JP5302738B2 - 発光装置及びバックライト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子から出力された光が光学レンズを通して出射される発光装置、及び、当該発光装置を用いたバックライト装置に関する。
一般的な発光素子を複数用いて液晶ディスプレイ用のバックライト装置を作製する場合、各発光素子から出射される光を拡散板に均一に入射させる必要がある。しかし、発光素子から出射される光を拡散板に均一に入射させるには発光素子と拡散板間を相当距離離間させる必要があるため、液晶ディスプレイシステムが厚くなるという問題がある。また、通常よりも多くの発光素子を実装すれば、発光素子と拡散板間距離を短くでき液晶ディスプレイシステムの薄型化が可能であるが、コストが上昇するという問題が生じる。
斯かる問題を解決する一手段として、例えば、下記の特許文献1に開示されているような、発光素子の上部に光学レンズを配置することにより1つの点光源(発光素子)から出射される光を横方向に拡散させる方法がある。図1は、特許文献1に開示されている発光素子の上部に光学レンズを配置した構造のバックライト装置の断面図を示している。光学レンズ30の内側面に囲まれる中空部31内の基板12上に発光素子11が実装されており、発光素子11から出射された光は光学レンズ30で屈折されて外側に拡がって外部に出射されるため、拡散板20のより広い範囲に向けて照射される。
特開2007−096318号公報
しかしながら、発光素子の上部に光学レンズを配置した構造のバックライト装置において、1つの発光素子から出射される光が、拡散板のなるべく広い領域に入射できるようにするには、光学レンズから出射する光の向きをできるだけ拡散板に平行な向きに屈折させる必要がある。しかし、フレネル反射と呼ばれる現象により、光学レンズから出射する光の向き、つまり、拡散板に入射する光りの向きが、拡散板表面に平行な向きに近付くほど、入射光の拡散板表面での反射率が増加してしまい、発光素子が高輝度であっても拡散板に対して広範囲に効率的に入射させることが困難である。このため、液晶ディスプレイに対して平面状の光源となる拡散板の輝度が低下することになり、バックライト装置としての性能が低下することになる。
ここで、拡散板に対する光の入射角と反射率の関係について説明する。図2は、屈折率がn1である物質1を進む光が、屈折率がn2である物質2に入射された時に光が進む経路を示す図である。反射面に対して物質1から入射角αで入射した光は、屈折角βで進行する屈折光と反射角αで反射する反射光とに分けられる。このとき、p波及びs波の各振幅反射率Rp、Rsを求める下記の数1及び数2に示すフレネル反射式より、強度反射率Rは、下記の数3で与えられる。
[数1]
Rp=|tan(α−β)/tan(α+β)|
[数2]
Rs=|sin(α−β)/sin(α+β)|
[数3]
R=1/2×[tan{2×(α−β)}/tan{2×(α+β)}
+sin{2×(α−β)}/sin{2×(α+β)}]
更に、下記の数4に示すスネルの法則を用いれば、物質1と物質2の界面における強度反射率Rは、物質1の屈折率n1、物質2の屈折率n2、及び、物質1から物質2への入射角αによって決められる。
[数4]
n1×sinα=n2×sinβ
従って、発光素子から拡散板に入射する光の強度反射率Rは、物質1が空気、物質2が拡散板の材質となるので、拡散板の材質をポリカーボネートとすると、屈折率n1が1、屈折率n2が1.581として、数3及び数4より、入射角αの関数として与えられる。尚、入射角αは、図3に示すように、入射光と拡散板表面と垂直な法線Pとの成す角度で規定される。
図4は、上記要領で求められた発光素子から拡散板20に入射する光の強度反射率Rと入射角αの関係を示す図である。図4より明らかなように、拡散板20に対してα=70°を超える角度にて入射された光は、拡散板20の表面での反射率が大きくなる。即ち、発光素子の上部に光学レンズを配置した構造において、上述の従来技術のように、光学レンズを用いてα=70°以上の角度に広げられ拡散板に入射された光は反射率が大きく、効率が低下することになる。
本発明は、上記した発光素子の上部に光学レンズを配置した構造の従来の発光装置の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、発光素子から出射された光を高効率で拡散板に入射できる発光装置、及び、それを用いた高効率なバックライト装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、発光素子と、前記発光素子を表面に実装する基板と、一方が凹面で他方が凸面で構成された負の屈折力を有する第1光学レンズと、正の屈折力を有し、正の屈折力が光軸より周辺部に向けて徐々に大きくなる第2光学レンズを備え、前記第1光学レンズの凹面に囲まれた内部空間に前記発光素子が位置するように、前記第1光学レンズと前記発光素子を前記基板表面に配置し、前記第1光学レンズの凸面側に前記第2光学レンズを配置してなることを特徴とする発光装置を提供する。
上記特徴の発光装置によれば、発光素子から出射される光が第1光学レンズによって横方向(基板と平行な方向)に拡がり、第1光学レンズからの出射光と基板に垂直な法線との成す角度で規定される出射角が、第1光学レンズの外側ほど大きくなるが、第2光学レンズの正の屈折力が光軸より周辺部に向けて徐々に大きくなっているため、第2光学レンズに入射する光は、周辺部ほど出射角が小さくなって第2光学レンズから出射されるため、出射角を一定範囲に抑制しつつ、発光素子から出射される光を横方向に広げることが可能となる。この結果、本発光装置を用いたバックライト装置において、第2光学レンズから出射された光が入射する拡散板への入射角が一定範囲に抑制されるため、上述したフレネル反射現象によって拡散板表面での反射率が増大するのが抑制され、高効率で拡散板に入射できる発光装置が提供できる。
更に、上記特徴の発光装置は、前記発光素子から出射される光の前記第1光学レンズと前記第2光学レンズを通過した後の前記基板表面に垂直な法線に対する出射角が0度以上70度以下の範囲内にあることが好ましい。
このように、出射角が0度以上70度以下の範囲内に抑制されることで、拡散板への入射角も同様に抑制され、図4に示すように、拡散板表面での反射率を約0.2以下に抑制でき、高効率で拡散板に入射できる発光装置が提供できる。
更に、上記特徴の発光装置は、前記第2光学レンズは一方が凹面で他方が凸面で構成され、前記第2光学レンズの凹面に囲まれた内部空間に、前記第1光学レンズと前記発光素子が配置されていることが好ましい。
このように、第2光学レンズの凹面に囲まれた内部空間に第1光学レンズと発光素子を配置することで、第1光学レンズからの出射光の出射角が90度またはそれ以上でも、当該出射光が第2光学レンズに入射することで、当該90度またはそれ以上の出射角を第2光学レンズで小さく修正することが可能となる。また、第2光学レンズの当該内部空間に第1光学レンズと発光素子を配置できることから、第2光学レンズの周縁部と基板表面を直接接着させて、第2光学レンズを基板表面に固定できるため、第2光学レンズを支持するための支持部材が不要となる。
更に、上記特徴の発光装置は、前記第2光学レンズが、凹面または凸面の少なくとも何れか一方面にフレネル加工が施されたフレネルレンズであることが好ましい。これにより、第2光学レンズの厚みを薄くできるため、発光装置の薄型化が図れる。
更に、上記特徴の発光装置は、前記発光素子が、前記基板表面に線状或いはアレイ状に複数配列して実装され、前記発光素子の夫々に、前記第1光学レンズと前記第2光学レンズが各別に設けられていることが好ましい。これにより、出射角を一定範囲に抑制しつつ、第2光学レンズから出射される領域を拡大でき、面積の大きい拡散板に対応可能な発光装置を提供できる。
更に、本発明では、上記特徴の発光装置と、前記基板表面側に前記基板表面と平行に配置された前記発光素子から入射した光を拡散させて出射する拡散板と、を備えてなることを特徴とするバックライト装置を提供する。
上記特徴の発光装置を用いてバックライト装置を構成することで、第1及び第2光学レンズを通過して出射される光の出射角が、個々の発光素子において夫々一定範囲に抑制されることから、第2光学レンズから出射される光の拡散板表面での反射率の低下が、拡散板表面の全面において抑制され、高効率なバックライト装置を提供できる。
更に、上記特徴のバックライト装置は、前記発光装置の前記基板表面に実装された複数の前記発光素子の隣接する2つの前記発光素子から出射される光が、前記拡散板の入射面側で部分的に重なり合うように、隣接する2つの前記発光素子の配列間隔が設定されていることが好ましい。これにより、拡散板表面に入射する光の単位面積当たりの入射強度が、各発光素子の対応する第2光学レンズの光軸から外側に離間した周縁部では拡散板表面への入射光の入射角が大きくなるため低下するが、隣接する2つの発光素子からの入射光が拡散板表面で重なり合うことで、当該低下を補完し合い、拡散板表面全体での入射強度のバラツキが抑制される。
更に、上記特徴のバックライト装置は、前記発光装置の前記基板表面に実装された複数の前記発光素子の隣接する2つの前記発光素子から出射された光が前記拡散板の入射面上の同一点に入射する場合の夫々の入射角と夫々の前記発光素子から当該入射点までの経路長の関数として算出される当該入射点での照度が、当該入射点を夫々の前記入射角が70度以下となる条件下で、当該入射点を一方の前記発光素子からの光の入射角が0度の位置から、他方の前記発光素子からの光の入射角が0度の位置まで直線的に移動させた場合の前記照度の変動幅または変動率が一定範囲内となるか、或いは、最小となるように、前記基板表面と前記拡散板の入射面間の距離と前記配列間隔が設定されていることが好ましい。或いは、上記特徴のバックライト装置は、前記発光装置の前記基板表面に、前記基板表面と平行で互いに直交する2方向に同じ間隔でアレイ状に配列して実装された複数の前記発光素子の配列間隔を1辺とする正方形の各頂点に位置する4つの前記発光素子から出射された光が前記拡散板の入射面上の同一点に入射する場合の夫々の入射角と夫々の前記発光素子から当該入射点までの経路長の関数として算出される当該入射点での照度が、当該入射点を夫々の前記入射角が70度以下となる条件下で、当該入射点を4つの前記発光素子の夫々から前記拡散板の入射面への光の入射角が0度となる位置を頂点とする正方形内で移動させた場合の前記照度の変動幅または変動率が一定範囲内となるか、或いは、最小となるように、前記基板表面と前記拡散板の入射面間の距離と前記配列間隔が設定されていることが好ましい。これにより、拡散板表面に重なり合って入射する複数の発光素子からの光の合成照度が、拡散板表面でより確実に均一化されるため、拡散板表面全体での入射強度のバラツキが抑制される。
発光素子の上部に光学レンズを配置した構造の従来のバックライト装置の概略の断面構造を示す要部断面図 フレネル反射を説明する光経路図 拡散板に入射する光の入射経路及び入射角を説明する図 入射角と強度反射率の関係を示す図 本発明による発光装置及びバックライト装置の一実施形態における概略の断面構造を示す要部断面図 本発明による発光装置及びバックライト装置の一実施形態の概略の断面構造を示す他の要部断面図 本発明によるバックライト装置の一実施形態の概略構成を示す斜視図 本発明によるバックライト装置の一実施形態の他の概略構成を示す斜視図 2つの発光素子から拡散板に入射する光の入射位置と照度の関係を説明する図 4つの発光素子から拡散板に入射する光の入射位置と照度の関係を説明する図 本発明による発光装置及びバックライト装置の別実施形態における概略の断面構造を示す要部断面図 本発明による発光装置及びバックライト装置の他の別実施形態における概略の断面構造を示す要部断面図
本発明に係る発光装置及びその発光装置を用いたバックライト装置の実施形態につき、図面に基づいて説明する。尚、以下において、説明の理解の容易のため、図1に示す従来のバックライト装置と共通する部位には同じ符号を付して説明する。
図5及び図6に、本発明によるバックライト装置の概略の断面構造を示す。図5及び図6に示すように、バックライト装置1は、複数の発光素子11、複数の発光素子11を表面に実装する基板12、第1光学レンズ13、及び、第2光学レンズ14を備えてなる発光装置10と、拡散板20を備えて構成される。図5は、1個の発光素子11に係る断面構造を拡大表示した要部断面図で、図6は、3個の隣接する発光素子11に係る断面構造を拡大表示した要部断面図である。何れも、各構成要素の位置関係を明確に示すために、部分的に強調表示しているため、各部の寸法比は実際の寸法比と必ずしも一致していない。尚、図5及び図6において矢印付き実線は、発光素子11から出射された光が拡散板20に入射するまでの軌跡を模式的に示している。
発光素子11は、アノード及びカソードの2つの電極端子を下面側に備えた発光ダイオード等のチップ型素子で、発光が素子上面側から上面側空間に向けて放射される。基板12は、発光素子11を表面実装するプリント配線基板で、発光素子11の2つの電極端子と電気的に接続するための電極配線が予め施されている。図5及び図6では図示されていないが、発光素子11と基板12は、発光素子11の2つの電極端子と基板12に設けられた電極とが半田付け等により接続され、2つの電極端子と電極配線が電気的に接続している。
第1光学レンズ13は、下面側が凹面で上面側が凸面で構成された負の屈折力を有するメニスカスレンズで、発光素子11の発光波長域の光を透過する合成樹脂素材でできている。第1光学レンズ13の凹面で囲まれた第1中空部15の第1光学レンズ13の光軸が通過する位置に、発光素子11が配置されている。第1光学レンズ13の光軸は、基板12の表面と直交している。
第2光学レンズ14は、下面側が凹面で上面側が凸面で構成された正の屈折力を有するメニスカスレンズで、発光素子11の発光波長域の光の波長を透過する合成樹脂素材でできている。第2光学レンズ14の凹面で囲まれた第2中空部16内に、第1光学レンズ13と発光素子11が配置されている。第2光学レンズ14の光軸は、基板12の表面と直交し、第1光学レンズ13の光軸と同軸上或いはほぼ同軸上に配置されている。第2光学レンズ14の凹面形状または凹面形状は、正の屈折力が光軸より周辺部に向けて徐々に大きくなるように形成されている。
第1光学レンズ13と第2光学レンズ14は何れも、基板12の表面とは接着剤で固定されており、基板12の表面と接着している外周の形状は円形である。また、本実施形態では、図6に示すように、複数の発光素子11の夫々に対して、各別に第1光学レンズ13と第2光学レンズ14が設けられている。
発光素子11は、基板12の表面に線状或いはアレイ状に複数配列して実装されており、図7は線状に配列されている場合の一例を、図8はアレイ状に配列されている場合の一例を、夫々斜視図によって模式的に示している。尚、図7及び図8では、基板12と第2光学レンズ14だけを示しているが、発光素子11と第1光学レンズ13は、夫々第2光学レンズ14の内側に存在している。
拡散板20は、従来のバックライト装置で使用されているものと同じものである。拡散板20は、下面側の表面が基板12の表面と平行になるように設置されている。
図5及び図6に示すように、複数の発光素子11の夫々から出射された光は、負の屈折力を有する第1光学レンズ13によって光軸から半径方向外側に向けて屈折して横方向に広がって出射する。更に、第2光学レンズ14は、正の屈折力が光軸より周辺部に向けて徐々に大きくなっているため、第1光学レンズ13の凸面の外周部から出射する光ほど、第2光学レンズ14によって大きく光軸寄りに屈折して、基板12及び拡散板20の表面と垂直な法線に対する出射角が、光軸から離間するほど大きく低減される。
上述のように、発光素子11から順に、負の屈折力を有する第1光学レンズ13と正の屈折力が光軸より周辺部に向けて徐々に大きくなっている第2光学レンズ14を配置することで、発光素子11の夫々から出射された光を、外周側で出射角が大きくなり過ぎるのを抑制しつつ、横方向に広げることができるため、拡散板20の下面側に入射する光の反射率を抑制することができる。
本実施形態では、第2光学レンズ14の凸面側から出射する光の出射角は0〜70度の範囲内となるように、第1光学レンズ13と第2光学レンズ14の大きさや形状が設計されている。この結果、拡散板20の素材がポリカーボネートの場合では、図4に示すように、拡散板20の下面での反射率が約0.2以下に抑制される。更に、第2光学レンズ14の凸面側から出射する光の出射角を0〜60度の範囲内となるように設計することで、拡散板20の下面での反射率が約0.1以下に抑制される。
更に、図6に示すように、本実施形態では、隣接する2つの発光素子11から出射される光が、拡散板20の下面の入射面において部分的に重なり合うように、隣接する2つの発光素子11の配列間隔が設定されている。このように、隣接する2つの発光素子11から出射される光が重なり合う領域(領域A)では、拡散板20の下面への入射角が、各発光素子11に対応する第1光学レンズ13と第2光学レンズ14の光軸と交差する領域(領域B)より大きいため、単位面積当たりの入射強度が低下するが、隣接する2つの発光素子11からの光が重なり合うことで、入射強度の低下が補完され合う。この結果、拡散板20の下面側から入射する光の反射率が、拡散板20の全面に亘って約0.2以下(或いは、約0.1以下)に抑制されるとともに、拡散板20の下面側表面内での入射強度のバラツキが抑制されるため、拡散板20の全面に亘って、従来と比べてより均質な入射光とすることができる。
次に、基板12の表面と拡散板20の下面側表面間の距離d、及び、隣接する2つの発光素子11間の離間距離r(上述の配列間隔に相当)の決定方法について、図9を参照して具体的に説明する。
拡散板20の下面側表面の任意の点Aにおける照度について考える。ここで、距離dと距離rの比(d/r)が比較的小さく、且つ、拡散板20の下面への入射角が70度(または60度)以下となる場合を想定しているため、点Aに入射する光は、点Aを挟んで両側に位置する2つの発光素子11a,11bからのみと考える。つまり、発光素子11aから出射した光は、他方の発光素子11bの直上点A2(発光素子11bから基板12の表面に対して垂直方向に出射した光の拡散板20の下面への入射点。入射角は0度となる。)より遠方には届かず入射しない場合を想定している。同様に、発光素子11bから出射した光は、他方の発光素子11aの直上点A1(発光素子11aから基板12の表面に対して垂直方向に出射した光の拡散板20の下面への入射点。入射角は0度となる。)には届かず入射しないか、入射しても入射角が70度を超えて反射率が高くなる場合を想定している。
図9において、発光素子11aから出射して点Aに入射する光の入射角をθとする。但し、0°<θ≦70°である。ここで、発光素子11aから出射して点Aに入射する光の経路の長さの和をL、該光の経路の基板12の表面と平行な成分の和をL1x、該光の経路の基板12の表面と垂直な成分の和をL1z(=d)とする。
照度は入射光の入射面に対して垂直な成分に比例し、光源からの距離の2乗に反比例するから、点Aにおける発光素子11aからの入射光の照度SA1は、比例定数をkとして、以下の数5で与えられる。
[数5]
A1=k×cosθ/L
同様に、発光素子11bから出射して点Aに入射する光の入射角をθとし(但し、0°<θ≦70°)、発光素子11bから出射して点Aに入射する光の経路の長さの和をL、該光の経路の基板12の表面と平行な成分の和をL2x、該光の経路の基板12の表面と垂直な成分の和をL2z(=d)とすると、点Aにおける発光素子11bからの入射光の照度SA2は、比例定数をkとして、以下の数6で与えられる。
[数6]
A2=k×cosθ/L
従って、点Aにおける照度Sは、以下の数7で与えられる。
[数7]
=SA1+SA2=k×(cosθ/L +cosθ/L
或る与えられた距離d(=L1z=L2z)と距離r(=L1x+L2x)の条件下で、点Aの位置を拡散板20の下面側表面上の直上点A1とA2を結ぶ直線に沿って移動させた場合の、数7で与えられる照度Sの変動幅或いは変動率(例えば、最大照度に対する変動幅の比)を求め、当該変動幅或いは変動率が一定範囲内(例えば、変動率で10%以内)に収まるように、或いは、最小となるように、距離dと距離rを決定することができる。尚、上記計算の前提として第1光学レンズ13と第2光学レンズ14を通過する際の照度の損失は小さく、無視できると仮定している。また、入射角θ及び入射角θは70度以下となるように設定されており、直上点A1とA2を結ぶ直線の点に2つの発光素子11a,11bの内の一方からの光が入射しない場合があるので、その場合は、数7における照度SA1と照度SA2の何れか一方を0とする。
以上より、数7に示す照度の導出式を用いて、基板12の表面と拡散板20の下面側表面間の距離d、及び、隣接する2つの発光素子11間の離間距離rを決定することで、任意の隣接する2つの発光素子11において、拡散板20の下面側表面の直上点を結ぶ直線上において均質な入射照度を得ることができる。このことは、基板12の表面に発光素子11を図8に示すようにアレイ状に配列した場合には、1辺rの正方形の頂点に夫々配置された4個の発光素子11について、各辺上において均質な入射照度を得ることができることになる。また、当該正方形内部においては、2つの発光素子11からの合成照度は低下するが、他の2つの発光素子11からの照度が加算されるため、照度の低下が補完されるため、当該正方形面内における4つの発光素子11からの合成照度のバラツキは、各辺上の照度の変動を抑制することで抑制される。
次に、基板12の表面と拡散板20の下面側表面間の距離d、及び、隣接する2つの発光素子11間の離間距離r(上述の配列間隔に相当)の別の決定方法について、図10を参照して具体的に説明する。
上述の決定方法(第1の決定方法)では、基板12の表面に発光素子11を図8に示すようにアレイ状に配列した場合において、1辺rの正方形の頂点に夫々配置された4個の発光素子11について、数7を用いて正方形の各辺上において均質な入射照度を得るように距離dと距離rを決定することで、正方形面内全体において均質な入射照度を得るようにした。以下に説明する別方法(第2の決定方法)では、1辺rの正方形の頂点に夫々配置された4個の発光素子11から出射された光が拡散板20の下面側表面の点Bに入射する場合の合成照度Sを考える。ここで、点Bから基板12の表面に向けた垂線と当該表面の交点Cとし、第1の決定方法と同様に、距離dと距離rの比(d/r)が比較的小さく、且つ、拡散板20の下面への入射角が70度(または60度)以下となる場合を想定しているため、点Bに入射する光は、交点Cを囲む正方形の4頂点に配置された4つの発光素子11a,11b,11c,11dからのみと考える。
ここで、発光素子11a,11b,11c,11dから基板12の表面に対して垂直方向に夫々出射した光の拡散板20の下面への入射点(入射角は0度となる)を、夫々発光素子11aの直上点B1、発光素子11bの直上点B2、発光素子11cの直上点B3、発光素子11dの直上点B4とすると、点Bは、4つの直上点B1〜B4を頂点とする正方形内にある。
図10において、発光素子11a,11b,11c,11dから出射して点Bに入射する各光の入射角をθ,θ,θ,θとし、発光素子11a,11b,11c,11dから出射して点Bに入射する各光の経路の長さの和を夫々L,L,L,L、該各光の経路の基板12の表面と平行な成分の和を夫々L1r,L2r,L3r,L4r、該各光の経路の基板12の表面と垂直な成分の和をL1z,L2z,L3Z,L4Z(=d)とすると、各発光素子11a,11b,11c,11dからの入射光の照度SB1,SB2,SB3,SB4は、比例定数をkとして、以下の数8で与えられる。また、合成照度Sは照度SB1,SB2,SB3,SB4の合計として、数9で与えられる。
[数8]
B1=k×cosθ/L
B2=k×cosθ/L
B3=k×cosθ/L
B4=k×cosθ/L
[数9]
=SB1+SB2+SB3+SB4
=k×(cosθ/L +cosθ/L
+cosθ/L +cosθ/L
ここで、1辺rの正方形の各頂点に配置した4つの発光素子11a,11b,11c,11dから交点Cまでの距離は、夫々L1r,L2r,L3r,L4rとなるので、夫々の各辺と平行な方向成分(x方向成分またはy方向成分)については、夫々の方向に隣接する2つの頂点に対応する成分の和が距離rとなる関係にある。
或る与えられた距離d(=L1z=L2z=L3z=L4z)と距離r(L1r,L2r,L3r,L4rと距離rとの上記関係)の条件下で、点Bを4つの直上点B1〜B4を頂点とする1辺rの正方形面内で移動させた場合について、数9で与えられる照度Sの変動幅或いは変動率(例えば、最大照度に対する変動幅の比)を求め、当該変動幅或いは変動率が一定範囲内(例えば、変動率で10%以内)に収まるように、或いは、最小となるように、距離dと距離rを決定することができる。尚、上記計算の前提として第1光学レンズ13と第2光学レンズ14を通過する際の照度の損失は小さく、無視できると仮定している。また、入射角θ,θ,θ,θは夫々70度以下となるように設定されおり、上記正方形面内の任意の点Bにおいて、4つの発光素子11a,11b,11c,11dの内の少なくとも1つの発光素子からの光が入射しない場合があるので、その場合は、入射しない光の照度(SB1,SB2,SB3,SB4)を0とする。
以上より、数9に示す照度の導出式を用いて、基板12の表面と拡散板20の下面側表面間の距離d、及び、隣接する2つの発光素子11間の離間距離rを決定することで、拡散板20の下面側表面全体において均質な入射照度を得ることができる。
次に、本発明装置の別実施形態について説明する。
〈1〉上記実施形態では、発光装置10の第2光学レンズ14が、光軸に近い中央部ほどレンズ厚の厚い正のメニスカスレンズとして構成される場合を説明したが、レンズ厚を薄くするために、図11に示すように、第2光学レンズ14に代えて、下面側の凹面または上面側の凸面の何れか一方をフレネル加工したフレネルレンズの第2光学レンズ17を用いて発光装置18を構成するのも好ましい。図11では、一例として、第2光学レンズ17の上面側の凸面がフレネル加工されている。
これにより、発光装置18の厚みを発光装置10より薄くでき、第2光学レンズ17からの出射角を70度以下で調整することで、バックライト装置1の薄型化が図れる。第1光学レンズ13については、レンズ厚が中央部ほど薄いため、フレネルレンズとする効果は、第2光学レンズ17と同等ではないが、下面側が凹面で上面側が凸面で構成されている限りにおいて、フレネルレンズとしても構わない。
〈2〉上記実施形態では、第2光学レンズ14は、発光素子11毎に個別に成型されたものを使用したが、図12に示すように、隣接する第2光学レンズ14間を連結して一体化したもの使用するのも好ましい。これにより、第2光学レンズ14を発光素子11毎に取り付ける必要がなく、製造工程が簡略化される。第1光学レンズ13についても同様に一体化しても構わない。また、図11に示すフレネルレンズの第2光学レンズ17についても、隣接する第2光学レンズ17間を連結して一体化したもの使用するのも好ましい。
〈3〉上記実施形態で例示した各部の材質や形状については、一例であり例示したものに限定されるものではない。また、基板12上に実装する発光素子11の個数も、図示した個数に限定されるものではない。
〈4〉上記実施形態では、特に言及しなかったが、拡散板20の下面側の表面に公知の反射防止膜を形成することで、更に、反射率の低減を図ることができ好ましい。
〈5〉上記実施形態では、基板12上に複数の発光素子11を実装する場合を説明したが、発光素子11が1個の場合であっても、第2光学レンズ17の直径を大きくして、外周部から出射される光の出射角の抑制を更に強くすることで、拡散板20での反射率の増大を抑制しつつ、拡散板20への入射領域を拡大できる。
〈6〉上記実施形態では、第1光学レンズ13の凹面で囲まれた第1中空部15内には、1つの発光素子11が配置されている場合を説明したが、第1中空部15内に配置される発光素子11の個数は2以上であっても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
本発明に係る発光装置及びバックライト装置は、液晶ディスプレイ用のバックライト装置に利用可能である。
1: バックライト装置
10,18: 発光装置
11: 発光素子
12: 基板
13: 第1光学レンズ
14: 第2光学レンズ
15: 第1中空部
16: 第2中空部
17: 第2光学レンズ(フレネルレンズ)
20: 拡散板
30: 光学レンズ
31: 中空部
P: 拡散板表面に垂直な法線

Claims (9)

  1. 発光素子と、
    前記発光素子を表面に実装する基板と、
    一方が凹面で他方が凸面で構成された負の屈折力を有する第1光学レンズと、
    正の屈折力を有し、正の屈折力が光軸より周辺部に向けて徐々に大きくなる第2光学レンズを備え、
    前記第1光学レンズの凹面に囲まれた内部空間に前記発光素子が位置するように、前記第1光学レンズと前記発光素子を前記基板表面に配置し、
    前記第1光学レンズの凸面側に前記第2光学レンズを配置してなることを特徴とする発光装置。
  2. 前記発光素子から出射される光の前記第1光学レンズと前記第2光学レンズを通過した後の前記基板表面に垂直な法線に対する出射角が0度以上70度以下の範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記第2光学レンズは一方が凹面で他方が凸面で構成され、
    前記第2光学レンズの凹面に囲まれた内部空間に、前記第1光学レンズと前記発光素子が配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 前記第2光学レンズが、凹面または凸面の少なくとも何れか一方面にフレネル加工が施されたフレネルレンズであることを特徴とする請求項3に記載の発光装置。
  5. 前記発光素子が、前記基板表面に線状或いはアレイ状に複数配列して実装され、
    前記発光素子の夫々に、前記第1光学レンズと前記第2光学レンズが各別に設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の発光装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の発光装置と、前記基板表面側に前記基板表面と平行に配置された前記発光素子から入射した光を拡散させて出射する拡散板と、を備えてなることを特徴とするバックライト装置。
  7. 前記発光装置の前記基板表面に実装された複数の前記発光素子の隣接する2つの前記発光素子から出射される光が、前記拡散板の入射面側で部分的に重なり合うように、隣接する2つの前記発光素子の配列間隔が設定されていることを特徴とする請求項6に記載のバックライト装置。
  8. 前記発光装置の前記基板表面に実装された複数の前記発光素子の隣接する2つの前記発光素子から出射された光が前記拡散板の入射面上の同一点に入射する場合の夫々の入射角と夫々の前記発光素子から当該入射点までの経路長の関数として算出される当該入射点での照度が、当該入射点を夫々の前記入射角が70度以下となる条件下で、当該入射点を一方の前記発光素子からの光の入射角が0度の位置から、他方の前記発光素子からの光の入射角が0度の位置まで直線的に移動させた場合の前記照度の変動幅または変動率が一定範囲内となるか、或いは、最小となるように、前記基板表面と前記拡散板の入射面間の距離と前記配列間隔が設定されていることを特徴とする請求項7に記載のバックライト装置。
  9. 前記発光装置の前記基板表面に、前記基板表面と平行で互いに直交する2方向に同じ間隔でアレイ状に配列して実装された複数の前記発光素子の配列間隔を1辺とする正方形の各頂点に位置する4つの前記発光素子から出射された光が前記拡散板の入射面上の同一点に入射する場合の夫々の入射角と夫々の前記発光素子から当該入射点までの経路長の関数として算出される当該入射点での照度が、当該入射点を夫々の前記入射角が70度以下となる条件下で、当該入射点を4つの前記発光素子の夫々から前記拡散板の入射面への光の入射角が0度となる位置を頂点とする正方形内で移動させた場合の前記照度の変動幅または変動率が一定範囲内となるか、或いは、最小となるように、前記基板表面と前記拡散板の入射面間の距離と前記配列間隔が設定されていることを特徴とする請求項7に記載のバックライト装置。
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