JP5325111B2 - 複合型撮像システム - Google Patents

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Description

本発明は医用撮像技術に関する。本発明は、特に、結合された磁気共鳴(MR)撮像システム及び陽電子放出断層撮影(PET)撮像システムに関し、それを参照して説明される。以下の説明は、より広く、MR撮像モダリティを、例えば上述のPETモダリティ、単一光子放出コンピュータ断層撮影(SPECT)モダリティ、透過型コンピュータ断層撮影(CT)モダリティ、又は放射線治療モダリティ等の、励起された粒子を用いるモダリティと結合する撮像システムに関する。
複合型撮像システムにおいては、2つ以上の医用撮像モダリティが、同一の設備内若しくは同一の室内、あるいは、更には同一のガントリー内に統合される。複合型撮像システムは、医療関係者が、複数の構成モダリティの利点を組み合わせて、患者に関する一層有用な情報を取得することを可能にする。複合型撮像システムはまた、別個の分離した複数の撮像システムにより画像を収集する場合と比較して、複数の構成モダリティからの画像を空間的、時間的に整合させることを容易にする。分離した複数の撮像システムは、検査と検査との間に一層長い時間差を有し、検査と検査との間に患者をできるだけ乱さないようにすることを困難にする。
複合型撮像システムの利点は商業的に認識されている。例えば、オランダのフィリップス・メディカル・システム社から入手可能なPrecedence SPECT/CTシステムは、CTスキャナとSPECT撮像用のガンマカメラとを提供している。後者は2つの放射線検出器を含んでおり、それら検出器は、システムの患者端に沿ってCTガントリーからずらされたロボットアームに搭載されている。軸方向での十分な患者の移動を可能にするため、拡張された患者カウチが用いられている。故に、CTガントリー又は空間的に隔てられたガンマカメラの何れかに限られた変更を加えるのみで、CT及びSPECTの双方の撮像能力を利用可能である。同様に、やはりフィリップス・メディカル・システム社から入手可能なGemini PET/CTシステムは、PET及びCTの双方の撮像モダリティを提供している。
しかしながら、磁気共鳴(MR)スキャナと、高エネルギー粒子又は光子を利用する第2モダリティの撮像システム(例えば、SPECT又はPET等)とを含む複合型撮像システムを構築することは難しい課題を有する。典型的な磁気共鳴撮像施設において、磁気共鳴スキャナは、周囲のファラデーケージ型の無線周波数遮蔽体によって作り出された、特別に設計された無線周波数隔離空間内に置かれている。無線周波数隔離空間は、高感度な磁気共鳴検出システムを、外部からの無線周波数干渉から保護する。また、無線周波数(RF)遮蔽体は、MRスキャナのRF送信コイルからスキャナ室の外部環境への無線周波数放射を低減する助けとなる。問題なことに、PETスキャナ、又は高エネルギー粒子又は光子を検出するその他の撮像システムに使用される放射線検出器用の電子装置は、一般的に、高いレベルの無線周波数干渉を生成する。逆に、磁気共鳴スキャナによって作り出される磁場は、PETスキャナに用いられる光子検出器の応答を歪ませる。従って、同一室内での近接配置を考えるに、磁気共鳴スキャナと高エネルギー粒子又は光子を検出する撮像システムとの間には、生来の実際上の不適合性が存在する。
Cho等の特許文献1は、この生来の不適合性を、磁気共鳴スキャナを収容した無線周波数隔離空間の外側にPETスキャナを配置することによって解決することを提案している。残念ながら、この手法は複合型MR/PETシステムの恩恵の多くを損なうものである。患者は、MRシステムとPETシステムとの間で、MRスキャナを収容した無線周波数隔離室の壁内のシャッター型の開口を介して移されなければならない。医療関係者は、PETスキャナを収容した部屋とMRスキャナを収容した無線周波数隔離室との間で行ったり来たりしなければならない。Cho等のシステムは、別々の部屋内に配置されたMRスキャナとPETスキャナとの間で患者を移設するために長いレール輸送システムを含んでいる。患者はそのような長い距離の移動を不快に感じることがあり、また、そのような長い移動中の患者のシフト又はその他の動きは、MRによって収集された画像とPETによって収集された画像とにおける空間的な整合(レジストレーション)誤差をもたらし得る。さらに、磁気共鳴撮像にて用いられる局所コイルを長いレール距離にわたって移動させることには困難が生じ得る。
提案されている別の一手法は、PET放射線検出器を磁気共鳴スキャナのガントリーに統合するものである。放射線検出器を磁場のゼロ点に思慮深く位置付けることにより、浮遊磁場のPET放射線検出器への影響が低減され得ることが示唆されている。しかしながら、この手法は、放射線検出器が磁気共鳴検出システムと干渉することによる無線周波数干渉の問題を解消するものではない。また、この統合PET放射線検出器は、MRスキャナの貴重なボア空間を占有してしまう。
Hammerの特許文献2に開示されている、この統合手法のバリエーションは、PETスキャナのシンチレータのみを磁気共鳴スキャナに統合するものである。放射線検出事象によって生成されるシンチレーション光は、光ファイバによって捕捉されて、遠隔のPETシステムの光検出器へと送られる。この手法は、PET部品によるMRボア空間の使用を低減はするが排除はできず、また付加的に、多数の光ファイバ光結合システムにおける光損失に起因して、PETシステムの感度問題を生じさせる。さらに、光検出用電子装置を遠隔に配置することは有益ではあるものの、一部種類のシンチレーション結晶は、かなりの無線周波数干渉を生じさせ得る自然(spontaneous)放射能を見せる。
