JP5301119B2 - 表示装置および表示プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話等、電子機器のGUI(Graphical User Interface)ツールとして用いられる、表示装置および表示プログラムに関する。
携帯電話に使用される表示装置は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)パネルや有機EL(Electro-Luminescence)パネルなどの表示デバイスを用いて構成されており、制御部から供給される映像信号に応じた画像を表示する。
このような表示装置は、例えば、発信時における発信先の電話番号、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メール、Web(World Wide Web)を介して取得した各種画像等を表示する。また、このような表示装置は、軽量、薄型化は勿論のこと、最近では高精細化が要求され、320×240画素のQVGA(Quarter Video Graphics Array)タイプのものが出現するに至っている。
ところで、LCDパネルは、例えば、図8に示されるように、画面を上から横1ラインずつ右下へ向かって画面内容の更新(リフレッシュ)を行う。
このとき、LCDコントローラは、画面左上の書き出しタイミング時に、垂直同期信号(VSYNC)をホスト装置(例えば、携帯電話の制御部)へ出力する。制御部は、通常、画面のちらつき(以下、ティアリングという)を抑えるように制御するため、LCDコントローラにより生成されるVSYNCのタイミングに合わせて、表示情報を記憶するVRAM等の記憶部の内容を更新する。
上記したティアリング対策のための提案が従来から多数なされている(例えば、特許文献1、2、3、4参照)。
特開平7−175454号公報 特開平8−234169号公報 特開平9−62228号公報 特開平10−304316号公報
上記したLCDコトローラは、VSYNC信号の制御方法の違いにより、以下の2種類のタイプに大別される。一つは、VSYNCに同期して記憶部を更新するタイプであり、他の一つはVSYNCと非同期に記憶部を更新するタイプである。
前者は、ティアリングの発生を抑えられる反面、画面更新時にVSYNC信号の出力待ちになるため記憶部の更新速度が低下する。仮に、LCDパネルのリフレッシュレートが60Hzの場合、一画面の更新サイクルは1/60=16.6msになる。したがって、VSYNC信号発生直後に記憶部の更新をおこなうと、最悪、16.6msの時間信号待ちになる。
また、後者は、VSYNC信号の同期待ちがないため前者に比べて更新速度が速いが、更新と表示が重複することが多々あり、したがって、VRAMへの書き込みのタイミングによってはティアリングが発生する。
本発明は、ティアリングの発生を抑えながら記憶部の更新速度の低下を軽減することのできる表示装置および表示プログラムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明の表示装置は、表示部と、前記表示部に表示される表示情報が書き込まれる記憶部と、前記記憶部に書き込まれた表示情報を読み出し前記表示部に表示する表示制御部と、前記表示情報を生成するとともに、前記表示部の領域を更新する際の画素数が所定の閾値以上の場合に前記表示制御部により生成される垂直同期信号に同期して記憶部の表示情報を更新し、前記所定の閾値未満の場合に前記垂直同期信号に非同期に前記記憶部の表示情報を更新する制御部と、を有し、前記所定の閾値は、前記表示部の領域を更新する際の当該領域の画素数に対応してティアリングが発生する確率に基づいて設定される
また、本発明の表示装置において、好適には、前記制御部は、前記ティアリングが発生する確率を、(前記記憶部の更新時間×前記表示部の更新画素数÷前記表示部の画面の全ての有効画素数÷(前記表示部の画面更新時間×2))の演算を実行することにより求める。
上記した課題を解決するために本発明の表示プログラムは、制御部により生成され表示制御部により記憶部から読み出される表示情報を表示部に表示する表示装置を備えた電子機器に用いられる表示プログラムであって、前記表示部の領域を更新する際の画素数に対応してティアリングが発生する確率に基づいて設定される画素数の閾値と比較して、前記表示部の領域を更新する際に更新領域の画素数が前記閾値以上である場合に前記表示制御部により生成される垂直同期信号に同期して前記記憶部の表示情報を更新し、当該更新領域の画素数が前記閾値未満の場合に前記垂直同期信号に非同期に前記記憶部の表示情報を更新する処理と、をコンピュータに実行させる表示プログラムである。
本発明によれば、ティアリングの発生を抑えながら記憶部の更新速度の低下を軽減することのできる表示装置ならびに表示プログラムを提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る表示装置の動作原理を説明するために示したグラフであり、(a)VSYNCに同期しない場合、(b)VSYNCに同期する場合、(c)VSYNC同期を切替える場合のそれぞれにおける更新画素数と時間との関係が示されている。図1(a)〜(c)中、太線矢印はVRAM描画内容更新動作、細線矢印はLCDの表示内容更新動作を示す。
図1(a)によれば、記憶部(以下、VRAMともいう)の更新がVSYNCと非同期に動作することで、VRAMの更新動作がLCDパネルの更新動作を追い抜くケースが発生する。
このとき、VRAMの更新が追いついていない部分は、一瞬、直前のフレーム画像が残像として見えるためティアリングが発生する。一方、図1(b)によれば、VSYNCに同期して動作することで、VRAM更新動作がLCDパネルの更新動作を追い抜かないように制御することが可能である。
このように同期させることで、VRAMに描画された内容が次のフレームで画面上更新されるようになるためティアリングは発生しない。しかしながらVSYNC待ちで動作するため更新速度が低下することは上記した通りである。
更新速度を優先させたい場合、記憶部の更新をVSYNC同期させないほうが有利であるが、ティアリングの発生はある程度回避したい。
このため、本発明の実施の形態に係る表示装置は、ティアリングの発生頻度を低減させるために、VSYNCに同期して記憶部の更新を行うか否かを判定し、切替え動作させることとした。この判定条件としては、画面が書替わる画像領域の大きさを示す画素数(更新画素数)とする。
すなわち、図1(c)に示されるように、更新画素数が閾値(図中、点線表示)以上の場合はVSYNCに同期させ、閾値未満の場合はVSYNCに非同期に記憶部(VRAM)の更新を行うこととした。更新画素数が少ない場合、VRAMの更新とLCDバネルの更新動作とが交差する確率が低くなるためティアリングが発生しにくいことが理解できる。
すなわち、本発明では、図2(a)に示されるように、更新画素数(書替え領域)が比較的大きい場合は、記憶部(VRAM)の更新をVSYNC同期とし、図2(b)に示されるように更新画素数が比較的少ない場合はVSYNCに非同期に記憶部(VRAM)の更新を行うこととした。
以下、図3以降を参照しながら本発明の実施の形態に係る表示装置の構成および動作について詳細に説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係る表示装置の内部構成を示すブロック図である。
図3に示されるように、本発明の実施の形態に係る表示装置は、表示部11と、記憶部(VRAM)12と、表示制御部(LCDコントローラ)13と、制御部14とにより構成される。LCDコントローラ13と制御部14とは、アドレス、データ、コントロールのためのラインが複数本で構成されるシステムバス15経由で接続されている。
表示部11は、例えば、LCDモジュールから構成され、320×240画素からなるLCDパネル110と、ラインバッファ111と、ラッチ&カラムドライバ112と、ロウドライバ113と、により構成される。
垂直表示期間において、LCDコントローラ13は、LCDモジュール11の表示対象ラインに表示すべき320画素のVIDEOデータをクロックCLKとともに出力する。このクロックに同期してVIDEOデータが順次ラインバッファ111に取り込まれる。
1表示ライン分のVIDEOデータの転送が終了すると、次にLCDコントローラ13から発せられるラッチパルス(HSYNC)により、ラインバッファ111の320画素のVIDEOデータがラッチ&カラムドライバ112にラッチされ、VIDEOデータに対応するデータ信号が320本のセグメント電極に並列に供給される。
このとき、表示対象ラインのコモン電極がロウドライバ113によって選択されており、その表示対象ラインの表示が開始される。
表示対象ラインにデータが表示されている期間においては、表示制御部13は、次の表示対象ラインに表示すべき320画素のVIDEOデータをクロックパルスCLKとともに出力する。これにより、表示対象ラインの表示動作中に、次の表示ラインのVIDEOデータが順次ラインバッファ111に取り込まれる。
なお、記憶部12は、LCDモジュール11に表示される表示情報が書き込まれるVRAMである。制御部14は、表示情報を生成するとともに、LCDモジュール11の更新領域の画素数が所定量以上となった場合にLCDコントローラ13により生成されるVSYNCに同期して記憶部12の表示内容を更新し、所定量未満の場合にVSYNCに非同期に記憶部12の表示内容を更新する。
制御部14は、上記した画素数の所定量(閾値)を決定するためにティアリングが発生する確率を用いることとし、このティアリングが発生する確率を、(記憶部(VRAM)の更新時間×(更新画素数÷画面の全ての有効画素数))÷(画面(LCD)更新時間×2)を演算することにより求める。
ここで、画面更新時間が2倍とされているのは、画面更新の2周期分の時間を使用していることを意味する。そして画面更新の2周期分の時間を使用しているのは、図1(c)のVSYNC同期を切替える場合に示されるように、画面更新の2周期分の時間が長ければ、LCDとVRAMの更新ラインが交差する確率が低減するためである。
このため、制御部14は、図4に、その内部構成が機能展開され示されているように、VSYNC同期切り替え部140と、VRAM更新時間算出部141と、リフレッシュレート算出部142と、ティアリング発生確率算出部143と、閾値格納部144と、差分演算部145と、閾値設定部146と、により構成される。
VRAM更新時間算出部141は、VRAM12の1フレームあたりの更新時間を算出する機能を有し、また、リフレッシュレート算出部142は、LCDモジュール11の1フレームあたりの更新時間を算出する機能を有する。
ティアリング発生確率算出部143は、入力した全ての有効画素数の情報を用いて、上記した(記憶部(VRAM)の更新時間×(更新画素数÷画面の全ての有効画素数))÷(画面(LCD)更新時間×2)を演算することにより、VSYNCと同期せずにちらつきが発生する確率を求める機能を有する。
なお、VSYNC同期切替え部140に入力する更新画素数は、差分演算部145により算出される。差分演算部145は、直前(n−1)のフレーム画像の画素数と更新フレーム画像(n)の画素数とを差分演算することにより更新画素数を算出する。
閾値設定部146は、ティアリング発生確率算出部143により算出された、更新画像領域の各画素数に対応したティアリングの発生確率に基づいて、ユーザにより設定されたティアリングの発生確率以下の値となる更新画像領域の画素数を閾値として、閾値格納部144に格納する。閾値格納部144は、閾値設定部146により設定された閾値としての画素数を格納する。
VSYNC同期切替え部140は、LCDモジュール11の更新領域の画素数が、閾値格納部144に格納された閾値以上の場合にLCDコントローラ13により生成されるVSYNCに同期して記憶部12の表示内容を更新し、LCDモジュール11の更新領域の画素数が、閾値格納部144に格納された閾値未満の場合に、VSYNCに非同期して記憶部12の表示内容を更新する。なお、閾値格納部144には、ユーザにより設定された閾値としての画素数が、上述の閾値設定部146により設定された閾値としての画素数に代えて格納されるとしても良い。この場合、VSYNC同期切替え部140は、ユーザにより格納された閾値としての画素数を用いて、VSYNCの同期の切替えを行う。
図5は、本発明の実施の形態に係る表示装置の動作を説明するために引用したフローチャートである。
以下、図5に示すフローチャートを参照しながら、閾値の算出からVSYNC同期切替えに至る本発明の実施の形態に係る表示装置の動作について詳細に説明する。
図5に示されるように、まず、差分演算部145は、更新する画像領域の画素数αを算出して、VSYNC同期切替え部140に出力する(S501)。次に、VSYNC同期切替え部140は、閾値格納部144に格納された閾値βを抽出する(S502)。
次に、VSYNC同期切替え部140は、差分演算部145が算出した更新画像の画素数αと、閾値格納部144に格納された閾値βとを比較する(S503)。そして、VSYNC同期切替え部140は、差分演算部145が算出した更新画像の画素数αが、閾値格納部144に格納された閾値β以上である場合は(α≧β)、VSYNCに同期して記憶部12の表示内容を更新する(S504)。
他方、VSYNC同期切替え部140は、差分演算部145が算出した更新画像の釘素数αが、閾値格納部144に格納された閾値βより小さい場合は(α〈β)、VSYNCに非同期して記憶部12の表示内容を更新する(S505)。
次に、本発明の表示装量における、閾値βの設定方法について、図6を参照して説明する。図6は、本発明の実施の形態に係る表示装置の動作を説明するために引用してフローチャートである。
まず、制御部14(VRAM更新時間算出部141)は、記憶部12の1フレームあたりの更新時間を算出してティアリング発生確率算出部143へ供給する(ステップS601)。例えば、QVGAの場合、更新時間=画素数(240×320ドット)×1画素あたりのデータ量(2バイト)÷記憶部(VRAM)12データ転送速度(60Mbps)、とした場合、この更新時間は20msとなる。
次に、制御部14は、リフレッシュレート算出部142に制御を移し、リフレッシュレート算出部142は、LCDの1フレームあたりの更新時間、例えば、60Hzで動作する場合、1/60=16.6msを算出してティアリング発生確率算出部143へ供給する(ステップS602)。
そして、VRAM更新時間とリフレッシュレートとに基づいて、ティアリング発生確率算出部143は、いくつかの更新画素数のそれぞれについて(VRAMの更新時間×(更新画素数÷画面の全ての有効画素数))÷(画面更新時間×2)を演算する。例えば、LCDモジュール11の画面全体を更新する場合は、20ms÷(16.6ms×2)=60.2%といったティアリング発生確率を算出することができる(ステップS603)。
なお、ティアリング発生確率算出部143は、例えばLCDの全画素を更新する場合、全画素の9/10を更新する場合、全画素の8/10を更新する場合、・・・というように、全画素の1/10ずつを減少していった、10個の更新画素数のティアリング発生確率を算出するとして良い(図7参照)。もちろん本発明では、全画素の1/10ずつではなく、任意の分割割合であって良いし、分割数も10個以外の数であってよい。
次に、閾値設定部146は、ユーザにより設定されたティアリング発生確率以下となる更新画素数を、閾値βとして、閾値格納部144に格納する。
このように本発明の表示装置は、更新画素数によりティアリング(ちらつき)が発生する確率が変化する。更新画素数を変更した場合のティアリング発生確率の一例について図7に<表1>として示す。
図7に示される例では、画面全体のピクセルが240×320=76,800dotであり、1ピクセルあたりのデータ量が2byte、VRAMデータ転送速度が60Mbps、VRAMの1フレームあたりの更新時間が20ms、LCDの1フレームあたりの更新時間(リフレッシュレート)を1/60=16.6msとしている。図7から明らかなように、ティアリング発生確率を、仮に、20%以下に抑えたい場合、閾値となる更新画素数は、例えば23,040に設定することになる。
以上説明のように本発明の実施の形態に係る表示装置によれば、更新画素数の閾値(ティアリング発生確率)を設けることで、VSYNCに同期する記憶部の更新の有無を切り替える仕組みを持つことにより、更新領域が小さい場合は、記憶部の更新がVSYNCに同期しなくてもLCDモジュール11のリフレッシュ間隔をまたぐ確率が低くなるため、ティアリングの発生頻度を抑えることができる。VSYNCに同期する記憶部の更新の有無を切替えることにより、あるアプリケーション表示プログラムから別のアプリケーション表示プログラムの実行へ遷移するような更新領域が大きな画面変更の場合ちらつきが低減され、また、ゲームのような画面の一部のみが頻繁に更新されるようなアプリケーション表示プログラムの場合、VSYNC同期待ちによる更新速度の劣化が軽減される。
なお、本発明の表示プログラムは、例えば、図3に示されるように、制御部14により生成され表示制御部13により読み出される表示情報を表示部11に表示する表示装置を備えた電子機器に用いられる表示プログラムであって、例えば、図6に示されるように、更新領域の画素数に基づきティアリングが発生する確率を算出して閾値を設定する処理(ステップS601〜S604)と、表示部11の更新領域の画素数が閾値以上となった場合に表示制御部13により生成される垂直同期信号に同期して記憶部の表示情報を更新する処理(S503、S504)と、閾値未満の場合に垂直同期信号に非同期に記憶部の表示情報を更新する処理(S503、S505)と、をコンピュータに実行させるものである。
上記した本発明の実施の形態に係る表示プログラムによれば、閾値を設けることで、VSYNCに同期する記憶部の更新の有無を切り替える仕組みを持つことにより、ティアリングの発生を抑えながら画面の更新速度の低下を回避することができる。
なお、例えば高機能な携帯電話のモデルであればティアリングを発生させないためのVSYNCの同期処理は、制御部14が内蔵するプロセッサから機能分散されたコプロセッサを用いることで実現する場合も多い。
但し、コストを優先するロースベックモデルの場合、コプロセッサが搭載できないため上記した同期処理が必要となり、本発明により得られる効果は大きい。
また、上記した表示装置は、LCDデバイスのみ例示したが、他に、有機EL等のフラットパネルあるいはCRT等、リフレッシュを有する表示デバイス全般に適用が可能である。
また、本発明の実施形態に係る表示装置が携帯電話に搭載される場合のみ例示して説明したが、同様の構成を有する、例えば、PDA(Personal Digital Assistants)、や電子手帳、ゲーム機、あるいはノートPC等に搭載される場合も同様に適用が可能である。
なお、図4に示す制御部14が有する機能は、全てをソフトウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
例えば、VSYNC同期切り替え部140、VRAM更新時間算出部141、リフレッシュレート算出部142、ティアリング発生確率算出部143、閾値格納部144、差分演算部145におけるデータ処理は、1または複数の表示プログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
さらに、本発明の表示装置及び表示プログラムは上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、閾値設定部146が、入力されたティアリング発生確率に基づいて、ティアリング発生確率=(VRAM更新時間×(更新画素数÷画面の全ての有効画素数))÷(LCD画面更新時間×2)という式から、閾値となる更新画素数をティアリング発生確率算出部143に算出させ、この算出された更新画素数の値を閾値として設定するとしても良い。この場合、正確な閾値の設定が可能となる。
本発明の実施の形態に係る表示装置の動作原理を説明するために示したグラフである。 本発明の実施の形態に係る表示装置の動作原理を画面上で説明するために示した図である。 本発明の実施の形態に係る表示装置の内部構成を示すブロック図である。 図3に示す制御部の内部構成を機能展開して示したブロック図である。 本発明の実施の形態に係る表示装置の動作を説明するために引用したフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る表示装置の動作を説明するために引用したフローチャートである。 更新画素数を変更した場合のティアリング発生確率について表形式で示した図である。 LCDパネルのリフレッシュ動作をVRAMおよびLCDパネル上で示した動作概念図である。
符号の説明
11…LCDモジュール(表示部)、12…VRAM(記憶部)、13…LCDコントローラ(表示制御部)、14…制御部、15…システムバス、110…LCDパネル、111…ラインバッファ、112…ラッチ&カラムドライバ、113…ロウドライバ、140…VSYNC同期切り替え部、141…VRAM更新時間算出部、142…リフレッシュレート算出部、143…ティアリング発生確率算出部、144…閾値格納部、145…差分演算部、146…閾値設定部。

Claims (3)

  1. 表示部と、
    前記表示部に表示される表示情報が書き込まれる記憶部と、
    前記記憶部に書き込まれた表示情報を読み出し前記表示部に表示する表示制御部と、
    前記表示情報を生成するとともに、前記表示部の領域を更新する際の画素数が所定の閾値以上の場合に前記表示制御部により生成される垂直同期信号に同期して記憶部の表示情報を更新し、前記所定の閾値未満の場合に前記垂直同期信号に非同期に前記記憶部の表示情報を更新する制御部と、を有し、
    前記所定の閾値は、前記表示部の領域を更新する際の当該領域の画素数に対応してティアリングが発生する確率に基づいて設定される
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記制御部は、
    前記ティアリングが発生する確率を、(前記記憶部の更新時間×前記表示部の更新画素数÷前記表示部の画面の全ての有効画素数÷(前記表示部の画面更新時間×2))の演算を実行することにより求める
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 制御部により生成され表示制御部により記憶部から読み出される表示情報を表示部に表示する表示装置を備えた電子機器に用いられる表示プログラムであって、
    前記表示部の領域を更新する際の画素数に対応してティアリングが発生する確率に基づいて設定される画素数の閾値と比較して、前記表示部の領域を更新する際に更新領域の画素数が前記閾値以上である場合に前記表示制御部により生成される垂直同期信号に同期して前記記憶部の表示情報を更新し、当該更新領域の画素数が前記閾値未満の場合に前記垂直同期信号に非同期に前記記憶部の表示情報を更新する処理と、
    をコンピュータに実行させる表示プログラム。
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