JP5320288B2 - 発展的なmbmsデータを送受信する方法および装置 - Google Patents

発展的なmbmsデータを送受信する方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、OFDMAに基づく3GPP LTEの移動体無線通信に関し、特に、発展型UMTS無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)においてE−MBMSトラフィックデータを送出し、受信するための方法および装置に関する。
3GPP LTEは、最近2年の間に3GPPによって開始された最も大きな新しい技術R&Dプロジェクトである。3GPP LTEにおいて、ダウンリンク伝送技術は、新しい物理レイヤ伝送技術、すなわち、OFDMを利用するため、E−MBMSは、こうした状況下で、WCDMAリリース6プロトコルのMBMSと比較して多くの真新しい特徴を有する。
3GPP LTEでは、ダウンリンク伝送方式は、サブキャリア間隔Δf=15kHzおよびサイクリックプレフィックス(CP)継続時間TCP≒4.7/16.7μs(短い/長いCP)を有するサイクリックプレフィックス(CP)を使用する、従来のOFDMに基づく。長いCPは、マルチセルMBMS伝送および長いサイト間距離を有するマクロセル環境に適用されることを意図される。
MBMS伝送は、2つの方法で実施されてよい。1つの方法はマルチセル伝送であり、他の方法はシングルセル伝送である。マルチセル伝送の場合、セルとコンテンツが同期して、さらなる受信機の複雑さを伴うことなく、ユーザ機器(UE)が複数の無線リンクからのエネルギーを結合することを可能にする。前記結合は、RF結合とも呼ばれるコヒーレントな結合である。RF結合は、全ての信号が、CPによって規定された窓内のUE受信機に到達することを必要とし、したがって、厳密なセル間同期が必要とされる。さらに、参照信号がセルの共通パイロット信号として設計される状況下で、参照(パイロット)信号結合を考えると、全てのセルのMBMS参照信号が同一であるため、信号のRF結合が行われることができる。
しかし、セル間に非同期性がある場合、または、大きなマルチパス時間遅延拡散を有する劣悪な都市環境では、UE受信機に到達する信号は、CP窓の範囲外である可能性があり、これらの信号は、シンボル間の干渉をもたらすであろう。さらに、ブロードキャストサービスのパイロットおよびデータが同一であるため、信号は著しくコヒーレントである。到達するこれらの信号がCP窓内にない場合、セル間の干渉は、パイロット推定およびデータ受信に影響を及ぼすことになり、このことに対して多大な注意が払われなければならない。
3GPP LTEでは、ダウンリンク参照信号(複数可)は、
−ダウンリンク−チャネル−品質測定、
−UEにおけるコヒーレントな復調/検出のためのダウンリンクチャネル推定、
−セルサーチおよび初期採取
のために使用されることができることが提案されている。
3GPP LTEにおいて説明される基本参照信号構造は図1に示される。図1を見てわかるように、第1参照シンボルとも呼ばれる参照シンボルは、ダウンリンクデータ伝送に割当てられたサブキャリアの第1OFDMシンボル位置に位置する(locate)。第2参照シンボルとも呼ばれるさらなる参照シンボルは、ダウンリンクデータ伝送に割当てられたサブキャリアの第5OFDMシンボル位置に位置する。所定の実施態様では、MBMS伝送、参照シンボル、およびさらなる参照シンボルは、異なり、また、異なる繰り返し周波数を有することができる。
上述した構造に基づいて、3GPP LTEにおいてMBMSデータを送出するいくつかの既存の方法が存在する。これらの方法において、MBMSデータは、チャネルコーディングされ、変調され、その後、スクランブリングコードが選択される。選択されたスクランブリングコードは、全てのセルについての共通スクランブリングコードか、または、各セルについての専用スクランブリングコードであることができる。選択されたスクランブリングコードに基づいて、パイロットおよび/またはデータが、選択されたスクランブリングコードによってスクランブルされ、その後、送出される。スクランブルされたパイロットおよびデータ構造は、図2A、図2B、および図2Cに示される。
図2A、図2B、および図2Cは、それぞれ、異なるスクランブリングコードによってスクランブルされたデータ構造を示し、横座標が時間領域を表し、縦座標が周波数領域を表し、各長方形格子がシンボルを表す。図2Aは、パイロットをセルの共通スクランブリングコードによってスクランブルすることによって生成されるパイロットおよびデータ構造を示す。図2Bは、パイロットをセルの共通スクランブリングコードおよびセル固有のスクランブリングコードによってスクランブルすることによって生成されるパイロットおよびデータ構造を示す。図2Cは、パイロットをセル固有のスクランブリングコードによってスクランブルし、異なるMBMSトラフィックデータをサービススクランブリングコードによってスクランブルすることによって生成されるパイロットおよびデータ構造を示す。
上述した既存のデータ送出方法は、パイロットおよびデータをスクランブルするが、全てのE−ノードBの厳密な同期を前提とする。この場合、周囲のセルの信号は、CP窓内のUE受信機に到達することができる。CP窓の範囲から漏れる信号が存在しても、それらの信号のパワーが受信機に及ぼす干渉の影響は無視されることができると考えられる。
しかし、セル間に非同期性がある場合、または、大きなマルチパス時間遅延拡散を有する劣悪な都市環境では、UE受信機に到達する信号は、CP窓の範囲外になる可能性がある。さらに、ブロードキャストサービスのパイロットおよびコンテンツが同一であるため、信号は著しくコヒーレントであり、それにより、セル間の干渉は、パイロット推定およびデータ受信に影響を及ぼすことになる。
UE受信機に到達する信号が、セル間の非同期性のためにCP窓内に存在しないことが、干渉を引き起こす可能性があるという問題を解決するために、出願人は、E−ノードBの同期、ダウンリンクマクロダイバシティ、およびE−UTRANにおけるUE受信結合を考慮することに基づいて、複数のセルをセルグループに分割するという技術的解決策を提案する。技術的解決策において、E−UTRANにおけるセルグループ分割の方式が提案される。この方式では、無線伝播の時間遅延によって、全てのセルが複数のMBMSセルグループに分割される。各セルグループは、いくつかのE−ノードBとそれらのセル/セクタを含む。セルグループ到達範囲の直径は、長いCP窓内の無線伝播による距離に等しいか、または、それより少し短い、すなわち、UEがセルグループ内に位置するとき、このセルグループ内のE−ノードBから送信される全ての信号はCP窓内のUEに到達するはずである。
上記MBMSセルグループ分割に基づいてMBMSを送信するために、データを送出し、受信する方法、ならびに、前記MBMSセルグループ分割の方式に適合した対応する装置およびシステムが必要とされる。
3GPPにおけるMBMSの発展として、E−MBMSは、MBMSの物理レイヤ伝送技術と全く異なる新しい物理レイヤ伝送技術、すなわち、OFDMを利用する。WCDMAリリース6プロトコルに規定されたMBMSと比較して、多くの真新しい特徴をE−MBMSが持つようにさせるのは、異なる物理レイヤ伝送技術である。
3GPP LTEでは、ダウンリンク伝送方式は、サブキャリア間隔Δf=15kHzおよびサイクリックプレフィックス(CP)継続時間TCP≒4.7/16.7μs(短い/長いCP)を有するサイクリックプレフィックス(CP)を使用する、従来のOFDMに基づく。従来のOFDMでは、長いCPは、マルチセルMBMS伝送および長いサイト間距離を有するマクロセル環境に適用されることを意図される。ほとんどの場合、マルチキャストトラフィックおよびユニキャストトラフィックは、それぞれ、時間領域多重化(TDM)によって、または、別個の搬送波上で送信される。本明細書において、マルチキャストサービスは、単一の長いCP長を利用する。マルチキャストトラフィックおよびユニキャストトラフィックを周波数領域多重化(FDM)によって送信する場合、長いCPが、同様に、優先的にマルチキャストトラフィックのニーズを満たすことを必要とされる。
同期E−UTRANシステムでは、信号が、CP窓内のUE受信機に到達するため、セル間干渉は、大きな問題を引き起こさない。CP窓内の信号の時間遅延拡散が、OFDMシンボルのシンボル間干渉(ISI)を引き起こさないため、これらの時間遅延拡散信号は、FFT処理後に周波数領域において結合されることができる。しかし、他の場合では、周囲のセルからの干渉は、CP窓の境界を越える。ブロードキャストトラフィックのコンテンツが同一であるため、その信号は、著しくコヒーレントである。CP窓の範囲外の信号は、強いISIを引き起こす。この問題を有するネットワークは、
−セル間の非同期性と、
−大きなマルチパス時間遅延(たとえば、BU:劣悪な都市環境)
を持っている可能性がある。
