JP5263395B2 - 通信装置、情報処理装置および通信制御方法 - Google Patents

通信装置、情報処理装置および通信制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5263395B2
JP5263395B2 JP2011522661A JP2011522661A JP5263395B2 JP 5263395 B2 JP5263395 B2 JP 5263395B2 JP 2011522661 A JP2011522661 A JP 2011522661A JP 2011522661 A JP2011522661 A JP 2011522661A JP 5263395 B2 JP5263395 B2 JP 5263395B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
priority
speed
communication
link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011522661A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2011007437A1 (ja
Inventor
直純 安西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2011007437A1 publication Critical patent/JPWO2011007437A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5263395B2 publication Critical patent/JP5263395B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • H04L12/4641Virtual LANs, VLANs, e.g. virtual private networks [VPN]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/407Bus networks with decentralised control
    • H04L12/413Bus networks with decentralised control with random access, e.g. carrier-sense multiple-access with collision detection (CSMA-CD)
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/4013Management of data rate on the bus
    • H04L12/40136Nodes adapting their rate to the physical link properties

Description

本件は通信装置、情報処理装置および通信制御方法に関する。
近年、地球環境問題やエネルギー問題に対する意識の高まりにより、エナジースター(Energy Star)等のように、一般的に様々な装置に対して省エネルギー化が求められている。これは、通信装置についても例外ではなく、電力の低減が求められている。
なお、例えば、有線LAN(Local Area Network)のような通信方式は、一般的にリンク(link)の通信速度が1回決定されると、ネットワーク上のパケット量に通信速度が保持され続ける。そして、この通信速度は、ユーザが自らリンクスピードの変更を行わない限り、そのまま保持され続ける。
特開2006−304241号公報 特開2006−270470号公報
ここで、例えば、有線LANにおいて通信速度が速い1000BASE−Tと通信速度が遅い100BASE−TXとの間において、LANチップの消費電力が2倍以上の差が生じる場合もある。このため、このような通信方式で常時の通信を行っている場合、ネットワークにおいて品質を保証する通信(さらに、データ通信自体)が常に行われているとは限らないにもかかわらず、消費電力の大きい高速の通信が可能な状態を維持することは、無駄な電力消費であり、省エネルギーの観点から好ましくないという問題点がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、データの通信の優先度に応じて通信速度を変更することによって、電力消費量が多い高速通信を合理的に削減して省電力化を図る通信装置、情報処理装置および通信制御方法を提供することを目的とする。
開示の通信装置は、データが入力される入力手段と、前記入力手段によって入力された前記データの優先度を判定する優先度判定手段と、設定された通信速度で前記データを出力する出力手段と、前記優先度判定手段によって判定された前記データの前記優先度が所定値より高い場合には、前記出力手段から出力される前記データの前記通信速度を速く設定し、一方、前記優先度判定手段によって判定された前記データの前記優先度が前記所定値より低い場合には、前記出力手段から出力される前記データの前記通信速度を遅く設定する速度制御手段とを有する。
開示の通信装置、情報処理装置および通信制御方法によれば、データの通信の優先度に基づいて通信速度を変更することによって、優先度の低いデータの通信速度を抑制することで省電力化を図ることが可能になる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
第1の実施の形態の通信装置を示す図である。 第2の実施の形態の通信システムの全体構成を示す図である。 第2の実施の形態のスイッチのハードウェア構成を示す図である。 第2の実施の形態のフレームのデータ構造例を示す図である。 第2の実施の形態のスイッチの構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態のスイッチの概要を示す図である。 第2の実施の形態の入力ポートの構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態の出力ポートの構成を示すブロック図である。 速度制御処理の手順を示すフローチャートである。 速度制御処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の優先度判定処理の手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態のスイッチの構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態のパケットのデータ構造例を示す図である。 第3の実施の形態の優先度判定処理の手順を示すフローチャートである。 第4の実施の形態の情報処理装置の構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 第4の実施の形態のドライバの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の通信装置を示す図である。図1に示す通信装置1は、データの優先度に応じて通信速度を変更する通信装置である。通信装置1は、入力手段1a、優先度判定手段1b、速度制御手段1c、出力手段1dを有する。
入力手段1aは、他の通信装置や情報処理装置等の通信機能を有する装置と通信路によって接続可能である。入力手段1aは、これらの装置から送信された入力データが入力される。
優先度判定手段1bは、入力手段1aによって入力されたデータの優先度を判定する。データの優先度は、例えば、データのヘッダが有する情報に含まれている制御信号が示す、QoS(Quality of Service)の設定を示すLANフレーム(Local Area Network frame)のVLAN(Virtual LAN)タグやIP(Internet Protocol address)パケット(packet)のToS(Type of Service)フィールドに含まれるプライオリティ、同じくLANフレームやIPパケットに含まれる宛先アドレス、IPパケットに含まれる宛先ポート番号等の、そのデータが高速で送信する必要があるか否かを示す情報に基づいて判定することができる。
ここで、QoSは、ある特定の通信のための帯域を予約し、一定の通信速度を保証する技術であり、音声や動画のリアルタイム配信やテレビ電話など、通信の遅延や停止を防ぎたいサービスで用いられる。QoSの標準規格には、IEEE802.1pや、IEEE802.11e等がある。
速度制御手段1cは、優先度判定手段1bによって判定されたデータの優先度が所定値より高い場合には、出力手段1dから出力されるデータの通信速度を速く設定する。一方、速度制御手段1cは、優先度判定手段1bによって判定されたデータの優先度が所定値より低い場合には、出力手段1dから出力されるデータの通信速度を遅く設定する。これにより、判定された優先度に応じた通信速度でデータを送受信することができる。
