JP5278349B2 - 体温計測機能を備えた移動通信端末及びその制御方法 - Google Patents

体温計測機能を備えた移動通信端末及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5278349B2
JP5278349B2 JP2010038444A JP2010038444A JP5278349B2 JP 5278349 B2 JP5278349 B2 JP 5278349B2 JP 2010038444 A JP2010038444 A JP 2010038444A JP 2010038444 A JP2010038444 A JP 2010038444A JP 5278349 B2 JP5278349 B2 JP 5278349B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
mobile communication
communication terminal
body temperature
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010038444A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011176551A (ja
Inventor
陽介 熊添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2010038444A priority Critical patent/JP5278349B2/ja
Publication of JP2011176551A publication Critical patent/JP2011176551A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5278349B2 publication Critical patent/JP5278349B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、体温計測機能を備えた移動通信端末及びその制御方法に関する。
近年、新型インフルエンザ等の流行により、日々の体調・体温管理が重要視されている。しかしながら、定期的に体温計によって体温を測定し続けるのは面倒である。そこで、従来より、携帯電話等の移動通信端末に体温を検出するセンサを設け、ユーザが体温計を持ち歩くことなく日常の体温を測定できる技術が知られている(特許文献1乃至3)。
また、特許文献4には、体温を計測する温度センサーに加え、人体が温度センサーに接触しているか否かを検出する検知手段を設けることが開示されている。この検知手段は、人体の心拍数や血圧を測定することができる圧力センサーによって兼用することができる。
ここで、人体の体温を検出する温度センサーにあっては、人体と検出部との密着度により計測温度も大きく変化してしまう。そのため、正確な体温を測定するためには、所定の測定部位に体温を検出する検出部をしっかりと密着させる必要がある。
特許文献5には、電子体温計において、歪みゲージや多軸ジャイロセンサを用いて、体温測定部位に電子体温計が適切に装着されているか否かを検出し、適切に装着されていない場合には、音声でユーザに報知する技術が開示されている。
国際公開第05/048832号パンフレット 特開2002−027051号公報 特開2003−069666号公報 特開2005−287691号公報 特開2008−232865号公報
しかしながら、特許文献1乃至4に開示された移動通信端末に、特許文献5に開示された歪みゲージや多軸ジャイロセンサを設けることは、装置が大がかりとなり、小型化が要求される携帯電話等の移動通信端末に適さない。
本発明は、このような問題点に対してなされたものであり、移動通信端末の小型化を維持したまま、ユーザが適切な状態で体温を計測することができる移動通信端末及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る移動通信端末の一態様は、表示部と、ユーザが前記表示部に接触した位置及び/又は圧力を検出する入力受付部と、を有するタッチパネルと、前記ユーザの体温を検出する温度センサーと、を備える。前記入力受付部は、前記ユーザの測定部位が前記温度センサーに適切に接触しているか否かを検出する機能を備えることを特徴とする。