物理レイヤ同期技術によって同期される非同期システムでは、異なるノードBのタイミング基準は独立であり、セル間に一定の時間ドリフトが存在する可能性がある。3GPP UMTSでは、セルのフレーム構造は、互いに対してゆっくり摺動する可能性がある。セルのタイミング基準に関するドリフトの絶対精度要件は、±0.05ppm未満でなければならない。
その精度によって、2つのセル間の相対時間ドリフトは、3分当たり、長いCP窓長(16.7μs)程度の大きさである可能性がある。そのため、MBMSのサービスエリア内の全E−ノードB内におけるノードB間同期は、3分に1回実施され、これは、複雑過ぎ、また、非効率であることになる。さらに、再同期プロシージャは、頻繁過ぎることになる。
E−ノードBが全て同期している、すなわち、システムが同期システムであると仮定する。無線伝播が劣悪な都市環境にあり、かつ、1732mのサイト間距離であるとき、周囲セルから転送される同じコンテンツを有する信号は、CPによって規定される窓内に常に到達するわけではない。この場合、BUは、3GPP LTEによって採用されたCOST207モデルにおける典型的な都市チャネル環境であり、ノードB間の1732mのサイト間距離は、3GPP LTEによって採用された劣悪なマクロセル構成モードである。COST207モデルによれば、劣悪な都市環境では、第5パスは、主パス後、5μsであり、−2dB平均パワーを有し、第6パスは、主パス後、6.6μsであり、−4dB平均パワーを有する。したがって、同期システムであっても、たぶん、かなりのパワーがCP窓から漏れ、シンボル間干渉(ISI)になると考えられる。
しかし、従来技術では(実際には従来技術ではない)、全てのE−ノードBが厳密に同期し、広い範囲の任意のノードBからの信号は、CP窓内のUEに到達することができると仮定される。信号がCP窓内に到達しなくても、UEに対するパワーの影響が無視されることができると考えられる。仮定したシーンは、実際には満たされることができないため、CP窓の外部に到達する信号は、受信機において、パイロット推定およびデータ受信に影響を及ぼすことになることが明らかである。
したがって、CP窓の範囲外に到達する信号がISIをもたらすことを避ける方法および装置が必要とされる。
本発明は、MBMSセルグループに基づいてMBMSトラフィックデータを送出する方法を提供することを意図し、方法は、前記MBMSトラフィックデータをチャネルコーディングし、変調するステップと、前記MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードを確定するステップと、前記MBMSセル固有のスクランブリングコードを確定するステップと、コーディングされ、変調されたMBMSトラフィックデータに基づいて、前記MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードによって前記MBMSトラフィックデータをスクランブルし、前記MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号、および、前記MBMSセル固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号を加算するステップと、スクランブルされたMBMS参照信号およびデータを送出するステップとを含む。
本発明の第1の態様によれば、MBMSセルグループに基づいてMBMSデータを受信する方法が提供され、方法は、スクランブルされたMBMS参照信号およびデータを受信するステップと、デスクランブリングのためにMBMSセルグループ固有のスクランブリングコードを確定するステップと、デスクランブリングのためにMBMSセル固有のスクランブリングコードを確定するステップと、確定されたスクランブリングコードによって、受信されたMBMS参照信号およびデータをデスクランブルするステップと、デスクランブルされたMBMS参照信号およびデータをチャネルデコーディングし、復調するステップとを含む。
上記方法を実現するために、対応する装置が提供される。装置において、本発明の別の態様によれば、MBMSセルグループに基づいてMBMSデータを送出する送出装置が提供され、送出装置は、前記MBMSトラフィックデータをチャネルコーディングし、変調するための、チャネルコーディングおよび変調手段と、MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードを確定するための、セルグループ固有のスクランブリングコード確定手段と、MBMSセル固有のスクランブリングコードを確定するための、セル固有のスクランブリングコード確定手段と、コーディングされ、変調されたMBMSトラフィックデータに関して、前記MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードによって前記MBMSトラフィックデータをスクランブルし、前記MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号、および、前記MBMSセル固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号を加算するための、スクランブリング手段と、スクランブルされたMBMS参照信号およびデータを送出するための、スクランブル済みデータ送出手段とを備える。
本発明の別の態様によれば、MBMSセルグループに基づいてMBMSトラフィックデータを受信する受信装置が提供され、受信装置は、スクランブルされたMBMS参照信号およびデータを受信するための、スクランブル済み信号受信手段と、デスクランブリングのためにMBMSセルグループ固有のスクランブリングコードを確定するための、セルグループデスクランブリングコード確定手段と、デスクランブリングのためにMBMSセル固有のスクランブリングコードを確定するための、セルデスクランブリングコード確定手段と、確定されたセルグループ固有のスクランブリングコードおよびセル固有のスクランブリングコードによって、受信されたMBMS参照信号およびデータをデスクランブルするための、デスクランブリング手段と、デスクランブルされたMBMS参照信号およびデータをチャネルデコーディングし、復調するための、チャネルデコーディングおよび復調手段とを備える。
さらに、前記送出装置を備えるノードB、前記受信装置を備えるユーザ機器、および、前記ノードBおよび前記ユーザ機器を備えるシステムが提供される。
本発明の別の態様によれば、複数のネットワークノードから受信される複数のマルチキャスト信号を結合するための、複数のセルグループに分割される無線ネットワークのユーザ機器における方法であって、前記複数のネットワークノードが、それぞれ、異なるセルグループに属する、方法が提供され、方法は、
a.複数のマルチキャスト信号の空間的な結合信号において、前記マルチキャスト信号を前記ユーザ機器が属するセルグループのセルグループ固有のスクランブリングコードとコヒーレントに結合するステップであって、それにより、ユーザ機器が属するセルグループのコヒーレントな結合信号を生成する、コヒーレントに結合するステップ、前記空間的な結合信号において、マルチキャスト信号を異なるスクランブリングコードと非コヒーレントに結合するステップであって、それにより、シンボル結合信号を生成する、非コヒーレントに結合するステップを含むことを特徴とする。
本発明の別の態様によれば、複数のネットワークノードから受信される複数のマルチキャスト信号を結合するための、無線ネットワークにおけるユーザ機器が提供され、ユーザ機器は、コヒーレントな結合信号を生成するように、前記複数のマルチキャスト信号の空間的な結合信号において、マルチキャスト信号を同じスクランブリングコードとコヒーレントに結合するための、コヒーレントな結合手段と、シンボル結合信号を生成するように、前記空間的な結合信号において、マルチキャスト信号を異なるスクランブリングコードと非コヒーレントに結合するための、シンボル結合手段を備える。
本発明の別の態様によれば、マルチキャスト信号を送信するための、MBMSセルグループに基づく無線ネットワークにおける方法であって、各セルグループが、複数のネットワークノードおよび複数のネットワークノードが管理するセルを備える、方法が提供され、方法は、同じセルグループのネットワークノードが、送出される信号を、同じ固有のスクランブリングコードによってスクランブルすることを特徴とする。
本発明の別の態様によれば、マルチキャスト信号を送信するための、MBMSセルグループに基づく無線ネットワークであって、各セルグループが、複数のネットワークノードおよび複数のネットワークノードが管理するセルを備える、無線ネットワークが提供され、無線ネットワークは、同じセルグループのネットワークノードが、送出される信号を、同じ固有のスクランブリングコードによってスクランブルすることを特徴とする。
本発明の別の態様によれば、マルチキャストトラフィックのために、時間領域資源をスケジューリングするための、MBMSセルグループに基づく無線ネットワークのアクセス装置における方法が提供され、方法は、1つのセルグループだけが、1つの時点でマルチキャストトラフィックを送信することを確実にするために、管理されたセルグループに割当てられたユニキャストおよびマルチキャストトラフィックに対してTDM処理を行うときに、時間領域多重資源をスタガリングすることを特徴とする。
