JP5319488B2 - 通信ネットワークの制御装置、制御方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

通信ネットワークの制御装置、制御方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信ネットワークの制御装置、制御方法、及びコンピュータプログラムに関する。
無線LAN規格(IEEE802.11)に準拠した通信ネットワークにおいて、データを送信しようとする無線端末は、その送信に先立ってRTS(Request to Send)を他の無線端末に送信することができる。RTSを受信した無線端末にはNAV(Network Allocation Vector)が設定され、一定の期間だけ送信が禁止される。これにより、データを送信しようとする無線端末は、そのデータの送信とそれに対するACKフレームとが、他の無線端末の送信するフレームと衝突することを回避する。さらに、RTSを直接受信できない無線端末に対しては、アクセスポイント(AP)からCTS(Clear to Send)が送信される。CTSを受信した無線端末にもNAVが設定され、やはり一定の期間だけ送信が禁止される。このようにしてフレームの衝突を回避し、通信ネットワークのスループットの低下を回避している。しかしながら、近くに配置された複数のAPにより複数の無線セルが形成される場合には、NAVを用いるだけでは、RTSやCTSを受信できないことに起因してフレームが衝突する場合がある。
これに対して、特許文献1に記載された技術では、複数チャネルを使用可能な基地局が未使用チャネルを用いて隣接基地局との間での干渉を計測する。そして、この基地局は、無線端末からのチャネル割り当て要求を受けた場合に、隣接基地局との干渉がすくない使用チャネルから順に割り当てる。無線セルごとに互いに干渉しない周波数帯(チャネル)を使用すればフレームの衝突を回避できる。しかしながら、もともとフレームが衝突しない無線セル同士に干渉しないチャネルを使用することは、周波数効率の観点から好ましくない。
特開平10−285642号公報
本発明は、周波数効率を維持しつつ、通信ネットワークにおけるスループットの低下を回避することを目的とする。
本発明の実施形態に係る制御装置は、第1の無線セルと第2の無線セルとを含む通信ネットワークの制御装置であって、一方の無線セルにおいてデータの送信を行う送信装置が送信する信号を他方の無線セルにおいてデータの送信を行う送信装置が受信できるか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により、前記第1の無線セルの第1の送信装置が送信する信号を前記第2の無線セルの第2の送信装置が受信でき、かつ、前記第2の送信装置が送信する信号前記第1の送信装置受信できないと判定された場合に、前記第1の無線セルの通信と前記第2の無線セルの通信とが干渉しないように前記第1の無線セル又は前記第2の無線セルのチャネルを変更する制御手段と、を有する
本発明によれば、周波数効率を維持しつつ、通信ネットワークにおけるスループットの低下が回避される。
第1の実施形態の通信ネットワーク10を説明する図。 実施形態の制御装置100の機能ブロック図。 実施形態の制御装置100のハードウェア・ブロック図。 第1の実施形態の制御装置100の動作を説明するフローチャート。 第1の実施形態の各種テーブルを説明する図。 第2の実施形態の通信ネットワーク10を説明する図。 第2の実施形態の制御装置100の動作を説明するフローチャート。 第2の実施形態の各種テーブルを説明する図。 第3の実施形態の制御装置100の動作を説明するフローチャート。 第3の実施形態の各種テーブルを説明する図。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
図1を用いて本実施形態の通信ネットワーク10について説明する。通信ネットワーク10は、制御装置100、無線セル110(第1の無線セル)、及び無線セル120(第2の無線セル)を含む。本明細書では通信ネットワーク10が二つの無線セルを含む場合について説明するが、本発明は二つ以上の無線セルを含む通信ネットワークに適用可能である。それぞれの無線セルはアクセスポイント(以下、AP)により管理される。言い換えると、アクセスポイントの電波が届く範囲が無線セルである。それぞれの無線セルは一つ以上の無線端末を含む。無線端末はAPと無線通信が可能な装置であればいかなる装置であってもよく、例えばPCやデジタルビデオカメラ、テレビなどである。
