JP5314046B2 - リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークを用いたmplspノードの置き換え - Google Patents

リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークを用いたmplspノードの置き換え Download PDF

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Description

本出願は、2007年12月31日に出願された“MLPS P NODE REPLACEMENT USING A LINK STATE PROTOCOL CONTROLLED ETHERNET NETWORK”というタイトルの米国仮出願第61/124,806号の利益を主張する。なお、その内容をここに援用する。
本発明は、通信ネットワーク、より具体的には、リンクステートプロトコル制御のイーサネット(Ethernet(登録商標))ネットワークを用いたMPLS Pノードの置き換えに関する。
データ通信ネットワークは、相互に結合されてデータを渡し合う様々なコンピュータ、サーバ、ノード、ルータ、スイッチ、ブリッジ、ハブ、プロキシ、及びその他のネットワーク機器を含み得る。ここでは、これらの機器をネットワーク要素と称する。データは、ネットワーク要素間の1つ以上の通信リンクを用いることにより、ネットワーク要素間で、例えばインターネットプロトコルパケット、イーサネットフレーム、データセル、セグメント、又はその他のデータのビット/バイトの論理結合などのプロトコルデータユニットを渡すことによって、データ通信ネットワークを介して通信される。特定のプロトコルデータユニットは、ネットワーク上でその発信元とその宛先との間を進行するとき、複数のネットワーク要素によって取り扱われ、複数の通信リンクを横断し得る。
通信ネットワーク上の様々なネットワーク要素が、ここではプロトコルと称する所定のルールセットを用いて互いに通信する。例えばネットワーク要素間での伝送のために信号はどのように形成されるべきか等の通信の様々な観点、プロトコルデータユニットは何のように見えるべきか、プロトコルデータユニットはどのようにネットワーク要素によってネットワークを介して処理あるいは経路決めされるべきか、経路情報などの情報がどのようにネットワーク要素間で交換されるべきか等の様々な観点を統制するために、異なる複数のプロトコルが用いられる。
イーサネットは、米国電気電子技術者協会(Institute of Electrical and Electronics Engineers;IEEE)によって標準規格802.1として定められた周知のネットワークプロトコルである。イーサネットネットワーク・アーキテクチャにおいて、ネットワークに接続された機器は、所与の時間に共有の遠隔通信パスを使用ことができるよう競い合う。複数のブリッジ又はノードがネットワークセグメントを相互接続するために使用されている場合、同じ宛先への複数の潜在的なパスがしばしば存在する。このアーキテクチャの利点は、ブリッジ間のパスの冗長性を提供し、更なるリンクの形態でネットワークに容量が追加されることを可能にすることである。しかしながら、ループが形成されることを防止するため、ネットワークでトラフィックがブロードキャストあるいは大量に送り出される方法を制限するために、一般的に全域木(スパニングツリー)が使用されている。スパニングツリーの特徴は、ネットワーク内の如何なる宛先の対の間にも唯一のパスが存在し、故に、パケットが何処から来たかを見ることにより、所与のスパニングツリーに関する接続性を“学習”することができることである。しかしながら、スパニングツリーは、それ自体が拘束的なものであり、しばしば、スパニングツリー上にあるリンクの過剰使用、及びスパニングツリーの一部でないリンクの不使用をもたらす。
イスパニングツリーを実装するイーサネットネットワークに固有の制約の幾つかを解決するため、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークが、2006年10月2日に出願された“Provider Link State Bridging”というタイトルの米国特許出願第11/537,775号に開示されている。なお、その内容をここに援用する。リンクステート経路選択プロトコルの2つの例は、OSPF(Open Shortest Path First)及びIS−IS(Intermediate System to Intermediate System)を含むが、その他のリンクステート経路選択プロトコルも同様に使用され得る。IS−ISは、例えば、ISO 10589及びIETF RFC 1195に記載されている。なお、これらそれぞれの内容をここに援用する。
上述の特許出願に詳細に記載されているように、トランスペアレントなブリッジと組み合わせてスパニングツリープロトコル(STP)アルゴリズムを使用することによって各ノードで学習されたネットワーク視野を利用するのではなく、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークでは、メッシュネットワークを形成する複数のブリッジが、リンクステート広告を交換し、各ノードがネットワークトポロジの同期した視野を有することを可能にする。これは、リンクステート経路選択システムの十分に理解された機構を介して実現される。ネットワーク内の複数のブリッジは、ネットワークトポロジの同期した視野を有し、必要なユニキャスト及びマルチキャストの接続性の知識を有し、ネットワーク内の如何なるブリッジ間においても最短経路接続を計算することができ、個々に、計算されたネットワークの視野に従って自身の転送情報ベース(forwarding information base;FIB)にデータを投入することができる。
全てのノードが、同期した視野内で自身の役割を計算し、且つ自身のFIBにデータ投入しているとき、ネットワークは、如何なる所与のブリッジに対しても、該ブリッジがホストとなるサービスインスタンスごとに、相手(ピア)ブリッジ(どのような理由であっても所与のブリッジへの通信を必要とするブリッジ)の組から該所与のブリッジへのループのないユニキャストツリーと、所与のブリッジから同一のピアブリッジの組又はその部分集合への適合した、ループのない一対多(point-to-multipoint;p2mp)マルチキャストツリーと、を有することになる。その結果、所与のブリッジ対の間の経路は、スパニングツリー上のリンクを用いることに制約されず、全体的な結果として、メッシュの接続性の幅を一層良好に利用することができる。要するに、全てのブリッジが、そのブリッジへのユニキャスト接続とそのブリッジからのマルチキャスト接続とを定める1つ以上のツリーに根付くことになる。
カスタマトラフィックがプロバイダネットワークに入るとき、カスタマMACアドレス(C−MAC DA)がプロバイダMACアドレス(B−MAC DA)に変換され、プロバイダはプロバイダMACアドレス空間を用いてプロバイダネットワーク上でトラフィックを転送し得る。また、プロバイダネットワーク上のネットワーク要素は、仮想LAN ID(VID)に基づいてトラフィックを転送するように設定され、その結果、同一の宛先アドレスに宛てられた異なるVIDを有する異なる複数のフレームがネットワーク中を異なる経路上で転送され得る。動作時、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークは、1つのVID域(レンジ)を最短経路転送に結び付けることができ、それにより、ユニキャスト及びマルチキャストのトラフィックは、そのレンジからの或るVIDを用いて転送され、且つネットワークを最短経路以外の経路上で横切るトラフィックエンジニアリングされた経路が作り出されて、第2のVIDレンジを用いて転送される。
最短経路のユニキャスト転送状態を設定することに加えて、ノードはまた、ネットワーク上のマルチキャストツリーについて転送状態を設定してもよい。リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク内でマルチキャストを実行する方法の一例が、2007年2月5日に出願された“Multicast Implementation in a Link State Protocol Controlled Ethernet Network”というタイトルの米国特許出願第11/702,263号に詳細に記載されている。なお、その内容をここに援用する。その特許出願に記載されているように、マルチキャストグループの転送状態をネットワーク上で設定させるようにマルチキャストグループの構成員に通知するために、リンクステート広告が使用されてもよい。特に、所与のマルチキャストグループの各ソースに、ネットワーク上でフレームを転送するために使用される宛先MACアドレス(destination MAC address;DA)が割り当てられてもよい。ネットワーク上のノード群は、自身がマルチキャストソースから、マルチキャストグループ内のリンクステートプロトコルを介して“関心(インタレスト)”をアドバタイズ(広告)する複数の宛先ノードのうちの1つへの最短経路上にあると決定した場合に、ソース/グループツリーの転送状態を設定する。
マルチチャストにおけるインタレストは、ネットワーク上のノードが、マルチキャストグループに関するインタレスト識別子のコミュニティ内でともにインタレストを広告したソースと宛先との間の最短経路上に自身があるときに、該マルチキャストグループのための転送状態を設定するよう、例えばI−SIDなどのインタレスト識別子のコミュニティに基づいてもよい。I−SIDは通常802.1ahに関連し、付加的なMACヘッダ(カスタマソース&宛先MACアドレス)を示唆する。しかしながら、I−SIDは、その値によって、特定の、相互であるが閉じた接続の事例における参加者を特定することができるので、C−MACヘッダが用いられない場合にも有用である。しかしながら、転送状態は、そのマルチキャストに関連したマルチキャストDA及びVIDに基づく。動作時、ネットワーク上の複数のノードが、特定のI−SIDでインタレストを広告することがある。ネットワーク上のノードは、何れのノードが該I−SIDでインタレストを広告したかを追跡し、該特定のI−SIDでインタレストを広告した2つのノード間の最短経路上に自身がある場合に、該I−SIDに関連するDA/VID対のための転送状態を設定する。これは、インタレストのコミュニティに対して転送状態を設定することを可能にし、それにより、マルチキャストフレームがネットワーク上で大量に送られることを必要とせずに、マルチキャストに関心のあるノード群にフレームをマルチキャストすることができる。
リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークは、リンク層(レイヤ2)で動作する。すなわち、入場するノードは、例えばノードAからノードEへとイーサネットネットワークを横切るフレームを交換するために使用され得るMACヘッダを作成する。例えばインターネットプロトコル(IP)ネットワークなどのその他のネットワークは、例えばレイヤ3(ネットワーク層)などの一層高次のレイヤで動作する。IPネットワークは、IPパケットに付随するIPヘッダのIPアドレスに基づいてパケットを転送する。
IPネットワークの一例を図1に示す。具体的には、図1は、エンドシステム(X及びY)間でトラフィックを転送するためにマルチプロトコルラベルスイッチング(MultiProtocol Label Switching;MPLS)を用いるように構成されたネットワークを示している。図1に示したネットワークの例において、MPLSネットワークはラベルエッジルータ(Label Edge Router;LER)20A、20E及び20Gを含んでいる。ラベルエッジルータは一般的にプロバイダエッジ(Provider Edge;PE)ノードとも呼ばれている。MPLSネットワーク内で、ラベルスイッチルータ(Label Switch Router;LSR)22B、22C、22D、22F、22I及び22Hが、LER間のラベルスイッチドパス(Label Switched Path;LSP)に沿ってトラフィックを転送する。
図2は、IPパケットがMPLSネットワークを横切って転送されるときに、MPLSネットワーク上のネットワーク要素がIPパケットをどのように取り扱うかの一例を示している。図2に示すように、MPLSは、ネットワーク内の様々なルータで実行されるIP検索の数を減らすために用いられる。MPLSネットワークにおいて、該MPLSネットワークを通り抜ける複数のラベルスイッチドパス(LSP)が構築される。ネットワークを通り抜けるようにLSPの決定及び生成を行う方法は周知である。図2に示した例において、ラベルスイッチドパスがノードA、B、C、D、Eを含むと仮定する。
MPLSにおいて、ネットワーク外からパケットを受信して該パケットの経路を選択するエッジノードは、一般的にラベルエッジルータ(LER)と呼ばれる。この種類のネットワーク要素はまた、一般的にMPLSプロバイダエッジ(PE)ノードとしても知られている。パケットがPEノード20Aに到着すると、PEノード20Aは、IP検索を実行し、MPLSネットワークを通り抜けてYに到達するLSP上に該IPパケットを切り換えるために何れのラベルが用いられるべきかを決定する。PEノード20Aはまた、経路上での該パケットの次のホップを決定し、該パケットにMACヘッダを与えて、経路上でのラベルスイッチルータ(Pノード)22Bへの次のホップへと該パケットを転送する。
