JP5268522B2 - 情報処理装置および番組選択支援方法 - Google Patents

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本発明は番組データを受信および再生可能な電子機器および同電子機器に適用される番組選択支援方法に関する。
近年、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ、ビデオレコーダ、TV装置のようなオーディオ・ビデオ(AV)機器と同様のAV機能を備えたパーソナルコンピュータが開発されている。
このようなパーソナルコンピュータは、テレビジョン放送信号を受信するためのチューナ部を有しており、各種番組データの視聴および録画を実行することができる。さらに、パーソナルコンピュータは、電子番組ガイドのような番組情報をユーザに提示することも出来る。特許文献1には、電子番組ガイドを利用するシステム例が開示されている。
特開2001−69420号公報
ところで、近年では、デジタル放送の普及によりTV放送の多チャンネル化が進められている。また、最近では、IPTV(Internet Protocol Television)のような多チャンネルのデジタル配信サービスも普及し始めている。
このような多チャンネル化は様々な番組データをユーザに提供できるという点で有益である。
しかし、多チャンネル化が進むと、ユーザにとっては視聴対象の番組を見つけ出すための手間が増大する可能性もある。全てのチャンネルそれぞれの放送中の番組の内容をチャンネルを切り換えながら確認することが必要だからである。また、多チャンネル化により、互いに類似する内容の番組がより多くのチャネルで放送される可能性も増えるので、ユーザは希望する番組を見つけ出すことができずに見過ごしてしまう可能性もある。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、ユーザによる番組選択操作を支援することができる電子機器および番組選択支援方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の一観点によれば、番組データを受信および再生可能な電子機器であって、所定の番組集合内に含まれる複数の番組データそれぞれに対応する複数の番組情報に基づいて、前記番組データ毎に当該番組データに対応する番組情報と前記番組集合内の他の番組データそれぞれに対応する番組情報との間の類似度の総和を算出する算出手段と、前記複数の番組データの内で前記類似度の総和が小さい番組データを示す情報をユーザに提示する情報提示手段とを具備することを特徴とする電子機器が提供される。
また、本発明の別の観点によれば、番組データを受信および再生可能な電子機器に適用され、視聴または録画対象の番組データの選択を支援する番組選択支援方法であって、所定の番組集合内に含まれる複数の番組データそれぞれに対応する複数の番組情報に基づいて、前記番組データ毎に当該番組データに対応する番組情報と前記番組集合内の他の番組データそれぞれに対応する番組情報との間の類似度の総和を算出する算出ステップと、前記複数の番組データの内で前記類似度の総和が小さい番組データを示す情報をユーザに提示するステップとを具備することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザによる番組選択操作を支援することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る電子機器の構成を説明する。本実施形態の電子機器は、例えば、ノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ10から実現されている。
このパーソナルコンピュータ10は、テレビジョン放送信号によって放送される番組データの視聴および録画を実行するためのTV機能を有している。このTV機能は、例えば、パーソナルコンピュータ10に予めインストールされているTVアプリケーションプログラムによって実現されている。
さらに、このTV機能は、IPTVによって提供される放送およびビデオオンデマンドサービスを使用する機能も有してする。IPTVは、多数チャネルの放送番組データをネットワークを介して放送すると共に、ビデオオンデマンドによって多数の番組データ(コンテンツデータとも云う)を配信することができるシステムである。
さらに、パーソナルコンピュータ10は、テレビジョン放送信号等によって放送される番組データまたはビデオオンデマンドによって配信される番組データそれぞれに関して、ユーザによる番組選択操作を支援する番組選択支援機能を有している。この番組選択支援機能は、視聴又は録画対象の番組データをユーザが選択するという操作を支援するためのものであり、ある番組集合内に属する複数の番組データを対象にそれら番組データそれぞれの独自性を相対評価して、独自性の高い順に配列された番組リスト等をユーザに視認可能に提示する機能である。この番組選択支援機能は、例えば、TVアプリケーションプログラムに組み込むことができる。
図1はコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、TFT−LCD(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対してコンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面を覆う閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフするためのパワーボタン14、入力操作パネル15、タッチパッド16、およびスピーカ18A,18Bなどが配置されている。
入力操作パネル15は、押されたボタンに対応するイベントを入力する入力装置であり、複数の機能をそれぞれ起動するための複数のボタンを備えている。これらボタン群には、TV機能(視聴、録画、録画された放送番組データ/ビデオデータの再生)を制御するための操作ボタン群も含まれている。
また、コンピュータ本体11の正面には、本コンピュータ10のTV機能をリモート制御するリモコンユニットとの通信を実行するためのリモコンユニットインタフェース部20が設けられている。リモコンユニットインタフェース部20は、赤外線信号受信部などから構成されている。
コンピュータ本体11の例えば右側面には、TV放送用のアンテナ端子19が設けられている。また、コンピュータ本体11の例えば背面には、例えばHDMI(high-definition multimedia interface)規格に対応した外部ディスプレイ接続端子が設けられている。この外部ディスプレイ接続端子は、放送番組データのような映像コンテンツデータに含まれる映像データ(動画像データ)を外部ディスプレイに出力するために用いられる。
次に、図2を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
本コンピュータ10は、図2に示されているように、CPU101、ノースブリッジ102、主メモリ103、サウスブリッジ104、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)105、ビデオメモリ(VRAM)105A、サウンドコントローラ106、BIOS−ROM109、LANコントローラ110、ハードディスクドライブ(HDD)111、DVDドライブ112、ネットワークコントローラ114、IEEE 1394コントローラ115、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116、TVチューナ117、およびEEPROM118等を備えている。
CPU101は本コンピュータ10の動作を制御するプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)111から主メモリ103にロードされる、オペレーティングシステム(OS)201、およびTVアプリケーションプログラム202のような各種アプリケーションプログラムを実行する。TVアプリケーションプログラム202はTV機能を実行するためのソフトウェアである。このTVアプリケーションプログラム202は、TVチューナ117によって受信されたTV番組データを再生(視聴)するためのライブ処理、放送番組データをHDD111に記録する録画処理、および記録されたTV番組データ/ビデオデータを再生する再生処理等を実行する。さらに、TVアプリケーションプログラム202は、IPTVによって放送または配信される各種番組データを受信及び再生(視聴)視聴する機能も有している。また、CPU101は、BIOS−ROM109に格納されたBIOS(Basic Input Output System)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ102はCPU101のローカルバスとサウスブリッジ104との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してGPU105との通信を実行する機能も有している。
GPU105は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。このGPU105によって生成される表示信号はLCD17に送られる。また、GPU105は、HDMI制御回路3およびHDMI端子2を介して、外部ディスプレイ装置1にデジタル映像信号を送出することもできる。
HDMI端子2は上述の外部ディスプレイ接続端子である。HDMI端子2は、非圧縮のデジタル映像信号と、デジタルオーディオ信号とを一本のケーブルでテレビのような外部ディスプレイ装置1に送出することができる。HDMI制御回路3は、HDMIモニタと称される外部ディスプレイ装置1にデジタル映像信号をHDMI端子2を介して送出するためのインタフェースである。
サウスブリッジ104は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイス、およびPCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ104は、ハードディスクドライブ(HDD)111およびDVDドライブ112を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ104は、サウンドコントローラ106との通信を実行する機能も有している。
またさらに、サウスブリッジ104には、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してビデオプロセッサ113が接続されている。
サウンドコントローラ106は音源デバイスであり、再生対象のオーディオデータをスピーカ18A,18BまたはHDMI制御回路3に出力する。
ネットワークコントローラ114は、有線または無線のネットワークとの通信を実行する。このネットワークコントローラ114は、外部のルータ等を介してインターネットとの通信を実行する通信部として機能とする。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。このエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116は、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。さらに、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116は、リモコンユニットインタフェース20との通信を実行する機能を有している。
TVチューナ117はアンテナ端子19に接続されており、テレビジョン(TV)放送信号の受信及び選局を実行する。このTVチューナ117は、例えば、地上波デジタルTV放送のようなデジタル放送番組データを受信可能なデジタルTVチューナとして実現されている。
次に、図3を参照して、TVアプリケーションプログラム202の機能構成を説明する。
TVアプリケーションプログラム202は、メイン処理部301、ユーザインタフェース部(UI)302、視聴処理部303、録画/再生処理部304、番組情報取得部305、独自性評価部306、およびリスト表示部307等を備えている。
メイン処理部301はTVアプリケーションプログラム202の動作を制御する制御部であり、視聴処理部303、録画/再生処理部304、番組情報取得部305、独自性評価部306、およびリスト表示部307等をそれぞれ制御することにより、ユーザインタフェース部(UI)302によって受け付けられる様々なイベントに応じた処理を実行する。
ユーザインタフェース部(UI)302はユーザとの対話を行うためのインタフェースであり、ユーザ操作に応じて、番組の視聴または録画/再生、独自性評価処理に関する入力を受け付ける処理を行うと共に、リスト表示部307と共同して独自性評価結果をユーザに提示するための処理等を行う。
視聴処理部303は、メイン処理部301の制御の下、TVチューナ117によって受信された番組データを再生するための視聴処理を実行する。この視聴処理は現在放送中の番組データを受信しながら再生するための処理である。受信された番組データに含まれる映像データはLCD17に表示され、受信された番組データに含まれるオーディオデータはスピーカ18A,18Bから再生出力される。また、視聴処理部303は、ネットワークコントローラ114を介して外部ネットワーク上のIPTVサーバとの通信を実行することにより、IPTVサーバから外部ネットワークを介して配信される各種番組データを受信および再生することもできる。
録画/再生処理部304は、メイン処理部301の制御の下、TVチューナ117によって受信された番組データをHDD111に格納する録画処理、およびHDD111に記録されている番組データを再生する再生処理等を実行する。また、録画/再生処理部304は、IPTVサーバからの各種番組データの録画および再生を実行することもできる。
番組情報取得部305は、メイン処理部301の制御の下、電子番組ガイドのような番組情報を取得してデータベース309に格納する処理を実行する。番組情報は、例えば、対応する番組データの概要を説明するメタデータであり、例えば、番組名、ジャンル、キーワード、放送時間等の情報を含む。地上波デジタルTV放送のようなデジタル放送番組データの番組情報は、各放送局から放送波によって送信される。また、IPTVの放送サービスによって放送される各番組データおよびIPTVのビデオオンデマンドサービスによって配信可能な各番組データ(コンテンツデータ)に関する番組情報は、外部ネットワーク上のIPTVサーバから取得することができる。
独自性評価部306は、メイン処理部301の制御の下、ある任意の番組集合内に含まれる複数の番組データそれぞれに対応する複数の番組情報に基づいて、番組データ毎に当該番組データに対応する番組情報と番組集合内の他の番組データそれぞれに対応する番組情報との間の類似度の総和を算出することにより、各番組データの独自性を評価する処理を実行する。具体的には、独自性評価部306は、まず、ある番組集合をひとつ決め、その番組集合に属する番組データそれぞれの番組情報の集合の中で、ひとつの番組情報に注目する。そして、独自性評価部306は、着目した番組情報とそれ以外の多の全ての番組情報との間で類似度を計算し、計算された類似度の総和を求める。類似度の総和値の昇順列が独自性の高さの順列を表すことになる。
図4には、類似度の総和から独自性値を求める例が示されている。図4においては、番組集合に属する番組データの総数が番組データAから番組データZまでの26個であり、また番組情報間の類似度の最大値が10である場合を想定している。また、図4においては、類似度の総和が取り得る最大値(=250)から、実際に計算した類似度の総和を引いた値を、注目した番組の独自性値とする例が示されている。番組情報の集合に含まれるすべての番組情報について同様の処理を行うことにより、番組データ毎に独自性値を求めることができる。
なお、番組間の類似度の計算に用いるアルゴリズムは特に限定されない。ある注目した番組データのジャンルやキーワードについて、同じものが他の各番組データの番組情報の中にいくつ含まれるかを数えるような簡単なものでもよいし、既に確立している類似度の評価方法があればそれを用いてもよい。また複数の方法で類似度を求め、それぞれの結果に重み付けした結果を最終的な類似度として利用してもよい。例えば、ジャンルによる類似度を重く評価する、出演者による類似度を重く評価するなどの方法を適用し得る。
なお、番組情報間の類似度のみを用いて独自性評価を行うのではなく、他の入力と組合わせて独自性評価を行うこともできる。例えば、ユーザの視聴履歴を独自性評価部306に入力し、過去にユーザが見た番組との類似度をも考慮して番組集合内の各番組の独自性を計算するなどの方法を使用してもよい。
番組集合の例としては、例えば、地上波デジタル放送またはIPTVによって現在放送中の番組データ群を一つの番組集合とする例が挙げられる。この場合、独自性評価部306は、地上波デジタル放送によって現在放送中の番組データそれぞれに関する番組情報またはIPTVによって現在放送(配信)中の番組データそれぞれに関する番組情報をデータベース309から取得し、これら取得した番組情報を用いて独自性評価処理を行えばよい。これにより、地上波デジタル放送またはIPTVによって現在放送中の番組データ間で、番組毎に独自性の相対評価を行うことが出来る。また、地上波デジタル放送によって現在放送中の番組データ群とIPTVによって現在放送中の番組データ群とを一つの番組集合としてもよい。さらに、ビデオオンデマンドによって配信可能な番組データ群(コンテンツデータ群)を一つの番組集合としてもよい。この場合には、ビデオオンデマンドによって配信可能な番組データそれぞれに関する番組情報を用いて独自性評価処理を行えばよい。
また、データベース309に蓄積されている番組情報群の中から、ユーザインタフェース部(UI)302介してユーザによって入力される所定の条件(例えば、ジャンル、キーワード、放送日時、放送曜日)に合致する番組情報を抽出し、これら番組情報それぞれに対応する番組データを一つの番組集合としてもよい。
リスト表示部307は、独自性評価部306による評価結果に基づいて、評価された番組集合に属する複数の番組データの内で独自性の高い番組データを示す情報をユーザに提示する処理を実行する。具体的には、リスト表示部307は、例えば、独自性の高い順にソートされた番組リストを生成し、この番組リストをユーザインタフェース部(UI)302を介してLCD17の表示画面上に表示する。
図5には、現在放送中の番組集合内に含まれる各番組の独自性評価とその評価結果から得られる番組リストの例が示されている。図5では、現在放送中の番組データそれぞれに対応する番組情報の多くが同じ「地震」等のキーワードを含むニュース番組であり、映画またはドラマの番組の独自性が高くなっている例が示されている。番組リストは番組検索や番組推薦等に使用することができる。
なお、図5では現在放送中の番組の集合を評価する例を説明したが、過去から未来の一定期間に含まれるすべての番組情報を集合に含めてもよい。また、特定のジャンルの番組の集合で評価することも考えられる。
次に、図6のフローチャートを参照して、評価対象となる番組集合を作成する処理について説明する。
まず、TVアプリケーションプログラム202は、番組集合に入れるべき番組情報を絞り込むための条件を決定する(ステップS11)。絞り込み条件としては、例えば、“現在放送中の番組”、“ビデオオンデマンドで現在配信可能な番組(コンテンツ)”、“ユーザが指定したジャンルに一致する”、または“ユーザが指定したキーワードを含む”等が挙げられる。ジャンルやキーワード等の条件はユーザによるリモコンユニット又はキーボード13の操作によってTVアプリケーションプログラム202に入力される。なお、ステップS11の処理は、ユーザインタフェースとしては省略可能である。例えば、リモコンなどからこの機能を利用するためのボタンを押すと、デフォルトで“現在放送中の番組”、または“ビデオオンデマンドで現在配信可能な番組(コンテンツ)”を対象にすると決定するなどの方法が使用し得る。
次いで、TVアプリケーションプログラム202は、データベース202に保存されている全ての番組情報をロードし(ステップS12)、ロードした番組情報毎にステップS11で決定された条件を満たしているか否かを判定する(ステップS13〜S15)。次いで、TVアプリケーションプログラム202は、条件を満たしていない番組情報については評価対象に加えず、満たしている番組情報については評価対象に加える処理を実行する(ステップS16、S17)。
次に、図7のフローチャートを参照して、独自性評価処理の手順の例を説明する。
ここでは、評価対象となる集合は計N個の番組情報からなり、何らかの基準によって線形に並べられているものとする(例として、タイムスタンプが古い順など)。変数iは評価対象の番組情報を示し、変数jは比較対象の番組情報を示す。
TVアプリケーションプログラム202は、まず、変数i、変数jをそれぞれ初期設定し(ステップS21,S22)、そしてi個目の番組情報とj個目の番組情報の類似度を計算してその計算結果をi個目の番組情報の類似度の総和に加算する処理を、変数jを更新しながら繰り返し実行する(ステップS23〜S26)。i個目の番組情報と番組集合内の他の全ての番組情報それぞれとの間の類似度の総和が求められると、TVアプリケーションプログラム202は、その類似度の総和に基づいて、i個目の番組情報の独自性を求め、そして変数iを更新する(ステップS27)。ステップS22〜S27の処理は、変数iがNを超えるまで繰り返される(ステップS28)。番組集合内の全ての番組情報それぞれの独自性が求まると、TVアプリケーションプログラム202は、番組情報それぞれの独自性の高さでそれら番組情報をソートすることによって、番組データそれぞれの番組情報を独自性の高さの順に並べて示す番組リストを生成する(ステップS29)。
生成された番組リストは、チャンネル選択肢のリストとしてユーザに提示される。また、番組リストの全体ではなく、独自性の高い上位M個の番組データに関する番組情報のリストだけをチャンネル選択肢のリストとしてユーザに提示してもよい。
次に、図8のフローチャートを参照して、番組リストを用いたチャンネル選択処理について説明する。
TVアプリケーションプログラム202は、番組リストの全てのまたはその一部をチャンネル選択肢としてLCD17に表示する(ステップS31)。これにより、ユーザに対して独自性の高い番組を提示することができる。ユーザは、リモコンユニットまたはキーボード13の操作によって番組リストから所望の番組データを選択することにより、当該番組データの視聴(または録画)を要求することができる。
ユーザによるリモコンユニットまたはキーボード13の操作によって番組リストから番組データが選択されると(ステップS32のYES)、TVアプリケーションプログラム202は、選択された番組データに対応するチャンネルを選択し、選択された番組データの受信および視聴処理を開始する(ステップS33)。具体的には、例えば、ユーザによって視聴要求された番組データが地上波デジタル放送番組である場合には、TVアプリケーションプログラム202は、視聴要求された番組データに対応するチャンネルが選局されるようにTVチューナ117を制御する処理を実行する。そして、TVアプリケーションプログラム202は、TVチューナ117によって受信される番組データを再生して、その番組データに含まれる映像データをLCD17に表示する。また、ユーザによって視聴要求された番組データがビデオオンデマンドによって配信される番組データ(コンテンツデータ)である場合には、TVアプリケーションプログラム202は、視聴要求された番組データの配信要求を、ネットワークコントローラ114および外部ネットワークを介してIPTVサーバに送信する。そして、TVアプリケーションプログラム202は、IPTVサーバから配信される番組データをネットワークコントローラ114を介して受信および再生して、その番組データに含まれる映像データをLCD17に表示する。
なお、番組リストは録画予約処理に使用することもできる。この場合、TVアプリケーションプログラム202は、例えば、現時点よりも未来の番組情報それぞれをデータベース309から取得し、それら番組情報を番組集合として独自性評価処理を行えばよい。
以上のように、本実施形態によれば、膨大な数の番組から類似度が低い番組を抽出することにより、ユーザによるチャンネル選択の負担を大幅に軽減することができ、ユーザによる番組選択操作を効率よく支援することができる。また、多チャンネルに埋もれて見落とす可能性のある、特徴ある番組を見逃さないようにすることも可能となる。ユーザは、チャネル切り替えを行いながら番組内容を確認するという操作を行うことなく、容易に特徴ある番組を知ることが出来る。
年末年始、重大事件/事故の発生直後など、多数のチャンネルが特別番組を編集して流す中、本実施形態では、それらとは全く異なる内容の番組に素早くアクセスすることが可能となる。また、本実施形態では、ユーザはジャンルを指定して評価を行うことも出来るので、興味があるジャンルの話題を網羅的に把握しやすくなる。
なお、本実施形態では、独自性の計算方法として、類似度の総和が取り得る最大値から、実際に計算した類似度の総和を引いた値を求める方法を説明したが、他の計算方法を用いてもよい。例として、類似度の総和の逆数などを使用することもできる。また、本実施形態では、番組集合の作り方は特に限定されるものではないので、予めジャンル、キーワード、他の入力指定によって絞った番組集合の中で、独自性評価を適用する等も有用な一実施例である。また、独自性が低い番組の集合に注目し、その中でもさらに独自性が低い番組を探すという処理を複数回行うことにより、他の番組との共通項が多いものを探すことも可能である。
また、本実施形態の処理は全てソフトウェアによって実現することができるので、このソフトウェアをコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じて通常のコンピュータに導入することにより、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
また、本実施形態の電子機器はコンピュータ10によって実現するのみならず、例えば、HDDレコーダ、DVDレコーダ、テレビジョン装置といった様々なコンシューマ電子機器によって実現することもできる。この場合、TVアプリケーションプログラム202の機能は、DSP、マイクロコンピュータのようなハードウェアによって実現することができる。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る電子機器の概観の例を示す斜視図。 同実施形態の電子機器のシステム構成の例を示すブロック図。 同実施形態の電子機器で用いられるプログラムの機能構成を示すブロック図。 類似度の総和から独自性値を求める例を示す図。 現在放送中の番組集合内に含まれる各番組の独自性評価とその評価結果から得られる番組リストの例を示す図。 同実施形態の電子機器によって実行される番組集合作成処理の手順を示すフローチャート。 同実施形態の電子機器によって実行される独自性評価処理の手順の例を示すフローチャート。 同実施形態の電子機器によって実行されるチャンネル選択処理の手順の例を示すフローチャート。
符号の説明
10…コンピュータ、117…TVチューナ、301…メイン処理部、303…視聴処理部、305…番組情報取得部、306…独自性評価部、307…リスト表示部。

Claims (8)

  1. 番組データを受信および再生可能な電子機器であって、
    所定の番組集合内に含まれる複数の番組データそれぞれに対応する複数の番組情報に基づいて、前記番組データ毎に当該番組データに対応する番組情報と前記番組集合内の他の番組データそれぞれに対応する番組情報との間の類似度の総和を算出する算出手段と、
    前記複数の番組データの内で前記類似度の総和が小さい番組データを示す情報をユーザに提示する情報提示手段とを具備することを特徴とする電子機器。
  2. 前記番組集合内に含まれる複数の番組データは、現在放送中の番組データ群またはビデオオンデマンドによって配信可能な番組データ群であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記情報提示手段によって提示された情報によって指定される前記類似度の総和が小さい番組データの視聴がユーザによって要求された場合、前記類似度の総和が小さい番組データを受信するための処理を実行する第1の処理手段と、
    前記受信された番組データの映像データを表示する処理を実行する第2の処理手段とをさらに具備することを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 処理対象の番組情報を絞り込むための条件を入力する手段と、
    前記電子機器内の記憶装置に格納されている複数の番組情報の各々について前記入力された条件を満たすか否かを判定する手段とをさらに具備し、
    前記算出手段は、前記記憶装置に格納されている複数の番組情報の中で前記入力された条件を満たす番組情報それぞれに対応する番組データ群を番組集合として決定し、前記決定された番組集合に属する各番組データの前記類似度の総和を算出することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 前記情報提示手段は、前記複数の番組データを前記類似度の総和が小さい順に並べて示す番組リストを生成し、前記番組リストをユーザに提示することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 番組データを受信および再生可能な電子機器に適用され、視聴または録画対象の番組データの選択を支援する番組選択支援方法であって、
    所定の番組集合内に含まれる複数の番組データそれぞれに対応する複数の番組情報に基づいて、前記番組データ毎に当該番組データに対応する番組情報と前記番組集合内の他の番組データそれぞれに対応する番組情報との間の類似度の総和を算出する算出ステップと、
    前記複数の番組データの内で前記類似度の総和が小さい番組データを示す情報をユーザに提示するステップとを具備することを特徴とする番組選択支援方法。
  7. 前記番組集合内に含まれる複数の番組データは、現在放送中の番組データ群またはビデオオンデマンドによって配信可能な番組データ群であることを特徴とする請求項6記載の番組選択支援方法。
  8. 処理対象の番組情報を絞り込むための条件を入力するステップと、
    前記電子機器内の記憶装置に格納されている複数の番組情報の各々について前記入力された条件を満たすか否かを判定するステップとをさらに具備し、
    前記算出ステップは、前記記憶装置に格納されている複数の番組情報の中で前記入力された条件を満たす番組情報それぞれに対応する番組データ群を番組集合として決定し、前記決定された番組集合に属する各番組データの前記類似度の総和を算出することを特徴とする請求項6記載の番組選択支援方法。
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