JP5324333B2 - 傾斜荷台付き車両 - Google Patents

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Description

本発明は、水平位置とシャーシフレームに対して傾斜された傾斜位置とに回動自在な傾斜荷台を有する傾斜荷台付き車両に関する。
トレーラやトラックにより荷物を運搬する場合には、交通の危険の防止のため、積載される荷物の大きさや重量などが道路交通法等により制限されており、荷物を車両の側面から迫り出さないように積載した状態で車両を走行する必要がある。例えば、船舶やプラントに用いられる鋼板などのように車両の幅寸法を超える寸法のパネル材をトレーラにより運搬する場合に、荷台に水平にパネル材を積載するようにしたのでは、パネル材が車両の側面から外方に突出して交通の安全を図ることができない。そこで、道路交通の安全を確保しつつパネル材を運搬するために、トレーラのシャーシフレームに回動自在に荷台を取り付けるようにした傾斜荷台付きのトレーラが使用されている(例えば、特許文献1参照)。
このタイプのトレーラは、傾斜荷台つまりチルトフレームがヒンジを介してシャーシフレームに回動自在に取り付けられており、傾斜荷台が水平位置と車幅方向一端側が上昇する傾斜位置とに回動されるようになっている。傾斜荷台は鋼材からなる長方形状の枠体とこれに取り付けられる床板とを有し、床板の下側に位置させて複数本の棒状の伸縮ボルスタが車幅方向に進退移動自在に装着されている。傾斜荷台付きのトレーラによりパネル材を運搬する場合には、伸縮ボルスタを傾斜荷台から引き出し、傾斜荷台から突出したパネル材の側端部を伸縮ボルスタにより支持した状態で、傾斜荷台を傾斜位置に固定することで、パネル材をシャーシフレームの車幅つまり制限幅よりも車幅方向外方に迫り出させることなく安全に運搬することが可能となる。
特開2009−62029号公報
ところで、特許文献1に記載される傾斜荷台付きのトレーラでは、積載されるパネル材の荷幅に合わせて、伸縮ボルスタを傾斜荷台に入り込む後退位置と3段階の突出位置とに設定することが可能となっており、伸縮ボルスタの突出量を検出するための突出量検出手段としてのセンサがそれぞれの位置に応じて4つ設けられている。一方、傾斜荷台は、伸縮ボルスタの各位置に対応させて、水平位置と3段階の傾斜位置とに設定することが可能となっており、傾斜荷台の傾斜角度を検出するための角度検出手段としてのセンサがそれぞれの位置に応じて4つ設けられている。これらセンサにより検出された伸縮ボルスタの突出量と傾斜荷台の傾斜角度との関係から、伸縮ボルスタが制限幅を超えてシャーシフレームよりも車幅方向外方に突出していることを検出し、見かけ上の荷台幅が制限幅を超えた状態で車両を走行することを防止するようにしている。
しかしながら、パネル材が伸縮ボルスタの先端部よりも車幅方向外方に突出した状態で傾斜荷台に積載されている場合には、伸縮ボルスタが制限幅内にあったとしてもパネル材の側端部が制限幅を超えてシャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出すおそれがある。すなわち、特許文献1に記載される傾斜荷台付きのトレーラでは、パネル材が規制幅を超えてシャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出しているか否かを検知していないため、見かけ上の荷幅が制限幅を超えた状態で車両を走行するおそれがあり、安全性を十分に確保することができない。
本発明の目的は、傾斜荷台付き車両による荷物の運搬の際の安全性を向上することにある。
本発明の傾斜荷台付き車両は、走行車輪が設けられたシャーシフレームと、車両走行方向のヒンジにより水平位置と車幅方向一端側が上昇する傾斜位置とに回動自在に前記シャーシフレームに装着され荷物が積載される傾斜荷台と、前記ヒンジを中心に前記傾斜荷台を傾斜させる駆動手段とを有する傾斜荷台付き車両であって、前記傾斜荷台に入り込む後退位置と、前記傾斜荷台から車幅方向一端側に迫り出す積載位置との間で車幅方向に進退移動自在に前記傾斜荷台に装着され、前記傾斜荷台から車幅方向一端側に迫り出した前記荷物の側端部を支持する複数本の伸縮ボルスタと、前記シャーシフレームに装着され、前記シャーシフレームの上方に向けてレーザ光を照射する発光素子、および前記シャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出した物体からの反射光を受光する受光素子を有し、前記物体が制限幅を超えて前記シャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出していることを検出するレーザセンサとを有することを特徴とする。
