JP5259449B2 - 画像処理装置及び方法並びにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、入力画像信号に対して孤立点の補正を行うのに好適な画像処理装置及び方法並びにプログラムに関するものである。
従来、映像信号の欠陥を検出する方法として、同色の画素情報に基づいて欠陥画素を検出し、補正する方法が提案されている。例えば、特開2001−307079号公報には、同色の近傍画素を用いて注目画素の欠陥を検出する方法が開示されている。また、特開2002−10274号公報には、隣接する3画素から色成分を抽出し、斜め方向の差の程度から欠陥を検出補正する方法が開示されている。
特開2001−307079号公報 特開2002−10274号公報
しかしながら、特開2001−307079号公報に開示されている方法では、以下のような理由により、欠陥画素の検出精度が低くなるという問題があった。
例えば、単板Bayer型の色フィルタから入力された映像信号の場合、出現頻度の低い赤色、青色については、2画素おきに同色の画素が配列されることとなる。従って、赤色、青色については、2画素隣という離れた位置の画素を用いて欠陥検出をすることとなり、欠陥画素の検出を精度良く行えなかった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、欠陥画素の検出補正の精度を向上させることのできる画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の第一の態様は、他の色信号とは出現頻度の異なる色信号を含む複数の色信号からなる入力画像信号または該入力画像信号に含まれる出現頻度の最も多い色信号である主色信号を用いてエッジを検出するエッジ検出手段と、前記主色信号について、注目画素及び該注目画素と同色の周辺画素から、前記注目画素の孤立点度合に関する主色パラメータ値を算出する主色パラメータ算出手段と、前記主色信号以外の色信号である副色信号について、注目画素及び該注目画素と同色の周辺画素から、前記注目画素の孤立点度合に関する副色パラメータ値を算出する副色パラメータ算出手段と、前記主色パラメータ算出手段によって算出された主色パラメータ値に応じて前記注目画素の補正を行う主色孤立点補正手段と、前記副色パラメータ算出手段によって算出された副色パラメータ値と前記エッジ検出手段によって検出されたエッジの情報とを用いて、前記注目画素が孤立点か否かを判定する副色孤立点判定手段と、前記副色パラメータ算出手段によって算出された副色パラメータ値と前記エッジ検出手段によって検出されたエッジの情報とに基づいて、前記副色孤立点判定手段によって孤立点と判定された前記注目画素の補正を行う副色孤立点補正手段と、を備え、前記エッジ検出手段が、前記主色孤立点補正手段によって補正された前記主色信号を用いてエッジ検出を行う画像処理装置である。
本発明の第二の態様は、他の色信号とは出現頻度の異なる色信号を含む複数の色信号からなる入力画像信号または該入力画像信号に含まれる出現頻度の最も多い色信号である主色信号を用いてエッジを検出するエッジ検出過程と、前記主色信号について、注目画素及び該注目画素と同色の周辺画素から、前記注目画素の孤立点度合に関する主色パラメータ値を算出する主色パラメータ算出過程と、前記主色信号以外の色信号である副色信号について、注目画素及び該注目画素と同色の周辺画素から、前記注目画素の孤立点度合に関する副色パラメータ値を算出する副色パラメータ算出過程と、前記主色パラメータ算出手段によって算出された主色パラメータ値に応じて前記注目画素の補正を行う主色孤立点補正過程と、前記副色パラメータ算出手段によって算出された副色パラメータ値と前記エッジ検出手段によって検出されたエッジの情報とを用いて、前記注目画素が孤立点か否かを判定する副色孤立点判定過程と、前記副色パラメータ算出過程において算出された副色パラメータ値と前記エッジ検出過程において検出されたエッジの情報に基づいて、前記副色孤立点判定手段によって孤立点と判定された前記注目画素の補正を行う副色孤立点補正過程と、を備え、前記エッジ検出過程が、前記主色孤立点補正過程によって補正された前記主色信号を用いてエッジ検出を行う画像処理方法である。
