JP5263976B2 - 製品を表皮派生物に塗布するための器具及びその製造方法 - Google Patents

製品を表皮派生物に塗布するための器具及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、製品、特に化粧品を、ヒトの身体のうち好ましくは表皮派生物よりなる部位、特に睫毛等の繊維状に角質化した表皮派生物に塗布するための装置の一般的な技術分野に関する。
より具体的には、本発明は、伸長した芯と、製品を塗布するための塗布手段を支持する少なくとも1つの核を備え、前記芯は前記核を貫通し、芯に対して核が自由に枢動することを防ぐように芯と核とが接続された、製品を表皮派生物に塗布するための器具に関する。
また、本発明は、
伸長した芯を製造するか、又は既に製造された伸長した芯を調達する第1の供給工程と、
製品を塗布するための塗布手段を支持する少なくとも1つの核を製造するか、又は前記塗布手段を支持する少なくとも1つの既に製造された核を調達する第2の供給工程と、
芯が核を貫通するように前記芯と核とを組み立て、芯に対して核が自由に枢動することを防ぐように芯と核とを接続する組み立て工程とを備えた、製品を表皮派生物に塗布するための器具の製造方法にも関する。
本発明による器具は、容器内のマスカラをすくいあげ、睫毛の上に移動し付着させるように設計された睫毛用マスカラアプリケータを構成するよう適用されることが好ましい。
ブラシ状のマスカラ用アプリケータは公知である。そのようなブラシは一般に、塗布するマスカラを収容する容器の栓として機能しうる持ち手部材と、手元側端部と先端部との間で前記持ち手部材から伸びる柄とを備えている。
先端部において、多数のブラシ毛が柄から放射状に伸び、塗布ヘッドを構成している。
これら従来のブラシは以下のように用いるように設計されている。
まず、マスカラを収容した容器にブラシを浸し、ブラシ毛と柄とにマスカラを付着させる。次にこのブラシで睫毛を擦り、睫毛を梳かしつつブラシ毛に付着したマスカラを睫毛に移す。
柄の先端部に同一線上に位置する直線状の軸により塗布ヘッドが構成され、中心孔を有する複数の同一の円板が互いに前後に糸通しされたマスカラブラシが特によく知られている。それぞれの円板は、環状に配列されそれぞれ放射状に伸びる歯を備え、この歯はブラシのブラシ毛、つまりブラシにおける塗布手段を構成している。
円板が軸に対して回転するのを防ぐために、それぞれの円板における軸が挿入された中心孔は非円形の断面を有しており、各円盤の孔の断面と軸の断面は一致し、軸に対して円板が回転することを防ぐ。
そのような塗布ヘッドの構成は、全て同一の複数の円板と軸との非常に簡単な(糸通しによる)機械的組み立てによるため自動で大量生産しやすく、本来の安価なブラシを得ることができる。
しかし、そのようなブラシの構成には問題が伴う。
とりわけ、円板は(特に経済的理由により)全て同一であり軸に対して枢動できないため、その歯は軸に沿って全て整列し、軸にそれぞれ平行に伸びる直線状の複数の列を形成する。
従来のブラシにおける長手方向の歯列をそれぞれ分断する領域のようなブラシ毛が存在しない領域が軸の長さ全体にわたって形成されることのないように、乱雑になったり不規則になったりすることなくブラシ毛を構成する歯を「広げる」、つまりブラシ毛を軸に沿って分散させることは、特に化粧の観点から価値がある。
本発明は、上記様々な問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、特に簡単で経済的な構成を有しかつ塗布手段の広がりを向上させた、製品を表皮派生物に塗布するための新しい器具を提供することである。
本発明の別の目的は、特に製造が容易な、製品を表皮派生物に塗布するための新しい器具を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、特に簡単で容易に実施できる機械的原則に基づいた構成を有する、製品を表皮派生物に塗布するための新しい器具を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、特に安価な、製品を表皮派生物に塗布するための新しい器具を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、塗布手段を広がり可能にしつつ、規則的に分散するよう制御した、製品を表皮派生物に塗布するための新しい器具を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、特に簡単で安価に実施でき、同時に塗布手段が最適に広がっている、製品を表皮派生物に塗布するための器具の新しい製造方法を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、各工程が特に自動化しやすい、製品を表皮派生物に塗布するための器具の新しい製造方法を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、特に迅速かつ安価に実施でき工業化が容易な、製品を表皮派生物に塗布するための器具の新しい製造方法を提供することである。
本発明のこれらの目的は、伸長した芯と、製品を塗布するための塗布手段を支持する少なくとも1つの核とを備え、前記芯は前記核を貫通し、芯に対して核が自由に枢動することを防ぐように芯と核とが接続された器具であって、芯が捻れていることを特徴とする、製品を表皮派生物に塗布するための器具により達成される。
本発明の目的はさらに、
伸長した芯を製造するか、又は既に製造された伸長した芯を調達する第1の供給工程と、
製品を塗布するための塗布手段を支持する少なくとも1つの核を製造するか、又は前記塗布手段を支持する少なくとも1つの既に製造された核を調達する第2の供給工程と、
芯が核を貫通するように前記芯と核とを組み立て、芯に対して核が自由に枢動することを防ぐように芯と核とを接続する組み立て工程とを備えた製造方法であって、芯を捻る捻り工程を備えることを特徴とする、製品を表皮派生物に塗布するための器具の製造方法によっても達成される。
本発明は、好ましくは液体、半液体(例えばペースト状)又は粉末の製品を表皮派生物、特に体毛(例えば睫毛、眉毛、あごひげ、口ひげ)又は毛髪等の繊維状の角質化した表皮派生物に塗布するための器具1に関する。
塗布する製品は化粧品であって、器具1は化粧用器具を構成すると有利である。
塗布する製品は睫毛用マスカラであって、器具1は睫毛用マスカラアプリケータを構成することが好ましい。
説明を簡潔にするため、以下そのようなマスカラアプリケータについてのみ述べるが、本発明は、必ずしも化粧品の性質を有する製品や必ずしもマスカラと同じ稠性を有する製品に限定されない。したがって、稠性にかかわらず器具1はどのような製品を塗布するのに用いてもよく、製品は例えば流動性が高くてもよく、逆に粘性が高い及び/又はペースト状であってもよいし、粉末状であってもよい。
「それ自体」知られている方法により、器具1は、例えば2又は3本の指で手動で握ったり操作したりできるよう設計された持ち手部材2を備えている。したがって、器具1は一般に持ち運び可能であり、手動での使用を前提としている。持ち手部材2は、塗布する製品、好ましくは睫毛用マスカラを収容した容器(図示せず)の栓として機能する形状を有することが好ましい。そのような構成は標準的なので、以下詳細には述べない。
好ましくは、器具1は、手元側端部3Aと先端部3Bとの間で、持ち手部材2からX‐X’軸方向に沿ってほぼ直線状に伸びる柄3を有する。
本発明によると、装置1は芯4を備えている。芯4は、好ましくは柄3の先端部3Bに対して配置され、より好ましくは図示されるように、先端部3Bに接続した第1の端部4Aと第2の自由端部4Bとの間で先端部3BからX−X’軸に沿って柄3と同一線上にほぼ直線状に伸びる。
図に示す例において、芯4は柄3とは別体で、例えば圧着により柄3に取り付けられている。しかし、芯4は柄3自身から直接形成されていてもよい。また、器具1において柄3を設けず、芯4が直接持ち手部材2に接続されていてもよい。さらに、芯4、より好ましくはその第1の端部4A自身が、本発明の範囲を逸脱しない範囲で直接持ち手部材2を構成するような形状であってもよい。
また、芯4は図に示すように厳密に直線状に伸びる必要はなく、例えば睫毛の生え際の平均の輪郭に沿って僅かに曲がっていてもよい(図示せず)。この場合、X−X’軸は当然直線には限定されず、芯4の伸長軸に沿っている。
図に示す実施形態によると、芯4は薄くて伸長した形状を有する。換言すれば、芯4は長くて薄い糸状の形状を有する。したがって芯4は細長い、つまり主に空間的に一方向、この場合はX−X’軸方向に伸びている。
本発明によると、器具1は、表皮派生物に塗布される製品を塗布するための手段6を支持する少なくとも1つの核5を備えている。したがって、この核5は塗布手段6の支持部を構成し、この塗布手段は核5に取り付けられる。特に図2、4及び7に示すように、塗布手段6と核5とは一体化している、つまり単一の一体化した部材を構成することが好ましい。当然、塗布手段6は核5と別体で互いに独立していてもよく、接着剤、フロック加工、熱封止、圧着又は機械的組み立て等の適切な手段により核5に取り付けられていてもよい。
後で詳しく述べる図に示す製造例において、器具1は対応する塗布手段をそれぞれ支持する複数の別個の核5(特に図2参照)を備えていることが好ましい。
また、器具1は、本発明を逸脱しない範囲で、1つの単体の塗布手段6を支持する核5を1つだけ備えていてもよい。
核5に支持された塗布手段6は、製品(例えばマスカラ)を集め、表皮派生物(例えば睫毛)へ塗布するよう設計される。したがって塗布手段6は、例えば塗布する製品に浸してその製品をすくいあげ、好ましくは接触させて擦ることで塗布手段4を表皮派生物に塗布するまで製品を内部に含みつつ保持するよう、特別に設計されることが好ましい。
器具1が睫毛用マスカラアプリケータを構成する図示した例において、塗布手段6は睫毛にマスカラを塗布すると同時に、睫毛を梳かして分散させる機能を有する。このため、塗布手段6は核5から好ましくはX−X’軸に対して放射状に突出する突起部6Aを有することが好ましい。換言すれば、塗布手段6は核5に対して突き出ており、核5からの複数の突起部を構成すると有利である。したがって、図に示す例において、突起部6Aは、櫛歯、つまり睫毛を梳かしつつマスカラを塗布することが可能なブラシのブラシ毛を構成する。
図3、7及び8に示すように、好ましくは、核5とそれが支持する塗布手段6とは、共に単一の略星型の部品からなり、その星型の中心は核5で構成され、星型のそれぞれの角は、X−X’軸に対して核5から放射状かつ遠心状に伸びる塗布手段6Aの放射状突起部6Aで構成される。
当然ながら、本発明は塗布手段の特定の構成に限定されるものではなく、塗布手段の構成は本質的に、塗布する製品の粘稠性、製品を塗布する対象物(例えば睫毛や爪)の性質及び求められる化粧の効果に合わせるものである。
本発明によると、図示するように、芯4は核5を貫通している、すなわち、器具1が複数の核を備えている場合はそれぞれの核5を貫通する。
また、芯4と核5とは、芯4に対して核5が自由に枢動することを防ぐよう互いに接続されている。
換言すれば、芯4と核5とは、核5が芯4に対して自由に枢動することを本質的に防ぐように機械的に接続されている、つまり、本質的に芯に対して核5が相対的に回転しないように核5と芯4とが機械的に接続されている。
したがって、芯4と核5とが接続することにより核5が伸長した芯4に対して自由に回転することを防ぎ、伸長した芯4が核5の中で自由に回転することも相互に防ぐよう、芯4は核5を貫通している。
当然ながら、核5が芯4に対して回転することを防ぐ機能は多くの方法で得ることができ、本発明はこれらのうち特定の方法に限定されない。したがって、図1〜5に示す例において、核5は厚さ方向に貫通する少なくとも2つの孔5A、5Bをそれぞれ備えており、芯4は、互いに取り付けられかつそれぞれ孔5A、5Bに挿入されるよう設計された少なくとも2つの分岐部を備えている。そのような技術的方法により、2つの別々の位置で核5が芯4に固定され、孔5A、5Bや対応する芯4の分岐部がどんな形であっても、芯4に対して核5が自由に回転することが防止される。
図6及び7に示すように、核5のそれぞれは、切子面を有する形状等の非円形の貫通孔5Aを1つ備えてもよく、この場合、孔5Aは断面が一致する形状の一体化した芯4と連携する。例えば、図6及び7に示す実施形態によると、単一孔5Aは芯4と同じ正方形の断面を有しており、いったん孔5Aに挿入されると芯4はその中で自由に回転することができなくなる。
本発明の重要な特徴によると、芯4は捻れている、つまりX‐X’伸長軸に沿って渦巻状で螺旋状に曲がっている。芯4は、当然様々な方法で捻ることができる。
例えば、図に示す実施形態において、図3及び6に示すように、芯4は最初は捻れておらず、まっすぐで直線状である。後で第1の芯として説明されるこの捻れていない芯4を、例えば部品のひとつをX−X’軸に対して(例えば時計回りに)回転させ、それ以外の部品を固定するか逆方向(例えば反時計回り)に動かすことで捻る。このねじりの力により芯4は塑性変形し、その結果芯は安定した恒久的な捻れ形状を有するようになる。
また、芯4は、捻る工程を用いず、例えば捻れ形状を有する型で成形することにより捻れ構造を有してもよい。
芯4と核5との接続により核5が芯4に対して枢動することが防止され、また逆も同様であり、それによって核5とそれが支持する塗布手段6との角度位置が芯4の螺旋状に捻れた形状を利用してX−X’軸に沿って調整される。その結果、後で詳細に説明するように、塗布手段6が広がる、つまり芯4とX−X’軸とに沿って塗布手段6を構成する部品(この場合は突起部6A)に角度的なオフセットが生じる。換言すれば、塗布手段6を支持する少なくとも2つの核(この場合は突起部6A)、好ましくは全ての核、に芯4とX−X’軸とに沿って角度的なオフセットが相対的に生じる。したがって、塗布手段6は螺旋状の形状を有することが好ましい。
図1〜5、6及び7、並びに8〜10にそれぞれ示す3つの実施形態について、以下に詳細に述べる。
これら3つの実施形態において、器具1は、対応する塗布手段6をそれぞれ支持する複数の別個の核5を有する。
具体的には、核5は本質的に同一のものである。同様に、核5に支持される塗布手段6も互いに同一のものである。
これら3つの実施形態において、それぞれの核5はそれが支持する塗布手段6と一体化した部品を構成する。具体的には、これらの実施形態で用いる核5は、板状、つまり他の寸法に比べて非常に小さい厚さを有しており、その厚さは例えば0.05〜1mm、好ましくは約0.2mmである。
図1〜5に示す実施形態において、核5は略楕円形で、固体であり、かつ円形の断面を有する2つの別個の孔5A、5Bを有する。突起部6Aを構成する放射状の羽根部が核の周囲から伸びており、この放射状の羽根部は伸長した略長方形で、一定の角度で核の周囲全体にわたって分布している。図1〜5に示す実施形態による突起部6Aを構成する羽根部は、X−X’軸に対してほぼ放射状に直線状に伸びる。羽根部が伸びる共通の平面はX−X’軸にほぼ垂直である。
本発明は突起部6Aの特定の数に限定されるものではないが、図1〜5に示す例においては、突起部6Aを構成する12の放射状の羽根部が設けられている。
図6及び7に示す実施形態において、核5と塗布手段6との両方を構成する一体化した部品は五角の星型状であり、この星型のそれぞれの角はほぼ三角形である。この場合、核5は断面が正方形である単一の孔5Aを有している。
図8〜10に示す実施形態において、核5と塗布手段6との両方を構成する一体化した部品において、突起部6Aを構成する放射状の羽根部は直線ではなく曲線状、つまり核5が伸びる面において曲線状であり、羽根部が15個設けられている点を除いて図1〜5に示す形とほぼ同じである。
羽根部のこの曲線形状により、化粧の際の睫毛とブラシとの接触性が向上し、特に柔らかい「感触」が得られる。
図1〜5及び8〜10にそれぞれ示す実施形態において、特に図3、5及び9に示すように、芯4は、ほぼ平行な2つの方向に伸びる2つの長手方向の分岐部7A、7Bを有する少なくとも1つのU字型ピン7を備えると有利である。この2つの長手方向の分岐部7A、7Bは、曲線状かつ分岐部7A、7Bと同一線上に伸びると有利である横方向の腕部7Cにより接続されている。このようなU字型ピンは、本発明が関連する技術分野においては「あぶみ(stirrup)」として称される場合もある。
横方向の分岐部7A、7Bは、図4に示す核5を厚さ方向に貫通する2つの孔5A、5Bにそれぞれ挿入される。換言すれば、好ましい実施形態において、核5は長手方向の分岐部7A、7Bがそれぞれ挿入される2つの孔5A、5Bを備えている。ピン7は、例えば鋼等の金属材料である可塑的に変形可能な材料からなることが好ましい。ピン7は、直線状の単一の金属ワイヤを単純に曲げることで得られることが好ましい。
図1〜5と図8〜10にそれぞれ示す実施形態において、器具1は、互いに同一の部品により構成された別個で独立した複数の核5を備え、この核5は図1に示すように積層される。したがって、それぞれの核5には芯4が貫通している。
芯4、この場合はピン7、がまだ捻れていない状態で、それぞれの核5にピン7が通っている、つまり2つの孔5A、5Bに分岐部7A、7Bが通っている(図5及び9)と有利である。したがって、核5と塗布手段6とを構成する部品は、柄3に取り付ける第1の端部4A付近等の端の僅かな部分を除いて本質的にピン7の長さ全体を覆うように、ピン7に1つずつ順に通される。複数の核5はX−X’軸に沿って積層体を形成する。
そして、X−X’軸に沿ってねじりの力をピン7にかけることにより、長手方向の分岐部7A、7Bを変形し、X−X’軸の周りでほぼ螺旋状となる形状にする。このねじりの力は少なくとも2つの核に集中してもよいし、好ましくは芯4の周りに積層された全ての核に与えられてもよい。
これにより、それぞれの核5とそれに支持された突起部6Aを構成する羽根部との角度位置を同時に変更する。具体的には、核5と塗布手段6とを構成する一体化した部品がそれぞれ同一であるため、ねじりの力がピン7にかかる前に、突起部6Aを構成する羽根部がX−X’軸にほぼ平行な直線状の複数の列に整列する。ねじりの力をピン7にかけた後、突起部6Aを構成する羽根部は全てオフセットされ、好ましくはX−X’軸に沿って互いに螺旋状になり、その結果、羽根部が最初の列状態から図2及び10に示す螺旋層となる。
芯4の捻れる性質により、それぞれの核5に支持される羽根部が広がることが可能になる、つまりよりよい羽根部の角度分布が得られ、特に全く羽根部が存在しない長手方向の領域が形成されるのを防ぐ。この広がりによりX−X’軸の周りで螺旋状に伸びる突起部6Aの絡み合った層を形成することが好ましく、特に睫毛を梳かしてカールさせる効果と化粧の質とを最適化する。
図6及び7に示す実施形態において、器具1の構成とその製造における原則は、図1〜5及び8〜10にそれぞれ示す実施形態と同様であり、芯4は孔5Aに対応する正方形の断面を有する棒8で構成され、核5のそれぞれ1つの正方形の孔5Aに棒8が挿入される。最初は捻れていない棒8は、次いでねじれの力を受ける。2つの分岐部7A、7Bによりそれぞれの核5の角度位置を制御するのと同じやり方で、棒8の正方形の断面により同じように制御することが可能になり、そのためX−X’軸に沿った突起部6Aの角度的なオフセットも可能になる。その結果、これらの突起部はX−X’軸に沿った螺旋層を形成する。
これまでは、複数の別体の核を設けた実施形態を説明したが、本発明において、塗布手段を構成する突起部の直線状の列を最初に支持する単一の柔軟な核(図示せず)を設けてもよく、この単一の核は芯4の長さにほぼ対応する長さにわたって長手方向に伸びている。この場合、芯が捻れることによりX−X’軸に沿って核が捻れ、したがって単一の核に支持された突起部が広がる。
また、核と一体化した芯を設けてもよく、核と芯とが埋め込み式で接続されていれば、核の捻れを生じ、それが支持する塗布手段が広がる。
本発明の別の実施形態において、芯の捻れは芯に積層した核、つまり少なくとも2つの核のみに適用される。この芯の一部が捻れることにより、この部分に支持された核が捻れ、その結果それらの核が支持する塗布手段が広がる。
本発明はまた、製品を表皮派生物に塗布するための器具1、特に上述した器具1の製造方法に関する。
好ましくは、本発明による方法は、睫毛用マスカラアプリケータの製造方法である。
本発明による方法は、伸長した芯4を製造するか、又は既に製造された伸長した芯4を調達する第1の供給工程を備えている。
本発明による方法は、製品を塗布するための塗布手段6を支持する少なくとも1つの核5を製造するか、又は(前記塗布手段6を支持する)少なくとも1つの既に製造された核5を調達する第2の供給工程をさらに備えている。
本発明による方法は、芯4が核5を貫通するように前記芯4と核5とを組み立て、芯4に対して核5が自由に枢動することを本質的に防ぐように芯4と核5とを接続する組み立て工程をさらに備える。
換言すれば、組み立て工程において、核5が芯4に対して自由に枢動することを本質的に防ぐように芯4と核5とを機械的に接続する。
最後に、本発明による方法は、芯4を捻る捻り工程を備える。
上述したように、捻り工程は組み立て工程の後で行うと有利である。したがって、図に示す実施形態において、核5はまず芯4に挿入され、次いで芯が捻れ、核の互いに角度的なオフセットを生じる。換言すれば、塗布手段6を支持する少なくとも2つの核5の角度的なオフセットが芯4とX−X’軸とに沿って相対的に生じる。
捻り工程において、核5はX−X’軸のほぼ中央に位置することが有利で、それにより器具1の全体的な伸長方向が組み立て工程と捻り工程とで変化しない。
第2の供給工程において、それぞれ対応する塗布手段6を支持する複数の核5が製造されることが有利である。好ましくは、第2の供給工程において、核5と核5に支持される塗布手段6との両方を構成する一体化した部品は、好ましくはレーザーを用いて板状に切り出される。例えば、この一体化した部品は、レーザー切削工具を用いてシリコン又はポリテトラフルオロエチレン(PTFE)製の板に切り出される。この方法により、上述の図4に示す構造に似た多数の一体化した部品が非常に迅速かつ工業的に低コストで再現性よく得られる。
上述したように、組み立て工程において、核5は積層され、それぞれに芯4が貫通していると有利である。
既に述べたように、第1の供給工程において、横方向の腕部7Cにより接続された2つの長手方向の分岐部7A、7Bを備えたU字型ピン7を製造又は調達すると有利である。
第2の供給工程において、塗布する製品の塗布手段6を支持する少なくとも1つの核5が製造又は調達され、この核5は2つの孔5A、5Bを有すると有利である。孔5A、5Bは核5に予め形成されていてもよい、つまり、例えば核の製造中に物質を削ったり除去したりすることで形成されてもよい。孔5A、5Bは芯4が核5を貫通する時に直接形成されてもよく、芯4が直接核5を穿孔し孔5A、5Bを形成してもよい。
組み立て工程において、ピン7の長手方向の分岐部7A、7Bはそれぞれ孔5A、5Bに挿入されると有利である。
これまでの説明では、長手方向の分岐部を2つだけ有する(ピン7により形成される)単純なあぶみ(stirrup)を形成したが、もちろん、4つの孔を有する核5に連携する4つの長手方向の分岐部を備えた2重あぶみ(double stirrup)を形成してもよい。
これまでは、核5と塗布手段6とを構成する一体化した部品が全て同一である器具1について述べたが、もちろん、本発明の範囲を逸脱することなく、厚さ、形、寸法及び粘稠性が異なる(それに伴って核と塗布手段も異なる)部品が系統毎に又は不規則に積層された器具1を製造してもよい。
また、2つの長手方向の分岐部7A、7Bの間隙を貫通するように、遊離繊維を例えば図2に示す積層した核5の間に挿入してもよい。したがって、捻り工程において、突起部6Aの螺旋層を形成する核5の角度的なオフセットだけでなく、芯4が捻れることによる繊維の広がりも生じ、それにより突起部6Aと繊維とを備えた「混合の」塗布ヘッドが得られる。
芯4の捻り工程の後、機械加工、つまり突起部6Aからなる螺旋層から材料を除去することにより器具1の塗布ヘッドの全体形状を変更してもよい。
本発明は、製品を表皮派生物に塗布するための器具、特にマスカラブラシの設計及び製造に適用可能である。
本発明の効果や目的は、説明のために用いる本発明を限定するものではない添付の図面を参照して上記の説明により詳細に述べられる。
図1は、マスカラを睫毛に塗布するように設計した本発明による器具を示す全体側面図である。 図2は、図1に示す器具の製造方法を詳細に示す斜視図であり、特に塗布手段を支持する積層された核を示し、芯は図示されていない。 図3は、図1及び2に示す捻る前の器具の芯を示す模式斜視図である。 図4は、図1〜3に示す器具の構成に用いた、塗布手段を支持する核を示す正面図である。 図5は、図4に示す塗布手段を支持する核と図3に示す捻る前の芯との結合を示す斜視図である。 図6は、板を捻る前の、本発明の第2の実施形態による器具に用いる捻る前の芯を示す斜視図である。 図7は、本発明の第2の実施形態による、塗布手段を支持し、図6に示す芯を備えた器具の構成に用いられる核を示す正面図である。 図8は、本発明の第3の実施形態による塗布手段を支持する核を示す正面図である。 図9は、図8に示す塗布手段を支持する核と図3に示す捻る前の芯との結合を示す斜視図である。 図10は、第3の実施形態による複数の核を捻れた芯に挿入した点を除いては、図9と同じである。

Claims (15)

  1. 伸長した芯(4)と、製品を塗布するための塗布手段(6)を支持する少なくとも1つの核(5)とを備え、前記芯(4)は前記核(5)を貫通し、芯(4)に対して核(5)が自由に枢動することを防ぐように芯(4)と核(5)とが接続された器具(1)であって、
    芯(4)が捻れていることを特徴とする、製品を表皮派生物に塗布するための器具(1)。
  2. 対応する塗布手段(6)をそれぞれ支持する複数の別体の核(5)を備え、前記核(5)は互いに積層され、それぞれの核(5)に芯(4)が貫通していることを特徴とする、請求項1に記載の器具(1)。
  3. 核(5)は互いに同一であることを特徴とする、請求項2に記載の器具(1)。
  4. 塗布手段(6)は核(5)から突出する複数の突起部(6A)を備えていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の器具(1)。
  5. 塗布手段(6)は核(5)と一体化していることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の器具(1)。
  6. 核(5)は板状であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の器具(1)。
  7. 芯(4)は、横方向の腕部(7C)により接続された2つの長手方向の分岐部(7A、7B)を有する少なくとも1つのU字型ピン(7)を備えており、核(5)は、前記長手方向の分岐部(7A、7B)がそれぞれ挿入される2つの孔(5A、5B)を有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の器具(1)。
  8. 睫毛用マスカラアプリケータを構成することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の器具(1)。
  9. 伸長した芯(4)を製造するか、又は既に製造された伸長した芯(4)を調達する第1の供給工程と、
    製品を塗布するための塗布手段(6)を支持する少なくとも1つの核(5)を製造するか、又は前記塗布手段(6)を支持する少なくとも1つの既に製造された核(5)を調達する第2の供給工程と、
    芯(4)が核(5)を貫通するように前記芯(4)と核(5)とを組み立て、芯(4)に対して核(5)が自由に枢動することを防ぐように芯(4)と核(5)とを接続する組み立て工程とを備えた、製品を表皮派生物に塗布するための器具(1)の製造方法であって、
    芯(4)を捻る捻り工程を備えることを特徴とする製造方法。
  10. 捻り工程を組み立て工程の後に行うことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 第2の供給工程において、対応する塗布手段(6)をそれぞれ支持する複数の核(5)を製造し、組み立て工程において、前記核(5)を互いに積層し、それぞれの核(5)に芯(4)を貫通させることを特徴とする、請求項9又は10に記載の方法。
  12. 第1の供給工程において、横方向の腕部(7C)により接続された2つの長手方向の分岐部(7A、7B)を有するU字型ピン(7)を製造又は調達し、第2の供給工程において、前記製品の塗布手段(6)を支持し2つの孔(5A、5B)を有する少なくとも1つの核(5)を製造又は調達し、組み立て工程において、前記長手方向の分岐部(7A、7B)を2つの孔(5A、5B)にそれぞれ挿入することを特徴とする、請求項9〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 第2の供給工程において、核(5)と前記核(5)に支持される塗布手段(6)とを構成する一体化した部品を、板状に切り出すことを特徴とする、請求項9〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 第2の供給工程において、核(5)と前記核(5)に支持される塗布手段(6)とを構成する一体化した部品を、レーザーを用いて板状に切り出すことを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 睫毛用マスカラアプリケータの製造方法を構成することを特徴とする、請求項9〜1のいずれか1項に記載の方法。
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