JP5258659B2 - インクタンクおよびインクジェット記録システム - Google Patents

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Description

本発明は、インクタンクおよびインクジェット記録システムに関する。詳しくは、インクタンクに配されたLEDなどの発光部材が発光した光を操作用のレバーの操作部(表示部)に効率的に導く構成を採用したインクタンクおよびインクジェット記録システムに関するものである。
近年、デジタルカメラ等のデジタル撮影機器(以下、便宜的にデジタル機器と称す)の普及に伴って、パーソナルコンピュータ(PC)を介さずにデジタル機器をプリンタと直接接続して使用する形態が知られている。あるいはデジタル機器の記録媒体であるメモリカードなどをプリンタに直接装着してデータ送信を行い、記録を行う形態(いわゆるノンPC記録)が増えつつある。
このような環境下で使用されるプリンタに搭載されるインクタンクとしては、ユーザーの取り扱い性の向上を図るために、例えば特許文献1に開示される技術を採用している。これはインクタンクにLED等の発光部材(以下、便宜的にLEDあるいは発光部と称す)を配置し、プリンタに搭載されているインクタンクの状態をユーザーが目視で確認できるようにしたものを開示している。そして、発光部の発光をユーザーへの状態伝達手段として利用することを実施例の1つとして開示している。
また、インクタンクに配置された発光部の光を発光部が配された位置とは異なる位置に導く構成が提案されている。例えば、特許文献2には、LEDの配置個所に制限がある場合に、その発光を希望する位置に導くための構成が開示されている。この公報には、LEDの光を受光する受光部をLEDと対面するように配置するとともに、受光した光を出射し表示する表示部まで導く導光部材をインクタンクに設けた構成が開示されている。この公報に開示される導光部材は、独立した構造体としてインクタンクに設けられている。
導光部材の構成としては、上述の独立した構造の他、インクタンクの装着に利用される操作レバー自体を利用し、操作レバーの操作部を表示部とする構成が特許文献3に開示されている。
また、特許文献4には、発光部が設けられた基板に導光部材を備え、ユニット化したものをインクタンクに配置した構成が開示されている。この公報にも、光の表示部を操作レバーの操作部とし、受光部と表示部とを繋ぐ操作レバーが導光部材として利用される構成が開示されている。
このように導光部材を用いることにより、設計上一定の自由度を持って発光部の配置と表示部の配置を定めることができ、例えば発光部の配置位置とは離れた、ユーザが視認し易い操作レバーの操作部に表示部を設けることができる。また、このような導光部材を発光部を覆うように構成することによって、発光部からの光を十分な光量を保って表示部に伝達することができる。
特開2006−142484号公報 特開2006−142796号公報 特開2006−116785号公報 特開2007−001212号公報
上述した公報に開示される構成は、いずれも発光部であるLEDと受光部とは一定の間隙を保って配置された構成を開示する。表示部から出射される光の強度(光量)は、導光部材を構成する材料が同一の場合には、発光部材であるLEDと導光部材の受光部との距離によって変化する。
ここで、受光部とLED(発光部)との距離と受光部に取り込まれる光量の関係を模式図として示す図10(a)、(b)を用いて説明する。図10(a)は平面状に等方的に光を放射する発光部51aが配置され距離rの位置に導光部材の受光部33aが配置された構成を示している。発光部51aから発光された光のうち受光部33aが受光する光は、受光部33aの面積をSaとすると、Sa/4πr2で表される。一方、図10(b)は図10(a)の状態から受光部33aがr/2の距離まで近づいた構成を示している。この場合、受光部33aに到達する光は、Sa/4π(r/2)2で表される。つまり、受光部33aに到達する光は距離rの2乗に反比例するため、発光部と受光部との距離が近づくことで受光する光量は増大する。導光部材が同じ条件であれば、表示部に導かれる光量は発光部と受光部との距離が短い(近い)ほど大きくなる。
つまり、発光部と受光部の距離が離れていると発光部の光を表示部まで十分に導光することができず、その結果、表示部の光量が十分でなくなる場合がある。これに対し、光量を確保する目的で、発光部からの光を受ける受光部を発光部にできるだけ近接させるように発光部と受光部とを配置すればよいことは容易に想到される。この点から、例えば、特許文献2に開示されるように、発光部を備えた基板をインクタンクに配置し、対面した場所に導光部材の受光部を配置する構成が好適な構成例としてあげられる。
しかし、発光部と導光部材の受光部とをより近接配置して、受光する光量を大きくしようとした場合、導光部材を高い精度で構成する必要がある。そうしなければ、発光部をインクタンクに取り付ける際に、発光部と導光部材の受光部が近接しすぎて接触してしまい発光部を破損してしまうおそれがある。なお、このような事態を回避しようとして製造上、安全な距離を保つように構成すると、発光部と受光部とが離間してしまい期待する光量を得られなくなる虞がある。
さらには、高精度に製造され、安全に発光部をインクタンクに取り付けた場合であっても、LEDを破損させる場合がある。例えば物流時等にインクタンクを落下させてしまったような場合に衝撃などによって、取り付けられた発光部と導光部材の受光部が接触してLEDを破損させるという不測の事態が発生するおそれもある。様々な安全性や製造の容易性などを考慮すると発光部と受光部とはあまり近接配置することはできない。すなわち、光量の確保と発光部の保護はトレードオフの関係にある。
一方、受光部が受ける光量を大きくする別の手段として、導光部材を厚く構成して受光部の面積を大きくすることが挙げられる。例えば、特許文献4に記載のように、発光部と導光部材とを備えた基板ユニットを操作レバーの支点付近に配置し、操作レバーの操作部付近に表示部を構成する場合、操作レバー自体の支点部付近が光路となる(例えば、特許文献4の図10参照)。この場合に操作レバーの支点部の厚みが大きくなりレバーの操作力が増大してしまうことになる。また、厚く構成された操作レバーの支点部付近は、インクタンクの取り付け操作における操作レバーの変位によって支点部が白く変形してしまう場合があり、その変形によって導光特性が低下してしまうことが発生し得る。この点は、特許文献3に開示される構成においても同様に操作レバーの支点部の白い変形が発生する可能性を有している。
本発明の目的は、LEDなどの発光部による発光を利用してインクタンクの状態をユーザーに報知するインクタンクに関して、上述したリスクを負うことなく、簡易な構成で表示部に対して十分な光量を伝達できる構成を実現することにある。また、これとともに、製造や物流などで発生し得るリスクを回避してLEDなどの発光部を良好に保護することも実現できるインクタンクおよびこのようなインクタンクを効果的に利用できるインクジェット記録システムを提供することにある。
本発明は、インクタンクに付設され、ホルダに対してインクタンクを装着固定する際に利用される操作レバーを構成する支持部材が、インクタンクのホルダへの装着の前後でその位置を変位する点に着目してなされたものである。
すなわち、インクタンクがホルダに装着されることによって、支持部材がインクタンクに近接するように変位することを利用し、支持部材に導光部材を設けるに際して、導光部材の受光部を装着前の状態ではLEDとの距離が相対的に離間しており、装着によってLEDに対して相対的に近接するように構成したものである。
このような構成を達成する本発明は、弾性変位する支持部材と、発光部と、前記発光部の光を受光する受光部と受光した光を表示する表示部と前記受光部と前記表示部とを光学的に結び受光部で受けた光を表示部に導く導光部と、を備え、インクを貯留するインクタンクにおいて、前記支持部材は前記導光部を備えており、前記受光部は前記発光部に対して間隙を備え、且つ前記発光部を覆うように位置しており、前記支持部材が前記インクタンク側に押圧されてインクタンク側に近接した際には、前記受光部は前記発光部側に近接し、前記支持部材に対する押圧が解除されて前記インクタンクから離間した際には、前記受光部は前記発光部側から離間することを特徴とする。
また、インクタンクと、該インクタンクから供給されるインクを吐出する記録ヘッドと、インクタンクを装着するホルダと、を備え、該記録ヘッドからインクを吐出して記録を行うインクジェット記録システムにおいて、前記インクタンクは、発光部と、前記発光部からの光を受光し、該受光した光を表示部に導く導光部と、導光部を備えるとともに前記ホルダへの装着によって変位する支持部材と、を具え、前記ホルダに対する前記インクタンクの装着による前記支持部材の前記インクタンク側に近接する変位によって、前記受光部が前記発光部側に近づくことを特徴とする。
以上の構成によれば、インクタンクをホルダに装着する前は、インクタンクと支持部材は相対的に離間しているため、支持部材に設けられた導光部材の受光部は発光部を構成するLEDなどから離間している。インクタンクをホルダに装着すると、支持部材はインクタンクに近接する。これとともに導光部材の受光部は発光部に近接する。これにより、インクタンクの製造時など、支持部材がインクタンクから相対的に離間した構成をしているときには、導光部材の受光部もLEDから離れた位置となっているため、LEDを配した基板を組み付ける製造時の破損などの危険性を少なくすることができる。また、インクタンクがホルダに装着された際には、支持部材の変位とともに、導光部材の受光部がLEDに近接するため、発光部からの光の大部分を受光部に入射させることができ、表示部が出射する光量も大きな値を確保することができる。
また、ホルダに対して装着前のインクタンクの取り扱い時に落下などインクタンクに不要に加えられた衝撃によっても、発光部であるLEDと導光部材の受光部は互いに離間した状態にあるため、接触しにくく、特に発光部を損傷することを防止することができる。また、支持部材が最大に変位した際に、発光部であるLEDと導光部材の受光部は互いに離間した状態が確保されるように構成することで外部衝撃からのLEDの保護に関して一層の信頼性が向上する。
本発明の実施形態に係るインクタンクを図2(d)のA−A線の断面で示す図である。 (a)、(b)、(c)および(d)は、本発明の一実施形態に係るインクタンクのそれぞれ上面図、側面図、下面図、正面図である。 本発明の実施形態に係るインクタンクを図2(d)のB−B線の断面で示す図である。 本発明の実施形態に係るインクタンクを着脱可能に保持する記録ヘッドユニットの一例を示す斜視図である。 (a)は本発明の第1の実施形態に係るインクタンクの装着前の状態を説明する側面断面図であり、(b)はその状態を示す斜視図である。 (a)は本発明の実施形態に係るインクタンクの装着完了状態を説明する側面断面図であり、(b)はその状態を示す斜視図である。 は支持部材の変位の状態を示す概略図である。 (a)は第2の実施態様を示す断面図、(b)は斜視図である。 (a)、(b)は第3の実施態様を示す断面図である。 (a)および(b)は発光部と受光部との距離と受光量との関係を説明する模式図である。 本発明の実施形態に係るインクタンクを装着して記録を行うインクジェットプリンタの本体カバー201を開放した状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施態様例)
図1、図2(a)〜(d)、及び図3は、本発明の第1の実施形態に係るインクタンクの概略構成を示す図である。図1は、図2(d)におけるA−A線の側面断面図、図3は、図2(d)におけるB−B線の側面断面図、図2(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ、インクタンクの上面図、側面図、正面図および底面図である。なお、本明細書において、インクタンクの正面とは、ユーザに向き合い、操作(着脱操作等)およびユーザへの情報提供(後述するLEDの発光)を可能とする面を言う。
図1において、インクタンク1は、インクタンクの着脱時の操作に利用される操作レバー(以下では、支持部材と称する。)30を備えた正面1aと、正面1aと対向した背面1bと、インク供給口が配された底面(便宜的に下面と称することもある。)1c、底面と対向した上面1d、これらの面を繋ぐ2つの側面1e、1fを主たる面として備えて構成されている。支持部材30はインクタンク1の外装部材と一体に樹脂により形成されており、外装部材と一体に連結する部分34が弾性変位する際の支点部となる。インクタンク1の背面1b側および正面1a側には、後述するインクタンクホルダ150側の係止部にそれぞれ係合可能な第1係合部21および第2係合部32が設けられ、これらの係合によってインクタンク1のタンクホルダ150への装着状態が確保される。本実施形態では、第2係合部32は支持部材30の一部として一体に形成される。
インクタンク1の底面1cには、インクタンクホルダ150への装着時に、後述する記録ヘッドのインク導入口と結合してインク供給を行うためのインク供給口22が設けられている。この底面1cと正面1aとを繋ぐ部分であって、支持部材30の支点部分34よりも底面1c側には、基板50が傾斜して設けられている。この基板50には、後述するようにLEDなどの発光部が配置されている。
