JP5260921B2 - 回路基板ケース - Google Patents

回路基板ケース Download PDF

Info

Publication number
JP5260921B2
JP5260921B2 JP2007233100A JP2007233100A JP5260921B2 JP 5260921 B2 JP5260921 B2 JP 5260921B2 JP 2007233100 A JP2007233100 A JP 2007233100A JP 2007233100 A JP2007233100 A JP 2007233100A JP 5260921 B2 JP5260921 B2 JP 5260921B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
board case
main body
seal
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007233100A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008012330A (ja
Inventor
克亘 小林
寛 高橋
航 北條
隆吏 森
悟士 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2007233100A priority Critical patent/JP5260921B2/ja
Publication of JP2008012330A publication Critical patent/JP2008012330A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5260921B2 publication Critical patent/JP5260921B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、遊戯機に取り付けられ、遊戯内容を電子制御する複数の電子部品を備えた回路基板を保護する回路基板ケースに関する。
従来より、パチンコ等の遊戯機では、電子制御によって特別な遊戯価値を得ることができるようになっている。この電子制御のためのハードウェアである中央処理装置(以下、CPUという)や記憶素子(以下、ROMという)等は、他の導電部品等との接触や衝撃等から保護するために保護カバーによって被覆されている。また、特にROM等のICチップを取り替えることによって遊戯内容(特別な遊戯価値となる確率等)を変更することができるため、これによって遊戯機が不正に使用されるという問題がある。この問題を解消するためにも保護カバーは貴重なものとなっている。
保護カバーは合成樹脂製のケースであり、本体ベースと本体カバーによって構成されている。ROM等のICチップを取り替える場合にはケースの係合部を開放するようになっている。
ここで、不正なROM等のICチップの取り替えを防止するためにケースの係合部に外側から封印シールを貼り付けている。封印シールは、裏シールの表面に表シールを貼着した2枚で構成され、裏シールの接着剤の接着強度は表シールを裏シールの表面に貼る強度よりも強くしているので、封印シールを剥がすと表シールだけが剥がれ、裏シールはケースに残留した状態となり、元の状態に復元することができず、封印シールを剥がしたことを認識できるようになっている。
しかしながら、従来よりROM等の電子部品が取り付けられている回路基板は完全にケース(保護カバー)によって被覆されているため、封印シールは本体ベースと本体カバーの係合部の外側から貼り付けられている。このため、仮に完全な形で封印シールが剥がされ、貼り付け直されていた場合、ROM等のICチップが不正に取り替えられたことを認識することができないことがあった。
また、ROMの検査を行うための開口部を閉塞するために、本体カバーの一部を蓋として利用する回路基板ケースが提案されているが、本体カバーと蓋との境界に隙間が生じてしまうため、容易にROM等のICチップの不正改造が行われる可能性があった。
本発明は上記事実を考慮して、ケースの内側の面に刻印で形成することで情報表現部を変更することが不可能であり、かつ、ケースの外側の面にシールが貼り付けられた後であっても、ケースの外部から情報表現部を視認することができる回路基板ケースを提供することを目的とする。
本発明は、遊戯機の裏面に取り付けられ、複数の電子部品を備えた回路基板を保護する封印可能な回路基板ケースであって、前記回路基板ケースの天井面における透明性を有する部位の内側の面に、当該回路基板ケースの製造時期を示す年、月、日毎に形成され、かつそれぞれに当該年、月、日に応じて目盛が刻まれており、記録する年、月、日の各情報を凹凸によって前記目盛を指標することで表現される3連の刻印で形成された情報表現部と、前記回路基板ケースの天井面、かつ外側に突出形成され、封印された前記回路基板ケースを開封したときの履歴情報を記録するためのシールの貼り付け位置を案内し、当該シールがほぼ一定の位置に貼り付けられるための案内突起とを備え、前記案内突起によって案内されて前記シール貼り付けられた後であっても、前記案内突起によって案内されて貼り付けられた前記シールと前記情報表現部を形成した前記部位とが重なることがなく、前記回路基板ケースの外部から前記情報表現部を視認可能とすることを特徴としている。
前記回路基板ケースの内側の面に前記遊戯機の製造元を示す情報表現部をさらに有することを特徴としている。
前記案内突起は、前記シールに記載された前記情報をセンサで読取る必要が生じた場合の読取開始位置として、当該センサの検出波形としてパルス波形を出力させる機能を持ち、当該パルス波形をスタート位置信号として、前記シール上の情報を画像として撮影することを特徴としている。
情報表現部を予め必要な全ての情報が表現された情報表現部と、前記情報表現部の中から必要な情報を指標する指標部と、に分けることにより、情報表現部は同一の形状とすればよく、指標部の指標方向のみを変更すればよいため、情報の表現並びに変更が容易となる。
情報は製造年月日であり、これを凹凸によって表現する刻印としている。
例えば、製造年として、'97,'98,'99,'00,'01 等4 〜5年先を見越して刻印し、現在(例えば、1997年) の場合には、'97 を矢印等で指標する。年度が変われば矢印の示す方向のみを変更すればよい。また、製造月日は、月については1〜12までの数字を、日については1〜31までの数字を予め刻印しておき、矢印等で現在の数字を指標すればよい。
また、このような刻印は、視認性を優先した位置とし、内側の面(裏面側)に刻印することによって、刻印内容は回路基板ケースが透明であるため、認識でき、刻印を変更することが不可能な状態とすることができる。
以上説明したように本発明では、ケースの内側の面に刻印で形成することで情報表現部を変更することが不可能であり、かつ、回路基板ケースの外側の面にシールが貼り付けられた後であっても、ケースの外部から情報表現部を視認することができる。
(第1の実施の形態)
図1には、第1の実施の形態に係るパチンコ遊戯機10の表面、すなわち遊戯盤面が示されている。この遊戯盤面における円弧状のレール12で囲まれた領域が遊戯領域であるゲージ部14とされている。
ゲージ部14には、全面にわたって複数の釘16が打ち込まれ(図1では主要な釘16のみ図示)、レール12を通って打ち出されたパチンコ玉がこの釘に当たって跳ねたり、釘16によって形成される案内路に案内されながら、落下していくようになっている。また、この釘16の他、ゲージ部14に向かって左右対称の位置には、風車18が取り付けられており、パチンコ玉を予期しない方向へ方向転換させるようになっている。
さらに、ゲージ部14には複数の位置に入賞口20が設けられ、この入賞口20にパチンコ玉が入ることにより、所定数のパチンコ玉が遊戯者に供給されるようになっている。
このようなゲージ部14は、ほぼ左右対称形とされており、この中央部には電動役物ユニット22が配置され、その表示部24が露出されている。この表示部24の下方には、電動役物ユニット22を始動するための始動入賞口26が設けられている。
始動入賞口26のさらに下方には、大入賞口28が配置され、前記電動役物ユニット22での所謂当たりの表示の状態で所定時間開放され、大量のパチンコ玉を入賞させることができる構成となっている。
図2には、パチンコ遊戯機10の遊戯盤面に配置されている電動役物ユニット22の表示部24の拡大図が示されている。
電動役物ユニット22の表示部24は、2×3のマトリクス、すなわち6個の図柄表示面25によって構成されている。
この図柄表示面25に表示される図柄は、表示される順が予め定められており、後述する回路基板30上に取り付けられた複数の電子部品によって制御されるようになっている。例えば、横一列に同一の絵柄(例えば、(7、7、7))が並ぶことにより、大当たりとなる。
また、図3には第1の実施の形態に係るパチンコ遊戯機10の裏面の概略図が示されている。
パチンコ遊戯機10の裏面の中央左側には回路基板30が収容された回路基板ケース32が取り付けられている。なお、回路基板ケース32におけるパチンコ遊戯機10への取付状態で上部となる向きを矢印Aで示し、他の図面においてはこの矢印Aによって向きを明確とした。
回路基板ケース32は、コネクタ部44が右側(中央近傍)に位置するように取り付けられている。コネクタ部44は回路基板ケース32の外部に露出するようになっているが、この回路基板ケース32の成形当初は、コネクタ部44に対応する部分は全て閉塞されている。
回路基板の機種が決まった時点でコネクタ部44の位置を認識し、この部分に対応する箇所のみ後加工するようになっている。すなわち、後述する本体カバー32Bには、コネクタ部44と対応する可能性のある位置に薄肉成形部46が設けられ、これにより、後加工時の貫通作業が容易となる。コネクタ部44は、機種によってコネクタ部44の位置が異なる場合があるためである。この結果、不要部分(コネクタ部44の取付部であって、取付けられていない部分)は、前記薄肉成形部46によって閉塞が保たれることになる。
図4に示されるように、回路基板30は長方形の基板上にCPU52、ROM42、RAM等のICチップを含む複数の電子部品が取り付けられており、これらの電子部品によってパチンコ遊戯機10の遊戯盤面に配置されている電動役物ユニット22等が制御されるようになっている。この回路基板30は、他の導電部品等との接触や衝撃等から保護するため、製造時に回路基板ケース32によって被覆されるようになっている。
図5乃至図8には、第1の実施の形態に係る回路基板ケース32が示されている。
回路基板ケース32は合成樹脂製の透明の固いケースが使用されており、回路基板30を支持する本体ベース32Aと、回路基板30を被覆する本体カバー32Bによって構成されている。
本体カバー32Bには、その側面と天井面とに跨がるように開口窓部60が設けられている。回路基板ケース32を構成している本体ベース32Aと本体カバー32Bは、回路基板30の収容後は、周縁を固着するようになっている。これにより、再度、本体ベース32Aと本体カバー32Bを取り外すことが不可能となる。なお、本体ベース32Aと本体カバー32Bの固着手段としては、超音波溶着のような強固な固着手段が好ましいとされている。
回路基板ケース32は、透明であることによって回路基板ケース32内に収容されている回路基板30を回路基板ケース32から取り外すことなく目視することができるようになっている。これにより、回路基板30上に取り付けられている電子部品の異常等を回路基板ケース32に収容したままの状態で簡単に外観検査を行うことができる。また、本体カバー32Bの側面には、複数の円孔62が設けられ、通風孔としての役目を有している。この円孔62は、側面に限られ、かつその径寸法は2mm以下とされている。これにより、この円孔62から針金やピンセット等の電子部品を操作可能な工具が侵入できないようになっている。なお、径寸法が2mm以下の針金やピアノ線等は、その剛性が低いため、小さい抵抗力で屈曲したり撓んだりして使い物にならない。また、側面のみに円孔62が設けられているため、直線的に目的の位置に到達することができない構造となっている。
また、本体カバー32Bの側面の一部には、小窓33が設けられている。この小窓33は、本体ベース32Aとにより回路基板30を閉塞したときに、回路基板30に設けられたキースイッチユニット(図示省略)に対応するようになっている。従って、上記閉塞状態であっても、この小窓から専用の治具により、キースイッチユニットのキー操作が可能となる。このキー操作は、パチンコ機の機能設定を行うためのものである。
なお、キースイッチユニットとの対応によって小窓33の周縁に隙間が生じることはなく、閉塞状態は維持されている。また、機能設定が不要な場合は、この小窓33は設ける必要はない。
前記開口窓部60には、小カバー64が着脱可能に取付けられており、開口窓部60を閉塞状態としている。
小カバー64は平板を略L字型に屈曲させた形状となっている。この小カバー64の天井部に対応する面の先端には、第1のくし型切欠部66が一体形成されている。この第1のくし型切欠部66に対応して、本体カバー32Bの天井部における開口窓部60の周縁かつ本体カバー32Bの内側面には、第2のくし型切欠部68がカバー内側に突出するように形成されている。これら第1及び第2のくし型切欠部66、68の凹凸は互い違いとされており、互いに緊密に嵌まり合うようになっている。また、第2のくし型切欠部68の下面(本体カバー32Bの内側面)側には、薄肉プレート70(図6参照)が貼付け(或いは一体成形)られている。また、第2のくし型切欠部68の奥側約半分には、本体カバー32Bの肉厚に対して薄肉とされている。この奥側に対応する第1のくし型切欠部66の先端部には、基部側の厚肉部66Aに対応して薄肉部66Bが形成されている。
ここで、第1のくし型切欠部66が第2のくし型切欠部68と嵌まり合っている場合には、第1のくし型切欠部66の薄肉部66Bが第2のくし型切欠部68の奥側で重なり、薄肉プレート70の真上に厚肉部66Bが位置することになり、本体カバー32Bの外側面と小カバー64の外側面とは面一となる。
一方、小カバー64の幅方向(長辺方向)両端部には、全辺に亘って長溝72が形成されている。これに対応して、開口窓部60の天井部に対応する面の幅方向両端部には、互いに対向するように前記長溝72の幅寸法とほぼ一致する肉厚寸法の突部74が形成されている。
このため、小カバー64は、その天井部を本体カバー32Bの天井部の高さに一致させて突部74の端部を長溝72に収容し、スライド移動させることによって、前記第1及び第2のくし型切欠部66、68を嵌め合わせることができる。
ここで、この長溝72と突部74とは、本体カバー32Bの平面視で互い違いとなっているため、この平面視の上下方向に連続する開口をなくしている。また、小カバー64がほぼ開口窓部60を閉塞した状態で、薄肉プレート70が、第1及び第2のくし型切欠部66、68間の隙間に位置するため、この第1及び第2のくし型切欠部66、68の隙間でも本体カバー32Bの平面視の上下方向に連続する開口をなくしている。
なお、開口窓部60の側面に対応する周縁には、互いに対向するように突部76が形成され、小カバー60のスライド移動時のストッパの役目を有すると共に、本体カバー32Bの平面視で横方向の連続する開口をなくしている。
図7乃至図9に示される如く、小カバー64の本体ベース32Aに向けられた端部(以下、下端部という)には、固定手段の一部を構成する第1の筒体ユニット100が一体成形されている。
この第1の筒体ユニット100は、8個の円筒部材102で構成され、小カバー64の下端部の辺に沿って並設されている。これらの円筒部材102は、小カバー64の下端部に主連結片104によってそれぞれ連結されている。また、一方の端から数えて4番目と5番目との間を除き、円筒部材102同士は副連結片106によって連結されている。
図10に示される如く、円筒部材102の内部には、スクリュウドライバ106と嵌合する頭部の溝がプラス溝108とされたビス110が収容されている。このビス110には、先端から軸方向の中間部まで雄ねじ112が形成され、かつこの雄ねじ112の基部にはリング状の溝114が形成されている。ここで、このビス110が収容された状態で、円筒部材102の開口には、前記プラス溝108と対応するプラス型貫通孔116が設けられた閉止蓋118が取付けられている。なお、この閉止蓋118は、円筒部材102の配列ピッチと同ピッチで連結片119によって連結され、8個の円筒部材102の開口が同時に閉止される構造となっている。
一方、この小カバー64が本体カバー32Bの開口窓部60に緊密に嵌め合わされた状態で、前記各円筒部材102と同軸となる位置、すなわち、本体ベース32Aの下面には、この第1の筒体ユニット100と共に係合部材を構成する第2の筒体ユニット120が一体成形されている。
第2の筒体ユニット120は、第1の実施の形態では、1個の大きな直方体形状のブロック122で周囲が被覆されており、このブロック122の一面に長手方向に沿って、8個の円孔124が形成されている。なお、この円孔124を形成する円筒体の一部がブロック122の下面から突出され円弧形状122Aを形成している。
各円孔124の配列ピッチは、前記第1の筒体ユニット100の円筒部材102の配列ピッチと同一とされている。
円孔124の内周面には、雌ねじ126(図10参照)が形成されている。また、円孔124の開口は、8個の円孔124を収容する長孔128(図8参照)の底面に位置している。
この長孔128の底面には、一方向制限部材としての金属製薄肉状の係合プレート130が載置されている。係合プレート130には、8個の円孔124のピッチと同ピッチの円孔132が形成されている。
係合プレート130の円孔132の内側には、軸芯方向に向けて複数の切片134が設けられている。図11に示される如く、切片134の先端部を連続的に結んだときの径寸法は、前記ビス110の径寸法よりも若干小さい。
また、長孔128には、合成樹脂製の抑えプレート136がはめ込まれ、係合プレート130を所定位置(円孔124、132同士が同軸となるようにした位置)で挟み込み、固着されている。
この抑えプレート136には、リング状の突起部136A形成され、前記第1の筒体ユニット100の各円筒部材102の端面と緊密に嵌まり合うようになっている。
ここで、第1の筒体ユニット100の円筒部材102に収容されたビス110を第2の筒体ユニット120の円孔124に押し込みながらねじ込む際、ビス110は、前記切片134を進行方向に弾性変形させながら螺合され、締め付け完了時には、切片134の先端部がビス110に設けられたリング状の溝114に入り込むようになっている。
このため、ビス110を螺合解除しようとしても、切片134とリング状の溝114との嵌合により、ビス110は、抜け出せない構造となっている。
小カバー64による開口窓部60の閉塞時には、前記8個の円筒部材102の内の2個づつを用いて固定する。ここで、小カバー64は、前記第1の円筒ユニット100の主連結片104と副連結片106をニッパ等で切除することにより、この固定部分を第2の筒体ユニット120に残した状態で取り外すことが可能となっている。なお、主連結片104と副連結片106は切除し易い様に、所定の空間(1.5mm 以上)をもってそれぞれ連結されることが望ましい。
第1の実施の形態では、8個の固定手段を持ち、2個づつ使用するため、3回の開放と最後の固定が繰り返し可能となる。
ここで、パチンコ遊戯機10に取り付けられた回路基板ケース32内に収容されている回路基板30上のROM42は、定期的な検査が必要とされている。この場合には、本体カバー32Bに取付けられている小カバー64を取り外す必要がある。このような場合に、前述の如く、固定部分を切除することにより、開口窓部60を開放し、ROM等の検査を行うことができる。
なお、図6及び図12に示される如く、本体ベース32Aの底面には、矩形の小窓138が設けられている。この小窓138からは、支持される回路基板30の一部が露出されるようになっている。この露出される回路基板30の一部には、本体ベース32Aとの位置合わせ照合を兼ねる部品型番がマシンリーダブルなバーコード等のマークで記録されている。このマークに連続するように小窓138の周縁には、回路基板30を特定するマーク140が付与されている。これにより、回路基板30が交換されたか否かが目視又は光検出等によって、容易に判別することができるようになっている。
以下に第1の実施の形態の作用を説明する。
パチンコ遊戯機10の遊戯盤面に備えられている電動役物ユニット22は、複数の電子部品によって制御される。電子部品にはCPU52、ROM42、RAMのICチップ等が含まれており、これらはすべて1枚の基板上に取り付けられ、回路基板30を形成している。
電動役物ユニット22の表示部24は、図2に示されるように6個の図柄表示面25によって構成されている。この図柄表示面25に表示される図柄は、表示順が予め定められている。
回路基板30上のRAMには、予め特別な図柄の組み合わせが複数種記憶されており、CPU52では実際に表示される図柄の組み合わせと、この記憶された図柄の組み合わせとを比較すると共に、比較の結果(一致か不一致か)を判定するようになっている。ここで、CPU52において比較した結果が一致したと判定すると、所謂当たりの状態となり、大入賞口28が所定時間開放され、大量のパチンコ玉が遊戯者に供給されるようになっている。
このCPU52での比較結果が一致し、所謂当たりの状態となる確率、すなわちパチンコ遊戯機10における遊戯内容は、ROM42によって制御されるため、ROM42を不正に取り替えることにより遊戯内容を変更することが可能である。従って、パチンコ遊戯機10が不正に使用されることを解消するためにもROM42の不正な取り替え(改造)を防止しなければならない。
電動役物ユニット22を制御するROM42等の電子部品が取り付けられた回路基板30は、その電子部品を他の導電部品等との接触や衝撃等から保護するため、回路基板ケース32によって被覆されている。この回路基板ケース32は、本体ベース32Aと小カバー64が結合されている本体カバー32Bによって構成されており、回路基板30を収容した後に、本体ベース32Aと本体カバー32Bの周縁を超音波溶着にて、固着している。
このような状態で製造工場から出荷され、図3に示されるようにパチンコ遊戯機10の裏面に取り付けられる。
しかし、回路基板30上に取り付けられているROM42は定期的な検査が必要とされている。従って、ROM42の検査を行う場合には、本体カバー32Bに結合されている小カバー64を取り外して、これによって形成される回路基板ケースの開口窓部60からROM42を取り出して、検査を行う。
ROM42の検査終了後には、開口窓部60を閉塞しなければならす、このために小カバー64を再度、開口窓部60に嵌め合わせ、固定する。
以下に、この小カバー64を繰り返し開口窓部60へ着脱するための手順を説明する。
まず、初期の段階、すなわち工場出荷段階では、小カバー64の長溝72を開口窓部60の突部74の一端に合わせ収容する。この収容状態を維持しながら、スライドさせることにより、第1のくし型切欠部66が第2のくし型切欠部68と噛み合い、小カバー64は、開口窓部60に嵌め込まれる。
この状態では、第1の筒体ユニット66と第2の筒体ユニット68とが対向し、8個の円筒部材102の先端面が、抑えプレート136のリング状の突起部136Aと緊密に嵌まり合い、一体化する。
次に、図7の左から1番目と5番目の円筒部材102に収容されているビス110をスクリュードライバ106(図10参照)を使用してねじ込む。このねじ込みの際、スクリュードライバ106の先端がビス110のプラス溝108に到達する前に閉止蓋118に形成されたプラス型貫通孔116に収容する。この状態でスクリュードライバ106を回転させると、閉止蓋118が破損し、この結果、スクリュードライバ106はビス110に到達することができる。
すなわち、閉止蓋118を破損させないと、ビス110のねじ込みができないため、必ずねじ込み前と後とで異なる痕跡となり、目視による判別が可能となる。
ビス110をねじ込んでいくと、第2の筒体ユニット120の円孔124に形成された雌ねじ126に螺合され、円筒部材102とブロック122とが連結される。また、このねじ込み動作の際に、円孔124の開口部に設けられた係合プレート130の切片134がねじ込み方向に弾性変形する。さらに、締め付けが完了すると、ビス110に設けられたリング状の溝114に前記切片134が入り込む。以上で固定が完了し、小カバー64は開口窓部60を閉塞した状態で2ヵ所で固定される。
ここで、ビス110を取り外そうとしても、切片134がリング状の溝114に嵌まりこんでいるため、ビス110を円筒部材102方向へ戻すことができない。従って、一度固定した部分は破壊しなければその固定状態を解除することができない。
このように強固に固定された小カバー64を開口窓部60から取り外す場合は、図9に示される如く、固定に使用した円筒部材102(すなわち、1回目であれば第1番目と第5番目の円筒部材102)に連結されている主連結片104と副連結片106とを切除する。これにより、固定された円筒部材102は、小カバー64から分離され、小カバー64は取付け時と逆方向にスライドさせることにより、取り外すことができ、開口窓部60を開放することができる。
検査収容後、再度小カバー64によって開口窓部60を閉塞する場合には、図9の左から2番目と6番目の円筒部材102を用いて固定する。その後、取り外す場合は、この2番目と6番目の円筒部材102に連結している主連結片104及び副連結片106を切除する。
これを繰り返すことにより、3回の開放、4回の固定が可能となる。
なお、第1の実施の形態において回路基板ケース32を構成している本体ベース32Aと本体カバー32Bの周縁を固着する手段として、超音波溶着が好ましいと説明したが、この方法に限定されるものではなく、他の固着手段を用いてもよい。
また、固定手段としては、ビス110のリング状の溝114と係合プレート130の切片134との嵌合構造に限らず、例えば、リベット、又は接着といったように破損させなければ係合が解除できないといった構造であれば良いことは言うまでもない。
また、小カバー64を開口窓部60から取り出す場合に、円筒部材102に連結されている主連結片104と副連結片106とを切断することにより行っているが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、第2の筒体ユニット120の連結片を切断して行う構造にしても何ら問題はない。
上記の固定の他、第1の実施の形態では、以下のような不正防止のための手段が施されている。
(1) 隙間防止
図13に示される如く、スライド部は突部74と長溝72とが本体カバー32Bの平面視で互い違いになっているため、この部分においても本体カバー32Bの平面視で上下方向に連続する開口が発生することがない。
また、図14に示される如く小カバー64によって開口窓部60を閉塞する際、若干の隙間が生じた状態で固定される場合がある。しかし、第1及び第2のくし型切欠部66、68間に未嵌合部分があったとしても、薄肉プレート70を設けているため、本体カバー32Bの平面視で上下方向に連続する開口が発生することがない。
(2) 通風孔の制限
第1の実施の形態では、本体カバー32Bの通風孔としての円孔62を側面のみとし、かつその径寸法を2mm以下としたため、太い針金やピンセット等を入り込ませず、不正を未然に防止することができる。なお、2mm以下の細い針金等は、小さい抵抗力で屈曲するため、挿入が可能でもなんら使いものにならない。さらに、側面のみに円孔62を設けたため、円孔62から針金等を挿入しても直線的に電子回路部品に到達しないため、不正を防止することができる。
(3) コネクタ部の閉塞
第1の実施の形態のコネクタ部44に対応する部分(本体カバー32Bの長手方向一端に沿った部分)では当初は、全て薄肉成形部46で閉塞されている。ここで、機種によってコネクタ部44の位置が決まった時点で後加工によって開口46Aを設けている。これにより、不要部分(コネクタ部44の取付部であって、取付けられていない部分)は、前記薄肉成形部46によって閉塞が保たれることになる。
なお、第1の実施の形態においては回路基板ケース32を合成樹脂製の透明なケースとして説明したが、これに限るものではなく、不透明な部材を用いることも考えられる。但し、不透明な部材を用いた場合には、回路基板30を回路基板ケース32に収容したままの状態で回路基板30上の電子部品の異常等を目視し、外観検査を行うことができなくなることは否めない。
(第2の実施の形態)
以下の本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、上記第1の実施の形態と同一構成部分については、同一の符号を付してその構成の説明を省略する。
第1の実施の形態において、図6及び図12に示される如く、本体ベース32Aに、小窓138を設け、回路基板30の一部を露出させ、本体ベース32Aと回路基板30の位置合わせ及び照合を兼ねるマークを付したが、第2の実施の形態では、このマークとして、図15に示される如く、レーザから射出される光ビームによって、数字200を記録している。すなわち、光ビームの熱を利用して、本体ベース32A及び回路基板30の光ビームが照射された部分を凹陥し、数字200を形成する。この数字は、4〜5桁の数字を製造順に記録しており、図15では、0001が記録されている。なお、以降の生産品については、順次0002、0003・・・が記録されることになる。
また、第2の実施の形態では、図16に示される如く、本体ベース32Aと本体カバー32Bとに跨がるように、同一の数字202がレーザによって記録されている。これにより、回路基板30、本体ベース32A、本体カバー32Bに位置合わせ及び照合のためのマーク(数字)が記録されることになる。なお、小カバー64には独立して数字204を記録しているが、この小カバー64と、本体カバー32B等とに跨がって数字を記録するようにしてもよい。
このレーザによる記録は、位置及び直線部分、曲線部分をデータ記録して、後で照合のために再現可能であるため、不正によっていずれかの部材を交換し、記録を模写しようとしても照合時にわずかな違いを認識でき、不正使用の防止にも役立たせることができる。レーザによる記録であれば、さらに精細な画像等を記録すれば、封印シール以上の効果を得ることも可能である。
なお、レーザに限らず熱加工によってマークを施すものであれば、超音波等の他の熱加工手段を用いてもよい。
また、第2の実施の形態では、レーザによるマークを2部材に跨がらせて記録したが、照合のみを機能とする場合には、各部材毎にレーザマークを記録してもよい。
図17に示される如く、本体カバー32Bの天井面外側には、前記レーザマークと同一の番号が記録された長方形のシール206が貼り付けられている。シール206の貼り付け位置は、本体カバー32bの天井面外側に突出形成された略L字型の案内突起208に合わせて貼り付けられている。これにより、シール206は、ほぼ一定の位置に貼り付けることができる。
なお、この案内突起208は、例えば、シール206に記載された情報をセンサ等で読取る必要が生じた場合の読取開始位置を決めるための手段として機能させることができる。すなわち、反射型の光量センサを用い、シール206貼付部を走査読取りする場合、案内突起部208の反射濃度は、他の部分よりも高くなり、所謂パルス波形を得ることができ、このパルス波形の出力をトリガ(スタート位置信号)として、シール206上の情報を画像として撮影することが可能となる。
シール206に記録された番号は、シール206の上欄部に記録されており、これより下欄は履歴記録領域210となっている。この履歴記録領域210の下側には、「開封者」及び「開封年月日」の文字が記録され、その下の空欄の項目が示されている。空欄には、3行分の余白があり、それぞれ丸付数字の文字(1,2,3)によって指示されている。
このようなシール206は、小カバー64を開封する毎に、開封者が記録し、かつ押印するようになっている。
ここで、従来、この履歴を残すための領域は、本体ベースと本体カバーとを封印する封印シールに設けられていた。この場合、封印シールは、本体ベースと本体カバーとに跨がるように貼り付けられるため、貼り付け位置が限定されると共に凹凸のある面に貼り付けられていた。すなわち、視認性を重視することができない状況であった。しかし、本発明の回路基板ケース32は、本体ベース32Aと本体カバー32Bとを完全に固着したため、この両者に跨がるような封印が不要となり、履歴のみを考慮すればよく、このため、視認性に優れ、かつ記録し易い平面にシール206を貼り付けることが可能となる。
なお、このシール206は、上記天井面外側に限らず、本体カバー32Bの側面であってもよい。
図17に示される如く、本体カバー32Bの天井面内側には、製造年月日を示す刻印212が付与されている。刻印212は、本体カバー32Bの天井面内側に刻まれているため(図18参照)、外面の平面性は維持され、かつ本体カバー32Bが透明であるため、外部からの認識が可能となっている。
この刻印212は、刻印部材が成形金型に予め設けられることによって凹凸によって表現されるものである。
ここで、この刻印212の製造年月日の表現の仕方は、年、月、日毎に所定の円が形成され、かつこの円周に所定のピッチで目盛が刻まれている。
製造年を示す円形の刻印214には、4分割の目盛が刻まれており、それぞれの目盛近傍には'97 、'98 、'99 、'00 が刻印されている、例えば、'97 は1997年を意味する。
次に製造月を示す円形の刻印216には、12分割の目盛が刻まれており、ぞれぞれの目盛近傍には、1〜12までの数字が刻印されている。例えば、8は8月を意味する。
最後に製造日を示す円形の刻印218には、31分割の目盛が刻まれており、5目盛毎の目盛近傍に5、10、15、20、25、30の数字が刻印されている。例えば、15の目盛から3目盛分20の目盛に移行した位置は18日を意味する。
このような、円形の刻印214、216、218は情報表現部としての機能を持ち、全ての本体カバー32Bに刻印されるようになっている。なお、メモリは円形の刻印214、216、218に限らず、直線としてもよい。
一方、各円形の刻印214、216、218の内部には、直径方向の矢印220が刻印されるようになっている。この矢印220は、各目盛を一義的に指標することができ、成形金型上で360°自由に回転可能となっている。このため、製造年月日に対応する数字に矢印の矢先を向けて生成することによって、各矢印が指標する数字の組み合わせで、製造年月日を表現することが可能となる。この矢印220が指標部としての機能を持つ。なお、メモリが直線の場合は、矢印220を直線に沿って移動させればよい。
なお、上記では、刻印として製造年月日を例にとり説明したが、製造元等のマークの刻印222(図17参照)も不正交換防止の意味で合わせて、製造年月日の刻印と共に設けてもよい。
図16には、上記製造年月日の刻印の変形例が示されている。上記の製造年月日の刻印は、詳細な年月日を刻印することができるが、その分、1日毎に矢印の向きを変えなければならない。これに対して、図16に示す刻印は、情報表現部としては、3個(年、月、日)の円形の刻印224、226、228が設けられ、その内部がそれぞれ4分割されている。この4分割された領域の中には、予め定められた規則に従って、点230が刻まれている。
この点230の数及び刻まれる領域によって、製造年月日の概略を知ることができる。例えば、年表現用の円形の刻印224(図16の左側)の右上の領域に点230が刻まれ、月表現用の円形の刻印226(図16の中央)の右下の領域に点230が刻まれ、さらに日表現用の円形の刻印228(図16の右側)の左下の領域に点230が刻まれている場合には、1997年4月〜6月の17日〜24日の間に製造されたものであることを示す。すなわち、概略の製造年月日を認識することができるようになっている。
このような簡易的な刻印は、刻印するための領域が狭い場合に有効であり、例えば、小カバー64の製造年月日に適用される。また、この刻印224、226、228及び点230も、小カバー64の内側に刻むことが好ましい。
(第3の実施の形態)
以下の本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、上記第1の実施の形態と同一構成部分については、同一の符号を付してその構成の説明を省略する。
第1の実施の形態において、図3に示される如く、回路基板ケース32(本体カバー32Bは、成形当初、コネクタ部44に対応する部分を閉塞状態とし、かつ薄肉成形部46としている。
これに対して、第3の実施の形態では、図17に示される如く、コネクタ部44を全ての機種に共通する共通コネクタ部44A(例えば、電源取り込みのためのコネクタ部)と、機種毎に存在したり、しなかったりする非共通コネクタ部44Bに分類している。
共通コネクタ部44Aは、文字通り共通であるが、第1の実施の形態では、必ず薄肉成形部46を後加工によって開口する必要があった。そこで、第3の実施の形態では、この共通コネクタ部44Aに対応する本体カバー32Bの領域を成形段階で予め開口させておくようにしている(開口部232)。これにより、後加工が不要となると共に、非共通コネクタ部44Bに対応する部分のみの後加工となるため、作業性が向上する。
また、第1の実施の形態と同様に、回路基板30の閉塞性は維持することができ、プリント配線234等を保護することができる。
なお、上記では、非共通コネクタ部44Bに対応する領域を薄肉成形部46としたが、非共通コネクタ部44Bを含む連続する矩形帯状の領域を薄肉成形部としてもよい。
また、上記では、組み付け時に自由に必要な部分を開口し易いように、薄肉成形部46を設けたが、本体カバー32Bの成形段階で、開口すべき位置が認識できれば、その時点で必要な部分を開口するようにしてもよい。例えば、成形金型に開口を設けるための部材を着脱可能とし、成形毎に必要な位置にこの部材を取付けたり、成形後に切断加工で開口部232を設けるようにし、この開口部232を設けるための刃を着脱可能とすることにより、事前に必要な位置にのみ開口部232を設けることができる。
第1の実施の形態に係るパチンコ遊戯機の正面図である。 第1の実施の形態に係るパチンコ遊戯機に適用される電動役物ユニットの表示部の拡大図である。 第1の実施の形態に係るパチンコ遊戯機の裏面図である。 複数の電子部品が取り付けられた回路基板の概略図である。 第1の実施の形態に係る回路基板ケースの外観を示す斜視図である。 図5に示す向きと同方向から見た回路基板ケースの分解斜視図である。 第1の実施の形態に係る回路基板ケースを裏面側から見た外観斜視図である。 図7に示す向きと同方向から見た回路基板ケースの分解斜視図である。 本体カバーと小カバーとを固定する固定手段部分の拡大図である。 第1の実施の形態に係る固定手段の固定手順を示す断面図である。 第1の実施の形態に係る係合プレートの一部を示す平面図である。 第1の実施の形態に係る小窓の平面図である。 図9のXIII−XIII線断面図である。 図5のXIV−XIV線断面図である。 第2の実施の形態に係る回路基板ケースの底面図である。 第2の実施の形態に係る回路基板ケースの小カバー配置側側面図である。 第2及び第3の実施の形態に係る回路基板ケースの上面図である。 図17のXVIII−XVIII線断面図である。
符号の説明
10 パチンコ遊戯機
32 回路基板ケース
32A 本体ベース
32B 本体カバー
42 ROM
60 開口窓部
64 小カバー
66 第1のくし型切欠部
68 第2のくし型切欠部
70 薄肉プレート
72 長溝
74 突部
100 第1の筒体ユニット
102 円筒部材(第1の筒体)
110 ビス(係合部材)
114 溝
120 第2の筒体ユニット
130 係合プレート(一方向制限部材)
134 切片
200、202、204 数字(マーク)
206 シール
208 案内突起
212 刻印

Claims (2)

  1. 遊戯機の裏面に取り付けられ、複数の電子部品を備えた回路基板を保護する封印可能な回路基板ケースであって、
    前記回路基板ケースの天井面における透明性を有する部位の内側の面に、当該回路基板ケースの製造時期を示す年、月、日毎に形成され、かつそれぞれに当該年、月、日に応じて目盛が刻まれており、記録する年、月、日の各情報を凹凸によって前記目盛を指標することで表現される3連の刻印で形成された情報表現部と、
    前記回路基板ケースの天井面、かつ外側に突出形成され、封印された前記回路基板ケースを開封したときの履歴情報を記録するためのシールの貼り付け位置を案内し、当該シールがほぼ一定の位置に貼り付けられるための案内突起とを備え、
    前記案内突起によって案内されて前記シール貼り付けられた後であっても、前記案内突起によって案内されて貼り付けられた前記シールと前記情報表現部を形成した前記部位とが重なることがなく、前記回路基板ケースの外部から前記情報表現部を視認可能とすることを特徴とする回路基板ケース。
  2. 前記回路基板ケースの内側の面に前記遊戯機の製造元を示す情報表現部をさらに有することを特徴とする請求項1記載の回路基板ケース。
JP2007233100A 1997-03-31 2007-09-07 回路基板ケース Expired - Fee Related JP5260921B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007233100A JP5260921B2 (ja) 1997-03-31 2007-09-07 回路基板ケース

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8140397 1997-03-31
JP1997081403 1997-03-31
JP2007233100A JP5260921B2 (ja) 1997-03-31 2007-09-07 回路基板ケース

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21661697A Division JPH10328384A (ja) 1997-03-31 1997-08-11 回路基板ケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008012330A JP2008012330A (ja) 2008-01-24
JP5260921B2 true JP5260921B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=39069903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007233100A Expired - Fee Related JP5260921B2 (ja) 1997-03-31 2007-09-07 回路基板ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5260921B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57100672A (en) * 1981-10-23 1982-06-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd Tape deck with electronic tuner
JPH05333325A (ja) * 1992-05-28 1993-12-17 Sanyo Electric Co Ltd 液晶表示装置およびその製造方法
JPH0628950A (ja) * 1992-07-10 1994-02-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 操作つまみ連結装置
JPH0776167A (ja) * 1993-09-08 1995-03-20 Miyachi Technos Kk レーザマーキング方法
JP2802595B2 (ja) * 1994-10-14 1998-09-24 株式会社ニューギン パチンコ遊技機用の制御回路装置
JPH091601A (ja) * 1995-06-21 1997-01-07 Suzuki Motor Corp 樹脂成形用金型
JPH0936560A (ja) * 1995-07-25 1997-02-07 Sophia Co Ltd 制御回路装置
JP4292304B2 (ja) * 1997-08-05 2009-07-08 株式会社大一商会 制御基板収納ボックスの不正防止構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008012330A (ja) 2008-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10328384A (ja) 回路基板ケース
JP5260921B2 (ja) 回路基板ケース
JP4782749B2 (ja) 回路基板ケース
JP4782750B2 (ja) 回路基板ケース
JP4733089B2 (ja) 回路基板ケース
JP4733088B2 (ja) 回路基板ケース
JP4782748B2 (ja) 回路基板ケース
JP2009165565A (ja) 遊技機の基板ケース、当該基板ケースへの識別表記の刻印方法及び当該基板ケースへの識別表記の刻印装置
JP2021133035A (ja) 遊技機
JP7289526B2 (ja) 遊技機
JP7289531B2 (ja) 遊技機
JP7289528B2 (ja) 遊技機
JP7289527B2 (ja) 遊技機
JP7289532B2 (ja) 遊技機
JP7289530B2 (ja) 遊技機
JP7391374B2 (ja) 遊技機
JP7391375B2 (ja) 遊技機
JP2021133007A (ja) 遊技機
JP2021133028A (ja) 遊技機
JP2021133011A (ja) 遊技機
JP2021133020A (ja) 遊技機
JP2021133019A (ja) 遊技機
JP2021133018A (ja) 遊技機
JP2021133017A (ja) 遊技機
JP2021133016A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110606

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120409

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120419

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20120720

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130426

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees