JP5300800B2 - 鰹節削り器 - Google Patents

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Description

本発明は、鰹節削り器に関するものである。
従来、鰹節用の削り器としては、木材を切削するための鉋と同形態から成るものが存していたが、そのような専用の鉋にあっても、削り刃を挿入する傾斜面を妥当な勾配にするために製作することは困難な業であったこと、削り刃を傾斜面部にビスで固定するのはその組み立てに手数と時間がかかっていたこと、また削り刃の刃面が常時若干突出していたことから、指先に損傷を与える可能性がある等の欠点が存していた。
そこで、当該物品について従来公知の刊行物を調査したところ、次の2件の公報が存したが、特許文献1は開箱するとメロディ音が鳴るというだけのもの、特許文献2は特に指先の怪我防止のための安全策を設けたものであった。
登録実用新案第3012314号公報 特開2009−39798号公報
本発明は、従来の削り器の構造を根本的に改良し、それによって削り刃の配置及び取扱いを簡単かつ安全なものにすることを目的とするものである。
本発明は、器体の内部の適当高さ位置の左右両側部に形成した隔壁部の適所に境界突部を設け、この境界突部の位置は左右隔壁部の中心部より一方に偏位し一方側を他方側より短く形成し、短い隔壁部上には一側部に傾斜面部を形成し削り刃材を設置した刃型部材を配置し、長い隔壁部上には全体が長方形状に成る滑面部材を配置し、この滑面部材の前後両側部の一方の垂直形部に対し前記刃型部材の削り刃材の先端部をやや高位置に少許間隔をおいて対面せしめるようにし、上蓋体を兼用する底蓋体を器体の底面部に配置するように成るものである。
本発明はこのような構成をとることによって、刃型部材と滑面部材とが別材に分離した関係において使用することができるものであるから、鰹節の削り器として、常に合理的かつ確実な作業を行うことができる。
鰹節を載置する滑面部材の垂直形部に対面する刃型部材の削り刃材の先端部は少許間隔をおきかつやや高位置にあるから、確実に切削することができるようになり、また削り刃材の先端部が摩耗したときには刃型部材を新品に交換することができるから、利便性のよい製品となる。
また、本器の不使用中には滑面部材及び刃型部材の上側面部に、底蓋体を裏返して被嵌し上蓋体として使用することができるから、指先への接触は起らず、安全性を保持することができる。
底蓋体は上蓋体を兼用するものであるから、使用時,不使用時を問わず、十分その用を果たすことができる。
分離状態の各部品の正斜視図 組立て状態の全体の斜視図 使用後の組立て状態を示した斜視図 図3A−A線の断面図 要部の平面図
本器を使用するときは、底蓋体を器体の底面部に嵌合した状態において、まず器体内部の隔壁部の左右両側部に設けた境界突部を画して、短い隔壁部上には刃型部材を,長い隔壁部上には滑面部材をそれぞれ載置するが、このとき滑面部材の前後両側部の一方の垂直形部が、前記短い隔壁部上に載置した刃型部材の傾斜面部上の削り刃材の先端部よりやや下方に段差をつけて対応するようになる。即ち、両部材の対面部においては、滑面部材の一方の垂直形部の上面が刃型部材の削り刃部の先端部に対し、若干下方に位置して少許間隔をおいて対応するようになる。(図2・図4参照)
かかる状態において、滑面部材及び刃型部材上に鰹節を置き、これを削り取ればよい。
本器の使用終了後は、底蓋体を器体の底面部から離し、これを上蓋体に代えて、器体内部の滑面部材と刃型部材の上方部に被嵌するようにする。(図3・図4参照)
1は所定の形状及び大きさから成る器体で、この器体の内側周面部の適当高さ位置には、左右両側部の中間適所に境界突部2,2を設けた隔壁部3を形成する。
この隔壁部3は、図面においては、器体1内部の適当高さ位置に設けた段部に形成し、この段部の下方部は器体の底面部1’となる。
前記隔壁部3における境界突部2,2の位置は、隔壁部の中心部より一方に偏位しているから、境界突部2,2の一方側の隔壁部3aは、他方側の隔壁部3bよりその長さは短く成る。
4は一側部に傾斜面部5を形成し他側部に垂直面部6を形成した刃型部材で、前記傾斜面部5には削り刃材7を固着し、この削り刃材の先端部は前記刃型部材の上面部より若干突出している。
前記削り刃材7は、刃型部材4の傾斜面部5に着脱し得るように構成してもよい。
前記刃型部材4の左右両側部は垂直面部6’,6’に成る。
8は全体が長方形状に成り上下両面が滑面状に成る滑面部材で、この滑面部材の前後両側部は垂直形部9,9に成り、その一方の垂直形部9の上面角部は前記刃型部材4の削り刃材7の先端部とは少許間隔部10をおいて対面関係にある。
前記滑面部材8の左右両側部も垂直形部9’,9’に成る。
前記滑面部材8は前記長い隔壁部3b上に載置したとき、滑面部材の上面角部は前記短い隔壁部3a上に載置する刃型部材4の傾斜面部上の削り刃材7の先端部よりやや下方に段差をおいて対応するようになる。
この上下の段差関係は、前記隔壁部3における前後の長短の隔壁部の高低でつけてもよいし、滑面部材8と刃型部材4との厚さでつけてもよい。
したがって、両部材の対面部分においては、滑面部材8の一方の垂直形部9の上面角部が刃型部材4の削り刃部7の先端部に対し、若干下方に位置して少許間隔部10をおいて対応するようになる。
11,11は前記器体1の内部の短い隔壁部3a,3aの左右直角部に設けた固定板で、この固定板には前後2個の通孔12,12,12,12を設ける。
13,13は前記器体1の内部の長い隔壁部3bの左右両側適所に設けた固定板で、この固定板には通孔14,14を設ける。
15,15,15,15は前記刃型部材4において上下に貫通して左右前後に設けた螺孔で、この螺孔に螺挿する螺子16,16,16,16の先端部は前記器体1の短い隔壁部3aの固定板11,11の通孔12,12,12,12に装着する。
刃型部材4はこのような取付けをすることにより、削り刃材を有する刃型部材4を螺子を介して着脱交換し得るようにする。
17,17は前記滑面部材8において上下に貫通して左右前後に設けた螺孔で、この螺孔に螺挿する螺子18,18は前記器体1内の長い隔壁部3bの固定板13,13の通孔14,14に装着する。この場合、滑面部材8は着脱交換するものではない。
19は前記器体1の凹形状に成る底面部1’に嵌合するようにする底蓋体で、この底蓋体の裏面部には滑り止り部20・・を設ける。
この底蓋体19は、不使用時においては上蓋体を兼用し、器体1の上面部に嵌合するようにするものである。
1 器体
1’ 底面部
2,2 境界突部
3 隔壁部
3a,3a 短い隔壁部
3b,3b 長い隔壁部
4 刃型部材
5 傾斜面部
6,6’,6’ 垂直面部
7 削り刃材
8 滑面部材
9,9,9’,9’ 垂直形部
10 少許間隔部
11,11 固定板
12,12,12,12 通孔
13,13 固定板
14,14 通孔
15,15,15,15 螺孔
16,16,16,16 螺子
17,17 螺孔
18,18 螺子
19 底蓋体(上蓋体兼用)
20・・ 滑り止り部

Claims (3)

  1. 器体の内部の適当高さ位置の左右両側部に形成した隔壁部の適所に境界突部を設け、この境界突部の位置は左右隔壁部の中心部より一方に偏位し一方側を他方側より短く形成し、短い隔壁部上には一側部に傾斜面部を形成し削り刃材を設置した刃型部材を配置し、長い隔壁部上には全体が長方形状に成る滑面部材を配置し、この滑面部材の前後両側部の一方の垂直形部に対し前記刃型部材の削り刃材の先端部をやや高位置に少許間隔をおいて対面せしめるようにし、上蓋体を兼用する底蓋体を器体の底面部に配置するように成ることを特徴とする鰹節削り器。
  2. 器体内部に設ける長短に成る隔壁部の高さ位置は、短い隔壁部が長い隔壁部よりやや高い段差をつけて成る請求項1に記載した鰹節削り器。
  3. 器体内部に設ける隔壁部の短い隔壁部に載置する刃型部材の厚さを、長い隔壁部に載置する滑面部材の厚さよりやや厚くして高い段差をつけて成る請求項1に記載した鰹節削り器。
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JP3022202U (ja) * 1995-08-31 1996-03-22 株式会社愛邦 野菜等の調理器
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