制御装置100は通信ネットワーク10を制御する。制御装置100の構成及び動作の詳細は後述する。無線セル110はAP111により管理され、無線端末112及び無線端末113を含む。無線セル120はAP121により管理され、無線端末122を含む。制御装置100、AP111、及びAP121はそれぞれネットワーク130に接続される。ネットワーク130はイーサネット(登録商標)等の有線ネットワークであってもよいし、無線ネットワークであってもよい。
無線端末112はAP111に向けてストリーム114を送信し、無線端末113はAP111に向けてストリーム115を送信し、無線端末122はAP121に向けてストリーム123を送信する。ストリームは連続した複数のデータ・フレームによって送信され、データ・フレームを受信した無線端末は送信端末に対して応答フレームを送信する。例えば、無線端末112はデータ・フレームをAP111に送信し、これに応答してAP111は無線端末112に向けて応答フレームを送信する。応答フレームは例えばACKである。本明細書では、データ・フレームを送信する無線端末を送信端末と呼び、データ・フレームの宛先である無線端末を受信端末と呼ぶ。ここで、無線端末とは無線信号の送受信が可能な装置を意味し、APも無線端末に含まれることに留意されたい。無線端末112がAP111に向けてデータ・フレームを送信する場合に、無線端末112が送信端末となり、AP111が受信端末となる。送信されるデータ・フレームはどのようなデータに基づいていてもよく、例えば、無線端末112がデジタルビデオカメラである場合に、データ・フレームは撮影データに基づいてもよい。
通信ネットワーク10内の送信端末の動作を、無線端末112を例にとって説明する。無線端末112は、データ・フレームの送信に先立って、データ・フレームを送信して、AP111からの応答フレームの受信の完了までに要する予定期間を見積もる。そして、見積もった予定期間を他の送信端末すなわち無線端末113及び無線端末122に通知して、他の送信端末に対してデータ・フレームの送信を抑制することを要求する。送信の抑制を要求する通知を含むフレームを抑制要求フレームと呼ぶ。抑制要求フレームを受信した他の送信端末は、通知された予定期間を経過するまでは自身のデータ・フレームの送信を抑制する。
例えば、無線セル110及び無線セル120がIEEE802.11規格に準拠する場合に、通信ネットワーク10内の無線端末は上述の動作を行う。すなわち、無線端末はRTSを送信することによって、NAVを通知する。NAVを通知された無線端末は、NAVで通知された期間が経過するまではデータ・フレームの送信を抑制する。以下ではデータ・フレーム、応答フレーム、及び抑制要求フレームを総称してフレームと呼ぶ。
本実施形態においては、以下の場合を扱う。すなわち、矢印140で示すように、無線端末112と無線端末122とは相互に抑制要求フレームを受信できる。一方、矢印150で示すように、無線端末113が送信する抑制要求フレームを無線端末122が受信できるものの、無線端末122が送信する抑制要求フレームを無線端末113が受信できない。また、無線セル110及び無線セル120はチャネルとしてともに1chを用いて通信を行う。
この状況において、無線端末112がAP111にデータ・フレームを送信する場合に、事前に抑制要求フレームを無線端末122に送信するため、無線端末112へのデータ・フレームと無線端末122からのデータ・フレームとが衝突することはない。また、AP111から無線端末112への応答フレームと無線端末122からのデータ・フレームとが衝突することはない。一方、無線端末113は無線端末122からの抑制要求フレームを受信できないため、無線端末113は無線端末122の送信タイミングに関わらず、自身のデータ・フレームをAP111に向けて送信する。無線端末113からのデータ・フレームは無線端末122へも到達するため、無線端末113からのデータ・フレームと無線端末122がAP121に送信するデータ・フレームとが衝突する恐れがある。また、無線端末113からのデータ・フレームとAP121が無線端末122に送信する応答フレームとが衝突する恐れもある。そこで、本実施形態による制御装置100は、無線端末113と無線端末122との一方のみが互いの抑制要求フレームを受信できる場合に、無線セル110及び無線セル120が干渉しないチャネルを使用するように通信ネットワーク10を制御する。