本発明の別の態様によれば、マルチキャストサービスのために、時間領域多重資源をスケジューリングするための、MBMSセルグループに基づく無線ネットワーク内のアクセス装置が提供され、アクセス装置は、1つのセルグループだけが、1つの時点でマルチキャストトラフィックを送信することを確実にするために、管理されたセルグループに割当てられたユニキャストおよびマルチキャストトラフィックに対してTDM処理を行うときに、時間領域多重資源をスタガリングすることを特徴とする。
本発明によって提供される方法および対応する装置の場合、受信端として働くユーザ機器において、RF結合(コヒーレントなソフト結合)は、セルグループの内部のE−ノードBから送信される信号に対して行われることができ、一方、シンボルレベルのソフト結合(非コヒーレントなソフト結合)は、FFT処理後に異なるセルグループ間のE−ノードBから送信される信号に対して行われることができる。さらに、それは、同期についてより柔軟性がある。
本発明の他の特徴および利点は、添付図面を参照して、非制限的で例示的な実施形態の以下の説明において明らかになるであろう。
3GPP LTEにおける予備説明後の基本参照信号構造の設計を示す図である。 パイロットを、セルの共通スクランブリングコードによってスクランブルすることによって生成されるパイロットおよびデータ構造を示す図である。 パイロットを、セルの共通スクランブリングコードおよびセル固有のスクランブリングコードによってスクランブルすることによって生成されるパイロットおよびデータ構造を示す図である。 パイロットおよびデータを、セル固有のスクランブリングコードによってスクランブルすることによって生成されるパイロットおよびデータ構造を示す図である。 本発明によるLTEにおけるMBMSセルグループ分割の略図である。 本発明の一実施形態による、MBMSトラフィックデータを送出する方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態による、MBMSトラフィックデータを送出する方法によって処理されるパイロットおよびデータ構造の略図である。 本発明の一実施形態による、MBMSトラフィックデータを受信する方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態による、MBMSトラフィックデータを送出する送出装置のブロック図である。 本発明の一実施形態による、MBMSトラフィックデータを受信する受信装置のブロック図である。 本発明の一実施形態による、マルチキャストセルグループに分割される無線ネットワークの略図である。 複数のノードBから受信された複数のマルチキャスト信号を結合するための、マルチキャストセルグループに分割される無線ネットワーク内のユーザ機器における方法のフローチャートである。 複数のネットワークノードから受信された複数のマルチキャスト信号を結合するための、マルチキャストセルグループに分割される無線ネットワーク内のユーザ機器のブロック図である。 ユニキャストおよびマルチキャストトラフィックのために、時間領域多重資源をスタガリングする方法のフローチャートである。 マルチキャスト信号がOFDM信号である、マルチキャスト信号を結合する方法のフローチャートである。
本発明の詳細な説明は、添付図面を参照して以下のように与えられる。方法を実現する例証的なステップおよび装置の例証的な構造は、本発明の保護範囲を制限するものと理解されないことが留意されるべきである。
説明を容易にするために、図3は、出願人によって提案されたLTEにおけるMBMSセルグループ分割の略図を示す。本明細書では、六角形セルが、例においてモデルとして考えているが、MBMSセルグループ分割は、六角形セルに限定されない。
図3を見てわかるように、LTEセル構成において、全てのセルは、無線伝播遅延によって、複数のMBMSセルグループに分割される。各セルグループは、セルグループ内に位置し、かつ、小さな三角形でマークを付けられた複数のE−ノードBおよびそれらのセル/セクタを含む。セルグループ到達範囲の直径は、長い、たとえば、4kmのCP窓内の無線伝播による距離に等しいか、または、それより少し短いため、UEがセルグループの内部に位置するとき、このセルグループのE−ノードBから送信される全ての信号は、CP窓内のUEに到達する。さらなるオペレーションを必要とすることなくUE受信機においてRF結合を行うために、CP窓内の信号のコンテンツおよび波形は同一でなければならない。したがって、MBMSトラフィックデータをセルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルする方式が提案される。セルグループ固有のスクランブリングコードは、1つのセルグループ内では全てのE−ノードBに共通であるが、異なるセルグループにとっては固有である。
以降では、本発明の一実施形態による、MBMSトラフィックデータを送出する方法が、図4を参照して詳細に述べられる。図4では、MBMSトラフィックデータをセルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルする方法が説明される。MBMSセルグループに基づくUMTS E−UTRANにおいて、E−ノードBは、セルグループ内のUEにMBMSトラフィックデータを送出する。
図4を見てわかるように、ステップ402にて、E−ノードBは、MBMSトラフィックデータを受信する。UMTS E−UTRANにおいて、MBMSトラフィックデータは、通常、コアネットワークの境界ノードとなるアクセスゲートウェイ(aGW)からもたらされる。前記MBMSトラフィックデータに関して、ステップ404にて、E−ノードBは、前記MBMSトラフィックデータをチャネルコーディングし、変調する。前記ステップにて、従来技術における任意のチャネルコーディングおよび変調方法が、本発明で使用されることができ、本発明に対して制限を全く課さない。
その後、ステップ406にて、MBMSトラフィックデータを送出しようとするE−ノードBは、E−ノードBが属するセルグループのセルグループ固有のスクランブリングコードおよびMBMSセル固有のスクランブリングコードを確定する。セルグループ固有のスクランブリングコードおよびMBMSセル固有のスクランブリングコードは、システムが構成されるときに、各E−ノードBにおいて設定されることができる。本発明の実施形態によれば、図3に示す各セルグループは、他のセルグループのスクランブリングコードと異なる固有のスクランブリングコードを有する。確定されたセルグループ内に位置する各E−ノードBは、E−ノードBが属するセルグループのセルグループ固有のスクランブリングコードを知ることができる。
ゴールド(Gold)シーケンスまたはカサミ(Kasami)シーケンスなどの既存の従来型スクランブリングコードシーケンスの任意の擬似ランダムシーケンスが使用されることができる。
セルグループ固有のスクランブリングコードおよびMBMSセル固有のスクランブリングコードを確定した後、ステップ408にて、E−ノードBは、チャネルコーディングされ、かつ、変調されたMBMSパイロットおよび/またはデータを、確定されたセルグループ固有のスクランブリングコードおよびMBMSセル固有のスクランブリングコードによってスクランブルする。具体的には、チャネルコーディングされ、かつ、変調されたMBMSデータに関して、E−ノードBは、MBMSトラフィックデータをセルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルし、セルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号、および、セル固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号を加算する。スクランブルした後、データ伝送の妥当性およびチャネル応答推定に対する影響を考慮するという状況下で、スクランブルされたパイロット間に所定の間隔が存在し、その間隔は、関係付けされた帯域幅および関係付けされた時間に匹敵する。
その後、ステップ410にて、E−ノードBは、スクランブルされたMBMSデータを送出する。
セルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされたパイロットおよびデータは、本発明の実施形態による、MBMSトラフィックデータを送出する方法によって処理されたMBMSトラフィックデータに加算され、本発明の実施形態による、MBMSデータを送出する方法は、従来技術におけるセル固有のスクランブリングコードによってパイロットおよびデータをスクランブルする方法と異なることが図4から見てわかることができる。MBMSパイロットおよびデータの略図が図5に示される。図5では、横座標が時間領域を表し、縦座標が周波数領域を表し、各長方形格子がシンボルを表す。横座標に沿う6つのシンボルはサブフレームを表し、各サブフレームは、0.5msの間続く。縦座標に沿って配列された各列はサブキャリアに相当する。