経路に沿ってパケットを転送するためにラベルスイッチングを実行するMPLSネットワーク内のルータは、一般的にラベルスイッチルータ(LSR)と呼ばれる。この種類のネットワーク要素はまた、一般的にMPLSプロバイダ(P)ノードとしても知られている。パケットが例えばノード22BなどのPノードに到着すると、Pノードは、外側のMACヘッダを剥ぎ取り、MPLSラベルを読み取る。LSPがネットワークを通り抜けるように構築されているとき、ラベル配布プロトコルがラベル100とラベル210との間の関連付けを構築していることになり、ルータ22Bは、MPLSラベル100を有するパケットを受信すると、新たなMACヘッダを付加して外部へのインタフェースに転送する前に、該ラベルを新たなMPLSラベル210で置き換える。パケットを転送することに先立ち、ルータ22Bは該パケットに、この例においてはソースMACアドレスをルータBのMAC J、宛先MACアドレスをルータCのMAC Kとして特定するSA=J、DA=Kを有する新たなMACヘッダを付加する。
故に、MPLSは、MPLSネットワークのエッジで単一のIPルート検索が実行されることを可能にするとともに、MPLSネットワークを横切ってパケットを転送するために、IP検索に代えてラベルスイッチングを用いることを可能にする。パケットをLSP上に置くために最初のIP検索を実行してパケットにラベルを割り当てるエッジルータは、ラベルエッジルータと呼ばれる。ラベルスイッチングを実行するMPLSネットワーク上の中間ルータは、一般的にラベルスイッチルータ(LSR)と呼ばれる。MPLSネットワーク内での転送は、ホップごとにMACヘッダを剥ぎ取った後にラベルを取り換えることによって行われる。MPLS転送は依然として、()ネットワークを横切るときの各ホップでMACヘッダの剥ぎ取りを行うことを必要とし(イーサネットリンクが用いられるとき)、各LSRがラベル検索とラベル取り換えとを実行することを必要とし、各LSRがその後、LSPに沿って次のLSRにパケットを届けるために別のMACヘッダを付与することを必要とする。このプロセスは、複数のノードの各々に、より多くの処理及び知能を要求し、故に、高価なソリューションをもたらすことになる。また、これを正常に動作させるためには、それ自体が計算的に高価な処理である経路(LSP)の設定が最初に行われなければならない。
リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークは、MPLSネットワークより効率的に動作する能力を有し、且つ実装及び動作するのがあまり高価でなくなり得るので、MPLSネットワーク又はその部分ぶぶんを、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークで置き換えることを可能にすることが望ましい。しかしながら、MPLSネットワーク機器を配備した顧客は、新たな機器に換えることに抵抗があることがあり、あるいは新たな機器に更なる投資を行うことに躊躇することがある。
従って、MPLSネットワークの少なくとも一部を、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークで置き換えることを、これらのネットワークが既存のMPLSネットワーク機器を用いてインタフェースすることを可能にしながら実現する方法を提供することが望まれる。
MPLSネットワーク内の複数のMPLS Pノードのうちの少なくとも一部を、MPLS PEノードが顧客機器とインタフェースすることを保ちながら置き換えるように、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークが用いられる。
MPLS−VFEとして知られるMPLS固有の仮想転送エンジンがイーサネット交換型ネットワークに組み込まれる。MPLS−VFEピアはMPLSラベルスイッチルータ(LSR)とともに制御プレーンレベルで、MPLSピアのイーサネット交換型ネットワークとの相互作用を容易にする。
一般化された動作モードは、入口MPLS−VFEが、MPLS−LSRから受信したフレームに、該受信したフレームが交換型ドメインを通過して出口MPLS−LSRに到達することが、イーサネットネットワーク上のノードによるイーサネットフレームペイロードの更なる検査の必要なくできるよう、必要な処理を実行するというものである。さらに、一実施形態において、交換型ドメインが出口MPLS LERに単一のMPLS LSRとして見えるように、フレームは、出口MPLS LERによる受信フレームの正しい取扱のために必要なヘッダ情報を含む。
交換型ドメイン内のMPLS−VFEは、隣接MPLSノードからフォワーディング・イクィヴァレンス・クラス(forwarding equivalence class;FEC)とラベルとのバインディングを学習すると、該バインディングを提示したMPLSノード上のインタフェースのMACアドレスを決定する。MPLS−VFEは、FECとラベルとのバインディング及びMACアドレスをピアMPLS−VFEにリンクステートプロトコルを介してアドバタイズするための広告を生成する。代替的に、その他の情報共有方法を、既存のリンクステートプロトコルへのオーバーレイとして用いることができ、例えば、ボーダーゲートウェイプロトコル(Border Gateway Protocol;BGP)又はラベル配布プロトコル(Label Distribution Protocol;LDP)などのプロトコルが、FEC/ラベルバインディング情報を交換するために用いられ得る。リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク内のノードは、自身のリンクステートデータベースにMACアドレス及びFEC/ラベルバインディングを追加することを選択することができ、上記MACアドレスの転送状態を設定する。
リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク上のMPLS−VFEがリンクステート広告を受信するとき、FECがそれまでに知っているものでない場合、MPLS−VFEは、それに接続されたMPLSノード群による使用のためのラベルをFECに割当て、そのラベルバインディングを隣接MPLS LSR群に提供する。このラベルは典型的に、MPLS−VFEの“プラットフォームごとの”ラベルプールからのものである。
同時に、MPLS−VFEは、ピアMPLS−VFEから受信した何れのFEC−ラベル−MACタプル(tuple)が実際にそのFECへの最短経路であるかを決定し、そのFECへの如何なる提示ラベルをもその転送エントリにクロスコネクトする。トポロジ変化が生じるとき、MPLS−VFEは、そのFECに関する最短経路を再評価し、クロスコネクトバインディングを然るべく更新する。
パケットがMPLS PEノードに到着すると、MPLS PEノードは、必要な処理を実行し、該パケットの宛先である遠隔MPLS PEノードを探索する。検索(ルックアップ)により、該パケットのリモートIPと、該パケットを転送するために使用されるべきラベルとが得られる。MPLS PEノードは、故に、通常のように動作し、MPLS−VFEによって割り当てられたラベルを該パケットに適用し、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク上の隣接MPLS VFEに該パケットを転送する。
そして、MPLS−VFEは交換型ドメインを横切って該パケットを転送する。MPLS−VFEは、外側のMACヘッダを剥ぎ取り、MPLSラベルを読み取る。エッジノードはMPLSラベルを用いて、交換型ドメインを横切って該パケットを転送すること及び出口MPLS LSRによって正しく取り扱われることに必要なMACアドレスと更なるラベルとを決定する。この例において、選択されるMACアドレスは、出口MPLSノードによって供給される該ノードへの最短経路ルート上に位置するインタフェースに関連付けられたMACアドレスとなる。リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク上の入口ノードは、出口MPLSインタフェースに関連付けられたMACアドレスに設定されたDAを有するMACヘッダを作成し、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク上にパケットを転送する。リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク上のノード群はパケットを、そのMACアドレスに関して設定された転送状態に従って転送する。
本発明の態様は添付の請求項にて詳細に指摘される。本発明は以下の図面において例として示される。図面において、似通った参照符号は同様の要素を指し示している。以下の図面は、本発明の範囲を制限するためではなく単に説明のために、本発明の様々な実施形態を開示する。明瞭にするため、全ての図において全ての構成要素に参照符号を付すことはしない。
2つのネットワーク要素又はネットワークX及びYと相互接続するMPLSネットワークを示す機能ブロック図である。 図1のネットワーク上でMPLS転送がどのように実行されるかを示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に従った、MPLSネットワークのPノードを置き換えるリンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークを示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に従った、MPLS−Pノード置換のための、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークの使用を示す機能ブロック図である。 図3のリンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク上でのIPカットスルーについてフレームに付与されるイーサネットヘッダを示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に従った、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークを用いてMPLS Pノード置換を可能にするための情報の交換の一例を示すフロー図である。 本発明の一実施形態に従った、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークにて使用されるように構成されたネットワーク要素が取り得る一実現例を概略的に示す図である。
図3は、LER20A、20E及び20Gの間にリンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークが置かれた、一例に係るネットワークを示している。図3に示すように、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク32は、複数の中間ノード36によって相互接続された複数のMPLS仮想転送エンジン(Virtual Forwarding Engine;VFE)34を含んでいる。図3に示すように、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークは、元のMPLSネットワークのPノード群のうちの全て又は部分集合を置き換え得る。
図4は、本発明の一実施形態に従った、MPLS−Pノード置換のための、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークの使用を示す機能ブロック図である。図1及び2に関連して上述したように、従来のMPLSネットワークにおいては、MPLSプロバイダエッジ(PE)ノードは一般的に、ネットワークを通り抜けるラベルスイッチドパス上にパケットを置くラベルスイッチルータとして実現される。ネットワーク内のラベルスイッチルータは、一般的にプロバイダ(P)ノードと呼ばれ、ネットワークを横切ってパケットを転送するためにラベルスイッチングを実行する。
MPLSは、その他の技術と相互作用することを容易にする数多くの設計属性を有している。第1として、MPLS転送は、多数の送信者がパケットストリームを特定の受信者に向かわせ得るように多対一(multi-point-to-point)である。通常の状況下ではマージ機能はMPLS層で実行されるが、MPLSがLANセグメント又はリンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク(交換型のドメイン)と重なるときには、マージ機能は、インターリーブされたパケットストリームを交換型ドメインからの出口に対して提示することで、イーサネット層によって実行されることが可能である。
MPLSは、本発明の説明にも関連する数多くの概念を有している。MPLSにおける1つの重要な概念は、ネットワークが共通の扱いを適用するパケットの組を意味する“フォワーディング・イクィヴァレンス・クラス”すなわちFEC(フェック)という概念である。この開示にて検討する相互作用状況では、FECは、MPLS LSRが経路選択システムから学習してラベルバインディングを割り振ったIPプレフィックスを意味する。
MPLSはまた、プラットフォームごとのラベル空間及びインタフェースごとのラベル空間という概念と、如何なる相互作用ソリューションも正しく取り扱う必要があるラベルリテンション(保持)モード(リベラル及びコンサバティブ)という概念とを有している。
最後に、MPLSは、パケットを宛先MPLSノードに転送するときにその上流ノードがラベルを取り換える代わりにラベルを“ポップ”する(取り外す)ようにされるPHP(penultimate hop popping)という概念を有している。これは、インプリシットNULLラベルとして知られる予約されたラベル値の提供を介して信号伝達される。これはマージの一形態と見なすことができ、特定のノードに宛てられた全てのパケットが、もはや有用でなくなり転送への支援が最後の交換ノードで完了したことに基づいて剥ぎ取られるレイヤ特定型の転送情報を有する。
この開示に関連する更なる概念は、本出願と同日出願の“IP Forwarding Across A Link State Protocol Controlled Ethernet Network”というタイトルの米国特許出願(代理人整理番号18823RNUS01U)に記載された仮想転送エンジンの使用という概念である。なお、その内容をここに援用する。ここでは、MPLS仮想転送エンジンという用語は、MPLSピアとLDPメッセージを交換し、LDP広告及びMAC情報の知識を交換型ドメインIGPと相互作用させ、且つイーサネット交換型ドメインへの適応化に加えてMPLSラベル操作を実行するネットワーク要素を称するものとして使用される。例えば経路選択されたドメイン、交換型ドメイン及びトランジットI−SIDなど、上記関連出願に記載されたその他の概念も、取り得る構成に関連性を有する。UNI I−SIDが適用されてもよいが、MPLS−VFEはB−MAC層で直接的に動作するので、LANを仮想化するためのC−MAC層の使用を押し付けることは、過度に複雑化することになり、好適な実施形態ではないと思われる。
IPパケット又はMPLSパケットを受信し、それらを分類し且つ交換型ドメインからの退出に適するように交換型ドメインに適応させる一般化されたVFEが、別のUNI、MPLS LSR、又はIPルータ内にあると仮定することも可能である。これは、周囲のMPLSノードによって“独立”ラベル配布モードが用いられる場合に、正しい動作のために必要とされ得る。
本発明の一実施形態によれば、複数のMPLS−Pノードのうちの一部が、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークで置換され得る。多くのプロバイダがMPLSネットワーク機器の設置基盤を有しているので、プロバイダネットワークと顧客ネットワーク/顧客機器との間に配備されたインタフェースが変更される必要のないように、プロバイダが配備したMPLSノードを保持可能にすることは有利である。しかしながら、ネットワークの内部のPノード群は主としてトラフィックを転送するために使用されるので、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークは、MPLSネットワークのためにデータ転送を実行し、それにより、MPLSネットワークの中央部を形成するPノードの集団を置き換えるように使用されることになる。汎用ソリューションは、PノードとPEノードとを区別せず、交換型ドメイン上で相互作用するIP/MPLSの一般的なケースを支援することになる。イーサネットのエッジ機器がMPLSのPEの機能とトラフィックをイーサネット交換型セグメントに適応させる能力とを再現するとき、MPLSの配備という1つの意味合いが完全に仕上げられる。
図4は、イーサネットネットワークを通り抜ける経路の一例を示している。図4に示すように、MPLSノード30(MPLS−PE1及びMPLS−PE2)が、内部ノード36(ノードB、C及びD)によって相互接続されたMPLS−VFEを実装したエッジノード34(ノードA及びE)を有するリンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク32によって相互接続されている。単純化のため、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク32を通り抜ける1つの特定の経路に沿った単一グループのノードのみが示されている。実際のネットワークにおいては、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークは、網型又はその他のネットワークトポロジで相互接続された多数のノードを含み得る。
ネットワーク上のノード群は、それらが経路選択情報を交換し合いネットワークトポロジの同期した視野を構築することを可能にする、例えばIS−IS(Intermediate System to Intermediate System)などの内部ゲートウェイプロトコルを起動する。MPLSネットワークは一般的に、同一の内部ゲートウェイプロトコルを使用するので、IS−ISを起動するMPLSノード群が当該MPLSノード群の動作が変更されることを必要としないことを要求する。また、MPLSアーキテクチャは、経路選択ドメインがMPLS交換型ドメインのそれを超えない複合型ネットワークの概念を具現化し、さらに相互作用を容易化する。
更に詳細に後述するように、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークの制御プレーンは、ネットワークを横切るパケットの最短経路転送が、使用される具体的な交換技術とは独立に実行され得るよう、ネットワーク層の情報を流布するために使用されることができる。故に、エッジノード34は、IPパケットを受信するとき、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークを横切って出口ノードまで該パケットを転送することができる。これは、このケースではMPLS LSRから受信されるパケットであるパケットをイーサネット交換型ドメインに適応させるためにVFEに適用されるエッジ分類基準及び適応化手順の組が異なるだけであるので、MPLS転送を含むように直接的に拡張されることが可能である。
現在規定されているMPLSのイーサネット上への実装は、イーサネットLANへの入口での分類・マッピング機能を必要とするのみである。しかしながら、イーサネットLANの領域は、既存のスパニングツリーに基づく弾力性の性能によって制限され、如何なる指標も考慮されないと次善の転送をもたらし、LANによって相互接続されるノードの数に比例して、MPLS制御の近接するもの(adjacency)の数を増加させる。
リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークは、先に概説した拡張性及び弾力性の問題を排除しながら、LANセグメントより優れた性能を達成することができる。リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークは、同様に、ネットワークを横切ってIPパケット又はMPLSパケットを転送するために単一のネットワーク層検索のみが必要とされるという点で、LANをMPLSネットワークで置き換えることより高い性能を提供する。しかしながら、MPLSネットワークと異なり、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク上のノード群は、パケットがネットワーク中を進行するとき、ホップごとにMACヘッダを剥ぎ取って置き換えること、又はラベルを取り換えることを要求されない。リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク上でのIP転送の実現に関する更なる詳細は、本出願と同日出願の“IP Forwarding Across A Link State Protocol Controlled Ethernet Network”というタイトルの米国特許出願(代理人整理番号18823RNUS01U)にて説明されている。なお、その内容をここに援用する。
図6は、MPLS Pノードを置換するようにリンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークが使用されることを可能にするために、FEC−ラベル−MACのタプル・バインディングを取得し、且つリンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークを通り抜けるカットスルー経路を構築するために使用され得るプロセスのフローチャートを示している。
図6に示すように、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク上のノード及びMPLSノードがネットワークトポロジを学習し得るよう、リンクステート広告(Link State Advertisement;LSA)を介して経路選択情報を交換するため、例えばIS−IS(Intermediate System to Intermediate System)又はOSPF(Open Shortest Path First)などの内部ゲートウェイプロトコル(Interior Gateway Protocol;IGP)が使用される(100)。IS−ISが使用される場合、LSAは、例えばインタレスト識別子(I−SID)及びIPアドレスなどのその他の情報をも含み得る。
IGP制御プレーンによって流布される情報には2つの主な分類(クラス)が存在する。第1のクラスは、ネットワーク層プレフィクス情報を含む経路選択ドメインのトポロジであり、第2のクラスは、MPLS−VFEとMPLS LSRとの間でのLDP交換によって得られる、交換型ドメイン内で使用するFEC−ラベル−MACバインディング情報である。
イーサネット交換型ドメイン内のMPLS VFEは、MPLSピアによってFEC−ラベルバインディングが申し出られたとき(102)、バインディングを申し出たMPLS LSRインタフェースのMACを決定する(104)。これは、例えばLDPの近接するもの(adjacency)に関連付けられたMPLS LSRインタフェースのMACアドレスの知識を保持する、あるいは、ラベルバインディングの発信元のLDPピアのIPアドレスに関するアドレス絞り込みプロトコル(Address Resolution Protocol;ARP)要求を起動することによってなど、幾つかある利用可能な技術のうちの1つを用いて実現され得る。
そして、MPLS−VFE−Aが、FEC及びラベル情報と、FEC/ラベルバインディングを申し出たMPLSノードのインタフェースMACとを含むリンクステート広告(LSA)を生成する(106)。図4に示した例においては、エッジノード34Eが、MPLS−PE2を介して到達可能なFECと、上述の機構のうちの1つを用いてMPLS−PE2から学習したインタフェースMACとを含むLSAを生成する。
内部ノードA、B、Cが、LSAを受信し、そのインタフェースの演繹的知識が存在しない場合、例えばそれが別のFECに関連付けられている場合、LSA内の情報を用いて該MACアドレスへの最短経路上に転送状態を設定する(108)。これは、該MACアドレスに宛てられたパケットがIPアドレスを広告したエッジノードまで最短経路のルートに沿ったネットワーク上のノードによって転送されるように、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク上のノードの転送情報ベース内に最短経路転送状態が設定されることを可能にする。
MPLS−VFE−A34Aは、LSAを受信すると、ノード34Eに関するエントリにFEC、ラベル情報及びポートMACアドレスが追加されることを可能にするよう、そのリンクステートデータベースを更新する(110)。さらに、該MPLS VFEが該FECの事前知識を有しない場合、MPLS−VFE34Aは、ローカルに管理するプールから(使用されるように設定された好適なラベル空間に応じて)該FECに1つ以上のラベルを割り当て、従来のMPLSネットワークにおける事前供給ラベルバインディングに一般的に用いられるラベル配布プロトコル(Label Distribution Protocol;LDP)を用いて付随するあらゆるMPLS−LSRに該ラベルを提供する(112)。MPLS−VFE34Aは、後にピアMPLS−LSRから受信したパケットを交換型ドメインを横断する交換経路上にマッピングし得るように、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク全体でFECに関して、提供したラベルとそれに対応する最短のイーサネット交換経路との間のマッピングを管理する(114)。例えば、図4に示すように、MPLS−VFE34Aは、ラベルを割当て、LDPを用いて、そのFECアドレスのラベルをMPLS−PE1に配布する。これは、MPLS−PE1が該ラベルをFECと結び付けることを可能にし、その結果、MPLS−PE1は、MPLS−VFE34Aが該FECの次のホップであると決定したとき、該FEC宛ての全てのパケットを、MPLS−VFE34Aによって割り当てられたラベルを用いて送信する。
MPLS LSRが該FECにパケットを送信することを望むとき(120)、MPLS LSRは、該FECとともに使用されるようにMPLS−VFE34AによってMPLS LSRに提供されたラベルを用いてパケットをカプセル化する。MPLS LSRはまた、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク内でMPLS−VFE34Aにパケットを伝送するためのリンクMACヘッダを作成する(122)。図4に示した例において、リンクMACヘッダは、パケットを送信するMPLS−LSRのポートMACをソースMACアドレス(SA)として用い、且つ(MPLS−VFEがMPLS−PE1との交換にどのMACを用いたかに応じて)MPLS−VFE34AのノードMACを宛先MACアドレス(DA)として用いてもよい。そして、MPLS−LSRはパケットをMPLS−VFE34Aに転送する。
MPLS−VFE−Aは、パケットを受信すると、MACヘッダを読み取って該パケットが自身に宛てられたものであることを識別し、イーサタイプから、ペイロードが適格なIPパケット又はMPLSパケットであることを決定する。故に、MPLS−VFE34Aは、リンクMACヘッダを剥ぎ取り、ラベル又はパケットヘッダを読み取る。MPLS−VFE−Aは、ラベル上でルックアップ処理を実行して、交換型ドメインを横断してパケットを転送するため、且つ交換型ドメインからの出口でパケットを受信するMPLS LSRによって正しく理解されるよう、受信したMAC及びラベルの情報の代わりにパケットに付与される必要のあるラベル及びMACの情報を決定する(124)。これは、ラベル/MACタプルとしてもよく、あるいはMPLS−PE2がインプリシットNULLを提供した場合にはMAC情報のみとしてもよい。(なお、スタックビットのボトムがMPLS−PE1によって設定された場合、これはイーサタイプフィールドを書き直すことも必要とする。)
MPLS−VFEは、FEC/ラベルバインディング中に交換されたラベルを適用し、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークを横断するパケットに付すMACヘッダを作成する(126)。そして、交換型ドメインを横断してMPLS−VFE−Eまでパケットが転送される(128)。内部ノードは宛先MACに関して設定された転送状態を有するので、内部ノードは、ネットワーク中でのホップごとにMAC剥ぎ取り処理を行うことなく、単にパケットを転送する。故に、パケットは、交換型ドメイン32を横断するとき、内部ノードによる更なる介入を必要としない。
パケットがMPLS−VFE−Eに到着すると、MPLS−VFEはMACヘッダを剥ぎ取り、ラベルを用いて、パケットを転送すべきMPLS−PEノードを特定する。MPLS−VFEは、PHP(penultimate hop popping)を実行するよう、この段階でラベルを除去してもよい(130)。MPLS−VFE−Eはまた、リンクMACヘッダを作成してパケットを宛先MPLS−PEノードに転送してもよい(132)。
MPLS−PE2 LSRは、受信時、リンクMACヘッダを剥ぎ取り、そのパケットがMPLSパケット又はIPパケットであることを指し示し得るMACヘッダ内のイーサタイプに従ってパケットを処理する(134)。故に、MPLSノードによるパケットの受信は、MPLS LSRの動作方法の変更を必要とすることなく行われる。この例において、MPLS−PE2は、SA MACとは無関係に、自身に宛てられたパケットを手当たり次第に受信すると仮定した。
MPLSは一般的に、IPの多くの態様を再現し、且つイーサネットリンク及びLANセグメント上で動作するように設計される。故に、MPLS−VFEは、p2pリンクを介して、物理的なLANセグメントを介して、仮想LANセグメントを介して、MPLS LSRに取り付けられることができる。また、MPLS VFEは、好適な一実施形態において、ラベル処理が交換型ドメイン内の単一のMPLS−VFEでのみ行われるように変更して、トランジットI−SIDによって相互接続されてもよい。
図7は、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークにて使用されるように構成されたネットワーク要素12が取り得る一実現例を概略的に示している。ネットワーク要素12は、リンクステートルーティングプロトコルを用いてネットワークトポロジに関して、経路選択情報及びその他の情報を含む制御メッセージをネットワーク内のピアブリッジ群と交換するように構成された経路選択システムモジュール80を含んでいる。経路選択システム80によって受信された情報は、リンクステートデータベース88内に、あるいは別の手法で格納され得る。上述のように、この情報交換は、ネットワーク上のブリッジ群がネットワークトポロジの同期した視野を生成することを可能にし、それにより、経路選択システムモジュール80がネットワーク上のその他のノードへの最短経路を計算することを可能にする。経路選択システム80によって計算された最短経路は、当該計算された最短経路、マルチキャストツリー、トラフィックエンジニアリングされた経路エントリ、及びその他のエントリに基づいてネットワーク中でトラフィックを導くための適切なエントリを投入されるFIB82内にプログラムされる。
本発明の一実施形態によれば、経路選択システム80は、FEC/ラベルバインディング及び関連MACアドレスを含むルート更新を交換してもよい。リンクステート経路選択システムを介して交換された情報は、ネットワーク要素12のデータベース88内に格納され、ラベルを有するパケットに対して、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク上で入口ノードが正しい出口ノードを選択することが可能にされる。
ネットワーク要素12はまた、例えばRPFC(Reverse Path Forwarding Correction)ソース検査モジュール84など、1つ以上のその他のモジュールを含んでいてもよい。RPFCソース検査モジュール84は、到来フレーム/パケットを処理することに使用されることができ、FIB82内で検索を実行し、特定のソースMACに関して、フレームを受信したポートがFIB82内で特定されたポートと一致するかを決定し得る。入力ポートがFIB内で特定された正しいポートと一致しない場合、RPFCソース検査モジュールは、リンクステートプロトコル制御イーサネットネットワーク内でループが回避され得るよう、そのフレーム/パケットをドロップさせ得る。
フレームがRPFCソース検査モジュール84を通る場合、宛先検索モジュール86が、FIB82から、そのフレームが転送されるべき1つ以上のポートを決定する。FIBがそのDA/VIDに関するエントリを有しない場合、そのフレームは廃棄される。
理解されるように、上述のモジュール群は、単に説明のためだけのものであり、当業者に理解されるようにブリッジノードのこれら複数のモジュールの間で結合あるいは分散させて実装されてもよい。
上述の機能群は、コンピュータ読み取り可能メモリに格納されてコンピュータプラットフォーム上の1つ以上のプロセッサで実行されるプログラム命令セットとして実装され得る。しかしながら、当業者に明らかなように、ここで説明した全てのロジックは、個別部品群、例えば特定用途向け集積回路(ASIC)などの集積回路、例えばフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのプログラム可能な論理デバイスとともに使用されるプログラム可能ロジック、マイクロプロセッサ、状態マシン、又はこれらの組み合わせを含むその他のデバイスを用いて具現化されることが可能である。プログラム可能ロジックは、例えば読み出し専用メモリチップ、コンピュータメモリ、ディスク、又はその他の記憶媒体などの有形媒体に一時的あるいは永続的に定着されることができる。このような全ての実施形態が本発明の範囲に入ることが意図される。
理解されるように、図面に示し、明細書中で説明した実施形態の様々な変形及び変更が、本発明の主旨及び範囲を逸脱することなく為され得る。従って、以上の説明に包含され、添付の図面に示された全ての事項が、限定的な意味ではなく例示的な意味で解釈されることが意図される。本発明は、以下の請求項及びその均等物に定められるようにのみ限定されるものである。

Claims (15)

  1. マルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)ネットワーク内のPノードを置き換えるように、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークを使用する方法であって:
    記リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク内の仮想転送要素により、前記MPLSネットワーク内のラベルエッジルータ(LER)から、フォワーディング・イクィヴァレンス・クラス(FEC)とラベルとのバインディング(FEC/ラベルバインディング)を学習するステップ;
    前記仮想転送要素により、前記FEC/ラベルバインディングに関連するMACアドレスを学習するステップであり、該MACアドレスは前記LERのアドレスである、ステップ;及び
    前記仮想転送要素により、前記リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク上で、リンクステート広告にて、前記FEC/ラベルバインディング及び前記MACアドレスを広告するステップ;
    を有する方法。
  2. 前記MACアドレスを学習するステップは、前記LERに関連付けられたMPLS LSRインタフェースのMACアドレスの知識を保持することによって行われる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記MACアドレスを学習するステップは、前記FEC/ラベルバインディングの発信元となった前記LERのIPアドレスに関するアドレス絞り込みプロトコル(ARP)要求を起動することによって行われる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記LERは、第1のMPLSラベルスイッチルータ(LSR)に関連付けられる、請求項1に記載の方法。
  5. 前記MACアドレスは、前記MPLS LSRのポートMACアドレスである、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のMPLS LSRにより、前記リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク上の他のノードを特定するソースアドレスと、発見された前記MACアドレスを含む宛先アドレスと、を含むMACヘッダを有するパケットを受信するステップ、を更に有する請求項4に記載の方法。
  7. 前記第1のMPLS LSRにより、前記MACヘッダを除去し、次のMPLS LSRに前記パケットを転送するためのリンクMACヘッダを作成するステップ、を更に有する請求項6に記載の方法。
  8. マルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)ネットワーク内のPノードを置き換えるように、リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークを使用する方法であって:
    前記リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク上のエッジノードにより、フォワーディング・イクィヴァレンス・クラス(FEC)とMPLSラベルとのバインディング(FEC/ラベルバインディング)と該FEC/ラベルバインディングを申し出たMPLS PEネットワーク要素のMACアドレスとを含むリンクステート広告を受信するステップ;
    前記FECにパケットを伝送することに関連して、前記エッジノードにより、他のMPLS PEネットワーク要素によって使用される第2のラベルを作成するステップ;
    前記エッジノードにより、前記他のMPLS PEネットワーク要素に前記第2のラベルを配布するステップ;
    を有する方法。
  9. 前記リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク上の前記エッジノードは、MPLS仮想転送エンジン(VFE)である、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第2のラベルを配布するステップは、前記MPLS PEネットワーク要素が前記MPLS VFEと相互作用するのを可能にすることに前記MPLS PEネットワーク要素の挙動の変更が必要ないように、他のMPLS PEネットワーク要素にラベルを提供するために一般的に使用されるラベル配布プロトコル(LDP)を用いて実行される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記MACアドレスは、前記FEC/ラベルバインディングを申し出た前記MPLS PEネットワーク要素のポートMACアドレスである、請求項8に記載の方法。
  12. 前記エッジノードにより、前記第2のラベル及び前記FEC/ラベルバインディングと前記MACアドレスとの間のマッピングを管理するステップ、を更に有する請求項8に記載の方法。
  13. 前記エッジノードにより、前記ラベルを含むパケットを受信するステップ、及び前記ラベルから前記MACアドレスを決定するステップ、前記MACアドレスを用いて前記パケットのMACヘッダを作成するステップ、及び前記リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワーク上に前記パケットを転送するステップ、を更に有する請求項12に記載の方法。
  14. 前記MACヘッダは、前記エッジノードのMACアドレスに設定されたソースMACアドレスと、ラベルスイッチルータ(LSR)のMACアドレスに設定された宛先MACアドレスとを有する、請求項13に記載の方法。
  15. リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークを形成する複数のエッジノード及び内部ノードを有し、前記複数のエッジノードは、複数のマルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)ラベルエッジルータ(LER)に接続されて該複数のMPLS LER間に相互接続を提供し、
    前記リンクステートプロトコル制御のイーサネットネットワークの前記エッジノードは、前記MPLS LERからフォワーディング・イクィヴァレンス・クラス(FEC)とラベルとのバインディング(FEC/ラベルバインディング)を受信し、且つ該FEC/ラベルバインディングを関連するMACアドレスとともに広告し、該MACアドレスは前記MPLS LERのアドレスであり、且つ
    前記内部ノードは、前記FEC/ラベルバインディングを広告した前記エッジノードへの前記MACアドレスの最短経路転送状態を設定する、
    ネットワーク。
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