JP5264973B2 - ヒートポンプ給湯装置およびその運転方法 - Google Patents
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Description
そして、前者の場合、除霜において温度が低下した冷媒が液状になって圧縮機に戻ること(以下「液バック」と称す)を防止するため、室内熱交換器と減圧装置の間に蓄熱手段を設け、暖房運転時に蓄熱した温熱を、除霜運転中に圧縮機に戻る直前の冷媒に受け渡す発明が開示されている(例えば、特許文献1、2参照)。
図1〜図4は本発明に関連した参考形態1であるヒートポンプ給湯装置を説明するものであって、図1は冷媒回路および水回路構成を示す構成図、図3はCOPの経時変化を示す能力曲線図、図2および図4は水および冷媒の流れを示す構成図である。なお、各図において同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図1において、ヒートポンプ給湯装置100は、冷媒回路100cと、水回路100wと、を有している。
冷媒回路100cは、冷媒を圧縮する圧縮機1と、冷媒の流れを変更する四方弁2と、冷媒と水との間で熱交換する冷媒対水熱交換器(以下「水熱交換器」と称す)3と、蓄熱用熱交換器(以下「蓄熱伝熱管」と称す)7と、冷媒を膨張する膨張弁4と、冷媒と空気との間で熱交換する冷媒対空気熱交換器(以下「空気熱交換器」と称す)5と、を有し、これらが順次連結されて冷媒が循環する冷凍サイクルを形成している。
また、四方弁2における冷媒の流れ方向の切換によって、圧縮機1、四方弁2、空気熱交換器5、膨張弁4、蓄熱伝熱管7、水熱交換器3、四方弁2、圧縮機1、を順次通過して循環する冷凍サイクルを形成することができる。
なお、蓄熱伝熱管7は蓄熱水槽8の内部に収納され、空気熱交換器5に空気を送るための冷媒対空気熱交換器用ファン(以下「空気ファン」と称す)6が設置されている。
水回路100wは、図示しない水源(たとえば、公共の水道管等)と水熱交換器3とを連通する水入口配管11と、貯湯タンク13と、水熱交換器3と貯湯タンク13とを連通する水出口配管12と、を有している。
水入口配管11には水源水循環装置(以下「給水ポンプ」と称す)10が設置され、水入口配管11は給水ポンプ10と水熱交換器3との間において分岐し、蓄熱水槽8に連通する蓄熱水槽給水管14が接続されている。
蓄熱水槽8は蓄熱伝熱管7を収納するものであって、水を受け入れるための蓄熱水槽給水管14と、水を排出するための蓄熱水槽排水管22とが接続され、前者には蓄熱水槽給水開閉弁15が、後者には蓄熱水槽排水開閉弁23がそれぞれ設置されている。
また、蓄熱水槽8には、水位検出手段21が設けられているから、水位検出手段21の検知信号に基づいて、水位が一定となるように蓄熱水槽給水開閉弁15あるいは蓄熱水槽排水開閉弁23の開閉制御を行ってもよい。なお、蓄熱水槽給水開閉弁15および蓄熱水槽排水開閉弁23の開閉操作によって、蓄熱水槽8から水を残すことなく排水して、全量を交換することができる。
なお、蓄熱水槽給水管14は水入口配管11から分岐したものを示しているが、本発明はこれに限定するものではなく、水入口配管11とは相違する配管に連通してもよい。
図2に基づいて、給湯加熱運転時のヒートポンプ給湯装置100における動作を説明する。
冷媒回路100cにおいて、圧縮機1から吐出された冷媒は、四方弁2を通って水熱交換器3に入り、水へ放熱(水を加熱)した後、高温の液冷媒となって蓄熱伝熱管7を経由して膨張弁4に送られる。膨張弁4で減圧されて低温の二相状態となった冷媒は空気熱交換器5で空気から吸熱(空気を冷却)して温度が上昇した後、四方弁2を経て圧縮機1に戻る(冷媒の流れを実線で、流れ方向を矢印で示している)。
また、水熱交換器3に供給される水源水の一部が蓄熱水槽8に蓄えられ、蓄熱伝熱管7を通過する冷媒から温熱を受け取って加熱される(以下、蓄熱水槽8において加熱された水源水を「蓄熱水」と称し、その流れを破線で、流れ方向を矢印で示している)。
給湯加熱運転時においては、空気熱交換器5の冷媒温度が、吸込空気(空気ファン6に送風された大気に同じ)の露点温度以下である場合は(たとえば、0℃以下)、空気中に含まれる水分が空気熱交換器5へ付着し霜へと成長する着霜現象が発生する。
着霜現象が進むと、通風抵抗の増加及び熱抵抗の増加により、空気熱交換器5における熱交換量が減少し、図3に示すようにCOPや能力が低下するため、除霜運転が必要となってくる。
図4において、除霜運転は、給湯加熱運転を一旦中断して、四方弁2を冷房サイクル(水熱交換器3において冷熱を水に受け渡す)に切り替えて、空気熱交換器5に、圧縮機1において圧縮された高温高圧のガス冷媒を直接流すことで実行している。
すなわち、圧縮機1を出た冷媒は、四方弁2を通って高温高圧のガス冷媒のまま、空気熱交換器5に入り、空気熱交換器5で放熱(空気熱交換器5自体を加熱)して着霜を融かし(除霜し)、冷媒自体は冷却されて液冷媒となって膨張弁4に流入する。膨張弁4を通過した冷媒は蓄熱伝熱管7に流入し、これを通過する間に、蓄熱水槽8に貯蔵された蓄熱水から温熱を吸収する。そして、水熱交換器3を通過し、四方弁2を経由して圧縮機1に戻る。
なお、蓄熱水槽8に取り付けた水位検出手段21により、常に水位を検出し、一定の水位を保つように蓄熱水槽給水開閉弁15の開閉制御を行ってもよい。
また、製品出荷時には水源水を予め封入する必要が無いので、出荷時の製品重量の増加を抑制することが可能となり、輸送性や据付性の悪化を抑制することができる。
また、圧縮機1は限定するものではなく、たとえば、レシプロ、ロータリー、スクロール、スクリューなどの各種タイプのいずれのものを用いてもよく、回転数可変可能のものでも、回転数固定のもの、あるいは、複数の圧縮室を具備する多段式であってもよい。
図5は本発明に関連した参考形態2であるヒートポンプ給湯装置の運転方法を説明するものであって、これを実行する冷媒回路および水回路構成を示す構成図である。なお、参考形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図5において、ヒートポンプ給湯装置200は、冷媒回路200cと、水回路100wと、を有している。
冷媒回路200cには、膨張弁4と蓄熱伝熱管7の間に第一の冷媒温度検出手段(以下「第1センサ」と称す)41と、蓄熱伝熱管7と水熱交換器3の間に第二の冷媒温度検出手段(以下「第2センサ」と称す)42と、が設置されている。第1センサ41および第2センサ42を除く構成は、ヒートポンプ給湯装置100に同じである。
そうすることにより、除霜運転時において、水熱交換器3に流入する冷媒は、温熱を受け取って過熱されたガス冷媒になるから、水熱交換器3において水が冷却されることがなくなる。したがって、貯湯タンク13への冷水供給が抑制され、効率を向上させることが可能となり、省エネとなる。
また、水熱交換器3から流出する冷媒はガス冷媒であるから、圧縮機1への液バックも抑制され、除霜運転中の圧縮機1の入力が削減され省エネとなる。
一方、前記冷媒温度(T4)が第1冷媒温度(T1)より高くない場合(T1=T4)、圧縮機1に戻る冷媒は、モリエル線図において飽和液線と飽和蒸気線とに挟まれた位置にあり、二相状態を呈している。
図6〜図8は本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ給湯装置を説明するものであって、図6は冷媒回路および水回路構成を示す構成図、図7および図8は水および冷媒の流れを示す構成図である。なお、参考形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図6において、ヒートポンプ給湯装置300は、冷媒回路300cと、水回路300wと、を有している。
冷媒回路300cは、冷媒回路100cから蓄熱伝熱管7および蓄熱水槽8を撤去したものに同じである。
水回路300wは、水入口配管11と、水熱交換器3と、水出口配管12とを有している。
水入口配管11には上流側から下流側に向かって順番に、水循環装置(以下「給水ポンプ」と称す)10と、バイパス三方弁19と、貯水槽30とが設置されている。
また、水出口配管12には貯水槽三方弁17が設置されている。そして、貯水槽三方弁17の一方の流出口には貯水槽30に連通する貯水槽流入管34が接続され、貯水槽流入管34には貯水槽水循環装置(以下「貯水ポンプ」と称す)36が設置されている。
さらに、バイパス三方弁19の一方の流出口には、水出口配管12の貯水槽三方弁17と貯湯タンク13との間に連通するバイパス管18が接続されている。
貯水槽30は水入口配管11の途中に設けられ、水が通過すると共に、所定量の水を貯溜することができるものである。また、貯水槽排水開閉弁33が設置された貯水槽排水管32が接続されている。
したがって、貯水槽流入管34を経由して加熱水を流入させたり、貯水槽排水管22を経由して水源水(または加熱水)を残すことなく排出することができる。よって、製品出荷時には水源水を予め封入する必要が無いので、製品の重量増加を抑制することが可能となり、輸送性や据付性の悪化を抑制することができる。
図7に基づいて、給湯加熱運転時のヒートポンプ給湯装置100における動作を説明する。
冷媒回路100cにおいて、圧縮機1から吐出された冷媒は、四方弁2を通って水熱交換器3に入り、水へ放熱(水を加熱)した後、高温の液冷媒となって膨張弁4に送られる。膨張弁4で減圧され低温の二相状態となった冷媒は空気熱交換器5で空気から吸熱(空気を冷却)したあと、四方弁2を経て圧縮機1に戻る(冷媒の流れを実線で、流れ方向を矢印で示している)。
図8において、除霜運転は、給湯加熱運転を一旦中止して、四方弁2を冷房サイクル(水熱交換器3において冷熱を水に受け渡す)に切り替えることにより、空気熱交換器5に、圧縮機1において圧縮された高温高圧のガス冷媒を直接流すことで実行している。
すなわち、冷媒回路300cでは、圧縮機1を出た冷媒は、四方弁2を通って高温高圧のガス冷媒のまま、空気熱交換器5に入り、空気熱交換器5で放熱(空気熱交換器5自体を加熱)して着霜を融かし(除霜し)、冷媒自体は冷却されて液冷媒となり膨張弁4に流入する。膨張弁4を通過した冷媒は水熱交換器3に流入し、水回路300wの水から温熱を受け取った後、四方弁2を経由して圧縮機1に戻る。
すなわち、水回路300wでは、水熱交換器3と貯水槽30との間を循環する回路が形成されるだけで、貯湯タンク13に冷却水が流入することがない。
したがって、循環する冷却水の温度は徐々に低下するものの、かかる温度の下がった冷却水が貯湯タンク13に流入しないから、貯湯タンク13に貯溜している加熱水の温度が低下することがない。
そして、かかる循環によって冷却された冷却水は、給湯加熱運転に戻った当初に、同様に循環させて加熱した後、かかる循環を中止して前記加熱給湯運転に移行すれば、貯湯タンク13に加熱水を供給することができる。あるいは、除霜運転が終了した時点で、冷却水を貯水槽30から排出して、改めて水源水を貯溜するようにしてもよい。
そうすると、水源水が貯湯タンク13に直接供給されるから、貯湯タンク13の貯溜していた加熱水の温度は低下するものの、払い出し量を確保することができる。
なお、ヒートポンプ給湯装置100に準じて、貯水槽30に水位検出手段を設置して、一定の水位を保つようにしてもよい。
図9は本発明の実施の形態2に係るヒートポンプ給湯装置の運転方法を説明するものであって、これを実行する冷媒回路および水回路構成を示す構成図である。なお、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図9において、ヒートポンプ給湯装置400は、冷媒回路400cと、水回路300wとを有する。
冷媒回路400cは、膨張弁4と水熱交換器3の間に第三の冷媒温度検出手段(以下「第3センサ」と称す)43と、水熱交換器3と四方弁2との間に第四の冷媒温度検出手段(以下「第4センサ」と称す)44とを設けている。第3センサ43および第4センサ44を除く構成は、ヒートポンプ給湯装置300に同じである。
このとき、水熱交換器3を通過する冷媒は、水回路300wの水から温熱を受け取るから、第4冷媒温度(T4)は水の温度(Tw)より低い温度になっている(T3<T4<Tw)。
図10〜図12は本発明の実施の形態3に係るヒートポンプ給湯装置を説明するものであって、図10は冷媒回路および水回路構成を示す構成図、図11および図12は水および冷媒の流れを示す構成図である。なお、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図10において、ヒートポンプ給湯装置500は、冷媒回路300cと、水回路500wと、を有している。
水回路500wは、水入口配管11と、貯湯タンク13と、水出口配管12と、貯水槽30とを有している。
水入口配管11には水熱交換器3に向かって順番に、水循環装置(以下「給水ポンプ」と称す)10と、貯水槽第1三方弁51と、貯水槽第2三方弁52とが設置されている。また、水出口配管12には貯湯タンク13に向かって順番に、貯水槽第3三方弁53と、貯水槽第4三方弁54とが設置されている。
このとき、給水ポンプ10、貯水槽第1三方弁51、貯水槽第2三方弁52、水熱交換器3、貯水槽第3三方弁53、貯水槽第4三方弁54、を順次経由して貯湯タンク13に至る経路(以下「給湯経路」と称す)が形成される。
また、前記給湯経路を形成しない側の貯水槽第1三方弁51の他方の出口、貯水槽第2三方弁52の他方の出口、貯水槽第3三方弁53の他方の出口、貯水槽第4三方弁54の他方の出口には、それぞれ、貯水槽30に連通する貯水槽第1流入管61、貯水槽第2流出管62、貯水槽第3流入管63、貯水槽第4流出管64が接続されている。また、貯水槽30には、貯溜された水を全量排出可能な貯水槽排水開閉弁33が設置された貯水槽排水管32が接続されている。
次に、ヒートポンプ給湯装置500における動作を説明する。
図11において、冷媒回路300cでは、給湯加熱運転時、圧縮機1から吐出された冷媒は、四方弁2を通って水熱交換器3に入り、水へ放熱した(温度を下げた)あと高温の液冷媒となって膨張弁4に送られる。膨張弁4で減圧され低温の二相状態となった冷媒は空気熱交換器5で空気から吸熱した(温度を高めた)あと、四方弁2を経て圧縮機1に戻る(冷媒の流れを実線で、流れ方向を矢印で示している)。
このとき、貯水槽第1三方弁51は貯水槽第1流入管61側に連通し、貯水槽第2三方弁52は貯水槽第2流出管62側に連通し、水源水が貯水槽30を通過している。一方、貯水槽第3三方弁53および貯水槽第4三方弁54は、貯水槽第3流入管63側および貯水槽第4流入管64側が閉じている。
図12において、除霜運転時には、給湯加熱運転を一旦中止して、四方弁2を冷房サイクル(水熱交換器3において冷熱を水に受け渡す)に切り替えている。
すなわち、冷媒回路300cでは、圧縮機1を出た冷媒は、四方弁2を通って高温のガス冷媒のまま、空気熱交換器5に入り、空気熱交換器5で放熱(空気熱交換器5自体を加熱)して着霜を融かし(除霜し)、液冷媒となり膨張弁4に至る。膨張弁4を通過した冷媒は水熱交換器3に流入し、これを通過する間に水回路500wの水から吸熱した(温熱を受け取って加熱された)後、四方弁2を経由して圧縮機1に戻る。
このとき、貯水槽30には水源水が予め貯められ、貯水槽第4三方弁54が貯水槽第4流出管64に連通しているから、冷却水の貯水槽30への流入に伴って、貯水槽30に予め貯められた水源水は貯水槽第4流出管64を経由して水出口配管12に流出し、貯湯タンク13に送られる。
すなわち、貯湯タンク13には冷却水が供給されないため、貯湯タンク13に貯溜した加熱水の温度を低下させることが抑制される。
すなわち、貯水槽第1三方弁51が貯水槽第1流入管61側を閉じ、貯水槽第4三方弁54が貯水槽第4流出管64側を閉じ、一方、貯水槽第2三方弁52が貯水槽第2流出管62側を開き、貯水槽第3三方弁53が貯水槽第3流入管63側を開く。
そして、かかる循環によって冷却された冷却水は、給湯加熱運転に戻った当初に、同様に循環させて加熱した後、かかる循環を中止して前記加熱循環の動作に移行すれば、貯湯タンク13に加熱水を供給することができる。あるいは、除霜運転が終了した時点で、冷却水を貯水槽30から排出して、改めて水源水を貯溜するようにしてもよい。
図13は本発明の実施の形態4に係るヒートポンプ給湯装置の運転方法を説明するものであって、これを実行する冷媒回路および水回路構成を示す構成図である。なお、実施の形態3と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図12おいて、ヒートポンプ給湯装置600は、冷媒回路600cと水回路500wとを有する。
冷媒回路600cには、膨張弁4と水熱交換器3の間に第三の冷媒温度検出手段(以下「第3センサ」と称す)43と、水熱交換器3と四方弁2との間に第四の冷媒温度検出手段(以下「第4センサ」と称す)44とが設けられている。第3センサ43および第4センサ44を除く構成は、ヒートポンプ給湯装置500に同じである。
Claims (9)
- 冷媒と水との間で熱交換する冷媒対水熱交換器を介して熱的に連結された冷媒回路と水回路とを有するヒートポンプ給湯装置であって、
前記冷媒回路が、圧縮機と、四方弁と、前記冷媒対水熱交換器と、膨張手段と、冷媒対空気熱交換器とを備え、前記圧縮機、前記四方弁、前記冷媒対水熱交換器、前記膨張手段、前記冷媒対空気熱交換器および前記四方弁を順次接続してなる給湯加熱回路を形成すると共に、前記四方弁の切換によって、前記圧縮機、前記四方弁、前記冷媒対空気熱交換器、前記膨張手段、前記冷媒対水熱交換器および前記四方弁を順次接続してなる除霜運転回路を形成し、
前記水回路が、前記冷媒対水熱交換器に連通した水入口配管と、前記水入口配管に上流側から下流側に向かって順次設置された水循環装置、バイパス三方弁、貯水槽および貯湯タンクと、該貯湯タンクと前記冷媒対水熱交換器とを連通する水出口配管と、該水出口配管に設置された貯水槽三方弁と、該貯水槽三方弁の一方の出入口と前記貯水槽とを連通する貯水槽配管と、該貯水槽配管に設置された貯水槽水循環装置と、前記バイパス三方弁の一方の出入口と前記水出口配管の前記貯水槽三方弁と前記貯湯タンクとの間を連通するバイパス配管と、を具備することを特徴とするヒートポンプ給湯装置。 - 前記給湯加熱回路が形成された時、前記冷媒回路では、前記貯水槽内に貯められた水に、前記冷媒対水熱交換器を流れる冷媒から温熱が受け渡され、
前記水回路では、前記水入口配管を経由した水が貯水槽に流入して加熱された後、前記貯湯タンクに直接流入し、
前記除霜運転回路が形成された時、前記冷媒回路では、前記冷媒対空気熱交換器の除霜を行った後、前記膨張手段を通過した冷媒が、前記冷媒対水熱交換器内に貯められた水から温熱を受け取って前記圧縮機に戻り、
前記水回路では、前記水入口配管から貯水槽への水の流入が停止され、冷媒に温熱を受け渡した水は、前記貯水槽三方弁の一方の出入口から前記貯水槽配管を経由して前記貯水槽に流入した後、前記水入口配管を経由して前記冷媒対水熱交換器内に戻ることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ給湯装置。 - 前記貯水槽に、貯水槽排水開閉弁が設置された貯水槽排水管が接続され、該貯水槽排出配管を経由して前記貯水槽に貯められた水が排出可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のヒートポンプ給湯装置。
- 冷媒と水との間で熱交換する冷媒対水熱交換器を介して熱的に連結された冷媒回路と水回路とを有するヒートポンプ給湯装置であって、
前記冷媒回路が、圧縮機と、四方弁と、前記冷媒対水熱交換器と、膨張手段と、冷媒対空気熱交換器とを備え、前記圧縮機、前記四方弁、前記冷媒対水熱交換器、前記膨張手段、前記冷媒対空気熱交換器および前記四方弁を順次接続してなる給湯加熱回路を形成すると共に、前記四方弁の切換によって、前記圧縮機、前記四方弁、前記冷媒対空気熱交換器、前記膨張手段、前記冷媒対水熱交換器および前記四方弁を順次接続してなる除霜運転回路を形成し、
前記水回路が、前記冷媒対水熱交換器に連通した水入口配管と、該水入口配管に上流側から下流側に向かって順次設置された水循環装置、貯水槽第1三方弁および貯水槽第2三方弁と、貯湯タンクと、該貯湯タンクと前記冷媒対水熱交換器とを連通する水出口配管と、該水出口配管に上流側から下流側に向かって順次設置された貯水槽第3三方弁および貯水槽第4三方弁と、前記貯水槽第1三方弁の一方の出入口、前記貯水槽第2三方弁の一方の出入口、前記貯水槽第3三方弁の一方の出入口および前記貯水槽第4三方弁の一方の出入口が連通した貯水槽と、を具備することを特徴とするヒートポンプ給湯装置。 - 前記給湯加熱回路が形成された時、前記冷媒回路では、前記貯水槽内に貯められた水に、前記冷媒対水熱交換器を流れる冷媒から温熱が受け渡され、
前記水回路では、前記水入口配管を経由した水が、前記貯水槽第1三方弁の一方の出入口を経由して前記貯水槽に流入し、前記貯水槽第2三方弁の一方の出入口から前記水入口配管に戻り、前記貯水槽に流入して加熱され、前記水出口配管を経由して前記貯湯タンクに直接流入し、
前記除霜運転回路が形成された時、前記冷媒回路では、前記冷媒対空気熱交換器の除霜を行った後、前記膨張手段を通過した冷媒が、前記冷媒対水熱交換器内に貯められた水から温熱を受け取って前記圧縮機に戻り、
前記水回路では、前記水入口配管から水が前記冷媒対水熱交換器内に直接流入し、冷媒に温熱を受け渡した水は、前記水出口配管に流入した後、前記貯水槽第3三方弁の一方の出入口を経由して前記貯水槽に流入して、前記貯水槽に貯溜していた水を前記貯水槽第4三方弁の一方の出入口を経由して前記水出口配管に押し出して前記貯湯タンクに流入させることを特徴とする請求項4に記載のヒートポンプ給湯装置。 - 前記給湯加熱回路が形成された時、前記冷媒回路では、前記貯水槽内に貯められた水に、前記冷媒対水熱交換器を流れる冷媒から温熱が受け渡され、
前記水回路では、前記水入口配管を経由した水が、前記貯水槽第1三方弁の一方の出入口を経由して前記貯水槽に流入し、前記貯水槽第2三方弁の一方の出入口から前記水入口配管に戻り、前記貯水槽に流入して加熱され、前記水出口配管を経由して前記貯湯タンクに直接流入し、
前記除霜運転回路が形成された時、前記冷媒回路では、前記冷媒対空気熱交換器の除霜を行った後、前記膨張手段を通過した冷媒が、前記冷媒対水熱交換器内に貯められた水から温熱を受け取って前記圧縮機に戻り、
前記水回路では、前記水入口配管から貯水槽への水の流入が停止され、冷媒に温熱を受け渡した水は、前記貯水槽第3三方弁の一方の出入口を経由して前記貯水槽に流入した後、前記貯水槽第2三方弁の一方の出入口を経由して前記水入口配管に流入し、前記冷媒対水熱交換器内に戻ることを特徴とする請求項4に記載のヒートポンプ給湯装置。 - 前記貯水槽に、貯水槽排水開閉弁が設置された貯水槽排水管が接続され、該貯水槽排出配管を経由して前記貯水槽に貯められた水が排出可能であることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載のヒートポンプ給湯装置。
- 冷媒と水との間で熱交換する冷媒対水熱交換器を介して熱的に連結された冷媒回路と水回路とを有するヒートポンプ給湯装置における運転方法であって、
前記冷媒回路が、圧縮機と、四方弁と、前記冷媒対水熱交換器と、膨張手段と、冷媒対空気熱交換器とを備え、前記圧縮機、前記四方弁、前記冷媒対水熱交換器、前記膨張手段、前記冷媒対空気熱交換器および前記四方弁を順次接続してなる給湯加熱回路を形成すると共に、前記四方弁の切換によって、前記圧縮機、前記四方弁、前記冷媒対空気熱交換器、前記膨張手段、前記冷媒対水熱交換器および前記四方弁を順次接続してなる除霜運転回路を形成し、
前記水回路が、前記冷媒対水熱交換器に連通した水入口配管と、前記水入口配管に上流側から下流側に向かって順次設置された水循環装置、バイパス三方弁、貯水槽および貯湯タンクと、貯湯タンクと、該貯湯タンクと前記冷媒対水熱交換器とを連通する水出口配管と、該水出口配管に設置された貯水槽三方弁と、該貯水槽三方弁の一方の出入口と前記貯水槽とを連通する貯水槽配管と、該貯水槽配管に設置された貯水槽水循環装置と、前記バイパス三方弁の一方の出入口と前記水出口配管の前記貯水槽三方弁と前記貯湯タンクとの間を連通するバイパス配管と、を具備し、
前記除霜運転回路が形成された時、前記冷媒対水熱交換器と前記貯水槽との間を水が循環するようにすると共に、前記膨張手段から流出した冷媒の温度より前記冷媒対水熱交換器から流出した冷媒の温度の方が高くなるように、前記膨張手段を制御することを特徴とするヒートポンプ給湯装置の運転方法。 - 冷媒と水との間で熱交換する冷媒対水熱交換器を介して熱的に連結された冷媒回路と水回路とを有するヒートポンプ給湯装置における運転方法であって、
前記冷媒回路が、圧縮機と、四方弁と、前記冷媒対水熱交換器と、膨張手段と、冷媒対空気熱交換器とを備え、前記圧縮機、前記四方弁、前記冷媒対水熱交換器、前記膨張手段、前記冷媒対空気熱交換器および前記四方弁を順次接続してなる給湯加熱回路を形成すると共に、前記四方弁の切換によって、前記圧縮機、前記四方弁、前記冷媒対空気熱交換器、前記膨張手段、前記冷媒対水熱交換器および前記四方弁を順次接続してなる除霜運転回路を形成し、
前記水回路が、前記冷媒対水熱交換器に連通した水入口配管と、該水入口配管に上流側から下流側に向かって順次設置された水循環装置、貯水槽第1三方弁および貯水槽第2三方弁と、貯湯タンクと、該貯湯タンクと前記冷媒対水熱交換器とを連通する水出口配管と、該水出口配管に上流側から下流側に向かって順次設置された貯水槽第3三方弁および貯水槽第4三方弁と、前記貯水槽第1三方弁の一方の出入口、前記貯水槽第2三方弁の一方の出入口、前記貯水槽第3三方弁の一方の出入口および前記貯水槽第4三方弁の一方の出入口が連通した貯水槽と、を具備し、
前記除霜運転回路が形成された時、前記冷媒対水熱交換器に水を直接供給し、前記冷媒対水熱交換器から流出した水を前記貯水槽に流入させ、前記貯水槽に貯溜されていた水を前記貯湯タンクに供給すると共に、前記膨張手段から流出した冷媒の温度より前記冷媒対水熱交換器から流出した冷媒の温度の方が高くなるように、前記膨張手段を制御することを特徴とするヒートポンプ給湯装置の運転方法。
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