移動通信端末の小型化を維持したまま、ユーザが適切な状態で体温を計測することができる移動通信端末を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る移動通信端末の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る移動通信端末の更に詳細な構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る移動通信端末の正面図である。 本発明の実施の形態に係る移動通信端末の背面図である。 本発明の実施の形態に係る移動通信端末の接触状態検出機能付タッチパネルの構成を示す図である。 ユーザが右脇に本実施の形態に係る移動通信端末を挟んで体温を計測する様子を示す図である。 ユーザが左脇に本実施の形態に係る移動通信端末を挟んで体温を計測する様子を示す図である。 本発明の実施の形態に係る移動通信端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る移動通信端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る移動通信端末の接触状態検出機能付タッチパネルの表示例を示す図である。 ユーザが移動通信端末を手前にずらした状態で測定部位に接触させている状態を示す図である。 ユーザが移動通信端末を奥側にずらした状態で測定部位に接触させている状態を示す図である。 ユーザが移動通信端末を下方にずらした状態で測定部位に接触させている状態を示す図である。 接触状態検出機能付タッチパネルには十分にユーザの測定部位が接触しているが、温度センサにはユーザの測定部位が接触していない様子を示す図である。
実施の形態
以下、添付した図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。以下、添付した図面を参照し、本発明の最良な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る移動通信端末の構成例を示すブロック図である。この移動通信端末100は、接触状態検出機能付タッチパネル5と温度センサー9を備えている。接触状態検出機能付タッチパネル5は、情報を表示する表示部5Aと、ユーザの指等の位置及び/又は接触圧力を検出することによりユーザの操作を受け付ける入力受付部5Bを備えている。入力受付部5Bは、例えば、静電量式センサーによって構成することができる。
図2は、本発明の実施の形態に係る移動通信端末の更に詳細な構成を示すブロック図である。この移動通信端末100は、アンテナ1、通信制御部2、操作部3、接触状態検出機能付タッチパネル5、スピーカー6、音声入出力部7、音声データ記憶部8、温度センサー9、正面カメラ10、背面カメラ11、電源制御部12、位置測定部13、データ記憶部14、データ処理部15、タイマー16、及び全体制御部17を備えている。
通信制御部2は、アンテナ1を介して、無線データの送受信を実現する。操作部3は、十字キー、テンキー等により構成される。操作部3は、移動通信端末100の全体の操作を実現する。接触状態検出機能付タッチパネル5は、前述のように表示部5Aと入力受付部5Bを備えている。表示部5Aは、カラー液晶パネル等により構成される。この表示部5Aは、ユーザに対して、各種の情報を表示する。表示部5Aは、体温を測定するプログラムの起動時において、ユーザの測定部位が温度センサー9に適切に接触しているか否かを検出する対象となる位置である検出対象位置を表示するよう構成されている。
入力受付部5Bは、通常の移動通信端末100の操作において、文字入力やメニュー選択などのユーザの操作を受け付けるよう構成されている。また、入力受付部5Bは、体温を測定するプログラムの起動時において、ユーザが表示部5Aに触れた位置(接触面積)や接触圧力を検出する。なお、入力受付部5Bは、接触面積だけを検出するよう構成してもよく、また、接触圧力だけを検出するよう構成することができる。スピーカー6は、音声データ記憶部8から抽出したデータを再生し、音声としてユーザに知らせる。音声入出力部7は、マイク、レシーバを備えており、通話時の受話・送話を実現する。
音声データ記憶部8は、各種音声データが格納されている。温度センサー9は、例えば、シート状の温度センサーによって構成することができる。温度センサー9は、ユーザの測定部位の温度を測定する。電源制御部12は、各部への電源供給や充電等を行う。位置測定部13は、GPS等を用いて現在地を測定する機能を備えている。データ記憶部14は、温度センサー9によって測定されたユーザの体温のデータを格納する。さらに、データ記憶部14には、その他のデータについても格納される。
データ処理部15は、接触状態検出機能付タッチパネル5によって検出されたユーザの接触状態に基づいて、ユーザの測定部位が正常に温度センサー9に接触しているか否か判断する。また、データ処理部15は、温度センサー9によって測定されたユーザの体温に関するデータが正常値の範囲内であるか否かを判定する。タイマー16は、体温測定時間の計測や、密着度が適切でない間の時間を計測する。タイマー16は、ユーザが体温の計測を開始してからの経過時間を計測する第1タイマー16Aと、体温計測時間中に、ユーザの接触状態が適当でない状態の時間を計測する第2タイマー16Bを備えている。全体制御部17は、移動通信端末100に備えられている機能の全てを制御する。
図3A及び3Bは、本発明の実施の形態に係る移動通信端末の正面図及び背面図である。なお、図3A及び3Bでは、移動通信端末100が折りたたみ式の携帯電話であるとして説明を行う。図3Aは、折りたたみ式の携帯電話を開いた状態の正面図であり、図3Bは、その背面図である。図3Aに示すように、接触状態検出機能付タッチパネル5の外周には、温度センサー9が設けられている。温度センサー9は、移動通信端末100の正面において、接触状態検出機能付タッチパネル5の両側に1つずつ配置されている。