図2を用いて制御装置100の機能ブロック図の一例を説明する。制御装置100は、取得部201、判定部202、制御部203、及び記憶部204を備える。取得部201は、無線セル110及び無線セル120に関する情報を取得する。判定部202は、無線端末同士が相互にデータの送受信を行えるかどうかを判定する。制御部203は、通信ネットワーク10を制御する。記憶部204は、ストリーム管理テーブル205及び干渉候補テーブル206を記憶する。これらの機能及びテーブルの詳細については、後述するフローチャートとともに詳細に説明する。
図3を用いて制御装置100のハードウェア・ブロック図を説明する。なお、図3は、本発明の実施形態に対応する制御装置100の構成を実現するための構成の一例を示しており、制御装置100に係わるその他の機構については説明の簡単のために省略している。図3の制御装置100はPCであることを想定しているが、図2で説明した機能を実現できるものであればいかなるものであってもかまわない。さらに、制御装置100は独立した装置である必要はなく、例えばAP111の一部や無線端末112の一部として構成されてもよい。
マイクロプロセッサであるCPU301は、ROM303、ハードディスク(HD)312、外部メモリドライブ311にセットされた記憶メディアに記憶されたコンピュータプログラムやデータなどに基づき、制御装置100を制御する。CPU301は、取得部201、判定部202、及び制御部203としても機能する。RAM302は、CPU301のワークエリアとして機能し、ROM303やHD312等に格納されたプログラムを保持する。RAM302は記憶部204としても機能する。ROM303、外部メモリドライブ311にセットされた記憶メディア或いは、HD312には、後述するフローチャートに示されるような、CPU301により実行されるコンピュータプログラムなどが記憶されている。キーボードコントローラ(KBC)305は、キーボード(KB)309や図示しないマウスなどのポインティングデバイスからの入力を制御する。ディスプレイコントローラ(DPC)306は、ディスプレイ310の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)307は、HD312および外部メモリドライブ311のアクセスを制御し、それらの記憶メディアに対して各種プログラム、並びに、フォントデータ、ユーザファイルおよび編集ファイルなどの各種データを読み書きする。ネットワークコントローラ(NC)308は、ネットワーク130との間の通信を行う。
図4のフローチャートを用いて本実施形態の制御装置100の動作の一例を説明する。このフローチャートは、CPU301がROM303に書き込まれたコンピュータプログラムを実行することによって処理される。
S401で、取得部201は、通信ネットワーク10において各無線端末が送信するストリームに関する情報を各APからネットワーク130経由で取得する。取得部201は、ストリームに関する情報として、ストリームの送信端末及び受信端末、使用しているチャネル、ストリームを含む無線セルの名称を取得する。取得部201は、取得した情報に基づいてストリーム管理テーブル205を生成する。図5を用いてストリーム管理テーブル205を説明する。ストリーム名501は、ストリームの名称である。通信ネットワーク10内のストリームを一意に識別できればどのような情報でもかまわない。無線セル名502は、ストリームを含む無線セルの名称である。無線セルを一意に識別できればどのような情報でもよく、無線セルの名称の変わりに、APの名称やIPアドレス、MACアドレス等を用いてもよい。送信端末503はストリームを送信する無線端末の名称である。受信端末504はストリームを受信する無線端末の名称である。送信端末503及び受信端末504も一意に識別できればどのような情報であってもかまわない。使用チャネル505は、無線セル名502が管理する無線セルにおいて使用されている周波数チャネルである。前述の通り、AP111は無線セル110の通信に1chを用いており、AP121も無線セル120の通信に1chを用いている。取得部201は、新たに開始されたストリームに関する情報をさらに取得して、このストリームを追加するように、ストリーム管理テーブル205を更新してもよい。また、取得部201は、ストリームが終了したことの通知を取得して、終了したストリームをストリーム管理テーブル205から削除するように、ストリーム管理テーブル205を更新してもよい。
