JP5262842B2 - Crew protection device - Google Patents
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Description
本発明は、車体の側部を構成する車体側部部材とシートとの間に位置して、該シートに取り付けたエアバッグユニットを備える乗員保護装置に関する。 The present invention relates to an occupant protection device that includes an airbag unit that is positioned between a vehicle body side member constituting a side portion of a vehicle body and a seat and is attached to the seat.
従来、車幅方向外側から車体側部に入力した荷重をその内側のシートに伝達させ、さらに車体底部部材へ伝達させるなどして、外力による車体側部部材の変形を抑制させるものが知られている(下記特許文献1参照)。
Conventionally, it is known that the load input to the side of the vehicle body from the outside in the vehicle width direction is transmitted to the inner seat and further transmitted to the bottom member of the vehicle body to suppress deformation of the vehicle body side member due to external force. (See
ところで、上記した従来の技術は、シートの骨格を形成するシート骨格部材の一部を車体側部部材方向へ突出させ、その突出部に車体側部部材を当接させることによって、外力の伝達が行われる。 By the way, in the conventional technique described above, a part of the sheet skeleton member that forms the skeleton of the seat is protruded in the direction of the vehicle body side member, and the vehicle body side member is brought into contact with the protruding portion, thereby transmitting external force. Done.
ところが、上記した従来の技術において、乗員を保護するために、シート骨格部材の車幅方向外側の車体側部部材側にエアバッグユニットを設定する場合、シート骨格部材の一部を車体側部部材方向へ突出させていることから、シートと車体側部部材との間にエアバッグユニットを配置するスペースが確保できない虞がある。 However, in the conventional technology described above, in order to protect the occupant, when the airbag unit is set on the vehicle body side member side on the outer side in the vehicle width direction of the seat skeleton member, a part of the seat skeleton member is used as the vehicle body side member. Since it protrudes in the direction, there is a possibility that a space for disposing the airbag unit cannot be secured between the seat and the vehicle body side member.
そこで、本発明は、車体側部部材とシートとの間におけるエアバッグユニットの配置スペースを確保するとともに、車幅方向外側から車体側部部材に入力した荷重をその内側のシートに伝達して入力荷重を効率よく分散させることを目的としている。 Therefore, the present invention secures an arrangement space for the airbag unit between the vehicle body side member and the seat, and transmits the load input to the vehicle body side member from the vehicle width direction outside to the inside seat. The purpose is to distribute the load efficiently.
本発明は、車体の側部を構成する車体側部部材の車幅方向内側にシートが配置され、このシートの骨格を形成するシート骨格部材の車幅方向外側と車幅方向内側とを連結して車幅方向に延在する連結部材と、この連結部材と前記車体側部部材との間に位置して前記シートに設けたエアバッグユニットとを有し、前記車体側部部材に車幅方向外側から入力する荷重を、前記エアバッグユニットを介して前記連結部材に伝達させるようにした乗員保護装置であって、前記エアバッグユニットは、前記シートに固定する固定部及びこの固定部に対して回転可能な可動部を有するケースと、このケースに収容したエアバック本体とを備え、前記可動部は、前記エアバック本体の膨張による圧力を受けて前記固定部から離反するように回転変位して前記ケースを開口させるとともに、前記連結部材と前記車体側部部材との間に位置して前記車体側部部材に車幅方向外側から入力する荷重を前記連結部材に伝達させることを特徴とする。 In the present invention, a seat is disposed on the vehicle width direction inner side of the vehicle body side member constituting the side portion of the vehicle body, and the vehicle width direction outer side and the vehicle width direction inner side of the seat frame member forming the frame of the seat are connected. a connecting member extending in the vehicle width direction, and an air bag unit which is provided on the seat positioned between the vehicle body side member and the coupling member Te, the vehicle width direction to the vehicle body side member An occupant protection device configured to transmit a load input from outside to the connecting member via the airbag unit, wherein the airbag unit is fixed to the seat and the fixed portion. A case having a rotatable movable portion; and an airbag main body accommodated in the case. The movable portion is rotationally displaced so as to be separated from the fixed portion under pressure due to expansion of the airbag main body. Above It causes opening the over scan, characterized in that to transfer loads input from outside in the vehicle width direction on the vehicle body side member located between the vehicle body side member and the connecting member to the connecting member.
本発明によれば、車幅方向外側から車体側部部材に入力した荷重を、エアバッグユニットを介してシートに設けた連結部材に伝達するようにしたため、シートと車体側部部材との間のエアバッグユニットの配置スペースを確保できるとともに、車幅方向外側から車体側部部材に入力した荷重をその内側のシートに伝達して入力荷重を効率よく分散させることができる。 According to the present invention, since the load input to the vehicle body side member from the outside in the vehicle width direction is transmitted to the connecting member provided on the seat via the airbag unit, the load between the seat and the vehicle body side member is reduced. A space for arranging the airbag unit can be secured, and a load input to the vehicle body side member from the outer side in the vehicle width direction can be transmitted to the inner seat to efficiently disperse the input load.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる乗員保護装置を備えた自動車用におけるシート1周辺の車室3内の概略構成を示す模式的な断面図である。この自動車の車体5は、ルーフ部7と、フロア部9と、これらルーフ部7とフロア部9との間のボディサイド部11とを備えている。ボディサイド部11は、例えばドアやピラーなどであり、車体の側部を構成する車体側部部材となる。
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing a schematic configuration in a
上記した図1は、車体後方から見た図に相当し、シート1は、シートバック13におけるシート骨格部材となる金属製のシートバックフレーム15を主として示しており、その外装となる布や皮などからなる表皮材などは省略している。
FIG. 1 described above corresponds to a view seen from the rear of the vehicle body, and the
シート1は、シートバック13の下部に位置するシートクッション17を、スライドレール機構21を介してフロア部9に取り付けてある。スライドレール機構21は、フロア部9に取り付けたガイドレール23に対し、シートクッション17の下部に取り付けた可動体25が車体前後方向にシート1とともにスライド移動する。
In the
また、シートバック13は、シートクッション17に対して下端部がリクライニング機構27によって車体前後方向に回転可能となっている。符号29は、リクライニング機構27の回転中心となるロッドである。
Further, the
シートバックフレーム15は、上部にて車幅方向に延びるフレーム上部15aを備え、このフレーム上部15aにヘッドレスト31を取り付けてある。また、シートバックフレーム15は、フレーム上部15aの車幅方向外側端部から下方に延びるフレーム外部15bと、フレーム上部15aの車幅方向内側端部から下方に延びるフレーム内部15cとを備えている。
The
そして、上記したフレーム外部15bの車幅方向外側にエアバッグユニット33を取り付けている。すなわち、このエアバッグユニット33は、シートバック13とボディサイド部11との間の領域(空間)35に配置していることになる。
The
なお、図1に示してあるエアバッグユニット33は、後で詳細に説明するが、図2に示す内部のエアバッグ袋体37が膨張して該エアバッグ袋体37を収容しているケース39が開いた状態である。
The
また、このエアバッグユニット33を取り付けてあるフレーム外部15bとフレーム内部15bとのそれぞれの下端部付近同士を、連結部材としての補強ビーム41で互いに連結している。補強ビーム41は、全体として車幅方向外側が同内側よりも上方に位置するよう傾斜しており、車幅方向外側の端部41aがエアバッグユニット33の下部に近接して対向している一方、車幅方向内側の端部41bが、フロア部9の車幅方向中央にて車体前後方向に延びるフロアトンネル43の側壁43aの上部に対向している。
Further, the vicinity of the lower ends of the
次に、エアバッグユニット33について説明する。エアバッグユニット33は、図2(a)に示すように、直方体の箱形状のケース39内にエアバック本体としてのエアバッグ袋体37を収容している。エアバッグユニット33は、図示しない衝突検知センサからの出力に基づいて、イグナイタ(発火装置)45を作動させ、インフレータ(ガス発生器)47から発生するガスの圧力によりエアバッグ袋体37が瞬時に膨張して、乗員67(図5参照)とボディサイド部11との間の領域(空間)35に展開する。
Next, the
ケース39は、エアバッグ袋体37が膨張する際の圧力を受けて図2(b)のように開口した状態となる。なお、図2(b)では、エアバッグ袋体37が膨張していない状態を二点鎖線で示している。図3は、エアバッグユニット33をシートバックフレーム15のフレーム外部15bに取り付けた状態を車体前方側から見た斜視図である。
The
図2,図3に示すように、ケース39は、フレーム外部15bに上下一対のステー49を介して固定する固定部としての平板状の固定板51と、固定板51に対し、図3(a),(b),(c)のように、エアバッグ袋体37の膨張に伴って回転する可動部としての回転リッド53とを備えている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
前記したインフレータ47は、円柱形状を呈して図2(a)及び図3(a)に示すケース39が開口する前の状態で示すように、前記したイグナイタ45とともにケース39内の車体後方側の端部内に収容してある。このインフレータ47に前記したステー49を一体化するよう取り付けてあり、例えばステー49に取り付けたスタッドボルトを固定板51及びフレーム外部15bに貫通させて、フレーム外部15bの裏側からナットで固定する。
The
ケース39の固定板51は、上下方向に長いほぼ長方形を呈しており、フレーム外部15bに密着させるようにして取り付けている。一方、回転リッド53は、図3(c)に示すように、ケース39が開口した状態で車両前方側に開口部55を有する箱形状としている。
The
すなわち、この回転リッド53は、固定板51の形状に対応して全体として上下方向に長いほぼ直方体形状としてあり、エアバッグ袋体37の膨張時の圧力を主に受ける受圧面となる底面部53aと、底面部53aの周縁から立ち上がる、上下の短尺側面部53b,53c及び長尺側面部53dとを備えている。
That is, the rotating
このようなケース39は、固定板51に設けた3つの係止突起51aを、回転リッド53の長尺側面部53dに設けた3つの係止孔53eに挿入係止することで、図3(a)に示す閉じた状態を確保する。
Such a
前記したインフレータ47の中心部の上下両端部には、回転リッド53の回転中心となる中心軸57を設けてあり、この中心軸57はケース39の短尺側面部53b,53cに回転可能に支持させてある。したがって、ケース39が開口する際の回転リッド53は、この中心軸57を中心として回転することになる。
At the upper and lower ends of the center portion of the inflator 47 described above, there are provided
また、インフレータ47の上端部には、回転リッド53の逆回転を規制するための逆回転規制部材としての逆回転規制ギア59を設けている。例えば回転リッド53の内面に図示しないラッチ爪を突出させ、該ラッチ爪を、回転リッド53の開口方向の回転を許容しつつ閉じ方向の回転を阻止するように逆回転規制ギア59に係合させることで、回転リッド53の逆回転を規制する。
Further, a reverse
さらに、インフレータ47の下端部とケース39の下部の短尺側面部53cとの間には、回転リッド53をその開口方向に向けて押し付ける弾性手段としてのねじりコイルばね61を設けている。このねじりコイルばね61は、一方の端部を固定板51に、他方の端部を回転リッド53にそれぞれ押し付けた状態とする。
Further, a
次に作用を説明する。図4は、エアバック袋体37がケース39内に収容された通常使用時での上方から見た平面視での断面図であり、図5は、エアバック袋体37が膨張して展開した状態での図4と同様の断面図である。
Next, the operation will be described. FIG. 4 is a cross-sectional view in plan view as seen from above during normal use in which the
また、図4,図5におけるシートバックフレーム15の外側を覆うシートバッククッション63は、その一部のエアバッグユニット33の外側を覆う部位を、エアバック袋体37の展開時に後方側に開放するよう分離する分離部65として設けている。
4 and 5, the seat back
上記図4の通常使用時では、ケース39が閉じた状態であり、この状態で、ケース39は平面視で車体前後方向に長い長方形となっている。この図4におけるエアバッグユニット33の状態は、図2(a),図3(a)に対応している。
In the normal use of FIG. 4, the
そして、車両に搭載された衝突検知センサが衝突(ここでは車両側方からの衝突)を検知すると、イグナイタ45が作動し、インフレータ47から発生するガスの圧力によりエアバッグ袋体37が瞬時に膨張し、図5に示すように乗員67とボディサイド部11との間の領域(空間)35に展開する。この展開したエアバッグ袋体37によって乗員67を保護する。
When the collision detection sensor mounted on the vehicle detects a collision (in this case, a collision from the side of the vehicle), the
この際、本実施形態では、エアバッグ袋体37の膨張による圧力を回転リッド53の特に底面部53aが受けることで、固定板51の係止突起51aを回転リッド53の係止孔53eから外しつつ、回転リッド53を図3(b),(c)のように徐々に開口させるように中心軸57を中心として回転する。このとき回転リッド53は、逆回転規制ギア59にラッチ爪を係合させているので、ケース39が閉じる逆方向の回転が規制される。
At this time, in this embodiment, when the pressure due to the expansion of the
図5のように、エアバッグ袋体37の展開が完了した状態では、回転リッド53は、図4の通常使用時に対してほぼ90度回転しており、平面視では車幅方向に長い長方形となって、長尺側面部53dがボディサイド部11に近接した状態となる。このとき回転リッド53は、ねじりコイルばね61の作用によって図4の状態から図5の状態まで速やかに回転する。
As shown in FIG. 5, in the state where the
したがって、この状態で、車両側方からの衝突によりボディサイド部11が車室3側に押し付けられて移動する際には、ボディサイド部11に入力した荷重をケース39の回転リッド53が受け、シート1のシートバックフレーム15に伝達する。
Therefore, in this state, when the
上記した回転リッド53が受けた荷重は、さらに図1に示すように車幅方向外側の端部41aがケース39に近接している補強ビーム41に伝達され、補強ビーム41は、車幅方向内側の端部41bを介してフロアトンネル43の側壁43aの上部に荷重を伝達する。
The load received by the
このように、ボディサイド部11に入力した荷重は、回転リッド53を介してシート1に伝達されるとともに、回転リッド53を介して補強ビーム41からフロアトンネル43に伝達される。このためボディサイド部11に入力した荷重を車体全体に効率よく分散でき、ボディサイド部11の車室3内への進入量を低減することができる。
As described above, the load input to the
以上より、本実施形態では、車幅方向外側からボディサイド部11に入力した荷重を、エアバッグユニット33の特に開口状態の回転リッド53を介してシート1に設けた補強ビーム41に伝達しているので、シート1とボディサイド部11との間のエアバッグユニット33の配置スペースを確保できるとともに、車幅方向外側からボディサイド部11に入力した荷重をその内側のシート1に伝達して入力荷重を効率よく分散させることができる。
As described above, in this embodiment, the load input to the
また、本実施形態では、ボディサイド部11からの入力荷重を受ける回転リッド53は、車体前方側に開口部55を有する箱形状としているので、剛性を確保でき、ボディサイド部11からの入力荷重を、より効率よくシート1に伝達することができる。
In the present embodiment, the
また、本実施形態では、回転リッド53を、固定板51から離反して開口するように回転変位する方向に押し付けるねじりコイルばね61を設けている。このため回転リッド53は、エアバッグ袋体37の展開時に係止突起51aが係止孔53eから外れた後に、ねじりコイルばね61によって、ボディサイド部11からの入力荷重を受ける図5に示す状態に速やかに変位させることができる。
In the present embodiment, a
また、本実施形態では、回転リッド53の固定板51から離反するように回転する方向とは逆方向の回転を阻止する逆回転規制ギア59を設けている、このためエアバッグ袋体37が展開する際に、その反動によって回転リッド53が開口する方向と反対の閉じる方向に回転するのを抑え、ボディサイド部11からの入力荷重を受ける図5に示す状態により確実に変位させることができる。
In the present embodiment, the reverse
また、本実施形態では、図1に示すように、ケース39が開口した状態の回転リッド53の車幅方向外側面である長尺側面部53dは、シート1の下部に設けてあるリクライニング機構27(ロッド29)の車幅方向外側面27aと、車幅方向位置を同一の位置に設定している。
In the present embodiment, as shown in FIG. 1, the long
このため、前記したボディサイド部11からの入力荷重を、回転リッド53からロッド29へ伝達するタイミングが、ボディサイド部11からの入力荷重を、回転リッド53から補強ビーム41に伝達するタイミングとほぼ一致するものとなる。これにより、ボディサイド部11からシートバックフレーム15に入力する荷重を、これらロッド29及び補強ビーム41よって効率的にフロアトンネル43に伝達させることができる。
For this reason, the timing at which the input load from the
また、本実施形態では、ケース39におけるエアバック袋体37が膨張するときに接触する可能性のある部位、すなわち固定板51及び回転リッド53の内側の縁部をR形状部51r,53rとして曲面形状としている。これにより、エアバッグ袋体37が膨張展開する際に、固定板51及び回転リッド53の縁部に接触することによる損傷を抑えることができる。
Further, in the present embodiment, a portion of the
図6は、本発明の第2の実施形態に係わる乗員保護装置の平面視での断面図である。この実施形態は、図6(a)の状態から図6(b)のようにエアバッグ袋体37Aが膨張して回転リッド53の底面部53aを押し付けつつ、図6(c)のように展開し終えた状態でも、車体後方側の部位37A1が矢印Fで示すように、回転リッド53の底面部53aを車体後方に向けて押し付けた状態を維持している。
FIG. 6 is a cross-sectional view in plan view of an occupant protection device according to the second embodiment of the present invention. In this embodiment, the
これにより、回転リッド53は、図6(c)に示すケース29が開口した状態を、より確実に維持することができる。
Thereby, the
また、第2の実施形態の回転リッド53は、長尺側面部53dと反対側(図6(a)中で下部側)の上下の短尺側面部53b,53c近傍に、係止孔形成用の壁部53fを設けてあり、この壁部53fに係止孔53gを形成している。一方、この係止孔53gに対応してシートバックフレーム15のフレーム外部15bに、車幅方向外側(図6(a)中で左側)に向けて突出する係止爪67を設けている。これら係止孔53g及び係止爪67により係止部を構成している。
Further, the
この場合、エアバッグ袋体37Aが、図6(b)のように膨張してケース39の回転リッド53が回転し、さらに図6(c)のように回転リッド53の長尺側面部53dが前記図5と同様にボディサイド部11に接近して対向する状態となったときに、係止爪67が係止孔53gに挿入されて係止された状態となる。これにより、回転リッド53が図6(c)の状態から閉じ方向に回転するのを抑えることができる。
In this case, the
図7は、本発明の第3の実施形態に係わる乗員保護装置の前記図2(b)に対応する斜視図である。この実施形態は、第1の実施形態における中心軸57に代わる中心軸57Aをインフレータ47と別体とし、該インフレータ47を中心軸57Aに隣接して配置している。
FIG. 7 is a perspective view corresponding to FIG. 2B of an occupant protection device according to the third embodiment of the present invention. In this embodiment, a
この場合、中心軸57Aの上下両端を、固定板51の車体後方側の上下両端から車幅方向外側に向けて突出させたフランジ部51bに支持させるとともに、該上下のフランジ部51bの上下両側に配置した回転リッド53の上下の短尺側面部53b,53cを、中心軸57Aに回転可能に支持させている。また、インフレータ47は回転リッド53の底面部53aに取り付け、固定板51はシートバックフレーム15のフレーム外部15bに固定する。したがって回転リッド53は、インフレータ47とともに中心軸57Aを中心として回転する。
In this case, both the upper and lower ends of the
第3の実施形態においても、エアバッグ袋体37の膨張展開によって、回転リッド53が中心軸57Aを中心として回転して前記図5,図6(c)と同様な状態となる。
Also in the third embodiment, due to the inflation and deployment of the
この際、本実施形態では、中心軸57Aとインフレータ47とを別体としているので、例えばインフレータ47を何らかの理由で中心軸57Aと一体できないような場合に対応でき、エアバッグユニット33の構成部品を配置する上で自由度が向上する。
At this time, in this embodiment, since the
なお、第3の実施形態では、逆回転規制ギア59及びねじりコイルばね61を中心軸57Aに設けている。
In the third embodiment, the reverse
1 シート
11 ボディサイド部(車体側部部材)
15 シートバックフレーム(シート骨格部材)
27 リクライニング機構
33 エアバッグユニット
37 エアバック袋体(エアバック本体)
39 ケース
41 補強ビーム(連結部材)
51 固定板(固定部)
51r,53r R形状部
53 回転リッド(可動部)
53g 係止孔(係止部)
55 開口部
59 逆回転規制ギア(逆回転規制部材)
61 ねじりコイルばね(弾性手段)
67 係止爪(係止部)
1
15 Seat back frame (seat frame member)
27
39
51 Fixing plate (fixing part)
51r, 53r R-shaped
53g Locking hole (locking part)
55
61 Torsion coil spring (elastic means)
67 Locking claw (locking part)
Claims (8)
前記エアバッグユニットは、前記シートに固定する固定部及びこの固定部に対して回転可能な可動部を有するケースと、このケースに収容したエアバック本体とを備え、前記可動部は、前記エアバック本体の膨張による圧力を受けて前記固定部から離反するように回転変位して前記ケースを開口させるとともに、前記連結部材と前記車体側部部材との間に位置して前記車体側部部材に車幅方向外側から入力する荷重を前記連結部材に伝達させることを特徴とする乗員保護装置。 A seat is arranged on the vehicle width direction inner side of the vehicle body side member constituting the side portion of the vehicle body, and the vehicle width direction outer side and the vehicle width direction inner side of the seat frame member forming the frame of the seat are connected to each other in the vehicle width direction. A connecting member extending to the vehicle body, and an airbag unit provided on the seat positioned between the connecting member and the vehicle body side member, and the vehicle body side member is input from the outside in the vehicle width direction. An occupant protection device configured to transmit a load to the connecting member via the airbag unit ,
The airbag unit includes a case having a fixed portion that is fixed to the seat and a movable portion that is rotatable with respect to the fixed portion, and an airbag body that is accommodated in the case, and the movable portion includes the airbag. The case is opened by receiving a pressure due to the expansion of the main body so as to be separated from the fixed portion, and is positioned between the connecting member and the vehicle body side member. An occupant protection device , wherein a load input from the outside in the width direction is transmitted to the connecting member .
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