JP5280776B2 - コンテンツの自動インデクシングのための装置 - Google Patents

Description

本発明は、コンテンツ、主にマルチメディアコンテンツのインデクシングに関し、自分の通信端末を介して通信ネットワークに接続されたユーザのニーズおよび／または好み（および／または習慣）に基づいて上記コンテンツをより選択しやすくすることを意図するものである。

本明細書では、用語「コンテンツ」は、画面上に表示されること、および／またはラウドスピーカ（またはそれらの同等物）によってブロードキャストされることを意図された１組のデータ、例えば、テレビまたはラジオの番組、データ、またはテキスト、画像、あるいはビデオファイルなどを指す。

さらに、本明細書では、用語「通信ネットワーク」は、ブロードキャストモードおよび／またはマルチキャストモードおよび／またはユニキャストモードで、端末にコンテンツ（可能性としてマルチメディアコンテンツ）を配信することができる、有線、無線を問わず、いかなるタイプの双方向通信インフラストラクチャをも指す。したがって、通信ネットワークは、ｘＤＳＬ、ファイバ、またはケーブルネットワークなどの有線ネットワーク、あるいは、放送網（例えば、ＤＶＢ−Ｈ地上ネットワーク（ＤＢＨはモバイルテレビのために使用される、「デジタルビデオ放送−ハンドヘルド」を表す））などの無線ネットワーク、あるいは、衛星ネットワーク（例えば、ＤＶＢ−Ｓ２またはＤＶＢ−ＲＣＳ）、あるいは、ハイブリッドネットワーク、すなわち衛星ベースと地上の両方のもの（例えば、ＤＶＢ−ＳＨネットワーク（地上中継局との衛星リンク）など）、あるいはセルラ（またはモバイル）ネットワーク（ＧＳＭ、ＧＰＲＳ／ＥＤＧＥ、ＵＭＴＳまたはＣＤＭＡ（２０００）ネットワークなど）か、あるいは無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ、例えば、ＷｉＭＡＸまたはＷｉ−Ｆｉなど）でもよい。

最後に、本明細書では、用語「通信端末」は、通信ネットワークを介して別の通信端末またはネットワーク装置とコンテンツを交換できるいかなる固定またはモバイル（またはポータブルまたはセルラ）通信装置をも指す。したがって、通信端末は、可能性として無線ベースまたは衛星ベースでもよい双方向通信手段を備えている限り、例えば、地上回線またはモバイル（またはセルラ）電話、ラップトップまたはデスクトップコンピュータ、携帯情報端末（またはＰＤＡ）、マルチメディアコンテンツ受信機（例えば、デコーダ、レジデンシャルゲートウェイ、またはセットトップボックス（ＳＴＢ））でもよい。

ユーザに（自分の端末および様々な媒体を介して）利用可能にされた（全てのタイプの）コンテンツの量が増加し続けているので、ユーザのニーズおよび／または好み（および／または習慣）に基づいてコンテンツを選択するのを容易にすることを望む場合、コンテンツのインデクシングはますます必要である。

当業者に知られているように、インデクシングは、コンテンツを少なくとも部分的に定義および／または記述するために、メタデータをコンテンツに関連付けることからなる。リマインダとして、メタデータは、一般に、「コンテンツ」（例えば、タイトル、主題、説明、ジャンル、キーワード、ソース、言語、関係、またはカバーなど）、「知的財産」（例えば、作成者、編集者、投稿者、または権利など）、および「具体化」（例えば、日付、タイプ、フォーマット、または識別子など）として知られている３つのカテゴリに分けられる。

このメタデータは、ユーザプロフィールに基づいて最適の選択をカテゴライズするか、分類するか、または提供する（すなわち、国際公開第２００７／１０３９３８号パンフレットおよび欧州特許第１１８９４３７号明細書に記載されているような）利用形態に特に役立つ。一般に、それらのメタデータは、ネットワークオペレータ、コンテンツプロバイダ、またはユーザ（パーソナルコンテンツ）によって、対応するコンテンツに関連付けられ、コンテンツ管理システム（ＣＭＳ）に記憶される。

（メタデータを作成／更新することによって行われる）パーソナルコンテンツまたはコマーシャルコンテンツのインデクシングは、手動でまたは自動的に行われてもよい。手動インデクシングは、しばしば不完全および／または主観的である。自動インデクシングは、現在、スケーラビリティのサポートが限定的で、問題がある。自動インデクシングは、複雑で時間がかかり、時々適切でない、さらには信頼できない結果を生じるオーディオまたはビデオ分析技法（パターン認識など）を使用して情報を抽出することに依存する。さらに、自動的に作成されるメタデータは、固定的であり、したがって、メタデータが関連付けられているコンテンツをユーザがどのように使用するかに基づいてメタデータを変更または更新されることができない。

さらに、（非常に）大量のパーソナルコンテンツは、特に、必要とする時間のために、および通常はこのコンテンツの寿命が短いということのために、インデクシングされない。
国際公開第２００７／１０３９３８号パンフレット 欧州特許第１１８９４３７号明細書

したがって、本発明の目的は、自動インデクシングの状況を改善することである。本発明は、特に、ジャンル、説明、およびキーワードなど、「コンテンツ」カテゴリのより主観的なメタデータに関する。

そのために、本発明は、ユーザにとって利用可能にされたコンテンツにインデクシングすること専用であって、ユーザによる上記コンテンツの使用を表すコンテキスト情報、そのコンテンツのユーザのプロフィールを表すユーザ情報、およびそのコンテンツに予め関連付けられたメタデータに基づいてコンテンツを少なくとも部分的に定義する、メタデータにコンテンツを関連付ける仕事を課された処理手段を備える、装置を開示する。

本発明の装置は、個別にまたは結合してとられてもよい他の特性を備えてもよく、具体的には、
− 本発明の装置は、例えばサービス配信プラットフォーム内でアクセス可能でもよい、コンテンツ使用の跡から、コンテキスト情報を抽出する仕事を課された抽出手段を備えてもよく、
コンテンツ使用の跡は、例えば、（少なくとも）コンテンツ使用の時間の長さ、コンテンツが使用された日の時間、およびコンテンツの使用のために支払われた価格の中から選択されてもよく、
− 本発明の装置の処理手段は、ユーザによって使用された１つのコンテンツごとに、このコンテンツに関する主要集約情報を配信するために、コンテンツのこの使用を表すコンテキスト情報、およびこのユーザのプロフィールを表すユーザ情報を集約する仕事を課された第１の集約手段と、単一のコンテンツに関するメタデータを配信するために、そのコンテンツに関する全ての主要集約情報を集約する仕事を課された第２の集約手段との両方を備えてもよく、
第１の集約手段は、ユーザによって使用された１つのコンテンツごとに、その１つのコンテンツに関する主要集約情報を配信するために、１つのコンテンツのその使用を表す選択されたコンテキスト情報に対して、そのユーザのプロフィールを表す選択されたユーザ情報を重み付けする仕事を課されてもよく、
第２の集約手段は、前記手段が、単一のコンテンツに関し、かつ選択された閾値より大きいかそれに等しいいくつかの異なるユーザプロフィールから取得された、主要集約情報を集約することができる場合のみ、１つのコンテンツに関するメタデータを配信する仕事を課されてもよく、
本発明の装置は、第１の集約手段によって配信された主要集約情報を少なくとも一時的に記憶する仕事を課された記憶手段を備えてもよく、
処理手段は、前記１つのコンテンツに関しかつ第２の集約手段によって配信されたメタデータに基づいて、１つのコンテンツに予め関連付けられたメタデータの変更を判定する仕事を課された更新手段を備えてもよく、
本発明の装置は、処理手段が１つのコンテンツに予め関連付けられたメタデータに対する変更を提案した時はいつでも、提案された変更の重要度を判定して、その重要度が低い場合は、提案された変更を認可し、あるいは、提案された変更の重要度が中間かまたは高い場合は、変更認可要求メッセージをコンテンツプロバイダに送信し、次いで、認可メッセージが受信された場合は、提案された変更を認可する仕事を課された制御手段を備えてもよく、
− 本発明の装置は、メタデータ記憶手段に、処理手段によってコンテンツに関連付けられたメタデータを記憶させる仕事を課されたインターフェース手段を備えてもよい。

本発明の他の特性および利点は、下記の詳細な説明、および図１が、サービス配信プラットフォーム、メタデータベースおよびユーザプロフィールデータベースに結合された本発明のインデクシング装置の一実施形態を概念的かつ機能的に示す添付の図面を考察すれば、より明白になるであろう。

この図面は、本発明を完成するのに役立つばかりでなく、必要がある場合は、本発明を定義することに寄与するのにも役立ち得る。

本発明の目的は、ユーザ（Ｕ）の通信端末が接続されている、本明細書の導入部で定義されたタイプの通信ネットワークを介してユーザ（Ｕ）に利用可能にされた任意のタイプ（主にマルチメディア）のコンテンツの自動化されたインデクシング（作成／更新）を可能にすることである。

そのために、本発明は、ユーザによる前記コンテンツの使用を表すコンテキスト情報、コンテンツのユーザのプロフィールを表すユーザ情報、およびそのコンテンツに予め関連付けられたメタデータに基づいてコンテンツを少なくとも部分的に定義しおよび／または説明するメタデータにコンテンツを関連付ける仕事を課された少なくとも１つの処理モジュールＰＭを備える（自動）コンテンツインデクシング装置Ｄを開示する。

本明細書では、用語「コンテキスト情報」は、ユーザの通信端末が接続されている通信ネットワークを介したユーザによる１つのコンテンツの使用と直接または間接的に関係がある任意のタイプの情報を指す。そのような情報は、例えば、当業者がしばしばコンテンツ使用の跡と呼ぶものによって抽出されてもよい。

これらの使用の跡は、下記を含んでもよい（しかし、それらに限定されない）。
− １つのコンテンツを使用するためにユーザによって支払われた価格。その価格が使用の長さによって決まる１つのコンテンツ全体をユーザが見る場合、そのコンテンツの使用に対してユーザが支払った価格は、ユーザの満足度を示し、したがって、関連付けられたメタデータとユーザのプロフィール（好みおよび／または習慣）との一致の質を示すと考えられる。
− ユーザが１つのコンテンツを使用した時間の継続期間。これは、特に、コンテンツおよび関連付けられたメタデータが相互に適する程度を表す。ユーザが１つのコンテンツを最後まで見た場合、このコンテンツは、ユーザのプロフィール（好みおよび／または習慣）にかなり良く一致している、または完全に一致していると考えられる。
− ユーザが１つのコンテンツを使用した日の時間、例えば、朝、午後、晩など。１つのコンテンツは、それがユーザによって主に晩に使用された場合、晩に使用するのにより適しているとみなされることができると考えられる。

そのようなコンテンツ使用の跡は、例えば、サービス配信プラットフォームＳＤＰで装置Ｄによって取得されてもよい。

装置Ｄは、サービス配信プラットフォームＳＤＰに記憶されたユーザによって残されたコンテンツ使用の跡から選択されたコンテキスト情報を抽出する仕事を課された抽出モジュールＥＭを可能性として含んでもよいことに留意されたい。コンテキスト情報は、この情報が処理モジュールＰＭによって使用されることができるように、可能性として、抽出モジュールＥＭによって変換された（フォーマットされた）使用の跡でもよい。

さらに、本明細書では、用語「ユーザ情報」は、ユーザプロフィールの一部分を形成してもよいいかなるタイプの情報をも指す。リマインダとして、ユーザプロフィールは、通常、そのユーザに関する人口統計データ（すなわち、ユーザの性別、年齢、および住所または勤め先）、および／または好みおよび／またはそのユーザの興味の分野（コンテンツのタイプ、コンテンツのジャンル、一般的な興味、趣味など）および／またはそのユーザの使用習慣から構成される。プロフィールはできるだけ広範囲にわたり、単にコンテンツのタイプまたはジャンルに関する好みだけから構成されないことが好ましいことに留意されたい。例えば、家の修理などの興味の共有分野を有するユーザによって見られるビデオは、用語「家の修理」に関連付けられてもよい。

そのようなユーザ情報は、ユーザまたは前記ユーザＵが加入している通信ネットワークオペレータによって提供される情報に基づいてプロフィールエンジンＰＥによって駆動されるユーザプロフィールデータベースＰＤＢから、装置Ｄによって取得されてもよい。

図１に示されているように、処理モジュールＰＭは、第１の集約モジュールＡＭ１および第２の集約モジュールＡＭ２を含んでもよい。第１の集約モジュールＡＭ１は、ユーザＵによって使用された１つのコンテンツごとに、その１つのコンテンツに関する主要集約情報を配信するために、このコンテンツの使用を表すコンテキスト情報、およびそのユーザのプロフィールを表すユーザ情報を集約する仕事を課される。

第１の集約モジュールＡＭ１は、ユーザＵによって使用された１つのコンテンツごとに、その１つのコンテンツに関する主要集約情報を配信するために、例えば、コンテンツのこの使用を表す選択されたコンテキスト情報に対してそのユーザＵのプロフィールを表す選択されたユーザ情報を重み付けする仕事を課されてもよい。

例えば、各集約は、１つのコンテンツのユーザのプロフィールを表す値を、そのユーザによるそのコンテンツの消費の量的測定値（例えば、使用時間の長さおよび／または使用のために支払われた価格など）で重み付けすることによって、行われてもよい。ユーザがアクション映画志向のプロフィールを有し、このユーザに値「アクション＝０．９」が割り当てられている場合に、このユーザが映画全体を見た場合、この映画はアクション映画であるという（非常に）高い可能性があると考えられる。

図１に示されているように、装置Ｄ、および、例えば、その処理モジュールＰＭは、第１の集約モジュールＡＭ１によって配信された主要集約情報を少なくとも一時的に記憶する記憶手段ＳＭを含んでもよい。この少なくとも一時的な記憶は、インデクシングのスケーラビリティを容易にすることを意図するものである。これらの記憶手段ＳＭは、それぞれがコンテンツ識別子に対応する主要集約情報を表す記録されたデータを記憶することができる限り、いかなる形態で構成されてもよい。それらは、例えば、メモリユニット、またはデータベース、もしくはファイルでもよい。

第２の集約モジュールＡＭ２は、単一のコンテンツに関しかつ第１の集約モジュールＡＭ１によって判定された（かつ、例えば、記憶手段ＳＭに記憶されていてもよい）全ての主要集約情報を、そのコンテンツに関するメタデータを配信するために、集約する仕事を課される。言い換えれば、第２の集約モジュールＡＭ２が介入するたびに、第２の集約モジュールＡＭ２は、単一のコンテンツに関する全ての主要集約情報を、その情報を１つまたは複数のメタデータに集約するために、収集する。この集約は、各メタデータが予め決められたモデル（または「メタモデル」）に対応するやり方で行われてもよい。例えば、１つのメタデータは、興味値（アクション、０．８）または（冒険、０．３）に関連付けられた興味の分野を表してもよい。

統計的信頼性のために、第２の集約モジュールＡＭ２は、１つのコンテンツに関しかつ選択された閾値より大きいかまたはそれに等しいいくつかの異なるユーザプロフィールから取得された主要集約情報を有する場合、そのコンテンツに関するメタデータを配信するだけ（したがって、集約を行うだけ）であることが望ましいことに留意されたい。ユーザがアクセスする単一のコンテンツに関する主要集約情報が多ければ多いほど、対応するメタデータはそのコンテンツのためにより適切であり、したがってそのメタデータはより信頼でき、および／または妥当であろうと考えられる。例えば、５０に等しい、さらには５０よりはるかに大きい閾値が選択されてもよい。

図１に示されているように、装置Ｄ、および好ましくはその処理モジュールＰＭはまた（可能性として）、第２の集約モジュールＡＭ２が１つのコンテンツに関するメタデータを配信するたびに介入する仕事を課された更新モジュールＵＭを備える。この更新モジュールＵＭは、より正確には、それに関するメタデータが処理モジュールＰＭによって判定された１つのコンテンツがメタデータに予め関連付けられていたかどうかを判定し、そうであれば、判定されたばかりのメタデータが既存のメタデータと異なるかどうかを判定する仕事を課される。

そうするために、更新モジュールＵＭは、例えば、関連付けられたコンテンツの識別子に対応する知られているメタデータの全てのセットが記憶されているメタデータ記憶手段ＭＤＢ（または「コンテンツ管理システム」を表すＣＭＳ）にアクセスしてもよい。これらのメタデータ記憶手段ＭＤＢは、一般に、コンテンツプロバイダＣＰおよび／またはユーザＵによってコンテンツ識別子に手動で関連付けられるメタデータを供給されるデータベースの形態で構成される。

１つのコンテンツに予め関連付けられているメタデータが、その同一のコンテンツに関しかつ第２の集約モジュールＡＭ２によって判定された（新しい）メタデータと異なる場合、更新モジュールＵＭは、メタデータの提案された変更を構成するこの新しいメタデータをアウトプットとして配信する。違いがない場合は、対応する前のメタデータを更新する必要がないので、新しいメタデータは配信されない。

図１に示されているように、装置Ｄはまた（かつ可能性として）、更新モジュールＵＭによって提供されたメタデータの提案された変更が、メタデータ記憶手段ＭＤＢが更新されるようにするべきであるかないかを判定する仕事を課された制御モジュールＣＭを備えてもよい。そのような制御モジュールＣＭは、有利には、首尾一貫性のあるインデクシングを可能にする。

更新モジュールＵＭが１つのコンテンツに予め関連付けられていたメタデータの変更を提案するたびに、制御モジュールは、この提案された変更の重要度を判定する。制御モジュールＣＭが、提案された変更が低い重要度のものであるとみなした場合、すなわち、提案された新しいメタデータが前のメタデータとのあまり大きな違いを示さない場合、制御モジュールＣＭは、その提案に基づく更新を認可しない。他方、制御モジュールＣＭが、提案された変更が中間の重要度のものかまたは高い重要度のものであるとみなした場合、すなわち、少なくとも１つの提案された新しいメタデータが前のメタデータとのかなり大きな違いを示した場合、制御モジュールＣＭは、問題のコンテンツを提供したコンテンツプロバイダＣＰまたはユーザＵに変更認可要求メッセージを送信する。

変更が低い重要度のものか、中間の重要度のものか、または高い重要度のものかを判定するために、１つの方法として、例えば、現在のメタデータと提案されたメタデータとの相違を計算し、超えたときに変更が重要であるとみなされるべき閾値を設定する。例えば、１つのコンテンツのために設定された最初のメタデータが、「アクション０．８、冒険０．５」であり、提案されたメタデータが「アクション０．５、コメディ０．５」である場合、３つの差、すなわち、（アクション０．８とアクション０．５との差から結果として生じる）０．３に等しい第１の差、（冒険０．８と冒険０との差から結果として生じる）０．５に等しい第２の差、（コメディ０とコメディ０．５との差から結果として生じる）０．５に等しい第３の差がある。次いで、これらの３つの差は合計されて１．３（０．３＋０．５＋０．５＝１．３）になり、この和（１．３）が（例えば、０．５に等しい）閾値と比較される。

制御モジュールＣＭが認可メッセージを受信しない場合、または選択された時間の期間（時間遅延）内に更新を禁止するメッセージを受信した場合、制御モジュールＣＭは提案された更新を禁止する。一方、制御モジュールＣＭが選択された時間の期間内に認可メッセージを受信した場合、制御モジュールＣＭは提案された変更による更新を認可する。

図１に示されているように、装置Ｄはまた（可能性として）、更新が有益であることを検証するための手順および／また制御手順の、可能性として後で、処理モジュールＰＭによって提案されたメタデータがメタデータ記憶手段ＭＤＢ内に記憶されるようにする仕事を課されたインターフェースモジュールＩＭを備え得る。言い換えれば、このインターフェースモジュールＩＭは、メタデータ記憶手段ＭＤＢに記憶されているメタデータのセットを更新するか、またはこれらの記憶手段ＭＤＢ内にメタデータの新しいセットを作成する仕事を課される。

コンテンツを記述するメタデータが本発明に従って取得された後は、それらの情報を提供するコンテンツを利用する複数の利用形態が予知され得る。このようにして、ユーザプロフィールに基づいてコンテンツを推奨してもよく、キーワードによってコンテンツを検索してもよく、またはユーザプロフィールに基づいて個人化された検索を実行してもよい。

本発明のインデクシング装置Ｄ、および、詳細には、その処理モジュールＰＭ、ならびに、あればその抽出モジュールＥＭ、制御モジュールＣＭ、およびインターフェースモジュールＩＭは、電子回路、ソフトウェア（またはコンピューティング）モジュール、または回路およびソフトウェアの組合せの形態で構成されてもよい。

（パーソナルコンテンツを含む）はるかに大きな量のコンテンツのために、より適切で、詳細で、信頼できる自動コンテンツインデクシングを提供することによって、本発明は、通信ネットワークオペレータ、およびサービスまたはコンテンツプロバイダがそのクライアントにより良いサービスを提供することができるようにする。

本発明は、実施例としてのみ提供された上記で説明されたインデクシング装置の実施形態に限定されず、本発明は、添付の特許請求の範囲の枠内で当業者が思い浮かべ得る全ての変形形態を包含する。

第１の集約モジュールＡＭ１および第２の集約モジュールＡＭ２を含む処理モジュールＰＭを示す図である。

符号の説明

ＡＭ１、ＡＭ２ 集約モジュール
ＣＭ 制御手段
ＣＭＳ コンテンツ管理システム
ＣＰ コンテンツプロバイダ
Ｄ 装置／（自動）コンテンツインデクシング装置
ＥＭ 抽出手段
ＩＭ インターフェース手段
ＭＤＢ メタデータ記憶手段
ＰＤＢ プロフィールデータベース
ＰＥ プロフィールエンジン
ＰＭ 処理モジュール
ＳＤＰ サービス配信プラットフォーム
ＳＭ 記憶媒体
Ｕ ユーザ
ＵＭ 更新モジュール

Claims (10)

1. ユーザにとって利用可能にされたコンテンツにインデクシングするための装置（Ｄ）であって、前記装置が、ユーザによる前記コンテンツの使用を表すコンテキスト情報、前記コンテンツのユーザのプロフィールを表すユーザ情報、および前記コンテンツに予め関連付けられたメタデータに基づいてコンテンツを少なくとも部分的に定義する、メタデータにコンテンツを関連付けるように構成された処理手段（ＰＭ）を備え、
   前記処理手段（ＰＭ）が、ｉ）ユーザによって使用された１つのコンテンツごとに、前記コンテンツに関する主要集約情報を配信するために、このコンテンツ使用を表すコンテキスト情報、およびそのユーザのプロフィールを表すユーザ情報を集約するように構成された第１の集約手段（ＡＭ１）、および、ｉｉ）単一のコンテンツに関するメタデータを配信するために、前記コンテンツに関する全ての主要集約情報を集約するように構成された第２の集約手段（ＡＭ２）を備えることを特徴とする、装置。
2. サービス配信プラットフォーム（ＳＤＰ）内のアクセス可能なコンテンツ使用の跡から前記コンテキスト情報を抽出するように構成された抽出手段（ＥＭ）を備えることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
3. コンテンツ使用の前記跡が、少なくとも、前記コンテンツの使用時間の長さの継続期間、前記コンテンツが使用された日の時間、前記コンテンツの使用のために支払われた価格を備えるグループの中から選択されることを特徴とする、請求項２に記載の装置。
4. 前記ユーザ情報が、ユーザまたはユーザが加入している通信ネットワークオペレータによって提供される情報に基づいてプロフィールエンジン（ＰＥ）によって駆動されるユーザプロフィールデータベース（ＰＤＢ）から取得されることを特徴とする、請求項１から３のいずれか一項に記載の装置。
5. 前記第１の集約手段（ＡＭ１）が、ユーザによって使用された１つのコンテンツごとに、前記コンテンツに関する主要集約情報を配信するために、このコンテンツ使用を表す選択されたコンテキスト情報に対して、そのユーザのプロフィールを表す選択されたユーザ情報を重み付けするように構成されることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
6. 前記第２の集約手段（ＡＭ２）が、単一のコンテンツに関しかつ選択された閾値より大きいかまたはそれに等しいいくつかの異なるユーザプロフィールから取得された主要集約情報を集約することができる時はいつでも、１つのコンテンツに関連付けられたメタデータを配信するように構成されることを特徴とする、請求項１から５のいずれか一項に記載の装置。
7. 前記第１の集約手段（ＡＭ１）によって配信された前記主要集約情報を少なくとも一時的に記憶するように構成された記憶手段（ＳＭ）を備えることを特徴とする、請求項１から６のいずれか一項に記載の装置。
8. 前記処理手段（ＰＭ）が、１つのコンテンツに予め関連付けられたメタデータの変更を、このコンテンツに関しかつ前記第２の集約手段（ＡＭ２）によって配信された前記メタデータに基づいて判定するように構成された更新手段を備えることを特徴とする、請求項１から７のいずれか一項に記載の装置。
9. １つのコンテンツに予め関連付けられたメタデータの変更を提案した時はいつでも、前記提案された変更の重要度を判定し、その重要度が低い場合は、前記提案された変更を認可し、あるいは、提案された変更の重要度が中間かまたは高い時はいつでも、変更認可要求メッセージを前記コンテンツのプロバイダに送信し、認可メッセージが受信された場合、前記提案された変更を認可するように構成された制御手段（ＣＭ）を備えることを特徴とする、請求項１から８のいずれか一項に記載の装置。
10. 前記処理手段ＰＭによって前記コンテンツに関連付けられたメタデータがメタデータ記憶媒体（ＭＤＢ）の中に記憶されるようにするように構成されたインターフェース手段（ＩＭ）を備えることを特徴とする、請求項１から９のいずれか一項に記載の装置。

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