インクタンク1の内部は、正面側に位置するインク収納室23と、背面側に位置してインク供給口22に連通する吸収体収納室24とに分割されており、両者は連通口25を介して連結している。インク収容室23にはインク2が直接貯留される一方、吸収体収納室24には、インクを含浸保持する吸収体(例えばスポンジ等の多孔質部材や繊維を用いた繊維吸収体41および42)が設けられている。この吸収体41および42は、記録ヘッドのインク吐出用のノズル部に形成されるメニスカスの保持力と平衡してインク吐出部からのインク漏れを防止するのに十分で、かつ記録ヘッドのインク吐出動作が可能な範囲にある適切な負圧を発生する。吸収体収納室24の上面には、吸収体収納室24と外気と連通するための大気連通部11が設けられ、これにより、記録ヘッドへのインク供給に伴って増大する負圧を緩和するように大気を導入し、好ましい圧力範囲に維持することができる。
なお、インクタンク1の内部構成は、このような吸収体の収納室とインクをそのまま貯留する収容室とに分かれた形態に限られず、どのような形態であってもよい。例えば、吸収体がインクタンク内部空間の実質的に全体に充填されるものでもよい。また、負圧発生手段として、容積を拡張する方向に張力を発生するゴム等の弾性材料で形成した袋状部材内にインクをそのまま充填し、この袋状部材が発生する張力によって内部のインクに負圧を作用するようにしたものでもよい。さらには、インク収容空間の少なくとも一部を可撓性部材で構成し、その空間内にインクを収容するとともに、可撓性部材にばね力を作用させることで負圧を発生させるようにしたものでもよい。通常インクジェット記録システムの分野で用いられる構成のインクタンクが使用できる。
基板50は、図2(d)に示されるように、そのインクタンクの外側に向う面に配置された、記録装置との電気的接続を可能とする電極パッド52a〜52dを備える。一方、図1に示されるように、インクタンク1の内側に向かう面には、LEDなど可視光を発光する発光部51(以下では便宜的にLEDと記述する)と、LED51の発光を制御する制御素子(不図示)が設けられる。そして、電極パッド52を介して供給される電気信号により、制御素子はLED51の発光制御を行う。基板50には、LED51が設けられる同じ側の面にメモリ素子も設けられる。このメモリ素子には、インクタンクが収納しているインクの色(種類)や吐出した回数をカウントした値に基づくインク残量などの情報が記憶されている。この基板50は、図2(d)に示されるように、固定部材53a、53bによってインクタンクの外装部材に固定される。本実施形態では、固定部材53a、53bはピン形状部材で基板50に設けられた穴に嵌合させ、その先端部を熱で溶融してかしめることによって固定を行う。この固定方法は接着やはめ込みなどこの方法には限らないことはもちろんである。
この固定状態で、LED51は、特に図1に示されるように、基板50において支持部材30寄りに配置される。本実施例では、図1、図3に示されるように、基板上に配置されたLED51の上方はインクタンクの筐体が覆わないように構成されている。そして、LED51の上方には、図1に示されるように、支持部材30の根元部分がLED51の上方をある距離離間して覆うように張り出して構成されている。LED51上に張り出している部分がLEDの発光した光を受光する受光部33となる。そして、受光部33で受光した光は操作部31で出射(表示部となる。)し、両者を光学的に繋ぐ部分が導光部36となる。なお、支持部材30は、特に、図2(b)、図3に示されるように、支持部材30の根元の両側の二つの支点部34でインクタンクの外装部材と連結している。これら支点部を除いた支持部材30の根元の中央部分は貫通しており、この貫通部分の内壁面の一部が上述した受光部33をなしている。
図3に示されるように、支持部材30は、受光部33とその延長部分に対応する部分の厚みをL、支点部34に対応する部分の厚みをlとするとL>lとなっており、厚さが異なっている。特に図1および図3に示されるように、支持部材30の中央部分(その下面は上述のとおりLEDを覆う受光部となっている)が厚く、支点部34に対応する両側部分が薄く形成されている。この支持部材30の中央部分の厚みの厚い部分が上述したように受光部33で受けた光を表示部に導く導光部36として機能する。
支持部材30はインクタンクがホルダに装着される際に、支点部34付近で変形することによって変位することができる。この際、上述のとおり、両側部の支点部34の厚さを薄く構成しているためユーザが支持部材30を変位させる力を低減させ着脱の容易性を確保することができる。
図4は、図1〜図3に示したインクタンクを着脱可能に保持する記録ヘッドユニット105の一例を示す斜視図である。また、図6(a)、(b)はインクタンク1を記録ヘッドユニット105に装着する直前の状態を、図7(a)、(b)はインクタンク1を記録ヘッドユニット105に装着した状態をそれぞれ説明するための図である。
記録ヘッドユニット105は、概して、複数(図4では4個)のインクタンクを着脱可能に保持するホルダ150と、底面側に配置される記録ヘッド106(図4では不図示、図5(a)参照)とを備えている。そしてインクタンク1をホルダ150に装着することにより、ホルダ底部に位置する記録ヘッド側のインク導入口107とインクタンクのインク供給口22とが結合し、両者間のインク連通路が形成される。
記録ヘッド106としては、ノズルを構成する液路内に電気熱変換素子を設け、これに記録信号となる電気パルスを与えることによりインクに熱エネルギを付与し、そのときのインクの相変化により生じる発泡(沸騰)時の圧力によってインクを吐出する。
インクタンク1を記録ヘッドユニット105に装着する場合、ホルダ150の上方でインクタンク1を取り扱う。すなわち、図5(a)に示されるように、インクタンク背面1b側に設けられた突起状の第1係合部21を、ホルダ背面側に設けられた貫通孔状の第1係止部155に挿通した状態でホルダ底面上に載置する(この状態を斜視図として示したものが図5(b)である。インクタンクは未装着状態で浮き上がった様子を示している。)。この状態でインクタンク1の正面側上端を矢印Pに示すように押下すると、インクタンク1は第1係合部21とホルダの第1係止部155との係合部分を回動支点として回動し、インクタンク正面側が下方に変位して行く。この過程で、インクタンク正面側の支持部材30に設けられた第2係合部32の側面がホルダ正面側の壁に押されながら、支持部材30は矢印Q方向に変位する。すなわち、支持部材30は支点部34を中心として回動変位する。
インクタンク装着において、次に、第2係合部32の上面が第2係止部156の下方に至ることでユーザーによる矢印P方向への押し下げを終了する。支持部材30は自身の弾性力によって、上記Q方向とは逆のQ'方向に変位し、第2係合部32が第2係止部156によって係止される。この状態を図6(a),(b)に示す。インクタンク1の上方への変位は、第1係合部21が係合した第1係止部155および第2係合部32が係合した第2係止部156によって抑制される。これがインクタンク1の装着完了状態であり、このときインク供給口22およびインク導入口107、また電極パッド52およびコネクタ152が接合した状態となる。この状態で、インク供給口22はインクタンク1の回動に伴って大きな力でインク導入口107に押し付けられる。両者の結合部分には通常、インク連通性の確保やインク漏洩の防止を目的としてフィルタ、吸収体、パッキンなどの弾性部材が配設されている。また、インクタンク装着完了状態では、第1係合部21が係合した第1係止部155および第2係合部32が係合した第2係止部156によってインクタンク1の浮き上がりが阻止される。従ってそれら弾性部材の復元が抑制され、また、それらの部材は適切に弾性変形した状態に保持される。一方、接点としての電極パッド52およびコネクタ152は金属など比較的剛性の高い導電部材であり、これらの間には良好な電気接続性が確保される。そして、インクタンク1の装着が完了し、基板50の電極パッド52にとコネクタ152が電気的に接続した状態でLED51の発光が可能となる。
この状態では、図6(a)に示すように、支持部材30がそのインクタンク1の装着前よりもインクタンク側へ変位し、これに伴って、受光部33がLED51側に変位する。その結果、受光部33とLED51間の距離がインクタンク装着前よりも近くなる。これにより、LED51の光をより多く受光部33内に取り込むことができる。また、受光部33で取り込まれた光は、この受光部に対応した支持部材30の厚みの厚い部分(導光部)36を通って操作部31(表示部)に達する(図6(b)に発光している状態を模式的に示している。)。ユーザはこの操作部の光によってインク残量やタンク装着状態などインクタンクに関する情報を認識することができる。
以上のとおり、本発明の実施形態によれば、支持部材の一端面を受光部としその部分が発光部と対向できる構成とすることにより、インクタンクの装着動作によって、受光部を発光部側に近づけることができるように受光部が変位可能となる。これにより、発光部からの光の大部分を受光部に入射させることができ、導光部材など、支持部材とは別個の部材を用いなくても十分な量の光を伝達することが可能となる。
ところで、本実施例で説明した支持部材30は、インクタンクが落下などの衝撃を受け、支持部材30がインクタンク1の正面1aに向かって最大に変位した場合にも、LED51を破損することがないように構成されている。図7は、インクタンクの支持部材30の周辺を一部拡大して示す概略図であり、支持部材30の変位状態を示すものである。通常状態の支持部材30は、受光部33がLED51から最も離れた位置にある。そのため、LED51を備えた基板50をインクタンクに組み付ける作業において、受光部33とLED51が接触して破損してしまうような虞を回避可能である。また、インクタンクがホルダに装着された際には、装着状態位置として示される状態に支持部材30aが押圧されて変位する。また、この時受光部はLEDに近接した状態となっている(受光部33a)。この状態では、受光部33aは、LEDの光量を有効に受けとり表示部分へ導くことができる。なお、インクタンクを取り扱い時に落下などさせてしまった場合など、インクタンク側に近接する方向に最大限変位した状態の支持部材の状態を支持部材30bとして示している。この場合でも受光部33bがLED51に対して非当接状態となるように受光部の面を構成するとともに、受光部がLEDと当接する前に支持部材30の一部がインクタンク1と当接するように支持部材30を構成する。インクタンクがホルダから取り外されるときは、上記押圧が解除される。
以上のように構成したことによって、インクタンクの取り扱い性を信頼性高く且つ容易にできる。
さらに、支持部材とインクタンクの外装部材とが連結する部分である支持部材の支点部は、間隙を構成する受光部以外の部分であり、その厚みが受光部と比較して薄くされる。これにより、受光部に対応する部分の厚さを所望のものにしつつ、インクタンク装着に伴って支持部材を変位させる力が大きくなることを抑制することができる。
なお、上述した例では、特にインクタンクの第1係合部21が設けられたインクタンクについて説明したが、本発明が適用されるインクタンクがこのような構成を必ずしも備える必要がないことはもちろんである。係合部21が無い場合であっても、例えば、インクタンクの装着に際してその背面側の一部がインクタンクホルダなどの装着部と接触し、その接触部分を移動させながら、インクタンクを装着することが可能だからである。
(第2の実施態様例)
図8(a)、(b)に第2の実施態様例を示す。
第2の態様例は、図8(a)に示されるように、第2係合部132の構成が第1の態様例と相違している点を除き、他の構成は第1の態様例と同一である。第1の態様例では、第2係合部32は、支持部材の中央部に1つ設けた構成として開示されている。これにたいして第2の態様例は、支持部材の中央部分を避けた両側に1つずつ、2つ配置した構成を採用している。
第1の態様例の場合、支持部材の導光部となる中央部に第2係合部を構成する突起が存在しているため、その部分で導光部を導光される光の反射が乱れることになり、表示部に到達する光量が減衰してしまう可能性がある。このような光の反射の乱れによる光量の減衰を抑制した構成が第2の態様例である。
図8(b)に示すように、第2係合部を構成する突起を支持部材30の導光部36の光の反射経路から外すことによって、支持部材30の導光部36となる中央部分の互いに対面した光学反射面37aと光学反射面37bとが並行した面として構成することができる。これにより、不要な反射の乱れをなくして効率の良い光りの伝達を行う構成を提供できる。
(第3の実施態様例)
図9(a)、(b)に第3の態様例を示す。第1、第2実施態様例は、支持部材自体の中央部の構造を厚くして、導光部36として機能するように構成した例を示した。
導光部36の機能は、光を効率よく伝達することが要求されるが、第1、第2実施態様例では光の伝達特性がインクタンクの構成材料によって制限を受けることになる。
これに対して、支持部材30とは別部材として導光部38を構成し、これを支持部材30に取り付ける構成とすることによって、構成材料の制限を受けない自由な設計を可能にする。また、光の受光部33から表示部に至る光の反射を最も良好となるような形状や構成材料の選択なども容易に行うことができ、高効率の光の伝達を達成できる。
図9に示された導光部38の構成は一例であり、この実施例の趣旨を満足する範囲での導光部の構成の変更はこの例に含まれる。
なお、図9の構成では、支持部材30の操作部31に開口39が構成されており、別体で取り付けられた導光部38からの光を出射する表示部となっている。
本実施態様例においてインクタンク構成材料を不透明材料とした場合には、導光部38を導光する光が支持部材30全体に拡散せず、開口39を通して視認可能な導光部38の表面のみが発光し、隣接するインクタンクの支持部材に光が拡散することもない。その結果、表示部として視認性が増す。
図11は、以上説明したインクタンクを装着して記録を行うインクジェットプリンタ200の本体カバー201を開放した状態を示す斜視図である。
図11に示すように、本実施形態のプリンタ200は、記録ヘッドおよびインクタンクを搭載したキャリッジが走査のための移動をして記録を行う機構などプリンタの主要部分を備える。また、本体カバー201およびその他のケース部分によって覆われているプリンタ本体と、その前後にそれぞれ設けられる排紙トレイ203と、自動給紙装置(ASF)202とを備えたものである。また、本体カバーを閉じた状態および開いた状態の両方で本プリンタの状態を表示するための表示器、電源スイッチおよびリセットスイッチを備えた操作部213が設けられている。
本体カバー201を開放した状態では、図11に示すように、ユーザは、記録ヘッドユニット105およびインクタンク1K、1Y、1M、1Cを搭載したキャリッジ205が移動する範囲およびその周辺を見ることができる。実際は、本体カバー201を開けると、キャリッジ205が自動的に同図に示すほぼ中央の位置(以下、「タンク交換位置」ともいう)へ移動するシーケンスが実行され、ユーザは、このタンク交換位置でそれぞれのインクタンクの交換操作などを行うことができる。
本実施形態のプリンタは、記録ヘッドユニット105に各色のインクに対応したチップ形態の記録ヘッド(不図示)が設けられる。そして、これら各色の記録ヘッドがキャリッジ205の移動によって用紙などの記録媒体に対して走査を行い、この走査の間に記録媒体にインクを吐出して記録を行うものである。すなわち、キャリッジ205は、その移動方向に延在するガイド軸207と摺動可能に係合するとともに、キャリッジモータおよびその駆動力伝達機構によって、上述の移動をすることができる。そして、K、Y、M、Cのインクに対応したそれぞれの記録ヘッドでは、フレキシブルケーブル206を介して本体側の制御回路から送られる吐出データに基づいてインク吐出が行われる。また、紙送りローラや排紙ローラなどの紙送り機構が設けられ、自動給紙装置202から給紙された記録媒体(不図示)を排紙トレイ203まで搬送することができる。また、キャリッジ205には、インクタンクホルダを一体に備えた記録ヘッドユニット105が着脱自在に装着され、一方、この記録ヘッドユニット105に対してそれぞれのインクタンク1がカートリッジの形態にて着脱自在に装着される。すなわち、キャリッジ205に記録ヘッドユニット105を装着し、さらに記録ヘッドユニット105にインクタンク1を装着することが可能であり、本実施形態ではインクタンク1は記録ヘッドユニット105を介してキャリッジ205に着脱可能である。
記録動作では、記録ヘッドが上記の移動によって走査しその間にそれぞれの記録ヘッドから記録媒体にインクを吐出して記録ヘッドにおける吐出口に対応した幅の領域に記録を行う。これとともに、この走査と次の走査の間に、上記紙送り機構によって上記幅に応じた所定量の紙送りを行うことにより、記録媒体に対して順次記録を行う。また、上記のキャリッジ移動による記録ヘッドの移動範囲の端部には、各記録ヘッドについてその吐出口が配設された面を覆うキャップなどの吐出回復ユニットが設けられている。これにより、記録ヘッドは所定の時間間隔で回復ユニットが設けられた位置へ移動して、予備吐出などの回復処理を行う。
各インクタンク1のタンクホルダ部を備えた記録ヘッドユニット105には、前述したように、各インクタンクに対応してコネクタが設けられており、それぞれのコネクタは装着されるインクタンク1に設けられている基板のパッドと接触する。これにより、それぞれの叙述した発光部(LED)の点灯ないし点滅の制御が可能となる。
以上説明したように、支持部材30の一部を導光部36として機能するように構成した例と、支持部材30とは別の構造体として導光部材38を構成してこれを支持部材30に取り付ける構成とした例とを開示した。
これらの構成例では、LED51で発光された光は導光部を経由して表示部に導かれるとして便宜的に説明したが、光はその性質から透光性を示す材料が用いられた個所は導光部としての機能を備える。
以上に説明した構成では、主たる光のルートを構成する部分、あるいは主たる光のルートとなるように期待して構成した部分を導光部として表現した。
なお、受光部から表示部へ至る光のルートは、光の屈折率を異ならせるような形状や材料を適宜組み合わせることで自由に設計することが可能である。たとえば、支持部材(以後便宜的に第1部材という)と導光部材(以後便宜的に第2部材という)を組み合わせた部材の光のルートは、第2部材全体を導光部材として機能させている構成(実施例3で示した構成が相当する)がある。また、第2部材を通過した光が途中で第1部材にルート変更される構成(実施例1、実施例2はこの構成例に相当する)がある。さらに、第1部材全体を導光部材として機能させている構成を採用することができる。さらには、第1部材から第2部材にルート変更される構成、第2部材から第1部材にルート変更し再び第2部材にルート変更される構成、第1部材から第2部材にルート変更し再び第1部材にルート変更される構成が採用可能である。
光のルートを変更するためには、例えば変更させたい個所を空気層に面するように構成するか、材料を替えて光の進路を変更するなどの手法が取り得る。
特に実施例でしめした構成は、構成が容易で信頼性高く光を導くことができる実用性に優れた構成である。
1 インクタンク
20 ケース部材
21 第一係合部
22 インク供給口
23 インク収納室
24 多孔質部材収納室
25 連通部
30 支持部材
31 操作部
32 第2係合部
33 受光部
34 支点部
50 基板
51 発光部
52 電極パッド
53a、53b 固定部
105 記録ヘッドユニット
106 記録ヘッド
150 インクタンクホルダ
152 コネクタ
155 第1係止部
156 第2係止部
157 電気接点部

Claims (10)

  1. 弾性変位する支持部材と、
    発光部と、
    前記発光部の光を受光する受光部と受光した光を表示する表示部と前記受光部と前記表示部とを光学的に結び受光部で受けた光を表示部に導く導光部と、
    を備え、インクを貯留するインクタンクにおいて、
    前記支持部材は前記導光部を備えており、
    前記受光部は前記発光部に対して間隙を備え、且つ前記発光部を覆うように位置しており、
    前記支持部材が前記インクタンク側に押圧されてインクタンク側に近接した際には、前記受光部は前記発光部側に近接し、
    前記支持部材に対する押圧が解除されて前記インクタンクから離間した際には、前記受光部は前記発光部側から離間することを特徴とするインクタンク。
  2. 前記導光部は、受光部から表示部に至る対面した光学反射面が並行に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクタンク。
  3. 前記導光部は、前記支持部材と別部材として構成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクタンク。
  4. 前記支持部材は、前記インクタンクの装着に伴ってインクタンクに近接するように変位し、これに伴って前記受光部が前記発光部に近接することを特徴とする請求項1に記載のインクタンク。
  5. 前記支持部材がインクタンク側に最大に変位した場合、前記受光部は前記発光部とは非当接状態を維持することを特徴とする請求項1に記載のインクタンク。
  6. インクタンクと、該インクタンクから供給されるインクを吐出する記録ヘッドと、インクタンクを装着するホルダと、を備え、該記録ヘッドからインクを吐出して記録を行うインクジェット記録システムにおいて、
    前記インクタンクは、発光部と、前記発光部からの光を受光し、該受光した光を表示部に導く導光部と、導光部を備えるとともに前記ホルダへの装着によって変位する支持部材と、を具え、
    前記ホルダに対する前記インクタンクの装着による前記支持部材の前記インクタンク側に近接する変位によって、前記受光部が前記発光部側に近づくことを特徴とするインクジェット記録システム。
  7. 前記導光部は、受光部から表示部に至る対面した光学反射面が並行に構成されていることを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録システム。
  8. 前記導光部は、前記支持部材と別部材として構成されていることを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録システム。
  9. 前記支持部材は、前記インクタンクの装着に伴ってインクタンクに近接するように変位し、これに伴って前記受光部が前記発光部に近接することを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録システム。
  10. 前記支持部材がインクタンク側に最大に変位した場合、前記受光部は前記発光部とは非当接状態を維持することを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録システム。
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