また、図3Bに示すように、温度センサー9は、移動通信端末100の背面にも左右に1つずつ配置されている。このように、移動通信端末100の正面及び背面のいずれにも温度センサー9を設けることで、ユーザが右脇で体温を計測する場合でも、左脇で体温を計測する場合でも、ユーザの身体に温度センサー9が接触することができる。なお、温度センサー9の配置は、これに限られず、ユーザの体温を計測し易いよう、任意の位置に配置することができる。なお、本発明は、折りたたみの携帯電話のみならず、いわゆるストレートタイプの携帯電話にも適用することができる。
図4は、本発明の実施の形態に係る移動通信端末の接触状態検出機能付タッチパネルの構成を示す図である。接触状態検出機能付タッチパネル5は、図4に示すように、1から16の縦横4つずつの領域に分割されている。各領域には、接触範囲及び/又は接触圧力を検出することができるセンサーが設けられている。各領域のセンサーによってユーザが接触しているか否かを検出することにより、ユーザの接触範囲を検出することができる。
ユーザが体温を測定する場合では、移動通信端末100は、ユーザの脇に挟まれた状態に配置される。すなわち、移動通信端末100の接触状態検出機能付タッチパネル5が両面からユーザの身体によって挟まれて保持される。図5A及び5Bは、本発明の実施の形態に係る移動通信端末を用いて、ユーザが体温を測定している状態を示す図である。図5Aは、ユーザが右脇で体温を測定する様子を示しており、図5Bは、ユーザが左脇で体温を測定する様子を示している。
上記のように、温度センサー9は、正面側及び背面側に2つずつ設けられているため、右脇で体温を計測する場合であっても(図5A)、左脇で体温を計測する場合であっても(図5B)、ユーザの体温を測定することができる。また、移動通信端末100は、身体と腕の両側から挟みこまれるため、正面側のみ接触状態検出機能付タッチパネル5を設けていれば、右脇で体温を計測する場合であっても(図5A)、左脇で体温を計測する場合であっても(図5B)、接触状態を検出することができる。
次に、このように構成された移動通信端末100の動作について説明する。図6及び図7は、本発明の実施の形態に係る移動通信端末100の動作を示すフローチャートである。図6に示すように、ユーザが接触状態検出機能付タッチパネル5に表示されるメニューから、体温計機能を選択したか否かを判定する(S1)。ステップS1において、体温計機能が選択されなかった場合には(NO)、図7のステップS32に移動し、待ち受け画面に遷移する。一方、ステップS1において、ユーザが体温計測機能を選択したことが検出されると(S1においてYES)、全体制御部17は、温度センサー9を起動する(S2)。また、全体制御部17は、接触状態検出機能付タッチパネル5を起動し、ユーザの接触状態が適切であるか 。これにより、タッチパネル5は、ユーザの身体の接触した範囲(位置)を検出すると共に、接触時の圧力を検出する(S3)。
次に、全体制御部17は、音声ガイダンス機能をONにする(S4)。そして、全体制御部17は、データ記憶部14に格納された音声データから最適なデータを選択し、スピーカー6から出力する(S5)。これによって、体温の計測を開始した旨のアナウンスをスピーカー6よりユーザに通知する。次に、全体制御部17は、接触状態検出機能付タッチパネル5に、ユーザに測定部位へ接触してもらいたい範囲を表示する。これにより、ユーザに、測定部位へ接触してもらいたい範囲を視覚的に認識させる。具体的には、図8に示すように、接触状態検出機能付タッチパネル5のうち、温度センサー9の間に位置する部分5aを斜線で示すように、背景と異なる色で表示する。そして、タッチパネル機能付接触状態検出機能付タッチパネル5の表示部5Aの上方に、「画面の色がついている部分が隠れるように挟んでください。」というメッセージを表示する。
上記のメッセージを確認したユーザは、測定部位(例えば、右脇又は左脇)を画面の色がついている部分5aに接触させる。ユーザが、部分5aに測定部位を接触させることにより、部分5aの両側の温度センサー9にユーザの測定部位が接触する。接触状態検出機能付タッチパネル5は、ユーザの測定部位が温度センサー9に適切に接触しているか、接触状態を検出する。具体的には、接触状態検出機能付タッチパネル5は、ユーザの測定部位が接触状態検出機能付タッチパネル5に触れている接触範囲を検出し、ユーザの接触状態を検出する。また、接触状態検出機能付タッチパネル5は、ユーザの測定部位の接触圧力を検出する。
データ処理部15は、接触状態検出機能付タッチパネル5によって検出された接触範囲及び接触圧力に基づいて、ユーザの測定部位が適切に温度センサー9に接触しているか否かを判定する(S6)。具体的には、データ処理部15は、ユーザの接触状態検出機能付タッチパネル5への接触範囲が十分な範囲以上であるか否かを判定することにより、ユーザの測定部位が適切に温度センサー9に接触しているか否かを判定する(S6)。
