JP5276012B2 - モバイルインターネットプロトコル(mip)に完全対応していないネットワーク間のデータサービスローミング - Google Patents

モバイルインターネットプロトコル(mip)に完全対応していないネットワーク間のデータサービスローミング Download PDF

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Description

関連出願
本願は、2007年1月10日付で出願された米国特許仮出願番号第60/884,226号の優先権を主張し、その全内容を、米国特許法119条(e)項に基づき、本明細書に完全に記載されているように、参照により本明細書に引用したものとする。
本発明は、移動局にサービスを提供する通信ネットワークにおけるデータサービスに関する。
通信ネットワークでは、ネットワークノードは、1つ以上の通信リンクによって接続されたネットワーク装置すなわちコンピュータまたは特殊装置ある。ノード間の通信は、典型的には、個々のデータパケットを交換することによって実行される。情報は、数多くの既知のプロトコル、新しいプロトコルまたは依然として開発中のプロトコルのうちの1つ以上のプロトコルに従ってデータパケット内で交換される。この関係において、プロトコルは、通信リンクを介して送信された情報に基づいて、各ノードが相互作用する方法を定義する一連のルールから成る。
携帯電話、携帯情報端末(PDA)およびラップトップコンピュータなどの移動局(MS)と称される移動通信装置との無線通信をサポートする多重通信ネットワークが発展してきている。移動通信グローバルシステム(GSM)は、世界中、主にヨーロッパおよびアジアで用いられるデジタルセルラ技術である。GSMは、デジタル無線通信において世界をリードする標準である。GSMはリアルタイムのデジタル音声とマルチメディアストリームをサポートする。このようなリアルタイムストリームを搬送するGSMネットワークにわたるセッション設定のプロセスにおいて、信号データのパケットはネットワークノード間で送信される。これら信号データのパケットは、信号システム7(SS7)のような信号プロトコルを用い、通常はMSのユーザに対して透過である。信号データのパケットは、通信をサポートするために、2つの通信端末のアドレスなどの特性(例えば、ダイヤル電話番号)を示し、ネットワークリソースを確保する。用途によっては、信号データのパケットは、ショートデータメッセージ(SMS)などのデータサービスをサポートするのに用いられる。
汎用パケット無線サービス(GPRS)は、移動無線サービスプロバイダがGSMネットワークを介して移動無線加入者にパケットベースのデータサービスを提供できる移動通信技術である。GPRSは、第2世代と第3世代の無線技術の間にあると考えられ、産業界では2.5G(2.5世代)技術と称されている。GPRSの通常用途には、インターネットアクセス、イントラネット/企業アクセス、インスタントメッセージ、マルチメディアメッセージが含まれる。GPRSは欧州電気通信標準化機構(ETSI)によって標準化されたが、今日では第3世代パートナーシッププログラム(3GPP)によって標準化されている。
CDMA2000は、携帯電話およびセルサイト間で、音声、データおよび信号データを送信するために、符号分割多元接続(CDMA)無線技術、すなわち、デジタル無線用の多重接続方式を利用する移動通信規格のプロトコルである。CDMA技術は、ハイスループット、リアルタイムサービス、および端末間のサービス高品質(QoS)を提供し、移動無線加入者のMSに、音声およびデータのみでなく、写真、画像、ビデオ通信などのマルチメディア情報を配信するように設計されている。CDMAによって、GSMで用いられている時分割多重接続(TDMA)および「アナログ式」セルラで用いられている周波数分割多重接続(FDMA)とは異なり、同一周波数チャネル上で同時に複数の伝送が可能になる。CDMA2000は、産業界では2.5G(2.5世代)と第3世代(3G)技術の混合であると考えられている。CDMA2000はGSMネットワークでは使用されない。CDMA2000は3GPP2によって標準化されている。
ユニバーサル移動通信システム(UMTS)は、広帯域CDMAを提供する第3世代(3G)の移動通信技術である。UMTSは3GPPによって標準化されている。
何気ないMSユーザにさえも知られているように、MSが1つの場所から別の場所に移動すると、加入者は、加入者の無線ホームネットワークサービスプロバイダの領域を離れ、訪問先ネットワークと称される別の無線ネットワークサービスプロバイダによってサービスされる領域に入ることがある。訪問先ネットワークの領域内にある間、MSはローミング中であると考えられる。訪問先ネットワークは、異なる無線データサービス技術を利用していることもある。例えば、訪問先ネットワークは、ホームネットワークで使用されているCDMA2000に代わって、GPRSを使用しているかもしれない。
TIA−1068と3GPP2 X.S0034はそれぞれ、米国電気通信工業会(TIA)および3GPP2による規格であって、CDMA2000パケットデータシステムとGPRSパケットデータシステム(リリース97、98および99)の間のローミングのサポートを規定している。これらの規格の目的は、CDMAとGPRSの間のローミンング(本明細書では、CDMA/GPRSパケットデータローミングと称する)を実現するCDMA2000パケットデータシステムの追加要件を最小限にすることである。これらの規格は、モバイルインターネットプロトコル(MIP)バージョン4(MIPv4)と簡易インターネットプロトコル(SIP)のサポートを規定している。これらの規格に従って、MIPを使用するには、使用されるMSのみでなく、CDMAおよびGPRSネットワークの両方がMIPをサポートする必要がある。CDMA開発グループ(CDG)は、全CDMAネットワークがMIPを用いることを要求してきた。大部分のCDMAネットワークと同様に、CDMA2000はMIPをサポートしている。UMTSネットワークもまたMIPをサポートしている。
一連の実施形態では、本方法は、簡易インターネットプロトコル(SIP)をサポートする(SIPに対応する)訪問先ネットワーク(例えば、汎用パケット無線サービス(GPRS)ネットワーク)とモバイルインターネットプロトコル(MIP)をサポートする(MIPに対応する)ホームネットワークとの間のインタフェースを提供する。これは、訪問先ネットワーク内のアクセスゲートウェイ(例えば、サービングGPRSサポートノード(SGSN))とローカルプロセスのプロキシモバイルゲートウェイの間でSIP互換トンネル(例えば、GPRSトンネリングプロトコル(GTP)トンネル)を確立することによってなされる。MIP互換トンネル(例えば、汎用ルーティングカプセル化(GRE)トンネルまたはIP−in−IPトンネル)がホームネットワーク内のホームエージェント(HA)とローカルプロセスのプロキシ外部エージェントの間で確立される。一方のトンネルを介してローカルプロセスにおいて受信されたデータパケットは、パケットカプセル化を利用して他方のトンネルを介して送信される。
他の実施形態においては、装置、またはソフトウェアの符号化された論理を使用して、上記方法の1つ以上のステップを実行する。
本発明は、添付図面において、限定を目的としない例を用いて説明される。なお、図面では、同様の参照符号は類似要素を示している。
本発明の一実施形態による、CDMAネットワークとGPRSネットワークの間のデータローミングに関する例示的なネットワークを示すブロック図である。 本発明の一実施形態による、CDMAネットワークとGPRSネットワークを横切るデータサービスのための例示的なインターオペラビリティ(相互運用性)およびインターワーキング(相互接続性)の機能(IIF)モジュールを示すブロック図である。 本発明の一実施形態による、MIPが両方のネットワークでサポートされている場合の、データサービスのローミングを確立するために交換される例示的なメッセージのシーケンスを示すメッセージシーケンス図である。 本発明の一実施形態による、MIPがGPRSネットワークまたは移動局でサポートされていない場合の、データサービスのローミングを確立するために交換される例示的なメッセージのシーケンスを示すメッセージシーケンス図である。 本発明の一実施形態による、データローミングを実行する例示的な方法を高レベルで示すフローチャートである。 本発明の一実施形態を実現できるコンピュータシステムを示すブロック図である。
種々の通信ネットワークにわたってデータサービスをローミングする方法および装置を以下に説明する。以下の詳細説明では、例示目的で、本発明の完全な理解を可能にするために、多数の特定の詳細事項が記載されている。しかし、これらの特定の詳細事項がなくても本発明を実現できることは当業者には明らかであろう。他の例においては、本発明を不必要に不明確にするのを避けるために、周知の構造および装置はブロック図の形で示されている。
本発明のいくつかの実施形態を、モバイルインターネットプロトコル(MIP)をサポートするホームCDMA2000ネットワークから、MIPをサポートしない訪問先GPRSネットワークにローミングするという状況について、以下に説明する。ただし、本発明はこの状況に限定されない。他の実施形態では、MIPをサポートする他のホームネットワークが使用されるが、訪問先のGPRSのようなプロトコルのネットワークとローミング移動局の一方または両方はMIPをサポートしない。本明細書で説明するシステムおよび技術は、例えば、デュアルモードCDMA EvDO MIP/GPRS SIP専用装置への電子メール、ウェブページコンテンツまたはマルチメディアメッセージサービス(MMS)の配信を含む多数の用途を有することが理解されるであろう。さらに、上記システムおよび技術を用いることにより、CDMAオペレータが、既存のResearch In Motion(RIM)社のBlackberryインフラおよびRIM社の通信事業者アカウントの利用を続行できると同時に、デュアルモードのBlackberryタイプの装置を用いてGPRS/UMTS内でローミングできることが理解されるであろう。
通信ネットワークを介して送信される各パケットは、典型的には、1)特定のプロトコルに関連するヘッダ情報と、2)そのヘッダ情報の後に続き、その特定のプロトコルとは無関係に処理される情報を含むペイロード情報とを備える。多くの場合、特定のプロトコルに対するペイロード情報内のデータは、1つ以上のノードで動作する処理に関連する別のプロトコルについてのヘッダおよびペイロードを備える。別のプロトコルのペイロード内のプロトコルは、他のプロトコル内にカプセル化されている。トンネルは、別のプロトコルのデータパケットをカプセル化するプロトコルである。複数の異種のネットワーク(例えば、インターネットおよび携帯電話信号網)を通過するパケットに含まれるヘッダは、典型的には、開放型システム間相互接続(OSI)参照モデルで定義されているように、物理(第1層)ヘッダ、データリンク(第2層)ヘッダ、インターネットワーク(第3層)ヘッダおよびトランスポート(第4層)ヘッダを含む。ルータは、第3層ヘッダ内の情報に基づいてデータパケットを送出するネットワークノードである。プロトコルヘッダおよびペイロードは、メッセージ、フレーム、データグラムまたはセルと称され、これらの用語は、種々のプロトコルの各部分を区別するために用いられることもあるが、本明細書では互換的に使用している。
読者の便宜のため、本明細書で使用されている略語の多くを以下の表で定義する。
Figure 0005276012
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1.ネットワーク概要
図1は、本発明の一実施形態による、CDMAネットワークとGPRSネットワークの間のデータローミングに関連する例示的なネットワーク100を示したブロック図である。図示された実施形態では、ネットワーク100は、公共インターネットまたは他のプライベートインターネットプロトコル(IP)ネットワーク140(以後、単にインターネット140と称する)と、データサービスにCDMAを利用する無線/セルラネットワーク(本明細書ではCDMAネットワーク101と称する)と、データサービスにGPRSを利用する無線/セルラGSM(本明細書ではGPRSネットワーク102と称する)とを備える。携帯電話などの移動局114が、基幹有線ネットワークに接続された基地局システム(BSS)に無線範囲内の1つ以上のアンテナを経由して通信する。図示の実施形態では、アンテナ113a、113b、113c、113d(特に示さないものについては、以後アンテナ113と総称する)が、BSS112a、112b、112c、112d(特に示さないものについては、本明細書ではBSS112と総称する)にそれぞれ接続されている。BSS112aおよびBSS112bはCDMAネットワーク101に接続され、BSS112cおよびBSS112dはGPRSネットワーク102に接続されている。
例示目的で、移動局114はCDMAネットワーク101を運用する通信サービスプロバイダの加入者に属し、これより、CDMAネットワーク101は移動局114のホームネットワークであると仮定する。さらに、例示目的で、移動局114は、GPRSネットワーク102のアンテナ113cの電波範囲内のみに存在し、これより、GPRSネットワーク102は、図1に示した構成では移動局114の訪問先ネットワークであり、移動局114は、訪問先GPRSネットワーク102内でローミング中であるといえると仮定する。
ホームCDMAネットワーク101は、HAAA120と表されたホーム認証、許可、アカウンティング(AAA)サーバを備える。HAAA120は、移動局114の加入者を含む、ホームCDMAネットワーク101の全ての加入者についての加入者プロファイルを示すデータを保持している。
コンピュータプロセス相互作用のクライアントサーバモデルが広く知られ、商業目的で使用されている。クライアントサーバモデルでは、クライアントプロセスが要求を含むメッセージをサーバプロセスに送信し、サーバプロセスがサービスを提供することによって応答する。サーバプロセスはまた、クライアントプロセスに応答してメッセージを返送してもよい。多くの場合、クライントプロセスおよびサーバプロセスは、ホストと称される種々のコンピュータのような通信機器またはネットワークノード上で実行され、ネットワーク通信に対して1つ以上のプロトコルを用いてネットワークを経由して通信される。用語「サーバ」は、便宜上、サービスを提供するプロセスまたはそのプロセスが動作するホストコンピュータを言及するのに用いられる。同様に、用語「クライアント」は、便宜上、要求を作成するプロセスまたはそのプロセスが動作するホストコンピュータを言及するのに用いられる。同様に、用語「モジュール」は、便宜上、いくつかの機能を実行するプロセスまたはそのプロセスが動作するホストコンピュータを言及するのに用いられる。本明細書で用いられているように、用語「クライアント」、「サーバ」および「モジュール」は、文脈から特に明らかでない限り、ホストノードではなくプロセスを意味する。さらに、信頼性、スケーラビリティおよび冗長性を含むため(ただし、これらの理由に限定されない)、サーバまたはモジュールによって実行されるプロセスは分解され、複数のホスト(場合によっては層と称する)上で複数のプロセスとして実行される。
ホームCDMAネットワーク101はまた、ホームロケーションレジスタサーバ(HLR)124、すなわち、ローミングデータサービスを使用することを許可された各携帯電話加入者の詳細事項(移動局が現在通信中である別のネットワークに対する基地局またはゲートウェイの識別子を含む)を含む中央データベースサーバを備える。
ホームCDMAネットワーク101はまた、ホームエージェントプロセス(HA)122を備える。MIPに従って、インターネット140のトラフィックのような移動局に対するデータトラフィックが、HA122を介してルーティングされる。HAは上記トラフィックを、BSSまたは移動局が通信している訪問先ネットワークを介して、汎用ルーティングカプセル化(GRE)トンネルまたはインターネットプロトコル・イン・インターネットプロトコル(IP−in−IP)トンネルのMIP実現形態において送信する。
訪問先GPRSネットワーク102は、ビジター位置レジスタサーバ(VLR)134を備える。VLRは、GSM/GPRSネットワークを訪問している各携帯電話加入者の詳細事項(ローミングデータサービスを使用することを許可された加入者の表示を含む)を含む中央データベースサーバである。
訪問先GPRSネットワーク102はまた、GPRSデータサービスを提供するサービングGPRSサポートノード(SGSN)を備える。GPRSを使用する移動局からのデータトラフィックは、SGSNを介してルーティングされる。訪問先GPRSネットワーク102はまた、GPRSネットワーク102とインターネット140などの他のネットワークの間のゲートウェイとして作用するゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)132を備える。GPRSに従って、別のネットワークから移動局へのデータトラフィックは、ホームGPRSネットワーク内のGGSNから、訪問先GPRSネットワーク内のSGSNを通ってGPRSトンネリングプロトコル(GTP)のトンネルを用いて、移動局までトンネリングされる。
ネットワーク100は、相互運用性および相互接続性の機能(IIF)のモジュール(IIF)104、つまりインターオペラビリティ(相互運用性)およびインターワーキング(相互接続性)の機能を備えたモジュールを備える。3GPP2標準は、IIFが、パケットデータローミングモードに基づいて異なるネットワーク機能をシミュレートすることを規定している。MIPの機能に関して、3GPP2規格は、MIPがホームネットワークおよび訪問先ネットワークならびに移動局においてサポートされると仮定している。しかし、従来のGPRSネットワークの中には、MIPをサポートしない(したがって、MIPに対して要求されるホームエージェントおよび外部エージェントを有しない)ものもあり、かつ、GPRSモードを用いる多くの従来の移動局は、GPRSモードで作動するがMIPをサポートしない。
特定の数の移動局114、アンテナ113、BBS112、ネットワーク101、102、140およびプロセスが例示目的で示されているが、他の実施形態において、ネットワークは、図示以上の数または図示とは異なる数の移動局、アンテナ、BSS、ネットワークおよびプロセスを備える。
図示の実施形態によれば、IIF104は、MIPプロキシプロセス150を備える。MIPプロキシプロセス150は、訪問先ネットワークもしくは訪問先ネットワーク内においてローミングしている移動局またはこれらの両方がMIPをサポートしない場合に組込まれる。例示目的で、訪問先GPRSネットワーク102がMIPをサポートしないと仮定する。
2.データサービスローミング概要
無線アプリケーションプロトコル(WAP)、仮想ホーム環境(VHE)、仮想プライベートネットワーク(VPN)などの様々なホームネットワークベースのサービスをサポートするために、端末相互間(エンド・ツー・エンド)のMIPサポートが望まれる。しかし、MIPのサポートは全てのGPRSネットワークで利用できないため、例えば、CDMAパケットデータ加入者がGPRSシステム上でローミング中であるときは、MIPは「GPRS外部モード」ではサポートされないかもしれない。さらに、GPRSまたはデュアルモードのCDMA/GPRS携帯電話のような端末装置は、必要とされるMIPクライアントをサポートしないかもしれない。異なるネットワークおよび端末装置を横切ってMIPがサポートされないと、ローミング中も切れ目なくホームサービスを提供することができないため、ユーザは不安定感を受けることになる。
図2は、本発明の一実施形態による、例示的なネットワーク200において、CDMAネットワーク101とGPRSネットワーク102の間を跨るデータサービスのための例示的なインターオペラビリティおよびインターワーキング機能(IIF)モジュール104を示したブロック図である。例示的なネットワーク200は、例示的なネットワーク100の一部分である。このネットワーク200は、ホームCDMAネットワーク101、訪問先GPRSネットワーク102、およびインターネット140を備える。ここでも、ホームCDMAネットワーク101はHAAA120、HLR124およびHA122を備える。ホームCDMAネットワーク101は、MIP外部エージェント(FA)212(図1には示さず)も備える。モバイルIPでは、FAは、そのネットワークを訪問する移動ノード(例えば、CDMAネットワーク101内でローミングしているGPRSネットワーク102からの移動局)に関する情報を記憶するルータである。外部エージェント(FA)はまた、モバイルIPによって使用される気付アドレスを通知する(アドバタイズする)。外部エージェントはデータトラフィックを別のネットワーク内のホームエージェントにルーティングする。訪問先GPRSネットワーク102は、VLR134、SGSN130およびGGSN132を備える。訪問先GPRSネットワーク102はまた、VAAA210(図1では示さず)で示された訪問先AAAサーバを備える。
本明細書を作成している時点で存在する規格に従って、IIF104は、AAAサーバ220、米国国家規格協会(ANSI)−41のVLRサーバ222、GSMのHLRサーバ224、FAプロセス240、GGSNプロセス232、HAプロセス242およびSGSNプロセス230を備える。HAAA120は、X3インタフェースと称されるメッセージフォーマットを用いて、CDMAローミングエクスチェンジ(CRX)プロトコルに従ってIIF104内のAAA220と通信する。この通信パスは、CRXのX3プロトコル221として示されている。VAAA210は、CRXプロトコルのX4インタフェースと称されるメッセージフォーマットを用いて、IIF104内のAAA220と通信する。(ただし、CDMAオペレータの中には、CRXなしにインターネットを経由してAAAサーバと接続してもよいものもある)。この通信パスは、X4プロトコル223として示されている。HLR124は、No.7共通線信号(SS7)プロトコルに従って、IIF104内のANSI−41のVLR222と通信する。この通信パスは、SS7プロトコルパス225aとして示されている。VLR134は、SS7プロトコルパス225bを用いて、IIF104内のGSMのHLR224と通信する。
HA122は、CRXプロトコルのX1インタフェースと称されるメッセージフォーマットを用いて、IIF104内のFA240と通信する。この通信パスはX1プロトコル243として示されている。同様に、FA212は、X1プロトコル243を用いて、IIF104内のHA242と通信する。
SGSN130は、GPRSトンネリングプロトコル(GTP)233aに従って、IIF104内のGGSN232と通信する。同様に、GGSN132は、GTPトンネル233bを用いて、IIF104内のSGSN230と通信する。
GPRSネットワーク102と移動局の両方がMIPをサポートする場合、MIPトンネルは、HA122から、FA240、GGSN232およびSGSN130を通って、移動局まで伝達される。同様に、MIPトンネルは、GPRSネットワークからのビジターに対して、FA212から、HA242、SGSN230およびGGSN132を通って、CDMAネットワークまで構成される。
図示の実施形態によれば、IIF104はMIPプロキシプロセス150も備える。MIPプロキシプロセス150は、MIPプロキシ外部エージェント(MPFA)252、MIPプロキシモバイルゲートウェイ(MPMG)254、およびMIPプロキシ移動ノード(MPMN)256を備える。MPFA252は標準的なFA240に置き換わり、MIPのGREトンネル253を経由してHA122と通信する。MPMG254は、GTPトンネル233cを経由してSGSN130と通信する。MPFA252はまた、MPMG254およびMPMN256と通信するが、この通信はIIFに対して内部的であるため、任意の独自プロトコルを含む任意の内部プロトコルを用いる。MIPプロキシプロセス150の動作を後節で詳細に説明する。
既存の規格が端末相互間のデータサービスを規定していない状況については、図3を参照して説明する。図3は、一実施形態による、MIPが両方のネットワーク(およびローミング中の移動局)でサポートされている場合のローミングデータサービスを確立するために交換された例示的なメッセージシーケンスを表す、メッセージシーケンス図300である。図3では、時間は下方向に進行する。ネットワークプロセスは、時間方向の細長い長方形によって表され、特定の時間において伝送されるメッセージは、送信プロセス(ノード)から受信プロセス(ノード)への矢印によって表されている。同一ホスト上で1つ以上のプロセスが実行されてもよいことが理解される。
図3は、訪問先GPRSネットワーク102内のローミング移動局MS114およびSGSN130と、IIFモジュール104と、ホームCDMAネットワーク101内のHAAAサーバ120およびHA122との間のメッセージトラフィックを示す。
MS114をGPRSのデータサービスに結びつけるために、MS114、SGSN130およびIIF104間で複数の標準メッセージが交換される。これらのメッセージは、2方向のGPRSアタッチメッセージ310として示されている。このプロセスの間、SGSN130は、IIF104内のAAAサーバ220およびHLR224と認証メッセージ311を交換することによって、ユーザを認証する。認証が正常に完了し、SGSNからGPRS位置更新(UL)要求を受信すると、CDMAのVLR222として機能するIIF104内のネットワーク認証プレーンが、CDMAのHLR124にANSI−41の「登録通知(Regnot)」メッセージ(図示せず)を送出する。CDMAのHLR124から肯定応答を受信すると、IIF104内のネットワーク認証プレーンはCDMAのVLR222として機能を続行し、GPRSアタッチを確認して完了する。
認証およびGPRSアタッチが正常に完了した後、MS114はSGSN130に起動PDPコンテキスト要求(Activate PDP Context Request)メッセージ320を送信する。このメッセージには、MS114がMIPv4を用いてそのホームCDMAネットワーク101にアクセスする場合にMIPv4で始まるアクセスポイント名(APN)が含まれる。SGSNは、例えば、アナウンス(図示せず)を送信し、責任を有するIIFからの応答(図示せず)を受信することによって、またはSGSN130においてキャッシュに格納されている情報によって、APNに基づいてホームネットワーク101および対応するIIF104を判定する。SGSN130は、適切なIIF104に、MS114からのAPNの値と共に生成PDPコンテキスト要求(Create PDP Context Request)メッセージ322を送信する。
PDPコンテキストの起動中にSGSNを経由してMSから受信されたAPNが「MIPv4」で始まる場合、IIFは、MSがモバイルIPv4を用いてそのホームCDMAパケットデータシステム(例えば、CDMA2000データパケットシステム)にアクセスしているとみなす。MIP登録が正常に完了した後、IIFは、生成PDPコンテキスト応答(Create PDP Context Response)メッセージ324内のPDPアドレスを0.0.0.0(PDPアドレスが一時的に割り当てられ、後のPDPメッセージにおいて更新されることを示す)に設定することによってPDPコンテキストを生成する。SGSN130は、このPDPアドレスを起動PDPコンテキスト許可(Activate PDP Context Accept)メッセージ326内でMS114に送出する。
0.0.0.0のPDPアドレスを有するPDPコンテキストが起動された後、IIF104は、SGSN130を経由して、確立されたPDPコンテキスト上でMS114にMIPエージェント通知(MIP Agent Advertisement)メッセージ330を送信する。次に、MS114は、SGSN130を経由してIIF104にMIP登録要求(MIP Registration Request)メッセージ332においてMIP登録を要求する。このメッセージはIIF104内のGGSNモジュール232によって処理される。RADIUSアクセス(RADIUS Access)メッセージ340によって示されるメッセージにおいて、MSからMIP登録要求を受信すると、IIF104は、AAAサーバ120にMSのAAA認証符号を確認することを要求する(例えば、AAAサーバ220はHAAA120とのCRX通信を経由して確認を要求する)。IIFのAAA220がHAAA120からRADIUSアクセス許可(RADIUS Access-Accept)メッセージを受信すると、IIF104は、IIFのGGSN232からIIFのFA240を介してホームCDMAパケットデータシステム内のHA122に、メッセージ333としてMIP登録要求メッセージを送出する。IIFのAAA220がホームAAAからRADIUSアクセス拒否(RADIUS Access-Reject)メッセージを受信すると、IIFはMIP登録要求メッセージを破棄し、不正な認証であることを示すエラー値67で登録応答(Registration Reply)メッセージ337を送信する。
HA122からMIP登録応答メッセージ336を受信すると、IIFは、SGSN130を介して確立されたPDPコンテキスト上で、IIFのFA240とIIFのGGSN232とを介してMS114にMIP登録応答メッセージ337を送出し、これによりMIP登録を完了する。
MIP登録が正常に完了した後、IIFはPDPアドレスを応答メッセージ336から得られたMS114のホームアドレスに設定することによって、PDPコンテキストの更新を実行する。更新PDPコンテキスト要求(Update PDP Context Request)メッセージ352が、MS114のホームアドレスで、IIF104からSGSN130に送信される。次に、SGSN130は、MS114に変更PDPコンテキスト要求(Modify PDP Context Request)メッセージ353を送信する。これに応答して、MS114がSGSN130に変更PDPコンテキスト許可(Modify PDP Context Accept)メッセージ356を送信する。SGSNは、IIF104に更新PDPコンテキスト応答(Update PDP Context Response)メッセージ357を返送し、これにより、PDP更新プロセスが完了し、MS114のホームアドレスに向けて送られるデータパケットのMIPトンネリングが許可される。
図示の実施形態では、PDPの更新後、追加のRADIUSアカウンティングメッセージ342がIIF104とHAAA120との間で送信され、データサービスに対する支払いを十分に信用できるか否かを判定する。十分に信用できる場合、MS114によって送信されたデータパケット362aはSGSN130にトンネリングされ、SGSN130からはデータパケット362bとしてIIF104にトンネリングされ、IIF104からはデータパケット362cとしてHA122にトンネリングされる。HA122は、このデータパケットをデータパケットとして宛先に誘導する(図示せず)。同様に、HA122で受信されたデータパケットは、データパケット362cとしてIIF104にトンネリングされ、IIF104からはデータパケット362bとしてSGSN130にトンネリングされ、SGSN130からはデータパケット362aとしてMS114にトンネリングされる。
上記の説明は、3GPP2フレームワークに従うMIP登録の説明である。
上記の説明から、GPRSローミングモードにおいてMIPをサポートしないMS114は、起動PDPコンテキスト要求(Activate PDP Context Request)メッセージ320内にMIPv4を示すデータを含まず、MS114とIIF104の間のPDPコンテキストにMIPエージェント通知(MIP Agent Advertisement)メッセージ330を生じさせないことは明らかである。したがって、データローミングは、3GPP2フレームワークのこの例においてはサポートされない。
GPRSネットワーク102がGTPバージョン0のみをサポートする場合、GPRSネットワークは、GGSNによって起動されると、更新PDPコンテキストメッセージ352、353、356、357などのMIP登録の特定メッセージを処理できないため、IIF104からMS114へのMIPトンネルを形成ができないことにも留意すべきである。したがって、データローミングはこの例においても、3GPP2フレームワークによってサポートされない。
3.IIFにおけるMIPプロキシプロセス
図2に示したように、新しいMIPプロキシプロセス150がIIF104に導入される。MIPプロキシプロセス150は、移動ノードとして作用するMIPプロキシ移動ノード(MPMN)256と、外部エージェントとして作用するMIPプロキシ外部エージェント(MPFA)252と、外部ネットワークのゲートウェイとして作用するMIPプロキシモバイルゲートウェイ(MPMG)254とを有する。MIPプロキシ機能150は、訪問先GPRSネットワーク102と移動局MS114におけるMIPサポートとは独立に、「MIP常時」サポートを可能にする。
図4は、一実施形態による、MIPがGPRSネットワークもしくは移動局、またはこれらの両方でサポートされていない場合に、ローミングデータサービスを確立するために交換される例示的なメッセージのシーケンスを表した1つのメッセージシーケンス図400である。
符号400は、訪問先GPRSネットワーク102におけるローミング中の移動局MS114およびSGSN130と、IIFモジュール104と、ホームCDMAネットワーク101におけるHAAAサーバ120およびHA122との間のメッセージトラフィックを示す。
図3を参照して上述したように、MS114にGPRSのデータサービスを付加(アタッチ)するために、MS114、SGSN130およびIIF104の間で複数の標準メッセージが交換される。これらのメッセージは、2方向のGPRSアタッチメッセージ310として表されている。このプロセスの間、SGSN130は、IIF104内のAAAサーバ220と認証メッセージ311を交換することによって、ユーザを認証する。
認証およびGPRSアタッチが正常に完了した後、MS114はSGSN130に起動PDPコンテキスト要求メッセージ320を送信する。このメッセージは、MS114がMIPv4を用いてそのホームCDMAネットワーク101にアクセスする場合、MIPv4で始まるアクセスポイント名(APN)を含む。SGSN130は、MS114からのAPNの値で、適切なIIF104に生成PDPコンテキスト要求メッセージ322を送信する。移動局114がMIPをサポートしている場合、このAPN値はMIPv4で始まる。
IIF104は、GPRSネットワークもしくはMS114のいずれか一方またはこれらの両方がMIPをサポートしていないかを判定する。例えば、いくつかの実施形態では、IIF104内のMIPプロキシ150は、APNはMIPv4で始まっていない場合MIPがその携帯電話によってサポートされていないと判定し、IIF104内のMIPプロキシ150は、GTPバージョンがGTPv1よりも前のバージョンである場合MIPが訪問先ネットワークによってサポートされていないと判定する。携帯電話または訪問先ネットワークのいずれかがMIPをサポートしていない場合、SIP互換性のあるGTPバージョン0のトンネルがMS114で確立され、MIP互換性のあるGREトンネルがHA122で確立される。これらの実施形態では、MPMG254が標準IIFのGGSN232に置き換わり、SGSN130との間でPDPメッセージを交換する。加入者が移動データサービスに登録すると、加入者証明書を有するMPMN256が、接続された外部ネットワークについてのIIF内に組み込まれる。これらの実施形態では、メッセージのシーケンスは、以下に説明するように送信される。
RADIUSアクセス(RADIUS Access)メッセージ340によって示されるメッセージ内で、MPMG254において生成PDPコンテキスト要求メッセージ322を受信すると、IIF104はAAAサーバ120に、MSのAAA認証符号を確認することを要求する(例えば、AAAサーバ220はHAAA120とのCRX通信を経由して確認を要求する)。IIF内のAAA220が、HAAA120からRADIUSアクセス許可(RADIUS Access-Accept)メッセージを受信する場合、MPFA252はMIP登録要求(MIP Registration Request)メッセージ433を生成し、HA122に送信する。MIPセットアップに要求される証明書がMPMN256によってMPFA252に提供される。GPRS外部モードにおけるCDMAの生来加入者がPDPコンテキストを起動することを要求すると、MIPプロキシプロセス150のMPMN/MPFAが、MPMN256から得られる正しいMNのHAキーでMIP要求を送信する。MIP要求には、(1)MNネットワーク認証識別子(NAI)と、(2)MNのHAキーと、(3)逆トンネルを可能にするためにTビットが1に設定されたAAA認証符号とが含まれる。いくつかの実施形態では、MIP要求は、上述のRADIUS認証メッセージ340と同一のMPMN256から得られる共有秘密キーを用いて、随意に、RADIUS認証メッセージ340が先行する。IIF内のAAA220が、HAAA120からRADIUSアクセス拒否メッセージを受信する場合、IIFはMIP登録要求メッセージを生成も送信もせず、MIP互換トンネルは設定されない。
上述の図3の符号300のメッセージとは異なり、MIP登録要求メッセージが送信される前に生成PDP応答メッセージは訪問先GPRSネットワーク102に送信されず、MIP登録要求メッセージを待つことなくMS114から受信されることもないことに留意されたい。
HA122は、MIP登録要求メッセージ433に対して、登録結果(例えば、「成功」またはエラーコード)を含むMIP登録応答メッセージ436で応答する。MSが新しいホームアドレスを要求している場合、新しいアドレスが登録応答メッセージ436内で返される。そうでない場合、MSの恒久的なアドレスが返される。上記の手順によって、IIF104のMPFA252とHA122との間にMIPトンネルが設定される。
HA122からMIP登録応答メッセージ436を受信すると、MPFA252には、MS114のホームアドレスが通知される。この段階では、IIF104のGGSNとして作用するMPMG254は、SGSNからの生成PDP要求322を肯定応答し(acknowledge)、GTPトンネルを設定する。GGSN132またはスポンサーGPRSネットワーク102もしくはIIF104内のDHCPによって、IPアドレスがMS114に割り当てられ、生成PDP応答メッセージ424で送信される。スポンサーネットワークはGSMネットワークであって、HLR/VLRネットワークアドレスのようなネットワークリソースを用いることによって、他のGSMネットワークとのローミング協定へのアクセスを提供する。SGSN130は、起動PDPコンテキスト許可メッセージ426内で、このPDPアドレスをMS114に送信する。メッセージ426はMS114の本来の(正式の)ホームアドレスを含むため、更新PDPコンテキストメッセージは必要ない(例えば、メッセージ352、353、356、357が必要とされない)。これにより、GTPバージョン1をサポートしないGPRSネットワーク(例えば、GTPバージョン0のみをサポートするGPRSネットワーク)は、IIFからMS114までSGSN130を介してGTPトンネル233cを設定できる。
このようにして、IIFデータベアラプレーン(IIF Data Bearer Plane)が2つのトンネルを連結し、端末相互間のパケットトンネルを確立して、全てのデータトラフィックがHA122を経由してCDMAホームパケットデータサービスノード(PDSN)を通過することを可能にする。パケットデータサービスノードは、CDMA2000モバイルネットワークの1つの構成要素である。パケットデータサービスノードは、無線アクセスネットワークとIPネットワークの間の接続ポイントとして作用する。この構成要素は、移動体通信サービスプロバイダの有線IPネットワークと移動局の間のPPPセッションを管理する役割を果たす。パケットデータサービスノードは、GSMおよびUMTSネットワークで見られるGGSN(GPRSゲートウェイサポートノード)と機能面で類似している。
MIPトンネルを利用するために、MPFA252はMIPアカウント開始メッセージ442を生成してHAに送信する。MIPアカウント開始メッセージ442の受信に応答して、HA122はMIPアカウント応答メッセージ444を生成してMPFA252に送信する。
次に、データパケット464がHA122とMPFA252の間のMIPのGREトンネルで送信される。その後、データパケット462がMS114とMPMG254の間のGTPトンネルで送信される。MIPプロキシプロセスにおけるGTP/MIP交換プロセス466によってMPFA252とMPMG254とが接続される。MIPペイロードが、MPFA252において受信されたデータパケット464から取り出される。このペイロードは、MPMG254に送信される。MPMG254は、GTPトンネルにおけるペイロードをカプセル化し、データパケット462として送信する。同様に、GTPペイロードが、MPMG254において受信されたデータパケット462から取り出される。このペイロードはMPFA252に送信される。MPFA252は、MIPのGREトンネルにおけるそのペイロードをカプセル化し、データパケット464として送信する。
このようにして、訪問先GPRSネットワーク102およびMS115においてMIPトンネルが確立されていなくても、データサービスに関連するデータパケットは、GPRSネットワーク102を通してMS114に端末相互間で配信される。
本明細書に記載するシステムおよび技術は多くの用途を有し、これら用途には、例えば、Eメール、ワールドワイドウェブページコンテンツ、およびデュアルモードのCDMA EvDO MIP/GPRS SIP専用装置へのMMS配信が含まれることは理解されるであろう。さらに、本明細書に記載するシステムおよび技術を利用することによって、CDMAオペレータは、既存のRIM社のBlackberryインフラとRIM社のキャリアアカウントの使用を継続しながら、デュアルモードのBlackberryタイプの装置を用いてGPRS/UMTSにおいてローミングできることが理解されるであろう。
図5は、一実施形態による、データローミングを提供する例示的な方法500を高レベルで示したフローチャートである。各ステップは、例示目的で図5では特定の順序で示されているが、他の実施形態では、1つ以上のステップが異なる順序または時間的に重複して実行されてもよく、または1つ以上のステップが省略されるか、いくつかの変更が組み合わせられてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、ステップ530が、ステップ520の前またはステップ520と同時に実行される。
ステップ510では、MIPが訪問先ネットワークと、その訪問先ネットワークにおいて使用されている移動局との両方によってサポートされているか否かが判定される。図示の実施形態では、訪問先ネットワークは、GPRSネットワーク102のようなGPRSネットワークであるが、他の実施形態では、訪問先ネットワークはGPRSとは異なるプロトコルを使用する。いくつかの実施形態では、ステップ510は省略される。
ステップ510において、訪問先ネットワークと移動局の両方がMIPをサポートしていると判定されると、制御はステップ512に進む。ステップ512では、既存の規格が用いられて訪問先ネットワークを介してデータサービスを確立する。例えば、TIA−1068または3GPP2のX.S0034を用いてローミングデータサービスを提供する。
ステップ510において、訪問先ネットワークと移動局のいずれか一方または両方がMIPをサポートしていないと判定されると、制御はステップ520に進む。
ステップ520では、SIP互換トンネル(例えば、GTPv0トンネル)が、訪問先ネットワーク内のアクセスゲートウェイノード(例えば、訪問先GPRSネットワーク内のSGSNモジュール)とネットワークインタフェースプロセス(例えば、IIFモジュール)内のMIPプロキシモバイルゲートウェイ(例えば、変更されたGGSNモジュール)との間で設定される。
ステップ530では、MIPのGREトンネルが、ホームネットワーク(例えば、ホームCDMAネットワーク)内のホームエージェントプロセスと、同一ネットワークインタフェースプロセス(例えば、同一IIFモジュール)内のMIPプロキシ外部エージェント(MPFA)との間で設定される。
ステップ540では、SIP互換トンネルがMIP互換トンネルに連結され、その結果、訪問先ネットワーク(例えば、GPRSネットワーク)内でローミング中の移動局と、ホームネットワーク(例えば、CDMAネットワーク)内のホームエージェントとの間で、端末相互間のデータパケット送出が行われる。例えば、GTPおよびMIP/GREトンネルのうちの一方を介するローカルプロセスにおいて受信されたデータパケットは、データパケットカプセル化を利用して、他方に転送される。すなわち、2つのトンネルのうちの一方においてカプセル化された受信データフレームは、他方のトンネルにおいてカプセル化されて送信される。
4.ハードウェアの概要
図6は、本発明の一実施形態を実現できるコンピュータシステム600を示す。好ましい実施形態は、ルータ装置のようなネットワーク要素上で実行する1つ以上のコンピュータプログラムを用いて実現される。これより、この実施形態では、コンピュータシステム600はルータである。
コンピュータシステム600は、コンピュータシステム600の他の内部要素と外部要素の間で情報を伝達するバス610のような通信メカニズムを備える。情報は、測定可能な現象の物理信号(典型的には電圧)として表されるが、他の実施形態では、磁気、電磁、圧力、化学物質、分子原子および量子相互作用などの現象の物理信号として表される。例えば、南北の磁場、またはゼロもしくは非ゼロの電圧は、2進数(ビット)の2つの状態(0,1)を表す。2進数列は、数字または文字符号を表すために用いられるデジタルデータを構成する。バス610に接続された装置間で情報を高速に転送するように、バス610は多数の並列の情報伝導体を有する。情報を処理する1つ以上のプロセッサ602がバス610に接続されている。プロセッサ602は情報に関する一連の動作を実行する。その一連の動作には、バス610から情報を取り込むことと、バス610に情報を出力することとが含まれる。一連の動作はまた、典型的には、2つ以上の情報単位を比較することと、情報単位の位置をシフトすることと、2つ以上の情報単位を、例えば加算または乗算によって一体化することとを含む。プロセッサ602によって実行される動作シーケンスは、コンピュータ命令を構成する。
コンピュータシステム600はまた、バス610に接続されたメモリ604を備える。ランダムアクセスメモリ(RAM)または他の動的記憶装置などのメモリ604が、コンピュータ命令を含む情報を記憶する。ダイナミックメモリでは、メモリに記憶された情報はコンピュータシステム600によって変更される。RAMでは、メモリアドレスと称される場所に記憶された情報単位が、近隣アドレスにおける情報とは無関係に、記憶および取り出される。メモリ604はまたプロセッサ602によって使用され、コンピュータ命令を実行している間に一時的に値を記憶する。コンピュータシステム600はまた、コンピュータシステム600によって変更されない命令を含む静的情報を記憶するバス610に接続された読取り専用メモリ(ROM)606または他の静的記憶装置も含む。さらに、コンピュータシステム600の電源が遮断されるかまたは他の理由によって電力が遮断された場合にも持続する命令を含む情報を記憶する、磁気ディスクまたは光学ディスクなどの不揮発性(永続的)記憶装置608もバス610に接続されている。
用語「コンピュータ読取り可能媒体」は、本明細書では、実行される命令を含む情報をプロセッサ602に提供することに関係する任意の媒体を言及するのに用いられる。このような媒体は、これらに限定されないが、不揮発性媒体、揮発性媒体および伝送媒体を含む多数の形態であってもよい。不揮発性媒体には、例えば、記憶装置608のような光ディスクまたは磁気ディスクが含まれる。揮発性媒体には、例えば、ダイナミックメモリ604が含まれる。伝送媒体には、例えば、同軸ケーブル、銅線、光ファイバケーブルおよびワイヤまたはケーブルを用いずに空間を伝搬する搬送波(例えば、電波、光波および赤外線波を含む音波および電磁波)が含まれる。信号には、振幅、周波数、位相、極性または搬送波の他の物理的性質の人工的な変化が含まれる。
コンピュータ読取り可能媒体の一般的形態には、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスクおよび磁気テープなどの磁気媒体、コンパクトディスクROM(CD−ROM)およびデジタルビデオディスク(DVD)などの光媒体、パンチカードおよび紙テープなどの孔のパターンを有する物理的媒体、RAM、プログラム可能ROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)およびFLASH−EPROMなどのメモリチップ、または、カートリッジおよび搬送波などのコンピュータが読取り可能な他の媒体が含まれる。
命令を含む情報はバス610に提供され、ユーザまたはセンサによって操作される英数字キーを含むキーボードを備えた端末などの外部端末装置612からプロセッサによりこれら情報は使用される。センサはその近傍の状態を検出し、これらの検出値を、コンピュータシステム600において情報を表示するのに用いられる信号に適合した信号に変換する。主に人との相互作用に用いられる、バス610に接続された端末装置612の他の外部構成要素には、画像を表示するディスプレイデバイス(例えば、陰極線管(CRT)もしくは液晶ディスプレイ(LCD)またはプラズマスクリーン)および、ディスプレイ上に表示された小さなカーソル画像の位置を制御し、端末装置612のディスプレイ上に表示されたグラフィック要素に関連するコマンドを発行するポインティングデバイス(例えば、マウスもしくはトラックボールまたはカーソル方向キー)が含まれる。いくつかの実施形態では、端末装置612が省略されている。
コンピュータシステム600はまた、バス610に接続された通信インタフェース670の1つ以上のインスタンスを備える。通信インタフェース670は、外部装置自体のプロセッサ(例えば、プリンタ、スキャナ、外部ディスクおよび端末装置612)で作動する多種多様な外部装置に伝送媒体を経由して結合する2方向通信を提供する。コンピュータシステム600内で稼動するファームウェアまたはソフトウェアは、端末装置インタフェースまたは文字ベースのコマンドインタフェースを提供し、これにより、外部コマンドがコンピュータシステムに供給される。例えば、通信インタフェース670は、パラレルポートまたは、RS−232もしくはRS−422インタフェースなどのシリアルポートまたは、パーソナルコンピュータ上の汎用シリアルバス(USB)ポートであってもよい。いくつかの実施形態では、通信インタフェース670は、総合サービスデジタルネットワーク(ISDN)カードまたはデジタル加入者ライン(DSL)カードまたは、対応する種類の電話線に情報通信接続を提供する電話モデムである。いくつかの実施形態では、通信インタフェース670は、バス610上の信号を、同軸ケーブルでの通信接続用の信号または光ファイバケーブルでの通信接続用の光信号に変換するケーブルモデムである。別の例として、通信インタフェース670は、互換性のあるLAN(例えば、イーサネット(登録商標))にデータ通信接続を提供するためのローカルエリアネットワーク(LAN)カードであってもよい。無線リンクは搬送波を利用して実現されてもよい。無線リンクでは、通信インタフェース670は、デジタルデータのような情報ストリームを搬送する赤外線信号および光信号を含む、電気信号、音響信号または電磁信号を送受信する。
図示の実施形態においては、特定用途向けの集積回路(IC)620のような特殊用途のハードウェアがバス610に接続されている。特殊用途のハードウェアは、プロセッサ602が特殊用途に対して十分高速に実行できない動作を実行するように構成されている。特定用途向けのICの例には、表示画像を生成するグラフィックスアクセラレータカード、ネットワークで送信されたメッセージを暗号化および暗号解読する暗号ボード、音声認識、および特殊な外部装置(例えば、ハードウェアでより効果的に実現されるいくつかの複雑な動作シーケンスを繰り返し実行するロボットアームおよび医療用スキャン機器)が含まれる。1つ以上の有形の媒体内の符号化された論理には、コンピュータ命令および特殊用途のハードウェアのうちの一方または両方が含まれる。
ルータとして用いられる図示のコンピュータでは、コンピュータシステム600は、ネットワーク上のフローに関する情報を交換する(切り換える)特殊用途のハードウェアとして、交換システム(切替システム)630を備える。交換システム630は、典型的には、複数の他の装置に結合する複数の通信インタフェース(例えば、通信インタフェース670)を有する。一般に、各結合はネットワークリンク632での結合であり、ネットワークリンク632は、ネットワーク(例えば、図示の実施形態ではローカルネットワーク680)内の別の装置に接続されているか、またはネットワークに取り付けられている。このネットワークリンクには、プロセッサを有する多種多様な外部装置が接続されている。いくつかの実施形態では、入力インタフェースと出力インタフェースの一方または両方が、1つ以上の外部ネットワーク要素のそれぞれにリンクされている。図示の実施形態では、3つのネットワークリンク632a、632b、632cが、ネットワークリンク632に含まれているが、他の実施形態では、これよりも多いかまたはこれよりも少ないリンクが、交換システム630に接続されている。ネットワークリンク632は、典型的には、1つ以上のネットワークを通して伝送媒体を経由して、情報を使用または処理する他の装置に情報通信を提供する。例えば、ネットワークリンク632bは、ローカルネットワーク680を通してホストコンピュータ682、またはインターネットサービスプロバイダ(ISP)によって運用される機器684に対する接続を提供してもよい。これに対して、ISP装置684は、現在では一般にインターネット690と称される、ネットワークのうち公共のワールドワイドパケット交換通信ネットワークを通じて、データ通信サービスを提供する。インターネットに接続されるサーバ692と称されるコンピュータは、インターネットから受信される情報に応答してサービスを提供する。例えば、サーバ692は、交換システム630が使用するルーティング情報を提供する。
交換システム630は、1つのネットワークリンク(例えば、632a)によって、同一または異なるネットワークリンク(例えば、632c)上の出力として、受信された移動情報を含む、ネットワーク680の要素間の移動情報に関連する交換機能を実行するように構成された論理および回路を備える。交換システム630は入力インタフェースに到達する情報トラフィックを、所定のプロトコルおよび周知の慣習に従って出力インタフェースに切り換える。いくつかの実施形態では、交換システム630は、ソフトウェアにおける交換機能のうちの一部を実行するために、交換システム自体のプロセッサおよびメモリを有する。いくつかの実施形態では、交換システム630は、ソフトウェアにおける1つ以上の交換機能を実行するために、プロセッサ602、メモリ604、ROM606、記憶装置608またはこれらのいくつかの組み合わせに依存する。例えば、交換システム630は、特定のプロトコルを実装するプロセッサ604と協働して、リンク632a上の入力インタフェースに到達するデータパケットの宛先を判定し、リンク632c上の出力インタフェースを用いてこのデータパケットを正しい宛先に送信する。この宛先には、ホスト682、サーバ692、ローカルネットワーク680もしくはインターネット690に接続された他の端末装置、または、ローカルネットワーク680もしくはインターネット690内の他のルーティング装置および交換装置が含まれる。
本発明は、本明細書に記載した技術を実現するコンピュータシステム600を使用することに関する。本発明の一実施形態によれば、これらの技術は、プロセッサ602がメモリ604に含まれる1つ以上の命令の1つ以上のシーケンスを実行することに応答して、コンピュータシステム600によって実行される。ソフトウェアおよびプログラムコードとも称されるこのような命令は、メモリ604に、記憶装置608のような別のコンピュータ読取り可能な媒体から読み込まれてもよい。メモリ604に含まれる命令シーケンスを実行することによって、プロセッサ602は、本明細書に記載した方法ステップを実行する。代替実施形態においては、本発明を実現するために、特定用途向け集積回路620および交換システム630内の回路などのハードウェアを、ソフトウェアの代わりまたはソフトウェアと組み合わせて用いてもよい。このように、本発明の実施形態は、特に明記しない限り、ハードウェアおよびソフトウェアの任意の特定の組み合わせに限定するものではない。
インタフェース670のような通信インタフェースを通して伝送媒体を経由して、ネットワークリンク632および他のネットワーク上を伝送される信号が、コンピュータシステム600との間で情報を搬送する。コンピュータシステム600は、特にネットワーク680、690を通して、ネットワークリンク632、および通信インタフェース(例えば、インタフェース670)を通して、プログラムコードを含む情報を送受信できる。インターネット690を利用する例では、サーバ692が、インターネット690、ISP機器684、ローカルネットワーク680、および、交換システム630内の通信インタフェースを介するネットワークリンク632bを通して、コンピュータ600から送信されたメッセージによって要求される特定のアプリケーション用のプログラムコードを送信する。受信されたコードは、それが受信された際にプロセッサ602または交換システム630によって実行されてもよく、または、後で実行するために記憶装置608と他の不揮発性記憶装置の一方または両方に保存されてもよい。この方法では、コンピュータシステム600は、搬送波上の信号形態でアプリケーションプログラムコードを取得してもよい。
種々の形態のコンピュータ読取り可能な媒体が、1つ以上の命令シーケンスとデータの一方または両方を、実行するためのプロセッサ602に搬送することに関与してもよい。例えば、命令およびデータが、最初、ホスト682のような遠隔コンピュータの磁気ディスクに搬送されてもよい。遠隔コンピュータは、そのダイナミックメモリ内に命令およびデータをロードして、その命令およびデータを、モデムを使用する電話線を介して送信する。コンピュータシステム600へのローカルモデムが電話線上の命令およびデータを受信し、赤外線送信機を用いて、その命令およびデータを、ネットワークリンク632bとしての役割を果たす赤外線搬送波上の信号に変換する。交換システム630内で通信インタフェースとして作用する赤外線検出器は、赤外線信号内を搬送される命令およびデータを受信し、命令およびデータを表す情報をバス610に送る。バス610はその情報をメモリ604に搬送し、プロセッサ602はメモリ604から命令と共に送られたデータの一部を用いて命令を取り出して実行する。メモリ604内の受信された命令およびデータは、プロセッサ602または交換システム630によって実行される前または後に、記憶装置608に随意に保存されてもよい。
5.0 拡張および代替形態
以上、本明細書において、本発明を特定の実施形態に関連して説明してきた。しかし、本発明の広範な精神および範囲から逸脱することなく、様々な修正および変更が可能なことは明らかであろう。したがって、本明細書および図面は、限定的な意味ではなく例示的な意味であると考えるべきである。
101 ホームネットワーク(CDMAネットワーク)
102 訪問先ネットワーク(GPRSネットワーク)
122 ホームエージェントプロセス
130 訪問先ネットワークのアクセスゲートウェイ(SGSN)
233c SIP互換トンネル(GTPトンネル)
252 ローカルプロセスのプロキシ外部エージェント
253 MIP互換トンネル(GREトンネル)
254 ローカルプロセスのプロキシモバイルゲートウェイ(MPMG)

Claims (10)

  1. 簡易インターネットプロトコル(SIP)に対応する訪問先ネットワークと、モバイルインターネットプロトコル(MIP)に対応するホームネットワークとの間のインタフェースを提供する方法であって、
    相互運用性および相互接続性の機能(IIF)モジュールによって、前記訪問先ネットワークを訪問している移動局または前記訪問先ネットワークが、前記MIPに対応していないことを判定する工程と、
    前記IIFモジュールによって、前記訪問先ネットワーク内のアクセスゲートウェイプロセスと、ローカルプロセスのプロキシモバイルゲートウェイとの間にSIP互換トンネルを確立する工程と、
    前記IIFモジュールによって、前記ホームネットワーク内のホームエージェント(HA)と、前記ローカルプロセスのプロキシ外部エージェントとの間にMIP互換トンネルを確立する工程と、
    前記IIFモジュールによって、データパケットのカプセル化を用いて、前記SIP互換トンネルおよび前記MIP互換トンネルのうちの一方を介して、他方のトンネルから前記ローカルプロセスにおいて受信したデータパケットを転送する工程とを備えた、訪問先ネットワークとホームネットワークとの間のインタフェース提供方法。
  2. 請求項1において、前記訪問先ネットワークは汎用パケット無線サービス(GPRS)ネットワークであり、
    前記SIP互換トンネルを確立する工程は、アクセスゲートウェイプロセスとして作用するサービングGPRSサポートノード(SGSN)と、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)として作用するプロキシモバイルゲートウェイとの間に、GPRSトンネリングプロトコル(GTP)バージョン0のトンネルを確立する、訪問先ネットワークとホームネットワークとの間のインタフェース提供方法。
  3. 請求項1において、前記MIP互換トンネルを確立する工程は、MIP汎用ルーティングカプセル化(GRE)トンネルを確立する、訪問先ネットワークとホームネットワークとの間のインタフェース提供方法。
  4. 請求項1において、前記MIP互換トンネルを確立する工程は、MIPインターネットプロトコル(IP)−in−IPトンネルを確立する、訪問先ネットワークとホームネットワークとの間のインタフェース提供方法。
  5. 請求項2において、前記ローカルプロセスは相互運用性および相互接続性の機能(IIF)プロセス内で実行される、訪問先ネットワークとホームネットワークとの間のインタフェース提供方法。
  6. 請求項3において、さらに、前記MIP汎用ルーティングカプセル化(GRE)トンネルを設定するように、前記プロキシ外部エージェントを介してホームネットワークに証明書を提供する、訪問先ネットワークとホームネットワークとの間のインタフェース提供法。
  7. 請求項1において、前記ホームネットワークが符号分割多元接続(CDMA)ネットワークである、訪問先ネットワークとホームネットワークとの間のインタフェース提供方法。
  8. 訪問先の汎用パケット無線サービス(GPRS)ネットワークとホームの符号分割多元接続(CDMA)ネットワークとの間のインタフェースを提供するタイプの相互運用性および相互接続性の機能(IIF)モジュールであって、このIIFモジュールは、MIPプロキシモバイルゲートウェイおよびMIPプロキシ外部エージェントを有するモバイルインターネットプロトコル(MIP)プロキシモジュールを備え、
    このMIPプロキシモジュールは、
    前記IIFモジュールによって、前記訪問先ネットワークを訪問している移動局または前記訪問先ネットワークが、前記MIPに対応していないことを判定し、
    前記IIFモジュールによって、訪問先ネットワーク内のサービングGPRSサポートノード(SGSN)と、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)として作用するMIPプロキシモバイルゲートウェイとの間に、GPRSトンネリングプロトコル(GTP)トンネルを確立し、
    前記IIFモジュールによって、前記ホームネットワーク内のホームエージェント(HA)と、前記MIPプロキシ外部エージェントとの間にMIP汎用ルーティングカプセル化(GRE)トンネルを確立し、
    前記IIFモジュールによって、前記GTPトンネルおよび前記MIPGREトンネルのうちの一方を介して、他方のトンネルから受信したデータパケットを送信する、相互運用性および相互接続性の機能(IIF)モジュール。
  9. 訪問先の汎用パケット無線サービス(GPRS)ネットワークとホームの符号分割多元接続(CDMA)ネットワークとの間のインタフェースを提供するタイプの相互運用性および相互接続性の機能(IIF)モジュールであって、このIIFモジュールは、MIPプロキシモバイルノードおよびMIPプロキシ外部エージェントを有するモバイルインターネットプロトコル(MIP)プロキシモジュールを備え、
    このMIPプロキシモジュールは、
    前記IIFモジュールによって、前記訪問先ネットワークを訪問している移動局と前記訪問先ネットワークの少なくとも一方が、前記MIPに対応していないことを判定する手段と、
    前記IIFモジュールによって、訪問先ネットワーク内のサービングGPRSサポートノード(SGSN)と、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)として作用するMIPプロキシモバイルゲートウェイとの間に、GPRSトンネリングプロトコル(GTP)トンネルを確立する手段と、
    前記IIFモジュールによって、前記ホームネットワーク内のホームエージェント(HA)と、前記MIPプロキシ外部エージェントとの間にMIP汎用ルーティングカプセル化(GRE)トンネルを確立する手段と、
    前記IIFモジュールによって、前記GTPトンネルおよび前記MIPGREトンネルのうちの一方を介して、他方のトンネルから受信したデータパケットを送信する手段とを備えた、相互運用性および相互接続性の機能(IIF)モジュール。
  10. 易インターネットプロトコル(SIP)に対応する訪問先ネットワークと、モバイルインターネットプロトコル(MIP)に対応するホームネットワークとの間のインタフェースを提供するために、1つ以上の命令シーケンスを記録するコンピュータ読取り可能な媒体であって、
    1つ以上のプロセッサによる前記1つ以上の命令シーケンスの実行により、前記1つ以上のプロセッサが、
    相互運用性および相互接続性の機能(IIF)モジュールによって、前記訪問先ネットワークを訪問している移動局または前記訪問先ネットワークが、前記MIPに対応していないことを判定する工程と、
    前記IIFモジュールによって、前記訪問先ネットワーク内のアクセスゲートウェイプロセスと、ローカルプロセスのプロキシモバイルゲートウェイとの間にSIP互換トンネルを確立する工程と、
    前記IIFモジュールによって、前記ホームネットワーク内のホームエージェント(HA)と、前記ローカルプロセスのプロキシ外部エージェントとの間にMIP互換トンネルを確立する工程と、
    前記IIFモジュールによって、データパケットカプセル化を用いて、前記SIP互換トンネルおよび前記MIP互換トンネルのうちの一方を介して、他方のトンネルから前記ローカルプロセスにおいて受信したデータパケットを転送する工程とを実行する、コンピュータ読取り可能な媒体。
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