JP5294469B2 - 化粧料容器 - Google Patents

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Description

本発明は、化粧料を充填した中皿を収容する化粧料容器に関する。
従来から、化粧料が充填された中皿を内部に収容してなる化粧料容器が開発され、販売されている。このような化粧料容器としては、例えば、容器本体の蓋体が不用意に開放されても、該開放のみに起因して前記中皿を気密状態に維持する中蓋が開放されてしまわないように工夫されたものが公知となっている(下記特許文献1〜3参照)。
特開2008−212229号公報 特開2008−212244号公報 特開2008−253282号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3のものは、容易に前記中蓋を開放することができるものの、前記中蓋の開放を行う開放機構が複雑なものとなっており、容易に製造できるものではなかった。
そこで、本発明の目的は、容易に前記中蓋を開放することができるにもかかわらず、従来よりも簡易な構成で容易に製造できる化粧料容器を得ることである。
(1)本発明は、化粧料を充填した中皿と、前記中皿に開閉自在に蝶着され、前記中皿を気密状態に維持する中蓋と、側壁に囲まれ、前記中皿を収容する収容凹部を有した容器本体と、前記容器本体を蓋する蓋体とを備えている化粧料容器であって、前記中蓋における前記中皿に蝶着された部位に相対する縁部に、前記縁部の外側方向に突出するように設けられたつば部と、前記縁部に沿って前記つば部に隣設された操作片と、前記つば部の突出方向に中心軸を有した枢軸と、一端部側が前記操作片の前記容器本体底部側に固設され、他端部側が前記つば部の前記容器本体底部側に設けられているとともに前記枢軸を軸として前記つば部を押動自在に回動する回動部材とを備えているものである。
上記(1)の構成によれば、力点として前記操作片を操作し、前記枢軸を支点として前記回動部材を回動させるだけで、前記中蓋に設けられた前記つば部を押動できるので、容易に前記中蓋を開放することができる。また、従来よりも簡易な構成であるので、より容易に製造できる化粧料容器を提供できる。
(2) 上記(1)の化粧料容器においては、前記枢軸が、前記つば部と前記容器本体内側の底部との間において前記容器本体内側の底部に近設されていることが好ましい。
上記(2)の構成によれば、前記枢軸が、前記つば部と前記容器本体との間において前記容器本体内側の底部に近設されているので、てこの原理により、前記操作片を操作する際の力が比較的小さくても、前記回動部材を回動させ、前記中蓋に設けられた前記つば部を容易に押動できる。その結果として、より容易に前記中蓋を開放することができる。
(3) 上記(1)又は(2)の化粧料容器においては、前記操作片が、前記縁部の外側方向に突出した突出部を有していることが好ましい。
上記(3)の構成によれば、力を加える位置である力点としての前記操作片を操作しやすくでき、前記回動部材の他端部を容易に回動させることができる。その結果として、より容易に中蓋を開放することができる。
本発明の実施形態に係る化粧料容器を示す平面図であり、蓋体を取り外した状態のものである。 図1に示した化粧料容器のA−A矢視断面図であって、蓋体も含めて表したものである。 図1に示した化粧料容器のB−B矢視断面図であって、蓋体も含めて表したものである。 図1に示した化粧料容器のC−C矢視断面図であって、蓋体も含めて表したものである。 図3に示した化粧料容器における蓋体を取り外して示した図であって、(a)が動作前を示したもの、(b)が動作後を示したものである。 図5(b)に示した化粧料容器のD−D矢視断面図であって、要部を拡大して示したものである。
以下、図1〜図6を参照して、本発明の実施形態に係る化粧料容器を説明する。
図1〜図4に示すように、化粧料容器100は、容器本体1と、蓋体2(図1には図示せず)と、化粧料(図示せず)を充填した中皿3とを備えている。
容器本体1は、側壁4に囲まれ、中皿3を収容する収容凹部5と、側壁6に囲まれ、化粧用パフ7を収容する収容凹部8とを有しているものである。
収容凹部5の側壁4には、中皿に設けられた凹型に陥没した係止部(図示せず)を固定係止するためのフック部4a、4b、4c、4dが突設されている。また、収容凹部5の底部には、蓋体2の開放時に、フック部4a、4b、4c、4dに固定係止されている中皿3を指で押し出して取り外すことができるように、孔1aが形成されている。
収容凹部8の底部には、外部と連通している複数の孔1bが設けられている。なお、孔1bは、化粧用パフ7の湿気を低下させるために、すなわち通気性を高めるために形成されている。
蓋体2は、枢軸16を介して容器本体1に開閉自在に蝶着されている。また、蓋体2の内側には、蓋体2の内側形状に沿って略長方形平面を有した鏡17が設けられている。
容器本体1の前面には、フックピース18が設けられており、フックピース18を押すことにより(図3矢印参照)、蓋体2の前面に設けられたフック(係合爪)2aと係止部18aとの係止を解除することができる。フック(係合爪)2aと係止部18aとの係止の解除後、枢軸16を軸として蓋体2の前面を係止部18aから遠ざける方向に回転させることにより、化粧料容器100の開動作を行うことができる。また、化粧料容器100の閉動作を行う場合には、枢軸16を軸として蓋体2の前面を係止部18aに近づけるように回転させ、フック(係合爪)2aを係止部18aに係止させればよい。
なお、フックピース18が図3矢印方向に押された後、元の位置に自動的に戻るように、弾性部材19がフックピース18と容器本体1との間に設けられている。弾性部材19は、例えば、バネ又はゴムなどからなる。
図2に示したように、中皿3には、蝶着部9における枢軸9aを介して、樹脂製の中蓋10が開閉自在に蝶着されており、中蓋10の内側には、固定部材11aによって固定された環状のシール部材11bが設けられている。シール部材11bはゴム又はエラストマー等の軟質部材からなっており、中蓋10が中皿3に当接した際に弾性変形して、中皿3を気密状態に保持できるようになっている。
図2及び図4に示したように、中蓋10の蝶着部9に相対する縁部12の先端内部側には、中皿3の縁部に形成された係止部3aに係止することが可能なフック10aが設けられている。また、図1、図3、図4に示したように、縁部12の容器本体1手前側には、縁部12の外側方向に突出しているつば部14が設けられている。また、図4に示したように、中皿3の側部には、つば部14の突出方向に中心軸を有した枢軸20が設けられている。この枢軸20は、つば部14と容器本体1との間において、回動部材15を回動自在に軸支しているものである。
回動部材15の一端部側は、操作片13の容器本体1底部側に固設されている。操作片13は、縁部12に沿ってつば部14に隣設されており、縁部12の外側方向に突出した板状の突出部からなっている。また、回動部材15の他端部側は、つば部14の容器本体1底部側に当接するように設けられている。なお、回動部材15は、前記他端部側から前記一端部側にかけて先細る略三角形の板状部材からなっている。
ここで、図5を用いて、中蓋10の開閉動作について説明する。まず、図5(a)の矢印方向に操作片13を指で押し、枢軸20を軸として、回動部材15の他端部を回動させ、該他端部によってつば部14を押し上げる。これにより、図5(b)に示したように、つば部14と繋がっている中蓋10も、点線の位置(図5(a)における中蓋10の位置)から上部に押し上げられ、開放される。一方、中蓋10を閉じる際には、単に、中蓋10を図5(a)に示した位置まで戻すことにより、回動部材15の他端部を図5(b)に示した位置から図5(a)に示した位置まで押し戻せばよい。このように回動部材15を中蓋10を開放させるときと逆向きに回動させることで、回動部材15の一端部及び操作片13をも図5(a)に示した位置まで戻すことができ、中蓋10を開放前の状態(中蓋10が閉じられた状態)にすることができる。
上記構成によれば、力点として操作片13を操作し、枢軸20を支点として回動部材15を回動させるだけで、中蓋10に設けられたつば部14を押動できるので、容易に中蓋10を開放することができる。また、従来よりも簡易な構成であるので、より容易に製造できる化粧料容器100を提供できる。
また、枢軸20が、つば部14と前記容器本体1内側の底部との間において容器本体1内側の底部(収容凹部8の底部)に近設されているので、てこの原理により、操作片13を操作する際の力が比較的小さくても、回動部材15を回動させ、中蓋10に設けられたつば部14を容易に押動できる。その結果として、より容易に中蓋10を開放することができる。
また、操作片13が縁部12の外側方向に突出した板状の突出部であるので、力を加える位置である力点としての操作片13を操作しやすくでき、回動部材15の他端部を容易に回動させることができる。その結果として、より容易に中蓋10を開放することができる。
なお、本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で設計変更できるものであり、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態においては、枢軸20が中皿3における収容凹部8側の側部に固設されているものであるが、この代わりに、一端が回動部材に固設され、他端が中皿に設けられた穴部に回動自在に軸支されている枢軸を用いてもよい。このとき、上記実施形態と同様、該枢軸を軸として該回動部材が回動した際、該回動部材の他端部によって該中蓋を開放できるように、該穴部は該中皿の側部に形成されていればよい。
他に、上記実施形態の枢軸20の代わりに、容器本体内側の底部(収容凹部の底部)に設けた一対の支持部材に架設されている枢軸を用いてもよい。このとき、該枢軸は、上記実施形態と同様、つば部14の突出方向と同方向に中心軸を有しているとともに、回動部材15と同様の回動部材を回動自在に軸支しており、該回動部材の他端部によって中蓋を開放できるようになっていればよい。
また、上記実施形態の枢軸20は、つば部14と容器本体1内側の底部(収容凹部8の底部)との間に設けられているが、これに限られず、枢軸を軸として回動部材を回動できるようになっており、回動部材の他端部において中蓋を開放できるように設けられていれば、どのような位置に設けられていてもよい。
また、上記実施形態における回動部材15においては、他端部側から一端部側にかけて先細る略三角形の板状部材からなるが、これに限られず、枢軸を軸として回動するようになっており、回動部材の他端部において中蓋を開放できるように形成されていれば、どのような形状であってもよい。
また、上記実施形態においては、容器本体1の手前側につば部14を設け、奥側に操作片13を設ける構成としたが、この構成の代わりに、容器本体1の手前側に操作片を設け、奥側につば部を設ける構成としてもよい。このとき、回動部材及び枢軸においては、該操作片と該つば部との間において中皿の中心を通る鉛直平面を軸として、上記実施形態における回動部材15及び枢軸20に対して面対称の位置に設け、上記実施形態と同様、回動部材を回動させた際、該回動部材の他端部において中蓋を開放できるようにしておけばよい。
1 容器本体
1a、1b 孔
2 蓋体
3 中皿
3a、18a 係止部
4 側壁
4a フック部
5、8 収容凹部
6 側壁
7 化粧用パフ
9 蝶着部
9a 枢軸
10 中蓋
10a フック
11a 固定部材
11b シール部材
12 縁部
13 操作片
14 つば部
15 回動部材
16、20 枢軸
17 鏡
18 フックピース
19 弾性部材
100 化粧料容器

Claims (3)

  1. 化粧料を充填した中皿と、前記中皿に開閉自在に蝶着され、前記中皿を気密状態に維持する中蓋と、側壁に囲まれ、前記中皿を収容する収容凹部を有した容器本体と、前記容器本体を蓋する蓋体とを備えている化粧料容器であって、
    前記中蓋における前記中皿に蝶着された部位に相対する縁部に、前記縁部の外側方向に突出するように設けられたつば部と、
    前記縁部に沿って前記つば部に隣設された操作片と、
    前記つば部の突出方向に中心軸を有した枢軸と、
    一端部が前記操作片の前記容器本体底部側に固設され、他端部が前記つば部の前記容器本体底部側に設けられているとともに前記枢軸を軸として前記つば部を押動自在に回動する回動部材とを備えていることを特徴とする化粧料容器。
  2. 前記枢軸が、前記つば部と前記容器本体内側の底部との間において前記容器本体内側の底部に近設されていることを特徴とする請求項1に記載の化粧料容器。
  3. 前記操作片が、前記縁部の外側方向に突出した突出部を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧料容器。
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