JP5651639B2 - 情報処理装置、情報表示装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報表示装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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    • G06F3/011Arrangements for interaction with the human body, e.g. for user immersion in virtual reality

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、情報表示装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
従来、擬人化媒体を用いて、特定のユーザに向けた情報提示を行う技術が知られている。例えばコンピュータグラフィックス(以下、「CG」という)などで表現される擬人化媒体が、ユーザの位置に応じて視線を向け、当該ユーザに働きかける技術が知られている。
特開2010−112979号公報
「往来者の注意を喚起するヴァーチャルヒューマン広告提示システム」,筑波大星野研,2009
しかしながら、従来技術では、複数のユーザが存在する場合、その中の特定のユーザに対して、サービスの提供対象が、当該ユーザであることを認識させるのは困難であるという問題がある。本発明が解決しようとする課題は、ユーザに対して、サービスの提供対象が当該ユーザであることを認識させることが可能な情報処理装置、情報表示装置、情報処理方法およびプログラムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、第1取得部と第2取得部と表示制御部とを備える。第1取得部は、ユーザの位置を示す位置情報を取得する。第2取得部は、ユーザの動作を示す動作情報を取得する。表示制御部は、位置情報が示す位置に応じた方向へ視線を向けるとともに、動作情報が示す動作に同調した動作を行う、コンピュータグラフィクスで表現される擬人化媒体を、ユーザに提供する情報を示すサービス情報が表示される表示部に表示する制御を行う。第1取得部が、複数のユーザと1対1に対応する複数の位置情報を取得した場合、表示制御部は、表示部のうち画像が表示される面を示すディスプレイ面よりも後方の、擬人化媒体の存在が想定される範囲を示す仮想空間内の仮想点から、位置情報が示す位置に至るまでの仮想線のうち、仮想線とディスプレイ面との交差点から、位置情報が示す位置と交差点との間の距離と同じ距離だけ仮想空間側へ至る位置に、位置情報が示す位置に存在するユーザに対応する擬人化媒体が配置されるよう、複数のユーザと1対1に対応する複数の擬人化媒体を表示部に表示する制御を行う。
実施形態の情報表示装置は、第1取得部と第2取得部と表示部と表示制御部とを備える。第1取得部は、ユーザの位置を示す位置情報を取得する。第2取得部は、ユーザの動作を示す動作情報を取得する。表示部は、ユーザに提供する情報を示すサービス情報を表示する。表示制御部は、位置情報が示す位置へ視線を向けるとともに、動作情報が示す動作に同調した動作を行う、コンピュータグラフィクスで表現される擬人化媒体を表示部に表示する制御を行う。第1取得部が、複数のユーザと1対1に対応する複数の位置情報を取得した場合、表示制御部は、表示部のうち画像が表示される面を示すディスプレイ面よりも後方の、擬人化媒体の存在が想定される範囲を示す仮想空間内の仮想点から、位置情報が示す位置に至るまでの仮想線のうち、仮想線とディスプレイ面との交差点から、位置情報が示す位置と交差点との間の距離と同じ距離だけ仮想空間側へ至る位置に、位置情報が示す位置に存在するユーザに対応する擬人化媒体が配置されるよう、複数のユーザと1対1に対応する複数の擬人化媒体を表示部に表示する制御を行う。
実施形態の情報処理方法は、第1取得ステップと第2取得ステップと表示制御ステップとを含む。第1取得ステップは、ユーザの位置を示す位置情報を取得する。第2取得ステップは、ユーザの動作を示す動作情報を取得する。表示制御ステップは、位置情報が示す位置へ視線を向けるとともに、動作情報が示す動作に同調した動作を行う、コンピュータグラフィクスで表現される擬人化媒体を、ユーザに提供する情報を示すサービス情報が表示される表示部に表示する制御を行う。第1取得ステップが、複数のユーザと1対1に対応する複数の位置情報を取得した場合、表示制御ステップは、表示部のうち画像が表示される面を示すディスプレイ面よりも後方の、擬人化媒体の存在が想定される範囲を示す仮想空間内の仮想点から、位置情報が示す位置に至るまでの仮想線のうち、仮想線とディスプレイ面との交差点から、位置情報が示す位置と交差点との間の距離と同じ距離だけ仮想空間側へ至る位置に、位置情報が示す位置に存在するユーザに対応する擬人化媒体が配置されるよう、複数のユーザと1対1に対応する複数の擬人化媒体を表示部に表示する制御を行う。
実施形態のプログラムは、コンピュータに、第1取得ステップと第2取得ステップと表示制御ステップとを実行させるためのプログラムである。第1取得ステップは、ユーザの位置を示す位置情報を取得する。第2取得ステップは、ユーザの動作を示す動作情報を取得する。表示制御ステップは、位置情報が示す位置へ視線を向けるとともに、動作情報が示す動作に同調した動作を行うコンピュータグラフィクスで表現される擬人化媒体を、ユーザに提供する情報を示すサービス情報が表示される表示部に表示する制御を行う。第1取得ステップが、複数のユーザと1対1に対応する複数の位置情報を取得した場合、表示制御ステップは、表示部のうち画像が表示される面を示すディスプレイ面よりも後方の、擬人化媒体の存在が想定される範囲を示す仮想空間内の仮想点から、位置情報が示す位置に至るまでの仮想線のうち、仮想線とディスプレイ面との交差点から、位置情報が示す位置と交差点との間の距離と同じ距離だけ仮想空間側へ至る位置に、位置情報が示す位置に存在するユーザに対応する擬人化媒体が配置されるよう、複数のユーザと1対1に対応する複数の擬人化媒体を表示部に表示する制御を行う。
第1実施形態の情報表示装置の構成例を示す図。 第1実施形態の擬人化媒体の視線方向を設定する方法の模式図。 第1実施形態の擬人化媒体の動作を模式的に示す図。 変形例の擬人化媒体の例を模式的に示す図。 第2実施形態の情報表示装置の構成例を示す図。 第2実施形態の擬人化媒体の配置例を模式的に示す図。 変形例の擬人化媒体の配置例を模式的に示す図。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置、情報表示装置、情報処理方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の情報表示装置100の構成例を示すブロック図である。この例では、情報表示装置100は、街角などにあるデジタルサイネージで、情報表示装置100の付近に存在する人に対して、広告などのサービス情報を提示するものである。図1に示すように、情報表示装置100は、撮像部10と、表示部20と、情報処理部30とを備える。撮像部10は、情報表示装置100の付近の領域(エリア)を撮影する装置である。本実施形態では、撮像部10としてカメラが用いられるが、これに限られるものではない。撮像部10により撮像された画像データは、情報処理部30へ入力される。なお、撮像部10により撮像された画像データは、静止画であってもよいし動画であってもよい。
表示部20は、画像を表示するデバイスであり、例えば液晶型のディスプレイ装置などで構成され得る。
図1に示すように、情報処理部30は、ユーザ位置検出部40と、第1取得部41と、ユーザ動作検出部50と、第2取得部51と、表示制御部60と、ユーザ情報収集部70と、第3取得部71と、サービス情報生成部80とを含む。
ユーザ位置検出部40は、撮像部10により撮像された画像データに映っているユーザ(つまり、情報表示装置100の付近の領域に存在するユーザ)の位置を検出する。より具体的には、ユーザ位置検出部40は、撮像部10により撮像された画像データから、人物の顔検出、人物検出などといった公知技術を用いて、当該画像データに映っているユーザの頭部位置を検出する。また、例えば撮像部10として複数のカメラを用意し、各カメラで撮像された画像データを用いて、情報表示装置100の付近の領域に存在するユーザの位置を検出してもよい。なお、第1実施形態では、1人のユーザが、情報表示装置100の付近の領域に存在していることを前提として説明を行う。
本実施形態では、撮像部10としてカメラを用い、ユーザ位置検出部40は、カメラにより撮像された画像データから、情報表示装置100の付近に存在するユーザの位置を検出しているが、これに限らず、ユーザの位置の検出方法は任意である。例えば撮像部10としてレーザレンジファインダなどのセンサを用い、ユーザ位置検出部40は、当該センサによるセンシング結果から、情報表示装置100の付近に存在するユーザの位置を検出する形態であってもよい。
第1取得部41は、ユーザの位置を示す位置情報を取得する。本実施形態では、第1取得部41は、ユーザ位置検出部40により検出された、ユーザの頭部位置を示す位置情報を取得する。
ユーザ動作検出部50は、撮像部10により撮像された画像データに映っているユーザの動作を検出する。より具体的には、ユーザ動作検出部50は、撮像部10により撮像された画像データを元に、公知技術であるジェスチャ認識技術などを用いて、当該画像データに映っているユーザの動作を検出し、その動作の動作量、動作方向、動作周期などを検出する。ここでは、ユーザ動作検出部50により検出された情報(つまり、ユーザの動作を示す情報)を動作情報と呼ぶ。なお、検出対象の動作の種類は任意であり、例えばユーザの手の動きや頭部の動き(うなずき、首振り)などが挙げられる。
第2取得部51は、ユーザの動作を示す動作情報を取得する。本実施形態では、第2取得部51は、ユーザ動作検出部50により検出された動作情報を取得する。
表示制御部60は、第1取得部41で取得された位置情報が示す位置に応じた方向へ視線を向けるとともに、第2取得部51で取得された動作情報が示す動作に同調した動作を行う擬人化媒体を表示部20に表示する制御を行う。より具体的には以下のとおりである。なお、以下の説明では、擬人化媒体は、3DモデルのCGで表現される例を挙げて説明するが、これに限られるものではない。例えば擬人化媒体は、2DモデルのCGで表現される形態であってもよい。擬人化媒体は、視線を向けることができるもの(少なくとも1つの目を有するもの)であり、かつ、ユーザの動作に呼応した動作を行うための可動部(例えば、手、足、頭部など)を備えるものであればよい(例えば人、動物、架空の生物、ロボット等)。
図1に示すように、表示制御部60は、視線方向設定部61と、同調動作生成部62と、CG生成部63と、出力制御部64とを有する。視線方向設定部61は、第1取得部41で取得された位置情報が示す位置に応じて、擬人化媒体の視線方向を設定する。より具体的には以下のとおりである。
ここで、表示部20に表示される擬人化媒体の視線方向が、表示部20のうち画像が表示される面を示すディスプレイ面の法線方向の±30度以内であれば、ディスプレイ面を観察するユーザとの間でアイコンタクトが成立する。そこで、本実施形態では、視線方向設定部61は、ディスプレイ面の法線方向と擬人化媒体の視線方向とのなす角度が、予め定められた擬人化媒体の位置から第1取得部41で取得された位置情報が示す位置へ向かう方向と、ディスプレイ面の法線方向とのなす角度の1/3以下になるよう、擬人化媒体の視線方向を設定する。本実施形態では、図2に示すように、擬人化媒体は、ディスプレイ面よりも0.5m程度後方に位置することが想定されている。以下では、ディスプレイ面よりも後方の、擬人化媒体の存在が想定される範囲を仮想空間と呼ぶ。図2の例では、予め定められた擬人化媒体の位置からユーザの位置(第1取得部41で取得された位置情報が示す位置)へ向かう方向と、ディスプレイ面の法線方向とのなす角度をθ1と表記する。視線方向設定部61は、擬人化媒体の視線方向とディスプレイ面の法線方向とのなす角度θ2が、角度θ1の1/3以下となるよう、擬人化媒体の視線方向を設定する。これにより、擬人化媒体の視線方向を、常に、ディスプレイ面の法線方向の±30度以内に設定することができる。
図1に戻って説明を続ける。同調動作生成部62は、第2取得部51で取得された動作情報から、擬人化媒体の動作を示す同調動作情報を生成する。同調動作生成部62は、擬人化媒体の動作が、第2取得部51で取得された動作情報が示す動作に同調した動作となるよう、同調動作情報を生成する。例えばユーザの動作が、大きく手を動かすものである場合、同調動作生成部62は、ユーザが手を動かす周期と同じ周期で、擬人化媒体が手(「手」に対応する可動部であってもよい)を動かすことを示す同調動作情報を生成する。また、同調動作生成部62は、ディスプレイ面を鏡映面としたときに擬人化媒体がユーザの鏡像として動作するよう、同調動作情報を生成する。例えば図3に示すように、ユーザの動作が、頭部を左右に振るものである場合、同調動作生成部62は、ユーザが頭部を振る周期と同じ周期で、かつ、ユーザが頭部を振る方向とは反対の方向に、擬人化媒体が頭部(「頭部」に対応する可動部であってもよい)を振ることを示す同調動作情報を生成する。
また、ユーザ動作検出部50で検出されたユーザの顔向きを示す動作情報が第2取得部51で取得された場合、同調動作生成部62は、擬人化媒体の顔(「顔」に対応する可動部であってもよい)の向きを、ユーザの顔向きと同じ方向に向けることを示す同調動作情報を生成することもできる。
CG生成部63は、視線方向設定部61で設定された視線方向と、同調動作生成部62で生成された同調動作情報とを用いて、視線方向設定部61で設定された視線方向へ視線を向けるとともに、同調動作生成部62で生成された同調動作情報が示す動作を行う擬人化媒体のCGを生成する。出力制御部64は、CG生成部63で生成された擬人化媒体を、表示部20に表示する制御を行う。
ユーザ情報収集部70は、撮像部10により撮像された画像データから、当該画像データに映っているユーザに関連する情報を示すユーザ情報を収集する。より具体的には、ユーザ情報収集部70は、撮像部10により撮像された画像データに対して、公知技術である人物の顔検出を行い、検出された顔画像から、画像データに映っているユーザの年代や性別などを識別し、その識別結果を、ユーザ情報として収集することができる。また、例えば顔画像と、当該顔画像に対応する人物の個人情報とを予め不図示のメモリに登録しておき、ユーザ情報収集部70は、予め登録されている顔画像と、検出された顔画像とを照合する顔認識により、画像データに映っているユーザが誰なのかを識別することもできる。そして、ユーザ情報収集部70は、識別されたユーザに対応する個人情報を、ユーザ情報として収集することもできる。また、顔検出により検出された顔画像を随時登録していく技術と組み合わせて、ユーザ情報収集部70は、顔画像が登録されたユーザが、情報表示装置100の付近に存在する頻度や時間帯を示す情報を、当該ユーザのユーザ情報として収集することもできる。
第3取得部71は、ユーザ情報収集部70により収集されたユーザ情報を取得する。サービス情報生成部80は、第3取得部71で取得されたユーザ情報に応じて、ユーザに提供する情報を示すサービス情報を生成する。例えばユーザの性別が男性であり、年代が60代であることをユーザ情報が示す場合、サービス情報生成部80は、60代の男性向けの広告画像を、サービス情報として生成する。また、そのユーザが、毎日、夕方に、情報表示装置100の付近の領域に現れることもユーザ情報が示す場合は、「いつもお疲れ様です」といったメッセージが表示される吹き出し画像を、広告画像と併せて生成することもできる。なお、不図示のスピーカまたは音声合成部により、メッセージの内容を発話させることもできる。
また、例えばユーザ情報収集部70や第3取得部71が設けられずに、サービス情報生成部80は、ユーザ情報を考慮することなく、宣伝したい商品の情報や道案内の情報などを、サービス情報として生成してもよい。
表示制御部60(出力制御部64)は、サービス情報生成部80により生成されたサービス情報を、表示部20に表示する制御を行う。
本実施形態では、上述の情報処理部30のハードウェア構成は、CPU、ROM、RAM等を有するコンピュータ装置である。そして、CPUがROM等に格納されたプログラムをRAM上に展開して実行することにより、上述のユーザ位置検出部40、第1取得部41、ユーザ動作検出部50、表示制御部60(視線方向設定部61、同調動作生成部62、CG生成部63、出力制御部64)、ユーザ情報収集部70、第3取得部71、サービス情報生成部80の各々の機能を実現することができる。なお、これに限らず、例えば、上述のユーザ位置検出部40、第1取得部41、ユーザ動作検出部50、表示制御部60、ユーザ情報収集部70、第3取得部71、サービス情報生成部80の各々の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路で実現される形態であってもよい。ここでは、上述の情報処理部30は、請求項の「情報処理装置」に対応する。
以上に説明したように、本実施形態では、表示制御部60は、ユーザの位置(第1取得部41で取得された位置情報が示す位置)に対応する方向へ視線を向けるとともに、当該ユーザの動作(第2取得部51で取得された動作情報が示す動作)に同調した動作を行う擬人化媒体を、当該ユーザ向けのサービス情報(第3取得部71で取得されたユーザ情報に応じて生成されたサービス情報)とともに表示部20に表示する制御を行う。ユーザは、当該ユーザの動きと同調して動く擬人化媒体を見ることで、当該擬人化媒体が当該ユーザに向けて働きかけていると認識することができる(サービスの提供対象が当該ユーザであることを認識できる)。そして、当該ユーザに合わせたサービス情報の提示を受けることができる。
(第1実施形態の変形例1)
上述の第1実施形態では、情報表示装置100の付近に存在するユーザの数は1人であることを前提としているが、例えば情報表示装置100の付近に存在するユーザの数が2人以上の場合は、その2人以上のユーザのうち、ディスプレイ面に最も近いユーザを、サービス情報の提供対象として特定することもできる。また、例えば複数のユーザのうち、情報表示装置100の付近の領域に滞在している時間が最も長いユーザを、サービス情報の提供対象として特定することもできる。さらに、例えば複数のユーザの中から、ランダムに選択した1人のユーザを、サービス情報の提供対象として特定することもできる。そして、ユーザ位置検出部40は、以上のようにして特定されたユーザの位置情報を検出し、ユーザ動作検出部50は、以上のようにして特定されたユーザの動作情報を検出し、ユーザ情報収集部70は、以上のようにして特定されたユーザのユーザ情報を収集する。
(第1実施形態の変形例2)
上述の第1実施形態では、表示部20に表示される擬人化媒体の数は1つであるが、これに限らず、例えば図4に示すように、複数の擬人化媒体が表示部20に表示されてもよい。この場合、複数の擬人化媒体の各々が、ユーザの位置に対応する方向へ視線を向けるとともに、当該ユーザの動作に同調した動作を行う形態であってもよいし、複数の擬人化媒体のうちの一部の擬人化媒体のみが、ユーザの位置に対応する方向へ視線を向けるとともに、当該ユーザの動作に同調子した動作を行う形態であってもよい。要するに、1人のユーザに対応する複数の擬人化媒体が表示部20に表示され、複数の擬人化媒体のうちの少なくとも1つの擬人化媒体が、当該ユーザの位置に対応する方向へ視線を向けるとともに、当該ユーザの動作に同調した動作を行う形態とすることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、情報表示装置の付近に存在するユーザの数は2人以上であり、それぞれのユーザと1対1に対応する複数の擬人化媒体を表示部20に表示する制御を行う点で上述の第1実施形態と相違する。以下、具体的に説明する。なお、上述の第1実施形態と共通する部分については、適宜に説明を省略する。
図5は、第2実施形態の情報表示装置1000の構成例を示すブロック図である。この例では、情報表示装置1000は、街角などにあるデジタルサイネージで、情報表示装置1000の付近に存在する複数の人に対して、広告などのサービス情報を提示するものである。図5に示すように、情報表示装置1000は、撮像部10と、表示部20と、情報処理部300とを備える。
図5に示すように、情報処理部300は、ユーザ位置検出部140と、第1取得部141と、ユーザ動作検出部150と、第2取得部151と、表示制御部160と、ユーザ情報収集部170と、第3取得部171と、サービス情報生成部180とを含む。
ユーザ位置検出部140は、撮像部10により撮像された画像データに映っている複数のユーザ(つまり、情報表示装置1000の付近の領域に存在する複数のユーザ)の位置を検出する。より具体的には、ユーザ位置検出部140は、撮像部10により撮像された画像データから、人物の顔検出、人物検出などといった公知技術を用いて、当該画像データに映っている複数のユーザの頭部位置を検出する。ユーザ位置検出部140は、ユーザごとに、当該ユーザを識別する識別情報(例えばID)と、当該ユーザの頭部位置を示す位置情報とを対応付けた情報群を、第1取得部141およびユーザ動作検出部150へ送る。これにより、第1取得部141は、情報表示装置1000の付近に存在する複数のユーザの各々の識別情報と位置情報とを取得し、これらの情報を表示制御部160へ送る。
