JP5290424B2 - ワイヤレス通信システムにおけるh−arqスケジューリングのための方法及び装置 - Google Patents

ワイヤレス通信システムにおけるh−arqスケジューリングのための方法及び装置 Download PDF

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Description

本開示は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信環境において送信をスケジュールするための技法に関する。
ワイヤレス通信システムは、様々な通信サービスを提供するために広く展開されており、そのようなワイヤレス通信システムを介して、例えば、ボイス、ビデオ、パケットデータ、ブロードキャスト、及びメッセージングサービスを提供することができる。これらのシステムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数の端末のための通信をサポートすることが可能な多元接続システムとすることができる。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、及び直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。
高速データサービス及びマルチメディアデータサービスに対する要求が急速に増大するにつれて、向上したパフォーマンスをもつ効率的でロバストな通信システムを実装しようとする努力がなされている。例えば、近年、ユーザは、固定回線通信の代わりにモバイル通信を使用し始めており、高いボイス品質、確実なサービス、及び低価格をますます要求している。現在展開されている携帯電話ネットワークに加えて、ユーザの家に設置し、既存のブロードバンドインターネット接続を使用してモバイルユニットに屋内ワイヤレスカバレージを与えることができる新しいクラスの小さい基地局が出現した。そのようなパーソナル小型基地局は、一般に、アクセスポイント基地局、又は、代替的に、Home NodeB(HNB)又はフェムトセルとして知られている。典型的には、そのような小型基地局は、デジタル加入者回線(DSL)ルータ、ケーブルモデムなどを介して、インターネット及びモバイル事業者のネットワークに接続される。
ワイヤレス通信システムは、システム内のそれぞれのロケーションのためのカバレージを与えることができる一連のワイヤレスアクセスポイントを含むように構成できる。そのようなネットワーク構造は、一般にセルラーネットワーク構造と呼ばれ、それらがネットワーク中でそれぞれサービスするアクセスポイント及び/又はロケーションは、一般にセルと呼ばれる。
更に、多入力多出力(MIMO)通信システムでは、(例えば、それぞれのアンテナに対応する)複数のソース及び/又は宛先を、通信システム中の機器間でのデータ、制御シグナリング、及び/又は他の情報の送信及び受信のために利用することができる。MIMO通信システムに関するそれぞれの送信のための複数のソース及び/又は宛先の使用は、場合によっては単入力及び/又は単出力通信システムにわたって、より高いデータレート、改善された信号品質、及び他のそのような利益をもたらすことが分かっている。MIMO通信システムの一例は、複数のセルが、ユーザ機器ユニット(UE)など、1つ以上の受信機器と情報を交換するように協同することができる、ネットワークMIMO(N−MIMO)又は多地点協調(CoMP)システムである。更に、ユーザに送信される情報の精度を高めるために(例えば、パケットが間違って受信される、又は受信されないなど)様々な条件下での情報の初期送信後に情報を所定のユーザに再送信することができる、Automatic Repeat Request(ARQ)及び/又はHybrid ARQ(H−ARQ)送信を利用することができる。少なくとも上述の目的の促進のために、N−MIMO通信システム中のそれぞれのネットワークセル間でH−ARQを協調させることができる機構を実装することが望ましいであろう。
相互参照
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2008年10月24日に出願された「H-ARQ FEEDBACK IN DOWNLINK NETWORK MIMO」と題する米国仮出願第61/108,307号の利益を主張する。
以下で、請求する主題の様々な態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、全ての企図された態様の包括的な概観ではなく、主要又は重要な要素を識別するものでも、そのような態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、開示する態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
一態様による方法について、本明細書で説明する。本方法は、1以上のユーザと通信するために利用すべきHybrid Automatic Repeat Request(H−ARQ)プロトコルを識別することと、H−ARQプロトコルに少なくとも部分的に基づいて、1以上のユーザと通信するためにそれぞれのネットワークノードにわたって利用すべき共同戦略を選択することとを含むことができる。
本明細書で説明する第2の態様は、ワイヤレス通信装置であって、本ワイヤレス通信装置によってサービスされるユーザ機器ユニット(UE)と、UEと通信するように構成されたH−ARQプロトコルとに関係するデータを記憶するメモリを備えることができるワイヤレス通信装置に関する。本ワイヤレス通信装置は、UEと通信するように構成されたH−ARQプロトコルに少なくとも部分的に基づいて、UEと通信するためにワイヤレス通信装置及び1つ以上の関連するネットワークノードによって利用すべき共同戦略を構成するように構成されたプロセッサを更に備えることができる。
第3の態様は、関連する端末と通信するために利用されるH−ARQ方式を識別するための手段と、関連する端末と通信するために利用されるH−ARQ方式に少なくとも部分的に基づいて、関連する端末への送信を可能にするために1つ以上の関連するネットワークノードと協調するための手段とを備えることができる装置に関する。
第4の態様は、コンピュータに、UEと通信するために利用されるH−ARQ方式を識別させるためのコードと、コンピュータに、UEと通信するために利用されるH−ARQ方式に少なくとも部分的に基づいて、UEへの送信を可能にするために1つ以上の関連するネットワークノードと協調させるためのコードとを備える、コンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品に関する。
上記及び関係する目的を達成するために、請求する主題の1つ以上の態様は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明及び添付の図面に、請求する主題のいくつかの例示的な態様を詳細に記載する。但し、これらの態様は、請求する主題の原理を採用することができる様々な方法のほんのいくつかを示すものである。更に、開示する態様は、全てのそのような態様及びそれらの均等物を含むものとする。
様々な態様による、それぞれのネットワークセルとユーザ機器との間の協同送信を協調させるためのシステムのブロック図。 様々な態様による、ワイヤレス通信環境内のそれぞれの同期H−ARQ送信をスケジュールするためのシステムのブロック図。 様々な態様による、同期H−ARQ送信のために利用できる例示的なスケジューリング技法を示す図。 様々な態様による、それぞれの永続的割当てに関連する非同期H−ARQ送信をスケジュールするためのシステムのブロック図。 様々な態様による、ワイヤレス通信環境内のそれぞれの非同期H−ARQ送信をスケジュールするためのシステムのブロック図。 N−MIMOシステム内のH−ARQ通信の協調及びスケジューリングのための方法の流れ図。 N−MIMOシステム内のH−ARQ通信の協調及びスケジューリングのための方法の流れ図。 N−MIMOシステム内のH−ARQ通信の協調及びスケジューリングのための方法の流れ図。 N−MIMOシステム内のH−ARQ通信の協調及びスケジューリングのための方法の流れ図。 H−ARQ方式に従ってデータ送信及び/又はデータ再送信の協調を可能にする装置のブロック図。 本明細書で説明する様々な態様による多地点協調通信を可能にする例示的なシステムのブロック図。 本明細書で説明する様々な態様による多地点協同通信を可能にするために利用できる別の例示的なシステムを示す図。 本明細書に記載の様々な態様による例示的なワイヤレス通信システムを示す図。 本明細書で説明する様々な態様が機能することができる、例示的なワイヤレス通信システムを示すブロック図。 ネットワーク環境内でのアクセスポイント基地局の展開を可能にする例示的な通信システムを示す図。
次に、図面を参照しながら請求する主題の様々な態様について説明する。図面全体にわたって、同様の要素を指すのに同様の参照符号を使用する。以下の記述では、説明の目的で、1つ以上の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。但し、そのような(1つ以上の)態様は、これらの具体的な詳細なしに実施でき得ることは明らかであろう。他の例では、1つ以上の態様の説明を円滑にするために、よく知られた構造及び機器をブロック図の形態で示す。
本出願で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、又は実行中のソフトウェアのいずれかである、コンピュータ関係のエンティティを指すものとする。例えば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、集積回路、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、及び/又はコンピュータとすることができるが、これらに限定されない。例として、コンピューティング機器上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティング機器の両方を構成要素とすることができる。1つ以上の構成要素がプロセス及び/又は実行スレッド内に常駐することができ、1つの構成要素を1つのコンピュータ上に配置し、及び/又は2つ以上のコンピュータ間に分散することができる。更に、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらの構成要素は、1つ以上のデータパケット(例えば、ローカルシステム、分散システム内、及び/又は他のシステムを用いるインターネットなどのネットワーク全体の中の別の構成要素と信号を介して相互作用する1つの構成要素からのデータ)を有する信号によるなど、ローカル及び/又はリモートプロセスを介して通信することができる。
更に、本明細書ではワイヤレス端末及び/又は基地局に関する様々な態様について説明する。ワイヤレス端末は、ユーザにボイス及び/又はデータ接続性を提供する機器を指すことができる。ワイヤレス端末は、ラップトップコンピュータ又はデスクトップコンピュータなどのコンピューティング機器に接続することができ、あるいは携帯情報端末(PDA)などの自蔵式機器とすることができる。ワイヤレス端末はまた、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、リモート局、アクセスポイント、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザ機器、又はユーザ機器(UE)と呼ばれることがある。ワイヤレス端末は、加入者局、ワイヤレス機器、セルラー電話、PCS電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルド機器、又はワイヤレスモデムに接続された他の処理機器とすることができる。基地局(例えば、アクセスポイント又はノードB)は、1つ以上のセクタを通って、エアインターフェースを介してワイヤレス端末と通信する、アクセスネットワーク中の機器を指すことができる。基地局は、受信したエアインターフェースフレームをインターネットプロトコル(IP)パケットに変換することによって、ワイヤレス端末と、IPネットワークを含むことができるアクセスネットワークの残部との間のルータとして働くことができる。基地局はまた、エアインターフェースの属性の管理を調整する。
その上、本明細書で説明する様々な機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの組合せで実装できる。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つ以上の命令又はコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶するか、若しくはコンピュータ可読媒体を介して送信することができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又は他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ又は他の磁気ストレージ機器、若しくは命令又はデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送又は記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、又は赤外線、無線、及びマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、又は赤外線、無線、及びマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)及びブルーレイディスク(disc)(BD)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本明細書で説明する様々な技法は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、及び他のそのようなシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに対して使用できる。「システム」及び「ネットワーク」という用語は、本明細書ではしばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、CDMA2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは、Wideband−CDMA(W−CDMA)及びCDMAの他の変形態を含む。更に、CDMA2000は、IS−2000、IS−95及びIS−856規格をカバーする。TDMAシステムはGlobal System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装することができる。UTRA及びE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用するE−UTRAを使用する今度のリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE及びGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する組織からの文書に記載されている。更に、CDMA2000及びUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する組織からの文書に記載されている。
いくつかの機器、構成要素、モジュールなどを含むことができるシステムに関して、様々な態様を提示する。様々なシステムは、追加の機器、構成要素、モジュールなどを含んでもよく、及び/又は各図に関連して論じる機器、構成要素、モジュールなどの全てを含まなくてもよいことを理解及び諒解されたい。これらの手法の組合せを使用することもできる。
次に図面を参照すると、図1には、様々な態様による、それぞれのネットワークセル110〜120とそれぞれのユーザ機器ユニット(UE)130との間の協調送信を協同させるためのシステム100が示されている。図1に示すように、システム100は、(1つ以上の)サービングセル110及び(1つ以上の)補助セル120など、1つ以上の関連するネットワークセルと通信することができる、それぞれのUE130及び/又は他の好適なユーザ機器を含むことができる。一例では、所定のUE130のためのサービングセル110は、それぞれの補助セル120の任意の適度の協同で1つ以上の通信サービスをUE130に与えることができる。但し、「サービングセル」及び「補助セル」という用語はセル110〜120を指すために使用されるが、そのような命名によってセル110〜120の特定の機能を暗示するものではないことを諒解されたい。例えば、補助セル120は、場合によってはサービングセル110に加えて、又はサービングセル110の代わりに、UE130にサービスすることができる。一例では、それぞれのセル110〜120は、マクロセル、フェムトセル(例えば、アクセスポイント基地局又はホームノードB(HNB))、及び/又は任意の他の好適なタイプのカバレージエリアに関連するエリアなど、任意の好適なカバレージエリアのための通信カバレージに対応し、及び/又はそのような通信カバレージを与えることができる。
一態様によれば、所定のUE130は、任意の好適な数のサービングセル110及び/又は補助セル120と通信することができる。例えば、UE130は、(1つ以上の)セル110〜120への1つ以上のアップリンク(UL、逆方向リンク(RL)とも呼ばれる)通信を行うことができ、それぞれのセル110〜120は、UE130への1つ以上のダウンリンク(DL、順方向リンク(FL)とも呼ばれる)通信を行うことができる。一例では、システム100は、単一のUE130が複数の異種セル110〜120(例えば、1つ以上のサービングセル110及び1つ以上の補助セル120)及び/又はそのセクタと通信することを可能にする、1つ以上のネットワーク多入力多出力(ネットワークMIMO又はN−MIMO)、多地点協調(CoMP)、及び/又は他の技法を利用することができる。別の例では、システム100内で実行されるN−MIMO通信は、セル110〜120又はその組合せ間の協同のための任意の好適なストラテジを活用することができる。そのようなストラテジは、例えば、サイレンシング、周波数再利用、協調ビームフォーミング(CBF)、共同送信(JT)、及び/又は本明細書で説明し、及び/又は当技術分野で一般に知られている任意の他の好適な共同戦略を含むことができる。
別の態様によれば、システム100はダウンリンク(DL)N−MIMOフレームワークを利用することができる。そのようなフレームワークは、例えば、ノード間干渉が最小限に抑えられ、及び/又は複数のノードに対応するチャネル利得が(1つ以上の)受信UE130において合成されるように、(1つ以上の)サービングセル110及び/又は(1つ以上の)補助セル120などの複数のネットワークノード(例えば、セル、アクセスポイント、ノードB又は進化型ノードB(eノードB又はeNB))から1つ以上のUE130への(1つ以上の)協同送信に基づき得る。上記又は本明細書で全体的に示すように、システム100中のそれぞれのセル110〜120間の協同は様々な形態を取ることができる。例えば、UE130が(例えば、無線周波(RF)チャネル強度に関して)ネイバーノードに比較的近接している場合、ネイバーノードによってサービスされるUE130に生じる干渉を最小限に抑えるために、セル110〜120又は他のノードが時間、周波数、及び/又はリソース上での送信を回避する、協調サイレンシングを利用することができる。一例では、送信の完全回避の代わりに送信電力の低減を適用する、協調サイレンシングのソフトバージョンを利用することができる。
上記及び本明細書で全体的に示すシステム100内で実行できる協同の別の例は、(例えば、従来の非協同ビームフォーミングの場合のように)サービスされるUE130の方向にエネルギーを放射すると同時に、時間、周波数などが同じリソース上で(1つ以上の)ネイバーノードによってサービスされる他のUE130の方向に放射されたエネルギーを低減することを目的として、セル110〜120又は他のノードが送信ビームを選択する、CBF(又は協同送信干渉ヌル化)である。
上記及び本明細書で全体的に示すさらなる例では、干渉緩和、ならびに協同しているノードからの関係する送信アンテナのチャネル利得のコヒーレント合成を行うために、データパケットが複数のセル110〜120及び/又は他のノードからUE130に送信される、共同処理又はJTを利用することができる。そのような例では、UE130に送信すべきデータパケットを、UE130のためのサービングセル110にあるデータソース112が記憶し、及び/又は場合によっては取得することができる。データパケットは、(1つ以上の)サービングセル110と(1つ以上の)補助セル120との間のバックホールリンクを介して(1つ以上の)補助セル120に与え、及び/又は補助セル120にある独立したデータソース112において記憶することができる。その後、セル110〜120にあるそれぞれのトランシーバ116は、それぞれのデータパケットをUE130に送信するように協同することができ、そのデータパケットは、UE130に関連するトランシーバ116によって受信され、及び/又は場合によってはUE130において処理され得る。システム100には図示されないが、UE130から複数の異種セル110〜120への送信のために、システム100内でアップリンク(UL)共同送信を同様に行うことができることを諒解されたい。
さらなる態様によれば、システム100内で送信される情報の信頼性を向上させるために、システム100内で1つ以上のAutomatic Repeat Request(ARQ)技法(例えば、Hybrid ARQ(H−ARQ)など)を利用することができる。例えば、それぞれのデータパケット及び/又は他の情報がUE130において適切に受信されなかったと判断されたときにそのような情報の反復送信を可能にするために、所定のUE130のためのサービングセル110は、サービングセル110に関連するARQコーディネータ114及び/又は他の機構を利用することができる。一例では、ARQコーディネータ114は、UE130に関連するARQフィードバックモジュール132から受信したフィードバックに少なくとも部分的に基づいて、情報がUE130において受信されたかどうかを判断することができる。ARQフィードバックモジュール132によって供給されたフィードバックは、例えば、肯定応答(ACK)シグナリング、否定応答(NACK)シグナリングなどを含み得る。
一例では、システム100内での協調送信を可能にするために、それぞれの協同しているセル110〜120及び/又は他の協同しているノード間でスケジューリング決定を通信することができる。更に、同期H−ARQ又は永続的割当ての存在下では、本明細書で説明するように、システム100中の各協同しているノードが、同じリソース上での協同及び/又は後続の(1つ以上の)割当ての対象であるそれぞれのUE130のパケット終了ステータスに気づくことを保証するために、様々な機構を利用することができる。
更に、本明細書で概して説明するセル110〜120によって利用され得る協同の形態に関して、協同しているノードが、それぞれの関連するUE130のスケジューリングステータスに関して最も最新の情報を取得できるようにするための機構を組み込まなければならないことを諒解できよう。例えば、(ソフト)サイレンシングの場合、協同しているノードが、特定のUE130がサービスされている(1つ以上の)リソース及び/又は(1つ以上の)時間インスタンス(例えば、(1つ以上の)サブフレーム)上でのみ、それらの送信電力をヌル化(又は低減)できるようにするために、最新のスケジューリング情報を利用することができる。そのような例では、後続のH−ARQ再送信の前に、UE130からのH−ARQフィードバック(例えば、ACK/NACKシグナリング)、又は関係する永続的割当ての終了の通知を受信してない協同しているノードは、場合によっては、サイレンスを保つべきかどうかわからないことを諒解できよう。その結果、協同しているノードがH−ARQフィードバックを受信し、及び/又は後続の(1つ以上の)スケジューリング決定が行われるまで、協同しているノードはサイレンスを保つことを選択することがあり、これが、必要とされるよりも頻繁なサイレンシングによる非効率につながり得る。
更に、より高度な形態の協同(例えば、CBF、JTなど)が利用されるにつれて、上記のような非効率がより顕著になることを諒解できよう。例えば、後続のパケット送信(例えば、H−ARQ再送信)が行われるようにスケジュールされるか、(例えば、異なるUEへの)新しいパケット送信が行われるようにスケジュールされるかに応じて様々な様態で挙動するように、協同ノードを構成することができる。ノードがその予想された挙動に適合することができなかった場合、フィードバックが適時に受信され、処理される場合に比較して、干渉レベルの大幅な増加、(例えば、共同処理の場合)チャネル合成利得の潜在的な損失、及び/又は他の否定的結果が生じ得る。
別の例では、それぞれのセル110〜120間のバックホールリンクを介して最新の情報を供給する能力は、バックホール待ち時間によって制限され得る。具体的な例として、標準インターネットプロトコル(IP)ネットワークに基づくバックホールリンクは、最高10msの待ち時間を示し得、場合によっては、最高100msの待ち時間に達し得る。従って、永続的割当てが10ms未満(例えば、8ms)の固定送信間隔を生じるようにシステム100が構成される場合、永続的割当て終了通知の遅い到着の効果は、いくつかのシナリオにおいて著しくなり得る。同様に、同期H−ARQの文脈でのH−ARQフィードバックの遅い到着は、H−ARQ再送信待ち時間が10ms以内であるシステムでは著しい制限ファクタになり得ることを諒解できよう。
少なくとも上記に鑑みて、複数のセル110〜120にわたる送信の協調は、H−ARQがCoMP機構と組み合わせて利用されるシステムでは複雑になり得ることを諒解できよう。更に、様々な形態のH−ARQ(例えば、同期H−ARQ、永続的割当てのある非同期H−ARQ、永続的割当てのない非同期H−ARQなど)について、システム100内での送信を効果的に協同させるために、場合によっては、様々なアクションが必要とされ得ることを諒解できよう。従って、一態様によれば、(1つ以上の)サービングセル110にあるARQコーディネータ114及び/又はシステム100内の任意の他の好適な(1つ以上の)機構は、UE130とのN−MIMO通信が、利用されている特定の(1つ以上の)H−ARQ機構に適応するように協調できるように、(例えば、同期H−ARQ、永続的割当てのある非同期H−ARQ、又は永続的割当てのない非同期H−ARQの中から利用されるH−ARQのタイプを識別することによって)所定のUE130に対して有効なH−ARQプロセスの性質を識別することができる。利用されるH−ARQプロトコルに基づいてN−MIMO通信を調節することができる方法の具体的な例について、以下で更に詳細に説明する。
図2を参照すると、同期H−ARQシナリオのためのN−MIMO又はCoMP通信の協調を可能にするために利用できるシステム200が示されている。図2に示すように、システム200は、1つ以上のサービングセル110と1つ以上の補助セル120とを含むことができ、それらのセルにわたって1つ以上のUE130への(1つ以上の)協調送信を行うことができる。更に、上記のように、システム200は、反復送信を要求しているUE130によって(例えば、ARQフィードバックモジュール132を介して)供給されたシグナリングを受信したときにセル110及び/又は120によってデータが再送信される、同期H−ARQを利用することができる。しかしながら、ARQフィードバックモジュール132によって供給されたACKシグナリング及び/又は他の好適なシグナリングが全ての協調しているセル110〜120によって容易に復号可能であるとは限らないシナリオでは、場合によっては、それぞれのセル110〜120にわたって同期H−ARQを協調させる際に困難に遭遇し得る。例えば、それぞれのセル110〜120間のバックホールリンクの待ち時間が十分に低く(例えば、数十ミリ秒のオーダー)、UE130に関連するチャネルが迅速に変化していない場合、UE130へのそれぞれの送信が事前スケジュールされ得る。しかしながら、そのようなシナリオでは、場合によっては、UE130からのARQフィードバックを確実に処理し、同期H−ARQ方式の下で消失した情報の後続の送信を可能にするのに十分小さい時間量で、全ての協調しているセル110〜120にわたる後続のパケットのための協調を再定義することが困難になり得る。
従って、同期H−ARQ方式でセル110〜120にわたる送信の改善された協調を可能にするために、システム200中のサービングセル110及び/又は他のセルによって利用されるARQコーディネータ114は、それぞれのUE130へのデータパケットのそれぞれの送信及び/又は再送信をスケジュールするために利用できる送信スケジューラ212を含むことができる。システム200に示すように、送信及び/又は再送信のためのスケジュールを判断すると、スケジュールは、それぞれの協同しているセル110及び/又は120に中継され得る。
一態様によれば、送信スケジューラ212は、事前にスケジュールされ得るパケットのための第1のH−ARQ送信のためにのみ協同を可能にするように、同期H−ARQに関してセル110〜120による送信を協調させることができる。一例では、送信スケジューラ212は、JT、CBFなどの任意の好適な協同技法に関して、そのようなスケジューリングルールをセル110〜120にわたって適用することができる。
別の態様によれば、送信スケジューラ212によって実装されるスケジューリングルールは、次のように実施され得る。最初に、送信スケジューラ212は、いくつかのインターレース、n∈{1,2,...}のインスタンス(t0+n×L)の予め定義されたセットにおいて、1つ以上のUE130のためのパケットを事前スケジュールすることができ、但し、t0は開始点であり、LはH−ARQ送信の最大許容数である。この事前スケジューリングに基づいて、セル110〜120間の協調送信を、予め定義されたインスタンスにおいてのみ行われるように構成することができる。その後、H−ARQ再送信が必要であると判断された場合、再送信を高度な協同なしに行われるように構成することができる。このスケジューリング技法は、図3の線図302〜304によって示され、線図302は、複数のセル110及び120からUE130へのデータの初期送信を示し、線図304は、(1つ以上の)補助セル120からの協同のない、UE130のためのサービングセル110によるUE130へのデータの後続の送信を表す。線図304に更に示すように、UE130へのデータの(1つ以上の)再送信は、初期送信に関連する1つ以上のセル110〜120において(例えば、ARQフィードバックモジュール132を介して)UE130から受信した再送信要求シグナリングの受信時に行われ得る。
一例では、パケットがK個のH−ARQ送信を必要とし、但し、K<Lの場合、協同のためにスケジュールされた新しいパケットが送信されるまで、対応するインターレースの残りの(L−K個の)インスタンス内で他のパケットをスケジュールすることができる。更に、セル110及び/又は120は、セル110及び/又は120が第1の送信を安全にターゲットにすることができるように、良好なチャネル状態を有し、複数のH−ARQインスタンスを必要としないUE130に対応するパケットをスケジュールすることを選択することができることを諒解できよう。その結果、送信スケジューラ212は、単一の送信をターゲットにすることが著しいH−ARQ損失を生じないであろうと判断したとき、(例えば、線図302〜304によって示されるように)初期送信のみのための協同の使用を可能にすることができる。早期終了をターゲットにすることによる損失は、比較的高いUEモビリティ及び/又は干渉レベルの著しい予測不可能な変動に関連し得ることを諒解できよう。但し、高度な協同技法(例えば、JT、CBFなど)が利用される場合には、そのようなファクタの影響が制限されることを諒解できよう。より詳細には、高いUEモビリティは、古い送信機チャネル状態情報(CSIT)により、高度な協同技法に適合しないことを諒解できよう。更に、そのようなシナリオでは、大きい干渉変動の可能性が低いことを諒解できよう。例えば、大抵の場合、潜在的な支配的干渉物は協同に関与するので、それらの干渉は一般に比較的小さく、及び/又は予測可能である。更に、弱い(例えば、第2ティア)干渉物は大きい変動を生じる可能性が低く、弱い干渉物によって生じる変動は、大抵の場合、パフォーマンスロスがごく限定されたレート予測によって考慮できる。
図2に戻ると、上記の説明に鑑みて、送信スケジューラ212は、(1つ以上の)サービングセル110及び(1つ以上の)補助セル120がリソースの所定のセット上でそれぞれのパケットを(1つ以上の)UE130に協同的に送信しているように、割当てを予め定義することができることを諒解できよう。それぞれのパケットが、(1つ以上の)UE130において正常に受信された場合、送信スケジューラ212は、さらなるアクションを実行することなしに継続することができる。場合によっては、送信スケジューラ212は、非協同設定において(1つ以上の)サービングセル110による正常でないパケットのみの後続の(1つ以上の)送信を再スケジュールすることができる。言い換えれば、送信スケジューラ212によって前もって調整され得る初期送信が行われた場合に、予め定義されたインスタンスを定義することができる。そのような送信の場合、(1つ以上の)サービングセル110は、全てのセル110〜120によって送信すべきデータパケットの転送を可能にすることができる。その後、(1つ以上の)サービングセル110がパケット終了の全責任を引き受けるように、(1つ以上の)補助セル120との協同を単一の送信のためにのみ行うことができる。
次に図4を参照すると、永続的割当てが利用される非同期H−ARQシナリオのためのN−MIMO又はCoMP通信の協調を可能にするために利用できるシステム400が示されている。図4に示すように、システム400は、1つ以上のサービングセル110と1つ以上の補助セル120とを含むことができ、それらのセルにわたって1つ以上のUE130への(1つ以上の)協調送信を行うことができる。一態様によれば、永続的割当ての場合にセル110〜120間の協同送信を可能にするために、所定のUE130のためのサービングセル110に関連するARQコーディネータ114及び/又は他の手段は、UE130と通信するために利用される送信間隔を管理することができる送信間隔マネージャ412を利用することができる。一例では、サービングセル110は、(1つ以上の)補助セル120及び/又は(1つ以上の)UE130に関係する(1つ以上の)送信間隔に関係する情報を供給することができる。
例として、協同送信が利用可能であるシナリオでは、予想された(例えば、テール)バックホール待ち時間未満になるように送信間隔マネージャ412によって選択される間隔で、永続的割当て上でのUE130への後続のパケットの送信を構成することができることを諒解できよう。従って、新しいパケットの通常の送信(例えば、8msごとの新しいパケット送信)は、場合によっては好適ではないことがあることを諒解できよう。一例では、(例えば、上位層シグナリングなどに基づいて特定のUE130のための割当て又はプリセットの一部としてシグナリングされる)パラメータとして永続的割当てのための送信間隔を送信間隔マネージャ412によって定義することができる。更に、UE(例えば、フロー)待ち時間要件、ノード間通信の予期された待ち時間、及び/又は他の好適なファクタに応じて、送信間隔マネージャ412によってそのような間隔を選択することができる。
別の例では、送信間隔マネージャ412は、例えば、短い間隔と長い間隔など、永続的割当てパケット送信のための2つ以上の異なる間隔を定義することができる。短い間隔は比較的短い長さ(例えば、8ms)に固定でき、また、UE待ち時間要件が短い期間を規定する場合、失われたノード間協調の場合のリソース消耗が制限されるように関連する割当てサイズが比較的小さい場合、及び/又は他の好適な考慮事項に応じて、永続的割当ての終了の可能性が低くなるように、関連するUEバッファレベルが十分に大きいと予想される限り、短い間隔を使用することができる。追加又は代替として、関連するUEバッファがすぐに満了する可能性がより高い場合、より大きい割当て上で長い間隔をエンフォースすることができる。
さらなる態様によれば、様々なシナリオにおいて、同期H−ARQ及び/又は非同期H−ARQの場合、上記の方法と同様の方法で、短い送信間隔と長い送信間隔とを利用することができる。例えば、協調された再送信を可能にするように、送信間の時間間隔が(例えば、バックホール待ち時間に比較して)十分に大きくなるように構成されたネットワーク実装形態において、長い送信間隔を利用することができる。
次に図5を参照すると、永続的割当てを利用しない非同期H−ARQシナリオのためのN−MIMO又はCoMP通信の協調を可能にするために利用できるシステム400が示されている。図5に示すように、システム500は、1つ以上のサービングセル110と1つ以上の補助セル120とを含むことができ、それらのセルにわたって1つ以上のUE130への(1つ以上の)協調送信を行うことができる。一態様によれば、UE130のためのサービングセル110にあるARQコーディネータ114及び/又は他の好適な手段は、(1つ以上の)サービングセル110と(1つ以上の)補助セル120との間のノード間協同技法と組み合わせた非同期H−ARQプロトコルの使用を可能にすることができる。一例では、所定のパケットの冗長性バージョンを含む、全ての送信の明示的シグナリングを使用して非同期H−ARQを実行することができる。例えば、ARQコーディネータ114に関連する再送信コーディネータ512及び/又は他の機構は、パケットの冗長性バージョンに関係するスケジューリング情報が、対応する再送信が行われる前に時間内に全ての協同しているノードに到達するように、パケットのH−ARQ再送信が十分に遅延されるように、所定のパケットの冗長性バージョンをスケジュールし、そのパケットに対応する再送信情報を供給することができる。
場合によっては、H−ARQ再送信をかなりの程度まで(例えば、10msを大幅に超えて)遅延させることは、増大したパケット待ち時間がユーザエクスペリエンスに影響を及ぼす(例えば、Voice over Internet Protocol(VoIP)及び/又は他の待ち時間感知アプリケーションに関連する)シナリオにおいて有害となり得ることを諒解できよう。従って、一例では、再送信コーディネータ512は、初期H−ARQ送信上でのみノード間協同を可能にし、図3の線図302及び304によって示される方法と同様の方法で、協同がない後続の再送信のサービスを可能にすることができる。
次に図6〜図9を参照すると、本明細書に記載の様々な態様に従って実行できる方法が示されている。説明を簡潔にする目的で、方法を一連の行為として図示し説明するが、いくつかの行為は、1つ以上の態様によれば、本明細書で図示し説明する順序とは異なる順序で、及び/又は他の行為と同時に行われるので、方法は行為の順序によって限定されないことを理解し、諒解されたい。例えば、方法は、状態図など、一連の相互に関連する状態又は事象として代替的に表現できることを当業者ならば理解し、諒解するであろう。更に、1つ以上の態様による方法を実装するために、図示の全ての行為が必要とされるわけではない。
図6を参照すると、N−MIMOシステム内のH−ARQ通信の協調及びスケジューリングのための方法600が示されている。方法600は、例えば、ネットワークセル(例えば、システム100中のサービングセル110及び/又は補助セル120)、及び/又は他の適切なネットワーク機器によって実行できることを諒解されよう。方法600はブロック602において開始し、1以上のユーザ(例えば、UE130)との通信に利用すべきH−ARQプロトコルを識別する。方法600は、次いでブロック604において終了し、ブロック602において識別されたH−ARQプロトコルに少なくとも部分的に基づいて、1以上のユーザへの送信及び/又は再送信のためにそれぞれのネットワークノード(例えば、セル110〜120)にわたって利用すべき共同戦略を(例えば、ARQコーディネータ114によって)選択する。一例では、ブロック604において選択される共同戦略を、同期又は非同期H−ARQプロトコル、永続的リソース割当ての存在又は不在、及び/又は本明細書及び以下の方法で概して説明する他の好適なファクタに適合させることができる。
次に図7を参照すると、同期H−ARQプロトコルに従って協同送信を協調させるための方法700の流れ図が示されている。方法700は、例えば、基地局及び/又は任意の他の適切なネットワークエンティティによって実行できる。方法700はブロック702において開始し、同期H−ARQプロトコルに従ってUEに送信すべきパケットを識別する。次に、ブロック704において、パケットを送信のために事前スケジュールすることができるかどうかを判断する。パケットを事前にスケジュールすることができない場合、方法700はブロック706において終了し、パケットは、ノード間協同なしに方法700に関連するネットワークノードによって送信される。
代替的に、パケットを事前スケジュールすることができる場合、方法700は、ブロック704からブロック708に進み、(例えば、後続の又は冗長な送信とは反対に)パケットの初期送信を行うべきかどうかを判断する。ブロック708において送信が再送信であると判断された場合、方法700は、上述のようにブロック706において終了する。場合によっては、方法700は、代わりにブロック710において終了し、パケットは、複数の協同しているネットワークノードにわたって(例えば、送信スケジューラ212によってスケジュールされた)事前スケジュールされたインスタンスにおいて送信される。
図8に、それぞれの永続的割当てに従ってネットワークノードにわたって協同送信を協調させるための方法800を示す。方法800は、例えば、ワイヤレスネットワークノード及び/又は任意の他の好適なネットワーク機器によって実行できる。方法800はブロック802において開始し、ネットワークユーザに関連する永続的割当てを識別する。次に、ブロック804において、ブロック802において識別された永続的割当てに関連するアプリケーションの待ち時間要件、関連する協同しているネットワークノード間の予期されたバックホール待ち時間(例えば、(1つ以上の)サービングセル110と(1つ以上の)補助セル120との間のバックホールリンクの待ち時間)、及び/又は他のファクタに基づいて、永続的割当てに関連するタイムスケールを識別する。方法800は、次いでブロック806において終了し、ブロック804において識別されたタイムスケールに基づいて、それぞれの協同しているネットワークノードにわたる、ブロック802において識別された永続的割当てに従って行うべき協同送信のために(例えば、送信間隔マネージャ412によって)少なくとも1つの送信間隔を選択する。
次に図9を参照すると、非同期H−ARQプロトコルに従って協同送信を協調させるための方法900が示されている。方法900は、ネットワークセル及び/又は他の適切なネットワークエンティティによって実行できる。方法900はブロック902において開始し、非同期H−ARQプロトコルに従ってデータパケットをUEに送信する。次に、ブロック904において、(例えば、ARQフィードバックモジュール132から受信したフィードバックに基づいて)データパケットの反復送信が望まれるかどうかを判断する。反復送信が望まれない場合、方法900は終了する。
ブロック904において、パケットの反復送信が望まれると判断された場合、方法900はブロック906に進み、方法900は、パケットに関連するアプリケーションが待ち時間感知であるかどうかに応じて分岐する。アプリケーションが待ち時間感知である場合、方法900はブロック908において終了し、ノード間協同なしにパケットをUEに再送信する。代替的に、アプリケーションが待ち時間感知でないと判断された場合、方法900は、終了する前に、代わりにブロック910及び912に進む。ブロック910において、それぞれの協同しているネットワークセルにわたるパケットの冗長性バージョンの送信を(例えば、再送信コーディネータ512によって)スケジュールする。ブロック912において、パケットの冗長性バージョンを、ブロック910において作成されたスケジュールに従って、それぞれの協同しているネットワークセルにわたって送信する。
図10を参照すると、H−ARQ方式に従ってデータ送信及び/又は再送信の協調を可能にする装置1000が示されている。装置1000は機能ブロックを含むものとして表されており、プロセッサ、ソフトウェア、又はそれらの組合せ(例えば、ファームウェア)によって実装される機能を表す機能ブロックとすることができることを諒解されたい。装置1000は、ネットワークセル(例えば、サービングセル110及び/又は補助セル120)、及び/又は別の好適なネットワークエンティティによって実装でき、関連する端末と通信するために利用されるH−ARQ方式を識別するためのモジュール1002と、識別されたH−ARQ方式に少なくとも部分的に基づいて、端末への送信を可能にするために、1つ以上の関連するネットワークノードと協調させるためのモジュール1004とを含むことができる。
次に図11を参照すると、様々な態様による多地点協調通信を可能にする例示的なシステム1100が示されている。図11に示すように、システム1100は、本明細書で概して説明するように、それぞれのUE1120と通信することができる1つ以上のネットワークセル1110及び/又は他のネットワークノードを含むことができる。
一態様によれば、システム1100中のそれぞれのセル1110は、所定のUE1120との通信に関連するデータレートを高めるために、及び/又はシステム1100中の他のセル1110及び/又はUE1120に生じた干渉を低減するために、1つ以上の共同戦略に従って協調することができる。一例では、システム1100中のそれぞれのセル1110は、協調消音(coordinated silencing(CS))、eノードB間(セル間)パケット共有による共同送信(JT)、協調ビームフォーミング(CBF)、及び/又は当技術分野で一般に知られている(1つ以上の)任意の他の好適なセル協同技法など、1つ以上のUE1120への送信のための複数の協同技法を利用するように動作可能であり得る。別の例では、通信のために利用すべきそれぞれのセル協同技法などのシステム1100、そのような協同技法のために利用すべきセル1110、及び協同通信を介してサービスすべきそれぞれのUE1120の様々な動作可能な態様は、それぞれのセル1110のユーティリティ計算モジュール1112及び/又は他の好適な機構によって制御できる。更に、(例えば、ユーティリティ計算モジュール1114を介して)1つ以上のセル1110によって実行される限界ユーティリティ計算、及び/又は任意の他の好適なメトリックによって、ユーティリティ計算モジュール1112によって行われる判断を少なくとも部分的にサポートすることができる。
一般に、ノードクラスタリング、スケジューリング、利用すべき協同送信の形態などに関係するスケジューリング決定を計算し、及び/又は行うために、セル1110は共同戦略セレクタ1114を利用することができる。UEモビリティ、それぞれのUE120に関連するキャリア対干渉(C/I)レベル、それぞれのセル間のバックホールリンクの機能などのファクタに基づいて、協同タイプセレクタ1114は共同戦略を選択することができる。例として、協同タイプセレクタ1114は、高モビリティUE及び/又は所定のUE1120に関連する迅速に変化するチャネル状態の場合、CS及び/又は別の同様の単純な形態のセル協同を選択することができる。追加又は代替として、所定のUE1120のモビリティが低いか、又はそのUE1120に関して高度のアンテナ相関が存在すると判断される場合、(例えば、セル1110間のバックホールリンクが比較的遅い場合は)セル間パケット共有によるJT、又は(例えば、セル1110間のバックホールリンクが比較的速い場合は)CBFなどのより高度な協同技法を選択することができる。別の例では、ユーティリティ計算モジュール1112及び/又は共同戦略セレクタ1114は、それぞれのUE1120から(例えば、それぞれのUE1120にあるフィードバックモジュール1122を介して)得られた情報に少なくとも部分的に基づいて動作することができる。
一態様によれば、(例えば、ユーティリティ計算モジュール1112によって)それぞれのUE1120に関連する予想レートを計算し、バックホール帯域幅、待ち時間制約などのファクタとともに活用して、それぞれの協同技法から選択することができる。例えば、協同タイプセレクタ1112は、関連する事前及び/又は長期バックホールリンク分類に基づいて、バックホール帯域幅及び待ち時間不確実性を使用して、JT技法をルールアウトすることができる。別の例では、送信機チャネル状態情報(CSIT)配信待ち時間及び精度、ならびにスケジューリング待ち時間及び/又は他の好適なファクタを予想レート計算において考慮することができる。
具体的な例として、協同タイプセレクタ1114は、次のような協同技法選択ルールのセットを利用することができる。最初に、協同タイプセレクタ1114は、長期バックホールリンク分類に基づいてJT技法をルールアウトすることができる。更に、合成エネルギーC/Iと最良ノードC/Iとの比が予め定義されたしきい値を下回る場合、協同タイプセレクタ1114はJTよりもCBF技法を検討することができる。更に、関連するチャネル予測誤差がしきい値を上回る場合、協同タイプセレクタ1114は、(例えば、CBF及び/又はJTが可能である場合)CSを検討することができる。
別の態様によれば、ユーティリティ計算モジュール1112は、様々なファクタに基づいてUEごとの予想レートを計算することができる。これらのファクタは、例えば、(例えば、リンクごとに割り振られる電力及び帯域幅リソースを考慮に入れた)利用される共同戦略に関与するそれぞれのリンクのための伝搬チャネル、それぞれのUE1120における予想ダウンリンク推定誤差と対応するフィードバック待ち時間とに基づくチャネル予測精度、適用可能なときに空間的干渉構造を考慮に入れた、協同及び非協同ネットワークノード(例えば、セル1110及び/又はUE1120)からの予期干渉レベル、及び/又は任意の他の好適なファクタを含むことができる。一例では、システム1100中のそれぞれのUE1120は、ダウンリンク推定誤差に関係する情報、フィードバック待ち時間、UE処理損失、干渉ヌル化機能、及び/又はそれぞれのUE1120の動作可能な機能に関係する他の情報を、フィードバックモジュール1122及び/又は任意の他の好適な手段を介して、それぞれのセル1110に与えることができる。
一例では、ユーティリティ計算モジュール1112は、送信機チャネル状態情報(CSIT)に関する様々な要件に基づいて、所定のUE1120についてのユーティリティ計算を実行することができる。CSIT要件は、例えば、所定のUE1120に関してそれぞれのセル1110によって採用される共同戦略に基づいて変化し得る。具体的な例として、反復的信号処理及び/又はCBFに関連するCSIT要件は、CSに関するCSIT要件ごとに大幅に異なり得ることを諒解できよう。一例では、セル1110は、関連するCSIT効果の1次近似を採用するために、後処理キャリア対干渉(C/I)レベルが中から高のときの正確なCSITの仮定を利用することができる。追加又は代替として、(例えば、空間的誤差による)かなり大きい誤差の影響に遭遇する場合、セル1110は、より複雑な信号処理技法よりもCSを選好することができる。一態様によれば、そのような技法よりもCSが選択されるしきい値は、本明細書で更に詳細に説明するように、チャネル予測の経験的測度に基づき得る。
さらなる態様によれば、共同戦略セレクタ1114は、それぞれのUE1120に関して利用すべき共同戦略を最適化するための1つ以上の戦略ユーティリティ最大化技法(strategy utility maximization techniques)を利用することができる。例えば、1つ以上の反復的ユーティリティ最大化アルゴリズム(例えば、反復価格決定(iterative pricing)と同様のアルゴリズム)を利用することができ、それぞれの候補共同戦略のためにそれぞれのネットワークノード(例えば、セル1110、セル1110内のセクタなど)において反復的探索を実行する。一例では、例えば、様々なノードのビーム係数に対する制約に反映され得る、様々な協同技法制約を考慮することができる。別の例では、収束まで、それぞれの反復においてそれぞれのビーム重みを更新するために1次拡張を利用することができる。様々な実装形態では、様々な方法で選択できるアルゴリズム開始点に応じて収束を行うことができる。例えば、それぞれの協同しているノードにわたるゼロフォーシング(ZF)、最大比合成(MRC)及び/又はMMSEベースの手法などによって開始点を選択することができる。一例では、ZF及び/又はMRCに加えて、電力割振り技法を適用することができる。
次に図12を参照すると、本発明で説明する様々な態様による多地点協同通信を可能にする例示的なシステム1200が示されている。図12に示すように、システム1200は、(1つ以上の)サービングセル1210及び(1つ以上の)補助セル1220など、1つ以上の関連するネットワークセルと通信することができる、それぞれのユーザ機器1230を含むことができる。上述の図及び説明と同様に、セル1210〜1220の機能をそのような命名によって暗示するものではないことを諒解されたい。例えば、補助セル1220は、場合によってはサービングセル1210に加えて、又はサービングセル1210の代わりに、ユーザ機器1230のための通信カバレージを与えることによって、ユーザ機器1230にサービスすることができる。
一態様によれば、それぞれのサービングセル1210及び補助セル1220は、1以上のユーザ機器1230とのN−MIMO又はCoMP通信を実行するように協同することができる。例えば、それぞれのセル1210〜1220間、1つ以上のセル1210〜1220に関連するそれぞれのセクタ間、及び/又は任意の他の好適なネットワークエンティティ間の協同を可能にするために、様々な技法を利用することができる。例えば、それぞれのセル1210〜1220及び/又は(1つ以上の)任意の他の好適な機構に関連するTX/RX協調モジュール1212によって、そのような協同を可能にすることができる。更に、TX/RX協調モジュール1212は、フラクショナル周波数再利用、サイレンシング、協調ビームフォーミング、共同送信など、(1つ以上の)任意の好適なネットワーク共同戦略に従って、それぞれのネットワークエンティティ間の協同を可能にすることができる。
一例では、ユーザ機器1230への送信が所定のセル1210又は1220から行われる場合、ユーザ機器1230への送信が、近隣セル1210及び/又は1220上でスケジュールされたユーザ機器に直交するか、又は場合によっては実質的には不整合するように、所定のセル1210又は1220によってユーザ機器1230にサービスするためにビームが選択されるように、それぞれのセル1210〜1220からの送信を協調させることによって、それぞれのセル1210〜1220に関連するネットワークノード間で協調ビームフォーミングを行うことができる。そうすることによって、近隣ネットワーク機器への干渉の影響を同時に低減しながら、所望のユーザ機器1230についてビームフォーミング利得を実現することができることを諒解できよう。一例では、スケジューリング、ビーム選択、(例えば、近隣機器における干渉を実質的に制限する望ましいビームを有するユーザ機器1230を選択することによる)ユーザ選択などを実行することによって、協調ビームフォーミングを可能にすることができる。
追加又は代替として、例えば、所定のユーザ機器1230への送信用に指定されたリソースをプールし、複数の別個のネットワークノード(例えば、サービングセル1210ならびに補助セル1220に対応するノード)を介して、プールされたリソースを送信することによって、複数のネットワークノードと所定のユーザ機器1230との間で共同送信を行うことができる。例えば、第1のセルが第1のユーザに変調シンボルxを送信し、第2のセルが第2のユーザに変調シンボルyを送信する代わりに、それらのセルは、第1のセルがユーザの一方又は両方にax+byを送信し、第2のセルが同じ(1つ以上の)ユーザにcx+dyを送信するように協同することができ、但し、a、b、c、及びdは、ユーザの信号対雑音比(SNR)、システム容量、及び/又は(1つ以上の)任意の他の好適なメトリックを最適化するために選択される係数である。一例では、様々なセル1210〜1220に対応するネットワークノード間のリソースプーリングを、セル1210〜1220及び/又は任意の他の好適な機構間のバックホールリンクを介して行うことができる。別の例では、同様の技法をアップリンク共同送信のために利用することができ、データ、制御シグナリング、及び/又は他の適切な情報を複数のネットワークノードに送信するようにユーザ機器1230を構成することができる。
一態様によれば、アップリンク及びダウンリンクCoMP通信の様々な態様は、それぞれのユーザ機器1230によって供給されるフィードバックに基づき得る。例えば、それぞれのユーザ機器1230にあるN−MIMOフィードバックモジュール1232を利用して、様々なセル1210〜1220にフィードバックを供給することができ、セル1210〜1220は、ユーザフィードバック処理モジュール1214及び/又は他の好適な手段を利用して、システム1200内で協同通信を行う際にそのフィードバックを利用することができる。例として、ダウンリンクCoMP通信の場合、(1つ以上の)ユーザ機器1230にあるN−MIMOフィードバックモジュール1232は、それぞれのサービングセルのそれぞれのセル1210〜1220、ならびに1つ以上の近隣非協同セルへのチャネル報告を可能にすることができる。別の例として、アップリンクCoMP通信の場合、N−MIMOフィードバックモジュール1232は、対応するアップリンク送信からの干渉の除去を可能にするためにセル1210〜1220によって利用できる、セル1210〜1220へのそれぞれスケジュールされたアップリンク送信と組み合わせて、それぞれのセル1210〜1220にフィードバック情報を供給することができる。
図13を参照すると、例示的なワイヤレス通信システム1300が示されている。一例では、システム1300は、いくつかのユーザをサポートするように構成でき、様々な開示する実施形態及び態様を実装することができる。図13に示すように、例として、システム1300は、複数のセル1302(例えば、マクロセル1302a〜1302g)に通信を与えることができ、それぞれのセルは、対応するアクセスポイント(AP)1304(例えば、1304a〜1304g)によってサービスされる。一例では、1つ以上のセルをそれぞれのセクタ(図示せず)に更に分割することができる。
図13に更に示すように、様々なアクセス端末(AT)1306は、AT1306a〜1306kを含み、システム1300全体にわたって分散し得る。一例では、各AT1306は、そのATがアクティブであるかどうか、ならびにそのATがソフトハンドオフ中及び/又は別の同様の状態であるかどうかに応じて、所定の時点において順方向リンク(FL)及び/又は逆方向リンク(RL)上の1つ以上のAP1304と通信することができる。本明細書及び当技術分野で一般に使用する場合、AT1306は、ユーザ機器(UE)、モバイル端末、及び/又は任意の他の好適な名称で呼ばれることもある。一態様によれば、システム1300は、かなり大きい地理的領域にわたってサービスを与えることができる。例えば、マクロセル1302a〜1302gは、近傍及び/又は別の同様に好適なカバレージエリア中の複数のブロックのためのカバレージを与えることができる。
次に図14を参照すると、本明細書で説明する様々な態様が機能することができる、例示的なワイヤレス通信システム1400を示すブロック図が与えられている。一例では、システム1400は、送信機システム1410と受信機システム1450とを含む多入力多出力(MIMO)システムである。但し、送信機システム1410及び/又は受信機システム1450は、例えば、(例えば、基地局上の)複数の送信アンテナが1つ以上のシンボルストリームを単一のアンテナ機器(例えば、移動局)に送信することができる、多入力単出力システムにも適用できることを諒解されたい。更に、本明細書で説明する送信機システム1410及び/又は受信機システム1450の態様は、単出力単入力アンテナシステムに関して利用できることを諒解されたい。
一態様によれば、送信機システム1410において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータがデータソース1412から送信(TX)データプロセッサ1414に供給される。一例では、各データストリームは、次いで、それぞれの送信アンテナ1424を介して送信できる。更に、TXデータプロセッサ1414は、符号化データを供給するために、それぞれのデータストリーム用に選択された特定の符号化方式に基づいて、データストリームごとにトラフィックデータをフォーマット化し、符号化し、インタリーブすることができる。一例では、各データストリームの符号化データは、次いで、OFDM技法を使用してパイロットデータで多重化できる。パイロットデータは、例えば、既知の方法で処理される既知のデータパターンとすることができる。更に、パイロットデータは、チャネル応答を推定するために受信機システム1450において使用できる。送信機システム1410に戻ると、各データストリームの多重化されたパイロットデータ及び符号化データは、変調シンボルを供給するために、それぞれのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、又はM−QAM)に基づいて変調(即ち、シンボルマッピング)できる。一例では、各データストリームのデータレート、符号化、及び変調は、プロセッサ1430上で実行される命令及び/又はプロセッサ1430によって与えられる命令によって判断できる。
次に、全てのデータストリームの変調シンボルはTXプロセッサ1420に供給でき、TXプロセッサ1420は、(例えば、OFDM用に)変調シンボルを更に処理することができる。次いで、TX MIMOプロセッサ1420は、NT個の変調シンボルストリームをNT個のトランシーバ1422a〜1422tに供給することができる。一例では、各トランシーバ1422は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つ以上のアナログ信号を供給することができる。次いで、各トランシーバ1422は、それらのアナログ信号を更に調整(例えば、増幅、フィルタ処理、及びアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した変調信号を供給することができる。従って、トランシーバ1422a〜1422tからのNT個の変調信号は、次いで、それぞれ、NT個のアンテナ1424a〜1424tから送信できる。
別の態様によれば、送信された変調信号は、NR個のアンテナ1452a〜1452rによって受信機システム1450において受信できる。次いで、各アンテナ1452から受信した信号は、それぞれのトランシーバ1454に供給できる。一例では、各トランシーバ1454は、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ処理、増幅、及びダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを供給し、次いで、それらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを供給することができる。次いで、RX MIMO/データプロセッサ1460は、特定の受信機処理技法に基づいてNR個のトランシーバ1454からNR個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、NT個の「検出」シンボルストリームを供給することができる。一例では、各検出シンボルストリームは、対応するデータストリームに関して送信される変調シンボルの推定であるシンボルを含むことができる。次いで、RXプロセッサ1460は、各検出シンボルストリームを少なくとも部分的に復調し、デインタリーブし、復号することによって、各シンボルストリームを処理して、対応するデータストリームに関するトラフィックデータを回復することができる。従って、RXデータプロセッサ1460による処理は、送信機システム1410においてTX MIMOプロセッサ1420及びTXデータプロセッサ1414によって実行される処理を補足することができる。RXプロセッサ1460は、更に、処理されたシンボルストリームをデータシンク1464に供給することができる。
一態様によれば、RXプロセッサ1460によって発生されるチャネル応答推定は、受信機において空間/時間処理を実行し、電力レベルを調整し、変調レート又は方式を変更し、及び/又は他の適切なアクションを実行するために使用できる。更に、RXプロセッサ1460は、例えば、検出シンボルストリームの信号対雑音干渉比(SNR)などのチャネル特性を更に推定することができる。次いで、RXプロセッサ1460は、推定されたチャネル特性をプロセッサ1470に供給することができる。一例では、RXプロセッサ1460及び/又はプロセッサ1470は、システムに関する「動作」SNRの推定を更に導出することができる。次いで、プロセッサ1470は、通信リンク及び/又は受信データストリームに関する情報を備えることができるチャネル状態情報(CSI)を与えることができる。この情報は、例えば、動作SNRを含むことができる。次いで、CSIは、TXデータプロセッサ1418によって処理され、変調器1480によって変調され、トランシーバ1454a〜1454rによって調整され、送信機システム1410に返信され得る。更に、受信機システム1450にあるデータソース1416は、TXデータプロセッサ1418によって処理される追加のデータを与えることができる。
送信機システム1410に戻ると、次いで、受信機システム1450からの変調信号は、アンテナ1424によって受信し、トランシーバ1422によって調整し、復調器1440によって復調し、RXデータプロセッサ1442によって処理して、受信機システム1450によって報告されたCSIを回復することができる。一例では、報告されたCSIを、次いで、1つ以上のデータストリームのために使用すべきデータレートならびに符号化及び変調方式を判断するために、プロセッサ1430に供給し、使用することができる。次いで、判断された符号化及び変調方式を、受信機システム1450への後の送信における量子化及び/又は使用のためにトランシーバ1422に供給することができる。追加及び/又は代替として、プロセッサ1430が、報告されたCSIを使用して、TXデータプロセッサ1414及びTX MIMOプロセッサ1420のための様々な制御を発生することができる。別の例では、RXデータプロセッサ1442によって処理されるCSI及び/又は他の情報をデータシンク1444に供給することができる。
一例では、送信機システム1410にあるプロセッサ1430及び受信機システム1450にあるプロセッサ1470は、それらのそれぞれのシステムにおいて動作を指令する。更に、送信機システム1410にあるメモリ1432及び受信機システム1450にあるメモリ1472は、それぞれ、プロセッサ1430及び1470によって使用されるプログラムコード及びデータの記憶域を与えることができる。更に、受信機システム1450において、様々な処理技法を使用して、NR個の受信信号を処理して、NT個の送信シンボルストリームを検出することができる。これらの受信機処理技法は、等化技法とも呼ばれることがある空間及び時空間受信機処理技法、及び/又は「逐次干渉消去」又は「逐次消去」受信機処理技法とも呼ばれることがある「逐次ヌリング/等化及び干渉消去」受信機処理技法を含むことができる。
図15に、ネットワーク環境内でのアクセスポイント基地局の展開を可能にする例示的な通信システム1500を示す。図15に示すように、システム1500は、例えば、HNB1510など、複数のアクセスポイント基地局(例えば、フェムトセル又はホームノードBユニット(HNB))を含むことができる。一例では、それぞれのHNB1510を、例えば、1以上のユーザレジデンス1530など、対応する小規模ネットワーク環境中に設置することができる。更に、それぞれのHNB1510を(1つ以上の)関連する及び/又は異種UE1520にサービスするように構成することができる。一態様によれば、それぞれのHNB1510を、DSLルータ、ケーブルモデム、及び/又は別の好適な機器(図示せず)を介してインターネット1540及びモバイル事業者コアネットワーク1550に結合することができる。一態様によれば、フェムトセル又はHNB1510の所有者は、例えば、3G/4Gモバイルサービスなど、モバイル事業者コアネットワーク1550を介して提供されるモバイルサービスに加入することができる。従って、UE1520は、マクロセルラー環境1560中と宅内小規模ネットワーク環境中の両方において動作することが可能であり得る。
一例では、UE1520は、マクロセルモバイルネットワーク1560に加えて、フェムトセル又はHNB1510(例えば、対応するユーザレジデンス1530内に常駐するHNB1510)のセットによってサービスされ得る。本明細書及び当技術分野で一般に使用する場合、ホームフェムトセルは、AT又はUEが動作することを許可される基地局であり、ゲストフェムトセルは、AT又はUEが動作することを一時的に許可された基地局を指し、異種フェムトセルは、AT又はUEが動作することを許可されていない基地局である。一態様では、フェムトセル又はHNB1510を、単一の周波数上、又はそれぞれのマクロセル周波数と重なり得る複数の周波数上に展開することができる。
本明細書で説明した態様は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、又はそれらの任意の組合せで実装できることを理解されたい。システム及び/又は方法は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア又はマイクロコード、プログラムコード又はコードセグメントにおいて実装した場合、記憶構成要素などの機械可読媒体に記憶できる。コードセグメントは、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、又は命令、データ構造若しくはプログラムステートメントの任意の組合せを表すことができる。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、又はメモリ内容をパス及び/又は受信することによって、別のコードセグメント又はハードウェア回路に結合できる。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信などを含む、適切な手段を使用してパス、フォワーディング、又は送信することができる。
ソフトウェア実装の場合、本明細書で説明する技法は、本明細書で説明する機能を実行するモジュール(例えば、プロシージャ、関数など)を用いて実装できる。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶し、プロセッサによって実行することができる。メモリユニットは、プロセッサの内部又はプロセッサの外部に実装でき、その場合、当技術分野で知られているように様々な手段によってプロセッサに通信可能に結合できる。
上記の説明は1つ以上の態様の例を含む。もちろん、上述の態様について説明する目的で、構成要素又は方法のあらゆる考えられる組合せについて説明することは不可能であるが、当業者なら、様々な態様の多数のさらなる組合せ及び置換が可能であることを認識できよう。従って、説明した態様は、添付の特許請求の範囲の趣旨及び範囲内に入る全てのそのような改変形態、変更形態、及び変形形態を包含するものとする。更に、「含む(include)」という用語は、発明を実施するための形態又は特許請求の範囲のいずれかで使用される限り、「備える(comprising)」という用語を使用すると請求項における移行語と解釈されるように「備える(comprising)」と同様に包括的なものとする。更に、発明を実施するための形態又は特許請求の範囲のいずれかで使用される「又は(or)」という用語は、「非排他的な又は(non-exclusive or)」を意味するものとする。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 1以上のユーザと通信するために利用すべきハイブリッド自動再送要求(H−ARQ)プロトコルを識別することと、前記H−ARQプロトコルに少なくとも部分的に基づいて、前記1以上のユーザと通信するためにそれぞれのネットワークノードにわたって利用すべき共同戦略を選択することとを備える、方法。
[C2] 前記識別することが、1以上のユーザと通信するために利用すべき同期H−ARQプロトコルを識別することを含む、C1に記載の方法。
[C3] 前記選択することが、それぞれの初期H−ARQ送信を複数の協同しているネットワークノードにわたって協同的に行われるように構成することと、それぞれのH−ARQ再送信をノード間協同なしに行われるように構成することとを含む、C2に記載の方法。
[C4] 前記選択することが、前記1以上のユーザとの通信に先だって、それぞれの送信インスタンスをスケジュールすることを更に備え、それぞれの初期H−ARQ送信を前記構成することが、前記それぞれの初期H−ARQ送信を前記それぞれの送信インスタンス上で行われるように構成することを含む、C3に記載の方法。
[C5] 前記選択することが、所定のユーザへの送信が事前スケジュール可能であるかどうかを判断することと、前記送信が事前スケジュール可能であると判断したときに、前記送信を複数の協同しているネットワークノードにわたって協同的に行われるように構成することと、前記送信が事前スケジュール可能でないと判断したときに、前記送信をノード間協同なしに行われるように構成することとを含む、C2に記載の方法。
[C6] 前記識別することが、1以上のユーザに関連する永続的割当てと組み合わせて利用すべきH−ARQプロトコルを識別することを含む、C1に記載の方法。
[C7] 前記選択することが、所定のユーザのための永続的割当てに関連する1つ以上のタイムスケールを識別することと、前記1つ以上のタイムスケールに少なくとも部分的に基づいて、前記所定のユーザへの協同送信のための1つ以上の送信間隔を選択することとを含む、C6に記載の方法。
[C8] 1つ以上のタイムスケールを前記識別することが、前記永続的割当てに関連するアプリケーションの待ち時間要件、又はそれぞれの関連するネットワークノードに関連するバックホールリンクの待ち時間のうちの少なくとも1つに基づいて、1つ以上のタイムスケールを識別することを含む、C7に記載の方法。
[C9] 前記選択することが、前記所定のユーザへの協同送信のための複数の送信間隔を選択することと、前記所定のユーザに関連するバッファレベルに少なくとも部分的に基づいて、前記複数の送信間隔から送信間隔を選択することとを更に含む、C7に記載の方法。
[C10] 前記選択することが、第1の送信間隔と前記第1の送信間隔よりも長い第2の送信間隔とを構成することと、前記1以上のユーザ又は前記それぞれのネットワークノードのうちの少なくとも1つに関連するタイミング要件に少なくとも部分的に基づいて、前記第1の送信間隔及び前記第2の送信間隔から、それぞれのネットワークノードにわたる協同通信のための送信間隔を選択することとを含む、C1に記載の方法。
[C11] 送信間隔を前記選択することは、前記1以上のユーザのバッファレベルが実質的に大きいか、ユーザ待ち時間要件が実質的に短い送信間隔を規定するか、又は前記1以上のユーザに関連するリソース割当てが実質的に小さいと判断したときに、前記第1の送信間隔を選択することを含む、C10に記載の方法。
[C12] 送信間隔を前記選択することは、前記1以上のユーザに関連するバッファの満了が切迫しているか、又は前記それぞれのネットワークノードによって行われるそれぞれの送信間の時間間隔が、協調再送信をサポートするのに十分に大きいように構成されていると判断したときに、前記第2の送信間隔を選択することを含む、C10に記載の方法。
[C13] 前記識別することが、1以上のユーザと通信するために利用すべき非同期H−ARQプロトコルを識別することを含む、C1に記載の方法。
[C14] 1以上のユーザにデータパケットを送信し、前記データパケットの再送信のための要求を識別することを更に備え、前記選択することが、前記データパケットに関連するアプリケーションの待ち時間感度に応じて前記データパケットの再送信をスケジュールすることを更に含む、C13に記載の方法。
[C15] 前記選択することは、前記データパケットに関連する前記アプリケーションが待ち時間感知アプリケーションであると判断したときに、ノード間協同なしの前記データパケットの再送信をスケジュールすることを更に含む、C14に記載の方法。
[C16] 前記選択することは、前記データパケットに関連する前記アプリケーションが待ち時間感知アプリケーションでないと判断したときに、複数のネットワークノードにわたって前記データパケットの冗長性バージョンの協同送信を更にスケジュールすることを含む、C14に記載の方法。
[C17] ワイヤレス通信装置であって、前記ワイヤレス通信装置によってサービスされるユーザ機器ユニット(UE)と、前記UEと通信するように構成されたハイブリッド自動再送要求(H−ARQ)プロトコルとに関係するデータを記憶するメモリと、前記UEと通信するように構成された前記H−ARQプロトコルに少なくとも部分的に基づいて、前記UEと通信するために前記ワイヤレス通信装置及び1つ以上の関連するネットワークノードによって利用すべき共同戦略を構成するように構成されたプロセッサと
を備える、ワイヤレス通信装置。
[C18] 前記UEと通信するように構成された前記H−ARQプロトコルが同期H−ARQプロトコルである、C17に記載のワイヤレス通信装置。
[C19] 前記プロセッサが、1つ以上の関連するネットワークノードと協同して前記UEへのそれぞれの初期送信を可能にし、関連するネットワークノードからの協同なしに前記UEへのそれぞれの再送信を可能にするように更に構成された、C18に記載のワイヤレス通信装置。
[C20] 前記プロセッサが、送信インスタンスのセットを事前スケジュールし、送信インスタンスの前記セット中の送信インスタンス上で前記UEへのそれぞれの初期送信を可能にするように更に構成された、C19に記載のワイヤレス通信装置。
[C21] 前記プロセッサが、前記UEへのそれぞれの送信を、事前スケジュール可能であるか、又は事前スケジュール可能でないかに分類し、1つ以上の関連するネットワークノードと協同して前記UEへのそれぞれの事前スケジュール可能な送信を可能にし、関連するネットワークノードからの協同なしに前記UEへのそれぞれの事前スケジュール可能でない送信を可能にするように更に構成された、C18に記載のワイヤレス通信装置。
[C22] 前記UEと通信するように構成された前記H−ARQプロトコルが、前記UE用に指定された1つ以上の永続的リソース割当てに関連する、C17に記載のワイヤレス通信装置。
[C23] 前記プロセッサが、永続的リソース割当てに関連するアプリケーションの待ち時間要件、又は前記ワイヤレス通信装置と少なくとも1つの関連するネットワークノードとの間のバックホールリンクの待ち時間のうちの少なくとも1つに基づいて、前記UEへの前記永続的リソース割当てに関連する1つ以上のタイムスケールを識別し、前記1つ以上のタイムスケールに基づいて、前記UEと通信するための少なくとも1つの送信間隔を計算するように更に構成された、C22に記載のワイヤレス通信装置。
[C24] 前記プロセッサが、前記UEと通信するための複数の送信間隔を計算し、前記UEに関連するバッファレベルに少なくとも部分的に基づいて、前記複数の送信間隔から送信間隔を選択するように更に構成された、C23に記載のワイヤレス通信装置。
[C25] 前記メモリが、第1の送信間隔と、前記第1の送信間隔よりも長い第2の送信間隔とに関係するデータを更に記憶し、前記プロセッサが、前記UE、前記ワイヤレス通信装置、あるいは1つ以上の関連するネットワークノードに関連するタイミング要件に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレス通信装置及び前記1つ以上の関連するネットワークノードによって、協調通信のために前記第1の送信間隔又は前記第2の送信間隔を選択するように更に構成されたC17に記載のワイヤレス通信装置。
[C26] 前記プロセッサは、前記UEのバッファレベルが実質的に大きいか、UE待ち時間要件が前記第1の送信間隔の使用を必要とするか、又は前記UEのためのリソース割当てが実質的に小さいと判断したときに、前記第1の送信間隔を選択し、又は前記UEに関連するバッファの満了が切迫しているか、又は前記ワイヤレス通信装置及び前記1つ以上の関連するネットワークノードによって行われるそれぞれの送信間の時間間隔が、協調再送信をサポートするのに十分に大きいように構成されていると判断したときに、前記第2の送信間隔を選択するように更に構成された、C25に記載のワイヤレス通信装置。
[C27] 前記UEと通信するように構成された前記H−ARQプロトコルが非同期H−ARQプロトコルである、C17に記載のワイヤレス通信装置。
[C28] 前記プロセッサが、前記UEへの送信を行い、前記UEからの前記送信の反復の要求を識別し、前記送信に関連するアプリケーションの待ち時間感度に少なくとも部分的に基づいて、前記送信の反復のために利用すべき共同戦略を構成するように更に構成された、C27に記載のワイヤレス通信装置。
[C29] 前記プロセッサは、前記送信に関連する前記アプリケーションが待ち時間感知アプリケーションであると判断したときに、ノード間協同なしの前記送信の反復を可能にするように更に構成された、C28に記載のワイヤレス通信装置。
[C30] 前記プロセッサは、前記送信に関連する前記アプリケーションが待ち時間感知アプリケーションでないと判断したときに、1つ以上の関連するネットワークノードと協同して前記送信の反復を可能にするように更に構成された、C28に記載のワイヤレス通信装置。
[C31] 関連する端末と通信するために利用されるハイブリッド自動再送要求(H−ARQ)方式を識別するための手段と、前記関連する端末と通信するために利用されるH−ARQ方式に少なくとも部分的に基づいて、前記関連する端末への送信を可能にするために1つ以上の関連するネットワークノードと協調するための手段とを備える、装置。
[C32] 前記関連する端末と通信するために利用される前記H−ARQ方式が同期H−ARQ方式である、C31に記載の装置。
[C33] 協調するための前記手段が、前記関連する端末へのそれぞれの初期送信を、前記1つ以上の関連するネットワークノードと協同して行われるようにスケジュールするための手段と、前記関連する端末へのそれぞれの反復送信を、前記1つ以上の関連するネットワークノードからの協同なしに行われるようにスケジュールするための手段と
を備える、C32に記載の装置。
[C34] 前記装置が、前記関連する端末との通信に先だって、それぞれの送信インスタンスをスケジュールするための手段を更に備え、それぞれの初期送信をスケジュールするための前記手段が、それぞれの初期送信を前記それぞれの送信インスタンス上で行われるように構成するための手段を備えるC33に記載の装置。
[C35] 協調するための前記手段が、前記関連する端末への送信が事前スケジュール可能であるかどうかを判断するための手段と、前記送信が事前スケジュール可能であると判断したときに、前記送信を前記1つ以上の関連するネットワークノードと協同して行われるようにスケジュールするための手段と、前記送信が事前スケジュール可能でないと判断したときに、前記送信を前記1つ以上の関連するネットワークノードからの協同なしに行われるようにスケジュールするための手段とを備える、C32に記載の装置。
[C36] 前記関連する端末と通信するために利用される前記H−ARQ方式が、前記関連する端末用に指定されたリソースの永続的割当てを活用する、C31に記載の装置。
[C37] 協調するための前記手段が、前記永続的割当てに関連するアプリケーションの待ち時間要件、又は前記装置とそれぞれの関連するネットワークノードとの間のバックホールリンクの待ち時間のうちの少なくとも1つに基づいて、前記永続的割当てに関連するそれぞれのタイムスケールを判断するための手段と、前記それぞれのタイムスケールに少なくとも部分的に基づいて、前記関連する端末と通信するための1つ以上の時間間隔を計算するための手段とを備える、C36に記載の装置。
[C38] 協調するための前記手段が、前記関連する端末と通信するための複数の時間間隔を計算するための手段と、前記関連する端末のバッファレベルに少なくとも部分的に基づいて、前記関連する端末と通信するための時間間隔を選択するための手段と
を更に備える、C37に記載の装置。
[C39] 前記関連する端末と通信するために利用される前記H−ARQ方式が非同期H−ARQ方式である、C31に記載の装置。
[C40] 前記装置が、前記関連する端末への送信を行うための手段と、前記関連する端末からの前記送信の反復の要求を識別するための手段とを更に備え、協調するための前記手段が、前記送信に関連するアプリケーションの待ち時間感度に少なくとも部分的に基づいて、前記送信の反復を可能にするために1つ以上の関連するネットワークノードと協調するための手段を備える、C39に記載の装置。
[C41] コンピュータに、ユーザ機器ユニット(UE)と通信するために利用されるハイブリッド自動再送要求(H−ARQ)方式を識別させるためのコードと、コンピュータに、前記UEと通信するために利用されるH−ARQ方式に少なくとも部分的に基づいて、前記UEへの送信を可能にするために1つ以上の関連するネットワークノードと協調させるためのコードとを含む、コンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
[C42] 前記UEと通信するために利用される前記H−ARQ方式が同期H−ARQ方式である、C41に記載のコンピュータプログラム製品。
[C43] コンピュータに協調させるための前記コードが、コンピュータに、前記1つ以上の関連するネットワークノードと協同して前記UEへのそれぞれの初期送信をスケジュールさせるためのコードと、コンピュータに、前記1つ以上の関連するネットワークノードからの協同なしに前記UEへのそれぞれの反復送信をスケジュールさせるためのコードと
を含む、C42に記載のコンピュータプログラム製品。
[C44] 前記コンピュータ可読媒体が、コンピュータに、前記UEとの通信に先だって、それぞれの送信インスタンスをスケジュールさせるためのコードを更に含み、コンピュータにそれぞれの初期送信をスケジュールさせるための前記コードが、コンピュータに、前記それぞれの送信インスタンス上でそれぞれの初期送信をスケジュールさせるためのコードを含むC43に記載のコンピュータプログラム製品。
[C45] コンピュータに協調させるための前記コードが、コンピュータに、前記UEへの送信が事前スケジュール可能であるかどうかを判断させるためのコードと、前記送信が事前スケジュール可能であると判断したときに、コンピュータに、前記1つ以上の関連するネットワークノードと協同して前記送信をスケジュールさせるためのコードと、前記送信が事前スケジュール可能でないと判断したときに、コンピュータに、前記1つ以上の関連するネットワークノードからの協同なしに前記送信をスケジュールさせるためのコードとを含む、C42に記載のコンピュータプログラム製品。
[C46] 前記UEと通信するために利用される前記H−ARQ方式が、前記UE用に指定されたリソースの永続的割当てを活用する、C41に記載のコンピュータプログラム製品。
[C47] コンピュータに協調させるための前記コードが、コンピュータに、前記永続的割当てに関連するアプリケーションの待ち時間要件、又は前記装置とそれぞれの関連するネットワークノードとの間のバックホールリンクの待ち時間のうちの少なくとも1つに基づいて、前記永続的割当てに関連するそれぞれのタイムスケールを判断させるためのコードと、コンピュータに、前記それぞれのタイムスケールに少なくとも部分的に基づいて、前記UEと通信するための1つ以上の時間間隔を計算させるためのコードとを更に含む、C46に記載のコンピュータプログラム製品。
[C48] コンピュータに協調させるための前記コードが、コンピュータに、前記UEと通信するための複数の時間間隔を計算させるためのコードと、コンピュータに、前記UEのバッファレベルに少なくとも部分的に基づいて、前記UEと通信するための時間間隔を選択させるためのコードとを更に含む、C47に記載のコンピュータプログラム製品。
[C49] 前記UEと通信するために利用される前記H−ARQ方式が非同期H−ARQ方式である、C41に記載のコンピュータプログラム製品。
[C50] 前記コンピュータ可読媒体が、コンピュータに前記UEへの送信を行わせるためのコードと、コンピュータに前記UEからの前記送信の反復の要求を識別させるためのコードとを更に含む、コンピュータに協調させるための前記コードが、コンピュータに、前記送信に関連するアプリケーションの待ち時間感度に少なくとも部分的に基づいて前記送信の反復を可能にするために、1つ以上の関連するネットワークノードと協調させるためのコードを含むC49に記載のコンピュータプログラム製品。

Claims (50)

  1. ネットワークノードが1以上のユーザと通信するために利用すべきハイブリッド自動再送要求(H−ARQ)プロトコルを識別することと、
    前記ネットワークノードが前記H−ARQプロトコルに少なくとも部分的に基づいて、前記1以上のユーザと通信するために複数のネットワークノードにわたって利用すべき共同戦略を選択することとを備える、方法。
  2. 前記識別することが、1以上のユーザと通信するために利用すべき同期H−ARQプロトコルを識別することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択することが、
    それぞれの初期H−ARQ送信を複数の協同しているネットワークノードにわたって協同的に行われるように構成することと、
    それぞれのH−ARQ再送信をノード間協同なしに行われるように構成することとを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記選択することが、前記1以上のユーザとの通信に先だって、それぞれの送信インスタンスをスケジュールすることを更に備え、
    それぞれの初期H−ARQ送信を前記構成することが、前記それぞれの初期H−ARQ送信を前記それぞれの送信インスタンス上で行われるように構成することを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記選択することが、
    所定のユーザへの送信が事前スケジュール可能であるかどうかを判断することと、
    前記送信が事前スケジュール可能であると判断したときに、前記送信を複数の協同しているネットワークノードにわたって協同的に行われるように構成することと、
    前記送信が事前スケジュール可能でないと判断したときに、前記送信をノード間協同なしに行われるように構成することとを含む、請求項2に記載の方法。
  6. 前記識別することが、1以上のユーザに関連する永続的割当てと組み合わせて利用すべきH−ARQプロトコルを識別することを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記選択することが、
    所定のユーザのための永続的割当てに関連する1つ以上のタイムスケールを識別することと、
    前記1つ以上のタイムスケールに少なくとも部分的に基づいて、前記所定のユーザへの協同送信のための1つ以上の送信間隔を選択することとを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 1つ以上のタイムスケールを前記識別することが、前記永続的割当てに関連するアプリケーションの待ち時間要件、又はそれぞれの関連するネットワークノードに関連するバックホールリンクの待ち時間のうちの少なくとも1つに基づいて、1つ以上のタイムスケールを識別することを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記選択することが、
    前記所定のユーザへの協同送信のための複数の送信間隔を選択することと、
    前記所定のユーザに関連するバッファレベルに少なくとも部分的に基づいて、前記複数の送信間隔から送信間隔を選択することとを更に含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記選択することが、
    第1の送信間隔と前記第1の送信間隔よりも長い第2の送信間隔とを構成することと、
    前記1以上のユーザ又は前記それぞれのネットワークノードのうちの少なくとも1つに関連するタイミング要件に少なくとも部分的に基づいて、前記第1の送信間隔及び前記第2の送信間隔から、それぞれのネットワークノードにわたる協同通信のための送信間隔を選択することとを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 送信間隔を前記選択することは、前記1以上のユーザのバッファレベルが、永続的割当ての終了の可能性が低くなるようなサイズであるか、ユーザ待ち時間要件が前記第1及び第2の送信間隔のうちの短い方を選択することを規定するか、又は前記1以上のユーザに関連するリソース割当てが失われたノード間協調の場合の消耗を制限するのに十分に小さいと判断したときに、前記第1の送信間隔を選択することを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 送信間隔を前記選択することは、前記1以上のユーザに関連するバッファの満了が切迫しているか、又は前記それぞれのネットワークノードによって行われるそれぞれの送信間の時間間隔が、協調再送信をサポートするのに十分に大きいように構成されていると判断したときに、前記第2の送信間隔を選択することを含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記識別することが、1以上のユーザと通信するために利用すべき非同期H−ARQプロトコルを識別することを含む、請求項1に記載の方法。
  14. 1以上のユーザにデータパケットを送信し、前記データパケットの再送信のための要求を識別することを更に備え、前記選択することが、前記データパケットに関連するアプリケーションの待ち時間感度に応じて前記データパケットの再送信をスケジュールすることを更に含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記選択することは、前記データパケットに関連する前記アプリケーションが待ち時間感知アプリケーションであると判断したときに、ノード間協同なしの前記データパケットの再送信をスケジュールすることを更に含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記選択することは、前記データパケットに関連する前記アプリケーションが待ち時間感知アプリケーションでないと判断したときに、複数のネットワークノードにわたって前記データパケットの冗長性バージョンの協同送信をスケジュールすることを更に含む、請求項14に記載の方法。
  17. ワイヤレス通信装置であって、
    前記ワイヤレス通信装置によってサービスされるユーザ機器ユニット(UE)と、前記UEと通信するように構成されたハイブリッド自動再送要求(H−ARQ)プロトコルとに関係するデータを記憶するメモリと、
    前記UEと通信するように構成された前記H−ARQプロトコルに少なくとも部分的に基づいて、前記UEと通信するために前記ワイヤレス通信装置及び1つ以上の関連するネットワークノードによって利用すべき共同戦略を構成するように構成されたプロセッサとを備える、ワイヤレス通信装置。
  18. 前記UEと通信するように構成された前記H−ARQプロトコルが同期H−ARQプロトコルである、請求項17に記載のワイヤレス通信装置。
  19. 前記プロセッサが、1つ以上の関連するネットワークノードと協同して前記UEへのそれぞれの初期送信を可能にし、関連するネットワークノードからの協同なしに前記UEへのそれぞれの再送信を可能にするように更に構成された、請求項18に記載のワイヤレス通信装置。
  20. 前記プロセッサが、送信インスタンスのセットを事前スケジュールし、送信インスタンスの前記セット中の送信インスタンス上で前記UEへのそれぞれの初期送信を可能にするように更に構成された、請求項19に記載のワイヤレス通信装置。
  21. 前記プロセッサが、前記UEへのそれぞれの送信を、事前スケジュール可能であるか、又は事前スケジュール可能でないかに分類し、1つ以上の関連するネットワークノードと協同して前記UEへのそれぞれの事前スケジュール可能な送信を可能にし、関連するネットワークノードからの協同なしに前記UEへのそれぞれの事前スケジュール可能でない送信を可能にするように更に構成された、請求項18に記載のワイヤレス通信装置。
  22. 前記UEと通信するように構成された前記H−ARQプロトコルが、前記UE用に指定された1つ以上の永続的リソース割当てに関連する、請求項17に記載のワイヤレス通信装置。
  23. 前記プロセッサが、永続的リソース割当てに関連するアプリケーションの待ち時間要件、又は前記ワイヤレス通信装置と少なくとも1つの関連するネットワークノードとの間のバックホールリンクの待ち時間のうちの少なくとも1つに基づいて、前記UEへの前記永続的リソース割当てに関連する1つ以上のタイムスケールを識別し、前記1つ以上のタイムスケールに基づいて、前記UEと通信するための少なくとも1つの送信間隔を計算するように更に構成された、請求項22に記載のワイヤレス通信装置。
  24. 前記プロセッサが、前記UEと通信するための複数の送信間隔を計算し、前記UEに関連するバッファレベルに少なくとも部分的に基づいて、前記複数の送信間隔から送信間隔を選択するように更に構成された、請求項23に記載のワイヤレス通信装置。
  25. 前記メモリが、第1の送信間隔と、前記第1の送信間隔よりも長い第2の送信間隔とに関係するデータを更に記憶し、
    前記プロセッサが、前記UE、前記ワイヤレス通信装置、あるいは1つ以上の関連するネットワークノードに関連するタイミング要件に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレス通信装置及び前記1つ以上の関連するネットワークノードによって、協調通信のために前記第1の送信間隔又は前記第2の送信間隔を選択するように更に構成された請求項17に記載のワイヤレス通信装置。
  26. 前記プロセッサは、前記UEのバッファレベルが、永続的割当ての終了の可能性が低くなるようなサイズであるか、UE待ち時間要件が前記第1の送信間隔の使用を必要とするか、又は前記UEのためのリソース割当てが実質的に小さいと判断したときに、前記第1の送信間隔を選択し、又は前記UEに関連するバッファの満了が切迫しているか、又は前記ワイヤレス通信装置及び前記1つ以上の関連するネットワークノードによって行われるそれぞれの送信間の時間間隔が、協調再送信をサポートするのに十分に大きいように構成されていると判断したときに、前記第2の送信間隔を選択するように更に構成された、請求項25に記載のワイヤレス通信装置。
  27. 前記UEと通信するように構成された前記H−ARQプロトコルが非同期H−ARQプロトコルである、請求項17に記載のワイヤレス通信装置。
  28. 前記プロセッサが、前記UEへの送信を行い、前記UEからの前記送信の反復の要求を識別し、前記送信に関連するアプリケーションの待ち時間感度に少なくとも部分的に基づいて、前記送信の反復のために利用すべき共同戦略を構成するように更に構成された、請求項27に記載のワイヤレス通信装置。
  29. 前記プロセッサは、前記送信に関連する前記アプリケーションが待ち時間感知アプリケーションであると判断したときに、ノード間協同なしの前記送信の反復を可能にするように更に構成された、請求項28に記載のワイヤレス通信装置。
  30. 前記プロセッサは、前記送信に関連する前記アプリケーションが待ち時間感知アプリケーションでないと判断したときに、1つ以上の関連するネットワークノードと協同して前記送信の反復を可能にするように更に構成された、請求項28に記載のワイヤレス通信装置。
  31. 関連する端末と通信するために利用されるハイブリッド自動再送要求(H−ARQ)方式を識別するための手段と、
    記関連する端末への送信を可能にするために1つ以上の関連するネットワークノードと装置を協調させるための手段とを備え、前記関連する端末と通信するために利用される前記H−ARQ方式に少なくとも部分的に基づいて、前記関連する端末と通信する際に前記1つ以上の関連するネットワークノードと前記装置によって使用すべき共同戦略が選択される、装置。
  32. 前記関連する端末と通信するために利用される前記H−ARQ方式が同期H−ARQ方式である、請求項31に記載の装置。
  33. 協調するための前記手段が、
    前記関連する端末へのそれぞれの初期送信を、前記1つ以上の関連するネットワークノードと協同して行われるようにスケジュールするための手段と、
    前記関連する端末へのそれぞれの反復送信を、前記1つ以上の関連するネットワークノードからの協同なしに行われるようにスケジュールするための手段とを備える、請求項32に記載の装置。
  34. 前記装置が、前記関連する端末との通信に先だって、それぞれの送信インスタンスをスケジュールするための手段を更に備え、
    それぞれの初期送信をスケジュールするための前記手段が、それぞれの初期送信を前記それぞれの送信インスタンス上で行われるように構成するための手段を備える請求項33に記載の装置。
  35. 協調するための前記手段が、
    前記関連する端末への送信が事前スケジュール可能であるかどうかを判断するための手段と、
    前記送信が事前スケジュール可能であると判断したときに、前記送信を前記1つ以上の関連するネットワークノードと協同して行われるようにスケジュールするための手段と、
    前記送信が事前スケジュール可能でないと判断したときに、前記送信を前記1つ以上の関連するネットワークノードからの協同なしに行われるようにスケジュールするための手段とを備える、請求項32に記載の装置。
  36. 前記関連する端末と通信するために利用される前記H−ARQ方式が、前記関連する端末用に指定されたリソースの永続的割当てを活用する、請求項31に記載の装置。
  37. 協調するための前記手段が、
    前記永続的割当てに関連するアプリケーションの待ち時間要件、又は前記装置とそれぞれの関連するネットワークノードとの間のバックホールリンクの待ち時間のうちの少なくとも1つに基づいて、前記永続的割当てに関連するそれぞれのタイムスケールを判断するための手段と、
    前記それぞれのタイムスケールに少なくとも部分的に基づいて、前記関連する端末と通信するための1つ以上の時間間隔を計算するための手段とを備える、請求項36に記載の装置。
  38. 協調するための前記手段が、
    前記関連する端末と通信するための複数の時間間隔を計算するための手段と、
    前記関連する端末のバッファレベルに少なくとも部分的に基づいて、前記関連する端末と通信するための時間間隔を選択するための手段とを更に備える、請求項37に記載の装置。
  39. 前記関連する端末と通信するために利用される前記H−ARQ方式が非同期H−ARQ方式である、請求項31に記載の装置。
  40. 前記装置が、前記関連する端末への送信を行うための手段と、前記関連する端末からの前記送信の反復の要求を識別するための手段とを更に備え、
    協調するための前記手段が、前記送信に関連するアプリケーションの待ち時間感度に少なくとも部分的に基づいて、前記送信の反復を可能にするために1つ以上の関連するネットワークノードと協調するための手段を備える、請求項39に記載の装置。
  41. コンピュータに、ユーザ機器ユニット(UE)と通信するために利用されるハイブリッド自動再送要求(H−ARQ)方式を識別させるためのコードと、
    前記コンピュータに、前記UEへの送信を可能にするために1つ以上の関連するネットワークノードと協調させ、さらに前記UEと通信するために利用される前記H−ARQ方式に少なくとも部分的に基づいて、前記UEと通信する際に前記1つ以上の関連するネットワークノードと前記コンピュータによって使用すべき共同戦略が選択するためのコードとを記憶する、コンピュータ可読記憶媒体。
  42. 前記UEと通信するために利用される前記H−ARQ方式が同期H−ARQ方式である、請求項41に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  43. コンピュータに協調させるための前記コードが、
    コンピュータに、前記1つ以上の関連するネットワークノードと協同して前記UEへのそれぞれの初期送信をスケジュールさせるためのコードと、
    コンピュータに、前記1つ以上の関連するネットワークノードからの協同なしに前記UEへのそれぞれの反復送信をスケジュールさせるためのコードとを含む、請求項42に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  44. コンピュータに、前記UEとの通信に先だって、それぞれの送信インスタンスをスケジュールさせるためのコードを更に含み、
    コンピュータにそれぞれの初期送信をスケジュールさせるための前記コードが、コンピュータに、前記それぞれの送信インスタンス上でそれぞれの初期送信をスケジュールさせるためのコードを含む請求項43に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  45. コンピュータに協調させるための前記コードが、
    コンピュータに、前記UEへの送信が事前スケジュール可能であるかどうかを判断させるためのコードと、
    前記送信が事前スケジュール可能であると判断したときに、コンピュータに、前記1つ以上の関連するネットワークノードと協同して前記送信をスケジュールさせるためのコードと、
    前記送信が事前スケジュール可能でないと判断したときに、コンピュータに、前記1つ以上の関連するネットワークノードからの協同なしに前記送信をスケジュールさせるためのコードとを含む、請求項42に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  46. 前記UEと通信するために利用される前記H−ARQ方式が、前記UE用に指定されたリソースの永続的割当てを活用する、請求項41に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  47. コンピュータに協調させるための前記コードが、
    コンピュータに、前記永続的割当てに関連するアプリケーションの待ち時間要件、又は前記装置とそれぞれの関連するネットワークノードとの間のバックホールリンクの待ち時間のうちの少なくとも1つに基づいて、前記永続的割当てに関連するそれぞれのタイムスケールを判断させるためのコードと、
    コンピュータに、前記それぞれのタイムスケールに少なくとも部分的に基づいて、前記UEと通信するための1つ以上の時間間隔を計算させるためのコードとを更に含む、請求項46に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  48. コンピュータに協調させるための前記コードが、
    コンピュータに、前記UEと通信するための複数の時間間隔を計算させるためのコードと、
    コンピュータに、前記UEのバッファレベルに少なくとも部分的に基づいて、前記UEと通信するための時間間隔を選択させるためのコードとを更に含む、請求項47に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  49. 前記UEと通信するために利用される前記H−ARQ方式が非同期H−ARQ方式である、請求項41に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  50. コンピュータに前記UEへの送信を行わせるためのコードと、コンピュータに前記UEからの前記送信の反復の要求を識別させるためのコードとを更に含み、
    コンピュータに協調させるための前記コードが、コンピュータに、前記送信に関連するアプリケーションの待ち時間感度に少なくとも部分的に基づいて前記送信の反復を可能にするために、1つ以上の関連するネットワークノードと協調させるためのコードを含む、請求項49に記載のコンピュータ可読記憶媒体
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