの経路との間の前記時間相関が最も小さい経路の優先順位を、決定済みの優先順位の次に高い優先順位に決定する。
好ましくは、前記決定部は、前記経路ごとに前記無線コストの時間平均を算出し、算出した時間平均が最も小さい経路の優先順位を最も高い優先順位に決定する。
好ましくは、前記決定部は、前記取得部によって前記経路ごとの無線コストが取得されるごとに前記経路ごとの優先順位を決定する。
第2の案では、自装置が属するアドホックネットワークの他の通信装置までの経路ごとの無線コストを取得する取得工程と、前記取得工程によって異なる時間に取得された複数の前記経路ごとの無線コストを蓄積する蓄積工程と、前記蓄積工程によって蓄積された複数の前記経路ごとの無線コストにおける前記経路同士の時間相関に基づいて前記経路ごとの優先順位を決定する決定工程と、前記決定工程によって決定された優先順位が高い経路ほど優先的に用いて前記他の通信装置と通信を行う通信工程と、を含む通信方法を用いることとする。
本発明によれば、ネットワークの状態変動に対する耐性を向上させることができるという効果を奏する。
実施の形態にかかる通信装置の構成を示すブロック図である。 図1に示した通信装置による経路探索の一例を示す図である。 蓄積部に蓄積された複数の経路コストリストの一例を示す図である。 決定部の優先順位決定動作の一例を示すフローチャートである。 図4に示した優先順位決定動作により生成される経路順位リストの一例を示す図である。 蓄積部に蓄積される複数の経路コストリストの具体例を示す図である。 図6に示した例において生成される経路順位リストの一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、開示の通信装置および通信方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(通信装置の構成)
図1は、実施の形態にかかる通信装置の構成を示すブロック図である。図1に示す実施の形態にかかる通信装置100は、アドホックネットワークに属する通信装置であり、自装置が属するアドホックネットワークの他の通信装置との間で通信を行う。通信装置100は、たとえば携帯電話などのモバイル端末である。通信装置100は、取得部110と、蓄積部120と、決定部130と、通信部140と、を備えている。
取得部110は、通信装置100(自装置)が属するアドホックネットワークの他の通信装置までの経路ごとの無線コストを取得する。無線コストは、たとえば、ノードごとの回線品質、パケットの待ち時間、トラフィク量、バッテリ消費量などの伝送コストである。無線コストは、たとえば各ノードのスパンごとに算出される。
また、取得部110は、経路ごとの無線コストを異なる時間(時期)に複数回取得する。たとえば、取得部110は、アドホックネットワークの経路探索を一定周期で行うことで、経路ごとの無線コストを定期的に取得する。経路探索は、たとえばアドホックネットワークに経路探索パケットを往復させることで行う。取得部110は、取得した経路ごとの無線コストを示す経路コストリストを蓄積部120へ出力する。
蓄積部120は、取得部110から出力された経路コストリストを蓄積する。また、蓄積部120は、過去に取得部110から出力された経路コストリストも蓄積している。したがって、蓄積部120は、取得部110によって異なる時間に取得された複数の経路コストリストを蓄積している。
決定部130は、蓄積部120によって蓄積された複数の経路コストリストを読み出し、読み出した経路コストリストが示す経路ごとの無線コストにおける経路同士の時間相関を算出する。決定部130は、算出した経路同士の時間相関に基づいて、他の通信装置までの経路ごとの優先順位を決定する。決定部130は、決定した経路ごとの優先順位を示す経路順位リストを通信部140へ出力する。
通信部140は、決定部130から出力された経路順位リストが示す優先順位が高い経路ほど優先的に用いて他の通信装置と通信を行う。たとえば、通信部140は、優先順位が1番目(最も高い)の経路を用いた通信を行い、通信にエラーが生じると優先順位が2番目の経路を用いた通信に切り替える。これにより、経路の切替の前後で無線コストの時間相関が小さくなるため、経路の切替により無線コストが低減される可能性が高くなる。
または、通信部140は、優先順位が所定の順位以上の各経路(たとえば1番目と2番目の各経路)を同時に用いた通信を行ってもよい。これにより、同時に用いる各経路の無線コストの時間相関が小さくなるため、ネットワークの状態が変動しても、同時に用いる各経路の無線コストがともに劣化する可能性が低くなる。
取得部110および通信部140は、たとえば無線通信インターフェースによって実現することができる。蓄積部120は、たとえば通信装置100のメモリによって実現することができる。決定部130は、たとえばDSP(Digital Signal Processor)などの演算手段によって実現される。
また、決定部130は、たとえば経路順位リストを通信装置100のメモリに記憶する。通信部140は、決定部130によって通信装置100のメモリに記憶された経路順位リストを読み出し、読み出した経路順位リストに基づいて他の通信装置と通信を行う。
(通信装置による経路探索)
図2は、図1に示した通信装置による経路探索の一例を示す図である。図2に示す通信システム200は、ノードA〜Iによって構成されるモバイルアドホックネットワークである。ノードA〜Iのそれぞれは、移動通信が可能なモバイル端末である。
ノードA〜Iは、それぞれ経路コストリスト群ListA〜ListIを有している。経路コストリスト群ListA〜ListIは、異なる時間において取得された複数の経路コストリストを含んでいる。複数の経路コストリストのそれぞれは、自ノードから他の各ノードまでの各経路と、経路ごとの無線コストを示している。
ここでは、通信装置100をノードAに適用し、ノードAがノードEとの間でデータ通信を行う場合について説明する。通信装置100の蓄積部120には、経路コストリスト群ListAが蓄積される。通信システム200において、ノードAからノードEへの経路rEi(i=1,2,…)には、ノードH,Iを経由する経路rE1と、ノードF,Gを経由する経路rE2と、ノードB,C,Dを経由する経路rE3と、が存在する。
COST(R,H,tn)は、時間tnに取得された、経路R(R=rE1,rE2,rE3)のホップ数H(H=h1,h2,…)における無線コストを示している。時間tnは、離散時間に対応するインデックスであり、たとえば取得部110によって経路ごとの無線コストが取得されるごとに増加する。
たとえば、COST(rE1,h1,tn)は、時間tnに取得された経路rE1のホップ数h1(ノードAからノードH)における無線コストを示している。また、COST(rE1,h2,tn)は、時間tnに取得された経路rE1のホップ数h2(ノードHからノードI)における無線コストを示している。また、COST(rE1,h3,tn)は、時間tnに取得された経路rE1のホップ数h3(ノードIからノードE)における無線コストを示している。
したがって、経路rE1の無線コストは、COST(rE1,h1,tn)+COST(rE1,h2,tn)+COST(rE1,h3,tn)となる。同様に、経路rE2の無線コストは、COST(rE2,h1,tn)+COST(rE2,h2,tn)+COST(rE2,h3,tn)となる。また、経路rE3の無線コストは、COST(rE3,h1,tn)+COST(rE3,h2,tn)+COST(rE3,h3,tn)+COST(rE3,h4,tn)となる。
(経路コストリスト)
図3は、蓄積部に蓄積された複数の経路コストリストの一例を示す図である。図3に示すように、蓄積部120に蓄積される経路コストリスト群ListAには、取得部110によってそれぞれ時間t1〜tnに取得された経路コストリスト311〜31nが含まれている。たとえば、経路コストリスト31nのNo.1〜No.3のそれぞれは、ノードEを宛先とする各経路の無線コストを示している。
具体的には、経路コストリスト31nのNo.1は、経路rE1の無線コストCOST(rE1,tn)を示している。経路コストリスト31nのNo.2は、経路rE2の無線コストCOST(rE2,tn)を示している。経路コストリスト31nのNo.3は、経路rE3の無線コストCOST(rE3,tn)を示している。なお、N(rE1)〜N(rE3)は、それぞれ経路rE1〜rE3の合計ホップ数を示している。
また、経路コストリスト31nのNo.4以降に示すように、経路コストリスト31nには、ノードDを宛先とする各経路など、ノードE以外のノードを宛先とする各経路の無線コストが含まれていてもよい。また、経路コストリスト311〜313,…も経路コストリスト31nと同様に、ノードAから各ノードへの各経路の無線コストを示している。
(優先順位決定動作)
