JP5310729B2 - アバター表示方法、アバター表示装置およびプログラム - Google Patents

アバター表示方法、アバター表示装置およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、アバター表示方法、アバター表示装置およびプログラムに関する。
近年、空間内に設置された大型ディスプレイ装置上に、そのディスプレイ装置周辺に存在するユーザに関係する情報を表示するといったシステムが検討されている。
検討されているシステムは、顔見知りでないユーザが隣にいる場合でも、ディスプレイ装置に表示された情報を手がかりとすることにより、顔見知りでないユーザに容易に話しかけることができるものである。
このようなシステムでは、不特定多数のユーザの間でのコミュニケーションの活性化を実現することができる。
そこで、このようなコミュニケーション支援システムの一例が、特許文献1に提案されている。
特許文献1に記載されたコミュニケーション支援システムに関するものは、PDP(plasma display panel)や液晶パネルなどの大型ディスプレイ装置を用いたシステムである。
この特許文献1に記載されたシステムでは、赤外線等の無線機能を有する端末を携帯したユーザがこの大型ディスプレイ装置と通信が可能な範囲内に存在する場合に、そのディスプレイ装置上に個々のユーザに対応するアニメーションキャラクター(アバターとも言う。)が表示される。そして、ディスプレイ装置上に表示されているユーザは、アニメーションキャラクターを介して他のユーザと会話を行うというものである。
このアニメーションキャラクター同士の会話は、個々のアニメーションキャラクターに対応するユーザの興味や行動履歴に基づいた内容となっている。
そのため、大型ディスプレイ装置周辺において、このアニメーションキャラクター同士の会話を見ているユーザは、この会話の内容を手がかりにお互いの情報を推測できるため、たとえ顔見知りでない相手であっても容易に話しかけることができる。
特開2001−195430号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたシステムでは、ディスプレイ装置と個々のユーザの携帯端末との通信が可能な距離に多人数のユーザが同時に存在する場合には、そのユーザ全てに対応するアバターがディスプレイ装置に同時に表示されることになる。
このような場合、特許文献1に記載されたシステムでは、アバター表示に関する制御が何ら考慮されていない。
したがって、ディスプレイ装置の近傍にいるユーザ数が増えると、ディスプレイ装置に表示されるアバターの数が増えてしまい、アバター同士が重なって表示されたり、或いは、ディスプレイ装置に表示可能なアバター数を越えてしまい、ディスプレイ装置に表示できなくなる、という問題が発生する。
また、全てのアバターを縮小して表示することにより、全てのアバターを表示することができるとも考えられるが、その場合、全てのアバターが見え辛くなってしまう、といった問題も発生する。
これらの問題は、特許文献1に記載されたシステムにおいて、一番上に表示されるアバターの選択やディスプレイ装置に表示するアバターの選択について、ユーザとディスプレイ装置の位置関係が考慮されていないため、生じるものである。
このため、特許文献1に記載されたシステムでは、ディスプレイ装置に近いユーザであっても、そのユーザのアバターがディスプレイ装置に表示されず、一方、ディスプレイ装置に遠いユーザであっても、そのユーザのアバターが表示されてしまう等の問題が発生し、ユーザに対し、適切な情報提示を行うことができない、といった問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザに対し、適切な情報提示を行うことができるアバター表示方法、アバター表示装置およびプログラムを提供することにある。
本発明によれば、ユーザに対応づけられたキャラクター画像であるアバターを、表示装置に表示させるアバター表示方法であって、
表示装置が、
前記ユーザの位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
前記ユーザと前記表示装置の位置関係に基づいて、前記表示装置にアバターが表示されるユーザを選択するユーザ選択ステップと、
実行することを特徴とするアバター表示方法が提供される。
本発明によれば、ユーザに対応づけられたキャラクター画像であるアバターを、表示装置に表示させるアバター表示装置であって、
前記ユーザの位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記ユーザと前記表示装置の位置関係に基づいて、前記表示装置にアバターが表示されるユーザを選択するユーザ選択手段と、
を備えることを特徴とするアバター表示装置が提供される。
本発明によれば、ユーザに対応づけられたキャラクター画像であるアバターを、表示装置に表示させるアバター表示装置により実行されるプログラムであって、
前記ユーザの位置情報を取得する位置情報取得手順と、
前記ユーザと前記表示装置の位置関係に基づいて、前記表示装置にアバターが表示されるユーザを選択するユーザ選択手順と、
を前記アバター表示装置に実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、ユーザに対し、適切な情報提示を行うことができるアバター表示方法、アバター表示装置およびプログラムを提供することができる。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
本実施の形態に係るアバター表示装置の構成を概念的に示した概念図である。 本実施の形態に係るアバター表示システムの概略構成を示した概略ブロック図である。 本実施の形態に係るユーザ情報記憶部に記憶されるデータベースの構成例である。 本実施の形態に係るディスプレイ情報記憶部に記憶されるデータベースの構成例である。 本実施の形態に係るアバター画像記憶部に記憶されるデータベースの構成例である。 本実施の形態に係るアバター表示システムの全体動作を示したシーケンス図である。 本実施の形態に係るアバター表示システムにおける位置取得部の全体動作を示したフローチャートである。 本実施の形態に係るアバター表示システムにおける表示ユーザ決定部の全体動作を示したフローチャートである。 本実施の形態に係るアバター表示システムにおける表示位置決定部の全体動作を示したフローチャートである。 本実施の形態に係るアバター表示システムにおいて、ディスプレイ装置にアバター画像が表示される場合の一例を示した説明図である。 第2の実施の形態に係るアバター表示システムにおけるディスプレイ情報記憶部に記憶されるデータベースの構成例である。 第2の実施の形態に係るアバター表示システムにおけるアバター画像記憶部に記憶されるデータベースの構成例である。 第2の実施の形態に係るアバター表示システムの全体動作を示したシーケンス図である。 第2の実施の形態に係るアバター表示システムにおける表示ユーザ決定部の全体動作を示したフローチャートである。 第3の実施の形態に係るアバター表示システムにおけるディスプレイ情報記憶部に記憶されるデータベースの構成例である。 第3の実施の形態に係るアバター表示システムの全体動作を示したシーケンス図である。 第3の実施の形態に係るアバター表示システムにおける表示ユーザ決定部の全体動作を示したフローチャートである。 第3の実施の形態に係るアバター表示システムにおける表示位置決定部の全体動作を示したフローチャートである。 第3の実施の形態に係るアバター表示システムにおいて、ディスプレイ装置にアバター画像が表示される場合の一例を示した説明図である。 第4の実施の形態に係るアバター表示システムにおけるディスプレイ情報記憶部に記憶されるデータベースの構成例である。 第4の実施の形態に係るアバター表示システムの全体動作を示したシーケンス図である。 第4の実施の形態に係るアバター表示システムにおける表示ユーザ決定部の全体動作を示したフローチャートである。 第4の実施の形態に係るアバター表示システムにおいて、ディスプレイ装置にアバター画像が表示される場合の一例を示した説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態に係るアバター表示装置10の構成を概念的に示した概念図である。
