JP5298747B2 - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、出力画像データのログを管理する画像処理装置に関するものである。
近年、情報の機密保持が重要な課題となっており、機密データの漏洩防止に対して種々の方法が提案されている。かかる方法の一つに、出力したデータのログを記録しておく方法が提案されている(特許文献1)。これは、印刷データに含まれる重要語を抽出し、抽出元の印刷データのサムネールと共に、印刷データの印刷ログ情報として管理することにより、漏洩元となった印刷データを速やかに特定可能とする方法である。なお、重要語とは、印刷データ中に存在する氏名や住所といった漏洩を防止したい情報の他に、『重要』といった印刷データの属性を表す言葉が挙げられている。
ここで、特許文献1で提案されている方法は、一の印刷データから抽出されたデータから印刷ログを生成する構成を採用している。したがって、例えば、集約等、複数の画像データから生成された印刷データのログを生成する際には、複数の画像データから生成された一つの印刷データのみから抽出されたデータを印刷ログとして生成することになる。
特開2007−080038号公報
しかしながら、特許文献1においては、例えば集約処理等、複数の画像データを用いて一つの出力画像データを生成する場合には、生成された出力画像データから抽出された情報のみをログ情報として管理することがでない。つまり、出力画像データを構成する個々の画像データから情報を抽出し、ログとして管理することが出来なかった。
そこで本発発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、出力画像データに対してより正確なログを管理可能な画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、出力画像データのログを管理する画像処理装置において、複数の入力画像データから該入力画像データに係る付加情報をそれぞれ取得する付加情報取得手段と、出力画像データのログを管理するログ管理手段と、を備え、出力画像データが複数の入力画像データから構成される場合、前記ログ管理手段は、該出力画像データを構成する複数の前記該入力画像データのそれぞれから取得された付加情報を、該出力画像データのログとして管理することを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理装置の一形態において、取得された前記付加情報を格納する格納手段を備え、前記ログ管理手段は、前記格納手段に格納された複数の前記付加情報を、出力画像データのログとして管理することを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理装置の一形態において、前記ログ管理手段は、入力画像データと、該入力画像データから取得された付加情報とを関連づけて、出力画像データのログとして管理することを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理装置の一形態において、前記付加情報は、該付加情報の取得元である入力画像データに対する処理コードであり、前記ログ管理手段は、前記処理コードに対応する処理が施される前の前記入力画像データ、及び前記処理コードに対応する処理が施された前記入力画像データを含む出力画像データを、前記出力画像データのログとして管理することを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理装置の一形態において、前記付加情報取得手段が入力画像データから付加情報を取得できなかった場合、前記ログ管理手段は、その旨を表す情報を、出力画像データのログとして管理することを特徴とする。
従って、本発明によれば、出力画像データに対してより正確なログを管理可能な画像処理装置を提供することができる。
本発明によれば、出力画像データに対してより正確なログを管理可能な画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および記録媒体を提供することができる。
図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(本発明に係る画像処理装置のソフトウェアアーキテクチャ)
本発明の画像処理装置の一例である複合機のソフトウェアアーキテクチャが採用している「パイプ&フィルタ」と呼ばれる考え方を以下に説明する。
図1は、「パイプ&フィルタ」の概念を説明するための図である。図中に示されるように、各フィルタは、パイプによって接続される。フィルタは、入力されたデータに対して変換を施し、その結果を出力する。パイプは、フィルタから出力されたデータを次のフィルタに伝達する。
すなわち、本実施の形態における複合機では、各機能をドキュメント(データ)に対する「変換」の連続として捉える。複合機の各機能は、ドキュメントの入力、加工及び出力によって構成されるものとして一般化することができる。そこで、「入力」、「加工」及び「出力」を変換として捉え、一つの「変換」を実現するソフトウェア部品がフィルタとして構成される。入力を実現するためのフィルタを特に「入力フィルタ」という。また、加工を実現するためのフィルタを特に「加工フィルタ」という。更に、出力を実現するフィルタを特に「出力フィルタ」という。なお、各フィルタは独立しており、フィルタ間における依存関係(呼び出し関係)は基本的には存在しない。従って、フィルタ単位で追加(インストール)又は削除(アンインストール)が可能となる。
フィルタについて、更に詳しく説明する。図2は、フィルタの構成要素を説明するための図である。図2に示されるように、各フィルタは、フィルタ設定用UI(User Interface)21、フィルタロジック22、フィルタ固有下位サービス23及び永続記憶領域情報24により構成される。
フィルタ設定用UI21は、フィルタの実行条件を設定させるための画面をオペレーションパネルに表示させるプログラムである。例えば、入力フィルタの一つである読取フィルタであれば、解像度、濃度、画像種別を設定する画面が相当する。なお、オペレーションパネルの表示がHTML(HyperText Markup Language)データや、スクリプトに基づいて行われ得ることに鑑みれば、フィルタ設定用UIはHTMLデータやスクリプトであっても良い。
フィルタロジック22は、フィルタの機能を実現するためのロジックが実装されたプログラムである。例えば、読取フィルタであれば、スキャナによる原稿読み取り制御のためのロジックが相当する。
フィルタ固有下位サービス23は、フィルタロジックを実現するために必要な下位機能(ライブラリ)である。例えば、読取フィルタであれば、スキャナを制御するための機能が相当する。
永続記憶領域情報24は、フィルタに対する設定情報(例えば、実行条件のデフォルト値)等、不揮発性メモリに保存する必要があるデータのスキーマ定義が相当する。
図3は、本実施の形態における複合機の入力フィルタ、加工フィルタ及び出力フィルタの一例を示す図である。
入力フィルタとしては、読取フィルタ31、保管文書読出フィルタ32、メール受信フィルタ33、FAX送信フィルタ34、PC文書受信フィルタ35がある。読取フィルタ31は、スキャナによる画像データの読み取りを制御し、読み取られた画像データを出力する。保管文書読出フィルタ32は、複合機の記憶装置に保管されている文書データ(画像データ)を読み出し、読み出されたデータを出力する。メール受信フィルタ33は、電子メールの受信し、当該電子メールに含まれているデータを出力する。FAX受信フィルタ34は、FAX受信を制御し、受信されたデータを出力する。PC文書受信フィルタ35は、非図示のクライアントPCから印刷データを受信し、受信された印刷データを出力する。
加工フィルタとしては、文書加工フィルタ36、文書変換フィルタ37がある。文書加工フィルタ36は、入力されたデータに所定の画像変換処理(集約、拡大、又は縮小等)を施し、出力する。文書変換フィルタ37は、レンダリング処理を実行する。すなわち、入力されたPostScriptデータをビットマップデータに変換して出力する。
出力フィルタとしては、印刷フィルタ38、保管文書登録フィルタ39、メール送信フィルタ40、FAX送信フィルタ41がある。印刷フィルタ38は、入力されたデータをプロッタに出力(印刷)させる。保管文書登録フィルタ39は、入力されたデータを複合機内のハードディスク内に保存する。メール送信フィルタ40は、入力されたデータを電子メールに添付して送信する。FAX送信フィルタ41は、入力されたデータをFAX送信する。
図4は、本実施の形態の複合機における各機能(アプリケーション)を実現するためのフィルタの組み合わせの例を示す図である。
例えば、コピー機能は、読取フィルタ31と印刷フィルタ38とを接続することにより実現される。読取フィルタ31によって、原稿から読み取られた画像データを印刷フィルタ38によって印刷すれば良いからである。なお、コピー機能に付随する、集約、拡大、縮小等の加工が要求された場合には、これらの加工を実現する文書加工フィルタ36が読取フィルタ31と印刷フィルタ38の間に挿入される。
プリンタ機能(クライアントPCからの印刷機能)は、PC文書受信フィルタ35と文書変換フィルタ37と印刷フィルタ38とを接続することにより実現される。スキャンto mail機能(スキャンした画像データを電子メールで転送する機能)は、読取フィルタ31とメール送信フィルタ40とを接続することにより実現される。FAX送信機能は、読取フィルタ31とFAX送信フィルタ34とを接続することにより実現される。FAX受信機能は、FAX受信フィルタ34と印刷フィルタ38とを接続することにより実現される。ドキュメントボックス蓄積機能(スキャンした画像データを複合機内に保存する機能)は、読取フィルタ31と保管文書登録フィルタ39とを接続することにより実現される。ドキュメントボックス印刷機能(複合機内に保存されている文書データを印刷する機能)は、保管文書読出フィルタ32と印刷フィルタ38とを接続することにより実現される。
(本発明の動作原理)
図5は、本発明に係る画像処理装置の動作原理を示す図である。本発明に係る画像処理装置50は、画像データ入力手段51、画像データ加工手段52、画像データ出力手段53、記憶装置54、ログ管理手段55、入力装置56、出力装置57及びログ記憶装置58から構成される。
入力装置56は、画像データ入力手段51が画像データを取得するために使用する装置である。例えば、スキャナ等が該当する。
出力装置57は、画像データ出力手段53が画像データを出力するために使用する装置である。例えば、プロッタ等が該当する。
ログ記憶装置58は、画像データ出力手段53から出力されるログを記憶させておく装置である。
画像データ入力手段51は、前述の「パイプ&フィルタ」アーキテクチャにおける入力フィルタに相当する処理を行い、スキャナを使った画像データ読取処理、メールの受信処理、FAXの受信処理等を行う。画像データ入力手段51は、付加情報取得手段511を有する。付加情報取得手段511は、入力装置56が読み取った画像データから付加情報を取得する。また、画像データ加工手段52により、画像データに塗り潰し処理が実施される場合には、画像データ入力手段51は当該処理が行われる画像データのログをログ記憶装置58に出力する。
画像データ加工手段52は、前述の「パイプ&フィルタ」アーキテクチャにおける加工フィルタに相当する処理を行い、入力されたデータに所定の画像処理(集約、拡大、縮小等)、レンダリング処理を行う。画像データ加工手段52は、格納手段521を有する。格納手段521は、付加情報取得手段511により取得された付加情報を格納する。例えば、入力装置56が複数の画像データを読み取った場合には、付加情報取得手段511により複数の付加情報が取得されるが、格納手段521は、その複数の付加情報を格納する。
また、格納手段521は、画像データ加工手段52から独立した手段とする形態であっても良く(画像データ加工手段52の構成要素である必要は無い)、後述する記憶装置54が備える形態であっても良い。
画像データ出力手段53は、前述の「パイプ&フィルタ」アーキテクチャにおける出力フィルタに相当する処理を行い、印刷処理、電子メール送信処理、FAX送信処理等を行う。また、画像データ出力手段53は、出力画像データのログをログ記憶装置58に出力する。
記憶装置54は、前述の「パイプ&フィルタ」アーキテクチャにおけるパイプに相当する処理を行う。つまり、記憶装置54は、画像データ入力手段51、画像データ加工手段52での処理結果を一時的に保存するメモリである。本実施の形態では、画像データ入力手段51と画像データ加工手段52は、処理を施した画像データと、付加情報とを記憶装置54に記憶させ、画像データ加工手段52と画像データ出力手段53は、記憶装置54からその処理を施された画像データと、付加情報とを読み出す。
ログ管理手段55は、出力画像データのログを、付加情報取得手段511により取得された付加情報に基づいて管理する。ここで、格納手段521に格納されている複数の付加情報は、記憶装置54を介して、画像データ出力手段53に伝達され、画像データ出力手段53が当該付加情報をログとしてログ記憶装置58に出力することに鑑みれば、ログ管理手段55は、格納手段521が格納している複数の付加情報を、出力画像データのログとして管理しているということができる。画像データ加工手段52における処理で、記憶装置54からの画像データの読み出しと、格納手段521により付加情報を格納するタイミングは一致するため、格納手段521に格納されている付加情報と、出力画像データとが正確にリンクしたログ管理をすることができる。
また、図6はログの一例であるが、4つの画像データを一つの出力画像データとする集約コピーの操作を行った場合、ログは図6に示すようになる。この例において、付加情報は、画像データ入力手段51、画像データ加工手段52、画像データ出力手段53のそれぞれ動作処理を規定する制御コードであり、また、ログ管理手段55は、出力画像データを構成する原画像データに対応する各制御コードを左から右、上から下、の順序で管理する。つまり、制御コードを「1、2、3、4」の順序で管理する。こうすることで、出力画像データの中でのそれを構成する原画像データの位置と、その原画像データから付加情報取得手段511により取得した制御コードとを関連づけて、管理することができ、それにより正確なログ管理が可能となる。
一方、ログ管理手段55は、画像データ入力手段51、画像データ加工手段52及び画像データ出力手段53が原画像データに対し制御コードに基づく処理を実施した後の画像データで構成される出力画像データと、当該処理を実施する前の画像データと、に基づいてログを管理する。図7はログの一例であるが、4つの読取画像データを一つの出力画像データとした集約コピーの操作を行った場合であり、かつ、制御コード3に対応する画像データ加工手段52(集約コピー機能の場合、文書加工フィルタ36)の処理が画像データの塗り潰し処理であった場合には、ログは図7に示すようになる。画像データ出力手段53は、出力画像データに対するログをログ記憶装置58に出力するが、この例のように、画像データ加工手段52が塗り潰し処理を行った場合、ログから原画像データを読み取ることができない。このため、その塗り潰された原画像データを読み取ることができるように、画像データ入力手段51(集約コピー機能の場合、読取フィルタ31)が、その塗り潰し処理が実施された画像データに対するログをログ記憶装置58に出力する。これにより、画像データの塗り潰し処理が実施された場合であっても、塗り潰し処理前の画像データをログとして確認できることから、制御コードに対応した各フィルタの処理結果に忠実で、かつ、正確なログ管理が可能となる。
ここで、上記説明における塗り潰し処理は、出力画像データを構成する原画像データを1色で塗り潰す(原画像データを白紙にする場合も含む)処理の他、原画像データに対しモザイク処理を施すなど、原画像データを読み取ることができないようにする処理を含むものとする。
また、原画像データから所定の制御コードが抽出されると、画像データ出力手段53は、出力画像データを排紙せず、ログ管理手段55は、出力画像データに対するログをログ記憶装置58に出力しない場合がある。その際、画像データ入力手段51が、入力された(処理対象である)画像データに対するログをログ記憶装置58に出力する形態としても良い。こうすることで、出力画像データが無い場合であっても、入力装置56が読み取った画像データに関して正確なログ管理をすることができる。
また、付加情報取得手段511が画像データから付加情報を取得することができなかった場合、ログ管理手段55は、その旨を表す情報を、この画像データから取得された付加情報として管理する。図8はログの一例であるが、図8では、付加情報取得手段511が、出力画像データの左下の原画像データから付加情報を取得できなかった場合のログを示している。この例では、付加情報取得手段511が画像データから付加情報を取得することができなかった旨を表す情報は「−1」の制御コードとしている。これにより、付加情報取得手段511により付加情報が取得できなかった場合でも、その旨を表す情報をログとして管理できるので、出力画像データに対応したより正確なログ管理が可能となる。
(本実施の形態に係る複合機のハードウェア構成)
以下に本発明の画像処理装置である複合機のハードウェアの構成の一例を示す。図9は、本発明の実施の形態における複合機のハードウェア構成の一例を示す図である。
複合機のハードウェアとしては、コントローラ90と、オペレーションパネル97、ファクシミリコントロールユニット(FCU:Facsimile Control Unit)98と、撮像部99と、印刷部100が存在する。
コントローラ70は、CPU(Central Processing Unit)94、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)96、NB(North Bridge)95、SB(South Bridge)101、MEM-P91、MEM-C92、HDD(ハードディスクドライブ)93、メモリカードスロット106、ネットワークインタフェースコントローラ(NIC:Network Interface Controller)102、USB(Universal Serial Bus)デバイス103、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)1394デバイス104、セントロニクスデバイス105により構成される。
CPU94は、種々の情報処理用のIC(Integrated Circuit)である。ASIC96は、種々の画像処理用のICである。NB95は、コントローラのノースブリッジである。SB101は、コントローラのサウスブリッジである。MEM-P91は、複合機のシステムメモリである。MEM-C92は、複合機のローカルメモリである。HDD93は、複合機のストレージである。メモリカードスロット106は、メモリカード107をセットするためのスロットである。NIC102は、MACアドレスによるネットワーク通信用のコントローラである。USBデバイス103は、USB規格の接続探知を提供するためのデバイスである。セントロニクスデバイス105は、セントロニクス仕様の接続端子を提供するためのデバイスである。オペレーションパネル97は、オペレータが複合機に入力を行うためのハードウェア(操作部)であると共に、オペレータが複合機から出力を得るためのハードウェア(表示部)である。
なお、本発明に係る複合機のソフトウェアは、例えば、MEM-C92に格納され、CPU94によって処理されることにより、その機能を複合機に実行させる。
(本発明の実施の形態)
図6、図7、図8及び図10を用いて、本実施の形態における複合機の処理手順について説明する。図10は、画像データ入力手段51、画像データ加工手段52、画像データ出力手段53の各手段の、本発明の実施の形態における処理動作に係るフローチャートを示す。
ここでは、複合機における集約コピー機能の処理動作であり、4つの原画像データを1つの出力画像データに集約して出力する処理動作を例に説明する。
ユーザが複合機のオペレーションパネル97から集約コピー操作を行うと、図4より、コピー機能に関連する読取フィルタ31、文書加工フィルタ36、印刷フィルタ38が選択され、ぞれぞれのフィルタが集約コピー操作に関連する処理を行う。
S1で読取フィルタ31は、入力装置56であるスキャナを介して、原稿の画像データを読み取り、また、付加情報取得手段511は、原画像データから付加情報である制御コードを取得する。
S2で読取フィルタ31は、付加情報取得手段511により取得した制御コードに対応した処理を実行する。そして、S3で読取フィルタ31は、画像データと制御コードを記憶装置54に記録する。
次に、S4で文書加工フィルタ36は、画像データと制御コードを、記憶装置54から読み出す。そして、S5で文書加工フィルタ36は、制御コードに対応した処理を実行する。ここでは、集約コピー操作で、4つの原画像データを1つの出力画像データとして出力するために、文書加工フィルタ36は、画像データに対し、縮小・集約処理を実施する。また、制御コードに対応する処理が、画像データの塗り潰し処理である場合には、文書加工フィルタ36は、画像データの塗り潰し処理を実施し、縮小・集約処理も実施する。
S6でスキャナによる原画像データの読み取りが終了していない場合(S6でNOの場合)には、読取フィルタ31と文書加工フィルタ36はS1からS5までの処理を再度実行する。本実施の形態では、4つの原画像データを読み取るまで、S1からS5までの処理が繰り返される。ここで、文書加工フィルタ36は、制御コードを格納する格納手段521を有し、この格納手段521に読み取った複数の制御コードを格納する。このように、格納手段521に複数の制御コードを格納しておくことで、後の処理で印刷される出力画像データに対応した付加情報を正確に管理することができる。また、文書加工フィルタ36は、縮小・集約処理後の画像データも保持している。
S6でスキャナによる原画像データの読み取りが終了した場合(S6でYESの場合)には、S7で文書加工フィルタ36は、縮小・集約処理後の画像データと、格納手段521に格納していた4つの制御コードとを、記憶装置54に記録する。
S8で印刷フィルタ38は、縮小・集約処理後の画像データと、4つの制御コードとを、記憶装置54から読み出す。そして、S9で、印刷フィルタ38は制御コードに対応した処理を実行する。ここで、本実施の形態で、印刷フィルタ38は、プロッタを用いて、画像データを印刷する。
また、S9で印刷フィルタ38は、出力画像データのログをログ記憶装置58に出力する。例えば、出力されたログは、図6に示すようになり、4つの原画像データを一つの画像データに集約した出力画像データ、ログ出力がされた日時、操作者、使用した複合機のアプリケーション、その他の情報、及び4つの原画像データに対応する制御コード「1、2、3、4」から構成される。出力画像データを構成する原画像データの各位置と、付加情報取得手段511により取得した制御コードとを関連づけることができるように、出力画像データを構成する原画像データに対応する制御コードは、左から右へ、上から下への順で、ログ上、管理される。これにより、出力画像データの中でのそれを構成する原画像データの位置と、その原画像データから付加情報取得手段511により取得した制御コードとを関連づけて、管理することができ、それにより正確なログ管理が可能となる。
さらに、文書加工フィルタ36が、3枚目の原画像データに対して、塗り潰し処理を実施した場合には、印刷フィルタ38は、図7に示すようなログをログ記憶装置58に出力する。このログでは、塗り潰された画像データの内容が不明となるので、それを解消するために、当該塗り潰し処理が文書加工フィルタ36で行われる場合に限り、その塗り潰し処理が行われる前段階の処理である読取フィルタ31が、当該処理を行う前の画像データのログをログ記憶装置58に出力する。これにより、画像データの塗り潰し処理が実施された場合であっても、塗り潰し処理前の画像データをログとして確認できることから、制御コードに対応した各フィルタの処理結果に忠実で、かつ、正確なログ管理が可能となる。
そして、付加情報取得手段511により、付加情報が取得できなかった場合のログの例を図8に示す。この場合に、付加情報を取得できなかった原画像データの制御コードは「−1」として処理される。これにより、付加情報取得手段511により付加情報が取得できなかった場合でも、その旨を表す情報をログとして管理できるので、出力画像データに対してより正確なログ管理が可能となる。
集約コピー機能に関する全ての処理を実行すると、S10で複合機の処理は終了する。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
「パイプ&フィルタ」の概念を説明するための図である。 フィルタの構成要素を説明するための図である。 本実施の形態における入力フィルタ、加工フィルタ及び出力フィルタの一例を示す図である。 本実施の形態の複合機における各機能を実現するためのフィルタの組み合わせの例を示す図である。 本発明の画像処理装置の動作原理を示す図である。 本発明に係る複合機でコピー処理を行った場合の出力画像データのログの一例を示す図である。 本発明に係る複合機でコピー処理を行った場合の出力画像データのログの一例を示す図である。 本発明に係る複合機でコピー処理を行った場合の出力画像データのログの一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明に係る複合機でコピー処理を行った場合の各フィルタの処理動作に係るフローチャートを示す図である。
符号の説明
50 画像処理装置
51 画像データ入力手段
511 付加情報取得手段
52 画像データ加工手段
521 格納手段
53 画像データ出力手段
54 記憶装置
55 ログ管理手段
56 入力装置
57 出力装置
58 ログ記憶装置

Claims (13)

  1. 出力画像データのログを管理する画像処理装置において、
    複数の入力画像データから該入力画像データに対する入力処理、加工処理及び出力処理を規定する制御コードをそれぞれ取得する制御コード取得手段と、
    出力画像データのログを管理するログ管理手段と、を備え、
    前記出力画像データが複数の入力画像データから構成される場合、
    前記ログ管理手段は、該出力画像データを構成する複数の前記入力画像データのそれぞれから取得された前記制御コードを、該出力画像データのログとして管理することを特徴とする画像処理装置。
  2. 取得された前記制御コードを格納する格納手段を備え、
    前記ログ管理手段は、前記格納手段に格納された複数の前記制御コードを、出力画像データのログとして管理することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記ログ管理手段は、入力画像データと、該入力画像データから取得された制御コードとを関連づけて、出力画像データのログをとして管理することを特徴とする請求項1又は2いずれか一項記載の画像処理装置。
  4. 前記制御コードは、該制御コードの取得元である入力画像データに対する処理コードであり、
    前記ログ管理手段は、前記処理コードに対応する処理が施される前の前記入力画像データ、及び前記処理コードに対応する処理が施された前記入力画像データを含む出力画像データを、前記出力画像データのログとして管理することを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載の画像処理装置。
  5. 前記処理コードに対応する処理が施される前の前記入力画像データと、前記処理コードに対応する処理が施された前記入力画像データとは、互いに異なることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置
  6. 前記制御コード取得手段が入力画像データから制御コードを取得できなかった場合、
    前記ログ管理手段は、その旨を表す情報を、出力画像データのログとして管理することを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の画像処理装置。
  7. 出力画像データのログを管理する画像処理装置の画像処理方法において、
    複数の入力画像データから該入力画像データに対する入力処理、加工処理及び出力処理を規定する制御コードをそれぞれ取得する制御コード取得手順と、
    出力画像データのログを管理するログ管理手順と、を備え、
    出力画像データが複数の入力画像データから構成される場合、
    前記ログ管理手順は、該出力画像データを構成する複数の前記入力画像データのそれぞれから取得された前記制御コードを、該出力画像データのログとして管理することを特徴とする画像処理方法。
  8. 取得された前記制御コードを格納する格納手順を備え、
    前記ログ管理手順は、前記格納手順に格納された複数の前記制御コードを、出力画像データのログとして管理することを特徴とする請求項記載の画像処理方法。
  9. 前記ログ管理手順は、入力画像データと、該入力画像データから取得された制御コードとを関連づけて、出力画像データのログとして管理することを特徴とする請求項7又は8記載の画像処理方法。
  10. 前記制御コードは、該制御コードの取得元である入力画像データに対する処理コードであり、
    前記ログ管理手順は、前記処理コードに対応する処理が施される前の前記入力画像データ、及び前記処理コードに対応する処理が施された前記入力画像データを含む出力画像データを、前記出力画像データのログとして管理することを特徴とする請求項7乃至9いずれか一項記載の画像処理方法。
  11. 前記制御コード取得手順が入力画像データから制御コードを取得できなかった場合、
    前記ログ管理手順は、その旨を表す情報を、出力画像データのログとして管理することを特徴とする請求項7乃至10いずれか一項記載の画像処理方法。
  12. コンピュータに、請求項7乃至11いずれか一項記載の画像処理方法を実行させるための画像処理プログラム。
  13. 請求項12記載の画像処理プログラムを記録した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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