ここで、ユーザの測定部位の接触範囲が十分でない場合には、図9乃至11に示す3つのパターンが考えられる。すなわち、図9に示すように、移動通信端末100がユーザの測定部位(右脇)に対して、矢印のようにユーザの正面側にずれている場合、図10に示すように、移動通信端末100がユーザの測定部位(右脇)に対して、矢印のようにユーザの背面側にずれている場合と、図11に示すように、移動通信端末100がユーザの測定部位(右脇)に対して、矢印のように下方にずれている場合が考えられる。データ処理部15は、接触状態が不十分な場合は(S6においてNO)、接触状態検出機能付タッチパネル5で検出された接触範囲に基づいて、ユーザの接触状態が図9乃至11のいずれかの状態であるか判定する。この判定結果は、全体制御部17に出力される。
全体制御部17は、データ処理部15によって判定された3つのパターンに応じて、そのパターンに応じたサポート情報をスピーカー6から出力する(S5)。例えば、図10に示すように、移動通信端末100がユーザの測定部位(右脇)に対して、矢印のようにユーザの背面側にずれている場合には、移動通信端末100を手前側にずらすようスピーカー6を介してアナウンスする。
また、接触状態検出機能付タッチパネル5により検出された接触圧力が、しきい値以下である場合には(S6においてNO)、図12に示すように、温度センサー9の一部が測定部位に触れていない可能性がある。このような場合には、ステップS5に戻り、ユーザに移動通信端末100をより強く挟み込むよう、音声によってユーザにアナウンスする。
一方、ステップS6において、接触範囲及び接触圧力がしきい値以上である場合には(S6においてYES)、温度センサーの電極部が正しく測定部位に触れており、適切な接触状態であると判断することができる。
データ処理部15によって接触範囲及び接触圧力がしきい値以上と判断された場合には(S6においてYES)、全体制御部17は、第1タイマー16Aを起動し、体温の計測時間を計測する。ここで、体温の計測時間は、一般的に180秒程度とされている。そのため、全体制御部17は、第1タイマー16Aを起動し、ユーザの測定部位が接触状態検出機能付タッチパネル5に接触している時間が180秒に至るまでカウントする。
第1タイマー16Aによるカウント中も、接触状態検出機能付タッチパネル5により接触範囲及び接触圧力の検出を継続する。そして、データ処理部15は、第1タイマー16Aによってカウントされている180秒間において、接触状態検出機能付タッチパネル5により検出された接触範囲及び接触圧力がしきい値以上であるか否か判定する(S8)。第1タイマー16Aを起動してから、180秒以内に接触範囲、接触圧力のどちらかがしきい値以下に変化した場合(S8においてNO)、第2タイマー16Bを起動する(S9)。ここで、接触範囲及び接触圧力のいずれかがしきい値以下に変化した場合には、ユーザの測定部位が温度センサー9からずれてしまったと考えられるが、一瞬だけ接触範囲や接触圧力に変化があった場合は、計測結果にほとんど影響を及ぼさないため、無視することができる。
そこで、第2タイマー16Bは、接触範囲及び接触圧力がしきい値以下になった時間を計測する。データ処理部15は、第2タイマー16Bによってカウントされた接触範囲及び接触圧力のいずれかがしきい値以下に変化した間の時間に基づいて、適切な接触状態が保たれているか否かを判定する。所定のしきい値時間内に、接触範囲や接触圧力がしきい値以上に戻った場合には(ステップS10においてYES)、第2タイマー16Bのカウントを終了する。なお、第1タイマー16Aのカウントは、第2タイマー16Bのカウント中にも継続させておく。
一方、ステップS10において、所定の時間内に接触範囲や接触圧力がしきい値以上に戻らない場合には(ステップS10においてNO)、第1タイマー16A及び第2タイマー16Bをリセットする(S11)。そして、ステップS5に戻り、ユーザの接触状態に応じて適切なアナウンスを行なう。
一方、ステップS8において、第1タイマー16Aによってカウントされた180秒間の間に、接触範囲や接触圧力がしきい値以上であった場合には(ステップS8においてYES)、図7のステップS21に示すように、第1タイマー16Aの計測時間である180秒が経過したことをアラームでユーザに通知する(S21)。そして、温度センサー9によって計測された温度を、データ記憶部14に格納すると共に、接触状態検出機能付タッチパネル5に表示する(S22)。
データ処理部15は、温度センサー9によって検出された温度が予め設定された正常体温の±2℃の範囲内であるか否かを判定する(S23)。初めて利用する場合は、正常体温を、日本人の平均体温である約36.89℃として設定し、以降ユーザの平均体温等を正常体温として利用することができる。ステップS23において、温度センサー9によって検出された温度が予め設定された正常体温の±2℃の範囲内でない場合には(NO)、体調不良である可能性が高いと判断し、GPS等で構成されている位置測定部13によって取得された現在位置に近い病院を接触状態検出機能付タッチパネル5に表示する(S24)。具体的には、最寄りの病院の地図等を示すことで、ユーザに診療を促す。
一方、ステップS23において、データ処理部15において、温度センサー9によって検出された温度が予め設定された正常体温の±2℃の範囲内であると判断された場合には(S23においてYES)、ステップS25に進む。すなわち、データ処理部15は、更に、温度センサー9によって検出された温度が予め設定された正常体温の±1℃の範囲内であるか否かを判定する(S25)。そして、ステップS25において、検出された体温が正常体温の±1℃の範囲内でないと判断された場合には(NO)、薬の服用や日常生活のアドバイス等の画面を表示し、体調管理を促す(S26)。
一方、ステップS25において、検出された体温が正常体温の±1℃の範囲内であると判断された(YES)場合では、体温計測機能をOFFするか否かをユーザに問い合わせるメッセージを接触状態検出機能付タッチパネル5に表示する。また、ステップS26の薬の服用や日常生活のアドバイス等の体調管理を促した後にも、体温計測機能をOFFするか否かをユーザに問い合わせるメッセージを、接触状態検出機能付タッチパネル5に表示する。そして、ステップS27において、体温計測機能をOFFする旨のユーザの操作が受け付けられたか否か判断する。
ステップS27において、体温計機能をOFFしない旨のユーザの操作を受け付けた場合には(NO)、ステップS26に戻り、体温管理のアドバイス等を更に表示する。一方、ステップS27において、体温計機能をOFFする旨のユーザの操作を受け付けた場合には(YES)、音声ガイダンスをOFFにし(S28)、接触状態検出機能付タッチパネル5による接触範囲・接触圧力の検出機能をOFFする(S29)。そして、温度センサー9をOFFにし(S30)、体温計を計測するアプリケーションをOFFにする(S31)。そして、待ち受け画面に遷移する(S32)。
本実施の形態に係る移動通信端末では、以上の動作手順により、接触状態検出機能付タッチパネル5によってユーザの測定部位と温度センサー9との接触状態を検出することができる。これにより、ユーザが正しい測定状態で体温を計測することをサポートすることができる。また、接触状態を検出する接触状態検出機能を、通常の移動通信端末100の操作を行なうことができるタッチパネルに兼用することによって、小型化が要求される移動通信端末100において、新たに装置を追加することなく、ユーザの体温測定をサポートする機能を追加することができる。
また、計測結果と健康時の体温の差が大きい場合には、位置検出機能を用いた周辺病院の位置通知や薬の服用・日常生活のアドバイスを通知させることで、ユーザにより健康意識を高めてもらうことができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、接触状態検出機能付タッチパネル5の入力受付部5Bを静電容量式センサーによって構成し、2以上のしきい値を用いて接触圧力を検出するよう構成することができる。また、入力受付部5Bを静電容量式センサーによって構成し、通常のタッチパネルとして入力受付部5Bを利用する場合と、体温計測時に接触状態を計測する場合とで、静電容量式センサーの感度を変えるよう構成することもできる。
(付記)
(付記1)
表示部と、ユーザが前記表示部に接触した位置及び/又は圧力を検出する入力受付部と、を有するタッチパネルと、
前記ユーザの体温を検出する温度センサーと、を備え、
前記入力受付部は、前記ユーザの測定部位が前記温度センサーに適切に接触しているか否かを検出する機能を備える、移動通信端末。
(付記2)
体温を測定するプログラムの起動時において、前記入力受付部は、前記ユーザの測定部位が前記温度センサーに適切に接触しているか否かを検出する、付記1又は2に記載の移動通信端末。
(付記3)
前記体温を測定するプログラムの起動時において、前記入力受付部は、前記ユーザの前記測定部位が前記タッチパネルに接触する接触面積を検出する、付記2に記載の移動通信端末。
(付記4)
前記体温を測定するプログラムの起動時において、前記入力受付部は、前記ユーザの前記測定部位が前記タッチパネルに接触する接触圧力を検出する、付記2又は3に記載の移動通信端末。
(付記5)
スピーカーと、
前記入力受付部によって検出された前記接触面積及び/又は前記接触圧力に基づいて、前記ユーザに適切な計測状態を促すアナウンスを前記スピーカーから出力するデータ処理部と、を更に備えた付記3又は4に記載の移動通信端末。
(付記6)
前記体温を測定するプログラムの起動時において、前記表示部は、前記ユーザの前記測定部位が前記温度センサーに適切に接触しているか否かを検出する対象となる位置である検出対象位置を表示する、付記2乃至5のうちいずれか1に記載の移動通信端末。
(付記7)
前記温度センサーは、前記タッチパネルの外周に配される、付記1乃至6のうちいずれか1に記載の移動通信端末。
(付記8)
前記温度センサーは、前記タッチパネルの両側に配される、付記1乃至7のうちいずれか1に記載の移動通信端末。
(付記9)
前記入力受付部は、静電容量式センサーを備える、付記1乃至8のうちいずれか1項に記載の移動通信端末。
(付記10)
前記入力受付部は、検知電極を備え、前記検知電極と前記ユーザの測定部位との間の静電容量と、複数のしきい値とを比較することにより前記接触圧力を検出する、付記10に記載の移動通信端末。
(付記11)
前記ユーザの測定部位を前記温度センサーが測定している時間をカウントする第1カウンタを設けた付記1乃至10のうちいずれかに記載の移動通信端末。
(付記12)
前記ユーザの測定部位が前記温度センサーに適切に接触していない時間をカウントする第2カウンタを設けた付記1乃至11のうちいずれかに記載の移動通信端末。
(付記13)
表示部と、ユーザが前記表示部に接触した位置及び/又は圧力を検出する入力受付部と、を有するタッチパネルと、
前記ユーザの体温を検出する温度センサーと、を備えた移動通信端末の制御方法であって、
体温を測定するプログラムの起動時において、前記入力受付部によって前記ユーザの測定部位が前記温度センサーに適切に接触しているか否かを検出する
移動通信端末の制御方法。
1 アンテナ
2 通信制御部
3 操作部
5 接触状態検出機能付タッチパネル
5A 表示部
5B 入力受付部
6 スピーカー
7 音声入出力部
8 音声データ記憶部
9 温度センサー
10 正面カメラ
11 背面カメラ
12 電源制御部
13 位置測定部
14 データ記憶部
15 データ処理部
16 タイマー
16A 第1タイマー
16B 第2タイマー
17 全体制御部
100 移動通信端末

Claims (10)

  1. 表示部と、ユーザが前記表示部に接触した位置及び/又は圧力を検出する入力受付部と、を有するタッチパネルと、
    前記ユーザの体温を検出する温度センサーと、を備え、
    前記入力受付部は、前記ユーザの測定部位が前記温度センサーに適切に接触しているか否かを検出する機能を備える、移動通信端末。
  2. 体温を測定するプログラムの起動時において、前記入力受付部は、前記ユーザの測定部位が前記温度センサーに適切に接触しているか否かを検出する、請求項1に記載の移動通信端末。
  3. 前記体温を測定するプログラムの起動時において、前記入力受付部は、前記ユーザの前記測定部位が前記タッチパネルに接触する接触面積を検出する、請求項1又は2に記載の移動通信端末。
  4. 前記体温を測定するプログラムの起動時において、前記入力受付部は、前記ユーザの前記測定部位が前記タッチパネルに接触する接触圧力を検出する、請求項2又は3に記載の移動通信端末。
  5. スピーカーと、
    前記入力受付部によって検出された前記接触面積及び/又は前記接触圧力に基づいて、前記ユーザに適切な計測状態を促すアナウンスを前記スピーカーから出力するデータ処理部と、を更に備えた請求項3又は4に記載の移動通信端末。
  6. 前記体温を測定するプログラムの起動時において、前記表示部は、前記ユーザの前記測定部位が前記温度センサーに適切に接触しているか否かを検出する対象となる位置である検出対象位置を表示する、請求項2乃至5のうちいずれか1項に記載の移動通信端末。
  7. 前記温度センサーは、前記タッチパネルの外周に配される、請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の移動通信端末。
  8. 前記入力受付部は、静電容量式センサーを備える、請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載の移動通信端末。
  9. 前記入力受付部は、検知電極を備え、前記検知電極と前記ユーザの測定部位との間の静電容量と、複数のしきい値とを比較することにより前記接触圧力を検出する、請求項8に記載の移動通信端末。
  10. 表示部と、ユーザが前記表示部に接触した位置及び/又は圧力を検出する入力受付部と、を有するタッチパネルと、
    前記ユーザの体温を検出する温度センサーと、を備えた移動通信端末の制御方法であって、
    体温を測定するプログラムの起動時において、前記入力受付部によって前記ユーザの測定部位が前記温度センサーに適切に接触しているか否かを検出する
    移動通信端末の制御方法。
JP2010038444A 2010-02-24 2010-02-24 体温計測機能を備えた移動通信端末及びその制御方法 Expired - Fee Related JP5278349B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010038444A JP5278349B2 (ja) 2010-02-24 2010-02-24 体温計測機能を備えた移動通信端末及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010038444A JP5278349B2 (ja) 2010-02-24 2010-02-24 体温計測機能を備えた移動通信端末及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011176551A JP2011176551A (ja) 2011-09-08
JP5278349B2 true JP5278349B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=44689012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010038444A Expired - Fee Related JP5278349B2 (ja) 2010-02-24 2010-02-24 体温計測機能を備えた移動通信端末及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5278349B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101272614B1 (ko) 2013-03-21 2013-06-10 김혜봉 휴대 단말을 이용한 체온 서비스 방법 및 그 장치
KR102408057B1 (ko) 2017-11-29 2022-06-13 삼성전자 주식회사 디스플레이를 이용하여 수화도를 측정하는 전자 장치 및 전자 장치의 동작 방법

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001211238A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Denso Corp 携帯端末
JP4119863B2 (ja) * 2004-03-31 2008-07-16 ソフトバンクモバイル株式会社 情報通信端末
JP5540499B2 (ja) * 2008-02-22 2014-07-02 オムロンヘルスケア株式会社 電子体温計

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011176551A (ja) 2011-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2724667B1 (en) Mobile apparatus with biosensors
JP5644956B2 (ja) 携帯機器
JP4119863B2 (ja) 情報通信端末
KR102348489B1 (ko) 전자 장치 및 전자 장치에서 신체 측정 부위 자동 인식 가능한 체성분 측정 방법
JP6254677B2 (ja) 生体情報測定装置及び生体情報測定方法
JP4119862B2 (ja) 情報通信端末及び生体情報測定システム
US8878782B1 (en) Electrooculographical control for a mobile device
CN106873834B (zh) 识别按键被触发的方法及装置和移动终端
US10980479B2 (en) Control method of wearable device execution module and wearable device
KR20140031341A (ko) 핸드헬드 장치의 조작 모드를 식별하기 위한 방법 및 핸드헬드 장치
EP2736233B1 (en) Method for controlling portable device by using humidity sensor and portable device thereof
CN109718112B (zh) 用药提醒方法、装置及计算机可读存储介质
US10819838B2 (en) Terminal device and control method thereof
JP2009200664A (ja) 携帯端末
EP3075310A1 (en) Method and apparatus for measuring bio signal
US20130023738A1 (en) Mobile phone for health inspection and method using same
JP2013235468A (ja) 携帯端末及び携帯端末用カバー
CN111131952A (zh) 耳机组件的控制方法、耳机组件和计算机可读存储介质
US9197760B2 (en) Hand activated mode setting
JP5278349B2 (ja) 体温計測機能を備えた移動通信端末及びその制御方法
JP2012034263A (ja) 携帯端末装置
WO2018176611A1 (zh) 一种显示方法和电子设备
CN108683812B (zh) 音量调节方法、装置以及移动终端
KR102203349B1 (ko) 대기상태 모드에서 사용자 인터페이스를 제공하는 휴대 단말 및 그 방법
WO2012025923A1 (en) Mobile device with touch points sensors and methods of use

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130506

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees