JP5298583B2 - 圧力センサ - Google Patents

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Description

本発明は静電容量型の圧力センサに関するものである。
従来より、静電容量型の圧力センサとして、例えば、下記特許文献1に開示される静電容量型圧力センサがある。この静電容量型圧力センサは、圧力により変化するダイアフラム部(可動電極)およびキャビティ部が形成されるシリコン基板と、Au等の固定電極が形成されるガラス基板とを貼り合わせて形成されている。
ガラス基板に形成される圧力測定孔を介してキャビティ部内に導入される被検出対象の圧力に応じてダイアフラムが変位する。このダイアフラムの変位による可動電極と固定電極間の静電容量が変化に基づいて被検出圧力が検出される。
特開2000−292292号公報
ところで、上記固定電極は、被検出対象、例えば、排ガス中のNOxやSOxから生成される硝酸や硫酸雰囲気等による電極腐食の防止のために、酸化膜等の絶縁膜に覆われて保護されている。しかしながら、製造中の膜欠損等が生じて電極保護機能が発揮されない場合には、検出用電極が腐食されてしまいセンサ出力の異常が生じるという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、電極が腐食されるおそれのない圧力センサを提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載の請求項1の圧力センサでは、シリコンからなる基板(11,12)内に密閉状態で形成された圧力基準室(21)の受圧面側壁(12a,12b)を構成しこの圧力基準室の圧力と受圧面(22)に作用する被検出圧力との圧力差に応じて変位するダイアフラム(23)と、前記圧力基準室内の周壁のうち前記受圧面側壁に対向する壁(11a)上に設けられる固定電極(13)と、前記圧力基準室内の前記受圧面側壁上にて前記固定電極に対向して設けられる対向部(14a)と前記圧力基準室外に設けられる室外部(14b)とを有する可動電極(14)と、一端が前記固定電極に電気的に接続され他端が前記基板を貫通して当該基板の前記受圧面とは異なる面である非受圧面(24)に露出し前記基板との間に絶縁膜を介して形成される第1の導電部(18)と、一端が前記室外部に電気的に接続され他端が前記基板を貫通して前記非受圧面に露出し前記基板との間に絶縁膜を介して形成される第2の導電部(19)と、前記非受圧面から突出する複数の突出部と、を備え、前記第1の導電部および前記第2の導電部は、前記基板および前記各突出部をそれぞれ貫通して当該各突出部の前記非受圧面から離間した端面からそれぞれ露出し、前記第1の導電部および前記第2の導電部を介する前記固定電極および前記可動電極の電圧と前記両電極間の静電容量とに基づき前記被検出圧力を検出することを技術的特徴とする。
請求項1の発明では、固定電極が、シリコンからなる基板内に密閉状態で形成された圧力基準室内の受圧面側壁に対向する壁上に設けられており、可動電極が、その対向部により圧力基準室内の受圧面側壁上にて固定電極に対向して設けられている。また、第1の導電部は、その一端が固定電極に電気的に接続され、その他端が基板を貫通して当該基板の非受圧面に露出し基板との間に絶縁膜を介して形成されている。また、第2の導電部は、その一端が可動電極の室外部に電気的に接続され、その他端が基板を貫通して当該基板の非受圧面に露出し基板との間に絶縁膜を介して形成されている。そして、第1の導電部および第2の導電部を介する固定電極および可動電極の電圧と両電極間の静電容量とに基づき被検出圧力を検出する。
このように受圧面には電極および導電部が露出しないので、圧力センサを、その受圧面を被検査対象の雰囲気中に曝しかつその非受圧面を被検査対象の雰囲気中に曝さないようにして被取付部材に取り付けることにより、非受圧面に露出する第1の導電部および第2の導電部が被検査対象により腐食されることをなくすことができる。密閉状態の圧力基準室内に配置される固定電極および可動電極が腐食されないことは勿論のことである。
したがって、電極の腐食をなくすことができる。
特に、複数の突出部が非受圧面からそれぞれ突出している。また、第1の導電部および第2の導電部は、基板および各突出部をそれぞれ貫通して当該各突出部の非受圧面から離間した端面からそれぞれ露出している。
このように構成される各突出部を介して圧力センサを被取付部材に取り付けることにより、非受圧面を介して圧力センサを直接被取付部材に取り付ける場合と比較して、被取付部材からの外部応力の伝達を抑制することができる。その結果、圧力センサによる検出精度をさらに向上させることができる。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に対して、1つの突出部が非受圧面から突出している。また、第1の導電部および第2の導電部は、基板および1つの突出部を貫通して当該突出部の非受圧面から離間した端面からそれぞれ露出している。
このように構成される1つの突出部を介して圧力センサを被取付部材に取り付けることにより、非受圧面を介して圧力センサを被取付部材に取り付ける場合と比較して、被取付部材からの外部応力の伝達を抑制することができる。特に、複数の突出部を介して圧力センサを被取付部材に取り付ける場合と比較しても外部応力の伝達部位が一箇所だけになるので、外部応力の伝達をより抑制することができる。その結果、圧力センサによる検出精度をさらに向上させることができる。
請求項の発明では、固定電極は、それぞれ離間する複数の同心環状電極であって受圧面側壁上の中央に各同心環状固定電極の中心が一致するように配置されている。また、可動電極は、複数の対向部が各同心環状固定電極にそれぞれ対向して配置されるとともに、各対向部にそれぞれ接続される複数の室外部が圧力基準室外に配置されている。また、第1の導電部は、一端が各同心環状固定電極にそれぞれ電気的に接続され他端が基板を貫通して非受圧面にそれぞれ露出し基板との間に絶縁膜を介して形成されるように複数設けられている。また、第2の導電部は、一端が各室外部にそれぞれ電気的に接続され他端が基板を貫通して非受圧面にそれぞれ露出し基板との間に絶縁膜を介して形成されるように複数設けられている。
このように固定電極と可動電極の各対向部とを複数の同心環状に形成して対向させることにより、被検出圧力に応じてダイアフラムが僅かに変位した場合であっても、個々の電極間での静電容量の変化を比較的大きくすることができるので、ダイアフラムの微少な変位を確実に検出することができる。その結果、請求項1等に記載の発明による作用・効果に加えて、圧力センサによる検出精度を向上させることができる。
以下、本発明の圧力センサの各実施形態について図を参照して説明する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態を図1を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る圧力センサ10の概略構成を示す断面図である。本第1実施形態に示す圧力センサ10は、後述する受圧面22を被検査対象の雰囲気中に曝しかつ非受圧面24を被検査対象の雰囲気中に曝さないようにして、被取付部材である自動車の車体Bに取り付けられて、被検査対象の圧力(被検出圧力)を検出するものである。
図1に示すように、圧力センサ10は、主に、第1の基板11と、第2の基板12と、下部電極13と、上部電極14等から構成されている。
第1の基板11はシリコン基板であって、この第1の基板11には、その一側面(図1中の上側の面:以下、ダイアフラム側面11aともいう)の外縁に酸化膜等の絶縁膜を積層した段部15が形成されている。この段部15は、ダイアフラム側面11a側から見て矩形状の開口部15aが中央に開口するように形成されている。なお、段部15は、例えば、円形状の開口部が開口するように形成されてもよい。
段部15が形成された第1の基板11の全面には、酸化膜等の絶縁膜16が成膜されている。
第1の基板11の段部15に囲まれたダイアフラム側面11a上の一部には、絶縁膜16を介して下部電極13が設けられている。下部電極13は、単結晶シリコンにより平板状に形成されている。なお、下部電極13や後述する上部電極14および貫通電極18,19は、例えば、多結晶シリコンやアルミニウム,Ni,Cr,Cu,Au,Pt,Ta,W,TiW,TiN等の金属や合金であってもよい。また、下部電極13は、例えば、円板状に形成されてもよい。
第2の基板12は、第1の基板11と同様にシリコン基板であり、段部15の開口部15aに進入可能な大きさの厚肉部12aと、この厚肉部12aより厚さが薄く当該厚肉部12aを中央部として囲むように外縁に形成される薄肉部12bとを備えている。このため、第2の基板12の一側面(図1中の下側の面)は、中央部が凸状に突出している。一方、第2の基板12の他側面(図1中の上側の面)は、平坦に形成されている。
第2の基板12の全面には、その他側面を除き酸化膜等の絶縁膜17が成膜されている。なお、第2の基板12は、その他側面を含めて全面に絶縁膜17が成膜されてもよい。
第2の基板12の厚肉部12aおよび薄肉部12bの一側面上の一部には、絶縁膜17を介して単結晶シリコン製の上部電極14が設けられている。特に、上部電極14の厚肉部12a上の部位(以下、対向部14aともいう)は、後述するように下部電極13に対向させたときにこの下部電極13に略対称となるように形成されている。また、上部電極14の薄肉部12b上の部位(以下、室外部14bともいう)は、上部電極14を圧力基準室21外の基板内に内在させるための部位であって、基板から外方へ突出しないように形成されている。
図1に示すように、圧力基準室21は、第1の基板11のダイアフラム側面11aおよび段部15の開口部15aと第2の基板12の厚肉部12aおよび薄肉部12bとにより密閉状態に形成されている。この圧力基準室21内にて、下部電極13と上部電極14の対向部14aとが対向している。なお、圧力基準室21内は真空であることが望ましい。
また、第2の基板12の他側面を受圧面22としたとき、第2の基板12の厚肉部12aおよび薄肉部12bの厚肉部12a近傍部位は、圧力基準室21の受圧面側壁を構成しこの圧力基準室21の圧力と受圧面22に作用する被測定圧力との圧力差に応じて変位するダイアフラム23として機能する。
なお、ダイアフラム23の厚さ、すなわち、第2の基板12の厚肉部12aおよび薄肉部12bの厚さは、被測定圧力の圧力範囲に応じて設定される。これにより、所望のセンサ感度を得ることができる。
図1に示すように、下部電極13の一部には、導電部である単結晶シリコン製の貫通電極18の一端が電気的に接続されており、この貫通電極18の他端は、第1の基板11の他側面(図1中の下側の面:以下、非受圧面24ともいう)に露出している。この貫通電極18は、非受圧面24から絶縁膜16、第1の基板11、絶縁膜16を貫通して下部電極13の一部に達する貫通孔18a内にて酸化膜等の絶縁膜18bを介して形成されている。
また、上部電極14の室外部14bの一部には、導電部である単結晶シリコン製の貫通電極19の一端が電気的に接続されており、この貫通電極19の他端は、第1の基板11の非受圧面24に露出している。この貫通電極19は、非受圧面24から絶縁膜16、第1の基板11、段部15、絶縁膜16を貫通して上部電極14の室外部14bの一部に達する貫通孔19a内にて酸化膜等の絶縁膜19bを介して形成されている。
このように構成される圧力センサ10は、密閉状態の圧力基準室21内にて下部電極13と上部電極14の対向部14aとが対向し、ダイアフラム23の変位に応じた下部電極13および上部電極14の間の静電容量の変化に基づいて被検出圧力を検出する。なお、両電極13,14間の静電容量が一定になるように下部電極13および上部電極14に電圧を加えて制御することにより被検出圧力を検出してもよい。
下部電極13および上部電極14の間の静電容量を検出するための信号は、貫通電極18および貫通電極19を介して出力される。両貫通電極18,19は、非受圧面24に露出しているため、図1に示すように、当該圧力センサ10を車体Bに取り付けるときに非受圧面24を被検出対象の雰囲気中に曝さないようにすることで両貫通電極18,19の腐食をなくすことができる。圧力基準室21内に配置される下部電極13および上部電極14が腐食されないことは勿論のことである。
以下、上述のように構成される圧力センサ10の製造方法の工程を図2(A)〜(E)および図3(F)〜(I)を用いて説明する。図2(A)〜(E)および図3(F)〜(I)は、第1実施形態における圧力センサ10の製造方法の工程を示す説明図である。
まず、図2(A)に示すように、第1の基板11を用意し、この第1の基板11のダイアフラム側面11aに絶縁膜を積層した後、この絶縁膜の中央部を矩形状に除去することにより中央部が矩形状に開口した開口部15aを有する段部15を形成する。なお、図3(A)に示す工程は、特許請求の範囲に記載の「第1工程」に相当し得るものである。
次に、図2(B)に示すように、段部15が形成された第1の基板11の全面に絶縁膜16を成膜する。
次に、図2(C)に示すように、第1の基板11の段部15に囲まれたダイアフラム側面11a上の一部に絶縁膜16を介して単結晶シリコン等により下部電極13を形成する。なお、図2(C)に示す工程は、特許請求の範囲に記載の「第2工程」に相当し得るものである。
次に、図2(D)に示すように、第2の基板12を用意し、この第2の基板12を一部研磨等して厚肉部12aおよび薄肉部12bを形成する。なお、薄肉部12bのうち、次工程にて上部電極14の室外部14bが形成される部位は、上部電極14の厚さ分だけ薄くするように形成されている。そして、第2の基板12の全面に絶縁膜17を成膜する。
次に、図2(E)に示すように、第2の基板12の厚肉部12aおよび薄肉部12b上に絶縁膜17を介して単結晶シリコン等により上部電極14を形成する。なお、図2(E)に示す工程は、特許請求の範囲に記載の「第3工程」に相当し得るものである。
次に、図3(F)に示すように、第2の基板12の上部電極14が形成された面とは反対の面を研磨等することにより第2の基板12を薄膜化する。
次に、図3(G)に示すように、第2の基板12の厚肉部12aを第1の基板11の段部15の開口部15aに進入させるととともに、薄肉部12bを段部15の上面に貼り付ける。これにより、第1の基板11のダイアフラム側面11aおよび段部15の開口部15aと第2の基板12の厚肉部12aおよび薄肉部12bとにより密閉状態である圧力基準室21が形成される。この圧力基準室21内にて下部電極13と上部電極14の対向部14aとが対向することとなる。そして、上記研磨面を受圧面22としてこの受圧面22に作用する被測定圧力と圧力基準室21の圧力との圧力差に応じて変位するダイアフラム23が形成される。なお、図3(G)に示す工程は、特許請求の範囲に記載の「第4工程」に相当し得るものである。
次に、図3(H)に示すように、非受圧面24から絶縁膜16、第1の基板11、絶縁膜16を貫通して下部電極13の一部に達する貫通孔18aを形成する。そして、非受圧面24から絶縁膜16、第1の基板11、段部15、絶縁膜16を貫通して上部電極14の薄肉部12b上の部位の一部に達する貫通孔19aを形成する。そして、両貫通孔18a,19aに絶縁膜18b,19bを成膜する。
次に、図3(I)に示すように、貫通孔18aに絶縁膜18bを介して単結晶シリコン等により貫通電極18を形成する。この貫通電極18は、その一端が下部電極13の一部に電気的に接続されるとともに、その他端が非受圧面24に露出する。そして、貫通孔19aに絶縁膜19bを介して単結晶シリコン等により貫通電極19を形成する。この貫通電極19は、その一端が上部電極14の室外部14bの一部に電気的に接続されるとともに、その他端が非受圧面24に露出する。なお、図3(H),(I)に示す工程は、特許請求の範囲に記載の「第5工程」に相当し得るものである。
こうして、図1に示す圧力センサ10が完成する。
以上説明したように、本第1実施形態に係る圧力センサ10では、下部電極13が、密閉状態で形成された圧力基準室21内の受圧面側壁に対向する壁面であるダイアフラム側面11a上に設けられており、上部電極14が、その対向部14aにより圧力基準室21内の受圧面側壁面の一部である厚肉部12a上にて下部電極13に対向して設けられている。また、貫通電極18は、その一端が下部電極13に電気的に接続され、その他端が絶縁膜16、第1の基板11、絶縁膜16を貫通して非受圧面24に露出している。また、貫通電極19は、その一端が上部電極14の室外部14bに電気的に接続され、その他端が絶縁膜16、段部15、第1の基板11、絶縁膜16を貫通して非受圧面24に露出している。そして、貫通電極18および貫通電極19により出力される下部電極13と上部電極14との間の静電容量の変化に基づき被検出圧力を検出する。
このように受圧面22には両電極13,14および両貫通電極18,19が露出しないので、圧力センサ10を、その受圧面22を被検査対象の雰囲気中に曝しかつその非受圧面24を被検査対象の雰囲気中に曝さないようにして被取付部材である車体B等に取り付けることにより、非受圧面24に露出する両貫通電極18,19が被検査対象により腐食されることをなくすことができる。密閉状態の圧力基準室21内に配置される下部電極13と上部電極14が腐食されないことは勿論のことである。
したがって、両電極13,14および両貫通電極18,19の腐食をなくすことができる。
また、本第1実施形態に係る圧力センサ10では、第2の基板12は、その中央部である厚肉部12aの厚さが外縁部である薄肉部12bの厚さよりも厚くなるように形成されている。そして、下部電極13に対向する上部電極14の対向部14aは、圧力基準室21内にて厚肉部12a上に設けられている。
これにより、被検出圧力に応じてダイアフラム23、すなわち、第2の基板12が変位する際、主に薄肉部12bの厚肉部12a近傍部位が傾斜し厚肉部12aは傾斜せず下部電極13に近接するように変位するので、下部電極13に対する上部電極14の対向部14aの傾斜を抑制することができる。その結果、圧力センサ10による検出精度を向上させることができる。
また、本第1実施形態に係る圧力センサ10の製造方法では、密閉状態で形成された圧力基準室21の受圧面側壁を構成しこの圧力基準室21の圧力と受圧面22に作用する被検出圧力との圧力差に応じて変位するダイアフラム23とこのダイアフラム23の変位に応じた信号を出力するための下部電極13および上部電極14とを備え、圧力基準室21内にて一部対向させた下部電極13と上部電極14の電圧と両電極13,14間の静電容量とに基づき被検出圧力を検出する圧力センサ10の製造方法であって、第1工程により、第1の基板11のダイアフラム側面11aに中央部が開口した段部15を形成する。そして、第2工程により、段部15により囲まれる第1の基板11のダイアフラム側面11aに絶縁膜16を介して下部電極13を形成する。そして、第3工程により、第2の基板12上に絶縁膜17を介して上部電極14を形成する。そして、第4工程により、下部電極13と上部電極14の対向部14aとを対向させるように第1の基板11と第2の基板12とを段部15を介して貼り付けることにより第2の基板の他側面が受圧面22として機能する圧力基準室21およびダイアフラム23を形成するとともに圧力基準室21内にて下部電極13と上部電極14の対向部14aを対向させる。そして、第5工程により、一端が下部電極13に電気的に接続され他端が絶縁膜16、第1の基板11、絶縁膜16を貫通して非受圧面24に露出する貫通電極18と、一端が上部電極14の室外部14bに電気的に接続され他端が絶縁膜16、段部15、第1の基板11、絶縁膜16を貫通して非受圧面24に露出する貫通電極19とを形成する。
このように製造される圧力センサ10を、その受圧面22を被検査対象の雰囲気中に曝しかつその非受圧面24を被検査対象の雰囲気中に曝さないようにして、被取付部材である車体B等に取り付けることにより、非受圧面24に露出する両貫通電極18,19が被検査対象により腐食されることをなくすことができる。密閉状態の圧力基準室21内に配置される下部電極13と上部電極14が腐食されないことは勿論のことである。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る圧力センサについて図4および図5を参照して説明する。図4は、第2実施形態に係る圧力センサ30の概略構成を示す断面図である。図5(A)は、圧力基準室21内から見た上部電極32を示す平面図であり、図5(B)は、圧力基準室21内から見た下部電極31を示す平面図である。
本第2実施形態に係る圧力センサ30は、上記第1実施形態にて述べた下部電極13および上部電極14と貫通電極18,19に代えて、図4および図5に示す下部電極31および上部電極32と貫通電極33〜36を採用している点が、上記第1実施形態に係る圧力センサ10と異なる。したがって、第1実施形態の圧力センサ10と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
図4および図5(B)に示すように、下部電極31は、同心環状に離間して形成される内側環状電極31aおよび外側環状電極31bを備えており、両環状電極31a,31bの中心が第2の基板12の厚肉部12aの中央(被検出圧力の作用によりダイアフラム側面11aに最も近接する部位)に一致するように配置されている。
また、図4および図5(A)に示すように、上部電極32は、内側環状電極31aに略対称に形成される環状対向部32aと、この環状対向部32aに接続されて圧力基準室21外の基板内に内在する室外部32bと、外側環状電極31bに略対称に形成される環状対向部32cと、この環状対向部32cに接続されて圧力基準室21外の基板内に内在する室外部32dとを備えている。
内側環状電極31aの一部には、導電部である単結晶シリコン製の貫通電極33の一端が電気的に接続されており、この貫通電極33の他端は、第1の基板11の非受圧面24に露出している。この貫通電極33は、非受圧面24から絶縁膜16、第1の基板11、絶縁膜16を貫通して内側環状電極31aの一部に達する貫通孔33a内にて酸化膜等の絶縁膜33bを介して形成されている。
外側環状電極31bの一部には、導電部である単結晶シリコン製の貫通電極34の一端が電気的に接続されており、この貫通電極34の他端は、第1の基板11の非受圧面24に露出している。この貫通電極34は、非受圧面24から絶縁膜16、第1の基板11、絶縁膜16を貫通して外側環状電極31bの一部に達する貫通孔34a内にて酸化膜等の絶縁膜34bを介して形成されている。
室外部32bの一部には、導電部である単結晶シリコン製の貫通電極35の一端が電気的に接続されており、この貫通電極35の他端は、第1の基板11の非受圧面24に露出している。この貫通電極35は、非受圧面24から絶縁膜16、第1の基板11、段部15、絶縁膜16を貫通して室外部32bの一部に達する貫通孔35a内にて酸化膜等の絶縁膜35bを介して形成されている。
室外部32dの一部には、導電部である単結晶シリコン製の貫通電極36の一端が電気的に接続されており、この貫通電極36の他端は、第1の基板11の非受圧面24に露出している。この貫通電極36は、非受圧面24から絶縁膜16、第1の基板11、段部15、絶縁膜16を貫通して室外部32dの一部に達する貫通孔36a内にて酸化膜等の絶縁膜36bを介して形成されている。
本第2実施形態に係る圧力センサ30では、下部電極31の内側環状電極31aおよび外側環状電極31bと上部電極32の環状対向部32aおよび環状対向部32cとを同心環状に形成して対向させている。これにより、被検出圧力に応じてダイアフラム23が僅かに変位した場合であっても、個々の電極間での静電容量の変化を比較的大きくすることができるので、ダイアフラム23の微少な変位を確実に検出することができる。その結果、上記第1実施形態による作用・効果に加えて、圧力センサ30による検出精度をさらに向上させることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る圧力センサについて図6を参照して説明する。図6は、第3実施形態に係る圧力センサ40の概略構成を示す断面図である。
本第3実施形態に係る圧力センサ40は、上記第2実施形態にて述べた第2の基板12に代えて、図6に示す第2の基板41を採用している点が、上記第2実施形態に係る圧力センサ30と異なる。したがって、第2実施形態の圧力センサ30と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
図6に示すように、第2の基板41には、上部電極32の環状対向部32aおよび環状対向部32cが配置されない部位の厚さが各対向部が配置される部位の厚さよりも薄くなるように各環状対向部32a,32cに対して略同心環状に形成される溝部41a,41bが設けられている。
このように構成される本第3実施形態に係る圧力センサ40では、被検出圧力に応じて第2の基板41の厚肉部12aが撓んだ場合であっても、各溝部41a,41bのみが変形するので、各環状電極31a,31bに対する各環状対向部32a,32cの傾斜を抑制することができる。その結果、上記第2実施形態による作用・効果に加えて、圧力センサ40による検出精度をさらに向上させることができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る圧力センサについて図7を参照して説明する。図7は、第4実施形態に係る圧力センサ50の概略構成を示す断面図である。
本第4実施形態に係る圧力センサ50は、上記第1実施形態にて述べた下部電極13および上部電極14と貫通電極18,19に代えて、図7に示す第1下部電極51、第2下部電極52および上部電極53と貫通電極54,55を採用している点が、上記第1実施形態に係る圧力センサ10と異なる。したがって、第1実施形態の圧力センサ10と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
図7に示すように、第1下部電極51および第2下部電極52は、絶縁膜16を介してダイアフラム側面11a上に互いに離間して設けられている。また、上部電極53は、第1下部電極51および第2下部電極52の双方に対向するように絶縁膜17を介して第2の基板12の厚肉部12a上に設けられている。
第1下部電極51の一部には、導電部である単結晶シリコン製の貫通電極54の一端が電気的に接続されており、この貫通電極54の他端は、第1の基板11の非受圧面24に露出している。この貫通電極54は、非受圧面24から絶縁膜16、第1の基板11、絶縁膜16を貫通して第1下部電極51の一部に達する貫通孔54a内にて酸化膜等の絶縁膜54bを介して形成されている。
第2下部電極52の一部には、導電部である単結晶シリコン製の貫通電極55の一端が電気的に接続されており、この貫通電極55の他端は、第1の基板11の非受圧面24に露出している。この貫通電極55は、非受圧面24から絶縁膜16、第1の基板11、絶縁膜16を貫通して第2下部電極52の一部に達する貫通孔55a内にて酸化膜等の絶縁膜55bを介して形成されている。
このように貫通電極54,55を非受圧面24に露出させることにより下部電極51,52および貫通電極54,55の腐食をなくすようにしてもよい。特に、貫通電極54および貫通電極55における第1の基板11等を貫通する長さが等しくなるので、貫通電極の一方を上部電極に接続するために両貫通電極における第1の基板11等を貫通する長さが異なる場合と比較して、両貫通電極54,55の形成が容易になる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、上記各実施形態と同等の作用・効果が得られる。
(1)図8は、第1実施形態の第1変形例における圧力センサ10の概略構成を示す断面図である。
図8に示すように、第2の基板12の厚肉部12aおよび薄肉部12bの圧力基準室21内の面を平坦に形成してもよい。
これにより、中央部(厚肉部12a)の厚さを外延部(薄肉部12b)の厚さよりも厚くした状態で上部電極14が形成される圧力基準室21内の面を平坦にすることができる。その結果、上部電極14が形成される圧力基準室21内の面を、加工を施さない寸法精度が高い基板成形時の面で構成することができるので、上部電極14と下部電極13との距離のバラツキが抑制され、圧力センサ10の検出精度を向上させることができる。また、他の各実施形態においても第3実施形態を除き同様の効果がある。
(2)図9は、第1実施形態の第2変形例における圧力センサ10の概略構成を示す断面図である。
上記第1実施形態において、図9に示すように、非受圧面24から突出する複数の突出部61を設け、両貫通電極18,19を、各突出部61をそれぞれ貫通して当該各突出部61の非受圧面24から離間した端面61aからそれぞれ露出させてもよい。
このように構成される各突出部61を介して圧力センサ10を車体Bに取り付けることにより、非受圧面24を介して圧力センサ10を直接車体Bに取り付ける場合と比較して、車体Bからの外部応力の伝達を抑制することができる。その結果、上記第1実施形態による作用・効果に加えて、圧力センサ10による検出精度をさらに向上させることができる。また、他の各実施形態においても同様の効果がある。
(3)図10は、第1実施形態の第3変形例における圧力センサ10の概略構成を示す断面図である。
上記第1実施形態において、図10に示すように、非受圧面24から突出する1つの突出部62を設け、貫通電極18に導電部18cを介して電気的に接続される貫通電極18dと貫通電極19に導電部19cを介して電気的に接続される貫通電極19dとを、突出部62をそれぞれ貫通して当該各突出部62の非受圧面24から離間した端面62aからそれぞれ露出させてもよい。なお、導電部18cおよび導電部19cは、図略の絶縁膜により保護されている。
このように構成される突出部62を介して圧力センサ10を車体Bに取り付けることにより、非受圧面24を介して圧力センサ10を直接車体Bに取り付ける場合と比較して、車体Bからの外部応力の伝達を抑制することができる。特に、複数の突出部を介して圧力センサ10を車体Bに取り付ける場合と比較しても外部応力の伝達部位が一箇所だけになるので、外部応力の伝達をより抑制することができる。その結果、上記第1実施形態による作用・効果に加えて、圧力センサ10による検出精度をさらに向上させることができる。また、他の各実施形態においても同様の効果がある。
(4)図11は、第1実施形態の第4変形例における圧力センサ10の概略構成を示す断面図である。
上記第1実施形態において、図11に示すように、第1の基板11と第2の基板12とを、段部15等を貫通して電気的に導通する導通部63を形成してもよい。
これにより、第1の基板11と第2の基板12とが導通部63を介して導通するので、両基板11,12を同電位にすることができる。そして、この導通部63を接地することにより、両基板11,12の電位を一定に保ち外部の電荷の影響をなくすことができる。また、他の各実施形態においても同様の効果がある。
第1実施形態に係る圧力センサの概略構成を示す断面図である。 図2(A)〜(E)は、第1実施形態における圧力センサの製造方法の工程の一部を示す説明図である。 図3(F)〜(I)は、第1実施形態における圧力センサの製造方法の工程の一部を示す説明図である。 第2実施形態に係る圧力センサの概略構成を示す断面図である。 図5(A)は、圧力基準室内から見た上部電極を示す平面図であり、図5(B)は、圧力基準室内から見た下部電極を示す平面図である。 第3実施形態に係る圧力センサの概略構成を示す断面図である。 第4実施形態に係る圧力センサの概略構成を示す断面図である。 第1実施形態の第1変形例における圧力センサの概略構成を示す断面図である。 第1実施形態の第2変形例における圧力センサの概略構成を示す断面図である。 第1実施形態の第3変形例における圧力センサの概略構成を示す断面図である。 第1実施形態の第4変形例における圧力センサの概略構成を示す断面図である。
符号の説明
10,30,40,50…圧力センサ
11…第1の基板
11a…ダイアフラム側面
12,41…第2の基板
12a…対向部
12b…室外部
13,31…下部電極(固定電極)
14,32,53…上部電極(可動電極)
15…段部
18,33,34…貫通電極(第1の導電部)
19,35,36…貫通電極(第2の導電部)
21…圧力基準室
22…受圧面
23…ダイアフラム
24…非受圧面
51…第1下部電極(第1の固定電極)
52…第2下部電極(第2の固定電極)
61,62…突出部
63…導通部

Claims (3)

  1. シリコンからなる基板内に密閉状態で形成された圧力基準室の受圧面側壁を構成しこの圧力基準室の圧力と受圧面に作用する被検出圧力との圧力差に応じて変位するダイアフラムと、
    前記圧力基準室内の周壁のうち前記受圧面側壁に対向する壁上に設けられる固定電極と、
    前記圧力基準室内の前記受圧面側壁上にて前記固定電極に対向して設けられる対向部と前記圧力基準室外に設けられる室外部とを有する可動電極と、
    一端が前記固定電極に電気的に接続され他端が前記基板を貫通して当該基板の前記受圧面とは異なる面である非受圧面に露出し前記基板との間に絶縁膜を介して形成される第1の導電部と、
    一端が前記室外部に電気的に接続され他端が前記基板を貫通して前記非受圧面に露出し前記基板との間に絶縁膜を介して形成される第2の導電部と、
    前記非受圧面から突出する複数の突出部と、
    を備え、
    前記第1の導電部および前記第2の導電部は、前記基板および前記各突出部をそれぞれ貫通して当該各突出部の前記非受圧面から離間した端面からそれぞれ露出し、
    前記第1の導電部および前記第2の導電部を介する前記固定電極および前記可動電極の電圧と前記両電極間の静電容量とに基づき前記被検出圧力を検出することを特徴とする圧力センサ。
  2. シリコンからなる基板内に密閉状態で形成された圧力基準室の受圧面側壁を構成しこの圧力基準室の圧力と受圧面に作用する被検出圧力との圧力差に応じて変位するダイアフラムと、
    前記圧力基準室内の周壁のうち前記受圧面側壁に対向する壁上に設けられる固定電極と、
    前記圧力基準室内の前記受圧面側壁上にて前記固定電極に対向して設けられる対向部と前記圧力基準室外に設けられる室外部とを有する可動電極と、
    一端が前記固定電極に電気的に接続され他端が前記基板を貫通して当該基板の前記受圧面とは異なる面である非受圧面に露出し前記基板との間に絶縁膜を介して形成される第1の導電部と、
    一端が前記室外部に電気的に接続され他端が前記基板を貫通して前記非受圧面に露出し前記基板との間に絶縁膜を介して形成される第2の導電部と、
    前記非受圧面から突出する1つの突出部と、
    を備え、
    前記第1の導電部および前記第2の導電部は、前記基板および前記1つの突出部を貫通して当該突出部の前記非受圧面から離間した端面からそれぞれ露出し、
    前記第1の導電部および前記第2の導電部を介する前記固定電極および前記可動電極の電圧と前記両電極間の静電容量とに基づき前記被検出圧力を検出することを特徴とする圧力センサ。
  3. 前記固定電極は、それぞれ離間する複数の同心環状固定電極であって前記受圧面側壁上の中央に各同心環状固定電極の中心が一致するように配置され、
    前記可動電極は、複数の対向部が前記各同心環状固定電極にそれぞれ対向して配置されるとともに前記各対向部にそれぞれ接続される複数の室外部が前記圧力基準室外に配置され、
    前記第1の導電部は、一端が前記各同心環状固定電極にそれぞれ電気的に接続され他端が前記基板を貫通して前記非受圧面にそれぞれ露出し前記基板との間に絶縁膜を介して形成されるように複数設けられ、
    前記第2の導電部は、一端が前記各室外部にそれぞれ電気的に接続され他端が前記基板を貫通して前記非受圧面にそれぞれ露出し前記基板との間に絶縁膜を介して形成されるように複数設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
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