本発明の第三の態様は、他の色信号とは出現頻度の異なる色信号を含む複数の色信号からなる入力画像信号または該入力画像信号に含まれる出現頻度の最も多い色信号である主色信号を用いてエッジを検出するエッジ検出処理と、前記主色信号について、注目画素及び該注目画素と同色の周辺画素から、前記注目画素の孤立点度合に関する主色パラメータ値を算出する主色パラメータ算出処理と、前記主色信号以外の色信号である副色信号について、注目画素及び該注目画素と同色の周辺画素から、前記注目画素の孤立点度合に関する副色パラメータ値を算出する副色パラメータ算出処理と、前記主色パラメータ算出手段によって算出された主色パラメータ値に応じて前記注目画素の補正を行う主色孤立点補正処理と、前記副色パラメータ算出手段によって算出された副色パラメータ値と前記エッジ検出手段によって検出されたエッジの情報とを用いて、前記注目画素が孤立点か否かを判定する副色孤立点判定処理と、前記副色パラメータ算出処理において算出された副色パラメータ値と前記エッジ検出処理において検出されたエッジの情報に基づいて、前記副色孤立点判定手段によって孤立点と判定された前記注目画素の補正を行う副色孤立点補正処理と、をコンピュータに実行させ、前記エッジ検出処理において、前記主色孤立点補正処理によって補正された前記主色信号を用いてエッジ検出を行う画像処理プログラムである。
本発明の第四の態様は、撮像部と、前記撮像部によって取得された画像信号に対して画像処理を行う、上記に記載の画像処理装置とを有することを特徴とする撮像システムである。
本発明は、欠陥画素の検出補正の精度を向上させることができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の構成例を示した図である。 Bayer配列の画素を示した図である。 斜め方向のラプラシアンフィルタの一例を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の動作フローを示した図である。 図4の主色パラメータ算出処理の動作フローを示した図である。 図4の主色孤立点判定処理の動作フローを示した図である。 図4の主色孤立点補正処理の動作フローを示した図である。 図4の主色エッジ検出処理の動作フローを示した図である。 図4の副色パラメータ算出処理の動作フローを示した図である。 図4の副色孤立点判定処理の動作フローを示した図である。 図4の副色孤立点補正処理の動作フローを示した図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置の構成例を示した図である。 2板式の主色の画素配列を示した図である。 2板式の副色の画素配列を示した図である。 本発明の第3の実施形態における画像処理装置で用いられる上下左右斜め方向のラプラシアンフィルタの一例を示した図である。
以下、本発明に係る画像処理装置の各実施形態について、図面を参照して説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の一構成例を示したブロック図である。図1において、入力部101はバッファ102に接続されている。バッファ102は主色パラメータ算出部103及び副色パラメータ算出部104に接続されている。主色パラメータ算出部103は主色孤立点判定部105に接続されている。主色孤立点判定部105は、主色孤立点補正部106及び主色孤立点バッファ107に接続されている。主色孤立点補正部106は、主色エッジ検出部108及び主色孤立点補正バッファ109に接続されている。主色孤立点バッファ107は、出力部114に接続されている。主色孤立点補正バッファ109は、出力部114に接続されている。主色エッジ検出部108は副色孤立点判定部110に接続されている。
副色パラメータ算出部104は副色孤立点判定部110に接続されている。副色孤立点判定部110は副色孤立点補正部111と副色孤立点バッファ112に接続されている。副色孤立点補正部111は副色孤立点補正バッファ113に接続されている。副色孤立点バッファ112は出力部114に接続されている。副色孤立点補正バッファ113は出力部114に接続されている。
また、マイクロコンピュータなどの制御部115は、入力部101、主色パラメータ算出部103、副色パラメータ算出部104、主色孤立点判定部105、主色孤立点補正部106、主色エッジ検出部108、副色孤立点判定部110、副色孤立点補正部111、出力部114と双方向に接続されており、前記各部は、制御部115からの制御指令に基づいて作動する。制御部115は、電源のオン/オフ、閾値設定の切り替えをユーザが入力するための外部インターフェース部(以下「外部I/F部」という。)116に接続されている。
上記バッファ102には、入力部101から入力された画像信号が格納される。本実施形態において、入力される画像信号はBayer配列の赤(R)、緑(G)、青(B)色の単板画像であり、以下、赤色や青色の倍の出現頻度である緑色を主色、それ以外である赤色、青色を副色と定義する。
主色パラメータ算出部103は、バッファ102から緑色画像信号を読み出し、読み出した緑色画像信号を元に主色パラメータ値を画素毎に算出し、この主色パラメータ値を主色孤立点判定部105に出力する。
例えば、主色パラメータ算出手段103は、注目画素と、その周辺画素との画素値の差分の絶対値を算出し、該絶対値のうち、値の小さい方から前記周辺画素の半分の個数の絶対値を選定し、選定した前記絶対値を積算することにより、主色パラメータ値を算出する。
以下、上記主色パラメータ値の算出方法について、図2を用いて具体的に説明する。図2はBayer配列の画素を示した図である。まず、注目画素と同色の周辺画素を選択する。周辺画素の選択は、注目画素と斜めに隣接する4画素及び注目画素の上下左右に1画素おいた4画素の計8画素とする。図2において、注目画素をG34とした場合、周辺画素として、G14、G23、G25、G32、G36、G43、G45、G54が選定される。
続いて、選定した各周辺画素と注目画素との画素値の差分の絶対値を算出する。これにより、8つの差分の絶対値が算出される。そして、8つの差分の絶対値のうち、個数の半分に当たる4つの差分の絶対値を小さい方から抽出し、抽出した4つの差分の絶対値を積算する。積算した値が注目画素の主色パラメータ値となる。
なお、上記算出方法において、周辺画素の選定方法については任意であり、例えば、注目画素の上下左右斜めに1画素おいた8画素を周辺画素として選定することも可能である。この場合、注目画素をG34とすれば、G12、G14、G16、G32、G36、G52、G54、G56が周辺画素として選定されることとなる。
また、主色パラメータ値の算出方法については、上記例に限定されない。例えば、主色パラメータ算出手段103は、周辺画素の平均値を算出し、前記平均値と注目画素との差の絶対値を注目画素の主色パラメータ値としてもよい。
主色孤立点判定部105は、緑色画像信号の各画素について孤立点か否かを判定する。具体的には、主色孤立点判定部105は、主色パラメータ算出部103にて算出された主色パラメータ値を既定の閾値と比較し、前記主色パラメータ値が既定の閾値以上である場合に、前記注目画素を孤立点であると判定し、主色パラメータ値が既定の閾値未満である場合に孤立点でないと判定する。前記判定結果は、注目画素の情報とともに主色孤立点補正部106及び主色孤立点バッファ107に出力される。
主色孤立点バッファ107は、主色孤立点判定部105より取得した前記判定結果及び緑色画像信号を一時的に格納し、出力部114に出力する。
主色孤立点補正部106は、緑色画像信号のうち、主色孤立点判定部105において孤立点であると判定された画素に対してのみ孤立点補正を行い、処理後の緑色画像信号を主色エッジ検出部108及び主色孤立点バッファ109に出力する。これにより、孤立点であると判定された画素についてのみ孤立点補正が施され、それ以外の画素には孤立点補正が施されていない緑色画像信号が主色エッジ検出部108及び主色孤立点バッファ109に出力される。
上記孤立点補正は、メディアンフィルタを用いて行われる。例えば、注目画素と8個の周辺画素を合わせた計9画素の画素値をソートし、注目画素の画素値を前記ソートした画素値の中央値に置き換えることで、注目画素の孤立点補正を行う。
主色孤立点補正バッファ109は、主色孤立点補正部106より取得した孤立点補正後の緑色画像信号を一時的に格納し、出力部114に出力する。
主色エッジ検出部108は、孤立点補正後の緑色画像信号からエッジを検出し、検出したエッジの情報を副色孤立点判定部110に出力する。
具体的には、主色エッジ検出部108は、図3に示す斜め方向のラプラシアンフィルタを用い、主色信号に該ラプラシアンフィルタをかけることにより各画素でのエッジ強度を算出する。
副色パラメータ算出部104は、バッファ102から副色である赤色画像信号及び青色画像信号を読み出し、読み出したこれらの副色画像信号から各副色パラメータ値を画素毎に算出し、この副色パラメータ値を副色孤立点判定部110に出力する。
副色パラメータ値の算出については、上記主色パラメータ算出部103と同様であるが、副色の場合は、主色と画素の配列が異なるため、上記周辺画素の選定方法が異なる。具体的には、副色の場合、周辺画素は、注目画素と上下左右斜めに1画素置いた8画素とする。例えば、赤色画像信号を例に挙げて説明すると、図2において、注目画素をR33とした場合、R11、R13、R15、R31、R35、R51、R53、R55が周辺画素として選定される。なお、青色画像信号についても同様の手法により選定される。
副色孤立点判定部110は、赤色画像信号及び青色画像信号の各画素について孤立点か否かを判定する。具体的には、副色孤立点判定部110は、副色パラメータ算出部104にて算出された副色パラメータ値と、主色エッジ検出部108にて検出された緑色画像信号におけるエッジを元に、注目画素が孤立点か否かを判定する。
例えば、副色孤立点判定部110は、副色パラメータ算出部104で算出した副色パラメータ値が予め定められた閾値以上であり、かつ主色エッジ検出部108で検出された2つ以上の主色対応画素におけるエッジ強度の絶対値が予め定められた閾値以下のときに、注目画素を孤立点と判定する。なお、主色対応画素は、例えば、図2に示されるR33を注目画素とした場合に、注目画素R33の上下左右に隣接されるG23、G32、G34、G43の4つの画素とする。また、上記孤立点か否かの判定結果及び注目画素の情報は、副色孤立点補正部111及び副色孤立点バッファ112に出力される。