本発明の傾斜荷台付き車両は、前記レーザセンサは、前記伸縮ボルスタに対応させて前記シャーシフレームに少なくとも1つ装着され、前記荷物が制限幅を超えて前記シャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出していること、または前記伸縮ボルスタが制限幅を超えて前記シャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出していることを検出することを特徴とする。
本発明の傾斜荷台付き車両は、前記レーザセンサは、前記伸縮ボルスタの相互間に対応させて前記シャーシフレームに少なくとも1つ装着され、前記荷物が制限幅を超えて前記シャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出していることを検出することを特徴とする。
本発明の傾斜荷台付き車両は、前記レーザセンサは、前記シャーシフレームの側面よりも車幅方向内側に配されて制限幅内に収められる格納位置と、前記シャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出した検出位置とに回動自在に前記シャーシフレームに装着され、前記検出位置のもとで前記シャーシフレームの上方に向けてレーザ光を照射することを特徴とする。
本発明の傾斜荷台付き車両は、前記レーザセンサは、前記シャーシフレームの側面よりも車幅方向内側に配されて制限幅内に収められる格納位置から、前記シャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出した検出位置に引き出し自在に前記シャーシフレームに装着され、前記検出位置のもとで前記シャーシフレームの上方に向けてレーザ光を照射することを特徴とする。
本発明によれば、シャーシフレームの上方に向けてレーザ光を照射するレーザセンサにより、シャーシフレームの側面から車幅方向外方に迫り出した物体に当たって反射された反射光を受光することで、物体が制限幅を超えてシャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出していることを検出するようにしたので、見かけ上の荷幅が制限幅を超えていることを検出することができる。これにより、荷物が制限幅を超えた状態で走行することを確実に防止し、傾斜荷台付きのトレーラによる運搬の際の安全性を向上することができる。
本発明によれば、レーザセンサを検出位置と格納位置とに移動自在にシャーシフレームに装着したので、車両走行時にはレーザセンサを格納位置に固定してレーザセンサを容易に制限幅内に収めることができる。
本発明の一実施の形態である傾斜荷台付き車両としてのトレーラを示す側面図である。 図1に示すトレーラの平面図である。 図1におけるA−A線方向から見たトレーラの背面図である。 傾斜荷台の駆動装置を示す正面図である。 傾斜荷台の固定装置を示す正面図である。 図2におけるB−B線方向の断面図である。 図6におけるC−C線方向の断面図である。 パネル材を積載した状態におけるトレーラの車幅方向断面図である。 レーザセンサの斜視図である。 レーザセンサの動作を示す概略図である。 トレーラの制御装置を示すブロック図である。 伸縮ボルスタの突出量に対応した傾斜荷台の傾斜角度に設定されていない状態を示すトレーラの車幅方向断面図である。 トレーラの制御方法を示すフローチャートである。 (A)、(B)はレーザセンサの動作の変形例を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。このトレーラは、船舶やプラントに用いられる鋼板などのようにシャーシフレーム10の車幅寸法を超える荷幅のパネル材Pを運搬するため、パネル材Pを積載する傾斜荷台11をシャーシフレーム10の上側に回動自在に装着した傾斜荷台付き車両である。図1に示すように、トレーラのシャーシフレーム10には、前端部に牽引車であるトラクタと連結するためのキングピン12が備えられるとともに、後端側の車幅方向両側にそれぞれ走行車輪13が設けられている。トレーラは、図示しないトラクタの後端部に設けられたカプラとトレーラのキングピン12とが連結され、トラクタに牽引されて走行車輪13により追従走行をする。また、シャーシフレーム10には、トレーラがトラクタと連結されていないときにシャーシフレーム10の前端部を支持するために、ランディングギヤつまり支持脚14が上下方向に進退移動自在に設けられている。
傾斜荷台11は、図2に示すように、車両走行方向に延びる左右両側の側辺16a,16bと、車幅方向に延びる前後の端辺17a,17bとを有する長方形となっている。車幅方向一端側の側辺16bは車両走行方向に傾斜荷台11の前端から後端まで連なって一体に延びる上下動側梁材18により形成され、車幅方向他端側の側辺16aは同様に車両走行方向に傾斜荷台11の前端から後端まで連なって一体に延びる回動中心側梁材19により形成されており、これらの梁材18,19は車幅方向外方に開口する断面コの字形状の形鋼材により形成されている。上下動側梁材18と回動中心側梁材19との前後両端部には、前後の端辺17a,17bを形成する横梁材20,21が設けられ、これら4本の梁材18〜21により全体的に長方形の枠体が形成されている。さらに、傾斜荷台11には、その車幅方向中央部に2本の縦梁材22が車両走行方向に延びて設けられるとともに、車幅方向に延びる図示しない複数本の横梁材が設けられており、傾斜荷台11はこれら縦梁材22と横梁材とにより補強されている。また、傾斜荷台11には床板23が取り付けられており、床板23の表面はそれぞれの梁材18〜22の上面とほぼ同一面となって、これらの上面とともに荷物支持面24を形成している。ただし、枠体を形成するそれぞれの梁材18〜22の上側に床板23を取り付けて、床板23の表面全体で荷物支持面24を形成するようにしても良い。
図2に示すように、傾斜荷台11は車幅方向他端側に設けられた2つのヒンジ25によりシャーシフレーム10に回動自在に装着されている。それぞれのヒンジ25は車両走行方向に延びる中心軸を有しており、ヒンジ25の中心軸を中心として、傾斜荷台11は図3において実線で示すようにシャーシフレーム10と平行となる水平位置と、パネル材Pを運搬する際に車幅方向一端側の上下動側梁材18が上昇して図3において二点鎖線で示すようにシャーシフレーム10に対して傾斜する傾斜位置との間で回動される。傾斜荷台11を傾斜させてパネル材Pを運搬する際の傾斜荷台11の傾斜角度は、図3において符号11a〜11cに示すように、パネル材Pの寸法に応じて最大傾斜角度から最小傾斜角度まで三段階に設定することができるようになっている。
傾斜荷台11を水平位置から最大傾斜角度の範囲で回動するために、シャーシフレーム10には、ヒンジ25に対応して駆動手段としての2つの駆動装置26が設けられている。駆動装置26は、図4に示すように、ヒンジ25の中心軸と平行な回動軸により、シャーシフレーム10に設けられた支持台27に回動自在に取り付けられるチルトシリンダ28を有している。このチルトシリンダ28のピストンロッド29の先端部は、ヒンジ25の中心軸と平行な回動軸により、傾斜荷台11に固定されたブラケット30に回動自在に連結されている。チルトシリンダ28は図示しない油圧回路に連結された油圧シリンダであり、チルトシリンダ28への油圧操作によりピストンロッド29が進退移動されて、傾斜荷台11は水平位置と最大傾斜位置との間で回動される。
傾斜荷台11を所定の傾斜角度つまり図3に示す各位置で固定するために、シャーシフレーム10には、駆動装置26に対応して2つの固定装置31が設けられている。固定装置31は、図5に示すように、傾斜荷台11の下面に固定されたブラケット32にピン結合されるロックプレート33を有している。このロックプレート33には、図3において符号11a〜11cで示す傾斜荷台11の各傾斜位置に対応してロック孔34a〜34cが形成されるとともに、傾斜荷台11の水平位置に対応して図示しないロック孔が形成されている。また、シャーシフレーム10に固定されたブラケット35にはスリーブ36が取り付けられ、スリーブ36にはロックピン37が軸方向に移動自在に装着されている。
傾斜荷台11が駆動装置26により駆動された状態のもとでいずれかのロック孔34a〜34cにロックピン37を挿入すると、傾斜荷台11は図3において符号11a〜11cで示す3段階の傾斜位置のうちいずれかの位置に傾斜した状態で締結される。例えば、ロック孔34aにロックピン37を挿入すると、傾斜荷台11は図3において符号11aで示す傾斜位置に固定される。一方、傾斜荷台11が水平位置となった状態のもとでロックピン37を水平位置に対応するロック孔に挿入すると、傾斜荷台11は水平位置に固定される。なお、駆動装置26および固定装置31を操作するために、シャーシフレーム10の前端部にはリモコンボックス38が設けられており、このリモコンボックス38内の操作パネルを操作することにより駆動装置26および固定装置31の駆動が指令されるようになっている。
図2に示すように、上下動側梁材18と回動中心側梁材19との間には、床板23の下側に位置させて車幅方向に延びる8本の中空ガイド40が、相互に車両走行方向に所定の間隔を隔てて取り付けられている。中空ガイド40は、図7に示すように、内部に中空孔40aが形成された断面略四角形状となっており、中空ガイド40の車幅方向一端部が上下動側梁材18に形成された図示しない貫通孔に嵌合されることにより、中空孔40aは車幅方向一端側に開口している。この中空ガイド40の中空孔40a内には、伸縮ボルスタ41が摺動自在に収容されている。