ユーザ動作検出部150は、撮像部10により撮像された画像データに映っている複数のユーザのうちの少なくとも1人のユーザの動作を検出する。本実施形態では、ユーザ動作検出部150は、撮像部10により撮像された画像データに映っている複数のユーザ全員の動作を検出するものとする。より具体的には、ユーザ動作検出部50は、撮像部10により撮像された画像データと、ユーザ位置検出部140からの情報群とに基づいて、ユーザ位置検出部140で検出された複数の頭部位置の各々に存在するユーザごとに、当該ユーザの動作を検出し、その動作の動作量、動作方向、動作周期などを検出する。そして、ユーザ動作検出部150は、ユーザごとに、当該ユーザの識別情報と動作情報とを対応付けた情報群を、第2取得部151へ送る。これにより、第2取得部151は、情報表示装置1000の付近に存在する複数のユーザの各々の識別情報と動作情報とを取得し、これらの情報を表示制御部160へ送る。
本実施形態では、ユーザ動作検出部150は、撮像部10により撮像された画像データに映っている複数のユーザ全員の動作を検出しているが、これに限らず、例えば複数のユーザの一部のユーザのみの動作を検出することもできる。例えば複数のユーザのうち表示部20(ディスプレイ)に最も近い位置に存在するユーザのみの動作を検出することもできる。要するに、ユーザ動作検出部150は、撮像部10により撮像された画像データに映っている複数のユーザのうち少なくとも1人のユーザの動作を検出し、第2取得部151は複数のユーザのうちの少なくとも1人のユーザに対応する動作情報を取得するものであればよい。
表示制御部160は、複数のユーザと1対1に対応する複数の擬人化媒体を表示部20に表示する制御を行う。より具体的には、表示制御部160は、動作情報が取得されたユーザの位置に応じた方向へ視線を向けるとともに、当該ユーザの動作に同調した動作を行う擬人化媒体を表示部20に表示する制御を行う。本実施形態では、複数のユーザ全員の動作情報が取得されるので、表示制御部160は、ユーザごとに、当該ユーザに対応する位置情報が示す位置に応じた方向へ視線を向けるとともに、当該ユーザに対応する動作情報が示す動作に同調した動作を行う擬人化媒体を表示部20に表示する制御を行う。以下、具体的に説明する。
本実施形態では、図6に示すように、仮想空間内の予め定められた仮想点VPが、各擬人化媒体のデフォルト位置として設定されている。視線方向設定部161は、各ユーザに対応する位置情報が示す位置に応じて、当該ユーザに対応する擬人化媒体の視線方向を設定する。この例では、第1実施形態と同様に、視線方向設定部161は、ディスプレイ面の法線方向と擬人化媒体の視線方向とのなす角度が、予め定められた擬人化媒体の位置(仮想点VP)から第1取得部141で取得された位置情報が示す位置へ向かう方向と、ディスプレイ面の法線方向とのなす角度の1/3以下になるよう、当該擬人化媒体の視線方向を設定する。
同調動作生成部162は、各ユーザに対応する動作情報から、当該ユーザに対応する擬人化媒体の動作を示す同調動作情報を生成する。この例では、第1実施形態と同様に、同調動作生成部162は、擬人化媒体の動作が、第2取得部151で取得された動作情報が示す動作に同調した動作となるよう、同調動作情報を生成する。
CG生成部163は、視線方向設定部161で設定された視線方向と、同調動作生成部162で生成された同調動作情報とを用いて、視線方向設定部161で設定された視線方向へ視線を向けるとともに、同調動作生成部162で生成された同調動作情報が示す動作を行う擬人化媒体のCGを、ユーザごとに生成する。そして、出力制御部164は、CG生成部163で生成された各擬人化媒体を、表示部20に表示する制御を行う。
ここで、各ユーザに対応する擬人化媒体の配置について説明する。本実施形態では、図6に示すように、CG生成部163は、第1取得部141で取得された位置情報が示す位置に存在するユーザに対応する擬人化媒体の位置を、仮想空間内の仮想点VPから当該位置情報が示す位置に至るまでの仮想線のうち、当該仮想線とディスプレイ面との交差点から、当該位置情報が示す位置と交差点との間の距離と同じ距離だけ仮想空間側へ至る位置に設定する。すなわち、本実施形態の表示制御部160は、仮想点VPから第1取得部141で取得された位置情報が示す位置に至るまでの仮想線のうち、当該仮想線とディスプレイ面との交差点から、当該位置情報が示す位置と当該交差点との間の距離と同じ距離だけ仮想空間側へ至る位置に、当該位置情報が示す位置に存在するユーザに対応する擬人化媒体が配置されるよう、各ユーザに対応する擬人化媒体を表示する制御を行う。
再び図5に戻って説明を続ける。ユーザ情報収集部170は、撮像部10により撮像された画像データから、当該画像データに映っているユーザごとに、当該ユーザのユーザ情報を収集する。第3取得部171は、ユーザ情報収集部170により収集された各ユーザのユーザ情報を取得する。サービス情報生成部180は、第3取得部171で取得された各ユーザのユーザ情報に応じて、サービス情報を生成する。そして、出力制御部164は、サービス情報生成部180により生成されたサービス情報を、表示部20に表示する制御を行う。
例えば各ユーザのユーザ情報から、性別が男性であり、年代が60代であるユーザが多く含まれているような場合には、サービス情報生成部180は、60代の男性向けの広告画像を、サービス情報として生成することもできる。また、例えばサービス情報生成部180は、複数のユーザのうち、表示部20に最も近い位置に存在するユーザのユーザ情報のみを採用し、そのユーザ情報に応じたサービス情報を生成することもできる。また、例えばサービス情報生成部180は、各ユーザのユーザ情報を元に、当該ユーザへ向けたメッセージ(例えば「おはようございます、今日はいつもより早いですね」など)が表示される吹き出し画像を生成することもできる。この場合、出力制御部164は、各ユーザに対応する擬人化媒体に、当該ユーザへ向けたメッセージが表示される吹き出し画像を対応付けて表示する制御を行うこともできる。
本実施形態では、上述の情報処理部300のハードウェア構成は、CPU、ROM、RAM等を有するコンピュータ装置である。そして、CPUがROM等に格納されたプログラムをRAM上に展開して実行することにより、上述のユーザ位置検出部140、第1取得部141、ユーザ動作検出部150、第2取得部151、表示制御部160、ユーザ情報収集部170、第3取得部171、サービス情報生成部180の各々の機能を実現することができる。なお、これに限らず、例えば、上述のユーザ位置検出部140、第1取得部141、ユーザ動作検出部150、表示制御部160、ユーザ情報収集部170、第3取得部171、サービス情報生成部180の各々の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路で実現される形態であってもよい。ここでは、上述の情報処理部300は、請求項の「情報処理装置」に対応する。
以上に説明したように、複数のユーザが、情報表示装置1000の付近に存在する場合、表示制御部160は、ユーザごとに、当該ユーザの位置に対応する方向へ視線を向けるとともに、当該ユーザの動作に同調した動作を行う擬人化媒体を、サービス情報とともに表示部20に表示する制御を行う。各ユーザは、当該ユーザの位置に対応するとともに当該ユーザの動きと同調して動く擬人化媒体を見ることで、当該擬人化媒体が当該ユーザに向けて働きかけていると認識することができる。そして、当該ユーザに合わせたサービス情報の提示を受けることができる。
(第2実施形態の変形例1)
各ユーザに対応する擬人化媒体の配置は、図6の例に限られない。例えば図7に示すように、CG生成部163は、第1取得部141で取得された位置情報が示す位置に存在するユーザに対応する擬人化媒体の位置を、仮想空間のうち、ディスプレイ面を鏡映面としたときに当該位置情報が示す位置と対称な関係になる位置に設定することもできる。つまり、表示制御部160は、仮想空間のうち、ディスプレイ面を鏡映面としたときに位置情報が示す位置と対称な関係になる位置に、当該位置情報が示す位置に存在するユーザに対応する擬人化媒体が配置されるよう、各ユーザに対応する擬人化媒体を表示する制御を行うこともできる。
この場合、図7に示すように、視線方向設定部161は、ユーザの視線と、当該ユーザに対応する擬人化媒体の視線とがディスプレイ面で交わるよう、各ユーザに対応する擬人化媒体の視線方向を設定することもできる。これにより、各擬人化媒体を、当該擬人化媒体に対応するユーザの鏡像のように見せることができる。
(第2実施形態の変形例2)
擬人化媒体のCGは、複数のユーザで同じCGであってもよい。また、例えば各ユーザに対応する擬人化媒体は、当該ユーザのユーザ情報に応じて変化する形態であってもよい。例えばユーザが子供であれば、当該ユーザに対応する擬人化媒体として子供向けのキャラクタが生成され、例えばユーザが高齢者であれば、当該ユーザに対応する擬人化媒体として、杖をついたキャラクタが生成されてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述の各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以上の各実施形態では、情報処理部30(300)は、撮像部10により撮像された画像データに映っているユーザの位置を検出する機能(ユーザ位置検出部40,140)を有しているが、この機能については、例えば外部装置(サーバ)に搭載されており、情報処理部30は、その外部装置から検出結果(位置情報)を取得する形態であってもよい。
ユーザ動作検出部50(150)、ユーザ情報収集部70(170)についても同様である。要するに、本発明の情報処理装置は、ユーザの位置を示す位置情報を取得する第1取得部と、ユーザの動作を示す動作情報を取得する第2取得部と、位置情報が示す位置に応じた方向へ視線を向けるとともに、動作情報が示す動作に同調した動作を行う擬人化媒体を、サービス情報が表示される表示部に表示する制御を行う表示制御部と、を備える形態であればよい。
以上の各実施形態では、撮像部10、表示部20および情報処理部30(300)が1つの装置内に組み込まれる形態であるが、これに限らず、例えば撮像部10、表示部20および情報処理部30(300)の各々が独立して設けられ、互いに通信可能な形態であってもよい。また、例えば撮像部10と表示部20とが組み込まれた1つの装置と、独立して設けられた情報処理部30(300)とが互いに通信可能な形態であってもよい。また、例えば表示部20と情報処理部30(300)とが組み込まれた1つの装置と、独立して設けられた撮像部10とが互いに通信可能な形態であってもよい。さらに、例えば撮像部10と情報処理部30(300)とが組み込まれた1つの装置と、独立して設けられた表示部20とが互いに通信可能な形態であってもよい。
なお、上述の情報処理部30(300)で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上述の情報処理部30(300)で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上述の情報処理部30(300)で実行されるプログラムを、ROM等の不揮発性記録媒体に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
なお、以上の各実施形態および変形例は、任意に組み合わせることもできる。
10 撮像部
20 表示部
30 情報処理部
40 ユーザ位置検出部
41 第1取得部
50 ユーザ動作検出部
51 第2取得部
60 表示制御部
61 視線方向設定部
62 同調動作生成部
63 CG生成部
64 出力制御部
70 ユーザ情報収集部
71 第3取得部
80 サービス情報生成部
100 情報表示装置

Claims (12)

  1. ユーザの位置を示す位置情報を取得する第1取得部と、
    前記ユーザの動作を示す動作情報を取得する第2取得部と、
    前記位置情報が示す位置に応じた方向へ視線を向けるとともに、前記動作情報が示す動作に同調した動作を行う、コンピュータグラフィクスで表現される擬人化媒体を、前記ユーザに提供する情報を示すサービス情報が表示される表示部に表示する制御を行う表示制御部と、を備え、
    前記第1取得部が、複数のユーザと1対1に対応する複数の前記位置情報を取得した場合、前記表示制御部は、前記表示部のうち画像が表示される面を示すディスプレイ面よりも後方の、前記擬人化媒体の存在が想定される範囲を示す仮想空間内の仮想点から、前記位置情報が示す位置に至るまでの仮想線のうち、前記仮想線と前記ディスプレイ面との交差点から、前記位置情報が示す位置と前記交差点との間の距離と同じ距離だけ前記仮想空間側へ至る位置に、前記位置情報が示す位置に存在するユーザに対応する前記擬人化媒体が配置されるよう、前記複数のユーザと1対1に対応する複数の前記擬人化媒体を前記表示部に表示する制御を行う、
    情報処理装置。
  2. 前記第2取得部は、前記複数のユーザのうちの少なくとも1人のユーザに対応する前記動作情報を取得し、
    前記表示制御部は、前記動作情報が取得されたユーザの位置に応じた方向へ視線を向けるとともに、当該ユーザの動作に同調した動作を行う前記擬人化媒体を前記表示部に表示する制御を行う、
    請求項1の情報処理装置。
  3. ユーザの位置を示す位置情報を取得する第1取得部と、
    前記ユーザの動作を示す動作情報を取得する第2取得部と、
    前記位置情報が示す位置に応じた方向へ視線を向けるとともに、前記動作情報が示す動作に同調した動作を行う擬人化媒体を、前記ユーザに提供する情報を示すサービス情報が表示される表示部に表示する制御を行う表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記表示部のうち画像が表示される面を示すディスプレイ面の法線方向と、前記擬人化媒体の視線方向とのなす角度が、前記擬人化媒体から前記位置情報が示す位置へ向かう方向と、前記ディスプレイ面の法線方向とのなす角度の1/3以下になるよう、前記擬人化媒体の視線方向を設定する、
    情報処理装置。
  4. 前記第1取得部が、複数のユーザと1対1に対応する複数の前記位置情報を取得した場合、前記表示制御部は、前記複数のユーザと1対1に対応する複数の前記擬人化媒体を前記表示部に表示する制御を行う、
    請求項3の情報処理装置。
  5. 前記第2取得部は、前記複数のユーザのうちの少なくとも1人のユーザに対応する前記動作情報を取得し、
    前記表示制御部は、前記動作情報が取得されたユーザの位置に応じた方向へ視線を向けるとともに、当該ユーザの動作に同調した動作を行う前記擬人化媒体を前記表示部に表示する制御を行う、
    請求項4の情報処理装置。
  6. 前記ユーザに関連する情報を示すユーザ情報を取得する第3取得部と、
    前記ユーザ情報に応じて、前記サービス情報を生成するサービス情報生成部と、をさらに備える、
    請求項1または3の情報処理装置。
  7. ユーザの位置を示す位置情報を取得する第1取得部と、
    前記ユーザの動作を示す動作情報を取得する第2取得部と、
    前記ユーザに提供する情報を示すサービス情報を表示する表示部と、
    前記位置情報が示す位置へ視線を向けるとともに、前記動作情報が示す動作に同調した動作を行う、コンピュータグラフィクスで表現される擬人化媒体を前記表示部に表示する制御を行う表示制御部と、を備え、
    前記第1取得部が、複数のユーザと1対1に対応する複数の前記位置情報を取得した場合、前記表示制御部は、前記表示部のうち画像が表示される面を示すディスプレイ面よりも後方の、前記擬人化媒体の存在が想定される範囲を示す仮想空間内の仮想点から、前記位置情報が示す位置に至るまでの仮想線のうち、前記仮想線と前記ディスプレイ面との交差点から、前記位置情報が示す位置と前記交差点との間の距離と同じ距離だけ前記仮想空間側へ至る位置に、前記位置情報が示す位置に存在するユーザに対応する前記擬人化媒体が配置されるよう、前記複数のユーザと1対1に対応する複数の前記擬人化媒体を前記表示部に表示する制御を行う、
    情報表示装置。
  8. ユーザの位置を示す位置情報を取得する第1取得部と、
    前記ユーザの動作を示す動作情報を取得する第2取得部と、
    前記ユーザに提供する情報を示すサービス情報を表示する表示部と、
    前記位置情報が示す位置へ視線を向けるとともに、前記動作情報が示す動作に同調した動作を行う擬人化媒体を前記表示部に表示する制御を行う表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記表示部のうち画像が表示される面を示すディスプレイ面の法線方向と、前記擬人化媒体の視線方向とのなす角度が、前記擬人化媒体から前記位置情報が示す位置へ向かう方向と、前記ディスプレイ面の法線方向とのなす角度の1/3以下になるよう、前記擬人化媒体の視線方向を設定する、
    情報表示装置
  9. ユーザの位置を示す位置情報を取得する第1取得ステップと、
    前記ユーザの動作を示す動作情報を取得する第2取得ステップと、
    前記位置情報が示す位置へ視線を向けるとともに、前記動作情報が示す動作に同調した動作を行う、コンピュータグラフィクスで表現される擬人化媒体を、前記ユーザに提供する情報を示すサービス情報が表示される表示部に表示する制御を行う表示制御ステップと、を含み、
    前記第1取得ステップが、複数のユーザと1対1に対応する複数の前記位置情報を取得した場合、前記表示制御ステップは、前記表示部のうち画像が表示される面を示すディスプレイ面よりも後方の、前記擬人化媒体の存在が想定される範囲を示す仮想空間内の仮想点から、前記位置情報が示す位置に至るまでの仮想線のうち、前記仮想線と前記ディスプレイ面との交差点から、前記位置情報が示す位置と前記交差点との間の距離と同じ距離だけ前記仮想空間側へ至る位置に、前記位置情報が示す位置に存在するユーザに対応する前記擬人化媒体が配置されるよう、前記複数のユーザと1対1に対応する複数の前記擬人化媒体を前記表示部に表示する制御を行う、
    情報処理方法。
  10. ユーザの位置を示す位置情報を取得する第1取得ステップと、
    前記ユーザの動作を示す動作情報を取得する第2取得ステップと、
    前記位置情報が示す位置へ視線を向けるとともに、前記動作情報が示す動作に同調した動作を行う擬人化媒体を、前記ユーザに提供する情報を示すサービス情報が表示される表示部に表示する制御を行う表示制御ステップと、を含み、
    前記表示制御ステップは、前記表示部のうち画像が表示される面を示すディスプレイ面の法線方向と、前記擬人化媒体の視線方向とのなす角度が、前記擬人化媒体から前記位置情報が示す位置へ向かう方向と、前記ディスプレイ面の法線方向とのなす角度の1/3以下になるよう、前記擬人化媒体の視線方向を設定する、
    情報処理方法。
  11. コンピュータに、
    ユーザの位置を示す位置情報を取得する第1取得ステップと、
    前記ユーザの動作を示す動作情報を取得する第2取得ステップと、
    前記位置情報が示す位置へ視線を向けるとともに、前記動作情報が示す動作に同調した動作を行う、コンピュータグラフィクスで表現される擬人化媒体を、前記ユーザに提供する情報を示すサービス情報が表示される表示部に表示する制御を行う表示制御ステップと、を実行させ、
    前記第1取得ステップが、複数のユーザと1対1に対応する複数の前記位置情報を取得した場合、前記表示制御ステップは、前記表示部のうち画像が表示される面を示すディスプレイ面よりも後方の、前記擬人化媒体の存在が想定される範囲を示す仮想空間内の仮想点から、前記位置情報が示す位置に至るまでの仮想線のうち、前記仮想線と前記ディスプレイ面との交差点から、前記位置情報が示す位置と前記交差点との間の距離と同じ距離だけ前記仮想空間側へ至る位置に、前記位置情報が示す位置に存在するユーザに対応する前記擬人化媒体が配置されるよう、前記複数のユーザと1対1に対応する複数の前記擬人化媒体を前記表示部に表示する制御を行う、
    プログラム。
  12. コンピュータに、
    ユーザの位置を示す位置情報を取得する第1取得ステップと、
    前記ユーザの動作を示す動作情報を取得する第2取得ステップと、
    前記位置情報が示す位置へ視線を向けるとともに、前記動作情報が示す動作に同調した動作を行う擬人化媒体を、前記ユーザに提供する情報を示すサービス情報が表示される表示部に表示する制御を行う表示制御ステップと、を実行させ、
    前記表示制御ステップは、前記表示部のうち画像が表示される面を示すディスプレイ面の法線方向と、前記擬人化媒体の視線方向とのなす角度が、前記擬人化媒体から前記位置情報が示す位置へ向かう方向と、前記ディスプレイ面の法線方向とのなす角度の1/3以下になるよう、前記擬人化媒体の視線方向を設定する、
    プログラム。
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