図1に示すアバター表示装置10は、ユーザに対応づけられたキャラクター画像であるアバターを、ディスプレイ装置(表示装置)21に表示する表示装置である。
図1のアバター表示装置10は、ユーザの位置情報を取得する位置取得部(位置情報取得手段)100と、ユーザとディスプレイ装置21の位置関係に基づいて、ディスプレイ装置21にアバターが表示されるユーザを選択するユーザ選択部210とを、構成要素として備えている。
位置取得部100は、ユーザの位置情報を取得する。そして、位置取得部100は、取得したユーザの位置情報をユーザ選択部210に送出する。
ユーザ選択部210は、位置取得部100からユーザの位置情報を取得して、取得したユーザの位置情報に基づいて、複数のユーザから、ディスプレイ装置21に表示されるアバターのユーザを選択する。
ディスプレイ装置21は、PDPディスプレイ装置、LCD(liquid crystal display)ディスプレイ装置、プロジェクタなどにより、画面上にアバターを表示する。
これにより、アバター表示装置10は、位置取得部100が取得する位置情報を用いて、ユーザとディスプレイ装置21との位置関係に基づいて、複数のユーザから、仮想空間としてのディスプレイ装置21に表示されるアバターのユーザを選択することができる。
なお、本実施の形態である第1の実施の形態から第3の実施の形態までは、位置取得部100が取得する位置情報を基に、表示ユーザ決定部200が距離を算出する実施形態について説明する。
また、第4の実施の形態では、位置取得部100が取得する位置情報を基に、表示ユーザ決定部200が複数の表示対象範囲を設定し、その複数の表示対象範囲に優先順位を割り当てて、ユーザ選択部210がディスプレイ装置21に表示されるアバターのユーザを選択する実施形態について説明する。
ここで、図1に示すアバター表示装置10は、構成及び動作を説明するために、次のような構成を備えることができる。
図2は、本実施の形態に係るアバター表示システムの概略を示した概略ブロック図である。
図2を参照すると、第1の実施の形態に係るアバター表示システムは、アバター表示装置10と、1つまたは複数の端末装置20と、1つまたは複数のディスプレイ装置21と、位置管理装置30と、ネットワーク40とを備えている。
アバター表示装置10は、各ユーザ情報、ディスプレイ情報及びアバター画像を管理する。また、アバター表示装置10は、位置管理装置30が取得したユーザの位置情報に基づいて、アバターを表示するディスプレイ装置21とアバターの表示方法を制御する。
端末装置20は、ノート型パーソナルコンピュータ、デスクトップ型パーソナルコンピュータなどのコンピュータ機能を有する装置であり、ネットワーク40経由でアバター表示装置10に接続されている。また、端末装置20は、アバター表示装置10から表示すべきアバターの画像情報及び表示位置を受け取り、ディスプレイ装置21にアバター画像を出力する。
位置管理装置30は、ユーザの位置情報を取得する機能を有している。具体的には、ユーザが携帯する無線デバイスの位置情報を、無線LAN(local area network)、赤外線、RFID(radio frequency identification)、超音波等を用いて取得する方法や、監視カメラで撮影された画像から、画像認識によってユーザの位置情報を識別する方法など、あらゆる測位方法を適用することができる。
本実施の形態では、位置管理装置30は、ユーザを、当該ユーザごとに割り当てられる識別子によって識別し、ユーザの位置情報と当該ユーザの位置情報に対応づけられる識別子とをアバター表示装置10に送信する。
なお、図2の機能ブロック図では、アバター表示装置10の外部に位置管理装置30が設けられているが、本実施の形態はこれに限らず、アバター表示装置10と同一装置内に、位置管理装置30を備えるように構成しても良い。
ネットワーク40は、アバター表示装置10と、端末装置20を接続するものであり、ネットワークを構築できれば有線であっても無線であっても構わない。
また、本実施の形態では、ディスプレイ装置21と、アバター表示装置10と、端末装置20と、位置管理装置30とが別装置として構成されているが、ディスプレイ装置21と同一の装置内に、アバター表示装置10と、端末装置20と、位置管理装置30とを備えるように構成しても良い。この場合、ネットワーク40は不要となる。
次に、図2に示したアバター表示装置10を構成する各部の機能について、以下に説明する。
図2に示すアバター表示装置10は、位置取得部100と、表示ユーザ決定部200と、表示位置決定部300と、アバター表示部400と、ユーザ情報記憶部500と、ディスプレイ情報記憶部600(表示情報記憶手段)及びアバター画像記憶部700を備えている。
また、アバター表示装置10は、位置取得部100において取得する位置情報と、当該位置情報に対応づけられる識別子とを記憶するユーザ情報記憶部500と、ディスプレイ装置21を制御する表示制御情報を記憶するディスプレイ情報記憶部600と、ディスプレイ情報記憶部600において記憶される表示制御情報と、ユーザ情報記憶部500において記憶される位置情報及び識別子とに基づいて、ディスプレイ装置21に表示されるアバターの表示位置を決定する表示位置決定部300とを備えることを特徴としている。
位置取得部100は、位置管理装置30からユーザの位置情報を取得して、そのユーザの位置情報を表示ユーザ決定部200に通知する。
表示ユーザ決定部200は、ユーザ選択部210を備え、位置取得部100から取得したユーザの位置情報と、ユーザ情報記憶部500から取得したユーザ情報から、ディスプレイ装置21に表示すべきアバターのユーザを決定する。
また、表示ユーザ決定部200は、ユーザ情報記憶部500から位置情報と識別子とを読み出して、読み出された識別子に対応するユーザと読み出された位置情報とに基づいて、ユーザとディスプレイ装置21との距離を算出する。
表示位置決定部300は、表示ユーザ決定部200が決定したユーザのユーザ情報に基づいて、ディスプレイ装置に表示すべきユーザのアバターと表示位置を決定し、アバター表示部400に通知する。
アバター表示部400は、表示位置決定部300から通知されたアバターとその表示位置に基づいて、アバター画像記憶部700から該当するアバター画像を取得し、端末装置20を介してディスプレイ装置21にアバターを表示する。
ユーザ情報記憶部500は、位置取得部100が位置管理装置30から取得したユーザの現在位置情報を記憶しておくデータベースである。
図3は、ユーザ情報記憶部500が記憶するデータベースの構成例を示したものである。
図3に示すユーザ情報記憶部500の構成例では、ユーザを識別するためのパラメータであるユーザID510と、個々のユーザの現在位置情報を示すパラメータである位置情報520とを備えている。
図3に示す構成例では、位置情報520のパラメータ中の登録情報は、位置情報を同一のシステム内でのみ有効なローカルな2次元座標の形で表現している例を示している。
但し、これ以外にも、緯度経度などの座標系や、部屋名、住所といった論理情報など、位置管理装置30が取得する位置情報の形式に応じて、他のあらゆる形式を用いることが可能である。
ディスプレイ情報記憶部600は、個々のディスプレイ装置21に関して、アバター表示の制御に必要となるディスプレイ情報を記憶しておくデータベースである。
図4は、ディスプレイ情報記憶部600が記憶するデータベースの構成例を示したものである。
図4に示すディスプレイ情報記憶部600の構成例は、個々のディスプレイ装置21に割り当てられたディスプレイID610と、ディスプレイ装置21の設置場所を示すパラメータである設置位置情報620と、各ディスプレイ装置21がアバター表示を行う対象とするエリアを示すパラメータの表示対象範囲630及び最大何人のユーザのアバターを同時に表示するかを示すパラメータである最大表示数640で構成される。
図4に示す構成例では、設置位置情報620及び表示対象範囲630に登録されている情報の値は、図3で示したユーザ情報記憶部500の位置情報520と同様に、位置情報及び表示対象範囲を同一のシステム内でのみ有効なローカルな2次元座標の形で表現している例を示している。
但し、これ以外にも、緯度経度などの座標系や、部屋名、住所といった論理情報など、位置管理装置30が取得する位置情報の形式に応じて、他のあらゆる形式を用いることが可能である。
なお、ユーザの位置情報が座標情報として扱われている場合には、図4に示すように表示対象範囲630に登録されている座標値の範囲を登録しておくことにより、ユーザの位置座標が得られた時に、そのユーザが表示対象範囲内に存在するか否かを判定することが可能である。
一方、位置情報が部屋名、住所といった位置名称で扱われる場合には、表示対象範囲630に含まれる全ての位置名称をリスト形式で登録しておくことにより、ユーザの現在位置を示す位置名称がそのリスト内に存在するか否かによって、ユーザが表示対象範囲内に存在するか否かを判定することが可能である。
アバター画像記憶部700は、個々のユーザとアバター画像との対応を管理するためのデータベースである。
図5は、アバター画像記憶部700が記憶するデータベースの構成例を示したものである。
図5に示すアバター画像記憶部700の構成例は、ユーザを識別するためのパラメータであるユーザID710と、個々のユーザに対応するアバターを示すパラメータであるアバター画像ファイル720で構成される。
なお、本実施の形態において、位置取得部100と、ユーザ選択部210と、ディスプレイ装置21は、図1で説明した同一の機能を有している。
次に、本実施の形態に係るアバター表示システムの全体の動作について図面を参照して詳細に説明する。
図6は、本実施の形態におけるアバター表示システムの全体の動作を示したシーケンス図である。
また、図7、図8及び図9は、位置取得部100、表示ユーザ決定部200及び表示位置決定部300の各動作を示したフローチャートである。
なお、図6のシーケンス図と、図7、図8及び図9のフローチャートとの同一の処理を行う箇所については、同一の処理番号を付し、説明を省略する。
図6に示すように、本実施の形態におけるアバター表示システムは、まず、位置管理装置30がユーザの位置情報の変化を検出すると、その変化したユーザの位置情報を位置取得部100に通知する(ステップA−1)。
そして、位置取得部100は、ユーザ情報記憶部500に登録されている当該ユーザの位置情報を更新し(ステップA−2)、当該ユーザのユーザ情報(ユーザID、位置情報)を表示ユーザ決定部200に通知する(ステップA−3)。
なお、ステップA−1では、ユーザの位置情報の変化は、位置管理装置30が検出する場合について示したが、位置取得部100が定期的に位置管理装置30から全ユーザの位置情報を取得し、ユーザ情報記憶部500に登録済みの個々のユーザの位置情報と比較することにより、位置取得部100がユーザの位置情報の変化を検出する方式を適用するようにしても良い。
表示ユーザ決定部200は、位置取得部100からユーザIDと位置情報を取得すると、取得したユーザIDと位置情報を基に、ディスプレイ情報記憶部600を検索し(ステップA−4)、当該ユーザの位置情報を表示対象範囲に含むディスプレイ装置のディスプレイ情報(ディスプレイID、設置位置情報、表示対象範囲、最大表示数)を取得する(ステップA−5)。
なお、図8のフローチャートでは、ディスプレイ情報が登録されている場合には(ステップA−5AのYes)、ステップA−6へ進み、一方、ディスプレイ情報が登録されていない場合には(ステップA−5AのNo)、終了することを示している。
そして、表示ユーザ決定部200は、ディスプレイ情報の表示対象範囲内に存在する全ユーザのユーザIDと位置情報について、ユーザ情報記憶部500を検索し(ステップA−6)、当該ディスプレイ情報の表示対象範囲内に存在する全ユーザのユーザIDと位置情報を取得する(ステップA−7)。
なお、表示ユーザ決定部200が行うステップA−6、A−7の処理は、個々のディスプレイ装置の表示対象範囲内に存在する全ユーザのユーザIDとユーザの位置情報を記録するデータベースを保持しておき、このデータベースを検索するといった方法で実現するようにしても良い。
そして、表示ユーザ決定部200は、ステップA−7で取得したユーザ情報の数が当該ディスプレイ装置の最大表示数を超えている場合には(ステップA−7AのYes)、表示ユーザ決定部200が個々のユーザの位置情報と当該ディスプレイ装置の設置位置情報を基に、ユーザと当該ディスプレイ装置の距離を算出する(ステップA−8)。
なお、ステップA−8における距離の算出方法に関しては、ユーザの位置情報と当該ディスプレイ装置21の設置位置情報が座標情報として登録されている場合には、その2点間を結ぶ直線の長さを求めることにより算出することができる。
一方、部屋名などの位置名称で登録されている場合には、個々の位置名称とそれに対応する座標情報を記録しておくデータベースを別途用意し、これを検索することで各位置名称に対応する座標情報を取得して、距離の算出を行うといった方式を適用するようにしても良い。
そして、ユーザ選択部210は、表示ユーザ決定部200によって算出された距離が近い順に、最大表示数で定められた数までのユーザを選択する(ステップA−9)。
なお、ユーザと当該ディスプレイ装置21との距離が等しいユーザが複数存在することにより、距離だけでは最大表示数以内にユーザの数を絞り込めない場合には、ユーザ情報記憶部500において位置情報の更新時刻を管理可能とし、位置情報の更新時刻が新しいユーザを優先して選択することにより、最大表示数以内にユーザ数を絞り込むようにしても良い。
そして、表示ユーザ決定部200は、選択されたユーザのユーザ情報と当該ディスプレイ装置のディスプレイ情報とを、表示位置決定部300に通知する(ステップA−10)。
一方、表示ユーザ決定部200は、ユーザ情報の数が最大表示数を超えていない場合には(ステップA−7AのNo)、ステップA−8及びステップA−9の処理は行わず、ステップA−10で全てのユーザ情報を表示位置決定部300に通知する。
なお、表示ユーザ決定部200は、ステップA−6において、複数のディスプレイ情報が得られた場合には、個々のディスプレイ情報に対して、ステップA−7からステップA−10までの処理を行うものとする。
そして、表示位置決定部300は、表示ユーザ決定部200からディスプレイ情報(ディスプレイID、設置位置情報)及びユーザ情報(ユーザID、位置情報)を取得すると、ディスプレイ装置に表示するユーザのアバター画像を、アバター画像記憶部700から検索し(ステップA−11)、表示ユーザ決定部200から取得した全ユーザ情報に対応するアバター画像を取得する(ステップA−12)。
そして、表示位置決定部300は、取得したユーザ情報に基づいて、ディスプレイ装置21に表示する各ユーザのアバター画像のディスプレイ装置上の表示位置を決定する(ステップA−13)。
そして、表示位置決定部300は、個々のユーザのアバター画像と、ステップA−13で決定した個々のユーザのアバター画像の表示位置及びそのアバター画像を表示するディスプレイ装置21のディスプレイIDをアバター表示部400に通知する(ステップA−14)。
そして、アバター表示部400は、内部で管理するディスプレイIDと、該当するディスプレイ装置21が接続された端末装置20のIPアドレスに基づいて、表示するディスプレイ装置21を決定し、端末装置20を介して該当するディスプレイ装置21にアバター画像の表示を行う(ステップA−15)。
なお、図6のシーケンス図および図7、図8、図9のフローチャートで説明したアバター表示装置10の各構成要素の処理の全部または一部は、ハードウェアで実現されてもよいし、あるいは、プロセッサに処理を実行させるプログラム(またはプログラムコード)で実現されてもよい。プロセッサは、不揮発性メモリなどの記録媒体からそのプログラムを読み出し実行する。
図10は、本実施の形態に基づいて、実際にディスプレイ装置21にアバター画像が表示される場合の一例を示した説明図である。
図10の空間内に存在するユーザ(User00001〜User00004)は、図3に示したユーザ情報記憶部500の構成例中に記載されているユーザ(ユーザID:00001〜00004)の登録情報を引用しているものとする。
また、図10の空間内に設置されているディスプレイ装置21は、図4に示したディスプレイ情報記憶部600の構成例に記載されているディスプレイ装置(ディスプレイID:D10001)の登録情報を引用しているものとする。
つまり、図10の例では、表示対象範囲22は、X座標、Y座標とも0以上、10以下の範囲を対象としており、また、表示対象範囲22には、4人のユーザが存在していることを示している。
しかしながら、ディスプレイ情報記憶部600(図4)に登録されているディスプレイ装置21の最大表示数は3であるため(ディスプレイID:D10001を参照)、ディスプレイ装置21の設置位置から近い順に3人のユーザ(User00001〜00003)のみが選択され、そのユーザのアバター画像のみがディスプレイ装置に表示されている。
以上説明したように本実施の形態によれば、ユーザ表示システムは、ディスプレイ装置21とユーザの距離に近い順に、ユーザのアバターを優先的に表示することにより、ディスプレイ装置21を見ている可能性が高いユーザのアバターを優先して表示することができる。
これにより、本実施の形態によれば、ユーザ表示システムは、ユーザに対し、適切な情報提示を行うことができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
(第2の実施の形態)
次に発明に係る第2の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
第2の実施の形態では、個々のディスプレイ装置21の解像度、画面サイズ及び、アバター画像のサイズが異なる場合でも、ディスプレイ装置21に実際に表示されるアバター画像のサイズを一定以上の大きさで表示可能とする方式について説明する。
第1の実施の形態では、表示するユーザの選択は、ディスプレイ情報記憶部600(図4)に予め登録された最大表示数640の範囲内の数で、ディスプレイ装置21との距離が近い順番で決定される例を示した。
しかしながら、第1の実施の形態では、ディスプレイ装置21ごとに解像度、画面サイズが異なる上、アバター画像も個別にサイズがことなるときには、予め最大表示数を規定できない。
そこで、第2の実施の形態では、予め最大表示数を規定せずに、ディスプレイ装置21の表示領域の範囲内で、ディスプレイ装置21との距離が近い順に、表示するユーザのアバターを選択し、表示することができる実施の形態について説明する。
また、その際には、個々のディスプレイ装置21の画面サイズ、解像度、アバター画像のサイズ及び実際に表示されるアバター画像の表示サイズの最低値のうち、少なくとも何れか1つを考慮するものとし、また、これらを組み合わせて考慮しても差し支えない。なお、アバター画像の表示サイズの最低値とは、ユーザが視覚的に認識できる値としての表示サイズの最小値であって、ユーザが任意に設定可能な値とする。
図11は、第2の実施の形態に係るディスプレイ情報記憶部650の構成例である。
図11に示すディスプレイ情報記憶部650は、最大表示数640の代わりに、画面解像度641、画面サイズ642を有している。
なお、第2の実施の形態では、図11に示した構成例は、画面解像度641の単位がピクセルで、画面サイズ642の単位がインチ(1インチ=2.54cm)で登録されているものとする。
図12は、第2の実施の形態におけるアバター画像記憶部750の構成例である。
図12に示すアバター画像記憶部750の構成例では、第1の実施の形態で示したアバター画像記憶部700(図5)と比較して、個々のアバター画像のサイズを示すファイルサイズ730と、実際にディスプレイ装置21に表示される際の最低限の表示サイズとして定められる最低表示サイズ740とが追加されている点が、第1の実施の形態と異なる。
なお、第2の実施の形態では、図12で示した構成例の場合、ファイルサイズ730の単位はピクセル、最低表示サイズ740の単位はcmで登録されているものとする。
また、第2の実施の形態において、アバター表示システムとして他の構成及び各記憶部の構成は、第1の実施の形態と同じであるため、その説明を省略する。
次に、第2の実施の形態に係るアバター表示システムの全体の動作について図面を参照して詳細に説明する。
図13は、第2の実施の形態におけるアバター表示システムの全体の動作を示したシーケンス図である。
また、図14は、表示ユーザ決定部200の動作を示したフローチャートである。
なお、図13及び図14において第1の実施の形態と同一の部分に関しては、同一符号を付してその説明を省略する。
まず、ステップA−3において、位置情報が変化したユーザのユーザ情報を取得した表示ユーザ決定部200は、ディスプレイ情報記憶部650を検索し(ステップA−4)、当該ユーザの位置情報を表示対象範囲に含むディスプレイ情報(ディスプレイID、表示対象範囲、画面解像度、画面サイズ)を取得する(ステップB−5)。
なお、図14のフローチャートでは、ディスプレイ情報が登録されている場合には(ステップB−5AのYes)、ステップB−6へ進み、一方、ディスプレイ情報が登録されていない場合には(ステップB−5AのNo)、終了することを示している。
そして、表示ユーザ決定部200は、取得したディスプレイ情報の表示対象範囲内に現在の位置が登録されている全ユーザのユーザ情報をユーザ情報記憶部500から検索し(ステップB−6)、該当するユーザ情報を取得する(ステップB−7)。
そして、表示ユーザ決定部200は、取得した全てのユーザ情報に対応するアバター画像とファイルサイズ及び表示サイズをアバター画像記憶部750から検索し(ステップB−8)、該当するアバター画像とファイルサイズ及び表示サイズを取得する(B−9)。
そして、表示ユーザ決定部200は、表示ユーザ決定部200が、ステップB−7で取得した全ユーザ情報から、個々のユーザとディスプレイ装置21との距離を算出する(ステップB−10)。
そして、表示ユーザ決定部200は、ユーザ選択部210が、ユーザとディスプレイ装置21との距離が最も近いユーザを選択する(ステップB−11−1)。
そして、そのユーザのアバター画像のファイルサイズと、その最低表示サイズ、当該ディスプレイ装置の画面サイズ及び画面解像度から、そのアバター画像を当該ディスプレイ装置に表示した場合に、最低表示サイズを満たしているかどうかを検証する(ステップB11−2)。
この場合、例えば、アバター画像のファイルサイズ×(画面サイズ/解像度)≦最低表示サイズ、をWidth、Heightのどちらか一方または双方に関して行うことで検証可能である。そして、最低表示サイズを満たしていない場合には(ステップB−11−2のNo)、最低表示サイズを満たすようにアバター画像の拡大率を決定する(ステップB−11−3)。
一方、最低表示サイズを満たしている場合には(ステップB−11−2のYes)、ステップB−11−3の処理は行わないものとする。
そして、表示ユーザ決定部200は、表示領域が残されているかどうかを検証する(ステップB−11−4)。
この検証は、表示ユーザとして既に決定したユーザのアバター画像のファイルサイズと、当該ディスプレイ装置の画面解像度より求めることが可能である。そして、表示領域が残されている場合には(ステップB−11−4のYes)、このユーザを表示ユーザに決定する(ステップB−11−5)。
そして、ユーザと当該ディスプレイ装置との距離が、次に最短のユーザを選択し(ステップB−11−6)、表示領域が不足するまで、ステップB−11−2からステップB11−6までの処理を繰り返す。
そして、表示領域が不足したと判断した時点で(ステップB−11−4のNo)、それまで表示ユーザとして決定していたユーザを、アバターを表示するユーザに決定する。
表示ユーザを決定した後に、表示ユーザ決定部200は、選択したユーザのユーザ情報、アバター画像、そのアバター画像の拡大率(拡大が必要なアバター画像のみ)及びディスプレイIDを、表示位置決定部300に通知する(ステップB−12)。
そして、表示位置決定部300は、取得したユーザの位置情報に基づいて表示位置を決定し(ステップA−13)、アバター表示部400に表示するアバター画像、そのアバター画像の拡大率(拡大が必要なアバター画像のみ)その表示位置を通知する(ステップB−14)。
表示位置の通知を受けたアバター表示部400は、表示するディスプレイ装置21を決定し、端末装置20を介して当該ディスプレイ装置21にアバター画像の表示を行う(ステップB−15)。
この際、拡大率が指定されているアバター画像に関しては、拡大率に基づいて拡大して表示を行う。なお、ステップA−13の処理については、第1の実施の形態と同一であるため同一符号を付して、その詳細の説明を省略する。
以上説明したように第2の実施の形態では、第1の実施の形態における効果に加え、更に、ディスプレイ装置21の表示画面サイズ、解像度、表示すべきアバター画像ファイルのサイズ及びアバターの要求表示サイズのうち少なくとも何れか1つにより、要求した表示サイズでアバター画像を表示することができる。
これにより、第2の実施の形態によれば、このユーザ表示システムは、ユーザに対して、最適なサイズでアバターをディスプレイ装置21に表示することができるので、より適切な情報提示を行うことができる。
(第3の実施の形態)
次に本発明に係る第3の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
特許文献1に記載されたシステムでは、表示するアバターの数が多くなった場合、全てのアバターのサイズを縮小することにより画面内に収めることが可能であるが、この場合、全てのアバターが一様に見え辛くなってしまうといった問題があった。
そこで、第3の実施の形態では、ユーザとディスプレイ装置との距離に応じて、アバターのサイズ変更を制御する方式について説明する。
なお、第3の実施の形態では、ディスプレイ装置を見ている確率の高い(ディスプレイ装置との距離が近い)ユーザのアバターは縮小することなく表示され、ディスプレイ装置を見ている確率の低い(ディスプレイ装置との距離が遠い)ユーザのアバターは縮小して表示される、といったことを可能とする。
第3の実施の形態におけるアバター表示システムの構成は、第1の実施の形態と比較して、ディスプレイ情報記憶部660のパラメータ構成が異なる他は同一の構成である。
従って、ディスプレイ情報記憶部660以外の機能や動作の説明は省略する。
図15は、第3の実施の形態に係るディスプレイ情報記憶部660の構成例である。
図15に示すディスプレイ情報記憶部660の構成例は、最大表示数640の代わりに、表示サイズ(100%)643と表示サイズ(50%)644とを含む最大表示サイズ645を有している。
第3の実施の形態では、各ディスプレイ装置はユーザのアバター画像を表示する際に、表示サイズ(100%)と表示サイズ(50%)の2段階の表示サイズの何れかを選択してアバター画像を表示する。
そこで、図15に示すように、第3の実施の形態では、最大表示数のパラメータが、表示サイズ(100%)643と表示サイズ(50%)644の2種類のパラメータに分けて登録されている。
次に第3の実施の形態の動作について図面を参照して詳細に説明する。
図16は、本実施の形態における全体の動作を示したシーケンス図である。また、図17及び図18は、表示ユーザ決定部200及び表示位置決定部300の動作を示したフローチャートである。
なお、位置取得部100の動作については、第1の実施の形態と同一であるため、その説明を省略する。また、図16、図17及び図18において、第1の実施の形態で示した動作と同一である部分についても、同一符号を付してその説明を省略する。
図16のシーケンス図で示す通り、ステップA−1からステップA−8までの処理は、第1の実施の形態で示した動作とほぼ同一である。
しかしながら、図17のフローチャートに示すように、表示ユーザ決定部200は、ステップA−7でユーザ情報を取得した後、各ユーザとディスプレイ装置21との距離を算出し(ステップA−8)、取得したユーザ情報の数が、最大表示数(表示サイズ(100%)643及び表示サイズ(50%)644の値の合計)を超えているかどうかを確認し(ステップA−8A)、この最大表示数を超えている場合には(ステップA−8AのYes)、当該ディスプレイ装置との距離が近い順に、最大表示数までのユーザ情報のみを選択する(ステップC−9)。
一方、取得したユーザ情報の数が最大表示数を超えていない場合には(ステップA−8AのNo)、ステップC−9の処理は行わず、全ユーザ情報を用いるものとする。
そして、表示ユーザ決定部200は、表示位置決定部300にアバターを表示すべきディスプレイ装置のディスプレイ情報(ディスプレイID、設置位置情報)と、ユーザ情報(ユーザID、位置情報)及び個々のアバターを、どの表示サイズで表示すべきかを表示位置決定部300に通知する(ステップC−10)。
この際に、各アバターの表示サイズは、各表示サイズの表示可能数と、各ユーザと当該ディスプレイ装置との距離の近さに基づいて、決定される。
つまり、当該ディスプレイ装置との距離が近い順に表示サイズ(100%)643を割り当てて行き、表示サイズ(100%)643の表示可能数を超えた後は、表示サイズ(50%)644を割り当てることができる。
表示位置決定部300は、表示ユーザ決定部200からディスプレイ情報(ディスプレイID、設置位置情報)と、ユーザ情報(ユーザID、位置情報)及び各アバターの表示サイズを取得すると、アバター画像をアバター画像記憶部700から検索し(ステップC−11)、表示ユーザ決定部200から取得した全ユーザ情報に対応するアバター画像を取得する(ステップC−12)。
そして、表示位置決定部300は、取得したユーザの位置情報に基づいて表示位置を決定し(ステップA−13)、アバター表示部400に表示するアバター画像とその表示位置に加え、表示サイズを通知する(ステップC−14)。
そして、アバター表示部400は、この通知を受けると表示するディスプレイ装置21を決定し、端末装置20を介して当該ディスプレイ装置21に、ステップA−13において通知された表示位置、表示サイズに基づいて、アバター画像の表示を行う(ステップC−15)。
具体的には、表示サイズ(100%)643に指定されたユーザのアバター画像については、サイズの修正無しにそのまま表示し、一方、表示サイズ(50%)644に指定されたユーザのアバター画像については、元の画像サイズから50%縮小した状態で表示する。
なお、本実施の形態では、アバターの表示サイズを表示サイズ(100%)、表示サイズ(50%)といったように2段階で分ける例を示したが、本実施の形態はこれに限定されるものではなく、より細かい単位で分けることも可能とする。
また、アバター画像記憶部700において、各ユーザに対応するアバター画像を、表示サイズごとに対応したアバター画像を複数用意しておき、ディスプレイ装置表示を行う際に、アバター画像の拡大、縮小を行わずに、決定された表示サイズに応じたアバター画像を選択して表示するといったことも可能である。
なお、表示サイズごとに最大表示数を固定的に規定せずに、合計サイズが規定のサイズを超えず、かつ、できるだけ表示サイズの大きいアバターの数を最大にするように各表示サイズにおけるアバターの数を動的に決定することも可能である。
具体的には、例えばアバターの表示数の最大値を5、全てのアバターの表示サイズの合計の最大値を400とした場合に、表示サイズ(100%)のアバターをX個、表示サイズ(50%)のアバターをY個表示するとして、次式を満たすXとYにより、各表示サイズに割り当てるアバター数を決定することができる。
(数1)
X+Y≦5、100×X+50×Y≦400・・・(1)
この数式(1)を用いると、例えば、アバター数が4までは、全てのアバターを表示サイズ(100%)で表示可能であり、またアバター数が5となったときには、表示サイズ(100%)が3で、表示サイズ(50%)が2である、といった可能な限り大きいサイズで表示されるアバター数を多くすることが可能となる。
図19は、第3の実施の形態に基づいて、実際にディスプレイ装置21にアバター画像が表示される場合の一例を示した説明図である。
図19に示した例では、図10の場合と同一のユーザ情報(図3のユーザ情報記憶部500の構成例の登録情報)を引用しているものとする。
一方、ディスプレイ情報記憶部660の登録情報に関しては、図15に記載の登録情報(ディスプレイID:D10001)を引用している。
図19に示すとおり、第3の実施の形態では、第1の実施の形態では表示されていなかったUser00004のアバター画像が、画像が縮小されて表示されていることが分かる。
このように、本実施の形態では、ディスプレイ装置21からの距離が遠いユーザのアバター画像についても、縮小して表示することが可能となる。
以上説明したように第3の実施の形態によれば、ユーザとディスプレイ装置21との距離に応じて、アバターのサイズ変更を制御する方式により、ディスプレイ装置21を見ている確率の高い(ディスプレイ装置との距離が近い)ユーザのアバターは縮小することなく表示され、ディスプレイ装置21を見ている確率の低い(ディスプレイ装置との距離が遠い)ユーザのアバターは縮小して表示され、ユーザに対し、適切な情報提示を行うことができる。
(第4の実施の形態)
次に本発明に係る第4の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
これまで説明した第1から第3の実施の形態では、ユーザとディスプレイ装置21との距離を求める形態があったが、本実施の形態では、ユーザとディスプレイ装置21との距離の算出を必要としない方式について説明する。
具体的には、ディスプレイ情報記憶部600(図4)において、ディスプレイ装置21ごとに管理される表示対象範囲630を、ディスプレイ装置21から近い順に優先順位付けして複数の範囲に分類して管理しておき、ディスプレイ装置21に近い範囲に存在するユーザを、他の範囲に存在するユーザよりも優先して、アバターを表示するユーザとして選択する。
図20は、第4の実施の形態に係るディスプレイ情報記憶部670の構成例である。なお、他の構成については、第1の実施の形態と同一であるため、その説明を省略する。
図20に示すように、第4の実施の形態では、ディスプレイ情報記憶部600の表示対象範囲630(図4)を、表示対象範囲A631、表示対象範囲B632というように複数の範囲に分類して管理している。尚、本実施の形態の説明では、表示対象範囲A631が、表示対象範囲B632よりも、アバターを表示する優先度が高い範囲の場合の例として説明する。
また、本実施の形態では、表示対象範囲A631、表示対象範囲B632の登録情報として座標情報を用いているが、これは位置管理装置30から得られる位置情報が座標情報である場合である。位置管理装置30から得られる位置情報が、例えば個々の領域を識別するゾーンIDやゾーン名称などであれば、表示対象範囲A631、表示対象範囲B632に登録する情報も、ゾーンID、ゾーン名称といった形式の情報を登録することができる。
次に、第4の実施の形態の動作について図面を参照して詳細に説明する。
図21は、第4の実施の形態における全体の動作を示したシーケンス図である。また、図22は、表示ユーザ決定部200の動作を示したフローチャートである。
なお、位置取得部100及び表示位置決定部300の動作については、第1の実施の形態と同一であるため、その説明を省略する。また、図21、図22において、第1の実施の形態で示した動作と同一である部分についても、同一符号を付してその説明を省略する。
図21のシーケンス図で示す通り、ステップA−1からステップA−4までの処理は、第1の実施の形態で示した動作と同一である。
図21のシーケンス図に示すように、表示ユーザ決定部200は、ステップD−5において、ディスプレイ情報記憶部670に格納されたディスプレイ情報(ディスプレイID610、表示対象範囲A631、表示対象範囲B632、最大表示数640)を取得する。
そして、表示ユーザ決定部200は、ユーザ情報記憶部500を検索し、アバターを表示する優先度の高い表示対象範囲A631内に存在するユーザ情報を見つけ出す(ステップD−6)。
また、表示ユーザ決定部200は、見つけ出された表示対象範囲A631内に存在するユーザ情報を、ユーザ情報記憶部500から取得する(ステップD−7)。
ここで、取得したユーザ情報の数が、当該ディスプレイの最大表示数640に登録された数未満の場合には、すなわち、取得したユーザ情報の数が最大表示数640を満たしていない場合には(ステップD−7AのNo)、ユーザ情報記憶部500を検索し、さらに、表示対象範囲B632内に存在するユーザ情報を見つけ出す(ステップD−8)。
そして、表示ユーザ決定部200は、見つけ出された表示対象範囲B632内に存在するユーザ情報をユーザ情報記憶部500から取得する(ステップD−9)。なお、最大表示数640を満たしている場合は、ステップD−8およびD−9の処理は行わないものとする。
次に、表示ユーザ決定部200は、取得したユーザ情報を持つユーザの中から、アバターを表示するユーザを選択する(ステップD−10)。ここで、取得したユーザ情報の総数が最大表示数を超えている場合には、アバターを表示する優先度の高い表示対象範囲A631内に存在するユーザを優先して選択するものとする。
なお、同一の表示対象範囲内に最大表示数を超えるユーザが存在するような、表示対象範囲の優先度だけではユーザを絞り込めない場合には、ユーザ情報記憶部500において位置情報の更新時刻を管理可能とし、更新時刻が新しいユーザを優先して選択することにより、最大表示数以内にユーザ数を絞り込むようにしても良い。
そして、表示ユーザ決定部200は、選択されたユーザのユーザ情報と当該ディスプレイ装置のディスプレイ情報とを、表示位置決定部300に通知する(ステップA−10)。以降の処理については、第1の実施の形態の動作と同一であるため、その説明を省略する。
図23は、本実施の形態に基づいて、実際にディスプレイ装置21にアバター画像が表示される場合の一例を示した説明図である。
図23の空間内に存在するユーザは、図3に示したユーザ情報記憶部500の構成例中に記載されているユーザの登録情報を引用しているものとする。また、図23の空間内に設置されているディスプレイ装置21は、図20に示したディスプレイ情報記憶部670の構成例に記載されているディスプレイ装置(ディスプレイID:D10001)の登録情報を引用しているものとする。
つまり、図23の例では、表示対象範囲23は、ディスプレイ装置21の表示対象範囲A631に登録されている範囲を示し、表示対象範囲24は、ディスプレイ装置21の表示対象範囲B632に登録されている範囲を示している。
また、表示対象範囲23には3人のユーザが存在し、表示対象範囲24には1人のユーザが存在し、合計で4人のユーザが存在していることが分かる。
しかしながら、本実施の形態では、ディスプレイ情報記憶部670に登録されている当該ディスプレイの最大表示数は3人であるため、優先度の高い表示対象範囲23に存在する3人のユーザのアバターのみが、ディスプレイ装置21に表示されている。
以上説明したように本実施の形態によれば、ディスプレイ装置21ごとに管理される表示対象範囲630(図4)を、ディスプレイ装置21から近い順に優先順位付けして複数の範囲に分類して管理しておき(図20の表示対象範囲A631及びB632)、ディスプレイ装置21に近い表示対象範囲に存在するユーザを、他の表示対象範囲に存在するユーザよりも優先して、アバターを表示するユーザとして選択することにより、ディスプレイ装置21とユーザの距離を算出することなく、ディスプレイ装置21に近いユーザのアバターを優先して表示することができる。
尚、本実施の形態では、表示対象範囲を2つに分ける場合について説明したが、本実施の形態はこれに限らず、3つ以上に表示対象範囲を分ける場合についても同様に、3段階かそれ以上の優先順位付けをした表示対象範囲のパラメータをディスプレイ情報記憶部650で管理可能とすることにより、同様の方式で実現することができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一つの構成要素として形成されていること、一つの構成要素が複数の構成要素で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
この出願は、2008年9月1日に出願された日本出願特願2008−223982を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
上記の各実施形態及び各変形例の一部又は全部は、以下の付記のようにも特定され得る。
(付記1)ユーザに対応づけられたキャラクター画像であるアバターを、表示装置に表示させるアバター表示方法であって、上記表示装置が、ユーザの位置情報を取得する位置情報取得ステップと、当該ユーザと上記表示装置の位置関係に基づいて、上記表示装置にアバターが表示されるユーザを選択するユーザ選択ステップと、を実行することを特徴とするアバター表示方法。
(付記2)上記ユーザ選択ステップは、ユーザと上記表示装置の位置関係として、ユーザと上記表示装置との距離に基づいて、上記表示装置にアバターが表示されるユーザを選択することを特徴とする付記1に記載のアバター表示方法。
(付記3)上記位置情報取得ステップにおいて取得した位置情報と、当該位置情報に対応づけられる識別子とを記憶するユーザ情報記憶ステップと、上記表示装置を制御する表示制御情報を記憶する表示情報記憶ステップと、この表示情報記憶ステップにおいて記憶される表示制御情報と、上記ユーザ情報記憶ステップにおいて記憶される位置情報及び識別子とに基づいて、上記表示装置に表示されるアバターの表示位置を決定する表示位置決定ステップと、を更に含み、上記表示位置決定ステップは、当該表示位置に、選択されたアバターを表示させることを特徴とする付記1または付記2に記載のアバター表示方法。
(付記4)上記ユーザ選択ステップは、上記表示装置の表示画面の表示領域内に表示可能な範囲内で、上記表示装置との距離が近い順に、上記表示装置にアバターが表示されるユーザを選択し、上記表示位置決定ステップは、上記表示装置の画面のサイズ、解像度及び前記ユーザのアバターの画像サイズの少なくとも何れか1つに基づいて、実際に上記表示装置に表示される際のアバターの表示サイズを所定のサイズ以上にして、上記表示装置に当該アバターを表示させることを特徴とする付記3に記載のアバター表示方法。
(付記5)上記ユーザ選択ステップは、上記表示装置との距離が相対的に遠いユーザほど、表示倍率が小さくなるように上記ユーザのアバターの表示サイズの倍率を決定し、上記表示位置決定ステップは、当該倍率に基づいて、それぞれ上記表示装置に上記ユーザのアバターを表示させることを特徴とする付記3または付記4に記載のアバター表示方法。
(付記6)ユーザに対応づけられたキャラクター画像であるアバターを、表示装置に表示させるアバター表示装置であって、当該ユーザの位置情報を取得する位置情報取得手段と、当該ユーザと上記表示装置の位置関係に基づいて、上記表示装置にアバターが表示されるユーザを選択するユーザ選択手段と、を備えることを特徴とするアバター表示装置。
(付記7)上記ユーザ選択手段は、当該ユーザと上記表示装置の位置関係として、当該ユーザと上記表示装置との距離に基づいて、上記表示装置にアバターが表示されるユーザを選択することを特徴とする付記6に記載のアバター表示装置。
(付記8)上記位置情報取得手段において取得した位置情報と、当該位置情報に対応づけられる識別子とを記憶するユーザ情報記憶手段と、上記表示装置を制御する表示制御情報を記憶する表示情報記憶手段と、上記表示情報記憶手段において記憶される表示制御情報と、上記ユーザ情報記憶手段において記憶される位置情報及び識別子とに基づいて、上記表示装置に表示される上記アバターの表示位置を決定する表示位置決定手段と、を更に備え、上記表示位置決定手段は、上記表示位置に、選択されたアバターを表示させることを特徴とする付記6または付記7に記載のアバター表示装置。
(付記9)上記ユーザ選択手段は、上記表示装置の表示画面の表示領域内に表示可能な範囲内で、上記表示装置との距離が近い順に、上記表示装置にアバターが表示されるユーザを選択し、上記表示位置決定手段は、上記表示装置の画面のサイズ、解像度及びユーザのアバターの画像サイズの少なくとも何れか1つに基づいて、実際に上記表示装置に表示される際の上記アバターの表示サイズを所定のサイズ以上にして、上記表示装置に当該アバターを表示させることを特徴とする付記8に記載のアバター表示装置。
(付記10)上記ユーザ選択手段は、上記表示装置との距離が相対的に遠いユーザほど、表示倍率が小さくなるように当該ユーザのアバターの表示サイズの倍率を決定し、上記表示位置決定手段は、当該倍率に基づいて、それぞれ上記表示装置に当該ユーザのアバターを表示させることを特徴とする付記8または付記9に記載のアバター表示装置。
(付記11)ユーザに対応づけられたキャラクター画像であるアバターを、表示装置に表示させるアバター表示装置により実行されるプログラムであって、当該ユーザの位置情報を取得する位置情報取得手順と、当該ユーザと上記表示装置の位置関係に基づいて、上記表示装置にアバターが表示されるユーザを選択するユーザ選択手順と、を上記アバター表示装置に実行させるプログラム。
(付記12)上記ユーザ選択手順で、当該ユーザと上記表示装置の位置関係として、当該ユーザと上記表示装置との距離に基づいて、上記表示装置にアバターが表示されるユーザを選択することを特徴とする付記11に記載のプログラム。
(付記13)上記位置情報取得手順において取得した位置情報と、当該位置情報に対応づけられる識別子とを記憶するユーザ情報記憶手順と、上記表示装置を制御する表示制御情報を記憶する表示情報記憶手順と、上記表示情報記憶手順において記憶される表示制御情報と、上記ユーザ情報記憶手順において記憶される位置情報及び識別子とに基づいて、上記表示装置に表示される上記アバターの表示位置を決定する表示位置決定手順と、を更に備え、上記表示位置決定手順で、上記表示位置に、選択されたアバターを表示させることを特徴とする付記11または付記12に記載のプログラム。
(付記14)上記ユーザ選択手順で、上記表示装置の表示画面の表示領域内に表示可能な範囲内で、上記表示装置との距離が近い順に、上記表示装置にアバターが表示されるユーザを選択し、上記表示位置決定手順で、上記表示装置の画面のサイズ、解像度及び当該ユーザのアバターの画像サイズの少なくとも何れか1つに基づいて、実際に上記表示装置に表示される際の上記アバターの表示サイズを所定のサイズ以上にして、上記表示装置に当該アバターを表示させることを特徴とする付記13に記載のプログラム。
(付記15)上記ユーザ選択手順で、上記表示装置との距離が相対的に遠いユーザほど、表示倍率が小さくなるように当該ユーザのアバターの表示サイズの倍率を決定し、上記表示位置決定手順で、当該倍率に基づいて、それぞれ上記表示装置に当該ユーザのアバターを表示させることを特徴とする付記13または付記14に記載のプログラム。

Claims (7)

  1. ユーザに対応づけられたキャラクター画像であるアバターを、表示装置に表示させるアバター表示方法であって、
    表示装置が、
    前記ユーザの位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    前記ユーザと前記表示装置の位置関係に基づいて、前記表示装置の表示制御情報で示され、かつ、前記表示装置がアバター表示を行う対象とするエリアを示す、前記表示装置の表示対象範囲内に位置し、かつ、前記表示装置との距離が近いユーザから優先的に、前記表示装置にアバターが表示されるユーザを選択するユーザ選択ステップと、
    を実行することを特徴とするアバター表示方法。
  2. ユーザに対応づけられたキャラクター画像であるアバターを、表示装置に表示させるアバター表示装置であって、
    前記ユーザの位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記ユーザと前記表示装置の位置関係に基づいて、前記表示装置の表示制御情報で示され、かつ、前記表示装置がアバター表示を行う対象とするエリアを示す、前記表示装置の表示対象範囲内に位置し、かつ、前記表示装置との距離が近いユーザから優先的に、前記表示装置にアバターが表示されるユーザを選択するユーザ選択手段と、
    を備えることを特徴とするアバター表示装置。
  3. 前記ユーザ選択手段は、
    設置位置、前記表示対象範囲及び最大表示数を示す前記表示装置の前記表示制御情報を取得し、前記表示装置の前記表示対象範囲内に位置するユーザを特定し、該特定されたユーザの位置情報と前記表示装置の設置位置とに基づいて、前記表示装置と該特定されたユーザとの距離を算出し、該算出される距離が近い順に、該最大表示数で定められた数までのユーザを前記表示装置にアバターが表示されるユーザとして選択する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のアバター表示装置。
  4. 前記位置情報取得手段において取得した位置情報と、当該位置情報に対応づけられる識別子とを記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記表示装置を制御する前記表示制御情報を記憶する表示情報記憶手段と、
    前記表示情報記憶手段において記憶される前記表示制御情報と、前記ユーザ情報記憶手段において記憶される位置情報及び識別子とに基づいて、前記表示装置に表示される前記アバターの表示位置を決定する表示位置決定手段と、を更に備え、
    前記表示位置決定手段は、
    前記表示位置に、選択されたアバターを表示させる
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のアバター表示装置。
  5. 前記表示位置決定手段は、
    前記表示装置の画面のサイズ、解像度及び前記ユーザのアバターの画像サイズの少なくとも何れか1つに基づいて、実際に前記表示装置に表示される際の前記アバターの表示サイズを所定のサイズ以上にして、前記表示装置に当該アバターを表示させる
    ことを特徴とする請求項4に記載のアバター表示装置。
  6. 前記ユーザ選択手段は、
    前記表示装置との距離が相対的に遠いユーザほど、表示倍率が小さくなるように前記ユーザのアバターの表示サイズの倍率を決定し、
    前記表示位置決定手段は、
    当該倍率に基づいて、それぞれ前記表示装置に前記ユーザのアバターを表示させる
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のアバター表示装置。
  7. ユーザに対応づけられたキャラクター画像であるアバターを、表示装置に表示させるアバター表示装置により実行されるプログラムであって、
    前記ユーザの位置情報を取得する位置情報取得手順と、
    前記ユーザと前記表示装置の位置関係に基づいて、前記表示装置の表示制御情報で示され、かつ、前記表示装置がアバター表示を行う対象とするエリアを示す、前記表示装置の表示対象範囲内に位置し、かつ、前記表示装置との距離が近いユーザから優先的に、前記表示装置にアバターが表示されるユーザを選択するユーザ選択手順と、
    を前記アバター表示装置に実行させるプログラム。
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