JP5319183B2 - 磁気共鳴診断装置および医用観察装置 - Google Patents

磁気共鳴診断装置および医用観察装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5319183B2
JP5319183B2 JP2008179338A JP2008179338A JP5319183B2 JP 5319183 B2 JP5319183 B2 JP 5319183B2 JP 2008179338 A JP2008179338 A JP 2008179338A JP 2008179338 A JP2008179338 A JP 2008179338A JP 5319183 B2 JP5319183 B2 JP 5319183B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic resonance
chemical shift
image
cross
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008179338A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010017304A (ja
Inventor
貴代美 大島
勲 舘林
匡朗 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Corp, Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008179338A priority Critical patent/JP5319183B2/ja
Publication of JP2010017304A publication Critical patent/JP2010017304A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5319183B2 publication Critical patent/JP5319183B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、化学シフトの空間分布を表した化学シフト画像を生成する磁気共鳴診断装置および医用観察装置に関する。
MRS(magnetic resonance spectroscopy)により測定された磁気共鳴スペクトルに基づき、化学シフトの空間分布を表した化学シフト画像を得るCSI(chemical shift imaging)は広く知られている。
このCSIでは、2次元、3次元、あるいは4次元の化学シフト画像を生成可能である。そして2次元の化学シフト画像は、磁気共鳴スペクトルの収集を行ったスライスに関して生成されている。
特開2007−117665
磁気共鳴スペクトルの測定を複数のスライスに関して行うことにより、これら複数のスライスのそれぞれに関した2次元の化学シフト画像を生成することができる。そしてこのような複数の化学シフト画像から、スライス方向についての様々な位置での化学シフトの様子を観察することが可能である。
しかしながら、スライスに交差する面における化学シフトの空間分布を化学シフト画像から直接的に観察することはできなかった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、磁気共鳴スペクトルを測定するスライスに交差する面における化学シフトの空間分布を容易に観察可能とすることにある。
本発明の第1の態様による磁気共鳴診断装置は、被検体の少なくとも一部を含んだ3次元の第1の領域内に設定される多数のボクセルのそれぞれに関して磁気共鳴スペクトルを測定する測定手段と、前記第1の領域を通る任意の方向の断面をユーザによる指定に応じて設定する設定手段と、測定された前記磁気共鳴スペクトルに基づいて前記断面における化学シフトの分布を表した化学シフト画像を生成する手段と、前記第1の領域の少なくとも一部を含む3次元の第2の領域から磁気共鳴データを収集する手段と、収集された前記磁気共鳴データに基づいて前記断面における前記被検体の形態を表した形態画像を生成する手段と、前記化学シフト画像と前記形態画像とをフュージョンしたフュージョン画像を生成する生成手段とを備える。
本発明の第2の態様による医用観察装置は、磁気共鳴診断装置によって被検体の少なくとも一部を含んだ3次元の第1の領域内に設定される多数のボクセルのそれぞれに関して測定された磁気共鳴スペクトルに関する情報をユーザに観察させる医用観察装置において、前記第1の領域を通る任意の方向の断面をユーザによる指定に応じて設定する設定手段と、測定された前記磁気共鳴スペクトルに基づいて前記断面における化学シフトの分布を表した化学シフト画像を生成する手段と、前記第1の領域の少なくとも一部を含む3次元の第2の領域から収集された磁気共鳴データに基づいて前記断面における前記被検体の形態を表した形態画像を生成する手段と、前記化学シフト画像と前記形態画像とをフュージョンしたフュージョン画像を生成する生成手段とを備える。
本発明によれば、磁気共鳴スペクトルを測定するスライスに交差する面における化学シフトの空間分布を容易に観察可能とすることができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態につき説明する。
図1は本実施形態に係る磁気共鳴診断装置100の構成を示す図である。磁気共鳴診断装置100は、静磁場磁石1、傾斜磁場コイル2、傾斜磁場電源3、寝台4、寝台制御部5、RFコイルユニット6a,6b,6c、送信部7、選択回路8、受信部9および計算機システム10を具備する。
静磁場磁石1は、中空の円筒形をなし、内部の空間に一様な静磁場を発生する。この静磁場磁石1としては、例えば永久磁石、超伝導磁石等が使用される。
傾斜磁場コイル2は、中空の円筒形をなし、静磁場磁石1の内側に配置される。傾斜磁場コイル2は、互いに直交するX,Y,Zの各軸に対応する3種のコイルが組み合わされている。傾斜磁場コイル2は、上記の3種のコイルが傾斜磁場電源3から個別に電流供給を受けて、磁場強度がX,Y,Zの各軸に沿って傾斜する傾斜磁場を発生する。なお、Z軸方向は、例えば静磁場と同方向とする。X,Y,Z各軸の傾斜磁場の組み合わせにより、スライス選択用傾斜磁場Gs、位相エンコード用傾斜磁場Geおよびリードアウト用傾斜磁場Grが形成される。スライス選択用傾斜磁場Gsは、任意に撮影断面を決めるために利用される。位相エンコード用傾斜磁場Geは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号の位相を変化させるために利用される。リードアウト用傾斜磁場Grは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号の周波数を変化させるために利用される。
被検体200は、寝台4の天板4aに載置された状態で傾斜磁場コイル2の空洞(撮影空間)内に挿入される。寝台4は、寝台制御部5により駆動され、天板4aをその長手方向(図1中における左右方向)および上下方向に移動する。通常、この長手方向が静磁場磁石1の中心軸と平行になるように寝台4が設置される。
RFコイルユニット6aは、1つまたは複数のコイルを円筒状のケースに収容して構成される。RFコイルユニット6aは、傾斜磁場コイル2の内側に配置される。RFコイルユニット6aは、送信部7から高周波パルス(RFパルス)の供給を受けて、高周波磁場を発生する。
RFコイルユニット6b,6cは、天板4a上に載置されたり、天板4aに内蔵されたり、あるいは被検体200に装着される。そして撮影時には、被検体200とともに撮影空間内に挿入される。RFコイルユニット6b,6cとしては、アレイコイルが利用される。すなわちRFコイルユニット6b,6cは、それぞれ複数の要素コイルを備える。RFコイルユニット6b,6cに備えられた要素コイルはそれぞれ、被検体200から放射される磁気共鳴信号を受信する。要素コイルのそれぞれの出力信号は、個別に選択回路8に入力される。受信用のRFコイルユニットは、RFコイルユニット6b,6cに限らず、様々なタイプのものが任意に装着可能である。また受信用のRFコイルユニットは、1つまたは3つ以上が装着されても良い。
送信部7は、ラーモア周波数に対応するRFパルスをRFコイルユニット6aに供給する。
選択回路8は、RFコイルユニット6b,6cから出力される多数の磁気共鳴信号のうちのいくつかを選択する。そして選択回路8は、選択した磁気共鳴信号を受信部9へ与える。どのチャネルを選択するかは、計算機システム10から指示される。
受信部9は、増幅器、位相検波器およびアナログディジタル変換器を有する処理系を複数チャネル備えている。これら複数チャネルの処理系へは、選択回路8が選択する磁気共鳴信号がそれぞれ入力される。増幅器は、磁気共鳴信号を増幅する。位相検波器は、前置増幅器から出力される磁気共鳴信号の位相を検波する。アナログディジタル変換器は、位相検波器から出力される信号をディジタル信号に変換する。受信部9は、各処理系により得られるディジタル信号をそれぞれ出力する。
計算機システム10は、インタフェース部11、データ収集部12、再構成部13、記憶部14、表示部15、入力部16および主制御部17を有している。
インタフェース部11には、傾斜磁場電源3、寝台制御部5、送信部7、受信部9および選択回路8等が接続される。インタフェース部11は、これらの接続された各部と計算機システム10との間で授受される信号の入出力を行う。
データ収集部12は、受信部9から出力されるディジタル信号を収集する。データ収集部12は、収集したディジタル信号、すなわち磁気共鳴信号データを記憶部14に格納する。
再構成部13は、記憶部14に記憶された磁気共鳴信号データに対して、後処理、すなわちフーリエ変換等の再構成を実行し、被検体200内の所望核スピンのスペクトラムデータあるいは画像データを求める。
記憶部14は、磁気共鳴信号データと、スペクトラムデータあるいは画像データとを、被検者毎に記憶する。
表示部15は、スペクトラムデータあるいは画像データ等の各種の情報を主制御部17の制御の下に表示する。表示部15としては、液晶表示器などの表示デバイスを利用可能である。
入力部16は、オペレータからの各種指令や情報入力を受け付ける。入力部16としては、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイス、モード切替スイッチ等の選択デバイス、あるいはキーボード等の入力デバイスを適宜に利用可能である。
主制御部17は、CPUやメモリ等を有しており、磁気共鳴診断装置100を総括的に制御する。主制御部17は、次のようないくつかの機能を備える。上記機能の1つは、被検体200の少なくとも一部を含んだ3次元領域(以下、測定領域と称する)内に設定される多数のボクセルのそれぞれに関して磁気共鳴スペクトルを測定するように傾斜磁場電源3、送信部7、選択回路8、受信部9、データ収集部12および再構成部13などを制御する。上記機能の1つは、上記の測定領域の少なくとも一部を含んだ3次元領域(以下、収集領域と称する)から磁気共鳴データを収集するように傾斜磁場電源3、送信部7、選択回路8、受信部9、データ収集部12および再構成部13などを制御する。上記機能の1つは、上記の測定領域を通る任意の方向の表示断面を設定する。上記機能の1つは、測定された磁気共鳴スペクトルに基づいて上記表示断面における化学シフトの分布を表した化学シフト画像を生成する。上記機能の1つは、収集された磁気共鳴データに基づいて上記表示断面における被検体200の形態を表した形態画像を生成する。上記機能の1つは、化学シフト画像と形態画像とを比較可能に表す比較用画像を生成する。
次に以上のように構成された磁気共鳴診断装置100の動作について説明する。なお、本実施形態の磁気共鳴診断装置100における特徴的な動作は、任意断面に関する化学シフト画像の生成機能と、当該化学シフト画像と形態画像との比較表示機能とにあるので、この機能に係わる動作を中心に説明する。
図2は主制御部17における処理手順を示すフローチャートである。
ステップSa1において主制御部17は、測定領域および収集領域をそれぞれ設定する。ここで測定領域は、磁気共鳴スペクトルの測定の対象となる領域である。また収集領域は、イメージングのための磁気共鳴信号を収集する領域である。主制御部17は、これら測定領域および収集領域を例えばユーザによる指示に応じてそれぞれ任意に設定する。ただし主制御部17は、少なくとも一部が互いに重複するように測定領域および収集領域を設定する。測定領域および収集領域として同一の領域を設定することをユーザが希望する場合には、ユーザにより指定された1つの領域を測定領域および収集領域としてそれぞれ設定しても良い。
ステップSa2において主制御部17は、ステップSa1で設定した収集領域についての磁気共鳴データの収集を行うように傾斜磁場電源3、寝台制御部5、送信部7、選択回路8、受信部9およびデータ収集部12などを制御する。この磁気共鳴データの収集は、周知のパルスシーケンスを適宜に使用して行うことができる。
ステップSa3において主制御部17は、上記のように収集領域から収集された磁気共鳴データに基づいて、収集領域内の複数スライスのそれぞれについての複数の形態画像を生成する。図3はここで生成される複数の形態画像の一例を示す図である。
ステップSa4において主制御部17は、ステップSa1で設定した測定領域内の各ボクセルについての磁気共鳴スペクトルを測定するように傾斜磁場電源3、寝台制御部5、送信部7、選択回路8、受信部9、データ収集部12および再構成部13などを制御する。なお、磁気共鳴スペクトルの測定は、周知の手順で行うことが可能である。図4は測定領域と磁気共鳴スペクトルを測定するボクセルとの関係および各ボクセルについて磁気共鳴スペクトルが測定されている様子を示す図である。図4に示される大きな直方体の領域が測定領域であり、この測定領域の内部に示される小さな直方体の領域がボクセルである。そして各ボクセルの中に示される波形が、そのボクセルに関して測定された磁気共鳴スペクトルを模式的に示したものである。なお、図4において磁気共鳴スペクトルは一部のボクセルについてのみ図示しているが、これはその他のボクセルについての図示を省略しているだけであって、実際には図4に示される全てのボクセルについて磁気共鳴スペクトルが測定される。
ステップSa5において主制御部17は、ステップSa1で設定した測定領域内の全ボクセルに関して、上記のように測定された磁気共鳴スペクトルからCSI演算を行うことによって、3次元化学シフト画像を生成する。図5は3次元化学シフト画像の一例を示す図である。なお、図5においては、3次元化学シフト画像はモノクロ画像として表しているが、一般的にはカラー画像となる。
ステップSa6において主制御部17は、表示断面をユーザ指定に応じて設定するための設定用画面を作成し、この設定用画面を表示部15に表示させる。図6は設定用画面の一例を示す図である。図6に示すように設定用画面には、3次元化学シフト画像からMPR処理により切り出した任意断面の2次元化学シフト画像21と、この2次元化学シフト画像に重ねたMPRカーソル22とを示す。なお、上記の任意断面は例えばアキシャル断面とする。なお、図6においては、2次元化学シフト画像21はモノクロ画像として表しているが、一般的にはカラー画像となる。
ステップSa7において主制御部17は、ユーザ指定に応じて表示断面を設定する。具体的には、ユーザによりMPRカーソル22の移動指示が入力部16より入力されたことに応じて、主制御部17はMPRカーソル22の表示位置を変更する。そしてユーザにより表示断面の決定指示が入力部16より入力されたことに応じて、主制御部17はその時点でのMPRカーソル22において2次元化学シフト画像21の断面に直交する断面として表示断面を設定する。なお、決定指示がなされるより前の期間には、ユーザ指示に応じて2次元化学シフト画像21の断面位置や断面方向を変更しても良い。
ステップSa8において主制御部17は、表示断面に関する2次元化学シフト画像を3次元化学シフト画像からMPR処理により生成する。図7は3次元化学シフト画像におけるMPR処理の断面位置の一例を示す図である。
ステップSa9において主制御部17は、表示断面に関する2次元形態画像をMPR処理により生成する。なお、2次元形態画像を生成するためのMPR処理は、ステップSa2で収集された磁気共鳴データに基づいて行っても良いし、ステップSa3で生成した複数の形態画像に基づいて行っても良い。図8は収集領域におけるMPR処理の断面位置の一例を示す図である。
ステップSa10において主制御部17は、ステップSa8で生成した2次元化学シフト画像とステップSa9で生成した2次元形態画像とをフュージョンしたフュージョン画像を生成し、これを表示部15に表示させる。図9はフュージョン画像の一例を示す図である。
このようにフュージョン画像を表示部15に表示させた状態で主制御部17は、ステップSa11に移行する。ステップSa11において主制御部17は、表示断面の変更が要求されるのを待ち受ける。そして表示断面の変更を要求する操作が入力部16にてユーザにより行われたならば、主制御部17はステップSa11からステップSa12へ進む。
ステップSa12において主制御部17は、表示断面の設定用画面を作成し、これを表示部15に表示させる。ここで作成する設定用画面は、ステップSa6において作成するのと同様な画面であっても良いし、図10に示すようにそれまでに表示していたフュージョン画像にMPRカーソル22を重ねて示した画面としても良い。これら2つのタイプの設定用画面のいずれを表示するかを、ユーザの指示に応じて主制御部17が切り替えるようにすれば、ユーザニーズに応じた柔軟な動作が実現されて利便性が向上する。
そしてこの後に主制御部17は、ステップSa7以降の処理を前述したのと同様にして繰り返す。これにより、ユーザが新たに指定した表示断面に関するフュージョン画像が表示部15に新たに表示されるようになる。図11は図10に示すようにMPRカーソル22が位置した状態にて決定指示がなされた場合に生成されるフュージョン画像の一例を示す図である。
以上のように本実施形態によれば、ユーザが希望する任意の表示断面に関しての2次元化学シフト画像を生成できる。かくしてユーザは、この2次元化学シフト画像を目視することによって、任意の断面における化学シフトの分布を観察できる。
さらに本実施形態によれば、2次元化学シフト画像を同一の表示断面に関して生成した形態画像にフュージョンしたフュージョン画像を生成できる。かくしてユーザは、このフュージョン画像を目視することによって、任意の断面における化学シフトの分布を、被検体200の形態と関連付けて観察できる。
さらに本実施形態によれば、フュージョン画像を表示部15に表示するので、ユーザはフュージョン画像を表示するための別途の装置を使用すること無しに、簡単にフュージョン画像を目視できる。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
(1) 図12に示すように、主制御部17は、3次元化学シフト画像と複数の形態画像とをそれぞれフュージョンしたフュージョン画像をさらに生成しても良い。
(2) 磁気共鳴診断装置によって生成された形態画像および3次元スペクトル画像を当該磁気共鳴診断装置から受け取って、上記実施形態と同様な処理によって2次元化学シフト画像やフュージョン画像を生成する医用観察装置として本発明を実現することも可能である。
(3) フュージョン画像の表示を行わずに、任意の表示断面についてMPRにより生成した2次元化学シフト画像の表示を行っても良い。あるいは、それらの画像をユーザの指示に応じて選択的に作成しても良い。
(4) 2次元化学シフト画像と形態画像とを比較可能に表す比較用画像はフュージョン画像には限らず、2次元化学シフト画像と形態画像とを並べて表すなどした別の画像としても良い。あるいは、これら複数種類の比較用画像をユーザの指示に応じて選択的に作成しても良い。
(5) 2次元化学シフト画像やフュージョン画像の表示は、磁気共鳴診断装置100で行わずに別の装置において行っても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
本発明の一実施形態に係る磁気共鳴診断装置100の構成を示す図。 図1中の主制御部17における処理手順を示すフローチャート。 複数の形態画像の一例を示す図。 測定領域と磁気共鳴スペクトルを測定するボクセルとの関係および各ボクセルについて磁気共鳴スペクトルが測定されている様子を示す図。 3次元化学シフト画像の一例を示す図。 設定用画面の一例を示す図。 3次元化学シフト画像におけるMPR処理の断面位置の一例を示す図。 収集領域におけるMPR処理の断面位置の一例を示す図。 フュージョン画像の一例を示す図。 表示断面の変更設定のための設定用画面の一例を示す図。 図10に示すようにMPRカーソル22が位置した状態にて決定指示がなされた場合に生成されるフュージョン画像の一例を示す図。 3次元化学シフト画像と複数の形態画像とをそれぞれフュージョンしたフュージョン画像の一例を示す図。
符号の説明
1…静磁場磁石、2…傾斜磁場コイル、3…傾斜磁場電源、4…寝台、5…寝台制御部、6a,6b,6c…RFコイルユニット、7…送信部、8…選択回路、9…受信部、10…計算機システム、11…インタフェース部、12…データ収集部、13…再構成部、14…記憶部、15…表示部、16…入力部、17…主制御部、100…磁気共鳴診断装置、200…被検体。

Claims (2)

  1. 被検体の少なくとも一部を含んだ3次元の第1の領域内に設定される多数のボクセルのそれぞれに関して磁気共鳴スペクトルを測定する測定手段と、
    前記第1の領域を通る任意の方向の断面をユーザによる指定に応じて設定する設定手段と、
    測定された前記磁気共鳴スペクトルに基づいて前記断面における化学シフトの分布を表した化学シフト画像を生成する手段と
    前記第1の領域の少なくとも一部を含む3次元の第2の領域から磁気共鳴データを収集する手段と、
    収集された前記磁気共鳴データに基づいて前記断面における前記被検体の形態を表した形態画像を生成する手段と、
    前記化学シフト画像と前記形態画像とをフュージョンしたフュージョン画像を生成する生成手段とを具備したことを特徴とする磁気共鳴診断装置。
  2. 磁気共鳴診断装置によって被検体の少なくとも一部を含んだ3次元の第1の領域内に設定される多数のボクセルのそれぞれに関して測定された磁気共鳴スペクトルに関する情報をユーザに観察させる医用観察装置において、
    前記第1の領域を通る任意の方向の断面をユーザによる指定に応じて設定する設定手段と、
    測定された前記磁気共鳴スペクトルに基づいて前記断面における化学シフトの分布を表した化学シフト画像を生成する手段と
    前記第1の領域の少なくとも一部を含む3次元の第2の領域から収集された磁気共鳴データに基づいて前記断面における前記被検体の形態を表した形態画像を生成する手段と、
    前記化学シフト画像と前記形態画像とをフュージョンしたフュージョン画像を生成する生成手段とを具備したことを特徴とする医用観察装置。
JP2008179338A 2008-07-09 2008-07-09 磁気共鳴診断装置および医用観察装置 Active JP5319183B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008179338A JP5319183B2 (ja) 2008-07-09 2008-07-09 磁気共鳴診断装置および医用観察装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008179338A JP5319183B2 (ja) 2008-07-09 2008-07-09 磁気共鳴診断装置および医用観察装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010017304A JP2010017304A (ja) 2010-01-28
JP5319183B2 true JP5319183B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=41702783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008179338A Active JP5319183B2 (ja) 2008-07-09 2008-07-09 磁気共鳴診断装置および医用観察装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5319183B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03264049A (ja) * 1990-03-14 1991-11-25 Toshiba Corp 磁気共鳴診断装置
JP3197590B2 (ja) * 1991-12-10 2001-08-13 株式会社東芝 磁気共鳴診断装置
JP3598411B2 (ja) * 1997-09-09 2004-12-08 株式会社日立メディコ 磁気共鳴診断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010017304A (ja) 2010-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7259559B2 (en) Coil element selection method and magnetic resonance imaging apparatus
JP5582687B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP5819300B2 (ja) 医用画像撮像装置および撮像スライス決定方法
JP6548383B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP5053594B2 (ja) 磁気共鳴診断装置
JP5960136B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置および撮像位置設定支援方法
US20210121092A1 (en) Magnetic resonance imaging system and position display method
JP2011156108A (ja) 磁気共鳴スペクトロスコピー装置
JP5166063B2 (ja) 磁気共鳴診断装置および医用画像表示装置
JP5319183B2 (ja) 磁気共鳴診断装置および医用観察装置
JP2008212418A (ja) 磁気共鳴診断装置および医用画像表示装置
JP6073576B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP2017213371A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP6203610B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP2018033893A (ja) 画像処理装置
JP5401290B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置および位置パラメータ設定支援方法
JP4928898B2 (ja) 磁気共鳴診断装置
JP4532139B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP6734429B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP6382022B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置及び画像処理装置
JP5417425B2 (ja) 磁気共鳴診断装置
JP5710161B2 (ja) Mri装置及び制御プログラム
JP5309379B2 (ja) 医用画像撮影装置
JP2016214630A (ja) 磁気共鳴イメージング装置、及び作動方法
JP2002034949A (ja) 3次元位置決め表示装置及び磁気共鳴イメージング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130305

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5319183

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350