JP5294392B2 - 時計用瞬時表示機構 - Google Patents

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Description

本発明は、時計に関し、特に、時計の時間(例えば、簡単なカレンダー又は年間カレンダーの表示、あるいは曜日又は月の表示)を瞬間的に表示する機構に関する。
このような表示機構は公知である。このような表示機構は、歯車付きの表示部材を有する。この表示部材は、回転動作をし、時間の表示が次に変わった時に、短時間の衝撃を分散するために配置された歯車セットにより、駆動される。このような歯車セットは、フィンガと、カムと、駆動歯車とを有する。フィンガは、歯車をワン・ステップ前進させるために歯車と共働する。カムは、回転するフィンガに固定される。駆動歯車は、その駆動力を時計のムーブメントから引き出す。
この種の時計用瞬時表示機構の一例を図1に示す。この機構は、従来と同様に表示部材10を有する。この表示部材10は、歯14付きのデータリング12から形成され、プレート(図示せず)上に回転運動するよう搭載される。表示部材10は、ジャンパースプリング16を用いて、所定角度位置に位置決めされる。表示部材10は、歯車セット18により回転駆動される。この歯車セット18は、中間歯車20により時計方向に回転駆動され、時間歯車22と噛み合う。
図3に示すように、歯車セット18は、フィンガー24とカム26とを有する。カム26は、フィンガー24に回転するよう固定され、フィンガー24に対し角度を付けて方向付けられる。カム26はスタッド28を有する。このスタッド28は、フィンガー24の切り欠き部分30に係合する。歯車セット18は、さらに駆動歯車32を有する。この駆動歯車32は、中間歯車20と噛み合う。駆動歯車32内に開口34がアーク状に形成される。この開口34は、駆動端34aと受動端34bとを有する。スタッド28は、開口34を貫通する。かくして、フィンガー24−カム26の組立体が、表示部材10との結合を形成する。ここで、フィンガー24−カム26の組立体は、ある角度で自由に回転する。レバー36は、カム26にスプリング38の力により当たる。
図2に示すように、カム26は、半径が増加する増加半径部分26aと、半径が急激に減少する半径減少部分26bと、最小半径の部分26cとを有する。これらの様々な部分が、レバー36の当たる面に対し、フィンガー24の様々な角度的な位置決めセクタを規定する。これは、フィンガー24−カム26の組立体の個々の前進モードに対応する。最初の2つの部分26aと部分26bが、それぞれフィンガー24の角度位置A、Bにより規定されるBAとABである2つの角度セクタを規定する。図1に示す角度位置Aにおいては、フィンガー24は、歯14の上流方向を向いているが、歯14から離れている。図3に示す角度位置Bにおいては、フィンガー24は、歯14の下流方向を向いているが、歯14と係合している。フィンガー24がデータリング12のパス上にある場合(図3)を歯14と係合していると称し、フィンガー24が歯14のパスからはずれている場合(図1)には歯14から離れているていると称する。最後の部分26cがフィンガー24−カム26の組立体の安定位置を規定し、フィンガー24は角度位置Bにある。
第1角度セクタBAにわたって、フィンガー24−カム26の組立体は、駆動歯車32により、スタッド28を介して、回転駆動される。このスタッド28は、開口34の駆動端34aと共働する。この角度セクタ全体にわたって、レバー36は、部分26aに当たる。その結果、スプリング38は、カム26の半径の増加の影響により、徐々に引っ張られる。
フィンガー24が角度位置Aに到達すると、レバー36の当接するポイントは部分26aから部分26bに通過する。カム26の半径が急速に小さくなるために、スプリングは急激に緩み、フィンガー24−カム26の組立体を、第2の角度セクタAB全体にわたって駆動する。
回転した後、フィンガー24は角度位置Bにあり、レバー36は部分26cに当たっている。これは、スプリング38の最小引っ張り位置に対応する。フィンガー24−カム26組立体は安定位置にある。この状態を図3に示す。スタッド28は、開口34に沿って2/3の場所にある。その結果、駆動歯車32は、開口34の駆動端34aがスタッド28をキャッチアップするのに必要な時間(通常8時間である)、フィンガー24−カム26組立体の駆動を停止する。
フィンガー24が、角度位置Aから角度位置Bに急遽通過することにより、表示部材10をワン・ステップ回転駆動する。表示部材10のこの回転の後約8時間の間、フィンガー24は、角度位置Bにスプリング38の力によりロックされている。このフィンガー24は、レバー36が部分26cに当たった状態を保持する。この位置において、大きなダメージを引き起こす誤った操作が行われるリスクがある。
一般的に、時間表示機構は、表示部材10をその現在の動作方向すなわち時計方向に回転駆動する時間修正装置を具備する。フィンガ24が角度位置Bで歯14と係合している間、この時間修正装置をユーザが駆動すると、表示部材10は、フィンガー24を歯14を介して回転駆動することになる。この操作が可能な理由は、スタッド28は、開口34の受動端34bに当たって停止せずに、フィンガー24が、歯14から離れるのに十分な距離離れており、駆動歯車32によりブロックされないからである。
図4において、時間修正装置が部分的に駆動されると、フィンガー24は、異常な方向位置Sの方向を向く。この角度位置Sにおいて、フィンガー24は、歯14の先端に当たる。この為、この歯14の先端にフィンガー24は、スプリング38の動作により大きな力をかける。これにより、レバー36をカム26の増加半径の部分26aに当たって保持する。表示部材10は中間位置にロックされるが、その理由、表示部材10を回転させようとするジャンパー・スプリング16の力は、スプリング38の力に抗するほど十分大きくはないからである。スプリング38は表示部材10をロックする。この状態を図4に示す。
フィンガー24は異常な角度位置Sにあるので、ユーザは動作方向とは反対方向にディスプレイを修正しようと思った時には、ユーザは針を後戻ししてもよい。一般的に、瞬時時間修正装置は、表示機構を破損するリスクがあるため、反対方向への修正ができないことになっている。このため、時間修正装置は、回転方向に依存して、1つの表示機構を別の表示機構に修正するのに切り換えるため、切り離し手段あるいはスライド・ギアを具備する。しかし、動作方向とは反対方向への修正は、時間の修正により可能である。それ故に、フィンガー24が異常な角度位置Sで動かない場合、ユーザが表示部材10の位置を動作方向とは反対方向に回転することにより修正しようとすると、この操作は必然的にフィンガー24の破損あるいは歯14の部品の破損につながる。その後、この瞬時表示機構はもはや動作しない。
本発明の目的は、従来技術の欠点を解決することであり、本発明は、異常な角度位置Sをとることが不可能となるような瞬時表示機構を提供する。
本発明の時計用瞬時表示機構は、(A)回転可能に搭載され、ジャンパー・スプリングを用いて配置される、歯付き表示部材と、(B)回転可能に搭載される駆動歯車の組と、前記駆動歯車の組は、カムと、このカムに回転可能に固定されるフィンガーとを有し、前記フィンガーは、前記表示部材の歯と共働して表示部材をステップ状に駆動し、(C)前記カムと少なくとも間接的に共働するスプリングとを有する。前記カムは、前記スプリングの緩む動作により、フィンガ−カム組立体を回転させて、前記表示部材をワン・ステップ駆動し、前記カムは、フィンガ−カム組立体を前記スプリングの緩む動作により、回転させ、前記フィンガ−カム組立体が、前記表示部材をワン・ステップ駆動した後、前記フィンガーを前記歯から解放する。
カムのこの特性により、フィンガー24は、フィンガー24が表示部材10の回転をブロックする異常な角度位置Sで、動かなくなることはない。
その結果、ユーザにより逆方向への時間修正の場合でも、フィンガー24または歯14を破損するリスクは無くなる。
図1−4に示す機構と同様に、図5に示す本発明の瞬時表示機構は、表示部材10を有する。この表示部材10は、プレート(図示せず)上に回転動作するよう搭載され、ジャンパー・スプリング16を用いて一定角度に位置決めされ、歯車セット39により回転駆動される。歯車セット39は、上記の歯車セット18とその構造は同じである。但し、カム40の特徴に関しては、図6に示すように、異なる。
上記したカム26と同様に、図6のカム40は、半径が増加する第1部分40aと、半径が急激に減少する第2部分40bと、最小半径の部分40cとを有する。このカム40は、さらに半径が増加する第1部分40dと、半径が急激に減少する第2部分40eを有する。第1部分40dと第2部分40eが一体となって、部分40cと第1部分40aの間のビーク42を形成する。第2部分40eと第1部分40aの間の結合部に、カム40の半径が局部的に最小の第2部分40fがある。
この2つの部分である第1部分40dと第2部分40eが、2つの新たな角度セクタ(フィンガー24の2個の角度位置CとDにより規定される角度セクタBCとCD)を有する。角度セクタは、フィンガー24−カム40の組立体の2個の個別の前進モードに対応する。角度位置Cにおいて、フィンガー24は、角度位置Bの下流方向を向くが、歯14と係合している。角度位置Dにおいては、フィンガー24は、角度位置Cの下流方向を向くが、歯14とは切り離されている。局部的な最小半径の第2部分40fが、フィンガー24−カム40の組立体の第2の安定位置を規定する。そこでは、フィンガー24は、角度位置Dの方向を向いている。
図7、8を参照してカム40を具備した瞬時表示機構の動作を説明する。
歯車セット39の回転サイクルは、ポイントDで開始する。第1の角度セクタDAにわたって、歯車セット39の駆動と動作は、セクタBAのそれと同一である。同じことがセクタABについても言える。セクタABを回転した後、フィンガー24は、角度位置Bにあり、レバー36は、部分40c上に当たる。フィンガー24−カム40の組立体が、この第1安定位置を占有し、スタッド28は、開口34に沿った2/3の途中にある。
フィンガが角度位置Bにある時には2つの状況が起こることがある。
第1の状況において、これは本発明にとって重要なことであるが、ユーザが時間修正装置を動かす。すると、歯14が、フィンガー24−カム40の組立体を、フィンガー24を介して、カムの第1部分40dに対応する角度位置BCにわたって、駆動する。スプリング38は、カム40の半径が大きくなったために伸びる。図7は、歯車セット39の回転サイクルのこのステップを示す。
ユーザが、この操作を、フィンガー24aが角度位置Cに到達する前あるいは通過する前に、停止すると、フィンガー24−カム40の組立体は、スプリング38により第1の安定位置に戻る。そこでは、フィンガー24は角度位置Bを占有している。
図8を参照すると、ユーザがこの操作を継続すると、フィンガー24は角度位置Cを通過し、そこではフィンガー24は歯14に係合し、レバー36は、第1部分40dから第2部分40eに移る。スプリングは、カム40の半径が減少するために、急激に伸び、フィンガー24−カム40組立体を、角度セクタCD全体にわたって回転駆動する。回転後、フィンガー24は、角度位置Dにあり、歯14から解放され、フィンガー24−カム40の組立体は、第2の安定位置を占有する。さらに、表示部材10は、ジャンパー・スプリング16により駆動され、ワン・ステップ回転する。
半径が急激に減少する第2部分40eにより、フィンガー24は、かくしてユーザが何のアクションも採らず、駆動され、異常な角度位置Sで停止することもない。角度位置Sの上流側の角度位置Cから、角度位置Sの下流側の角度位置Dまで、駆動される。その後、ユーザは、時間修正装置を用いて逆戻りさせるが、フィンガー24または歯14を、破損するリスクはない。
第2の状況において、ユーザは瞬時時間修正装置を操作しない。開口34の駆動端34aは、約8時間でスタッド28にキャッチアップする。駆動歯車32が、フィンガー24−カム40の組立体を角度セクタBCにわたって駆動する。その後、フィンガー24−カム40組立体は、スプリング38により、角度セクタCDにわたって急速に回転する。フィンガー24は、角度位置Dにあるので、フィンガー24−カム40の組立体は、この第2安定位置を占める。
スタッド28は、開口34の駆動端34aの若干下流方向に保持されているので、駆動歯車は、フィンガー24−カム40の組立体を、開口34の駆動端34aがスタッド28に追いつくのに必要な時間の間、駆動するのを停止する。この時間は、通常2時間台である。この2時間後、駆動歯車はフィンガー24−カム40組立体を再び制御し、回転のサイクルが角度位置Dから再び開始される。
以上に、破損のリスクのない本発明の時間表示機構を説明した。
単純化した実施例においては、カム40の急速に半径が小さくなる第2部分40bと第2部分40eは隣接している。この場合、増加半径の第1部分40dは存在せず、最小半径の部分40cは、局部的な最小半径の第2部分40fと一体となっている。
カム40のこの構造により、フィンガー24−カム26の組立体は、スプリング38により、角度位置Aから角度位置Dまで回転駆動され、安定位置Bで停止することなく、位置BとCの間の別の駆動モードを通過することはない。
この実施例は、上記した実施例と同様に、フィンガー24と歯14の破損のリスクを回避する。しかし、表示部材10を駆動後、フィンガー24は、歯14にはもはや係合していないので、利点はあまりない。従って、フィンガー24は、表示部材10の回転をブロックすることはできず、特に、複数個の連続するジャンプのリスクを回避することもない。
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。
時計用瞬時表示機構を示す図。 時計用瞬時表示機構を示す図。 時計用瞬時表示機構を示す図。 時計用瞬時表示機構を示す図。 本発明の表示機構の上面図。 本発明の表示機構に付属するカムを表す図。 本発明の表示機構の動作を表す図。 本発明の表示機構の動作を表す図。
符号の説明
10 表示部材
12 データリング
14 歯
16 ジャンパー・スプリング
18 歯車セット
20 中間歯車
22 時間歯車
24 フィンガー
26 カム
28 スタッド
30 切り欠き部分
32 駆動歯車
34 開口
34a 駆動端
34b 受動端
36 レバー
38 スプリング
39 歯車セット
40 カム
40a 第1部分
40b 第2部分
40c 部分
40d 第1部分
40f 第2部分



Claims (10)

  1. 時計用瞬時表示機構において、
    (A) 回転可能に、ジャンパー・スプリング(16)を用いて配置される歯(14)付き表示部材(10)と、
    (B) 回転可能に搭載される駆動歯車の組(39)と、
    前記駆動歯車の組(39)は、カム(40)と、前記カム(40)に回転可能に固定されるフィンガー(24)とを有し、
    前記フィンガー(24)は、前記表示部材の歯(14)と噛み合って前記表示部材(10)をステップで駆動し、
    (C) 前記カム(40)と少なくとも間接的に共働するスプリング(38)と
    を有し、
    前記カム(40)は、前記スプリング(38)の緩む動作により、フィンガ−カム組立体(24−40)を回転させて、前記表示部材(10)をワン・ステップ駆動し、
    前記フィンガ−カム組立体(24−40)が、前記表示部材(10)をワン・ステップ駆動した後、前記フィンガー(24)が、前記表示部材の歯(14)に当たっている異常な角度位置(S)より時計周りで下流側にある第1角度位置(D)で、前記フィンガー(24)を前記歯(14)から解放する
    ことを特徴とする時計用瞬時表示機構。
  2. 前記カム(40)は、前記フィンガ−カム組立体(24−40)が前記表示部材(10)をワン・ステップ駆動した後、前記スプリング(38)の圧縮動作により、前記異常な角度位置(S)より時計周りで上流側にある第2角度位置(C)で、前記フィンガー(24)を前記歯(14)に係合して保持する
    ことを特徴とする請求項1記載の時計用瞬時表示機構。
  3. 前記カム(40)は、その回転軸からその外周までの距離である半径長さが減少する第1部分(40b)と、半径長さが減少する第2部分(40e)とを有し、
    前記第1部分(40b)は、前記フィンガ−カム組立体(24−40)を、前記スプリングの緩む操作により、回転させて、前記表示部材(10)をワン・ステップ駆動し、その後、前記第2部分(40e)は、前記フィンガ−カム組立体(24−40)を、前記スプリングの緩む動作により更に回転させて、前記表示部材(10)をワン・ステップ駆動した後、前記フィンガ(24)を前記歯(14)から解放する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の時計用瞬時表示機構。
  4. 前記カム(40)は、更に最小半径長さの部分(40c)を有し、
    前記最小半径長さの部分(40c)は、前記半径長さが減少する第1部分(40b)と第2部分(40e)の間に挿入され、
    前記フィンガ−カム組立体(24−40)が、前記表示部材(10)をワン・ステップ駆動した後、前記スプリング(38)の圧縮力により、第2角度位置(C)で、前記フィンガ(24)を前記歯(14)に係合した状態で保持する
    ことを特徴とする請求項3記載の時計用瞬時表示機構。
  5. 前記駆動歯車の組(39)は、弓形形状の開口(34)が形成された駆動歯車(32)を有し、
    前記開口(32)内に、前記フィンガ−カム組立体(24−40)に固定されたスタッド(28)が係合し、
    前記開口(32)は、前記スタッド(28)と共働して、前記スプリング(38)の緩む動作により、前記フィンガ−カム組立体(24−40)を回転駆動するあるいは自由に回転させる
    ことを特徴とする請求項1記載の時計用瞬時表示機構。
  6. 前記カム(40)は、半径長さが増加する第1部分(40a)を有し、
    前記第1部分(40a)は、前記半径長さが減少する第1部分(40b)と第2部分(40e)の間に挿入され、前記駆動歯車(32)の回転駆動動作により、前記スプリング(28)を圧縮する
    ことを特徴とする請求項5記載の時計用瞬時表示機構。
  7. 前記カムは、半径長さが増加する第2部分(40d)を有し、
    前記第2部分(40d)は、前記最小半径長さの部分(40c)と半径長さが減少する第2部分(40e)との間に挿入され、前記駆動歯車(32)の回転駆動動作により、前記スプリング(28)を圧縮する
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の時計用瞬時表示機構。
  8. 前記半径長さが減少する第1部分(40b)と第2部分(40e)は、隣接する
    ことを特徴とする請求項1記載の時計用瞬時表示機構。
  9. 前記駆動歯車の組(39)は、弓形形状の開口(34)が形成された駆動歯車(32)を有し、
    前記開口(32)内に、前記フィンガ−カム組立体(24−40に固定されたスタッド(28)が係合し、
    前記開口(32)は、前記スタッド(28)と共働して、前記スプリング(28)の緩む動作により、前記フィンガ−カム組立体(24−40)を回転駆動するあるいは自由に回転させる
    ことを特徴とする請求項8記載の時計用瞬時表示機構。
  10. 前記カム(40)は、最小半径長さ部分(40c)を有し、
    前記最小半径長さ部分(40c)は、前記フィンガ−カム組立体(40c)が前記表示部材(10)をワン・ステップ駆動した後、前記スプリング(28)の圧縮動作により、前記フィンガを前記歯から解放して保持する
    ことを特徴とする請求項9記載の時計用瞬時表示機構。
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