JP5308157B2 - 吸入器 - Google Patents

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Description

本出願は、参照により全体として本明細書に組み込まれる、2005年9月8日に出願された英国特許出願第0518355.3号の優先権を主張する。
本発明は、投与される薬剤調製物を含む容器ユニットと共に使用するための吸入器に関する。これに限定されるわけではないが、特に本発明に関連する吸入器の一例は、加圧式噴霧式吸入器(以下、「pMDI」と称す)である。
pMDIは、吸入装置の分野でよく知られている。したがって、必須の場合を除いてpMDIの構成および動作について説明する必要はない。
pMDIは、キャニスタユニットおよびハウジングを含む。ハウジングは、本質的なことではないが、全体に管状であり、また、全体に、例えば成形によってプラスチック材料から形成される。キャニスタユニットは、通常、アルミニウムなどの金属から作られた、端部が開放されたキャニスタを備える。キャニスタの開放端は、密封するように計量バルブアセンブリで蓋がされる。バルブアセンブリは、キャニスタの出口または先端部(business end)から突き出した中空の投与部材またはバルブステムを含む。投与部材は、バルブアセンブリ中でバイアス機構によりバイアスされる伸び位置と押圧された位置との間で、キャニスタに対して摺動運動をするように載置される。
使用時には、シールされたキャニスタは、加圧式薬用エアロゾル調製物を含む。調製物は、薬剤および流体噴射剤を含み、また任意選択で1つまたは複数の付形剤および/または補助剤を含む。調製物中で、薬剤は、通常、溶液または懸濁液中にある。その噴射剤は、通常、CFCを使用しておらず、適切には、液体噴射剤であり、また例えば、HFA−134aまたはHFA−227とすることができる。
伸び位置から押圧された位置に投与部材を移動させることにより、計量された投与量のエアロゾル調製物が、投与部材を介してキャニスタから投与される。通常、計量バルブアセンブリは、定義された容積の計量チャンバを備える。投与部材の伸び位置では、キャニスタの内容物は、投与部材を介して計量チャンバと流体連通されており、したがって、計量チャンバはエアロゾル調製物で充填される。投与部材が押圧されると、計量チャンバは、キャニスタの内部容積から隔離され、投与部材を介して外部環境と流体連通される。したがって、計量チャンバ中のエアロゾル調製物の定義された容積は、投与部材を介して外部環境に放出される。
このような計量バルブアセンブリは、当技術分野でよく知られており、特に、ベスパックパブリック(Bespak Plc)(英国、ノーフォーク州、キングスリン)、およびバロア(Valois)S.A.S.(フランス、Le Neubourg)から入手することができる。
ハウジングは、開放端を有する内部通路を備える。キャニスタユニットは、その開放端を通って内部通路中に摺動可能であり、キャニスタユニットはバルブアセンブリを先頭にして内部通路中に挿入される。キャニスタユニットがハウジング中で「停止位置」に受け入れられたとき、キャニスタの投与部材を受け入れるためのステムブロックは、投与部材を受け入れるための入口端部と、ハウジングの投与出口、すなわち、通常、マウスピースまたは鼻ノズルに面する出口端部との通路を有する。ステムブロックは投与部材を安定に保持し、その停止位置から「作動位置」まで、キャニスタユニットをさらにハウジング中に押圧することにより、キャニスタに対して投与部材を伸び位置から押圧された位置に変位させることができる。計量された投与量のエアロゾル調製物は、それにより、ステムブロックの内部通路を介してハウジングの投与出口の外に投与されることになる。
使用時には、計量された投与量の薬用エアロゾル調製物を必要とする患者は、同時に、投与出口に対して吸入し、かつキャニスタユニットを停止位置から作動位置に押圧する。患者により生成された吸入空気流は、計量された投与量の薬用エアロゾル調製物を患者の気道中に流入させる。これは、当技術分野において「呼吸調整」吸入器として知られているが、というのは、患者が吸入器の作動により吸入を調整する必要があるからである。
吸入器は、普通、吸入器が使用されないとき、投与出口を覆う防塵キャップを備える。防塵キャップは、装着されると異物がハウジングに入るのを阻止する。こうすることにより、さもないとハウジング中に蓄積する可能性のある、例えば、塵または綿ほこりをユーザが吸い込まないようにする。それは、ユーザが異物の吸入により重大な刺激を引き起こす可能性のある喘息、または他の呼吸条件を患っている場合は特に重要である。
pMDIに対する開発には、作動インジケータまたはそのための投与量カウンタの提供が含まれている。このような投与量カウンタは、グラクソグループリミテッド(Glaxo Group Limited)による米国特許第6,431,168号に対応するPCT特許出願番号WO−A−9856444およびUS−A−2006/0096594に対応するWO−A−2004/001664に記載され、それらすべては参照により本明細書に組み込まれる。pMDIキャニスタユニットは、投与量カウンタを備えることができ、それは、キャニスタのバルブアセンブリ端部上に固定可能に保持することができ、またキャニスタから投与された、またはその中に残っている薬剤調製物の計量された投与量の数を示す表示を含む。投与量カウンタの表示は、ハウジング中に設けられた窓を通して患者が見ることができる。表示は、共通の車軸に回転可能に載置された複数のインジケータホイールにより示すことができ、各ホイールが、円周の周りで一連に表示される「0」から「9」までの数字を有する。
しかし、pMDI装置は、特に、輸送中、例えば、製造者と配給業者の間の輸送中に意図しない作動を受けやすい。このような輸送中に、かかる装置およびそのパッケージングは、しばしば、衝撃および突発的な運動を受けることがある。このような力はpMDIを作動させることが可能であり、調製物の投与量を投与させることになる。pMDIが投与量カウンタを含む場合、輸送中の粗雑な扱いにより、カウンタでユーザに表示される数値を増加または減少させ、したがって、pMDIで投与された、またはその中に残っている投与量の数に一貫性がなくなる。望ましくない投与量の薬剤を投与することは無駄であり、投与量カウンタが、実際に存在するよりも多くの投与量がキャニスタ中に残っていることをユーザに示すことは非常に危険になる可能性がある。
このpMDI装置の意図しない作動の問題に対処する方法は、以前から論じられてきた。グラクソグループリミテッド名義のWO−A−0587299が、吸入器の意図しない作動を防止するための制限部材を備えるpMDIを説明している。本明細書で説明する制限部材は、吸入器のクロージャ上に設けられ、クロージャが投与出口に近接して位置するときに投与出口を通ってハウジングに入る。やはりグラクソグループリミテッド名義の英国特許出願第0505543号およびその対応物のPCT特許出願PCT/GB2006/000978が、ステムブロックを含む支持部材を有するプライミング機構を含むpMDI用のアクチュエータを説明している。支持部材は、吸入器の作動が不可能である第1の不作動位置と作動が可能である第2の位置との間で、吸入器のハウジングに対して可動である。ノートンヘルスケアリミテッド(Norton Healthcare Limited)名義の米国特許第5,447,150号が、吸入器のマウスピースを覆うことができる回転可能に取り付けられる防塵キャップを備える「呼吸作動」pMDIを説明している。吸入器は、防塵キャップが閉位置にある場合は作動することができない。
意図しない作動を阻止する手段を有する複数投与のDPIは、商標Easyhaler(登録商標)の下に市販されており、その基礎となる吸入器の構造は、WO−A−01/87391(オリオン社(Orion Corporation))に説明されている。Easyhaler(登録商標)吸入器は、投与部材が吸入器本体に対して計量ドラムの方に移動したとき、粉末化された薬剤を投与する。その移動によりドラムが回転し、粉末化された薬剤の計量された単一の投与量を、ユーザ吸入による吸入空気流に流入させるように粉末保管部から吸入器のマウスピースに向けて投与し、また投与量カウント機構を駆動する。吸入器はまた、マウスピースの上に存在する、吸入器本体を貫通する小さな穴を備える。使用しないときマウスピースを覆うためのキャップが設けられ、そのキャップは、キャップがマウスピースに係合したとき、穴を通って突出し、吸入器本体中に入るプロング(突起)を備える。吸入器本体の内側にプロングが存在することにより、ドラム方向への投与部材の運動を制限し、キャップが装着されている間に、ユーザが投与部材を押圧して粉末を投与することを阻止する。
本発明の目的は、意図しない作動を予防する新規の手段を備える吸入器を提供することである。
本発明の一態様は、投与される薬剤調製物を含む容器ユニットと共に使用するための吸入器を提供する。吸入器は、容器ユニット用のハウジングであって、その中を容器ユニットがハウジングに向かって相対的に移動することができ、容器ユニットからユーザによる吸入のためのある投与量の薬剤調製物の投与が吸入器の投与出口を通して行われるハウジングと;投与出口を閉鎖する閉位置と投与出口が開く開位置との間で移動することができるクロージャと;制限部材を有する回転可能要素であって、使用時において回転可能要素が、ある投与量の薬剤調製物の投与ための容器ユニットとハウジングとの間の相対的な移動を制限しない非制限位置に制限部材を位置させる第1の位置と、ある投与量の薬剤調製物の投与が防止されるように容器ユニットとハウジングとの間の相対的な移動を制限する制限位置に制限部材を位置させる第2の位置との間で軸を中心に回転可能である回転可能要素とを含み、クロージャが回転可能要素と連動しており、クロージャの閉位置から開位置への移動により回転可能要素が制限部材を制限位置から非制限位置まで、およびその逆に移動させる。
本発明の他の態様および任意選択の特徴を、添付の特許請求の範囲および本発明の非制限的な例示の実施形態に記載しており、次に、これらを添付図面を参照して説明する。
種々の例示的な実施形態の以下の詳細な説明において、特徴の説明の不必要な反復を避けるために、同様の参照番号は同様の特徴を示す。
図1から6は、本発明の第1の実施形態による、患者71によって使用される、手持ち式で手動の呼吸調整pMDI70を示している。pMDI70は、容器ユニット14、および容器ユニット14が長手方向軸L−Lに沿ってその中で摺動できるハウジング1を備える。ハウジング1は、全体に管状でL形状をしており、軸部分1aおよびマウスピース3として構成された横部分1bを有する。別の実施形態では、横部分1bは、患者の外鼻孔75に挿入するための鼻ノズルとして構成される。
ハウジング1は、プラスチック材料から、例えば、射出成形により成形される。ハウジングは、ポリプロピレンであると好都合である。図2から6に示すpMDI70の使用方向では、ハウジング1は、容器ユニット14がハウジング1中に挿入可能な、軸部分1aに上部端4aを有し、またマウスピース3に下部開放端4bを有する。
pMDI70は、容器ユニット14の上部端を覆いさらにはハウジング1内に両方向に摺動可能であるキャップ20をさらに含む。図6に示すようにクロージャ5が開位置にある場合、ユーザ71による圧力の下向きの印加により、キャップ20が容器ユニット14をハウジング1内に押し込む。
容器ユニット14は、その先端部または先端部に計量バルブ50およびキャニスタ14aの先(バルブ)端部上に取り付けられる投与量カウンタモジュール14bを有する加圧式エアロゾルキャニスタ14aを含む。計量バルブは、例えば、バロア(仏)(例えば、DF10、DF30、DF60)、べスパックパブリック(英)(例えば、BK300、BK356)、および、3M−ネオテクニックリミテッド(3M−Neotechnic Ltd)(英)(例えば、Spraymiser(商標))といった、エアロゾル業界でよく知られている製造業者から市販されている。例示的な計量バルブは、米国特許第6,170,717号、第6,315,173号および第6,318,603号に記載されている。計量バルブ50の計量チャンバ(図示せず)は、US−A−2003/0101993に詳説されるように、例えば低温プラズマ重合によって、フッ素化ポリマーでコーティングされることができる。キャニスタ14aは、当技術分野で知られており簡単に上記で言及した加圧式薬用エアロゾル調製物を含む。キャニスタ14aは、アルミニウムで製造されてよく、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)とポリエーテルスルホン(PES)との混合物といった非フッ化炭素樹脂と任意選択で混合されるフッ化炭素樹脂でコーティングされる内表面を有してよい。この点に関連して、米国特許第6,143,277号、第6,511,653号、第6,253,762号、第6,532,955号および第6,546,928号を参照することができる。投与量カウンタモジュール14bは、PCT特許出願番号WO−A−2004/001664およびその米国での対応物のUS−A−2006/0096594で記載される。投与量カウンタモジュール14bは、キャニスタ14aのバルブ組立体端部に固定保持されており、キャニスタ14a内に残った薬剤調製物の計量された投与量の数を示すディスプレイを含む。投与量カウンタモジュール14bのディスプレイは、ハウジング1に設けられた窓を通して患者から見ることができる。投与量カウンタモジュール14bのディスプレイおよびハウジングの窓は、第1の実施形態では図示しない。しかし、これらは、第2の実施形態を示している図7から13に示されており、ディスプレイは115および窓は116の符号が付けられている。
中空ステムブロック18は、軸L−Lに沿ってハウジング1の内側基部表面から垂直に突出している。ステムブロック18は、容器ユニット14が「停止位置」にあるハウジング1内で受けられるときに計量バルブ組立体50のバルブステム14cを受ける。ステムブロック18は、バルブステム14cを受けるための入口端部18aおよびマウスピース3に面する出口端部18bを備える内部通路を有する。ステムブロック18はバルブステム14cを安定に保持し、キャップ20の押圧およびそれに伴うハウジングのさらに中の停止位置から「作動位置」までの容器ユニットの押圧により、バルブステム14cがキャニスタ14aに対して伸び位置から押圧位置まで変位させられる。この変位により、計量された投与量のエアロゾル調製物が、図6に示すように、キャニスタ14aからステムブロック18の出口端部18bを通ってマウスピース3の外へ投与される。
使用時には、計量された投与量の薬用エアロゾル調製物を必要とする患者は、ハウジング1のマウスピース3上に自分の唇を置き、次いで、同時に、吸入し、自分の指73で下向きの圧力をキャップ20に印加することにより容器ユニット14をハウジング1中に押圧して(図6の矢印F)、計量バルブ50に容器ユニット14から計量された投与量の薬剤調製物を放出させ、患者により生成された吸入空気流中に流入させて患者の肺に蓄積させる。言い換えると、患者71は、pMDI70、すなわち用語「呼吸調整吸入器」、の作動によって自分の吸入を調整する必要があり、上記のWO−A−2004/001664に記載されるように、容器ユニット14をハウジング1中に押圧することにより、さらに、投与量カウンタモジュール14bが投与量の放出を記録し、キャニスタ14a中に残されている計量された投与量の数を示すことになる。
