JP5264336B2 - 浸水検知モジュールおよびこれを用いた浸水検知方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバケーブルの保守運用の効率化を目的とした浸水検知モジュールおよびこれを用いた浸水検知方法に関し、さらに詳しくは、光ファイバケーブルの中途に設けられたクロージャ内への浸水を検知するための浸水検知モジュールおよびこれを用いた浸水検知方法に関するものである。
従来、光ファイバケーブルに設けられた接続部を収容したクロージャ内への浸水、および、浸水した位置を検知する方法(光ファイバケーブルの浸水検知方法)としては、クロージャ内に、浸水により光ファイバケーブルを構成する光ファイバ心線を屈曲させる手段を設け、この屈曲により光ファイバ心線に発生する光損失を監視する方法が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
浸水によりクロージャ内の光ファイバ心線を屈曲させる手段は、浸水検知モジュールと呼ばれている。
特開2006−38559号公報 特開2006−139195号公報
従来の光ファイバケーブルの浸水検知方法では、OTDR(Optical Fiber Time Domain Reflectometry)を用いた光パルス試験法による検知が行われている。
しかしながら、浸水検知モジュールが設けられたクロージャが近接している場合、従来のOTDRを用いた浸水検知方法では、クロージャの位置の検知、すなわち、光ファイバ心線における浸水した位置の検出が難しかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、光ファイバケーブルにおける浸水した位置の検出を高精度に行うことが可能な浸水検知モジュールおよびこれを用いた浸水検知方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、クロージャ内にて、2本の伝送路用光ファイバに両端がそれぞれ接続され、前記クロージャ内への浸水および浸水位置を検出する位置検出用光ファイバを少なくとも1つ備え、前記位置検出用光ファイバとして、ブリルアン散乱光が極大となる周波数が10.0GHz以上、10.4GHz以下である光ファイバを用い、前記伝送路用光ファイバのブリルアン散乱光が極大となる周波数と、前記位置検出用光ファイバのブリルアン散乱光が極大となる周波数とが異なっており、前記位置検出用光ファイバの長さは4m以上、10m以下である浸水検知モジュールを提供する。
前記クロージャ内にて、前記位置検出用光ファイバとは別に、2本の伝送路用光ファイバに両端がそれぞれ接続され、前記クロージャ内へ浸水した場合、光ファイバを押圧する押圧手段が設けられた浸水検知用光ファイバを少なくとも1つ備えたことが好ましい
本発明は、本発明の浸水検知モジュールを用いて、クロージャ内への浸水および浸水位置を検出する浸水検知方法であって、BOTDRを用いて、前記位置検出用光ファイバのブリルアン散乱光が極大となる周波数変化量を検出することによって、クロージャ内への浸水を判断するとともに、伝送路を構成する光ファイバと位置検出用光ファイバのブリルアン周波数が異なることを利用して浸水位置を検知する浸水検知方法を提供する。
本発明の浸水検知方法は、本発明の浸水検知モジュールを用いて、クロージャ内への浸水および浸水位置を検出する浸水検知方法であって、BOTDRを用いて、伝送路を構成する光ファイバと位置検出用光ファイバのブリルアン周波数が異なることを利用して、クロージャ内への浸水位置を検知し、OTDRを用いて、前記浸水検知用光ファイバの損失を検出し、クロージャ内への浸水とともに浸水位置を検知することを特徴とする。
本発明の浸水検知モジュールによれば、クロージャ内にて、2本の伝送路用光ファイバに両端がそれぞれ接続され、クロージャ内への浸水および浸水位置を検出する位置検出用光ファイバを少なくとも1つ備え、位置検出用光ファイバとして、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.0GHz以上、10.4GHz以下である光ファイバを用い、伝送路用光ファイバのブリルアン散乱光が極大となる周波数と、位置検出用光ファイバのブリルアン散乱光が極大となる周波数とが異なっているので、BOTDRを用いて、位置検出用光ファイバのブリルアン散乱光が極大となる周波数変化量を検出し、クロージャ内における浸水位置を高精度に検出することができる。
さらに、クロージャ内にて、2本の伝送路用光ファイバに両端がそれぞれ接続され、クロージャ内へ浸水した場合、光ファイバを押圧する押圧手段が設けられた浸水検知用光ファイバを少なくとも1つ備えれば、OTDRを用いて、浸水検知用光ファイバの損失を検出し、クロージャ内における浸水位置をより高精度に検出することができる。
本発明の浸水検知方法によれば、本発明の浸水検知モジュールを用いて、クロージャ内への浸水および浸水位置を検出する浸水検知方法であって、BOTDRを用いて、位置検出用光ファイバのブリルアン散乱光が極大となる周波数変化量を検出し、クロージャ内への浸水とともに浸水位置を高精度に検出することができる。
さらに、OTDRを用いて、浸水検知用光ファイバの損失を検出すれば、クロージャ内への浸水とともに浸水位置をより高精度に検出することができる。
以下、図面を参照して、本発明の浸水検知モジュールおよびこれを用いた浸水検知方法の最良の形態について説明する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の浸水検知モジュールの第一の実施形態およびこれを用いた浸水検知システムを示す概略構成図である。
この実施形態の浸水検知システム10は、光ファイバケーブル20と、その中途に設けられたクロージャ30と、クロージャ30内に設けられた浸水検知モジュール40と、光ファイバケーブル20を構成する伝送路用光ファイバ21の一端に接続されたBOTDR(Brillouin Optical Fiber Time Domain Reflectometry)50とから概略構成されている。
浸水検知モジュール40は、クロージャ30内への浸水および浸水位置を検出する位置検出用光ファイバ41を備えている。
また、この位置検出用光ファイバ41の両端は、クロージャ30内にて、2本の伝送路用光ファイバ21A,21Bに接続されている。すなわち、光ファイバケーブル20は、伝送路用光ファイバ21(21A,21B)と、位置検出用光ファイバ41とからなる光ファイバ22から構成されている。
位置検出用光ファイバ41としては、ブリルアン散乱光が極大となる周波数、一般的に光伝送路として敷設されている光ファイバ心線における後方ブリルアン散乱光が極大となる周波数は異なるブリルアンシフトファイバが用いられ、具体的には、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.0GHz以上、10.4GHz以下である光ファイバが用いられる。
位置検出用光ファイバ41として、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.0GHz以上、10.4GHz以下である光ファイバを用いる理由は、例えば、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.2GHzであるブリルアンシフトファイバを使用することにより、BOTDR50を用いて、ブリルアン散乱光が極大となる周波数変化量を検出し、浸水検知モジュール40の設置位置、ひいてはクロージャ30内における浸水位置を正確に検出することができる。なお、クロージャ30内における浸水位置を検出した場合、当然に、クロージャ30内は浸水しているから、クロージャ30内への浸水を検出することができる。
ここで、ブリルアン散乱光が極大となる周波数変化量とは、特定の周波数範囲(10.0GHz以上、10.4GHz以下)において、ブリルアン散乱光が極大となる周波数の強度が、基準となるブリルアン散乱光が極大となる周波数の強度に対して変化した量のことである。また、基準となるブリルアン散乱光が極大となる周波数の強度とは、クロージャ30内への浸水がない場合、特定の周波数範囲(10.0GHz以上、10.4GHz以下)におけるブリルアン散乱光が極大となる周波数の強度のことである。
また、位置検出用光ファイバ41において、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.0GHz未満では、現在市販されているBOTDRの測定周波数範囲は一般的に9.9GHz以上、11.9GHz以下であるため、BOTDR50を用いて、ブリルアン散乱光が極大となる周波数変化量を検出することにより、クロージャ30内における浸水位置を検出することが困難になる。一方、位置検出用光ファイバ41において、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.4GHzを超えると、標準的な光ファイバのブリルアン散乱光が極大となる周波数10.7GHz以上、10.9GHz以下であるため、周波数スペクトルが重なってしまい、位置検出用光ファイバ41におけるブリルアン散乱光が極大となる周波数変化量を検出することが困難になる。
なお、この実施形態では、伝送路用光ファイバ21としては、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.7GHz以上、10.9GHz以下の標準的な光ファイバが用いられる。
このような位置検出用光ファイバ41をなすブリルアンシフトファイバとしては、標準的な石英光ファイバのコアに適量のゲルマニウム(Ge)、フッ素(F)をドープしてなる光ファイバが用いられる。
さらに、位置検出用光ファイバ41の長さは4m以上、10m以下である。
位置検出用光ファイバ41の長さが4m未満では、BOTDRの距離分解能とダイナミックレンジの関係から、高精度な位置検出が困難となる。一方、位置検出用光ファイバ41の長さが10mを超えると、モジュールの小型化、価格の面で不利となる。
この浸水検知モジュール40によれば、クロージャ30内にて、2本の伝送路用光ファイバ21A,21Bに両端がそれぞれ接続された位置検出用光ファイバ41を備え、位置検出用光ファイバ41として、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.0GHz以上、10.4GHz以下である光ファイバを用いたので、BOTDR50を用いて、伝送路を構成する光ファイバのブリルアン周波数と位置検出用光ファイバ41のブリルアン周波数の差を検出し、クロージャ30内における浸水位置を高精度に検出することができる。
なお、この実施形態では、クロージャ30内にて、2本の伝送路用光ファイバ21A,21Bに両端がそれぞれ接続された位置検出用光ファイバ41を備えた浸水検知モジュール40を例示したが、本発明の浸水検知モジュールはこれに限定されない。本発明の浸水検知モジュールにあっては、クロージャ内にて、2本の伝送路用光ファイバに両端がそれぞれ接続された位置検出用光ファイバを2本以上備えていてもよい。位置検出用光ファイバを2本以上備える場合、それらの位置検出用光ファイバは、伝送路用光ファイバを介して、所定の間隔を置いて、かつ、等間隔に直列に接続される。
次に、この浸水検知モジュール40を用いた浸水検知方法を説明する。
予めクロージャ30内に浸水していない状態で、BOTDR50を用いて、位置検出用光ファイバ41のブリルアン散乱光が極大となる周波数の強度を検出しておく。そして、このブリルアン散乱光が極大となる周波数の強度を基準値とする。
次いで、所定の時間毎に、あるいは、常時、BOTDR50を用いて、位置検出用光ファイバ41のブリルアン散乱光が極大となる周波数の強度を検出し、度の基準値に対してその検出時の度が変化した場合、すなわち、ブリルアン散乱光が極大となる周波数の強度の変化量を検出した場合、クロージャ30内に浸水したと判断する。
BOTDRを用いた位置検出用光ファイバ41のブリルアン散乱光が極大となる周波数測定では、伝送路用光ファイバ21および位置検出用光ファイバ41に入力する光の波長を1540nm以上、1560nm以下とし、光のパルス幅を10nm以上、100nm以下とする。
ところで、クロージャ30内に浸水した場合、浸水による温度変化、または、ファイバに受けるひずみ変化により、位置検出用光ファイバ41のブリルアン散乱光が極大となる周波数の強度が変化する。
この実施形態の浸水検知方法によれば、BOTDR50を用いて、位置検出用光ファイバ41のブリルアン散乱光が極大となる周波数変化量を検出するので、クロージャ30内への浸水とともに浸水位置を高精度に検出することができる。
なお、この実施形態では、浸水検知モジュール40を用いて、BOTDR50により、1本の位置検出用光ファイバ41のブリルアン散乱光が極大となる周波数変化量を検出し、クロージャ30内への浸水とともに浸水位置を検知する浸水検知方法を例示したが、本発明の浸水検知方法はこれに限定されない。本発明の浸水検知方法にあっては、クロージャ内にて、2本の伝送路用光ファイバに両端がそれぞれ接続された位置検出用光ファイバを2本以上備えた浸水検知モジュールを用いて、BOTDRにより、2本以上の位置検出用光ファイバのブリルアン散乱光が極大となる周波数変化量を検出し、クロージャ内への浸水とともに浸水位置を検知することができる。この場合、全ての位置検出用光ファイバのブリルアン散乱光が極大となる周波数、所定の時間毎に、あるいは、常時検出し、極大値の強度に変化が見られた位置検出用光ファイバの位置において、浸水が発生したものと判断する。
(第二の実施形態)
図2は、本発明の浸水検知モジュールの第二の実施形態およびこれを用いた浸水検知システムを示す概略構成図である。
図2において、図1に示した浸水検知システム10と同一の構成要素には同一符号を付して、その説明を省略する。
この実施形態の浸水検知システム60は、光ファイバケーブル70と、その中途に設けられたクロージャ30と、クロージャ30内に設けられた浸水検知モジュール80と、光ファイバケーブル70を構成する伝送路用光ファイバ21の一端に接続されたBOTDR50と、光ファイバケーブル70を構成する伝送路用光ファイバ71の一端に接続されたOTDR(Optical Fiber Time Domain Reflectometry)90とから概略構成されている。
浸水検知モジュール80は、位置検出用光ファイバ41と、クロージャ30内へ浸水した場合、光ファイバを押圧する押圧手段82が設けられた浸水検知用光ファイバ81とを備えている。
また、この浸水検知用光ファイバ81の両端は、クロージャ30内にて、2本の伝送路用光ファイバ71A,71Bに接続されている。すなわち、光ファイバケーブル70は、光ファイバ22、および、伝送路用光ファイバ71(71A,71B)と、浸水検知用光ファイバ81とからなる光ファイバ72から構成されている。
伝送路用光ファイバ71としては、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.7GHz以上、10.9GHz以下の標準的な光ファイバが用いられる。
また、浸水検知用光ファイバ81としては、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.7GHz以上、10.9GHz以下の標準的な光ファイバが用いられる。
さらに、浸水検知用光ファイバ81の長さは、位置検出用光ファイバ41の長さと等しいことが好ましい。
この押圧手段82は、図3に示すように、浸水検知用光ファイバ81において、2つの光ファイバ固定部材85,85により固定されている部分の間に配置されている。
また、押圧手段82は、膨潤材83と、この膨潤材83の一方の面に設けられた押圧付与部材84とから概略構成されている。
膨潤材83は、水を吸収すると膨潤する材質から構成されており、クロージャ30内に浸水した水を吸収すると、浸水検知用光ファイバ81の長手方向に対して垂直な方向に、押圧付与部材84を押し出す(押圧する)。
押圧付与部材84は、浸水検知用光ファイバ81の所定の部分を直接押圧するために、浸水検知用光ファイバ81の長手方向に対して垂直に凸部84aが設けられている。
膨潤材83をなす材質としては、ポリエーテル系ウレタンなどが挙げられる。
この浸水検知モジュール80によれば、クロージャ30内にて、2本の伝送路用光ファイバ21A,21Bに両端がそれぞれ接続された位置検出用光ファイバ41を備え、位置検出用光ファイバ41として、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.0GHz以上、10.4GHz以下である光ファイバを用いるとともに、クロージャ30内にて、2本の伝送路用光ファイバ71A,71Bに両端がそれぞれ接続され、クロージャ30内へ浸水した場合、光ファイバを押圧する押圧手段82が設けられた浸水検知用光ファイバ81を備えたので、BOTDR50を用いて、位置検出用光ファイバ41ブリルアン散乱光が極大となる周波数変化量を検出することができるとともに、OTDR90を用いて、浸水検知用光ファイバ81の損失を検出することができるから、上述の第一の実施形態よりも、より高精度にクロージャ30内における浸水位置を検出することができる。
なお、この実施形態では、クロージャ30内にて、2本の伝送路用光ファイバ21A,21Bに両端がそれぞれ接続された位置検出用光ファイバ41と、2本の伝送路用光ファイバ71A,71Bに両端がそれぞれ接続された浸水検知用光ファイバ81とを備えた浸水検知モジュール80を例示したが、本発明の浸水検知モジュールはこれに限定されない。本発明の浸水検知モジュールにあっては、クロージャ内にて、2本の伝送路用光ファイバに両端がそれぞれ接続された位置検出用光ファイバを2本以上備え、かつ、2本の伝送路用光ファイバに両端がそれぞれ接続された浸水検知用光ファイバを2本以上備えていてもよい。
位置検出用光ファイバを2本以上備える場合、それらの位置検出用光ファイバは、伝送路用光ファイバを介して、所定の間隔を置いて、かつ、等間隔に直列に接続される。
同様に、浸水検知用光ファイバを2本以上備える場合、それらの浸水検知用光ファイバは、伝送路用光ファイバを介して、所定の間隔を置いて、かつ、等間隔に直列に接続される。
次に、この浸水検知モジュール80を用いた浸水検知方法を説明する。
予めクロージャ30内に浸水していない状態で、OTDR90を用いて、浸水検知用光ファイバ81の伝送損失を検出しておく。そして、浸水検知用光ファイバ81の伝送損失を基準値とする。
OTDR90を用いて、浸水検知用光ファイバ81の伝送損失を検出し、伝送損失の基準値に対して、その検出時の伝送損失が変化(増加)した場合、クロージャ30内に浸水し、その水を吸収した膨潤材83が膨潤することにより、押圧付与部材84が浸水検知用光ファイバ81を押圧したと判断する。
さらに、BOTDR50を用いて、位置検出用光ファイバ41のブリルアン周波数を検出し、伝送路を構成する光ファイバ21のブリルアン周波数と位置検出用光ファイバ41のブリルアン周波数の極大値の差により、伝送路内の浸水検知モジュール設置場所を検出しておく。浸水時、伝送損失が変化した浸水検知用光ファイバ81に対して最も近くに位置する位置検出用光ファイバ41のブリルアン周波数の極大値を検出することによって、BOTDR入射側から何番目に設置した浸水検知モジュールであるかを判断でき、位置検出が可能となる。
BOTDRを用いた位置検出用光ファイバ41のブリルアン散乱光の周波数の極大値の測定では、伝送路用光ファイバ21および位置検出用光ファイバ41に入力する光の波長を1540nm以上、1560nm以下とし、光のパルス幅を10nm以上、100nm以下とする。
OTDRを用いた浸水検知用光ファイバ81の伝送損失の測定は、入力する光の波長を1500nm以上、1700nm以下とし、光のパルス幅を5nm以上、2000nm以下とする。
この実施形態の浸水検知方法によれば、BOTDR50を用いて、位置検出用光ファイバ41のブリルアン散乱光が極大となる周波数変化量を検出するとともに、OTDR90を用いて、浸水検知用光ファイバ81の損失の変化量を検出するので、クロージャ30内への浸水とともに浸水位置を、上述の第一の実施形態よりも、より高精度に検出することができる。
なお、この実施形態では、浸水検知モジュール80を用いて、BOTDR50により、1本の位置検出用光ファイバ41のブリルアン散乱光が極大となる周波数変化量を検出するとともに、OTDR90により、浸水検知用光ファイバ81の損失の変化量を検出し、クロージャ30内への浸水とともに浸水位置を検知する浸水検知方法を例示したが、本発明の浸水検知方法はこれに限定されない。本発明の浸水検知方法にあっては、クロージャ内にて、2本の伝送路用光ファイバに両端がそれぞれ接続された位置検出用光ファイバを2本以上備え、かつ、2本の伝送路用光ファイバに両端がそれぞれ接続された浸水検知用光ファイバを2本以上備えた浸水検知モジュールを用いて、BOTDRにより、2本以上の位置検出用光ファイバのブリルアン散乱光が極大となる周波数変化量を検出するとともに、BOTDRにより、2本以上の浸水検知用光ファイバの伝送損失の変化量を検出して、クロージャ内への浸水とともに浸水位置を検知することができる。この場合、全ての位置検出用光ファイバのブリルアン散乱光が極大となる周波数、全ての浸水検知用光ファイバの伝送損失とを、所定の時間毎に、あるいは、常時検出し、極大値の強度に変化が見られた位置検出用光ファイバの位置、および、伝送損失に変化が見られた浸水検知用光ファイバの位置において、浸水が発生したものと判断する。
以下、実施例および比較例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
「実施例1」
ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.7GHzである標準的な伝送路用光ファイバを5km(光ファイバAとする)準備し、その一端にBOTDRを接続し、他端に浸水検知モジュールを、所定の間隔を置いて直列に複数個接続した。これら浸水検知モジュール間の間隔を10mの等間隔とした。
浸水検知モジュールとしては、クロージャ内にて、2本の伝送路用光ファイバ(光ファイバA)に両端がそれぞれ接続された位置検出用光ファイバと、2本の伝送路用光ファイバ(光ファイバA)に両端がそれぞれ接続され、クロージャ内へ浸水した場合、光ファイバを押圧する押圧手段が設けられた浸水検知用光ファイバとを備えたものを用いた。
位置検出用光ファイバとしては、長さ4m、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.0GHzであるブリルアンシフトファイバを用いた。
浸水検知用光ファイバとしては、長さ4m、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.7GHzである標準的な光ファイバを用いた。
各浸水検知モジュールを浸水させ、光ファイバAの一端から、BOTDRにより、波長1550nm、パルス幅50nmの光を入力し、後方散乱光を観測し、各浸水検知モジュール位置を検出可能であるかを評価した。
評価の結果を表1に示す。
「実施例2」
位置検出用光ファイバとしては、長さ4m、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.4GHzであるブリルアンシフトファイバを用いた以外は実施例1と同様にして、各浸水検知モジュール位置を検出可能であるかを評価した。
評価の結果を表1に示す。
「実施例3」
位置検出用光ファイバとしては、長さ10m、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.0GHzであるブリルアンシフトファイバを用い、浸水検知用光ファイバとしては、長さ10m、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.7GHzである標準的な光ファイバを用いた以外は実施例1と同様にして、各浸水検知モジュール位置を検出可能であるかを評価した。
評価の結果を表1に示す。
「実施例4」
位置検出用光ファイバとしては、長さ10m、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.4GHzであるブリルアンシフトファイバを用い、浸水検知用光ファイバとしては、長さ10m、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.7GHzである標準的な光ファイバを用いた以外は実施例1と同様にして、各浸水検知モジュール位置を検出可能であるかを評価した。
評価の結果を表1に示す。
「比較例1」
ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.7GHzである標準的な伝送路用光ファイバを5km(光ファイバAとする)準備し、その一端にOTDRを接続し、他端に浸水検知モジュールを、所定の間隔を置いて直列に複数個接続した。これら浸水検知モジュール間の間隔を10mの等間隔とした。
浸水検知モジュールとしては、クロージャ内にて、2本の伝送路用光ファイバ(光ファイバA)に両端がそれぞれ接続され、クロージャ内へ浸水した場合、光ファイバを押圧する押圧手段が設けられた浸水検知用光ファイバとを備えたものを用いた。
浸水検知用光ファイバとしては、長さ4m、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.7GHzである標準的な光ファイバを用いた。
各浸水検知モジュールを浸水させ、光ファイバAの一端から、OTDRにより、浸水検知用光ファイバの伝送損失の変化量を検出することにより、浸水検知モジュール位置を検出可能であるかを評価した。
評価の結果を表1に示す。
「比較例2」
位置検出用光ファイバとしては、長さ3m、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.0GHzであるブリルアンシフトファイバを用い、浸水検知用光ファイバとしては、長さ3m、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.7GHzである標準的な光ファイバを用いた以外は実施例1と同様にして、各浸水検知モジュール位置を検出可能であるかを評価した。
評価の結果を表1に示す。
「比較例3」
位置検出用光ファイバとしては、長さ10m、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.5GHzであるブリルアンシフトファイバを用い、浸水検知用光ファイバとしては、長さ10m、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.7GHzである標準的な光ファイバを用いた以外は実施例1と同様にして、各浸水検知モジュール位置を検出可能であるかを評価した。
評価の結果を表1に示す。
「比較例4」
ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.7GHzである標準的な伝送路用光ファイバを5km(光ファイバAとする)準備し、その一端にBOTDRを接続し、他端に浸水検知モジュールを、所定の間隔を置いて直列に複数個接続した。これら浸水検知モジュール間の間隔を10mの等間隔とした。
浸水検知モジュールとしては、クロージャ内にて、2本の伝送路用光ファイバ(光ファイバA)に両端がそれぞれ接続され、クロージャ内へ浸水した場合、光ファイバを押圧する押圧手段が設けられた位置検出用光ファイバを備えたものを用いた。
位置検出用光ファイバとしては、長さ10m、ブリルアン散乱光が極大となる周波数10.2GHzであるブリルアンシフトファイバを用いた。
各浸水検知モジュールを浸水させ、光ファイバAの一端から、BOTDRにより、波長1550nm、パルス幅50nmの光を入力し、後方散乱光を観測し、各浸水検知モジュール位置を検出可能であるかを評価した。
評価の結果を表1に示す。
ここで、BOTDR方式による浸水検知モジュールの位置検出結果に関するOK/NGの判定について説明する。
図4は、BOTDRによるブリルアン周波数データを示すグラフであり、(a)は位置検出がOK判定の場合を示し、(b)は位置検出がNG判定の場合を示す。図4において、横軸は距離、縦軸はブリルアン周波数が10.2GHzのときのゲイン値を示す。
図4(a)から、位置検出がOK判定の場合、位置検出用光ファイバを設置した箇所において、高いゲインが得られ、位置検出が可能であることが分かる。一方、図4(b)から、位置検出がNG判定の場合、位置検出用光ファイバを設置した箇所において、充分なゲインが得られず、位置検出が困難であることが分かる。
図5は、位置検出用光ファイバを設置した距離におけるBOTDRによるブリルアン周波数スペクトルを示すグラフであり、(a)は位置検出がOK判定の場合を示し、(b)は位置検出がNG判定の場合を示す。
図5(a)から、位置検出がOK判定の場合、ゲインの極大値を判別できるブリルアン周波数スペクトルが得られることが分かる。一方、図5(b)から、位置検出がNG判定の場合、ブリルアン周波数スペクトルが得られないことが分かる。
Figure 0005264336
表1の結果から、実施例1〜4では、各浸水検知モジュール位置を検出可能であることが確認された。
比較例1では、各浸水検知モジュール位置を検出することができなかった。
比較例2では、十分なブリルアン散乱光が極大となる周波数の強度が得られず、各浸水検知モジュール位置を検出することができなかった。
比較例3では、光ファイバAのブリルアン散乱光が極大となる周波数、位置検出用光ファイバのブリルアン散乱光が極大となる周波数が重なってしまい、各浸水検知モジュール位置を検出することができなかった。
比較例4では、押圧手段による位置検出用光ファイバに対する押圧がなされる前は、各浸水検知モジュール位置を検出可能であったものの、モジュール内への浸水により、押圧手段による位置検出用光ファイバに対する押圧がなされた後は、十分なブリルアン散乱光が極大となる周波数の強度が得られず、各浸水検知モジュール位置を検出することができなかった。
本発明の浸水検知モジュールの第一の実施形態およびこれを用いた浸水検知システムを示す概略構成図である。 本発明の浸水検知モジュールの第二の実施形態およびこれを用いた浸水検知システムを示す概略構成図である。 本発明の浸水検知モジュールの第二の実施形態を構成する押圧手段を示す概略構成図である。 BOTDRによるブリルアン周波数データを示すグラフであり、(a)は位置検出がOK判定の場合を示し、(b)は位置検出がNG判定の場合を示す。 位置検出用光ファイバを設置した距離におけるBOTDRによるブリルアン周波数スペクトルを示すグラフであり、(a)は位置検出がOK判定の場合を示し、(b)は位置検出がNG判定の場合を示す。
符号の説明
10,60・・・浸水検知システム、20,70・・・光ファイバケーブル、21,71・・・伝送路用光ファイバ、30・・・クロージャ、40,80・・・浸水検知モジュール、41・・・位置検出用光ファイバ、50・・・BOTDR、81・・・浸水検知用光ファイバ、82・・・押圧手段、83・・・膨潤材、84・・・押圧付与部材、84a・・・凸部、85・・・光ファイバ固定部材、90・・・OTDR。

Claims (4)

  1. クロージャ内にて、2本の伝送路用光ファイバに両端がそれぞれ接続され、前記クロージャ内への浸水および浸水位置を検出する位置検出用光ファイバを少なくとも1つ備え、
    前記位置検出用光ファイバとして、ブリルアン散乱光が極大となる周波数が10.0GHz以上、10.4GHz以下である光ファイバを用い、
    前記伝送路用光ファイバのブリルアン散乱光が極大となる周波数と、前記位置検出用光ファイバのブリルアン散乱光が極大となる周波数とが異なっており、
    前記位置検出用光ファイバの長さは4m以上、10m以下であることを特徴とする浸水検知モジュール。
  2. 前記クロージャ内にて、前記位置検出用光ファイバとは別に、2本の伝送路用光ファイバに両端がそれぞれ接続され、前記クロージャ内へ浸水した場合、光ファイバを押圧する押圧手段が設けられた浸水検知用光ファイバを少なくとも1つ備えたことを特徴とする請求項1に記載の浸水検知モジュール。
  3. 請求項に記載の浸水検知モジュールを用いて、クロージャ内への浸水および浸水位置を検出する浸水検知方法であって、
    BOTDRを用いて、前記位置検出用光ファイバのブリルアン散乱光が極大となる周波数の変化量を検出することによって、クロージャ内への浸水を判断するとともに、伝送路を構成する光ファイバと位置検出用光ファイバのブリルアン周波数が異なることを利用して浸水位置を検知することを特徴とする浸水検知方法。
  4. 請求項またはに記載の浸水検知モジュールを用いて、クロージャ内への浸水および浸水位置を検知する浸水検知方法であって、
    BOTDRを用いて、伝送路を構成する光ファイバと位置検出用光ファイバのブリルアン周波数が異なることを利用して、クロージャ内への浸水位置を検知し、
    OTDRを用いて、前記浸水検知用光ファイバの損失を検出し、クロージャ内への浸水とともに浸水位置を検知することを特徴とする浸水検知方法。
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