JP5279426B2 - Door lock system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、屋内のドアに設けられたドアロック機構の施錠、解錠をするためのドアロックシステムに関する。 The present invention relates to a door lock system for locking and unlocking a door lock mechanism provided on an indoor door.
従来、ドアには施錠をするためのドアロック機構が設けられている。ドアロック機構の施錠、解錠には一般的な鍵だけでなく、電子的な鍵(電子鍵)が用いられている(例えば特許文献1参照)。
ここで、従来のようなドアロック機構であれば、施錠若しくは解錠する際に常に鍵を携帯しておかなければならない。多くの人は、外出時に鍵を携帯することは習慣付いているが、屋内を移動する際にはその屋内にある各ドアの鍵を携帯することが煩わしく習慣付いていないのが実状である。 Here, in the case of a conventional door lock mechanism, it is necessary to always carry a key when locking or unlocking. Many people have a habit of carrying a key when they go out, but it is a fact that it is not bothersome to carry the key of each door in the room when moving indoors.
そこで、本発明の課題は、鍵を携帯していなくとも、屋内のドアの施錠、解錠を可能とすることで、防犯性を高めることである。 Therefore, an object of the present invention is to improve the crime prevention property by enabling locking and unlocking of an indoor door without carrying a key.
請求項1記載の発明は、例えば図1〜4に示すドアロックシステムにおいて、
ドア1を施錠するためのドアロック機構3と、
前記ドア1に対するノックを検出するノックセンサ41と、
前記ノックセンサ41により検出されたノックの回数及びリズムの少なくとも1つからなる検出パターンを記憶する検出パターン記憶部42と、
前記ドアロック機構を動作させるための基準パターンを記憶する基準パターン記憶部43と、
前記検出パターン記憶部42に記憶された前記検出パターンと、前記基準パターン記憶部43に記憶された前記基準パターンとを照合し、合致した場合には前記ドアロック機構3を動作させ、施錠若しくは解錠する制御部46とを備え、
前記ノックセンサ41は、前記ドア1におけるノック対象位置50に形成された中空部51内に配置され、当該中空部内の圧力を検出する圧力センサ52であり、
前記中空部51は前記ドア1内にその表面側が開放されて形成され、当該開放部分が、遮音性を有する素材53によって覆われていることを特徴としている。
The invention of claim 1, wherein, in the door lock system shown in FIG. 1 to 4, for example,
A door lock mechanism 3 for locking the door 1;
A
A detection
A reference
The detection pattern stored in the detection
The
The
請求項1記載の発明によれば、ドア1がノックされた際のその検出パターンを、基準パターンと照合して、これらが合致した場合にのみドアロック機構3が動作するので、ユーザが鍵を携帯していなくともドアロック機構3の施錠及び解錠が可能となり、防犯性を高めることができる。
また、請求項1記載の発明によれば、ノックセンサ41が、ドアにおけるノック対象位置50に形成された中空部51内の圧力を検出する圧力センサ52であるので、ノックによる中空部51の圧力変動によりノックを検出することができる。ここで、ノック音が広範囲に伝播してしまうと、ドアロック機構3を動作させるための検出パターン(基準パターン)が周囲の他人にも知れわたるおそれがあるが、ノックセンサ41が圧力センサ52であれば、ノック音の小さなノックであっても圧力変動さえ検出できればその検出パターンを検出することが可能となる。
また、請求項1記載の発明によれば、ノック対象位置50の表面が、遮音性を有する素材53により覆われているので、強くノックされたとしてもノック音が広範囲に伝播することを防止することができる。
According to the first aspect of the present invention, the detection pattern when the door 1 is knocked is checked against the reference pattern, and the door lock mechanism 3 operates only when these match, so the user can lock the key. Even if it is not carried, the door lock mechanism 3 can be locked and unlocked, and crime prevention can be improved.
According to the first aspect of the present invention, since the
According to the first aspect of the present invention, since the surface of the
請求項2記載の発明は、例えば図2に示すように、請求項1に記載のドアロックシステムにおいて、
従前の前記基準パターンを新たな基準パターンに切り替えるため、当該新たな基準パターンが入力される入力部44を備え、
前記基準パターン記憶部43は、前記入力部44に前記新たな基準パターンが入力されると、記憶していた前記従前の前記基準パターンを消去して、前記新たな基準パターンを記憶することを特徴としている。
According to a second aspect of the invention, for example, as shown in FIG. 2, the door lock system according to claim 1,
In order to switch the previous reference pattern to a new reference pattern, an
When the new reference pattern is input to the
請求項2記載の発明によれば、入力部44に新たな基準パターンが入力されると、基準パターン記憶部43は、記憶していた従前の基準パターンを消去して、新たな基準パターンを記憶するので、基準パターンを変更することができ、基準パターンの漏洩に対処することができる。
According to the second aspect of the present invention, when a new reference pattern is input to the
本発明によれば、ドアがノックされた際のその検出パターンを、基準パターンと照合して、これらが合致した場合にのみドアロック機構が動作するので、ユーザが鍵を携帯していなくともドアロック機構の施錠及び解錠が可能となり、防犯性を高めることができる。 According to the present invention, the detection pattern when the door is knocked is compared with the reference pattern, and the door lock mechanism operates only when these match, so even if the user does not carry the key, the door The locking mechanism can be locked and unlocked, and crime prevention can be improved.
以下、本実施形態のドアロックシステムについて説明する。図1は、本実施形態のドアロックシステム100の概略構成を示す説明図であり、(a)は室外側の概略構成を示し、(b)は室内側の概略構成を示している。ドアロックシステム100は、屋内に設置されたドア1に搭載されるものである。また、ドアロックシステム100には、ドア1を開閉するためのノブ2と、ドア1を施錠するためのドアロック機構3(図2参照)と、ドアロック機構3を駆動するためのコントロール装置4とが設けられている。コントロール装置4は、室外からの操作を防止するため、ドア1の室内側表面に設置されている。なお、コントロール装置4は、外部から見えないようにドア1に内蔵されていてもよく、その場合は例えばドア1の木口等から着脱可能となっている。
Hereinafter, the door lock system of this embodiment will be described. FIG. 1 is an explanatory diagram showing a schematic configuration of a
図2はドアロックシステム100の主制御構成を示すブロック図である。この図2に示すように、コントロール装置4には、ノックセンサ41、検出パターン記憶部42、基準パターン記憶部43、入力部44、再現部45及び制御部46が設けられている。
FIG. 2 is a block diagram showing a main control configuration of the
ノックセンサ41は、ドア1に対するノックの音を検出することで、ノックを検出する音センサである。
The
検出パターン記憶部42は、ノックセンサ41により検出されたノックの回数及びリズムからなる検出パターンを記憶するものである。ここで検出パターンは、ノックの回数、リズム若しくはこれらの組合せからなるものである。例えばノックの回数のみを検出パターンとする場合には、最初のノックを検出してから所定時間内に検出した総ノック回数を検出パターンとする。また、ノックのリズムのみを検出パターンとする場合には、最初のノックを検出してから一定のリズムで繰り返されるノックの1サイクル分のリズムを検出パターンとする。そして、検出パターンがノック回数とリズムとの組合せからなる場合には、最初のノックを検出してから所定回数だけ検出されたノックの、その所定回数分のリズムを検出パターンとする。
The detection
基準パターン記憶部43は、ドアロック機構3を動作させるための基準パターンを記憶するものである。基準パターン記憶部43は、常に1つの基準パターンのみを記憶していて、その基準パターンは検出パターンの種類に対応したものである。例えば、検出パターンがノックの回数のみからなる場合では、所定時間内の基準ノック数を基準パターンとする。また、検出パターンがノックのリズムのみからなる場合には、1サイクル分の基準リズムを基準パターンとする。そして、検出パターンがノック回数とリズムとの組合せからなる場合には、所定時間内の基準ノック数及びそのノック数分のリズムを基準パターンとする。
The reference
入力部44は、基準パターン記憶部43に記憶されている従前の基準パターンを新たな基準パターンに切り替えるため、当該新たな基準パターンが入力されるものである。入力部44に新たな基準パターンが入力されると、基準パターン記憶部43が、記憶していた従前の基準パターンを消去して、新たな基準パターンを記憶するようになっている。また、入力部44には、これ以外にもドアロックシステム100に関する種々の指示が入力されるようになっている。
The
再現部45は、入力部44に入力された再現指示に基づいて、基準パターン記憶部43に記憶されている基準パターンや、入力部44に入力された基準パターンを再現するものである。再現部45は、基準パターンの再現を視覚的に行ってもよく、聴覚的に行ってもよい。聴覚的に行う場合であると再現部45としてスピーカ等の音声出力装置を用いることになり、視覚的に行う場合であると再現部45はモニタ等の画像表示装置を用いることになる。
The
制御部46は、検出パターン記憶部42に記憶された検出パターンと、基準パターン記憶部43に記憶された基準パターンとを照合し、合致した場合にはドアロック機構3を動作させ、施錠若しくは解錠するものである。ここで、検出パターンはユーザがノックすることにより作成されるパターンであるため、基準パターンに完全に一致することは厳密に言うとない。このため、制御部46は検出パターンと基準パターンとを照合する際に、その一致度合いがある程度の許容範囲内に収まっている場合に、合致したと判断することが好ましい。
The
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、ドアロックシステム100の設置時においては、ユーザは初期設定となる基準パターンを登録すべく、任意の基準パターンを入力部44に入力して、基準パターン記憶部43に記憶させる。
Next, the operation of this embodiment will be described.
First, when the
設置後、ユーザが退室する際には、ドア1を閉じた後に基準パターンに相当するパターンでノックをする。このノックは、ノックセンサ41に検出されて、検出パターン記憶部42に記憶される。制御部46は、検出パターン記憶部42に記憶された検出パターンと、基準パターン記憶部43に記憶された基準パターンとを照合し、合致した場合にはドアロック機構3を動作させ、施錠する。なお、ドア1を閉じた後に制御部46が自動的にドアロック機構3を動作させて施錠させるようにしてもよい。
When the user leaves the room after installation, the door 1 is closed and then knocked with a pattern corresponding to the reference pattern. This knock is detected by the
一方、ユーザが入室する際には、閉状態のドア1に対して、基準パターンに相当するパターンでノックをする。このノックは、ノックセンサ41に検出されて、検出パターン記憶部42に記憶される。制御部46は、検出パターン記憶部42に記憶された検出パターンと、基準パターン記憶部43に記憶された基準パターンとを照合し、合致した場合にはドアロック機構3を動作させ、解錠する。
On the other hand, when the user enters the room, the door 1 in the closed state is knocked with a pattern corresponding to the reference pattern. This knock is detected by the
退室時及び入室時のいずれの場合でも、照合の結果、不一致の場合には、制御部46はドアロック機構3を動作させずに、そのままの状態で待機する。
In both cases of leaving the room and entering the room, if there is a mismatch as a result of the collation, the
また、基準パターンの変更時には、ユーザは新たな基準パターンを登録すべく、任意の基準パターンを入力部44に入力する。これに基づき、基準パターン記憶部43は、記憶していた従前の基準パターンを消去して、新たな基準パターンを記憶する。
基準パターンの確認時においては、ユーザは入力部41に再現指示を入力する。これに基づき、基準パターン記憶部43に記憶されている基準パターンや、入力部44に入力された基準パターンが再現部45によって再現される。
When changing the reference pattern, the user inputs an arbitrary reference pattern to the
When confirming the reference pattern, the user inputs a reproduction instruction to the
以上のように、本実施形態によれば、ドア1がノックされた際のその検出パターンを、基準パターンと照合して、これらが合致した場合にのみドアロック機構3が動作するので、ユーザが鍵を携帯していなくともドアロック機構3の施錠及び解錠が可能となり、防犯性を高めることができる。 As described above, according to the present embodiment, the detection pattern when the door 1 is knocked is checked against the reference pattern, and the door lock mechanism 3 operates only when these match, so that the user can Even if the key is not carried, the door lock mechanism 3 can be locked and unlocked, and crime prevention can be improved.
また、ノックセンサ41が音センサであるので、ノック音によりノックの検出パターンを検出することができる。そして、本実施形態では、ノックセンサ41がコントロール装置4とともにドア1に対して一体型となっているが、当該ノックセンサが音センサであるので、ノック音が伝播する範囲内であればドア以外にも設置することが可能となる。
Further, since the
そして、入力部44に新たな基準パターンが入力されると、基準パターン記憶部43は、記憶していた従前の基準パターンを消去して、新たな基準パターンを記憶するので、基準パターンを変更することができる。万が一、基準パターンが漏洩したとしても、基準パターンを変更することで、それに対処することができる。
When a new reference pattern is input to the
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、本実施形態では、ノックセンサ41が音センサである場合を例示して説明したが、ノックを検出できるのであれば如何なるセンサであっても構わない。例えば、ノックセンサとして圧力センサを用いる場合には、図3及び図4に示すように、ドア1aにおけるノック対象位置50に中空部51を形成し、その中空部51内に圧力センサ52を設置する。ノック対象位置50に対してノックが行われると、その箇所が凹むために、中空部51に圧力変動が生ずる。この圧力変動を圧力センサ52が検出することで、ノックが検出されることになる。ここで、ノック音が広範囲に伝播してしまうと、ドアロック機構3を動作させるための検出パターン(基準パターン)が周囲の他人にも知れわたるおそれがあるが、圧力センサ52であれば、ノック音の小さなノックであっても圧力変動さえ検出できればその検出パターンを検出することが可能となる。
Of course, the present invention is not limited to the above-described embodiment and can be modified as appropriate.
For example, in the present embodiment, the case where the
また、ノックセンサとしてノック対象位置50の振動を検出する振動センサを用いることも可能である。振動センサであれば、ノックによる振動によりノックを検出することができる。また、ノックセンサが圧力センサの場合と同様に、ノック音の小さなノックであっても、振動さえ検出できればその検出パターンを検出することが可能となる。
In addition, a vibration sensor that detects the vibration of the
ノックセンサとして圧力センサ若しくは振動センサを用いる場合には、図4に示すように、ノック対象位置50の表面を、遮音性を有する素材53で覆うことが好ましい。これにより、強くノックされたとしてもノック音が広範囲に伝播することを防止することができ、防犯性を高めることが可能である。
When a pressure sensor or a vibration sensor is used as the knock sensor, it is preferable to cover the surface of the
上述した音センサ以外にも、ドア1表面の変位を検出するセンサ(例えば静電容量センサ等)や、ドア1の表面自体に加えられた圧力を検出する圧力センサ(例えばストレインゲージ等)を用いることも可能である。 In addition to the sound sensor described above, a sensor (for example, a capacitance sensor) that detects the displacement of the surface of the door 1 or a pressure sensor (for example, a strain gauge) that detects the pressure applied to the surface of the door 1 itself is used. It is also possible.
1 ドア
2 ノブ
3 ドアロック機構
4 コントロール装置
41 ノックセンサ
42 検出パターン記憶部
43 基準パターン記憶部
44 入力部
45 再現部
46 制御部
50 ノック対象位置
51 中空部
52 圧力センサ
53 素材
100 ドアロックシステム
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (2)
前記ドアに対するノックを検出するノックセンサと、
前記ノックセンサにより検出されたノックの回数及びリズムの少なくとも1つからなる検出パターンを記憶する検出パターン記憶部と、
前記ドアロック機構を動作させるための基準パターンを記憶する基準パターン記憶部と、
前記検出パターン記憶部に記憶された前記検出パターンと、前記基準パターン記憶部に記憶された前記基準パターンとを照合し、合致した場合には前記ドアロック機構を動作させ、施錠若しくは解錠する制御部とを備え、
前記ノックセンサは、前記ドアにおけるノック対象位置に形成された中空部内に配置され、当該中空部内の圧力を検出する圧力センサであり、
前記中空部は前記ドア内にその表面側が開放されて形成され、当該開放部分が、遮音性を有する素材によって覆われていることを特徴とするドアロックシステム。 A door lock mechanism for locking the door;
A knock sensor for detecting a knock on the door;
A detection pattern storage unit that stores a detection pattern consisting of at least one of the number of knocks and the rhythm detected by the knock sensor;
A reference pattern storage unit for storing a reference pattern for operating the door lock mechanism;
Control for collating the detection pattern stored in the detection pattern storage unit with the reference pattern stored in the reference pattern storage unit, and operating and locking or unlocking the door lock mechanism if they match and a part,
The knock sensor is a pressure sensor that is disposed in a hollow portion formed at a knock target position in the door and detects a pressure in the hollow portion,
The door is a door lock system, wherein the hollow portion is formed in the door so that a surface side thereof is opened, and the open portion is covered with a sound insulating material .
前記基準パターンを新たな基準パターンに切り替えるため、当該新たな基準パターンが入力される入力部を備え、
前記基準パターン記憶部は、前記入力部に前記新たな基準パターンが入力されると、記憶していた従前の前記基準パターンを消去して、前記新たな基準パターンを記憶することを特徴とするドアロックシステム。 The door lock system according to claim 1 , wherein
In order to switch the reference pattern to a new reference pattern, an input unit for inputting the new reference pattern is provided.
When the new reference pattern is input to the input unit, the reference pattern storage unit erases the stored previous reference pattern and stores the new reference pattern. Lock system.
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