図1から6に示す実施形態では、pMDI70は、ハウジング1のベース25内のスロット29に回転可能に取り付けられ、さらにpMDI70が非使用中である場合にマウスピース3を閉鎖するためのクロージャ5と連動する回転可能要素6を含む。クロージャ5は、例えばポリプロピレンといったプラスチック材料から、例えば、射出成形により成形することができる。好都合に、クロージャ5および回転可能要素6は、例えば単一の成形部品といった、pMDI70の単一の構成部分を形成することができる。回転可能要素6は、回転可能要素6の本体を通りさらにハウジング1を通る固定軸Xを中心に回転する。また、固定軸Xは、長手方向軸L−Lに垂直である。この実施形態では、固定軸Xは、車軸21の軸の形態をとり、回転可能要素6はそこを中心にまたはその上を回転する。図2から6に示すように、回転可能要素6は、略「P」形の本体を有し、固定軸Xは、「P」形本体の略半円形部分23を通る。
図5に示すクロージャ5の開位置では、「P」形の回転可能要素6の略半円形部分23がハウジング1から離れる外向きを向いている。反対に、図2に示すクロージャ5の閉位置では、「P」形の回転可能要素6の略半円形部分23は、ハウジング1の内向きを向いてそこに突出している。
回転可能要素6は、間にあるこの実施形態においてはいわゆる「一体蝶番」であるヒンジ8によってクロージャ5と連動する。ヒンジを設けることにより、クロージャ5が、回転可能要素6に作動可能に連結されたままでマウスピース3の寸法に厳密に一致する。クロージャ5は、ヒンジ8上で下向きに揺動することができ、クロージャ5が開位置へ移動するときにマウスピース3の覆いを取るようにする。マウスピース3の覆いを取るために、ユーザは、間のスナップ嵌め接続(図示せず)に打ち勝つのに十分な力で、単にクロージャ5を下向きにマウスピース3から離れるように引っ張る。
ヒンジ8は、また、回転可能要素6が固定軸Xを中心に回転する間にクロージャ5と回転可能要素6との間の角度を互いに対して変化させることができる。したがって、クロージャ5を開位置に移動させるときに、クロージャ5がマウスピース3を離れると、クロージャ5はマウスピース3の下に押し戻されることができ、それにより、回転可能要素6が固定軸Xを中心に回転して、例えばスナップ嵌めまたは締まり嵌め接続(図示せず)によってハウジング1のベース25に固定することができる。クロージャ5がこの位置に固定されると、クロージャ5は、スロット29、および、略半円形部分23がハウジング1から離れるように外向きを向いている回転可能要素6を覆う。より具体的には、略半円形部分23は、クロージャ5の内容積部27内に突出する。
また、図5に示すように、クロージャ5が、回転可能要素6を覆ってハウジング1のベース25に固定される開位置にあるとき、クロージャ5は、クロージャ5とハウジング1との間で密封状態を形成することができ、したがって、ある投与量の薬剤調製物の吸入の間に、内部に回転可能要素6が回転可能に取り付けられているハウジング1内のスロット29から外への空気流を減少させることができる。スロット29を通る空気流を減少させることにより、吸入中の吸入器装置の通常のトップからボトムへまでの空気流特性は、そうではない場合より乱れない。
開位置から閉位置へ戻すようにクロージャ5を移動させるときは、上記のプロセスが単純に逆になる。
前述から推測されるように、クロージャ5が開位置から閉位置に移動するとき、ヒンジ8を介したクロージャ5の回転可能要素6との連動により、回転可能要素6が固定軸Xを中心に回転する。回転可能要素6は、クロージャ5が閉位置にあり、それによりキャニスタ14aからの不用意な投与および投与量カウンタモジュール14bによって付随して起こるカウントが防止される場合に、ハウジング1内で容器ユニット14の移動を制限する制限部材7を画定する。この点に関連して、「P」形の略半円形部分23のアーチ形状表面が、制限部材7の制限表面7aを画定する。クロージャ5が開位置から閉位置に移動するとき、図2から6に示すように見た場合、回転可能要素6は固定軸Xを中心に反時計回り方向に回転し、制限表面7aは、ハウジング1を離れるように外側を向いた状態から、ハウジング1内へと内側を向く状態まで移動させられる。制限表面が内側を向いているとき、制限表面7aは、容器ユニット14の制限表面7aとの当接により、より具体的には投与量カウンタモジュール14bの制限部材7aとの当接により容器ユニット14とハウジング1との間の相対的な移動を制限するような位置にあり、その結果、pMDI70が使用中でないとき、ある投与量の薬剤調製物の不用意な投与および投与量カウンタモジュール14bによるカウントを防止する。このような不用意な投与/カウントは、例えば製造業者から販売業者へのpMDI70の出荷の間に、あるいは、pMDI70が患者のポケットまたはハンドバッグにあるときに、あるいはさらには、人がpMDI70で暇つぶしする/遊ぶことの結果として起こる可能性がある。したがって、薬剤調製物の損失は低減される。
回転可能要素6およびキャップ20は、プラスチック材料から、例えば射出成形により成形することができる。これらの構成要素がポリプロピレンであると好都合である。
図1から6に示すように、制限表面7aは、クロージャ5が閉位置にあるときに、カウンタモジュール14bの先端部に当接する、あるいは、それに密接する近傍に位置する。
クロージャ5が閉位置から開位置に移動するとき、ヒンジ8を介したクロージャ5の回転可能要素6との連動により、上述したようにクロージャ5が開位置から閉位置に移動するときに回転する方向と反対の方向に回転可能要素6が固定軸Xを中心に回転する。したがって、クロージャ5が閉位置から開位置に移動すると、回転可能要素6が固定軸Xを中心に回転し、制限表面7aがハウジング内へと内側を向いている状態から、ハウジング1を離れるように外側を向いた状態まで移動させられる。制限表面7aが外側を向いているとき、制限表面7aは、回転可能要素6の他のすべての表面とちょうど同じように、容器ユニット14とハウジング1との間の相対的な移動を制限するような位置になく、その結果、ユーザは、クロージャ5が開位置にあるときにキャップ20を押圧することによりある投与量の薬剤調製物を放出することができる。また、投与量カウンタモジュール14bはその投与量の放出を記録する。
本発明の第2の手持ち式で手動の呼吸調整pMDI170を図7から13に示しており、第1のpMDI170によって示されていない特徴のみ以下において詳細に示す。
回転可能要素106は、間隔が空いて平行な2つの「P」形部材106aおよび106bを有する。回転可能要素106は、2つの「P」形部材106aおよび106bを連結する架橋部材106cを有する。各「P」形部材106a、106bは、図1から6の第1の実施形態と同じ形で機能する制限表面107aを与える。より具体的には、2つの制限表面107aは、クロージャ105が閉位置にあるときに(図9を参照)ステムブロック118の両側に配置され、容器ユニット114とハウジング101との間の相対的な移動を制限してそれによりある投与量の薬剤調製物の不用意な投与/カウントを防止する。このような配置により、クロージャ5が閉位置にあるとき、安定した制限表面107aが容器ユニット114とハウジング101との間の相対的な移動を制限する間に、ステムブロック118が、ハウジング101の横方向部分101b内の中央に位置することができる。
本発明の第3の手持ち式で手動の呼吸調整pMDI270を図14から20に示しており、第1または第2のpMDI70;170によって示されていない特徴のみ以下において詳細に示す。
ある投与量の薬剤調製物の投与は、開位置にあるクロージャ205を用いてpMDI270を保持しながら、ユーザがサイド作動レバー250a、bを押圧することにより達成される。図17および18に示すように、ハウジングは、2つの分離した構成部品である、下記の差込接続によって組立てられることができる上側ハウジング201aおよび下側ハウジング201bを含む。下側ハウジング201bは、キャニスタ214aの先端部に取り付けられる投与量カウンタモジュール214bを受け、回転可能要素206を固定するためのステムブロック218および車軸221を含む。マウスピース203は、下側ハウジング201bと一体に形成されず、代わりに、分離した構成部品を形成する。
上側ハウジング部分201aは、略逆T形の中空で貝殻様の上側本体を含み、サイド作動レバー250a、bをそれぞれ受けるための横方向開口部249a、bを与える。上側ハウジング部分201aは、横方向開口部249a、b内においての停止位置(図14〜16)と内向きの作動位置(図示せず)との間でのそれ自体の枢動のために、レバー250a、bのピボット要素276a、bと係合するためのピボット要素251a、bを与える胴部289をさらに含む。
胴部289は、ハウジング201を形成するために上側および下側ハウジング部分201a、bを接続する差込接続のオス型部分を形成する1対の腕290a、bをその下側端部に含む。差込接続のメス型部分は、下側ハウジング部分201bに設けられる(図示せず)。
図17に、サイド作動レバー250a、bの内側への押圧を容器ユニット214とハウジング201との間の相対的な移動へと変換し、それにより、ある投与量の薬剤調製物を投与する負荷部材261を示す。負荷部材261が、容器ユニット214の上から接続されて、停止位置と作動位置との間でのレバー250a、bの枢動により、負荷部材261との係合によってキャニスタ214aの作動が行われる。
負荷部材261は、キャニスタ214aの外側周囲壁と、ここではスリーブ271の橋渡しをしてキャニスタ214aのベースと係合するスリーブ271の一方の上側端部における端部部分273と、フランジを与えてキャニスタ214aを荷載するために作動レバー250aによって係合されるスリーブ271の他方の下側端部における負荷部分275との緊密な嵌めあいであるスリーブ271を含む。
図17に、レバー250a、bが中空の貝殻状の部材であり、容器ユニット214の両側上の負荷部材261の負荷部分275に作用するために使用時に容器ユニット214をまたぐ1対の負荷腕279をそれぞれが与えていることを示す。
pMDI270を作動させるために、ユーザは、手動でpMDI270を図15に示す「マウスピースオープン」構成にして、次いで、自分の口にマウスピース203を持っていき、吸入息で調整して、1桁または複数桁の手持ち式pMDI270を用いて作動レバー250a、bを押圧することによって吸入器を作動させる。レバー250a、bを押圧することにより、レバー250a、bが内向きに回転し、レバー250a、bの負荷腕279が負荷部材261の負荷部分275を駆動させ、それにより、負荷部材261が下向きに駆動されて、負荷部材261の下向きの移動により、ステムブロック218によって静止して保持されているキャニスタ214aのバルブステム(図示せず)に対して下向きに容器ユニットが駆動される。より具体的には、レバー250a、bが内向きに枢動すると、負荷腕279が負荷部分275に作用し、負荷部材261を下向きに押す。次いで、これにより、負荷部材261の端部部分273がキャニスタ214aのベースを圧迫し、静止したバルブステムに対してハウジング内で下向きに容器ユニット214を押す。
静止したバルブステムに対しての容器ユニット214のこの下向きの移動は、キャニスタ214aを作動させ、計量された噴霧の薬剤調製物がバルブステムからマウスピース203内を通って投与される。
結果として起こるハウジング201内での容器ユニット214の下向きの移動は、計量された投与量の薬剤の投与のために、計量バルブを開くことにつながるだけでなく、上記のWO−A−2004/001,664に詳説されるように投与量カウンタモジュール214bのディスプレイを前進させる。
レバー250a、bを離すと、pMDI270は、計量バルブ内の戻りばねによってリセットされて次の作動に備える。
作動後、pMDI270はユーザの口から外されて、マウスピース203がクロージャ205によって閉鎖されて次の作動に備える。
図18に見られるように、本発明のこの実施形態では、クロージャ205および回転可能要素206は、例えば締まり嵌めまたはスナップ嵌めといった任意適当な接続によって一体型のコンポーネントに組立てられることができる分離したサブコンポーネントとして形成される。回転可能要素206は、ヒンジ208と共に一体に形成される。クロージャ205および回転可能要素206は、プラスチック材料であることが好都合であり、ヒンジ208が一体蝶番である成形プラスチック部品であることがより好都合である。
図示しないが、第3の実施形態の修正形態では、レバー250a、bは、例えば一体型成形として、胴部289と共に一体に形成される。レバー250a、bは、一体蝶番を通して胴部289に連結され、レバー250a、bの必要とされる枢動を実現する。
ある投与量の薬剤調製物の不測の投与は、容器ユニット214の先端部に取り付けられた投与量カウンタモジュール214bと当接することにより、2つの略「P」形の部材206aおよび206bの2つの制限表面207aが、容器ユニット214とハウジング201との間での相対的移動を制限することから、クロージャ205が図14および19に示すような閉位置にある場合には防止される。図15および20に示すようにクロージャが開位置にあり、サイド作動レバー250a、bがユーザによって押圧された場合、2つの略「P」形の部材206aおよび206bの2つの制限表面207aは、容器ユニット214とハウジング201との間での相対的な移動を制限せず、それにより、ある投与量の薬剤調製物の投与が防止されない。
図13の第2の実施形態および図15の第3の実施形態を参照すると、クロージャ105;205がハウジング101;201のベース125;225に固定されるその開位置にある場合、クロージャ105;205は、回転可能要素106;206および連動するスロット129;229を囲むのに加えて、pMDI170;270がその使用方向おいて垂直に立つことができるスタンドとしても機能する。
本発明の例示的な実施形態において、クロージャの開位置から閉位置への移動の間、容器ユニットは、ある投与量の薬剤調製物の投与を防止するためにハウジングに対して移動を要求しないことが確認されるであろう。これは、回転可能要素が制限部材を含まず、容器ユニットが、ハウジング内に含まれる制限部材の近傍に入ってそれによりある投与量の薬剤調製物の投与を防止するためにハウジングに対して移動されなければならない、英国特許出願第0505543号およびその対応物であるPCT特許出願PCT/GB2006/000978に記載される吸入器と異なる。
本発明の例示的な吸入器は、呼吸作動pMDIとは区別される呼吸調整pMDIである。呼吸作動pMDIの一例は、US5,447,150内に見られる。
本発明の例示的な吸入器は、米国特許第6,390,291号、第6,119,853号、第6,179,118号、第6,679,374号、第6,315,112号および第6,352,152号に記載される吸入器を含む吸入器を格納して収容するためのオーバーラップパッケージと共に使用されることができる。
それぞれの上述した実施形態は、すべて2006年8月22日に出願された米国特許仮出願第60/823,139号、第60/823,141号、第60/823,134号、第60/823,143号、第60/823,146号、第60/823,151号および第60/823,154号、ならびに、国際特許出願PCT/GB2006/000963、PCT/GB2006/000966、PCT/GB2006/000978、PCT/GB2006/000978、PCT/GB2006/000975、PCT/GB2006/000965に対応する米国特許出願に開示される1つまたは複数の特徴を組み込むために修正されることができ、これらの特許出願のそれぞれは、参照により全体として本明細書に組み込まれる。
上述の例示的な実施形態は、添付の特許請求の範囲からの1つまたは複数の特徴を組み込むためにさらに修正されることができる。
本発明の容器ユニットに含まれる薬剤は、軽度の、中程度のもしくは重度の急性または慢性症状の治療用であってよく、あるいは、予防療法用であってよい。この薬剤は、例えば、喘息、慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease(COPD))といった呼吸器疾患の治療に適しているが、例えば鼻炎治療といった他の治療指標用であってもよい。
したがって、適切な治療薬または薬剤は、例えば、
例えば、コデイン、ジヒドロモルフィン、エルゴタミン、フェンタニールまたはモルヒネといった、鎮痛剤;
例えば、ジルチアゼムといった、狭心症用製剤;
例えば、クロモグリク酸(例えば、ナトリウム塩としての)、ケトチフェンまたはネドクロミル(例えば、ナトリウム塩としての)といった、抗アレルギー剤;
例えば、セファロスポリン、ペニシリン、ストレプトマイシン、スルホンアミド、テトラサイクリン、およびペンタミジンといった、抗感染薬;
例えば、メタピリレンといった、抗ヒスタミン薬;
例えば、アンレキサノクス、アステミゾール、アザタジン、アゼラスチン、アクリバスチン、ブロムフェニラミン、セチリジン、レボセチリジン、エフレチリジン、クロルフェニラミン、クレマスチン、シクリジン、カレバスチン、シプロヘプタジン、カルビノキサミン、デスカルボエトキシロラタジン、ドキシルアミン、ジメチンデン、エバスチン、エピナスチン、エフレチリジン、フェキソフェナジン、ヒドロキシジン、サジテン、ロラタジン、レボカバスチン、ミゾラスチン、メキタジン、ミアンセリン、ノベラスチン、メクリジン、ノルアステミゾール、オロパタジン、ピクマスト、ピリラミン、プロメタジン、テルフェナジン、トリペレナミン、テメラスチン、トリメプラジン、およびトリプロリジン、特にセチリジン、レボセチリジン、エフレトリジン、およびフェキソフェナジンといった、H1拮抗物質;
例えば、WO−A−04035556とWO−A−06045416で開示された化合物といった、H3拮抗物質;
例えばヤブロノフスキー他、J.Med.Chem.46:3957−3960(2003)で開示された化合物といった、H4拮抗物質;
例えば、メチルプレドニソロン、プレドニソロン、デキサメサゾン、プロピオン酸フルチカソン、6α,9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−17α−[(4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボニル)オキシ]−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオ酸S−フルオロメチルエステル、6α,9α−ジフルオロ−17α−[(2−フラニルカルボニル)オキシ]−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオ酸S−フルオロメチルエステル(フルチカゾンフロ酸エステル)、6α,9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−3−オキソ−17α−プロピオニルオキシ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオ酸S−(2−オキソ−テトラヒドロフラン−3S−イル)エステル、6α,9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−3−オキソ−17α−(2,2,3,3−テトラメチルシクロプロピルカルボニル)オキシ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオ酸S−シアノメチルエステル、6α,9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−17α−(1−メチルシクロプロピルカルボニル)オキシ−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオ酸S−フルオロメチルエステル、ベクロメタゾンエステル(例えば、17−プロピオン酸エステルまたは17,21−プロピオン酸エステル)、ブデソニド、フルニソリド、モメタゾンエステル(例えば、モメタゾンフロ酸エステル)、トリアムシノロンアセトニド、ロフレポニド、コルチコステロイド(16α,17−[[(R)−シクロヘキシルメチレン]ビス(オキシ)]−11β,21−ジヒドロキシ−プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン)、ブチキソコートプロピオナート、RPR−106541、またはST−126といった、抗炎症剤;
例えば、ノスカピンといった、鎮咳薬;
例えば、サルメテロール(R−エナチオマなどのラセミ体または単一エナンチオマであるかもしれない)、サルブタモール(R−エナチオマなどのラセミ体または単一エナンチオマであるかもしれない)、フォルモテロール(R,R−ジアステレオマーなどのラセミ体または単一ジアステレオマーであるかもしれない)、サルメファモール、フェノテロールカルモテロール、エタンテロール、ナミンテロール、クレンブテロール、ピルブテロール、フレロブテロール、レプロテロール、バンブテロール、インダカテロール、テルブタリン、および例えば、サルメテロールのキシナホ酸(1−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボン酸メチル)塩、サルブタモールの硫酸塩または遊離塩基またはフォルモテロールのフマル酸塩といった、それらの塩を含むβアドレノレセプターのアゴニストといった、気管支拡張剤から選択することができ、
他のβアドレノセプターのアゴニストはWO02/066422、WO02/070490、WO02/076933、WO03/024439、WO03/072539、WO03/091204、WO04/016578、W02004/022547、W02004/037807、W02004/037773、W02004/037768、W02004/039762、W02004/039766、WO01/42193、およびWO03/042160に記載されていたものを含み、
βアドレノセプターのアゴニストの例は:
3−(4−{[6−({(2R)−2−ヒドロキシ−2−[4−ヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)フェニル]エチル}アミノ)ヘキシル]オキシ}ブチル)ベンゼンスルホンアミド;
3−(3−{[7−({(2R)−2−ヒドロキシ−2−[4−ヒドロキシ−3−ヒドロキシメチル)フェニル]エチル}−アミノ)ヘプチル]オキシ}プロピル)ベンゼンスルホンアミド;
4−{(1R)−2−[(6−{2−[(2,6−ジクロロベンジル)オキシ]エトキシ}ヘキシル)アミノ]−1−ヒドロキシエチル}−2−(ヒドロキシメチル)フェニル;
4−{(1R)−2−[(6−{4−[3−(シクロペンチルスルホニル)フェニル]ブトキシ}ヘキシル)アミノ]−1−ヒドロキシエチル}−2−(ヒドロキシメチル)フェノール;
N−[2−ヒドロキシル−5−[(1R)−1−ヒドロキシ−2−[[2−4−[[(2R)−2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル]アミノ]フェニル]エチル]アミノ]エチル]フェニル]ホルムアミド;
N−2{2−[4−(3−フェニル−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;および
5−[(R)−2−(2−{4−[4−(2−アミノ−2−メチル−プロポキシ)−フェニルアミノ]−フェニル}−エチルアミノ)−1−ヒドロキシ−エチル]−8−ヒドロキシ−1H−キノリン−2−オン
を含む。
βアドレノセプターのアゴニストが、硫酸、塩酸、フマル酸、ヒドロキシナフトエ酸(例えば、1−または3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸)、桂皮酸、置換桂皮酸、トリフェニル酢酸、スルファミン酸、スルファニル酸、ナフタレンアクリル酸、安息香酸、4−メトキシ安息香酸、2−または4−ヒドロキシ安息香酸、4−クロロ安息香酸、および4−フェニル安息香酸から選択される医薬的に許容される酸を用いて形成される塩の形態であってよい。
開示する特許および化合物が参照により完全に本明細書に組み込まれる、1996年9月3日に発行された米国特許第5,552,438号に記載される、例えば、シス−4−シアノ−4−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサン−1−カルボキシル酸、2−カルボメトキシ−4−シアノ−4−(3−シクロプロピルメトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)シクロヘキサン−1−オン、シス−[4−シアノ−4−(3−シクロプロピルメトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)シクロヘキサン−1−オール]、およびシス−4−シアノ−4−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシフェニル]シクロヘキサン−1−カルボン酸(やはり、シロミラストとして知られる)といったPDE4抑制剤、ならびに、その塩、エステル、プロドラッグ、または物理的形状;
別のPDE4抑制剤は、公開された国際特許出願WO04/024728(グラクソグリープリミテッド)、WO04/056823(グラクソグリープリミテッド)、およびWO04/103998(グラクソグループリミテッド)に記載される;
例えば、モンテルカスト、プランルカストおよびザファールカストといったロイコトリエン拮抗薬;例えば、WO−A−9313055、WO−A−9830537、WO−A−0250021、WO−A−9534534またはWO−A−9962875に開示される、iNOS抑制剤;
例えば、2R,3R,4S,5R)−2−[6−アミノ−2−(1S−ヒドロキシメチル−2−フェニル−エチルアミノ)−プリン−9−イル]−5−(2−エチル−2H−テトラゾル−5−イル)−テトラヒドロ−フラン−3,4−ジオール(例えばマレイン酸エステルとして)]といったアデノシン2aアゴニスト;[例えば、(2S)−3−[4−({[4−(アミノカルボニル)−1−ピペリジニル]カルボニル}オキシ)フェニル]−2−[((2S)−4−メチル−2−{([2−(2−エチルフェノキシ)アセチル]アミノ}ペンタノイル)アミノ]プロパン酸(例えば、遊離酸またはカリウム塩として)といった、α4インテグリン抑制剤];
例えば、アミロリドといった、利尿薬;
例えば、イプラトロピウム(例えば、ブロム剤として)チオトロピウム、アトロピン、オキシトロピウム、レバトロパン酸(例えば、臭化水素酸として)または、WO−A−0104118に記載されるLAS−34273といった、抗コリン作用薬;
例えば、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、またはプレドニゾロンといった、ホルモン;例えば、アミノフィリン、コリンテオフィリネート、リジンテオフィリネート、またはテオフィリン、といった、キサンチン;#
例えば、インスリンまたはグルカゴンといった、治療用タンパク質およびペプチド。
薬剤は、適切な場合、薬剤の活性および/または安定性を最適化するために、および/または噴射剤中の薬剤の溶解性を最小化するために、塩(例えば、アルカリ金属もしくはアミン塩として、または酸付加塩として)の形で、またはエステル(例えば、低アルキルエステル)として、または溶媒化合物(例えば、含水物)として使用できることは当業者であれば明らかである。
薬剤は、喘息および鼻炎などの炎症性疾患または病気の治療のための抗炎症性の配合物であることが好ましい。
薬剤は、HFA−134aもしくはHFA−227、またはその組合せなどのヒドロフルオロアルカン噴射剤中に配合されることが好ましい。
薬剤は、コルチコステロイド(例えば、フルチカゾンフロ酸エステルまたはプロピオン酸フルチカソン、モメタゾンフロ酸エステル、あるいは、サイクルソニド(cyclesonide))などの抗炎症性ステロイド、または、例えばキシナホ酸塩として、サルメテロールなどの長時間作用性ベータ作用薬(LABA)、あるいは、その組合せであることが好ましい。
好ましい薬剤は、サルメテロール、キシナホ酸サルメテロール、サルブタモール、硫酸サルブタモール、フランカルボン酸フルチカゾン、プロピオン酸フルチカゾン、フランカルボン酸モメタゾン、シクレソニド、およびジプロピオン酸ベクロメタゾン、ならびに、その塩、エステル、または溶媒和化合物。
他の適切な抗炎症性の配合物は、NSAID、例えば、PDE4抑制薬、ロイコトリエン拮抗薬、iNOS抑制薬、トリプターゼおよびエラスターゼ抑制薬、ベータ2インテグリン拮抗薬、およびアデノシン2a作動薬を含む。
薬剤は、組み合わせて送達することができる。一例として、ベクロメサゾン(例えば、エステル、好ましくはジプロピオン酸エステルとして)またはフルチカゾンフロ酸エステルまたはフルチカゾンプロピオン酸エステルなどの抗炎症性のステロイドと組み合わせて、サルブタモール(例えば、硫酸塩の遊離塩基として)またはサルメテロール(例えば、キシナホ酸塩として)を提供することができる。
本明細書において上記あるいは下記で引用するすべての刊行物、特許、および、特許出願は、それぞれの刊行物、特許または特許出願が明確かつ個別に参照によって組み込まれることを意図するかのように、同様の範囲に対してのその全体を参照することによって本明細書に組み込まれる。
明細書および添付の特許請求の範囲で使用される場合、単数形の「a」、「an」、「the」および「one」は、内容が別の形を明確に指示していない限り複数の指示対象を含む。また、「概ね(generally)」、「約(about)」、「ほぼ(approximately)」などの用語の使用は、厳密な値、特性またはパラメータを含むことを意味する。
上記では、本発明を例示のためだけに説明してきており、その上記説明を、特許請求の範囲に対して何らかの限定を加えるものと見なすべきでないことを理解されたい。特に、本発明は、pMDIに関して説明してきたが、本発明は、その吸入器の形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲により定義される。
本発明による使用中の第1のpMDIを示す図である。 制限部材がハウジング内のキャニスタユニットの移動を制限することによりそこからの投与を防止するように、ヒンジによって略「P」形の回転可能制限部材と連動するクロージャによって投与出口が閉鎖されるハウジング内に取り付けられる容器ユニットを示す、第1のpMDIの部分断面側面図である。 図2に対応するが、投与出口の外への容器ユニットからの投与を行うことができるように、クロージャの閉位置から開位置への移動がどのように、連動する「P」形の回転可能な制限部材をハウジングと容器ユニットとの間での相対的な移動を制限しなくなる位置内に回転させるかを順番に示す図である。 図2に対応するが、投与出口の外への容器ユニットからの投与を行うことができるように、クロージャの閉位置から開位置への移動がどのように、連動する「P」形の回転可能な制限部材をハウジングと容器ユニットとの間での相対的な移動を制限しなくなる位置内に回転させるかを順番に示す図である。 図2に対応するが、投与出口の外への容器ユニットからの投与を行うことができるように、クロージャの閉位置から開位置への移動がどのように、連動する「P」形の回転可能な制限部材をハウジングと容器ユニットとの間での相対的な移動を制限しなくなる位置内に回転させるかを順番に示す図である。 図2に対応するが、投与出口の外への容器ユニットからの投与を行うことができるように、クロージャの閉位置から開位置への移動がどのように、連動する「P」形の回転可能な制限部材をハウジングと容器ユニットとの間での相対的な移動を制限しなくなる位置内に回転させるかを順番に示す図である。 マウスピースを備えるハウジングと、ハウジング内に取り付けるための容器ユニットと、マウスピースを閉鎖するためのクロージャと、pMDIを作動するためのキャップと、クロージャと連動する1対の略「P」形の回転可能制限部材とを含む、本発明による第2のpMDIの下側からの分解斜視図である。 第2のpMDIのクロージャおよび連動する回転可能制限部材の側面図である。 マウスピース上の閉位置にあるクロージャ、および、ステムブロックの両側上の制限位置にある連動する回転可能制限部材の制限表面の断片的斜視図である。 クロージャがその閉位置にあり、連動する回転可能制限部材の制限表面がステムブロックの両側上の制限位置にある、第2のpMDIの側面図である。 図10に対応する部分断面図である。 クロージャが閉位置と開位置との間の中間位置にある、第2のpMDIを示す部分断面図である。 クロージャが開位置にあってハウジングのベースに固定されており、それにより、連動する「P」形の回転可能制限部材の制限表面がハウジングと容器ユニットとの間での相対的な移動を制限しない位置内に移されてある投与量の薬剤調製物の投与を可能にする、第2のpMDIの別の部分断面図である。 閉位置にあるクロージャを示している、ある投与量の薬剤調製物を投与するためのサイド作動レバーを含む本発明による第3のpMDIの斜視図である。 クロージャが開位置にあってハウジングに固定されている、第3の実施形態を示す斜視図である。 クロージャが閉位置と開位置との間の中間位置にあり、連動する「P」形の回転可能制限部材の制限表面の1つがマウスピースを通して可視である、第3の実施形態を示す斜視図である。 第3の実施形態のサイド作動機構の構成部品を示す分解斜視図である。 第3の実施形態の下側ハウジング、マウスピース、クロージャおよび回転可能要素を示す分解斜視図である。 当該投与量の薬剤調製物の投与を防止するために、クロージャが閉位置にありさらに回転可能要素が制限位置にある、第3の実施形態を示す部分断面側面図である。 当該投与量の薬剤調製物の投与が防止されないように、クロージャが開位置にありさらに回転可能要素が非制限位置にある、第3の実施形態を示す部分断面側面図である。

Claims (53)

  1. 投与される薬剤調製物を含む容器ユニットと共に使用される吸入器であって、
    前記容器ユニット用のハウジングであって、その中を前記容器ユニットが前記ハウジングに向かって相対的に移動することができ、前記容器ユニットからユーザによる吸入のためのある投与量の前記薬剤調製物の投与が前記吸入器の投与出口を通して行われるハウジングと、
    前記投与出口を閉鎖する閉位置と前記投与出口が開く開位置との間で移動することができるクロージャと、
    制限部材を有する回転可能要素であって、使用時において前記回転可能要素が、前記投与量の前記薬剤調製物の投与ための前記容器ユニットと前記ハウジングとの間の相対的な移動を制限しない非制限位置に前記制限部材を位置させる第1の位置と、前記投与量の前記薬剤調製物の投与が防止されるように前記容器ユニットと前記ハウジングとの間の相対的な移動を制限する制限位置に前記制限部材を位置させる第2の位置との間で軸を中心に回転可能である回転可能要素と、
    を含み、
    前記クロージャが前記回転可能要素と連動しており、前記クロージャの閉位置から開位置への移動により前記回転可能要素が前記制限部材を前記制限位置から前記非制限位置まで移動させ、かつその逆の動作もさせ、
    前記クロージャが、前記回転可能要素に対して、ヒンジ運動により移動できるように、ヒンジが前記回転可能要素と前記クロージャとの間に配置される、
    吸入器。
  2. 前記回転可能要素が、固定軸を中心に回転する、請求項1に記載の吸入器。
  3. 前記回転可能要素の前記固定軸が、前記吸入器のハウジングを通っている、請求項2に記載の吸入器。
  4. 前記クロージャが前記開位置から前記閉位置まで移動する間に、前記容器ユニットが、前記投与量の前記薬剤調製物の投与を防止するために前記ハウジングに対しての相対的な移動を要求しないことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の吸入器。
  5. 前記制限部材が制限表面を有し、前記開位置から前記閉位置までの前記クロージャの移動により、前記回転可能要素を前記第1の位置から前記第2の位置まで回転させ、それにより前記制限部材をその制限位置まで移動させて、前記制限位置では、前記制限表面が前記ハウジングと前記容器ユニットとの間の相対的な移動を制限する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の吸入器。
  6. 前記制限表面が、湾曲した表面である、請求項5に記載の吸入器。
  7. 前記湾曲した表面が、前記軸を中心に一定の半径を有する、請求項6に記載の吸入器。
  8. 前記回転可能要素が、前記軸に取り付けられた略半円状の部分を含み、その周囲表面が前記制限表面を形成する、請求項5、6または7に記載の吸入器。
  9. 前記回転可能要素が中心として回転可能である前記軸が、前記回転可能要素を通っている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の吸入器。
  10. 前記回転可能要素が略「P」形である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の吸入器。
  11. 前記回転可能要素が中心として回転可能である前記軸が、前記「P」形の前記半円形部分を通っている、請求項10に記載の吸入器。
  12. 前記「P」形の前記半円形表面が、前記制限部材の前記制限表面を形成する、請求項5に従属する場合の請求項10または11に記載の吸入器。
  13. 前記クロージャが前記開位置にあるとき、前記クロージャが前記回転可能要素を覆うことが可能となっている、請求項1〜12のいずれか一項に記載の吸入器。
  14. 前記クロージャがその開位置にあるとき、前記回転可能要素が前記クロージャの内側に配置可能となっている、請求項13に記載の吸入器。
  15. 前記回転可能要素および前記クロージャが、単一の構成要素に含まれる、請求項1〜14のいずれか一項に記載の吸入器。
  16. 前記クロージャが前記開位置にあるとき、前記クロージャが開放可能に前記ハウジングに固定されるように適合される、請求項1〜15のいずれか一項に記載の吸入器。
  17. 前記クロージャが、前記ハウジングに固定されたときに前記吸入器用のベースを形成するように適合される、請求項16に記載の吸入器。
  18. 前記ベースが、前記吸入器用のスタンドを形成するように適合される、請求項17に記載の吸入器。
  19. 前記吸入器が呼吸作動吸入器でないことを条件とする、請求項1〜18のいずれか一項に記載の吸入器。
  20. 前記吸入器が手動呼吸調整吸入器である、請求項1〜19のいずれか一項に記載の吸入器。
  21. 前記吸入器がpMDIである、請求項1〜20のいずれか一項に記載の吸入器。
  22. 前記容器ユニットが、加圧式容器ユニットである、請求項1〜21のいずれか一項に記載の吸入器。
  23. 前記容器ユニットが、前記薬剤調製物を含む容器を含む、請求項1〜22のいずれか一項に記載の吸入器。
  24. アクセサリが、前記容器に取り付けられる、請求項23に記載の吸入器。
  25. 前記アクセサリが、前記容器の先端部に取り付けられる、請求項24に記載の吸入器。
  26. 前記容器が、加圧式容器である、請求項23、24または25に記載の吸入器。
  27. 前記回転可能要素が制限部材から構成される、請求項1〜26のいずれか一項に記載の吸入器。
  28. 前記吸入器は、前記クロージャが前記閉位置にあるとき、前記制限部材が前記容器ユニットに当接するように配置されて、それにより、ある投与量の前記薬剤調製物の投与を防止するように、前記容器ユニットの前記ハウジングに対する相対的な移動を制限し、
    かつ、前記クロージャが前記開位置にあるとき、前記制限部材が前記容器ユニットに当接しないように配置されて、それにより、前記容器ユニットが前記ハウジングに対して移動することが可能になり、ある投与量の前記薬剤調製物の投与が可能となるように構成される、請求項1〜27のいずれか一項に記載の吸入器。
  29. 前記クロージャが前記閉位置にあるときに、前記容器ユニットに当接させるべく、前記制限部材の前記制限表面を配置するように構成される、請求項5から8および12のいずれか一項に従属する場合の請求項28に記載の吸入器。
  30. 前記制限部材が、前記クロージャが前記閉位置にあるときに、前記容器ユニットの前記アクセサリに当接するように構成される、請求項29に記載の吸入器。
  31. 前記ハウジング内に前記容器ユニットを含む、請求項1〜30のいずれか一項に記載の吸入器。
  32. 薬剤調製物を含む容器ユニットを中に受けるためのハウジングを含み、前記容器ユニットが相対的に移動することができそれによりユーザによる吸入のためにある投与量の前記薬剤調製物が前記容器ユニットから前記吸入器の投与出口を通じて投与される吸入器と共に使用するためのクロージャであって、
    前記クロージャが、前記クロージャが前記投与出口を閉鎖する閉位置と前記投与出口が開いている開位置との間を移動するために吸入器に移動可能に取り付けられるように適合され、
    前記クロージャが、制限部材を含む回転可能要素を含み、前記回転可能要素が前記クロージャのその閉位置と開位置との間での移動の軸を中心に回転するように適合され、前記回転可能要素が、前記クロージャがその開位置および閉位置にあるときにそれぞれ第1の位置および第2の位置に配置され、
    前記第1の位置が、ある投与量の前記薬剤製剤の投与のための前記容器ユニットと前記ハウジングとの間の相対的な移動を制限しない非制限位置に制限部材を位置させて、前記第2の位置が、前記投与量の前記薬剤調製物の投与が防止されるようにするために前記容器ユニットと前記ハウジングとの間の相対的な移動を制限する制限位置に前記制限部材を位置させ、
    前記クロージャが、前記投与出口を閉鎖するクロージャ部分を有し、
    前記クロージャが、前記回転可能要素に対して、ヒンジ運動により移動できるように、ヒンジが前記回転可能要素と前記クロージャとの間に配置される、
    クロージャ。
  33. 前記ヒンジが、前記回転可能要素が前記クロージャ部分内に配置されるのを可能にする、請求項32に記載のクロージャ。
  34. 前記制限部材が、制限表面を有し、前記開位置から前記閉位置までのクロージャの移動により、前記回転可能要素を前記第1の位置から前記第2の位置まで回転させ、それにより、前記制限部材をその制限位置まで移動させて、前記制限位置では、前記制限表面が前記ハウジングと前記容器ユニットとの間での相対的な移動を制限する、請求項32または33に記載のクロージャ。
  35. 前記回転可能要素が中心として回転可能である前記軸が、前記回転可能要素を通っている、請求項32から34のいずれか一項に記載のクロージャ。
  36. 前記回転可能要素が、略「P」形である、請求項33から35のいずれか一項に記載のクロージャ。
  37. 前記回転可能要素が、中心として回転可能である前記軸が、前記「P」形の半円形部分を通っている、請求項36に記載のクロージャ。
  38. 前記「P」形の前記半円形表面が、前記制限部材の前記制限表面を形成する、請求項37に記載のクロージャ。
  39. 前記回転可能要素および前記クロージャ部分が、任意選択で一体に形成される単一の構成要素に含まれる、請求項32から38のいずれか一項に記載のクロージャ。
  40. 前記回転可能要素が、回転の中心となる吸入器の軸に取り付けるための取付け部を有する、請求項32〜39のいずれか一項に記載のクロージャ。
  41. 前記回転可能要素および前記クロージャが、一体に形成される単一の構成要素に含まれる、請求項15に記載の吸入器。
  42. 前記回転可能要素および前記クロージャが、前記ヒンジで連結されている、請求項1〜31のいずれか一項に記載の吸入器。
  43. 前記ヒンジは、ヒンジ軸を有しており、該ヒンジ軸の周りに、前記クロージャがヒンジ運動により移動できるようになっており、前記ヒンジ軸は、本質的に、前記回転可能要素が回転可能である前記軸に平行でかつ離間している、請求項1〜31および42のいずれかに記載の吸入器。
  44. 前記回転可能要素が、前記回転可能要素が前記軸まわりに回転するときに、前記ヒンジは、前記クロージャと前記回転可能要素との間の相対的な角度が変化できるようになっている、請求項1〜31、42および43のいずれかに記載の吸入器。
  45. 前記制限部材が制限位置にあるときに、前記閉位置から前記開位置に向かって前記クロージャを移動させるように、前記ヒンジは、第1の方向に、前記クロージャが前記回転可能要素に対して自由にヒンジ運動できるようになっており、
    前記制限部材が非制限位置にあるときに、前記制限部材を覆うように前記クロージャを移動させるように、前記ヒンジは、前記第1の方向とは反対方向の第2の方向に、前記クロージャが前記回転可能要素に対して自由にヒンジ運動できるようになっている、請求項1〜31および42〜44のいずれかに記載の吸入器。
  46. 前記クロージャは、前記制限部材に向かうように、前記回転可能要素に対してヒンジ運動可能となっている、請求項1〜31および42〜45のいずれかに記載の吸入器
  47. 前記クロージャが該クロージャの開位置にあるときに、前記制限部材が前記クロージャによって覆われるように、前記ヒンジは、前記回転可能要素と前記クロージャとが、向かい合った位置関係においてヒンジ運動することができるようになっている、特徴とする請求項46に記載の吸入器。
  48. 前記回転可能要素および前記クロージャの部分が、前記ヒンジで連結されている、請求項32〜40のいずれかに記載のクロージャ。
  49. 前記ヒンジは、ヒンジ軸を有しており、該ヒンジ軸の周りに、前記クロージャの部分がヒンジ運動により移動できるようになっており、前記ヒンジ軸は、本質的に、前記回転可能要素が回転可能である前記軸に平行でかつ離間している、請求項32〜40および48のいずれかに記載のクロージャ。
  50. 前記回転可能要素が、前記回転可能要素が前記軸まわりに回転するときに、前記ヒンジは、前記クロージャの部分と前記回転可能要素との間の相対的な角度が変化できるようになっている、請求項32〜40、48および49のいずれかに記載のクロージャ。
  51. 前記ヒンジは、反対の向きとなる2つ方向において、前記クロージャの部分が前記回転可能要素に対して自由にヒンジ運動できるようになっており、前記2つの方向のうち1つの方向において、前記制限部材を覆うように前記クロージャの部分を移動させるようになっている、請求項32〜40および48〜50のいずれかに記載のクロージャ。
  52. 前記クロージャの部分は、前記制限部材に向かうように、前記回転可能要素に対してヒンジ運動可能となっている、請求項32〜40および48〜51のいずれかに記載のクロージャ。
  53. 前記制限部材が前記クロージャの部分によって覆われるように、前記ヒンジは、前記回転可能要素と前記クロージャの部分とが、向かい合った位置関係においてヒンジ運動できるようになっている、請求項52に記載のクロージャ。
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