JP5311896B2 - 現像剤規制部材及び現像装置 - Google Patents
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Description
ない。
まず、本発明の現像剤規制部材を用いた現像装置が適用される画像形成装置の構成例について説明する。図2は、画像形成装置の概略構成を示す断面図である。
現像剤は、各色共に、平均粒径6.0μmの非磁性1成分トナーが使用されている。なお、プロセスカートリッジBの詳細については後述する。
される。なお、中間転写ベルト20上の未転写トナーは、中間転写ベルトクリーナ21によって回収される。
図3は、一方向に並列に配置された4つのプロセスカートリッジBy,Bm,Bc,Bkのうち1つのプロセスカートリッジBについて、その概略構成を示す断面図である。なお、4つのプロセスカートリッジBy,Bm,Bc,Bkは、使用するトナーが異なることを除いて、本質的にすべて同じ構成である。
図1(a)は、本発明の現像剤規制部材の実施例1を示す概略図である。
シート状弾性部材4aは現像ローラ3の長手方向の長尺で、一方の長端部を支持端として支持部材4bで支持し、もう一方の長端部を先端として現像ローラ3に当接させたものである。
支持部材4b、現像ローラ3は、図4に示したように、現像装置Dの現像容器6に支持されている。シート状弾性部材4aと支持部材4bとは、固定部4eで複数箇所溶接されている。なお、この固定は接着にしてもよい。シート状弾性部材4aは、厚さ0.1mm、先端から支持部材4bまでの自由長10mmのSUS材により構成されている。
非開口領域Bは、開口領域に挟まれ、その領域内における、現像ローラ3の回転軸Nに対する全ての平行線と開口領域を構成する開口との交点を含まない一連の領域である。この例では、1箇所目の開口領域A1と2箇所目の開口領域A2に挟まれ、現像ローラ3の回転軸Nに対する全ての平行線と開口領域A1、A2を構成する開口41c、42c、43cとの交点を含まない領域となっている。
また、この例では、非開口領域Bよりも支持部材側に存在する開口領域A2は、非開口領域Bよりも現像剤担持体側である現像ローラ3側に存在する開口領域A1と比較して、
開口面積の総和および各開口の平均面積が大きい。この例では、現像ローラ3側から、1箇所目の開口領域A1の開口が最も小さく、2箇所目の開口領域A2の開口面積が大きくなっている。
すなわち、現像ローラ3に近い側からn番目の開口領域における、総開口面積をTn、開口領域内での各開口の平均面積をAnとすると、次式の関係であるようなxが存在する。
T1<Tx、且つ、A1<Ax (2≦x≦n)
図示例の場合、nは2、xも2である。nが3以上の場合、2番目以降の開口領域のうち、少なくとも一つの領域が上式を満足していればよい。一つの領域だけが上式を満足する場合も含むし、全ての領域が上式を満足する場合も含まれる。
また、nが3以上の場合、各開口領域に挟まれる部分が非開口領域となり、nが3の場合には非開口領域は2箇所、nが4の場合には非開口領域は3箇所となる。
また、開口4cの短手方向の配列については、回転軸Nに対する全ての垂直線が、開口領域A1,A2のうち少なくともいずれか一つの開口領域の少なくともいずれかの一つの開口との交点を持つように構成されている。この配列は、シート状弾性部材上の現像領域内でなされる。
すなわち、現像領域内における現像ローラ3の回転軸に垂直な方向に沿って、開口4cが少なくとも1つは存在するように配置されている。本実施例では、開口領域A2の開口42cは、開口42cに最近接する開口43cから等距離になるように配置されている。また、開口41cは、開口41cに最近接する開口42cの中心を通り、現像ローラ3の回転軸に垂直な線と、開口41cに最近接する開口43cの中心を通り、回転軸に垂直な線から、等距離になるように配置されている。
b))について述べる。開口群は現像ローラ3の回転軸方向に沿って設けられている。なお、比較例1及び2における、シート状弾性部材の材質、厚さ、自由長は、全て本実施例で用いたシート状弾性部材と同一である。
ソフト「ABAQUS」を用いた。結果を図5に示す。
ョンを用いて当接圧分布を計算した結果を図7に示す。
各項目の評価レベルは、〇が良好なレベル、×が許容できないレベル、である。
図8は、実施例2の現像剤規制部材4を示す概略図である。
本実施例2においては、シート状弾性部材4aは金属薄板により形成され、少なくともその一部に樹脂薄膜である樹脂の薄膜シート4dを有する構成となっている。その他、開口4cの配置等は実施例1と同様の構成であり、薄膜シート4dにより少なくとも一部を覆う構成となっている。
その一部が塞がれているだけでも、トナー漏れ防止の効果は得られる。また、本実施例においては、前記薄膜シート4dは、現像ローラ3との当接面側に貼り付けられているが、上記のトナー漏れ防止のみを達成させるためには、当接面の裏面に貼り付けられていても良い。
本実施例においても、実施例1と同様の効果は得られた。
3 現像ローラ(現像剤担持体)
4 現像剤規制部材
4a シート状弾性部材
4b 支持部材
4c 開口
4d 薄膜シート
4e 固定部
9 当接部
A1,A2 開口領域
B 非開口領域
Claims (6)
- 回転可能な現像剤担持体の表面に当接するように設けられ、前記現像剤担持体上に担持された現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材において、
前記現像剤規制部材は、前記現像剤担持体に当接するシート状弾性部材と、これを支持する支持部材とで構成され、
前記シート状弾性部材には複数の開口が設けられ、
該開口の配列が、その領域内における前記現像剤担持体の回転軸に対する全ての平行線と前記開口との交点を含む一連の領域である少なくとも2箇所の開口領域と、前記開口領域に挟まれ、その領域内における、前記現像剤担持体の回転軸に対する全ての平行線と前記開口との交点を含まない、一連の領域である少なくとも一箇所の非開口領域と、を有し、
前記シート状弾性部材上の現像領域内における、前記回転軸に対する全ての垂直線が、前記少なくともいずれか一つの開口領域の少なくともいずれかの一つの開口と交点を持つように構成されており、
前記現像剤担持体に近い側からn番目の前記開口領域における、総開口面積をTn、開口領域内での各開口の平均面積をAnとすると、
T1<Tx、且つ、A1<Ax (2≦x≦n)
であるようなxが存在することを特徴とする現像剤規制部材。 - 前記開口領域の複数の開口は、前記現像剤担持体の回転軸方向に沿って、周期性を持って配列されることを特徴とする請求項1に記載の現像剤規制部材。
- 前記シート状弾性部材は金属薄板により形成され、少なくともその一部に樹脂薄膜を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の現像剤規制部材。
- 前記樹脂薄膜は、前記シート状弾性部材上の開口の、少なくとも一部を覆うことを特徴とする請求項3に記載の現像剤規制部材。
- 回転可能な現像剤担持体と、該現像剤担持体の表面に当接するように設けられ前記現像剤担持体上に担持された現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材と、を備え、前記現像剤
担持体に担持された現像剤によって像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置であって、
前記現像剤規制部材を、請求項1乃至4のいずれかの項に記載の現像剤規制部材としたことを特徴とする現像装置。 - 静電潜像を担持する像担持体と、
請求項5に記載の現像装置と、
を有し、画像形成装置本体に着脱自在に構成されたプロセスカートリッジ。
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