JP5262751B2 - 資源情報管理サーバ、資源情報管理システム、資源情報管理方法および資源情報管理プログラム - Google Patents

資源情報管理サーバ、資源情報管理システム、資源情報管理方法および資源情報管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、資源情報管理サーバ、資源情報管理システム、資源情報管理方法および資源情報管理プログラムに関する。
データセンタにおけるサーバ運用管理において、数多くのサーバ、ネットワーク機器などの各種機器の状況、通信回線のトラフィックまたはサービスの稼働状況などの監視のために、各種資源に関する情報を収集する必要がある。ここで、管理対象となるサーバのことを管理対象ホストと呼ぶ。
管理対象ホストに関する資源情報は、サーバのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、ネットワークインタフェースカードなどのデバイス情報またはインストールされたソフトウェアやライブラリなどの構成情報などがある。また、これらの資源情報に加えて、サーバに接続されるハブなどの周辺機器やサーバに対して適用されるアクセス制御情報などを含め、多数の資源情報が存在する。
例えば、資源の種類を表す例として、標準化団体DMTF(Distributed Management Task Force)が定義する資源情報モデルであるCIM(Common Information Model)では、1256個の資源を表すクラス定義が存在する(CIM Schema Version 2.18.1時点)。実際には、各クラスは複数の属性値を持ち、かつ、1つのクラスに対して複数のインスタンス(実体)が存在可能のため、資源情報は膨大な量となる。具体的な資源の例として、ホスト数が100台存在すると、ホストを表すCIM_ComputerSystemというクラスのインスタンスは100個となる。
近年、このような資源情報を管理する技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。多数の管理対象ホストの資源情報(上述したCPUやメモリなどのデバイス情報など)を管理サーバ側で一元管理する際、各資源情報のキャッシュを管理サーバ側で持つことによって、資源情報の検索要求に対する応答を高速化することができる。
しかしながら、各資源情報は、管理対象ホストの状態によって変化する可能性がある。そのため、キャッシュの情報は、資源の最新の状態を表しているとは限らない。キャッシュの情報は、取得後の時間が経過するほど、実際の管理対象ホストの資源の状態との間で不整合が起きる可能性が高くなる。よって、可能な限りキャッシュの情報を最新に保つように、キャッシュと実際の資源情報との同期を取る必要がある。このため、キャッシュした資源情報が取得から一定時間経過した後に無効になるように制御することも行われている。
特許文献1では、資源情報のキャッシュに対して、適切なスケジュール間隔で更新を行う手法を示している。特許文献1に記載された資源情報管理システムは、資源利用者端末と、資源情報管理サーバと、管理対象となるホスト上で資源情報を取得するエージェントから構成されており、それらはネットワークを介して接続されている。このような構成を有する資源情報管理システムは、以下のように動作する。
資源情報管理サーバは、資源利用者端末からの資源情報の検索要求に応じて、資源情報のキャッシュより要求された資源情報を資源利用者端末に送信する。一方で、資源情報管理サーバは、キャッシュ内の全ての資源情報の更新を行う。このとき資源情報管理サーバは、ネットワークの状態や資源情報管理サーバの状態や資源情報の状態などに応じて、資源情報のキャッシュが最新の状態を保持するように、更新スケジュールの間隔を制御する。また、この資源情報管理システムでは、管理対象ホストの特定の資源情報すべてに対して、キャッシュを更新するためのスケジュールを設定する。
国際公開番号 WO2006/046486
しかしながら、管理サーバやネットワークの性能に限りがあることから、特許文献1に記載された資源情報管理システムでは、スケジュールの更新によって有効期限内の状態を保持できる管理対象の資源情報の数には限度がある。具体的には、ネットワークを介した通信、資源情報管理サーバでの処理および管理対象ホスト内の資源情報生成などに要する時間および負荷により、一定時間内に取得可能な資源情報には限界があるためである。
このように、特許文献1に記載の資源情報管理システムでは、有効期限内に更新処理するためには、管理対象ホストの台数増加などで資源情報の数が増えると、資源情報の有効期限を長くする必要がある。したがって、キャッシュの内容が資源情報の内容と異なってしまうことがある。逆に、有効期限を短くしようとすると、更新処理が間に合わず、資源情報の数を制限する必要がある。したがって、管理対象ホストの台数増加に対応できないことがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、管理対象ホストの台数が増加しても、キャッシュした資源情報と実際の資源の状態の整合性を理想的に保つことができる資源情報管理サーバ、資源情報管理システム、資源情報管理方法および資源情報管理プログラムを提供することにある。
本発明によれば、複数の管理対象ホストそれぞれから資源情報を受信する資源情報取得手段と、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した資源情報を、当該資源情報の送信元である前記管理対象ホストを特定するホスト識別情報および当該資源情報の有効期限を示す期限情報と対応付けて記憶する資源情報記憶手段と、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した前記資源情報を、当該資源情報の優先度を示す優先度情報と対応付けて記憶する優先度記憶手段と、
前記資源情報記憶手段に記憶された前記資源情報の中から更新対象の候補となる資源情報を、当該資源情報に対応づけられた前記期限情報に基づいて選出する更新候補選出手段と、
前記更新候補選出手段によって選出された資源情報と対応づけて前記優先度記憶手段に記憶された前記優先度情報に基づいて、更新対象とする資源情報を選出する更新対象選出手段と、
前記資源情報取得手段により、前記更新対象選出手段で選出された前記更新対象の資源情報に対応づけられた前記ホスト識別情報にかかる前記管理対象ホストから新たな資源情報を受信させ、前記資源情報記憶手段に記憶された前記更新対象の資源情報を前記新たな資源情報に更新するとともに、当該資源情報に対して新たな有効期限を示す期限情報を付与する資源情報更新手段と、
を備える資源情報管理サーバが提供される。
本発明によれば、複数の管理対象ホストと、前記複数の管理対象ホストと通信可能に接続された資源情報管理サーバとを備える資源情報管理システムであって、
前記管理対象ホストのそれぞれは、
前記資源情報管理サーバから資源情報の取得要求に応じて前記資源情報を前記資源情報管理サーバに送信する資源情報送受信手段を備え、
前記資源情報管理サーバは、
複数の管理対象ホストそれぞれから資源情報を受信する資源情報取得手段と、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した資源情報を、当該資源情報の送信元である前記管理対象ホストを特定するホスト識別情報および当該資源情報の有効期限を示す期限情報と対応付けて記憶する資源情報記憶手段と、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した前記資源情報を、当該資源情報の優先度を示す優先度情報と対応付けて記憶する優先度記憶手段と、
前記資源情報記憶手段に記憶された前記資源情報の中から更新対象の候補となる資源情報を、当該資源情報に対応づけられた前記期限情報に基づいて選出する更新候補選出手段と、
前記更新候補選出手段によって選出された資源情報と対応づけて前記優先度記憶手段に記憶された前記優先度情報に基づいて、更新対象とする資源情報を選出する更新対象選出手段と、
前記更新対象選出手段によって選出された資源情報に対応付けられた前記ホスト識別情報にかかる前記管理対象ホストに対して、新たな資源情報を要求する前記取得要求を送信するリクエスト送信手段と、
前記資源情報取得手段により、前記更新対象選出手段で選出された前記更新対象の資源情報に対応づけられた前記ホスト識別情報にかかる前記管理対象ホストから新たな資源情報を受信させ、前記資源情報記憶手段に記憶された前記更新対象の資源情報を前記新たな資源情報に更新するとともに、当該資源情報に対して新たな有効期限を示す期限情報を付与する資源情報更新手段と、
を備えることを特徴とする資源情報管理システムが提供される。
本発明によれば、複数の管理対象ホストそれぞれから資源情報を受信する資源情報取得ステップと、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した資源情報を、当該資源情報の送信元である前記管理対象ホストを特定するホスト識別情報および当該資源情報の有効期限を示す期限情報と対応付けて記憶する資源情報記憶ステップと、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した前記資源情報を、当該資源情報の優先度を示す優先度情報と対応付けて記憶する優先度記憶ステップと、
前記資源情報記憶ステップで記憶された前記資源情報の中から更新対象の候補となる資源情報を、当該資源情報に対応づけられた前記期限情報に基づいて選出する更新候補選出ステップと、
前記更新候補選出ステップで選出された資源情報と対応づけて前記優先度記憶ステップで記憶された前記優先度情報に基づいて、更新対象とする資源情報を選出する更新対象選出ステップと、
前記資源情報取得ステップにより、前記更新対象選出ステップで選出された前記更新対象の資源情報に対応づけられた前記ホスト識別情報にかかる前記管理対象ホストから新たな資源情報を受信させ、前記資源情報記憶ステップで記憶された前記更新対象の資源情報を前記新たな資源情報に更新するとともに、当該資源情報に対して新たな有効期限を示す期限情報を付与する資源情報更新ステップと、
を含むことを特徴とする資源情報管理方法が提供される。
本発明によれば、複数の管理対象ホストそれぞれから資源情報を受信する資源情報取得手順と、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した資源情報を、当該資源情報の送信元である前記管理対象ホストを特定するホスト識別情報および当該資源情報の有効期限を示す期限情報と対応付けて記憶する資源情報記憶手順と、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した前記資源情報を、当該資源情報の優先度を示す優先度情報と対応付けて記憶する優先度記憶手順と、
前記資源情報記憶手順に記憶された前記資源情報の中から更新対象の候補となる資源情報を、当該資源情報に対応づけられた前記期限情報に基づいて選出する更新候補選出手順と、
前記更新候補選出手順によって選出された資源情報と対応づけて前記優先度記憶手順に記憶された前記優先度情報に基づいて、更新対象とする資源情報を選出する更新対象選出手順と、
前記資源情報取得手順により、前記更新対象選出手順で選出された前記更新対象の資源情報に対応づけられた前記ホスト識別情報にかかる前記管理対象ホストから新たな資源情報を受信させ、前記資源情報記憶手順に記憶された前記更新対象の資源情報を前記新たな資源情報に更新するとともに、当該資源情報に対して新たな有効期限を示す期限情報を付与する資源情報更新手順と、
を備えることを特徴とする資源情報更新管理プログラムが提供される。
本発明によれば、管理対象ホストの台数が増加しても、キャッシュした資源情報と実際の資源の状態の整合性を理想的に保つことができる。これにより、管理対象ホストの資源情報を容易に管理することができる資源情報管理サーバ、資源情報管理システム、資源情報管理方法および資源情報管理プログラムが提供される。
第1の実施の形態に係る資源情報管理システムを示した機能ブロック図である。 第1の実施の形態に係る資源情報記憶部に、資源情報を一意に識別されるリソースIDと、そのリソースIDに紐付けられたその資源情報が無効となる日時と、対応する資源情報と、その資源情報の優先度とを格納する一例を示したものである。 第1の実施の形態に係る参照度記憶部に、資源情報を一意に識別されるリソースIDと、その資源情報が最後に参照された時刻を示した参照度と、対応する優先度とを格納する一例を示したものである。 第1の実施の形態に係る資源情報検索処理の動作手順を示したフローチャートである。 第1の実施の形態に係る優先度に基づいた資源情報自動更新処理の動作手順を示したフローチャートである。 第2の実施の形態に係る資源情報管理システムを示した機能ブロック図である。 第2の実施の形態に係る資源情報間の関連を示す関連情報の一例を示した図である。 第2の実施の形態に係る資源情報間の関連を示す関連情報の一例を示した図である。 第2の実施の形態に係る資源情報モデル記憶部の資源情報間の一例として、関連情報資源のCIMクラス名とそれに関連するクラス名の組を格納した図である。 第2の実施の形態に係る資源情報管理システムの動作を示したフローチャートである。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本実施の形態に係る資源情報管理システム1000を示した機能ブロック図である。図1に示す資源情報管理システム1000は、資源情報管理サーバ10と、4台の管理対象ホスト20〜50と、資源情報利用者端末60とを備えている。なお、管理対象ホストは、1台以上であれば何台でもよい。また、資源情報管理サーバ10と管理対象ホスト20〜50は、ネットワーク(図示せず)で接続されている。また、資源情報管理システム1000は、ネットワークを介して、資源情報利用者端末60と接続されている。
図1に示す資源情報管理サーバ10は、複数の管理対象ホスト20〜50それぞれから資源情報202〜502を受信する資源情報取得部111と、複数の管理対象ホスト20〜50それぞれから受信した資源情報202〜502を、当該資源情報202〜502の送信元である管理対象ホスト20〜50を特定するリソースID(ホスト識別情報)および当該資源情報の有効期限を示す期限情報と対応付けて記憶する資源情報記憶部110と、複数の管理対象ホスト20〜50それぞれから受信した資源情報202〜502を、当該資源情報の優先度を示す優先度情報と対応付けて記憶する優先度記憶部112と、資源情報記憶部110に記憶された資源情報202〜502の中から更新対象の候補となる資源情報を、当該資源情報に対応づけられた期限情報に基づいて選出する更新対象候補選出部(更新候補選出手段)104と、更新対象候補選出部104によって選出された資源情報と対応づけて優先度記憶部112に記憶された優先度情報に基づいて、更新対象とする資源情報202〜502を選出する更新対象選出部106と、資源情報取得部111により、更新対象選出部106で選出された更新対象の資源情報202〜502に対応づけられたユーザIDにかかる管理対象ホスト20〜50から新たな資源情報を受信させ、資源情報記憶部110に記憶された更新対象の資源情報202〜502を新たな資源情報に更新するとともに、当該資源情報に対して新たな有効期限を示す期限情報を付与する資源情報更新部108と、を備えている。
資源情報記憶部110は、各管理対象ホスト20〜50の資源情報と、その資源情報の有効期限を対応づけて格納する。
優先度記憶部112は、優先度計算部105によって計算された資源情報に関する優先度情報を記憶する。
資源情報取得部111は、各管理対象ホストの資源情報送受信部201〜501の中の1つ以上から、資源情報を受信する。そして、資源情報取得部111は、受信した資源情報を、資源情報更新部108に送信する。
更新対象候補選出部104は、例えば、定期的に現在時刻が有効期限に近い資源情報記憶部110の資源情報を更新対象の候補として選出する。
更新対象選出部106は、計算された優先度に基づいて、更新対象の資源情報を決定する。
資源情報更新部108は、更新スケジュールに基づいて、リクエスト送信部109を用いて管理対象ホスト20〜50に、資源情報のリクエストを送信する。また、資源情報更新部108は、資源情報取得部111を用いて管理対象ホスト20〜50から資源情報202〜502を取得し、資源情報記憶部110に格納する。
また、図1に示す資源情報管理サーバ10は、優先度記憶部112に記憶された資源情報の優先度を、当該資源情報が参照された参照度合いを示す参照度情報に基づいて計算(算出)する優先度計算部(優先度算出手段)105を更に備えている。
優先度計算部105は、参照度情報を所定の時間ごとに更新するとともに、更新された参照度情報に基づいて資源情報の一部または全部について優先度を算出し、算出された新たな優先度を当該資源情報と対応づけて優先度記憶部112に格納する。
すなわち、優先度計算部105は、選出した更新対象の候補に関して、参照度記憶部103に記録された最終参照時刻に基づいて、優先度を計算し、計算された優先度を優先度記憶部112に格納する。
また、図1に示す資源情報管理サーバ10は、検索処理部101と、参照度記録部102と、参照度記憶部103と、スケジュール生成部107と、リクエスト送信部109と、を備えている。
検索処理部101は、資源情報利用者端末60からの資源情報探索要求を受信し、資源情報記憶部110に格納されている資源情報を取得する。また、要求された資源情報が資源情報記憶部110に格納されていない場合または現在時刻が資源情報記憶部110に格納されている資源情報の有効期限を越えていた場合は、資源情報更新部108を呼び出し、新たに資源情報を取得する。
参照度記録部102は、検索処理部101が検索した資源情報に関する最終参照時刻を参照度記憶部103に記録する。
参照度記憶部103は、各管理対象ホスト20〜50の資源情報に対する参照度を格納する。ここで参照度とは、各資源情報が参照された度合いを表す指標であり、最終参照時刻、参照頻度、一定時間内の参照回数などを用いることができる。
本実施の形態では、参照度情報は、資源情報が最後に参照された時刻、当該資源情報が参照された回数、または単位時間あたりの参照回数の少なくとも1つを示す情報を使用することができる。
また、資源情報管理サーバ10は、資源情報記憶部110に記憶された資源情報に対し、更新スケジュールを決定するスケジュール生成部107を更に備えている。資源情報更新部108は、スケジュール生成部107によって決定された更新スケジュールに基づいて、当該資源情報を更新することができる。
また、スケジュール生成部107は、更新対象となった資源情報に関する更新スケジュールを生成することもできる。1つの例は、各資源情報の更新に要すると予測された時間に基づいて、更新スケジュールを生成するものである。具体的には、帯域が広いネットワークで接続されている管理対象ホストに関しては、10秒、帯域が狭いネットワークで接続されている管理対象ホストに対しては、1分を更新に要する時間として予測することができる。
また、検索処理部101によってキャッシュミス時に呼び出された際、資源情報更新部108は、リクエスト送信部109を用いてキャッシュミスをした管理対象ホストに資源情報のリクエストを送信する。そして、資源情報更新部108は、資源情報取得部111を用いてキャッシュミスをした管理対象ホストから、要求された資源情報202〜502を取得して、資源情報記憶部110に格納する。
リクエスト送信部109は、資源情報更新部108からの資源情報のリクエストを受信し、管理対象ホスト20〜50の中の1つ以上の資源情報送受信部201〜501に、資源情報のリクエストを送信する。
資源情報送受信部201〜501は、資源情報取得部111から資源情報のリクエストを受信する。そして資源情報送受信部201〜501は、それぞれ資源情報202〜502を取得する。資源情報送受信部201〜501は、取得した資源情報202〜502を、資源情報取得部111に送信する。
資源情報利用者端末60は、検索処理部101に対して、資源情報の検索要求を行い、資源情報202〜502を取得する。
ここで、資源情報とは、管理対象ホストやその周辺機器に関するハードウェア構成、ソフトウェア構成、設定内容、負荷状態などを示す情報である。具体的には、CPU(Central Processing Unit)利用率、メモリ空き容量、ネットワークトラフィック、連続稼働時間、デバイスに関するエラー発生回数、機器の内部温度、冷却装置の状態、バッテリの充電状態などが挙げられる。また、CDROM(Compact Disc Read Only Memory)ドライブの状態、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデムの接続状態、動作中のプロセスなども該当する。また、ファイルシステムのマウント状態、ソフトウェアの状態(配備可能、インストール可能、実行可能、実行中など)、アクセス制御におけるロール(役割)の設定、認証の設定、データベースへのアクセス制御の設定、データベースの統計情報なども含まれる。
一方、有効期限とは、資源情報管理サーバ10が取得した資源情報が有効な期間が終了する時期をいう。また、有効期限は、各資源情報の有効期間に取得時刻を足し合わせたものとする。また、有効期間は、例えば、資源情報が変化する頻度に応じて予め設定されるものとする。有効期限の1つの例は、図2に示すように、資源情報を一意に識別するリソースIDに紐付けられたその資源情報が無効となる日時として格納される。有効期限の算出方法の例としては、資源情報に有効期間として、20秒が定められており、資源情報の取得時刻が、2008/08/01 18:00:00だとすると、有効期限は、2008/08/01 18:00:20となる。
また、図2には、リソースIDに対応づけられた任意の資源情報と、各資源情報に対する優先度も記載されている。なお、図2に示す優先度は、AからDに進むほど優先度が高くなっている。
次に、図3は、参照度記憶部103が、資源情報を一意に識別するリソースIDと、その資源情報が最後に参照された時刻を示した参照度と、対応する優先度とを格納する一例を示したものである。
本実施例においては、一例として、参照度を資源情報が最後に参照された時刻とする。なお、図3に示す優先度は、図2と同様に、AからDに進むほど優先度が高くなっている。
参照度の他の例には、参照回数の累積値がある。この場合、参照度記憶部103には、資源情報を一意に識別するリソースIDと、その資源情報の参照回数の組を格納し、資源情報に対する検索処理が行われる度に、参照回数を1ずつ増やしていく。また、参照度の他の例としては、単位時間あたりの参照回数がある。この場合、参照度記憶部103は、資源情報を一意に識別するリソースIDと、システムが起動してからの時間と、資源情報の参照回数をシステムが起動してからの経過時間で割った値を格納する。
次に、本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。本実施の形態では、資源情報検索処理と、優先度に基づいた資源情報自動更新処理の2つの処理がある。まず、資源情報検索処理から説明する。
図4は、資源情報検索処理の動作手順を示したフローチャートである。まず、検索処理部101は、資源情報利用者端末60から資源情報の検索要求を受信する(ステップA1)。この探索要求には、例えば、管理対象ホスト20と資源情報202の組が指定されている。具体的には「host1の/etc/yum.confというパス名を持つファイル」となる。
検索処理部101は、要求された資源情報202を取得するため、資源情報記憶部110を参照する(ステップA2)。
ここで、資源情報記憶部110に要求された資源情報202が格納されており、かつ、現在時刻がその資源情報の有効期限内であった場合には(ステップA3のYes)、検索処理部101は、その資源情報202を取得して、ステップA6へ進む。
一方、資源情報記憶部110に要求された資源情報202が格納されていなかった場合または格納されていたが現在時刻が有効期限を超えていた場合には(ステップA3のNo)、検索処理部101は、ステップA4の処理を行う。
ステップA4では、資源情報更新部108は、検索処理部101から資源情報202の要求を受信する。資源情報更新部108は、リクエスト送信部109を用いて検索対象の管理対象ホスト20に対し、資源情報202のリクエストを送信する。
管理対象ホスト20は、資源情報送受信部201を用いて、リクエスト送信部109から資源情報202のリクエストを受信する。また、管理対象ホスト20は、資源情報送受信部201を用いて、要求された資源情報202を取得し、資源情報管理サーバ10の資源情報取得部111に資源情報202を送信する。
資源情報取得部111は、受信した資源情報202を資源情報更新部108に送信する。
資源情報更新部108は、ステップA4において収集された資源情報202を資源情報記憶部110に格納すると共に、検索処理部101に送信する。このとき、資源情報202に対する有効期限も併せて更新する(ステップA5)。
参照度記録部102は、取得した資源情報202に対する最終参照時刻を、参照度記憶部103に格納する(ステップA6)。なお、本ステップは必ずしもステップA5の後である必要はなく、他の例としてステップA1の後、ステップA4の後、ステップA7の後にて実行してもよい。
検索処理部101は、資源情報利用者端末60に対し、ステップA3またはステップA5で収集された資源情報202を送信する。
次に図5は、優先度に基づいた資源情報自動更新処理の動作手順を示したフローチャートである。まず資源情報管理システム1000は、更新対象候補選出部104が起動する。
更新対象候補選出部104は、資源情報記憶部110の各資源情報の有効期限を参照する(ステップB1)。更新対象候補選出部104の起動タイミングの一例として、一定時間ごとの起動がある。また、他の例としては、資源情報の有効期限付近で更新対象候補選出部104を起動するタイマー設定を行うことである。これは、たとえば収集した資源情報を資源情報記憶部110に格納する際に行うことができる。
更新対象候補選出部104は、資源情報記憶部110内で現在時刻が有効期限に近い資源情報を選択する(ステップB2)。ここで、現在時刻と有効期限の近さは、有効期限と現在時刻との差分が所定値以下であるか否かで判断する。たとえば、有効期限と現在時刻の差分が5分以内の資源情報を有効期限が近いと判断して選択する。なお、資源情報の有効期限が近くない資源情報に関しては処理を終了する。
優先度計算部105は、ステップB2で選択された資源情報それぞれについての最終参照時刻を、参照度記憶部103より取得する(ステップB3)。
優先度計算部105は、ステップB3で最終参照時刻を取得した資源情報それぞれについて、優先度を付与し、優先度記憶部112に格納する(ステップB4)。優先度付与方法の一例は、各資源情報について最終参照時刻からの経過時間が短いほど優先度の値を大きくするものである。優先度付与方法の他の例は、各資源情報について最終参照時刻からの経過時間が短い順に昇順に番号付けを行っていくものである。なお、優先度を算出する際は、最終参照時刻を毎回参照し、優先度を動的に毎回変化させることができる。
更新対象選出部106は、ステップB4で優先度が付与された各資源情報について、更新対象とするかどうかを判定する(ステップB5)。このときの判断基準の一例は、優先度が閾値以上なら更新対象とすることである。他の例としては、優先度順に並べたときの上位一定割合を更新対象とすることである。
資源情報が更新対象となった場合には、ステップB6に進む。更新対象とならなかった資源情報に対する対応は、破棄するか、あるいはそのまま残存させてもよい。残存させた場合は、検索時に有効期限を超えていると判断される。
スケジュール生成部107は、ステップB5で更新対象となった資源情報に関して、更新スケジュールを生成する(ステップB6)。ただし、ステップB1でタイマー設定をした場合は、本ステップを省略することが可能である。
リクエスト送信部109は、ステップB6で生成されたスケジュールに基づき、管理対象ホスト20〜50に対して資源情報のリクエストを送信する。たとえば、管理対象ホスト20〜50は、リクエスト送信部109からの資源情報202〜502のリクエストを、資源情報送受信部201〜501を用いて受信する。資源情報送受信部201〜501は、要求された資源情報202〜502を取得し、資源情報管理サーバ10の資源情報取得部111に、取得した資源情報202〜502を送信する。資源情報取得部111は、受信した資源情報202〜502を資源情報更新部108に送信する(ステップB7)。
資源情報更新部108は、ステップB7で取得された資源情報202〜502と、その資源情報202〜502に対する有効期限を、資源情報記憶部110に格納する。本実施の形態では、有効期限として付与される期間を動的に変化させることができるので、優先度を動的に更新させることができる。
以上説明したように、本実施の形態の資源情報管理システム1000は、管理対象ホスト20〜50から収集した資源情報202〜502に対する参照度合いを示す参照度情報に基づいて、更新対象とする資源情報202〜502の選択を行う。資源情報管理サーバ10は、定期的に参照度を元に資源情報202〜502の優先度を計算して更新対象を選択し、選択された資源情報について管理対象ホスト20〜50から資源情報202〜502を収集し、資源情報記憶部110に格納する。
また、資源情報管理サーバ10は、外部からの検索要求に対して格納された資源情報202〜502の提供を行うとともに、参照された資源情報202〜502に対する参照度の記録を行う。ここで、要求された資源情報202〜502が資源情報記憶部110に格納されていない場合、または有効期限より古くなっている場合には、管理対象ホスト20〜50に対し資源情報収集処理を行い、資源情報記憶部110の資源情報202〜502を更新する。
本実施の形態によれば、資源情報管理システム1000は、参照される可能性の高い資源情報に限って自動的に更新することができる。これにより、資源情報管理システム1000は、管理対象ホスト台数の増加時にも、キャッシュした資源情報と実際の資源情報の状態の整合性を保持しながら資源情報に対する検索要求に対しての高速な資源情報を提供することができる。
本実施の形態では、優先度の高い資源情報202〜502に対して選択的に更新処理を行い、検索要求が起こる確率の高い資源情報が有効期限を保証された形で格納されるように構成されている。このため、管理対象の資源情報が増加したとき、資源情報の検索要求に対して、より短い有効期限を遵守しながら、より多くの資源情報の提供を資源情報のキャッシュによって高速に行うことできる。
また、本実施の形態では、参照度の高い資源情報に対して選択的に更新処理を行い、検索要求が起こる確率の高い資源情報が有効期限を保証された形で格納されるように構成されている。このため、すべての資源情報202〜502を取得する場合に比べ、ネットワークや資源情報管理サーバの負荷を低減させることができる。さらに更新処理の負荷を低減させることで、外部からの検索要求処理の増加時にも高速に資源情報を提供することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。第2の実施の形態では、資源の間の関連を定義できるような属性を持つ資源情報を扱う。
ホストの資源情報資源情報の検索処理においては、たとえば、CQL(CIM Query Language)などの検索言語によって、ある資源情報に関連する別の資源情報を検索するということが行われる。具体的には、ホストとOS(Operating System)の資源情報が関連付けられているとき、「hostA」というホストの資源情報に関連するOSの資源情報を検索することで「Linux」というOSが得られる。他の例として、ホストとファイルシステムが関連付けられているとき、「hostB」というホストの資源情報に関連するファイルシステムとして「NTFS」が得られる。このような実世界上での資源情報の間の関連付けが、例えばCIM(Common Information Model)などの資源情報モデル上で定義されている。
図6は、第2の実施の形態に係る資源情報管理システム2000の機能ブロック図を示したものである。図6に示す資源情報管理システム2000は、第1の実施の形態に係る資源情報管理システム1000に加えて、資源情報モデル記憶部113を、資源情報管理サーバ10に新たな構成要素として備えている。
すなわち、本実施の形態では、管理対象ホスト20〜50の状態に応じて互いに連関して変化する、一の資源情報の優先度と他の資源情報の優先度との関係を示す関連情報を記憶する資源情報モデル記憶部113を更に備えている。優先度計算部105は、優先度記憶部112に記憶された一の資源情報の優先度を、関連情報および他の資源情報の優先度に基づいて算出し、算出された優先度を当該資源情報と対応づけて優先度記憶部112に格納することができる。
このように、優先度計算部105は、更新対象の候補に関して、参照度記憶部103に記録された最終参照時刻と、資源情報モデル記憶部113に格納された資源情報モデル上の資源情報同士の関連情報に基づいて、優先度を計算し、優先度記憶部112に格納する。
具体的には、資源情報モデル記憶部113は、各管理対象ホスト20〜50の資源同士の資源情報202〜502の関連付けの定義を格納する。例えばCIMなど資源情報のモデル上で予め定義された静的な資源情報間の関係、すなわち、ある資源がどの資源と関連しているかという情報を格納する。CIM上では、資源情報間の関連は関連クラスで表される。ある資源に関連する資源情報の取得方法の一例は、その資源を表すCIM上のクラスに関連クラスを介して結びついたクラスを抽出することである。
資源情報間の関連を示す関連情報の一例を図7と図8に示す。図7と図8は、それぞれ、CIM_ComputerSystem(ホストを表す)というクラスに対し、CIM_FileSystem(ファイルシステムを表す)、CIM_SoftwareElement(ソフトウェアを表す)、CIM_EnabledLogicalElementCapabilities(実行可能操作を表す)、CIM_VirtualSystemManagementService(仮想化機能を表す)というクラスが、それぞれ、CIM_HostedFileSystem、CIM_InstalledSoftwareElement、CIM_ElementCapabilities、CIM_ServiceAffectsElementという関連クラスを介して関連している。
図7と図8の関連情報の適用方法については、後述する優先度の算出において詳述する。
次に、資源情報モデル記憶部113の資源情報間の関連情報の一例として、資源のCIMクラス名とそれに関連するクラス名の組を格納したものを図9に示す。図9は、図7および図8に示した資源情報間の関連を示す関連情報について、テーブル形式にて格納したものである。また、他の例としては、資源の間に複数のクラスや関連クラスを介している場合に、資源間に介在するクラス数も付加して関連情報を格納するものであってもよい。
次に、図6に示した第2の実施の形態の全体の動作について、詳細に説明する。本実施の形態では、第1の実施の形態と同様の資源情報検索処理と、優先度に基づいた資源情報自動更新処理の2つの処理がある。ここで、資源情報検索処理は、第1の実施の形態と同一であるため、説明を省略する。
第2の実施の形態における優先度に基づいた資源情報自動更新処理は、第1の実施の形態における設定に加えて、資源情報モデル記憶部113に予め資源情報モデル上の資源情報同士の関連情報を格納しておく必要がある。優先度計算部105は、参照度記憶部103に記録された参照度と、資源情報モデル記憶部113に格納された資源情報モデル上の資源情報同士の関連情報に基づいて、優先度を計算し、優先度記憶部112に格納する。
図10は、第2の実施の形態に係る資源情報管理システム2000の動作を示したフローチャートである。図10に示すフローチャートは、図5に示した第1の実施の形態のフローチャートと対比すると、ステップC1とC2のみが異なる。ステップC1とC2以外は、同一の処理であるため、説明は省略する。
優先度計算部105は、ステップB2で選択された資源情報それぞれについての最終参照時刻を、参照度記憶部103より取得する。併せて、優先度計算部105は、ステップB2で選択された資源情報それぞれについての資源情報モデル上の資源情報の関連情報を、資源情報モデル記憶部113より取得する(ステップC1)。
優先度計算部105は、ステップC1で参照度と資源情報モデル上の関連情報を取得した資源情報それぞれについて、優先度を付与し、優先度記憶部112に格納する(ステップC2)。優先度付与方法の一例は、最初に、ステップB4と同様にある資源に関する優先度を取得し、次に、資源情報モデル上で関連する周囲の資源の優先度に基づいた値をその資源の優先度に足し合わせるものである。
具体的な例として、図7と図8を用いて説明する。図7は、資源情報としてCIM_ComputerSystemの優先度が2と計算された場合、その周囲のCIM_SoftwareElementなどの資源情報の優先度の平均値とCIM_ComputerSystem自身の優先度との差分を算出する。そして、CIM_ComputerSystemに、優先度の平均値との差分を足し合わせる。そうすると、図8に示すように、周囲の優先度の影響を反映したCIM_ComputerSystemの優先度を、4とすることができる。
本実施の形態では、資源情報モデル上で関連する周囲の資源情報の優先度を自身に反映することで、近い将来関連を辿って参照される可能性の高い資源情報を更新対象に含めることができる。すなわち、現時点ではまだ参照されておらず優先度が低い資源情報であっても、優先度の高い資源情報と関連しているため、優先度を引き上げることによって更新対象に含めることができる。
これにより、本実施の形態では、第1の実施形態の効果に加えて、ある資源情報に関連する資源情報を検索する処理に対して、第1の実施形態よりキャッシュヒット率を向上させることができる。
また、関連クラスのインスタンスが存在しない場合でも、情報モデル上で関連クラスの定義が存在していれば、更新対象にすることができる。ここで、関連インスタンスとは、具体的な資源情報同士に関係性があることを示すものである。
このような関連を辿る参照の一例は、システム管理者による、トラブル発生時の障害分析の際の検索処理である。この検索処理は、原因特定の為に、問題の起きた資源に関連する資源情報を参照するものである。サーバにトラブルが起きると、そのサーバに関連するものとして、インストールされたソフトウェアやハードウェアの情報が検索される。
上述した本実施の形態では、関連情報は予め資源情報モデル記憶部113に設定されて経時的に不変である場合を例示したが、本実施の形態はこれに限られない。すなわち、本実施形態の優先度計算部105による優先度の算出においては、管理対象ホストの状態が変化するたびに、または所定のタイミングで、資源情報モデル記憶部113に記憶された関連情報を更新しても良い。
また、資源情報モデル記憶部113に記憶された関連情報を資源情報更新部108が更新するタイミングは、特に限定されない。たとえば、更新対象選出部106に選出された資源情報に関する関連情報を対象として、当該資源情報が選出されたタイミングで関連情報を更新してもよく、または、スケジュール生成部107が決定した更新スケジュールにしたがって関連情報を更新してもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本実施の形態の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、資源情報更新部108は、優先度が所定の閾値よりも大きい場合に資源情報に有効期限として付与する期間よりも、優先度が所定の閾値よりも小さい場合に資源情報に有効期限として付与する期間を長く設定してもよい。
この場合、閾値によって優先度を多段階に分類し、分類ごとに異なる長さの期間を付与することにより、本実施形態の有効期限の設定において、資源情報のよりきめ細かい管理が可能となる。また、閾値は一つでも複数でもよい。特に、複数の閾値を設定することにより、優先度の分類段階が増加し、資源情報のさらにきめ細かい管理が可能となる。
この閾値は、参照度記憶部103や優先度記憶部112に予め設定された固定値でもよく、または経時的に変化する変動値でも良い。閾値を変動値に設定する例としては、資源情報の前回選出時における優先度を用いてもよい。すなわち、優先度記憶部112は、各資源情報について、算出時刻の異なる少なくとも二つの優先度を記憶しておき、当該二つの優先度が増加傾向であるか、または減少傾向であるかに基づいて、有効期限として当該資源情報に付与する期間の長さを変化させてもよい。
具体的には、優先度が経時的に増加傾向である場合には、当該資源情報に対してより短い期間を付与し、優先度が経時的に増加傾向である場合には、当該資源情報に対してより長い期間を付与することができる。
これにより、優先度が今後増加すると予想される資源情報について、更新対象の候補として次回選出までの時間を短縮することができる。このため、かかる資源情報をきめ細かく管理することができる。
このように、第1の実施の形態に係る資源情報管理システムは、ネットワークに接続された複数の資源に関する資源情報202〜502を資源情報利用者端末60からの要求に応じて提供する資源情報管理サーバ10を備える資源情報管理システムにおいて、資源情報管理サーバ10が、資源情報202〜502を検索する検索処理部101と、検索された資源情報202〜502の参照度を記録する参照度記録部102と、参照度を記憶する参照度記憶部103と、資源情報とその有効期限の組を記憶する資源情報記憶部110と、資源情報記憶部110内で有効期限が近い資源情報に関して参照度記憶部103に記憶された参照度に基づき優先度を計算する優先度計算部105と、優先度に基づき更新対象の資源情報を決定する更新対象選出部106と、資源情報の更新スケジュールを決定するスケジュール生成部107と、更新対象選出部106によって更新対象として選択された資源情報または検索処理部101によってキャッシュミスした資源情報を取得して資源情報記憶部110に格納する資源情報更新部108と、資源情報更新部108から資源情報収集要求に応じて資源情報を収集する資源情報取得部111と、を備えることを特徴としている。
第2の実施の形態に係る資源情報管理システムは、ネットワークに接続された複数の資源に関する資源情報202〜502を資源利用者端末60からの要求に応じて提供する資源情報管理サーバ10を備える資源情報管理システムにおいて、資源情報管理サーバ10が、資源情報を検索する検索処理部101と、検索された資源情報の参照度を記録する参照度記録部102と、参照度を記憶する参照度記憶部103と、資源情報とその有効期限の組を格納する資源情報記憶部110と、資源情報間の関連情報を格納する資源情報モデル記憶部113と、資源情報記憶部110内で有効期限が近い資源情報に関して参照度記憶部103に記憶された参照度および資源情報モデル記憶部113に記憶された資源情報間の関連情報に基づき優先度を計算する優先度計算部105と、優先度に基づき更新対象の資源情報を決定する更新対象選出部106と、資源情報の更新スケジュールを決定するスケジュール生成部107と、更新対象選出部106によって更新対象として選択された資源情報または検索処理部101によってキャッシュミスした資源情報を取得して資源情報記憶部110に格納する資源情報更新部108と、資源情報更新部108から資源情報収集要求に応じて資源情報を収集する資源情報取得部111と、を備えることを特徴としている。
また、第1および第2の実施の形態に係る資源情報管理システムでは、参照度記録部102は、ユーザによって資源が最後に参照された時刻、ユーザによる参照が行われた回数、単位時間あたりのユーザによる参照回数の少なくとも1つの情報を記憶してもよい。
また、第1および第2の実施の形態に係る資源情報管理システムでは、資源情報202を送信する資源情報送受信部201をさらに備え、資源情報取得部111に資源情報202を送信するようにしてもよい。
第1の実施の形態に係る資源情報管理方法は、ネットワークに接続された複数の資源に関する資源情報202〜502を資源情報利用者端末60からの要求に応じて提供する方法において、資源情報202〜502を検索し、検索された資源情報の参照度を参照度記憶装置(参照度記憶部103)に記録し、資源情報とその有効期限の組を資源情報記憶装置(資源情報記憶部110)に記録し、資源情報記憶装置(資源情報記憶部110)内で有効期限が近い資源情報に関して参照度記憶装置(参照度記憶部103)に記憶された参照度に基づき優先度を計算し、優先度に基づき更新対象の資源情報を決定し、資源情報の更新スケジュールを決定し、更新対象として選択された資源情報または資源情報検索時にキャッシュミスした資源情報を取得して資源情報記憶装置(資源情報記憶部110)に記録し、資源情報の収集要求に応じて資源情報を収集することを特徴としている。
第2の実施の形態に係る資源情報管理方法は、ネットワークに接続された複数の資源に関する資源情報202〜502を資源情報利用者端末60からの要求に応じて提供する方法において、資源情報を検索し、検索された資源情報の参照度を参照度記録装置(参照度記録部102)に記録し、資源情報とその有効期限の組を資源情報記憶装置(資源情報記憶部110)に記録し、資源情報モデル記憶装置(資源情報モデル記憶部113)に資源情報間の関連情報を記録し、資源情報記憶装置(資源情報記憶部110)内で有効期限が近い資源情報に関して参照度記憶装置(参照度記憶部103)に記憶された参照度および資源情報モデル記憶装置(資源情報モデル記憶部113)に記憶された資源情報間の関連情報に基づき優先度を計算し、優先度に基づき更新対象の資源情報を決定し、資源情報の更新スケジュールを決定し、更新対象として選択された資源情報または資源情報検索時にキャッシュミスした資源情報を取得して資源情報記憶装置(資源情報記憶部110)に格納し、資源情報の収集要求に応じて資源情報を収集することを特徴としている。
また、第1および第2の実施の形態に係る資源情報管理方法では、参照度記録装置(参照度記録部102)は、ユーザによって資源が最後に参照された時刻、ユーザによる参照が行われた回数、単位時間あたりのユーザによる参照回数の少なくとも1つの情報を記録するようにしてもよい。
また、第1および第2の実施の形態に係る資源情報管理方法では、さらに、資源情報収集要求を受信し、資源情報を取得し、取得した資源情報を送信するようにしてもよい。
第1の実施の形態に係る資源情報管理プログラムは、ネットワークに接続された複数の資源に関する資源情報を資源利用者端末60からの要求に応じて提供する資源情報管理サーバを作動させるためのプログラムであって、資源情報管理サーバ10に、資源情報202〜502を検索する処理と、検索された資源情報の参照度を参照度記憶装置(参照度記憶部103)に記録する処理と、資源情報とその有効期限の組を資源情報記憶装置(資源情報記憶部110)に記録する処理と、資源情報記憶装置(資源情報記憶部110)内で有効期限が近い資源情報に関して参照度記憶装置(参照度記憶部103)に記憶された参照度に基づき優先度を計算する処理と、優先度に基づき更新対象の資源情報を決定する処理と、資源情報の更新スケジュールを決定する処理と、更新対象として選択された資源情報または資源情報検索時にキャッシュミスした資源情報を取得して資源情報記憶装置(資源情報記憶部110)に記録する処理と、資源情報の収集要求に応じて資源情報を収集することを特徴としている。
第2の実施の形態に係る資源情報管理プログラムは、ネットワークに接続された複数の資源に関する資源情報を資源利用者端末60からの要求に応じて提供する資源情報管理サーバを作動させるためのプログラムであって、前記資源情報管理サーバ10に、資源情報202〜502を検索する処理と、検索された資源情報の参照度を参照度記録装置(参照度記録部102)に記録する処理と、資源情報とその有効期限の組を資源情報記憶装置(資源情報記憶部110)に記録する処理と、資源情報モデル記憶装置(資源情報モデル記憶部113)に資源情報間の関連情報を記録する処理と、資源情報記憶装置(資源情報記憶部110)内で有効期限が近い資源情報に関して参照度記憶装置(参照度記憶部103)に記憶された参照度および資源情報モデル記憶装置(資源情報モデル記憶部113)に記憶された資源情報間の関連情報に基づき優先度を計算する処理と、優先度に基づき更新対象の資源情報を決定する処理と、資源情報の更新スケジュールを決定する処理と、更新対象として選択された資源情報または資源情報検索時にキャッシュミスした資源情報を取得して資源情報記憶装置(資源情報記憶部110)に格納する処理と、資源情報の収集要求に応じて資源情報を収集することを特徴としている。
また、第1および第2の実施の形態に係る資源情報管理プログラムでは、参照度記録装置(参照度記録部102)は、ユーザによって資源が最後に参照された時刻、ユーザによる参照が行われた回数、単位時間あたりのユーザによる参照回数の少なくとも1つの情報を記録するようにしてもよい。
また、第1および第2の実施の形態に係る資源情報管理プログラムでは、さらに、資源情報収集要求を受信する処理と、資源情報を取得する処理と、取得した資源情報を送信するようにしてもよい。
また、第1の実施の形態に係る資源情報管理システム1000は、複数の管理対象ホスト20〜50と、複数の管理対象ホスト20〜50と通信可能に接続された資源情報管理サーバ10とを備える資源情報管理システムであって、管理対象ホスト20〜50のそれぞれは、資源情報管理サーバ10から資源情報の取得要求に応じて資源情報202〜502を資源情報管理サーバ10に送信する資源情報送受信手段201〜501を備え、資源情報管理サーバ10は、複数の管理対象ホスト20〜50それぞれから資源情報202〜502を受信する資源情報取得部111と、複数の管理対象ホスト20〜50それぞれから受信した資源情報202〜502を、当該資源情報202〜502の送信元である管理対象ホスト20〜50を特定するリソースIDおよび当該資源情報の有効期限を示す期限情報と対応付けて記憶する資源情報記憶部110と、複数の管理対象ホスト20〜50それぞれから受信した資源情報202〜502を、当該資源情報の優先度を示す優先度情報と対応付けて記憶する優先度記憶部112と、資源情報記憶部110に記憶された資源情報202〜502の中から更新対象の候補となる資源情報を、当該資源情報に対応づけられた期限情報に基づいて選出する更新対象候補選出部104と、更新対象候補選出部104によって選出された資源情報と対応づけて優先度記憶部112に記憶された優先度情報に基づいて、更新対象とする資源情報を選出する更新対象選出部106と、更新対象選出部106によって選出された資源情報に対応付けられたリソースIDにかかる管理対象ホスト20〜50に対して、新たな資源情報を要求する取得要求を送信するリクエスト送信部109と、資源情報取得部111により、更新対象選出部106で選出された更新対象の資源情報に対応づけられたリソースIDにかかる管理対象ホストから新たな資源情報を受信させ、資源情報記憶部110に記憶された更新対象の資源情報を新たな資源情報に更新するとともに、当該資源情報に対して新たな有効期限を示す期限情報を付与する資源情報更新部108と、を備える形態であってもいい。
また、第1の実施の形態に係る資源情報管理方法は、複数の管理対象ホスト20〜50それぞれから資源情報202〜502を受信する資源情報取得ステップと、複数の管理対象ホスト20〜50それぞれから受信した資源情報202〜502を、当該資源情報の送信元である管理対象ホスト20〜50を特定するリソースIDおよび当該資源情報の有効期限を示す期限情報と対応付けて記憶する資源情報記憶ステップと、複数の管理対象ホスト20〜50それぞれから受信した資源情報202〜502を、当該資源情報の優先度を示す優先度情報と対応付けて記憶する優先度記憶ステップと、資源情報記憶ステップで記憶された資源情報202〜502の中から更新対象の候補となる資源情報を、当該資源情報に対応づけられた期限情報に基づいて選出する更新候補選出ステップと、更新候補選出ステップで選出された資源情報と対応づけて優先度記憶ステップで記憶された優先度情報に基づいて、更新対象とする資源情報202〜502を選出する更新対象選出ステップと、資源情報取得ステップにより、更新対象選出ステップで選出された更新対象の資源情報に対応づけられたリソースIDにかかる管理対象ホスト20〜50から新たな資源情報を受信させ、資源情報記憶ステップで記憶された更新対象の資源情報を新たな資源情報に更新するとともに、当該資源情報に対して新たな有効期限を示す期限情報を付与する資源情報更新ステップと、を含む形態であってもよい。
この場合、記憶された資源情報に対し、更新スケジュールを決定するスケジュール生成ステップを更に含み、資源情報更新ステップは、スケジュール生成ステップで決定された更新スケジュールに基づいて、当該資源情報を更新することができる。
また、第1の実施の形態に係る資源情報管理プログラムは、複数の管理対象ホスト20〜50それぞれから資源情報202〜502を受信する資源情報取得手順と、複数の管理対象ホスト20〜50それぞれから受信した資源情報202〜502を、当該資源情報202〜502の送信元である管理対象ホスト20〜50を特定するリソースIDおよび当該資源情報の有効期限を示す期限情報と対応付けて記憶する資源情報記憶手順と、複数の管理対象ホスト20〜50それぞれから受信した資源情報202〜502を、当該資源情報の優先度を示す優先度情報と対応付けて記憶する優先度記憶手順と、資源情報記憶手順に記憶された資源情報202〜502の中から更新対象の候補となる資源情報202〜502を、当該資源情報202〜502に対応づけられた期限情報に基づいて選出する更新候補選出手順と、更新候補選出手順によって選出された資源情報と対応づけて優先度記憶手順に記憶された優先度情報に基づいて、更新対象とする資源情報202〜502を選出する更新対象選出手順と、資源情報取得手順により、更新対象選出手順で選出された更新対象の資源情報202〜502に対応づけられたリソースIDにかかる管理対象ホスト20〜50から新たな資源情報を受信させ、資源情報記憶手順に記憶された更新対象の資源情報20〜50を新たな資源情報に更新するとともに、当該資源情報に対して新たな有効期限を示す期限情報を付与する資源情報更新手順と、を備える形態であってもよい。
この場合、記憶された資源情報に対し、更新スケジュールを決定するスケジュール生成手順を更に備え、資源情報更新手順は、スケジュール生成手順で決定された更新スケジュールに基づいて、当該資源情報を更新することができる。
なお、本実施の形態の各種の構成要素は、その機能を実現するように形成されていればよく、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与された携帯機器、コンピュータプログラムにより携帯機器に実現された所定の機能、これらの任意の組み合わせ、等として実現することができる。
また、本実施の形態の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個のデバイスとして形成されていること、一つの構成要素が複数のデバイスで形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でよい。
また、本実施の形態の資源情報検索処理と優先度に基づいた資源情報自動更新処理の2つの処理に関しては、複数のステップを順番に記載してあるが、その記載の順番は複数のステップを実行する順番を必ずしも限定するものではない。このため、本実施の形態に係る方法を実施するときには、その複数のステップの順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
また、本実施の形態の上記方法の複数のステップは個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、あるステップの実行中に他のステップが発生すること、あるステップの実行タイミングと他のステップの実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
また、本実施の形態の資源情報管理サーバ10や、これを用いた管理対象ホスト20〜50は、資源情報の送受信ができる情報処理装置、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、I/F(Interface)ユニット、等の汎用デバイスで構築されたハードウェア、所定の情報処理を実行するように構築された専用の論理回路、これらの組み合わせ、等として実施することができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 複数の管理対象ホストそれぞれから資源情報を受信する資源情報取得手段と、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した資源情報を、当該資源情報の送信元である前記管理対象ホストを特定するホスト識別情報および当該資源情報の有効期限を示す期限情報と対応付けて記憶する資源情報記憶手段と、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した前記資源情報を、当該資源情報の優先度を示す優先度情報と対応付けて記憶する優先度記憶手段と、
前記資源情報記憶手段に記憶された前記資源情報の中から更新対象の候補となる資源情報を、当該資源情報に対応づけられた前記期限情報に基づいて選出する更新候補選出手段と、
前記更新候補選出手段によって選出された資源情報と対応づけて前記優先度記憶手段に記憶された前記優先度情報に基づいて、更新対象とする資源情報を選出する更新対象選出手段と、
前記資源情報取得手段により、前記更新対象選出手段で選出された前記更新対象の資源情報に対応づけられた前記ホスト識別情報にかかる前記管理対象ホストから新たな資源情報を受信させ、前記資源情報記憶手段に記憶された前記更新対象の資源情報を前記新たな資源情報に更新するとともに、当該資源情報に対して新たな有効期限を示す期限情報を付与する資源情報更新手段と、
を備える資源情報管理サーバ。
2. 前記優先度記憶手段に記憶された資源情報の前記優先度を、当該資源情報が参照された参照度合いを示す参照度情報に基づいて算出する優先度算出手段、
を更に備えることを特徴とする1.に記載の資源情報管理サーバ。
3. 前記参照度情報は、
資源情報が最後に参照された時刻、当該資源情報が参照された回数、または単位時間あたりの参照回数の少なくとも1つを示す情報である
ことを特徴とする2.に記載の資源情報管理サーバ。
4. 前記優先度算出手段は、
前記参照度情報を所定の時間ごとに更新するとともに、
更新された前記参照度情報に基づいて前記資源情報の一部または全部について前記優先度を算出し、算出された新たな優先度を当該資源情報と対応づけて前記優先度記憶手段に格納する
ことを特徴とする2.または3.に記載の資源情報管理サーバ。
5. 前記管理対象ホストの状態に応じて互いに連関して変化する、一の資源情報の優先度と他の資源情報の優先度との関係を示す関連情報を記憶する資源情報モデル記憶手段を更に備え、
前記優先度算出手段は、
前記優先度記憶手段に記憶された前記一の資源情報の前記優先度を、前記関連情報および前記他の資源情報の優先度に基づいて算出し、算出された前記優先度を当該資源情報と対応づけて前記優先度記憶手段に格納する
ことを特徴とする2.または3.に記載の資源情報管理サーバ。
6. 前記資源情報記憶手段に記憶された資源情報に対し、更新スケジュールを決定するスケジュール生成手段を更に備え、
前記資源情報更新手段は、
前記スケジュール生成手段によって決定された前記更新スケジュールに基づいて、当該資源情報を更新する
ことを特徴とする1.ないし5.のいずれか1つに記載の資源情報管理サーバ。
7. 前記資源情報更新手段は、
前記優先度が所定の閾値よりも大きい場合に前記資源情報に前記有効期限として付与する期間よりも、
前記優先度が所定の閾値よりも小さい場合に前記資源情報に前記有効期限として付与する期間を長く設定する
ことを特徴とする2.ないし6.のいずれか1つに記載の資源情報管理サーバ。
8. 複数の管理対象ホストと、前記複数の管理対象ホストと通信可能に接続された資源情報管理サーバとを備える資源情報管理システムであって、
前記管理対象ホストのそれぞれは、
前記資源情報管理サーバから資源情報の取得要求に応じて前記資源情報を前記資源情報管理サーバに送信する資源情報送受信手段を備え、
前記資源情報管理サーバは、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから資源情報を受信する資源情報取得手段と、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した資源情報を、当該資源情報の送信元である前記管理対象ホストを特定するホスト識別情報および当該資源情報の有効期限を示す期限情報と対応付けて記憶する資源情報記憶手段と、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した前記資源情報を、当該資源情報の優先度を示す優先度情報と対応付けて記憶する優先度記憶手段と、
前記資源情報記憶手段に記憶された前記資源情報の中から更新対象の候補となる資源情報を、当該資源情報に対応づけられた前記期限情報に基づいて選出する更新候補選出手段と、
前記更新候補選出手段によって選出された資源情報と対応づけて前記優先度記憶手段に記憶された前記優先度情報に基づいて、更新対象とする資源情報を選出する更新対象選出手段と、
前記更新対象選出手段によって選出された資源情報に対応付けられた前記ホスト識別情報にかかる前記管理対象ホストに対して、新たな資源情報を要求する前記取得要求を送信するリクエスト送信手段と、
前記資源情報取得手段により、前記更新対象選出手段で選出された前記更新対象の資源情報に対応づけられた前記ホスト識別情報にかかる前記管理対象ホストから新たな資源情報を受信させ、前記資源情報記憶手段に記憶された前記更新対象の資源情報を前記新たな資源情報に更新するとともに、当該資源情報に対して新たな有効期限を示す期限情報を付与する資源情報更新手段と、
を備えることを特徴とする資源情報管理システム。
9. 前記優先度記憶手段に記憶された資源情報の前記優先度を、当該資源情報が参照された参照度合いを示す参照度情報に基づいて算出する優先度算出手段、
を更に備えることを特徴とする8.に記載の資源情報管理システム。
10. 前記参照度情報は、
資源情報が最後に参照された時刻、当該資源情報が参照された回数、または単位時間あたりの参照回数の少なくとも1つを示す情報である
ことを特徴とする9.に記載の資源情報管理システム。
11. 前記優先度算出手段は、
前記参照度情報を所定の時間ごとに更新するとともに、
更新された前記参照度情報に基づいて前記資源情報の一部または全部について前記優先度を算出し、算出された新たな優先度を当該資源情報と対応づけて前記優先度記憶手段に格納する
ことを特徴とする9.または10.に記載の資源情報管理システム。
12. 前記管理対象ホストの状態に応じて互いに連関して変化する、一の資源情報の優先度と他の資源情報の優先度との関係を示す関連情報を記憶する資源情報モデル記憶手段を更に備え、
前記優先度算出手段は、
前記優先度記憶手段に記憶された前記一の資源情報の前記優先度を、前記関連情報および前記他の資源情報の優先度に基づいて算出し、算出された前記優先度を当該資源情報と対応づけて前記優先度記憶手段に格納する
ことを特徴とする9.または10.に記載の資源情報管理システム。
13. 前記資源情報記憶手段に記憶された資源情報に対し、更新スケジュールを決定するスケジュール生成手段を更に備え、
前記資源情報更新手段は、
前記スケジュール生成手段によって決定された前記更新スケジュールに基づいて、当該資源情報を更新する
ことを特徴とする8.ないし14.のいずれか1つに記載の資源情報管理システム。
14. 前記資源情報更新手段は、
前記優先度が所定の閾値よりも大きい場合に前記資源情報に前記有効期限として付与する期間よりも、
前記優先度が所定の閾値よりも小さい場合に前記資源情報に前記有効期限として付与する期間を長く設定する
ことを特徴とする9.ないし13.のいずれか1つに記載の資源情報管理システム。
15. 複数の管理対象ホストそれぞれから資源情報を受信する資源情報取得ステップと、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した資源情報を、当該資源情報の送信元である前記管理対象ホストを特定するホスト識別情報および当該資源情報の有効期限を示す期限情報と対応付けて記憶する資源情報記憶ステップと、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した前記資源情報を、当該資源情報の優先度を示す優先度情報と対応付けて記憶する優先度記憶ステップと、
前記資源情報記憶ステップで記憶された前記資源情報の中から更新対象の候補となる資源情報を、当該資源情報に対応づけられた前記期限情報に基づいて選出する更新候補選出ステップと、
前記更新候補選出ステップで選出された資源情報と対応づけて前記優先度記憶ステップで記憶された前記優先度情報に基づいて、更新対象とする資源情報を選出する更新対象選出ステップと、
前記資源情報取得ステップにより、前記更新対象選出ステップで選出された前記更新対象の資源情報に対応づけられた前記ホスト識別情報にかかる前記管理対象ホストから新たな資源情報を受信させ、前記資源情報記憶ステップで記憶された前記更新対象の資源情報を前記新たな資源情報に更新するとともに、当該資源情報に対して新たな有効期限を示す期限情報を付与する資源情報更新ステップと、
を含むことを特徴とする資源情報管理方法。
16. 記憶された前記資源情報に対し、更新スケジュールを決定するスケジュール生成ステップを更に含み、
前記資源情報更新ステップは、
前記スケジュール生成ステップで決定された前記更新スケジュールに基づいて、当該資源情報を更新する
ことを特徴とする15.に記載の資源情報管理方法。
17. 複数の管理対象ホストそれぞれから資源情報を受信する資源情報取得手順と、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した資源情報を、当該資源情報の送信元である前記管理対象ホストを特定するホスト識別情報および当該資源情報の有効期限を示す期限情報と対応付けて記憶する資源情報記憶手順と、
前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した前記資源情報を、当該資源情報の優先度を示す優先度情報と対応付けて記憶する優先度記憶手順と、
前記資源情報記憶手順に記憶された前記資源情報の中から更新対象の候補となる資源情報を、当該資源情報に対応づけられた前記期限情報に基づいて選出する更新候補選出手順と、
前記更新候補選出手順によって選出された資源情報と対応づけて前記優先度記憶手順に記憶された前記優先度情報に基づいて、更新対象とする資源情報を選出する更新対象選出手順と、
前記資源情報取得手順により、前記更新対象選出手順で選出された前記更新対象の資源情報に対応づけられた前記ホスト識別情報にかかる前記管理対象ホストから新たな資源情報を受信させ、前記資源情報記憶手順に記憶された前記更新対象の資源情報を前記新たな資源情報に更新するとともに、当該資源情報に対して新たな有効期限を示す期限情報を付与する資源情報更新手順と、
を備えることを特徴とする資源情報更新管理プログラム。
18. 記憶された前記資源情報に対し、更新スケジュールを決定するスケジュール生成手順を更に備え、
前記資源情報更新手順は、
前記スケジュール生成手順で決定された前記更新スケジュールに基づいて、当該資源情報を更新する
ことを特徴とする17.に記載の資源情報更新管理プログラム。
10 資源情報管理サーバ
20 管理対象ホスト
30 管理対象ホスト
40 管理対象ホスト
50 管理対象ホスト
60 資源情報利用者端末
101 検索処理部
102 参照度記録部
103 参照度記憶部
104 更新対象候補選出部
105 優先度計算部
106 更新対象選出部
107 スケジュール生成部
108 資源情報更新部
109 リクエスト送信部
110 資源情報記憶部
111 資源情報取得部
112 優先度記憶部
113 資源情報モデル記憶部
201、301、401、501 資源情報送受信部
202、302、402、502 資源情報
1000 資源情報管理システム
2000 資源情報管理システム

Claims (18)

  1. 複数の管理対象ホストそれぞれから資源情報を受信する資源情報取得手段と、
    前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した資源情報を、当該資源情報の送信元である前記管理対象ホストを特定するホスト識別情報および当該資源情報の有効期限を示す期限情報と対応付けて記憶する資源情報記憶手段と、
    前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した前記資源情報を、当該資源情報の優先度を示す優先度情報と対応付けて記憶する優先度記憶手段と、
    前記資源情報記憶手段に記憶された前記資源情報の中から、対応付けられた前記期限情報が示す有効期限と現在時刻との差分が所定の値以下である資源情報を、更新対象の候補となる資源情報として選出する更新候補選出手段と、
    前記更新候補選出手段によって選出された資源情報のうち、前記優先度記憶手段に記憶された前記優先度情報によって示される優先度が高い資源情報ほど優先的に、更新対象の資源情報として選出する更新対象選出手段と、
    前記資源情報取得手段により、前記更新対象選出手段で選出された前記更新対象の資源情報に対応づけられた前記ホスト識別情報にかかる前記管理対象ホストから新たな資源情報を受信させ、前記資源情報記憶手段に記憶された前記更新対象の資源情報を前記新たな資源情報に更新するとともに、当該資源情報に対して、有効期限が現在時刻より遅い時期である期限情報を付与する資源情報更新手段と、
    を備える資源情報管理サーバ。
  2. 資源情報の探索を求める探索要求を受信し、該探索要求によって求められている資源情報を参照する資源情報参照手段と、
    資源情報に対応付けて、前記資源情報参照手段によって該資源情報が参照された度合いである参照度合いを示す、参照度情報を記憶する参照度情報記憶手段と、
    前記優先度記憶手段に記憶された資源情報の前記優先度を、当該資源情報に対応付けられた参照度情報によって示される参照度合いに基づいて算出する優先度算出手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の資源情報管理サーバ。
  3. 前記参照度情報は、
    資源情報が最後に参照された時刻、当該資源情報が参照された回数、または単位時間あたりの参照回数の少なくとも1つを示す情報である
    ことを特徴とする請求項2に記載の資源情報管理サーバ。
  4. 前記優先度算出手段は、
    前記参照度情報を所定の時間ごとに更新するとともに、
    更新された前記参照度情報に基づいて前記資源情報の一部または全部について前記優先度を算出し、算出された新たな優先度を当該資源情報と対応づけて前記優先度記憶手段に格納する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の資源情報管理サーバ。
  5. 前記管理対象ホストの状態に応じて互いに連関して変化する、一の資源情報の優先度と他の資源情報の優先度との関係を示す関連情報を記憶する資源情報モデル記憶手段を更に備え、
    前記優先度算出手段は、
    前記優先度記憶手段に記憶された前記一の資源情報の前記優先度を、前記関連情報および前記他の資源情報の優先度に基づいて算出し、算出された前記優先度を当該資源情報と対応づけて前記優先度記憶手段に格納する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の資源情報管理サーバ。
  6. 前記資源情報記憶手段に記憶された資源情報に対し、更新スケジュールを決定するスケジュール生成手段を更に備え、
    前記資源情報更新手段は、
    前記スケジュール生成手段によって決定された前記更新スケジュールに基づいて、当該資源情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の資源情報管理サーバ。
  7. 前記資源情報更新手段は、
    前記優先度が所定の閾値よりも大きい場合に前記資源情報に対して付与する前記期限情報が示す有効期限の値を、
    前記優先度が所定の閾値よりも小さい場合に前記資源情報に対して付与する前記期限情報が示す有効期限の値よりも早い時期を示す値であり、かつ現在時刻よりも遅い時期を示す値にする
    ことを特徴とする請求項2ないし6のいずれか1項に記載の資源情報管理サーバ。
  8. 複数の管理対象ホストと、前記複数の管理対象ホストと通信可能に接続された資源情報管理サーバとを備える資源情報管理システムであって、
    前記管理対象ホストのそれぞれは、
    前記資源情報管理サーバから資源情報の取得要求に応じて前記資源情報を前記資源情報管理サーバに送信する資源情報送受信手段を備え、
    前記資源情報管理サーバは、
    前記複数の管理対象ホストそれぞれから資源情報を受信する資源情報取得手段と、
    前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した資源情報を、当該資源情報の送信元である前記管理対象ホストを特定するホスト識別情報および当該資源情報の有効期限を示す期限情報と対応付けて記憶する資源情報記憶手段と、
    前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した前記資源情報を、当該資源情報の優先度を示す優先度情報と対応付けて記憶する優先度記憶手段と、
    前記資源情報記憶手段に記憶された前記資源情報の中から、対応付けられた前記期限情報が示す有効期限と現在時刻との差分が所定の値以下である資源情報を、更新対象の候補となる資源情報として選出する更新候補選出手段と、
    前記更新候補選出手段によって選出された資源情報のうち、前記優先度記憶手段に記憶された前記優先度情報によって示される優先度が高い資源情報ほど優先的に、更新対象の資源情報として選出する更新対象選出手段と、
    前記更新対象選出手段によって選出された資源情報に対応付けられた前記ホスト識別情報にかかる前記管理対象ホストに対して、新たな資源情報を要求する前記取得要求を送信するリクエスト送信手段と、
    前記資源情報取得手段により、前記更新対象選出手段で選出された前記更新対象の資源情報に対応づけられた前記ホスト識別情報にかかる前記管理対象ホストから新たな資源情報を受信させ、前記資源情報記憶手段に記憶された前記更新対象の資源情報を前記新たな資源情報に更新するとともに、当該資源情報に対して、有効期限が現在時刻より遅い時期である期限情報を付与する資源情報更新手段と、
    を備えることを特徴とする資源情報管理システム。
  9. 前記資源情報管理サーバは、
    資源情報の探索を求める探索要求を受信し、該探索要求によって求められている資源情報を参照する資源情報参照手段と、
    資源情報に対応付けて、前記資源情報参照手段によって該資源情報が参照された度合いである参照度合いを示す、参照度情報を記憶する参照度情報記憶手段と、
    前記優先度記憶手段に記憶された資源情報の前記優先度を、当該資源情報に対応付けられた参照度情報が示す参照度合いに基づいて算出する優先度算出手段
    を更に備えることを特徴とする請求項8に記載の資源情報管理システム。
  10. 前記参照度情報は、
    資源情報が最後に参照された時刻、当該資源情報が参照された回数、または単位時間あたりの参照回数の少なくとも1つを示す情報である
    ことを特徴とする請求項9に記載の資源情報管理システム。
  11. 前記優先度算出手段は、
    前記参照度情報を所定の時間ごとに更新するとともに、
    更新された前記参照度情報に基づいて前記資源情報の一部または全部について前記優先度を算出し、算出された新たな優先度を当該資源情報と対応づけて前記優先度記憶手段に格納する
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の資源情報管理システム。
  12. 前記管理対象ホストの状態に応じて互いに連関して変化する、一の資源情報の優先度と他の資源情報の優先度との関係を示す関連情報を記憶する資源情報モデル記憶手段を更に備え、
    前記優先度算出手段は、
    前記優先度記憶手段に記憶された前記一の資源情報の前記優先度を、前記関連情報および前記他の資源情報の優先度に基づいて算出し、算出された前記優先度を当該資源情報と対応づけて前記優先度記憶手段に格納する
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の資源情報管理システム。
  13. 前記資源情報記憶手段に記憶された資源情報に対し、更新スケジュールを決定するスケジュール生成手段を更に備え、
    前記資源情報更新手段は、
    前記スケジュール生成手段によって決定された前記更新スケジュールに基づいて、当該資源情報を更新する
    ことを特徴とする請求項8ないし12のいずれか1項に記載の資源情報管理システム。
  14. 前記資源情報更新手段は、
    前記優先度が所定の閾値よりも大きい場合に前記資源情報に対して付与する前記期限情報が示す有効期限の値を、
    前記優先度が所定の閾値よりも小さい場合に前記資源情報に対して付与する前記期限情報が示す有効期限の値よりも早い時期を示す値であり、かつ現在時刻よりも遅い時期を示す値にする
    ことを特徴とする請求項9ないし13のいずれか1項に記載の資源情報管理システム。
  15. コンピュータによって実行される資源情報管理方法であって、
    複数の管理対象ホストそれぞれから資源情報を受信する資源情報取得ステップと、
    前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した資源情報を、当該資源情報の送信元である前記管理対象ホストを特定するホスト識別情報および当該資源情報の有効期限を示す期限情報と対応付けて記憶する資源情報記憶ステップと、
    前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した前記資源情報を、当該資源情報の優先度を示す優先度情報と対応付けて記憶する優先度記憶ステップと、
    前記資源情報記憶ステップで記憶された前記資源情報の中から、対応付けられた前記期限情報が示す有効期限と現在時刻との差分が所定の値以下である資源情報を、更新対象の候補となる資源情報として選出する更新候補選出ステップと、
    前記更新候補選出ステップで選出された資源情報のうち、前記優先度記憶ステップで記憶された前記優先度情報によって示される優先度が高い資源情報ほど優先的に、更新対象の資源情報として選出する更新対象選出ステップと、
    前記資源情報取得ステップにより、前記更新対象選出ステップで選出された前記更新対象の資源情報に対応づけられた前記ホスト識別情報にかかる前記管理対象ホストから新たな資源情報を受信させ、前記資源情報記憶ステップで記憶された前記更新対象の資源情報を前記新たな資源情報に更新するとともに、当該資源情報に対して、有効期限が現在時刻より遅い時期である期限情報を付与する資源情報更新ステップと、
    を含むことを特徴とする資源情報管理方法。
  16. 記憶された前記資源情報に対し、更新スケジュールを決定するスケジュール生成ステップを更に含み、
    前記資源情報更新ステップは、
    前記スケジュール生成ステップで決定された前記更新スケジュールに基づいて、当該資源情報を更新する
    ことを特徴とする請求項15に記載の資源情報管理方法。
  17. コンピュータを、資源情報管理サーバとして機能させる資源情報更新管理プログラムであって、前記コンピュータに、
    複数の管理対象ホストそれぞれから資源情報を受信する資源情報取得手順と、
    前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した資源情報を、当該資源情報の送信元である前記管理対象ホストを特定するホスト識別情報および当該資源情報の有効期限を示す期限情報と対応付けて記憶する資源情報記憶手順と、
    前記複数の管理対象ホストそれぞれから受信した前記資源情報を、当該資源情報の優先度を示す優先度情報と対応付けて記憶する優先度記憶手順と、
    前記資源情報記憶手順記憶された前記資源情報の中から、対応付けられた前記期限情報が示す有効期限と現在時刻との差分が所定の値以下である資源情報を、更新対象の候補となる資源情報として選出する更新候補選出手順と、
    前記更新候補選出手順によって選出された資源情報のうち、前記優先度記憶手順記憶された前記優先度情報によって示される優先度が高い資源情報ほど優先的に、更新対象の資源情報として選出する更新対象選出手順と、
    前記資源情報取得手順により、前記更新対象選出手順で選出された前記更新対象の資源情報に対応づけられた前記ホスト識別情報にかかる前記管理対象ホストから新たな資源情報を受信させ、前記資源情報記憶手順記憶された前記更新対象の資源情報を前記新たな資源情報に更新するとともに、当該資源情報に対して、有効期限が現在時刻より遅い時期である期限情報を付与する資源情報更新手順と、
    実行させることを特徴とする資源情報更新管理プログラム。
  18. 前記コンピュータに、記憶された前記資源情報に対し、更新スケジュールを決定するスケジュール生成手順を、さらに実行させ
    前記資源情報更新手順は、
    前記スケジュール生成手順で決定された前記更新スケジュールに基づいて、当該資源情報を更新する
    ことを特徴とする請求項17に記載の資源情報更新管理プログラム。
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