JP5300693B2 - パワーコンディショナ保護装置及びパワーコンディショナ保護方法 - Google Patents

パワーコンディショナ保護装置及びパワーコンディショナ保護方法 Download PDF

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Description

本発明は、太陽光発電システムのパワーコンディショナを直撃雷害から保護するためのパワーコンディショナ保護装置に関する。
太陽光発電システムにおける雷害対策の手段として、避雷器を取り付けることが誘導雷に対して有効であると言われている。
特開2007−116857号公報
ところが、現実には、直撃雷に対して避雷器自体が焼傷し、高価なパワーコンディショナが被害を受ける事例が発生している。今後、太陽光発電システムの普及に伴って、直撃雷による雷害件数は増加することが予測されるため、直撃雷害が普及の阻害要因になると懸念される。太陽光発電システムは、現在10年間の保証制度があるが、今後40年間使用し続けるためには、雷に対する恒久的な対策が必要不可欠である。
なお、特許文献1には、開閉器を解列して雷害を防止する太陽光発電装置用制御装置が開示されているが、開閉器に解列/並列を指示するために雷の接近を検知する方法については記載されていない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、太陽光発電システムのパワーコンディショナを直撃雷害から保護することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、パワーコンディショナ保護装置であって、雷光を検知する手段と、雷鳴を検知する手段と、前記雷光を検知した時刻である雷光検知時刻と、前記雷鳴を検知した時刻である雷鳴検知時刻とを記憶する手段と、所定の時間内に複数の雷光及び複数の雷鳴を検知した場合に、前記雷光検知時刻ごとに当該雷光検知時刻と、各雷鳴検知時刻との時間差を計算する手段と、前記雷光検知時刻ごとに計算した複数の時間差のうち、前記雷光検知時刻の間で共通の値を、同じ雷雲から発生した雷光と、雷鳴とに係る時間差として特定する手段と、特定した前記時間差が第1の所定値以内であるという判定を行った場合に、太陽光発電システムのパワーコンディショナに接続された開閉器に当該パワーコンディショナの解列を指示する手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、雷光検知時刻と、雷鳴検知時刻との時間差によりパワーコンディショナ保護装置から直撃雷域内に雷雲があると判定した場合に、開閉器により太陽光発電システムのパワーコンディショナを解列するので、パワーコンディショナの直撃雷害を防止することができる。また、雷雲が移動しない同じ時間帯に複数の雷光及び複数の雷鳴を検知した場合に、同じ位置にある雷雲によると考えられる雷光の検知時刻と、雷鳴の検知時刻との対応付けを行うことにより、その雷雲から出た雷光と、雷鳴とに係る時間差を精度よく特定することができる。
また、本発明は、パワーコンディショナ保護装置であって、雷光を検知する手段と、雷鳴を検知する手段と、検知した前記雷光のレベル及び変化率が所定値以上の場合に、前記雷光を検知した時刻である雷光検知時刻を記憶する手段と、検知した前記雷鳴のレベル及び変化率が所定値以上の場合に、前記雷鳴を検知した時刻である雷鳴検知時刻を記憶する手段と、記憶した前記雷光検知時刻と、前記雷鳴検知時刻との時間差を計算する手段と、計算した前記時間差が第1の所定値以内であるという判定を行った場合に、太陽光発電システムのパワーコンディショナに接続された開閉器に当該パワーコンディショナの解列を指示する手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、雷光検知時刻と、雷鳴検知時刻との時間差によりパワーコンディショナ保護装置から直撃雷域内に雷雲があると判定した場合に、開閉器により太陽光発電システムのパワーコンディショナを解列するので、パワーコンディショナの直撃雷害を防止することができる。また、雷光及び雷鳴のレベルと、各下限値とを比較チェックしてそれぞれの検知時刻を記憶するので、屋外における光や音のノイズを除去し、雷判定の精度を上げることができる。また、雷光及び雷鳴の変化率も各下限値と比較チェックして検知時刻を記憶するので、屋外において雷によって急に発生する光と音だけを精度よく検知することができる。
また、本発明は、パワーコンディショナ保護装置であって、雷光を検知する手段と、雷鳴を検知する手段と、前記雷光を検知した時刻である雷光検知時刻と、前記雷鳴を検知した時刻である雷鳴検知時刻とを記憶する手段と、記憶した前記雷光検知時刻と、前記雷鳴検知時刻との時間差を計算する手段と、所定の地域範囲に設置された複数の他のパワーコンディショナ保護装置から、計算した前記時間差が第1の所定値以内であるか否かの判定の結果を取得する手段と、他のパワーコンディショナ保護装置の前記判定の結果及び自らの前記判定の結果に基づいて、太陽光発電システムのパワーコンディショナに接続された開閉器に当該パワーコンディショナの解列又は並列復帰を指示する手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、雷光検知時刻と、雷鳴検知時刻との時間差によりパワーコンディショナ保護装置から直撃雷域内に雷雲があると判定した場合に、開閉器により太陽光発電システムのパワーコンディショナを解列するので、パワーコンディショナの直撃雷害を防止することができる。また、自装置による判定結果だけでなく、同じ地域に設置された他のパワーコンディショナ保護装置による判定結果を含めて考慮することにより、1台の装置だけによる、雷光、雷鳴の誤検出や計算、処理の誤動作を原因とする誤判定を防止することができる。
また、本発明の上記パワーコンディショナ保護装置において、計算した前記時間差が前記第1の所定値より大きく、かつ、前記解列を指示した時から第2の所定値が経過したという判定を行った場合に、前記開閉器に当該パワーコンディショナの並列復帰を指示する手段をさらに備えることとしてもよい。
この構成によれば、パワーコンディショナを解列した後、雷雲の通過に十分な時間が経過し、かつ、雷光検知時刻と、雷鳴検知時刻と時間差により直撃雷域外に雷雲があると判定した場合に、開閉器によりパワーコンディショナを並列復帰するので、パワーコンディショナを再稼動することができる。
なお、本発明は、パワーコンディショナ保護方法を含む。その他、本願が開示する課題及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、太陽光発電システムのパワーコンディショナを直撃雷害から保護することができる。
住宅に設置される電力設備の構成を示す図である。 パワーコンディショナ保護装置1の構成を示す図である。 パワーコンディショナ保護装置1の記憶部16に記憶されるデータの構成を示す図であり、(a)は雷光データ16Aの構成を示し、(b)は雷鳴データ16Bの構成を示す。 パワーコンディショナ保護装置1の処理の概要を示すブロック図である。 パワーコンディショナ保護装置1の処理の詳細を示すフローチャートである。 図5のS505及びS506の処理の具体例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態を説明する。本発明の実施の形態に係るパワーコンディショナ保護装置は、直撃雷が予測される距離内に雷雲があるのを検知した場合に、太陽光発電システムのパワーコンディショナに接続された開閉器に当該パワーコンディショナの解列を指示し、解列後に雷雲の通過時間が経過し、かつ、雷雲が上記距離外に離れているのを検知した場合に、上記パワーコンディショナの並列復旧を指示するものである。直撃雷域における雷雲の有無の判定は、雷光及びそれに対応する雷鳴を特定し、特定した雷光と雷鳴に係る時間差と、直撃雷を受ける可能性のある最大距離を雷鳴が伝わる時間値とを比較することにより行う。
≪装置とその周辺の構成と概要≫
図1は、住宅に設置される電力設備の構成を示す図である。一般の住宅Hには、パワーコンディショナ保護装置1、開閉器2、パワーコンディショナ3、複数の太陽電池モジュール4からなる太陽電池アレイ5、中継端子箱6、電力量計7と8、分電盤9、テレビや冷蔵庫等の負荷10が設置される。
パワーコンディショナ保護装置1は、直撃雷害からパワーコンディショナ3を保護するための装置であり、住宅Hの屋根に設置され、雷光や雷鳴から雷雲が住宅Hから所定距離以内にあると推定した場合に、開閉器2にパワーコンディショナ3の解列を指示し、雷雲が住宅Hから所定距離より離れた位置にあると推定した場合に、開閉器2にパワーコンディショナ3の並列復帰を指示する。開閉器2は、パワーコンディショナ3の両端に接続され、パワーコンディショナ保護装置1からの指示に従ってパワーコンディショナ3の解列/並列復帰を行う。開閉器2を開路にすることにより、太陽電池アレイ5、柱上変圧器11やその周辺が直撃雷を受けたとしても、解列されたパワーコンディショナ3は雷害を受けずに済む。
