JP5266989B2 - 連結分離装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の飛行体を連結すると共に連結された複数の飛行体を分離するための連結分離装置に関わり、特に火工品等の爆発材を用いる連結分離装置に関する。
飛行体には、例えば特許文献1に示すように、人工衛星の打ち上げ等に用いられ、複数のロケットを有する多段ロケットが挙げられる。このような多段ロケットは少なくとも、第1段ロケットと、第2段ロケットと、第1段ロケットと第2段ロケットとを連結すると共に連結された第1段ロケットと第2段ロケットとを分離するための連結分離装置とを備えている。
多段ロケットの分離は、この多段ロケットを地上から打ち上げた後に行われる。まず、多段ロケットは第1段ロケットの推力によって地上から打ち上げられる。次に、第1段ロケットによる推進が終わると、第1段ロケットは第2段ロケットから分離され、第2段ロケットはその推力によって単独で推進する。
連結分離装置は、第1段ロケットと第2段ロケットとを連結する連結部材を有している。そして、分離の時点では、連結部材を破断することにより第1段ロケットと第2段ロケットとが分離される。
連結部材の破断には、火薬等を用いた爆発材が多く用いられる。爆発材は、連結部材の外周面に爆発材取付ブラケット及び爆発材取付ファスナによって取り付けられている。この爆発材を爆発させ、爆発の火力・衝撃によって連結部材が破断される。
特開2002−104299号公報(第4頁、第2図)
ところで、従来において、連結部材に爆発材を取り付けるにあたり、上記のとおり爆発材取付ブラケット及び爆発材取付ファスナによって取り付ける必要があった。また、爆発材は連結部材の外周面に取り付けられているため、爆発材を周囲環境(雨、熱等)から保護するための保護カバーも必要であった。したがって、このような多段ロケットにおいては、連結部材に爆発材を取り付けるための部品数が多くなり、コストや製造・組立期間が増加するという問題があった。
また、爆発材は連結部材の外周面に取り付けられており、連結部材を破断するために必要な爆発材の火力・衝撃は連結部材の外周方向からのみ作用させることができた。そのため、連結部材を十分に破断するために必要な爆発材の量が多くなり、結果として爆発材の爆発により発生する衝撃が大きくなっていた。その弊害として、このような多段ロケットにおいては、連結部材の近辺に配置される機器・部品等の対衝撃性や配置の条件等に制約が発生するという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、連結部材に爆発材を取り付けるための部品数を減少させ、また、連結部材の近辺に配置される機器・部品等の対衝撃性や配置の条件等に関する制約を緩和することができる連結分離装置を提案することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、第1飛行体と第2飛行体とを環状の連結部材で連結すると共に前記連結部材を爆発材を用いて破断することにより前記第1飛行体と前記第2飛行体とを分離させる連結分離装置であって、前記爆発材は、前記連結部材内部に形成された収容空間に密封状態で装填され、前記連結部材は、内周面に前記爆発材を前記収容空間に挿入するための開口部を有し、前記収容空間は、前記連結部材内部に環状に形成された環状部と、一端が前記環状部に連通すると共に他端が前記連結部材の径方向内側に向かって傾斜して前記開口部に連通する傾斜部と、を有し、前記開口部を閉塞することで前記収容空間が密封状態とされるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、爆発材は、連結部材内部に形成された収容空間に密封状態で装填されているため、爆発材を連結部材に取り付けるための爆発材取付ブラケット及び爆発材取付ファスナが不要となる。また、同様の理由から、爆発材を周囲環境(雨、熱等)から保護するための保護カバーも不要となる。さらに、同様の理由から、連結部材の破断箇所は、収容空間を挟んで連結部材の径方向外側と内側との2箇所に分けて存在しており、連結部材の破断箇所の部材厚みが、従来型の連結部材に比べ薄くなっている。
次に、爆発材の爆発に関する作用として、本発明では、爆発材は、連結部材に形成された収容空間に密封状態で装填されているため、爆発材の爆発の効果を、収容空間の全面において連結部材に及ぼすことができる。また、同様の理由から、爆発材の爆発による火力、または、爆発材の爆発による衝撃力だけでなく、爆発材の爆発によってもたらされる収容空間の内圧上昇も発生する。
ここで、収容空間及び爆発材が、連結部材の全体に亘って設けられた場合には、爆発材の爆発の作用を均一に連結部材に及ぼすことができるため、連結部材の破断不良箇所が発生せず、連結部材の周方向において一律に破断が可能という効果がある。
また、本発明では、収容空間は、所定の軸方向に沿って形成され、連結部材は、軸を含む面で分割された複数の分割体が互いに接続して形成されるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、複数の分割体における収容空間を形成する部分を外面(分割面)に露出させることができる。
また、本発明では、連結部材及び収容空間は環状に形成され、連結部材は、周方向に分割された複数の分割体が互いに接続して形成されるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、複数の分割体における周方向長さを、収容空間を形成するにあたり短くすることができる。
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
第1に、前述の通り、本発明の作用として、爆発材を連結部材に取り付けるための爆発材取付ブラケット及び爆発材取付ファスナが不要となること、及び、爆発材を周囲環境(雨、熱等)から保護するための保護カバーも不要となることから、本発明では、連結部材に爆発材を取り付けるための部品数を減少させることができる。結果として、本発明では、コストや製造・組立期間を減少させるという効果がある。
第2に、前述の通り、本発明の作用として、連結部材の破断箇所の部材厚みは従来型の連結部材に比べ薄くなっていること、爆発材の爆発の効果を収容空間の全面において連結部材に及ぼすこと、及び、爆発材の爆発による火力、または、爆発材の爆発による衝撃力だけでなく、爆発材の爆発によってもたらされる収容空間の内圧上昇も発生すること、が得られることから、本発明では、連結部材を破断するために必要な爆発材の量は従来型の連結部材に比べ少なくて済み、爆発材の爆発により発生する衝撃を小さくすることができる。結果として、本発明では、連結部材の近辺に配置される機器・部品等の対衝撃性や配置の条件等の制約を緩和できるという効果がある。
第3に、連結部材は、複数の分割体が互いに接続して形成されるという構成を採用することから、本発明では、複数の分割体における収容空間を形成する部分の加工が容易になるという効果がある。
(第1実施形態)
次に、本発明の一実施形態に係る多段ロケットを、図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態における多段ロケットRを示す概略図、図2は、第1の実施形態における連結分離装置3を示す概略図であり、(a)は、連結分離装置3の平面図、(b)は、(a)のA−A線視断面図、図3は、図2(b)の2点鎖線で示された領域Kにおける拡大図、図4は、図2(a)のB−B線視断面図である。
まず、本実施形態に係る多段ロケットRの全体構成を図1を参照して説明する。
図1に示すように、多段ロケットRは、第1段ロケット1と、第2段ロケット2と、第1段ロケット1と第2段ロケット2とを連結すると共に連結された第1段ロケット1と第2段ロケット2とを分離する連結分離装置3とを有する。また、第1段ロケット1及び第2段ロケット2は、それぞれ独立して駆動する推進装置(図示せず)を有している。
次に、連結分離装置3の構成を、図2ないし図4を参照して説明する。
図2に示すように、連結分離装置3は、第1段ロケット1と第2段ロケット2とを連結する連結部材30と、連結部材30を爆発の作用により破断する爆発材40と、爆発材40を点火して爆発させる図示しない点火部を有している。
連結部材30は、平面視で正円の環状に形成されており、第1段ロケット1及び第2段ロケット2に接続するための鍔部31が厚さ方向両端に形成されている。
また、連結部材30には、連結部材30の径方向内側に開口する孔部70が形成されている。孔部70は、連結部材30の内周面において略矩形状を呈しており、連結部材30の周方向に直交し互いに対向する面である平面71を有している。
図3に示すように、連結部材30には、その内部に収容空間32が形成されており、収容空間32には爆発材40が密封状態で装填されている。この爆発材40は、いわゆる火工品と称されるものであり、連結部材30の破断に用いられる火薬等からなる。また、収容空間32及び爆発材40は、連結部材30の周方向(所定の軸方向)の全体に亘って設けられている。
図4に示すように、収容空間32は、平面71において孔部70に連結しており、孔部70を介すことで連結部材30の径方向内側に開口している。
続いて、第1の実施形態における連結分離装置3が適用された、多段ロケットRの分離に関して、上記構成の動作・作用について説明する。
多段ロケットRの分離は、多段ロケットRを地上から打ち上げた後に行われる。まず、多段ロケットRは第1段ロケット1の推力によって打ち上げられる。次に、第1段ロケット1による推進が終わると、第1段ロケット1は第2段ロケット2から分離され、第2段ロケット2はその推力によって推進する。
連結部材30は、分離の時点までは第1段ロケット1と第2段ロケット2とを連結している。また、分離の時点では、点火部の作動により爆発材40は爆発し、この爆発の作用により連結部材30は破断され、第1段ロケット1と第2段ロケット2とは分離される。
本実施形態では、爆発材40は、連結部材30に形成された収容空間32に密封状態で装填されているため、爆発材40の爆発の作用を、収容空間32の全面において連結部材30に及ぼすことができる。また、同様の理由から、爆発材40の爆発による火力または衝撃力だけでなく、爆発材40の爆発によってもたらされる収容空間32の内圧上昇も発生する。
したがって、上記の本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
まず、本実施形態では、爆発材40は、連結部材30に形成された収容空間32に密封状態で装填されているため、爆発材40を連結部材30に取り付けるための爆発材取付ブラケット等の接続装置が不要となる。また、同様の理由から、爆発材40を周囲環境から保護するための保護カバーが不要になる。結果として、本実施形態では、連結部材30に爆発材40を取り付けるための部品数を減少させ、コストや製造・組み立て期間を減少させるという効果がある。
次に、本実施形態では、爆発材40は、連結部材30に形成された収容空間32に密封状態で装填されているため、連結部材30の破断箇所は、収容空間32を挟んで連結部材30の径方向外側33と内側34との2箇所に分けて存在しており、連結部材30の破断箇所の部材厚みが従来型の連結部材に比べ薄くなっている。また、同様の理由から、爆発材40の爆発の作用を収容空間32の全面において連結部材30に及ぼすことができる。さらに、同様の理由から、爆発材40の爆発による火力または衝撃力だけでなく、爆発材40の爆発によってもたらされる収容空間32の内圧上昇も発生する。結果として、本実施形態では、連結部材30を破断するために必要な爆発材の量は従来型の連結部材に比べ少なくて済み、爆発材40の爆発により発生する衝撃を小さくすることができるため、連結部材30の近辺に配置される機器・部品等の対衝撃性や配置の条件等の制約を緩和できるという効果がある。
(第2実施形態)
本発明の第2の実施形態を、図面を参照して説明する。
図5は、第2の実施形態における連結分離装置3の、図2(b)の2点鎖線で示された領域Kと同様の領域での拡大図である。なお、この図において、図3に示す第1の実施形態の構成要素と同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、収容空間32は、周方向に延びる軸Jに沿って形成され、連結部材30は、軸Jを含む面FJ1で厚さ方向に分割された第1段ロケット1側の分割体50と第2段ロケット2側の分割体60とが互いに接続して形成されるという構成となっている。
ここで、本実施形態における連結部材30は、分割体50と分割体60とを接続した後に、収容空間32に爆発材40を挿入することにより製作される。
まず、分割体50と分割体60とは、溶接、リベット又はボルト等を用いて互いに接続される。なお、リベット又はボルト等を用いて接続し、かつ、収容空間32の内圧上昇も利用して連結部材30の破断を行う場合は、上記分割体の接続部分に、収容空間32を密閉状態にするためのシール材(図示せず)が設置される。
次に、爆発材40は、第1の実施形態において説明した孔部70から収容空間32へ挿入される。
爆発材40の挿入後、孔部70は、シリコンコンパウンドや接着材等の充填、カバー部材の取付等により塞がれ、収容空間32は密閉状態となる。
本実施形態では、各分割体50及び60における収容空間32を形成する部分を外面(分割面)に露出させることができる。結果として、各分割体50及び60における収容空間32を形成する部分の加工が容易になるという効果がある。
また、本実施形態では、連結部材30は孔部70を有し、連結部材30の組立終了後に爆発材40を孔部70から収容空間32に挿入できる構成となっているため、例えば連結部材30の組立に溶接等が使用されるとしても爆発材40への引火等の危険性を無くすことができるという効果がある。
(第3実施形態)
本発明の第3の実施形態を、図面を参照して説明する。
図6は、第3の実施形態における連結分離装置3を示す概略図であり、(a)は連結分離装置3の平面図、(b)は連結分離装置3の正面図である。なお、この図において、図2に示す第1の実施形態の構成要素と同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、連結部材30及び収容空間32は平面視で正円の環状に形成され、連結部材30は、周方向に分割された4つの分割体30aないし30dが互いに接続して形成されるという構成となっている。
ここで、本実施形態における連結部材30は、分割体30aないし30dを接続した後に、収容空間32に爆発材40を挿入することにより製作される。
まず、分割体30aないし30dは、溶接、リベット又はボルト等を用いて互いに接続される。なお、リベット又はボルト等を用いて接続し、かつ、収容空間32の内圧上昇も利用して連結部材30の破断を行う場合は、上記分割体の接続部分に、収容空間32を密閉状態にするためのシール材(図示せず)が設置される。
次に、爆発材40は、図6(a)に示す孔部70から収容空間32へ挿入される。
爆発材40の挿入後、孔部70は、シリコンコンパウンドや接着材等の充填、カバー部材の取付等により塞がれ、収容空間32は密閉状態となる。
本実施形態では、分割体30aないし30dにおける周方向長さを、収容空間32を形成するにあたり短くすることができる。結果として、分割体30aないし30dにおける収容空間32を形成する部分の加工が容易になるという効果がある。
また、後述するような正円の環状以外の形状の連結部材においても、収容空間32を形成することができるという効果がある。
なお、前述した実施の形態において示した動作手順、あるいは各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲においてプロセス条件や設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、飛行体には多段ロケットを用いているが、本発明は上記多段ロケットに限定されるものではなく、飛行体が人工衛星や航空機、もしくは射出物(弾丸、弾頭)であってもよい。
また、上記実施形態では、多段ロケットRは第1段ロケット1と第2段ロケット2とを有する2段式のロケットであるが、多段ロケットRは3段以上の段数を備えていてもよく、各段の分離部に本発明に係る連結分離装置3を適用すればよい。
また、上記実施形態では、収容空間32は連結部材30の全体に亘って設けられているが、収容空間32は連続して形成されていても、断続的に形成されていてもよい。同様に、爆発材40は連結部材30の全体に亘って設けられているが、爆発材40は連続して配置されていても、断続的に配置されていてもよい。
また、上記実施形態では、孔部70は連結部材30の内周面において略矩形状を呈していたが、図7に示すように、収容空間32を連結部材30の内周面に連結させ外部に開口させてもよい。
図7は、収容空間32の一構成を示す概略図であり、(a)は、連結分離装置3の平面図、(b)は、(a)のC矢視図である。
連結分離装置3における連結部材30の内周面には、開口部72が2つ周方向に並んで形成され、開口部72は周方向で延びた略楕円状を呈している。収容空間32は、開口部72が形成されている箇所に向かうに従って漸次直交する方向の径方向内側に向かって傾斜し、開口部72に連結することで連結部材30の径方向内側に開口している。なお、爆発材40の挿入方法は上記実施形態と同様であり、連結部材30の組立終了後、収容空間32内に爆発材40を挿入し、その後、開口部72はシリコンコンパウンドや接着材等の充填、カバー部材の取付等により塞がれ、収容空間32は密閉状態となる。
このような構成を採用すれば、開口部72は孔部70の開口部よりも小さく形成されるため、開口部72を塞ぎ収容空間32を密閉することが容易に行うことができるという効果がある。
また、上記実施形態では、爆発材40には火薬等を用いているが、本発明は上記材料に限定されるものではなく、機械的指令・電気的指令により爆発させることができる材料に置き換えてもよい。
また、上記実施形態では、連結部材30は正円の環状に形成されているが、本発明は上記形状に限定されるものではなく、例えば、楕円状、多角形状などの環状又はそれらを複合した形状に形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、連結部材30には鍔部31が形成されているが、本発明は上記形状に限定されるものではなく、連結部材30と第1段ロケット1及び第2段ロケット2との接続を行うにあたり他の形状を選択してもよい。
また、第2の実施形態では、連結部材30は、連結部材30の厚さ方向に分割されているが、図5に示す周方向に延びる分割面FJ2で径方向外側の分割体と内側の分割体とに分割する構成としてもよい。この場合も、第2の実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
また、第3の実施形態では、連結部材30は平面視環状に形成され、連結部材30は、周方向に分割された4つの分割体30aないし30dが互いに接続して形成されるという構成となっているが、本発明は、上記構成に限定されるものではなく、連結部材30を構成するにあたり2以上の分割数を選択してもよい。
第1の実施形態における多段ロケットRを示す概略図である。 第1の実施形態における連結分離装置3を示す概略図である。 図2(b)の2点鎖線で示された領域Kにおける拡大図である。 図2(a)のB−B線視断面図である。 第2の実施形態における連結分離装置3の、図2(b)の2点鎖線で示された領域Kと同様の領域での拡大図である。 第3の実施形態における連結分離装置3を示す概略図である。 収容空間32の一構成を示す概略図である。
符号の説明
1…第1段ロケット(第1飛行体)、2…第2段ロケット(第2飛行体)、3…連結分離装置、30…連結部材、30aないし30d…連結部材の周方向に分割された各分割体、32…収容空間、40…爆発材、50…第1段ロケット側の分割体、60…第2段ロケット側の分割体

Claims (4)

  1. 第1飛行体と第2飛行体とを環状の連結部材で連結すると共に前記連結部材を爆発材を用いて破断することにより前記第1飛行体と前記第2飛行体とを分離させる連結分離装置であって、
    前記爆発材は、前記連結部材内部に形成された収容空間に密封状態で装填され
    前記連結部材は、内周面に前記爆発材を前記収容空間に挿入するための開口部を有し、
    前記収容空間は、前記連結部材内部に環状に形成された環状部と、一端が前記環状部に連通すると共に他端が前記連結部材の径方向内側に向かって傾斜して前記開口部に連通する傾斜部と、を有し、
    前記開口部を閉塞することで前記収容空間が密封状態とされることを特徴とする連結分離装置。
  2. 前記収容空間は、所定の軸方向に沿って形成され、
    前記連結部材は、前記軸を含む面で分割された複数の分割体が互いに接続して形成されることを特徴とする請求項1に記載の連結分離装置。
  3. 前記連結部材及び前記収容空間は環状に形成され、
    前記連結部材は、周方向に分割された複数の分割体が互いに接続して形成されることを特徴とする請求項1に記載の連結分離装置。
  4. 前記第1飛行体と前記第2飛行体との、少なくともいずれか一方は、独立して駆動する推進装置を有するロケットであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の連結分離装置。
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