JP5267016B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
電子写真方式の画像形成装置において静電潜像担持体に形成された静電潜像を2成分現像剤により可視トナー像に現像する現像装置であって、静電潜像担持体に非接触な現像剤担持体には少なくとも交流バイアス電圧がバイアス電源により印加されて所望の交流バイアス電圧が現像剤担持体に発現し、
静電潜像担持体と現像剤担持体との間の静電容量を変化させる因子を、現像装置の使用状態に対応付けされた上限と下限とで規定される範囲で変化させた場合の静電容量の変化に基づいて、バイアス電源の仕様が設定される現像装置。
図1は、本発明に係る画像形成装置の1例を示している。図1に示す画像形成装置A(以下、プリンタAと記載する場合がある)は、タンデム型のフルカラープリンタである。このプリンタAは、駆動ローラ81とこれに対向するローラ82に巻き掛けられた無端の中間転写ベルト8を有している。中間転写ベルト8は、図示省略のベルト駆動部により駆動される駆動ローラ81により図中反時計方向(図中矢印方向)αに回される。
以下、本実施の形態に係る現像装置を図2〜図4を用いて説明する。図2は本実施の形態に係る現像装置4を含むプロセスカートリッジの断面図であって、図3は画像を形成しているときの現像装置4の作動状態を示す断面図であって、図4は画像を形成しているときの感光体1と現像ローラ21との対向部における部分的な拡大図である。
<因子1>現像ローラ41上の感光体1に対向する領域(現像領域)における2成分現像剤の搬送量、
<因子2>現像ローラ41上の2成分現像剤のトナーとキャリアとの比(トナー/(トナー+キャリア))、
<因子3>現像ローラ41と感光体1との間隔(現像ギャップd)、
<因子4>感光体1に対向する現像ローラ41における磁力ピーク部46Aの位置(感光体1に対向する現像剤の穂立ち32の位置)、
により変化する。
<変動A>初期における部品の個体差(初期ばらつき)に基づく現像装置4の使用状態の変動、
<変動B>組立て時のばらつきに基づく現像装置4の使用状態の変動、
<変動C>現像装置4の使用開始時から耐久使用末期時に基づく現像装置4の使用状態の変動、
を考慮して設定された上限と下限とで規定される範囲(現像装置4の使用状態に対応付けされた上限と下限とで規定される範囲)における静電容量の変化に基づいて、現像バイアス電圧印加機構47の仕様を設定する。
上記の現像装置4の使用状態の<変動A>〜<変動C>を含んで現像装置4において正常な可視トナー像を形成するために必要な2成分現像剤の搬送量の水準を150g/平方メートル及び250g/平方メートルとした場合の、現像ローラ41と感光体1との間の静電容量の変化を図6に示す。この搬送量の水準(150g/平方メートル〜250g/平方メートル)は、<変動A>〜<変動C>を考慮して通常使用時(部品の初期ばらつき及び組立てばらつき並びにこれらのばらつきの経時変化を含んで使用初期から耐久使用末期まで)における2成分現像剤の搬送量を示すものである。
上記の現像装置4の状態の<変動A>〜<変動C>を含んで現像装置4において正常な可視トナー像を形成するために必要な2成分現像剤のトナーとキャリアとの比(トナー/(トナー+キャリア))の水準を5.5%及び8.5%とした場合の、現像ローラ41と感光体1との間の静電容量の変化を図7に示す。この2成分現像剤のトナーとキャリアとの比の水準(5.5%〜8.5%)は、<変動A>〜<変動C>を考慮して通常使用時(部品の初期ばらつき及び組立てばらつき並びにこれらのばらつきの経時変化を含んで使用初期から耐久使用末期まで)における2成分現像剤のトナーとキャリアとの比を示すものである。
上記の現像装置4の状態の<変動A>〜<変動C>を含んで現像装置4において正常な可視トナー像を形成するために必要な現像ローラ41と感光体1との間隔(現像ギャップd)の水準を0.21mm及び0.31mmとした場合の、現像ローラ41と感光体1との間の静電容量の変化を図8に示す。この現像ローラ41と感光体1との間隔(現像ギャップd)の水準(0.21mm〜0.31mm)は、<変動A>〜<変動C>を考慮して通常使用時(部品の初期ばらつき及び組立てばらつき並びにこれらのばらつきの経時変化を含んで使用初期から耐久使用末期まで)における現像ローラ41と感光体1との間隔(現像ギャップd)を示すものである。
上記の現像装置4の状態の<変動A>〜<変動C>を含んで現像装置4において正常な可視トナー像を形成するために必要な感光体1に対向する現像ローラ41における磁力ピーク部46Aの位置の水準を対向位置及び5°シフト位置とした場合の、現像ローラ41と感光体1との間の静電容量の変化を図9に示す。この感光体1に対向する現像ローラ41における磁力ピーク部46Aの位置の水準(対向位置〜5°シフト)は、<変動A>〜<変動C>を考慮して通常使用時(部品の初期ばらつき及び組立てばらつき並びにこれらのばらつきの経時変化を含んで使用初期から耐久使用末期まで)における感光体1に対向する現像ローラ41における磁力ピーク部46Aの位置を示すものである。
Y イエロー画像形成部
M マゼンタ画像形成部
C シアン画像形成部
K ブラック画像形成部
YC、MC、CC、KC プロセスカートリッジ
1 感光体
2 帯電器
3 露光装置
4 現像装置
5 1次転写ローラ
6 クリーニング装置
8 中間転写ベルト
9 2次転写ローラ
10 記録媒体収容カセット
11 媒体供給ローラ
31 2成分現像剤
32 穂立ち
41 現像ローラ
42 規制部材
43 現像剤供給スクリュー
44 現像剤搬送スクリュー
45 現像ハウジング
46 マグネットローラ
46A 磁力ピーク部
47 現像バイアス電圧印加機構
81 駆動ローラ
82 ローラ
83 クリーニング装置
Claims (6)
- 電子写真方式の画像形成装置において静電潜像担持体に形成された静電潜像を2成分現像剤により可視トナー像に現像する現像装置であって、前記静電潜像担持体に非接触な現像剤担持体には少なくとも交流バイアス電圧がバイアス電源により印加されて所望の交流バイアス電圧が前記現像剤担持体に発現し、
前記静電潜像担持体と前記現像剤担持体との間の静電容量を変化させる因子を、前記現像装置の使用状態に対応付けされた上限と下限とで規定される範囲で変化させた場合の静電容量の変化に基づいて、前記バイアス電源の仕様が設定されることを特徴とする現像装置。 - 前記因子は、前記現像剤担持体上の2成分現像剤の搬送量であることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記因子は、前記現像剤担持体上の2成分現像剤のトナーとキャリアとの比であることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記因子は、前記現像剤担持体と前記静電潜像担持体との間隔であることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記因子は、前記静電潜像担持体に対する、前記現像剤担持体上の2成分現像剤の穂立ち位置であることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 回転駆動される静電潜像担持体の表面を帯電器で帯電させ、前記帯電器による静電潜像担持体の帯電域に画像露光を施して静電潜像を形成し、前記静電潜像を現像装置で現像して可視トナー像を形成する画像形成部を少なくとも1つ有する電子写真方式の画像形成装置であり、少なくとも1つの画像形成部における前記現像装置は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
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JP2008252206A JP5267016B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 現像装置及び画像形成装置 |
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