JP5281582B2 - 通信システムにチャネル品質を報告する方法及び装置 - Google Patents

通信システムにチャネル品質を報告する方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5281582B2
JP5281582B2 JP2009541859A JP2009541859A JP5281582B2 JP 5281582 B2 JP5281582 B2 JP 5281582B2 JP 2009541859 A JP2009541859 A JP 2009541859A JP 2009541859 A JP2009541859 A JP 2009541859A JP 5281582 B2 JP5281582 B2 JP 5281582B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cqi
value
channel quality
derived
scaling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009541859A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010521827A5 (ja
JP2010521827A (ja
Inventor
ロン フー,
ダルク ゲルステンベルガー,
ムハマド カズミ,
クラエス タイデスタブ,
ハイ ワング,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2010521827A publication Critical patent/JP2010521827A/ja
Publication of JP2010521827A5 publication Critical patent/JP2010521827A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5281582B2 publication Critical patent/JP5281582B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0023Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff characterised by the signalling
    • H04L1/0028Formatting
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/20Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/20Monitoring; Testing of receivers
    • H04B17/24Monitoring; Testing of receivers with feedback of measurements to the transmitter
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0002Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate
    • H04L1/0003Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate by switching between different modulation schemes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1812Hybrid protocols; Hybrid automatic repeat request [HARQ]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Description

本発明は、パケットベースの無線通信ネットワークにおけるチャネル品質情報(CQI)の報告に関するものである。
3GPPリリース5において、高速下りパケット・アクセス(HSDPA)が導入されており、リリース99において、既存のQPSK(直交位相シフトキーイング)変調方式に加えて新たな変調方式(16QAM)が導入されている。
HSDPAシステムにおいて、UE(ユーザ装置)はチャネル品質情報(CQI)を上りリンクHS−DPCCH(高速個別物理制御チャネル)を通じてRBS(無線基地局)へ報告する。これに対して、報告された又はより低いCQI値に対応する、トランスポート・ブロックのサイズ、HS−PDSCH(高速物理下り共用チャネル)の符号数、及び変調方式でフォーマットされた、単一のHS−PDSCHサブ・フレームが受信され得るとともに、トランスポート・ブロックの誤り率は10%を超えないであろう(非特許文献1を参照)。
3GPPリリース5においては、CQIを報告するために5ビットが使用され、その結果、CQI値の範囲は1デシベル(dB)の分解能で[0,31]となる(非特許文献2を参照)。これらのCQI値の中で、“0”のCQI値では、“範囲外”であることが特定され、劣悪なチャネル品質に起因してトランスポート・ブロックが選択され得ないことを意味する。また、“31”CQI値は、明示的に特定されないことを意味するが、エリクソンの寄稿による非特許文献3では、“31”のCQI値の予約が開始されている。
CQIの報告を目的として、UEは、受信されたHS−PDSCHの全電力を、
と推定する。ここで、全受信電力は、報告されたCQI値のHSPDCHの符号間で均等に分散し、測定された電力のオフセットは、高いレイヤで伝達され、また、基準電力調整値Δは、UEのカテゴリに依存する(非特許文献1を参照)。電力オフセットΓは、線形スケールにおいて、HS−PDSCHの全送信電力をCPICH(共通パイロット・チャネル)の送信電力で割ったものとして定義され、又はdBスケールにおいて、Γ=(HS−PDCSHの送信電力)−(CPICHの送信電力)で定義される。
Γは、好ましくは設定可能なパラメータであり、オペレータによって設定され得る。
そのため、UEは、実際には、
と推定する。現在の3GPPデザインによるHS−PDSCHのSIR(信号対干渉比)とCQIとの間のマッピングは、
である。ここで、SIRはHS−DSCHのSIRの合計を意味し、HS−PDSCHの符号数だけ加算される(非特許文献3を参照)。
上記の式(3)によれば、及びCQIの範囲[0,30]を考慮すれば、dBスケールにおける報告可能なSIRHS-PDSCH値が算出され、[−4.5,25.5]dBの範囲を有する。−4.5dBより低い任意のSIR値は、“0”のCQI値として報告され、26.5dBより高いSIR値は、“30”のCQI値として報告される。従って、式(3)における係数4.5は、スケーリング係数ではないことに注意することが重要である。むしろ、−4.5ではなく0から始まる範囲においてCQIが報告されるように、SIRに付加されるオフセットである。
3GPP TSG RANは、“Scope of future FDD HSPA Evolution”におけるSIの記載を承認している。高いピーク・データレートを達成するための1つの方法は、HSDPA/HSUPA(高速下りパケット・アクセス/高速上りパケット・アクセス)に対して高い多値数の変調(64QAM/16QAM)を導入することである。しかしながら、64QAM(直交振幅変調)変調方式は通常、例えば、15個の符号が使用可能である場合にはSIRHS-PDSCHが25dB以上の、非常に良好なチャネル品質を必要とする(図1a及び1bを参照)。
図1aは、グラフの左方へ向かっているQPSK、及びグラフの右方(即ち、より高いSIR切替点)へ向かっている16QAMに関する、ビットレート対SIR切替点を示すグラフである。当該グラフには、チャネライゼーション符号の数を1(最下段、即ち、相対的に低いビットレート)から15(最上段、即ち、相対的に高いビットレート)まで変化させることによる効果を示す、15個の変動を示している。
図1bは、図1aと同じグラフであるが、グラフの右側かつ最上段部分(即ち、最も高い切替点及び最も高いビットレート)に64QAMを示すために、プロットを拡大している。
3GPP TS 25.214, v5.11.0, "Physical layer procedures (FDD)". 3GPP TS 25.212 v6.9.0, "Multiplexing and channel coding (FDD)". 3GPP R1-02-0675, Ericsson, Motorola, "Revised CQI proposal", Paris, France, April 9-12, 2002.
上述のように、リリース5において、25.5dBよりも高いSIR値は30のCQI値として報告される。図1bより、64QAMが導入されると、これらの高いSIR値を“30”のCQI値として報告することは明らかに不可能である。そうでなければ、一部の大きなTB(トランスポート・ブロック)を選択することができず、ピーク・レート(〜22Mbps)まで到達することができない。
本発明の開示は、3GPPへの新たな変調方式(64QAM)の導入後のCQIの報告に関する解決手段を提供する。当該解決手段は、CQIのシグナリングのコストと3GPP仕様の変更の必要性との両方を考慮に入れる。
一実施形態によれば、本発明は、ユーザ装置において、高い多値数の変調を下りリンクのデータ伝送に使用可能な場合に、下りリンクの瞬時のチャネル品質情報(CQI)を測定し、測定した前記CQIをネットワークへ報告する方法に関するものである。当該方法は、少なくとも1つのネットワーク制御パラメータと、測定したチャネル品質パラメータとに基づいて、実CQIを導出するステップと、新たなCQIがCQI値の特定の範囲に収まるように、前記実CQI値を該新たなCQI値へスケーリングするステップと、報告範囲の全体にわたるあらゆるCQI値を同一の数のビットを用いて報告するために、前記導出されたCQI値をスケーリングすることによって得られる前記新たなCQIを報告するステップとを含むことを特徴とする。
好適な実施形態によれば、本発明は、HSDPA CDMAシステムに適用される。しかしながら、本発明は、LTEにおけるE−UTRAN等の他のシステムに対しても適用可能である。
別の実施形態によれば、本発明は、基地局において、下りリンクのチャネル品質情報(CQI)をユーザ装置から受信するとともに、データを送信するために、及び必要であれば64QAMのような高い多値数の変調を使用するために、前記受信したCQIを使用する方法であって、導出された実CQIに対して前記ユーザ装置によって適用されたスケーリングに応じて、報告されたCQIを解釈するステップを含むことを特徴とする方法に関するものである。
さらに別の実施形態によれば、本発明は、基地局において、下りリンクのチャネル品質情報(CQI)をユーザ装置から受信するとともに、データを送信できるように、前記受信したCQIを使用して、必要であれば64QAMのような高い多値数の変調を使用する方法に関するものである。当該方法は、前記受信したCQIの該統計値を収集し、CQIの該統計値が下りリンクのチャネル品質における大きな変化を示す場合に、統計値に基づいて無線ネットワーク制御装置へイベントを報告するステップを含むことを特徴とする。
好適な実施形態によれば、受信されたCQIは、CDMA(符号分割多元接続)システムにおけるHS−PDSCH上のデータの送信のために使用される。
さらに別の実施形態によれば、本発明は、無線ネットワーク制御装置において、ユーザ装置にCQIを導出させるためのパラメータを該ユーザ装置に設定する方法に関するものである。当該方法は、前記CQIを導出するために前記ユーザ装置によって使用される、少なくとも2つの異なる電力オフセット値を、該ユーザ装置に設定するステップと、必要であればさらに、前記ユーザ装置が何れの電力オフセット値を使用する要因となる閾値(μ)を、該ユーザ装置に設定するステップとを含むことを特徴とする。
好ましくは、本発明は、前記導出されたCQIが特定の閾値又は前記設定された閾値(μ)よりも小さい場合、前記CQIを報告する前記ユーザ装置によって使用されるために、より大きな電力オフセットが設定され、それ以外の場合、前記CQIを報告する前記ユーザ装置によって使用されるために、より小さな電力オフセットが設定されることを特徴とする。
さらに別の実施形態によれば、本発明は、無線ネットワーク制御装置において、下りリンクのチャネル品質の測定値を受信して、CQIを導出し、導出したCQIを基地局へ報告するために、ユーザ装置によって使用される、設定した電力オフセットを基地局へ伝達する方法に関するものである。当該方法は、CQIの統計値の大きな変化を通知するために、前記基地局におけるイベントを設定するステップと、前記基地局から通知された前記イベントを受信及び解釈するステップと、必要であれば前記ユーザ装置における前記電力オフセットを再設定するステップと、前記ユーザ装置において再設定が行われた場合に、前記再設定された電力オフセットを前記基地局へ伝達するステップとを含むことを特徴とする。
上述の及びその他の、目的、特徴並びに効果は、以下の好ましい実施形態の詳細な説明から明らかとなろう。
異なる変調方式が図に表され、上端から下端まで、1個から15個までのチャネライゼーション符号の数を示す、15個の破線が存在する場合の、ビットレート対SIR切替点を示す図である。 本発明に係る無線通信ネットワークの一部を示す図である。 SIRの変化に伴うスケーリング係数の変化を示す図である。 本発明の一実施形態に係る方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る別の方法を示すフローチャートである。
図2は、本発明に係る無線通信ネットワーク10の一部を示す。
通信ネットワーク10は、少なくとも1つの無線基地局20(あるいはネットワーク・ノード、ノードB、又は当業者に周知の他の任意の名称で呼ばれる)を備える。無線基地局20の送信エリア30を基地局の周囲に六角形で示しており、当該送信エリア30は一般にセルと称される。便宜上、1つの基地局とそれに関連するセルのみを示しているが、そのような基地局及びセルをネットワーク10が多数備えることは理解されよう。セル30内の携帯電話40(ユーザ装置とも称される)は、1つ以上のキャリヤで基地局20からの通信を受信し、また、自らの通信を基地局へ送信する。基地局20と通信するコア・ネットワーク(CN)50は、ネットワーク10全体の動作を制御する。コア・ネットワーク50は、その他のものとともに、無線ネットワーク制御装置(RNC)55を備える。
明確化を目的としてネットワーク10の多数の要素を省略していることは、当業者には理解されよう。以下では特に、基地局20及びユーザ装置40の動作について、さらに詳細に説明する。
説明した問題に対する直接的な解決手段は、現在の5ビットのCQIを6ビットのCQIへ拡大することであり、これによりCQIの新たな範囲は[0,63]となる。
これは簡易な手段であり、3GPPリリース5と同一の、CQIとSIRとの間のマッピングを使用できる。一方で、シグナリング用ビットに関するCQIのコストは、CQIの報告の各々について追加の1ビットに起因して増加し、それぞれの報告につき3つのCQIが必要となり得るMIMO(多入力・多出力)の場合には、特に増加する。それらのうち、2つのストリームのために2つのCQIが使用される一方で、3番目のCQIは従来の単一のストリームに使用される。さらに、15個のチャネライゼーション符号及び64QAMを含む最大のTBに関する最大の所要SIRHS-PDSCHは、概ね34dBであるため、[40,60]の拡大されたCQIの範囲は、実際にはあまり意味をなさない。従って、CQIの追加の1ビットの拡大は、実質的には十分に効果的に利用されない。
代替的な解決手段によれば、現在の[0,30]の報告範囲を保持するために、導出されたCQI値にスケーリング係数が使用され、UEはスケーリングされたCQIをRBSへ報告する。当該解決手段について、以下の3つのステップで説明する。
ステップ1:UEは、リリース5と同様の手段で実CQIを導出する。即ち、
である。
ステップ2:次に、UEは、式(4)で算出される実CQIに対してスケーリング係数を適用する。
例えば、CQIreportedを[0,30]の範囲に保持するために、3/4の係数が使用され得る。これにより、報告されるSIRHS-PDSCHの範囲は[−4.5,35.5]dBとなり、これは64QAMを含む15個のチャネライゼーション符号の場合に十分であり、〜22Mbpsのピーク・レートに到達できる。RBSは、実CQIをCQIreported×4/3と導出できる。
式(5)に示す規範によれば、64QAMのUEに対する新たなCQIテーブルが特定され得る。
当該解決手段のさらなる実施形態として、新たなCQIテーブルにおけるマッピングは、一定ではない係数で構成されてもよく、即ち、f(SIRHS-PDSCH)が、HS−PDSCHのSIR推定値の関数であるスケーリング係数である場合、
である。
あるいは、上記の一定ではないスケーリング係数は、共通パイロット・シンボルのSIR推定値の関数であってもよく、即ち、
でもよい。
一実施形態によれば、UEは、導出されたCQIが、報告可能な値(例えば、26,27,...,30)の1つに収まるような方法で、SIRの推定値(SIRHS-PDSCH又はSIRCPICH)に基づいて導出する。図1に示すように、ビットレートは、測定されたSIR(即ち、SIRHS-PDSCH)の非線形な関数である。報告されるCQIは、ネットワークが下りリンクのパケットをスケジューリングするために使用する、所定のトランスポート・ブロック(又はデータ・ブロック)のサイズに対応する。従って、スケーリング係数は、線形スケールで正の量であってもよく、SIRの非線形な関数であってもよい。
図3は、線形スケールにおけるSIRHS-PDSCHの関数として、スケーリング係数の一例を示す。
図3に示すように、SIRが高くなるにつれて大きなスケーリングが必要となり、SIRが低くなるにつれて小さなスケーリングが必要となり得る。例えば、あるSIR閾値SIR0以下では、スケーリングを必要としない一方で、当該閾値以上ではスケーリングが実行される。この状況は、より高いSIRを達成可能な、高い多値数の変調が使用される場合(例えば、64QAM、MIMO等)に発生する。
上述のように、UEが高いSIRを有する信号を受信する場合の別のシナリオは、例えば、2×2(2送信アンテナ及び2受信アンテナ)又は4×2(4送信アンテナ及び2受信アンテナ)の、多入力・多出力(MIMO)システムである。非常に高いSIRを達成可能なさらに別の例は、高い多値数の変調とMIMOシステムとの組み合わせである。従って、より低い多値数の変調及び非MIMOシステム(例えば、1×1又は1×2送信/受信アンテナの場合)を使用する通常のシナリオと比較して、本発明は、追加ビットを必要とすることなくスケーリングを通じてUEがCQIを報告できるため、それら全てのシナリオに対して適用可能である。
当該解決手段は、CQIビット又は他のシグナリングのオーバヘッドに関するCQIコストを増加させることはない。当該解決手段は、UE及びRBSがCQIを導出する共通の規範を使用する必要があることのみを要求する。
ステップ3:UEは、CQIreportedをRBSへ報告する。
図4は、当該方法をより詳細に示すフローチャートである。
フローはステップ100から開始する。当該ステップで、UEはSIRを推定する。上述のように、CDMAシステムにおいて、これはHS−PDSCH又は共通パイロット・チャネル(CPICH)に基づいてもよく、LTE E−UTRANシステムにおいては、下りリンク共有チャネル(DL−SCH)又は下りリンク参照チャネルに基づいてもよい。当業者は他の例も考えられよう。
ステップ110で、リリース5の場合のように(即ち、通常4.5の値をとるネットワーク制御パラメータをSIR推定値に対して付加することによって)、CQIがSIR推定値から導出される。
ステップ120において、導出されたCQIは、スケーリングされたCQIを生成するための係数を乗算される。上述のように、当該係数は、一定であっても可変であってもよく、ステップ100におけるSIR推定値の関数であってもよい。
ステップ130において、スケーリングされたCQIは、ネットワークへ報告される。
以下では、さらに別の解決手段を提案する。当該解決手段は、適応的な/イベント・トリガの(event triggered)CQIの調整を含む。式(2)において説明したように、
である。適応的な/イベント・トリガの電力オフセットΓの調整により、報告されたCQIを[0,30]に収めることができる。3GPPにおいて、Γは、RRCメッセージにおける1つの情報エレメント(IE)である。Γの範囲は[−6,13]であり、その分解能は0.5dBである。これは、他のIE(CQIフィードバック周期k、CQI繰り返し係数、差分CQI)とともにUEへ送信される。現在、このRRCメッセージは通常、接続ごとに1回だけ送信される。しかしながら、Γは、接続期間中に更新されることが妨げられることはない。当然ながら、RRCのシグナリングを最小にするために、更新回数は最小に保たれるべきである。幸いなことに、単一のUEはCQI報告値のダイナミック・レンジの全体を必要とはしない。即ち、単一のUEからのCQI報告値が、報告範囲の全体にわたることはほとんどない。
Γを適応的に又はイベント・トリガで調整することが可能な3つの方法が存在する。
・基地局におけるCQIの統計値に基づくもの
・RNC(無線ネットワーク制御装置)において利用可能な下りリンクの測定値に基づくもの
・2つの電力オフセット値の事前設定
以下では、当該代替手段について説明する。
基地局におけるCQIの統計値に基づくもの
理想的には、Γの更新はCQIの統計値に基づくべきである。残念ながら、そのような統計値はRNCで利用可能ではない。当該解決手段の性能を向上させるために、RNCに対してΓの更新を要求する、基地局とRNCとの間のlubインタフェース上の新たなメッセージを、規格化してもよい。これにより、基地局は、数百ミリ秒間でCQI報告値の平均値を推定してもよく、RNCがCQIの平均値を15と等しくするようにΓを更新することを要求してもよい。
本発明の一実施形態は、基地局において、無線ネットワーク制御装置によって設定される電力オフセット値を使用して導出される下りリンクのチャネル品質情報(CQI)を、ユーザ装置から受信するとともに、データを送信できるように、受信したCQIを使用して、必要であれば高い多値数の変調を使用する方法であって、前記電力オフセット値を調整するために前記無線ネットワーク制御装置によって使用される、前記受信したCQIの統計値を収集し、かつ、CQIの該統計値が下りリンクのチャネル品質における大きな変化を示す場合に、該統計値に基づいて無線ネットワーク制御装置へイベントを報告するステップと、前記無線ネットワーク制御装置から、再設定された任意の電力オフセットを受信するステップとを含むことを特徴とする方法を含む。
受信したCQIは、CDMAシステムにおけるHS−PDSCHでデータを送信するために使用されてもよい。
高い多値数の変調は、64QAMでもよい。
前記実施形態は、複数のユーザ装置と通信するとともに、無線通信ネットワークにおける無線ネットワーク制御装置と接続する手段を有する無線基地局であって、上述の方法を用いて、下りリンクのチャネル品質情報をユーザ装置から受信することを特徴とする無線基地局をさらに含む。
本発明の別の実施形態は、無線ネットワーク制御装置において、下りリンクのチャネル品質の測定値を受信して、CQIを導出し、導出したCQIを基地局へ報告するために、ユーザ装置によって使用される、設定した電力オフセットを基地局へ伝達する方法であって、CQIの統計値の大きな変化を通知するために、前記基地局におけるイベントを設定するステップと、前記基地局から通知された前記イベントを受信及び解釈するステップと、必要であれば前記ユーザ装置における前記電力オフセットを再設定するステップと、前記ユーザ装置において再設定が行われた場合に、前記再設定された電力オフセットを前記基地局へ伝達するステップとを含むことを特徴とする方法を含む。
前記実施形態は、無線通信ネットワークにおける無線基地局と通信する無線ネットワーク制御装置であって、上述の方法を用いて、下りリンクのチャネル品質の測定値を受信して、前記無線基地局へ信号を送信することを特徴とする無線ネットワーク制御装置をさらに含む。
RNCにおいて利用可能な下りリンクの測定値に基づくもの
この適応的なΓの解決手段においては、接続のセットアップの間に、UEに対してΓの初期値が送信されてもよい。RNCにおいて容易に利用可能な測定値に基づいて、数100ミリ秒の間に収集された測定値を使用して、新たなΓがUEに対して送信される。RNCは、当該更新を、例えばスループット又はEc/lo(受信信号電力と全受信干渉電力との比率)の測定値に基づいて行ってもよい。従って、UEが優れた品質を有することを当該スループットが示している場合、RNCはΓをある程度の量だけ減少させる。
2つの電力オフセット値の事前設定
別の実現性は、ネットワークが、UEにおいて、1つ以上の電力オフセット値(Γ)、例えば、Γ1>Γ2の場合の2つの値(Γ1,Γ2)を設定することである。UEは、最初に第1の電力オフセット値(Γ1)を用いてCQIを導出する。導出されたCQI値が所定の閾値(μ)より低い場合、UEは導出された同一のCQIを報告しなければならない。一方で、Γ1を用いて導出されたCQIが閾値(μ)を超える場合、UEは、第2の電力オフセット値(Γ2)を用いてCQI値を再び導出し、Γ2を用いてCQIを報告する。閾値(μ)は、規格化されてもよいし(例えば、CQI=25)、イベント・トリガの方法でネットワークによって設定されてもよい。当該第2のアプローチにはより柔軟性がある。当該解決手段はまた、1つ以上の電力オフセット値(例えば2つの値)をUEへ報告するためのRRCシグナリング・サポートを必要としてもよい。
以下では、さらに別の可能性のある解決手段を提案する。この解決手段によれば、CQIのコストは維持される、即ち、5ビットのまま維持されるが、UEが25.5dBよりも高いHS−PDSCH SIR値を推定した場合、マッピングの規範は変更され、その結果、CQIは30以上となる。より具体的には、CQIマッピングの変更を指示するために“31”のCQI値が使用され得る。この値は、現在のリリース5において予約されているためである。これは、以下で説明するように、報告されたCQI値に対してオフセット値を加えることによって実行される。
UEにおいて導出されたCQI値が30より大きい場合、UEは現在のTTI(送信時間間隔)において31のCQI値を高い電力を用いて報告する。これにより、続いて報告されるCQI値は、実際には30より大きく、当該報告されるCQIに対して30のオフセット値が付加されることを、RBSに対して報告する。例えば、報告されるCQI“1”は、実際には1+30のCQIを意味し、報告されるCQI“2”は実際には2+30のCQIを意味する。
UEにおいて導出されたCQI値が30より小さく、かつ、過去のTTI用に導出されたCQIが30より大きい場合、UEは現在のTTIにおいて31のCQI値を高い電力を用いて報告する。これにより、続いて報告されるCQI値は、実際に導出された、即ち、オフセット値の付加なしに導出されたCQI値であることを、RBSに対して報告する。例えば、報告されるCQI“1”は、実際に1のCQIを意味し、報告されるCQI“2”は、実際に2のCQIを意味する。
上記の2つのケースが適用不可能である場合、UEはリリース5の通例と同様、実際のCQIを報告する。
図5は、この方法の特定の一実施形態を詳細に示すフローチャートである。
フローはステップ200から開始する。当該ステップで、CQIが導出される。これは上述のように(即ち、SIRを推定した後に、通常、4.5のネットワーク制御パラメータを加えることによって)実行される。
ステップ210で、UEは、導出したCQIが30より大きいか否かを判定する。CQIが30より大きい場合、フローはステップ220へ進み、UEは31のCQI値をネットワークへ報告する。“31”の値は予約されており、この値は、後に続いて報告されるCQI値が、導出されたCQI値から30を引くことによって算出されるように、マッピング規範の変更を指示する(ステップ230)。即ち、当該ネットワークは、後に続いて報告されるCQI値が31−60の範囲にあることを直ちに理解する。
ステップ210で、UEは、CQIが30より小さいか、又は30と等しい場合、以前に導出したCQIが30より大きかったか否かを判定する(ステップ240)。そうであった場合、フローはステップ250へ進み、後に続いて報告されるCQI値が1−30の範囲にあることを当該ネットワークが理解するように、UEは31の値を報告して、マッピング規範を元に戻す。ステップ260において、UEは導出したとおりにCQIを報告する。
ステップ240で、以前のCQI値が30よりも大きくなかった場合、マッピング規範を変更する必要はなく、そのためフローはステップ260へ直接進み得る。
この解決手段は、CQIビットの数に関するCQIコストを増加させることはない。しかしながら、この解決手段において、RBSはCQIの変更履歴を有する必要があり得る。当該履歴は、CQI、及び30より大きいか小さいかの履歴である。従って、この解決手段は、比較的フラットな無線品質を有するシステムにより適しており、無線品質がより頻繁に変化する(例えば、TTI1:25dB、TTI2:38dB、TTI3:20dB)、大きな変動に対しては、あまり適していない。しかしながら、当該システムは両シナリオにおいて適切に動作する。
この解決手段は、CQIマッピングの変更を指示するための0のCQIとともに、31のCQIを使用することに拡張し得る。これにより、当該指示の信頼性を向上させることが可能である。言い換えれば、CQIマッピングの変更を指示するために、固有のCQI系列[31 0]を使用し得る。
従って、本発明の一実施形態は、無線ネットワーク制御装置において、ユーザ装置にCQIを導出させるためのパラメータを該ユーザ装置に設定する方法であって、前記CQIを導出するために前記ユーザ装置によって使用される、少なくとも2つの異なる電力オフセット値を、該ユーザ装置に設定するステップと、必要であればさらに、前記ユーザ装置が何れの電力オフセット値を使用する要因となる閾値(μ)を、該ユーザ装置に設定するステップとを含むことを特徴とする方法を含む。
前記導出されたCQIが特定の閾値又は前記設定された閾値(μ)よりも小さい場合、前記CQIを報告する前記ユーザ装置によって使用されるために、より大きな電力オフセットが設定されてもよいし、それ以外の場合、前記CQIを報告する前記ユーザ装置によって使用されるために、より小さな電力オフセットが設定される。
前記実施形態は、無線通信ネットワークの無線基地局を介して、少なくとも1つのユーザ装置と通信する無線ネットワーク制御装置であって、上述の方法を用いて、前記ユーザ装置の設定を行うことを特徴とする無線ネットワーク制御装置をさらに含む。
前記実施形態は、無線通信ネットワークにおいて、下りリンクの瞬時のチャネル品質情報(CQI)を測定し、測定したCQIをネットワークへ報告する方法であって、ユーザ装置において、チャネル品質パラメータを測定するステップと、前記ユーザ装置において、前記測定したチャネル品質パラメータと、少なくとも第1のオフセットとに基づいて、第1のCQI値を導出するステップと、前記ユーザ装置において、前記第1のオフセットを更新するステップと、前記ユーザ装置において、前記測定したチャネル品質パラメータと、更新された前記第1のオフセットとに基づいて、CQI値の特定の範囲に収まるように第2のCQI値を導出するステップと、前記ユーザ装置において、前記第2のCQI値をネットワークへ報告するステップとを含むことを特徴とする方法をさらに含む。
前記測定されたチャネル品質パラメータは、信号対干渉比(SIR)であってもよい。
前記第1のCQI値は、第2の数より大きい第1の数のビットを含んでもよく、CQI値の前記特定の範囲は、前記第2の数のビットに相当する。
前記更新するステップは、前記ユーザ装置において、事前に設定された複数の第1のオフセット値のうちの1つを選択するステップを含んでもよい。
前記更新するステップは、前記ユーザ装置において、前記第1のCQI値と所定の閾値とを比較するステップをさらに含んでいてもよく、前記選択するステップは、前記比較の結果に基づく。
前記実施形態は、無線通信ネットワークにおける無線基地局と通信するユーザ装置であって、上述の方法を用いて、下りリンクの瞬時のチャネル品質情報を測定し、測定したチャネル品質情報をネットワークへ報告することを特徴とするユーザ装置をさらに含む。
このように、HSDPAシステムを参照して本発明について説明してきた。しかしながら、本発明は、以下で説明するように、E−UTRAN(次世代UMTS地上無線アクセス・ネットワーク)におけるCQIの報告に対して適用することも可能である。
E−UTRANシステムは、純粋にパケット指向である。これは、下りリンクのスケジューリング及びリンク・アダプテーションが、UEからのCQI報告値に大いに依存することを意味する(3GPP TR 25.814,“Physical Layer Aspects for Evolved UTRA”を参照)。E−UTRANでは、より高い多値数の変調(例えば、64QAM)が使用される予定である。これは、より高い多値数の変調に起因して、CQIが5ビット以上を必要とすることもあり得ることを意味する。E−UTRANでは、CQIは原理的に各リソース・ブロックで報告され得る。リソース・ブロックは、2次元の時間‐周波数リソースである。E−UTRANの帯域幅は、いくつかのリソース・ブロックを含み、実際の数はセルの帯域幅に依存する。これは、E−UTRANではかなりのシグナリング・オーバヘッドが存在することを意味する。従って、特に高い多値数の変調が下りリンクにおいて使用される場合に、E−UTRANにおけるシグナリング・オーバヘッドを低減する強い動機付けが存在する。
実CQI値のスケーリング、適応的な/イベント・トリガのΓの調整、及びCQIマッピング規範の変更に関連する上述の解決手段は、E−UTRANにおけるCQIの報告に対して一様に適用可能である。E−UTRANにおけるCQIの正確な定義は異なる可能性があるものの、何らかのネットワーク制御パラメータの、及び何らかの基準シンボルで測定されたSIRの関数となりそうである。従って、上述のように、導出されたCQIが所定の閾値を超える場合に、当該導出されたCQIをスケーリングする思想は、E−UTRANにおけるCQIの報告に対して適用可能である。例えば、導出されたCQIは、LTE E−UTRANシステムにおける、DL−SCHで推定された、又は下りリンク参照信号で推定されたSIRの関数であるスケーリング係数によって、スケーリングされ得る。
現在のところ最も現実的かつ好適な実施形態であると考えられるものと関連して本発明について説明してきたが、本発明は、開示した実施形態に限定されることはなく、添付する特許請求の範囲の範囲内における種々の変形に及ぶことが意図されている。

Claims (14)

  1. ユーザ装置において、64QAM以上の高い多値数の変調を下りリンクのデータ伝送に使用可能な場合に、下りリンクの瞬時のチャネル品質情報(CQI)を測定し、測定した前記CQIをネットワークへ報告する方法であって、
    少なくとも1つのネットワーク制御パラメータと、測定したチャネル品質パラメータとに基づいて、実CQIを導出するステップと、
    新たなCQIがCQI値の特定の範囲に収まるように、前記実CQI値を該新たなCQI値へスケーリングするステップと、
    報告範囲の全体にわたるあらゆるCQI値を同一の数のビットを用いて報告するために、前記導出されたCQI値をスケーリングすることによって得られる前記新たなCQIを報告するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記導出されたCQIは、前記ユーザ装置で測定される信号対干渉比(SIR)の関数であるスケーリング係数を用いてスケーリングされることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記導出されたCQIは、CDMAシステムにおけるHS−PDSCHで推定される前記SIRの関数であるスケーリング係数を用いてスケーリングされることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記導出されたCQIは、CDMAシステムにおける共通パイロット・シンボルで推定される前記SIRの関数であるスケーリング係数を用いてスケーリングされることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記導出されたCQIは、DL−SCHで推定される前記SIRの関数であるスケーリング係数を用いてスケーリングされることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記導出されたCQIは、下りリンク参照信号で推定される前記SIRの関数であるスケーリング係数を用いてスケーリングされることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 前記ユーザ装置は、
    所定の閾値に関連して前記導出されたCQIの値に応じて、該導出されたCQIをスケーリングするために、第1の電力オフセット値が第2の電力オフセット値より大きい、ネットワークで伝達される少なくとも2つの電力オフセット値を考慮に入れるとともに、最初に、前記第1の電力オフセット値、即ち、大きい方の値を使用してCQIを導出することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の方法。
  8. 前記ユーザ装置は、前記導出されたCQIが前記閾値より小さい場合、前記第1の電力オフセット値によって当該CQIをスケーリングし、それ以外の場合、前記新たなCQIを再導出するために前記第2の電力オフセット値を使用することを特徴とする請求項に記載の方法。
  9. 前記高い多値数の変調は、64QAMであることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の方法。
  10. 前記ユーザ装置によって測定される第2のチャネル品質パラメータの関数であるスケーリング係数を用いて、前記実CQI値を新たなCQI値へスケーリングするステップをさらに含むことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の方法。
  11. 前記第2のチャネル品質パラメータは、前記実CQIを導出するために使用される、前記測定したチャネル品質パラメータである第1のチャネル品質パラメータと同一であることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 無線通信ネットワークにおける無線基地局と通信するユーザ装置であって、
    請求項1乃至11の何れか1項に記載の方法を用いて、下りリンクの瞬時のチャネル品質情報を測定し、測定したチャネル品質情報をネットワークへ報告することを特徴とするユーザ装置。
  13. 基地局において、下りリンクのチャネル品質情報(CQI)をユーザ装置から受信するとともに、データを送信するために、及び必要であれば64QAMのような高い多値数の変調を使用するために、受信したCQIを使用する方法であって、
    導出された実CQIに対して前記ユーザ装置によって適用されたスケーリングに応じて、前記ユーザ装置から報告されたCQIを解釈するステップを含み、前記スケーリングは、報告すべき新たなCQIがCQI値の特定の範囲に収まるように、前記導出された実CQI値を該新たなCQI値へスケーリングすることによって行われていることを特徴とする方法。
  14. 複数のユーザ装置と通信するとともに、無線通信ネットワークにおける無線ネットワーク制御装置と接続する手段を有する無線基地局であって、
    請求項13に記載の方法を用いて、下りリンクのチャネル品質情報をユーザ装置から受信することを特徴とする無線基地局。
JP2009541859A 2006-12-22 2007-12-17 通信システムにチャネル品質を報告する方法及び装置 Expired - Fee Related JP5281582B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE0602803 2006-12-22
SE0602803-9 2006-12-22
PCT/EP2007/011064 WO2008077524A2 (en) 2006-12-22 2007-12-17 Channel quality reporting method and arrangement in a telecommunication system

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010521827A JP2010521827A (ja) 2010-06-24
JP2010521827A5 JP2010521827A5 (ja) 2011-01-13
JP5281582B2 true JP5281582B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=39237788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009541859A Expired - Fee Related JP5281582B2 (ja) 2006-12-22 2007-12-17 通信システムにチャネル品質を報告する方法及び装置

Country Status (10)

Country Link
US (1) US8428017B2 (ja)
EP (1) EP2095556B1 (ja)
JP (1) JP5281582B2 (ja)
CN (1) CN101563876B (ja)
BR (1) BRPI0721130B1 (ja)
DK (1) DK2095556T3 (ja)
ES (1) ES2418179T3 (ja)
PL (1) PL2095556T3 (ja)
SG (1) SG177126A1 (ja)
WO (1) WO2008077524A2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103262458B (zh) * 2011-02-28 2016-03-09 日电(中国)有限公司 一种用于调整信道质量指示的方法和设备
CN102790996B (zh) * 2011-05-19 2016-05-25 中兴通讯股份有限公司 下行无线传输质量测量方法、装置和系统
US8494039B2 (en) 2011-05-23 2013-07-23 Mediatek Inc. Method and apparatus reporting channel quality indicator of communication system
US9107091B2 (en) * 2011-05-23 2015-08-11 Mediatek Inc. Method and apparatus reporting channel quality indicator of communication system
US8903327B2 (en) 2011-09-15 2014-12-02 Qualcomm Incorporated Channel quality reporting using a dynamically adjusted measurement power offset
CN103297176A (zh) * 2012-02-24 2013-09-11 株式会社Ntt都科摩 信道状态信息的反馈、处理方法和装置及用户设备及基站
US8755791B2 (en) * 2012-05-11 2014-06-17 Blackberry Limited Method and system for low power downlink transmission in heterogeneous networks
JP6115974B2 (ja) * 2012-08-15 2017-04-19 テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) 測定電力オフセットを決定するシステムおよび方法
BR112015006977B1 (pt) * 2012-09-27 2022-06-28 Huawei Technologies Co., Ltd Método para comunicação em um sistema de comunicações sem fio, dispositivo e dispositivo de recepção
CN103812601A (zh) * 2012-11-08 2014-05-21 中兴通讯股份有限公司 信道质量指示cqi的确定方法、装置及用户设备
EP3050368B1 (en) * 2013-09-25 2019-12-18 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Selecting a network node in a heterogeneous network
WO2015119554A1 (en) * 2014-02-06 2015-08-13 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Radio nodes and methods therein for selecting a method for scaling a transmit power and adapting a receiver configuration
CN109075890B (zh) * 2016-02-04 2021-10-26 瑞典爱立信有限公司 无线电信道质量的报告
WO2019064163A1 (en) * 2017-09-29 2019-04-04 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) MULTIPLE CQI REPORT METHODS

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6292518B1 (en) * 1999-10-21 2001-09-18 General Electric Company Use of 64-QAM circuitry for receiving and decoding 8-VSB signals
US7171229B2 (en) * 2001-10-31 2007-01-30 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method for operating a radio communication system
JP2003234696A (ja) * 2002-02-06 2003-08-22 Mitsubishi Electric Corp 送信電力補正方法、移動通信システムおよび移動局
JP3938914B2 (ja) * 2003-08-08 2007-06-27 松下電器産業株式会社 移動局装置および移動局装置における回線品質報告値制御方法
KR100606062B1 (ko) * 2004-02-26 2006-07-26 삼성전자주식회사 이동통신 시스템에서 시변채널의 특성에 따라 채널품질정보의 전송을 제어하는 방법
US7773950B2 (en) * 2004-06-16 2010-08-10 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Benign interference suppression for received signal quality estimation
US20060209970A1 (en) * 2005-01-11 2006-09-21 Emmanuel Kanterakis Adaptive transmission rate communication system
US7986680B2 (en) 2005-04-28 2011-07-26 Qualcomm Incorporated Transmit format selection with consideration for resource reuse
JP4769485B2 (ja) * 2005-05-02 2011-09-07 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 送信電力制御方法、無線回線制御局及び無線基地局
US8611259B2 (en) * 2006-09-08 2013-12-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for providing channel state information feedback in a wireless communication system

Also Published As

Publication number Publication date
ES2418179T3 (es) 2013-08-12
JP2010521827A (ja) 2010-06-24
US20100135169A1 (en) 2010-06-03
CN101563876B (zh) 2016-11-23
US8428017B2 (en) 2013-04-23
SG177126A1 (en) 2012-01-30
BRPI0721130B1 (pt) 2020-01-14
WO2008077524A3 (en) 2008-08-21
CN101563876A (zh) 2009-10-21
EP2095556A2 (en) 2009-09-02
EP2095556B1 (en) 2013-05-29
WO2008077524A2 (en) 2008-07-03
PL2095556T3 (pl) 2013-10-31
DK2095556T3 (da) 2013-08-26
BRPI0721130A2 (pt) 2014-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5281582B2 (ja) 通信システムにチャネル品質を報告する方法及び装置
KR101598732B1 (ko) 업링크 용량을 증가시키기 위해 채널 품질 표시자 피드백 주기를 조정하는 방법 및 장치
CN101682467B (zh) 无线网络中的自适应调制
KR101554742B1 (ko) 통신 시스템에서의 자동적인 사용자 단말 전송 전력 제어 장치 및 방법
EP2020110B1 (en) Generation, deployment and use of tailored channel quality indicator tables
CN105706482B (zh) 信道状态报告方法以及用户设备
US20060160556A1 (en) Adjusting measurement reports
US20100202306A1 (en) Including in the Uplink Grant an Indication of Specific Amount of CQI to be Reported
EP2750308B1 (en) Determining and indicating the number of reference resources needed for achieving a CQI level
EP3314794B1 (en) Method and base station for selecting a transport format
US20090175226A1 (en) Localised and distributed scheduling control method and apparatus
US20100279634A1 (en) method of transmitting data block information in a cellular radio system
US8432866B1 (en) Channel quality
KR20070012334A (ko) 무선 송/수신 유닛에서의 전송 포맷 조합 선택
US20110206098A1 (en) Method and Arrangement of Selecting a CQI Value Based on the Transport Block Size in a Mobile Telecommunication Network
WO2007148707A1 (ja) 基地局及び方法
WO2005115025A2 (en) Wireless communication system and method for configuring cells with enhanced uplink services
EP3213429B1 (en) System and method for link adaptation
EP2180604A1 (en) Methods and systems for selecting the number of mimo data streams
JP5330406B2 (ja) 無線資源の割当を容易にする方法および構成
WO2013167213A1 (en) Multiple-input-multiple-output (mimo) communication
EP1760925A2 (en) Method and system for providing feedback information in a radio communication system
WO2008004052A2 (en) Multi-level control for handling measurement reports
CN115336206A (zh) 用于链路自适应的方法、系统、移动节点和电路
KR20060024757A (ko) 향상된 상향 링크 전용 채널을 사용하는 시스템에서효율적인 이득값을 설정하는 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101117

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121019

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130116

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130520

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130524

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5281582

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees