JP5303936B2 - パワーモジュール用基板及びパワーモジュール並びにパワーモジュール用基板の製造方法 - Google Patents
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Description
このようなパワーモジュール用基板は、回路層に半導体チップ等の電子部品がはんだ接合されるとともに、金属層にヒートシンクが接合されることでヒートシンク付のパワーモジュールが構成される。
一方、抗折強度の高いSi3N4等からなるセラミックス基板においては、熱応力による亀裂の発生を抑制できるものの熱伝導が低いために、電子部品等で発生した熱を面方向に拡散させることができなくなってしまう。熱の放散を確保するために回路層を厚くした場合には、電子部品と回路層との熱膨張率の差によってはんだ層に亀裂が発生してしまうおそれがあった。
さらに、熱伝導度の高いセラミックスによって構成された基板本体及び補助板の一方によって電子部品等に発生した熱を面方向に拡散させることが可能となる。
この場合、回路層を形成する金属板を補助板にろう付けするろう付け工程において、基板本体と補助板とをろう付けすることが可能となり、このパワーモジュール用基板を簡単に、かつ、低コストで製造することができる。
基板本体及び補助板はそれぞれセラミックスの板材で構成されており、これらの板材を成形する際の変形等によって板材表面の平坦度を確保することが困難である。このようなセラミックスの板材同士の間に延性を有する金属からなる緩衝層を設けることで、平坦度の悪いセラミックスの板材同士(基板本体及び補助板)を確実に接合することが可能となる。また、この緩衝層を介して熱を面方向に拡散させることもできる。
この構成のパワーモジュールによれば、絶縁性が確保されるとともに放熱が促進されることになり、その信頼性を向上させることができる。
また、本発明のパワーモジュール用基板の製造方法は、請求項1に記載されたパワーモジュール用基板を製造するパワーモジュール用基板の製造方法であって、Si 3 N 4 からなる前記基板本体と、AlNからなる前記補助板との間に、ろう材と、延性を有する金属からなる前記緩衝層と、ろう材と、を積層して配置し、かつ、前記補助板の表面にろう材を介して回路層となる金属板を積層し、これらを積層方向に加圧した状態でろう付けすることを特徴としている。
このパワーモジュール1は、本実施形態であるパワーモジュール用基板10と、パワーモジュール用基板10の回路層15の表面にはんだ層2を介して接合された半導体チップ3と、パワーモジュール用基板10の金属層17の表面にろう付けされたヒートシンク4と、を備えている。はんだ層2は、例えばSn−Ag系、Sn−In系、若しくはSn−Ag−Cu系のはんだ材とされている。なお、本実施形態では、回路層15とはんだ層2との間にNiメッキ層(図示なし)が設けられている。
また、金属層17の表面に接合されるヒートシンク4は、Al又はAl合金で構成されており、冷却媒体を流通するための流路が設けられている。
このようにして積層体20を形成し、この積層体20をその積層方向に加圧した状態で真空炉内に装入してろう付けを行うことで、本実施形態であるパワーモジュール用基板10が製造される。
この第2の実施形態であるパワーモジュール用基板30においては、補助板32の形状が第1の実施形態と異なっている。詳述すると、基板本体31の一面側のうちパターン状に形成された回路層35に対応する部分にのみ補助板32が設けられているのである。
この第3の実施形態であるパワーモジュール用基板40においては、基板本体41と回路層45との間に補助板42が配設されるとともに、基板本体41と金属層47との間にも補助板42が配設されている。つまり、基板本体41の両面に補助板42、42が配設されているのである。
例えば、第1〜第3の実施形態においては、基板本体をSi3N4で構成し、補助板をAlNで構成したもので説明したが、これに限定されることはなく、基板本体をAlNで構成し、補助板をSi3N4で構成してもよい。
また、金属層にヒートシンクを接合したものとして説明したが、ヒートシンクや金属層を有していなくてもよい。さらに、ヒートシンクとして冷却媒体の流路を有するもので説明したが、ヒートシンクの構造に特に限定はない。
3 半導体チップ(電子部品)
10、30、40 パワーモジュール用基板
11、31、41 基板本体
12、32、42 補助板
13、33、43 緩衝層
15、35、45 回路層
17、37、47 金属層
Claims (3)
- セラミックスからなる基板本体と、この基板本体の一面側に積層されて回路層を形成する金属板と、を備えたパワーモジュール用基板であって、
少なくとも前記基板本体と前記金属板との間には、前記基板本体とは異なるセラミックスからなる補助板が配設されており、
前記基板本体がSi 3 N 4 で構成されるとともに、前記補助板がAlNで構成され、
前記基板本体と前記補助板との間には、延性を有する金属からなる緩衝層が設けられており、
前記基板本体と前記緩衝層がろう材によって接合されているとともに、前記緩衝層と前記補助板がろう材によって接合されていることを特徴とするパワーモジュール用基板。 - 請求項1に記載のパワーモジュール用基板と、該パワーモジュール用基板の前記回路層上に搭載された電子部品と、を備えることを特徴とするパワーモジュール。
- 請求項1に記載されたパワーモジュール用基板を製造するパワーモジュール用基板の製造方法であって、
Si 3 N 4 からなる前記基板本体と、AlNからなる前記補助板との間に、ろう材と、延性を有する金属からなる前記緩衝層と、ろう材と、を積層して配置し、かつ、前記補助板の表面にろう材を介して回路層となる金属板を積層し、これらを積層方向に加圧した状態でろう付けすることを特徴とするパワーモジュール用基板の製造方法。
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