JP5266186B2 - 座標入力装置 - Google Patents

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    • G06F3/0338Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of limited linear or angular displacement of an operating part of the device from a neutral position, e.g. isotonic or isometric joysticks

Description

本発明は、携帯端末などに使用される座標入力装置に関する。
従来、電話や各種のゲーム機などの携帯端末における座標入力装置として、東西南北方向とその間に複数の接点を設け、その接点のオン−オフで、入力ベクトルを検出するいわゆる多方向キー(特許文献1)が知られている。この方法は、検出が簡便である反面、ベクトルの方向の検出精度が接点数に依存し、また、大きさについては検出が困難などの問題があった。
これらオン−オフ接点に代えて、固定接点に感圧導電ゴムからなる可動接点を組み合わせ、アナログ的に入力ベクトルを検出する座標入力装置(特許文献2、特許文献3)が知られている。これらの方法は、高価な感圧導電ゴムを使用しなければならず、また、個々の接点の導通抵抗を求めた上で、基板上の接点の座標データから入力ベクトルを計算しなければならない。
また、2つの感圧抵抗素子の抵抗比を測定する検出方法(特許文献4)も提案されているが、やはり専用の検出回路を用意しなければならず、かつ、キーパッドなど他のオン−オフタイプの入力装置のほかスクリーン印刷で、感圧抵抗素子を形成しなければならず、この荷重−抵抗特性の管理など手間がかかる。
また、何れの方法でも、得られる座標は、何らかの補正を行なわない限り、接点の配列と同様の円形のものであり、特に東西南北に各1個の接点しかない場合は東西南北を頂点とするひし形となるため、長方形の表示画面に一致させるためには何らかの補正が必要であった。
一方、LCDやCRTなどが表示画面上においてタッチした位置を検出するタッチパネルが提供されている。タッチパネルとしては抵抗膜方式のものが多く利用され、この抵抗膜方式のためのインターフェイスデバイスが流通している。
特開2005−115725号公報 特開平6−309095号公報 特開2003−83819号公報 特許第3275116号公報
本発明は、既存のインターフェイスを使用することができ、安価な導電ゴムの接点を使用し、かつ、接点の構成によっては携帯機器などに使用される表示画面と同様の四角形の座標出力を容易に得ることができる座標入力装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の一態様は、主面にXY直交座標系が設定され、原点を挟んでY方向に対向して配置されたY方向第1接点及びY方向第2接点と、原点を挟んでX方向に対向して配置されたX方向第1接点及びX方向第2接点とを有し、前記Y方向第1接点、前記Y方向第2接点、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点の各接点は、それぞれ、第1電極及び第2電極を有し、前記Y方向第1接点、前記Y方向第2接点、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点の各接点には、それぞれ並列にダミー抵抗が接続され、前記Y方向第1接点、前記Y方向第2接点、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点の各第2電極は、互いに接続されている第1基板と、前記第1基板に対向する主面に、前記Y方向第1接点及び前記Y方向第2接点にそれぞれ対向して配置されたY方向第1対向電極及びY方向第2対向電極と、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点にそれぞれ対向して配置されたX方向第1対向電極及びX方向第2対向電極とを有する、前記第1基板に対して変位可能な第2基板とを有し、前記Y方向第1対向電極、前記Y方向第2対向電極、前記X方向第1対向電極及び前記X方向第2対向電極は、前記第1基板に接触すると、それぞれ第1電極及び第2電極を電気的に導通し、かつ前記第1基板に接触する面積を可変できる弾性体からなる。
本発明の他の態様は、主面にXY直交座標系が設定され、原点を挟んでY方向に対向して配置されたY方向第1接点及びY方向第2接点と、原点を挟んでX方向に対向して配置されたX方向第1接点及びX方向第2接点とを有し、前記Y方向第1接点、前記Y方向第2接点、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点の各接点は、それぞれ、第1電極及び第2電極を有し、前記Y方向第1接点、前記Y方向第2接点、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点の各接点に、それぞれ並列にダミー抵抗が接続して、Y方向第1接点ユニット、Y方向第2接点ユニット、X方向第1接点ユニット及びX方向第2接点ユニットを構成し、前記Y方向第1接点ユニット及び前記Y方向第2接点ユニットを直列に接続してY方向接点ユニットを構成し、前記X方向第1接点ユニット及び前記X方向第2接点ユニットを直列に接続してX方向接点ユニットを構成し、前記Y方向接点ユニットの一端を第1スイッチ手段を介して電源に接続し、前記Y方向接点ユニットの他端を第2スイッチ手段を介して接地し、前記X方向接点ユニットの一端を第3スイッチ手段を介して電源に接続し、前記X方向接点ユニットの他端を第4スイッチ手段を介して接地した第1基板と、前記第1基板に対向する主面に、前記Y方向第1接点及び前記Y方向第2接点にそれぞれ対向して配置されたY方向第1対向電極及びY方向第2対向電極と、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点にそれぞれ対向して配置されたX方向第1対向電極及びX方向第2対向電極とを有する、前記第1基板に対して変位可能な第2基板とを有し、前記Y方向第1対向電極、前記Y方向第2対向電極、前記X方向第1対向電極及び前記X方向第2対向電極は、前記第1基板に接触すると、それぞれ第1電極及び第2電極を電気的に導通し、かつ前記第1基板に接触する面積を可変できる弾性体からなり、前記第1及び第2スイッチ手段をオン、前記第3及び第4スイッチ手段をオフとした状態で、前記X方向接点ユニットを介して共通接点の電位を測定し、前記第1及び第2スイッチ手段をオフ、前記第3及び第4スイッチ手段をオンとした状態で、前記Y方向接点ユニットを介して共通接点の電位を測定する。
本発明のさらに他の態様は、主面にXY直交座標系が設定され、原点を挟んでY方向に対向して配置されたY方向第1接点及びY方向第2接点と、原点を挟んでX方向に対向して配置されたX方向第1接点及びX方向第2接点とを有し、前記Y方向第1接点、前記Y方向第2接点、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点の各接点は、それぞれ、第1電極及び第2電極を有し、前記Y方向第1接点、前記Y方向第2接点、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点の各接点に、それぞれ並列にダミー抵抗が接続して、Y方向第1接点ユニット、Y方向第2接点ユニット、X方向第1接点ユニット及びX方向第2接点ユニットを構成し、前記Y方向第1接点ユニット及び前記Y方向第2接点ユニットを直列に接続してY方向接点ユニットを構成し、前記X方向第1接点ユニット及び前記X方向第2接点ユニットを直列に接続してX方向接点ユニットを構成した第1基板と、前記第1基板に対向する主面に、前記Y方向第1接点及び前記Y方向第2接点にそれぞれ対向して配置されたY方向第1対向電極及びY方向第2対向電極と、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点にそれぞれ対向して配置されたX方向第1対向電極及びX方向第2対向電極とを有する、前記第1基板に対して変位可能な第2基板とを有し、前記Y方向第1対向電極、前記Y方向第2対向電極、前記X方向第1対向電極及び前記X方向第2対向電極は、前記第1基板に接触すると、それぞれ第1電極及び第2電極を電気的に導通し、かつ前記第1基板に接触する面積を可変できる弾性体からなり、前記Y方向接点ユニット又は前記X方向接点ユニットの一方から他方へ電流を流し、前記Y方向接点ユニットの端部の電位差と前記X方向接点ユニットの端部の電位差を測定する。
本発明によると、既存のインターフェイスを使用することができ、安価な導電ゴムの接点を使用し、かつ、接点の構成によっては携帯機器などに使用される表示画面と同様の四角形の座標出力を容易に得ることができる。
本実施の形態の座標入力装置の接点配置の一例を示す図である。 Y方向第1接点11を示す図である。 第1基板に対向する第2基板に設けられた対向電極の配置を示す図である。 第1基板に対向する第2基板に設けられた対向電極の第2の他の態様を示す図である。 導電ゴムの押圧荷重に対する抵抗特性を示す図である。 接点と対向電極の関係を示す図である。 本実施の形態の座標入力装置の断面図である。 他の態様の座標入力装置の断面図である。 本実施の形態の座標入力装置の検出回路図を示す図である。 第2の実施の形態の座標入力装置の検出回路図を示す図である。 第1基板上に配置した接点の配置を示す図である。 押圧部材を強く押しながら円を描くようになぞった場合に得られた図形を示す図である。 押圧部材を弱く押しながら円を描くようになぞった場合に得られた図形を示す図である。 第3の実施の形態の配置を示す図である。 第3の実施の形態の回路構成を概略的に示す図である。 第3の実施の形態により得られた図形を示す図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各構成部材の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
又、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施の形態は、構成部材の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の実施の形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の座標入力装置の接点配置の一例を示す図である。
座標入力装置においては、平坦な絶縁性の第1基板10の主面内にXY直交座標系が設定され、Y方向に原点Oを挟んで対向するY方向第1接点群11,12及びY方向第2接点群13,14が形成されている。また、X方向に原点Oを挟んで対向するX方向第1接点群15,16及びX方向第2接点群17,18が形成されている。
第1の実施の形態では、Y方向第1接点、Y方向第2接点、X方向第1接点及びX方向第2接点は、それぞれ2個の接点を含む接点群として構成されている。しかしながら、本発明はこれに限定されず、各接点が1つの接点又は3以上の接点を有する場合を含むものであってもよい。
Y方向第1接点群11,12は、Y軸を挟んで対向するY方向第1接点11及びY方向第2接点12から構成され、Y方向第2接点群13,14は、Y軸を挟んで対向するY方向第3接点13及びY方向第4接点14から構成されている。X方向第1接点群15,16は、X軸を挟んで対向するX方向第1接点15及びX方向第2接点16から構成され、X方向第2接点群17,18は、X軸を挟んで対向するX方向第3接点17及びX方向第4接点18から構成されている。
図2は、Y方向第1接点11を示す図である。
Y方向第1接点11は、櫛歯形状に形成され、互いに嵌め込まれるように配置された第1電極11a及び第2電極11bから構成されている。他の接点12〜18も、同様な形状に構成されている。このような櫛歯形状の電極は、後述する対向電極の面積を正確に検出することにより、良好な感圧特性を有する。
なお、本実施の形態の接点11〜18は、櫛歯形状に限られず、平行に伸びる電極など他の形状として構成することもできる。
図1に戻り、Y方向第1接点群11,12のY方向第1接点11及びY方向第2接点12と、Y方向第2接点群13,14のY方向第3接点13及びY方向第4接点14は、矩形の如き四角形状1を構成している。これらのY方向第1接点群11,12及びY方向第2接点群13,14は、Y方向押圧検出手段を構成している。
同様に、X方向第1接点群15,16のX方向第1接点15及びX方向第2接点16と、X方向第2接点群17,18のX方向第3接点17及びX方向第4接点18も、矩形の如き四角形状2を構成している。これらX方向第1接点群15,16及びX方向第2接点群17,18は、X方向押圧検出手段を構成している。
また、Y方向第1〜第4接点11〜14及びX方向第1〜第4接点15〜18は、原点Oから等距離の円周3上に位置している。なお、Y方向第1〜第4接点11〜14及びX方向第1〜第4接点15〜18は、円周3上に限らず、楕円周上に位置してもよい。
図3は、第1基板に対向する第2基板に設けられた対向電極の配置を示す図である。
第2基板20は、第1基板10に対向して変位可能に所定距離をおいて配置される。第2基板20の平坦な絶縁性の主面上には、第1基板10のY方向第1接点群11,12のY方向第1接点11及びY方向第2接点12に対向する第1対向電極21及び第2対向電極22を有するY方向第1対向電極121が設けられ、Y方向第2接点群13,14のY方向第3接点13及びY方向第4接点14に対向する第3対向電極23及び第4対向電極24を有するY方向第2対向電極122が設けられている。また、X方向第1接点群15,16のX方向第1接点15及びX方向第2接点16に対向する第5対向電極25及び第6対向電極26を有するX方向第1対向電極123が設けられ、X方向第2接点群17,18のX方向第3接点17及びX方向第4接点18に対向する第7対向電極27及び第8対向電極28を有するX方向第2対向電極124が設けられている。
これらの対向電極121〜124を構成する第1〜第8対向電極21〜28は、例えばシリコンゴムにカーボン系、あるいは銀系、あるいはその他の導電粒子を配合した所謂導電ゴムで略球面状に成型されている。この導電ゴムは、感圧導電グレードと言われるものの他、一般のオン−オフスイッチに使用される安価な導電ゴムを使用することができる。
図4は、第1基板に対向する第2基板に設けられた対向電極の配置の他の態様を示す図である。
本実施の形態は、図3に示したような構成に限られず、Y方向第1対向電極121、Y方向第2対向電極122、X方向第1対向電極123及びX方向第2対向電極124を単一の電極として構成することもできる。
この態様では、第2基板20の主面上には、第1基板10のY方向第1接点群11,12に対向するY方向第1対向電極121が設けられ、Y方向第2接点群13,14に対向するY方向第2対向電極122が設けられている。また、X方向第1接点群15,16に対向するX方向第1対向電極123が設けられ、X方向第2接点群17,18に対向するX方向第2対向電極124が設けられている。
図5は、導電ゴムの押圧荷重に対する抵抗特性を示す図である。
図中の曲線aは、感圧導電グレードの導電ゴムの特性を示す。このような導電ゴムは、押圧荷重が増加するにつれて抵抗が減少し、一定の安定抵抗RONに漸近的に近づく。図中の曲線bは、オン−オフスイッチに使用される導電ゴムの特性を示す。このような導電ゴムは、押圧荷重が増加すると急峻に抵抗が減少してある安定抵抗RONとなる。
なお、ゴム硬度は、JIS K6253タイプAに規定された35〜80度が好ましく、操作感からは40度以上、耐久性からは75度以下、トータルのバランスから45〜70度の範囲に設定することがより好ましい。
図6は、接点と対向電極の関係を示す図である。
第2基板20は、第1基板10に対して変位可能に所定距離おいて支持されている。第2基板20において、Y方向第1対向電極121の第1対向電極21は、第1基板10に形成された第1接点群11,12を構成するY方向第1接点11の第1電極11a及び第2電極11bに対向するように形成されている。
第2基板20は、押圧時には、第1対向電極21が押圧荷重に応じてY方向第1接点11に対して押し付けられ、第1電極11a及び第2電極11b間を導通する。導電ゴムからなる第1対向電極21がY方向第1接点11に接触する面積は、ゴムの弾性力により押圧力に応じて増加する。
したがって、第1電極11a及び第2電極11b間は、押圧力が所定値に達すると導通され、その後は押圧力に応じて抵抗値が減少するか、または所定値の安定抵抗RONに達するとその値で留まる。
なお、ここではY方向第1接点群11,12のうちY方向第1接点11について第1対向電極21との関係を示したが、Y方向第1接点群11,12のY方向第2接点12、Y方向第2接点群13,14、X方向第1接点群15,16及びX方向第2接点群17,18についても、対応する対向電極22〜28と同様の関係を有する。
図7は、本実施の形態の座標入力装置の断面図である。
この図は、図1に示した第1基板10を直線I−Iで、図3に示した第2基板20を直線II−IIで切断した断面に相当するものである。
図7Aは、押圧操作をしていない状態での座標入力装置の断面図である。第2基板20は、第1基板10に対して変位可能なように、ドーム状の弾性支持部材31によって第1基板10に対して所定距離をおいて支持されている。
第1基板10には、Y方向第1接点群11,12のY方向第1接点11の第1電極11a及び第2電極11b、Y方向第2接点群13,14のY方向第4接点14の第1電極14a及び第2電極14bが形成されている。第2基板20には、Y方向第1接点11に対向して対向電極21、Y方向第4接点14に対向して第4対向電極22が、それぞれ形成されている。
弾性支持部材31においては、第2基板20を配置する反対側の面に、第2基板20に対して押圧力を加えるために指などで操作可能な押圧部材32が設けられている。
このように押圧されていない状態では、対向電極は対向する第1及び第2電極から離間された状態で保持されるか、少なくとも僅少な押圧力で第1及び第2電極に接触するため、第1及び第2電極間は絶縁されているかまたは十分に高い抵抗値を示す。
図7Bは、押圧操作をした状態での座標入力装置の断面図である。
押圧部材32に指100などにより押圧力が加えられると、弾性支持部材31は、弾性的に変形し、必要に応じて座屈することでクリック感を生じさせる。
ここでは、Y方向第1接点群11,12のY方向第1接点11の第1電極11a及び第2電極11bが第1対向電極21に接触し、第1電極11aと第2電極12a間の抵抗は押圧力の増加に従い急速に減少し、やがて一定の安定抵抗RONとなる。
なお、この図7においては、Y方向第1接点群11,12のY方向第1接点11及びY方向第2接点群13,14のY方向第4接点14について例示したが、このことは他の接点群に対しても同様である。
図8は、他の態様の座標入力装置の断面図である。
他の態様においては、第1基板10及び第2基板20の中央部に、それぞれ第1中央接点19(第3の接点)及び中央対向電極29が形成されている。第1中央接点19は、第1電極19a及び第2電極19bから構成されている。このような中央部に設けられた接点及び対向電極19,29は、座標入力の操作開始を検出するために設けることができる。
なお、このような入力操作の検出のための接点及び対向電極は、第1基板10及び第2基板20の中央部に限られず、外周部に設けることもできる。
図9は、本実施の形態の座標入力装置の検出回路図を示す図である。
この検出回路は、Y方向座標検出部40及びX方向座標検出部50から構成されている。
Y方向座標検出部40においては、Y方向第1接点群11,12のY方向第1接点41(11)及びY方向第2接点42(12)と第1ダミー抵抗45とが並列接続され、Y方向第1接点ユニット201を構成している。
ここで、この回路図においては、Y方向第1接点群11,12のY方向第1接点11及びY方向第2接点12をスイッチと可変抵抗が直列接続された等価回路41,42で示し、対応関係を明らかにするために符号41(11)、42(12)で示すことにする。以下でも同様とする。
また、Y方向第2接点群13,14のY方向第3接点43(13)及びY方向第4接点44(14)が第2ダミー抵抗46とが並列接続され、Y方向第2接点ユニット202を構成している。
Y方向第1接点ユニット201とY方向第2接点ユニット202は直列接続され、Y方向接点ユニット205を構成し、その接続点はY方向共通電位線49とされている。Y方向接点ユニット205は、同時にY方向座標検出部40を構成している。このY方向接点ユニット205の一端62は第2スイッチ48を介して電源レベルに接続され、その他端61は第1スイッチ47を介して接地レベルに接続されている。
ここで、第1スイッチ47及び第2スイッチ48をオンとした状態で、Y方向共通電位線49の電位を測定することで、Y方向第1接点群11,12とY方向第2接点群13,14のオン抵抗比を検出することができる。または、いずれか一方の接点群がオフ状態では、対応するダミー抵抗45,46とオン状態の接点群の抵抗比を検出することができる。
X方向座標検出部50においては、X方向第1接点群15,16のX方向第1接点51(15)及びX方向第2接点52(16)と第3ダミー抵抗55とが並列接続され、X方向第1接点ユニット203を構成している。
また、X方向第2接点群17,18のX方向第3接点53(17)及びX方向第4接点54(18)が第4ダミー抵抗56とが並列接続され、X方向第2接点ユニット204を構成している。
なお、第1〜第4ダミー抵抗45,46,55,56は、第1基板10上にハンダ付け、抵抗ペースト印刷などの手段で、設けられても良いし、第1基板外部に設けられても良い。
X方向第1接点ユニット203とX方向第2接点ユニット204は直列接続され、X方向接点ユニット206を構成し、その接続点はX方向共通電位線59とされている。X方向接点ユニット206は、同時にX方向座標検出部50を構成している。このX方向接点ユニット206の一端64は第4スイッチ58を介して電源レベルに接続され、その他端は第3スイッチ57を介して接地レベルに接続され、他方がX方向共通電位線59とされている。
ここで、第3スイッチ57及び第4スイッチ58をオンとした状態で、X方向共通電位線59の電位を測定することで、X方向第1接点群15,16とX方向第2接点群17,18のオン抵抗比を検出することができる。または、いずれか一方の接点群がオフ状態では、対応するダミー抵抗55,56とオン状態の接点群の抵抗比を検出することができる。
なお、ダミー抵抗45,46,55,56は、安定抵抗RONの値の1〜30倍とする。これより小さいと消費電力が増大し、大きいと絶縁状態から安定抵抗RONに至るまでの過渡的な抵抗変化を捉えることが難しくなる。さらに、実用上、適切な出力レンジを得るために、より好ましくは2〜6倍である。通常、安価なオン−オフ用の導電ゴムではRONは概ね0.3〜1kΩであるため、1〜3.3kΩを中心に設定する。
これらY方向座標検出部40のY方向共通電位線49とX方向座標検出部50のX方向共通電位線59は、第5スイッチ39を介して接続されている。上述のように、Y方向座標検出部40とX方向座標検出部50において、XY座標を独立に検出する場合には、この第5スイッチ39はオフとされている。
この第5スイッチ39によって、Y方向第1接点群11,12の第2接点11b,12b、Y方向第2接点群13,14の第2接点13b,14b、X方向第1接点群15,16の第2接点15b,16b及びX方向第2接点群17,18の第2接点17b,18bは、Y方向共通電位線49及びX方向共通電位線59を介して互いに接続している。
本実施の形態の座標入力装置は、第5スイッチ39をオンとしてY方向座標検出部40のY方向共通電位線49とX方向座標検出部50のX方向共通電位線59を接続することにより、既存の抵抗膜式タッチパネルのインターフェイスを転用することができる。
すなわち、Y方向座標検出部40を例えばY側抵抗膜とし、X方向座標検出部50をX側抵抗膜とし、Y方向座標検出部40に接続する第1スイッチ47及び第2スイッチ48、X方向座標検出部50の接続する第3スイッチ57及び第4スイッチ58の組み合わせを交互にオン−オフし、Y方向座標検出部40とX方向座標検出部50を切り替えることにより、所謂定電圧駆動方式の抵抗膜式タッチパネルと同様に簡便に入力座標を得ることが可能になる。
具体的に、第1スイッチ47及び第2スイッチ48をオンとし、第3スイッチ57及び第4スイッチ58をオフとすることにより、Y方向座標検出部40がオン、X方向座標検出部50がオフとなり、Y方向共通電位線49及びX方向共通電位線59には、Y方向の座標に関する電位が得られる。一方、第1スイッチ47及び第2スイッチ48をオフとし、第3スイッチ57及び第4スイッチ58をオンとすることにより、Y方向座標検出部40がオフ、X方向座標検出部50がオンとなり、Y方向共通電位線49及びX方向共通電位線59には、X方向の座標に関する電位が得られる。これらY方向共通電位線49及びX方向共通電位線59の電位を抵抗膜式タッチパネルのインターフェイスへの入力とすることができる。
既存の抵抗膜式タッチパネルインターフェースを転用する場合は、Y方向の測定では、第1スイッチ47及び第2スイッチ48をオン、第3スイッチ57及び第4スイッチ58をオフとし、Y方向座標検出部40の一端61または他端62でY側抵抗膜の電位差を測定する。X方向の測定では、第1スイッチ47及び第2スイッチ48をオフ、第3スイッチ57及び第4スイッチ58をオンとし、X方向座標検出部50の一端63または他端64でX側抵抗膜の電位差を測定する。例えば、このような測定は、Y方向座標検出部40の一端61とX方向座標検出部50の一端63の出力をA/Dコンバータ67に供給することで行うことができる。
なお、第5のスイッチ39は、入力操作の開始を座標入力装置側で検出する必要がなければ省略することができる。この第5のスイッチ39は、図8に示した第1中央接点19及び中央対向電極29で構成することもできる。
[第2の実施の形態]
図10は、第2の実施の形態の座標入力装置の検出回路図を示す図である。
第2の実施の形態では、Y方向座標検出部40とX方向座標検出部50を結ぶ第5スイッチ39をオンとし、Y方向座標検出部40の一端61を第1検出抵抗72を介して定電流源71を接続し、他端62を直接に定電流源71に接続する。また、X方向座標検出部50の一端63を第2検出抵抗73を介して接地レベルに接続し、他端64は直接に接地レベルに接続する。
そして、Y方向座標検出部40の一端62と他端61の間の電位差を第1検出抵抗72の両端の電位差を第1差動アンプ74により検出することでY出力とする。また、X方向座標検出部50の一端64と他端63の間の電位差を第2検出抵抗73の両端の電位差を第2差動アンプ75により検出することでX出力とする。
換言すると、Y方向座標検出部40に相当するY方向接点ユニット205からX方向座標検出部50に相当するX方向接点ユニット206へ第5スイッチ39を通じて電流を流す。そして、Y方向接点ユニット205の端部61,62の電位差を検出してY出力とし、X方向接点ユニット206の端部63,64の電位差を検出してX出力とする。
なお、電流を流す方向は、Y方向接点ユニット205からX方向接点ユニット206に限られず、逆にX方向接点ユニット206からY方向接点ユニット205であってもよい。
この他の実施の形態によると、Y方向座標検出部40とX方向座標検出部50を切り替える必要がない。したがって、切り替えに伴うノイズが少なく、かつ動作周波数が低いため、導電ゴムとして般のオン−オフスイッチに使用される安価な導電ゴムのように接点の電流・電圧特性が非線形のものを使用した場合でも、安定した入力座標を得ることが可能である。
このような他の実施の形態も、既存の抵抗膜式タッチパネル用のインターフェイスを転用したものと同等の構成である。この場合のインターフェイスには、例えば定電流電源、第1及び第2検出抵抗72,73及び第1及び第2差動アンプ74,75が相当する。
次に、本実施の形態の座標入力装置の動作について説明する。
入力操作を行なっていない状態では、第1基板10上のY方向第1接点群11,12、Y方向第2接点群13,14、X方向第1接点群15,16及びX方向第2接点群17,18は、すべてオフの状態である。
図7に示した押圧部材32を押圧することにより、図1のY軸の負の領域のY方向第1接点群11,12に相当する部分に押圧力を加えると、第2基板20が変位し、図3に示したY方向第1対向電極121がY方向第1接点群11,12に接触する。これによって、Y方向第1接点群11,12の第1電極及び第2電極がそれぞれ導通し、押圧力にしたがってY方向第1対向電極121がY方向第1接点群11,12に接触する面積が増加するにつれて抵抗が減少し、やがて一定の安定抵抗RONとなる。
この状態で、押圧位置を原点Oに関して時計周り方向に移動すると、Y方向第1接点群11,12のY方向第2接点12の抵抗が上昇し、やがてオフ状態となり、Y方向第2接点群13,14のY方向第4接点14がY方向第2対向電極122に接触し抵抗が減少する。さらに押圧位置を時計回り方向に移動するとやがてY方向第1接点群11,12のY方向第1接点11がオフになり、Y方向第2接点群13,14のY方向第3接点13がY方向第2対向電極122に接触し、Y方向第2接点群13,14のY方向第3接点13及びY方向第4接点14が同時にオンの状態となる。
なお、ここではY方向第1接点群11,12及びY方向第2接点群13,14についての動作を説明したが、X方向第2接点群15,16及びX方向第2接点群17,18についての動作も同様である。
この座標入力装置の出力電圧をXY面内でプロットすると、各接点11〜18の抵抗がRONになるような大きな力で環状の押圧部材32を押圧し、図1の原点Oの周囲を円を描くようになぞるような操作を行なった場合、略四角形の図形が描かれた。一方、各接点11〜18の抵抗がRONに至らない小さな力で同様に押圧部材32をなぞる操作を行った場合、電圧は略円形の図形が描かれた。
図11に示すように、第1基板10において直径10mmの円周上に直径3mmの櫛歯状接点11〜18を正八角形に配置した。第1基板10に対向する第2基板20上に、導電性のシリコンゴム87C40P(信越ポリマー製:ゴム硬度45度)で曲率2.4mmの対向電極を形成した。環状の押圧部材32(図7参照)は、厚み0.9mmのアクリル製とした。接点11〜18の安定抵抗RONは、荷重500gfのとき600Ωであった。
図9に示した検出回路を使用し、第1〜第4ダミー抵抗45,46,55,56として3.3kΩを使用し、第5スイッチ39をオンとしてY方向座標検出部40のY方向共通電位線49とX方向座標検出部50のX方向共通電位線59を接続した。
そして、図10に示した回路構成を適用し、第1検出抵抗72及び第2検出抵抗73をそれぞれ20Ωとし、1mAの定電流源71を用いた。第1検出抵抗72及び第2検出抵抗73の両端の電位差を、内部抵抗1kΩ、差動利得200倍の第1差動アンプ74及び第2差動アンプ75で検出し、それぞれY出力及びX出力とした。
環状の押圧部材32の表面を親指で強く押しながら、円を描くようになぞり、インターフェイスの出力をXY面に表示した。その結果、図12に示すような略四角形状の図形が観察された。
一方、環状の押圧部材32の表面を小指で弱く押しながら、円を描くようになぞり、インターフェイスの出力をXY面に表示した。その結果、図13に示すような略円周状の図形が観察された。
[第3の実施の形態]
次に、櫛歯状接点を東西南北方向に正四角形に配置し、その他は同様に座標入力装置を構成した入力を行なった。
図14は、第3の実施の形態の配置を示す図である。
第1基板10においては、主面に設定されたXY直交座標系について、Y方向に原点を挟んで対向するようにY方向第1接点210及びY方向第2接点212、X方向に原点を挟んで対向するようにX方向第1接点211及びX方向第2接点213が形成されている。
図15は、第3の実施の形態の回路構成を概略的に示す図である。
Y方向第1接点210及びY方向第2接点212を含むY方向接点ユニット221のスイッチを介して接地レベルに接続される他端と、X方向第1接点211及びX方向第2接点213を含みX方向接点ユニット222を介して電源レベルに接続される一端との間の電位差が、マルチプレクサ220を介して検出される。ここで、Y方向接点ユニット221及びX方向接点ユニット222を電源ライン及び接地レベルに接続する各スイッチとマルチプレクサ220は、抵抗膜式タッチパネルのインターフェイスに相当する。なお、実際には、スイッチとしてC−MOS ICの3ステートゲート(74HC125)を使用して切り替えを行った。
環状の押圧部材32の表面を親指で強く押しながら、円を描くようになぞり、インターフェイスの出力をXY面に表示した。その結果、図16に示すようなXY方向とは各辺の方向が異なるひし形状の図形が描かれた。また、XY方向の接点の切り替えに際しても波形に乱れが生じたことが観察されたが、座標データを得ることができた。
[その他の実施の形態]
上記のように、本発明は実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面は例示的なものであり、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態などを含む。
本発明は、携帯端末などさまざまな電子機器における座標入力に使用することができる。
10 第1基板
11,12 Y方向第1接点群
13,14 Y方向第2接点群
15.16 X方向第1接点群
17,18 X方向第2接点群
20 第2基板
21〜28 第1〜第8対向電極
121 Y方向第1対向電極
122 Y方向第2対向電極
123 X方向第1対向電極
124 X方向第2対向電極

Claims (8)

  1. 主面にXY直交座標系が設定され、原点を挟んでY方向に対向して配置されたY方向第1接点及びY方向第2接点と、原点を挟んでX方向に対向して配置されたX方向第1接点及びX方向第2接点とを有し、前記Y方向第1接点、前記Y方向第2接点、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点の各接点は、それぞれ、第1電極及び第2電極を有し、前記Y方向第1接点、前記Y方向第2接点、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点の各接点には、それぞれ並列にダミー抵抗が接続され、前記Y方向第1接点、前記Y方向第2接点、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点の各第2電極は、互いに接続されている第1基板と、
    前記第1基板に対向する主面に、前記Y方向第1接点及び前記Y方向第2接点にそれぞれ対向して配置されたY方向第1対向電極及びY方向第2対向電極と、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点にそれぞれ対向して配置されたX方向第1対向電極及びX方向第2対向電極とを有する、前記第1基板に対して変位可能な第2基板とを有し、
    前記Y方向第1対向電極、前記Y方向第2対向電極、前記X方向第1対向電極及び前記X方向第2対向電極は、前記第1基板に接触すると、それぞれ第1電極及び第2電極を電気的に導通し、かつ前記第1基板に接触する面積を可変できる弾性体からなることを特徴とする座標入力装置。
  2. 主面にXY直交座標系が設定され、原点を挟んでY方向に対向して配置されたY方向第1接点及びY方向第2接点と、原点を挟んでX方向に対向して配置されたX方向第1接点及びX方向第2接点とを有し、前記Y方向第1接点、前記Y方向第2接点、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点の各接点は、それぞれ、第1電極及び第2電極を有し、前記Y方向第1接点、前記Y方向第2接点、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点の各接点に、それぞれ並列にダミー抵抗が接続して、Y方向第1接点ユニット、Y方向第2接点ユニット、X方向第1接点ユニット及びX方向第2接点ユニットを構成し、前記Y方向第1接点ユニット及び前記Y方向第2接点ユニットを直列に接続してY方向接点ユニットを構成し、前記X方向第1接点ユニット及び前記X方向第2接点ユニットを直列に接続してX方向接点ユニットを構成し、前記Y方向接点ユニットの一端を第1スイッチ手段を介して電源に接続し、前記Y方向接点ユニットの他端を第2スイッチ手段を介して接地し、前記X方向接点ユニットの一端を第3スイッチ手段を介して電源に接続し、前記X方向接点ユニットの他端を第4スイッチ手段を介して接地した第1基板と、
    前記第1基板に対向する主面に、前記Y方向第1接点及び前記Y方向第2接点にそれぞれ対向して配置されたY方向第1対向電極及びY方向第2対向電極と、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点にそれぞれ対向して配置されたX方向第1対向電極及びX方向第2対向電極とを有する、前記第1基板に対して変位可能な第2基板とを有し、
    前記Y方向第1対向電極、前記Y方向第2対向電極、前記X方向第1対向電極及び前記X方向第2対向電極は、前記第1基板に接触すると、それぞれ第1電極及び第2電極を電気的に導通し、かつ前記第1基板に接触する面積を可変できる弾性体からなり、
    前記第1及び第2スイッチ手段をオン、前記第3及び第4スイッチ手段をオフとした状態で、前記X方向接点ユニットを介して共通接点の電位を測定し、前記第1及び第2スイッチ手段をオフ、前記第3及び第4スイッチ手段をオンとした状態で、前記Y方向接点ユニットを介して共通接点の電位を測定することを特徴とする座標入力装置。
  3. 主面にXY直交座標系が設定され、原点を挟んでY方向に対向して配置されたY方向第1接点及びY方向第2接点と、原点を挟んでX方向に対向して配置されたX方向第1接点及びX方向第2接点とを有し、前記Y方向第1接点、前記Y方向第2接点、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点の各接点は、それぞれ、第1電極及び第2電極を有し、前記Y方向第1接点、前記Y方向第2接点、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点の各接点に、それぞれ並列にダミー抵抗が接続して、Y方向第1接点ユニット、Y方向第2接点ユニット、X方向第1接点ユニット及びX方向第2接点ユニットを構成し、前記Y方向第1接点ユニット及び前記Y方向第2接点ユニットを直列に接続してY方向接点ユニットを構成し、前記X方向第1接点ユニット及び前記X方向第2接点ユニットを直列に接続してX方向接点ユニットを構成した第1基板と、
    前記第1基板に対向する主面に、前記Y方向第1接点及び前記Y方向第2接点にそれぞれ対向して配置されたY方向第1対向電極及びY方向第2対向電極と、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点にそれぞれ対向して配置されたX方向第1対向電極及びX方向第2対向電極とを有する、前記第1基板に対して変位可能な第2基板とを有し、
    前記Y方向第1対向電極、前記Y方向第2対向電極、前記X方向第1対向電極及び前記X方向第2対向電極は、前記第1基板に接触すると、それぞれ第1電極及び第2電極を電気的に導通し、かつ前記第1基板に接触する面積を可変できる弾性体からなり、
    前記Y方向接点ユニット又は前記X方向接点ユニットの一方から他方へ電流を流し、前記Y方向接点ユニットの端部の電位差と前記X方向接点ユニットの端部の電位差を測定することを特徴とする座標入力装置。
  4. 前記Y方向第1接点、前記Y方向第2接点、前記X方向第1接点及び前記X方向第2接点は、それぞれ1又は複数の接点を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の座標入力装置。
  5. 前記Y方向第1対向電極、前記Y方向第2対向電極、前記X方向第1対向電極及び前記X方向第2対向電極は、導電ゴムからなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の座標入力装置。
  6. 前記第1基板に対して前記第2基板を変位可能に支持する弾性支持部材をさらに有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の座標入力装置。
  7. 前記第1電極及び前記第2電極は、櫛歯状であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の座標入力装置。
  8. 前記Y方向第1対向電極及び前記Y方向第2対向電極は、それぞれY軸を挟んで対向する2個の対向電極を有し、前記X方向第1対向電極及び前記X方向第2対向電極は、それぞれX軸を挟んで対向する2個の対向電極を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の座標入力装置。
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