図5に示すチャネル構造は、MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされたパイロット、および、さらなるセル固有のスクランブリングコードによってスクランブルされたパイロットを含む。この構造では、セル固有のスクランブリングデータによってスクランブルされたパイロットは、ダウンリンクチャネル測定、セルサーチ、および初期採取に使用される。MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされたパイロットは、UEにおけるコヒーレントな復調および検出のためのダウンリンクチャネル推定、ダウンリンク分岐パワーレベルの測定およびセルグループ間のハンドオーバに使用されることができる。
図1に示す3GPP LTEの基本参照信号構造に関して、E−ノードBは、MBMSトラフィックデータを送出する方法によるセルグループ固有のスクランブリングコードによって第1参照シンボル(パイロット)をスクランブルし、これは、図5においてセルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされたインターバリックパイロットに相当する。E−ノードBは、また、第2参照シンボル(パイロット)をセル固有のスクランブリングコードによってスクランブルし、これは、図5においてセルのスクランブリングコードによってスクランブルされたインターバリックパイロットに相当する。MBMSデータに関し、E−ノードBは、MBMSデータをセルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルし、これは、スクランブルされたパイロットを除いて長方形に相当する。
あるセルグループにおいて、参照信号およびデータは、同じセルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされるため、そのセルグループ内のE−ノードBから送信されるパイロットおよびデータは、CP窓内のUE受信機に到達することができ、また、信号波形は同一であることになる。したがって、RF結合は、さらなるオペレーションを必要とすることなくUEにおいて実現されることができるため、ダイバシティゲインを取得することは非常に好都合である。
セルグループの境界において、異なるセルグループは、異なるセルグループ固有のスクランブリングコードを利用することから、UEは、他のセルグループの固有のスクランブリングコードによってスクランブルされたデータを受信した後にスクランブリングコードを認識することによって、他のセルグループからの信号をランダム化することができるため、UEは、他のセルグループからの信号を、ランダムな白色雑音と考え、それらを除去してしまう。さらに、各UEは、周囲のセルグループのセルグループ固有のスクランブリングコードを知っているため、UEがセルグループの境界に移動すると、UEは、測定後に、干渉信号のパイロットが有用な結合分岐になるのに十分に強くなったことを見出すことになる。したがって、この信号を受信するUE受信機において、さらなる物理レイヤ処理分岐が確立されるため、信号の2つの分岐のシンボルは、FFT処理後にソフト結合されて、マクロダイバシティゲインが取得される。
さらに、非コヒーレントなソフト結合が、FFT処理後に適用されるため、2つの無線リンクによるタイミング差は、たとえば、16.7μs以上と左程厳密である必要はない。こうして、厳密な同期および再同期は、異なるセルグループのE−ノードB間で実施される必要はないが、セルグループの内部のE−ノードB間で実施される必要があるだけであるため、E−MBMSの厳密な同期および再同期は、単純でかつ効率的になる。
上記内容で述べたように、本発明が、上述したセルグループ分割方法に限定されないことを当業者は理解すべきである。本発明は、複数のセルを異なるセルグループに分割する任意の状況に適用されることができる。セルグループの種々の分割は、本発明に対して制限を全く課さないであろう。
本発明の一実施形態による、MBMSトラフィックデータを送出する方法に対応して、E−MBMSトラフィックデータを受信する方法が、本発明において提案され、そのフローチャートが、図6に示される。上述した方法で分割されたMBMSセルグループに基づくUMTS E−UTRANにおいて、UEは、スクランブルされたE−MBMSトラフィックデータを受信する。
図6を見てわかるように、ステップ602にて、UEは、セルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされたMBMSトラフィックデータを受信する。UEが、MBMSセルグループの内部に位置するとき、このUEが属するセルグループの全てのE−ノードBから送信される信号は、CP窓内のUEに到達するであろう。UEが、セルグループの境界に位置するとき、UEは、それぞれ、UEが属するセルグループから送信された、また、UEが位置する場所に最も近い1つまたは複数の他のセルグループから送信された、2つ以上の十分に強いスクランブルされたMBMSデータを受信する。
その後、ステップ604にて、UEは、デスクランブリングコードを確定する。本発明の実施形態によれば、デスクランブリングコードは、セルグループ固有のスクランブリングコードおよびセル固有のスクランブリングコードである。図3に示す各セルグループは、他のセルグループのスクランブリングコードと異なる固有のスクランブリングコードを有する。確定されたセルグループ内に位置する各UEは、UEが属するセルグループの固有のスクランブリングコードを知っている。MBMSトラフィックデータを受信するためにUEに格納されたセルグループスクランブリングコードシーケンスと、受信されたスクランブル済みMBMS参照信号およびデータ内の前記セルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号およびデータをコヒーレント処理することによって、セルグループ固有のスクランブリングコードが確定される。UEは、セルグループの境界に位置するとき、第1セルグループ固有のスクランブリングコードと呼ばれる、UEが属するセルグループのセルグループ固有のスクランブリングコード、および、第2セルグループ固有のスクランブリングコードと呼ばれる、UEが位置する場所に最も近いセルグループのセルグループ固有のスクランブリングコードを知っている。
ステップ606にて、UEは、ステップ602にて受信したスクランブル済みMBMSデータを、確定されたデスクランブリングコードによってデスクランブルする。具体的には、UEは、セルグループ固有のスクランブル済みパイロットおよびデータを、セルグループ固有のスクランブリングコードによってデスクランブルし、セル固有のスクランブル済みパイロットを、セル固有のスクランブリングコードによってデスクランブルする。セルグループの内部のUEに関して、デスクランブリングを行うために、UEが属するセルグループの固有のスクランブリングコードを利用することが容易である。UEは、セルグループの境界に位置するとき、確定された第1セルグループ固有のスクランブリングコードを利用して、受信された信号をデスクランブルし、それ自身のセルグループからのデータを格納し、また、確定された第2セルグループ固有のスクランブリングコードを利用して、受信された信号をデスクランブルし、最も近傍のセルグループからのデータを格納する。前記2つのデスクランブルされた信号は、FFT処理後に、UE受信機においてシンボルレベルでソフト結合されることができる(非コヒーレントなソフト結合)。
ステップ608にて、UEチャネルは、デスクランブルされたMBMSデータをデコーディングし、復調し、その後、ステップ610にて、UEは、MBMSデータを取得する。それまでに、図6に示すフローは終了する。
本発明による、MBMSトラフィックデータを受信する上述した方法に基づいて、UEがセルグループの内部に位置しようと、セルグループの境界に位置しようと、RF結合またはソフト結合は、ダイバシティゲインを取得するために効果的に実現されることができる。
本発明の実施形態による、上述したデータ送出および受信方法を実現するために、本発明の対応する装置もまた提案され、対応する装置は、上述したMBMSセルグループ分割の状況に適用される。図7は、本発明の一実施形態による、MBMSトラフィックデータを送出するための送出装置700のブロック図を示す。送出装置700は、データ受信手段702、チャネルコーディングおよび変調手段704、スクランブリングコード確定手段706、スクランブリング手段708、およびスクランブル済み信号送出手段710を備える。送出装置700では、前記スクランブリングコード確定手段706は、セルグループ固有のスクランブリングコード確定手段7061およびセル固有のスクランブリングコード確定手段7062を備える。
以降で、送出装置700における各手段間のリンク関係およびオペレーション関係が、図7を参照して詳細に述べられる。データ受信手段702は、通常、コアネットワークの境界ノードとなるアクセスゲートウェイ(aGW)からMBMSトラフィックデータを受信する。チャネルコーディングおよび変調手段704は、前記MBMSトラフィックデータをチャネルコーディングし、変調する。チャネルコーディングおよび変調手段704は、従来技術においてチャネルコーディングし、変調する任意の方法を使用することができ、本発明に対して制限を全く課さない。
そして、セルグループ固有のスクランブリングコード確定手段7061は、E−ノードBが属するセルグループのセルグループ固有のスクランブリングコードを確定し、セル固有のスクランブリングコード確定手段7062は、セル固有のスクランブリングコードを確定する。セルグループ固有のスクランブリングコードおよびMBMSセル固有のスクランブリングコードは、システムが構成されるときに、各E−ノードBにおいて設定されることができる。本発明の実施形態によれば、図3に示す各セルグループは、他のセルグループのスクランブリングコードと異なる固有のスクランブリングコードを有する。確定されたセルグループ内に位置する各E−ノードBは、E−ノードBが属するセルグループのセルグループ固有のスクランブリングコードを知ることができる。
ゴールドシーケンスまたはカサミシーケンスなどの既存の従来型スクランブリングコードシーケンスの任意の擬似ランダムシーケンスが使用されることができる。
セルグループ固有のスクランブリングコードおよびMBMSセル固有のスクランブリングコードを確定した後、スクランブリング手段708は、チャネルコーディングおよび変調手段704から出力されたMBMSデータを、確定されたセルグループ固有のスクランブリングコードおよびMBMSセル固有のスクランブリングコードによってスクランブルする。具体的には、チャネルコーディングされ、かつ、変調されたMBMSトラフィックデータに関して、スクランブリング手段708は、MBMSトラフィックデータをセルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルし、セルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号、および、セル固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号を加算するため、データ伝送の妥当性およびチャネル応答推定に対する影響を考慮するという状況下で、スクランブルされたパイロット間に所定の間隔が存在し、その間隔は、関係付けされた帯域幅および関係付けされた時間に匹敵する。その後、スクランブル済み信号送出手段710は、スクランブルされたMBMSデータを送出する。
相応して、MBMSトラフィックデータを受信するデータ受信装置800が提案され、そのブロック図が図8に示される。MBMSトラフィックデータを受信するデータ受信装置800は、スクランブル済み信号受信手段802、デスクランブリングコード確定手段804、デスクランブリング手段806、チャネルデコーディングおよび復調手段808、およびデータ取得手段810を備えることが、図8を見るとわかることができる。データ受信装置800では、前記デスクランブリングコード確定手段804は、セルグループデスクランブリングコード確定手段8041およびセルデスクランブリングコード確定手段8042を備える。
以降で、データ受信装置800における各手段間のリンク関係およびオペレーション関係が、図8を参照して詳細に述べられるであろう。スクランブル済み信号受信手段802は、スクランブル済みMBMSトラフィックデータを受信する。UEが、MBMSセルグループの内部に位置するとき、E−ノードBが属するセルグループ内の全てのE−ノードBから送信される信号は、CP窓内のUEに到達する。UEが、セルグループの境界に位置するとき、スクランブル済み信号受信手段802は、それぞれ、UEが属するセルグループから送信された、また、UEが位置する場所に最も近い1つまたは複数のセルグループから送信された、2つ以上の十分に強いスクランブル済みMBMSデータを受信する。
その後、セルグループデスクランブリングコード確定手段8041は、デスクランブリングに使用されるセルグループ固有のスクランブリングコードを確定し、セルデスクランブリングコード確定手段8042は、デスクランブリングに使用されるセル固有のスクランブリングコードを確定する。本発明の実施形態では、図3に示す各セルグループは、他のセルグループのスクランブリングコードと異なる固有のスクランブリングコードを有する。確定されたセルグループ内に位置する各UEは、UEが属するセルグループの固有のスクランブリングコードを知っている。確定されたセルグループ内で、セルグループスクランブリングコード確定手段8041は、MBMSトラフィックデータを受信するためにUEに格納されたセルグループスクランブリングコードシーケンスと、受信されたスクランブル済みMBMS参照信号およびデータ内の前記セルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号およびデータをコヒーレント処理することによって、セルグループ固有のスクランブリングコードを確定する。UEは、セルグループの境界に位置するとき、第1セルグループ固有のスクランブリングコードと呼ばれる、UEが属するセルグループのセルグループ固有のスクランブリングコード、および、第2セルグループ固有のスクランブリングコードと呼ばれる、UEが位置する場所に最も近いセルグループのセルグループ固有のスクランブリングコードを知っている。
デスクランブリング手段806は、スクランブル済みMBMSデータを、確定されたデスクランブリングコードによってデスクランブルする。具体的には、デスクランブリング手段806は、セルグループ固有のスクランブル済み参照信号およびデータを、セルグループ固有のスクランブリングコードによってデスクランブルし、セル固有のスクランブル済み参照信号を、セル固有のスクランブリングコードによってデスクランブルする。セルグループの内部のUEに関して、デスクランブリングを行うために、UEが属するセルグループの固有のスクランブリングコードを利用することが容易である。UEは、セルグループの境界に位置するとき、確定された第1セルグループ固有のスクランブリングコードを利用して、受信された信号をデスクランブルし、それ自身のセルグループから送信されたデータを格納し、また、確定された第2セルグループ固有のスクランブリングコードを利用して、受信された信号をデスクランブルし、最も近傍のセルグループから送信されたデータを格納する。前記2つのデスクランブルされた信号は、FFT処理後に、UE受信機においてシンボルレベルでソフト結合されることができる(非コヒーレントなソフト結合)。
チャネルデコーディングおよび復調手段808は、デスクランブルされたMBMSデータをチャネルデコーディングし、復調し、その後、データ取得手段810は、MBMSデータを取得する。
本発明の実施形態による、送出装置および受信装置を備える上記システムによれば、E−MBMS内のパイロットおよびトラフィックデータは、MBMSセルグループ分割に基づいて取得される。MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードは、本発明の方式内に導入されるため、MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされるパイロット信号構造において、パイロット信号構造は、MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされたパイロット、および、セル固有のスクランブリングコードによってスクランブルされたさらなるパイロットを含む。MBMSトラフィックデータは、また、セルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされることができる。こうして、UEの受信機において、RF結合(コヒーレントなソフト結合)が、セルグループ内のE−ノードBから送信された信号に対して行われることができ、一方、シンボルレベルのソフト結合(非コヒーレントなソフト結合)が、FFT処理後に、異なるセルグループ内のE−ノードBから送信された信号に対して行われることができる。ソフト結合が、FFT処理後で、かつ、Turboデコーディング前に、シンボルレベルで行われるため、それは、同期についてより柔軟性がある。物理レイヤにおける厳密な同期および再同期は、セルグループ内のE−ノードB間で実施される必要があるだけである。
以降で、いくつかの概念が、以下のように説明される必要がある。
CP窓:OFDMシンボルのCPに相当する継続期間は、サイクリックプレフィックス(CP)と呼ばれる。E−ノードから送信された信号が、その継続時間内にUEに到達する場合、信号がCP窓内に到達すると呼ばれ、E−ノードから送信された信号が、その継続時間の範囲外にUEに到達する場合、信号がCP窓の範囲外に到達すると呼ばれる。
セルグループ:無線ネットワーク内のいくつかのセルは、ダウンリンクOFDM信号のCP長によって、より具体的には、CP窓内の無線伝播による距離によってあるセルグループとして規定される。距離は、通常、セルグループの直径、または、互いから最も長い距離を有する2つの極点間の直径である。特徴的に、セルグループ内の全てのE−ノードBから送信されるマルチキャスト信号は、CP窓内のUEに到達し、UEは、セルグループの到達範囲内にある。
