JP5314791B2 - 油圧ピストンモータを駆動源として使用したゲートの自重降下機構及び自重降下方法 - Google Patents
油圧ピストンモータを駆動源として使用したゲートの自重降下機構及び自重降下方法 Download PDFInfo
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Description
本発明で使用される油圧ピストンモータは油圧プランジャモータとも称されるものであり、例えばアキシャルピストンモータ、星形ピストンモータ、マルチストロークピストンモータなどが使用できる。また、油圧ピストンモータはその駆動軸がワイヤドラムに直結されていても、あるいは減速ギヤを介して取り付けられていてもどちらでもよい。
ワイヤドラム4が連結された油圧ピストンモータ7を駆動するための油圧ポンプ12は電動モータ13により駆動される。油タンク11の作動油は油圧ポンプ12により電磁弁14,ストップ弁15,カウンターバランス弁27,ストップ弁16を経て油圧ピストンモータ7のポートAからモータのケーシング内に送られ、モータを回転させた作動油はポートBから吐出され、ストップ弁17,ストップ弁18,電磁弁14、リターンフィルター25を経て油タンク11に戻される。ワイヤドラム4を回転させてワイヤ2をワイヤドラム4に巻き取ってゲート3を上昇させる場合は、このようにして油圧ピストンモータ7を油圧ポンプ12により回転させてワイヤドラム4を回転させる。
まず、ストップ弁20を閉じる。そして、手動ポンプレバー26を操作し、ブレーキ解除圧力を発生させ、油圧ピストンモータ7のメカニカルブレーキ7aを解放して油圧ピストンモータ7をフリーにし、ストップ弁19を開きフローコントロール弁21の開度を適宜調整する。そして、油圧押上ブレーキ6のロックを解除する。すると、油圧の閉鎖回路が開放されることによりゲート3は自重により降下しだす。ゲート3が降下するとワイヤドラム4からワイヤ2が巻き出されることになり、ワイヤドラム4は巻き取り時とは逆方向に回転させられることになる。
2 ワイヤ
3 ゲート
4 ワイヤドラム
5 減速ギヤ
6 油圧押上ブレーキ
7 油圧ピストンモータ
7a メカニカルブレーキ
8 油圧ユニット
9 圧力源
10 操作パネル
11 油タンク
12 油圧ポンプ
13 電動モータ
14 電磁弁
15,16,17,18,19,20 ストップ弁
21 フローコントロール弁
22 ブースト圧用油圧モータ
23 ブースト圧用油圧ポンプ
24 チェック弁
25 リターンフィルター
26 手動ポンプレバー
27 カウンターバランス弁
28 リリーフバルブ
29 チェック弁
A,B ポート
Claims (4)
- ゲートがワイヤにより吊り下げられ前記ワイヤはワイヤドラムに巻回され、前記ワイヤドラムはブースト圧力を必要とする油圧ピストンモータにより回転させられ、前記油圧ピストンモータにより前記ゲートの上昇・降下を行うようにした水門ゲートにおいて、
前記油圧ピストンモータを油圧ブレーキとして作用させて前記ゲートの自重降下のスピードを調整するために、
自重による前記ゲート降下時に、前記ゲートを連結したワイヤが巻回されているワイヤドラムの回転を利用して前記油圧ピストンモータを回転させ、油圧ブレーキとして作用させるとともに油圧ポンプとして機能させ、この回転により発生する油圧によりブースト圧用油圧モータが回転させられ、
前記ブースト圧用油圧モータの回転によりブースト圧用油圧ポンプが駆動され、
前記ブースト圧用油圧ポンプにより前記油圧ピストンモータに圧力を有する作動油が油タンクより供給されるようにしたことを特徴とする油圧ピストンモータを駆動源として使用したゲートの自重降下方法。 - ゲートがワイヤにより吊り下げられ前記ワイヤはワイヤドラムに巻回され、前記ワイヤドラムはブースト圧力を必要とする油圧ピストンモータにより回転させられ、前記油圧ピストンモータにより前記ゲートの上昇・降下を行うようにした水門ゲートにおいて、
前記油圧ピストンモータを油圧ブレーキとして作用させて前記ゲートの自重降下のスピードを調整するために、
ブースト圧用油圧モータとこのブースト圧用油圧モータにより駆動されるブースト圧用油圧ポンプが設けられ、
自重による前記ゲート降下時に、前記ゲートを連結したワイヤが巻回されているワイヤドラムの回転を利用して前記油圧ピストンモータを回転させ、油圧ブレーキとして作用させるとともに油圧ポンプとして機能させ、
前記ゲート降下時に前記油圧ピストンモータが油圧ブレーキとして作用する場合の出口側と前記ブースト圧用油圧モータの入口側を接続し、前記油圧ピストンモータの回転により発生する油圧によりブースト圧用油圧モータが回転するようにするともに、
前記ゲート降下時に前記ブースト圧用油圧ポンプの出口側と前記油圧ピストンモータが油圧ブレーキとして作用する場合の入口側を接続し、ブースト圧力を有する作動油が前記油圧ピストンモータに供給されるようにしたことを特徴とする油圧ピストンモータを駆動源として使用したゲートの自重降下機構。 - 前記ブースト圧用油圧モータから吐出された作動油は油タンクへ戻されるとともに、前記ブースト圧用油圧ポンプの入口側は前記油タンクに接続されていることを特徴とする請求項2に記載した油圧ピストンモータを駆動源として使用したゲートの自重降下機構。
- 前記ブースト圧用油圧モータから吐出された作動油は二股に分岐され、一部は油タンクへ戻され、残りは前記ブースト用油圧ポンプの出口側に接続されて前記ブースト用油圧ポンプから吐出された作動油と共に前記油圧ピストンモータに供給され、また前記ブースト圧用油圧ポンプの入口側は前記油タンクに接続されていることを特徴とする請求項2に記載した油圧ピストンモータを駆動源として使用したゲートの自重降下機構。
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