JP5293434B2 - マクロ基地局からプライベートアクセス可能フェムト基地局への移動局のシームレスハンドオーバー要求 - Google Patents

マクロ基地局からプライベートアクセス可能フェムト基地局への移動局のシームレスハンドオーバー要求 Download PDF

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Description

本発明は、ワイヤレスネットワークに関し、より具体的には、マクロ基地局からプライベートアクセス可能フェムト基地局への移動局のシームレスハンドオーバーに関する。
IEEE802.16はブロードバンドワイヤレスアクセス(BWA)のための一連の新たな標準規格であり、一般的にはWiMAXとして知られている。WiMAXは、第4世代のワイヤレスモバイルシステムをターゲットにしたワイヤレス技術の一つである。IEEE802.16の基礎仕様に対するIEEE802.16eの修正により、11GHzより下のライセンスされた周波数及びライセンスが免除された周波数における組み合わせ、固定、及び移動オペレーションが可能となる。IEEE802.16は、複数のクラスのインターネットプロトコル(IP)アプリケーション及びサービスをサポートできるスループットが高いパケットデータネットワークラジオインターフェースを規定している。このアプリケーション及びサービスには、ボイスオーバーIP(VoIP)のような同時的アプリケーションや、TCPアプリケーションのようなバーストデータアクセスプロファイルを有するアプリケーションなどが含まれる。IEEE802.16−2004とIEEE802.16−2005で定められた標準を、共にここに参照援用する。
基本的なWiMAXネットワークカバレッジは、他のモバイルワイヤレスネットワークと同様のやり方(例えば、大出力のマクロ基地局)を用いて提供されている。セル内におけるカバレッジとキャパシティを大きくするために、小型基地局装置を分散させることが検討されてきた。ターゲットとするユーザーの数と想定するアプリケーションのタイプに応じて、WiMAX業界では、ナノ基地局、ピコ基地局、またはフェムト基地局として小型基地局装置を定義している。ラジオカバレッジを拡大し、またはマクロ基地局(MBS)のスループットを大きくする中継局(RS)も導入されている。RSは、MBSと移動局(MS)との間でアクティブサービスフローのデータを転送する、MBSに対するローコストの代替物である。
フェムト基地局(fBS)は最も小型の基地局装置である。fBSは、要するに、ユーザーが購入して自宅やオフィスに設置できる小型のWiMAX MBSである。fBSは、基本的に、IEEE802.16標準に基づき、MSBと同じ無線インターフェース機能をユーザーのMSに提供する。MBSと比較して、fBSはローコスト、ローパワーのラジオシステムであり、能力は小さい。ユーザーはfBSをビルの中に設置して、帯域幅とカバレッジを大きくし、固定/移動コンバージェンスなどの新しいアプリケーションを使えるようにすることができる。fBSは、ユーザーのビルの中に配置されると、ユーザーのビルの外にあるMBSからMSが受けるよりも高い信号強度と良いリンク品質を提供することが多い。
fBSは、ネットワーク運営者のサポートが全くないか、ほとんどサポートが無くても、カスタマが自宅に設置できるものと想定されている。これは他のタイプの小型基地局装置とは異なる。他のタイプの小型基地局装置は、一般的にはネットワーク運営者により設置され、監視される。fBSは家庭またはオフィス環境で運営されるので、fBSはプライベートな機器であり、所有者の装置でのみアクセスすることができると考えるのが自然である。しかし、場合によっては、fBSの所有者は、所有者でない人のMSにサービスを提供する場合もある。かかるfBSは公衆アクセス可能fBSと呼ぶ。
[関連出願]
本願は、ウェイ・ペン・チェンらにより2008年6月13日に出願された米国仮出願第61/061,462号(発明の名称「マクロ基地局とフェムト基地局との間のハンドオーバー」、代理人管理第073338.0619号の米国特許法第119条(e)項の利益を主張するものである。
本発明の教示は、マクロ基地局からプライベートアクセス可能なフェムト基地局への移動局のシームレスハンドオーバーに関する。この方法は、移動局のサービスをマクロ基地局にハンドオーバーするフェムト基地局のハンドオーバー要求を受け取る段階を含む。また、この方法は、前記フェムト基地局の識別情報を受け取る段階を含む。前記ファムと基地局の識別情報を前記移動局と関連づけて関連情報を生成する。前記フェムト基地局の識別情報と前記関連情報を記憶する。
他の実施形態において提供される方法は、マクロ基地局にハンドオーバーされる移動局のハンドオーバー要求を受け取る段階を含む。移動局の識別情報を受け取る。前記移動局の識別情報を、フェムト基地局の識別情報と一移動局の識別情報とを含む記憶された関連情報と比較する。前記方法は、さらに、前記記憶された関連情報を用いて、前記移動局の識別情報が、関連づけられた移動局の識別情報と一致するか判断する段階を含む。前記関連づけられたフェムト基地局に関する情報を、前記関連づけられた移動局に送信する段階を含む。
具体的な実施形態の技術的な有利性として、マクロ基地局からプライベートアクセス可能フェムト基地局に移動局をハンドオーバーする際のレイテンシが低下する。また、移動局のハードウェアまたはソフトウェアを変更しなくても、フェムト基地局へのハンドオーバー動作を速くすることができる。ハンドオーバープロセスは自己学習的かつ自律的であり、マクロ基地局やフェムト基地局をマニュアル的に設定するする必要はない。実施形態の他の技術的有利性として、ワイヤレスネットワークにおける、キャパシティの増加と、移動局にサービスするマクロ基地局及びフェムト基地局との間の負荷バランスがある。
他の技術的な有利性は、以下の図面、詳細な説明、及び特許請求の範囲に基づき、当業者には容易に明らかとなるであろう。さらに、具体的な有利性を上記したが、様々な実施形態は上記の有利性のすべてまたは一部を含んでもよいし、全く含まなくてもよい。
具体的な実施形態とそれらの優位性をよりよく理解してもらうために、添付した図面を参照しつつ以下に説明する。
一実施形態による、様々な通信ネットワークを含む通信システムを示す図である。 一実施形態による、端末、マクロ基地局、及びフェムト基地局をより詳細に示すワイヤレスネットワークを示す図である。 WiMAXシステムにおけるマクロ基地局とプライベートアクセス可能なフェムト基地局との間のシームレスハンドオーバー方法の部分を示す図である。 WiMAXシステムにおけるマクロ基地局とプライベートアクセス可能なフェムト基地局との間のシームレスハンドオーバー方法の部分を示す図である。 スキャン時間を短くして、WiMAXシステムにおけるマクロ基地局とプライベートアクセス可能フェムト基地局との間のシームレスハンドオーバーを実現する方法例を示すフローチャートである。 スキャン時間を短くして、WiMAXシステムにおけるマクロ基地局とプライベートアクセス可能フェムト基地局との間のシームレスハンドオーバーを実現する方法例を示すフローチャートである。
図1は、一実施形態による、様々な通信ネットワークを含む通信システムを示す図である。通信システム100は、複数のネットワーク110を有する。各ネットワーク110は、独立して、または他のネットワークと共に、相異なる1つ以上のサービスを提供するように設計された通信ネットワークである。例えば、ネットワーク110により、インターネットアクセス、ワイヤレスアクセス(例えば、WiMAXサービス)、オンラインゲーム、ファイル共有、ピア・ツー・ピア(P2P)ファイル共有、IP電話(VoIP)、IPテレビ電話、またはネットワークが提供するその他のタイプの機能が容易になる。複数のネットワーク110は、有線通信や無線通信の様々なプロトコルを用いて、それぞれのサービスを提供する。例えば、ネットワーク110aは、802.16ワイヤレスネットワーク(例えば、802.16j)を含む。これは、一般的にはWiMAXとして知られており、MBS120等のマクロ基地局(MBS)、RS130等の中継局(RS)、fBS190等のフェムト基地局(fBS)を含む。
説明を単純かつ容易にするため、以下の説明では、関係する様々な装置(entities)に対して簡単な用語を用いる。「オーナー」は、fBSを購入したか、fBSが登録されている人または組織をいう。「ユーザー」は、ワイヤレスリソースを消費する人または組織(entity)をいう。「アクセスサービス」は、オーナーがインターネット等の外部ネットワークへのアクセスに用いるサービスをいう。「アクセスサービスプロバイダー」または「インターネットサービスプロバイダー」(ISP)は、オーナーにアクセスサービスを提供する事業者(entity)をいう。「キャリアサービス」は、ユーザーがWiMAX等のワイヤレスアクセスに利用するサービスをいう。「キャリアサービスプロバイダー」または「ワイヤレスサービスプロバイダー」(ISP)は、ユーザーにキャリアサービスを提供する事業者(entity)をいう。このような用語を用いて単純化するが、可能性のある実施形態の全範囲を表すものではない。例えば、オーナーはユーザーであってもよく、ISPはキャリアサービスプロバイダーでもあってもよい。他の例として、ISPは直接オーナーにインターネットアクセスを提供しなくてもよい(例えば、ISPがビルに対してインターネットアクセスを提供し、ビルのオーナーがfBSのオーナーにインターネットアクセスを提供してもよい)。
図1に示した実施形態はfBS190を含む。fBS190は、オーナーが購入(またはリース)した小型基地局である。オーナーは、自分の責任で、自宅などにfBSを設置する。fBSは、設置されると、地理的に狭いカバレッジエリアを提供する。これを用いてオーナーの建物における信号カバレッジを改善できる。シナリオに応じて、オーナーはこのカバレッジを、他の未知のユーザーと共有してもよい(すなわち、fBSはパブリックfBSである)。または、既知の許可を受けたユーザーに限定してもよい(すなわち、fBSはプライベートfBSである)。
設定プロセスの一部には、fBSに対するバックホールコネクションのためのネットワークアクセスの提供が含まれる。図1から分かるように、fBS190はネットワークアクセス装置180に接続される。この接続は、fBS190に、キャリアサービスプロバイダーのネットワークであるネットワーク110eへのバックホールコネクションを提供する。ネットワークアクセス装置180は、オーナーに一般的なネットワークアクセスを提供してもよい。明らかに、fBS190は、専用バックホール通信ラインは使わず、オーナーの既存のネットワークアクセスを使う。実施形態やシナリオによって、ISP及びWSPは同一のエンティティであってもよい。
fBS190は、オーナーの既存のネットワークアクセスを用い、これは従来のワイヤレスアクセスポイントと同様である。しかし、ユーザーがfBSのカバレッジエリアを離れると、ユーザーをRS130またはMBS120にハンドオフする。ユーザーのMSは、fBS190と、RS130またはMBS120とで、同じワイヤレスインターフェースを用いるので、ハンドオフが可能である。さらにまた、ライセンス免除の帯域で運用される従来のWiFiワイヤレスアクセスポイントとは異なり、fBSはライセンス帯域で運営される。
ネットワーク110a等のワイヤレスプロトコル(例えば、802.16jや802.16m)を用いるネットワークにおいて、ある実施形態では、fBS190はパブリックでもプライベートでもよい。パブリックfBSにはどの端末(endpoints)140も接続できる。プライベートfBSには、それに接続することを許可された端末140が接続できる。例えば、fBS190aは、オーナーが自宅に設置したプライベートfBSである。fBS190aのオーナーは、fBS190aに接続することを許可された端末140h、140i(例えば、そのオーナーの電話(例えば、移動電話)と、コンピュータ)を有する。したがって、この2つの端末(endpoints)のみがfBS190aに接続できる。一方、fBS190bは、オフィスに設置されたパブリックfBSである。したがって、fBS190bのカバレッジエリア内にいる端末140はどれも接続できる。
実施形態によっては、fBS190へのシームレス接続を提供することが望ましい。図3A及び図3Bを参照して詳しく説明する方法により、端末140はfBS190に接続でき、一方でレイテンシとスキャン時間を最小化できる。これにより、端末140は、ワイヤレスネットワークのユーザーにトランスパレント(transparent)なやり方で、fBSに接続することができる。
各端末140は、MBS120、複数のRS130、または複数のfBS190のうちの1つと接続される。単純化のため、端末が接続されるコンポーネントをアクセス局と呼ぶ。例えば、端末140hのアクセス局はfBS190aである。各端末140とそのアクセス局との間にはワイヤレス接続150があり、アクセスリンクと呼ぶ。これらのワイヤレス接続は、端末にネットワークへのアクセスを提供するので、アクセスリンクと呼ばれる。同様に、各RSとMBSとの間に(または2つのRSの間に)、ワイヤレス接続150があってもよい。これは中継リンクと呼ばれる。このワイヤレス接続は、アクセスリンクとMBSとの間の通信を中継するので、中継リンクと呼ばれる。
ワイヤレス接続は、(例えば、ダウンリンクマップまたはアップリンクマップに記述されるように)、例えば中心周波数、帯域幅、時間スロット、及び/またはサブチャネルの組み合わせなどの様々なワイヤレスリソースを含む。実施形態では、リンクが使用するリソース量をスロットの点から見て説明すると便利である。実施形態によっては、一スロットは、ある数のサブチャネルとシンボル(時間スロットとも呼ばれる)を含み得る。例えば、IEEE802.16e−2005標準のセクション8.4.3.1は、1つのサブチャネルと2つのシンボルを含むスロットを規定している。
一エリアにおけるワイヤレス接続150の数が増えると、ワイヤレス接続150間の干渉が強く厳しいものとなる。よって、どこにfBSが設置されたか知ることが望ましい。特定の実施形態では、アップリンクサウンディング(uplink sounding)を用いて、MBS120、複数のRS130、及び複数のfBS190の間のチャネルゲインとMBS120間の干渉の強さを推定する。それゆえ、ワイヤレス接続の品質と効率の決定にアップリンクサウンディングを用いる。
特定の実施形態では、端末140は、それぞれのアクセス局とのアクセスリンクのスペクトル効率に基づき、どのアクセス局(例えば、MBS120、RS130、またはfBS190のうちの1つ)に接続するか選択する。スペクトル効率は、CINR(Carrier to Interference-plus-Noise Ratio)により決まるMCS(Modulation and Coding Scheme)レベルを用いて決定でき、bits/Hz/sec単位で測定される。例えば、コーディングレートが1/2のQPSK(Quadrature Phase-Shift Keying)変調信号のスペクトル効率は1ビット/Hz/secである。さらに、実施形態によっては、fBSがアクセス局としてより好適に見えるようにネットワーク110aを構成して、可能であればMSがfBSに接続するようにしてもよい。
通信システム100は、異なる6つのネットワーク(ネットワーク110a−110f)を含むが、「ネットワーク」という用語は、信号、データ、及び/またはメッセージを送信できる任意のネットワークまたはネットワークの組み合わせをいうものとして解釈すべきである。送信される信号、データ、及び/またはメッセージには、ウェブページ、電子メール、テキストチャット、VoIP、及びインスタントメッセージングにより送信されるものが含まれる。ネットワークの範囲、サイズ、及び/または構成に応じて、各ネットワーク110a−110fは、LAN、WAN、MAN、PSTN、WiMAXネットワーク、インターネット等の全世界に分散したネットワーク、イントラネット、エクストラネット、その他のワイヤレスネットワークまたは有線ネットワークとして実施してもよい。
ネットワーク110に含まれる有線リンク160、ワイヤレス接続150、ノード170及び/または端末140は、いくつでもよく、それらの組み合わせでもよい。図示と単純化のために、ネットワーク110aは少なくともその一部はWiMAXにより実施されるMANである;ネットワーク110bはPSTNである;ネットワーク110cはLANである;ネットワーク110dはインターネット等のWANである;ネットワーク110eは、ネットワーク110aを担当するキャリアサービスプロバイダーが運営するキャリアサービスネットワーク(CSN)である;ネットワーク110fは、ユーザーにインターネットアクセスを提供するインターネットサービスプロバイダーが運営するアクセスサービスネットワーク(ASN)である。図示はしていないが、CSNネットワーク110eとASNネットワーク110fは、両方とも、それぞれのサービスを提供するのに必要な、サーバー、モデム、ゲートウェイ、その他のコンポーネントを含んでいてもよい。ネットワーク110は、別個の6つのネットワークとして示したが、シナリオによっては、2つ、またはそれ以上のネットワークが1つのネットワークとなっていてもよい。例えば、WSPとISPは同一の事業者(business entity)であり、同一ネットワーク上で両方のサービスに必要なコンポーネントを有している。
一般的に、ネットワーク110a、及び110c−110fは、端末140及び/またはノード170(以下に説明する)の間におけるパケット、セル、フレーム、その他の情報の部分(ここでは一般的にパケットと呼ぶ)の通信を行う。特定の実施形態では、ネットワーク110a、及び110c−110fはIPネットワークである。IPネットワークはデータの送信にあたり、そのデータをパケット化して、1つまたはそれ以上の経路に沿って、送信先に各パケットを個別に送信する。ネットワーク110bは、例えばPSTNであり、交換局、中央オフィス、移動電話交換オフィス、ページャー交換オフィス、リモート端末、その他の関連電気通信機器を含み、これらは世界中に設置されている。ネットワーク110dはゲートウェイを介してネットワーク110bと結合している。実施形態によっては、ゲートウェイはネットワーク110b及び/または110dの一部である(例えば、ノード170eや170cはゲートウェイである)。ゲートウェイにより、PSTN110bは、ネットワーク110aまたは110c−110f等である非PSTNネットワークと通信することができる。
ネットワーク110aまたは110c−110fは、インターネットを含むがこれに限定されない他のIPネットワークに結合されている。IPネットワークは同じ方法でデータを送信するので、相互に接続されている異なるIPネットワークにあるデバイス間で信号を送信することができる。ネットワーク110aまたは110c−110f、他のIPネットワークに結合していることに加えて、インターフェース、またはゲートウェイなどのコンポーネントを介して非IPネットワークに結合していてもよい。
ネットワーク110は、複数の有線リンク160、ワイヤレス接続150、及びノード170を介して、互いに、及び他のネットワークと接続されている。有線リンク160、ワイヤレス接続150、及びノード170は、様々なネットワークを接続するだけではなく、端末(endpoints)140を互いに、及びネットワーク110またはその一部と結合している他のコンポーネントと相互接続する。ネットワーク110が相互接続していることにより、端末140は互いにデータ及び制御信号を通信でき、中間コンポーネントやデバイスはデータと制御データを通信できる。したがって、端末140のユーザーは、ネットワーク110に結合した各ネットワークコンポーネント間でデータと制御信号を送受信できる。
上記の通り、ワイヤレス接続150は、例えばWiMAXを用いる2つのコンポーネント間のワイヤレスリンクを表す。WiMAX MBSのレンジはRSとfBSにより拡張され、それによりネットワーク110aは、比較的少数の有線リンクを用いて、より大きなMANの地理的エリアをカバーできる。より具体的には、都市エリアの周りにMBS120と複数のRS130及びfBS190を適切に配置することにより、複数のアクセス局はワイヤレス接続150または既存の有線リンクを用いて、MBS120と通信し、ワイヤレス接続150を用いて都市エリア中のワイヤレス端末140と通信する。そして、MBS120は、有線接続160aを介して、他のMBS、ネットワーク110eのコンポーネント、ワイヤレス接続をできないネットワークコンポーネント、及び/またはMANの外の他のネットワーク(例えば、ネットワーク110dやインターネット)と通信できる。
上記の通り、ネットワーク110aのカバレッジ(coverage quality)をfBS190の使用により改善する。すなわち、WiMAX fBSのレンジは比較的短いので、ネットワーク110aは、ビルの内部など狭いエリアにいるユーザーに提供する信号品質と容量を改善できる。fBS190は、既存のネットワークアクセスを用いてアクセスリンクを提供できる。すなわち、fBS190は、オーナーのネットワークアクセスデバイス180に接続する。fBS190は、一旦接続すると、オーナーのISPネットワーク(例えば、ネットワーク110f)が提供するオーナーのネットワークアクセスを利用して、キャリアサービスプロバイダーのネットワーク(例えば、ネットワーク110e)にバックホール接続する。
ノード170には、以下のものの任意の組み合わせが含まれる:ネットワークコンポーネント、モデム、セッションボーダーコントローラ、ゲートキーパー、ASNゲートウェイ、CSNゲートウェイ、セキュリティゲートウェイ、OAP&P(operation administration maintenance and provisioning)サーバー、ネットワークアクセスプロバイダー(NAP)サーバー、基地局、コンファレンスブリッジ、ルーター、ハブ、スイッチ、ゲートウェイ、エンドポイント、またはその他のハードウェア、ソフトウェア、組み込み論理回路であって通信システム100におけるパケットの交換をする通信プロトコルを実装したものの。例えば、ノード170aは、リンク160jを介してMBS120に有線接続され、リンク160aを介してネットワーク110dに有線接続された他のMBSであってもよい。ノード170aは、MBSとして、他の様々なMBS、RS、及び/または端末と、自分のワイヤレス接続をすることもできる。他の例として、ノード170eはゲートウェイであってもよい。ノード170eは、ゲートウェイノードとして、PSTNネットワークであるネットワーク110bに、IPネットワークであるネットワーク110dなどの非PSTNネットワークとの間で通信を行わせる。すなわち、ノード170eは、ゲートウェイとして、異なるネットワークが使う様々なプロトコル間の通信を変換する役割を担う。
ネットワークアクセスデバイス180は、ハードウェア、コンピュータ読み取り可能媒体に化体されたソフトウェア、及び/またはハードウェアに組み込まれるか記憶された符号化論理(例えば、ファームウェア)の任意の組み合わせにより、fBS190にネットワークアクセスを提供する。特定の実施形態では、ネットワークアクセスデバイス180はオーナーのISPにより提供され得る。例えば、オーナーのISPは、ケーブルテレビ事業者(cable company)であれば、ネットワークアクセスデバイス180としてケーブルモデムを提供する。他の例として、オーナーのISPは、電話会社であれば、ネットワークアクセスデバイス180としてxDSLモデムを提供する。言うまでもなく、ネットワークアクセスデバイス180は、fBS190以外のコンポーネントにもネットワークアクセスを提供する。例えば、オーナーは、自分のパーソナルコンピュータをネットワークアクセスデバイス180に接続してインターネットを利用できる。
端末140及び/またはノード170は、ハードウェア、コンピュータ読み取り可能媒体に化体されたソフトウェア、及び/またはハードウェアに組み込まれるか記憶された符号化論理(例えば、ファームウェア)の任意の組み合わせにより、ユーザーにデータやネットワークアクセスを提供する。例えば、端末140a−140kは、携帯電話、IP電話、コンピュータ、ビデオモニター、カメラ、PDA(personal data assistant)、またはその他のハードウェア、ソフトウェア、及び/またはコード化論理であってネットワーク110を用いたパケット(またはフレーム)通信をサポートするものが含まれる。端末140は、無人または自動のシステム、ゲートウェイ、その他の中間コンポーネント(intermediate components)、またはその他のデバイスであってデータ及び/または信号を送受信できるものを含んでも良い。
図1には特定の数と構成の端末、接続、リンク、及びノードを示したが、通信システム100が想定するデータ通信するコンポーネントの数や構成は任意である。また、通信システム100の要素には、集中したコンポーネントや通信システム100中に分散したコンポーネントが含まれる。
図2は、一実施形態による、端末、マクロ基地局、及びフェムト基地局をより詳細に示すワイヤレスネットワークを示す図である。すなわち、図示した実施形態は、単純化したネットワークであり、ネットワーク205、MBS210、fBS250、及び端末270を含む。別の実施形態では、ネットワーク200は、任意数の、有線またはワイヤレスネットワーク、MBS、端末、RS、fBS、及び/またはその他のコンポーネントであって有線接続であるかワイヤレス接続であるかに関わらずデータ通信を容易にする、またはそれに参加するものを含む。MBS210とfBS250は、プロセッサ212、252と、メモリ214,254と、通信インターフェース216,256と、ラジオ部217,257と、アンテナ218,258とを含む。同様に、端末270は、プロセッサ272、メモリ274、ラジオ部277、及びアンテナ278を含む。これらのコンポーネントは、ワイヤレスネットワーク(例えば、WiMAXワイヤレスネットワーク)におけるワイヤレス接続の提供など、ワイヤレスネットワーク機能を提供するために協働する。
ネットワーク205は、異なる1つまたは複数のオペレータにより運営される別々だが相互接続されたネットワークを含む。すなわち、ネットワーク205aはISPのネットワークである。fBS250のオーナーは、インターネット等のネットワークアクセスにネットワーク205aを用いることができる。オーナーにネットワークアクセスを提供する場合、ISPのネットワーク205aはモデム222、サーバー224、及びISPゲートウェイ226を含む。ISPはモデム222を用いてオーナーのモデム251と通信する。よって、モデム251とモデム222は、互いにデータを通信できるようにする補完的なハードウェア及び/またはソフトウェアを有する。モデム222は、ISPのネットワーク205aとオーナーのモデム251との間のゲートウェイとして機能する。特定の実施形態では、モデム222はセキュリティゲートウェイ機能を有する。サーバー224は、OAM&Pサーバー、認証・許可・アカウンティング(AAA)サーバー、DHCPサーバー、その他のサーバーであってISPがオーナーにネットワークアクセス(またはISPが提供するその他の機能)を提供するのに必要なものであってもよい。ISPゲートウェイ226は、ネットワーク205aをネットワーク205bと結合するのに必要なハードウェア及び/またはソフトウェアを有する。これにはセキュリティ機能(例えば、セキュアトンネルや仮想プライベートネットワーク(VPN)接続)を実装するのに必要なハードウェア及び/またはソフトウェアを含む。
ネットワーク205cは例えばWiMAXサービスプロバイダーのネットワークである。シナリオによっては、ネットワーク205cはユーザーまたはオーナーのWiMAXサービスプロバイダーのネットワークであってもよい。WiMAXサービスを提供する場合、ネットワーク205cはサーバー232とゲートウェイ234を利用する。サーバー232は、OAM&Pサーバー、ネットワークアクセスプロバイダー(NAP)サーバー、AAAサーバー、自己組織化ネットワーク(SON)サーバー、またはその他のサーバーであってWiMAXプロバイダーがfBS250の設定・認証やユーザーへのWiMAXサービスの提供に必要なものである。ゲートウェイ234は、ネットワーク205cをネットワーク205bと結合するのに必要なハードウェア及び/またはソフトウェアを有する。例えば、特定の実施形態では、ゲートウェイ234はセキュリティゲートウェイと、その後のASNゲートウェイである。セキュリティゲートウェイとASNゲートウェイは、ハードウェアコンポーネントがすべて同じでも、一部が同じでも、まったく違うものであってもよい。ゲートウェイ234も、fBS250とゲートウェイ234との間のセキュアトンネルまたはVPN接続を提供するセキュリティ機能を含む。このセキュリティ機能はfBS250からゲートウェイ234への送信の「盗聴(snooping)」を防止するのに重要である。これは、ISPがWiMAXサービスプロバイダーとは異なる者(entity)であるときに生じる。
ネットワーク205aと205cはネットワーク205bを介して結合している。ある実施形態では、ネットワーク205bはインターネットである。このように、かかる実施形態では、fBS250はインターネットを介してWSPのネットワークであるネットワーク205cに接続している。MBS210は、fBS250とは異なるゲートウェイ234に結合されている。ネットワーク205bは1つのネットワークとして示したが、図1を参照して説明したように、ネットワークの数はいくつでもよい。例えば、ネットワーク205bはインターネット、LAN、WAN、MAN、PSTN、またはこれらの組み合わせである。
プロセッサ212、252、及び272は、マイクロプロセッサ、コントローラ、またはその他の好適な計算装置、リソース、またはハードウェア、ソフトウェア、及び/またはコード化ロジックであって、単独または他のノード214のコンポーネント(メモリ214,254、及び/または274等)と共に、ワイヤレスネットワーキング機能を提供するように動作可能なものである。かかる機能には、ここで説明する様々なワイヤレス機能の提供を含む。例えば、プロセッサ212、252、及び272は、ワイヤレス接続290a及び/または290bのスペクトル効率を決定できる。プロセッサ212、252,272が少なくとも一部でも提供する別の例と機能を以下に説明する。
メモリ214、254,274はいかなる形態の揮発性メモリまたは不揮発性メモリでもよく、磁気メディア、光メディア、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、フラッシュメモリ、リムーバブルメディア、その他の好適なローカル(local)またはリモート(remote)のメモリコンポーネントが含まれるが、これらに限定はされない。メモリモジュール214,254,274は、MBS210、fBS250、及び端末270がそれぞれ利用する好適なデータ、命令、論理、または情報を記憶する。これには、コンピュータ読み取り可能媒体に化体されたソフトウェア、及び/またはハードウェアに組み込まれた、または記憶されたコード化論理が含まれる。例えば、特定の実施形態では、メモリモジュール214、254、274は、1つまたは複数のリンクのスペクトル効率に関する情報を記憶する。メモリモジュール214、254、274は、適切なコンポーネントにデータをいかにルーティングするか決定するのに有用なリスト、データベース、その他のデータ組織も有する。例えば、ある実施形態では、データを端末からMBSにルーティングするのに、(メッシュ構造ではなく)ツリー構造を用いる。すなわち、MBS210から端末270bへのパスが分かっているかも知れない。このパスまたはその一部を、メモリモジュール214、254、274に記憶する。メモリモジュール214、254、274に記憶する情報の別の例を以下に説明する。
ラジオ部217、257、及び277はそれぞれアンテナ218、258、及び278に、またはその一部に結合している。ラジオ部217、257、及び277はデジタルデータを受信する。このデータは、ワイヤレス接続を介して他のMBS、fBS、RS及び/または端末に送信されるものである。ラジオ部217、257、及び277は、デジタルデータを、適当な中心周波数と帯域幅パラメータを有するラジオ信号に変換する。これらのパラメータは、例えば、MBS210のプロセッサ212とメモリ214の組み合わせにより、予め決まっている。ラジオ信号は、アンテナ218、258,278を介して適当な受信者に送信される。同様に、ラジオ部217,257,及び277は、それぞれアンテナ218,258,278を介して受信したラジオ信号を、デジタルデータに変換する。プロセッサ212,252,272は必要に応じてこのデジタルデータを処理する。
アンテナ218、258、278は、ワイヤレスでデータ及び/または信号を送受信できる任意のタイプのアンテナである。ある実施形態では、アンテナ218、258、278は、2GHzと66GHzの間のラジオ信号を送受信できる全方向性アンテナ、セクターアンテナ、またはパネルアンテナである。全方向性アンテナは、ラジオ信号を全方向で送受信するために用いられる。セクターアンテナは、特定エリア内のデバイスとの間でラジオ信号を送受信するために用いられる。パネルアンテナは、比較的直線状のラジオ信号を送受信するために用いられる視線アンテナ(line of sight antenna)である。ラジオ部217とアンテナ218、ラジオ部257とアンテナ258、及びラジオ部277とアンテナ278は、それぞれワイヤレスインターフェースを形成する。
通信インターフェース216と256は、MBS210とネットワーク205の間、及びfBS250とネットワーク205の間のシグナリング及び/またはデータの有線通信に用いられる。例えば、通信インターフェース216は、MBS210が有線接続によりネットワーク205cとの間でデータを送受信するのに必要なフォーマット化及び変換を実行する。他の例として、通信インターフェース256は、イーサネット(登録商標)インターフェースなどの、モデム251の対応インターフェースと互換性のあるインターフェース(例えば、RJ−45)である。図示はしていないが、端末270も有線インターフェースを含む。
fBS190について説明したように、fBS250は、基本的に、家庭またはオフィスで限定的なカバレッジエリアを提供する小型基地局である。fBS250は、その実施形態と構成によってはパブリックでもプライベートでもよい。fBS250は、モデム251を介してネットワーク205cへのバックホール接続(backhaul connection)を提供するユーザーのネットワークアクセスを利用するものである。これは、MBS210の場合のようにWiMAXサービスサプライヤーがバックホール接続を提供するのとは異なる。
モデム251を用いてオーナーのネットワークアクセスを提供する。これをfBS250はWiMAXネットワーク205cへのバックホール接続として利用する。ネットワークサービスのタイプやユーザーのサービスプロバイダーによっては、モデム251は、ケーブルモデム、デジタル加入者線(DSL)モデム、光ファイバーモデム、その他オーナーのネットワークサービスプロバイダーが提供するモデム、ゲートウェイ、またはネットワークアクセスデバイスである。fBS250とモデム251の間にルーター、スイッチ、ハブなどがあってもよいことは明らかである。
fBS250は、バックホール接続をする際に、モデム251と通信する。モデム251は、ユーザーのISPにより提供または許可されたものである。fBS250は、モデム251によりISPのネットワーク205aにアクセスできる。そして、ネットワーク205aにより、ネットワーク205bを介してネットワーク205cにアクセスできる。ネットワーク205aにアクセスするとき、モデム251はISPのモデム222と通信することもある。
ISPは、ユーザーにネットワークアクセスを提供するため、サーバー(例えば、OAM&Pサーバー、AAAサーバー、DHCPサーバー)を運営している。例えば、ユーザーは、DSLプロバイダーに、ネットワークアクセス用のデジタル加入者線(DSL)アカウントを有している。サーバー224は、ユーザーが料金を支払っていることや、DSLプロバイダーから信用されていることを確認する。
ISPゲートウェイ226は、ISPネットワーク205aをインターネット(例えば、ネットワーク205b)に接続する。これにより、fBS250はインターネットを介してWiMAXネットワーク205cにアクセスできる。ネットワーク205aをインターネットに接続する際に、ゲートウェイ226は必要なフォーマット化やセキュリティの機能を行う。
WiMAXネットワーク205cは独自のゲートウェイ234とサーバー232を有する。ISPネットワーク205aのサーバーやゲートウェイと同様に、ゲートウェイ234とサーバー232は、ユーザーが有効なWiMAXアカウントを有することを確認し、ネットワーク205cがネットワーク205bにアクセスできるようにする。サーバー232も、fBS250の様々な機能(features and functionality)を提供するのに利用できる情報、データ、命令、論理等を含む。例えば、サーバー232は、fBS250に、端末270とのワイヤレス接続290bのためのチャネル情報を提供する。
端末270は、MBS210やfBS250との間でデータや信号を送受信できる如何なるタイプのワイヤレス端末であってもよい。端末270には、例えば、デスクトップコンピュータ、PDA、携帯電話、スマートフォン、ノートブックコンピュータ、VoIPフォン等が含まれる。
以下の例は、これらのコンポーネントが相互にどのように協働して実施形態の機能を提供するか例示するものである。ある実施形態では、MBS210やfBS250は、ネットワーク205のコンポーネントに関連情報(association information)を送信する。この関連情報は、端末270とfBS250との間の関連(association)に関し、端末270のサービスのシームレスハンドオーバーを容易にするものである。さらに、ネットワーク205は、必要に応じてネットワーク205の他のコンポーネントにこの関連情報を送信する。
ここまで、相異なる複数の実施形態と機能を説明した。実施形態によっては、動作上の必要性やコンポーネントの制約に応じて、これらの機能を組み合わせてもよい。これにより、ネットワーク200を様々な組織やユーザーのニーズに合わせることができる。例えば、一実施形態では、複数のMBSを用いて都市エリアにワイヤレスアクセスを提供してもよいし、1つのMBSと複数のRSとを用いて必要なカバレッジを提供してもよい。さらに、実施形態によっては、fBS250は程度の差はあるがラジオ部を有する。実施形態によっては、別の機能(features)を有していても良い。
図3Aと図3Bは、WiMAXシステムにおけるマクロ基地局とプライベートアクセス可能なフェムト基地局との間のシームレスハンドオーバー方法の部分を示す図である。特に、図3Aと図3Bは、WiMAXまたはその他のネットワークの一部を示し、隣接したマクロ基地局302と、フェムト基地局304と、移動局306とを含む。また、このネットワークには、ASNゲートウェイ310との間のメッセージ308も示した。図3Aは、MS306がfBS304及びホームMBS302aとの関連付け(association establishment)する方法を示した。図3Bは、図3Aの関連情報(association information)を利用する方法を示した。
MS306は、移動可能であり、あちこちに移動して、基地局間でのハンドオーバーが必要となる。しかし、一般的に、MS306には「ホーム(home)」すなわち大部分の時間いる基地局がある。MBS302のみからなるシステムでは、「ホーム」基地局のコンセプトはほとんど不必要である。しかし、fBS304がある場合、あるfBS304をホーム基地局と考えると便利である。fBS304の目的は、ネットワークトラフィックの一部をMBS302からfBS304にリダイレクトすることである。MS306は、fBS304と関連(associate)していることが多い。このfBS304を、そのMS306の「ホーム」fBS304に指定する。ホームMBS302aも指定してもよい。ホームMBS302aのカバレッジエリアは、fBS304のカバレッジエリアとオーバーラップしてもよい。一般的に、ホームMBS302aは、ホームfBS304がMS306のサービスをハンドオーバーするMBS302である。ホームfBS304には2つ以上のホームMBS302aがあってもよい。本開示においては、図示したMS306は1つのホームfBS304を有し、ホームfBS304は1つのホームMBS302aを有すると仮定する。
一般的に、fBSから他のfBSまたはMBSへのハンドオーバー手順には、fBSからの隣接トポロジーアドバタイズメント(neighbor topology advertisement)、MSスキャニング手順、及びその他の付随的プロセスを利用する。このハンドオーバー手順は、R1インターフェースにおけるPHY動作とMAC動作を含み、これはローカルメトロポリタンエリアネットワークのIEEE標準(パート16、アメンドメント2及び正誤表1)に規定されている。また、R4/R6/R8インターフェースにおけるネットワーク動作を含み、これはWiMAXフォーラムネットワークアーキテクチャ(リリース1.2、ステージ2とステージ3)に規定されている。このハンドオーバー手順を適合させて、これ以上の修正なしに、fBSから他のfBSまたはMBSへのシームレスハンドオーバーを実現する。この手順はMBSからMBSへのハンドオーバーと類似している。しかし、シームレスハンドオーバーを実現するためには、MBSからfBSへのハンドオーバーに修正を加える必要がある。
フェムト基地局の利用により、MBSからfBSにシームレスハンドオーバーをできるようにする課題が生じる。一般的にfBSのカバレッジエリアはMBSのカバレッジエリアと比較して小さい。一般的に、1つのMBSがサービスするエリアには多数のfBSがあり、fBSの数はMBSの数より非常に多い。隣接トポロジーアドバタイズメントはfBSまたはMBSがASNゲートウェイから受信する情報を利用する。この情報は、ハンドオーバーのターゲット基地局のPHYパラメータを含み、現在サービスしている基地局により隣接アドバタイズメント(MOB_NBR−ADV)メッセージでブロードキャストされる。MSスキャニングにより、MS306は周波数チャネルをスキャンして、ハンドオーバーが可能な基地局があるか探す。現在、サービス中のMBSは、MS306がハンドオーバーされ得る近隣のMBSに関する情報を含むMOB_NBR−ADVメッセージをブロードキャストする。fBSを隣接トポロジーアドバタイズメントに組み込むと帯域幅が大きくなるが、WiMAX標準では隣接アドバタイズメントメッセージは256局に限られている。よって、すべてのfBSを1つのMOB_NBR−ADVメッセージに入れることはできないことがある。
すべてのMSにサービスする必要のあるMBSと異なり、fBSは閉じた加入グループ(closed subscription group;CSG)に属する限定されたMSにサービスすればよい。fBSには、プライベートアクセス可能fBSとパブリックアクセス可能fBSの2つのタイプがある。前者の場合、fBSは閉じた加入グループ(CSG)のみにアクセスさせ、CSGに属さないMSにはサービスしない。例えば、CSGのメンバーは、fBSのオーナー及びその家族、友人、隣人のMSデバイスである。一方、パブリックアクセス可能fBSは、CSGのMSにサービスするだけでなく、契約に応じてオーナーまたはオペレータのいずれかが設定するグループにサービスする。
したがって、プライベートfBSは、MOB_NBR−ADVメッセージに含まれていても、そのfBSを利用できるユーザー以外には使えない。他のMSユーザーは、利用できないプライベートfBSに接続を試みてしまい、エネルギーと帯域幅を浪費してしまう。プライベートfBSがMOB_NBR−ADVメッセージに含まれていなければ、MS306はそのホームfBS304があるか知るために一般的なチャネルスキャンを利用しなければならない。しかし、MS306は、ホームfBS304のPHYパラメータを知らない。ホームfBS304のPHYパラメータを知らなければ、ホームfBS304を特定するのに必要なスキャン時間が長くなりすぎ、高速なシームレスハンドオーバーを実現できない。
それゆえ、帯域幅の使用と無駄な接続の試みを低減するために、MBS302がブロードキャストするMOB_NBR−ADVメッセージからプライベートfBSを除外することが望ましい。これにより、上記の2つの問題が解決する。本発明の様々な実施形態により、ホームfBS304があることをMS306に知らしめつつ、高速シームレスハンドオーバーを実現できる。
図3Aに示した関連付け段階(association establishment phase)において、MS306はfBS304がサービスしているものとする。上記の通り一般的に、MS306をホームfBS304(またはその他のサービス中のfBS)からMBS302にハンドオーバーする手順は、隣接するMBSへの接続に必要な情報を含むMOB_NBR−ADVメッセージがあるので、簡単である。しかし、ホームMBS302aからホームfBS304へのMS306のシームレスハンドオーバーを容易にするためには、追加的段階を経なければならない。
図3Aにおいて、MS306はホームfBS304に接続されており、ホームfBS304のカバレッジエリアを離れようとしていると仮定する。それゆえ、fBS304から隣接基地局へのハンドオーバーを行わねばならない。この例では、ハンドオーバーはMS306のホームMBS302aに対して行われる。ハンドオーバープロセスにおいて、fBS304は、ハンドオーバーコンファメーション(HO_CNF)メッセージを生成し、矢印308aで示したように、fBS304に関連づけられたASNゲートウェイ310aに送る。WiMAXフォーラムネットワークアーキテクチャ(リリース1.2、ステージ2とステージ3)では、HO_CNFメッセージにはMS306の識別情報が含まれている。HO_CNFメッセージを修正して、ホームfBS304の基地局識別情報等の情報を含める。この情報は、PHYパラメータと、ASNゲートウェイ310aにおける関連を生成するオペレーションコードとを含む。fBS情報を含む修正HO_CNFメッセージをHO_CNFメッセージと表す。生成してfBS304からASNゲートウェイ310aに送信するには、この修正HO_CNFメッセージであり、上記の修正していないHO_CNFメッセージではない。HO_CNFメッセージについて説明したが、fBS304とMS306の識別情報を含むメッセージであればいかなるメッセージであっても利用できる。
ASNゲートウェイ310aにおいて、HO_CNFメッセージに含まれるオペレーションコードにより、ホームfBS304の情報がMS306識別情報と関連づけて記憶される。図示した例では、各基地局は、異なるASNゲートウェイがサービスしており、ホームfBS304にサービスしているASNゲートウェイ310aが最初にHO_CNFメッセージを受信する。ASNゲートウェイ310aは、ホームfBS304の識別情報とそのMS306との関連とを記憶する。
ホームfBS304とそのMS306との関連とに関する情報は、ハンドオーバーを受ける基地局が他のASNゲートウェイ310によりサービスされているときには、そのASNゲートウェイ(他のASNゲートウェイ310)にも送られる。受け側の基地局は、ターゲット(になる)基地局と呼ぶ。図示した例では、ASNゲートウェイ310bがホームMBS302aと関連づけられている。よって、矢印308bで示したように、HO_CNFメッセージはASNゲートウェイ310bに送信される。HO_CNFメッセージを受信すると、ホームfBS304をMS306と関連付ける情報がASNゲートウェイ310bに記憶される。矢印308cで示したように、修正されていないHO_CNFメッセージ310cがMBS302aに送信され、fBS304からMBS302aへのMS306のハンドオーバープロセスが完了する。あるいは、実施形態によっては、HO_CNFメッセージをMBS302aに送信し、関連情報をASNゲートウェイ310に記憶するのに加えて、またはその替わりに、関連情報をMBS302aに記憶してもよい。よって、矢印308cで示したメッセージはHO_CNFメッセージであってもよい。関連情報は、破棄するまで所定時間記憶される。その所定時間は、他のHO_CNFメッセージを受信するとリセットされる。他のHO_CNFメッセージを受信しなければ、その所定時間が過ぎると関連情報は破棄される。
図3Bは、図3Aの関連情報(association information)を利用する方法を示した。ASNゲートウェイ310は、一旦関連情報を取得すると、MS306がホーム基地局に戻ったとき、MS306を認識する。あるいは、実施形態によっては、MBS302が関連情報を記憶し、MS306がMBS302に戻ると、MBS302がMS306を認識する。関連情報を分散すると、MS306はそのホームMBS302aに戻ったときに、そのホームfBS304のPHYパラメータを取得でき、ホームfBS304をスキャンでき、最終的にはホームMBS302aからホームfBS304へのハンドオーバーができる。
この情報配信段階では、MS306はそのホームMBS302によりサービスされる。これは、MS306がホームMBS302のカバレッジエリア内でスイッチオンされたときに起きる。あるいは、MS306が隣接するMBS302からホームMBS302aにハンドオフされたときに起きる。一例として、このイベントは、MS306のオーナーが仕事や用事から家に戻った時に生じる。いかにMS306がMBS302によりサービスされるようになるかに関わらず、以下に説明する方法を行う。
図3Bにおいて、MS306は他のMBS302からMBS302aにハンドオーバーされるものと仮定する。図3Bに示したように、MS306はMBS302eのカバレッジエリアを離れ、ホームMBS302aのカバレッジエリアに入る。その前に、標準的なハンドオーバー手順が行われ、隣接するMBSはMS306のサービスをホームMBS302aにハンドオーバーする。図示した例では、MBS302eがハンドオーバー手順を開始する。この手順では、矢印308dで示したように、HO_CNFメッセージがMBS302eからそれにサービスしているASNゲートウェイ310aに送信される。このHO_CNFメッセージは標準的な内容であり、MS306の識別情報を含む。矢印308bで示したように、ASNゲートウェイ310aは、HO_CNFメッセージを用いて、MS306の識別情報をASNゲートウェイ310bに転送する。ASNゲートウェイ310bがハンドオーバーターゲットMBS302aにサービスしているからである。
ASNゲートウェイ310bは、受信したMS306の識別情報がASNゲートウェイ310bに記憶されているいずれかのMS306の識別情報であって、そのMS306がホームMBSとしてMBS302aと関連づけられていることを示すものと一致するかチェックする。図示した例では、このMS306の識別情報はASNゲートウェイ310bに記憶されている情報と一致する。MS306がホームMBS302aのASNゲートウェイ310bのエントリーと一致すると、次の段階が行われる。
最初に、矢印308fで示したように、ASNゲートウェイ310bは、修正HO_CNFメッセージをホームMBS302aに送信する。修正HO_CNFメッセージにはホームfBS304に関する情報が含まれ、その情報にはホームfBS304のPHYパラメータと、隣接アドバタイズメント(MOB_NBR−ADV)メッセージをMS306にユニキャストするオペレーションコードとが含まれる。この修正HO_CNFメッセージはHO_CNF**メッセージと表す。
ホームMBS302aは、HO_CNF**メッセージを受信すると、カスタム化MOB_NBR−ADVメッセージを作成する。このカスタム化MOB_NBR−ADVメッセージには、ホームfBS304のPHYパラメータが含まれる。矢印312で示したように、カスタム化MOB_NBR−ADVメッセージは、ユニキャストメッセージを介してMS306に配信されるようにスケジュールされる。MS306は、ユニキャストされたMOB_NBR−ADVメッセージを受信すると、そのホームfBS304のスキャンを開始する。ホームfBS304のPHYパラメータを含めることにより、スキャンにかかる時間が短くなる。
実施形態によっては、関連情報(association information)がMBS302aにより記憶されていると、MS306のMBS302aへのハンドオーバー時に、MBS302aは、MS306がMBS302aに記憶されたエントリーであって、MBS302aをMS306のホームMBS302として示すものと一致するか判断する。一致すると、MBS302aは、記憶した関連情報にアクセスして、ホームfBS304のPHYパラメータを含むカスタム化MOB_NBR−ADVメッセージをMS306にユニキャストする。
図4Aと図4Bは、スキャン時間を短くして、WiMAXシステムにおけるマクロ基地局とプライベートアクセス可能フェムト基地局との間のシームレスハンドオーバーを実現する方法例を示すフローチャートである。これらの方法は、図3Aと図3Bに示したコンポーネントを参照してプロセスの例を示すものである。図3Aと図3Bに示したように、MBS302aのカバレッジエリアはfBS304のカバレッジエリアよりも大きい。よって、MS306は、MBS302aのカバレッジエリア内にいても、fBS304のカバレッジエリア内ではない可能性もある。一般的に、MS306は、最終的にfBS304にハンドオーバーされてサービスを受けるには、ホームfBS304があるかどうかスキャンする必要がある。図4AはMBS302aがトリガーするスキャンプロセスを示し、図4BはMS306がトリガーするスキャンプロセスを示す。図4aと図4bに示した方法では、図3Aと図3Bで説明したプロセスが行われたものと仮定する。
図4Aにおいて、ステップ402において、MBS302aまたはASNゲートウェイ310bは、ハンドオーバープロセスに関係する履歴情報を分析する。この情報は、ホームMBS302aへのハンドオーバーの前にホームfBS304に関連するMS306に最後にサービスしていた基地局を含む。または、ホームMBS302aが、1)MS306からMOB_MSHO−REQを受信した時、2)MOB_BSHO−REQを送信した時、または3)MS306からMOB_HO−INDを受信した時のMS306のCINRレベルを含む。これらのメッセージの一部は、MS306がホームfBS304からMBS302aにハンドオーバーされるハンドオーバープロセス中に送信される。現在のCINRレベルが、MS306がホームfBS304からMBS302aにハンドオーバーされた時のCINRレベルと同程度であれば、MS306はホームfBS304に近いと結論してもよいだろう。MS306がホームfBS304に近い場合、MS306のサービスをMBS302aからホームfBS304にハンドオーバーするのが好ましい。よって、ステップ404において、現在のMS306のパラメータ、例えばCINRレベルを取得する。ステップ406において、所望のパラメータが許容できる偏差内(例えば、5%や10%)にあれば、または標準偏差内にあれば、または記憶している2つのヒストリカルな(historical)CINRレベル内にあれば、ホームMBS302aは要求されていないMOB_SCN−RSPメッセージをMS306に送信する。この所定の偏差はMS306の期待モビリティに応じて変更してもよい。例えば、MS306のモビリティが高く、MBS302のサービスエリアを速く動いていると、記憶されたヒストリカルなCINRレベルから2σ(two standard deviation)のところでスキャンを開始する。一方、MS306のモビリティが低いとき、記憶されたヒストリカルなCINRレベルから1σのところでスキャンを開始する。
あるいは、ホームMBS302aは、簡単な閾値ベースの方法で、要求されていないMOB_SCN−RSPメッセージを送信するか決定する。例えば、ホームMBS302aは、MS306のCINRレベルの現在の状態が所定の閾値(例えば、10dB)の上か下か判断する。所望のパラメータが許容偏差内になければ、ステップ404に戻り、MS306のパラメータをさらに更新する。次に現在のパラメータを読むまでに、例えば15秒の遅延を実施してもよい。
ステップ408において、要求されていないMOB_SCN−RSPメッセージをMBS302aからMS306に送信し、ホームfBS304を探すスキャンを開始するように命じる。このメッセージに応じて、MS306は、ステップ410において、fBS304を探すスキャンを開始する。MS306はホームfBS304をスキャンする。ステップ410において、ホームfBS304が見つからなければ、MS306はスキャンを継続するか、スキャンプロセスを再開するまで所定時間待つ。ホームfBS304が見つかれば、ステップ414に進む。ステップ414において、MS306は、それにサービスしているMBS(この場合、ホームMBS302a)に対して、fBS304のレンジ内にいることを報告する。ステップ416において、ハンドオーバープロセスが開始され、MS306のサービスがホームMBS302aからホームfBS304にハンドオーバーされる。
図4BはMS306が開始するスキャンプロセスを示すフローチャートである。ステップ420において、MS306は、MOB_SCN−REQメッセージを用いてホームfBS304のチャネルをアクティブにスキャンするように要求する。例えば、MS306は、ホームMBS302aに入ると、ホームfBS304のスキャンを開始するように要求する。あるいは、MS306は、モビリティが低いと判断し、fBS304へのハンドオーバーを求める。他の代替的な例として、MS306は、矢印312で示したMOB_NBR−ADVメッセージを受信すると、チャネルを周期的にスキャンして、ハンドオーバーの可能性をアクティブに探す。アクティブなスキャンには、一般的に、MS306に周波数をサーチさせて基地局があるか調べることも含まれる。任意的に、ステップ422において、ホームMBS302aはイベントトリガーレポートモードを規定するMON_SCN−RSPメッセージで応答してもよい。これにより、MS306が、ホームfBS304が見つからないことを示す報告を送信しなくてよくなり、不必要な帯域幅の使用を回避できる。ステップ424において、MS306はfBS304のスキャンを開始する。
ステップ426において、MS306は、fBS304のレンジ内にいるかどうか判断する。ステップ428において、ホームfBS306のレンジ内にいなければ、MS306はfBS304のスキャンを継続するか、スキャンプロセスを再開するまで所定時間待つ。MS306は、fBS304のレンジ内にいれば、MS306にサービスしているMBS(この場合、ホームMBS302a)に対して、fBS304のレンジ内にいることを報告する。ステップ430において、ハンドオーバープロセスが開始され、MS306のサービスがホームMBS302aからホームfBS304にハンドオーバーされる。
あるタイプのコンポーネントやメッセージを有する様々な実施形態を説明したが、本発明の範囲から逸脱することなく、他の好適なコンポーネントやメッセージのフォーマットを用いることができる。さらに、WiMAXを一例として用いたが、fBSを利用する他のタイプのワイヤレスネットワークを用いても良い。
なお、以上の開示に関して、以下の付記を記載する。
(付記1) 移動局のサービスをマクロ基地局にハンドオーバーするフェムト基地局のハンドオーバー要求を受け取る段階と、
前記フェムト基地局の識別情報を受け取る段階と、
前記フェムト基地局の識別情報を前記移動局と関連づけて関連情報を生成する段階と、
前記フェムト基地局の識別情報と前記関連情報を記憶する段階とを有する方法。
(付記2) 前記フェムト基地局の識別情報は前記フェムト基地局に関連するPHYパラメータを含む、付記1に記載の方法。
(付記3) 前記フェムト基地局の識別情報と前記関連情報とをアクセスサービスネットワークゲートウェイに記憶する、付記1に記載の方法。
(付記4) 前記フェムト基地局の識別情報と前記関連情報とを前記マクロ基地局に記憶する、付記1に記載の方法。
(付記5) ASNゲートウェイにおいてハンドオーバーコンファメーションメッセージを受け取る段階をさらに含み、前記ハンドオーバーコンファメーションメッセージは、前記フェムト基地局の識別情報とPHYパラメータ、及び前記関連情報と前記フェムト基地局の識別情報とを記憶するオペレーションコードとを含む、付記1に記載の方法。
(付記6) 前記フェムト基地局にサービスしている第1のアクセスサービスネットワークゲートウェイに、前記フェムト基地局の識別情報と前記関連情報とを記憶する段階と、
関連情報と識別情報とを、前記フェムト基地局にサービスしている第1のアクセスサービスネットワークゲートウェイから前記マクロ基地局にサービスしている第2のアクセスサービスネットワークゲートウェイに送信する段階とをさらに含む、付記1に記載の方法。
(付記7) 所定時間経過後に前記記憶した識別情報と関連情報とを破棄する段階をさらに含む、付記1に記載の方法。
(付記8) 前記フェムト基地局の識別情報と前記関連情報とをハンドオーバーコンファメーションメッセージで送信する、付記1に記載の方法。
(付記9) マクロ基地局にハンドオーバーされる移動局のハンドオーバー要求を受け取る段階と、
前記移動局の識別情報を受け取る段階と、
前記移動局の識別情報を、フェムト基地局の識別情報と一移動局の識別情報とを含む記憶された関連情報と比較する段階と、
前記記憶された関連情報を用いて、前記移動局の識別情報が、関連づけられた移動局の識別情報と一致するか判断する段階と、
前記関連づけられたフェムト基地局に関する情報を、前記関連づけられた移動局に送信する段階とを含む、方法。
(付記10) ハンドオーバーコンファメーションメッセージを生成する段階をさらに含み、前記ハンドオーバーコンファメーションメッセージは、前記フェムト基地局の識別情報とPHYパラメータ、及び前記識別情報と前記フェムト基地局のPHYパラメータとを送信するオペレーションコードとを含み、
前記フェムト基地局の識別情報とPHYパラメータとを含む隣接アドバタイズメントメッセージを前記関連づけられた移動局に送信する段階とをさらに含む、付記9に記載の方法。
(付記11) 前記フェムト基地局を探す移動局スキャンを開始する段階と、
前記移動局のサービスを前記マクロ基地局から前記フェムト基地局にハンドオーバーする段階とをさらに含む、付記9に記載の方法。
(付記12) 現在のパラメータがヒストリカルなハンドオーバーパラメータの所定の偏差内にある時、前記移動局スキャンを開始する、付記11に記載の方法。
(付記13) 前記現在のパラメータは前記移動局の現在のCINRレベルであり、前記ヒストリカルなハンドオーバーパラメータは、前記移動局が前記フェムト基地局から前記マクロ基地局にハンドオーバーされた時の前記移動局のCINRレベルである、付記12に記載の方法。
(付記14) 前記フェムト基地局を探す移動局スキャンは前記移動局により開始される、付記9に記載の方法。
(付記15) 前記フェムト基地局に関する情報は前記フェムト基地局のPHYパラメータを含む、付記9に記載の方法。
(付記16) 前記フェムト基地局の情報と前記関連情報とをアクセスサービスネットワークゲートウェイから送信する、付記9に記載の方法。
(付記17) 前記フェムト基地局の識別情報と前記PHYパラメータとをハンドオーバーコンファメーションメッセージで送信する、付記9に記載の方法。
(付記18) 第1のアクセスサービスネットワークゲートウェイを有するワイヤレス通信システムであって、
前記第1のアクセスサービスネットワークゲートウェイは、
移動局のサービスをマクロ基地局にハンドオーバーするフェムト基地局のハンドオーバー要求を受け取り、
前記フェムト基地局の識別情報を受け取り、
前記ファムと基地局の識別情報を前記移動局と関連づけて関連情報を生成し、
前記フェムト基地局の識別情報と前記関連情報を記憶する、ワイヤレス通信システム。
(付記19) 前記第1のアクセスサービスネットワークゲートウェイはさらに、ハンドオーバーコンファメーションメッセージを受け取り、前記ハンドオーバーコンファメーションメッセージは、前記フェムト基地局の識別情報とPHYパラメータ、及び前記関連情報と前記フェムト基地局の識別情報とを記憶するオペレーションコードとを含む、付記18に記載のシステム。
(付記20) 前記第1のアクセスサービスネットワークゲートウェイはさらに、関連情報と識別情報とを、前記フェムト基地局にサービスしている第1のアクセスサービスネットワークゲートウェイから前記マクロ基地局にサービスしている第2のアクセスサービスネットワークゲートウェイに送信する、付記18に記載のシステム。
(付記21) アクセスサービスネットワークゲートウェイを有するシステムであって、
前記アクセスサービスネットワークゲートウェイは、
マクロ基地局にハンドオーバーされる移動局のハンドオーバー要求を受け取り、
移動局識別情報を受け取り、
前記移動局識別情報を、記憶された関連情報と比較し、
前記フェムト基地局に関する情報を前記移動局に送信する、システム。
(付記22) 前記アクセスサービスネットワークゲートウェイはさらに、
前記フェムト基地局を探す移動局スキャンを開始し、
前記移動局を前記マクロ基地局から前記フェムト基地局にハンドオーバーするハンドオーバー要求を処理する、付記21に記載のシステム。
(付記23) 前記アクセスサービスネットワークゲートウェイはさらに、ハンドオーバーコンファメーションメッセージを生成、前記ハンドオーバーコンファメーションメッセージは、前記フェムト基地局の識別情報とPHYパラメータ、及び前記フェムト基地局の前記識別情報と前記フェムト基地局のPHYパラメータとをユニキャストするオペレーションコードとを含む、付記21に記載のシステム。
100 通信システム
110 ネットワーク
120 マクロ基地局
130 中継局
140 端末
150 ワイヤレス接続
160 有線リンク
170 ノード
180 ネットワークアクセス装置
190 フェムト基地局
200 ワイヤレスネットワーク
205 ネットワーク
210 マクロ基地局
212 プロセッサ
214 メモリ
216 通信インターフェース
217 ラジオ部
218 アンテナ
222 モデム
224、232 サーバー
226 ISPゲートウェイ
234 ゲートウェイ
250 フェムト基地局
252 プロセッサ
254 メモリ
257 ラジオ部
258 通信インターフェース
270 端末
272 プロセッサ
274 メモリ
277 ラジオ部
278 アンテナ
300 ネットワーク
302 マクロ基地局
304 フェムト基地局
306 移動局
310 ASNゲートウェイ

Claims (8)

  1. アクセスサービスネットワークゲートウェイが、
    移動局のサービスをマクロ基地局にハンドオーバーするフェムト基地局のハンドオーバー要求を受け取る段階と、
    前記フェムト基地局の識別情報を受け取る段階と、
    前記フェムト基地局の識別情報を前記移動局と関連づけて関連情報を生成する段階と、
    前記フェムト基地局の識別情報と前記関連情報を記憶する段階と
    前記フェムト基地局が、ハンドオーバーコンファメーションメッセージを生成する段階と、を有し、
    前記ハンドオーバーコンファメーションメッセージは、前記フェムト基地局の識別情報とPHYパラメータ、及び前記関連情報と前記フェムト基地局の識別情報とを記憶するオペレーションコードとを含む、方法。
  2. 前記フェムト基地局の識別情報は前記フェムト基地局に関連するPHYパラメータを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記フェムト基地局の識別情報と前記関連情報とをアクセスサービスネットワークゲートウェイに記憶する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記フェムト基地局の識別情報と前記関連情報とを前記マクロ基地局に記憶する、請求項1に記載の方法。
  5. アクセスサービスネットワークゲートウェイが、
    マクロ基地局にハンドオーバーされる移動局のハンドオーバー要求を受け取る段階と、
    前記移動局の識別情報を受け取る段階と、
    前記移動局の識別情報を、フェムト基地局の識別情報と一移動局の識別情報とを含む記憶された関連情報と比較する段階と、
    前記記憶された関連情報を用いて、前記移動局の識別情報が、関連づけられた移動局の識別情報と一致するか判断する段階と、
    前記関連づけられたフェムト基地局に関する情報を、前記関連づけられた移動局に送信する段階と
    ハンドオーバーコンファメーションメッセージを生成する段階と、を含み、
    前記ハンドオーバーコンファメーションメッセージは、前記フェムト基地局の識別情報とPHYパラメータ、及び前記識別情報と前記フェムト基地局のPHYパラメータとを送信するオペレーションコードとを含む、方法。
  6. 前記マクロ基地局が、
    前記フェムト基地局の識別情報とPHYパラメータとを含む隣接アドバタイズメントメッセージを前記関連づけられた移動局に送信する段階とをさらに含む請求項5に記載の方法。
  7. 第1のアクセスサービスネットワークゲートウェイを有するワイヤレス通信システムであって、
    前記第1のアクセスサービスネットワークゲートウェイは、
    移動局のサービスをマクロ基地局にハンドオーバーするフェムト基地局のハンドオーバー要求を受け取り、
    前記フェムト基地局の識別情報を受け取り、
    前記フェムト基地局の識別情報を前記移動局と関連づけて関連情報を生成し、
    前記フェムト基地局の識別情報と前記関連情報を記憶
    前記フェムト基地局が、ハンドオーバーコンファメーションメッセージを生成し、
    前記ハンドオーバーコンファメーションメッセージは、前記フェムト基地局の識別情報とPHYパラメータ、及び前記関連情報と前記フェムト基地局の識別情報とを記憶するオペレーションコードとを含む、ワイヤレス通信システム。
  8. アクセスサービスネットワークゲートウェイを有するシステムであって、
    前記アクセスサービスネットワークゲートウェイは、
    マクロ基地局にハンドオーバーされる移動局のハンドオーバー要求を受け取り、
    移動局識別情報を受け取り、
    前記移動局識別情報を、記憶された関連情報と比較し、
    前記フェムト基地局に関する情報を前記移動局に送信
    ハンドオーバーコンファメーションメッセージを生成し、
    前記ハンドオーバーコンファメーションメッセージは、前記フェムト基地局の識別情報とPHYパラメータ、及び前記識別情報と前記フェムト基地局のPHYパラメータとを送信するオペレーションコードとを含む、システム。
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