図4に戻り、S402で、判定部202は、ストリーム管理テーブル205に基づいて、干渉する可能性のあるストリームの組を抽出する。ストリーム同士が干渉するとは、フレーム同士が衝突するため、ストリームの送信に影響を及ぼしている状態を表す。ストリーム114とストリーム115とは同一の無線セル110に含まれるため、干渉する可能性はない。一方、ストリーム114とストリーム123とは異なる無線セルに含まれ、且つ同じチャネルを使用しているため、干渉する可能性がある。ストリーム115とストリーム123とについても同様に干渉する可能性がある。このように、異なる無線セルに含まれ、且つ干渉するチャネルを使用するストリーム同士が干渉する可能性がある。判定部202は、抽出したストリームの組を干渉候補テーブル206に追加する。
図5を用いて干渉候補テーブル206を説明する。ストリーム・ペア511は、S402で抽出されたストリームの組を表す。無線端末ペア512は、フレームの送受信が可能かどうかを判定する対象の無線端末の組を表す。受信状態513は、無線端末ペア512で指定された無線端末が相互にフレームを送受信できるか否かの判定結果を表す。S402が終了した段階では、ストリーム・ペア511のみが追加されており、無線端末ペア512及び受信状態513は後続のステップで追加される。
図4に戻り、S403で、判定部202は、干渉候補テーブル206から、未処理のストリーム・ペア511を選択する。S404で、判定部202は、選択したストリーム・ペア511の送信端末間の受信状態を判定する。まず、判定部202は、ストリーム・ペア511に含まれるストリームのそれぞれの送信端末を、ストリーム管理テーブル205から抽出して、干渉候補テーブル206の無線端末ペア512に追加する。例えば、ストリーム114から無線端末112を抽出するとともに、ストリーム123から無線端末122を抽出して、無線端末112と無線端末122との組を無線端末ペア512に追加する。次に、無線端末ペア512の無線端末同士が、相互に抑制要求フレームを送受信可能か否かを判定し(第1の判定)、その結果を受信状態513に追加する。例えば、ストリーム114とストリーム123とのペアについて、判定部202は、無線端末112と無線端末122との組を無線端末ペア512に追加する。そして、無線端末112に抑制要求フレームの送信を指示し、無線端末112に抑制要求フレームを送信させる。そして、無線端末112が送信する抑制要求フレームを無線端末122が受信できるか否かを判定する。同様に、無線端末122に抑制要求フレームの送信を指示し、無線端末122に抑制要求フレームを送信させる。そして、無線端末122が送信する抑制要求フレームを無線端末112が受信できるか否かを判定する。本実施形態では、どちらも受信可能であるため、受信状態513に、「両方とも受信可」と記録する。抑制要求フレームを受信できるか否かを判定するために、判定部202は、送信端末に必ずしも抑制要求フレーム自体を送信させなくてもよい。例えば、判定部202は、送信端末にダミー・フレームを送信させ、このダミー・フレームが受信されるかどうかを受信端末にモニタリングさせてもよい。また、判定部202は、過去に送受信されたフレームの受信状況に基づいて判定してもよい。
S405で、選択されたストリーム・ペア511について、受信状態513が「一方のみ受信可」の場合に、処理はS406に移行する。S406で、制御部203は、ストリーム・ペア511に含まれるそれぞれのストリームについて干渉しないチャネルを用いるように、通信ネットワーク10を制御する。例えば、制御部203は、AP121に対して、空いているチャネルのうち、無線セル110で使用中の1chと干渉しないチャネル、例えば7chに変更するように命令する。その後に処理は終了する。
一方、S405で、選択されたストリーム・ペア511について、受信状態513が「両方とも受信可」又は「両方とも受信不可」の場合に、処理はS407に移行する。「両方とも受信可」である場合には、送信端末は抑制要求フレームを受信することによりデータ・フレームの送信が抑制される。よって、一方の送信端末が送信するデータ・フレーム又は該データ・フレームの応答フレームと、もう一方の送信端末が送信するデータ・フレーム又は該データ・フレームの応答レームが衝突することはない。「両方とも受信不可」である場合には、一方の送信端末が送信したデータ・フレームはもう一方の送信端末には到達しないため、このデータ・フレームともう一方の送信端末が送信するデータ・フレームとが衝突することはない。そのため、チャネルをそのまま用いる。
ステップS407で、判定部202は、干渉候補テーブル206に未選択の候補があるか否かを判定する。未選択の候補がある(S407で「YES」)場合に処理はS403に戻り、判定部202は未選択の候補をさらに選択する。未選択の候補がない(S407で「NO」)場合に処理は終了する。
以上のように、本実施形態によれば、複数の無線セルの一方の無線セルの送信装置が送信する信号を他方の無線セルの送信装置が受信できるか否かを判定する。そして、一方の無線セルの送信装置が送信する信号を他方の無線セルの送信装置が受信できる場合のみ、無線セル同士の通信が干渉しないように、チャネルを変更するよう制御する。したがって、異なる無線セルに含まれる無線端末間のフレームの干渉を検出することが可能となり、周波数効率を維持しつつ、データ伝送のスループットの低下を回避することが可能となる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、二つの送信端末間で抑制要求フレームを相互に受信できるか否かを判定し、両方の送信端末とも抑制要求フレームを受信できない場合に、フレームの衝突が発生しないと判定した。しかしながらこの場合でも、受信端末が受信するフレーム同士が衝突する恐れがある。このことについて、図6を用いて説明する。図6において、図1と同様の要素は同じ参照番号を付して説明を省略する。
図6に示される通信ネットワークでは、無線セル110に含まれる無線端末611がAP111にストリーム612を送信し、無線セル120に含まれる無線端末621がAP121にストリーム622を送信する。無線端末611及び無線端末621は相互に抑制要求フレームを受信できないものとする。そのため、無線端末611及び無線端末621は任意のタイミングでデータ・フレームを送信する。また、矢印630が示すように、無線端末611がAP111に向けて送信するデータ・フレームをAP121も受信できるものとする。この場合、AP121において、無線端末611が送信するデータ・フレームと無線端末621が送信するデータ・フレームとが衝突してしまう恐れがある。フレーム同士が衝突する場合には、ストリームのスループットは低下する。
さらに、送信端末においてもフレームの衝突が発生する場合もある。例えば、AP111が無線端末611に送信する応答フレームを無線端末621も受信できる場合に、無線端末621において、AP111が送信する応答フレームとAP121が送信する応答フレームとが衝突する恐れがある。
そこで、送信端末のどちらもが抑制要求フレームを受信できない場合であっても、無線セル110に含まれる無線端末と、無線セル120に含まれる無線端末とが通信可能な場合に、制御装置100はチャネルを変更するように通信ネットワーク10を制御する。
本実施形態における制御装置100の構成は図2、図3を用いて説明した第1の実施形態における制御装置100と同様であるため、重複する説明を省略し、異なる部分を以下のフローチャートとともに説明する。
図7のフローチャートを用いて本実施形態の制御装置100の動作の一例を説明する。このフローチャートは、CPU301がROM303に書き込まれたコンピュータプログラムを実行することによって処理される。
S401からS405までは図4を用いて説明した第1の実施形態における処理と同様のため、説明を省略する。本実施形態では、図8に示すストリーム管理テーブル205が得られる。また、S405において、受信状態が「両方とも受信可」及び「一方のみ受信可」の場合も第1の実施形態における処理と同様のため、説明を省略する。
S405において、受信状態が「両方とも受信不可」である場合に、処理はS701に進む。S701で、判定部202は、ストリーム・ペア511に含まれるそれぞれのストリームの送信端末及び無線端末の組を無線端末ペア512に追加する。具体的には、判定部202は、各ストリームの受信端末同士の組、一方のストリームの送信端末ともう一方のストリームの受信端末との組を追加する。例えば、ストリーム612とストリーム622とのストリーム・ペア511については、以下の三つの組が無線端末ペア512に追加される。
・ストリーム612の送信端末とストリーム622の受信端末との組
・ストリーム612の受信端末とストリーム622の送信端末との組
・ストリーム612の受信端末とストリーム622の受信端末との組
そして、それぞれの無線端末ペア512に対して、判定部202は、無線端末同士が相互にフレームを送受信可能か否かを判定し(第2の判定)、その結果を受信状態513に追加する。すなわち、第2の判定において、判定部202は以下を判定する。
・無線端末611のデータ・フレーム(第1のデータ・フレーム)をAP121(第2の受信端末)が受信できるか否か
・無線端末621のデータ・フレーム(第2のデータ・フレーム)をAP111(第1の受信端末)が受信できるか否か
・AP111の応答フレーム(第1の応答フレーム)をAP121が受信できるか否か
・AP121の応答フレーム(第2の応答フレーム)をAP111が受信できるか否か
・AP111の応答フレームを無線端末621が受信できるか否か
・AP121の応答フレームを無線端末611が受信できるか否か
図6に示した通信ネットワーク10の例では、無線端末611とAP121との組について、「一方のみ受信可」と判定される。この第2の判定も、第1の判定と同様に、判定部202はダミー・フレームを無線端末に送信させ、このダミー・フレームが受信されるかどうかをモニタリングさせることによって、受信可能か否かを判定してもよい。
S702で、選択されたストリーム・ペア511について、受信状態513がすべて「両方とも受信不可」の場合に、処理はS407に進む。この場合には、ストリーム・ペア511に含まれるストリーム同士が干渉することはないため、制御部203は、使用中のチャネルを変更する必要はない。そこで、S407に進む。S407は第1の実施形態における処理と同様のため、説明を省略する。
一方、S702で、選択されたストリーム・ペア511について、受信状態513が「一方のみ受信可」又は「両方とも受信可」を含む場合に、処理はS406に進む。この場合には、ストリーム・ペア511に含まれるストリーム同士が干渉するため、S406で、制御部203は、ストリーム・ペア511に含まれるそれぞれのストリームについて干渉しないチャネルを用いるように、通信ネットワーク10を制御する。
以上のように、本実施形態によれば、より精度良く異なる無線セルに含まれる無線端末間のフレームの干渉を検出することが可能となり、周波数効率を維持しつつ、データ伝送のスループットの低下を回避することが可能となる。
<第3の実施形態>
通信ネットワークにおいて、ストリームごとに優先度が設定される場合がある。例えば、視聴中のビデオ・データのストリームの優先度は、単なるファイル転送のストリームの優先度よりも高く設定される場合がある。そこで、本実施形態の制御装置100は、ストリームの優先度も考慮して、チャネルを変更するか否かを判定する。ここで、本実施形態は第1の実施形態に基づいて説明されるが、第2の実施形態と組み合わせることも可能である。
例えば、図1の通信ネットワーク10を例に検討する。前述のように、無線端末113は無線端末122の送信する抑制要求フレームを受信できないが、無線端末122は無線端末113の送信する抑制要求フレームを受信できる。そのため、無線端末113は、無線端末122の送信タイミングに依存せずに、ストリーム115のデータ・フレームを送信する。その結果、無線端末122の送信するストリーム123に対するAP121からの応答フレームとストリーム115のデータ・フレームとが衝突する恐れがある。したがって、ストリーム123はストリーム115により影響を受け、スループットが低下する。一方、無線端末122の送信するデータを無線端末113が受信することはないため、ストリーム115がストリーム123により影響を受けることがない。そこで、本実施形態では、干渉による影響を受けるストリームの優先度が影響を与えるストリームの優先度よりも高い場合に、干渉しないチャネルが用いられるように通信ネットワーク10を制御部203が制御する。逆に、干渉による影響を受けるストリームの優先度が影響を与えるストリームの優先度よりも低い場合に、干渉するチャネルが用いられるままとなる。
本実施形態における制御装置100の構成は図2、図3を用いて説明した第1の実施形態における制御装置100と同様であるため、重複する説明を省略し、異なる部分を以下のフローチャートとともに説明する。
図9のフローチャートを用いて本実施形態の制御装置100の動作の一例を説明する。このフローチャートは、CPU301がROM303に書き込まれたコンピュータプログラムを実行することによって処理される。
S901で、取得部201は、通信ネットワーク10において各無線端末が送信するストリームに関する情報として、第1の実施形態で説明した情報のほか、各ストリームの優先度を取得する。優先度は通信ネットワーク10のユーザにより明示的に設定されていてもよいし、ストリームの種類に応じて各APにより自動的に設定されてもよい。そして、取得部201は、優先度を含めてストリーム管理テーブル205を作成する。S901において作成されたストリーム管理テーブル205の例を図10に示す。優先度1001は各ストリームに設定された優先度を表す。数値が小さいほど優先度が高いとする。
S402からS405までは第1の実施形態と同様のため説明を省略する。S405で受信状態513が「一方のみ受信可」と判定された場合に、処理はS902に進む。S902で、優先度の高いストリームが優先度の低いストリームによる干渉の影響を受けるか否かを判定する。各ストリームの優先度はS901で生成したストリーム管理テーブル205の優先度1001から抽出する。そして、判定部202は無線端末ペア512の各無線端末のどちらの優先度の方が高いかを判定する。
例えば、ストリーム115とストリーム123との組について検討する。この場合、判定部202は、無線端末122が無線端末113からの抑制要求フレームを受信できるものの、無線端末113が無線端末122からの抑制要求フレームを受信できないと判定する。したがって、ストリーム123がストリーム115による干渉の影響を受けることになる。さらに、ストリーム115の優先度「1」(第1の優先度)は、ストリーム123の優先度「2」(第2の優先度)よりも高い。そこで、判定部202は、優先度の高いストリームが干渉の影響を受けることはないと判定して(S902で「NO」)、処理はステップ407に進む。一方、優先度の高いストリームが干渉の影響を受けると判定された(S902で「YES」)場合には、処理はS406に進む。
以上のように、本実施形態によれば、ストリームの優先度を考慮して、周波数効率を維持しつつ、データ伝送のスループットの低下を軽減することが可能となる。
<第4の実施形態>
通信ネットワーク10に含まれる無線端末は、電波の出力レベルを増減させる出力制御機能を有する場合がある。この場合には、無線端末は、送信出力レベルを増加させることにより、それまではフレームを到達させることが出来なかった他の無線端末にフレームを到達させることが可能となる場合がある。そこで、本実施形態では、第1の実施形態において図4を用いた動作を以下のように変更する。ここで、本実施形態は第1の実施形態に基づいて説明されるが、第2の実施形態、第3の実施形態のいずれとも組み合わせることも可能である。
図4のS404で、判定部202により、第1の送信端末が送信する抑制要求フレームを第2の送信端末が受信できないと判定された場合に、制御部203は、第1の送信端末に対して、送信出力レベルを増加するように要求する。そして、判定部202は、送信出力レベルが増加した状態の第1の送信端末が送信する抑制要求フレームを、第2の送信端末が受信できるか否かをさらに判定する。第1の送信端末の送信出力レベルを最大値又は所定の設定値にまで増加しても第2の送信端末が抑制要求フレームを受信できない場合に、判定部202は第2の送信端末が第1の送信端末の送信する抑制要求フレームを受信できないと判定する。
以上のように、本実施形態によれば、出力調整機能を利用して、周波数効率を維持しつつ、データ伝送のスループットの低下を回避することが可能となる。
以上の各実施形態では、無線端末からAPに対してデータを送信する場合を扱ったが、APから無線端末にデータを送信する場合も同様に本発明を適用可能である。

Claims (9)

  1. 第1の無線セルと第2の無線セルとを含む通信ネットワークの制御装置であって、
    一方の無線セルにおいてデータの送信を行う送信装置が送信する信号を他方の無線セルにおいてデータの送信を行う送信装置が受信できるか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により、前記第1の無線セルの第1の送信装置が送信する信号を前記第2の無線セルの第2の送信装置が受信でき、かつ、前記第2の送信装置が送信する信号前記第1の送信装置受信できないと判定された場合に、前記第1の無線セルの通信と前記第2の無線セルの通信とが干渉しないように前記第1の無線セル又は前記第2の無線セルのチャネルを変更する制御手段と、
    を有することを特徴とする制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の判定手段により、前記第1の送信装置が送信する信号を前記第2の送信装置が受信でき、かつ、前記第2の送信装置が送信する信号を前記第1の送信装置が受信できると判定された場合、前記第1の無線セル及び前記第2の無線セルのチャネル変更しないことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の判定手段により、前記第1の送信装置が送信する信号を前記第2の送信装置受信でき、かつ、前記第2の送信装置が送信する信号を前記第1の送信装置受信できないと判定された場合、前記第1の無線セル及び前記第2の無線セルのチャネル変更しないことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記第1の判定手段により、前記第1の送信装置が送信する信号を前記第2の送信装置受信でき、かつ、前記第2の送信装置が送信する信号を前記第1の送信装置受信できないと判定された場合に、
    前記第1の送信装置が送信した信号を前記第2の送信装置が送信する信号の応答を送信する前記第2の無線セルの第2の受信装置が受信できるか否かと、
    前記第2の送信装置が送信した信号を前記第1の送信装置が送信する信号の応答を送信する前記第1の無線セルの第1の受信装置が受信できるか否かと、
    前記第1の受信装置が送信した信号を前記第2の受信装置が受信できるか否かと、
    前記第2の受信装置が送信した信号を前記第1の受信装置が受信できるか否かと、
    前記第1の受信装置が送信した信号を前記第2の送信装置が受信できるか否かと、
    前記第2の受信装置が送信した信号を前記第1の送信装置が受信できるか否かと、
    を判定する第2の判定手段を有し、
    前記制御手段は、前記第2の判定手段によ少なくとも一つの判定において受信できると判定された場合に、前記第1の無線セル又は前記第2の無線セルのチャネルを変更することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記第2の判定手段によ何れの判定においても受信できないと判定された場合に、前記第1の無線セル及び前記第2の無線セルのチャネル変更しないことを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記第1の送信装置による信号の送信に関する優先度と、前記第2の送信装置による信号の送信に関する優先度とを取得する取得手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記取得手段取得した前記優先度に基づいて、優先度の高い通信が優先度の低い通信の干渉を受けるか否かを判定し、優先度の高い通信が優先度の低い通信の干渉を受ける場合に、前記第1の無線セルの通信と前記第2の無線セルの通信とが干渉しないように、前記第1の無線セル又は前記第2の無線セルのチャネルを変更することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
  7. 前記第1の判定手段は、前記第1又は第2の無線セルの送信装置に信号の出力レベルを変更させて前記判定を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の制御装置。
  8. 第1の無線セルと第2の無線セルとを含む通信ネットワークの制御方法であって、
    判定手段が、一方の無線セルにおいてデータの送信を行う送信装置が送信する信号を他方の無線セルにおいてデータの送信を行う送信装置が受信できるか否かを判定する判定工程と
    制御手段が、前記判定工程において、前記第1の無線セルの第1の送信装置が送信する信号を前記第2の無線セルの第2の送信装置が受信でき、かつ、前記第2の送信装置が送信する信号前記第1の送信装置受信できないと判定された場合に、前記第1の無線セルの通信と前記第2の無線セルの通信とが干渉しないように、前記第1の無線セル又は前記第2の無線セルのチャネルを変更する制御工程を有することを特徴とする制御方法。
  9. コンピュータを請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の制御装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
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