図4は、決定部の優先順位決定動作の一例を示すフローチャートである。ここでは、ノードEを宛先とする各経路の優先順位の決定について説明する。決定部130は、まず、蓄積部120に蓄積されたノードAからノードEへの経路(経路rE1〜rE3)ごとの無線コストを示す複数の経路コストリストを読み出す(ステップS401)。たとえば、決定部130は、図3に示した経路コストリスト311〜31nを読み出す。
つぎに、ステップS401によって読み出された複数の経路コストリストに基づいて、ノードEを宛先とする経路ごとの無線コストの時間平均を算出する(ステップS402)。たとえば、決定部130は、下記(1)式によって経路rEiの無線コストの時間平均E[COST(rEi,tn)]を算出する。E[X]は、Xの期待値を示している。
Figure 0005326959
つぎに、ステップS402によって算出された経路ごとの無線コストの時間平均が最小の経路を、優先順位が1番目の経路rEi1(tn)として選択する(ステップS403)。たとえば、決定部130は下記(2)式によって経路rEi1(tn)を選択する。
Figure 0005326959
つぎに、経路数カウンタMを初期化(M=2)する(ステップS404)。つぎに、ノードEを宛先とする各経路のうちのステップS403またはステップS406において選択されていない各経路について、すでに選択された経路との無線コストの時間相関を算出する(ステップS405)。
1ループ目のステップS405においては、たとえば下記(3)式によって優先順位が1番目の経路rEi1と経路rEi(tn)との無線コストの時間相関ρ(COST(rEi1,tn),COST(rEi,tn))を算出することができる。ただし、下記(3)式において、rEi≠rEi1とする。
Figure 0005326959
つぎに、ステップS405によって算出された無線コストの時間相関が最小の経路を優先順位がM番目の経路rEiM(tn)として選択する(ステップS406)。たとえば、決定部130は、下記(4)式によって経路rEiM(tn)を選択する。ただし、下記(4)式において、rEi≠{rEi1,…,rEiM-1}とする。
Figure 0005326959
上記(4)式により、選択されていない各経路について、選択済みの各経路との各時間相関の合計を算出し、算出した各時間相関の合計が最小の経路を選択することができる。つぎに、経路数カウンタMがあらかじめ定められた最大経路数となった(M=最大経路数)か否かを判断する(ステップS407)。経路数カウンタMが最大経路数となっていない場合(ステップS407:No)は、経路数カウンタMをインクリメント(M=M+1)し(ステップS408)、ステップS405へ戻る。
2ループ目のステップS405においては、たとえば下記(5)式によって優先順位がM番目の経路rEiMと経路rEi(tn)との無線コストの時間相関ρ(COST(rEiM,tn),COST(rEi,tn))を算出することができる。ただし、下記(5)式において、rEi≠{rEi1,…,rEiM}とする。
Figure 0005326959
ステップS407において経路数カウンタMが最大経路数となった場合(ステップS407:Yes)は、経路順位リストを生成し(ステップS409)、一連の動作を終了する。ステップS409によって生成される経路順位リストは、ステップS403,S406によって選択された経路rEi1(tn)〜rEiM(tn)を示すリストである。以上の各ステップにより、決定部130は、複数の経路ごとの無線コストにおける経路同士の時間相関に基づいて経路ごとの優先順位を決定することができる。
具体的には、ステップS406によって、優先順位を未決定の経路のうちの、優先順位を決定済みの経路との間の無線コストの時間相関が最も小さい経路の優先順位を、決定済みの優先順位の次に高い優先順位に決定することができる。これにより、他の経路との無線コストの時間相関が小さい経路ほど優先順位を高くすることができる。このため、使用される確率が高い各経路の無線コストが同時に劣化する確率を低減し、ネットワークの状態変動に対する耐性をさらに向上させることができる。
また、ステップS403によって、経路ごとに無線コストの時間平均を算出し、算出した時間平均が最も小さい経路の優先順位を最も高い優先順位に決定することができる。これにより、最も安定して無線コストが小さい経路を最も優先的に用いて通信を行うことができるため、通信品質を向上させることができる。
また、ステップS403において、決定部130は、取得部110によって最後に取得された無線コストが最も小さい経路の優先順位を最も高い優先順位に決定してもよい。これにより、現時点で最も無線コストが小さい経路を最も優先的に用いて通信を行うことができるため、通信品質を向上させることができる。