出力手段1dは、設定された通信速度で出力データを出力する。出力手段1dから出力されたデータは、通信路を通じて他の通信装置等に転送される。
これにより、データの通信の優先度に基づいて通信速度を変更することによって、優先度の低いデータの通信速度を抑制することで、電力消費量が多い高速通信を合理的に削減して省電力化を図ることが可能になる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では通信装置をレイヤ(layer)2スイッチとして、特にMACアドレス(Media Access Control address)に基づいてデータリンク層のパケットを中継するレイヤ2スイッチを例示して説明するが、これに制限されず、例えば第3の実施の形態で後述するように、IPアドレスに基づいてネットワーク層のパケットを中継するIPルーターやレイヤ3スイッチにも適用することができる。また、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルにおけるレイヤ2のデータの単位を、パケットと呼ぶこともあるが、第2の実施の形態では、説明の便宜上、すべてフレームに統一して表現する。
図2は、第2の実施の形態の通信システムの全体構成を示す図である。本実施の形態の通信システムは、情報処理装置間でデータの送受信を行えるように、複数のレイヤ2スイッチがデータリンク層のフレームを中継するものである。
図2に示す通信システムは、スイッチ100,100a,100b,100c,100dと情報処理装置40,61,62,63,64,65,66とで構成される。スイッチ100,100a,100b,100c,100dは、レイヤ2スイッチである。スイッチ100a,100b,100c,100dは、スイッチ100と同様に構成されており、同等の機能を有する。
スイッチ100は、情報処理装置40、スイッチ100a,100bと接続されている。スイッチ100bは、スイッチ100c,100dと接続されている。情報処理装置61,62は、スイッチ100aと接続されている。情報処理装置63,64は、スイッチ100cと接続されている。情報処理装置65,66は、スイッチ100dと接続されている。情報処理装置40は、スイッチ100と接続されている。2つのスイッチ間またはスイッチと情報処理装置の間は、例えばLAN等の1つ以上の物理リンク(ネットワークケーブル)で接続されている。
スイッチ100,100a,100b,100c,100dは、フレームに含まれるアドレスに従って、送信元の情報処理装置から宛先の情報処理装置まで、フレームを中継する。例えば、情報処理装置40が情報処理装置63へフレームを送信する場合、スイッチ100、スイッチ100b、スイッチ100cの順にフレームが中継される。
図3は、第2の実施の形態のスイッチのハードウェア構成を示す図である。図3は、スイッチ100の内部構成を示したものであるが、スイッチ100a,100b,100c,100dも同様の構成で実現できる。スイッチ100は、CPU(Central Processing Unit)101、インタフェースカード102a,102b,102c,102d、スイッチカード103、テーブル記憶メモリ104、ポート監視部105、バス106を有している。
CPU101は、スイッチ100全体を制御している。CPU101は、プログラムによる処理を実行する。CPU101は、図示しないメモリに保持されたデータを用いて、同じくメモリに保持されたプログラムを実行する。CPU101は、図示しない通信インタフェースを介して、管理者が使用する情報処理装置40から送信されるコマンドを受信すると共に、コマンドに対する実行結果を情報処理装置40に応答する。
テーブル記憶メモリ104は、複数のテーブルを記憶している。テーブル記憶メモリ104に記憶されるテーブルには、論理リンクの構成を管理するテーブル、論理リンク内でのフレームの転送先を決定するためのテーブル、フレームの転送先を示す情報を記憶するテーブルが含まれる。
バス106により、CPU101、インタフェースカード102a,102b,102c,102d、スイッチカード103、テーブル記憶メモリ104、ポート監視部105が互いに接続されている。
インタフェースカード102a,102b,102c,102dは、それぞれ複数個(例えば、8個)の通信ポートを有している。それぞれの通信ポートには、1つの物理リンクを接続できる。インタフェースカード102a,102b,102c,102dは、それぞれの通信ポートを監視してフレームを取得する。なお、インタフェースカード102a,102b,102c,102dは、複数の通信ポートに同時にフレームが到来した場合に備えて、フレームを一時的に保持するバッファを内部に有している。そして、インタフェースカード102a,102b,102c,102dは、取得したフレームをスイッチカード103に送る。
スイッチカード103は、図示しない学習テーブルを有している。スイッチカード103は、学習テーブルに、過去に受信したフレームの送信元アドレスと、そのフレームが到来した通信ポートまたは論理リンクの識別情報とを対応付けて記憶している。この学習テーブルは、スイッチカード103によって随時更新される。
そして、スイッチカード103は、インタフェースカード102a,102b,102c,102dのいずれかからフレームを受け取ると、学習テーブルを参照して、そのフレームの転送先を決定する。ここで、決定した転送先が論理リンクである場合、スイッチカード103は、テーブル記憶メモリ104に記憶されたテーブルを参照して、転送に使用する具体的なインタフェースカード102a,102b,102c,102dおよび通信ポートを決定する。その後、スイッチカード103は、フレームを、決定したインタフェースカード102a,102b,102c,102dに送る。
フレームを受け取ったインタフェースカード102a,102b,102c,102dは、受け取ったフレームを、決定された通信ポートから送信先に出力する。
ポート監視部105は、インタフェースカード102a,102b,102c,102dの通信ポートを監視する。そして、ポート監視部105は、インタフェースカード102a,102b,102c,102dの通信ポートに接続された物理リンクの故障や復旧を検出すると、CPU101にその旨を通知する。
図4は、第2の実施の形態のフレームのデータ構造例を示す図である。本実施の形態では、図4に示すフレームが、図2において前述したスイッチ100の図3において前述したインタフェースカード102a,102b,102c,102dの通信ポートを介して、スイッチ100a,100b等との間で送受信される。
図4に示すフレームは、プリアンブル(preamble)、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、TPID(Tag Protocol Identifier:タグ・プロトコル(protocol)識別子)、VLANタグ、タイプ、ペイロードおよびFCS(Frame Check Sequence)を有する。また、VLANタグは、プライオリティ(priority)、CFI(Canonical Format Indicator)、VLAN IDを有する。
ここで、プリアンブル、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、TPID、VLANタグ、タイプを、制御情報を有するヘッダ部とする。また、ペイロードを、ペイロード部とし、FCSを、FCS部とする。
プリアンブルは、フレームの送信の開始を知らせるとともに、同期をとるタイミングを与えるためのビット列を有する8バイトの領域である。宛先MACアドレスは、送信先の情報処理装置が有する通信インタフェースを一意に識別するアドレスを示す6バイトの領域である。送信元MACアドレスは、送信元の情報処理装置が有する通信インタフェースを一意に識別するアドレスを示す6バイトの領域である。TPIDは、当該フレームの種類(例えば、VLANのフレームであるか通常のフレームであるか)を示す2バイトの領域である。
VLANタグは、1つのネットワークを複数の論理的なネットワークに分割して運用する場合に、個々の論理的なネットワークに割り当てられる一意に定められた値を示す2バイトの領域である。
VLANタグが有するプライオリティは、IEEE802.1pの優先順位を示す3ビットの領域である。プライオリティは、トラフィックの優先順位設定に使用されるフレームの優先順位レベルを8段階で示す。CFIは、MACアドレスの表記形式(CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access/Collision Detection)形式か、またはFDDI(Fiber-Distributed Data Interface)形式か)を指定する1ビットの領域である。VLAN IDは、フレームが所属するVLANを示す12ビットの領域である。
タイプは、使用するプロトコルを指定する2バイトの領域である。ペイロードは、送受信するデータ本体を有する可変長の領域であり、例えば、IPフレームを所定のデータ長に分割したものである。FCSは、受信したフレームの誤りを検出するために用いられる値を示す4バイトの領域である。
なお、フレームのデータ構造は、ネットワークの運用形態等に応じて、種々の変形例が考えられる。例えば、図4に示したもの以外の情報が付加される場合もある。一方、図4に示した情報の一部が省略される場合もある。
図5は、第2の実施の形態のスイッチの構成を示すブロック図である。なお、図5ではスイッチ100の機能を示しているが、図2において前述した他のスイッチ100a,100b,100c,100dもスイッチ100と同様の構成によって実現され、同様の機能を有する。
本実施の形態のスイッチ100は、QoS等の、送受信されるデータに含まれている制御情報に基づいて、データが分割されたフレームによって示されるデータのフローの優先度に応じて、フレームが送信される通信速度を変更する。スイッチ100は、入力部111、優先度判定部112、速度制御部113、出力部114を有する。
本実施の形態のスイッチ100は、レイヤ2スイッチであり、データを複数のフレームに分割して送受信する。データが分割されたフレームは、データの転送に使用する制御情報をヘッダ部に有する。ヘッダ部が有する制御情報には、図4において前述したように、データの通信における優先順位を示す優先情報、フレームの宛先MACアドレスを示す宛先アドレス情報が含まれている。また、フレームに含まれる宛先アドレスは、MACアドレスである。
入力部111は、他の通信装置や情報処理装置等の通信機能を有する他のスイッチや情報処理装置等と、例えばLAN等の物理リンクによって接続可能である。入力部111は、これらの装置から送信されたデータが入力フレームとしてフレーム形式で入力される。
優先度判定部112は、入力部111によってフレーム形式で入力されたデータのフローの優先度を判定する。優先度判定部112は、データのフローの優先度を、フレームのヘッダが有する情報に含まれている制御信号が示す、ToSフィールドに含まれるプライオリティ、宛先MACアドレス等の、そのデータが高速で送信する必要があるか否かを示す情報に基づいて判定する。
このとき、優先度判定部112は、入力部111から入力されたデータのフレームのヘッダ部の制御情報が有するプライオリティ(図4において前述)の値が所定の閾値(所定値)よりも高い場合には、データのフローの優先度を高く判定する。一方、優先度判定部112は、入力部111から入力されたデータのフレームのヘッダ部の制御情報が有するプライオリティの値が所定値よりも低い場合には、データのフローの優先度を低く判定する。
また、優先度判定部112は、入力部111から入力されたデータのフレームのヘッダ部の制御情報が有する宛先MACアドレスが、送信先のMACアドレス等の、所定のアドレスを示す場合には、プライオリティの値に関わらずデータのフローの優先度を高く判定する。一方、優先度判定部112は、入力部111から入力されたデータのフレームのヘッダ部の制御情報が有する宛先MACアドレスが所定のアドレスでない場合には、データのフローの優先度を低く判定する。これにより、所定の装置と通信する場合には、優先度を高くして、高速な通信を確保することができる。
なお、優先度判定部112は、優先度の判定結果を、例えば、「低」、「中」、「高」等の3段階または3段階以上で示してもよい。
速度制御部113は、優先度判定部112によって判定されたデータのフローの優先度が所定値より高い場合には、出力部114から出力されるデータの通信速度を速く設定する。一方、速度制御部113は、優先度判定部112によって判定されたデータのフローの優先度が所定値より低い場合には、出力部114から出力されるデータの通信速度を遅く設定する。これにより、判定された優先度に応じた通信速度でデータを送受信することができる。
具体的には、速度制御部113は、優先度判定部112によって判定されたデータのフローの優先度が所定値より高い場合には、出力部114から出力されるデータの通信速度を速く(例えば、1000BASE−TX)設定する。一方、速度制御部113は、優先度判定部112によって判定されたデータのフローの優先度が所定値より低い場合には、出力部114から出力されるデータの通信速度を遅く(例えば、100BASE−TX)設定する。
出力部114は、設定された通信速度でデータを出力フレームとしてフレーム形式で出力する。出力部114から出力されたデータは、例えばLAN等の物理リンクを通じて他のスイッチや情報処理装置に転送される。このとき、出力部114は、一旦、図6において後述する出力ポート141,142,143,・・・等とデータの送信先との間で確立しているリンクを切断し、優先度判定部112による優先度の判定結果に応じた通信速度で再びリンクを確立することによって、データの通信速度を速度制御部113によって設定された通信速度に変更する。
なお、本実施の形態では、スイッチ100に入力されるフレームのヘッダ部の情報に基づいて優先度が判定されるが、これに限らず、スイッチ100から出力されるフレームのヘッダ部の情報に基づいて優先度を判定してもよい。
図6は、第2の実施の形態のスイッチの概要を示す図である。図2において前述したスイッチ100は、図6に示すように、入力ポート121から入力された入力フレームが、スイッチ部131で出力ポート141,142,143,・・・のいずれかに振り分けられて出力パケットとして出力される。
入力ポート121は、フレームが入力されるポートである。スイッチ部131は、フレームのヘッダに示された宛先に応じてフレームを出力ポート141,142,143,・・・に振り分けて転送する。出力ポート141,142,143,・・・は、入力ポート121から入力されたフレームが出力されるポートである。これにより、スイッチ100に入力されたフレームが宛先に向かって中継される。
図7は、第2の実施の形態の入力ポートの構成を示すブロック図である。図6において前述したように、入力ポート121は、スイッチ部131に接続されており、スイッチ100に入力されたフローをスイッチ部131に転送する。入力ポート121は、フロー検出部121a、帯域監視部121b、マーカー部121c、優先度指定部121dを有する。
フロー検出部121aは、本実施の形態のスイッチ100に入力されたフレームの一連の流れであるフローが入力されると、入力されたフローをフレームのヘッダ部の制御情報に基づいて検出する。
帯域監視部121bは、入力ポート121に入力されたフローの帯域を監視する。
マーカー部121cは、検出したフローの優先度を書き換える。これにより、データのフローの優先度の設定を変更することができる。本実施の形態のスイッチ100では、プライオリティ(図4において前述)を書き換える。なお、これに限らず、スイッチ100がレイヤ3スイッチ等であって、パケットが入力される場合には、入力されるフローのパケットが有するToSフィールドに含まれるプライオリティを書き換えてもよい。なお、パケットのプライオリティを示すために、DSCP(DiffServ Code Point)を用いてもよい。
優先度指定部121dは、フローの出力優先度およびキューに記憶されるときのキューイング(queuing)の優先度を決定する。
図8は、第2の実施の形態の出力ポートの構成を示すブロック図である。図6において前述したように、出力ポート141,142,143,・・・は、スイッチ部131に接続されており、スイッチ部131によって振り分けられたフローをスイッチ100と接続された他の通信装置や情報処理装置に出力する。出力ポート141は、フロー検出部141a、帯域監視部141b、マーカー部141c、優先度指定部141d、優先度検出部141e、リンク確認部141f、リンク制御部141g、PHY部141h、廃棄制御部141k、シェーパ部141m、出力キュー部141pを有する。
フロー検出部141aは、スイッチ部131から転送されたフローをフレームのヘッダ部の制御情報に基づいて検出する。
帯域監視部141bは、出力ポート141から出力されるフローの帯域を監視する。
マーカー部141cは、検出したフローの優先度を書き換える。
優先度指定部141dは、フローの出力優先度およびキューに記憶されるときのキューイング(queuing)優先度を決定する。
優先度検出部141eは、優先度指定部141dで決定されたフレームが示す優先度を検出してリンク確認部141fおよびリンク制御部141gの制御を行う。
リンク確認部141fは、出力ポート141に接続された他の情報処理装置やスイッチ等との間のリンクの状態確認と前回のリンク状態データの維持を行う。
リンク制御部141gは、データが送信されるリンクの通信速度を変更する。このとき、リンク制御部141gは、データの送信先との間で確立しているリンクの接続を一旦切断し、その後、データの送信先との間で新たな通信速度のリンクを確立させることで、リンクの通信速度を変更する。
PHY部141hは、OSI参照モデルの第1層に位置し、ネットワークの物理的な接続部分である。
廃棄制御部141kは、フレームをキューイングするか廃棄するかを制御する。
シェーパ部141mは、フレームの出力順序や出力帯域を制御する。
出力キュー部141pは、出力待ちのデータを一時的に保存する。保存された出力待ちのデータは、一定の規則に基づいて読み出され、読み出されたデータはその後出力する。
図9および図10は、速度制御処理の手順を示すフローチャートである。図9および図10に示す速度制御処理は、スイッチ100(図2において前述)が、データのフローの優先度に応じてリンクの速度を制御する処理である。本実施の形態の速度制御処理は、スイッチ100の通信の開始に応じて実行される。
なお、本実施の形態では、スイッチ100のリンクの通信速度は、「遅(例えば、100BASE−TX)」および「速(例えば、1000BASE−TX)」の2種類とする。
[ステップS11]優先度判定部112(図5において前述)は、優先度判定処理(図12において後述)を実行する。
[ステップS12]優先度判定部112は、ステップS11の優先度判定処理による優先度の判定結果が「高」であるか否かを判定する。判定結果が「高」であれば、処理はステップS13に進められる。一方、判定結果が「高」でなければ、処理はステップS21(図10)に進められる。
[ステップS13]速度制御部113(図5において前述)は、リンクの速度を確認する。
[ステップS14]速度制御部113は、ステップS13で確認したリンクの速度が「速」であるか否かを判定する。リンクの速度が「速」であれば、処理はステップS11に進められる。一方、リンクの速度が「速」でなければ、処理はステップS15に進められる。
[ステップS15]速度制御部113は、リンクの速度を「速」に設定する。その後、処理はステップS11に進められる。
[ステップS21]速度制御部113は、リンクの速度を確認する。
[ステップS22]速度制御部113は、ステップS21で確認したリンクの速度が「遅」であるか否かを判定する。リンクの速度が「遅」であれば、処理はステップS11(図9)に進められる。一方、リンクの速度が「遅」でなければ、処理はステップS23に進められる。
[ステップS23]速度制御部113は、リンクの速度を「遅」に設定する。その後、処理はステップS11に進められる。
なお、本実施の形態では、スイッチ100のリンクの通信速度は、上記2種類以外の速度の規格を用いてもよく、さらに3種類以上の速度の段階を設けてもよい。
また、本実施の形態では、データのフローの優先度をすべてのフレームついて判定するが、これに限らず、フレームを所定のルールで抽出したフレームのみについて判定してもよい。また、フローの先頭のフレームを用いてデータのフローの優先度を判定してもよい。
図11は、第2の実施の形態の優先度判定処理の手順を示すフローチャートである。図11に示す優先度判定処理は、スイッチ100に入力されたフローのフレームに基づいて、データのフローの優先度を判定する処理である。本実施の形態の優先度判定処理は、速度制御処理(図9および図10において前述)のステップS11で呼び出されて実行される。
[ステップS31]優先度判定部112(図5において前述)は、スイッチ100に入力されたフローのフレームが有するプライオリティを取得する。
[ステップS32]優先度判定部112は、ステップS31で取得したプライオリティの値が所定値(例えば、6)以上か否かを判定する。プライオリティの値が所定値以上であれば、処理はステップS34に進められる。一方、プライオリティの値が所定値未満であれば、処理はステップS33に進められる。
[ステップS33]優先度判定部112は、フローのフレームのヘッダ部の制御情報が示す宛先MACアドレスが所定のMACアドレスであるか否かを判定する。宛先MACアドレスが所定のMACアドレスであれば、処理はステップS34に進められる。一方、宛先MACアドレスが所定のMACアドレスでなければ、処理はステップS35に進められる。
[ステップS34]優先度判定部112は、優先度の判定結果を「高」とする。その後、処理は復帰する。
[ステップS35]優先度判定部112は、優先度の判定結果を「低」とする。その後、処理は復帰する。
以上に示すように、第2の実施の形態によれば、フレームのヘッダ部の制御情報に含まれるプライオリティや宛先MACアドレスに基づいて判定された優先度に応じてリンクの速度が変更されるので、優先度の低いデータの通信速度を抑制することで、電力消費量が多い高速通信を合理的に削減して、スイッチ100の消費電力を低減することができる。
また、リンクの速度を変化させるときにおけるデータの遅延についての調整方法には、送受信バッファを設けてデータを蓄積し、変化後の速度でリンクが再び確立してからデータの送受信を再開する方法と、通信プロトコルによる送受信エラー時の再送信を用いる方法との2種類の方法を用いることができる。これらはいずれもスイッチやスイッチと通信を行う情報処理装置において一般的な機能であるため、新たに機能を追加することなく実現できる。これにより、経済的にスイッチ100の省電力化を図ることができる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態について説明する。上記の第2の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については同一の符号を用いるとともに説明を省略する。
第3の実施の形態では、スイッチについてIPアドレスに基づいてネットワーク層のパケットを中継するレイヤ3スイッチを例示して説明する。また、第3の実施の形態では、説明の便宜上、OSI参照モデルにおけるレイヤ3のデータの単位を、すべてパケットに統一して表現する。
なお、本実施の形態では、TCP(Transmission Control Protocol)プロトコルに基づくTCPパケットを転送する場合について説明するが、これに限らずUDP(User Datagram Protocol)プロトコルに基づくUDPパケットやその他のプロトコルに基づくパケットについても同様に転送することができる。
図12は、第3の実施の形態のスイッチの構成を示すブロック図である。図12に示す本実施の形態のスイッチ200は、図2に示すシステムと同様のシステムにおいて他のスイッチや情報処理装置と接続して使用することができる。
本実施の形態のスイッチ200は、QoS等の、送受信されるデータに含まれている制御情報に基づいて、データが分割されたパケットによって示されるデータのフローの優先度に応じて、パケットが送信される通信速度を変更する。スイッチ200は、入力部211、優先度判定部212、速度制御部213、出力部214を有する。
本実施の形態のスイッチ200は、レイヤ3スイッチであり、データを複数のパケットに分割して送受信する。データが分割されたパケットは、データの転送に使用する制御情報をヘッダ部に有する。ヘッダ部が有する制御情報には、図4において前述したように、データの通信における優先順位を示す優先情報、データの送信先のアドレスを示す宛先IPアドレスが含まれている。
入力部211は、通信機能を有する他のスイッチや情報処理装置と、例えばLAN等の物理リンクによって接続可能である。入力部211は、これらの装置から送信されたデータが入力パケットとしてパケット形式で入力される。
優先度判定部212は、入力部211によってパケット形式で入力されたデータのフローの優先度を判定する。優先度判定部212は、データのフローの優先度を、パケットのヘッダが有する情報に含まれている制御信号が示す、ToSフィールドに含まれるプライオリティ、宛先IPアドレス、パケットの送信先のポート番号を示すポート番号情報等の、そのデータが高速で送信する必要があるか否かを示す情報に基づいて判定する。
このとき、優先度判定部212は、入力部211から入力されたデータのパケットのヘッダ部の制御情報が有するプライオリティが所定値よりも高い場合には、データのフローの優先度を高く判定する。一方、優先度判定部212は、入力部211から入力されたデータのパケットのヘッダ部の制御情報が有するプライオリティが所定値よりも低い場合には、データのフローの優先度を低く判定する。
また、優先度判定部212は、入力部211から入力されたデータのパケットのヘッダ部の制御情報が有する宛先IPアドレスが所定のアドレスを示す場合には、プライオリティの値に関わらずデータのフローの優先度を高く判定する。一方、優先度判定部212は、入力部211から入力されたデータのパケットのヘッダ部の制御情報が有する宛先IPアドレスが所定のアドレスでない場合には、データのフローの優先度を低く判定する。
ここで、IPアドレスは、通信を行っている相手方の情報処理装置を示す。すなわち、本実施の形態では、通信相手の情報処理装置毎に応じて優先度を判定することができる。
また、優先度判定部212は、入力部211から入力されたデータのパケットのヘッダ部の制御情報が有する送信先のポート番号情報が所定のポート番号を示す場合には、プライオリティの値に関わらずデータのフローの優先度を高く判定する。一方、優先度判定部212は、入力部211から入力されたデータのパケットのヘッダ部の制御情報が有する送信先のポート番号情報が所定のポート番号でない場合には、データのフローの優先度を低く判定する。
ここで、TCPおよびUDPのポート番号は、通信を行っている相手方の情報処理装置で動作しており、送受信するデータを処理するアプリケーションやサービスを示す。すなわち、本実施の形態では、送受信したデータを処理するアプリケーションやサービスに応じて優先度を判定したりすることができる。
例えば、FTP(File Transfer Protocol)によって送信されるデータの通信速度を重視する場合には、FTPのポート番号である“20”および“21”を、所定のポート番号として予め設定しておく。これにより、FTPのパケットの優先度の判定結果が高くなる。これにより、データが送信されるリンクの通信速度を維持することができる。反対に、FTPによって送信されるデータの通信速度を重視せず、省電力化を優先する場合には、ポート番号が“20”のパケットのプライオリティを低くすることで、リンクの通信速度が低くなり、省電力化を図ることができる。
このように、パケットのポート番号からデータを処理するアプリケーションを特定することにより、データの用途に応じて詳細かつ適切に優先度を設定することが可能になる。
また、上記送信先の情報処理装置とデータを処理するアプリケーションやサービスとを組み合わせてデータのフローの優先度を判定することができる。
なお、優先度判定部212は、優先度の判定結果を、例えば、「低」、「中」、「高」等の3段階または3段階以上で示してもよい。
速度制御部213は、優先度判定部212によって判定されたデータのフローの優先度が所定値より高い場合には、出力部214から出力されるデータの通信速度を速く設定する。一方、速度制御部213は、優先度判定部212によって判定されたデータのフローの優先度が所定値より低い場合には、出力部214から出力されるデータの通信速度を遅く設定する。これにより、判定された優先度に応じた通信速度でデータを送受信することができる。
出力部214は、設定された通信速度でデータを出力パケットとしてパケット形式で出力する。出力部214から出力されたデータは、例えばLAN等の物理リンクを通じて他のスイッチや情報処理装置に転送される。このとき、出力部214は、一旦、出力部214が有する複数の出力ポート(図示省略)とデータの送信先との間で確立しているリンクを切断し、優先度判定部212による優先度の判定結果に応じた通信速度で再びリンクを確立することによって、データの通信速度を速度制御部213によって設定された通信速度に変更する。
なお、本実施の形態では、スイッチ200に入力されるパケットのヘッダ部の情報に基づいて優先度が判定されるが、これに限らず、スイッチ200から出力されるパケットのヘッダ部の情報に基づいて優先度を判定してもよい。
また、本実施の形態のスイッチ200は、レイヤ3スイッチであるが、これに限らず、ルーター(router)またはこれらと同等の機能を有する装置であってもよい。
図13は、第3の実施の形態のパケットのデータ構造例を示す図である。本実施の形態では、図13に示すパケットが、図2において前述したスイッチ100の図3において前述した第2の実施の形態のインタフェースカード102a,102b,102c,102dの第2の実施の形態と同様の通信ポートを介して、他の図示しないスイッチ等との間で送受信される。
図13に示すパケットは、共に制御情報を有する、IPヘッダおよびTCPヘッダを有する。
IPヘッダは、バージョン番号、ヘッダ長、ToSフィールド、パケット長、識別子、フラグ、フラグメントオフセット、TTL(Time To Live)、プロトコル番号、ヘッダチェックサム、送信元IPアドレス、宛先IPアドレスを有する。また、ToSフィールドは、プライオリティ、その他を有する。
TCPヘッダは、送信元ポート番号、宛先ポート番号、シーケンス番号、確認応答番号、データオフセット、予約領域、コードビット、ウインドウサイズ、チェックサム、緊急ポインタを有する。
また、パケットは、これらのIPヘッダおよびTCPヘッダと共に、データフィールドを有する。また、図13における括弧内の数字は、各領域のビット数を示す。
バージョン番号は、IPプロトコルのバージョンを示す4ビットの領域である。例えば、IPv4のパケットでは、この領域の値は4となり、IPv6ではこの領域の値は6となる。本実施の形態では、IPv4のパケットを例に説明する。
ヘッダ長は、パケットのヘッダ部のサイズを表すための4ビットの領域である。
ToSフィールドは、パケットのデータのフローの優先度等を示す8ビットの領域である。ToSフィールドが有するプライオリティは、パケットのデータのフローの優先度を示す3ビットの領域である。その他は、他の目的に使用可能な5ビットの領域である。なお、DiffServにおけるDSCPに基づいて、プライオリティをその他の5ビットのうちの3ビットと合わせて6ビットに拡張して、プライオリティに識別情報を含ませることもできる。
パケット長は、パケット全体のサイズをバイト単位で示す16ビットの領域である。
識別子は、IPフラグメンテーションにおいて利用される、パケットを識別するための値を示す16ビットの領域である。
フラグは、IPフラグメンテーションにおいて利用される、パケットの分割・合成時の指示を示す3ビットの領域である。
フラグメントオフセットは、IPフラグメンテーションにおいて利用される、フラグメント化されたパケットのデータが、元のデータにおいてどこに位置していたかを示す13ビットの領域である。
TTLは、パケットの生存時間を示す8ビットの領域である。
プロトコル番号は、トランスポート層のネットワークプロトコルの種類を示す8ビットの領域である。
ヘッダチェックサムは、IPヘッダのチェックサムを示す16ビットの領域である。
送信元IPアドレスは、送信元のコンピュータのIPアドレスを示す32ビットの領域である。
宛先IPアドレスは、送信先のコンピュータのIPアドレスを示す32ビットの領域である。
送信元ポート番号は、パケットの送信元のポート番号を示す16ビットの領域である。送信元ポート番号により、送信元のアプリケーションを識別することができる。
宛先ポート番号は、パケットの送信先のポート番号を示す16ビットの領域である。宛先ポート番号により、送信先でパケットのデータを使用するアプリケーションを識別することができる。
シーケンス番号は、パケットにより分割されて送信されるデータの順序を示す32ビットの領域である。
確認応答番号は、応答パケットに示される領域であって、送信先がどこまでデータを受信したかを示す32ビットの領域である。
データオフセットは、TCPヘッダのサイズを示す4ビットの領域である。
予約領域は、未使用の6ビットの領域である。
コードビットは、制御用の各種のフラグを示す6ビットの領域である。
ウインドウサイズは、受信可能なウインドウサイズを示す16ビットの領域である。
チェックサムは、TCPヘッダおよびデータフィールドのチェックサムを示す16ビットの領域である。
緊急ポインタは、TCPパケットに緊急データが含まれることを示すURG(urgent)フラグがオンになっている場合に、緊急データの位置やサイズを示す16ビットの領域である。
データフィールドは、IPパケットにより送受信されるデータ本体を有する可変長の領域である。
なお、パケットのデータ構造は、ネットワークの運用形態等に応じて、種々の変形例が考えられる。例えば、図13に示したもの以外の情報が付加される場合もある。一方、図13に示した情報の一部が省略される場合もある。
図14は、第3の実施の形態の優先度判定処理の手順を示すフローチャートである。図14に示す優先度判定処理は、スイッチ200に入力されたフローのパケットに基づいて、データのフローの優先度を判定する処理である。本実施の形態の優先度判定処理は、図11に示した第2の実施の形態の優先度判定処理と同様、本実施の形態でも実行される速度制御処理(図9および図10において前述)のステップS11で呼び出されて実行される。
[ステップS41]優先度判定部212(図12において前述)は、スイッチ200に入力されたフローのパケットが有するプライオリティを取得する。
[ステップS42]優先度判定部212は、ステップS41で取得したプライオリティの値が所定値(例えば、4)以上か否かを判定する。プライオリティの値が所定値以上であれば、処理はステップS45に進められる。一方、プライオリティの値が所定値未満であれば、処理はステップS43に進められる。
[ステップS43]優先度判定部212は、フローのパケットのIPヘッダ部の制御情報が示す宛先IPアドレスが所定のIPアドレス(例えば、“192.1.1.1”)であるか否かを判定する。宛先IPアドレスが所定のIPアドレスであれば、処理はステップS44に進められる。一方、宛先IPアドレスが所定のIPアドレスでなければ、処理はステップS46に進められる。
[ステップS44]優先度判定部212は、フローのパケットのTCPヘッダ部の制御情報が示す宛先ポート番号が所定のポート番号(例えば、“20”または“21”)であるか否かを判定する。宛先ポート番号が所定のポート番号であれば、処理はステップS45に進められる。一方、宛先ポート番号が所定のポート番号でなければ、処理はステップS46に進められる。
[ステップS45]優先度判定部212は、優先度の判定結果を「高」とする。その後、処理は復帰する。
[ステップS46]優先度判定部212は、優先度の判定結果を「低」とする。その後、処理は復帰する。
以上に示すように、第3の実施の形態によれば、スイッチ200がIPパケットの転送を行うレイヤ3スイッチ等の場合にも、IPパケットが有するToSフィールドのプライオリティを用いることで、第2の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、送信元ポート番号または宛先ポート番号に基づいて優先度が判定されるので、クライアント側の情報処理装置で使用されるアプリケーションに応じて優先度を決定することができる。これにより、リンクの速度を速くする必要があるアプリケーションのデータを送受信するフローのパケットについては、優先度を高めて高速でデータが送受信されるようにすることができる。
[第4の実施の形態]
次に、第4の実施の形態について説明する。上記の第2の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については同一の符号を用いるとともに説明を省略する。
第4の実施の形態では、特にデータリンク層のパケットが示す優先度に基づいてリンクの速度を設定する情報処理装置を例示して説明するが、これに制限されず、例えばネットワーク層のパケットが示す優先度に基づいてリンクの速度を設定することもできる。また、OSI参照モデルにおけるレイヤ2のデータの単位を、パケットと呼ぶこともあるが、第2の実施の形態と同様、第4の実施の形態では、説明の便宜上、すべてフレームに統一して表現する。
図15は、第4の実施の形態の情報処理装置の構成を示すブロック図である。図15に示す本実施の形態の情報処理装置300は、図2に示すシステムと同様のシステムにおいてスイッチと接続して使用することができる。
本実施の形態の情報処理装置300は、QoS等の、送受信されるデータに含まれている制御情報に基づいて、データが分割されたフレームによって示されるデータのフローの優先度に応じて、フレームが送信される通信速度を変更する。情報処理装置300は、入力部311、優先度判定部312、速度制御部313、出力部314を有する。
本実施の形態の情報処理装置300は、レイヤ2フレームで通信可能であり、データを複数のフレームに分割して送受信する。データが分割されたフレームは、データの転送に使用する制御情報をヘッダ部に有する。ヘッダ部が有する制御情報には、図4において前述したように、データの通信における優先順位を示す優先情報、フレームの宛先MACアドレスを示す宛先アドレス情報が含まれている。また、フレームに含まれる宛先アドレスは、MACアドレスである。
入力部311は、通信機能を有する他のスイッチや情報処理装置と、例えばLAN等の物理リンクによって接続可能である。入力部311は、これらの装置から送信されたデータが入力フレームとしてフレーム形式で入力される。
優先度判定部312は、入力部311によってフレーム形式で入力されたデータのフローの優先度を判定する。優先度判定部312は、データのフローの優先度を、フレームのヘッダが有する情報に含まれている制御信号が示す、ToSフィールドに含まれるプライオリティ、宛先MACアドレス等の、そのデータが高速で送信する必要があるか否かを示す情報に基づいて判定する。
このとき、優先度判定部312は、入力部311から入力されたデータのフレームのヘッダ部の制御情報が有するプライオリティ(図4において前述)の値が所定値よりも高い場合には、データのフローの優先度を高く判定する。一方、優先度判定部312は、入力部311から入力されたデータのフレームのヘッダ部の制御情報が有するプライオリティの値が所定値よりも低い場合には、データのフローの優先度を低く判定する。
また、優先度判定部312は、入力部311から入力されたデータのフレームのヘッダ部の制御情報が有する宛先MACアドレスが、送信先のMACアドレス等の、所定のアドレスを示す場合には、データのフローの優先度を高く判定する。一方、優先度判定部312は、入力部311から入力されたデータのフレームのヘッダ部の制御情報が有する宛先MACアドレスが所定のアドレスでない場合には、データのフローの優先度を低く判定する。これにより、所定の装置と通信する場合には、優先度を高くして、高速な通信を確保することができる。
なお、優先度判定部312は、優先度の判定結果を、例えば、「低」、「中」、「高」等の3段階または3段階以上で示してもよい。
速度制御部313は、優先度判定部312によって判定されたデータのフローの優先度が所定値より高い場合には、出力部314から出力されるデータの通信速度を速く設定する。一方、速度制御部313は、優先度判定部312によって判定されたデータのフローの優先度が所定値より低い場合には、出力部314から出力されるデータの通信速度を遅く設定する。これにより、判定された優先度に応じた通信速度でデータを送受信することができる。
出力部314は、設定された通信速度でデータを出力フレームとしてフレーム形式で出力する。出力部314から出力されたデータは、例えばLAN等の物理リンクを通じて他のスイッチや情報処理装置に転送される。このとき、出力部314は、一旦、出力部314が有する複数の出力ポート(図示省略)とデータの送信先との間で確立しているリンクを切断し、優先度判定部312による優先度の判定結果に応じた通信速度で再びリンクを確立することによって、データの通信速度を速度制御部313によって設定された通信速度に変更する。
なお、本実施の形態では、情報処理装置300に入力されるフレームのヘッダ部の情報に基づいて優先度が判定されるが、これに限らず、情報処理装置300から出力されるフレームのヘッダ部の情報に基づいて優先度を判定してもよい。
また、情報処理装置300は、レイヤ2フレームに基づいてデータのフローの優先度を判定するが、これに限らず、レイヤ3パケットに基づいてデータのフローの優先度を判定してもよい。
図16は、第4の実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。図16に示す情報処理装置300は、CPU(Central Processing Unit)301によって装置全体が制御されている。CPU301には、バス307を介してRAM(Random Access Memory)302、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)303、グラフィック処理装置304、入力インタフェース305および通信インタフェース306が接続されている。
RAM302には、CPU301に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションソフトのプログラム(アプリケーションプログラム)の少なくとも一部が一時的に記憶される。また、RAM302には、CPU301による処理に必要な各種データが記憶される。HDD303には、OSやアプリケーションプログラムが記憶される。
グラフィック処理装置304には、モニタ11が接続されている。グラフィック処理装置304は、CPU301からの命令に従って、画像をモニタ11の画面に表示させる。入力インタフェース305には、キーボード12とマウス13とが接続されている。入力インタフェース305は、キーボード12やマウス13から送られてくる信号を、バス307を介してCPU301に送信する。
通信インタフェース306は、図示しないネットワークに接続可能である。通信インタフェース306は、ネットワークを介して、他のスイッチ(例えば、前述したスイッチ100等)やコンピュータとの間でデータの送受信を行うことができる。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
図17は、第4の実施の形態のドライバの構成を示すブロック図である。図17に示す情報処理装置300で機能するドライバ351は、情報処理装置300から送信される送信フレームを、宛先まで転送するスイッチ等に出力する。ドライバ351は、フロー検出部351a、優先度検出部351e、リンク確認部351f、リンク制御部351g、PHY部351hを有する。
フロー検出部351aは、情報処理装置300から送信されるフローをフレームのヘッダ部の制御情報に基づいて検出する。
優先度検出部351eは、情報処理装置300から送信されるフレームのヘッダ部の制御情報からデータのフローの優先度を検出してリンク確認部351fおよびリンク制御部351gの制御を行う。
リンク確認部351fは、情報処理装置300の図示しない出力ポートに接続された他のスイッチ等との間のリンクの状態確認と前回のリンク状態データの維持を行う。
リンク制御部351gは、リンクの通信速度を変更する。
PHY部351hは、OSI参照モデルの第1層に位置し、ネットワークの物理的な接続部分である。
以上に示すように、第4の実施の形態によれば、通信におけるクライアント側である、ユーザが使用する情報処理装置300において、データのフローの優先度を設定して通信速度を設定することができる。すなわち、情報処理装置300が、ユーザやアプリケーションの判断に応じてデータのフローの優先度を設定することができる。これにより、スイッチ等が、例えば、フレームやパケットの種類に応じて形式的または機械的にデータのフローの優先度を判定する場合に比較して、柔軟かつ詳細に優先度を設定することもできる。
また、情報処理装置300が優先度に基づいてリンクの通信速度を設定する機能を持つことで、クライアント側である情報処理装置300とスイッチ等の通信装置との間の通信路において、情報処理装置300からデータが送信される時点から適切な通信速度でリンクを確立することができ、省電力の効果がより大きくなる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、スイッチ100、スイッチ200、情報処理装置300が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体には、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。磁気記録装置には、HDD、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)等がある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等がある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto - Optical disk)等がある。
上記プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータに格納しておき、ネットワークを通じて、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
上記プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムまたはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
以上、開示の通信装置、情報処理装置および通信制御方法を、図示の実施の形態に基づいて説明したが、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、開示の技術に他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。また、開示の技術は前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成を組み合わせたものであってもよい。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、開示の技術は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
1 通信装置
1a 入力手段
1b 優先度判定手段
1c 速度制御手段
1d 出力手段

Claims (9)

  1. データが入力される入力手段と、
    前記入力手段に入力されたデータの優先度を判定する優先度判定手段と、
    設定された通信速度でデータ送信先とのリンクを確立し、前記入力されたデータを、該リンクを通じて出力する出力手段と、
    前記優先度判定手段によって判定された優先度が所定値より高い場合、前記データ送信先とのリンクの通信速度を第1の速度に設定し、前記優先度判定手段によって判定された優先度が前記所定値より低い場合、前記データ送信先とのリンクの通信速度を、前記第1の速度より遅い第2の速度に設定する速度制御手段とを有することを特徴とする通信装置。
  2. ータは、データの通信における優先順位を示す優先情報を有し、
    前記優先度判定手段は、入力されたデータの優先情報に基づいて、該データの優先度を判定することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. ータは、データ送信先のアドレスを示す宛先アドレス情報を有し、
    前記優先度判定手段は、入力されたデータの宛先アドレス情報が所定のアドレスを示す場合には、データの優先度を前記所定値より高く判定することを特徴とする請求項1または2記載の通信装置。
  4. ータは、データ送信先のポート番号を示すポート番号情報を有し、
    前記優先度判定手段は、入力されたデータのポート番号情報が所定のポート番号を示す場合には、データの優先度を前記所定値より高く判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 前記出力手段は、デタ送信先との間で確立しているリンクを切断し、前記優先度判定手段による優先度の判定結果に応じた前記データ送信先とのリンクの通信速度で再び前記リンクを確立することによって、前記データ送信先とのリンクの通信速度を前記設定された通信速度に変更することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の通信装置。
  6. 前記宛先アドレス情報は、データ送信先のMAC(Media Access Control)アドレスを示し、
    データを、MACアドレスで示された宛先アドレス情報を制御情報に含むフレームで送受信することを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  7. 前記宛先アドレス情報は、データ送信先のIPアドレスを示されており、
    データを、IPアドレスで示された宛先アドレス情報を制御情報に含むパケットで送受信することを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  8. 入力されたデータの優先度を判定する優先度判定手段と、
    設定された通信速度でデータ送信先とのリンクを確立し、前記入力されたデータを、該リンクを通じて出力する出力手段と、
    前記優先度判定手段によって判定された優先度が所定値より高い場合、前記データ送信先とのリンクの通信速度を第1の速度に設定し、前記優先度判定手段によって判定された優先度が前記所定値より低い場合、前記データ送信先とのリンクの通信速度を、前記第1の速度より遅い第2の速度に設定する速度制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  9. 通信装置が、
    入力されたデータの優先度を判定し、
    判定された優先度が所定値より高い場合、データ送信先とのリンクの通信速度を第1の速度に設定し、判定された優先度が前記所定値より低い場合、前記データ送信先とのリンクの通信速度を、前記第1の速度より遅い第2の速度に設定し、
    設定された通信速度で前記データ送信先とのリンクを確立し、前記入力されたデータを、該リンクを通じて出力する、
    ことを特徴とする通信制御方法。
JP2011522661A 2009-07-16 2009-07-16 通信装置、情報処理装置および通信制御方法 Expired - Fee Related JP5263395B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2009/062906 WO2011007437A1 (ja) 2009-07-16 2009-07-16 通信装置、情報処理装置および通信制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011007437A1 JPWO2011007437A1 (ja) 2012-12-20
JP5263395B2 true JP5263395B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=43449053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011522661A Expired - Fee Related JP5263395B2 (ja) 2009-07-16 2009-07-16 通信装置、情報処理装置および通信制御方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8806087B2 (ja)
JP (1) JP5263395B2 (ja)
WO (1) WO2011007437A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102939790B (zh) * 2010-04-06 2017-02-15 富士通株式会社 无线通信装置、信息处理装置和无线通信控制方法
JP5736818B2 (ja) * 2011-02-14 2015-06-17 富士通株式会社 情報処理装置、制御方法、および制御プログラム
KR101356905B1 (ko) 2012-04-03 2014-02-05 (주)유비쿼스 이더넷 l2 스위치 장치 및 그 데이터 전송 방법
US9912729B2 (en) * 2013-07-22 2018-03-06 Verizon Patent And Licensing Inc. Encapsulation scheme for cloud computing environment
JP6666686B2 (ja) * 2015-08-18 2020-03-18 株式会社ポコアポコネットワークス メモリ機器
WO2017030054A1 (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 株式会社ポコアポコネットワークス メモリ機器
CN109005126B (zh) * 2017-06-06 2020-06-02 华为技术有限公司 数据流的处理方法、设备和计算机可读存储介质
JP2022165624A (ja) * 2021-04-20 2022-11-01 株式会社日立製作所 端末制御装置、エレベーター制御システム及び通信速度設定方法
US11665097B2 (en) * 2021-04-27 2023-05-30 Verizon Patent And Licensing Inc. Methods and systems for differentiating MEC flows using IP header signaling

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1188547A (ja) * 1997-09-08 1999-03-30 Fujitsu Ltd 音声/データ共有通信システム
JP2000196671A (ja) * 1998-12-25 2000-07-14 Hitachi Cable Ltd ネットワ―ク解析装置
JP2003244220A (ja) * 2002-02-14 2003-08-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 伝送レート制御装置並びに当該装置を含むネットワークシステム及び経路制御装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0446727A (ja) 1990-06-14 1992-02-17 Murata Mach Ltd 板材加工ラインにおける板材位置決め装置
JP5138847B2 (ja) * 2001-08-31 2013-02-06 富士通株式会社 ネットワークシステム、ネットワーク中継装置、ネットワーク中継監視装置およびネットワーク運用方法
EP1507385B1 (en) 2002-05-14 2008-07-23 Fujitsu Limited Communication speed control circuit, communication speed control substrate, and information processing apparatus
KR100746501B1 (ko) * 2002-05-27 2007-08-07 가부시키가이샤 엔티티 도코모 이동 통신 시스템, 송신국, 수신국, 중계국, 통신 경로결정 방법 및 통신 경로 결정 프로그램
JP2006270470A (ja) 2005-03-24 2006-10-05 Kyocera Mita Corp ネットワーク機器
JP2006304241A (ja) 2005-04-18 2006-11-02 Celan Technology Inc データ送受信装置およびこれを用いた帯域保証型ネットワークの構築方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1188547A (ja) * 1997-09-08 1999-03-30 Fujitsu Ltd 音声/データ共有通信システム
JP2000196671A (ja) * 1998-12-25 2000-07-14 Hitachi Cable Ltd ネットワ―ク解析装置
JP2003244220A (ja) * 2002-02-14 2003-08-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 伝送レート制御装置並びに当該装置を含むネットワークシステム及び経路制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20120096193A1 (en) 2012-04-19
WO2011007437A1 (ja) 2011-01-20
JPWO2011007437A1 (ja) 2012-12-20
US8806087B2 (en) 2014-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5263395B2 (ja) 通信装置、情報処理装置および通信制御方法
US11115339B2 (en) Network congestion control method, device, and system
US7599283B1 (en) Network traffic synchronization and data compression in redundant network topologies
US10237153B2 (en) Packet retransmission method and apparatus
US8462820B2 (en) Network traffic synchronization mechanism
US9178831B2 (en) Methods and apparatus for RBridge hop-by-hop compression and frame aggregation
US10432556B1 (en) Enhanced audio video bridging (AVB) methods and apparatus
JP4829896B2 (ja) データ破壊を避けることによる改善されたネットワーク性能のための方法、システム及び物品
JP4814376B2 (ja) フォルトトレラントQoSのための方法及びシステム
US9571382B2 (en) Method, controller, and system for processing data packet
US9025451B2 (en) Positive feedback ethernet link flow control for promoting lossless ethernet
US7835285B2 (en) Quality of service, policy enhanced hierarchical disruption tolerant networking system and method
US20050195821A1 (en) Method and apparatus for dynamically controlling traffic in wireless station
US8793361B1 (en) Traffic synchronization across multiple devices in wide area network topologies
US9876612B1 (en) Data bandwidth overhead reduction in a protocol based communication over a wide area network (WAN)
JP2007527170A (ja) 並列通信のためのシステムおよび方法
JP2012075173A (ja) 動的なモードドリブンリンク管理のためのシステム及び方法
WO2021082575A1 (zh) 一种报文转发方法、设备、存储介质及系统
US9043477B2 (en) Communication system, server, terminal, packet data transferring method, and program therefor
WO2018233376A9 (zh) 传输报文的方法、代理服务器和计算机可读存储介质
US20070291782A1 (en) Acknowledgement filtering
US7984164B2 (en) Server, and packet transferring method and program therefor
JP2012120079A (ja) フレーム転送装置及び帯域制御方法
WO2022179454A1 (zh) 一种数据处理方法、装置及芯片
KR20220095548A (ko) AFDX와 AeroRing 변환 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5263395

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees