JP5297372B2 - 流体注入システム、同システムの組み立て方法及び同システムで使用される薬剤容器 - Google Patents

流体注入システム、同システムの組み立て方法及び同システムで使用される薬剤容器 Download PDF

Info

Publication number
JP5297372B2
JP5297372B2 JP2009505904A JP2009505904A JP5297372B2 JP 5297372 B2 JP5297372 B2 JP 5297372B2 JP 2009505904 A JP2009505904 A JP 2009505904A JP 2009505904 A JP2009505904 A JP 2009505904A JP 5297372 B2 JP5297372 B2 JP 5297372B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
piston
actuating member
protrusions
linear actuating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009505904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009534073A (ja
JP2009534073A5 (ja
Inventor
ヘレン, ユィールダル クノペール,
カーステン ルンド,
ニールス フレデリク ケイサー−ニールセン,
Original Assignee
ノボ・ノルデイスク・エー/エス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノボ・ノルデイスク・エー/エス filed Critical ノボ・ノルデイスク・エー/エス
Publication of JP2009534073A publication Critical patent/JP2009534073A/ja
Publication of JP2009534073A5 publication Critical patent/JP2009534073A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5297372B2 publication Critical patent/JP5297372B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/145Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons
    • A61M5/1452Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons pressurised by means of pistons
    • A61M5/14566Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons pressurised by means of pistons with a replaceable reservoir for receiving a piston rod of the pump
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/168Means for controlling media flow to the body or for metering media to the body, e.g. drip meters, counters ; Monitoring media flow to the body
    • A61M5/16831Monitoring, detecting, signalling or eliminating infusion flow anomalies
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/145Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons
    • A61M5/1452Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons pressurised by means of pistons
    • A61M5/14546Front-loading type injectors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/315Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms
    • A61M5/31511Piston or piston-rod constructions, e.g. connection of piston with piston-rod
    • A61M5/31515Connection of piston with piston rod

Description

本発明は概して、薬物治療を管理するための医療供給システムに関するものである。具体的には、本発明は薬剤の流体を収容し、医療用送達装置と組み合わせて使用される薬剤容器に関するものであり、薬剤容器は医療用送達装置の線形作動メンバと係合するスライド可能なピストンを備えている。
本発明の開示において、インスリンの注射による糖尿病の治療を主に参照するが、これは本発明の好ましい使用例に過ぎない。
糖尿病は少なくとも二つの異なる疾病に共通に用いられる名称であり、それらの一方は免疫システム媒介型の特異的な膵臓β細胞の破壊によって特徴づけられ(インスリン依存性真性糖尿病(IDDM)又は1型糖尿病)、他方はインスリン感受性(インスリン抵抗性)の低下及び/又はβ細胞機能における機能的欠陥によって特徴づけられる(非インスリン依存性真性糖尿病(NIDDM)又は2型糖尿病)。
1型糖尿病の主な治療は単純にインスリン分泌の不足を補充することであるが、2型糖尿病の治療は更に複雑である。具体的には、2型糖尿病の治療の早期段階において、例えばインスリン感受性を高める薬(シグリタゾン)、肝臓でのグルコース生産を抑える薬(メトホルミン)、又は消化管からのグルコースの取込みを抑える薬(アルファグルコシダーゼ阻害剤)だけでなく、β細胞活性を促進する薬(スルフォニルウレア/メグリチニド)等の、複数の異なるタイプの薬剤を使用することができる。しかしながら、上述のような悪化を反映して、やがてβ細胞刺激薬が細胞を刺激しなくなり、単独で又は経口薬と組み合わせて患者にインスリン治療を施し、グルコース制御を改善させなければならなくなる。
現在、毎日のインスリン治療には二つの主要な方法があり、第1の方法は注射器とインスリン注射ペンを含む。これらの装置は使いやすく費用も比較的安いが、毎日通常3〜4回以上の各注射時に針を刺す必要がある。第2の方法は、携帯可能だが比較的高価なポンプの購入が必要となる注入ポンプ治療であり、ポンプの初期費用がこの種の治療の妨げとなる。注射器やペンより複雑であるが、ポンプにより連続的なインスリン注入、正確な投与量及び任意にプログラム可能な送達プロフィール及びユーザー起動の食事と関連したボーラス注入が可能となるため有利である。更に注入ポンプを血糖値センサと組み合わせると、完全に自動のインスリン注入の閉ループ制御を提供できる。
流動性薬剤は通常容器に収容されており、容器はユーザーによって充填可能な容器であるか、又は使い捨て可能な予め充填された容器である。このような既知の容器は、近位端に貫通可能な薄膜を有し、反対側の遠位端に移動可能なピストンを有する円筒状シリンダーとして設けられていてもよい。近位端には、薄膜を貫通する導管が装着されている。
ピストンが薄膜に向かって移動すると、容器に収容されている流動性薬剤は導管を通して押し出される。ところが、導管が装着されると、薬剤が導管を通って漏出し、重力の影響のみで近位端にむかってピストンが移動する可能性がある。導管がかなり長い時間流体薬剤と接触するポンプシステム等の送達システムにおいては、プランジャーをプランジャーロッドに接続することによりプランジャーの前方向の動きを制御して、容器が自然に空になるのを防ぐのが通常の手順である。
ある市販の注入ポンプは、使用前にユーザーが薬剤を充填するユーザーにより充填可能な容器を備えている。このような充填可能な容器は通常、引きロッドがねじ込まれる雌ネジが設けられた後壁を有するピストンを備えている。これによりピストンを充填可能な容器の内部で後退させ、薬ビンから容器に薬剤を充填することができる。容器を充填したら、引きロッドをピストンからはずして容器を薬剤ポンプに挿入する。
ポンプ駆動システムの特有のデザインによっては、容器を薬剤ポンプに挿入すると、線形作動メンバがピストンと係合するようになっている。ある結合機構は、ピストンに対する線形作動メンバのポジティブロックに依存しており、この係合は単一の容器を使用する間に亘って維持される。
他のポンプシステムでは、線形作動メンバとピストンの間の単純な接触に依存しており、つまり線形作動メンバがポンプの使用中にピストンにポジティブロックされていない。しかしながら、上述した自動排出を考慮に入れると、自由流れの危険性を回避するためにはピストンと容器の壁の間の摩擦を考慮に入れなければならない。PARADIGM(商標)という商品名でMedtronic Minimedから販売されているインスリンポンプに使用するために設計された容器等の、ユーザーにより充填可能な市販の容器では、ピストンと容器が、ピストンと容器の壁の間に充分な摩擦が起きるように構成されている。
一般に、ポンプシステムには予め充填された容器を使用するのが望ましい。しかし、インスリンを長期保存するのに適した容器を提供するには、様々な条件を考慮しなければならない。一般的に、容器壁用のガラス等の従来の容器材料、及びピストンを全体的に又は部分的に構成している特有のゴム組成物が、インスリンが予め充填されたカートリッジを構成する材料として認められている。通常、充填前に、カートリッジの壁とピストンの間の静止摩擦を低減するために、従来のガラス製カートリッジのシリコン処理を行う。
従来の予め充填されたガラス製カートリッジは、上述したユーザーにより充填可能な容器と比べて摩擦が低減されるため、単独でピストンと接触する線形作動メンバを有するポンプシステムには簡単に適用することができない。つまり、従来の予め充填されたガラス製カートリッジは、ポジティブロックできないと同時に、自由流れを排除するための追加の手段が設けられていない。
様々な異なる参照資料には、容器内に位置する線形作動メンバとピストンとを取りはずし可能であるが確実にポジティブロックする機構が記載されている。
しかしながら、注入ポンプの特有の設計によっては、直線的に動く作動メンバとピストンを備える容器の連結及び分離に必要な、動きに対する完全な自由度を得ることができない。これら動きに対する制限は、軸方向の動きのみ又は軸方向の運動と回転的運動の組み合わせを含む線形作動メンバ特有の動き、並びに注入ポンプの容器を受容する部分に容器を出し入れする際に必要な特有の動きに起因する。
国際公開番号2005/002652号明細書には、軸方向の移動に対してピストンと排出メンバの間の接続を固定する機構が設けられている注入又は注入装置が開示されている。この接続は排出メンバとピストンを互いに対して軸方向に移動させることによって成り立つ。この接続の解除は、排出メンバをピストンに対して相対的に捻ることにより可能である。
国際公開番号2005/002652号明細書に示す様々な実施形態によれば、作動メンバとピストンの間の接続は、作動メンバから延びる複数の弾力性のある係合部品によって可能となり、係合部品の端部がピストン内に形成された雌ネジと協働する。可撓性の材料で形成されたピストン、及びピストンネジと作動メンバの係合部品との限定された接触面により、軸方向に多少動きやすい接続となり、結果として注入ポンプによって分配される流体の量が不正確になる。
同じ欠陥が、特に自由流れの問題を取り上げている米国特許第6447487号明細書に示される接続にも当てはまる。ここでは、剛性の作動メンバがゴム製のピストンの雌ネジと摩擦により係合している。ピストンが弾性的に変形可能であることにより、作動メンバとピストンの間の係合は、分配運動に平行な軸に沿って比較的高い柔軟性を持ちうる。