各伸縮ボルスタ41は、傾斜荷台11に入り込む後退位置と、傾斜荷台11から車幅方向一端側に迫り出す積載位置との間で車幅方向に進退移動自在に傾斜荷台11に装着されており、図2においては伸縮ボルスタ41が側方に引き出された状態が二点鎖線で示されている。伸縮ボルスタ41の先端部には、ヒンジ25の中心軸と平行な回動軸により回動頭部42が回動自在に装着されており、回動頭部42は伸縮ボルスタ41が後退位置のもとで上下動側梁材18内に入り込む待機位置と、伸縮ボルスタ41が積載位置のもとで回動頭部42の表面42aにより荷物支持面を形成する支持位置との間で回動される。パネル材Pを傾斜荷台11に積載する場合には、伸縮ボルスタ41が傾斜荷台11から引き出され、傾斜荷台11から車幅方向一端側に迫り出したパネル材Pの側端部が伸縮ボルスタ4の回動頭部42により支持されるようになっている。
図6に示すように、中空ガイド40の車幅方向一端部にはガイド孔43が形成されたロックピンガイド44が取り付けられており、ロックピンガイド44にはガイド孔43を貫通するロックピン45が着脱自在に装着される。また、伸縮ボルスタ41には図3において符号11a〜11cで示す傾斜荷台11の各傾斜位置に対応してロック孔46a〜46cが形成されるとともに、傾斜荷台11の水平位置に対応して図示しないロック孔が形成されており、それぞれのロック孔46a〜46cにはガイド孔43を介してロックピン45が貫通される。
伸縮ボルスタ41が作業者により傾斜荷台11から引き出された状態のもとでいずれかのロック孔46a〜46cにガイド孔43を介してロックピン45を挿入すると、伸縮ボルスタ41は図3において符号41a〜41cで示す3段階の積載位置のうちいずれかの位置に突出した状態で締結される。パネル材Pを運搬する場合には、パネル材Pの荷幅に合わせて、例えば、ロック孔46aにロックピン45を挿入して伸縮ボルスタ41を符号41aで示す積載位置に固定し、パネル材Pを積載した状態で傾斜荷台11を当該積載位置に対応した符号11aで示す傾斜位置に駆動する。ここで、符号41a〜41cで示す各積載位置における伸縮ボルスタ41の突出量は、それぞれ対応する傾斜荷台11の傾斜位置のもとで、伸縮ボルスタ41の先端部がシャーシフレーム10の側面から車幅方向外方に迫り出さないような長さに設定されている。一方、傾斜荷台11が水平位置のもとでは、水平位置に対応するロック孔にロックピン45を挿入して、伸縮ボルスタ41を後退位置に固定し傾斜荷台11内に収容する。このように、パネル材Pの荷幅に合わせて伸縮ボルスタ41の突出量を設定するとともに、当該突出量に対応した傾斜荷台11の傾斜角度に設定することで、伸縮ボルスタ41の先端部がシャーシフレーム10から車幅方向外方に迫り出さないように傾斜荷台11の見かけ上の荷台幅を制限幅内に収めた状態で、パネル材Pを傾斜荷台11に積載して運搬することができるようになっている。
このトレーラには、例えば、パネル材Pが伸縮ボルスタ41の先端部よりも車幅方向外方に迫り出している場合や、伸縮ボルスタ41の突出量に対応した傾斜荷台11の傾斜角度に設定されていない場合などに、パネル材Pや伸縮ボルスタ41が道路交通法等で規定された制限幅つまりシャーシフレーム10の車幅を超えてシャーシフレーム10の側面よりも車幅方向外方に迫り出していることを検出するために、レーザセンサ50が設けられている。
図8はパネル材を積載した状態におけるトレーラの車幅方向断面図であり、図9はレーザセンサの斜視図であり、図10はレーザセンサの動作を示す概略図であり、図11はトレーラの制御装置を示すブロック図であり、図12は伸縮ボルスタの突出量に対応した傾斜荷台の傾斜角度に設定されていない状態を示すトレーラの車幅方向断面図である。
図2に示すように、伸縮ボルスタ41の装着位置に対応させて、シャーシフレーム10にはレーザセンサ50が設けられている。レーザセンサ50は、図9に示すように、レーザ光を照射する発光素子51,および対象物に当たって反射し拡散されたレーザ光の反射光を受光する受光素子52と備えており、これらがレーザセンサ50の検出面50aに設けられている。レーザセンサ50にはレーザ光を出力するための電力がトラクタに搭載されたバッテリから供給されており、受光素子52によりレーザ光の反射光を受光すると図11に示すように受光信号をコントローラ53に送るようになっている。このレーザセンサ50はセンサケース54に固定され、ヒンジ25の中心軸と平行な回動軸55により、シャーシフレーム10に設けられた横梁材56の車幅方向一端部に回動自在に装着されている。
センサケース54は、レーザセンサ50の走行方向両端面に対向する一対のカバープレート54aと、これらを連結する支持プレート54bと、支持プレート54bから横梁材56内へ延びる一対のブラケット54cとを備えており、支持プレート54bにレーザセンサ50が固定されている。横梁材56は車両下方側に開口するとともにセンサケース54を収容可能な断面略コの字形状となっており、ブラケット54cおよび横梁材56に挿通された回動軸55を中心として、センサケース54は図10に実線で示す検出位置と二点鎖線で示す格納位置とに回動自在となっている。一対のカバープレート54aには、これらを連結する棒状の取手57が取り付けられており、作業者はこの取手57によりセンサケース54の回動操作行う。また、一対のブラケット54cには図示しない固定孔が形成されており、横梁材56には図10に示す各位置におけるブラケット54cの固定孔に対応させてロック孔58a,58bが形成されている。
センサケース54が作業者により回動操作された状態のもとでいずれかのロック孔58a,58bを介してブラケット54cの固定孔にロックピンを挿入することで、センサケース54は図10に示す各位置のうちいずれかの位置に締結される。例えば、センサケース54を検出位置に回動操作して、ロック孔58aを介してブラケット54cの固定孔にロックピンを挿入することで、センサケース54は検出位置に固定される。センサケース54が検出位置のもとでは、レーザセンサ50は制限幅を超えてシャーシフレーム10の側面から車幅方向外方に迫り出して配されており、レーザセンサ50の検出面50aが車両上方側に向いている。一方、センサケース54を格納位置に回動操作して、ロック孔58bを介してブラケット54cの固定孔にロックピンを挿入することで、センサケース54は格納位置に固定される。センサケース54が格納位置のもとでは、レーザセンサ50はシャーシフレーム10の側面よりも車幅方向内側に配されて制限幅内に収められており、レーザセンサ50の検出面50aが車幅方向外側に向いている。
このレーザセンサ50は、シャーシフレーム10の側面から車幅方向外方に迫り出した検出位置のもとでシャーシフレーム10の上方に向けてレーザ光を照射し、そのレーザ光が対象物に当たって拡散されたレーザ光の反射光を検出することにより、対象物つまりパネル材Pや伸縮ボルスタ41が制限幅を超えてシャーシフレーム10の側面から車幅方向外方に迫り出していることを検出する。例えば、図8に実線で示すように、パネル材Pを伸縮ボルスタ41の先端部から車幅方向外方に迫り出さないように傾斜荷台11に積載するとともに、伸縮ボルスタ41の突出量に対応した傾斜荷台1の傾斜角度に設定すると、パネル材Pおよび伸縮ボルスタ41はシャーシフレーム10の側面よりも車幅方向内側に配されて制限幅内に収められる。この場合には、レーザセンサ50からシャーシフレーム10の上方に向けて照射されたレーザ光はパネル材Pや伸縮ボルスタ41に当たって反射されることはなく、レーザセンサ50によりレーザ光の反射光が検出されないため、レーザセンサ50からコントローラ53に受光信号が送られることはない。
一方、図8に二点鎖線で示すように、パネル材Pを伸縮ボルスタ41の先端部から車幅方向外方に迫り出した状態で傾斜荷台11に積載した場合には、伸縮ボルスタ41の突出量に対応した傾斜荷台11の傾斜角度に設定すると、パネル材Pが制限幅を超えてシャーシフレーム10の側面よりも車幅方向外方に迫り出すこととなる。この場合には、レーザセンサ50からシャーシフレーム10の上方に向けて照射されたレーザ光はパネル材Pに当たって反射され、パネル材Pからの反射光がレーザセンサ50により検出される。そして、レーザセンサ50からコントローラ53に受光信号が送られることとなる。
また、図12に示すように、パネル材Pを伸縮ボルスタ41の先端部から車幅方向外方に迫り出さないように傾斜荷台11に積載した場合であっても、伸縮ボルスタ41の突出量に対応した傾斜荷台11の傾斜角度に設定されていないと、パネル材Pおよび伸縮ボルスタ41が制限幅を超えてシャーシフレーム10の側面よりも車幅方向外方に迫り出すこととなる。この場合には、レーザセンサ50からシャーシフレーム10の上方に向けて照射されたレーザ光は伸縮ボルスタ41に当たって反射され、伸縮ボルスタ41からの反射光がレーザセンサ50により検出される。そして、レーザセンサ50からコントローラ53に受光信号が送られることとなる。
上記のように、レーザセンサ50からコントローラ53に受光信号が送られると、コントローラ53はレーザセンサ50からの受光信号に基づいて、トレーラに設けられた警報装置60を作動させる。この警報装置60としては、リモコンボックス38に設けられる表示灯やスピーカなどが用いられる。これにより、作業者は、パネル材Pや伸縮ボルスタ41が制限幅を超えてシャーシフレーム10の側面よりも車幅方向外方に迫り出していることを把握することができ、傾斜荷台11の傾斜角度を改めて設定し直すことで、パネル材Pや伸縮ボルスタ41を制限幅内に収めることが可能となる。
図11に示すように、トレーラに搭載されるコントローラ53には、リモコンボックス38からの操作信号、レーザセンサ50からの受光信号、およびレーザセンサ50の位置を検出する位置検出センサ61からの位置信号が送られる。位置検出センサ61としては例えば磁気センサが用いられ、この位置検出センサ61により、レーザセンサ50が検出位置と格納位置とのいずれの位置に固定されているのかが検出される。また、コントローラ53は、リモコンボックス38からの操作信号に基づいて駆動装置26、固定装置31およびレーザセンサ50を作動させるとともに、レーザセンサ50からの受光信号に基づいて警報装置60を作動させる。
次に、コントローラ53を用いたトレーラの制御方法をフローチャートを参照して説明する。図13はトレーラの制御方法を示すフローチャートである。傾斜荷台付きのトレーラによりパネル材Pを運搬するときには、パネル材Pの荷幅に合わせて伸縮ボルスタ41を傾斜荷台11から引き出し積載位置に固定した状態で、パネル材Pを傾斜荷台11に積載する。そして、伸縮ボルスタ41の突出量に対応した傾斜荷台11の傾斜角度となるように、作業者によりリモコンボックス38の操作パネルが操作される。リモコンボックス38から設定された傾斜角度に応じた操作信号がコントローラ53に送られると(ステップS1)、位置検出センサ61からの位置信号に基づいてレーザセンサ50が検出位置に固定されているか否かが判定される(ステップS2)。レーザセンサ50が検出位置に固定されている場合には、操作信号に基づいてコントローラ53から駆動装置26および固定装置31に駆動信号が送られ、傾斜荷台11が駆動されて設定された傾斜位置に固定される(ステップS3)。一方、レーザセンサ50が格納位置に固定されている場合には、駆動装置26および固定装置31の駆動が制限されるとともに、リモコンボックス38に設けられた表示灯が点灯するなどしてレーザセンサ50を検出位置に回動操作するよう作業者に表示される(ステップS4)。
ステップS3で傾斜荷台11が設定された傾斜角度に応じた傾斜位置に固定されると、コントローラ53からレーザセンサ50に作動信号が送られ(ステップS5)、パネル材Pや伸縮ボルスタ41が制限幅を超えてシャーシフレーム10の側面よりも車幅方向外方に迫り出しているか否かがレーザセンサ50により判定される(ステップS6)。コントローラ53にレーザセンサ50から受光信号が送られない場合には、ステップS7でレーザセンサ50を停止し、傾斜荷台11の駆動操作が終了される。一方、コントローラ53にレーザセンサ50から受光信号が送られる場合には、受光信号に基づいて警報装置60が作動される(ステップS8)。これにより、作業者はパネル材Pや伸縮ボルスタ41が制限幅を超えてシャーシフレーム10の側面よりも車幅方向外方に迫り出していることを把握し、改めて傾斜荷台11の傾斜角度を設定し直すこととなる。
また、傾斜荷台11に積載されたパネル材Pを運搬する際には、運転者によりトラクタの発進操作がされると、トラクタ側からコントローラ53に信号が送られる。このとき、コントローラ53は、位置検出センサ61からの位置信号に基づいてレーザセンサ50の位置を検出し、レーザセンサ50が格納位置に固定されている場合には、トラクタ側に信号が送られてトラクタが走行可能となる。一方、レーザセンサ50が検出位置に固定されている場合には、トラクタの発進が制限されるとともに、トラクタの運転席に設けられた表示灯やスピーカなどの警報装置が作動される。これにより、作業者は、レーザセンサ50が制限幅を超えてシャーシフレーム10の側面よりも車幅方向外方に迫り出していることを把握し、レーザセンサ50を格納位置に回動操作して制限幅内に収めるようにする。
このように、シャーシフレーム10の上方に向けてレーザ光を照射するレーザセンサ50により、シャーシフレーム10の側面から車幅方向外方に迫り出した対象物に当たって反射された反射光を受光することで、対象物が制限幅を超えてシャーシフレーム10の側面から車幅方向外方に迫り出していることを検出するようにしたので、パネル材Pなどの荷物や伸縮ボルスタ41が制限幅を超えていることを容易に検出することができる。これにより、例えば、伸縮ボルスタ41が制限幅内に収められた状態のもとで、パネル材Pが伸縮ボルスタ41の先端部よりも車幅方向に迫り出し制限幅を超えて積載されている場合でも、レーザセンサ50により、パネル材Pが制限幅を超えてシャーシフレーム10の側面から車幅方向外方に迫り出していることを検出することができる。つまり、見かけ上の荷台幅のみではなく見かけ上の荷幅が制限幅を超えていることも検出することができるため、これらが制限幅を超えた状態で走行することを確実に防止し、傾斜荷台付きのトレーラによる運搬の際の安全性を向上することができる。
また、1つのレーザセンサ50により、対象物が制限幅を超えてシャーシフレーム10の側面から車幅方向外方に迫り出していることを検出することができるので、従来技術のように多くのセンサを設ける必要がなく、コストを低減するとともに配線等の作業を容易に行うことができる。
さらに、レーザセンサ50を検出位置と格納位置とに回動自在にシャーシフレーム10に装着したので、車両走行時にはレーザセンサ50を格納位置に固定してレーザセンサ50を容易に制限幅内に収めることができる。また、レーザセンサ50が格納位置のもとでは検出面50aが垂直方向を向くので、検出面50aに付着した雨水等を除去することができ、検出面50aに雨水等が溜まることによってレーザセンサ50による検出に不具合が生じることを防止することができる。
なお、上記の実施形態においては、図3に示すように傾斜荷台11の傾斜角度および伸縮ボルスタ41の突出量を3段階に設定されるようにしたが、これら傾斜角度および突出量は、積載されるパネル材Pの荷幅に応じてロック孔の位置や数を変更することで任意に変更可能である。また、図2に示すように、レーザセンサ50を車両前方側から4番目の伸縮ボルスタ41の装着位置に対応して1つ設けるようにしたが、レーザセンサ50を設ける位置や個数は任意に設定可能であり、例えば、レーザセンサ50を伸縮ボルスタ41の装着位置の相互間に設けるようにしてもよい。その場合において、図12に示すように伸縮ボルスタ41の突出量に対応した傾斜荷台11の傾斜角度に設定されていないときには、レーザセンサ50からシャーシフレーム10の上方に向けて照射されたレーザ光はパネル材Pに当たって反射され、パネル材Pからの反射光がレーザセンサ50により検出されことになる。ただし、積載時の重量バランスを考慮して、パネル材Pはその走行方向長さに拘わらず傾斜荷台11の走行方向中央部に必ず積載されることから、レーザセンサ50は傾斜荷台11の走行方向中央部に設けることが好ましい。
図14(A)、(B)はレーザセンサの動作の変形例を示す概略図である。図10に示すレーザセンサ50ではセンサケース54をシャーシフレーム10に回動自在に装着することにより、検出位置と格納位置との間で容易に移動させることが可能となっているが、図14に示すレーザセンサ50ではセンサケース54をシャーシフレーム10に車幅方向に移動自在に装着するようにしている。
センサケース54が装着される横梁材56は、車両下方側に開口するとともにセンサケース54を収容可能な断面略コの字形状となっており、ブラケット54cには、横梁材56に固定された固定軸65が摺動自在に挿通される摺動溝66が車幅方向に沿って形成されている。これにより、センサケース54は図14(B)に示す格納位置から図14(A)に示す検出位置に引出し自在となっており、作業者は取手57によりセンサケース54の進退操作を行う。また、一対のブラケット54cには図示しない固定孔が形成されており、横梁材56には図14に示す各位置におけるブラケット54cの固定孔に対応させて、2つのロック孔67a,67bが形成されている。
センサケース54を進退操作した状態のもとでいずれかのロック孔67a,67bを介してブラケット54cの固定孔にロックピンを挿入することで、センサケース54は図14に示す各位置のうちいずれかの位置に締結される。例えば、センサケース54を検出位置に進退操作して、ロック孔67aを介してブラケット54cの固定孔にロックピンを挿入することで、センサケース54は検出位置に固定される。センサケース54が検出位置のもとでは、レーザセンサ50は制限幅を超えてシャーシフレーム10の側面から車幅方向外方に迫り出して配されており、レーザセンサ50の検出面50aが車両上方側に向いている。一方、センサケース54を格納位置に進退操作して、ロック孔67bを介してブラケット54cの固定孔にロックピンを挿入することで、センサケース54は格納位置に固定される。センサケース54が格納位置のもとでは、レーザセンサ50はシャーシフレーム10の側面よりも車幅方向内側に配されて制限幅内に収められており、レーザセンサ50の検出面50aが車両上方側に向いている。このように、レーザセンサ50を格納位置から検出位置に引出し自在にシャーシフレーム10に装着することで、車両走行時にはレーザセンサ50を格納位置に固定してレーザセンサ50を容易に制限幅内に収めることができるようになっている。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、前記実施の形態においては、図13に示すような制御方法を記載したが、これに限定されず、例えば、レーザセンサ50が正常に作動していない場合に傾斜荷台11を傾斜駆動できないように制御するようにしてもよい。
10 シャーシフレーム
11 傾斜荷台
12 キングピン
13 走行車輪
14 支持脚
16a,16b 側辺
17a,17b 端辺
18 上下動側梁材
19 回動中心側梁材
20,21 横梁材
22 縦梁材
23 床板
24 荷物支持面
25 ヒンジ
26 駆動装置(駆動手段)
27 支持台
28 チルトシリンダ
29 ピストンロッド
30 ブラケット
31 固定装置
32 ブラケット
33 ロックプレート
34a〜34c ロック孔
35 ブラケット
36 スリーブ
37 ロックピン
38 リモコンボックス
40 中空ガイド
40a 中空孔
41 伸縮ボルスタ
42 回動頭部
42a 表面
43 ガイド孔
44 ロックピンガイド
45 ロックピン
46a〜46c ロック孔
50 レーザセンサ
50a 検出面
51 発光素子
52 受光素子
53 コントローラ
54 センサケース
54a カバープレート
54b 支持プレート
54c ブラケット
55 回動軸
56 横梁材
57 取手
58a,58b ロック孔
60 警報装置
61 位置検出センサ
65 固定軸
66 摺動溝
67a,67b ロック孔

Claims (5)

  1. 走行車輪が設けられたシャーシフレームと、車両走行方向のヒンジにより水平位置と車幅方向一端側が上昇する傾斜位置とに回動自在に前記シャーシフレームに装着され荷物が積載される傾斜荷台と、前記ヒンジを中心に前記傾斜荷台を傾斜させる駆動手段とを有する傾斜荷台付き車両であって、
    前記傾斜荷台に入り込む後退位置と、前記傾斜荷台から車幅方向一端側に迫り出す積載位置との間で車幅方向に進退移動自在に前記傾斜荷台に装着され、前記傾斜荷台から車幅方向一端側に迫り出した前記荷物の側端部を支持する複数本の伸縮ボルスタと、
    前記シャーシフレームに装着され、前記シャーシフレームの上方に向けてレーザ光を照射する発光素子、および前記シャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出した物体からの反射光を受光する受光素子を有し、前記物体が制限幅を超えて前記シャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出していることを検出するレーザセンサとを有することを特徴とする傾斜荷台付き車両。
  2. 請求項1記載の傾斜荷台付き車両において、前記レーザセンサは、前記伸縮ボルスタに対応させて前記シャーシフレームに少なくとも1つ装着され、前記荷物が制限幅を超えて前記シャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出していること、または前記伸縮ボルスタが制限幅を超えて前記シャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出していることを検出することを特徴とする傾斜荷台付き車両。
  3. 請求項1記載の傾斜荷台付き車両において、前記レーザセンサは、前記伸縮ボルスタの相互間に対応させて前記シャーシフレームに少なくとも1つ装着され、前記荷物が制限幅を超えて前記シャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出していることを検出することを特徴とする傾斜荷台付き車両。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の傾斜荷台付き車両において、前記レーザセンサは、前記シャーシフレームの側面よりも車幅方向内側に配されて制限幅内に収められる格納位置と、前記シャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出した検出位置とに回動自在に前記シャーシフレームに装着され、前記検出位置のもとで前記シャーシフレームの上方に向けてレーザ光を照射することを特徴とする傾斜荷台付き車両。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の傾斜荷台付き車両において、前記レーザセンサは、前記シャーシフレームの側面よりも車幅方向内側に配されて制限幅内に収められる格納位置から、前記シャーシフレームよりも車幅方向外方に迫り出した検出位置に引き出し自在に前記シャーシフレームに装着され、前記検出位置のもとで前記シャーシフレームの上方に向けてレーザ光を照射することを特徴とする傾斜荷台付き車両。
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