副色孤立点バッファ112は、副色孤立点判定部110より取得した前記判定結果及び副色の画像信号を一時的に格納し、出力部114に出力する。
副色孤立点補正部111は、赤色画像信号及び青色画像信号において、副色孤立点判定部110により孤立点であると判定された画素に対して孤立点補正を行い、処理後の赤色画像信号及び青色画像信号を副色孤立点補正バッファ113に出力する。孤立点補正の方法については、上述した主色孤立点補正部106と同様である。副色孤立点補正バッファ113は、副色孤立点判定部110より取得した副色孤立点補正後の信号を出力部114に出力する。
出力部114は、主色孤立点補正バッファ109に格納される補正後の主色信号と、副色孤立点補正バッファ113に格納される補正後の副色信号を合成して、Bayer配列の色信号を生成して、出力する。例えば、出力部114は、不図示の補間処理部に出力することとしても良いし、外部記憶装置に出力しても良い。また、出力部114は、上記Bayer配列の色信号とともに、主色孤立点バッファ107に格納される色信号の孤立点の情報と、副色孤立点バッファ112に格納される副色信号の孤立点の情報を出力しても良い。この場合、不図示の孤立点補正処理部に出力することも可能である。
次に、上記構成を備える画像処理装置の作用について説明する。
まず、撮像部(図示略)によって取得された画像信号が入力部101を介してバッファ102に格納される。バッファ102に格納された画像信号のうち、主色である緑色画像信号については、主色パラメータ算出部103により主色パラメータ値が画素毎に算出され、この主色パラメータ値に基づく孤立点の判定が主色孤立点判定部105により行われる。主色孤立点判定部105による判定結果及び各画素の情報は、主色孤立点バッファ107及び主色孤立点補正部106に出力される。主色孤立点バッファ107では、この判定結果及び画素の情報が一時的に格納された後、出力部114に出力される。
また、主色孤立点補正部106では、主色孤立点判定部105によって孤立点であると判定された画素にのみ孤立点補正が行われる。孤立点補正処理後の緑色画像信号は、主色エッジ検出部108及び主色孤立点補正バッファ109に出力される。主色エッジ検出部108では、緑色画像信号のエッジが検出され、副色孤立点判定部110に出力される。また、主色孤立点補正バッファ109に出力された孤立点補正後の緑色画像信号は、一時的に格納された後、出力部114に出力される。
次に、バッファ102に格納された画像信号のうち、副色である赤色画像信号及び青色画像信号については、副色パラメータ算出部104により副色パラメータ値が画素毎に算出され、この副色パラメータ値が副色孤立点判定部110に出力される。副色孤立点判定部110では、この副色パラメータ値及び主色エッジ検出部108により検出された主色のエッジ情報に基づき孤立点の判定が行われ、判定結果と各画素の情報とが副色孤立点補正部111及び副色孤立点バッファ112に出力される。副色孤立点バッファ112に出力された副色孤立点判定部110の判定結果及び副色の画素情報は、一時的に格納された後、出力部114に出力される。
また、副色孤立点補正部111では、副色孤立点判定部110により孤立点であると判定された画素についてのみ孤立点補正が行われる。孤立点補正後の副色信号は、副色孤立点補正バッファ113に一時的に格納された後、出力部114に出力される。
出力部114では、孤立点補正が行われた緑色画像信号及び赤色画像信号並びに青色画像信号が合成され、孤立点補正後のBayer配列の画像信号が生成される。
本実施形態では、画像処理装置としてハードウェアによる処理を前提としていたが、このような構成に限定される必要はない。例えば、別途ソフトウェアにて処理する構成も可能である。この場合、画像処理装置は、CPU、RAM等の主記憶装置、上記処理の全て或いは一部を実現させるためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、CPUが記憶媒体に記録されているプログラムを読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、上述の画像処理装置と同様の処理を実現させる。
ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
以下、CPUが画像処理プログラムを実行することにより実現される画像処理方法の処理手順について図4を参照して説明する。図4は、上述した画像処理装置により実現される画像信号処理に関する動作フローを示した図である。
ステップSA1にて、入力画像信号及びヘッダ情報を取得する。ステップSA2にて、取得した画像信号から出現頻度の最も多い色信号である主色信号の主色パラメータ値を算出する。ステップSA3にて、ステップSA2で算出した主色パラメータ値を用いて注目画素が孤立点か否かの判定を行う。ステップSA4にて、ステップSA3で孤立点であると判定した主色の画素を孤立点補正する。ステップSA5にて、主色信号のエッジを検出する。ステップSA6にて、副色信号の副色パラメータ値を算出する。
ステップSA7にて、ステップSA6で算出した副色パラメータ値とステップSA5にて検出したエッジ情報を用いて、注目画素が孤立点か否かの判定を行う。ステップSA8にて、ステップSA7で孤立点であると判定した副色の画素を孤立点補正する。ステップSA9にて、孤立点補正後の主色信号と副色信号とを合成し、これを出力して、本処理を終了する。
図5は、図4のステップSA2における主色パラメータ算出処理に関する動作フローを示した図である。ステップSA10にて、注目画素の周辺画素を設定する条件を取得する。ステップSA11にて、ステップSA10で取得した注目画素の周辺画素設定条件により、注目画素の周辺画素を選択する。ステップSA12にて、注目画素とステップSA11にて選択した各周辺画素との画素値の差分の絶対値を計算する。ステップSA13にて、ステップSA12にて計算した差分の絶対値を小さい順に並べる。
ステップSA14にて、ステップSA13にて並べた該絶対値のうち、全体の個数のうち半分の個数の絶対値を小さい順に抽出し、抽出した絶対値を積算する。ここで、積算した値をRO(Rank Order)値とする。ステップSA15にて、ステップSA14にて算出したRO値を主色パラメータ値として出力し、本処理を終了する。
図6は、図4のステップSA3における主色孤立点判定処理に関する動作フローを示した図である。ステップSA16にて、孤立点か否かを判定するための閾値等の条件を取得する。ステップSA17にて、主色パラメータ値が既定の閾値以上か否かを比較し、主色パラメータ値が既定の閾値以上の場合にはステップSA18へ移行し、当該注目画素が孤立点であると判定し、本処理を終了する。一方、ステップSA17にて、主色パラメータ値が既定の閾値未満の場合には、そのまま本処理を終了する。
図7は、図4のステップSA4における主色孤立点補正処理に関する動作フローを示した図である。ステップSA19にて、上記孤立点判定処理による処理結果を参照し、注目画素が孤立点ならばステップSA20に移行し、メディアンフィルタを用いて当該注目画素の信号値を補正し、本処理を終了する。一方、ステップSA19にて、注目画素が孤立点でなければ補正を行わずに、本処理を終了する。
図8は、図4のステップSA5における主色エッジ検出処理に関する動作フローである。ステップSA21にて、ラプラシアンフィルタを用いて主色信号のエッジ強度を算出する。ステップSA22にて、ステップSA21にて算出されたエッジ強度を出力し、本処理を終了する。
図9は、図4のステップSA6における副色パラメータ算出処理に関する動作フローである。ステップSA23にて、注目画素の周辺画素を設定する条件を入力する。ステップSA24にて、ステップSA23で入力された注目画素の周辺画素設定条件により、注目画素の周辺画素を選択する。ステップSA25にて、注目画素とステップSA24にて選択された注目画素の周辺画素との差分の絶対値を算出する。ステップSA26にて、ステップSA25にて算出された該絶対値を小さい順に並べる。ステップSA27にて、ステップSA26にて並べた該絶対値の小さい方から半分の個数分を積算し、前記積算された値をRO値(RankOrder値)とする。ステップSA28にて、ステップSA27にて算出された前記RO値を副色パラメータ値として出力し、本処理を終了する。
図10は、図4のステップSA7における副色孤立点判定処理に関する動作フローである。ステップSA29にて、副色の注目画素が孤立点であるかどうかを判定するための閾値などの条件を入力する。ステップSA30にて、前記RO値が既定の閾値以上かどうか比較し、前記RO値が既定の閾値以上の場合には、ステップSA31に移行する。ステップSA31にて、副色の注目画素の主色対応画素を設定する条件を入力する。
ステップSA32にて、主色対応画素のエッジ強度が既定の閾値以下かどうかを比較し、エッジ強度が既定の閾値以下の場合にはステップSA33に移行する。ステップSA33にて、副色の注目画素が孤立点か否かを判定し、本処理を終了する。一方、ステップSA30にて前記RO値が既定の閾値未満の場合、並びに、ステップSA32にて、主色対応画素のエッジ強度が既定の閾値より大きい場合には、そのまま本処理を終了する。
図11は、図4のステップSA8における副色孤立点補正処理に関する動作フローである。ステップSA34にて、注目画素が孤立点か否かを判定し、孤立点ならばステップSA35に移行し、メディアンフィルタを用いて当該注目画素の信号値を補正し、本処理を終了する。一方、ステップSA34にて、孤立点でないならばそのまま本処理を終了する。