米国特許第6800071号明細書には、流体薬剤容器用のピストンが開示されており、このピストンは可撓性のシール部分と、可撓性の部分に挿入されるシール部分よりも剛性の高い部分によって形成さるので、可撓性の部分に剛性及び安定性が付与されている。この参考文献に記載されている通り、あるポンプシステムは容器内部の圧力を表すドライブトレインにかかる軸方向の力を利用する閉鎖探知システムを有している。比較的剛性で圧縮不能のピストンを有することにより、起こり得る閉鎖を探知できる速度が改善される。しかしながら、可撓性のピストン部分には、ピストンをポンプ駆動システムの線形作動メンバの対応するネジにネジ式に連結させるためのネジが設けられている。ピストンネジがピストンの可撓性の材料で形成されているため、ピストンと線形作動メンバの間に多少の弾力性を生じさせる接続が得られ、これによっても結果的に容器から放出される流体の量が不正確になり、閉鎖検知システムの性能は最適でなくなる。
米国特許第5947929号明細書には、プランジャーの後部に形成されている弾力性のフックと協働する駆動ヘッドを備える動力駆動の血管造影用注射器が開示されている。プランジャーと駆動ヘッド要素が平面アダプタアセンブリと相互作用することにより、プランジャーと駆動ヘッドが互いに対して係合及び係合解除される。
上記を踏まえて、本発明の目的は、ポンプの線形作動メンバと容器のピストンの間に安全で信頼のおける接続部を提供する改善されたピストン構造を有する容器を提供することである。更に、本発明の目的は、線形作動メンバとピストンの間の剛性の接続を確実にする改善された接続機構を提供することであり、この接続機構では、線形作動メンバをピストンに対して軸方向に移動させることによって接続が容易に解除される。
本発明の更なる目的及び利点は、下記の開示事項だけでなく例示的実施形態の説明から明らかとなるであろう。
本発明の開示においては、上述の課題の一以上の解決を目的とする実施形態、又は下記の開示並びに例示的実施形態の説明から明らかとなる課題の解決を目的とする実施形態を説明する。
したがって、薬剤の流体を注入するための流体注入システムの第1態様は、流体を収容し、且つ一以上の第1突出部が設けられた線形作動メンバを有するポンプ駆動システムに使用される容器を備えている。この容器は、注入セットに接続する近位端と、開いた遠位端と、近位端から遠位端まで軸線に沿って長手方向に延びる円筒状の壁を備えている。容器は更に、容器内部にスライド可能に縦軸に沿って装着され、容器内部に流体を密封するバリアを形成するピストンを備えている。ピストンは第1の剛性を有する物質から作られた少なくとも一つの周囲シール部分と、前記第1の剛性よりも高い剛性を有する物質からなるコアメンバとを備えている。コアメンバは、線形作動メンバの一以上の突出部と協働する一以上の接続メンバを備えている。一以上の接続メンバは軸方向に実質的に剛性で且つ半径方向に弾性であるため、線形作動メンバと分離可能に接続することができる。接続メンバと線形作動メンバの突出部は、軸に沿って互いに対して移動させるだけで相互に係合し、ピストンを作動メンバから分離させるように働く軸方向に係合を解除する力が所定の限界値に達しないとき前記接続を維持し、軸方向に係合を解除する力が前記限界値を超えたとき接続を解除するような形状を有している。
分離可能な接続は、摩擦式係合又はスナップ式係合の形態とすることができる。
システムの関連部分は、1Nより大きい係合解除の力が軸方向に加わるとき係合状態が維持され、線形作動メンバを軸方向に沿ってピストンから後退させることによって係合を解除するために、10Nよりも大きな軸方向の係合解除の力がかかったときに係合が解除されるように構成される。
線形作動メンバは、ピストンのコアメンバに配置される雌メンバと協働する雄メンバとして形成することができる。別の構成では、線形作動メンバはピストンのコアメンバに配置される雄メンバと協働する雌メンバとして形成することができる。
更なる態様では、薬剤の流体の注入に適した流体注入システムを操作する方法が提供され、本方法は、
(a)一以上の突出部が設けられた線形作動メンバを有する駆動システムを備える流体注入ポンプを供給するステップと、
(b)流体を収容する容器であって、
注入セットに接続する近位端と、
開いた遠位端と、
近位端から遠位端まで軸に沿って長手方向に延びる円筒状の容器壁と
を備え、
縦軸に沿って容器の内部にスライド可能に装着され、容器内に流体密封バリアを形成するピストンであって、第1の剛性を有する材料でできた少なくとも1つの周囲シール部分と、前記第1の剛性よりも高い剛性を有する材料でできたコアメンバとを備え、当該コアメンバが線形作動メンバの前記一以上の突出部と協働する一以上の接続メンバを備え、当該一以上の接続メンバが軸方向に実質的に剛性で且つ半径方向に弾性であることにより、前記線形作動メンバと解放可能なスナップ式又は摩擦式の接続部を形成する、ピストンと
を更に備える容器を供給するステップと、
(c)容器を注入ポンプに連結するステップと、
(d)前記線形作動メンバをピストンに向かって軸方向に移動させることにより、線形作動メンバとピストンの間に接続を確立するステップと、
(e)前記線形作動メンバを軸方向にピストンから後退させることにより、線形作動メンバとピストンの間の接続を解除するステップと
を含む。
前記ステップ(d)及び(e)は、線形作動メンバとピストンとを互いに対して回転させること無く実行可能である。
更に別の態様では、上述した流体注入システムに使用するための容器が提供されている。
本発明の更なる態様は、請求の範囲に開示されている。
上述の全ての態様における容器は、円筒状の壁を形成するガラス部分から成っていてもよい。前記壁の内面にシリコン加工を施すことができる。容器は、注入ポンプで使用できるユニットを形成するための、薬剤が内部に収容された、予め充填されたカートリッジとして形成することができる。
本明細書では、用語「薬」、「薬剤」及び「流体」は、中空針等の送達手段を制御されながら通過できる流動性のあらゆる薬剤含有医薬、例えば液体、溶液、ゲル、又は懸濁液を含んでいる。代表的な薬剤は、ペプチド、タンパク質、ホルモン、生物由来の医薬品又は活性薬剤、ホルモン・遺伝子ベースの薬剤、栄養調合剤、及び他の固体(懸濁された)又は液体の形態の物質を含む。例示的実施形態の説明において、インスリンの使用に言及する。これに対応して、用語「皮下」及び「経皮」注入は、あらゆる患者への経皮送達方法を含む。
後述では、図を参照して本発明を更に説明する。
図1は、本発明による薬剤収容容器100を受け入れる、例示的注入ポンプ300の概略図である。この概略図は、本明細書に内容全体を組み込む米国特許第6800071号明細書に開示されている注入ポンプに対応している。注入ポンプ300は、容器を受け入れる空洞312を備えており、空洞312はユーザーにより充填される又は予め充填されたインスリン容器200を収容する。
容器100には、コネクタ200を容器100に分離可能に固定する連結手段が設けられている。コネクタ200は更に、注入セット用配管(図示しない)を含む注入セットの一部を形成している。また、コネクタ200は、注入ポンプ300の収容部301と連結する連結手段201を備えており、コネクタ200がポンプ収容部に固定される際に、注入管と容器は両方とも注入ポンプ300の収容部301と連結する。
また図1に、容器100に収容されたピストンを、容器の近位端に向かって引き続き駆動させるために、線形作動メンバ310を駆動するよう配置されたモータ302等の駆動装置を備えるピストン駆動システムを概略的に示す。この例示的実施形態においては、線形作動メンバ310には雄ネジ311の形態の突出部が設けられており、この突出部は容器100に備えられたピストンと連結する。注入ポンプの残りの部分はここに図示又は説明されていないが、本明細書及び従来技術において提示された方法に従って当業者が行う通常構成手順によるものとみなされる。
本発明の第1実施形態による容器100は、貫通可能な薄膜(図示しない)で閉鎖された近位端と、注入セットに接続される手段、開いた遠位端、及び容器の近位端と遠位端の間に長手方向に延びる円筒状の壁を備えている。容器100の断面図を図2に示す。ここで、101は容器の壁を示し、(110、120)はピストンアセンブリを示す。更に図2に、ピストンアセンブリ(110、120)の空洞に挿入される線形作動メンバ310を示す。ピストンアセンブリ(110、120)は、容器の近位端から薬剤を放出するために、容器の遠位端から近位端まで縦軸(y軸で示す)に沿ってスライド可能に装着されている。
図2、3a及び3bに示すように、ピストンアセンブリはゴム等の弾性材料でできた第1のメンバ120と、第1のメンバ120の材料よりも高い剛性の材料からできたコアメンバ110を備えている。コアメンバ110は、第1のメンバ120の遠位端の側面に形成された空洞に挿入されている。図示した実施形態においては、第1のメンバ120が、周壁部分101に沿って周囲シール部121に続くほぼ凸状の形態を有する近位端の側面122を形成する。シール部121と端部側面122によって流体密封バリアが築かれる。図示したように、第1のメンバ120は、第1のメンバ120の軸に沿って配置される追加の密閉リングを備えている。
図5に、剛性のコアメンバ110を示す。コアメンバ110は通常、容器の縦軸にほぼ直交する平面内に延びる円形又は皿形の壁部分115を有する。図示した実施形態では、コアメンバ110は、コアメンバ110の外周面から延びる円形突起部114を更に備えている。コアメンバ110が第1のメンバ120の空洞内に挿入されると、突起部114が第1のメンバ120内に形成された前記空洞の内面に形成された周溝124と連結するよう構成されており、これによってコアメンバ110が第1のメンバ120に固定される。コアメンバ120が第1のメンバ120に挿入されると第1のメンバ120が引き伸ばされるように、突起部114がコアメンバ110の長手方向yに沿って位置していることが好ましい。
コアメンバ110の近位側115はほぼ凸状であり、これによりコアメンバ110が第1のメンバ120に挿入されると、第1のメンバ120の近位端の内側面が引き伸ばされる。この構成により、容器内部の液体圧が弱まり、つまり注入ポンプが、注入ポンプの取り付けられた注入セットの針の上に位置している時、第1のメンバ120の屈曲度が最小化されやすい。普通、第1のメンバとコアメンバは、あらゆる可能な操作状況において、これら二つの構成要素の間で完全で連続的な接触が維持されるように構成されている。
図4は第1のメンバ120とコアメンバ110の断面図である。図4は、応力がかかっていない状態で重ねあわされた二つの構成要素を示し、コアメンバ110が第1のメンバ120に形成された空洞内に挿入されると、第1のメンバの近位壁部分が引き伸ばされることを図示している。また、第1のメンバ120の側面部分も、対応するコアメンバ110の側面部分116によって軸方向に引き伸ばされるか、あるいは拡大される。
容器の円筒状の壁部分101にピストンアセンブリ(110、120)を挿入する前は、第1のメンバ120はほぼ応力のかかっていない状態にあり、コアメンバ110を第1のメンバ120に形成された空洞内に挿入することが可能である。ピストンアセンブリが容器の円筒状の壁部分101内へ挿入されると、第1のメンバが容器の壁部分より半径方向に圧縮され、これにより第1のメンバ120内にコアメンバ110が固定保持される。コアメンバ110と第1のメンバ120との形状嵌合による係合によって、またこれら二つの構成要素間の大きな接触面によって、比較的剛性の接続が得られ、長手方向における屈曲度が最小となる。
コアメンバ110は、皿形の壁部分115とは反対側に向かって遠位方向に延びる腕部として形成された一以上の接続メンバ111を更に備えている。一以上の接続メンバ111は通常、容器の長手方向に延びており、このため長手方向に実質的に剛性である。接続メンバ111の形状により、接続メンバは半径方向に屈曲することが可能である。接続メンバ111は、線形作動メンバ310がピストンアセンブリ(110、120)内に挿入されると、注入ポンプの線形作動メンバ310と連結するよう構成されている。
図1〜5に示す実施形態においては、接続メンバ111は遠位方向に延びる12個の脚部又は腕部として形成されており、各腕部には、線形作動メンバ310に形成された突出部と結合する、すなわち線形作動メンバ310に形成された突出部の背部にスナップ式に留まるか又は引っ掛かる突出部112が設けられている。突出部112は、線形作動メンバがピストンの後部に適切に接触固定されているとき、突出部112全て又はほとんどの表面部分が突出部311の対応する表面部分と接触するように形成することができる。線形作動メンバ310の突出部311の前記表面部分及び/又は突出部112の前記表面部分は、ピストン(110、120)を軸方向に線形作動メンバ(310)から後退させても接続が解除されないように、縦軸に直交する平面に対して傾斜していてもよい。
線形作動メンバ310の突出部がネジとして形成されている場合、接続メンバ111には容器の縦軸に直交する共通平面内に配置された突出部112が設けられている。更に、線形作動メンバ310のネジと突出部112の間の線接触を確実にするために、突出部112には、線形作動メンバ310のネジのピッチにほぼ対応する傾斜面部分113が設けられている。
別の構成では、各突出部112の傾斜面部分は、特定の接続メンバ111の各々に対して対称に形成することができる。
線形作動メンバ310の突出部311が一以上の円形突起部として形成されている場合、突出部112はそれぞれ皿形壁部分115から互いに異なる間隔で配置することができる。これによって、少なくとも幾つかの突出部112が線形作動メンバ310に形成された1つの突起部の後部に確実に引っかかり、遊びのない剛性の接続が保証される。
接続メンバ111の数は通常、少なくとも1つの接続メンバが線形作動メンバ310の対応する突出要素と係合できるように、線形作動メンバ310の特定の構成に応じて選択される。線形作動メンバ310の突出部がネジ311を形成している場合、接続メンバ111の数は好ましくは12〜15である。これによって、少なくとも1つの突出部112が二つの連続的なネジ311の間の溝と確実に係合する。
更に、単純な摩擦係合も得ることができる。これは特に線形作動メンバ310に突出部が設けられていない場合に当てはまる。この場合、接続メンバ111は、線形作動メンバ310に対して半径方向沿って内側に向かう力を掛けるように形成され、接続メンバによって印加される力は線形作動メンバ310をしっかりと制御する。
コアメンバ110には、好ましくはコアメンバの遠位側から近位側まで延びる流路又は開口部116が設けられている。これにより、確実にピストンアセンブリを適切に自動密閉することができる。また、第1のメンバ120とコアメンバ110は、自動密閉の間に、積層形態に配置された様々なピストンアセンブリが互いにくっついて真空引きが起こらないように形成される。これは、接続メンバ111を、二つの連続的なピストンアセンブリ間の密着を確実に妨げるような大きさにすることによって可能である。
図6及び7に、本発明の第2実施形態を示す。この実施形態のコアメンバ110は通常、皿形近位壁と円形突起部114を含む遠位縁部分を備えている。近位壁部分は、容器の中心軸に沿って長手方向に延びる複数の接続メンバ111によって、遠位縁部分と接続している。接続メンバ111の寸法特性によって、接続メンバはそれぞれ長手方向に実質的に剛性で、且つ半径方向に屈曲することができる。さらに、全てまたは一部の接続メンバ111には、線形作動メンバ310に形成された突出部と係合する、半径方向に延びた突出部112が形成されている。
第1実施形態に対応した方法では、図6に示すコアメンバ110は、第1のメンバ120に挿入されるよう構成されており、第1のメンバ120も同様にコアメンバ110と第1のメンバ120の間を剛性に接続するために形成されている。
図7に、第2実施形態の第1のメンバ120とコアメンバ110の断面斜視図を示す。図7は更に線形作動メンバ310を示す。図示した3つの構成要素は、相互に接続されていないときに見られるように、弛緩状態で重ね合わせた形で示されている。さらに、第1のメンバが、コアメンバ110を第1のメンバ120に挿入することによって拡大され、これにより比較的剛性のピストンが得られることがすぐに分かる。
図示した実施形態では、ピストンアセンブリと線形作動メンバ310の間の接続は、単純な線形の軸方向の移動として行うことができる。しかしながら、接続は、二つの構成要素の一方が、他方の構成要素に対して回転することにより行うことも可能である。
本発明によれば、ピストンアセンブリと線形作動メンバ310の間の接続の解除は、接続メンバを妨害することなしに、単純な軸方向に沿った線形の移動により行うことが可能である。接続部は、1Nより大きく10Nより小さい線形の接続解除の力をかけることによって、接続を解除できるように構成されていることが好ましい。また、接続の解除は、二つの構成要素を相対的にねじることによって行うこともできる。
上述した実施形態においては、第1のメンバ120とコアメンバ110は、ピストンアセンブリを容器内に挿入する前に組立てられる二つの異なるメンバとして設けられてもよい。別の構成では、コアメンバは、射出成形作業によって全体的又は部分的に第1のメンバ内部に成形されることにより、第1のメンバ120を形成している比較的弾力性の大きい材料は、接続メンバ111間の介在空間を充填するように構成されてもよい。しかしながら、ここで重要なのは、線形作動メンバ310と接続メンバ111との接触面が、コアメンバ110と線形作動メンバ310の間の接続部の軸方向における剛性を低下させる可能性のある弾力性材料を少量しか含まないか、あるいは全く含まないことである。
容器壁に選択される材料は、ガラスあるいは環状オレフィン共重合体(COC)からできた材料であってもよく、あるいは、ポリプロピレンであってもよい。第1のメンバの材料は、容器に含まれた薬剤の長期保存に耐えられる流体を通さないシール部を形成するのに適した任意のエラストマー材料であってよい。コアメンバ用に選択される材料は、全体的又は少なくとも部分的に金属、プラスチック、COC又はポリプロピレンを含むことができる。プラスチック材料が使用される場合、材料の剛性は、接続メンバが長手方向に実質的に剛性で、且つ半径方向に屈曲できるようなものでなければならない。また、ある実施形態においては、接続メンバは部分的に金属から形成されてもよい。
上述した実施形態では、線形作動メンバ310はピストンアセンブリ(110、120)の空洞と係合するロッドとして形成されている。別の構成では、線形作動メンバ310には空洞が設けられており、この線形作動メンバ310の空洞内にコアメンバ110から延びる接続メンバ111が挿入されることにより、係合接触面が形成される。
上述した実施形態は流体を密封するバリアを形成する第1のメンバを含むが、本発明によるピストンアセンブリは、容器内に収容される流体と接触するコアメンバとして形成されることができ、第1のメンバはコアメンバの円周壁に形成された環状の溝に配置される円周シール部として形成される。この構成においては、第1のメンバはOリングとして形成されてもよい。また、複数の異なるシールメンバがコアメンバの軸方向の異なる部分に配置されてもよい。更なる実施形態においては、コアメンバだけでなく、一以上の周辺シール部によってもピストンアセンブリの流体を通さないシール部を得ることができる。
上記の実施形態は円筒状の壁を有する容器に基づくものであるが、本発明は、三角形又は長方形のカートリッジ等の多角形断面を有する容器にも適用することができる。円形あるいは放射状の寸法は、本発明の範囲を逸脱することなく、これら多角形の形状の実施形態にも用いることができる。
例示的実施形態についての上の記述において、本発明による容器と関連して使用される適切な注入ポンプの異なる構成部品について記載した機能性を与える手段と同様に、異なる構成部品間に望ましい関係を付与する異なる構造を、本発明の概念が当業者に明らかとなる程度に説明した。異なる構造の詳細な説明及び明細は、当業者が本明細書で説明した方法で行う普通の構成方法を対象事項と考える。
本明細書に引用された出願公開、特許出願及び特許を含むすべての参考文献は、あたかも各参考文献が個別に且つ具体的に表示されたのと同程度に、参照によりその内容全体が本明細書に組み込まれている(法の許す限り最大限に)。
すべての見出し及び副見出しは本明細書に便宜上使用されているに過ぎず、決して本発明を限定するものでない。
本明細書に記載した、全ての実施例又は例示的表現(例えば、「等の」)は、単に本発明を分かり易くするために使用しているのであって、特に断らない限り、本発明の範囲を制限するものではない。本明細書内のいかなる用語も、本発明の実施に欠かせない、請求項に記載されていない要素と解釈すべきではない。
本明細書における特許文献の引用及び組み込みは、便宜上行っているに過ぎず、そのような特許文献の有効性、特許性及び/又は権利の施行可能性に対するいかなる見解をも反映するものではない。
本発明は、適用法の許す範囲において、特許請求の範囲に記載されている主題の修正物及び均等物を含む。
本発明による容器に使用されるよう構成された、従来の注入ポンプの断面斜視図である。 本発明による容器と線形作動メンバの第1実施形態の側面断面図である。 a及びbは、本発明の第1実施形態によるピストンアセンブリの近位側及び遠位側をそれぞれ示す斜視図である。 本発明の第1実施形態の、断面斜視図である。 第1実施形態のコアメンバの断面平面図である。 本発明の第2実施形態のコアメンバの斜視図及び平面図である。 線形作動メンバに連結された、第2実施形態のピストンアセンブリの断面斜視図である。

Claims (9)

  1. 薬剤の流体を注入するための流体注入システムであって、
    流体を収容し、ネジとしてあるいは一以上の円形突起部として形成された一以上の第1突出部(311)が設けられた線形作動メンバ(310)を有するポンプ駆動システムとともに使用される容器(100)を備えており、当該容器が、
    注入セット(200)に接続する近位端と、
    開いた遠位端と、
    近位端から遠位端まで軸に沿って長手方向に延びる円筒状の壁(101)と、
    縦軸に沿って容器の内部にスライド可能に装着され、容器内に流体を密封するバリアを形成するピストンと、
    を備え、
    前記ピストンが、少なくとも1つの周囲シール部(120)と、前記周囲シール部(120)を形成する材料よりも高い剛性を有する材料で前記周囲シール部(120)の内側に位置されたコアメンバ(110)とを備え、
    該コアメンバ(110)が、軸方向に延びて線形作動メンバ(310)の前記一以上の第1突出部(311)と係合するように形成された一以上の接続メンバ(111)を備え、
    前記一以上の接続メンバ(111)が半径方向において軸方向よりも大きな弾性を有することによって線形作動メンバ(310)と解放可能な接続を形成し、
    前記ピストンに向かって前記線形作動メンバ(310)を軸方向に移動させることにより接続が確立されると、前記容器(100)内でコアメンバ(110)の一以上の接続メンバ(111)と前記線形作動メンバ(310)の一以上の第1の突出部(311)がスナップ式又は摩擦式に係合するように形成されており、軸方向に引き離す力が所定の閾値を超えるとスナップ式の係合又は摩擦式の係合が解除されることを特徴とする、流体注入システム。
  2. 一以上の接続メンバ(111)には線形作動メンバ(310)に向けて突出する一以上の第2突出部(112)が設けられており、前記ピストンに向かって前記線形作動メンバ(310)を軸方向に移動させることにより接続が確立されると、一以上の第2突出部(112)の各々及び/又は一以上の第1突出部(311)の各々が、一以上の第2突出部(112)及び一以上の第1突出部(311)の他方に互いに係合する表面部分を有し、前記係合する表面部分が縦軸と直交する平面に対して傾いていることにより、軸方向に沿って前記ピストンを線形作動メンバ(310)から後退させることによって解除可能な接続部が得られることを特徴とする、請求項1に記載の流体注入システム。
  3. 一以上の接続メンバ(111)が全体に縦方向に延びる腕部として形成され、線形作動メンバ(310)の一以上の第1突出部(311)と係合するとき又は線形作動メンバ(310)の一以上の第1突出部(311)から分離するときに腕部が半径方向に屈曲できることを特徴とする、請求項1又は2に記載の流体注入システム。
  4. 線形作動メンバ(310)の一以上の第1突出部(311)は、一以上のねじ山として形成されていること、及び一以上の接続メンバ(111)の一以上の第2突出部(112)が線形作動メンバ(310)のねじ山のピッチに実質的に対応する傾斜面(113)を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の流体注入システム。
  5. 前記コアメンバ(110)がピストン本体を構成し、前記ピストン本体の周壁に沿って周囲シール部(120)を受容する環状の溝が形成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の流体注入システム。
  6. 前記ピストンの周囲シール部(120)がエラストマー材料からできており、該周囲シール部(120)の外面が、近位側で流体に接触し、遠位側に空洞につながる開口部を有し、前記空洞が少なくとも部分的にコアメンバ(110)を受容することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の流体注入システム。
  7. コアメンバ(110)が縦軸に対して直角に配置された皿形部分を有しており、前記皿形部分は周囲シール部(120)に形成された空洞の内面の近位壁部と密に接触することを特徴とする、請求項6に記載の流体注入システム。
  8. 前記コアメンバ(110)が全体的に円錐状の近位面部(115)を有し、コアメンバ(110)が適切に周囲シール部(120)内に挿入されると、円錐面部により周囲シール部(120)の前記内面の近位壁部に近位方向に向かう力が加わることを特徴とする、請求項7に記載の流体注入システム。
  9. 流体注入システムに使用される容器であって、
    流体を収容し、ネジとしてあるいは一以上の円形突起部として形成された一以上の突出部(311)が設けられた線形作動メンバ(310)を有する駆動システムとともに使用され、前記容器が、
    流体を注入するための注入セット用配管を含む注入セット(200)に接続する近位端と、
    開いた遠位端と、
    近位端から遠位端まで軸に沿って長手方向に延びる円筒状の容器壁(101)と、
    縦軸に沿って容器内部にスライド可能に装着され、容器内で流体を密封するバリアを形成するピストンと、
    を備え、
    前記ピストンが、少なくとも1つの周囲シール部(120)と、前記周囲シール部(120)を形成する材料よりも高い剛性を有する材料で前記周囲シール部(120)の内側に位置されたコアメンバ(110)とを備え、
    該コアメンバ(110)が軸方向に延びて線形作動メンバ(310)の前記一以上の突出部(311)と係合するように形成された一以上の接続メンバ(111)を備え、前記一以上の接続メンバ(111)が半径方向において軸方向よりも大きな弾性を有することによって線形作動メンバ(310)と解放可能な接続部を形成し、
    前記線形作動メンバ(310)を前記ピストンに向かって軸方向に移動させることにより接続を確立すると、前記容器(100)内でコアメンバ(110)の一以上の接続メンバ(111)と前記線形作動メンバ(310)の一以上の突出部(311)がスナップ式又は摩擦式に係合するように形成されており、軸方向において引き離す力が所定の閾値を超えると、スナップ式の係合又は摩擦式の係合が解除されることを特徴とする、容器。
JP2009505904A 2006-04-19 2007-04-19 流体注入システム、同システムの組み立て方法及び同システムで使用される薬剤容器 Expired - Fee Related JP5297372B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DKPA200600539 2006-04-19
DKPA200600539 2006-04-19
PCT/EP2007/053866 WO2007118908A1 (en) 2006-04-19 2007-04-19 A fluid infusion system, a method of assembling such system and drug reservoir for use in the system

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009534073A JP2009534073A (ja) 2009-09-24
JP2009534073A5 JP2009534073A5 (ja) 2013-07-04
JP5297372B2 true JP5297372B2 (ja) 2013-09-25

Family

ID=38235334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009505904A Expired - Fee Related JP5297372B2 (ja) 2006-04-19 2007-04-19 流体注入システム、同システムの組み立て方法及び同システムで使用される薬剤容器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8118781B2 (ja)
EP (1) EP2010256A1 (ja)
JP (1) JP5297372B2 (ja)
CN (1) CN101426546B (ja)
WO (1) WO2007118908A1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2195052B1 (en) 2007-10-02 2019-09-04 Medimop Medical Projects Ltd. External drug pump
US8613730B2 (en) * 2008-11-26 2013-12-24 Acist Medical Systems, Inc. Apparatus and methods for fluid pressurizing units of injection systems
EP2414002B1 (en) 2009-03-31 2019-10-30 Sanofi-Aventis Deutschland GmbH Mounting arrangement and coupling assembly for a drug delivery device
US9675751B2 (en) 2010-07-31 2017-06-13 Becton, Dickinson And Company Infusion reservoir with push-on connector features and/or attachments therefor
US9211378B2 (en) 2010-10-22 2015-12-15 Cequr Sa Methods and systems for dosing a medicament
EP2830686B1 (en) * 2012-03-27 2019-03-13 Eli Lilly and Company Plunger for a medication cartridge
US9932977B2 (en) 2012-10-15 2018-04-03 Smiths Medical Asd, Inc. Infusion system disposable alignment system
WO2014136759A1 (ja) * 2013-03-08 2014-09-12 ニプロ株式会社 注射器および注射器用ガスケット
WO2016042075A1 (en) * 2014-09-18 2016-03-24 Novo Nordisk A/S Drug delivery device with piston driver distal feature
US10035526B2 (en) * 2014-12-03 2018-07-31 New York Air Brake, LLC Brake piston assembly
US10576207B2 (en) 2015-10-09 2020-03-03 West Pharma. Services IL, Ltd. Angled syringe patch injector
JP7017512B2 (ja) 2015-10-09 2022-02-08 ウェスト ファーマ サービシーズ イスラエル リミテッド 充填済流体容器の屈曲流体路型付属物
US11311674B2 (en) 2016-01-21 2022-04-26 West Pharma. Services IL, Ltd. Medicament delivery device comprising a visual indicator
US10610638B2 (en) 2016-01-21 2020-04-07 West Pharma. Services IL, Ltd. Force containment in an automatic injector
JP6542481B2 (ja) 2016-01-21 2019-07-10 ウェスト ファーマ サービシーズ イスラエル リミテッド システム
US11213687B2 (en) * 2016-02-03 2022-01-04 The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. Neural implant for microstimulation
WO2017161076A1 (en) 2016-03-16 2017-09-21 Medimop Medical Projects Ltd. Staged telescopic screw assembly having different visual indicators
EP3260146A1 (en) * 2016-06-23 2017-12-27 TecPharma Licensing AG A coupling mechanism for a medication delivery device
WO2018026387A1 (en) 2016-08-01 2018-02-08 Medimop Medical Projects Ltd. Anti-rotation cartridge pin
WO2018222521A1 (en) 2017-05-30 2018-12-06 West Pharma. Services IL, Ltd. Modular drive train for wearable injector
US11033678B2 (en) 2017-11-20 2021-06-15 Agist Medical Systems, Inc. Compact injector drive
US11040147B2 (en) 2017-11-21 2021-06-22 Acist Medical Systems, Inc. Injector position sensing

Family Cites Families (68)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1799463A (en) 1926-03-19 1931-04-07 George N Hein Hypodermic syringe
CH265347A (de) * 1948-12-16 1949-11-30 Philippe Marcel Injektionsspritze.
US2832340A (en) * 1957-03-26 1958-04-29 American Home Prod Syringe push rod
DE1292787B (de) * 1963-06-24 1969-04-17 Wimmer Pharma Gummi Gmbh Kolben fuer Spritzampullen
US3215320A (en) 1963-11-18 1965-11-02 Heisler Harold Container and dispenser for dispensing predetermined, set, measured amounts of material
DE1910695A1 (de) 1968-03-08 1969-10-09 Celestino Triulzi Fuer Medikamente und auch als hypodermische Spritze verwendbare Flasche bzw. Ampulle
US3827602A (en) 1970-10-26 1974-08-06 A Nicholls Dual tubular dispensing device
US3939833A (en) 1975-01-15 1976-02-24 Astra Pharmaceutical Products Inc. Piston construction for syringes
US4331146A (en) 1976-12-23 1982-05-25 The West Company Syringe assembly
GB2109690B (en) 1981-02-12 1985-02-20 Robert Charles Turner Dose metering plunger devices for use with syringes
US4381779A (en) 1981-07-16 1983-05-03 Sterling Drug Inc. Deformable slidable piston to provide self-aspiration in hypodermic cartridge ampoules
US4568335A (en) 1981-08-28 1986-02-04 Markwell Medical Institute, Inc. Device for the controlled infusion of medications
US4493703A (en) 1982-03-31 1985-01-15 Butterfield Group Hypodermic syringe cartridge with non-retractable drive piston
JPS58173562A (ja) 1982-03-31 1983-10-12 アイダ・エム・バタフイ−ルド 皮下注射器
US5116403A (en) * 1985-02-04 1992-05-26 American Cyanamid Company Turfgrass management composition using a 2-imidazole-2-yl nicotinic acid derivative composition
EP0204977A1 (en) 1985-05-14 1986-12-17 Ivion Corporation Syringe drive apparatus
US4710170A (en) 1987-02-12 1987-12-01 Habley Medical Technology Corporation Anti-needle strike and anti-drug abuse syringe
US4973318A (en) 1988-02-10 1990-11-27 D.C.P. Af 1988 A/S Disposable syringe
DK166948B1 (da) 1988-02-10 1993-08-09 Dcp Af 1988 As Doseringsenhed til dosering af et antal afmaalte maengder af en vaeske, saasom insulin, fra en glastubule
US5085638A (en) 1988-03-31 1992-02-04 David Farbstein Single use disposable syringe
DE8804656U1 (ja) 1988-04-08 1988-08-04 Bader, Mohandes, 2350 Neumuenster, De
WO1990004424A1 (en) 1988-10-20 1990-05-03 Nujenko Pty Ltd Single use syringe
US5090962A (en) 1989-04-28 1992-02-25 Flp Enterprises, Inc. Non-reusable syringe
US5094148A (en) 1989-05-08 1992-03-10 Habley Medical Technology Corporation Piston stem insert for a carpule based piston
US4979943A (en) 1990-03-15 1990-12-25 Trenner Lewis E Single use hypodermic syringe
GB9007113D0 (en) 1990-03-29 1990-05-30 Sams Bernard Dispensing device
US5331954A (en) 1990-12-21 1994-07-26 Novo Nordisk A/S Device for nasal delivery of liquid medications
DK302890D0 (da) 1990-12-21 1990-12-21 Novo Nordisk As Dispenser
FR2671729A1 (fr) 1991-01-17 1992-07-24 Micro Dose Pharma Dispositif de delivrance de doses controlees, en particulier du genre seringue a insuline jetable.
US5288560A (en) * 1991-01-30 1994-02-22 Daikyo Gomu Seiko, Ltd. Laminated sanitary rubber article
DK134691D0 (da) 1991-07-12 1991-07-12 Novo Nordisk As Apparat
US5370628A (en) 1991-07-31 1994-12-06 Allison; Alan C. Safety needle and syringe
DK175491D0 (da) 1991-10-18 1991-10-18 Novo Nordisk As Apparat
US5279585A (en) 1992-02-04 1994-01-18 Becton, Dickinson And Company Medication delivery pen having improved dose delivery features
FR2689765B1 (fr) 1992-04-10 1999-07-09 Constantin Vounatsos Seringue uni injection.
US5300041A (en) 1992-06-01 1994-04-05 Habley Medical Technology Corporation Dose setting and repeating syringe
US5353691A (en) 1993-04-14 1994-10-11 Habley Medical Technology Corp. Self-lubricating piston for pharmaceutical container
DE4332308C1 (de) 1993-09-23 1994-09-29 Heraeus Kulzer Gmbh Spritze zum dosierten Abgeben von viskosen Werkstoffen, insbesondere von dentalen Werkstoffen
DE4339528C2 (de) 1993-11-19 1995-09-07 Freudenberg Carl Fa Einwegspritze
US5411488A (en) * 1994-05-06 1995-05-02 Sterling Winthrop Inc. Pre-filled syringe and pre-filled cartridge having an improved plunger and plunger rod for reducing syringing force
DE4423753C1 (de) 1994-06-27 1996-02-01 Schering Ag Mehrteilige Spritze mit einem Glaszylinder
US5688252A (en) 1994-09-30 1997-11-18 Takeda Chemical Industries, Ltd. Syringe
WO1996027400A1 (en) 1995-03-07 1996-09-12 Eli Lilly And Company Recyclable medication dispensing device
US5591131A (en) 1995-08-22 1997-01-07 Chen; Long-Hsiung Safety minute dose hypodermic syringe
GB9603318D0 (en) 1996-02-16 1996-04-17 Harwill Ind Pty Ltd Device
WO1998011927A1 (de) 1996-09-20 1998-03-26 Disetronic Licensing Ag Abtriebsglied für den vorschub eines stopfens einer spritzampulle und stopfen hierzu
US5875976A (en) 1996-12-24 1999-03-02 Medi-Ject Corporation Locking mechanism for nozzle assembly
WO1999003520A1 (en) 1997-07-14 1999-01-28 Novo Nordisk A/S Cylinder ampoule
FR2766374B1 (fr) 1997-07-24 2000-01-28 Medex Sa Dispositif d'injection d'un liquide a usage medical seringue associee au dispositif et procede de mise en place de la seringue
US6080136A (en) * 1998-06-11 2000-06-27 Polyten Plastics, Llc Angiographic syringe adapter for front-loading injector
JP2001513406A (ja) * 1997-08-22 2001-09-04 コエール ラボラトリーズ,インコーポレイテッド 血管造影噴射注液と前荷重噴射アダプター
US5947929A (en) * 1997-08-22 1999-09-07 Coeur Laboratories, Inc. Front-load angiographic injector system, angiographic syringe and plunger for angiographic syringe
US6004300A (en) 1997-08-28 1999-12-21 Butcher; Robert M Composite hypodermic syringe piston
EP1024848A4 (en) 1997-10-23 2001-01-03 Bristol Myers Squibb Co PRESETABLE SYRINGE FOR AN AUTOMATIC DOSING DEVICE
PL191327B1 (pl) 1998-01-30 2006-04-28 Novo Nordisk As Strzykawka do podawania ustalonych dawek lekarstwa z naboju
US6221053B1 (en) 1998-02-20 2001-04-24 Becton, Dickinson And Company Multi-featured medication delivery pen
JP3546015B2 (ja) * 1998-10-29 2004-07-21 メドトロニック ミニメド インコーポレイテッド 小型で経済的なポンプ駆動システム
US6800071B1 (en) 1998-10-29 2004-10-05 Medtronic Minimed, Inc. Fluid reservoir piston
EP1002551A3 (en) 1998-11-19 2000-07-05 Bracco International B.V. Easy-slip plunger/plunger rod assembly for a syringe or a cartridge
IT1307266B1 (it) 1999-08-13 2001-10-30 Cane Srl Apparecchio per infusione di farmaci.
US6206859B1 (en) 2000-01-24 2001-03-27 Bracco Diagnostics, Inc. Self-aligning plunger rod
US6142978A (en) 2000-01-24 2000-11-07 Bracco Diagnostics, Inc. Self-aligning plunger rod
US7308300B2 (en) * 2001-05-30 2007-12-11 Acist Medical Systems, Inc. Medical injection system
EP1455870B1 (en) * 2001-12-06 2007-08-08 Novo Nordisk A/S A medical delivery system
US7125394B2 (en) * 2002-06-04 2006-10-24 Syringe, Llc Applicator for dispensing a medicinal substance
ITMO20020221A1 (it) * 2002-08-06 2004-02-07 Lameplast Spa Cannula per l'erogazione di prodotti fluidi, particolarmente pomate, creme e paste medicinali o simili.
DE10330094B4 (de) 2003-07-03 2008-04-17 Disetronic Licensing Ag Vorrichtung zur Verabreichung eines flüssigen Produkts
WO2007118907A1 (en) 2006-04-19 2007-10-25 Novo Nordisk A/S A fluid infusion system, a method of assembling such system and drug reservoir for use in the system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009534073A (ja) 2009-09-24
WO2007118908A1 (en) 2007-10-25
EP2010256A1 (en) 2009-01-07
US20090177159A1 (en) 2009-07-09
CN101426546A (zh) 2009-05-06
US8118781B2 (en) 2012-02-21
CN101426546B (zh) 2013-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5297372B2 (ja) 流体注入システム、同システムの組み立て方法及び同システムで使用される薬剤容器
US8551045B2 (en) Fluid infusion system, a method of assembling such system and drug reservoir for use in the system
US11672905B2 (en) Rotationally biased insertion mechanism for a drug delivery pump
US10806854B2 (en) Insertion mechanism for a drug delivery pump
US8529518B2 (en) Drug delivery device with cap functions for needle assembly
EP1703930B1 (en) Positive displacement flush syringe
EP2437816B1 (en) Mixing device with piston coupling arrangement
EP0635278B1 (en) - Self-aspirating syringe or cartridge having an aspirating plunger
EP2900302B1 (en) Quick release plunger
EP3237043B1 (en) An injection device with a removable cap
US20170224915A1 (en) Rigid Needle Insertion Mechanism for a Drug Delivery Pump
EP2311513A1 (en) Cartridge holder assembly for a drug delivery device
JPH10295814A (ja) カニューレ密封シールドアセンブリ
US20130172824A1 (en) Training cartridge for a drug delivery device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120416

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120416

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120517

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120524

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130312

A524 Written submission of copy of amendment under section 19 (pct)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20130517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130614

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees