JP5316185B2 - ナビゲーション装置及び電気自動車のナビゲーション方法 - Google Patents
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Description
したがって、走行効率を優先して探索された経路に沿って電気自動車が走行すると、駆動用モータが連続して駆動されるため、モータやバッテリの温度が大きく上昇することが想定される。すると、自動車の速度が上がらなくなったり、走行が不安定なったり、バッテリの消費効率が低下するなどの影響が出ると考えられる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、駆動用モータの温度上昇をより確実に抑制するように経路を設定できるナビゲーション装置及び電気自動車のナビゲーション方法を提供することにある。
更に、経路変更手段は、経路に含まれる各リンクの渋滞情報に基づいて混雑度を複数レベルに判別し、各混雑度レベルに対応するリンクコスト係数及び温度コスト係数を設定してリンクコスト及び温度コストの積算値を計算する。その場合に、温度コストが性能劣化閾値を超えた場合は、先に位置するリンクのリンクコスト係数の大小関係を逆転させてリンクコストの再計算を行う。すなわち、通常の最短距離,若しくは最短時間を目指す経路計算の場合は、リンクの混雑度が高い状態は望ましくない。しかし、駆動用モータの温度が上昇して性能劣化閾値を超えるような場合になると、混雑度が高く、走行速度を低下させざるを得ない状況は、温度上昇を抑制する観点から好ましくなる。したがって、斯様な場合にリンクコスト係数の大小関係を逆転させてリンクコストを再計算すれば、駆動モータの温度上昇を抑制するために寄与できる経路が選択され易くなる。
加えて、経路変更手段は、温度コストの積算値を再計算した結果、温度コストが前記性能劣化閾値よりも所定値だけ低下した場合は、逆転させたリンクコスト係数値の設定を元に戻して更に再計算を行う。すなわち、この場合、駆動用モータの負荷状況について若干の余裕が生じたことになるので、リンクコスト係数値の設定を元に戻すことで、走行時間若しくは走行距離の短縮を目指した経路探索を行うことができる。
請求項2記載のナビゲーション装置によれば、経路変更手段は、経路に付与されている勾配情報に基づいて経路を変更する。すなわち、この経路変更自体は一見すると特許文献1と同様のようであるが、本発明では経路について温度コストを計算して駆動用モータの温度変化を推定しているので、より確実な効果が得られる。
また、経路変更手段は、経路に含まれる各リンクの勾配情報に対応するリンクコスト係数及び温度コスト係数を設定してリンクコスト及び温度コストを計算すると共に、温度コストが前記性能劣化閾値を超えた場合は、先に位置するリンクのリンクコスト係数の大小関係を逆転させてリンクコストの再計算を行う。すなわち、上記と同様の理由から、リンクコスト係数の大小関係を逆転させてリンクコストを再計算すれば、駆動モータの温度上昇を抑制するために寄与できる経路が選択され易くなる。
更に、経路変更手段は、温度コストの積算値を再計算した結果、温度コストが前記性能劣化閾値よりも所定値だけ低下した場合は、逆転させたリンクコスト係数値の設定を元に戻して更に再計算を行う。すなわち、この場合、駆動用モータの負荷状況について若干の余裕が生じたことになるので、リンクコスト係数値の設定を元に戻すことで、走行時間若しくは走行距離の短縮を目指した経路探索を行うことができる。
請求項4記載のナビゲーション装置によれば、経路変更手段は、温度コストについて性能劣化閾値よりも大となる限界閾値を設定し、温度コストがその限界閾値を超えた場合は、その先に位置するリンクについてはコストの計算を中止する。すなわち、温度コストが限界閾値を超えるような状態になった場合は、そのノードを選択対象から外して異なる経路を選択することで、駆動モータの温度上昇を抑制することが可能な経路を探索する。
請求項5記載のナビゲーション装置によれば、経路変更手段は、駆動用モータの温度が上昇する傾向が確認された場合には、交差点に対応するコスト(すなわち、交差点コスト),或いは交差点自身に付与されるリンクコストを低下させ、交差点により多く案内するように経路を変更する。すなわち、走行経路中に交差点があれば、信号が赤になっている場合には電気自動車が停止することになるので、駆動用モータの温度低下を促進させることができる。
車外センサ部20は、主として自車両の道路交通状況をリアルタイムで検知するためのセンサであり、例えばレーダセンサ,レーザセンサ,カメラユニットなどからなる。情報処理装置12は、これらにより自車両の前方に位置している車両の存在の有無や距離などを検知することで、交通渋滞の程度を把握する。
ステップS6又はS10でルート探索を行うと、その時点での駆動用モータ3の温度が、予め設定されているモータの動作限界温度から、所定のマージンα度を減じた温度よりも高いか否かを判定する(ステップS7)。[(限界温度−α)≧モータ温度]であれば(NO)そのまま処理を終了し、[(限界温度−α)<モータ温度]であれば(YES)ステップS3に戻る。
ここで、電気自動車1のように駆動モータ3を複数備えている場合には、全ての駆動モータ3について個別に温度コストを計算しても良いし、何れか1つの駆動モータ3についてのみ温度コストを計算しても良い。
すなわち、通常のナビゲーションであれば、混雑度が低く「順調」である道路を走行するように案内した方が、目的地までの走行時間が短縮できるので、「順調」から「渋滞」へ、リンクコスト係数Tの値を小から大となるように設定する。一方、ステップS22では、電気自動車1の走行状態を、駆動モータ3の温度を低下させる方向に導くのが望ましい。したがって、「順調」と「混雑」との間でリンクコスト係数Tの大小関係を逆転させる。
Temp[j]=Tm*graph[i][j]+Temp[i] …(1)
但しTmは、温度コスト係数であり、やはり道路の混雑度に応じて「順調」=4,「混雑」=1,「渋滞」=−1とする。すなわち、「順調」の場合は駆動モータ3の温度が上昇するため値を大きくし、「渋滞」の場合は温度が低下することが期待されるので符号をマイナスに設定する。そして、(1)式は、ノードiに到達した時点での温度コストTemp[i]に、リンク[i][j]のリンクコストに温度コスト係数Tmを乗じたものを加えることでノードjにおける温度コストTemp[j]を求めている。
sum[i]+T*graph[i][j] …(2)
上記積算値が、その時点の最小値minよりも小さいか否かを判断する(ステップS26)。そして、最小値minよりも小さければ(YES)、上記積算値を新たな最小値minに設定する(ステップS27)。
sum[enode]=min
from[enode]=snode
とする(ステップS31)。それから、メインループを回る。最終的に、終点が探索済みとなることで、
sum[N−1]≠−1
になるとメインループを抜けて、その時点にsum[enode],from[enode]に格納されているものが、リンクコスト積算値が最小の値を示す最適ルートのリンクリストとなる。
(リンクリスト,温度コスト,リンクコスト)
で示している。また、温度コストについては、例えば正常範囲が「0〜14」,性能劣化範囲が「15〜22」(すなわち「14」が性能劣化温度コスト値),限界範囲が「23〜」(すなわち「22」が限界温度コスト値)に設定されている。
そして、ノード[2]から[4]に向かう場合は、温度コストが限界範囲を超えた「24」となるのでこのリンクを選択せず、ノード[5]に向かう場合を計算する。こちらは混雑度が「混雑」であるから温度コストは「15」となる。
また、ノード[8]に至る時点で、リンクリストはL3[1−2−5−8],L4[1−3−5−8],L5[1−2−6−8]の3通りある。L3の温度コストは限界範囲を超えた「23」となっているので、ここで打ち切る。
すなわち、各リンクの道路状態などの属性を考慮すれば、電気自動車1がそのリンクを走行した場合に駆動用モータ3の温度がどのように変化するかを推定できるので、その状態に応じた温度コストを計算することが可能であるから、温度コストの積算値を計算すれば、駆動用モータ3の温度変化を定量的に評価できる、推定した温度が性能劣化温度コスト値を超えないように回避できる。
加えて、情報処理装置12は、温度コストについて性能劣化値よりも大となる限界温度コスト値を設定し、温度コストがその限界温度コスト値を超えた場合は、その先に位置するリンクについてはコストの計算を中止するので、そのノードを含む先の経路を選択対象から外し、駆動モータ3の温度上昇をより確実に抑制可能な経路を選択する。
・地図データの経路に付与されている勾配情報に基づいて経路を変更する。すなわち、この経路変更自体は一見すると特許文献1と同様のようであるが、本発明では経路について温度コストを計算して駆動用モータ3の温度変化を推定しているので、より確実な効果が得られる。
混雑度は、2レベルや4レベル以上に判別しても良い。また、交通情報としては、その他道路工事に関する情報や事故の発生情報などを用いても良い。また、必ずしも交通情報を使用する必要はない。
リンクコスト係数や温度コスト係数の設定は一例であり、個別の設計に応じて適宜変更しても良い。また、性能劣化温度範囲や限界範囲の温度コスト値についても同様である。
車外センサ部20を、交通情報取得手段として利用しても良い。
ステップS7において「YES」と判断し、ステップS6又はS10を再実行する場合には、温度コストに基づく駆動用モータ3の温度推定が、高めに見積もられていた可能性がある。したがって、この場合には、リンクコスト係数及び/又は温度コスト係数の値をより低めに設定するように変更を行うようにしても良い。すなわち、温度計6により計測された駆動用モータ3の温度に基づいて温度推定結果を補正しても良い。
必ずしも、4つの車輪2の全てに対応して駆動用モータ3が設けられているものに限らず、駆動用モータは1つ以上あれば良い。
ガソリンエンジンとの組み合わせで構成されるハイブリッドタイプの電気自動車に適用しても良い。
Claims (20)
- 駆動用モータにより車輪を駆動して走行する電気自動車に搭載されるナビゲーション装置において、
外部より道路交通情報を取得する交通情報取得手段と、
探索した目的地までの経路に従って前記電気自動車が走行する場合について前記駆動用モータの温度変化を推定し、前記駆動用モータの温度が、当該モータの性能が劣化するレベルまで上昇しないように経路を変更する経路変更手段とを備え、
前記経路変更手段は、各リンクについて設定されるリンクコスト及びリンクコスト係数に基づいてリンクコストの積算値を計算し、前記リンクコストの積算値を最小にする経路を探索すると共に、各リンクについて設定した温度コスト及び前記温度コスト係数に基づいて温度コストの積算値も計算し、前記温度コストが、前記駆動用モータの性能が劣化する温度に対応して設定される性能劣化閾値を超えないように、且つ、前記交通情報取得手段を介して得られる前記経路の渋滞情報に基づいて、前記経路を変更し、
前記経路に含まれる各リンクの渋滞情報に基づいて混雑度を複数レベルに判別し、各混雑度レベルに対応するリンクコスト係数及び温度コスト係数を設定してリンクコスト及び温度コストの積算値を計算すると共に、
前記温度コストが前記性能劣化閾値を超えた場合は、先に位置するリンクのリンクコスト係数の大小関係を逆転させてリンクコストの再計算を行い、
前記温度コストの積算値を再計算した結果、温度コストが前記性能劣化閾値よりも所定値だけ低下した場合は、逆転させたリンクコスト係数値の設定を元に戻して更に再計算を行うことを特徴とするナビゲーション装置。 - 駆動用モータにより車輪を駆動して走行する電気自動車に搭載されるナビゲーション装置において、
外部より道路交通情報を取得する交通情報取得手段と、
探索した目的地までの経路に従って前記電気自動車が走行する場合について前記駆動用モータの温度変化を推定し、前記駆動用モータの温度が、当該モータの性能が劣化するレベルまで上昇しないように経路を変更する経路変更手段とを備え、
前記経路変更手段は、各リンクについて設定されるリンクコスト及びリンクコスト係数に基づいてリンクコストの積算値を計算し、前記リンクコストの積算値を最小にする経路を探索すると共に、各リンクについて設定した温度コスト及び前記温度コスト係数に基づいて温度コストの積算値も計算し、前記温度コストが、前記駆動用モータの性能が劣化する温度に対応して設定される性能劣化閾値を超えないように、且つ、前記交通情報取得手段を介して得られる前記経路の渋滞情報及び前記経路に付与されている勾配情報に基づいて前記経路を変更し、
前記経路に含まれる各リンクの勾配情報に対応するリンクコスト係数及び温度コスト係数を設定してリンクコスト及び温度コストを計算すると共に、
前記温度コストが前記性能劣化閾値を超えた場合は、先に位置するリンクのリンクコスト係数の大小関係を逆転させてリンクコストの再計算を行い、
前記温度コストの積算値を再計算した結果、温度コストが前記性能劣化閾値よりも所定値だけ低下した場合は、逆転させたリンクコスト係数値の設定を元に戻して更に再計算を行うことを特徴とするナビゲーション装置。 - 前記経路変更手段は、前記経路に含まれる各リンクの渋滞情報に基づいて混雑度を複数レベルに判別し、各混雑度レベルに対応するリンクコスト係数及び温度コスト係数を設定してリンクコスト及び温度コストの積算値を計算することを特徴とする請求項2記載のナビゲーション装置。
- 駆動用モータにより車輪を駆動して走行する電気自動車に搭載されるナビゲーション装置において、
探索した目的地までの経路に従って前記電気自動車が走行する場合について前記駆動用モータの温度変化を推定し、前記駆動用モータの温度が、当該モータの性能が劣化するレベルまで上昇しないように経路を変更する経路変更手段を備え、
前記経路変更手段は、各リンクについて設定されるリンクコスト及びリンクコスト係数に基づいてリンクコストの積算値を計算し、前記リンクコストの積算値を最小にする経路を探索すると共に、各リンクについて設定した温度コスト及び前記温度コスト係数に基づいて温度コストの積算値も計算し、前記温度コストが、前記駆動用モータの性能が劣化する温度に対応して設定される性能劣化閾値を超えないように前記経路を変更し、
前記温度コストについて前記性能劣化値よりも大となる限界閾値を設定し、前記温度コストが前記限界閾値を超えた場合は、その先に位置するリンクについてはコストの計算を中止することを特徴とするナビゲーション装置。 - 駆動用モータにより車輪を駆動して走行する電気自動車に搭載されるナビゲーション装置において、
探索した目的地までの経路に従って前記電気自動車が走行する場合について前記駆動用モータの温度変化を推定し、前記駆動用モータの温度が、当該モータの性能が劣化するレベルまで上昇しないように経路を変更する経路変更手段を備え、
前記経路変更手段は、各リンクについて設定されるリンクコスト及びリンクコスト係数に基づいてリンクコストの積算値を計算し、前記リンクコストの積算値を最小にする経路を探索すると共に、各リンクについて設定した温度コスト及び前記温度コスト係数に基づいて温度コストの積算値も計算し、前記温度コストが、前記駆動用モータの性能が劣化する温度に対応して設定される性能劣化閾値を超えないように前記経路を変更し、
前記駆動用モータの温度が上昇する傾向が確認された場合には、交差点に対応するコスト,或いは交差点自身に付与されるリンクコストを低下させ、交差点により多く案内するように経路を変更することを特徴とするナビゲーション装置。 - 外部より道路交通情報を取得する交通情報取得手段を備え、
前記経路変更手段は、前記交通情報取得手段を介して得られる前記経路の渋滞情報に基づいて、前記経路を変更することを特徴とする請求項4又は5記載のナビゲーション装置。 - 前記経路変更手段は、前記経路に含まれる各リンクの渋滞情報に基づいて混雑度を複数レベルに判別し、各混雑度レベルに対応するリンクコスト係数及び温度コスト係数を設定してリンクコスト及び温度コストの積算値を計算すると共に、
前記温度コストが前記性能劣化閾値を超えた場合は、先に位置するリンクのリンクコスト係数の大小関係を逆転させてリンクコストの再計算を行うことを特徴とする請求項6記載のナビゲーション装置。 - 前記経路変更手段は、前記経路に付与されている勾配情報に基づいて、前記経路を変更することを特徴とする請求項1,4から7の何れか1項に記載のナビゲーション装置。
- 前記経路変更手段は、前記経路に含まれる各リンクの勾配情報に対応するリンクコスト係数及び温度コスト係数を設定してリンクコスト及び温度コストを計算すると共に、
前記温度コストが前記性能劣化閾値を超えた場合は、先に位置するリンクのリンクコスト係数の大小関係を逆転させてリンクコストの再計算を行うことを特徴とする請求項8記載のナビゲーション装置。 - 前記経路変更手段は、前記温度コストの積算値を再計算した結果、温度コストが前記性能劣化閾値よりも所定値だけ低下した場合は、逆転させたリンクコスト係数値の設定を元に戻して更に再計算を行うことを特徴とする請求項7記載のナビゲーション装置。
- 駆動用モータにより車輪を駆動して走行する電気自動車に搭載されるナビゲーション装置により実行されるナビゲーション方法において、
探索した目的地までの経路に従って前記電気自動車が走行する場合について前記駆動用モータの温度変化を推定し、前記駆動用モータの温度が、当該モータの性能が劣化するレベルまで上昇しないように経路を変更する際に、
各リンクについて設定されるリンクコスト及びリンクコスト係数に基づいてリンクコストの積算値を計算し、前記リンクコストの積算値を最小にする経路を探索すると共に、各リンクについて設定した温度コスト及び前記温度コスト係数に基づいて温度コストの積算値も計算し、前記温度コストが、前記駆動用モータの性能が劣化する温度に対応して設定される性能劣化閾値を超えないように前記経路を変更し、
外部より道路交通情報を取得すると、前記道路交通情報として得られる前記経路の渋滞情報に基づいて前記経路を変更し、
前記経路に含まれる各リンクの渋滞情報に基づいて混雑度を複数レベルに判別し、各混雑度レベルに対応するリンクコスト係数及び温度コスト係数を設定してリンクコスト及び温度コストの積算値を計算すると共に、
前記温度コストが前記性能劣化閾値を超えた場合は、先に位置するリンクのリンクコスト係数の大小関係を逆転させてリンクコストの再計算を行い、
前記温度コストの積算値を再計算した結果、温度コストが前記性能劣化閾値よりも所定値だけ低下した場合は、逆転させたリンクコスト係数値の設定を元に戻して更に再計算を行うことを特徴とする電気自動車のナビゲーション方法。 - 駆動用モータにより車輪を駆動して走行する電気自動車に搭載されるナビゲーション装置により実行されるナビゲーション方法において、
探索した目的地までの経路に従って前記電気自動車が走行する場合について前記駆動用モータの温度変化を推定し、前記駆動用モータの温度が、当該モータの性能が劣化するレベルまで上昇しないように経路を変更する際に、
各リンクについて設定されるリンクコスト及びリンクコスト係数に基づいてリンクコストの積算値を計算し、前記リンクコストの積算値を最小にする経路を探索すると共に、各リンクについて設定した温度コスト及び前記温度コスト係数に基づいて温度コストの積算値も計算し、前記温度コストが、前記駆動用モータの性能が劣化する温度に対応して設定される性能劣化閾値を超えないように前記経路を変更し、
外部より道路交通情報を取得すると、前記道路交通情報として得られる前記経路の渋滞情報及び前記経路に付与されている勾配情報に基づいて前記経路を変更し、
前記経路に含まれる各リンクの勾配情報に対応するリンクコスト係数及び温度コスト係数を設定してリンクコスト及び温度コストを計算すると共に、
前記温度コストが前記性能劣化閾値を超えた場合は、先に位置するリンクのリンクコスト係数の大小関係を逆転させてリンクコスト及び温度コストの再計算を行い、
前記温度コストの積算値を再計算した結果、温度コストが前記性能劣化閾値よりも所定値だけ低下した場合は、逆転させたリンクコスト係数値の設定を元に戻して更に再計算を行うことを特徴とする電気自動車のナビゲーション方法。 - 前記経路に含まれる各リンクの渋滞情報に基づいて混雑度を複数レベルに判別し、各混雑度レベルに対応するリンクコスト係数及び温度コスト係数を設定してリンクコスト及び温度コストの積算値を計算すると共に、
前記温度コストが前記性能劣化閾値を超えた場合は、先に位置するリンクのリンクコスト係数の大小関係を逆転させてリンクコストの再計算を行うことを特徴とする請求項12記載の電気自動車のナビゲーション方法。 - 駆動用モータにより車輪を駆動して走行する電気自動車に搭載されるナビゲーション装置により実行されるナビゲーション方法において、
探索した目的地までの経路に従って前記電気自動車が走行する場合について前記駆動用モータの温度変化を推定し、前記駆動用モータの温度が、当該モータの性能が劣化するレベルまで上昇しないように経路を変更する際に、
各リンクについて設定されるリンクコスト及びリンクコスト係数に基づいてリンクコストの積算値を計算し、前記リンクコストの積算値を最小にする経路を探索すると共に、各リンクについて設定した温度コスト及び前記温度コスト係数に基づいて温度コストの積算値も計算し、前記温度コストが、前記駆動用モータの性能が劣化する温度に対応して設定される性能劣化閾値を超えないように前記経路を変更し、
前記温度コストについて前記性能劣化値よりも大となる限界閾値を設定し、前記温度コストが前記限界閾値を超えた場合は、その先に位置するリンクについてはコストの計算を中止することを特徴とする電気自動車のナビゲーション方法。 - 駆動用モータにより車輪を駆動して走行する電気自動車に搭載されるナビゲーション装置により実行されるナビゲーション方法において、
探索した目的地までの経路に従って前記電気自動車が走行する場合について前記駆動用モータの温度変化を推定し、前記駆動用モータの温度が、当該モータの性能が劣化するレベルまで上昇しないように経路を変更する際に、
各リンクについて設定されるリンクコスト及びリンクコスト係数に基づいてリンクコストの積算値を計算し、前記リンクコストの積算値を最小にする経路を探索すると共に、各リンクについて設定した温度コスト及び前記温度コスト係数に基づいて温度コストの積算値も計算し、前記温度コストが、前記駆動用モータの性能が劣化する温度に対応して設定される性能劣化閾値を超えないように前記経路を変更し、
前記駆動用モータの温度が上昇する傾向が確認された場合には、交差点に対応するコスト,或いは交差点自身に付与されるリンクコストを低下させ、交差点により多く案内するように経路を変更することを特徴とする電気自動車のナビゲーション方法。 - 外部より道路交通情報を取得すると、前記道路交通情報として得られる前記経路の渋滞情報に基づいて、前記経路を変更することを特徴とする請求項14又は15記載の電気自動車のナビゲーション方法。
- 前記経路に含まれる各リンクの渋滞情報に基づいて混雑度を複数レベルに判別し、各混雑度レベルに対応するリンクコスト係数及び温度コスト係数を設定してリンクコスト及び温度コストの積算値を計算すると共に、
前記温度コストが前記性能劣化閾値を超えた場合は、先に位置するリンクのリンクコスト係数の大小関係を逆転させてリンクコスト及び温度コストの再計算を行うことを特徴とする請求項16記載の電気自動車のナビゲーション方法。 - 前記経路に付与されている勾配情報に基づいて、前記経路を変更することを特徴とする請求項11,14から17の何れか1項に記載の電気自動車のナビゲーション方法。
- 前記経路に含まれる各リンクの勾配情報に対応するリンクコスト係数及び温度コスト係数を設定してリンクコスト及び温度コストを計算すると共に、
前記温度コストが前記性能劣化閾値を超えた場合は、先に位置するリンクのリンクコスト係数の大小関係を逆転させてリンクコスト及び温度コストの再計算を行うことを特徴とする請求項18記載の電気自動車のナビゲーション方法。 - 前記温度コストの積算値を再計算した結果、温度コストが前記性能劣化閾値よりも所定値だけ低下した場合は、逆転させたリンクコスト係数値の設定を元に戻して更に再計算を行うことを特徴とする請求項17記載の電気自動車のナビゲーション方法。
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