決定部130は、以上の各ステップを、たとえば取得部110によって経路ごとの無線コストが取得されるごとに行う。これにより、各経路の無線コストの最新の時間的変化を反映させた経路順位リストを生成することができる。このため、ネットワークの状態変動に対する耐性をより向上させることができる。ここではノードEを宛先とする各経路の優先順位の決定について説明したが、決定部130は、ノードB〜D,F〜Iのそれぞれを宛先とする各経路の優先順位の決定についても同様に行ってもよい。
(経路順位リスト)
図5は、図4に示した優先順位決定動作により生成される経路順位リストの一例を示す図である。経路順位リスト500は、図4に示した優先順位決定動作のステップS409によって生成された経路順位リストの一例を示している。経路順位リスト500においては、宛先ごとに、各経路が優先順位の順に並べられている。
通信部140は、経路順位リスト500が示す優先順位が高い経路ほど優先的に用いて他の通信装置と通信を行う。たとえば、通信部140は、ノードEと通信を行う場合は、経路順位リスト500の宛先がノードEの場合の経路rEi1(tn)、経路rEi2(tn)、経路rEi3(tn)のうちの、経路順位リスト500が示す優先順位が高い経路ほど優先的に用いる。
たとえば、通信部140は、最も優先順位が高い経路rEi1(tn)を用いてノードEと通信を行い、通信にエラーが生じると2番目に優先順位が高い経路rEi2(tn)に切り替えて通信を継続する。これにより、経路の切替の前後で無線コストの時間相関が小さくなるため、無線コストの変動傾向が異なる経路への切替が可能になる。このため、経路の切替により無線コストが改善される可能性が高くなる。
または、通信部140は、最も優先順位が高い経路rEi1(tn)と2番目に優先順位が高い経路rEi2(tn)を同時に用いてノードEと通信を行う。これにより、同時に用いる各経路の無線コストの時間相関が小さくなるため、ネットワークの状態が変動しても、同時に用いる各経路の無線コストがともに劣化する可能性が低くなる。
(優先順位決定の具体例)
図6は、蓄積部に蓄積される複数の経路コストリストの具体例を示す図である。ここでは、ノードEを宛先とする各経路の優先順位の決定について説明する。また、図4のステップS407における最大経路数を3とする。
図4のステップS401において、図6に示す経路コストリスト611〜616が読み出されたとする。経路コストリスト611〜616は、それぞれ時間t1〜t6において取得部110により取得された経路コストリストである。この例を図4のステップS402の上記(1)式に適用すると、経路rE1〜rE4の無線コストの時間平均E[COST(rE1,tn)]〜E[COST(rE4,tn)]が下記(6)式〜(9)式に示すように算出される。
Figure 0005326959
Figure 0005326959
Figure 0005326959
Figure 0005326959
上記(6)式〜(9)式の結果を図4のステップS403の上記(2)式に適用すると、下記(10)式に示すように、優先順位が1番目の経路rEi1(tn)として経路rE1が選択される。
Figure 0005326959
上記(10)式の結果を図4のステップS405の上記(3)式に適用すると、経路rE2〜rE4について、経路rEi1との無線コストの時間相関が算出される。経路rE2〜rE4における経路rEi1との無線コストの時間相関ρ(COST(rE11,tn),COST(rE2,tn))〜ρ(COST(rE11,tn),COST(rE4,tn))を下記(11)式〜(13)式に示す。
Figure 0005326959
Figure 0005326959
Figure 0005326959
上記(11)式〜(13)式の結果を図4のステップS406の上記(4)式に適用すると、下記(14)式に示すように、優先順位が2番目の経路rEi2(tn)として経路rE3が選択される。
Figure 0005326959
上記(14)式の結果を図4の2ループ目のステップS405の上記(3)式に適用すると、経路rE2,rE4について、経路rE32との無線コストの時間相関が算出される。経路rE2における経路rE32との無線コストの時間相関ρ(COST(rE32,tn),COST(rE2,tn))を下記(15)式に示す。また、経路rE4における経路rE32との無線コストの時間相関ρ(COST(rE32,tn),COST(rE4,tn))を下記(16)式に示す。
Figure 0005326959
Figure 0005326959
上記(15),(16)式の結果を図4の2ループ目のステップS406の上記(4)式に適用すると、下記(17)式に示すように、優先順位が3番目の経路rEi3(tn)として経路rE4が選択される。
Figure 0005326959
ここで、経路数カウンタMが最大経路数3となるため、図4のステップS409によって経路順位リストが生成される。ステップS403およびステップS406において選択されていない経路rE2は、生成される経路順位リストには含まれない。
図7は、図6に示した例において生成される経路順位リストの一例を示す図である。図7に示す経路順位リスト700は、図6に示した例において生成される経路順位リストの一例を示している。経路順位リスト700においては、宛先ごとに、各経路が優先順位の順に並べられている。たとえば、経路順位リスト700は、ノードEを宛先とする各経路について、経路rE1,rE3,rE4の順に優先順位が高いことを示している。
(経路探索の頻度)
ここで、参考として、従来技術のように、常に最新の経路コストリストに基づいて経路を決定する場合について説明する。各ノードの移動速度を3[km/h]とすると、ネットワークの状態変動の速度に追従しながら安定したルートを決定するためには、n=1/Tc=16πfd/9=54.3[回/sec]以上の頻度での経路探索を行うことになる。ここで、Tcはコヒーレント時間を示し、fdはドップラ周波数を示している。
これに対して、通信装置100は、経路ごとに過去の無線コストを蓄積しておき、経路同士の無線コストの時間相関により各経路の優先順位を決定する。これにより、優先順位が連続する各経路の無線コストが同時に劣化する確率を低減し、ネットワークの状態変動に対する耐性を向上させることができる。したがって、通信装置100においては、ネットワークの状態変動の速度に追従して経路探索を行わなくてもよく、たとえば、各ノードの移動により受信電界強度が変化する周期で経路探索を行えばよい。
たとえば、3[dB]の電界強度変化=1.36[m]とし、キャリア周波数fc=2.5[GHz]とし、各ノードの3[km/h]での移動時間=1.64[sec]とすると、通信装置100の経路探索の周期をn=1/Tm=0.6[回/sec]とする。このため、経路探索の頻度を1/90程度に低減することができる。
このように、実施の形態にかかる通信装置100によれば、経路ごとに過去の無線コストを蓄積しておき、経路同士の無線コストの時間相関により各経路の優先順位を決定することで、ネットワークの状態変動に対する耐性を向上させることができる。
したがって、通信装置100によれば、ネットワークの状態が時々刻々と変動するアドホックネットワークにおいて、安定したルートダイバーシティーゲインを実現することができる。また、通信装置100によれば、経路探索の頻度を高くしなくてもネットワークの状態変動に対する耐性を向上させることができるため、無線リソースを圧迫しない。
通信装置100をノードAに適用する場合について説明したが、通信システム200のノードA〜Iのそれぞれに通信装置100を適用することが可能である。通信システム200の複数のノードに通信装置100を適用することで、通信システム200における通信のネットワークの状態変動に対する耐性を向上させることができる。また、無線リソースを圧迫しないため、通信システム200のスループットを向上させることができる。
また、優先順位が連続する各経路の無線コストの変動傾向が異なる経路順位リストを生成する方法は上記の方法に限らない。たとえば、決定部130は、優先順位を未決定の経路のうちの、優先順位を決定済みの経路との間の物理的な距離が最も大きい経路の優先順位を、決定済みの優先順位の次に高い優先順位に決定する。各経路の間の物理的な距離は、たとえばGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)などによってノードA〜Iの位置を取得することによって算出する。
以上説明したように、開示の通信装置および通信方法によれば、ネットワークの状態変動に対する耐性を向上させることができる。上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)自装置が属するアドホックネットワークの他の通信装置までの経路ごとの無線コストを取得する取得部と、
前記取得部によって異なる時間に取得された複数の前記経路ごとの無線コストを蓄積する蓄積部と、
前記蓄積部によって蓄積された複数の前記経路ごとの無線コストにおける前記経路同士の時間相関に基づいて前記経路ごとの優先順位を決定する決定部と、
前記決定部によって決定された優先順位が高い経路ほど優先的に用いて前記他の通信装置と通信を行う通信部と、
を備えることを特徴とする通信装置。
(付記2)前記決定部は、優先順位を未決定の経路のうちの、優先順位を決定済みの経路との間の前記時間相関が最も小さい経路の優先順位を、決定済みの優先順位の次に高い優先順位に決定することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3)前記決定部は、前記経路ごとに前記無線コストの時間平均を算出し、算出した時間平均が最も小さい経路の優先順位を最も高い優先順位に決定することを特徴とする付記2に記載の通信装置。
(付記4)前記決定部は、前記取得部によって最後に取得された無線コストが最も小さい経路の優先順位を最も高い優先順位に決定することを特徴とする付記2に記載の通信装置。
(付記5)前記決定部は、前記取得部によって前記経路ごとの無線コストが取得されるごとに前記経路ごとの優先順位を決定することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の通信装置。
(付記6)自装置が属するアドホックネットワークの他の通信装置までの経路ごとの無線コストを取得する取得工程と、
前記取得工程によって異なる時間に取得された複数の前記経路ごとの無線コストを蓄積する蓄積工程と、
前記蓄積工程によって蓄積された複数の前記経路ごとの無線コストにおける前記経路同士の時間相関に基づいて前記経路ごとの優先順位を決定する決定工程と、
前記決定工程によって決定された優先順位が高い経路ほど優先的に用いて前記他の通信装置と通信を行う通信工程と、
を含むことを特徴とする通信方法。
100 通信装置
110 取得部
120 蓄積部
130 決定部
140 通信部
200 通信システム
311〜31n,611〜616 経路コストリスト
500,700 経路順位リスト

Claims (4)

  1. 自装置が属するアドホックネットワークの他の通信装置までの経路ごとの無線コストを取得する取得部と、
    前記取得部によって異なる時間に取得された複数の前記経路ごとの無線コストを蓄積する蓄積部と、
    前記蓄積部によって蓄積された複数の前記経路ごとの無線コストにおける前記経路同士の時間相関に基づいて前記経路ごとの優先順位を決定する決定部であって、優先順位を未決定の経路のうちの、優先順位を決定済みの経路との間の前記時間相関が最も小さい経路の優先順位を、決定済みの優先順位の次に高い優先順位に決定する決定部と、
    前記決定部によって決定された優先順位が高い経路ほど優先的に用いて前記他の通信装置と通信を行う通信部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記決定部は、前記経路ごとに前記無線コストの時間平均を算出し、算出した時間平均が最も小さい経路の優先順位を最も高い優先順位に決定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記決定部は、前記取得部によって前記経路ごとの無線コストが取得されるごとに前記経路ごとの優先順位を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 自装置が属するアドホックネットワークの他の通信装置までの経路ごとの無線コストを取得する取得工程と、
    前記取得工程によって異なる時間に取得された複数の前記経路ごとの無線コストを蓄積する蓄積工程と、
    前記蓄積工程によって蓄積された複数の前記経路ごとの無線コストにおける前記経路同士の時間相関に基づいて前記経路ごとの優先順位を決定する決定工程であって、優先順位を未決定の経路のうちの、優先順位を決定済みの経路との間の前記時間相関が最も小さい経路の優先順位を、決定済みの優先順位の次に高い優先順位に決定する決定工程と、
    前記決定工程によって決定された優先順位が高い経路ほど優先的に用いて前記他の通信装置と通信を行う通信工程と、
    を含むことを特徴とする通信方法。
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