パワーコンディショナ3は、太陽電池アレイ5から中継端子箱6を経由して受電した直流電力を交流電力に変換し、変換した交流電力を分電盤9に供給する。これにより、太陽電池アレイ5により生成された電力が家庭内の負荷10で使えるようになる。
一方、柱上変圧器11から交流電力が分電盤9に供給され、さらに家庭内の負荷10で消費される。電力量計7は、需要電力用であり、家庭内で消費される電力量を計測する。電力量計8は、余剰電力用であり、太陽電池アレイ5により発電し、家庭内の負荷10で消費した後に余った電力量を計測する。
図2は、パワーコンディショナ保護装置1の構成を示す図である。パワーコンディショナ保護装置1は、雷光計測部11、雷鳴計測部12、発電量取得部13、開閉器制御部14、処理部15及び記憶部16を備える。雷光計測部11は、雷光を検知し、その光の強度を計測し、その計測値データを処理部15に出力する部分であり、例えば、半導体を用いた光電変換デバイス等によって実現される。雷鳴計測部12は、雷鳴を検知し、その音の大きさを計測し、その計測値データを処理部15に出力する部分であり、例えば、マイクロフォン等によって実現される。発電量取得部13は、太陽電池アレイ5による発電量を取得し、処理部15に出力する部分であり、例えば、パワーコンディショナ3から変換した交流電力を計測することによって実現される。開閉器制御部14は、処理部15からの要求に応じて、開閉器2に対してパワーコンディショナ3の解列又は並列復帰を指示する。処理部15は、所定のメモリを介して各部間のデータの受け渡しを行うととともに、パワーコンディショナ保護装置1全体の制御を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)が所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部16は、処理部15からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の不揮発性記憶装置によって実現される。
≪データの構成≫
図3は、パワーコンディショナ保護装置1の記憶部16に記憶されるデータの構成を示す図である。図3(a)は、雷光データ16Aの構成を示す。雷光データ16Aは、所定の期間(例えば、30秒間)に検出した雷光のデータであり、期間16A1及び雷光計測時刻16A2を含む、期間ごとのレコードからなる。期間16A1は、30秒ごとの検出期間を示し、時間の経過に伴って30秒ごとに設定される。雷光計測時刻16A2は、雷光計測部11が雷光の強度を計測し、その計測値が所定値以上である雷光の計測時刻が設定される。図3(a)の例は、P0及びP3の期間に雷光がなく、P1の期間に3回の雷光があり、P2の期間に2回の雷光があったことを示す。なお、30秒〜1分(所定の時間内)は、雷雲がほとんど移動しない程度の時間であり、その時間内の雷光は同じ位置にある雷雲からであると見なせる時間である。
図3(b)は、雷鳴データ16Bの構成を示す。雷鳴データ16Bは、所定の期間(例えば、30秒間)に検出した雷鳴のデータであり、期間16B1及び雷鳴計測時刻16B2を含む、期間ごとのレコードからなる。期間16B1は、30秒ごとの検出期間を示し、時間の経過に伴って30秒ごとに設定される。雷鳴計測時刻16B2は、雷鳴計測部12が雷鳴の大きさを計測し、その計測値が所定値以上である雷鳴の計測時刻が設定される。図3(b)の例は、P0及びP3の期間に雷鳴がなく、P1の期間に3回の雷光があり、P2の期間に2回の雷光があったことを示す。なお、30秒〜1分(所定の時間内)は、雷雲がほとんど移動しない程度の時間であり、その時間内の雷鳴は同じ位置にある雷雲からであると見なせる時間である。従って、30秒〜1分の間は、同じ位置にある雷雲からの雷光及び雷鳴であると見なせるので、雷光と雷鳴の間隔も変わらないものとする。
≪装置の処理≫
図4は、パワーコンディショナ保護装置1の処理の概要を示すブロック図である。まず、雷光計測部11で雷光を計測した時刻と、雷鳴計測部12で雷鳴を計測した時刻との時間差をチェックする。「雷鳴計測時刻−雷光計測時刻」の時間差が10秒以下であり、かつ、発電量取得部13が取得した発電量が微量以上であれば、開閉器制御部14の指示により開閉器2がパワーコンディショナ3を解列する。「微量」とは、雷の光による微量の発電量を意味する。上記時間差が10秒より大きく、かつ、開閉器2が解列してから10分以上経過していれば、開閉器制御部14の指示により開閉器2がパワーコンディショナ3を並列復帰する。
時間差のしきい値である10秒(第1の所定値)は、住宅Hが直撃雷を受ける可能性がある直撃雷域(約2km以内)に雷雲があったときに、雷雲から住宅Hまで雷鳴が届く時間である約6秒にマージンを持たせた値である。経過時間のしきい値である10分(第2の所定値)は、雷雲が住宅Hを中心とする直撃雷域を通過するのに十分であると考えられる時間である。
なお、住宅Hが誘導雷を受ける可能性がある誘導雷域は約10km以内であり、そのうち約2km以上離れた領域の雷に対しては、避雷器により対策が可能である。また、住宅Hで雷鳴が聞こえる雷鳴可聴域は、約15km以内である。
図5は、パワーコンディショナ保護装置1の処理の詳細を示すフローチャートである。本処理は、図4の示す論理を実際にパワーコンディショナ保護装置1の処理部15が実現するための手順を説明するものである。
パワーコンディショナ保護装置1において、まず、処理部15は、30秒間を周期として、雷光計測部11が計測した雷光の強度を取得し、雷鳴計測部12が計測した雷鳴の大きさを取得するとともに、その取得した計測値のうち、所定値以上のものを抽出し、その抽出した計測値の計測時刻を記憶部16の雷光データ16A及び雷鳴データ16Bに記憶する(S501)。このとき、図3に示すように、雷光及び雷鳴を分けて30秒の期間ごとに計測時刻を格納する。なお、所定値以上の計測値を抽出するのは、屋外における光や音のノイズを除去するためである。
次に、処理部15は、最近の30秒間において雷光を検出したか否かを判定する(S502)。詳細には、所定の30秒間が経過した後に、雷光データ16Aのうち、当該30秒間の期間16A1に雷光計測時刻16A2が設定されているか否かを判定する。雷光を検出していれば(S502のY)、当該30秒間の雷光のうち、最初に検出した雷光から10秒以内に雷鳴を検出したか否かを判定する(S503)。詳細には、雷光データ16Aのうち、当該30秒間の期間16A1(例えば、P2)に設定された最初の雷光計測時刻16A2(例えば、R4)を特定する。そして、雷鳴データ16Bのうち、同じ期間16B1(例えば、P2)に設定された雷鳴計測時刻16B2の中に、雷光計測時刻16A2(例えば、R4)から10秒以内のものがあるか否かを判定する。
該当する雷鳴計測時刻16B2があれば(S503のY)、処理部15は、雷光データ16Aのうち、1つ前の30秒間の期間16A1(例えば、P1)に雷光を検出したか否か、すなわち、雷光計測時刻16A2が設定されているか否かを判定する(S504)。1つ前の30秒間に雷光を検出していれば(S504のY)、1つ前の30秒間(P1)と、最近の30秒間(P2)とを合わせた1分間の期間について、同じ雷による雷光計測時刻16A2と、雷鳴計測時刻16B2との対応付けを行うために、雷光計測時刻16A2ごとに、当該雷光計測時刻16A2と、各雷鳴計測時刻16B2との時間差を計算する(S505)。そして、雷光計測時刻16A2ごとに計算した複数の時間差のうち、雷光計測時刻16A2間で共通する値を抽出し、その共通値を同じ雷雲の同じ雷による雷光と、雷鳴とに係る時間差として特定する(S506)。
続いて、処理部15は、上記時間差が10秒以下か否かを判定する(S507)。10秒以下であれば(S507のY)、雷雲が直撃雷域にあることを意味するので、発電量取得部13から取得した発電量が微量以上か否かを判定する(S508)。発電量が微量以上であれば(S508のY)、開閉器制御部14に開閉器2への解列指示を要求する(S509)。なお、S504で1つ前の30秒間に雷光を検出していなければ(S504のN)、最初に検出した雷光と、それから10秒以内の雷鳴とが同じ雷によるものと考えられるので、S508の判定を行う。
また、最近の30秒間に雷光を検出していない場合(S502のN)、最初の雷光から10秒以内に雷鳴を検出していない場合(S503のN)、雷光と、雷鳴との時間差が10秒より大きい場合(S507のN)又は発電量が微量に足らない場合(S508のN)には、いずれも開閉器2の解列条件を満たさないので、S501の計測値の記憶に戻る。例えば、光があったとしても音がないか、10秒より時間がかかって音があったのであれば、雷雲は直撃雷域より遠くにあると考えられるので、何もせず、S501に戻る。
処理部15は、開閉器2への解列指示の要求(S509)をした時から、雷雲が直撃雷域を通過する時間である10分以上が経過するのを待つ(S510)。その後、雷光から10秒以降に雷鳴があったか否かを判定する(S511)。この判定では、実際に雷光を検知してから10秒以内に雷鳴を検知しなかったことを確認する。該当する事象を検出しなければ(S551のN)、その判定を繰り返す。該当する事象を検出すれば(S551のY)、開閉器制御部14に開閉器2への並列復帰指示を要求し(S512)、S501の計測値の記憶に戻る。
≪実施例≫
図6は、図5のS505及びS506の処理の具体例を示す図である。雷光を検知するレベルとして、(A)検知しないレベル、(B)もうすぐ検知するレベル、(C)検知するレベルの3例を示している。一例として、(C)検知するレベルについて説明する。まず、期間P2に雷光計測時刻が2つあり、最初の雷光計測時刻R4から10秒以内(実際には約8秒後)に雷鳴計測時刻S4があり、さらに1つ前の期間P1に雷光計測時刻R1〜R3があるので、S505及びS506の処理により、同じ雷から発生した雷光と、雷鳴との対応付けを行って、それらの時間差を特定する。その際、図6に示すように、雷光計測時刻R2、R3及びR4について、雷鳴計測時刻S2、S3、S4及びS5との時間差を計算し、雷光計測時刻別のグループに分けて、雷光計測時刻と、雷鳴計測時刻との対応付け及びそれらの時間差を記憶する。そして、3つのグループ間で共通する時間差を抽出することにより、その時間差の基である雷光計測時刻と、雷鳴計測時刻とが同じ雷によるものとして対応することになる。(C)の場合には、共通の時間差は「8秒」になり、R4とS4、R3とS3、R2とS2がそれぞれ対応する。(A)及び(B)についても同様の処理を行い、共通の時間差はそれぞれ「28秒」及び「16秒」になり、同様の時刻同士が対応する。
なお、上記実施の形態では、図2に示すパワーコンディショナ保護装置1の各部を機能させるために、処理部15で実行されるプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録し、その記録したプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行させることにより、本発明の実施の形態に係るパワーコンディショナ保護装置1が実現されるものとする。この場合、プログラムをインターネット等のネットワーク経由でコンピュータに提供してもよいし、プログラムが書き込まれた半導体チップ等をコンピュータに組み込んでもよい。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、雷光計測時刻16A2と、雷鳴計測時刻16B2との時間差によりパワーコンディショナ保護装置1から直撃雷域内に雷雲があると判定した場合に、開閉器2により太陽光発電システムのパワーコンディショナ3を解列するので、パワーコンディショナ3の直撃雷害を防止することができる。また、その後雷雲の通過に十分な時間が経過し、かつ、上記時間差により直撃雷域外に雷雲があると判定した場合に、開閉器2によりパワーコンディショナ3を並列復帰するので、パワーコンディショナ3を再稼動することができる。
≪その他の実施の形態≫
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、以下のような実施の形態が考えられる。
(1)上記実施の形態では、パワーコンディショナ保護装置1が、雷光の強度及び雷鳴の大きさが所定値以上の場合に、雷光の計測時刻及び雷鳴の計測時刻をそれぞれ記憶部16に記憶するように説明したが、さらに雷光の強度の時間的変化率及び雷鳴の大きさの時間的変化率が所定値以上という条件を追加してもよい。これによれば、雷光や雷鳴は急に検出されるものなので、所定値以上の強度の光や、所定値以上の大きさの音であっても、時間をかけて徐々にゆっくりと所定値以上になったものは雷によるとは考えられないため、そういった光や音を除外することで、雷光や雷鳴の検出精度を上げることができる。
(2)上記実施の形態では、1台のパワーコンディショナ保護装置1が直撃雷域にある雷を検出するように説明したが、例えば、直撃雷域の半径1〜2kmの円領域内に密集した複数の住宅Hに設置されたパワーコンディショナ保護装置1から、雷に関する判定結果を取得し、その判定結果の多数決によって総合的な判定結果を求め、その判定結果を各パワーコンディショナ保護装置1に返すようなサーバを設けてもよい。また、円領域内のパワーコンディショナ保護装置1のうち、1台が上記サーバの機能を持つようにしてもよい。これによれば、1台のパワーコンディショナ保護装置1だけでは、雷光計測部11や雷鳴計測部12の誤検出、発電量取得部13や処理部15の誤動作等により、誤判定を出してしまう可能性があり得るが、同じ地域における複数のパワーコンディショナ保護装置1による判定結果に基づいて極力正しい判定を出すことができる。
例えば、自宅のパワーコンディショナ保護装置1では雷が近いと判断したが、周り(近隣)に検知した家がない場合には、誤認識と判断する。一方、自宅のパワーコンディショナ保護装置1では雷を検知していないが、周りで検知した家が多い場合には、検知したものとする。そして、開閉器2の入切の管理は、住宅Hごとに行ってもよいし、地域で統一する場合にはサーバで一括して行ってもよい。
1 パワーコンディショナ保護装置
11 雷光計測部(雷光を検知する手段)
12 雷鳴計測部(雷鳴を検知する手段)
13 発電量取得部
14 開閉器制御部(解列を指示する手段、並列復帰を指示する手段)
15 処理部
16 記憶部
16A1 期間(時間帯)
16A2 雷光計測時刻(雷光検知時刻)
16B1 期間(時間帯)
16B2 雷光計測時刻(雷鳴検知時刻)
2 開閉器
3 パワーコンディショナ
H 住宅

Claims (10)

  1. 雷光を検知する手段と、
    雷鳴を検知する手段と、
    前記雷光を検知した時刻である雷光検知時刻と、前記雷鳴を検知した時刻である雷鳴検知時刻とを記憶する手段と、
    所定の時間内に複数の雷光及び複数の雷鳴を検知した場合に、前記雷光検知時刻ごとに当該雷光検知時刻と、各雷鳴検知時刻との時間差を計算する手段と、
    前記雷光検知時刻ごとに計算した複数の時間差のうち、前記雷光検知時刻の間で共通の値を、同じ雷雲から発生した雷光と、雷鳴とに係る時間差として特定する手段と、
    特定した前記時間差が第1の所定値以内であるという判定を行った場合に、太陽光発電システムのパワーコンディショナに接続された開閉器に当該パワーコンディショナの解列を指示する手段と、
    を備えることを特徴とするパワーコンディショナ保護装置。
  2. 雷光を検知する手段と、
    雷鳴を検知する手段と、
    検知した前記雷光のレベル及び変化率が所定値以上の場合に、前記雷光を検知した時刻である雷光検知時刻を記憶する手段と、
    検知した前記雷鳴のレベル及び変化率が所定値以上の場合に、前記雷鳴を検知した時刻である雷鳴検知時刻を記憶する手段と、
    記憶した前記雷光検知時刻と、前記雷鳴検知時刻との時間差を計算する手段と、
    計算した前記時間差が第1の所定値以内であるという判定を行った場合に、太陽光発電システムのパワーコンディショナに接続された開閉器に当該パワーコンディショナの解列を指示する手段と、
    を備えることを特徴とするパワーコンディショナ保護装置。
  3. 雷光を検知する手段と、
    雷鳴を検知する手段と、
    前記雷光を検知した時刻である雷光検知時刻と、前記雷鳴を検知した時刻である雷鳴検知時刻とを記憶する手段と、
    記憶した前記雷光検知時刻と、前記雷鳴検知時刻との時間差を計算する手段と、
    所定の地域範囲に設置された複数の他のパワーコンディショナ保護装置から、計算した前記時間差が第1の所定値以内であるか否かの判定の結果を取得する手段と、
    他のパワーコンディショナ保護装置の前記判定の結果及び自らの前記判定の結果に基づいて、太陽光発電システムのパワーコンディショナに接続された開閉器に当該パワーコンディショナの解列又は並列復帰を指示する手段と、
    を備えることを特徴とするパワーコンディショナ保護装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のパワーコンディショナ保護装置であって、
    計算した前記時間差が前記第1の所定値より大きく、かつ、前記解列を指示した時から第2の所定値が経過したという判定を行った場合に、前記開閉器に当該パワーコンディショナの並列復帰を指示する手段
    をさらに備えることを特徴とするパワーコンディショナ保護装置。
  5. 雷光を検知する手段と、
    雷鳴を検知する手段と、
    前記雷光を検知した時刻である雷光検知時刻と、前記雷鳴を検知した時刻である雷鳴検知時刻とを記憶する手段と、
    記憶した前記雷光検知時刻と、前記雷鳴検知時刻との時間差を計算する手段と、
    計算した前記時間差が第1の所定値以内であり、かつ、太陽光発電システムによる発電量が第3の所定値以上である場合に、当該太陽光発電システムのパワーコンディショナに接続された開閉器に当該パワーコンディショナの解列を指示する手段と、
    を備えることを特徴とするパワーコンディショナ保護装置。
  6. コンピュータにより太陽光発電システムのパワーコンディショナを直撃雷害から保護する方法であって、
    前記コンピュータは、
    雷光を検知するステップと、
    雷鳴を検知するステップと、
    前記雷光を検知した時刻である雷光検知時刻と、前記雷鳴を検知した時刻である雷鳴検知時刻とを記憶するステップと、
    所定の時間内に複数の雷光及び複数の雷鳴を検知した場合に、前記雷光検知時刻ごとに当該雷光検知時刻と、各雷鳴検知時刻との時間差を計算するステップと、
    前記雷光検知時刻ごとに計算した複数の時間差のうち、前記雷光検知時刻の間で共通の値を、同じ雷雲から発生した雷光と、雷鳴とに係る時間差として特定するステップと、
    特定した前記時間差が第1の所定値以内であるという判定を行った場合に、前記パワーコンディショナに接続された開閉器に当該パワーコンディショナの解列を指示するステップと、
    を実行することを特徴とするパワーコンディショナ保護方法。
  7. コンピュータにより太陽光発電システムのパワーコンディショナを直撃雷害から保護する方法であって、
    前記コンピュータは、
    雷光を検知するステップと、
    雷鳴を検知するステップと、
    検知した前記雷光のレベル及び変化率が所定値以上の場合に、前記雷光を検知した時刻である雷光検知時刻を記憶するステップと、
    検知した前記雷鳴のレベル及び変化率が所定値以上の場合に、前記雷鳴を検知した時刻である雷鳴検知時刻を記憶するステップと、
    記憶した前記雷光検知時刻と、前記雷鳴検知時刻との時間差を計算するステップと、
    計算した前記時間差が第1の所定値以内であるという判定を行った場合に、前記パワーコンディショナに接続された開閉器に当該パワーコンディショナの解列を指示するステップと、
    を実行することを特徴とするパワーコンディショナ保護方法。
  8. コンピュータにより太陽光発電システムのパワーコンディショナを直撃雷害から保護する方法であって、
    前記コンピュータは、
    雷光を検知するステップと、
    雷鳴を検知するステップと、
    記憶した前記雷光検知時刻と、前記雷鳴検知時刻との時間差を計算するステップと、
    所定の地域範囲に設置された複数の他のコンピュータから、計算した前記時間差が第1の所定値以内であるか否かの判定の結果を取得するステップと、
    他のコンピュータの前記判定の結果及び自らの前記判定の結果に基づいて、前記パワーコンディショナに接続された開閉器に解列又は並列復帰を指示するステップと、
    を実行することを特徴とするパワーコンディショナ保護方法。
  9. 請求項6ないし請求項8のいずれか一項に記載のパワーコンディショナ保護方法であって、
    前記コンピュータは、
    計算した前記時間差が前記第1の所定値より大きく、かつ、前記解列を指示した時から第2の所定値が経過したという判定を行った場合に、前記開閉器に当該パワーコンディショナの並列復帰を指示するステップ
    をさらに実行することを特徴とするパワーコンディショナ保護方法。
  10. コンピュータにより太陽光発電システムのパワーコンディショナを直撃雷害から保護する方法であって、
    前記コンピュータは、
    雷光を検知するステップと、
    雷鳴を検知するステップと、
    前記雷光を検知した時刻である雷光検知時刻と、前記雷鳴を検知した時刻である雷鳴検知時刻とを記憶するステップと、
    記憶した前記雷光検知時刻と、前記雷鳴検知時刻との時間差を計算するステップと、
    計算した前記時間差が第1の所定値以内であり、かつ、太陽光発電システムによる発電量が第3の所定値以上である場合に、当該太陽光発電システムのパワーコンディショナに接続された開閉器に当該パワーコンディショナの解列を指示するステップと、
    を実行することを特徴とするパワーコンディショナ保護方法。
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