JP5306117B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般家庭で使用する誘導加熱調理器に係り、より詳しくは加熱コイルと駆動回路基板との電気的、機械的接続部の改良に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器において、加熱コイルと駆動回路基板との電気的、機械的接続は、加熱コイルのリード部を、駆動回路基板上面側または加熱コイルと駆動回路基板の間に設けた端子台まで引き回して、その端子と駆動回路基板側のリード部の端子とを、ねじ止め、かしめ等にて接続する手法がとられている。又は、加熱コイルのリード部の端子と駆動回路基板のリード部の端子を、コイルベース上面側にて中継接続し固定する端子接続固定手段を設け、加熱コイルのリード部の端子と駆動回路基板のリード部の端子を前記端子接続固定手段にねじ止め、かしめ等にて接続する手法がとられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−75611号公報(図2、図6〜8)
しかしながら、前述のように駆動回路基板上面側や加熱コイルと駆動回路基板の間に設けた端子台やコイルベース上面側にて、加熱コイルのリード部の端子と駆動回路基板のリード部の端子を接続するようにしたものにあっては、加熱コイルのコイルベース下方に引き出されたリード部の端子を、コイルベースを裏返してコイルベース上面側まで引き回して固定しているため、作業性が悪く、また加熱コイルのリード部が長くなる問題があった。
本発明の技術的課題は、加熱コイルのリード部の端子と駆動回路基板のリード部の端子との接続作業が容易で、かつ加熱コイルのリード部を短くすることができるようにすることにある。
本発明に係る誘導加熱調理器は、本体ケースと、本体ケースの上面に配置されて被加熱調理容器を載置する天板と、天板の下方に配置された加熱コイルと、加熱コイルを、そのリード部を下方へ引出可能に載置するコイルベースと、加熱コイルに高周波電流を流す駆動回路基板とを備え、加熱コイルのリード部の端末および駆動回路基板のリード部の端末には、それぞれ端子を設け、コイルベースには、加熱コイルのリード部の端子と駆動回路基板のリード部の端子を、当該コイルベースの下面側と他の面側との間で中継接続し固定する端子接続固定手段を設け、端子接続固定手段は、コイルベースに形成されたスリットに中間連結部が嵌入されてこのスリットを貫通する両端が当該コイルベースの下面側と上面側に沿うように互いに逆方向に折曲されたクランク形状の接続金具と、接続金具の下面側の折曲部と加熱コイルのリード部の端子とを接続固定するコイル側端子固定手段と、接続金具の上面側の折曲部と駆動回路基板のリード部の端子とを接続固定する基板側端子固定手段とを備え、スリットの少なくとも片方の側面には、スリット奥行き方向に延びる隆起部分が形成され、クランク形状の接続金具の中間連結部をスリットに嵌め込むことで、隆起部分とその対向する側面との間に中間連結部を挟み仮止めする構造になっているものである。
本発明の誘導加熱調理器によれば、加熱コイルのリード部の端子と駆動回路基板のリード部の端子を、コイルベースの下面側と他の面側との間で中継接続し固定する端子接続固定手段を設け、端子接続固定手段は、コイルベースに形成されたスリットに中間連結部が嵌入されてこのスリットを貫通する両端が当該コイルベースの下面側と上面側に沿うように互いに逆方向に折曲されたクランク形状の接続金具と、接続金具の下面側の折曲部と加熱コイルのリード部の端子とを接続固定するコイル側端子固定手段と、接続金具の上面側の折曲部と駆動回路基板のリード部の端子とを接続固定する基板側端子固定手段とを備え、スリットの少なくとも片方の側面には、スリット奥行き方向に延びる隆起部分が形成され、クランク形状の接続金具の中間連結部をスリットに嵌め込むことで、隆起部分とその対向する側面との間に中間連結部を挟み仮止めする構造になっているので、接続金具をスリットに嵌め込むだけで、接続金具を仮止めでき、その仮止め状態下で加熱コイルのリード部の端子と駆動回路基板のリード部の端子との接続作業を行うことができる。このため加熱コイルのリード部の端子と駆動回路基板のリード部の端子との接続作業が容易となるとともに、加熱コイルのリード部を短くすることができる。
本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の天板を外した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のコイルベース部の下面図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のコイルベース部の縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のコイルベースにおける端子接続部の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のコイルベースにおける端子接続部の変形例を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のコイルベースにおける端子接続部の他の変形例を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のコイルベース部の下面図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のコイルベース部の縦断面図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のコイルベースにおける端子接続部の分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のコイルベースにおける端子接続部の変形例を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のコイルベースにおける端子接続部の他の変形例を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器の端子接続固定手段の更に他の変形例を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器のコイルベース部の下面図である。 本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器のコイルベース部の縦断面図である。 本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器のコイルベースにおける端子接続部の分解斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器のコイルベースにおける端子接続部の変形例を示す分解斜視図である。
実施の形態1.
以下、図示実施の形態により本発明を説明する。
図1は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の外観を示す斜視図である。図2は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の天板を外した状態の斜視図である。図3は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のコイルベース部の下面図である。図4は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のコイルベース部の縦断面図であり、コイルベースの端子接続固定側半分を示してある。
本実施の形態の誘導加熱調理器は、図1のように本体を構成する本体ケース1と、本体ケース1の上部開口には、被加熱調理容器2を載置するための、例えば耐熱ガラスの如き非磁性材からなる平板状の天板3が設置され、覆われている。
図2に示すように、本体ケース1内には、その前方に、被加熱調理容器2を誘導加熱するための誘導式熱源である加熱コイル4と、前記加熱コイル4を載置するためのコイルベース5があり、前記加熱コイル4に高周波電流を流す駆動回路基板6と、前記加熱コイル4、及び前記駆動回路基板6を冷却するための冷却ファン7が設けられている。
前記加熱コイル4のリード部の端末および前記駆動回路基板6のリード部の端末には、それぞれ中継接続するための端子9,11が、かしめ、溶接等にて取り付けられている。
コイルベース5の上下面に、加熱コイル4のリード部の端末に取り付けられた端子9、及び駆動回路基板6のリード部の端末に取り付けられた端子11を、中継接続し固定する端子接続固定手段を構成する。
端子接続固定方法は特に限定するものでなく、電気的、機械的に接続できていればねじ止め、かしめ、溶接等、設計者が任意に選択できるものである。
組立工程は、加熱コイル4とコイルベース5を組合せたものをコイルが下になるように冶具の上に置く。フェライト8を嵌合保持する溝にシリコンを塗り、フェライト8を嵌める。コイルベース5に加熱コイル4のリード部の端子9と接続金具10Aを固定する。
次いで、本体ケース1内に、コイルベース5を、加熱コイル4が上面、フェライト8が下面になるように組立て、接続金具10Aに駆動回路基板6のリード部の端子11を固定する。
図3に示すように、コイルベース5は、下部にフェライト8を嵌合保持し、上部に加熱コイル5を載置しており、加熱コイル5のリード部が下方へ引き出されている。
図4に示すように、接続金具10Aは、コイルベース5を貫通する両端が互いに逆方向に折曲されたクランク形状に形成されたもので、加熱コイル4のリード部の端子9と接続金具10Aの下面側の折曲部を重ねてコイル側端子固定手段であるねじ12aでコイルベース5の下面に接続固定し、駆動回路基板6のリード部の端子11と接続金具10Aの上面側の折曲部を重ねて基板側端子固定手段であるねじ12bでコイルベース5の上面に接続固定する構成である。
以上のような構造にすることにより、本実施の形態1において、加熱コイル4のリード部の端子9と駆動回路基板6のリード部の端子11との接続作業が容易となり、かつ加熱コイル4のリード部を短くすることができる。
(実施例1−1)
図5は端子接続固定手段の実施例1−1に係る誘導加熱調理器のコイルベースにおける端子接続部の分解斜視図であり、図中、前述の図1〜4と同一部分には同一符号を付してある。この実施例1−1の端子接続固定手段は、コイルベース5にスリット15があり、スリット15の片方の側面にスリット奥行き方向に延びる隆起部分16があり、接続金具10Aの中間連結部をスリット15に入れることで、隆起部分16とその対向するスリット側面との間に接続金具10Aを挟み仮止めする構造になっている。ここでは、加熱コイル4のリード部の端子9と駆動回路基板6のリード部の端子11とをいずれも丸形端子とし、クランク状の接続金具10Aの上面側と下面側にバーリング加工したねじ穴13があり、コイルベース5の下面に接続金具10Aと加熱コイル4のリード部の端子9を、コイルベース5の上面に接続金具10Aと駆動回路のリード部の端子11を、それぞれねじ12a,12bによって止着することで接続固定したものである。
以上のような構造にすることにより、この実施例1−1において、加熱コイル4のリード部の端子9と駆動回路基板6のリード部の端子11との接続作業が容易となり、かつ加熱コイル4のリード部を短くすることができる。
(実施例1−2)
図6は端子接続固定手段の実施例1−2に係る誘導加熱調理器のコイルベースにおける端子接続部を示す分解斜視図であり、図中、前述の図5と同一部分には同一符号を付してある。この実施例1−2の端子接続固定手段は、加熱コイル4のリード部の端子9を丸型端子とし、駆動回路基板6のリード部の端子11をファストン端子とし、クランク状の接続金具10Bの下面側にバーリング加工したねじ穴13があり、上面側にはタブ端子17を施し、コイルベース5の下面に接続金具10Bと加熱コイル4のリード部の端子9をねじ止めして、コイルベース5の上面側で接続金具10Bと駆動回路基板6のリード部の端子11をファストン端子で接続固定したものである。
以上のような構造にすることにより、この実施例1−2においても、加熱コイル4のリード部の端子9と駆動回路基板6のリード部の端子11との接続作業が容易となり、かつ加熱コイル4のリード部を短くすることができる。
(実施例1−3)
図7は端子接続固定手段の実施例1−3に係る誘導加熱調理器のコイルベースにおける端子接続部を示す分解斜視図であり、図中、前述の図5,6と同一部分には同一符号を付してある。この実施例1−3の端子接続固定手段は、加熱コイル4のリード部の端子9と接続金具10Cの下面側をかしめて接続している。また、駆動回路基板6のリード部の端子11は丸形端子とし、接続金具10Cの上面側にバーリング加工したねじ穴13を設け、コイルベース5の上面に接続金具10Cと駆動回路基板6のリード部の端子11を基板側端子固定手段であるねじ12bで止着することで接続固定したものである。
以上のような構造にすることにより、この実施例1−3においても、加熱コイル4のリード部の端子9と駆動回路基板6のリード部の端子11との接続作業が容易となり、かつ加熱コイル4のリード部を短くすることができる。
実施の形態2.
図8は本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のコイルベース部の下面図、図9は本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のコイルベース部の縦断面図であり、コイルベースの端子接続固定側半分を示してある。なお、各図中、前述の図3,4と同一部分には同一符号を付してある。図9のように、接続金具10Dは、コ字状に折曲形成されているとともに、コ字状の対向する片の一方の片が他方の片よりも長尺に設定されている。また、接続金具10Dのコ字状の対向する片の双方に、平面的に位置をずらせてバーリング加工したねじ穴13が設けられている。コイルベース5には、接続金具10Dを嵌め込む溝が設けられ、溝の壁面の少なくとも一方に突起18が形成されていて、接続金具10Dを嵌め込むことで、突起18とその対向する壁面との間に接続金具10Dを挟み、仮止めする構造になっている。
以上のような構造にすることにより、本実施の形態2においても、加熱コイル4のリード部の端子9と駆動回路基板6のリード部の端子11との接続作業が容易となり、かつ加熱コイル4のリード部を短くすることができる。
(実施例2−1)
図10は端子接続固定手段の実施例2−1に係る誘導加熱調理器のコイルベースにおける端子接続部を示す分解斜視図であり、図中、前述の図5と同一部分には同一符号を付してある。この実施例2−1の端子接続固定手段は、加熱コイル4のリード部の端子9と駆動回路基板6のリード部の端子11を、いずれも丸形端子とし、接続金具10Dのコ字状の対向する片の双方、つまり上面側の片と下面側の片に、バーリング加工したねじ穴13があり、コイルベース5の下面に接続金具10Dと加熱コイル4のリード部の端子9を、またコイルベース5の上面に接続金具10Dと駆動回路基板6のリード部の端子11を、それぞれねじ12a,12bによって止着することで接続固定したものである。
以上のような構造にすることにより、この実施例2−1においても、加熱コイル4のリード部の端子9と駆動回路基板6のリード部の端子11との接続作業が容易となり、かつ加熱コイル4のリード部を短くすることができる。
(実施例2−2)
図11は端子接続固定手段の実施例2−2に係る誘導加熱調理器のコイルベースにおける端子接続部を示す分解斜視図であり、図中、前述の図10と同一部分には同一符号を付してある。この実施例2−2の端子接続固定手段は、加熱コイル4のリード部の端子9を丸型端子とし、駆動回路基板6のリード部の端子11をファストン端子とし、コ字状の接続金具10Eの下面側にバーリング加工したねじ穴13があり、上面側にはタブ端子17を側方に突出させて設け、コイルベース5の下面に接続金具10Eと加熱コイル4のリード部の端子9をねじ12aによって止着することで接続固定し、コイルベース5の上面側で接続金具10Eと駆動回路基板6のリード部の端子11をファストン端子で接続固定したものである。
以上のような構造にすることにより、この実施例2−2においても、加熱コイル4のリード部の端子9と駆動回路基板6のリード部の端子11との接続作業が容易となり、かつ加熱コイル4のリード部を短くすることができる。
(実施例2−3)
図12は端子接続固定手段の実施例2−3に係る誘導加熱調理器のコイルベースにおける端子接続部を示す分解斜視図であり、図中、前述の図10と同一部分には同一符号を付してある。この実施例2−3の端子接続固定手段は、加熱コイル4のリード部の端子9とコ字状の接続金具10Fをかしめて接続している。また、駆動回路基板6のリード部の端子11を丸形端子とし、接続金具10Fの上面側にバーリング加工したねじ穴13があり、コイルベース5の上面に接続金具10Fと駆動回路基板6のリード部の端子11をねじ12bによって止着することで接続固定したものである。
以上のような構造にすることにより、この実施例2−3においても、加熱コイル4のリード部の端子9と駆動回路基板6のリード部の端子11との接続作業が容易となり、かつ加熱コイル4のリード部を短くすることができる。
(実施例2−4)
図13は端子接続固定手段の実施例2−4に係る誘導加熱調理器の端子接続固定手段を示す分解斜視図であり、図中、前述の図10と同一部分には同一符号を付してある。この実施例2−4の端子接続固定手段は、コ字状の接続金具10Gの形状を横長にするとともに、その上面側の片と下面側の片の各端子との接続部が平面的に見て重ならないように切り欠きを設けることで、コイルベース5の端子接続固定部分の出っ張りを短くできるようにしたものである。ここでは、加熱コイル4のリード部の端子9と駆動回路基板6のリード部の端子11を、いずれも丸形端子とし、接続金具10Gの上面側と下面側にバーリング加工したねじ穴13を設け、コイルベース5の下面に接続金具10Gと加熱コイル4のリード部の端子9をねじ12aによって止着することで接続固定し、コイルベース5の上面に接続金具10Gと駆動回路基板6のリード部の端子11をねじ12bによって止着することで接続固定したものである。
以上のような構造にすることにより、この実施例2−4においても、加熱コイル4のリード部の端子9と駆動回路基板6のリード部の端子11との接続作業が容易となり、かつ加熱コイル4のリード部を短くすることができる。
実施の形態3.
図14は実施の形態3に係る誘導加熱調理器のコイルベース部の下面図、図15は本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器のコイルベース部の縦断面図であり、コイルベースの端子接続固定側半分を示してある。なお、各図中、前述の図3,4と同一部分には同一符号を付してある。図15のように、接続金具10Hは、L字状に折曲形成され、L字状の接続金具10Hの下面側となる一方の片にバーリング加工したねじ穴13が形成されているとともに、L字状の接続金具10Hの他方の片がコイルベース5を貫通できる長さに設定され、その貫通端にタブ端子を上方向に施してある。そして、コイルベース5の下面に接続金具10Hと加熱コイル4のリード部の端子9をねじ12aによって止着することで接続固定し、コイルベース5の上面側で接続金具10Hと駆動回路基板6のリード部の端子11をファストン端子で接続固定したものである。
以上のような構造にすることにより、本実施の形態3においても、加熱コイル4のリード部の端子9と駆動回路基板6のリード部の端子11との接続作業が容易となり、かつ加熱コイル4のリード部を短くすることができる。加えて、接続金具10Hは、前述の実施の形態1や実施の形態2の接続金具より製造上の加工回数が少なくて済むため、安価に製造することができる。
(実施例3−1)
図16は端子接続固定手段の実施例3−1に係る誘導加熱調理器のコイルベースにおける端子接続部を示す分解斜視図であり、図中、前述の図14,15と同一部分には同一符号を付してある。この実施例3−1の端子接続固定手段は、コイルベース5にスリット15があり、スリット15の片方の側面にスリット奥行き方向に延びる隆起部分16があり、L字状の接続金具10Hの垂直面となる側の片をスリット15に入れることで、隆起部分16とその対向するスリット側面との間に接続金具10Hを挟み仮止めする構造になっている。また、L字状の接続金具10Hの下面側となる一方の片にバーリング加工したねじ穴13を形成するとともに、L字状の接続金具10Hの他方の片(垂直面となる側の片)がコイルベース5すなわちスリット15を貫通できる長さに設定され、その貫通端にタブ端子17を設けている。また、加熱コイル4のリード部の端子9を丸型端子とし、駆動回路基板6のリード部の端子11をファストン端子としている。そして、コイルベース5の下面側に接続金具10Hと加熱コイル4のリード部の端子9をねじ12aによって止着することで接続固定し、コイルベース5の上面側で接続金具10Hのタブ端子17と駆動回路基板6のリード部の端子11をファストン端子で接続固定したものである。
以上のような構造にすることにより、この実施例3−1においても、加熱コイル4のリード部の端子9と駆動回路基板6のリード部の端子11との接続作業が容易となり、かつ加熱コイル4のリード部を短くすることができる。
(実施例3−2)
図17は端子接続固定手段の実施例3−2に係る誘導加熱調理器のコイルベースにおける端子接続部を示す分解斜視図であり、図中、前述の図16と同一機能部分には同一符号を付してある。この実施例3−2の端子接続固定手段は、コイルベース5にスリット15があり、スリット15の片方の側面にスリット奥行き方向に延びる隆起部分16があり、L字状の接続金具10Iの垂直面となる側の片をスリット15に入れることで、隆起部分16とその対向するスリット側面との間に接続金具10Iを挟み仮止めする構造になっている。また、L字状の接続金具10Iの下面側となる一方の片にバーリング加工したねじ穴13を形成するとともに、L字状の接続金具10Iの他方の片(垂直面となる側の片)の一側縁部にスリット15を側方に貫通するタブ端子17を設けている。また、加熱コイル4のリード部の端子9を丸型端子とし、駆動回路基板6のリード部の端子11をファストン端子としている。そして、コイルベース5の下面側に接続金具10Iと加熱コイル4のリード部の端子9をねじ12aによって止着することで接続固定し、コイルベース5の側面側で接続金具10Iのタブ端子17と駆動回路基板6のリード部の端子11をファストン端子で接続固定したものである。
以上のような構造にすることにより、この実施例3−2においても、加熱コイル4のリード部の端子9と駆動回路基板6のリード部の端子11との接続作業が容易となり、かつ加熱コイル4のリード部を短くすることができる。加えて、駆動回路基板6がコイルベース5の真下にある場合に、駆動回路基板6のリード部を短くすることもできる。
1 本体ケース、2 被加熱調理容器、3 天板、4 加熱コイル、5 コイルベース、6 駆動回路基板、9 加熱コイルのリード部の端子、10A〜10C クランク形状の接続金具、10D〜10G コ字状の接続金具、10H〜10I L字状の接続金具、11 駆動回路基板のリード部の端子、12a ねじ(コイル側端子固定手段)、12b ねじ(基板側端子固定手段)、15 スリット、17 タブ端子。

Claims (3)

  1. 本体ケースと、
    前記本体ケースの上面に配置されて被加熱調理容器を載置する天板と、
    前記天板の下方に配置された加熱コイルと、
    前記加熱コイルを、そのリード部を下方へ引出可能に載置するコイルベースと、
    前記加熱コイルに高周波電流を流す駆動回路基板とを備え、
    前記加熱コイルのリード部の端末および前記駆動回路基板のリード部の端末には、それぞれ端子を設け、
    前記コイルベースには、前記加熱コイルのリード部の端子と前記駆動回路基板のリード部の端子を、当該コイルベースの下面側と他の面側との間で中継接続し固定する端子接続固定手段を設け、
    前記端子接続固定手段は、
    前記コイルベースに形成されたスリットに中間連結部が嵌入されて該スリットを貫通する両端が当該コイルベースの下面側と上面側に沿うように互いに逆方向に折曲されたクランク形状の接続金具と、
    前記接続金具の前記下面側の折曲部と前記加熱コイルのリード部の端子とを接続固定するコイル側端子固定手段と、
    前記接続金具の前記上面側の折曲部と前記駆動回路基板のリード部の端子とを接続固定する基板側端子固定手段とを備え
    前記スリットの少なくとも片方の側面には、スリット奥行き方向に延びる隆起部分が形成され、
    前記クランク形状の接続金具の前記中間連結部を前記スリットに嵌め込むことで、前記隆起部分とその対向する側面との間に該中間連結部を挟み仮止めする構造になっていることを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 本体ケースと、
    前記本体ケースの上面に配置されて被加熱調理容器を載置する天板と、
    前記天板の下方に配置された加熱コイルと、
    前記加熱コイルを、そのリード部を下方へ引出可能に載置するコイルベースと、
    前記加熱コイルに高周波電流を流す駆動回路基板とを備え、
    前記加熱コイルのリード部の端末および前記駆動回路基板のリード部の端末には、それぞれ端子を設け、
    前記コイルベースには、前記加熱コイルのリード部の端子と前記駆動回路基板のリード部の端子を、当該コイルベースの下面側と他の面側との間で中継接続し固定する端子接続固定手段を設け、
    前記端子接続固定手段は、
    前記コイルベースの周縁部に嵌着されたコ字状の接続金具と、
    前記接続金具のコイルベース下面側に位置するコ字状の一方の片と前記加熱コイルのリード部の端子とを接続固定するコイル側端子固定手段と、
    前記接続金具のコイルベース上面側に位置するコ字状の他方の片と前記駆動回路基板のリード部の端子とを接続固定する基板側端子固定手段とを備え
    前記コイルベースの周縁部の前記コ字状の接続金具が嵌着される部位には、該コ字状の接続金具の両側に延出する壁が設けられ、これら壁の少なくとも片方の壁面には、突起が形成され、
    前記嵌着時に、前記コ字状の接続金具を前記両側の前記壁の間に嵌め込むことで、前記突起とその対向する側面との間に該コ字状の接続金具を挟み仮止めする構造になっていることを特徴とする誘導加熱調理器。
  3. 本体ケースと、
    前記本体ケースの上面に配置されて被加熱調理容器を載置する天板と、
    前記天板の下方に配置された加熱コイルと、
    前記加熱コイルを、そのリード部を下方へ引出可能に載置するコイルベースと、
    前記加熱コイルに高周波電流を流す駆動回路基板とを備え、
    前記加熱コイルのリード部の端末および前記駆動回路基板のリード部の端末には、それぞれ端子を設け、
    前記コイルベースには、前記加熱コイルのリード部の端子と前記駆動回路基板のリード部の端子を、当該コイルベースの下面側と他の面側との間で中継接続し固定する端子接続固定手段を設け、
    前記端子接続固定手段は、
    前記コイルベースに形成されたスリットに嵌入されて該スリットを貫通する一端が当該コイルベースの下面側に沿うように折曲されるとともに、該スリットから当該コイルベースの上面側または側面側に突出する他端側がタブ端子に形成されたL字状の接続金具と、
    前記接続金具のコイルベース下面側に位置する前記L字状の一方の片と前記加熱コイルのリード部の端子とを接続固定するコイル側端子固定手段と、
    前記接続金具のコイルベース上面側または側面側に突出する前記タブ端子と前記駆動回路基板のリード部の端子とを接続固定する基板側端子固定手段とを備え
    前記スリットの少なくとも片方の側面には、スリット奥行き方向に延びる隆起部分が形成され、
    前記L字状の接続金具の前記タブ端子側となる他方の片を前記スリットに嵌め込むことで、前記隆起部分とその対向する側面との間に前記L字状の接続金具の前記他方の片を挟み仮止めする構造になっていることを特徴とする誘導加熱調理器。
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