UEが属するセルグループ:UEが、その到達範囲内にあるセルグループは、UEが属するセルグループと呼ばれる。
近傍セルグループ(複数可):近傍グループは、UEが位置するセルグループの近くにある1つまたは複数のセルグループであり、近傍セルグループ内のE−ノードBから送信されるマルチキャスト信号の強度は、UEが位置するセルグループ内であるレベルに達する。
RF結合:マルチセルMBMS伝送に関して、セル間に厳密な同期が存在する、すなわち、全ての信号が、CPによって規定されるCP窓内のUE受信機に到達する場合、UEは、UE受信機の複雑さを増すことなく、複数のリンク上で信号を結合することができる。前記結合は、RF結合と呼ばれる。
固有のスクランブリングコード:おそらく、セルグループ内にいくつかのE−ノードBが存在する。RF結合は、これらのE−ノードBから送信された信号に対して行われることになり、これらの信号のコンテンツおよび波形は同一である必要があるため、これらのE−ノードBは、セルグループ固有のスクランブリングコードと呼ばれる同じスクランブリングコードを使用して、信号をスクランブルしなければならない。種々のセルグループは、異なる固有のスクランブリングコードを利用する。
シンボル結合:近傍セルグループ内のE−ノードBから送信される信号に関して、CP窓の範囲外に到達する信号は、選択的に結合される、すなわち、これらの信号の強度が、相互作用することができる程度に達すると、各近傍セルグループにそれぞれ対応する固有のスクランブリングコードを使用して、近傍グループに属するデータがデスクランブルされる。全てのセルグループのデスクランブルされたデータを結合するプロセスは、シンボル結合と呼ばれる。
図9は、本発明の一実施形態によって、複数のマルチキャストセルグループに分割される無線ネットワークの略図を示す。図9では、無線ネットワークは、複数のセルグループを備え、各セルグループは、複数のE−ノードBを備え、同様に、UE1が存在する。簡潔にするために、1つのセルグループAと1つのE−ノードB2だけが、図9に示される。図9では、セルグループ分割は、無線伝播遅延とCP窓に基づく。セルグループの直径は、長いCP窓内の無線伝播による距離に等しい。
CP窓長に等しい単純な無線伝播遅延に相当するパスは、
3×108m/s×16.7×10−6s≒5km
として計算される。
劣悪な都市環境におけるマルチパス遅延を考慮する場合、対応する距離は、
3×108m/s×(16.7×10−6s−6.6×10−6s)≒3km
として計算される。
したがって、劣悪な都市環境において、MBMSセルグループの境界は、3から4kmに設定されてもよい。最も長い距離を有する2つの極点間の距離は、図1に示す六角形分割によって4kmに設定される。こうして、セルグループ、すなわち、セルグループA内のE−ノードB2を含む全てのE−ノードBから送信されるデータが、UE、すなわち、UE1に到達する時間は、CP窓長以内である、すなわち、対応する信号がCP窓内に到達することが保証される。
LTEにおけるサイト間距離、すなわち、500mまたは1732mの基本構成によって、7つの近傍E−ノードBは、1732mのサイト間距離用のMBMSセルグループとして分割されることができ、一方、19の近傍E−ノードBは、500mのサイト間距離用のMBMSセルグループとして分割されることができる。
0から2.4μs時間遅延拡散を有するCOST207モデルの別の典型的な都市環境の場合でも、MBMSセルグループの境界は、4から5kmに設定されることができる。こうして、19の近傍E−ノードBは、1732mのサイト間距離用のMBMSセルグループとして分割されることができ、一方、37の近傍E−ノードBは、500mのサイト間距離用のMBMSセルグループとして分割されることができる。
典型的なMBMSセルグループ分割の構成は、以下のように表1に示される。
Figure 0005320288
UE1が、セルグループの中心に位置するとき、他のセルグループ内のE−ノードBからの信号の強度が低いため、信号のこの部分に対してシンボル結合を行う必要性は存在しない。
図10は、複数のE−ノードBから受信された複数のマルチキャスト信号を結合するための、複数のセルグループに分割される無線ネットワーク内のユーザ機器における方法のフローチャートを示す。以降で、図10を参照し、かつ、図9に関連して、詳細な説明が、この方法に対して行われる。前記方法は、ステップS101から始まる。
ステップS101にて、UE1は、取り出された複数のマルチキャスト信号をパイロットとデータに分離する。簡潔にするために、取り出される処理のステップは、図10では示されない。本発明の一実施形態では、前記取り出す処理は、アナログ/デジタル変換−FFT(高速フーリエ変換)−サブフレーム採取などを含む。
取り出された複数のマルチキャスト信号をパイロットとデータに分離した後、ステップS102に進む。
ステップS102にて、UE1は、予め格納した複数のスクランブリングコード、たとえば、セルグループAおよびその近傍セルグループの固有のスクランブリングコードによって前記パイロットをコヒーレント処理して、それぞれ、複数のコヒーレント処理された信号を生成し、その後、ステップS103に進む。
ステップS103:セルグループAからのパイロットの信号強度は、通常、近傍セルグループからのパイロットの信号強度より大きい。さらに、各E−ノードBのパイロットは、各E−ノードBがパイロットを送出する前に、同じスクランブリングコード(セルグループAの固有のスクランブリングコード)によってデスクランブルされ、コヒーレント処理され、セルグループA内の各E−ノードBからのパイロットのコンテンツおよび波形は同一であり、そのため、RF結合が存在する。信号は、空間エリア内でオーバラップし、強度が増加し、したがって、セルグループA内のE−ノードBからのパイロットの信号強度は、近傍グループからのパイロットの信号強度より明らかに大きい。したがって、UEは、各パイロットの信号強度を比較して、最大強度を有する第1信号を取得する。明らかに、第1信号は、セルグループA内のE−ノードBからの上述したパイロットである。第1信号に相当するスクランブリングコードは、UEが属するセルグループの固有のスクランブリングコードとして使用され、デスクランブリングステップで使用される。
ステップS104にて、UEは、(セルグループAおよびその近傍セルグループ内のE−ノードBから送信された信号から分離された複数のデータを含む)データを、セルグループAの所定の固有のスクランブリングコードによってデスクランブルする。各セルグループの固有のスクランブリングコードは固有であるため、デスクランブリング用のスクランブリングコードが、セルグループAの固有のスクランブリングコードであることを理解することが容易であり、近傍セルグループ(複数可)からのデータ信号は、固有のスクランブリングコードによってデスクランブルされた後、白色雑音になるようランダム化され、その後、フィルタによってフィルタリングされる。残りの信号は、セルグループA内のE−ノードBからのデータ積分結果、すなわち、UEが属するセルグループのコヒーレントな結合信号である。その後、ステップS105に進む。
ステップS105にて、UEは、前記パイロットによって、各近傍セルグループに相当する固有のスクランブリングコードを確定する。その後、ステップS106に進む。
ステップS106にて、UEは、(セルグループAおよびその近傍セルグループからの信号から分離されたデータを含む)データを、各近傍セルグループの所定の固有のスクランブリングコードによってデスクランブルする。デスクランブリング処理の数は、近傍セルグループの数に相当し、近傍セルグループの固有のスクランブリングコードを利用して、各デスクランブリング処理においてデータをデスクランブルする。上記内容で述べたように、デスクランブルした後、デスクランブリング用の固有のスクランブリングコードに相当するセルグループ内のE−ノードBからの信号は、首尾よくデスクランブルされ、一方、他のセルグループ(セルグループAを含む)内のE−ノードBから送信される信号は、白色雑音になるようランダム化され、フィルタリングされる。デスクランブルした後、近傍セルグループのコヒーレントな結合信号が生成される。その後、ステップS107に進む。
ステップS107にて、UEは、UEが属する前記セルグループのコヒーレントな結合信号を、前記近傍セルグループのコヒーレントな結合信号に加算して、前記シンボル結合信号を生成する。
図11は、複数のE−ノードBから受信される複数のマルチキャスト信号を結合するための、複数のセルグループに分割される無線ネットワーク内のユーザ機器のブロック図を示す。以降で、図11を参照し、かつ、図9に関連して、ユーザ機器に対する詳細な説明が行われる。ユーザ機器1(UE1)は、コヒーレントな結合手段101およびシンボル結合手段102を備える。図11では、コヒーレントな結合手段101は、分離手段1011、第1確定手段1012、および第1デスクランブリング手段1013を備える。第1確定手段1012は、さらに、コヒーレント処理手段10121および比較手段10122を備える。シンボル結合手段102は、第2確定手段1021、第2デスクランブリング手段1022、および加算手段1023を備える。
具体的には、分離手段1011は、復元された複数のマルチキャスト信号をパイロットとデータに分離する。簡潔にするために、取り出す処理手段は、図10に示されない。本発明の一実施形態では、前記取り出す処理は、アナログ/デジタル変換−FFT(高速フーリエ変換)−サブフレーム採取などを含む。
復元された複数のマルチキャスト信号をパイロットとデータに分離した後、分離手段1011は、パイロットとデータをコヒーレント処理手段10121に転送する。
コヒーレント処理手段10121は、セルグループAおよびその近傍セルグループの固有のスクランブリングコードに相当する予め格納した複数のスクランブリングコードによって前記パイロットをコヒーレント処理して、それぞれ、複数のコヒーレント処理された信号を生成し、複数のコヒーレント処理された信号は、その後、比較手段10122に転送される。
セルグループAからのパイロットの信号強度は、通常、近傍セルグループからのパイロットの信号強度より大きい。さらに、各E−ノードBのパイロットは、各E−ノードBがパイロットを送出する前に、同じスクランブリングコード(セルグループAの固有のスクランブリングコード)によってデスクランブルされ、コヒーレント処理され、したがって、セルグループA内の各E−ノードBからのパイロットのコンテンツおよび波形は同一であり、そのため、RF結合が存在する。信号は、空間エリア内でオーバラップし、強度が増加し、したがって、セルグループA内のE−ノードBからのパイロットの信号強度は、近傍セルグループからのパイロットの信号強度より明らかに大きい。したがって、比較手段10122は、各パイロットの信号強度を比較して、最大強度を有する第1信号を取得する。明らかに、第1信号は、セルグループA内のE−ノードBからの上述したパイロットである。第1信号に相当するスクランブリングコードは、UEが属するセルグループの固有のスクランブリングコードとして使用され、デスクランブリングのために使用される。
第1デスクランブリング手段1013は、(セルグループAおよびその近傍セルグループ内のE−ノードBから送信された信号から分離されたデータの複数分岐を含む)データを、セルグループAの所定の固有のスクランブリングコードによってデスクランブルする。各セルグループの固有のスクランブリングコードが異なり、また、デスクランブリング用のスクランブリングコードが、セルグループAの固有のスクランブリングコードであることを理解することが容易であるため、近傍セルグループからのデータは、固有のスクランブリングコードによってデスクランブルされた後、白色雑音になるようランダム化され、その後、フィルタによってフィルタリングされる。残りの信号は、セルグループA内のE−ノードBからのデータ積分結果、すなわち、UEが属するセルグループのコヒーレントな結合信号である。
第2確定手段1021は、分離手段1011によって分離されたパイロットによって、各近傍セルグループに相当する固有のスクランブリングコードを確定し、固有のスクランブリングコードを、第2デスクランブリング手段1022に送出する。
第2デスクランブリング手段1022は、(セルグループAおよびその近傍セルグループからの信号から分離されたデータを含む)データを、第2確定手段1021によって確定された各近傍セルグループの所定の固有のスクランブリングコードによってデスクランブルする。デスクランブリング処理の数は、近傍セルグループの数に相当し、近傍セルグループの固有のスクランブリングコードを利用して、各デスクランブリング処理においてデータをデスクランブルする。述べたように、デスクランブルした後、デスクランブリング用の固有のスクランブリングコードに相当するセルグループ内のE−ノードBからの信号は、首尾よくデスクランブルされ、一方、他のセルグループ(セルグループAを含む)内のE−ノードBから送信される信号は、白色雑音になるようランダム化され、フィルタリングされる。デスクランブルした後、近傍セルグループのコヒーレントな結合信号が生成される。その後、第2デスクランブリング手段1022は、各セルグループのコヒーレントな結合信号を、加算手段1023に転送する。
加算手段1023は、加算手段1023が属する前記セルグループのコヒーレントな結合信号を、前記近傍セルグループのコヒーレントな結合信号に加算して、前記シンボル結合信号を生成する。
通常、非コヒーレントなシンボル結合は、さらなるマクロダイバシティゲインを取得することができるが、UE受信機にさらなる受信の複雑さをもたらす。
図12は、本発明の一実施形態による、ユニキャストおよびマルチキャストトラフィックについて時間領域多重資源をスタガリングする方法のフローチャートを示す。
各セルのユニキャストサービスのコンテンツが異なるため、UE受信機に到達するこれらのユニキャスト干渉信号は、非コヒーレントである。こうして、他のセルグループのユニキャストサービスによって引き起こされるセル間干渉は、非コヒーレントな結合がなくても、SNRの要件を満たすように弱められることになる。
ユニキャストサービスおよびマルチキャストサービスについての、スタガリングする時間領域多重(TDM)資源は、レイヤ2スケジューリングによって実施されることができる。このレイヤ2スケジューリングは、アクセスゲートウェイ(aGW)によって構成された固定モードであてよい。たとえば、事前に手配されたTDM特許は、aGWから各E−ノードBに配信され、各セルグループ内でのマルチキャストサービスの開始時間が、既にスタガリングされている。
さらに、非コヒーレントな結合が、FFT処理後に適用されるため、2つの無線リンクによるタイミング差は、たとえば、16.7μs以下と左程厳密である必要はない。同期は、UEの能力に依存するだけであり、したがって、物理レイヤ同期もまた、セルグループ内のE−ノードB間で考えられる必要がない。
図13は、本発明の一実施形態による、OFDM信号を使用するマルチキャスト信号を結合する方法のフローチャートを示す。以降で、図13を参照し、かつ、図9に関連して、この方法に対する詳細な説明が行われる。
図13では、セルグループAおよび各近傍セルグループ内のノードBから送信される信号は、A/D変換器によって処理される。
CP除去処理は、A/D変換器によって処理される信号に対して行われる。
サブフレーム採取および信号に対する分離処理後に、分離されたスクランブリングコードを使用して、各セルグループの固有のスクランブリングコードが取得される。
セルグループAおよび各近傍セルグループからのデータは、取得された固有のスクランブリングコードによってデスクランブルされる。
シンボル結合(RF結合)は、デスクランブルされたデータに対して行われ、その後、P/S変換器によって処理される。
最終のMBMSトラフィックデータは、デコーディングおよびデインタリービング処理によって取得される。
本発明は、3GPP LTEのMBMSシステムに限定されるのではなく、ダウンリンク伝送技術としてOFDMを有する全てのブロードキャストおよびマルチキャストシステムに適用されることができることを当業者は理解すべきである。
本発明の実施形態が先に述べられたが、添付特許請求項の範囲および精神から逸脱することなく、種々の変更が行われることができることが当業者によって理解されることができる。

Claims (16)

  1. 分割されたMBMSセルグループに基づいてMBMSトラフィックデータを送出する方法であって、
    前記MBMSトラフィックデータをチャネルコーディングし、変調するステップと、
    MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードを確定するステップと、
    MBMSセル固有のスクランブリングコードを確定するステップと、
    チャネルコーディングされ、変調されたMBMSトラフィックデータに関して、前記MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードによって前記MBMSトラフィックデータをスクランブルし、前記MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号、および、前記MBMSセル固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号を加算するステップと、
    スクランブルされたMBMS参照信号およびデータを送出するステップとを含み、
    その直径が、長いCP窓内の無線伝播による距離に等しいか、または、それより少し短い、境界内にある複数のMBMSセルが、無線伝播時間遅延によって、あるMBMSセルグループに入る、方法。
  2. MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードを確定する前記ステップが、MBMSトラフィックデータを送出するE−ノードBが属するセルグループによってMBMSセルグループ固有のスクランブリングコードを確定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. それぞれの前記セルグループが、他のセルグループの固有のスクランブリングコードと異なる固有のスクランブリングコードを有する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記セルグループ固有のスクランブリングコードが、擬似ランダムシーケンスを利用する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記擬似ランダムシーケンスが、ゴールドシーケンスまたはカサミシーケンスである、請求項4に記載の方法。
  6. 前記MBMSトラフィックデータをチャネルコーディングし、変調するステップの前に、コアネットワークの境界ノードとなるアクセスゲートウェイから前記MBMSトラフィックデータを受信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 分割されたMBMSセルグループに基づいてMBMSトラフィックデータを受信する方法であって、
    スクランブルされたMBMS参照信号およびデータを受信するステップと、
    デスクランブリングに使用されるMBMSセルグループ固有のスクランブリングコードを確定するステップと、
    デスクランブリングに使用されるMBMSセル固有のスクランブリングコードを確定するステップと、
    確定されたスクランブリングコードによって、前記受信されたMBMS参照信号およびデータをデスクランブルするステップと、
    デスクランブルされたMBMS参照信号およびデータをチャネルデコーディングし、復調するステップとを含み、
    その直径が、長いCP窓内の無線伝播による距離に等しいか、または、それより少し短い、境界内にある複数のMBMSセルが、無線伝播時間遅延によって、あるMBMSセルグループに入る、方法。
  8. スクランブリングに使用されるMBMSセルグループ固有のスクランブリングコードを確定する前記ステップが、MBMSトラフィックデータを受信するためにUEに格納されたセルグループスクランブリングコードシーケンスと、受信されたスクランブル済みMBMS参照信号およびデータ内の前記セルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号およびデータをコヒーレント処理することによって、前記MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードを確定するステップを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 分割されたMBMSセルグループに基づいてMBMSトラフィックデータを送出する送出装置であって、
    前記MBMSトラフィックデータをチャネルコーディングし、変調するための、チャネルコーディングおよび変調手段と、
    MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードを確定するための、セルグループ固有のスクランブリングコード確定手段と、
    MBMSセル固有のスクランブリングコードを確定するための、セル固有のスクランブリングコード確定手段と、
    コーディングされ、変調されたMBMSトラフィックデータに関して、前記MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードによって前記MBMSトラフィックデータをスクランブルし、前記MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号、および、前記MBMSセル固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号を加算するための、スクランブリング手段と、
    スクランブルされたMBMS参照信号およびデータを送出するための、スクランブル済みデータ送出手段とを備え、
    その直径が、長いCP窓内の無線伝播による距離に等しいか、または、それより少し短い、境界内にある複数のMBMSセルが、無線伝播時間遅延によって、あるMBMSセルグループに入る、送出装置。
  10. 前記セルグループ固有のスクランブリングコード確定手段が、MBMSトラフィックデータを送出するE−ノードBが属するセルグループによって、MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードを確定するために使用される、請求項9に記載の送出装置。
  11. 前記MBMSトラフィックデータが、チャネルコーディングおよび変調手段によって処理されることができるように、コアネットワークの境界ノードとなるアクセスゲートウェイから前記MBMSトラフィックデータを受信するための、受信手段をさらに備える、請求項9に記載の送出装置。
  12. 分割されたMBMSセルグループに基づいてMBMSトラフィックデータを受信する受信装置であって、
    スクランブルされたMBMS参照信号およびデータを受信するための、スクランブル済み信号受信手段と、
    デスクランブリングに使用されるMBMSセルグループ固有のスクランブリングコードを確定するための、セルグループデスクランブリングコード確定手段と、
    デスクランブリングに使用されるMBMSセル固有のスクランブリングコードを確定するための、セルデスクランブリングコード確定手段と、
    確定されたセルグループ固有のスクランブリングコードおよびセル固有のスクランブリングコードによって、受信されたMBMS参照信号およびデータをデスクランブルするための、デスクランブリング手段と、
    デスクランブルされたMBMS参照信号およびデータをチャネルデコーディングし、復調するための、チャネルデコーディングおよび復調手段とを備え、
    その直径が、長いCP窓内の無線伝播による距離に等しいか、または、それより少し短い、境界内にある複数のMBMSセルが、無線伝播時間遅延によって、あるMBMSセルグループに入る、受信装置。
  13. 前記セルグループデスクランブリングコード確定手段が、MBMSトラフィックデータを受信するためにUEに格納されたセルグループスクランブリングコードシーケンスと、受信されスクランブル済みMBMS参照信号およびデータ内の前記セルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号およびデータをコヒーレント処理することによって、前記MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードを確定するのに使用される、請求項12に記載の受信装置。
  14. ノードB内に組み込まれた、請求項9から11のいずれか一項に記載の送出装置。
  15. ユーザ機器内に組み込まれた、請求項12又は13に記載の受信装置。
  16. 前記MBMSトラフィックデータをチャネルコーディングし、変調するための、チャネルコーディングおよび変調手段と、
    MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードを確定するための、セルグループ固有のスクランブリングコード確定手段と、
    MBMSセル固有のスクランブリングコードを確定するための、セル固有のスクランブリングコード確定手段と、
    コーディングされ、変調されたMBMSトラフィックデータに関して、前記MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードによって前記MBMSトラフィックデータをスクランブルし、前記MBMSセルグループ固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号、および、前記MBMSセル固有のスクランブリングコードによってスクランブルされた参照信号を加算するための、スクランブリング手段と、
    スクランブルされたMBMS参照信号およびデータを送出するための、スクランブル済みデータ送出手段と、を備えるE−ノードBおよび
    スクランブルされたMBMS参照信号およびデータを受信するための、スクランブル済み信号受信手段と、
    デスクランブリングに使用されるMBMSセルグループ固有のスクランブリングコードを確定するための、セルグループデスクランブリングコード確定手段と、
    デスクランブリングに使用されるMBMSセル固有のスクランブリングコードを確定するための、セルデスクランブリングコード確定手段と、
    確定されたセルグループ固有のスクランブリングコードおよびセル固有のスクランブリングコードによって、受信されたMBMS参照信号およびデータをデスクランブルするための、デスクランブリング手段と、
    デスクランブルされたMBMS参照信号およびデータをチャネルデコーディングし、復調するための、チャネルデコーディングおよび復調手段と、を備えるユーザ機器を備え、
    その直径が、長いCP窓内の無線伝播による距離に等しいか、または、それより少し短い、境界内にある複数のMBMSセルが、無線伝播時間遅延によって、あるMBMSセルグループに入る、OFDMダウンリンク伝送技術を有する、MBMSトラフィックデータ伝送システム。
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