JP5259571B2 - 釘プレートおよび釘プレートのジグ - Google Patents

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Description

開示の内容
〔発明の背景〕
〔発明の分野〕
本発明は、概して、手術機器に関する。より具体的には、本発明は、整形外科用骨折部固定システムおよび整形外科用骨折部固定システムを植え込むための器具に関する。
〔最新技術〕
上腕骨近位部は、一般に肩領域として知られている上腕骨の上側の部分、つまり、人体の上腕を含んでいる。上腕骨近位部の骨折は、通常、運動中の事故のような外傷によって生じるものであり、骨密度が減るために、年齢とともに頻度が増えることがある。上腕骨近位部の骨折は、骨折部位を露出させ、骨の破損を整復し、骨の比較的大きな領域にわたってプレートを配置し、骨折部が整復された位置で治癒するよう動かなくすることで治療する。骨折の整復は、骨の骨折した部位をその元の位置、または、似たような安定した位置に合わせ直して、位置付けすることを含む。骨折部の固定には、プレートを骨折した部分の上に配置し、そのプレートを骨折した骨と、隣接する骨折していない骨とに骨ネジで固定することが含まれる。
従来の固定プレートには、上腕骨近位部に利用した場合に、いくつかの欠点がある。一般に、従来の固定プレートは、その外形が上腕骨の解剖学的構造に十分に合わせたものではなく、上腕骨の骨折を安定化させるための構造的な剛性を得るのに必要なサイズで提供されると、形を合わせることが外科医にとって容易ではない。さらに、従来の固定プレートでは、そのプレートを配置し固定するために相当量の組織を露出させ、移動させることが必要である。
〔発明の概要〕
そこで本発明の目的は、解剖学的に上腕骨のために適した上腕骨骨折部固定システムを提供することである。
本発明の別の目的は、上腕骨近位部の骨折部を支持する安定した枠を提供する上腕骨骨折部固定システムを提供することである。
本発明のさらなる目的は、多量の組織を移動させる必要のない上腕骨骨折部固定システムを提供することである。
本発明のさらなる目的は、比較的低侵襲性の上腕骨骨折部固定システムを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、固定装置の位置を上腕骨骨幹部に合わせることが容易であり、固定具の位置を上腕骨の頭部に合わせることが容易である上腕骨骨折部固定システムを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、周囲組織を刺激しない上腕骨骨折部固定システムを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、上腕骨骨折部固定システムを植え込むための器具を提供することである。
以下に詳述するこれらの目的によれば、上腕骨骨折部固定システムが提供され、このシステムは、釘プレート固定装置を含んでおり、この釘プレート固定装置は、プレート状頭部部分、髄内釘部分、ならびに、プレート状頭部部分と髄内釘部分との間にある湾曲首部分を有し、この湾曲部分は、プレートと釘部分との間に所定の角度を形成する。
釘部分の上面は、実質的に真っ直ぐであり、下部は寸法がしだいに細くなっている。釘部分にはコーティカルスクリュー用孔(cortical screw hole)を含み、このコーティカルスクリュー用孔には、好ましくは、機械ねじ山を有するねじのねじ山付きシャフトを収容するための機械ねじ山が設けられている。
頭部部分は、固定角度型固定ペグまたは固定ねじを収容するための固定用孔、および、Kワイヤ位置合わせ用孔を含む。頭部部分の前部は、縫合用孔を含む。好ましくは、これらの縫合用孔はトンネル状であり、湾曲した縫合用針によりアクセス可能である。好ましい実施形態では、3つのトンネル、すなわち、頭部部分の近位−遠位軸線に対して垂直であり、頭部部分の中央平面を介して延びる第1中央トンネルと、この第1中央トンネルの両側にあり、第1トンネルに対して約45°±15°の角度で位置している第2および第3のトンネルとが設けられている。本発明によれば、頭部部分の上側および前側の外形にはスカラップ(scallops)や突出部がなく、縫合用孔があることにより、実際に影響されることはない。滑らかな前端部の利点は、頭部部分を横切って移動する組織に対して横方向の抵抗がないことである。
装置、特に頭部部分に連結できる植え込み用ジグもまた提供されている。このジグは、釘プレートの頭部部分の前端部にある引っ掛け部および固定用ねじによって頭部部分に取り付けられる。この引っ掛け部は、プレートの前端部にある3つの縫合用孔の間にある2つの溝によって形成されている。この溝は、縫合用の針をトンネルに入れることをも可能にする。
ジグのハンドルは、釘部分から離れる方向に向けられた第1の位置、または、ハンドルが釘部分の一部の上に重なる第2の位置に、位置することができる。第1の位置では、ハンドルは、プレートを骨に挿入するのに用いられ、第2の位置では、ハンドルは、コーティカルスクリューのための孔をあけるのに用いられる。
コーティカルスクリューを植え込むためのシステムが提供されており、このシステムは、ねじ案内用カニューレ、ドリル案内用カニューレ、および、栓子を含んでいる。これらの3つのユニットは、組み合わせると、しだいに細くなる端部を形成し、この端部は、これら3つのユニットが、皮膚の小さな切開部に挿入され、組織を骨まで切断することを可能にする。その後、栓子は引き抜かれ、ドリルが導入され、皮質に孔をあけるのに用いられる。ドリルガイドは、その後、引き抜かれ、ねじが導入され、摩擦によってドライバに取り付けられる。ねじ案内用は、内径が一定であり、この内径は、遠位端だけを除く全体が、ねじの頭部にとってちょうど十分な大きさをしている。ねじ案内用の遠位端において、この直径はねじの頭部よりほんの少し小さい。これは、たとえば、(i)ねじ頭と若干干渉するように、この領域で(例えば機械加工により)小さな縁部を残すことにより、または、(ii)例えばスリット部の助けを借りてまたは借りずに、端部を内側に曲げることにより行う。本発明によれば、ねじの頭部の大きさと、ねじ案内用の端部におけるより小さな直径との間の干渉を克服するために必要な力は、十分に小さく、ねじ頭は、ドリルガイドに真っ直ぐ押し通すことができる。このように、この特徴部の目的は、ねじがカニューレ内にある間に、ねじがドライバから分離された場合に、ねじを保持し、外科医がねじを引き出すことができるようにすることである。
本発明のさらに別の目的および利点は、詳細な説明を提供した図面とともに参照することにより、当業者に明らかとなるであろう。
〔詳細な説明〕
釘プレート、特に、遠位橈骨における骨幹端骨折部を固定するための釘プレートが米国特許第6,730,090号および同第6,706,046号に記載されており、これらの米国特許は、参照することによりそれらの全内容が本明細書にあらかじめ組み込まれる。以下の釘プレートは、上腕骨近位部(proximal humerus)用に設計されており、従来の釘プレートに対していくつかの新規で重要な変更点を含むとともに、新しい植え込み用ジグ(implantation jig)を含んでいる。この変更点および新しい植え込み用ジグについて以下に説明する。
図1〜図6を参照すると、骨折部固定システムが提供されており、この骨折部固定システムは、釘プレート10を含んでおり、この釘プレート10は、プレート状頭部部分12、髄内釘部分14、および、これらのプレート状頭部部分12と髄内釘部分14との間に設けられた湾曲された首部分16を有し、この湾曲された首部分16は、頭部部分12と、釘部分14の上面17との間の角度αを規定している。角度αは、上腕骨160の骨幹162と、上腕骨近位部の骨幹端164の外側との間の角度に合わせるためには、約10°〜約25°であることが好ましい(図12および図24をも参照のこと)。
釘部分14の上側の(解剖学的に外側の)面17は、髄管の骨内膜との接触のために実質的に直線になっており、下側の(解剖学的に内側の)面18は、上側の面に接近するように湾曲しているか、または角度をなして(angle)おり、釘部分の寸法が末端19に向かってしだいに細くなるようにしている。末端19は、髄管内への進入を容易にするために、実質的に一様で、より小さい直径をしている。釘部分14は、3つのコーティカルスクリュー用孔(cortical screw holes)20,22,24を含み、これらのコーティカルスクリュー用孔20,22,24には、好ましくは、機械ねじ山(machine threads)を備えたユニコーティカルスクリュー(unicortical screws)のねじ山付きシャフトを収容するための機械ねじ山が設けられていることが好ましい。図2および図25を参照すると、コーティカルスクリュー用孔20,22,24は、首部16から適当な距離Dだけ間隔をおいて配置されており、コーティカルスクリュー用孔20,22,24を介して挿入されるねじ190(図13から図15)が、肩峰の下約5cmのところを通る腋窩神経165と干渉することを防いでいる。好ましい距離Dは、接平面(tangent)Tから、骨折部の遠位側に据え付けられる首部16の内側湾曲部まで約3〜4cmであり、より好ましくは、約3.4cmである。
頭部部分12は、固定角度型固定ペグ46,48,50,52,54または固定ねじ(図13から図16)、すなわち、「骨支持要素」を収容するための固定用孔26,28,30,32,34を含む。固定用孔は、好ましくは、雌ねじ山を含むことによって「ロックする」ようになっている。好ましい実施形態では、5つの固定用孔が設けられており、中央固定用孔26は、上腕頭の関節面の中央に向かう軸線を規定し、そして、相対的に近位および遠位(ならびに、前方および後方)の固定用孔28,30,32,34は、軸線を有しており、これら軸線は、空間をあけて分配されており、中央固定用孔26の軸線および互いの軸線からそれているが、上腕頭内に多軸構造(multiaxial arrangement)を形成する。頭部部分12は、複数のKワイヤ位置合わせ用孔60,62,64をも含み、これらの孔は、Kワイヤを隙間なく収容し、骨支持要素の配置を予想するために、これらのワイヤの向きを定める。位置合わせ用孔62,64は、中央孔部26の前側および後側に配置されており、中央孔26の軸線に平行に延びる軸線を有する。位置合わせ用孔60,62,64およびKワイヤをこのようにして利用することが、2003年10月21日出願の米国特許出願第10/689,797号、2003年9月17日出願の同第10/664,371号、2004年11月10日出願の同第10/985,598号および2005年1月21日出願の同第11/040,724号に、より詳細に記載されており、これらの米国特許出願は、参照により本明細書にその全内容が組み込まれる。プレートは、ねじ付きジグ孔66をも含む。
頭部部分12の前部は、湾曲した縫合針によりアクセスすることのできるトンネル状の縫合用孔を含む。好ましい実施形態では、3つのトンネルが設けられている。すなわち、頭部部分の近位−遠位軸線A1に対して垂直であり、頭部部分12の中央平面Pを通って延びている第1中央トンネル70と、第1トンネル70の両側にあり、第1トンネルに対して約45°±15°の角度で位置している第2トンネル72および第3トンネル74とが設けられている。各トンネルは、好ましくは、頭部部分の厚さよりも長い側部を有する。3つの縫合用孔70,72,74の間に設けられた2つの溝76によって、または、頭部部分12の前端部に設けられた適当な構造によって、引っ掛け部(catch)が画定されている。溝76は、縫合針がトンネルに入ることをも可能にする。本発明によれば、プレートの外形に縫合用孔による明らかな不連続部がないように、頭部部分12の上側および前側の外形に扇形のスカラップ(scallops)や突起部はない。前端部が滑らかであることの利点は、頭部部分を横切って移動する組織に対して横方向の抵抗がないということである。
図7〜図12を参照すると、植え込み用ジグ100もまた提供されている。この植え込み用ジグ100は、装置10、特に頭部部分12に連結することができる。植え込み用ジグは、2つのインプラントアンカー104を備えた基部(すなわち脚部)102と、ねじ山付きまたはねじ山の付いていないシャフト固定ペグ150(図13〜図16)を装置の頭部部分に挿入することのできるアクセス用開口106と、Kワイヤ位置合わせ用孔60,62,64と位置が揃っている位置合わせ用孔108,110,112と、連結用孔114とを含む。基部102は、アンカー104を引っ掛け部の溝部76に連結し、かつ、ねじ116を連結用孔114に通してジグ用孔66内へ固定することにより、プレートの頭部部分12に固定されている(図11も参照のこと)。台座118が基部102の前部から上方へ延びている。非円形の横断面を備えた少なくとも1つの部分を有するハンドル取り付け部120が台座118の上部に設けられており、釘部分14の上面18に対して垂直となる向きに向けられている(図9)。ハンドル122が取り外し可能なクランプ部123を介して非円形の取り付け部120に連結されている。クランプ部123は、ハンドルを、釘部分14のほぼ反対側の第1の位置に固定したり(図7および図8)、取り外して、少なくとも部分的に釘部分と重なる第2の位置に再配置(再構成)したりする(図9)ことを可能にする。図10および図12を参照すると、ハンドル122は案内用孔124,126,128を含み、これらの案内用孔は、ハンドルが第2の位置に位置する場合には、上腕骨160内の釘部分に設けられたコーティカルスクリュー用孔20,22,24の上に重なる。第1の位置は、装置の釘部分を操作して、内側に限局した空間(intrafocal space)を通して髄管内へ入れる際に、および、Kワイヤを位置合わせ用孔60,62,64に挿入し、固定ねじ150を植え込む際に、特に有用である。第2の位置は、より詳しく後述するように、コーティカルスクリューを釘部分に取り付ける際に用いられる。
ねじ案内用カニューレ170、ドリル案内用カニューレ180、および、栓子190が、植え込みジグ100とともに用いるために提供されている(図21〜図23を参照)。これらの3つのユニットは、組み合わされると、先に行くほど細くなる端部を形成し、この先に行くほど細くなる端部により、これら組み合わせたユニットを皮膚の小さな切開部に挿入し、組織を骨まで切断することが可能になる。この組立体は、孔124,126,128の1つに挿入され、骨まで導かれる。栓子180は、次に取り外され、ドリルがドリルガイド180に導入され、孔20,22,24の1つの上で骨皮質に孔をあけるのに用いられる。次にドリルおよびドリルガイドが引き抜かれ、機械ねじがカニューレ170に導入され、摩擦によってドライバに取り付けられる。一実施形態によれば、ねじ案内用カニューレ170は、近位開口(第1端部)と、遠位端部(第2端部)と、近位開口および遠位端部の間に長手方向に延びる中央部分とを有する。この中央部分は、遠位端のみを除く全体にわたって、ねじの頭にとって十分なようにわずかに大きい一定の内径を有する。ねじ案内用カニューレ170の遠位端では、直径がねじの頭部よりほんの少し小さくなっている。これは、例えば、(i)ねじ頭に対して若干干渉するように、(例えば機械加工により)この領域に小さな縁部を残す、または、(ii)例えばスリットの助けを借りてまたは借りずに、端部を、内側に折り曲げることにより、行うことができる。本発明によれば、ねじ頭と、ねじ案内用カニューレ170の端部にある小径部との間の干渉を克服するのに必要な力は、十分に小さく、これにより、ねじ頭を、ねじガイド170を介して骨の内部の装置の釘部分に設けられた孔内へ押し込むことができる。この特徴部の目的は、ねじがねじ案内用カニューレ170の中にある間にドライバから分離された場合に、ねじを保持し、外科医がこのねじを回収できるようにすることである。
図26〜図28を参照すると、ねじの挿入を容易にするための別のねじ捕捉システムが提供されている。このシステムでは、標準的な直径が一定のガイド370(断面図で示されている)が使用される。ねじ390は頭部392を含み、この頭部392は、ドライバ406のための中央六角溝394と、この六角溝394の基部に設けられた(ねじのシャフトに設けられた機械ねじ山の行程とは反対の)逆方向ねじ山付き凹部396とを含む。連結ロッド400には、逆方向のねじ山404を有する端部402が設けられている。図27に示されているように、ロット400は、逆ねじ連結によってねじ390に物理的に結合されている。次にロッド400は、ねじ390をガイド370と、骨にあけられた孔とを介して、釘部分14のねじ孔20,22,24(図3)内へ導くために用いられる。ロッド400は、次に、ねじ390をねじ孔に挿入するために回転され、実質的に同時に、ロッドはねじ頭392から外され(unthread)、ねじから連結解除される。図28に示されているように、次に、ドライバ406は六角溝394に挿入され、駆動されて、ねじ孔内へのねじ390の挿入を完了する。当然のことながら、ねじ390とロッド400との間のねじ山結合部は、ねじ390とロッド400との間の解除を妨げるように、より大きい干渉性を有しているように設計することもできる。このような場合、ロッドを外す前に、ねじ390を実質的に完全に挿入するためにロッド400を使用することもでき、ドライバ406は、最終的なねじの締め付けに用いられる。もちろん、従来のあらゆるねじ駆動システム(screw driving system)を利用することもできる。
装置10の釘部分14に設けられた孔20,22,24と連結するために、ねじが正確にはどのようにねじ込まれたかにかかわらず、ねじを釘部分にねじ込むと、釘部分が皮質の骨内膜面に向けて引っ張られ、ねじの頭部が骨の外面に据え付けられる。この処理は、他の孔20,22,24について繰り返し行われ、これにより、機械ねじ山付きユニコーティカルスクリュー190,390が孔に挿入され、釘部分14が骨に対して締め付けられる。
次に、図17〜図20に移ると、本発明による釘プレート210の第2実施形態が示されている。この釘プレート210は、釘プレート10と実質的に同様であるが、以下の相違点を含む。頭部部分212は、首部分216の上で相対的により後方に下げられており、中央固定用孔226が首部分を通って延び、頭部部分212の前端部と、肩峰(acromium)との間により大きな空きが設けられるようしてある。さらに、釘部分214の末端219には、下向きになり、次いで上向きになる湾曲部が設けられている。この湾曲部は、内側に限局された侵入(intrafocal entry)のために釘部分の末端の措置を容易にする。
次に図21〜図23を参照すると、釘プレート210が植え込み用ジグ100に連結されているところが示されている。この植え込み用ジグ100は、変更を施すことなく、釘プレート10および210の両方で使用できる。ねじ案内用カニューレ170およびドリルガイド180が、装置210の釘部分214に設けられたねじ孔222の上に配置されたハンドル122の孔126に入っているところが示されている。
図24を参照すると、本発明によれば、上腕骨160の大きさに拘わらず、すなわち、骨の頭部が166aで示されているように比較的小さくても、166bで示されているように比較的大きくても、単一サイズのインプラントを使用することができ、インプラントの位置が解剖学的に適切に合うことは、(i)釘部分214を骨幹162の軸線A2に平行に伸ばすこと、および、(ii)中央固定用ペグ(または固定用ねじ)150aを上腕頭の関節面の中央168a,168bに向けて延ばすことにより保証できる。幾何学的には、軸線Aと、関節面の中央に垂直な線との間の角度が、一般に45°±20°であり、より一般的には45°プラスマイナス10°である。位置合わせ用孔262,264(図18)に挿入されたKワイヤ(不図示)により、中央孔226の位置が正確に合わせられたことが、固定用ペグのための孔をあけ、その孔に固定用ペグを挿入する前に確認できる。中央孔が正確に位置合わせされると、残りの孔およびペグが適切に空間をあけて(spatially)分配されることが保証される。
より具体的に、釘プレート10(または、210)、ジグ100およびカニューレ170を使用する方法を、以下に簡単に説明する。骨折部上で、骨までの小さな切開部を設ける。次に、骨の小片を骨折部の遠位(骨幹)側で(例えば、骨鉗子を用いて)除去し、釘プレート10の首部分16を収容するための空間を画定する。骨折部を整復する。ハンドル122を首部分14とほぼ反対側の第1の位置に固定した状態で、ジグ100を釘プレートに連結する。次に、釘部分14の小さい端部19が、図7および図8に示されているように首部分16が骨内の画定された空間内に据えられ、頭部部分12が骨幹端(metaphysis)の上に比較的ぴったりと接した状態で(flat)支持されるまで、切開部に通され、内側に限局されるよう(intrafocally)に髄管内へ導かれる。選択的には、釘プレートは、ジグに取り付けずに、手作業で髄管内に、そして骨幹端上に導入し、ジグは後から取り付けられる。
次に、好ましくは、一本以上のKワイヤが、上腕骨近位部の頭部に突き通され、骨幹端上で頭部の位置が合っていることを保証するために、X線透視検査で観察される。位置が正確に合っていることをKワイヤが示したと想定すると、固定用ペグまたは固定ねじを収容するために、固定用孔を介して骨幹端に孔があけられる。Kワイヤが、望まれるよりも位置が合っていないことを示した場合、プレートと上腕頭とは、相対的に再び位置を合わせられ、Kワイヤが再び挿入され、位置が合っているか再評価がなされ、位置合わせが満足すべきものであれば、孔があけられる。固定用ペグまたは固定ねじは、あけられた孔に挿入され、上腕頭を釘プレートの頭部部分12に対して安定させるようにプレート10に対して固定される。
次にジグ100のハンドル122の向きが逆にされ(または取り付けられて)、釘部分14(図10)の上に重ねられ、かつ、上腕の組織および皮膚の上に配置される。各案内用孔122,124,126のために、ねじ案内用カニューレ170、ドリル案内用カニューレ180および栓子190が一緒に挿入され、栓子190は皮膚を破り、組織を通って骨幹骨までの通り道を規定する。次に、栓子190は引き抜かれ、ドリルがドリルガイド180に導入され、孔20,22,24の1つの上で骨皮質に孔をあける。ドリルおよびドリルガイドは、その後引き抜かれ、ドライバに取り付けられた機械ねじが、カニューレ170を介して導入され、ねじのシャフトがそれぞれの孔20,22,24にねじ込まれ、これにより釘部分14が骨の骨内膜面に引きつけられる。この処理は、釘部分にある残りの孔部20,22,24について繰り返される。ジグ100がその後釘プレート10から取り除かれ、切開部が閉じられる。
この方法のさまざまなステップは、この釘プレートおよびこの手技によって与えられる低侵襲の性質、効率、および固定に影響を与えることなく順番を入れ替えることができることが理解されよう。
次に図29を見ると、釘プレート310の別の実施形態が示されている。釘プレート310は、上記された孔26,28,30,32,34と同様のねじ山付き固定用孔326,328,330,332,334を有する頭部部分312を含む。頭部部分312の近位端部は、縫合用孔372,374を含み、頭部部分の遠位端部は、ねじ山付きジグ孔366を含む。中央固定用孔326の側方に、円筒形の相関的に固定角度型のKワイヤ孔362,364が設けられている。さらに、Kワイヤ孔に隣接して、追加の縫合用孔375,377が設けられている。これらの縫合用孔は、固定角度型ではなく、非円形の形状を有することができ、かつ、これらの孔を通って延びる縫合材が切断されるのを防ぐための、しっかり均されたすなわち丸みのある縁部(strongly broken or rounded edges)を概して有するという点で、Kワイヤ孔とは異なるように構成されている。釘部分314は、釘部分の髄管内への位置合わせおよび一時的な固定を容易にするために、ねじ山付き孔320,322,324、および、ねじ山の付いていない円筒形の固定角度型のKワイヤ孔325、を含む。
次に図30〜図32を参照すると、一般的に上述のように組み立てられた、植え込み用ジグ400が取り付けられた釘プレート310が示されている。ジグ400は、台座418に向かって上方へ延びている基部(すなわち脚部)410を備える。基部410は、釘プレートの頭部部分412の周縁部上に据え付けられる縁部を備える。台座418の頂部は、ハンドル部分422が回転可能に固定される取り付け部を定めている。上述されたように、ハンドルは、ドリル案内用の孔を画定している。取り付け部には、ねじ山付きロッド420が備わっており、固定用ナット421は、ハンドル422の組立体を台座418に締め付ける。ねじ山付きロッド420は、ナットが組立体から解除されるのを妨げるために、拡張頭部423を含む。
ジグ400は、釘プレート310の植え込みを特に容易にするために、いくつかの特徴を有する。図29〜図32を参照すると、植え込みの間、固定用ねじを固定用孔326,328,330,332,334に挿入する前に釘プレートの適切な位置を確認するために、Kワイヤ孔362、364が用いられる。いくつかの理由でそのような確認をする時に、外科医が、Kワイヤを、隣接する縫合用孔375,377に挿入する、または挿入しようとすることは重大である。第一に、縫合用孔は、インプラントが解剖学的構造内で適切に向きが定められたかどうかを示すことができる固定角度型の孔ではない。第二に、縫合用孔は、使用されるKワイヤの大きさになっていない。それゆえに、Kワイヤが孔内でつかえ(lodged)、処置を不必要に長引かせる可能性がある。したがって、基部410は、縫合用孔375、377のカバーとして機能する、内側に延びる2つの要素450,452を含むが、この内側に延びる要素450,452は、Kワイヤ孔362,364および固定用孔326,328,330,332,334を阻害しない。したがって、要素は、特定の第1のタイプの孔へのアクセスを可能にするが、特定の異なる機能の第2のタイプの孔へのアクセスを妨げる。加えて、KワイヤをKワイヤ孔の中に案内するために、要素は、湾曲しており、かつ、Kワイヤ孔362,364に隣接して設けられている。加えて、Kワイヤ500,502を、適切な軌道に沿ってKワイヤ孔362,364の中に挿入するのをさらに援助するために、ハンドル422は、外側のKワイヤ溝454,456を含む。この外側のKワイヤ溝454,456は、ハンドルの長さに平行な軸に対して斜角で向きが定められ、Kワイヤ孔362,364と軸方向に位置が合うようにKワイヤを導くよう位置合せされている。ハンドル422はまた、釘プレートの釘部分314の中のKワイヤ位置合わせ用孔325の中にKワイヤを導くようにKワイヤガイド(不図示)を保持するための、溝または孔460も含む。
骨折部固定システム、ジグ、ならびに、そのジグの使用方法およびそのシステムの植え込み方法のいくつかの実施形態を説明し、図示した。本発明の特定の実施形態を説明したが、本発明をそれに限定しようとするものではない。これは、本発明の範囲は、その技術が許す限り広く、本明細書は、そのように読まれることが意図されているからである。よって、固定装置は、上腕骨の骨折整復について説明したが、示した構造または本発明の観点と同様の構造は、他の骨に用いることができ、特に長骨に用いることができることは分かるであろう。したがって、当業者には分かるであろうが、特許請求の範囲の趣旨および範囲から逸脱することなく、本発明にさらに別の変更を行うことができる。
〔実施の態様〕
(1) 整形外科用インプラントと共に使用するための植え込み用ジグであって、前記インプラントは、固定角度型骨支持要素を連結することができるプレート状頭部部分、および髄内釘部分を有する、植え込み用ジグにおいて、
a)基部と、
b)前記基部をインプラントに連結するための手段であって、前記基部は、中央アクセス用開口、および、前記基部が前記インプラントに連結された時に前記インプラントの前記頭部部分の少なくとも一部にアクセスすることを妨害するための手段、を定めている、手段と、
c)前記基部の一端から上方へ延びる台座と、
d)ハンドルであって、前記ハンドルが、前記釘部分とはほぼ反対側の第1の位置に回転可能に固定されるか、または、再構成されて前記釘部分の上に少なくとも部分的に重なる第2の位置に回転可能に固定されることを可能にするような方法で、前記台座の上部に連結された、ハンドルと、
を備える、植え込み用ジグ。
(2) 実施態様1に記載の植え込み用ジグにおいて、
前記基部は、外側の縁部を定めており、前記基部が前記縁部において前記インプラントの上に据え付けられるように構成されており、
前記中央アクセス用開口は、前記外側の縁部を通って設けられており、
アクセスを妨害するための前記手段は、前記中央アクセス用開口の一部を通る通過を妨害する、内側を向いたカバー要素を含む、
植え込み用ジグ。
(3) 実施態様1に記載の植え込み用ジグにおいて、
妨害するための前記手段は、前記インプラントの前記頭部部分の上で、KワイヤをKワイヤ孔の中に案内するための手段を含む、
植え込み用ジグ。
(4) 実施態様1に記載の植え込み用ジグにおいて、
前記ハンドルは、前記ハンドルの長さに平行な軸に対して斜角で向きが定められている、少なくとも一つのKワイヤ位置合わせ手段を含む、
植え込み用ジグ。
(5) 実施態様1に記載の植え込み用ジグにおいて、
前記ジグが前記インプラントに連結され、かつ、前記ハンドルが前記第2の位置にある時に、前記ハンドルは、前記釘部分に設けられたねじ孔の上に重なる案内用孔を含む、
植え込み用ジグ。
(6) 実施態様1に記載の植え込み用ジグにおいて、
前記ハンドルの取り付け部は、非円形の横断面を備えた一部分を有し、
前記ハンドルは、非円形開口を有し、前記非円形開口においては、前記ハンドルが、前記非円形の横断面を備えた前記取り付け部の一部分に連結される、
植え込み用ジグ。
(7) 実施態様1に記載の植え込み用ジグにおいて、
前記ハンドルが、圧縮されて、回転可能に固定されるように連結される、
植え込み用ジグ。
(8) 整形外科用インプラント、および、骨折した骨への前記インプラントの植え込みを容易にする植え込み用ジグ、を含むシステムにおいて、
a)第1のタイプの孔および第2のタイプの孔を含むプレート状頭部部分を具備する前記インプラントと、
b)前記インプラントの前記頭部部分に据え付けられる基部を含む植え込み用ジグであって、
前記基部は、前記第2のタイプの孔を妨害するけれども前記第1のタイプの孔を妨害しない少なくともひとつのカバー要素を含み、
前記基部は、中央アクセス用部分を画定しており、当該中央アクセス用部分を通って前記第1のタイプの孔がアクセスされる、
植え込み用ジグと、
を含む、システム。
(9) 実施態様8に記載のシステムにおいて、
前記基部を前記インプラントの前記頭部部分に連結するための連結手段、
をさらに含む、
システム。
(10) 実施態様8に記載のシステムにおいて、
前記第1のタイプの孔および前記第2のタイプの孔の各々は、異なる外形(configuration)を有する、
システム。
(11) 実施態様10に記載のシステムにおいて、
前記第1のタイプの孔は固定角度型のKワイヤ孔(fixed angle K-wire hole)であり、前記第2のタイプの孔は縫合用孔である、
システム。
(12) 実施態様11に記載のシステムにおいて、
前記カバー要素は、Kワイヤを前記第1のタイプの孔の中に案内するための構造を含む、
システム。
(13) 実施態様11に記載のシステムにおいて、
前記頭部部分は、固定角度型の固定用ねじを収容するための固定用孔をさらに含む、
システム。
(14) 実施態様8に記載のシステムにおいて、
前記ジグが、
前記基部の一端から上方へ延びる台座と、
ハンドルであって、前記ハンドルが、前記釘部分とはほぼ反対側の第1の位置に固定されること、および、再構成されて前記釘部分の上に少なくとも部分的に重なる第2の位置に固定されることを可能にするように、前記台座の上に連結された、ハンドルと、
をさらに含む、システム。
(15) 実施態様8に記載のシステムにおいて、
前記第1のタイプの孔は固定角度型のKワイヤ孔であり、
前記ハンドルは、前記固定角度型のKワイヤ孔と軸方向に位置が合うようにKワイヤを導く、Kワイヤ位置合わせ手段を含む、
システム。
本発明による釘プレートの上面図である。 本発明による釘プレートの側面図である。 本発明による釘プレートの上面斜視図である。 本発明の釘プレートの頭部部分の上面斜視図である。 本発明による釘プレートの底部斜視図である。 本発明の釘プレートの頭部部分の拡大底部斜視図である。 釘プレートに連結された植え込み用ジグを、ジグのハンドル部分が第1の位置にある状態で示す側面図である。 釘プレートに連結された植え込み用ジグを、ジグのハンドル部分が第1の位置にある状態で示す側面図である。 植え込み用ジグおよび釘プレートを組み立てたものの側面図であって、ジグのハンドルが第2の位置にある図である。 植え込み用ジグおよび釘プレートを組み立てたものの底部斜視図であって、ジグのハンドルが第2の位置にある図である。 植え込み用ジグと、釘プレートの頭部部分とを組み立てたものの拡大底部斜視図である。 上腕骨に植え込みされた釘プレートを示す図であり、釘プレートの頭部部分が上腕骨近位部に据えられており、植え込み用ジグが頭部に連結されており、ジグのハンドル部分が釘プレートの釘部分の上に重なっていて、骨にねじ孔をドリルであけるための位置合わせ用孔を提供しており、この位置合わせよう孔が釘部分にあるねじ孔と位置が合っている状態の図である。 図9と同様の図であるが、固定用ペグが釘プレートの頭部部分に連結されているところを示す図である。 釘プレート、植え込み用ジグ、および、釘プレートに連結された固定用ペグの上部斜視図である。 釘プレート、植え込み用ジグ、および、釘プレートに連結された固定用ペグの底部斜視図である。 釘プレートの頭部部分、植え込み用ジグ、および、釘プレートの頭部部分に連結された固定用ペグの拡大底部斜視図である。 本発明による釘プレートの第2実施形態の側面図である。 本発明による釘プレートの第2実施形態の上部斜視図である。 本発明による釘プレートの第2実施形態の底部斜視図である。 釘プレートの第2実施形態の頭部部分の拡大底部斜視図である。 ジグおよびねじ案内用カニューレとともに示されている釘プレートの第2実施形態の側面図である。 ジグおよびねじ案内用カニューレとともに示されている釘プレートの第2実施形態の上部斜視図である。 ジグおよびねじ案内用カニューレとともに示されている釘プレートの第2実施形態の底部斜視図である。 上腕骨上の釘プレートの一部透視図であり、大きい上腕頭および小さい上腕頭、ならびに、釘プレートの位置を正確に合わせるための目印が示されている図である。 上腕骨に植え込まれた釘プレートの一部透視図であり、植え込み用ジグが釘プレートに連結されており、腋窩神経が上腕骨の上を通っている図である。 ユニコーティカル骨ネジ、および、そのねじを挿入するための連結ロッドを、取り外した状態で示す斜視図である。 ユニコーティカル骨ネジ、および、そのネジを挿入するための連結ロッドを、連結され、かつ、ねじ案内用に通された状態で示す斜視図である。 ユニコーティカル骨ネジに連結されたねじドライバの斜視図である。 本発明による釘プレートの第3実施形態の斜視図である。 植え込み用ジグおよびKワイヤの別の実施形態とともに示されている釘プレートの第3実施形態の側面図である。 植え込み用ジグおよびKワイヤの別の実施形態とともに示されている釘プレートの第3実施形態の斜視図である。 植え込み用ジグとともに示されている釘プレートの第3実施形態の拡大分解斜視図である。

Claims (12)

  1. 整形外科用インプラントと共に使用するための植え込み用ジグであって、前記インプラントは、固定角度型骨支持要素を連結することができるプレート状頭部部分、および髄内釘部分を有し、前記頭部部分は縫合用孔を有する、植え込み用ジグにおいて、
    a)外側の縁部と、前記外側の縁部を通って設けられている中央アクセス用開口と、前記縫合用孔を通る通過を妨害する内側を向いたカバー要素と、を定める基部であって、前記縁部において前記頭部部分の上に据え付けられるように構成されている、基部と、
    b)前記基部をインプラントに連結するための手段と、
    c)前記基部の一端から上方へ延びる台座と、
    d)ハンドルであって、前記ハンドルが、前記釘部分とはほぼ反対側の第1の位置に回転可能に固定されるか、または、再構成されて前記釘部分の上に少なくとも部分的に重なる第2の位置に回転可能に固定されることを可能にするような方法で、前記台座の上部に連結された、ハンドルと、
    を備える、植え込み用ジグ。
  2. 請求項1に記載の植え込み用ジグにおいて、
    前記カバー要素は、前記インプラントの前記頭部部分の上で、KワイヤをKワイヤ孔の中に案内するための手段を含む、
    植え込み用ジグ。
  3. 請求項1に記載の植え込み用ジグにおいて、
    前記ハンドルは、前記ハンドルの長さに平行な軸に対して斜角で向きが定められている、少なくとも一つのKワイヤ位置合わせ手段を含む、
    植え込み用ジグ。
  4. 請求項1に記載の植え込み用ジグにおいて、
    前記ジグが前記インプラントに連結され、かつ、前記ハンドルが前記第2の位置にある時に、前記ハンドルは、前記釘部分に設けられたねじ孔の上に重なる案内用孔を含む、
    植え込み用ジグ。
  5. 請求項1に記載の植え込み用ジグにおいて、
    前記ハンドルの取り付け部は、非円形の横断面を備えた一部分を有し、
    前記ハンドルは、非円形開口を有し、前記非円形開口においては、前記ハンドルが、前記非円形の横断面を備えた前記取り付け部の一部分に連結される、
    植え込み用ジグ。
  6. 請求項1に記載の植え込み用ジグにおいて、
    前記ハンドルは、押圧下では、回転しないように連結される、
    植え込み用ジグ。
  7. 整形外科用インプラント、および、骨折した骨への前記インプラントの植え込みを容易にする植え込み用ジグを含むシステムにおいて、
    a)第1のタイプの孔および第2のタイプの孔を含むプレート状頭部部分、および髄内釘部分を有するを具備する前記インプラントであって、前記第1のタイプの孔は前記第2のタイプの孔とは異なる形状を有し、前記第1のタイプの孔はKワイヤが固定角度で隙間なく収容するように大きさと形状が形成された固定角度型のKワイヤ孔である、前記インプラントと、
    b)前記インプラントの前記頭部部分に据え付けられる基部と、ハンドルとを含む植え込み用ジグであって、
    前記基部は、前記第2のタイプの孔を妨害するけれども前記第1のタイプの孔を妨害しない少なくともひとつのカバー要素を含み、
    前記基部は、中央アクセス用部分を画定しており、当該中央アクセス用部分を通って前記第1のタイプの孔がアクセスされ、
    前記ハンドルは、前記髄内釘部分の軸とは直角な軸方向に沿って前記基部からずれており、Kワイヤを前記固定角度型のKワイヤ孔と軸方向に位置が合うように導くKワイヤ位置合わせ手段を含む、
    植え込み用ジグと、
    を含む、システム。
  8. 請求項7に記載のシステムにおいて、
    前記基部を前記インプラントの前記頭部部分に連結するための連結手段、
    をさらに含む、システム。
  9. 請求項7に記載のシステムにおいて、
    前記第2のタイプの孔は縫合用孔である、
    システム。
  10. 請求項7に記載のシステムにおいて、
    前記カバー要素は、Kワイヤを前記第1のタイプの孔の中に案内するための構造を含む、
    システム。
  11. 請求項7に記載のシステムにおいて、
    前記頭部部分は、固定角度型の固定用ねじを収容するための固定用孔をさらに含む、
    システム。
  12. 請求項7に記載のシステムにおいて、
    前記ジグが、
    前記基部の一端から上方へ延びる台座をさらに含み、
    前記ハンドルが、前記釘部分とはほぼ反対側の第1の位置に固定されること、および、再構成されて前記釘部分の上に少なくとも部分的に重なる第2の位置に固定されることを可能にするように、前記台座の上に連結された、ハンドルと、
    をさらに含む、システム。
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