以上、説明してきたように、本実施形態に係る画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムによれば、入力画像信号から主色信号の孤立点補正後の主色のエッジ情報を用い、副色信号の孤立点補正を行う。これにより、欠陥画素の判断が難しい副色信号に対して、より詳細な画像情報に基づく孤立点補正を行うことができ、孤立点補正の精度を向上させることが可能となる。
本実施形態では入力信号を単板のRGBとしていたが、それに限定するものではなく、その他の信号でも良い。例えば輝度や色差等の信号でも良い。
また、本実施形態では補正を行う場合にメディアンフィルタを用いたが、それに限定するものではなく、その他の補正方法でもよい。例えば周辺画素の平均値に補正することも可能である。
また、本実施形態ではラプラシアンフィルタを用いてエッジを検出していたが、それに限定するものではなく、その他のエッジ検出方法でも良い。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像信号処理装置について図を参照して説明する。
第1の実施形態では、孤立点であると判定された画素に対してのみ孤立点補正を行っていたが、本実施形態は孤立点の度合いを算出し、その孤立点の度合いに応じた重み付けにより注目画素の画素値と周辺画素の画素値とを混合することで注目画素の補正を行う。以下、本実施形態に係る画像処理装置について、第1の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
図12は、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置の一構成例を示したブロック図である。図12に示すように、本実施形態に係る画像処理装置では、上述した第1の実施形態に係る主色孤立判定部105(図1参照)を省略するとともに、副色孤立点判定部110(図1参照)に代えて、副色孤立点度合算出部117を備えている。また、主色孤立点補正部106´及び副色孤立点補正部111´における補正処理が異なる。
主色孤立点補正部106´は、主色パラメータ算出部103によって算出された主色パラメータ値に応じた孤立点補正を行う。具体的には、主色パラメータ値に応じたメディアンフィルタを作成し、このメディアンフィルタを用いて孤立点補正する。
また、副色孤立点度合算出部117は、赤色画像信号及び青色画像信号の各画素について孤立点度合を示す副色パラメータ値を算出する。具体的には、副色孤立点度合算出部117は、副色パラメータ算出部104によって算出された副色パラメータ値と、主色エッジ検出部108によって検出された緑色画像信号におけるエッジの強度との積を求め、これを孤立点度合として副色孤立点補正部111´及び副色孤立点バッファ112に出力する。ここで、前記孤立点度合とは、孤立点か否かを決定するものでなく、孤立点補正の強度(効き具合)を決めるパラメータ値である。
副色孤立点補正部111´は、副色孤立点度合算出部117によって算出された副色の孤立点度合に応じた重み付けにより副色の注目画素の画素値及び周辺画素の画素値とを混合することで孤立点補正する。具体的には、注目画素と周辺画素の8画素との計9画素でメディアンフィルタを用い、中央値と注目画素の信号値とを孤立点の度合いに応じてブレンドする。また、孤立点の度合いが高いほど中央値の重みを重く、孤立点の度合が小さいほど注目画素の信号値の重みを重くしてブレンドする。
以上、説明してきたように、本実施形態に係る画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムによれば、入力画像信号から主色信号の孤立点補正後の主色のエッジ情報を用い、副色信号の孤立点度合を算出し、度合に応じた補正を行う。これにより、欠陥画素の判断が難しい副色信号に対して、より詳細な画像情報に基づく孤立点補正を行うことができ、孤立点補正の精度を向上させることが可能となる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態に係る画像信号処理装置について図を参照して説明する。
第1の実施形態では入力画像信号はBayer配列の赤(R)、緑(G)、青(B)色の単板画像を使用したが、本実施形態では入力画像信号は画素配列の緑(G)が全画素、赤(R)と青(B)が交互に発生する2板式の画素配列を使用する点で異なる。以下、上述第1の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
図1における信号の流れは第1の実施形態と同様であるが、入力部101から入力される画像信号は、2板式の画素配列であり、緑(G)色が全画素、赤(B)色と青(B)色が交互に発生する。このため、緑色は赤色や青色の倍の出現頻度となる。
主色パラメータ算出手段103における主色パラメータ値の算出方法は、第1の実施形態と同様であるため説明は省略するが、選定される注目画素と同色の周辺画素が異なる。本実施形態では、図13に示す2板式の画素配列を使用し、画素を選定する。
まず、注目画素と同色の周辺画素を選択する。主色信号は緑(G)色信号となる。図13では注目画素をG33とする。周辺画素の選択は、注目画素と上下左右斜めに隣接する8画素とする。図13では、G22、G23、G24、G32、G34、G42、G43、G44が選定される。
副色パラメータ算出部104における副色パラメータ値の算出方法は、第1の実施形態と同様であるため説明は省略するが、選定される注目画素と同色の周辺画素が異なる。本実施形態では、図14に示す2板式の画素配列を使用し、画素を選定する。
まず、注目画素の同色の周辺画素を選択する。図14では注目画素をR33とする。周辺画素の選択は、注目画素と上下左右斜めに1画素置いた8画素とする。図14では、R11、R13、R15、R31、R35、R51、R53、R55が周辺画素となる。
主色エッジ検出部108は、孤立点補正後の緑色画像信号からエッジを検出し、検出したエッジの情報を副色孤立点判定部110に出力する。
具体的には、主色エッジ検出部108は、図15に示す斜め方向のラプラシアンフィルタを用い、主色信号に該ラプラシアンフィルタをかけることにより各画素でのエッジ強度を算出する。
出力部114は、主色孤立点補正バッファ109に格納される補正後の主色信号及び副色孤立点補正バッファ113に格納される補正後の副色信号を合わせて、2板式の色信号を生成し、前記生成した信号を出力する。例えば不図示の補間処理部に出力することとしても良いし、外部記憶装置に出力しても良い。また、上記2板式の色信号とともに、主色孤立点バッファ107に格納される主色信号の孤立点の情報と、副色孤立点バッファ112に格納される副色信号の孤立点の情報を出力しても良い。この場合、不図示の孤立点補正処理部に出力することも可能である。
本説明では入力信号を2板式で主色信号を緑色信号、副色信号を赤色画像信号及び青色画像信号としていたが、それに限定するものではなく、その他の信号でも良い。例えば主色信号を輝度信号、副色信号を色差信号とするなど他の信号でも良い。
以上、説明してきたように、本実施形態においては、画素配列が第1の実施形態と異なるものであっても、第1の実施形態と同様に孤立点の補正が可能である。また、第3の実施形態は第2の実施形態にも適用できるものである。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
101 入力部
102 バッファ
103 主色パラメータ算出部
104 副色パラメータ算出部
105 主色孤立点判定部
106、106´ 主色孤立点補正部
108 主色エッジ検出部
110 副色孤立点判定部
111、111´ 副色孤立点補正部
114 出力部
115 制御部
116 外部I/F部
117 副色孤立点度合算出部

Claims (10)

  1. 他の色信号とは出現頻度の異なる色信号を含む複数の色信号からなる入力画像信号または該入力画像信号に含まれる出現頻度の最も多い色信号である主色信号を用いてエッジを検出するエッジ検出手段と、
    前記主色信号について、注目画素及び該注目画素と同色の周辺画素から、前記注目画素の孤立点度合に関する主色パラメータ値を算出する主色パラメータ算出手段と、
    前記主色信号以外の色信号である副色信号について、注目画素及び該注目画素と同色の周辺画素から、前記注目画素の孤立点度合に関する副色パラメータ値を算出する副色パラメータ算出手段と、
    前記主色パラメータ算出手段によって算出された主色パラメータ値に応じて前記注目画素の補正を行う主色孤立点補正手段と、
    前記副色パラメータ算出手段によって算出された副色パラメータ値と前記エッジ検出手段によって検出されたエッジの情報とを用いて、前記注目画素が孤立点か否かを判定する副色孤立点判定手段と、
    前記副色パラメータ算出手段によって算出された副色パラメータ値と前記エッジ検出手段によって検出されたエッジの情報とに基づいて、前記副色孤立点判定手段によって孤立点と判定された前記注目画素の補正を行う副色孤立点補正手段と、を備え、
    前記エッジ検出手段が、前記主色孤立点補正手段によって補正された前記主色信号を用いてエッジ検出を行う画像処理装置。
  2. 前記副色孤立点判定手段は、前記副色パラメータ算出手段によって算出された前記副色パラメータ値が既定の閾値以上であり、かつ、前記エッジ検出手段によって検出されたエッジの強度が既定の閾値以下である場合に、前記注目画素を孤立点と判定することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記副色孤立点補正手段が、前記副色パラメータ算出手段によって算出された副色パラメータ値に応じたメディアンフィルタを作成し、作成したメディアンフィルタを用いて前記注目画素の補正を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記副色パラメータ算出手段が、
    前記注目画素と各前記周辺画素との画素値の差分の絶対値を算出し、
    該絶対値のうち、値の小さい方から前記周辺画素の半分の個数の前記差分の絶対値を選定し、
    選定した前記差分の絶対値を積算することにより前記副色パラメータ値を算出することを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記副色パラメータ算出手段が、前記注目画素の画素値と前記周辺画素の平均画素値との差分を前記副色パラメータ値として算出することを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記主色パラメータ算出手段が、
    注目画素と各前記周辺画素との画素値の差分の絶対値を算出し、
    該絶対値のうち、値の小さい方から前記周辺画素の半分の個数の絶対値を選定し、
    選定した前記絶対値を積算することにより前記主色パラメータ値を算出する請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記主色パラメータ算出手段が、前記注目画素の画素値と前記周辺画素の平均画素値との差分を前記主色パラメータ値として算出する請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 他の色信号とは出現頻度の異なる色信号を含む複数の色信号からなる入力画像信号または該入力画像信号に含まれる出現頻度の最も多い色信号である主色信号を用いてエッジを検出するエッジ検出過程と、
    前記主色信号について、注目画素及び該注目画素と同色の周辺画素から、前記注目画素の孤立点度合に関する主色パラメータ値を算出する主色パラメータ算出過程と、
    前記主色信号以外の色信号である副色信号について、注目画素及び該注目画素と同色の周辺画素から、前記注目画素の孤立点度合に関する副色パラメータ値を算出する副色パラメータ算出過程と、
    前記主色パラメータ算出手段によって算出された主色パラメータ値に応じて前記注目画素の補正を行う主色孤立点補正過程と、
    前記副色パラメータ算出手段によって算出された副色パラメータ値と前記エッジ検出手段によって検出されたエッジの情報とを用いて、前記注目画素が孤立点か否かを判定する副色孤立点判定過程と、
    前記副色パラメータ算出過程において算出された副色パラメータ値と前記エッジ検出過程において検出されたエッジの情報に基づいて、前記副色孤立点判定手段によって孤立点と判定された前記注目画素の補正を行う副色孤立点補正過程と、を備え、
    前記エッジ検出過程が、前記主色孤立点補正過程によって補正された前記主色信号を用いてエッジ検出を行う画像処理方法。
  9. 他の色信号とは出現頻度の異なる色信号を含む複数の色信号からなる入力画像信号または該入力画像信号に含まれる出現頻度の最も多い色信号である主色信号を用いてエッジを検出するエッジ検出処理と、
    前記主色信号について、注目画素及び該注目画素と同色の周辺画素から、前記注目画素の孤立点度合に関する主色パラメータ値を算出する主色パラメータ算出処理と、
    前記主色信号以外の色信号である副色信号について、注目画素及び該注目画素と同色の周辺画素から、前記注目画素の孤立点度合に関する副色パラメータ値を算出する副色パラメータ算出処理と、
    前記主色パラメータ算出手段によって算出された主色パラメータ値に応じて前記注目画素の補正を行う主色孤立点補正処理と、
    前記副色パラメータ算出手段によって算出された副色パラメータ値と前記エッジ検出手段によって検出されたエッジの情報とを用いて、前記注目画素が孤立点か否かを判定する副色孤立点判定処理と、
    前記副色パラメータ算出処理において算出された副色パラメータ値と前記エッジ検出処理において検出されたエッジの情報に基づいて、前記副色孤立点判定手段によって孤立点と判定された前記注目画素の補正を行う副色孤立点補正処理と、をコンピュータに実行させ
    前記エッジ検出処理において、前記主色孤立点補正処理によって補正された前記主色信号を用いてエッジ検出を行う画像処理プログラム。
  10. 撮像部と、
    前記撮像部によって取得された画像信号を入力画像信号として画像処理を行う請求項1から請求項7のいずれかに記載の画像処理装置と
    を有することを特徴とする撮像システム。
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