既存の複合型の取り組みの欠点は、これらの取り組みが既存の磁気共鳴スキャナの改良につながらないことである。Cho等の取り組みは、磁気共鳴スキャナの無線周波数隔離室の隣に好適に配置されるようPETスキャナ用の空間が利用可能であることを必要とする上に、別々の部屋に置かれたPETスキャナとMRスキャナとを結合させるために、分離壁に開口部を切り出し、複雑且つかさばるレール輸送システムを追加することを必要とする。PET放射線検出器をMRスキャナボア内に統合する取り組みは、同様に改造過程を一層複雑にするとともに、一部の既存のMRスキャナとでは動作できないことがあり得る。
米国特許出願公開第2006/0052685号明細書 米国特許第4939464号明細書
上述の問題を解決し得る複合型撮像システム用の患者ベッドを提供することを目的とする。
一態様に従って、磁気共鳴スキャナと磁気共鳴以外の第2モダリティの第2モダリティ撮像システムとの間に配置された土台;及び前記土台によって支持され、磁気共鳴撮像のために磁気共鳴スキャナの検査領域内に、そして第2モダリティ撮像のために第2モダリティ撮像システムの検査領域内に選択的に移動されるように整列された直線移動可能な患者支持台であり、当該直線移動可能な患者支持台の直線移動範囲は、直線移動方向に沿った当該患者支持台の長さの5倍未満である患者支持台;を含む患者ベッドが開示される。
他の一態様に従って、磁気共鳴スキャナ;磁気共鳴スキャナから7m未満の隙間だけ空間的に隔てられた、磁気共鳴以外の第2モダリティの第2モダリティ撮像システム;及び磁気共鳴スキャナと第2モダリティ撮像システムとの間の隙間内に少なくとも部分的に配置された患者ベッドであり、磁気共鳴撮像のために磁気共鳴スキャナの検査領域内に、そして第2モダリティ撮像のために第2モダリティ撮像システムの検査領域内に直線的に移動されるように整列された直線移動可能な患者支持台を含む患者ベッド;を含む複合型撮像システムが開示される。
他の一態様に従って、磁気共鳴スキャナを収容した無線周波数隔離室内に、磁気共鳴以外の第2モダリティの第2モダリティ撮像システムを、当該第2モダリティ撮像システムを磁気共鳴スキャナから7m未満の隙間だけ空間的に隔て、且つ磁気共鳴スキャナ及び当該第2モダリティ撮像システムそれぞれの検査領域を直線的に整列させて配置する段階;及び少なくとも部分的に磁気共鳴スキャナと第2モダリティ撮像システムとの間の隙間内にあるように患者ベッドを配置する段階であり、当該患者ベッドの直線移動可能な患者支持台を、磁気共鳴撮像のために磁気共鳴スキャナの検査領域内に、そして第2モダリティ撮像のために第2モダリティ撮像システムの検査領域内に直線的に移動されるように整列させて配置する段階;を含む据え付け方法が開示される。
他の一態様に従って、磁気共鳴スキャナと、磁気共鳴以外の第2モダリティの第2モダリティ撮像システムとの間に配置された土台;前記土台によって支持され、磁気共鳴撮像のために磁気共鳴スキャナの検査領域内に、そして第2モダリティ撮像のために第2モダリティ撮像システムの検査領域内に選択的に移動されるように整列された平行移動可能な患者支持台;患者支持台とともに配置された無線周波数装置又は装置ポート;及び第1の端部が無線周波数装置又は装置ポートに結合された無線周波数ケーブル;を含む患者ベッドが開示される。
他の一態様に従って、無線周波数隔離室内に配置された磁気共鳴スキャナ;磁気共鳴スキャナとともに無線周波数隔離室内に配置された、磁気共鳴以外の第2モダリティの第2モダリティ撮像システム;及び無線周波数隔離室内で、磁気共鳴スキャナと第2モダリティ撮像システムとの間の隙間内に少なくとも部分的に配置された患者ベッドであり、磁気共鳴撮像のために磁気共鳴スキャナの検査領域内に、そして第2モダリティ撮像のために第2モダリティ撮像システムの検査領域内に患者を移送する患者支持台を含む患者ベッド;を含む複合型撮像システムが開示される。
他の一態様に従って、磁気共鳴スキャナと、磁気共鳴以外の第2モダリティの第2モダリティ撮像システムとの間に配置された土台;及び前記土台によって支持され、第1の方向に、磁気共鳴撮像のために磁気共鳴スキャナの検査領域内まで移動可能で、且つ第1の方向と反対の第2の方向に、第2モダリティ撮像のために第2モダリティ撮像システムの検査領域内まで移動可能な患者支持台;を含む患者ベッドが開示される。
1つの利点は、空間的に小型の複合型撮像システムを提供することにある。
他の1つの利点は、高さ調節、及びベッドの一端からの患者ベッドへのアクセスが利用可能であることにより、患者の搭載の容易性を妥協することなく、空間的な小型性を提供することにある。
他の1つの利点は、磁気共鳴スキャナと第2モダリティ撮像システムとの間の、2つの撮像システムを互いに分離するために設けられる空間内に、患者ベッドを有利に配置することにある。
他の1つの利点は、磁気共鳴スキャナを含む複合型撮像システム内に、都合の良い無線周波数配線を提供することにある。
他の1つの利点は、短距離の平行移動動作を除いて被検体を乱すことなく、磁気共鳴スキャンに続いてPET又はその他の第2モダリティ撮像を行うこと、又はこの逆を行うことが可能になることにある。
以下の詳細な説明を読み、理解した当業者には、本発明の更なる利点が認識されることになる。
本発明は、様々な構成要素及びそれらの配置、並びに様々な段階及びそれらの編成の形態を取り得る。図面は、好適実施形態を例示するためだけのものであり、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。
図1−5は、脳の撮像セッションの一例の様々な段階における複合型撮像システムを示すものであり、脳撮像セッションの磁気共鳴撮像部にて使用される局所ヘッドコイルを接続するための2つの代替的な無線周波数配線構成を含む。
患者載置中の複合型撮像システムを示す図である。 構成撮像システムと揃うように患者台が上昇されているが、第2モダリティ撮像システムはあまり近接していない位置にある、複合型撮像システムを示す図である。 第2モダリティ撮像システムがより接近した位置に移動され、破線にて示された複合型撮像システムの検査領域に患者ベッドの一部が重ねられた複合型撮像システムを示す図である。 磁気共鳴スキャナの選択された内部構成要素を破線で示した、脳の撮像のために患者台が磁気共鳴スキャナ内に平行移動された複合型撮像システムを示す図である。 第2モダリティ撮像システムの選択された内部構成要素を破線で示した、脳の撮像のために患者台が第2モダリティ撮像システム内に平行移動された複合型撮像システムを示す図である。 強磁性体で構築された囲いによって実質的に囲まれた、7個の光電子増倍管の六角形構成を示す図である。 強磁性体で構築された囲いによって実質的に囲まれた、単一の光電子増倍管の代替構成を示す図である。 第2モダリティ撮像システムの放射線検出器用のアクティブ遮蔽構成及び部分的に受動的な遮蔽構成を示す図である。 格納式の無線周波数スクリーンが、磁気共鳴スキャナと第2モダリティ撮像システムとの間の隙間内に、選択的に展開可能にされた、他の一実施形態に係る複合型撮像システムを示す図である。
図1−5を参照するに、複合型撮像システムは、磁気共鳴スキャナ10、第2モダリティ撮像システム12、及び磁気共鳴スキャナ10と第2モダリティ撮像システム12との間に配置された、例えば図示の患者ベッド14のような患者支持体を含んでいる。無線周波数遮蔽体が実質的に囲み、無線周波数隔離室又は空間16を定めている。磁気共鳴スキャナ10、第2モダリティ撮像システム12、及び患者ベッド14は、無線周波数隔離室16内に配置されている。一部の実施形態において、磁気共鳴スキャナ10は、例えばオランダのフィリップス・メディカル・システム社から入手可能なAchieva又はIntera磁気共鳴スキャナ等の、市販の磁気共鳴スキャナである。より一般的には、磁気共鳴スキャナ10は、例えば、図示のような水平円筒ボア型磁石スキャナ、又はオープンボア型スキャナ等、実質的に如何なる種類のスキャナであってもよい。
無線周波数隔離室16は、磁気共鳴スキャナ10の高感度な磁気共鳴受信システムを、外部の無線周波数干渉から実質的に隔離するように構築されている。無線周波数隔離室16を画成する無線周波数遮蔽体は、実質的に如何なる既知の遮蔽構成を用いてもよく、典型的に、検査室の壁、天井及び床を囲む部屋の大きさほどのファラデーケージを有する。無線周波数隔離室16は、例えば約7m×9mの床面積を有する空間など、磁気共鳴撮像設備の典型的な大きさを有するが、より大きい、あるいは、より小さい空間や、異なる床面積寸法の空間も意図される。磁気共鳴技術にて既知のように、有利には、無線周波数隔離室に、無線周波数の厳重な点検口及び点検窓が設けられる。
第2モダリティ撮像システム12は、一部の実施形態において、陽電子放出断層撮影(PET)スキャナである。しかしながら、例えば、SPECT撮像を実行するガンマカメラ又は透過型コンピュータ断層撮影(CT)スキャナ等、その他の第2モダリティ撮像システムも使用され得る。典型的に、第2モダリティ撮像システム12は、高エネルギー粒子及び高エネルギー光子のうちの少なくとも一方を検出するように構成される。例えば、PETスキャナは、陽電子−電子消滅事象により生成される511keVの光子を検出し;ガンマカメラは、選択された放射性医薬品により放出される選択された粒子又はガンマ線などを検出するように構成され;CTスキャナは透過x線を検出し;等々である。一部の実施形態において、第2モダリティ撮像システム12は、フィリップス・メディカル・システム社から入手可能なAllegro PETスキャナである。第2モダリティ撮像システム12がそれ自体、2つ以上の構成撮像システムを有することも意図される。例えば、第2モダリティ撮像システム12は、何れもフィリップス・メディカル・システム社から入手可能なPrecedence SPECT/CTシステム又はGemini PET/CTシステムであってもよい。
磁気共鳴スキャナ10と第2モダリティ撮像システム12との間に患者ベッド14を配置することは、2つの異なる構成撮像システム10、12を物理的に隔てるので有利である。この物理的な分離は、磁気共鳴スキャナ10によって生成される静止磁場による第2モダリティ撮像システム12への悪影響を低減するとともに、第2モダリティ撮像システム12の強磁性体及び無線周波数干渉源による磁気共鳴スキャナ10への悪影響を低減する。患者ベッド14は、土台20と、土台20に結合され、磁気共鳴撮像のために磁気共鳴スキャナ10の検査領域24内に、また、第2モダリティ撮像(例えば、PET撮像)のために第2モダリティ撮像システム12の検査領域26内に、選択的に移動されるように位置整合された直線移動可能な患者支持台22とを含んでいる。直線移動可能な患者支持台22は、土台20内に、あるいは撮像システム10、12の一方内に搭載されたモータ(図示せず)によって自動で移動される。代替的に、モータを省略し、台22を手動で平行移動してもよい。必要に応じて、患者支持台22は、当該患者支持台の手動での平行移動を容易にするように構成された少なくとも1つの握り又はその他の触覚的機構(図示せず)を含む。
図1は、患者載置中の複合型撮像システムの構成を示している。(なお、図面において、載置されて撮像される関連患者は示していない。)土台20は必要に応じて、患者の載置中に下降して、患者支持台22上への患者の載置を容易にするように構成される。第2モダリティ撮像システム12は必要に応じて、第2モダリティ撮像システム12が、図1及び2に示すあまり近接していない位置へ、あるいは、図3−5に示す一層接近した位置へ、平行移動されることを可能にするよう、レール28上に搭載される。第2モダリティ撮像システム12は、より接近した位置(以下、近接位置)では、磁気共鳴スキャナ10に対して比較的近接し、あまり近接していない位置(以下、非近接位置)では、磁気共鳴スキャナ10に対して比較的近接していない(換言すれば、比較的離れている)。非近接(すなわち、遠隔)位置においては、必要に応じて、患者ベッド14の端部と第2モダリティ撮像システム12との間に隙間が存在する。一部の実施形態において、この必要に応じての隙間は、患者アクセスを容易にするために医療関係者が患者ベッド14と第2モダリティ撮像システム12との間を歩くことを可能にするのみ十分な大きさである。第2モダリティ撮像システムを静止したままにし、磁気共鳴スキャナをレール上に搭載することによって2つの構成撮像システムの相対移動を可能にすることも意図される。
図示の撮像セッションは、局所ヘッドコイル30を用いる脳の撮像セッションである。局所ヘッドコイル30は、受信専用コイルであってもよいし、送信/受信コイルであってもよい。より一般的には、患者の実質的に如何なる解剖学的部分の撮像、又は全身撮像セッションが実行されてもよい。図示の脳撮像セッションにおいては、局所コイル30は、磁気共鳴の受信用に用いられ、且つ場合により、磁気共鳴励起用の無線周波数パルスを送信するためにも用いられる。その他の撮像セッションにおいては、例えば局所アームコイる、又は胴体を撮像するように構成された局所マルチチャネル又はSENSEコイルアレイ等の、その他の局所コイル又はコイルアレイが用いられてもよい。一部の撮像セッションは、如何なる局所コイルをも用いることなく、代わりに磁気共鳴スキャナ10に取り付けられた全身コイル又はその他のコイル(図示せず)を用いて実行されてもよい。撮像セッションはまた、磁気共鳴のコントラストを高めるのに好適な磁気造影剤の投与、及び/又は第2モダリティ撮像システム12による撮像のための放射能を供給する放射性医薬品の投与などを伴ってもよい。一部の手法において、2つのモダリティによって収集された画像の、収集後の空間的な整合(レジストレーション)を改善あるいは可能にするため、磁気共鳴スキャナ10及び第2モダリティ撮像システム12の双方によって撮像されるように構成された基準マーカが患者に配置される。
局所ヘッドコイル30は、磁気共鳴スキャナ10の磁気共鳴受信システムの残りの部分に、例えば同軸ケーブル等の無線周波数ケーブルによって結合される。図1−5に、例として2つの配線システムを示す。第1の配線システムにおいて、無線周波数ケーブル32(実線を用いて示す)は、磁気共鳴撮像及び第2モダリティ撮像の双方を通じて局所ヘッドコイル30に接続されたままにされる。無線周波数ケーブル32は、患者支持台22が磁気共鳴スキャナ10の検査領域24内に移動されたとき、及び患者支持台22が第2モダリティ撮像システム12の撮像システム26内に移動されたときの双方において、直線移動可能な患者支持台22の下を通り、且つ第1の端部を、(図示のように)局所ヘッドコイル30に、あるいはヘッドコイル30に接続されたデバイスポートに、結合されたままにするように構成される。必要に応じて、ケーブルのたるみを巻き取るために、土台20の内部又は近傍に、テンショナー、スプール36、又はその他の巻き取り機構が配置される。
第2の、代替的な、配線システムにおいて、無線周波数ケーブル42(一点鎖線を用いて示す)は、患者支持台22が第2モダリティ撮像システム12の検査領域26の内部に、あるいはそれに向かって移動されるのに応じて、無線周波数ケーブルの第1の端部を、ヘッドコイル30から、あるいは(図示のように)ヘッドコイル30に接続されたデバイスポートから、切り離す自動切断部44を有するように構成される。必要に応じて、ケーブルのたるみを巻き取るために、患者支持体14から離れた、磁気共鳴スキャナ10のボア60の端部の磁気共鳴スキャナ10近傍に、テンショナー、スプール46、又はその他の巻き取り機構が配置される。
図2は、患者が載置された後に、撮像システム10、12の検査領域24、26と揃うように患者支持台22を上昇させるように患者ベッド14の土台20が高さ調整された後の、複合型システムを示している。
図3は、第2モダリティ撮像システム12を近接位置に移動させる更なる操作の後の複合型システムを示している。この近接位置において、土台20に結合された直線移動可能な患者支持台22は、撮像のために検査領域24、26の何れか内に平行移動されることが可能である。図3に破線で示すように、図示の実施形態において、患者ベッド14の一部48は、第2モダリティ撮像システム12が近接位置にあるとき、第2モダリティ撮像システム12の検査領域26と重なっている。この配置は、第2モダリティ撮像システム12の患者支持体拡張部50又はその他の支持体の、患者ベッド14との機械的結合を可能にするのに都合が良い。他の実施形態においては、このような重なりは設けられず、検査領域26の端部において、あるいは検査領域26の外側で、この結合が行われる。一部の実施形態において、第2モダリティ撮像システムは如何なる患者ビーム(梁)又はその他の支持体をも有さず、代わりに患者ベッドが、第2モダリティ撮像システムの検査領域を貫通して、片持ち梁的に延在することが意図される。
図4は、磁気共鳴撮像の開始のために磁気共鳴スキャナ10の検査領域24内に患者支持台22が移動された後の複合型システムを示している。図4において、第2モダリティ撮像システム12は使用中でないが、レール28に沿ったその近接位置にある。加えて、あるいは代わりに、磁気共鳴撮像は、第2モダリティ撮像システム12を不使用且つレール28に沿ったその非近接位置(例えば、レールに沿った図1及び2に示した位置)にして行われてもよい。第2モダリティ撮像システムは一般的に、静止磁場を歪ませ得る大きい質量の金属又はその他の強磁性体を含むため、第2モダリティ撮像システム12の位置は一般的に、磁気共鳴スキャナ10の静止磁場の均一性に影響を及ぼす。必要に応じて、磁気共鳴スキャナ10には、第2モダリティ撮像システム12の存在によって生成される静止磁場の歪みを補正するための補償磁場を作り出すシムコイル52が設けられる。また、認識されるように、この歪みは、第2モダリティ撮像システム12が非近接位置(図1及び2)にあるか、近接位置(図3−5)にあるかに依存する。これら2つの位置では、第2モダリティ撮像システム12と磁気共鳴スキャナ10との間の距離が異なるからである。一部の実施形態において、シムコイル52は、第2モダリティ撮像システム12が近接位置(図3−5)にあるときに磁気共鳴スキャナ10の静止磁場のシミングを行う第1の切り換え設定と、第2モダリティ撮像システム12が非近接(遠隔)位置(図1及び2)にあるときに静止磁場のシミングを行う第2の切り換え設定とを有するように構成された切り換え可能な磁気シムとして構成される。例えば、第2モダリティ撮像システム12が近接位置にあるときを検出するために、レール28内に、あるいはレール28とともに誘導性、重量に基づく、あるいはその他の方法で動作するセンサ54を含め、センサ54の出力を、シムコイル52を2つのシム設定間で切り換えるために使用することが可能である。他の実施形態においては、レールに基づくセンサ54に代えて、手動シム切り換え、光トリガーシム切り換え、又はその他の制御機構を用いてもよい。一手法において、シムコイル52は1次シムコイル(MR傾斜コイルを介する)及び2次シムコイルを含んでもよい。他の一手法において、2つの動作状態に関してシミングを行うように特別に構成されたシムコイル52が用いられてもよい。
なおも図4を参照するに、磁気共鳴撮像のため、患者支持台22は磁気共鳴スキャナ10のボア60(図4では、破線によって境界を指し示す)内に直線的に移動される。図示した例においては、ボア60は裾広がりのフレアー型の端部を有する。フレアー型の端部は、一層の“開放”感を与える、あるいは磁場形状を調整する等のために時々用いられるものである。患者は典型的に、磁気共鳴撮像のため、関心生体領域(脳の撮像の例では、ヘッドコイル30の位置により表される)を磁気共鳴スキャナ10の検査領域24の中心にして位置付けられる。なお、患者支持台22が磁気共鳴スキャナ10内に移動するとき、更なる長さの無線周波数ケーブル32がスプール36から引き出される。上述の代替的な無線周波数配線構成においては、患者支持台22が磁気共鳴スキャナ10内に移動するとき、ケーブルのたるみを巻き取るように或る長さの無線周波数ケーブル42がスプール46に巻き上げられる。
磁気共鳴撮像が完了すると、患者を載せた患者支持台22は磁気共鳴スキャナ10の検査領域24から引き出される。
図5を参照するに、第2モダリティ撮像を行うことが望まれる場合、患者支持台22は第2モダリティ撮像システム12の検査領域26内に移動される。なお、これは、無線周波数配線システムの部分に幾らかの柔軟性を必要とする。ケーブル32を用いるとき、第2モダリティ撮像システム内への移動は以下のように適応される。ケーブル32が、患者支持台22の一端まで、ピン止め点62(図5でのみ参照符号を付する)でピン止めされる。患者支持台22が、(磁気共鳴撮像が最初に行われたと仮定して)磁気共鳴スキャナ10の検査領域24から引き出されるとき、スプール36がケーブルのたるみを巻き上げる。ピン止め点62が第2モダリティ撮像システム12に向かってスプール36を通り過ぎると、スプールは台の移動に適応するように更なる長さのケーブルを巻き出し始める。スプール36は、第2モダリティ撮像システム12の検査領域26内に台22が完全に挿入されたときに台の長さ方向にケーブルの“二つ折り”を提供するよう、十分な長さのケーブルを含んでいる。なお、この構成を用いるとき、撮像順序は逆にすることができる。すなわち、第2モダリティ撮像を最初に行い、その後、磁気共鳴撮像を行ってもよい。
なおも図5を参照するに、代替的な配線構成が用いられる場合には、磁気共鳴撮像が最初に行われるべきである。その場合、患者支持台22が磁気共鳴スキャナ10のボア60から外に移動されるとき、スプール46は台の移動に適応するように更なる長さのケーブル42を巻き出す。しかしながら、患者支持台22が第2モダリティ撮像システム12に向かって移動し(あるいは、移動され)続けるとき、ケーブル42はその全長まで延在する。この点で、第2モダリティ撮像システム12に向かっての患者支持台22の更なる移動により、自動切断部44が、ケーブル42の端部をヘッドコイル30から、あるいはヘッドコイルが取り付けられたポートから切り離す。患者支持台22、及びヘッドコイル30は、第2モダリティ撮像の開始のため、第2モダリティ撮像システム12の検査領域26内に移動し(あるいは、移動され)続ける。第2モダリティ撮像を最初に行うことを可能にするために、自動切断部44を、切断だけでなく自動的な接続も可能にするドッキング可能な接続部として構成することも可能である。
なおも図5を参照しながら図6をも参照するに、第2モダリティ撮像システム12は、第2モダリティ撮像システム12のボア69を囲むリング状の放射線検出器68を含んでいる。図5において、例示目的で、放射線検出器リング68の1つの放射線検出器モジュール70を示す。図6は、検査領域26内の地点から見た放射線検出器モジュール70の斜視図を示している。放射線検出器モジュール70は、六角形状に配置されて六角形のシンチレータ74を見せる7個の光電子増倍管72を含んでいる。磁気共鳴スキャナ10によって生成される静止磁場は、光電子増倍管72の動作に悪影響を及ぼす可能性がある。一部の実施形態において、この影響は、例えば強磁性体の囲い76で光電子増倍管72を実質的に囲むこと等により、放射線検出器に磁気遮蔽を設けることによって低減される。囲い76は、光電子増倍管72を実質的に包囲する強磁性筐体若しくはシェル、又は光電子増倍管72を被覆する強磁性薄膜とし得る。また、囲い76は、磁気共鳴スキャナ10の高感度磁気共鳴検出システムに悪影響を及ぼすであろう光電子増倍管からの無線周波数干渉を低減することが可能である。この囲いの無線周波数遮蔽性を高めるため、強磁性体と組み合わせて、銅の層、又はその他の非鉄の高導電性材料の層を用いてもよい。囲い76は、有利には放射線検出器リング68内でのモジュール70の最密充填を可能にするため六角形の形状であるが。その他の幾何学形状を用いてもよい。囲い76が更にシンチレータ結晶74をも実質的に囲む場合、シンチレータ内のランダムな放射性崩壊事象により生成され得る無線周波数干渉も、磁気共鳴スキャナ10から実質的に遮蔽される。囲い76のうちの少なくとも、シンチレータ結晶74の放射線検出面の前の部分は、検出される放射線(例えば、PETスキャナの場合には511keVの光子)が実質的に妨げられずに通過し得るように、十分に薄くされるべきである。
図7を参照するに、放射線検出器の磁気遮蔽を実現する他の一手法において、改変されたモジュール70’は、強磁性体を有する個々の囲い76’によって個別に遮蔽された複数の光電子増倍管72を含んでいる。囲い76’は、各光電子増倍管72を実質的に取り囲む強磁性外管(アウターチューブ)又は管状の筐体若しくはシェル、又は各光電子増倍管72を被覆する強磁性薄膜などとし得る。図7に例示した実施形態においては、シンチレータ結晶74は遮蔽されないままである。
図8を参照するに、能動的なアクティブ遮蔽も意図される。図8に示すように、磁気共鳴スキャナ10によって生成される静止磁場Bは、第2モダリティ撮像システム12に好適に位置付けられた遮蔽コイル78(図8においては、遮蔽磁場B生成の中心点によって指し示す)によって生成される遮蔽磁場Bによって、少なくとも部分的に打ち消され得る。光電子増倍管の位置における浮遊静止磁場Bは小さい(典型的に、幾つかの複合型システムにおいて約15ガウス)ので、遮蔽コイル78は比較的低電力のデバイスとし得る。
なおも図8を参照するに、放射線検出器68の位置における磁気共鳴スキャナ10からの浮遊磁場Bを、放射線検出器68とあまり干渉しない方向へと向きを変えるように、実質的に包囲しない更なる代替的な受動的磁気遮蔽76”(図8において、点線で示す)を構成することができる。図8は、受動的磁気遮蔽76”によって向きを変えられた磁束線を破線で示している。受動的磁気遮蔽76、76’、76”は、例えば鉄や鋼鉄などの何らかの強磁性体、又はミューメタル材料とし得る。
図示した実施形態において、放射線検出器は、浮遊磁場に対して比較的高い感度を有する光電子増倍管を用いている。典型的に、第2モダリティ撮像システム12の放射線検出器68、70、70’の位置における磁気共鳴スキャナ10からの浮遊磁場を、数ガウス未満に低減するよう、磁気遮蔽76、76’、76”、78のうちの1つ以上が設けられる。なお、要求される低減度合いは、特に光電子増倍管においては、検出器に対する磁場の向きに依存する。しかしながら、遮蔽は代替的に、光電子増倍管の動作への磁場の影響を実質的に低減するため、各光電子増倍管の陽極及び陰極の軸に平行に流れるように磁束線を逸らすことも可能である。その場合、より高いフリンジ磁界が許容され得る。他の実施形態において、浮遊磁場に対して遙かに低い感度を有する半導体検出器を用いてもよい。そのような実施形態においては、受動的磁気遮蔽及び/又は能動的磁気遮蔽は省略されることも可能である。
再び図5を参照するに、放射線検出器は、例えば放射線検出器モジュールとともに配置された局所的な印刷回路基板電子装置80や、(図示のように)ガントリー内に配置された、あるいは遠隔に配置された1つ以上の集中型電子装置ユニット82等、付随の電子装置を有する。磁気共鳴スキャナ10は1つ以上の磁気共鳴周波数に対して感度を有する。主の磁気共鳴周波数は通常、プロトンイメージングの周波数である。その他の関心ある磁気共鳴周波数は、磁気共鳴スペクトロスコピーで用いられる分光周波数群や、磁気共鳴データのサンプリング及び復調に用いられるサブ周波数群などを含み得る。関心ある磁気共鳴周波数は、例えば、H、13C、19F、23Na、31P、及び磁気共鳴特性を示すその他の原子核に関連するものを含み得る。従来、第2モダリティ撮像システム12の電子装置80、82によって生成される無線周波数干渉に関する関心事は、磁気共鳴スキャナ10と同一の無線周波数隔離室16内に第2モダリティ撮像システム12を含めることへの実質的な障害であった。しかしながら、無線周波数干渉は、無線周波数隔離室16内に磁気共鳴スキャナ10とともに電子装置80、82を保持しながら、低減あるいは排除され得る。これは、殆どの無線周波数干渉は電子装置のスイッチングの面に由来することを認識することによって行われ得る。主なスイッチング源は、(i)例えば放射線検出器68を動作させるために用いられるようなスイッチング電源;及び(ii)高周波数でクロックされるダイナミックメモリ及び同期デジタル処理電子装置を含む。
無線周波数隔離室16内に磁気共鳴スキャナ10とともに配置される電子装置80、82は、場合により、スイッチング電源を含まない。例えば、高周波数でスイッチングを行わず、故に実質的な無線周波数干渉を生じさせないリニア電源が用いられ得る。代替的に、スイッチング電源は、RF遮蔽室16及び電源の外部に、該遮蔽室16の電気的にフィルタリングされる貫通口を介して位置付けられ得る。
同様に、無線周波数隔離室16内に磁気共鳴スキャナ10とともに配置される電子装置80、82は、場合により、ダイナミックメモリ、同期クロックされるデジタル電子装置、又はこれらの双方を含まない。典型的なPET、SPECT又はCTシステムでは、検出器の数は数千又は数万と大きく、そして、各検出器が、記憶されなければならないデータストリームを出力する。従って、典型的なPET、SPECT又はCTシステムは、ギガバイトを優に超えるダイナミックメモリを含んでいる。電子装置80、82において、このメモリは有利には必要に応じて、高周波数でクロックされず、故に実質的な無線周波数干渉を生じさせない、例えばフラッシュメモリ又はこれに類するもの等のスタティックメモリに置き換えられる。同様に、クロックされる同期デジタル電子処理回路も必要に応じて、非同期デジタル電子処理回路、又は更には、アナログ処理回路に置き換えられる。代替的に、電子装置80、82は、磁気共鳴撮像中に手動あるいはシステム制御下の何れかで、ダイナミックメモリ及びその他の電子回路のクロックがターンオフされ且つ放射線検出器68の電源が停止されるクワイエットモードに置かれてもよい。
加えて、あるいは代えて、電子装置80、82は、磁気共鳴スキャナ10との無線周波数干渉を抑制するその他の機構を含む。主な関心事が磁気共鳴スキャナ10の高感度磁気共鳴検出システムに関することを認識することにより、電子装置80、82は必要に応じて、生成される無線周波数干渉がスペクトル的に磁気共鳴周波数から分離されるように構成される。好適な一手法は、1つ又は複数の磁気共鳴周波数に位置せず、且つ1つ又は複数の磁気共鳴周波数に位置する高調波を有さないようなクロック周波数及び/又はスイッチング電源のスイッチング周波数を有する電子装置80、82を用いることである。また、磁気共鳴周波数から逸れるように調整された電子装置であっても、ランダム熱雑音などによって、磁気共鳴スキャナ10の1つ又は複数の磁気共鳴周波数での無線周波数干渉が不慮に生成され得るが、電子装置80、82は必要に応じて、そのような無線周波数干渉の生成を阻止するように調整された1つ以上のノッチフィルタを含む。さらに、集中型電子装置82は、当該集中型電子装置を実質的に取り囲む無線周波数遮蔽体83を含むことができる。代替的に、この電子装置は無線周波数隔離室16の外部に配置されてもよい。
これらの手法(例えば、クロックされるメモリを排除する、スイッチング電源を排除する、1つ又は複数の磁気共鳴周波数での無線周波数干渉の生成を回避するように選択された周波数で動作する電子装置を用いる、好適なノッチフィルタを用いる等)のうちの1つ以上を用いることにより、電子装置80、82を、磁気共鳴スキャナ10と同一の無線周波数隔離室16内に含めることが可能である。図1−5の構成において、磁気共鳴スキャナ10と第2モダリティ撮像システム12との間には、無線周波数遮蔽体は置かれていない。
図9を参照して、同一の無線周波数隔離室16内に磁気共鳴スキャナ10及び第2モダリティ撮像システム12を含む複合型撮像システムを構築する他の一手法を説明する。図9の複合型撮像システムは、磁気共鳴スキャナ10と第2モダリティ撮像システム12との間に配置された患者ベッド14を含んでいる。しかしながら、図1−5の複合型システムと異なり、図9の複合型システムは、第2モダリティ撮像システム12をレール上に搭載させていない。代わりに、第2モダリティ撮像システム12は静止したものであり、患者支持台22が土台20と第2モダリティ撮像システム12の検査領域26との間で移動する経路を設けるために、患者ベッド14と第2モダリティ撮像システム12の患者ビーム50又はその他の支持体との間に架け橋(ブリッジ)90が挿入される。ブリッジ90が挿入されると、複合型撮像システム12は、実質的に図1−5の複合型撮像システムとして動作して第2モダリティ撮像を実行する。
ブリッジ90が(図9に示すように)取り除かれたとき、第2モダリティ撮像システム12と患者ベッド14との間に隙間が存在する。磁気共鳴撮像が行われるべきとき、ブリッジ90は除去され、第2モダリティ撮像システム12と患者ベッド14との間の隙間を横切って格納式の無線周波数スクリーン92が引かれる。図示した実施形態において、格納式の無線周波数スクリーン92は、オーバーヘッドプロジェクタ用の格納式スクリーンの構成と同様の天井取り付け型の円筒形スプール94に巻かれている。他の意図される実施形態において、格納式無線周波数スクリーンは、壁沿いに取り付けられ、天井トラック又は天井支持体に吊られて、第2モダリティ撮像システム12と患者ベッド14との間の隙間を横切って水平方向に引かれてもよい。他の意図される実施形態において、格納式無線周波数スクリーンは、展開されて第2モダリティ撮像システム12と患者ベッド14との間の隙間に位置付けられる、扇型の折り畳み式の自己支持型無線周波数スクリーンであってもよい。無線周波数スクリーン92は柔軟性を有し、あるいは、扇型構成の場合には柔軟な接合部を有し、例えば、金網、金属繊維、又はその他の、柔軟なプラスチックシート若しくはその他の柔軟な基質内に分散されて埋め込まれた導電性素子で製造され得る。代替的に、無線周波数スクリーン92は、例えばアルミニウム型の箔などの薄くて柔軟な金属シートであってもよい。格納式無線周波数スクリーンはまた、引き戸、折り戸、又はその他の格納可能な構成として構成されてもよい。
格納式無線周波数スクリーン92又はその変形版は、第2モダリティ撮像システム12がレール28上に搭載された実施形態や、第2モダリティ撮像システム12を図2に示した非近接(すなわち、遠隔)位置にして磁気共鳴を実行する実施形態においても使用されることが可能である。上記の隙間が十分に小さい場合、ブリッジ90を省略して、隙間(これは、無線周波数スクリーン92の幅より僅かに広くされ得る)の上方をブリッジなしで台22を通すことも意図される。また、図示した実施形態においては、格納式無線周波数スクリーン92は第2モダリティ撮像システム12と患者ベッド14との間に引かれるが、他の意図される実施形態においては、患者ベッドと磁気共鳴スキャナとの間に隙間が存在し、格納式無線周波数スクリーンは磁気共鳴スキャナと患者支持体との間に引かれてもよい。更なる他の意図される実施形態においては、隙間は存在せず、それに代えて、格納式無線周波数スクリーンが、患者ベッドを収容する大きさにされた切り抜き部を有してもよい。無線周波数スクリーン92は、手動で、あるいは、第2モダリティ撮像システム12の位置、ブリッジ90の除去、磁気共鳴撮像シーケンスの処理動作の開始、又はその他の好適なトリガー機構に基づいて自動的に、移動されることが可能である。
一部の実施形態において、格納式無線周波数スクリーン92は、当該無線周波数スクリーンが第2モダリティ撮像システム12を磁気共鳴スキャナ10によって生成される静止磁場から磁気的に分離するように、強磁性金網、強磁性繊維、ミューメタル粒子、又はその他の分散された磁性体を含む。その場合、スクリーン92は、磁気共鳴撮像中だけでなく第2モダリティ撮像中にも所定の位置に移動される。
ここで開示した複合型システムの1つの利点は小型であることである。撮像システム10、12間に患者ベッド14を配置し、撮像システム10、12間の有害な相互作用を緩和するために開示の手法を用いることにより、複合型システムは容易に、磁気共鳴スキャナを包囲するために用いられる種類の典型的な無線周波数隔離室内に適合するように構築される。このような典型的な無線周波数隔離室は約7m×9mの床面積を有する。この構成において、第2モダリティ撮像システム12は磁気共鳴スキャナ10から、7m未満の隙間だけ、より好ましくは、患者ベッド14を挿入するのに十分な4mより小さい隙間だけ隔てて配置される。
典型的な構成において、直線的に移動可能な患者支持台22は、ヒト患者を収容するために、直線移動の方向に約2mの長さを有する。直線移動可能な台22の直線移動範囲は、好ましくは、直線移動の方向に沿った患者支持台の長さの5倍未満、より好ましくは、患者支持台の長さの4倍未満にされる。最大限小型にすると、直線移動範囲は患者支持台22の長さの約3倍にされ得る。1つの支持台長は土台20上の患者支持台22の患者搭載位置を提供し;1つの支持台長は磁気共鳴スキャナボア内への患者支持台22の移動を提供し;1つの支持台長は第2モダリティ撮像システム内への患者支持台22の移動を提供する。
好適な実施形態を参照しながら本発明を説明した。以上の詳細な説明を読み、理解した者は改良及び改変に想到し得る。本発明は、添付の特許請求の範囲又はその均等範囲に入る限りにおいて、そのような全ての改良及び改変を含むとして解釈されるものである。

Claims (12)

  1. 磁気共鳴スキャナ;
    前記磁気共鳴スキャナから7m未満の隙間だけ空間的に隔てられた、磁気共鳴以外の第2モダリティの第2モダリティ撮像システムであり、高エネルギー粒子及び高エネルギー光子のうちの少なくとも一方を検出する放射線検出器を含む第2モダリティ撮像システム;
    前記磁気共鳴スキャナと前記第2モダリティ撮像システムとの間の前記隙間内に少なくとも部分的に配置された患者ベッドであり、磁気共鳴撮像のために前記磁気共鳴スキャナの検査領域内に、そして第2モダリティ撮像のために前記第2モダリティ撮像システムの検査領域内に、直線的に移動されるように整列された直線移動可能な患者支持台を含み、当該患者ベッドは:
    前記磁気共鳴スキャナと前記第2モダリティ撮像システムとの間に配置された土台であり、前記患者支持台が、当該土台によって支持されて、磁気共鳴撮像のために前記磁気共鳴スキャナの検査領域内に、そして第2モダリティ撮像のために前記第2モダリティ撮像システムの検査領域内に、選択的に移動されるように整列されている、土台;
    前記患者支持台とともに配置された無線周波数装置又は装置ポート;及び
    第1の端部が前記無線周波数装置又は装置ポートに結合された無線周波数ケーブル;
    を有する、患者ベッド;及び
    内部に、前記磁気共鳴スキャナ、前記第2モダリティ撮像システム、及び前記患者ベッドが配置される無線周波数隔離室;
    を有し、前記磁気共鳴スキャナと前記第2モダリティ撮像システムとの間に無線周波数シールドが配置されない、
    複合型撮像システム。
  2. 前記第2モダリティ撮像システムが上に搭載されるレールであり、前記直線移動の方向に沿って前記磁気共鳴スキャナに対する前記第2モダリティ撮像システムの位置を調整することを可能にするレール、
    を更に含む請求項1に記載の複合型撮像システム。
  3. 前記第2モダリティ撮像システムは、当該第2モダリティ撮像システムの前記検査領域が前記患者ベッドの一部と重なる、前記レール上の動作位置と、当該第2モダリティ撮像システムの前記検査領域が前記患者ベッドの如何なる部分とも重ならない、前記レール上の非動作位置とを有する、請求項2に記載の複合型撮像システム。
  4. 前記直線移動可能な患者支持台の直線移動範囲は、直線移動方向に沿った前記患者支持台の長さの5倍未満である、請求項1に記載の複合型撮像システム。
  5. 前記第2モダリティ撮像システムは陽電子放出断層撮影(PET)撮像システムを含む、請求項1に記載の複合型撮像システム。
  6. 前記第2モダリティ撮像システムは、近接位置と、当該第2モダリティ撮像システムと前記患者ベッドとの間の隙間を画成する非近接位置との間で移動可能である、請求項1に記載の複合型撮像システム。
  7. 前記第2モダリティ撮像システムと前記患者ベッドとの間の前記隙間は、前記第2モダリティ撮像システムが前記非近接位置にあるときに、前記第2モダリティ撮像システムと前記患者ベッドとの間を歩くことを可能にする大きさにされている、請求項6に記載の複合型撮像システム。
  8. 前記第2モダリティ撮像システムの前記検査領域は、前記第2モダリティ撮像システムが前記近接位置にあるとき、前記患者ベッドの一部と重なる、請求項6に記載の複合型撮像システム。
  9. 前記患者支持台が前記第2モダリティ撮像システムの前記検査領域の方に或る十分な距離だけ移動されたことに応答して、少なくとも、無線周波数ケーブルを切り離す、ドッキング可能な接続部又は自動切断部、
    を更に含む請求項1に記載の複合型撮像システム。
  10. 前記無線周波数ケーブルのたるみを巻き取るように構成されたテンショナー、
    を更に含む請求項に記載の複合型撮像システム。
  11. 前記患者支持台が前記第2モダリティ撮像システムの前記検査領域の方に或る十分な距離だけ移動されたことに応答して、前記無線周波数ケーブルの前記第1の端部を前記無線周波数装置又は装置ポートから切り離す自動切断部、
    を更に含む請求項に記載の複合型撮像システム。
  12. 前記無線周波数ケーブルは、前記患者支持台が前記磁気共鳴スキャナの前記検査領域内に移動されたときと、前記患者支持台が前記第2モダリティ撮像システムの前記検査領域内に移動されたときとの双方において、前記第1の端部が前記無線周波数装置又は装置ポートに結合されたままにされるように前記患者支持台の下を通っている、請求項に記載の複合型撮像システム。
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