JP5293832B2 - 位相雑音の統計的特性をモニタする装置および方法、並びにコヒーレント光通信受信器 - Google Patents

位相雑音の統計的特性をモニタする装置および方法、並びにコヒーレント光通信受信器 Download PDF

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Description

本発明は、通信に係わり、特に、波長分割多重(WDM)光通信システムにおける位相雑音の推定に係わる。
相互位相変調(XPM)は、ある1つのチャネルの信号位相が、他のチャネルの光強度の変動によって変化することを意味する。それは、光電場の強度の変化に応じて光ファイバ媒体の屈折率が変化することで生じる。WDM光通信システムは多数のチャネルを備えるので、光ファイバ媒体中の光電場の強度はランダムに変動し、それによって位相雑音が任意のチャネルに与えられる。相互位相変調によって生じる位相雑音は、システムのコストにつながる重要な原因である。相互位相変調によって生じるチャネルの位相変化はランダムなので、その特性は、通常、統計的な量(例えば、自己相関関数)で表わされる。XPM位相雑音の統計的特性は、システム構成、信号パワー、変調方式などの多くの要因に関連し、これらの量は、通信システムのトポロジ的な構造、時間、環境に応じて変化する。位相雑音の補償、チャネル特性の推定、システムの最適化などの動作に資する、オンラインで動作可能なXPMモニタ装置を有することの必要性は非常に高いと思われる。
現在利用可能なXPM位相雑音をモニタするための技術は、信号のスペクトルの測定に基づくものである。“Cross-phase modulation in fiber links with multiple optical amplifiers and dispersion compensators” (JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY, VOL. 14, NO. 3, MARCH 1996), Ting-Kuang Chiang et al.においては、観測チャネルの正弦波強度変調隣接チャネルによって生成される位相変化の強度が測定されるが、この測定方法は、非正弦波変調隣接チャネルには適用されず、適用範囲が限定されている。“Analysis and measurement of root-mean-squared bandwidth of cross-phase-modulation-induced spectral broadening” (IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, VOL. 11, NO. 9, SEPTEMBER 1999), Keang-Po Ho et al.においては、XPM位相雑音により引き起こされるスペクトル広がり幅の二乗平均平方根の値が測定される。しかし、上述のいずれのモニタ技術も、XPMにより生じる位相雑音の統計的特性をリアルタイムで得ることはできない。
"Cross-phase modulation in fiber links with multiple optical amplifiers and dispersion compensators" (JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY, VOL. 14, NO. 3, MARCH 1996), Ting-Kuang Chiang et al. "Analysis and measurement of root-mean-squared bandwidth of cross-phase-modulation-induced spectral broadening" (IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, VOL. 11, NO. 9, SEPTEMBER 1999), Keang-Po Ho et al.
本発明は、現在の技術状況を考慮しながら、従来技術における1以上の欠点を解決し、そして少なくとも1の利益のある選択肢を提供する。
上述の目的を成し遂げるために、本出願は、下記の態様を提供する。
態様1:
入力信号の偏角を取得する偏角計算部と、
前記偏角計算部により得られる偏角をアンラップして位相信号を取得するアンラッピング部と、
前記位相信号を遅延させる遅延部と、
前記アンラッピング部により得られる位相信号と、前記遅延部により遅延された位相信号との間の差分を取得する差分部と、
前記差分の絶対値の二乗を取得する絶対値二乗部と、
前記絶対値二乗部により得られる複数の差分の絶対値の二乗を平均化して二乗平均差分位相(MSDP)値を取得する平均化部と、
を備える位相雑音の統計的特性をモニタする装置。
態様2:
前記平均化部が複数の異なるMSDP値を取得するように、前記遅延部の遅延量を変えることにより、MSDP値系列を取得するMSDP値系列取得部と、
前記MSDP値系列に基づいて位相雑音の自己相関系列を取得する自己相関系列取得部、をさらに備える
ことを特徴とする態様1に記載の位相雑音の統計的特性をモニタする装置。
態様3:
レーザ線幅の値を測定し、前記MSDP値系列において前記レーザ線幅の影響を抑制するレーザ線幅の影響抑制部をさらに備える
ことを特徴とする態様2に記載の位相雑音の統計的特性をモニタする装置。
態様4:
増幅器自然放射雑音の値を測定し、前記MSDP値系列において前記増幅器自然放射雑音の影響を抑制する増幅器自然放射雑音の影響抑制部をさらに備える
ことを特徴とする態様2に記載の位相雑音の統計的特性をモニタする装置。
態様5:
第1の入力信号の複素共役を取得する複素共役部と、
第2の信号と前記複素共役部により得られる前記第1の入力信号の複素共役との積を取得する乗算器、をさらに備え、
前記偏角計算部は前記積の偏角を取得する、ことを特徴とする態様1に記載の位相雑音の統計的特性をモニタする装置。
態様6:
前記第1の入力信号は、デジタルコヒーレント光通信受信器のデータ再生部からのデータ出力であり、前記第2の信号は、前記デジタルコヒーレント光通信受信器のフロントエンドプロセッサからの電気信号であることを特徴とする態様5に記載の位相雑音の統計的特性をモニタする装置。
態様7:
前記アンラッピング部により得られる位相信号において位相誤差を除去する位相誤差除去部をさらに備えることを特徴とする態様1〜6のいずれか1つに記載の位相雑音の統計的特性をモニタする装置。
態様8:
前記位相誤差除去部は、前記アンラッピング部により得られる位相信号から、デジタルコヒーレント光通信受信器の周波数オフセット推定手段により推定される周波数オフセットにより生じる位相誤差を引き算することにより、前記位相誤差を除去することを特徴とする態様7に記載の位相雑音の統計的特性をモニタする装置。
態様9:
態様1〜8のいずれか1つに記載の位相雑音の統計的特性をモニタする装置を備えることを特徴とするデジタルコヒーレント光通信受信器。
態様10:
入力信号の偏角を取得する偏角計算ステップと、
前記偏角計算ステップにおいて得られる偏角をアンラップして位相信号を取得するアンラッピングステップと、
前記位相信号を遅延させる遅延ステップと、
前記アンラッピングステップにおいて得られる位相信号と、前記遅延ステップにおいて遅延された位相信号との間の差分を取得する差分ステップと、
前記差分の絶対値の二乗を取得する絶対値二乗ステップと、
前記絶対値二乗ステップにおいて得られる複数の差分の絶対値の二乗を平均化してMSDP値を取得する平均化ステップと、
を備える位相雑音の統計的特性をモニタする方法。
態様11:コンピュータまたは他の論理コンポーネントにより実行されたときに、前記コンピュータまたは他の論理コンポーネントに上述の方法の各ステップを実現させるコマンドを含むコンピュータ実行可能なソフトウェア。
この文脈において「実行可能な」は、上述のコマンドが解釈またはコンパイルされた後に行われる実行を含む。
態様12:態様11に記載のコンピュータソフトウェアを格納するコンピュータ読出し可能な格納媒体。このコンピュータ読出し可能な格納媒体は、例えば、CD、DVD、フロッピーディスク(登録商標)、磁気テープ、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、ROM、RAM等を含むことができる。
後続の記載および図面を参照すれば、本発明のこれらの及び他の態様および特徴がさらに明確になるであろう。明細書の記載および図面において、本発明の具体的な実施形態が詳しく開示され、本発明の原理によって使用可能な実施モードが指摘される。理解すべきこととして、本発明の範囲はそれにより制限されるものではない。本発明は、添付の特許請求の範囲の原理の範囲内で、多くの変化、変形、均等なものを含む。
ある1つの実施形態について記載および/または示される特徴は、同じまたは類似の方法で1または複数の実施形態に適用可能であり、他の実施形態の特徴と組み合わせることができ、または、他の実施形態の特徴と置き換えることができる。
強調すべきこととして、「備える/含む」という語は、本書類中で使用されるときは、特徴、完成品、手順、構成部分が存在することを意味し、1または複数の他の特徴、完成品、手順、構成部分の存在または追加を排除するものではない。
本発明の様々な態様は、以下の添付図面を参照することで、より深く理解できる。図中の構成部分は、本来の比率で描かれているわけではなく、単に本発明の原理を示すものである。本発明のある部分を表すまたは記載することを容易にするために、図中の対応するセクションを強調、例えば、本発明により実際に作成される具体的な装置において他の構成部分と比較して拡大、されることがある。1つの図面または1つの実施形態において記載される要素および特徴は、本発明の1または複数の他の図面または実施形態において記載される要素および特徴と組み合わせることができる。加えて、図中の類似する参照番号は、いくつかの図面において対応する構成部分を示し、また、実施形態において使用される複数の対応する構成部分を示すために使用することもできる。
上述の態様によれば、XPMにより生じる位相雑音の統計的特性を得ることができる。
図面は、本発明の好適な実施形態を示し、明細書の記載と共に本発明の原理、特徴、利点をさらに述べる記載の一部を構成する。図面は、以下の通りである。
本発明の1つの実施形態のデジタル光コヒーレント通信受信器、およびその中でXPM自己相関特性をモニタする装置の位置を示す図である。 本発明の1つの実施形態のXPM自己相関特性をモニタする装置のMSDP測定部を示すブロック図である。 本発明の1つの実施形態のXPM自己相関特性をモニタする装置のMSDP処理部を示すブロック図である。 本発明のモニタ装置により得られるXPMによる位相雑音の自己相関系列と理想的な参照カーブとの比較を提示する図である。 本発明の1つの実施形態のXPM自己相関特性をモニタする方法を示すフローチャートである。
本発明の具体的な実施形態について、添付する図面を参照しながら以下に記載する。本発明の実施形態の記載において、位相雑音の統計的特性をモニタする装置および方法は、デジタルコヒーレント受信器に適用される。しかし、これは本発明を限定するものではなく、本発明の実施形態による位相雑音の統計的特性をモニタする装置および方法は、他のシステム、例えば光通信リンクにおいてオンラインで性能を評価するシステム、にも適用可能である。
デジタルコヒーレント受信器への適用において、本発明は、デジタル信号処理方法で、受信信号サンプルから、相互位相変調により生じる位相雑音の統計的特性、すなわち位相雑音の自己相関系列を取得する。
図1は、典型的なデジタル光コヒーレント通信受信器、およびその中でXPM自己相関特性をモニタする装置の位置を示す。図1に示すように、デジタル光コヒーレント通信受信器は、局部発振レーザ102、光90度周波数ミキサ103、バランス型光電検出器104、アナログ/デジタル変換器(ADC)105を備える。これらの構成部分は、コヒーレント受信器のフロントエンド処理部を形成する。フロントエンド処理部は、光信号101をベースバンドデジタル電気信号(I+jQ)111に変換する。Iは同相成分であり、Qは直交成分である。また、デジタル光コヒーレント通信受信器は、周波数オフセット補償器106、位相再生器107、データ再生器108、周波数オフセット推定器109をさらに備える。周波数オフセット補償器106、位相再生器107、データ再生器108によるデジタル信号処理の後、ベースバンドデジタル電気信号111は、データ出力113(データ113と呼ぶこともある)を形成する。
周波数オフセット推定器109は、ベースバンドデジタル電気信号111に基づいて周波数オフセットの値を推定し、その周波数オフセットにより生じる位相誤差値112を出力する。周波数オフセット推定器109の位置、すなわち他の構成部分との接続関係は、変えることができる。デジタル受信器の具体的な動作方法については、中国特許出願「光コヒーレント受信器、周波数オフセット推定装置、および光コヒーレント受信器における使用のための方法」(発明者:Lei LI他、出願番号200710166788.3)、中国特許出願「周波数オフセット補償装置および方法、光コヒーレント受信器」(発明者:Lei LI他、出願番号200710196347.8)、中国特許出願「位相オフセット推定器、コヒーレント受信器、位相オフセット推定方法」(発明者: Zhenning TAO他、出願番号200710188795.3)を参照。上述のすべての構成部分は、従来の構成部分および従来の方法を利用して実現することができる。従来のデジタル光コヒーレント通信受信器と異なり、本発明のデジタル光コヒーレント通信受信器は、XPM自己相関特性をモニタする装置110をさらに備える。XPM自己相関特性をモニタする装置110の入力信号は、ベースバンドデジタル電気信号111、周波数オフセットにより生じる位相誤差値112、データ113であり、その出力信号は、XPMにより生じる位相雑音の自己相関系列114である。
二乗平均差分位相(MSDP:mean-squared differential phase)値の解析に基づいて動作する際に、XPM自己相関特性をモニタする装置110は、主に2つのセクション、すなわちMSDP測定部およびMSDP処理部、から構成される。なお、MSDP処理部は、MSDP測定部に基づいてMSDP測定部と共に動作するが、これら2つのセクションは、互いに異なる製品に分けて製造することもできる。XPM自己相関特性をモニタする装置110は、MSDP測定部だけであってもよい。これら2つのセクションについては、それぞれ以下に記載する。
図2は、1つの実施形態のXPM自己相関特性をモニタする装置110のMSDP測定部を示すブロック図である。図2に示すように、モジュール201においてまずデータ113の複素共役が計算され、続いてデータ113の複素共役にベースバンドデジタル電気信号111が乗算されて、データが除去されたデジタル電気信号202が得られる。そして、デジタル電気信号202は、偏角計算器203に入力される。もちろん、もし、ベースバンドデジタル電気信号111が変調情報を持たない特別な信号であれば(例えば、送信器から放射される光信号が変調されていない連続光CW信号である場合)、偏角計算器203に直接的に入力されてもよい。偏角計算器203において、デジタル電気信号202の複素信号に対して偏角計算が実行される。続いて、アンラッパ(unwrapper)204は、偏角計算器203により得られる偏角に対してアンラップ処理を実行する。偏角計算器203により得られる数値は、範囲[0,2π]の中に入るように処理される。アンラップ処理の機能は、偏角計算器により得られる数値の範囲を[−∞,+∞]にまで広げることである。
ここで、任意の公知の位相アンラップ方法、例えばMATLABのアンラップ関数、を使用することができる。続いて、周波数オフセットにより生じる位相誤差112が引き算され(もちろん、周波数オフセットが比較的小さいときは、この手順を省略できる)、これにより位相信号206が得られる。位相信号206は、
Figure 0005293832
で表わすことができる。
Figure 0005293832
はXPMにより生じる位相シフト、
Figure 0005293832
はレーザ線幅により生じる位相シフト、
Figure 0005293832
は増幅器自然放射雑音により生じる位相シフト、添え字iは離散時間サンプル信号の時系列を表す。本発明の1つの実施形態においては、位相信号206は、まず遅延器207においてNシンボル(Nは、1以上の整数)だけ遅延され、これにより位相信号208が得られる。位相信号208は、
Figure 0005293832
で表わすことができる。続いて、引き算器209において位相信号206と遅延位相信号208との間の差分が得られる。その後、モジュラス二乗部210において上記差分信号の絶対値の二乗が得られ、さらに平均化器211において上記絶対値の二乗が平均化される。
平均化器211において得られるものは、遅延シンボル数Nに対応するMSDP値212であり、それは下記のように表わされる。
Figure 0005293832
以下の情報は、(1)式を導き出す処理において使用される。
Figure 0005293832

Figure 0005293832

Figure 0005293832
は互いに独立している。
Figure 0005293832
Figure 0005293832
Figure 0005293832
および
Figure 0005293832
は、
Figure 0005293832

Figure 0005293832
に対して静止したランダムな処理である。
Figure 0005293832
および
Figure 0005293832
は、平均がゼロであって、独立かつ同一に分布しており、したがって
Figure 0005293832
となる。
図3は、本発明の1つの実施形態のXPM自己相関特性をモニタする装置110のMSDP処理部を示す具体的なブロック図である。入力信号212は、図2の出力信号であるMSDP値である。対応するMSDP値は、一定の遅延Nのそれぞれに対して得ることができる。対応するMSDP系列は、遅延シンボル数Nを、例えばN=1,2,3,...のように順番に、変えることで得られる。なお、遅延シンボル数Nの変化は、上述のように1ずつ順番に変えていく方法に限定されるものではなく、一定の間隔で得られる限りは、例えばN=2,4,6,...のようにして取得してもよい。ただし、1よりも大きな間隔で等間隔を実現することは、アナログ/デジタル変換器のサンプリングレートを低くすることと等価であり、このことは、XPM自己相関特性をモニタする装置から出力される自己相関系列の時間間隔を大きくし、統計的な情報の量を減らすことになる。MSDP系列は、遅延系列取得部301により取得される。遅延系列取得部301は、例えば、メモリおよび遅延量変更部で形成することができる。遅延量変更部は遅延量Nの値を変化させ、メモリは、異なるNの値に対してそれぞれ得られるMSDP値を順番に格納する。遅延系列取得部301は、MSDP系列取得部とも呼ばれる。続いて、本発明の1つの実施形態においては、雑音抑制部302は、MSDP系列に対して雑音抑制処理を実行する。ただし、レーザ線幅により生じる位相シフトおよび増幅器自然放射雑音により生じる位相シフトが比較的小さいとみなすことが出来るときには、雑音抑制部302を省略してもよい。
なお、遅延系列取得部301は、例示することを目的として、MSDP処理部において独立した構成部分として描かれているが、雑音抑制部302内に組み込まれるようにしてもよい。雑音抑制部302を使用しない場合には、遅延系列取得部301は、自己相関系列取得部306内に組み込まれるようにしてもよい。また、遅延系列取得部301は、上述のように、MSDP取得部内に組み込まれるようにしてもよい。
上述した(1)式に示すように、MSDP系列は、XPM効果、レーザ線幅、増幅器自然放射雑音の情報を含む。これらの情報は、レーザ線幅および増幅器自然放射雑音の値を計算してそれらの影響を除去するために使用することができ、これによりXPM効果の特性を得ることができる。
雑音抑制部302は、レーザ線幅の影響抑制部303および増幅器自然放射雑音の影響抑制部304の一方または双方を含むようにしてもよい。これらの双方が使用されるときは、それらの動作の先後に区別はない。ただし、例示を簡単にするために、ここでは、レーザ線幅の影響抑制部303の動作が先に実行されるものとする。
レーザ線幅の影響抑制部303の処理の原理は、以下の通りである。
Nが比較的大きいときは、
Figure 0005293832
および
Figure 0005293832
は互いに独立しており、
Figure 0005293832
である。そして、MSDPは下記のように表わすことができる。
Figure 0005293832
Figure 0005293832
は、Nとは無関係であり、よって定数Cで表すことができる。Δfはレーザ線幅を表し、ΔTはサンプリング期間を表し、それらはいずれも定数である。下式は、レーザ線幅の特性を示す(Gilad Goldfarb et al.による文献“BER estimation of QPSK homodyne detection with carrier phase estimation using digital signal processing” (Optics Express, Vol. 14, Issue 18, pp. 8043-8053, Sept. 2006) 参照)。
Figure 0005293832
したがって、Nが比較的大きいときは、MSDPは、Nに対してリニアな関係を有する。2πΔfΔTの値は、Nに対するMSDPの傾きを計算することにより取得できる。ΔTは、公知のアナログ/デジタル変換器のハードウェア設定なので、Δfの値を計算することは可能である。このステップは、レーザ線幅の値の測定を完成させる。下記の(3)式により、MSDPへの線幅の影響を除去することができる。
MSDP_303(N)=MSDP(N)−N×2πΔfΔT (3)
上述した「N」は「大きい」という評価条件は、実際のWDM光通信システムにおけるシステムパラメータ(例えば、変調率、変調方式、チャネル間隔、波長分散マネジメント等)に依存して変化する。本発明において、Nに対してMSDP系列301におけるMSDPのカーブをエミュレーションで観測することにより、Nが比較的大きいか判定することができる。MSDPカーブが直線または略直線となり始めるときのNの値をMとすると、「M以上」を満たす任意の遅延シンボル数Nは、「大きい」Nについての評価条件を満足する。経験的に、より大きな値のNを決定することができる。
増幅器自然放射雑音の影響抑制部304の処理の原理は、以下の通りである。
Figure 0005293832
および
Figure 0005293832
は、それぞれ、隣接するサンプリング期間において互いにほぼ同じであるものと仮定する。すなわち、
Figure 0005293832
とする。したがって、増幅器自然放射雑音の値は、MSDP(N=1)を介して得られる。
Figure 0005293832
Figure 0005293832
は、増幅器自然放射雑音の値を見積もるための統計量である。よって、このステップは、増幅器自然放射雑音の値の測定を完成させる。MSDPに対する増幅器自然放射雑音の影響は、(5)式で除去することができる。
Figure 0005293832
雑音抑制部302による雑音抑制の後、或いは、これらの雑音が比較的小さいときは、MSDP信号は、信号305として表わすことができる。すなわち、下記の通りである。
Figure 0005293832
信号305で構成されるMSDP系列は、XPM効果により生じる位相シフト情報のみを含むので、自己相関系列取得部306によって直接的に自己相関系列に変換することができる。
自己相関系列取得部306の計算処理は、以下の通りである。
N(N≧M)が比較的大きいときは、
Figure 0005293832
および
Figure 0005293832
は互いに独立しており、
Figure 0005293832
である。そして、MSDPは一定であり、(7)式の通りである。
Figure 0005293832
定数C_306は、動作中にNに対するMSDPのカーブを観測することにより決定することができる。
N≧Mであるときは、MSDPの値は変化することはなく、この値は正確にC_306である。大きな値のNと同様に、C_306も、経験により、または予め行われるエミュレーションにより、得ることができる。
(6)式および(7)式によれば、自己相関系列は、下記のように記載することができる。
Figure 0005293832
そして、XPMにより生じる位相雑音の自己相関系列114は、(8)式を計算することによって得られる。
自己相関系列114は、位相雑音の補償等のために、システムを評価および最適化するためのオペレータ、位相雑音補償モジュール、チャネル特性評価モジュール、またはシステム最適化モジュールへ提供するようにしてもよい。
図4は、典型的なWDM光通信システムにおける、理想的な参照カーブと、本発明のモニタ装置により得られるXPMによる位相雑音の自己相関系列との比較を示す。この図面から分かるように、特許請求の範囲に記載の装置の出力は、理論的な結果と非常によく一致している。
図5は、本発明の1つの実施形態のXPM自己相関特性をモニタする方法を示すフローチャートである。図5に示すように、本発明の1つの実施形態のXPM自己相関特性をモニタする方法においては、まずステップ501で、遅延パラメータdelayが1に設定される。続いてステップ502において、入力信号の偏角が計算される。上述したように、入力信号は、例えば、ベースバンドデジタル電気信号111、またはデータ113の複素共役とベースバンドデジタル電気信号111との積である。ステップ503において、ステップ502で得られた偏角がアンラップされる。すなわち、偏角計算器によって計算された数値が範囲[−∞,+∞]に広げられる。続いて、図示していないが、周波数オフセットが比較的大きいときは、その周波数オフセットにより生じる位相誤差が、外部に設けられている周波数オフセット推定器から入力される周波数オフセット情報を利用して、補償される。周波数オフセットが小さいと経験的に予測または決定されるときは、このステップは省略される。ステップ504において、アンラップされた偏角は、delay個のシンボル分だけ遅延させられる。ステップ505におおいて、現在の偏角から、遅延させられた偏角が引き算される。すなわち、現シンボルの偏角から、delay個のシンボル分だけ前の偏角を引き算し、位相信号を取得する。ステップ506において、この位相信号の絶対値の二乗が得られる。ステップ507において、現在のdelayについて得られる複数の絶対値の二乗値が平均化され、その平均値が格納される。
ステップ508において、現在のdelayの値が予め決められた値、例えばある整数N、よりも小さいか判定される。もし、現在のdelayの値が予め決められた値Nよりも小さければ(ステップ508でYes)、ステップ509に進み、delayの値を大きくする。この実施形態では、delayの値は1だけ大きくされる。上述したように、delayの値は、1以外の数値、例えば2、3等、だけ大きくしてもよい。そして、ステップ502〜508が繰り返される。
もし、現在のdelayの値が予め決められた値Nよりも小さくなければ(ステップ508でNo)、ステップ510において雑音が抑制される。この雑音抑制は、ステップ507で格納された、異なるdelayの値について得られる位相信号の絶対値の二乗の平均値により形成される系列(遅延系列とも呼ぶ)に向けられる。雑音抑制は、レーザ線幅の影響の抑制または増幅器自然放射雑音の影響の抑制の一方または双方を含む。双方が使用されるときは、それらの動作の先後の区別はない。
最後に、ステップ511において、雑音が抑制された遅延系列に基づいて、XPM自己相関系列が取得される。
本発明の位相雑音の統計的特性をモニタする装置および方法を使用すれば、XPMにより生じる位相雑音の自己相関系列を取得すること、およびレーザ線幅および増幅器自然放射雑音を測定することが可能であり、位相雑音の補償、チャネル特性の評価、システムの最適化が容易になる。
本発明の具体的な実施形態について上述した。ただし、この技術分野の当業者にとって明らかであるが、本発明について様々な変形、変更、および置換えが可能である。したがって、本発明の特許請求の範囲の精神または範囲内に含まれるすべての変形、変更、および置換えは、本発明に係る保護範囲の下で説明される。

Claims (7)

  1. デジタルコヒーレント光通信受信器のデータ再生部により再生されるデータを表す第1の信号の複素共役を取得する複素共役部(201)と、
    前記デジタルコヒーレント光通信受信器のフロントエンドプロセッサから出力される第2の信号と前記複素共役部により得られる前記第1の信号の複素共役との積(202)を取得する乗算器と、
    前記乗算器の出力信号の偏角を取得する偏角計算部(203)と、
    前記偏角計算部(203)により得られる偏角をアンラップして位相信号(205)を取得するアンラッピング部(204)と、
    前記位相信号を遅延させる遅延部(207)と、
    前記アンラッピング部(204)により得られる位相信号と、前記遅延部(207)により遅延された位相信号との間の差分を取得する差分部(209)と、
    前記差分の絶対値の二乗を取得する絶対値二乗部(210)と、
    前記絶対値二乗部(210)により得られる複数の差分の絶対値の二乗を平均化して二乗平均差分位相(MSDP)値を取得する平均化部(211)と、
    を備える位相雑音の統計的特性をモニタする装置
  2. 前記平均化部が複数の異なるMSDP値を取得するように、前記遅延部の遅延量を変えることにより、MSDP値系列を取得するMSDP値系列取得部(301)と、
    前記MSDP値系列に基づいて位相雑音の自己相関系列を取得する自己相関系列取得部(306)、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の位相雑音の統計的特性をモニタする装置。
  3. レーザ線幅に起因して生じる前記位相信号に対する位相シフトを測定し、その測定した位相シフトに基づいて前記MSDP値系列において前記レーザ線幅の影響を抑制するレーザ線幅の影響抑制部(303)をさらに備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の位相雑音の統計的特性をモニタする装置。
  4. 増幅器自然放射雑音に起因して生じる前記位相信号に対する位相シフトを測定し、その測定した位相シフトに基づいて前記MSDP値系列において前記増幅器自然放射雑音の影響を抑制する増幅器自然放射雑音の影響抑制部(304)をさらに備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の位相雑音の統計的特性をモニタする装置。
  5. 前記デジタルコヒーレント光通信受信器の周波数オフセット推定器(109)から前記周波数オフセット推定器により推定される周波数オフセットにより生じる位相誤差値を受信し、前記アンラッピング部(204)により得られる位相信号(205)から前記位相誤差値を引き算することにより、前記位相信号から位相誤差を除去する位相誤差除去部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の位相雑音の統計的特性をモニタする装置。
  6. 光信号を受信するフロントエンドプロセッサと、
    前記フロントエンドプロセッサから出力される信号に基づいてデータを再生するデータ再生部と、
    前記フロントエンドプロセッサの出力信号および前記データ再生部により再生されるデータを表す信号に基づいて、位相雑音の統計的特性をモニタする装置と、を有し、
    前記位相雑音の統計的特性をモニタする装置は、
    前記データ再生部により再生されるデータを表す信号の複素共役を取得する複素共役部(201)と、
    前記フロントエンドプロセッサから出力される信号と前記複素共役部により得られる複素共役信号との積(202)を取得する乗算器と、
    前記乗算器の出力信号の偏角を取得する偏角計算部(203)と、
    前記偏角計算部(203)により得られる偏角をアンラップして位相信号(205)を取得するアンラッピング部(204)と、
    前記位相信号を遅延させる遅延部(207)と、
    前記アンラッピング部(204)により得られる位相信号と、前記遅延部(207)により遅延された位相信号との間の差分を取得する差分部(209)と、
    前記差分の絶対値の二乗を取得する絶対値二乗部(210)と、
    前記絶対値二乗部(210)により得られる複数の差分の絶対値の二乗を平均化して二乗平均差分位相(MSDP)値を取得する平均化部(211)と、を有する
    ことを特徴とするデジタルコヒーレント光通信受信器。
  7. デジタルコヒーレント光通信受信器のデータ再生部により再生されるデータを表す第1の信号の複素共役を取得するステップと、
    前記デジタルコヒーレント光通信受信器のフロントエンドプロセッサから出力される第2の信号と前記第1の信号の複素共役との積を取得するステップと、
    前記積を表す信号の偏角を取得する偏角計算ステップと、
    前記偏角計算ステップにおいて得られる偏角をアンラップして位相信号を取得するアンラッピングステップと、
    前記位相信号を遅延させる遅延ステップと、
    前記アンラッピングステップにおいて得られる位相信号と、前記遅延ステップにおいて遅延された位相信号との間の差分を取得する差分ステップと、
    前記差分の絶対値の二乗を取得する絶対値二乗ステップと、
    前記絶対値二乗ステップにおいて得られる複数の差分の絶対値の二乗を平均化してMSDP値を取得する平均化ステップと、
    を備える位相雑音の統計的特性をモニタする方法。
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